WO2020202422A1 - ワイヤレス給電システムおよび受電装置 - Google Patents

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秀人 吉田
卓哉 中西
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    • H02J50/12Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling of the resonant type

Definitions

  • Embodiment 3 Next, the third embodiment will be described with reference to FIG. The same or corresponding parts as those in FIG. 1 are designated by the same reference numerals, and the description thereof will be omitted.
  • the third embodiment is different from the first embodiment in that the power transmission circuit unit is provided with a DC / DC converter on the power transmission side.
  • the power transmission device 811 of the wireless power supply system 200 detects the power between the main power supply 11, the power transmission circuit unit 101 including the inverter 121 and the power transmission side DC / DC converter 122, and the main power supply 11 and the power transmission side DC / DC converter 122.
  • the DC power input from the main power supply 11 is input to the transmission side DC / DC converter 122, and is converted into a desired DC power by the transmission side DC / DC converter 122.
  • the inverter 121 converts the DC power output by the power transmission side DC / DC converter 122 into alternating current and supplies it to the power transmission resonator 15.
  • the power detecting means 13 detects the DC power input from the main power source 11 to the DC / DC converter 122 on the power transmission side, and outputs the detection result to the power transmission circuit control means 141.
  • the power transmission circuit control means 141 controls the input power so that the DC input power Pin input to the power transmission side DC / DC converter 122 becomes a constant input power command value Pin * based on the detection result of the power detection means 13. I do. As a result, the power supplied to the power transmission resonator 15 is also controlled.
  • the transmission circuit unit is equipped with a DC / DC converter on the transmission side and an inverter, and the DC / DC converter on the transmission side controls the input power, and the inverter only converts DC power to AC power. ..
  • phase shift control and output frequency change are required, and soft switching may not be possible depending on the input power command value. If soft switching cannot be performed, the switching loss in the inverter increases.
  • the third embodiment since only the conversion from the DC power to the AC power is performed by the inverter, the above-mentioned increase in the switching loss can be prevented.
  • the above embodiment disclosed in the present application is applicable as long as it is a wireless power feeding system including one or more pairs of a power transmitting side coil and a power receiving side coil that are magnetically coupled. Therefore, the configurations of the power transmission resonator and the power reception resonator are not limited to those shown in FIG. It can also be applied to non-resonant configurations.

Abstract

送電側コイルと受電側コイルの相対位置が変化してもシステムへの入力電力が過大になることを防ぎつつ、最大効率制御を行うことができるワイヤレス給電システムおよび受電装置を得ることを目的とする。 ワイヤレス給電システム(100)は、主電源(11)から供給される直流電力を交流電力に変換し、送電側コイルに交流電力を供給すると送電回路部(10)と、送電側コイルに供給される交流電力を制御する入力電力制御手段(14)と、送電側コイルと磁気的に結合し、送電側コイルとの間に蓄積された磁気エネルギーを介して送電側コイルから交流電力が伝送される受電側コイルと、受電側コイルに伝送された交流電力を直流に変換する整流器(21)と受電側DC/DCコンバータ(22)を有する受電回路(20)と、整流器出力電圧(Vdc)を、電力伝送効率が最大となる最大効率電圧に制御する受電回路制御手段(40)とを備えた。

Description

ワイヤレス給電システムおよび受電装置
 本願は、ワイヤレス給電システムおよび受電装置に関するものである。
 ワイヤレス給電技術は、互いに非接触状態にある送電側と受電側との間で電力を伝送するものである。ワイヤレス給電技術の1つである磁界結合方式のワイヤレス給電を行うワイヤレス給電システムは、空間を隔てて配置された送電側コイルと受電側コイルとの間の磁気的結合により送電側から受電側に電力を伝送するものであるが、送受電コイルの磁気的結合の度合いにより電力伝送効率およびシステムの動作状態が影響を受ける。そこで、所定の演算により磁気的結合の度合い(結合係数)を推定するとともに、結合係数の推定値に応じて受電側の出力電圧(二次側電圧)を制御することにより、最大効率制御を行うことが提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
小林大太、他2名「走行中ワイヤレス給電システムにおけるリアルタイム最大効率制御」、IEEJ Trans.IA,Vol.136,No6(2016)、425-432
 ワイヤレス給電システムにおいては、回路構成上および制御上の理由により、結合係数が小さい場合は入力電力が大きくなる。非特許文献1では、給電時の結合係数が十分大きいことを前提としているが、実際の給電においては送電側コイルと受電側コイルが離れることにより結合係数が小さくなる可能性があり、非特許文献1の技術では入力電力が過大になる虞があるという問題点がある。
 本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、送電側コイルと受電側コイルの相対位置が変化してもシステムへの入力電力が過大になることを防ぎつつ、最大効率制御を行うことができるワイヤレス給電システムおよび受電装置を得ることを目的とする。
 本願に開示されるワイヤレス給電システムは、主電源から供給される直流電力を交流電力に変換する送電回路部と、送電回路部から交流電力が供給される送電側コイルと、送電側コイルに供給される交流電力を制御する入力電力制御を行う入力電力制御手段と、送電回路部から交流電力を供給された送電側コイルと磁気的に結合し、送電側コイルとの間に蓄積された磁気エネルギーを介して送電側コイルから交流電力が伝送される受電側コイルと、受電側コイルに伝送された交流電力を直流に変換する整流器および整流器からの出力電圧を変換する受電側DC/DCコンバータを有する受電回路と、整流器の出力電圧を、電力伝送効率が最大となる最大効率電圧に制御する受電電圧制御を行う受電電圧制御手段と備えたものである。
 本願に開示されるワイヤレス給電システムによれば、送電側コイルと受電側コイルの相対位置が変化してもシステムへの入力電力が過大になることを防ぎつつ、最大効率制御を行うことができるワイヤレス給電システムを得ることができる。
実施の形態1におけるワイヤレス給電システムを示す構成図である。 実施の形態1に係る送電回路制御手段のハードウェア構成の例を示す図である。 実施の形態1に係る送電共振器および受電共振器の例を示す図である。 送電共振器および受電共振器の間の電力伝送効率と整流器出力電圧との関係の例を示す図である。 送電共振器および受電共振器の間の電力伝送効率と整流器出力電圧の関係の変化の例を異なる結合係数ごとに示す図である。 入力電力の時間変動と整流器出力電圧の時間変動とを比較する図であり、入力電力制御の制御周期と受電電圧制御の制御周期が等しい場合の図である。 実施の形態2において、入力電力の時間変動と整流器出力電圧の時間変動とを比較する図である。 実施の形態3におけるワイヤレス給電システムを示す構成図である。
実施の形態1.
 以下に、実施の形態1を図1から図5に基づいて説明する。図1は、実施の形態1におけるワイヤレス給電システムを示す構成図であり、図2は、実施の形態1に係る送電共振器および受電共振器の例を示す図である。ワイヤレス給電システム100は、送電装置81および受電装置82を備える。送電装置81は、主電源11と、インバータ12を有する送電回路部10と、主電源11とインバータ12の間の電力を検出する電力検出手段13と、インバータ12を制御する送電回路制御手段14、すなわち入力電力制御手段と、送電共振器15を備えている。受電装置82は、受電回路20と、受電共振器25と、負荷30を備えている。送電回路部10は、主電源11から供給される直流電力を交流電力に変換して送電共振器15に供給する。送電共振器15に供給された交流電力は、後述するように磁気エネルギーを介して受電共振器25に伝送される。受電共振器25に伝送された交流電力は、受電回路20を介して負荷30に供給される。
 主電源11は、直流電圧を出力して直流電力をインバータ12に入力する。主電源11から入力された直流電力はインバータ12により所望の交流電力に変換され、送電共振器15に供給される。このとき、主電源11からインバータ12に入力される直流電力は電力検出手段13により検出され、検出結果が送電回路制御手段14に入力される。送電回路制御手段14は、電力検出手段13の検出結果に基づいて、インバータ12に入力される直流の入力電力Pinが一定の入力電力指令値Pin*となるように入力電力制御を行う。より具体的には、入力電力Pinが入力電力指令値Pin*となるように駆動信号を生成し、インバータ12を構成するスイッチング素子(図示なし)に送信することで入力電力制御が行われる。これにより、送電共振器15に供給される交流電力も制御される。
 なお、実施の形態1では電力検出手段13を主電源11とインバータ12の間に接続してインバータ12に入力される直流電力を検出し、インバータ12に入力される直流電力について入力電力制御を行うが、インバータの出力電力を入力電力Pinとして入力電力制御を行い、インバータ12の出力電力が一定となるようにインバータ12を制御してもよい。この場合、インバータ12と送電共振器15の間の電力を検出するように電力検出手段13を接続する。また、インバータ12の出力電力は交流であるので、例えば実効値が入力電力指令値Pin*となるように制御する。
 ここで、送電回路制御手段14を実現するハードウェア構成について説明する。図2は、実施の形態1に係る送電回路制御手段のハードウェア構成の例を示す図である。送電回路制御手段14は、主にプロセッサ14aおよびメモリ14b、インバータ12を構成する半導体スイッチング素子(図示なし)に駆動信号を送信するゲートドライバ14c、および電力検出手段13からの入力を受け付ける入力回路14dにより構成される。プロセッサ14aは、例えばCPU(Central Processing Unit)、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)などである。メモリ14bは、例えばRAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリ、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、またはハードディスク等の磁気ディスクなどである。メモリ14bにはプロセッサ14aが実行する所定のプログラムが記憶されており、プロセッサ14aは、このプログラムを適宜読み出して実行し各種演算処理を行う。プロセッサ14aによる演算結果は必要に応じてメモリ14bに記憶される。ゲートドライバ14cは、プロセッサ14aの演算結果に基づいて所定の周波数およびデューティ比を持つ駆動信号を生成し、インバータ12を構成する半導体スイッチング素子に送信する。
 送電共振器15および受電共振器25は、少なくとも1つのコイルをそれぞれ含む共振回路であり、それぞれ所定の共振周波数を有するように設計される。図3に示す例のように、送電共振器15は、自己インダクタンスがL1である送電側コイル151および電気容量がC1である送電側コンデンサ152を直列に接続して構成したものであり、受電共振器25は、自己インダクタンスがL2である受電側コイル251および電気容量がC2である受電側コンデンサ252を直列に接続して構成したものである。送電側コイル151および送電側コンデンサ152は、所定の共振周波数ω01で共振するように設計され、受電側コイル251および受電側コンデンサ252は、所定の共振周波数ω02で共振するように設計されている。
 送電側コイル151および受電側コイル251は、共振によって互いに磁気的に結合し、送電側コイル151と受電側コイル251との間の空間には磁気エネルギーが蓄積される。送電共振器15に供給される交流電力の電気エネルギーは、この磁気エネルギーを介して受電共振器25に伝送される。受電共振器25に伝送された電力は受電回路20に入力され、受電回路20によって電力変換された後、負荷30に供給される。
 共振周波数ω01および共振周波数ω02の調整は、たとえば送電側コンデンサ152および受電側コンデンサ252を可変コンデンサとし、それぞれの電気容量C1、C2を調整することにより行えばよい。なお、共振周波数ω01および共振周波数ω02は特に限定されるものではない。また、図3に示す例では受電共振器25において受電側コイル251および受電側コンデンサ252を直列に接続する回路構成としているが、並列に接続する回路構成にしてもよい。
 受電回路20は、受電共振器25と負荷30の間に接続されて電力変換器として機能するもので、受電共振器25側から整流器21および受電側DC/DCコンバータ22が順に設けられている。整流器21は、受電共振器25から入力される交流電力を直流に変換し、それぞれ直流の整流器出力電圧Vdcおよび整流器出力電流Idcを出力する。受電側DC/DCコンバータ22は、整流器出力電圧Vdcを所定の電圧に変換し、負荷30に出力する。なお、整流器出力電圧Vdcおよび整流器出力電流Idcは、電圧検出手段41および電流検出手段42によりそれぞれ検出される構成となっている。なお、受電側DC/DCコンバータ22は、絶縁型のDC/DCコンバータであってもよいし、非絶縁型のDC/DCコンバータであってもよい。
 負荷30は、モーターまたはバッテリなどであり、特に限定されるものではない。
 受電側DC/DCコンバータ22は、受電回路制御手段40、すなわち受電電圧制御手段により制御される。受電回路制御手段40は、電圧検出手段41および電流検出手段42により検出される整流器出力電圧Vdcおよび整流器出力電流Idcに基づいて、受電側DC/DCコンバータ22を制御することにより受電電圧制御を行う。
 なお、受電回路制御手段40を実現するハードウェア構成は、図2で説明した送電回路制御手段14のハードウェア構成と同様である。図示は省略するが、図2における送電回路制御手段14、インバータ12、および電力検出手段13を、受電回路制御手段40、受電側DC/DCコンバータ22、および電圧検出手段41および電流検出手段42にそれぞれ置き換えればよい。
 次に、受電回路制御手段40による受電電圧制御について説明する。受電回路制御手段40による受電電圧制御では、送電共振器15および受電共振器25の間での電力伝送効率を最大にするように整流器出力電圧Vdcを制御する。図4は、共振器間の電力伝送効率と整流器出力電圧との関係の例を示す図である。図4に示すように、共振器間の電力伝送効率ηは整流器出力電圧Vdcに依存しており、電力伝送効率ηが最大となる整流器出力電圧Vdc(以降、最大効率電圧Vdc_maxと呼ぶ)が存在する。受電回路制御手段40は、整流器出力電圧Vdcおよび整流器出力電流Idcに基づいて最大効率電圧Vdc_maxを算出し、整流器出力電圧Vdcが最大効率電圧Vdc_maxとなるような駆動信号を生成する。受電回路制御手段40は、生成した駆動信号を受電側DC/DCコンバータ22を構成するスイッチング素子(図示なし)に送信し、受電側DC/DCコンバータ22を制御する。これにより、整流器出力電圧Vdcが最大効率電圧Vdc_maxとなるように受電側DC/DCコンバータ22が制御され、電力伝送効率ηを最大にする受電電圧制御が行われる。
 最大効率電圧Vdc_maxは、送電側コイル151と受電側コイル251の磁気的結合の度合いである結合係数に依存する。図5は、送電共振器および受電共振器の間の電力伝送効率と整流器出力電圧の関係の変化の例を異なる結合係数ごとに示す図である。図5に示すように、結合係数が異なると、整流器出力電圧Vdcと共振器間の電力伝送効率ηの関係も変化し、最大効率電圧Vdc_maxも異なる。結合係数は、送電側コイル151と受電側コイル251それぞれの自己インダクタンス、および送電側コイル151と受電側コイル251の間の相互インダクタンスにより決まるので、送電側コイル151の形状、受電側コイル251の形状、および送電側コイル151に対する受電側コイル251の相対位置等によって変化する。このため、送電側コイル151と受電側コイル251の相対位置が動作中に変化する場合は、結合係数の変化に応じて最大効率電圧Vdc_maxをリアルタイムで算出しながら受電電圧制御を行う必要がある。
 結合係数に応じた最大効率電圧Vdc_maxをリアルタイムで算出する方法としては、図5に示す整流器出力電圧Vdcと共振器間の電力伝送効率ηの関係を利用する方法がある。図5に示すように、整流器出力電圧Vdcと電力伝送効率ηの関係を示す曲線は、結合係数が異なれば互いに異なる曲線になるとともに、それぞれの曲線は交差していない。これは、整流器出力電圧Vdcと電力伝送効率ηの組み合わせが決まれば結合係数が一意に決まることを示している。そして、結合係数が決まれば整流器出力電圧Vdcと電力伝送効率ηの特性を示す曲線が一意に決まるので、Vdc=Vdc_maxとなる最大効率点も一意に決まる。このことを利用し、求められた電力伝送効率ηの特性から最大効率電圧Vdc_maxを算出する。また、結合係数と最大効率電圧Vdc_maxの対応関係を受電回路制御手段40のメモリ、すなわち記憶部に予め記憶しておき、受電電圧制御を行う際には整流器出力電圧Vdcと共振器間の電力伝送効率ηの組み合わせから結合係数を決定するとともに、最大効率電圧Vdc_maxも求めてもよい。この場合、受電回路制御手段40における演算量を低減させ、制御に必要な演算時間を短縮することができる。
 共振器間の電力伝送効率ηは、送電装置81から受電装置82に伝送された電力を示す出力電力Poutを入力電力Pinで除することで算出される。出力電力Poutは、整流器出力電圧Vdcに整流器出力電流Idcを乗じることで算出される。また電力伝送効率ηの算出において、入力電力Pinは入力電力指令値Pin*で一定に制御されているという前提の下で行う。
 上記のようにして算出した共振器間の電力伝送効率ηと電圧検出手段41により検出された整流器出力電圧Vdcの組み合わせより結合係数を決定し、最大効率電圧Vdc_maxを求める。以上で説明した最大効率電圧Vdc_maxの算出方法は一例であり、他の方法で最大効率電圧Vdc_maxを算出してもよい。
 なお、上述したように、実施の形態1では整流器出力電圧Vdcを検出し、整流器出力電圧Vdcと最大効率電圧Vdc_maxに基づいて駆動信号のデューティ比を変化させる。駆動信号の生成方法としては、固定されたデューティ比を用いて開ループ制御を行うことも可能であるが、制御偏差を防ぐ観点から、実施の形態1のように整流器出力電圧Vdcを検出することで閉ループ制御を行うことが望ましい。
 また、実施の形態1では整流器出力電圧Vdcおよび整流器出力電流Idcを検出し、これらを用いて最大効率電圧Vdc_maxを算出する。最大効率電圧Vdc_maxの算出においては、受電共振器25と受電回路20の間に電圧検出手段41と電流検出手段42を接続し、受電共振器25から出力される電圧および電流を用いて算出を行うことも可能であるが、信号処理を容易にする観点から、実施の形態1のように整流器出力電圧Vdcおよび整流器出力電流Idcから最大効率電圧Vdc_maxを算出することが望ましい。受電共振器25から出力される電圧および電流は、高周波の交流電圧および交流電流であるため、これらから最大効率電圧Vdc_maxを算出する場合、実効値を得るための信号処理が必要となる。整流器出力電圧Vdcおよび整流器出力電流Idcは直流に変換されているので、そのような信号処理は必要ない。
 実施の形態1によれば、送電側コイルと受電側コイルの相対位置が変化してもシステムへの入力電力が過大になることを防ぎつつ、最大効率制御を行うことができるワイヤレス給電システムを得ることができる。より具体的には、送電共振器の送電側コイルに供給される入力電力を制御する送電回路制御手段を備えた。このため、送電側コイルと受電側コイルの相対位置が変化して結合係数が変化しても、入力電力が過大になることを防ぐことができる。また、受電装置が受電回路制御手段を備え、この受電回路制御手段により受電電圧制御を行う。受電電圧制御では、整流器出力電圧と電力伝送効率の組み合わせから、現在の結合係数に対応する最大効率電圧を求め、求められた最大効率電圧となるように整流器出力電圧を制御する。このように、送電側における入力電力制御と受電側における受電電圧制御をそれぞれ行うため、送電側コイルと受電側コイルの相対位置が変化してもシステムへの入力電力が過大になることを防ぎつつ、最大効率制御を行うことができる。
 また、受電電圧制御において整流器出力電圧を検出し、閉ループ制御を行うので、制御偏差の発生を防ぐことができる。
 また、最大効率電圧の算出において、それぞれ直流の整流出力電圧および整流器出力電流を検出し、これらを最大効率電圧の算出に用いる。このため、電圧検出手段および電流検出手段から送信される信号の処理が容易である。
実施の形態2.
 次に、実施の形態2を図6および図7に基づいて説明する。なお、図1から図5と同一または相当部分については同一符号を付し、その説明を省略する。図6および図7は、いずれも入力電力Pinの時間変動と整流器出力電圧Vdcの時間変動を比較する図であり、入力電力Pinが入力電力指令値Pin*となるように入力電力制御を行うとともに、整流器出力電圧Vdcが最大効率電圧Vdc_maxとなるように受電電圧制御を行う場合の入力電力Pinおよび整流器出力電圧Vdcの時間変動を示している。図6および図7においては、制御指令値としての最大効率電圧Vdc_maxをステップ状に変化させている。図6においては受電電圧制御の制御周期が入力電力制御の制御周期と等しく、入力電力制御の整定時間よりも短く設定されている。これに対し、実施の形態2を示す図7においては受電電圧制御の制御周期Tc2が入力電力制御の整定時間Ts以上に設定されている。
 受電電圧制御において最大効率電圧Vdc_maxを変化させると、整流器出力電圧Vdcを変化後の最大効率電圧Vdc_maxにするように受電装置82で受電電圧制御が行われる。このとき、送電装置81のインバータ12に対しては負荷変動と同様の影響が現れる。このため、入力電力制御における安定性が悪化し、入力電力Pinが変動して入力電力Pinと入力電力指令値Pin*との間に誤差が発生することとなる。上述したように、整流器出力電圧Vdcの制御は入力電力Pinが一定に制御されていることを前提といるため、入力電力Pinが変動すると、正確な最大効率電圧Vdc_maxを算出することができない。この場合、誤差を含んだ最大効率電圧Vdc_maxに基づいて整流器出力電圧Vdcが制御され、整流器出力電圧Vdcが大きく変動する。また、このような整流器出力電圧Vdcの変動は入力電力Pinに偏差を生じさせる。このように、入力電力制御と受電電圧制御が干渉して整流器出力電圧Vdcと入力電力Pinが互いに相手を変動させると、安定的な制御を行うことが困難となり、制御が不安定になる。
 図6においては、入力電力制御の制御周期と受電電圧制御の制御周期が制御周期Tcで等しく、受電電圧制御の制御周期が入力電力制御の整定時間よりも短いため、収束していない状態の入力電力Pinに基づいて最大効率電圧Vdc_maxが都度算出される。この結果、誤差を含んだ最大効率電圧Vdc_max1、Vdc_max2を指令値として整流器出力電圧Vdcが制御されてしまい、整流器出力電圧Vdcが変動する。なお、入力電力Pinの変動が最大効率電圧Vdc_maxを変動させることは図5から説明される。すなわち、入力電力Pinの変動は電力伝送効率ηを変動させ、ある整流器出力電圧Vdcの場合の結合係数および最大効率点(最大効率電圧Vdc_max)を変動させる。図5より、ある整流器出力電圧Vdcにおいて電力伝送効率ηが大きくなると結合係数及び最大効率電圧Vdc_maxが大きくなり、電力伝送効率ηが小さくなると結合係数及び最大効率電圧Vdc_maxが小さくなることが分かる。
 実施の形態2では、図7に示すように受電電圧制御の制御周期Tc2が入力電力制御の整定時間Ts以上としている。このため、最大効率電圧Vdc_maxが変化し、整流器出力電圧Vdcが変化後の最大効率電圧Vdc_maxに一旦達した後は、入力電力Pinが入力電力指令値Pin*に収束した後に次の制御ステップの演算が行われる。このため、算出される最大効率電圧Vdc_maxを正しく算出することができ、整流器出力電圧Vdcが変動することもない。なお、入力電力制御の整定時間Tsは、受電装置82の制御設計段階で求められるため、受電回路制御手段40のメモリに予め記憶させておけばよい。
 なお、より安定した制御を行うためには、入力電力制御の制御周期Tc1と受電電圧制御の制御周期Tc2の差を大きく設定する方が望ましい。例えば、制御周期Tc2を制御周期Tc1の10倍以上とすることが考えられる。受電電圧制御の制御周期Tc2は最大効率電圧Vdc_maxの変動に追従できる範囲であればよい。上述したように、最大効率電圧Vdc_maxは磁気的結合の結合係数に依存するため、給電中に受電側が高速で移動するなど、送電側コイル151と受電側コイル251の相対位置の変動が激しく、結合係数の変動も激しい場合は制御周期Tc2の上限は小さくなる。一方、受電側が停止しており送電側コイル151と受電側コイル251の相対位置がほとんど変動ぜず、結合係数もほとんど変動しない場合は、制御周期Tc2の上限は大きくなる。
 また、最大効率電圧Vdc_maxの更新周期Tc2*を制御周期Tc2とは別に設定する場合、更新周期Tc2*を入力電力制御の整定時間Ts以上に設定するのであれば、入力電力制御の制御周期Tc1と受電電圧制御の制御周期Tc2を等しくしてもよい。この場合、整流器出力電圧Vdcは入力電力Pinと同じ制御周期で制御されるが、入力電力Pinが収束するまでは最大効率電圧Vdc_maxの算出および更新を行わないため、上述した制御の干渉を防ぐことができる。なお、更新周期Tc2*は制御周期Tc2よりも長いことから、制御周期Tc2が整定時間Ts以上であれば、更新周期Tc2*は整定時間Tsよりも長くなる。
 なお、図7においては制御指令値としての最大効率電圧Vdc_maxをステップ状に変化させているが、これに限られるものではない。
 その他については実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
 実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。また、入力電力制御および受電電圧制御を安定させることができる。より具体的には、受電電圧制御の制御周期を入力電力制御の整定時間以上とし、受電電圧制御の指令値である最大効率電圧を変化させたときの制御干渉を防いだ。すなわち、収束していない状態の入力電力に基づいて最大効率電圧を算出することを回避するため、誤差を含んだ最大効率電圧に基づいて受電電圧制御が行われることを防いでいる。また、誤った指令値に基づく受電電圧制御により入力電力に制御偏差が生じることも防がれている。このように入力電力制御と受電電圧制御の間での制御干渉を防ぐことにより、それぞれの制御が不安定になることを防ぎ、より安定な制御を可能としている。
 なお、実施の形態2では最大効率電圧を受電電圧制御における指令値としたが、これに限られるものではない。受電電圧制御の指令値の変化が入力電力制御と受電電圧制御の間で制御干渉を起こすシステムであれば、実施の形態2を適用し、制御の安定化を図ることができる。例えば、受電電圧装置が移動体に搭載され、受電電圧制御の指令値が変化するシステムに適用することが考えられる。このようなシステムにおいては、移動体が給電中に移動することで結合係数が大きく変動し、制御が不安定になることが考えられるが、実施の形態2のように受電電圧制御の制御周期を入力電力制御の整定時間以上に設定することで、制御の安定化を図ることが可能である。
実施の形態3.
 次に、実施の形態3を図8に基づいて説明する。なお、図1と同一または相当部分については同一符号を付し、その説明を省略する。実施の形態3におけるワイヤレス給電システムを示す構成図である。実施の形態3は、送電回路部が送電側DC/DCコンバータを備えた点が実施の形態1と異なる。ワイヤレス給電システム200の送電装置811は、主電源11と、インバータ121および送電側DC/DCコンバータ122を備える送電回路部101と、主電源11と送電側DC/DCコンバータ122の間の電力を検出する電力検出手段13と、インバータ121および送電側DC/DCコンバータ122を制御する送電回路制御手段141と、送電共振器15を備えている。なお、送電側DC/DCコンバータ122は、絶縁型のDC/DCコンバータであってもよいし、非絶縁型のDC/DCコンバータであってもよい。
 主電源11から入力される直流電力は送電側DC/DCコンバータ122に入力され、送電側DC/DCコンバータ122により所望の直流電力に変換される。インバータ121は、送電側DC/DCコンバータ122が出力する直流電力を交流に変換し、送電共振器15に供給する。電力検出手段13は、主電源11から送電側DC/DCコンバータ122に入力される直流電力を検出し、検出結果を送電回路制御手段141に出力する。送電回路制御手段141は、電力検出手段13の検出結果に基づいて、送電側DC/DCコンバータ122に入力される直流の入力電力Pinが一定の入力電力指令値Pin*となるように入力電力制御を行う。これにより、送電共振器15に供給される電力も制御される。
 なお、実施の形態3では電力検出手段13を主電源11と送電側DC/DCコンバータ122の間に接続して、送電側DC/DCコンバータ122に入力される直流電力を検出し、送電側DC/DCコンバータ122に入力される直流電力について入力電力制御を行うが、送電側DC/DCコンバータ122の出力電力を入力電力Pinとして入力電力制御を行い、送電側DC/DCコンバータ122の出力電力が一定となるように送電側DC/DCコンバータ122を制御してもよい。この場合、送電側DC/DCコンバータ122とインバータ121の間の電力を検出するように電力検出手段13を接続する。
 インバータ121は、送電側DC/DCコンバータ122が出力する直流電力を交流電力に変換するのみで、実施の形態1のインバータ12のように入力電力制御は行わない。
 送電回路制御手段141を実現するハードウェア構成は、図2で説明した送電回路制御手段14のハードウェア構成と同様である。図示は省略するが、図2における送電回路制御手段14を送電回路制御手段141に置き換え、インバータ12をインバータ121および送電側DC/DCコンバータ122に置き換えればよい。
 その他については実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
 実施の形態3によれば、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。また、入力電力制御におけるスイッチング損失の増大を防ぐことができる。より具体的には、送電回路部が送信側DC/DCコンバータとインバータを備え、送電側DC/DCコンバータで入力電力制御を行うとともに、インバータでは直流電力から交流電力への変換のみ行う構成とした。インバータで入力電力制御を行う場合、位相シフト制御および出力周波数変更などが必要であり、入力電力指令値によってはソフトスイッチングを行うことができない可能性がある。ソフトスイッチングが行えない場合、インバータにおけるスイッチング損失が増大する。これに対し、実施の形態3においては直流電力から交流電力への変換のみをインバータで行うため、上記したスイッチング損失の増大を防ぐことができる。
 また、インバータによる入力電力の大きさの制御に伴う動作周波数の制限がないので、設計自由度を高めることができる。
 なお、本願に開示される上記実施の形態は、磁気的に結合する送電側コイルおよび受電側コイルを1対以上含んだワイヤレス給電システムであれば適用可能である。このため、送電共振器および受電共振器の構成は図2に示したものに限られない。また、非共振の構成にも適用することが可能である。
 本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
 従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
10、101 送電回路部、11 主電源、12、121 インバータ、122 送電側DC/DCコンバータ、13 電力検出手段、14、141 送電回路制御手段、14b メモリ、15 送電共振器、151 送電側コイル、20 受電回路、21 整流器、22 受電側DC/DCコンバータ、25 受電共振器、251 受電側コイル、40 受電回路制御手段、81、811 送電装置、82 受電装置、100、200 ワイヤレス給電システム、Vdc 整流器出力電圧、Vdc_max 最大効率電圧、Pin 入力電力、Pin* 入力電力指令値、Tc、Tc1、Tc2 制御周期、Tc2* 更新周期、Ts 整定時間

Claims (11)

  1.  主電源から供給される直流電力を交流電力に変換する送電回路部と、
     前記送電回路部から交流電力が供給される送電側コイルと、
     前記送電側コイルに供給される交流電力を制御する入力電力制御を行う入力電力制御手段と、
     前記送電回路部から交流電力を供給された送電側コイルと磁気的に結合し、前記送電側コイルとの間に蓄積された磁気エネルギーを介して前記送電側コイルから交流電力が伝送される受電側コイルと、
     前記受電側コイルに伝送された交流電力を直流に変換する整流器および前記整流器からの出力電圧を変換する受電側DC/DCコンバータを有する受電回路と、
     前記整流器の出力電圧を、電力伝送効率が最大となる最大効率電圧に制御する受電電圧制御を行う受電電圧制御手段と
    を備えたことを特徴とするワイヤレス給電システム。
  2.  前記最大効率電圧の更新周期は、前記入力電力制御の整定時間以上である請求項1に記載のワイヤレス給電システム。
  3.  前記受電電圧制御の制御周期は、前記入力電力制御の整定時間以上である請求項1または2に記載のワイヤレス給電システム。
  4.  前記受電電圧制御手段は、前記整流器の出力電圧と前記電力伝送効率に基づいて、前記最大効率電圧を算出する請求項1から3のいずれか1項に記載のワイヤレス給電システム。
  5.  前記受電電圧制御手段は、前記送電側コイルと前記受電側コイルの磁気的結合の度合いと前記最大効率電圧との対応関係を記憶する記憶部を有し、前記受電電圧制御をする際には、前記整流器の出力電圧と前記電力伝送効率の組み合わせから前記磁気的結合の度合いを求め、該磁気的結合の度合いおよび前記対応関係から前記最大効率電圧を求める請求項1から4のいずれか1項に記載のワイヤレス給電システム。
  6.  前記送電回路部は、前記主電源が供給する直流電力を交流電力に変換するインバータを備え、前記入力電力制御手段は、前記インバータの入力電力または出力電力を一定に制御する請求項1から5のいずれか1項に記載のワイヤレス給電システム。
  7.  前記送電回路部は、前記主電源が供給する直流電力を変換する送電側DC/DCコンバータと、送電側DC/DCコンバータに変換された直流電力を交流電力に変換するインバータを備え、前記入力電力制御手段は、前記送電側DC/DCコンバータの入力電力または出力電力を一定に制御する請求項1から5のいずれか1項に記載のワイヤレス給電システム。
  8.  入力電力制御が行われる送電装置から受電装置へ電力が伝送されるワイヤレス給電システムの受電装置であって、
     前記送電装置の送電側コイルと磁気的に結合し、前記送電側コイルとの間に蓄積された磁気エネルギーを介して前記送電側コイルから交流電力が伝送される受電側コイルと、
     前記受電側コイルに伝送された交流電力を直流に変換する整流器および前記整流器からの出力電圧を変換するDC/DCコンバータを有する受電回路と、
     前記整流器の出力電圧を、電力伝送効率が最大となる最大効率電圧に制御する受電電圧制御を行う受電電圧制御手段とを備え、
     前記受電電圧制御手段は、前記整流器の出力電圧と前記電力伝送効率に基づいて、前記最大効率電圧を算出することを特徴とする受電装置。
  9.  前記受電電圧制御手段は、前記送電側コイルと前記受電側コイルの磁気的結合の度合いと前記最大効率電圧との対応関係を記憶する記憶部を有し、前記受電電圧制御をする際には、前記整流器の出力電圧と前記電力伝送効率の組み合わせから前記磁気的結合の度合いを求め、該磁気的結合の度合いおよび前記対応関係から前記最大効率電圧を求める請求項8に記載の受電装置。
  10.  前記最大効率電圧の更新周期は、前記入力電力制御の整定時間以上であることを特徴とする請求項8または9に記載の受電装置。
  11.  前記受電電圧制御の制御周期は、前記入力電力制御の整定時間以上である請求項8から10のいずれか1項に記載の受電装置。
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