WO2019198239A1 - ユーザ端末、及び、通信方法 - Google Patents

ユーザ端末、及び、通信方法 Download PDF

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Abstract

NOMA(Non-Orthogonal Multiple Access:非直交多元接続)スキームを用いて上りリンクデータを基地局へ送信信号を無線送信するユーザ端末は、上りリンクデータに対してMA(Multiple Access)シグネチャを適用し、送信信号を生成する信号処理部と、MA(Multiple Access)シグネチャが属するプールに対応付けられている物理リソースにおいて送信信号を送信する送信部と、を備える。

Description

ユーザ端末、及び、通信方法
 本開示は、無線通信に係るユーザ端末及び通信方法に関する。
 3GPP(Third Generation Partnership Project)においてMUST(Multi-User Superposition Transmission)の検討が進められている。また、MUSTに含まれる技術の1つとして、非直交多元接続(NOMA:Non-Orthogonal Multiple Access)がある。
 NOMAでは、同一時間及び同一周波数の無線リソースに、複数の送信信号が割り当てられる。NOMAでは、複数の送信信号が互いに干渉するが、受信側における高度な信号処理(受信処理)によって各送信信号を抽出できる。よって、NOMAは、論理的には、直交多元接続(OMA:Orthogonal Multiple Access)よりも、高いセル通信容量を実現することが可能である。
 3GPPでは、下りリンク(DL:DownLink)に限らず、上りリンク(UL:UpLink)のNOMAスキームについても検討されており、様々なULのNOMAスキームが提案されている(非特許文献1)。
 しかしながら、ULにNOMAスキームを適用する場合のリソースの割当てについては検討が不十分であり、さらなる検討が求められている。
 本開示の目的は、ULにNOMAスキームを適用する場合の適切なリソース割当てが可能なユーザ端末及び通信方法を提供することにある。
 本開示の一態様に係るユーザ端末は、NOMA(Non-Orthogonal Multiple Access)スキームを用いて上りリンクデータを基地局へ無線送信するユーザ端末であって、前記上りリンクデータに対してMAシグネチャを適用し、送信信号を生成する信号処理部と、前記MAシグネチャが属するプールに対応付けられている物理リソースにおいて前記送信信号を送信する送信部と、を備える。
 本開示によれば、新たなULのNOMAスキームを行うユーザ端末及び通信方法を提供することができる。
一実施の形態に係る通信システムの構成例を示す図である。 一実施の形態に係るユーザ端末におけるUL処理の一例を示す図である。 一実施の形態に係るビットレベル演算部の一例を示す図である。 一実施の形態に係るシンボルレベル演算部の一例を示す図である。 一実施の形態に係る各NOMAスキームとMAシグネチャとの関係を示す図である。 一実施の形態におけるMAシグネチャの分類の一例を示す図である。 一実施の形態における物理リソースに対するMAシグネチャの割当ての一例を示す図である。 一実施の形態における干渉抑制の一例を示す図である。 本開示に係る基地局及びユーザ端末のハードウェア構成の例を示す図である。
 以下、本開示の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(一実施の形態)
 まず、図1に示す通信システム1の構成例を参照しながら、ULのNOMAスキームについて説明する。図1は、本実施の形態に係る通信システム1の構成例を示す図である。通信システム1は、基地局100と、複数のユーザ端末200とを備える。
 ユーザ端末200は、UL信号の送信において、他のユーザ端末200のUL信号と多重するために、MA(Multiple Access)リソースを用いる。MAリソースは、例えば、MA物理リソース(MA Physical Resource)と、MAシグネチャ(MA Signature)とから構成される。
 MA物理リソースは、例えば、時間及び周波数によって規定されるブロックである。なお、以下では、MA物理リソースは、物理リソースと記載されることがある。
 MAシグネチャは、使用されるNOMAスキームに応じて様々な形態を採る。例えば、MAシグネチャは、符号語(Codeword)、符号辞書(Codebook)、系列(Sequence)、インターリーバおよび/またはマッピングパターン(Interleaver and/or mapping pattern)等の少なくとも1つまたは複数の組み合わせの形態である。なお、MAシグネチャの形態は、上記の例に限定されない。
 ユーザ端末200は、割り当てられたMAリソース、または、自身が選択したMAリソースを用いて、UL信号を送信する。
 各ユーザ端末200は、ULデータにNOMAスキームに基づくMAシグネチャを適用したUL処理を行い、UL信号を生成する。そして、各ユーザ端末200は、当該生成したUL信号を、無線リソース(物理リソース)を用いて送信する。
 基地局100は、各ユーザ端末200からチャネルを通じて送信されたUL信号の合成信号(雑音を含む)を受信する。そして、基地局100は、ULのNOMAスキームに従い、当該受信した合成信号から各ユーザ端末200のULデータを抽出する。
 なお、ULのNOMAスキームについては、後述する。
 次に、図2を参照しながら、ユーザ端末200におけるUL処理の一例について説明する。図2は、本実施の形態に係るユーザ端末200におけるUL処理の一例を示す図である。
 ユーザ端末200は、図2に示すように、UL処理に係る構成の一例として、信号処理部201と、送信部202とを有する。
 信号処理部201は、ULデータに対して、NOMAスキームのMAシグネチャを適用し、送信信号を生成する。例えば、信号処理部201は、ビットレベル演算部203と、シンボルレベル演算部204と、を備える。
 ビットレベル演算部203は、ULデータに対してビットレベルの演算を行い、ビット列を生成する。なお、ビットレベル演算部203が行う各処理の詳細については後述する(図3参照)。
 シンボルレベル演算部204は、ビットレベル演算部203によって生成されたビット列に対してシンボルレベルの演算を行い、シンボル列の送信信号を生成する。なお、シンボルレベル演算部204が行う各処理の詳細については後述する(図4参照)。
 送信部202は、信号処理部201によって生成されたシンボル列の送信信号からUL信号を生成する。UL信号を生成する処理の一例として、例えば、送信部203は、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)及びCP(Cyclic Prefix)挿入等のOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)に係る処理、無線周波数帯へのアップコンバート、および、電力増幅処理を行う。そして、送信部203は、当該生成したUL信号(無線信号)を、アンテナ(図示せず)から送信する。
 次に、図3を参照しながら、ビットレベル演算部203の一例について説明する。図3は、本実施の形態に係るビットレベル演算部203の一例を示す図である。
 ビットレベル演算部203は、モジュールの一例として、セグメンテーション部301、第1インターリーバ302、符号化部303、第2インターリーバ304、レートマッチング部305、第3インターリーバ306、及び第1変換部307を含む。ただし、ビットレベル演算部203は、必ずしもこれら全てのモジュールを含む必要はなく、通信システム1が採用するモジュールのみを含んでもよい。
 セグメンテーション部301は、例えば、上位レイヤから入力されたULデータを複数のビット列に分割し、それぞれを、第1インターリーバ302へ出力する。
 第1インターリーバ302は、セグメンテーション部301から入力されたビット列をインターリーブし、符号化部303へ出力する。
 符号化部303は、第1インターリーバ302から入力されたビット列にFEC(Forward Error Correction)を施し、第2インターリーバ304へ出力する。
 第2インターリーバ304は、符号化部303から入力されたビット列をインターリーブし、レートマッチング部305へ出力する。
 レートマッチング部305は、第2インターリーバ304から入力されたビット列に対してレートマッチングを行い(例えばビットのレペティション(繰り返し)又はパンクチャリング(間引き)を行い)、第3インターリーバ306へ出力する。
 第3インターリーバ306は、レートマッチング部305から入力されたビット列をインターリーブし、第1変換部307へ出力する。
 第1変換部307は、複数の第3インターリーバ306からパラレルに入力された複数のビット列を、同数の又は異なる数のパラレルのビット列に変換し、シンボルレベル演算部204における各変調部401(図4参照)へ出力する。なお、第1変換部307は、パラレルに入力された複数のビット列を、シリアルのビット列に変換してもよい。
 次に、図4を参照しながら、シンボルレベル演算部204の一例について説明する。図4は、本実施の形態に係るシンボルレベル演算部204の一例を示す図である。
 シンボルレベル演算部204は、モジュールの一例として、変調部401、拡散部402、第4インターリーバ403、電力調整部404、第2変換部405、REマッピング部406、DMRS部407、及びプリコーダ408を含む。ただし、シンボルレベル演算部204は、必ずしもこれら全てのモジュールを含む必要はなく、通信システム1が採用するモジュールのみを含んでもよい。
 変調部401は、図3に示す第1変換部307から入力されたビット列を変調してシンボル列を生成し、拡散部402へ出力する。
 拡散部402は、変調部401から入力されたシンボル列を拡散し、第4インターリーバ403へ出力する。
 第4インターリーバ403は、拡散部402から入力されたシンボル列をインターリーブし、電力調整部404へ出力する。
 電力調整部404は、第4インターリーバ403から入力されたシンボル列の電力を調整し、第2変換部405へ出力する。
 第2変換部405は、複数の電力調整部404からパラレルに入力された複数のシンボル列を、同数の又は異なる数のパラレルのシンボル列に変換し、各REマッピング部406へ出力する。なお、第2変換部405は、パラレルに入力された複数のシンボル列を、シリアルのシンボル列に変換してもよい。
 REマッピング部406は、第2変換部405から入力されたシンボル列をRE(Resource Element)にマッピングする。REは、例えば、時間および周波数によって規定される物理リソースに含まれる1つの要素を指す。
 DMRS部407は、例えば、REマッピング部406においてマッピングされたREとは異なるREにDMRS(Demodulation Reference Signal)をマッピングする。
 プリコーダ408は、REにマッピングされたシンボル列とDMRSとに対してプリコーディングを施し、送信部202(図2参照)へ出力する。
 次に、図5を参照しながら、各NOMA方式とMA(Multiple Access)シグネチャとの関係について説明する。図5は、本実施の形態に係る各NOMAスキームとMAシグネチャとの関係を示す図である。
 なお、図5の行には、非特許文献1において提案されているULのNOMAスキームを列挙している。なお、図5の行に示す各NOMAスキームの略称は、次の通りである。
SCMA:Sparse code multiple access
PDMA:Pattern division multiple access
LDS-SVE:Low density spreading with signature vector extension
MUSA:Multi user shared access
NOCA:Non-orthogonal coded access
NCMA:Non-orthogonal coded multiple access
LSSA:Low code rate and signature based shared access
IGMA:Interleave-Grid Multiple Access
GOCA:Group Orthogonal Coded Access
RSMA:Resource spread multiple access
RDMA:Repetition division multiple access
IDMA:Interleave Division Multiple Access
LCRS:Low Code Rate Spreading
NOMA:Non-orthogonal multiple access
 図5の列には、図3で説明したビットレベル演算部203に含まれる各モジュールと、図4で説明したシンボルレベル演算部204に含まれる各モジュールとを列挙している。
 NOMAスキームは、当該NOMAスキームに係る処理を行うモジュールを規定し、当該モジュールにおいて使用されるMAシグネチャを規定する。例えば、第1のNOMAスキームのMAシグネチャは、第1のNOMAスキームに係る処理を行うモジュールにおいて使用される。なお、以下では、NOMAスキームに係る処理を行うモジュールにおいてMAシグネチャを使用することは、適宜、MAシグネチャを適用する、と記載されることがある。
 なお、NOMAスキームにおいて規定されるMAシグネチャは、当該NOMAスキームに係る処理を行うモジュールにおいて生成されてもよい。例えば、MAシグネチャを一意に指定する識別子がユーザ端末200に対して割り当てられる場合、ユーザ端末200のモジュールは、その識別子に対してNOMAスキームに応じた演算を施すことによって、符号、系列、パターン等の形態を有するMAシグネチャを生成してもよい。そして、モジュールは、生成したMAシグネチャを使用して、ULデータの処理を行ってもよい。
 なお、識別子に対するNOMAスキームに応じた演算とは、例えば、NOMAスキームによって規定され、識別子を引数に設定した数式を用いた演算のことである。なお、この演算によって生成されるMAシグネチャの形態は、モジュールに応じて定められる。また、1つのNOMAスキームに係る処理が複数のモジュールによって行われる場合、複数のモジュールそれぞれが生成する符号、系列、パターン等をまとめて当該1つのNOMAスキームにおいて規定されるMAシグネチャと称されてもよい。
 図5では、NOMAスキームと、当該NOMAスキームに係る処理を行うモジュールとの関係が示される。
 例えば、図5において、NOMAスキーム「SCMA」の場合、変調部401、拡散部402、及びREマッピング部406に「○」が付されている。これは、NOMAスキーム「SCMA」では、変調部401、拡散部402、及びREマッピング部406が、SCMAに係る処理を行うモジュールであることを示す。
 この場合、SCMAが規定するMAシグネチャは、変調部401、拡散部402、及びREマッピング部406において使用される。
 SCMAのMAシグネチャを適用するとは、例えば、SCMAが規定する複数のパターンの中から、基地局100から指定された、或いは、ユーザ端末200が選択した1つのパターンを適用することである。例えば、拡散部402がMAシグネチャを用いる場合、拡散部402は、ユーザ端末200間で互いに異なる拡散符号をMAシグネチャとして適用してよい。
 なお、ユーザ端末200が、基地局100からSCMAのMAシグネチャを一意に指定する識別子を取得した場合、ユーザ端末200の変調部401、拡散部402、及びREマッピング部406においてMAシグネチャが生成され、生成されたMAシグネチャが適用されてもよい。
 複数のユーザ端末200が、それぞれ、MAシグネチャを適用して生成した送信信号を、同一の物理リソースにおいて送信した場合、基地局100は、当該同一の物理リソースにおいて、複数のユーザ端末100の送信信号が合成された合成信号を受信する。
 この場合、基地局100は、合成信号に対して受信処理を行い、各ユーザ端末200のULデータを抽出する。なお、以下では、合成信号からユーザ端末200のULデータを抽出する処理は、ユーザ分離処理と記載されてもよい。
 基地局100におけるユーザ分離処理は、ユーザ端末200が適用するMAシグネチャ(例えば、MAシグネチャを適用するユーザ端末200の処理モジュール)に応じて異なる。
 例えば、ユーザ端末200が、ビットレベルのインターリーバの処理モジュールにおいてMAシグネチャを使用する場合、基地局100は、ESE受信機(elementary signal estimator receiver)を用いて、ユーザ分離処理を行う。なお、ビットレベルのインターリーバの処理モジュールとは、例えば、図3の第1インターリーバ302、第2インターリーバ304、および、第3インターリーバ306の少なくとも1つのモジュールである。
 また、例えば、ユーザ端末200が、シンボルレベルの拡散処理の処理モジュールにおいてMAシグネチャを使用する場合、基地局100は、MMSE-SIC受信機(minimum mean square error-successive interference cancellation receiver)を用いて、ユーザ分離処理を行う。なお、シンボルレベルの拡散処理の処理モジュールとは、例えば、図4の拡散部402である。
 また、例えば、ユーザ端末200が、多次元変調(Multi-dimensional modulation)処理と疎なマッピング(sparse mapping)処理とにおいてMAシグネチャを使用する場合、基地局100は、MPA受信機(message passing algorithm receiver)を用いてユーザ分離処理を行う。なお、多次元変調処理を行うモジュールは、例えば、図4の変調部401であり、疎なマッピング処理を行うモジュールは、例えば、REマッピング部406である。
 なお、基地局100がユーザ分離処理を行うための受信機(受信方法)は、上述した例に限られない。
 上述のように、基地局100における受信機は、ユーザ端末200が適用するMAシグネチャに応じて異なる場合がある。MAシグネチャは、NOMAスキームにおいて規定されるため、すなわち、基地局100における受信方法は、NOMAスキームに応じて異なる場合がある。
 また、上述した複数のNOMAスキームのうち、2つ以上のNOMAスキームが通信システム1においてサポートされる場合がある。このような場合、基地局100が、同一の物理リソースにおいて効率よくユーザ分離を行うために、本実施の形態では、MAシグネチャを分類することを検討する。
 図6は、本実施の形態におけるMAシグネチャの分類の一例を示す図である。
 図6には、「MAシグネチャプール」と称されるMAシグネチャの集合が示される。また、各MAシグネチャプールには、「MAシグネチャグループ」と称されるMAシグネチャの集合が示される。「MAシグネチャグループ」は、「MAシグネチャプール」の部分集合と称されてもよい。
 MAシグネチャプール#0は、通信システム1によってサポートされるNOMAスキームが規定するMAシグネチャの集合であってもよい。あるいは、通信システム1によってサポートされないNOMAスキームが規定するMAシグネチャを含む集合であってもよい。MAシグネチャプール#0は、例えば、複数のモジュールのそれぞれ、および/または、複数のモジュールのうちの2つ以上の組み合わせのそれぞれにおいて使用されるMAシグネチャの集合である。
 MAシグネチャプール#1は、MAシグネチャプール#0に含まれるMAシグネチャのうち、第1の物理リソースにおいて使用されるMAシグネチャの集合である。例えば、MAシグネチャプール#1は、同一の受信機(受信方法)によってサポートされるMAシグネチャのみを含む。
 同一の受信機(受信方法)によってサポートされるMAシグネチャとは、例えば、同じ受信機(受信方法)によって受信(ユーザ分離)が可能な1つ以上のNOMAスキームが規定するMAシグネチャである。
 また、例えば、MAシグネチャプール#1は、同一のモジュール、または、同一のモジュールの組み合わせにおいて使用されるMAシグネチャのみを含む。
 なお、以下では、MAシグネチャプール#1に含まれるMAシグネチャは、第1のMAシグネチャと記載されてもよい。第1のMAシグネチャは、互いに共通のモジュールによって使用される。
 MAシグネチャプール#2は、MAシグネチャプール#0に含まれるMAシグネチャのうち、第1の物理リソースと異なる第2の物理リソースにおいて使用されるMAシグネチャの集合である。例えば、MAシグネチャプール#2は、同一の受信機によってサポートされるMAシグネチャのみを含む。
 なお、以下では、MAシグネチャプール#2に含まれるMAシグネチャは、第2のMAシグネチャと記載されてもよい。
 なお、上述した第1のMAシグネチャをサポートする受信機は、第2のMAシグネチャをサポートする受信機(受信方法)と異なる受信機(受信方法)である。
 また、例えば、MAシグネチャプール#2に含まれるMAシグネチャは、同一のモジュール、または、同一のモジュールの組み合わせにおいて使用されるMAシグネチャであってもよい。つまり、第2のMAシグネチャは、互いに共通のモジュールによって使用される。
 なお、上述した第1のMAシグネチャを使用するモジュール、または、モジュールの組み合わせは、第2のMAシグネチャを使用するモジュール、または、モジュールの組み合わせと異なっていてもよい。ここで、モジュールの組み合わせが異なるとは、2つの組み合わせの間で一方の組み合わせに含まれ、他方の組み合わせに含まれていないモジュールが、少なくとも1つ存在することを示す。
 MAシグネチャプール#1は、MAシグネチャグループ#1およびMAシグネチャグループ#2を含む。
 MAシグネチャグループ#1は、例えば、第1のNOMAスキームにおいて規定されるMAシグネチャの集合である。MAシグネチャグループ#2は、例えば、第1のNOMAスキームと異なる第2のNOMAスキームにおいて規定されるMAシグネチャの集合である。
 MAシグネチャグループ#1と、MAシグネチャグループ#2は、MAシグネチャプール#1に含まれている。この場合、第1のNOMAスキームと、第2のNOMAスキームとは、同一の受信機によって受信(ユーザ分離)が可能なNOMAスキームである。また、第1のNOMAスキームと、第2のNOMAスキームとは、同一のモジュール、または、モジュールの同一の組み合わせを規定するNOMAスキームであってもよい。
 一例として、例えば、MAシグネチャプール#1が、MMSE-SIC受信機によってサポートされるMAシグネチャの集合に規定される場合、MAシグネチャグループ#1は、LDS-SVE(図5参照)のMAシグネチャであり、MAシグネチャグループ#2はPDMA(図5参照)のMAシグネチャである。
 MAシグネチャプール#2は、MAシグネチャグループ#3およびMAシグネチャグループ#4を含む。
 MAシグネチャグループ#3は、例えば、第1および第2のNOMAスキームと異なる第3のNOMAスキームにおいて規定されるMAシグネチャのグループである。MAシグネチャグループ#4は、例えば、第1、第2および第3のNOMAスキームと異なる第4のNOMAスキームにおいて規定されるMAシグネチャのグループである。
 MAシグネチャグループ#3と、MAシグネチャグループ#4は、MAシグネチャプール#2に含まれている。この場合、第3のNOMAスキームと、第4のNOMAスキームとは、同一の受信機によって受信(ユーザ分離)が可能なNOMAスキームである。また、第3のNOMAスキームと、第4のNOMAスキームとは、同一のモジュール、または、モジュールの同一の組み合わせを規定するNOMAスキームであってもよい。
 なお、図6では、MAシグネチャプール#0の中に2つのMAシグネチャプールが含まれ、各MAシグネチャプールに2つのMAシグネチャグループが含まれる例を示した。本開示はこれに限定されない。MAシグネチャプールの数は1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。1つのMAシグネチャプールに含まれるMAシグネチャグループの数は、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
 また、図6では、MAシグネチャプール#1に含まれるシグネチャグループが、MAシグネチャプール#2に含まれるシグネチャグループと異なる例を示した。本開示はこれに限定されない。例えば、或るNOMAスキームが、2つ以上の受信機によって受信(ユーザ分離)が可能であってもよい。この場合、或るNOMAスキームにおいて規定されるMAシグネチャの集合に相当するMAシグネチャグループは、当該2つ以上の受信機のそれぞれに対応する2つ以上のMAシグネチャプールの全てに含まれていてもよいし、2つ以上のMAシグネチャプールの少なくとも1つに含まれていてもよい。
 次に、図7を参照しながら、物理リソースと、上述したMAシグネチャプールとの関係について説明する。図7は、本実施の形態における物理リソースに対するMAシグネチャの割当ての一例を示す図である。
 図7には、通信システム1においてNOMAスキームを使用したユーザの多重が行われる第1の物理リソース(NOMA用の第1の物理リソース)と第2の物理リソース(NOMA用の第2の物理リソース)が示される。
 なお、図7における、第1の物理リソースと第2の物理リソースは、同一時間において、互いに異なる2つの周波数帯に設けられる。本開示は、これに限定されず、2つの物理リソースは、同一周波数帯において、互いに異なる2つの時間に設けられてもよいし、時間および周波数が互いに異なる位置に設けられてもよい。
 図7では、通信システム1においてサポートされ、互いに異なるNOMAスキームの数が、M(Mは2以上の整数)である例を示す。各NOMAスキームは、第1~第MのNOMAスキームと記載される。
 第1の物理リソースは、MAシグネチャプール#1と対応付けられている。第1の物理リソースでは、MAシグネチャプール#1に含まれるMAシグネチャが使用される。第2の物理リソースは、MAシグネチャプール#2と対応付けられている。第2の物理リソースでは、MAシグネチャプール#2に含まれるMAシグネチャが使用される。
 図7に示すMAシグネチャプール#1は、MMSE-SIC受信機によって受信(ユーザ分離)がサポートされるMAシグネチャを含む。なお、MMSE-SIC受信機によって受信(ユーザ分離)がサポートされるMAシグネチャは、例えば、ユーザ端末200の拡散処理を行うモジュールにおいて使用されるMAシグネチャ、と称されてもよい。
 例えば、MAシグネチャプール#1は、MAシグネチャグループ#1~MAシグネチャグループ#mを含む。なお、mは、1以上M以下の整数である。
 MAシグネチャグループ#1~MAシグネチャグループ#mは、それぞれ、第1のNOMAスキーム~第mのNOMAスキームにおいて規定されるMAシグネチャの集合である。なお、以下では、NOMAスキームにおいて規定されるMAシグネチャは、NOMAスキームのMAシグネチャと記載されることがある。
 第1のNOMAスキーム~第mのNOMAスキームは、それぞれ、MMSE-SIC受信機によって受信(ユーザ分離)が可能なNOMAスキームである。
 MAシグネチャグループ#1は、第1のNOMAスキームのMAシグネチャ#1~MAシグネチャ#Nを含む。同様に、MAシグネチャグループ#mは、第1のNOMAスキームのMAシグネチャ#1~MAシグネチャ#Nを含む。なお、NおよびNは、それぞれ、1以上の整数である。
 図7に示すMAシグネチャプール#2は、ESE受信機によって受信(ユーザ分離)がサポートされるMAシグネチャを含む。なお、ESE受信機によって受信(ユーザ分離)がサポートされるMAシグネチャは、例えば、ビットレベルのインターリーバの処理モジュールにおいて使用されるMAシグネチャ、と称されてもよい。
 例えば、MAシグネチャプール#2は、MAシグネチャグループ#m+1~MAシグネチャグループ#Mを含む。
 MAシグネチャグループ#m+1~MAシグネチャグループ#Mは、それぞれ、第m+1のNOMAスキーム~第MのNOMAスキームのMAシグネチャの集合である。
 第m+1のNOMAスキーム~第MのNOMAスキームは、それぞれ、ESE受信機によって受信(ユーザ分離)が可能なNOMAスキームである。
 MAシグネチャグループ#m+1は、第m+1のNOMAスキームのMAシグネチャ#1~MAシグネチャ#Nm+1を含む。同様に、MAシグネチャグループ#Mは、第MのNOMAスキームのMAシグネチャ#1~MAシグネチャ#Nを含む。なお、Nm+1およびNは、それぞれ、1以上の整数である。
 例えば、MMSE-SIC受信機とESE受信機とを有する基地局100は、第1の物理リソースを割り当てるユーザ端末200に対して、MAシグネチャプール#1に含まれるMAシグネチャを設定する。この場合、基地局100は、MAシグネチャグループ#1~MAシグネチャグループ#m+1のどのグループのMAシグネチャを設定してもよい。
 同様に、MMSE-SIC受信機とESE受信機とを有する基地局100は、第2の物理リソースを割り当てるユーザ端末200に対して、MAシグネチャプール#2に含まれるMAシグネチャを設定する。この場合、基地局100は、MAシグネチャグループ#m+1~MAシグネチャグループ#MのどのグループのMAシグネチャを設定してもよい。
 また、例えば、MMSE-SIC受信機を有する基地局100は、第1の物理リソースを割り当てるユーザ端末200に対して、MAシグネチャプール#1に含まれるMAシグネチャを設定する。この場合、基地局100は、MAシグネチャグループ#1~MAシグネチャグループ#m+1のどのグループのMAシグネチャを設定してもよい。なお、この場合、MMSE-SIC受信機を有する基地局100は、ユーザ端末200に対して、第2の物理リソースを割り当てなくてもよい。
 また、例えば、ESE受信機を有する基地局100は、第2の物理リソースを割り当てるユーザ端末200に対して、MAシグネチャプール#2に含まれるMAシグネチャを設定する。この場合、基地局100は、MAシグネチャグループ#m+1~MAシグネチャグループ#MのどのグループのMAシグネチャを設定してもよい。なお、この場合、ESE受信機を有する基地局100は、ユーザ端末200に対して、第1の物理リソースを割り当てなくてもよい。
 図7に示すように、本実施の形態では、同一の受信機(受信方法)によって受信(ユーザ分離)がサポートされるMAシグネチャの集合が1つのMAシグネチャプールに設定され、異なる物理リソースに対して、異なるMAシグネチャプールが設定される。このように、MAシグネチャプールが設定されることによって、通信システム1が、複数のNOMAスキームをサポートする場合でも、基地局100がサポートする受信機(受信方法)の構成に応じて、適切に、ユーザ端末200に対して、物理リソースとMAシグネチャとを割り当てることができる。
 また、上述したように、同一の物理リソースにおいて同一の受信機によって受信(ユーザ分離)がサポートされるMAシグネチャが用いられることによって、ユーザ間の干渉を抑制する別の方法との組み合わせが可能となる。
 次に、図8を参照しながら、ユーザ間の干渉を抑制する別の方法との組み合わせの一例を説明する。図8は、本実施の形態における干渉抑制の一例を示す図である。
 図8には、基地局(BS:base station)100によって形成されるビーム#1とビーム#2が示される。なお、図8に示す2つのビームは、同一の無線リソース(同一の時間および周波数)において形成される。
 また、図8に示すMAシグネチャグループ#1~MAシグネチャグループ#3は、同じMAシグネチャプールに含まれる。つまり、MAシグネチャグループ#1~MAシグネチャグループ#3のMAシグネチャは、同一の受信機によってサポートされる。
 ビーム#1の領域には、MAシグネチャグループ#1が割り当てられる領域と、MAシグネチャグループ#2が割り当てられる領域とが示される。MAシグネチャグループ#1が割り当てられる領域と、MAシグネチャグループ#2が割り当てられる領域は、互いに異なる電力が設定される。そして、設定した電力の違いによって互いの領域に含まれるユーザ端末200のユーザ分離が可能である。
 例えば、ユーザ端末200の送信部202は、ユーザ端末200の位置に対応する電力を用いて、送信信号を送信する。そして、基地局100は、電力の違いに基づいて、他のユーザ端末200の送信信号と分離する。
 ビーム#2の領域には、MAシグネチャグループ#1が割り当てられる領域と、MAシグネチャグループ#3が割り当てられる領域とが示される。MAシグネチャグループ#1が割り当てられる領域と、MAシグネチャグループ#3が割り当てられる領域は、互いに異なる電力が設定される。そして、設定した電力の違いによって互いの領域に含まれるユーザ端末200のユーザ分離が可能である。
 また、ビーム#1とビーム#2の違いによって、互いの領域に含まれるユーザ端末200のユーザ分離が可能である。例えば、基地局100は、ユーザ端末200の位置に対応するビームを用いてユーザ端末200の送信信号を受信することによって、他のユーザ端末200の送信信号と分離する。
 図8に示す例では、同一の受信機によってサポートされるMAシグネチャグループ#1~MAシグネチャグループ#3の間において、MAシグネチャグループ間のユーザ分離が、互いに異なるビームおよび互いに異なる電力を用いて実行される。
 図8に示すように、同一の受信機によってサポートされるMAシグネチャグループ#1~MAシグネチャグループ#3の間において、互いに異なるビームおよび互いに異なる電力を用いてユーザ分離が行われることにより、1つのシグネチャプール内でのユーザ間干渉を効率よく抑制できる。
 例えば、MAシグネチャグループ#1~MAシグネチャグループ#3が、それぞれ、拡散処理のモジュールを用いてユーザ多重を行う3つのNOMAスキームのMAシグネチャの集合である場合、基地局100は、ビームと電力を用いてユーザ間干渉を抑圧し、MMSE―SIC受信機を用いてユーザ分離を行うことができる。
 例えば、電力調整処理のモジュールを用いてユーザ多重を実現するNOMAスキームと、拡散処理のモジュールを用いてユーザ多重を実現するNOMAスキームとが、同一の物理リソースにおいて使用される場合には、電力を用いたユーザ間干渉の抑制は困難である。本実施の形態では、同一の物理リソースにおいて使用されるNOMAスキームに制約が設けられることにより、他のユーザ間干渉の抑制方法を効率良く組み合わせることができる。
 なお、図8では、互いに異なるビームおよび互いに異なる電力を用いてユーザ分離が行われることにより、1つのシグネチャプール内でのユーザ間干渉を抑制する例を示した。本開示は、これに限定されない。例えば、ビームおよび電力のいずれか一方を用いてユーザ分離を行ってもよい。
 以上、本実施の形態におけるユーザ端末200は、NOMA(Non-Orthogonal Multiple Access)スキームを用いて上りリンクデータを基地局100へ無線送信するユーザ端末200であって、上りリンクデータに対してMAシグネチャを適用し、送信信号を生成する信号処理部と、MAシグネチャが属するプール(MAシグネチャプール)に対応付けられている物理リソースにおいて送信信号を送信する送信部と、を備える。
 このように、MAシグネチャがグループ化され、物理リソースと対応づけられることによって、ULの複数のNOMAスキームを考慮した適切なリソース割当てが可能となる。ここで、リソース割当てとは、上述したMA物理リソースと、MAシグネチャとから構成されるMAリソースの割当てであってもよい。
 なお、上述した本実施の形態では、MAシグネチャプールが、受信機(受信方法)に応じて設定される例について説明した。本開示はこれに限定されない。MAシグネチャプールが、他の条件に応じて設定されてもよい。複数のNOMAスキームのMAシグネチャをMAシグネチャプールに分類されることにより、リソース割当ての効率化が図られてもよい。
 なお、本実施の形態は、mMTC(massive Machine Type Communications)、URLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communications)、eMBB(enhanced Mobile Broadband)の何れにも適用可能である。また、本実施の形態は、保証ベース(Grant-based)のNOMA、及び、保証フリー(Grant-free)のNOMAスキームの何れにも適用可能である。また、本実施の形態は、シングルレイヤ構成及びマルチレイヤ構成の何れにも適用可能である。
 また、ユーザ端末200は、基地局100との間で予め定められた条件に基づいて、適用するMAシグネチャを選択してよい。又は、ユーザ端末200は、基地局100からのシグナリングに従って、適用するMAシグネチャを選択してよい。このシグナリングには、ユーザ端末200が用いるMAシグネチャを示す情報が含まれてよい。
 これにより、用いることができるMAシグネチャのバリエーションが増えるため、より多くのユーザ端末200を同一時間及び同一周波数の無線リソースに多重することができる。よって、より高効率なNOMA方式を実現できる。
 なお、上述の説明において、「インターリーバ」は「スクランブラ」と読み替えられ、「インターリーブ」は「スクランブル」と読み替えられる。
 以上、本開示の実施の形態について説明した。
 (ハードウェア構成)
 なお、上記実施の形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
 例えば、本開示の一実施の形態における基地局100、ユーザ端末200などは、本開示の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図9は、本開示の一実施の形態に係る基地局100およびユーザ端末200のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の基地局100及びユーザ端末200は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
 なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。基地局及びユーザ端末のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
 例えば、プロセッサ1001は1つだけ図示されているが、複数のプロセッサがあってもよい。また、処理は、1のプロセッサで実行されてもよいし、処理が同時に、逐次に、又はその他の手法で、一以上のプロセッサで実行されてもよい。なお、プロセッサ1001は、一以上のチップで実装されてもよい。
 基地局及びユーザ端末における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、又は、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
 プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、上述の信号処理部201、送信部202、ビットレベル演算部203、シンボルレベル演算部204などは、プロセッサ1001で実現されてもよい。また、必要なテーブルは、メモリ1002に記憶されてもよい。
 また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、基地局100及びユーザ端末200を構成する少なくとも一部の機能ブロックは、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されてもよい。
 メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本開示の一実施の形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
 ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
 通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、上述の送信部202,アンテナ(図示せず)などは、通信装置1004で実現されてもよい。
 入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
 また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
 また、基地局100及びユーザ端末200は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
 (情報の通知、シグナリング)
 また、情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
 (適応システム)
 本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
 (処理手順等)
 本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
 (基地局の操作)
 本明細書において基地局(無線基地局)によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局および/または基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MME(Mobility Management Entity)またはS-GW(Serving Gateway)などが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MMEおよびS-GW)であってもよい。
 (入出力の方向)
 情報及び信号等は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)に出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
 (入出力された情報等の扱い)
 入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置に送信されてもよい。
 (判定方法)
 判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
 (ソフトウェア)
 ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
 また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
 (情報、信号)
 本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
 なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC)は、キャリア周波数、セルなどと呼ばれてもよい。
 (「システム」、「ネットワーク」)
 本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
 (パラメータ、チャネルの名称)
 また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
 上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH(Physical Uplink Control Channel)、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)など)及び情報要素(例えば、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
 (基地局)
 基地局(無線基地局)は、1つまたは複数(例えば、3つ)の(セクタとも呼ばれる)セルを収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、および/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。さらに、「基地局」、「eNB」、「セル」、および「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
 (端末)
 ユーザ端末は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、UE(User Equipment)、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
 (用語の意味、解釈)
 本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
 「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。本明細書で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及び/又はプリント電気接続を使用することにより、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどの電磁エネルギーを使用することにより、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
 参照信号は、RS(Reference Signal)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ばれてもよい。DMRSは、対応する別の呼び方、例えば、復調用RSまたはDM-RSなどであってもよい。また、補正用RSは、TRS(Tracking RS)、PC-RS(Phase Compensation RS)、PTRS(Phase Tracking RS)、Additional RSと呼ばれてもよい。また、復調用RS及び補正用RSは、それぞれに対応する別の呼び方であってもよい。また、復調用RS及び補正用RSは同じ名称(例えば復調RS)で規定されてもよい。
 本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
 上記の各装置の構成における「部」を、「手段」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
 「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
 無線フレームは時間領域において1つまたは複数のフレームで構成されてもよい。時間領域において1つまたは複数の各フレームはサブフレーム、タイムユニット等と呼ばれてもよい。サブフレームは更に時間領域において1つまたは複数のスロットで構成されてもよい。スロットはさらに時間領域において1つまたは複数のシンボル(OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボル、SC-FDMA(Single Carrier-Frequency Division Multiple Access)シンボル等)で構成されてもよい。
 無線フレーム、サブフレーム、スロット、およびシンボルは、いずれも信号を伝送する際の時間単位を表す。無線フレーム、サブフレーム、スロット、およびシンボルは、それぞれに対応する別の呼び方であってもよい。
 例えば、LTEシステムでは、基地局が各移動局に無線リソース(各移動局において使用することが可能な周波数帯域幅、送信電力等)を割り当てるスケジューリングを行う。スケジューリングの最小時間単位をTTI(Transmission Time Interval)と呼んでもよい。
 例えば、1サブフレームをTTIと呼んでもよいし、複数の連続したサブフレームをTTIと呼んでもよいし、1スロットをTTIと呼んでもよい。
 リソースユニットは、時間領域および周波数領域のリソース割当単位であり、周波数領域では1つまたは複数個の連続した副搬送波(subcarrier)を含んでもよい。また、リソースユニットの時間領域では、1つまたは複数個のシンボルを含んでもよく、1スロット、1サブフレーム、または1TTIの長さであってもよい。1TTI、1サブフレームは、それぞれ1つまたは複数のリソースユニットで構成されてもよい。また、リソースユニットは、リソースブロック(RB:Resource Block)、物理リソースブロック(PRB:Physical RB)、PRBペア、RBペア、スケジューリングユニット、周波数ユニット、サブバンドと呼ばれてもよい。また、リソースユニットは、1つ又は複数のREで構成されてもよい。例えば、1REは、リソース割当単位となるリソースユニットより小さい単位のリソース(例えば、最小のリソース単位)であればよく、REという呼称に限定されない。
 上述した無線フレームの構造は例示に過ぎず、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレームに含まれるスロットの数、スロットに含まれるシンボルおよびリソースブロックの数、および、リソースブロックに含まれるサブキャリアの数は様々に変更することができる。
 本開示の全体において、例えば、英語でのa, an, 及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。
 (態様のバリエーション等)
 本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
 以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
 本開示の一態様は、無線通信システムに有用である。
 100 基地局
 200 ユーザ端末
 201 信号処理部
 202 送信部
 203 ビットレベル演算部
 204 シンボルレベル演算部
 301 セグメンテーション部
 302 第1インターリーバ
 303 符号化部
 304 第2インターリーバ
 305 レートマッチング部
 306 第3インターリーバ
 307 第1変換部
 401 変調部
 402 拡散部
 403 第4インターリーバ
 404 電力調整部
 405 第2変換部
 406 REマッピング部
 407 DMRS部
 408 プリコーダ
 

Claims (6)

  1.  NOMA(Non-Orthogonal Multiple Access)スキームを用いて上りリンクデータを基地局へ無線送信するユーザ端末であって、
     前記上りリンクデータに対してMAシグネチャを適用し、送信信号を生成する信号処理部と、
     前記MAシグネチャが属するプールに対応付けられている物理リソースにおいて前記送信信号を送信する送信部と、
     を備える、
     ユーザ端末。
  2.  前記プールは、1つの受信方法によってサポートされるNOMAスキームにおいて規定されるMAシグネチャを含む、
     請求項1に記載のユーザ端末。
  3.  前記プールは、共通のモジュールによって使用されるMAシグネチャを含む、
     請求項1に記載のユーザ端末。
  4.  前記送信信号は、前記ユーザ端末の位置に対応するビームに基づいて他の送信信号と分離される、
     請求項1から3のいずれか一項に記載のユーザ端末。
  5.  前記送信部は、前記ユーザ端末の位置に対応する電力により前記送信信号を送信する、
     請求項1から4のいずれか一項に記載のユーザ端末。
  6.  NOMA(Non-Orthogonal Multiple Access)スキームを用いて上りリンクデータを基地局へ無線送信する通信方法であって、
     前記上りリンクデータに対してMAシグネチャを適用し、送信信号を生成し、
     前記MAシグネチャが属するプールに対応付けられている物理リソースにおいて前記送信信号を送信する、
     通信方法。
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WO2022137436A1 (ja) * 2020-12-24 2022-06-30 日本電信電話株式会社 無線通信システム、中継装置及び無線通信方法

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