WO2019188994A1 - 映像監視支援装置、映像監視支援方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

映像監視支援装置、映像監視支援方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

映像監視支援装置10は、識別器を用いて物体の検出を行う映像監視システムにおいて、新規の監視カメラにおける設定を支援する。映像監視支援装置10は、映像監視システムから、既設の監視カメラに対して識別器を用いた物体の検出のために設定されている識別器適用領域の情報を取得する、領域取得部11と、取得された情報を用いて、映像監視システムに対して、新規の監視カメラの識別器適用領域を設定する、領域設定部12と、を備えている。

Description

映像監視支援装置、映像監視支援方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
 本発明は、映像監視システムを構成する監視カメラの設置を支援するための、映像監視支援装置、及び映像監視支援方法に関し、更には、これらを実現するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
 近年、映像監視システムにおいては、監視カメラで撮影された映像から、人物、車両といった物体の自動検出が行われている(例えば、特許文献1及び2参照)。このような映像監視システムによれば、管理者における監視負担を軽減でき、防犯性及び防災性をより高めることができると考えられる。
 また、物体の自動検出は、例えば、検出対象となる物体毎に、識別器を事前に構築し、この識別器を、監視カメラからの画像データに適用することによって行われている。具体的には、識別器は、検出対象となる物体の色及び形に着目して、その物体を判別するための特徴量を設定することによって構築される。
 また、識別器の画像データへの適用は、画像データから抽出された特定の小領域毎に行われる。特定の小領域の抽出は、例えば、スライディングウインドウ法によって、抽出対象となる領域の位置を一定のピクセル毎にずらしながら行われる。
 このようなスライディングウインドウ法を採用した場合は、検出対象となる物体を精度良く検出することが可能となるが、画面全体から小領域を抽出する必要があるため、監視システムにおける処理負担が大きく、処理に時間がかかってしまう。
 このため、特許文献1及び2に開示された映像監視システムでは、予め、画像上の物体が検出されやすい領域を、識別器適用領域として設定し、設定された識別器適用領域に限定して識別器の適用が行われている。また、特許文献1及び2に開示された映像監視システムでは、識別器適用領域の設定は、管理者によって、検出対象となる物体毎に、手動で行われる。具体的には、識別器適用領域として設定される領域としては、例えば、監視対象となる建物の出入口付近の領域、交差点の周辺、道路の路肩等が挙げられる。
特開2008-118376号公報 特開2009-017179号公報
 ところで、上記特許文献1及び2に開示された映像監視システムでは、監視カメラを新しく設置する場合は、その度に、管理者は識別器適用領域を改めて設定する必要があり、新しい監視カメラの設置には、時間的及び人的コストがかかってしまう。
 本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、新しく監視カメラを設置する場合の時間的及び人的コストの発生を抑制し得る、映像監視支援装置、映像監視支援方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
 上記目的を達成するため、本発明の一側面における映像監視支援装置は、識別器を用いて物体の検出を行う映像監視システムにおいて、新規の監視カメラにおける設定を支援するための装置であって、
 前記映像監視システムから、既設の監視カメラに対して識別器を用いた物体の検出のために設定されている識別器適用領域の情報を取得する、領域取得部と、
 取得された前記情報を用いて、前記映像監視システムに対して、前記新規の監視カメラの識別器適用領域を設定する、領域設定部と、
を備えている、
ことを特徴とする。
 また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における映像監視支援方法は、識別器を用いて物体の検出を行う映像監視システムにおいて、新規の監視カメラにおける設定を支援するための方法であって、
(a)前記映像監視システムから、既設の監視カメラに対して識別器を用いた物体の検出のために設定されている識別器適用領域の情報を取得する、ステップと、
(b)取得された前記情報を用いて、前記映像監視システムに対して、前記新規の監視カメラの識別器適用領域を設定する、ステップと、
を有する、
ことを特徴とする。
 更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、識別器を用いて物体の検出を行う映像監視システムにおいて、新規の監視カメラにおける設定を、コンピュータによって支援するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記コンピュータに、
(a)前記映像監視システムから、既設の監視カメラに対して識別器を用いた物体の検出のために設定されている識別器適用領域の情報を取得する、ステップと、
(b)取得された前記情報を用いて、前記映像監視システムに対して、前記新規の監視カメラの識別器適用領域を設定する、ステップと、
実行させる命令を含む、プログラムを記録している、
ことを特徴とする。
 以上のように、本発明によれば、新しく監視カメラを設置する場合の時間的及び人的コストの発生を抑制することができる。
図1は、本発明の実施の形態における映像監視支援装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態における映像監視支援装置の具体的構成を示すブロック図である。 図3は、映像監視システムから出力される映像の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態で用いられる識別器適用領域情報の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態における映像監視支援装置の動作を示すフロー図である。 図6は、本発明の実施の形態において監視カメラからの映像に表示される識別器の一覧の例を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態において監視カメラからの映像に表示される識別器適用領域の一例を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態において監視カメラからの映像に表示される識別器適用領域の他の例を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態において管理者が識別器適用領域に対して修正を行った場合の画面の一例を示す図である。 図10は、本発明の実施の形態において管理者が新たな識別器適用領域の追加を行った場合の画面の一例を示す図である。 図11は、本発明の実施の形態において管理者が識別器適用領域に対して削除を行った場合の画面の一例を示す図である。 図12は、本発明の実施の形態における映像監視支援装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
(発明の概要)
 映像監視システムでは、識別器毎に、対応する物体が現れる領域が識別器適用領域として設定されるが、この識別器適用領域は、監視カメラからの映像上の決まった領域である。例えば、建物の出入口付近の領域、交差点の周辺、道路の路肩等である。そして、監視地点が異なる場所等に新規に監視カメラが設置される場合であっても、この識別器適用領域が大きく変わることは考えにくい。結果、新規の監視カメラ用に時間的及び人的コストをかけて、識別器適用領域を識別毎に新たに設定せずとも、既に設定している識別器適用領域の流用が可能であると考えられる。
 このため、本発明においては、映像監視システムにおいて、新規に監視カメラを設置する場合に、既存の識別器適用領域を利用できるようにして、時間的及び人的コストの低減を図る。また、本発明では、既存の識別器適用領域を管理者等に画面上で提示して、管理者による確認及び修正等が可能となるようにする。
(実施の形態)
 以下、本発明の実施の形態における、映像監視支援装置、映像監視支援方法、及びプログラムについて、図1~図12を参照しながら説明する。
[装置構成]
 最初に、図1を用いて、本発明の実施の形態における映像監視支援装置の概略構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態における映像監視支援装置の概略構成を示すブロック図である。
 図1に示す本実施の形態における映像監視支援装置10は、識別器を用いて物体の検出を行う映像監視システムにおいて、新規の監視カメラにおける設定を支援するための装置である。
 図1に示すように、映像監視支援装置10は、領域取得部11と、領域設定部12とを備えている。領域取得部11は、映像監視システムから、既設の監視カメラに対して、識別器を用いた物体の検出のため設定されている、識別器適用領域の情報を取得する。領域設定部12は、取得された情報を用いて、映像監視システムに対して、新規の監視カメラの識別器適用領域を設定する。
 以上のように、本実施の形態では、新しく監視カメラを設置する場合に、この監視カメラに対して、既設の監視カメラに設定されていた識別器適用領域を適用することができる。この結果、本実施の形態によれば、時間的及び人的コストの発生が抑制される。
 続いて、図2~図4を用いて、本実施の形態のける映像監視支援装置の構成についてより具体的に説明する。図2は、本発明の実施の形態における映像監視支援装置の具体的構成を示すブロック図である。図3は、映像監視システムから出力される映像の一例を示す図である。図4は、本発明の実施の形態で用いられる識別器適用領域情報の一例を示す図である。
 図2に示すように、本実施の形態では、映像監視支援装置10は、映像監視システム100を支援対象としている。映像監視システム100は、映像監視装置20と、監視カメラ30と、表示装置40とを備えている。また、図2において、31は、新規の監視カメラを示している。
 映像監視装置20は、映像取得部21と、物体検知部22と、映像出力部23とを備えている。また、映像監視装置20は、検出対象となる物体毎に構築された識別器24と、識別器24毎に設定された識別器適用領域を特定する識別器適用領域情報25とを保持している。
 映像取得部21は、監視カメラ30がフレーム単位で出力する映像データを取得し、映像データを物体検知部22及び映像出力部23に入力する。これにより、映像出力部23は、図3に示すように、入力された映像データによる映像を表示装置40の画面上に表示する。図3の例では、監視カメラ30は、定点カメラであり、画角サイズ(w)×(h)は1600×900程度に設定されている。
 物体検知部22は、映像データが入力されると、フレーム毎に、各識別器24を用いて、各識別器24が対応する物体、例えば、図3に示す、乗用車、トラック、歩行者等を検知する。具体的には、物体検知部22は、まず、識別器適用領域情報25を用いて、識別器24毎に、適用すべき識別器適用領域を特定する。次に、物体検知部22は、対象フレームの特定した各識別器領域に、対応する識別器24を適用し、識別器で設定された特徴量を持つ領域が抽出されると、これを物体として検知する。
 図4に示すように、識別器適用領域情報25は、複数のレコードで構成され、各レコードは1つの識別器に対応する識別器適用領域を示している。また、識別器適用領域情報は、例えば、CSVなどのフラットファイルで作成される。
 また、図4の例において、カメラIDは、対応する監視カメラのIDを示し、「物体」は検知対象となる物体を示し、「状態」は検知対象となる物体の状態を示している。「候補領域式」は、フレーム上の物体が存在する領域を表す式を示している。「定義域」は、候補領域式の有効な範囲を示している。そして、「候補領域式」と「定義域」とで、識別器適用領域が規定される。
 また、図4の例において、hはフレームの垂直方向の軸を示し、wはフレームの水平方向の軸を示している。更に、図3の例において、h軸及びw軸の原点は、フレーム左下隅に設定されている。
 従って、図4において、例えば、カメラIDが0001の監視カメラにおいて、右向きで全体が映っている自動車用の識別器については、候補領域式がh=600、定義域が0≦w≦1600と設定されている。この場合は、下から上向きに600ピクセル上がった位置にあり、且つ、左端から水平方向右向きに伸びる、長さが1600ピクセルの線が、識別器適用領域となる。また、図4の例では、候補領域式としては、線形の式が用いられているが、本実施の形態では、これに限定されず、不等式が用いられていても良い。
 また、図2に示すように、本実施の形態では、映像監視支援装置10は、上述した領域取得部11及び領域設定部12に加えて、領域表示部13と、領域修正部14とを更に備えている。
 領域取得部11は、本実施の形態では、映像監視装置20に保持されている識別器適用領域情報25から、既設の監視カメラ30のカメラIDに基づいて、この監視カメラ30に対して設定された識別器適用領域情報を取得する。そして、領域取得部11は、取得した識別器適用領域情報を、領域設定部12と領域表示部13とに入力する。
 領域設定部12は、領域取得部11によって入力された識別器適用領域情報を用いて、カメラIDを新規の監視カメラ31のカメラIDとする新たなレコードを作成し、作成したレコードを、識別器適用領域情報25に追加する。
 領域表示部13は、新規の監視カメラ31が設置されると、新規の監視カメラ31からの映像上に、領域取得部11によって入力された識別器適用領域情報で特定される識別器適用領域を表示させる。
 具体的には、領域表示部13は、表示対象となる識別器適用領域を示す画像データを映像出力部23に出力する。これにより、映像出力部23は、監視カメラ31からの映像に、識別器適用領域を重ねた映像を、表示装置40の画面上に表示する。また、このとき、映像に重ねられる識別器適用領域は、既設の監視カメラ30に設定されている識別器適用領域である。
 領域修正部14は、表示装置40の画面上に表示されている識別器適用領域に対して、映像監視システム100の管理者が修正を指示した場合は、この識別器適用領域に対する修正を受け付ける。また、領域修正部14は、映像上において、映像監視システム100の管理者が新たな識別器適用領域を追加した場合は、この新たな識別器適用領域の追加も受け付けることができる。更に、領域修正部14は、映像監視システム100の管理者が、表示されている識別器適用領域に対する削除を指示した場合は、この識別器適用領域に対する削除も受け付けることができる。
 また、本実施の形態では、図2においては図示されていないが、管理者による修正、追加、削除は、マウス、タッチパネル、キーボード等の入力機器を介して行われている。領域修正部14は、入力機器による入力操作を受け取り、受け取った入力操作から、管理者による指示を特定する。
 そして、上述したように、領域修正部14によって修正が受け付けられた場合は、領域表示部13は、映像上において、受け付けられた修正を反映する。更に、この場合、領域設定部12は、修正後の識別器適用領域を、新規の監視カメラ31の識別器適用領域として設定する。
 また、上述したように、領域修正部14によって新たな識別器適用領域の追加が受け付けられた場合は、領域表示部13は、映像上において、受け付けられた新たな識別器適用領域を表示させる。更に、この場合、領域設定部12は、追加された新たな識別器適用領域も、新規の監視カメラ31の識別器適用領域として設定する。
 加えて、上述したように、領域修正部14によって、識別器適用領域に対する削除が受け付けられた場合は、領域表示部13は、映像上において、削除が受け付けられた識別器適用領域を削除する。更に、この場合、領域設定部12は、削除が受け付けられた識別器適用領域を、新規の監視カメラ31の識別器適用領域から除外する。
[装置動作]
 次に、本実施の形態における映像監視支援装置10の動作について図5~図11を用いて説明する。図5は、本発明の実施の形態における映像監視支援装置の動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜図1~図4を参酌する。また、本実施の形態では、映像監視支援装置10を動作させることによって、映像監視方法が実施される。よって、本実施の形態における映像監視方法の説明は、以下の映像監視支援装置10の動作説明に代える。
 まず、前提として、新規の監視カメラ31が設置され、新規の監視カメラ31からの映像データが映像監視装置20に送られ、映像出力部23が、送られてきた映像データによる映像を表示装置40の画面上に表示しているとする。この状態において以下に示すステップA1~A6が実行される。
 図5に示すように、最初に、映像監視支援装置10において、領域取得部11は、映像監視装置20に保持されている識別器適用領域情報25にアクセスする。そして、領域取得部11は、既設の監視カメラ30のカメラIDに基づいて、この監視カメラ30に対して設定された識別器適用領域情報を取得する(ステップA1)。また、ステップA1では、領域取得部11は、取得した識別器適用領域情報を、領域設定部12と領域表示部13とに入力する。
 次に、領域表示部13は、ステップA1で取得された識別器適用領域情報から、既設の監視カメラ30で用いられていた識別器を特定し、新規の監視カメラ31からの映像の上に、特定した識別器の一覧を表示させる(ステップA2)。
 具体的には、領域表示部13は、識別器適用領域情報から、項目「物体」及び「状態」の情報を抽出し、抽出した情報を映像出力部23に送る。これにより、図6に示すように、映像出力部23は、表示装置40の画面上に、監視カメラからの映像と共に、識別器の一覧を表示する。図6は、本発明の実施の形態において監視カメラからの映像に表示される識別器の一覧の例を示す図である。
 図6の例では、識別器の一覧は、各識別器が、対象となる物体の名称及び状態で特定されるように、画面の左側部品に表示される。また、図6の例では、監視カメラからの映像は、一般的な動画再生形式によって表示される。この場合、映像の再生、停止、一時停止等が可能となる。また、映像の表示形式は、これに限定されず、動画再生形式以外の形式であっても良い。
 次に、領域表示部13は、管理者が画面上でいずれかの識別器を選択すると、その選択を受け付ける。そして、領域表示部13は、選択された識別器に対応する識別器適用領域を表示する(ステップA3)。
 具体的には、領域表示部13は、識別器が選択されると、選択された識別器に対応する「候補領域式」及び「定義域」の情報を抽出し、抽出した情報に基づいて、識別器適用領域の位置及び大きさを特定する。そして、領域表示部13は、映像出力部23に、位置及び大きさを特定した識別器適用領域の画像データを送る。
 これにより、図7に示すように、映像出力部23は、表示装置40の画面上に、監視カメラからの映像上に識別器適用領域26を表示する。図7は、本発明の実施の形態において監視カメラからの映像に表示される識別器適用領域の一例を示す図である。図7において識別器適用領域は、斜線で示された領域である。
 図7の例では、歩行者/右向き全体の識別器が選択されている。また、図7の例では、識別器適用領域は、オーバーレイ形式によって、半透明な状態で表示されている。また、の表示形式は、図7の例に限定されず、例えば、図8に示すように、識別器適用領域26は、枠で囲まれるようにして表示されても良い。図8は、本発明の実施の形態において監視カメラからの映像に表示される識別器適用領域の他の例を示す図である。
 また、識別器適用領域情報25の中に、複数のカメラIDが登録されている場合は、既設の監視カメラ30以外の既設の監視カメラに適用される識別器適用領域も表示される。図7の例では、図中の下側の識別器適用領域は、監視カメラ30以外の既設の監視カメラに適用されている識別器適用領域である。また、このような表示が行われるのは、識別器適用先の監視カメラが複数ある場合、識別器適用領域は、それらの和集合で表されるからである。なお、本実施の形態では、和集合以外の算出方法が採用されていても良い。
 次に、ステップA3が実行されると、領域修正部14は、表示された識別器適用領域に関して、修正、追加、又は削除が指示されていないかどうかを判定する(ステップA4)。
 ステップA4の判定の結果、指示がされている場合は、領域修正部14は指示を受け付け、領域表示部13及び領域修正部14に指示が受け付けられたことを通知する。これにより、領域表示部13は指示に応じた処理を実行し、領域設定部12は、指示が反映された識別器適用領域を、新規の監視カメラ31の識別器適用領域として設定する(ステップA5)。
 一方、ステップA4の判定の結果、指示がされていない場合は、領域設定部12は、ステップA1で取得された識別器適用領域情報を用いて、新規の監視カメラ31の識別器適用領域を設定する(ステップA6)。
 ステップA5又はA6が実行されると、領域設定部12は、ステップA2で表示された全ての識別器について選択が行われたかどうかを判定する(ステップA7)。ステップA7の判定の結果、全ての識別器について選択が行われていない場合は、再度ステップA3が実行される。一方、ステップA7の判定の結果、全ての識別器について選択が行われている場合は、映像監視支援装置10における処理は終了する。
 ここで、図9~図11を用いて、ステップA4において修正、追加、又は削除が指示されている場合について説明する。図9は、本発明の実施の形態において管理者が識別器適用領域に対して修正を行った場合の画面の一例を示す図である。図10は、本発明の実施の形態において管理者が新たな識別器適用領域の追加を行った場合の画面の一例を示す図である。図11は、本発明の実施の形態において管理者が識別器適用領域に対して削除を行った場合の画面の一例を示す図である。
 図9の例では、領域修正部14は、入力機器を介した位置の修正を受け付けている。この場合、領域表示部13は、映像上において、修正に応じて識別器適用領域26を動かして、位置を変更する。そして、領域設定部12は、位置が修正された識別器適用領域26を、新規の監視カメラ31の識別器適用領域として設定する。なお、図9においては、上側の識別器適用領域26の位置が変更されている。
 図10の例では、領域修正部14は、入力機器を介した新たな識別器適用領域27の追加を受け付けている。この場合、領域表示部13は、映像上において、追加が指示された新たな識別器適用領域27を表示させる。更に、この場合、領域設定部12は、追加が指示された新たな識別器適用領域27も、新規の監視カメラ31の識別器適用領域として設定する。
 図11の例では、領域修正部14は、入力機器を介した識別器適用領域に対する削除を受け付けている。この場合、領域表示部13は、映像上において、削除が指示された識別器適用領域を削除する。更に、この場合、領域設定部12は、削除が指示された識別器適用領域を、新規の監視カメラ31の識別器適用領域から除外する。図11の例では、下側の識別器適用領域が削除されている。
[実施の形態における効果]
 以上のように、本実施の形態によれば、新しく設置された監視カメラ31に対して、既設の監視カメラ30に設定されていた識別器適用領域を適用することができるので、時間的及び人的コストの発生を抑制できる。また、本実施の形態では、新規の監視カメラが設置される監視地点に合わせて、識別器適用領域を修正したり、新たな識別器適用領域を設定したり、更には、不要な識別器適用領域を削除することもできる。また、本実施の形態は、既存の監視カメラを新規の監視カメラに置き換える場合にも適用でき、この場合は、識別器適用領域を修正等することなく、そのまま利用できる。
[変形例]
 上述した例では、識別器適用領域情報25は、フレーム上の絶対的な座標を用いて、識別器適用領域の位置を特定しているが、本実施の形態では、この例に限定されない。例えば、識別器適用領域情報25は、特定の物体を識別する識別器の識別器適用領域を、他の物体の位置又はこの他の物体に共起して出現する識別器適用領域の位置に対する相対座標によって特定していても良い。また、この場合は、領域表示部13及び領域修正部14には、識別器毎に相対的な識別器適用領域の表示及び修正を行えるようにするためのUI(ユーザインタフェース)が追加されているのが良い。
[プログラム]
 本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータに、図5に示すステップA1~A7を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における映像監視支援装置10と映像監視支援方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのプロセッサは、領域取得部11、領域設定部12、領域表示部13、及び領域修正部14として機能し、処理を行なう。また、この場合のコンピュータは、映像監視装置20を構築しているコンピュータであっても良いし、別のコンピュータであっても良い。前者の場合は、映像監視支援装置10は、映像監視装置20に組み込まれることになる。
 また、本実施の形態におけるプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されても良い。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、領域取得部11、領域設定部12、領域表示部13、及び領域修正部14のいずれかとして機能しても良い。
 ここで、本実施の形態におけるプログラムを実行することによって、映像監視支援装置10を実現するコンピュータについて図12を用いて説明する。図12は、本発明の実施の形態における映像監視支援装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
 図12に示すように、コンピュータ110は、CPU(Central Processing Unit)111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、入力インターフェイス114と、表示コントローラ115と、データリーダ/ライタ116と、通信インターフェイス117とを備える。これらの各部は、バス121を介して、互いにデータ通信可能に接続される。なお、コンピュータ110は、CPU111に加えて、又はCPU111に代えて、GPU(Graphics Processing Unit)、又はFPGA(Field-Programmable Gate Array)を備えていても良い。
 CPU111は、記憶装置113に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。
 また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。
 データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
 また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記録媒体、又はCD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記録媒体が挙げられる。
 なお、本実施の形態における映像監視支援装置10は、プログラムがインストールされたコンピュータではなく、各部に対応したハードウェアを用いることによっても実現可能である。更に、映像監視支援装置10は、一部がプログラムで実現され、残りの部分がハードウェアで実現されていてもよい。
 上述した実施の形態の一部又は全部は、以下に記載する(付記1)~(付記12)によって表現することができるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
 識別器を用いて物体の検出を行う映像監視システムにおいて、新規の監視カメラにおける設定を支援するための装置であって、
 前記映像監視システムから、既設の監視カメラに対して識別器を用いた物体の検出のために設定されている識別器適用領域の情報を取得する、領域取得部と、
 取得された前記情報を用いて、前記映像監視システムに対して、前記新規の監視カメラの識別器適用領域を設定する、領域設定部と、
を備えている、
ことを特徴とする映像監視支援装置。
(付記2)
付記1に記載の映像監視支援装置であって、
 前記新規の監視カメラからの映像上に、取得された前記情報を用いて、前記識別器適用領域を表示させる、領域表示部と、
 表示されている前記識別器適用領域に対する修正を受け付ける、領域修正部と、
を更に備え、
 前記領域表示部は、前記領域修正部によって前記修正が受け付けられた場合に、前記映像上において、受け付けられた前記修正を反映し、
 前記領域設定部は、前記領域修正部によって前記修正が受け付けられた場合に、修正後の前記識別器適用領域を、前記新規の監視カメラの識別器適用領域として設定する、
ことを特徴とする映像監視支援装置。
(付記3)
付記2に記載の映像監視支援装置であって、
 前記領域修正部が、前記映像上において、新たな識別器適用領域の追加を更に受け付け、
 前記領域表示部は、前記領域修正部によって前記新たな識別器適用領域の追加が受け付けられた場合に、前記映像上において、受け付けられた前記新たな識別器適用領域を表示させ、
 前記領域設定部は、前記領域修正部によって前記新たな識別器適用領域の追加が受け付けられた場合に、前記新たな識別器適用領域も、前記新規の監視カメラの識別器適用領域として設定する、
ことを特徴とする映像監視支援装置。
(付記4)
付記2又は3に記載の映像監視支援装置であって、
 前記領域修正部が、表示されている前記識別器適用領域に対する削除を更に受け付け、
 前記領域表示部は、前記領域修正部によって前記識別器適用領域に対する削除が受け付けられた場合に、前記映像上において、削除が受け付けられた前記識別器適用領域を削除し、
 前記領域設定部が、前記領域修正部によって前記識別器適用領域に対する削除が受け付けられた場合に、削除が受け付けられた前記識別器適用領域を、前記新規の監視カメラの識別器適用領域から除外する、
ことを特徴とする映像監視支援装置。
(付記5)
 識別器を用いて物体の検出を行う映像監視システムにおいて、新規の監視カメラにおける設定を支援するための方法であって、
(a)前記映像監視システムから、既設の監視カメラに対して識別器を用いた物体の検出のために設定されている識別器適用領域の情報を取得する、ステップと、
(b)取得された前記情報を用いて、前記映像監視システムに対して、前記新規の監視カメラの識別器適用領域を設定する、ステップと、
を有する、
ことを特徴とする映像監視支援方法。
(付記6)
付記5に記載の映像監視支援方法であって、
(c)前記新規の監視カメラからの映像上に、取得された前記情報を用いて、前記識別器適用領域を表示させる、ステップと、
(d)表示されている前記識別器適用領域に対する修正を受け付ける、ステップと、
(e)前記(d)のステップによって前記修正が受け付けられた場合に、前記映像上において、受け付けられた前記修正を反映させる、ステップと、
を更に有し、
 前記(d)のステップによって前記修正が受け付けられた場合に、前記(b)のステップにおいて、修正後の前記識別器適用領域を、前記新規の監視カメラの識別器適用領域として設定する、
ことを特徴とする映像監視支援方法。
(付記7)
付記6に記載の映像監視支援方法であって、
(f)前記映像上において、新たな識別器適用領域の追加を更に受け付ける、ステップと、
(g)前記(f)のステップによって前記新たな識別器適用領域の追加が受け付けられた場合に、前記映像上において、受け付けられた前記新たな識別器適用領域を表示させる、ステップと、
を更に有し、
 前記(f)のステップによって前記新たな識別器適用領域の追加が受け付けられた場合に、前記(b)のステップにおいて、前記新たな識別器適用領域も、前記新規の監視カメラの識別器適用領域として設定する、
ことを特徴とする映像監視支援方法。
(付記8)
付記6又は7に記載の映像監視支援方法であって、
(h)表示されている前記識別器適用領域に対する削除を更に受け付ける、ステップと、

(i)前記(h)のステップによって前記識別器適用領域に対する削除が受け付けられた場合に、前記映像上において、削除が受け付けられた前記識別器適用領域を削除する、ステップと、
を更に有し、
 前記(h)のステップによって前記識別器適用領域に対する削除が受け付けられた場合に、前記(b)のステップにおいて、削除が受け付けられた前記識別器適用領域を、前記新規の監視カメラの識別器適用領域から除外する、
ことを特徴とする映像監視支援方法。
(付記9)
 識別器を用いて物体の検出を行う映像監視システムにおいて、新規の監視カメラにおける設定を、コンピュータによって支援するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記コンピュータに、
(a)前記映像監視システムから、既設の監視カメラに対して識別器を用いた物体の検出のために設定されている識別器適用領域の情報を取得する、ステップと、
(b)取得された前記情報を用いて、前記映像監視システムに対して、前記新規の監視カメラの識別器適用領域を設定する、ステップと、
実行させる命令を含む、プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記10)
付記9に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記プログラムが、前記コンピュータに、
(c)前記新規の監視カメラからの映像上に、取得された前記情報を用いて、前記識別器適用領域を表示させる、ステップと、
(d)表示されている前記識別器適用領域に対する修正を受け付ける、ステップと、
(e)前記(d)のステップによって前記修正が受け付けられた場合に、前記映像上において、受け付けられた前記修正を反映させる、ステップと、
を実行させる命令を更に含み、
 前記(d)のステップによって前記修正が受け付けられた場合に、前記(b)のステップにおいて、修正後の前記識別器適用領域を、前記新規の監視カメラの識別器適用領域として設定する、
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記11)
付記10に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記プログラムが、前記コンピュータに、
(f)前記映像上において、新たな識別器適用領域の追加を更に受け付ける、ステップと、
(g)前記(f)のステップによって前記新たな識別器適用領域の追加が受け付けられた場合に、前記映像上において、受け付けられた前記新たな識別器適用領域を表示させる、ステップと、
を実行させる命令を更に含み、
 前記(f)のステップによって前記新たな識別器適用領域の追加が受け付けられた場合に、前記(b)のステップにおいて、前記新たな識別器適用領域も、前記新規の監視カメラの識別器適用領域として設定する、
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記12)
付記10又は11に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記プログラムが、前記コンピュータに、
(h)表示されている前記識別器適用領域に対する削除を更に受け付ける、ステップと、

(i)前記(h)のステップによって前記識別器適用領域に対する削除が受け付けられた場合に、前記映像上において、削除が受け付けられた前記識別器適用領域を削除する、ステップと、
を実行させる命令を更に含み、
 前記(h)のステップによって前記識別器適用領域に対する削除が受け付けられた場合に、前記(b)のステップにおいて、削除が受け付けられた前記識別器適用領域を、前記新規の監視カメラの識別器適用領域から除外する、
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
 以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
 この出願は、2018年3月28日に出願された日本出願特願2018-62890を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
 以上のように、本発明によれば、新しく監視カメラを設置する場合の時間的及び人的コストの発生を抑制することができる。本発明は、複数の識別器を用いて物体の検知を行う映像監視システムに有用である。
 10 映像監視支援装置
 11 領域取得部
 12 領域設定部
 13 領域表示部
 14 領域修正部
 20 映像監視装置
 21 映像取得部
 22 物体検知部
 23 映像出力部
 24 識別器
 25 識別器適用領域情報
 26、27 識別器適用領域
 30 既設の監視カメラ
 31 新規の監視カメラ
 40 表示装置
 100 映像監視システム
 110 コンピュータ
 111 CPU
 112 メインメモリ
 113 記憶装置
 114 入力インターフェイス
 115 表示コントローラ
 116 データリーダ/ライタ
 117 通信インターフェイス
 118 入力機器
 119 ディスプレイ装置
 120 記録媒体
 121 バス

Claims (6)

  1.  識別器を用いて物体の検出を行う映像監視システムにおいて、新規の監視カメラにおける設定を支援するための装置であって、
     前記映像監視システムから、既設の監視カメラに対して識別器を用いた物体の検出のために設定されている識別器適用領域の情報を取得する、領域取得手段と、
     取得された前記情報を用いて、前記映像監視システムに対して、前記新規の監視カメラの識別器適用領域を設定する、領域設定手段と、
    を備えている、
    ことを特徴とする映像監視支援装置。
  2. 請求項1に記載の映像監視支援装置であって、
     前記新規の監視カメラからの映像上に、取得された前記情報を用いて、前記識別器適用領域を表示させる、領域表示手段と、
     表示されている前記識別器適用領域に対する修正を受け付ける、領域修正手段と、
    を更に備え、
     前記領域表示手段は、前記領域修正手段によって前記修正が受け付けられた場合に、前記映像上において、受け付けられた前記修正を反映し、
     前記領域設定手段は、前記領域修正手段によって前記修正が受け付けられた場合に、修正後の前記識別器適用領域を、前記新規の監視カメラの識別器適用領域として設定する、
    ことを特徴とする映像監視支援装置。
  3. 請求項2に記載の映像監視支援装置であって、
     前記領域修正手段が、前記映像上において、新たな識別器適用領域の追加を更に受け付け、
     前記領域表示手段は、前記領域修正手段によって前記新たな識別器適用領域の追加が受け付けられた場合に、前記映像上において、受け付けられた前記新たな識別器適用領域を表示させ、
     前記領域設定手段は、前記領域修正手段によって前記新たな識別器適用領域の追加が受け付けられた場合に、前記新たな識別器適用領域も、前記新規の監視カメラの識別器適用領域として設定する、
    ことを特徴とする映像監視支援装置。
  4. 請求項2又は3に記載の映像監視支援装置であって、
     前記領域修正手段が、表示されている前記識別器適用領域に対する削除を更に受け付け、
     前記領域表示手段は、前記領域修正手段によって前記識別器適用領域に対する削除が受け付けられた場合に、前記映像上において、削除が受け付けられた前記識別器適用領域を削除し、
     前記領域設定手段が、前記領域修正手段によって前記識別器適用領域に対する削除が受け付けられた場合に、削除が受け付けられた前記識別器適用領域を、前記新規の監視カメラの識別器適用領域から除外する、
    ことを特徴とする映像監視支援装置。
  5.  識別器を用いて物体の検出を行う映像監視システムにおいて、新規の監視カメラにおける設定を支援するための方法であって、
    (a)前記映像監視システムから、既設の監視カメラに対して識別器を用いた物体の検出のために設定されている識別器適用領域の情報を取得する、ステップと、
    (b)取得された前記情報を用いて、前記映像監視システムに対して、前記新規の監視カメラの識別器適用領域を設定する、ステップと、
    を有する、
    ことを特徴とする映像監視支援方法。
  6.  識別器を用いて物体の検出を行う映像監視システムにおいて、新規の監視カメラにおける設定を、コンピュータによって支援するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記コンピュータに、
    (a)前記映像監視システムから、既設の監視カメラに対して識別器を用いた物体の検出のために設定されている識別器適用領域の情報を取得する、ステップと、
    (b)取得された前記情報を用いて、前記映像監視システムに対して、前記新規の監視カメラの識別器適用領域を設定する、ステップと、
    実行させる命令を含む、プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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