WO2019131878A1 - 端末装置、基地局装置、および、通信方法 - Google Patents

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Abstract

端末装置は、PUCCHを用いてCRCビットを伴うUCIペイロードを送信する送信部を備え、前記UCIペイロードに付加される前記CRCビットのサイズは第1のサイズであり、前記PUCCHのリソースのPRB数は、CRCビットの第2のサイズに基づいて与えられる。

Description

端末装置、基地局装置、および、通信方法
 本発明は、端末装置、基地局装置、および、通信方法に関する。
 本願は、2017年12月28日に日本に出願された特願2017-253557号と、2018年4月4日に日本に出願された特願2018-072268号とに基づいて優先権を主張し、その内容をここに援用する。
 セルラー移動通信の無線アクセス方式および無線ネットワーク(以下、「Long Term Evolution (LTE:登録商標)」、または、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access : EUTRA」と称する。)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project: 3GPP)において検討されている。また、3GPPにおいて、新たな無線アクセス方式(以下、「New Radio(NR)」と称する。)が検討されている(非特許文献1、2、3、4)。LTEでは、基地局装置をeNodeB(evolved NodeB)とも称する。NRでは、基地局装置をgNodeBとも称する。LTE、および、NRでは、端末装置をUE(User Equipment)とも称する。LTE、および、NRは、基地局装置がカバーするエリアをセル状に複数配置するセルラー通信システムである。単一の基地局装置は複数のセルを管理してもよい。
 NRにおいて、1つのサービングセルに対して下りリンクBWP(bandwidth part)と上りリンクBWPのセットが設定される(非特許文献3)。端末装置は、下りリンクBWPにおいてPDCCHとPDSCHを受信する。
 本発明の一態様は、効率的に上りリンク送信を行うことができる端末装置、該端末装置に用いられる通信方法、効率的に上りリンク送信の受信を行うことができる基地局装置、および、該基地局装置に用いられる通信方法を提供する。
 (1)本発明の態様は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の第1の態様は、端末装置であって、PUCCHを用いてCRCビットを伴うUCIペイロードを送信する送信部を備え、前記UCIペイロードに付加される前記CRCビットのサイズは第1のサイズであり、前記PUCCHのリソースのPRB数は、CRCビットの第2のサイズに基づいて与えられる。
 (2)本発明の第2の態様は、基地局装置であって、PUCCHを用いてCRCビットを伴うUCIペイロードを受信する受信部を備え、前記UCIペイロードに付加される前記CRCビットのサイズは第1のサイズであり、前記PUCCHのリソースのPRB数は、CRCビットの第2のサイズに基づいて与えられる。
 (3)本発明の第3の態様は、端末装置に用いられる通信方法であって、PUCCHを用いてCRCビットを伴うUCIペイロードを送信し、前記UCIペイロードに付加される前記CRCビットのサイズは第1のサイズであり、前記PUCCHのリソースのPRB数は、CRCビットの第2のサイズに基づいて与えられる。
 (4)本発明の第4の態様は、基地局装置に用いられる通信方法であって、PUCCHを用いてCRCビットを伴うUCIペイロードを受信し、前記UCIペイロードに付加される前記CRCビットのサイズは第1のサイズであり、前記PUCCHのリソースのPRB数は、CRCビットの第2のサイズに基づいて与えられる。
 この発明の一態様によれば、端末装置は効率的に上りリンク送信を行うことができる。また、基地局装置は効率的に上りリンク送信の受信を行うことができる。
本実施形態の無線通信システムの概念図である。 本実施形態の無線フレームの概略構成を示す図である。 本実施形態における上りリンクスロットの概略構成を示す図である。 本実施形態の端末装置1の構成を示す概略ブロック図である。 本実施形態の基地局装置3の構成を示す概略ブロック図である。 本実施形態におけるPUCCHリソースが上位層パラメータによって設定される一例を示す図である。 本実施形態におけるCRCビットのサイズを決定するフローチャートを示した図である。 本実施形態におけるUCIペイロードaのサイズとレートマッチ出力系列f のサイズに基づくコードブロックセグメンテーションを示した図である。 本実施形態におけるPUCCHリソースのPRB数を決定する方法の一例を示す図である。 本実施形態における仮想的なCRCビットのサイズを決定するフローチャートを示した図である。
 以下、本発明の実施形態について説明する。
 図1は、本実施形態の無線通信システムの概念図である。図1において、無線通信システムは、端末装置1A~1C、および基地局装置3を具備する。以下、端末装置1A~1Cを端末装置1という。
 本実施形態の物理チャネルおよび物理信号について説明する。
 端末装置1から基地局装置3への上りリンクの無線通信では、以下の上りリンク物理チャネルが用いられる。上りリンク物理チャネルは、上位層から出力された情報を送信するために使用される。
・PUCCH(Physical Uplink Control Channel)
・PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)
・PRACH(Physical Random Access Channel)
 PUCCHは、端末装置1が上りリンク制御情報(Uplink Control Information: UCI)を基地局装置3へ送信するために用いられる。なお、本実施形態において、端末装置1は、プライマリセル、および/または、プライマリセルの機能を有するセカンダリセル、および/または、PUCCHの送信が可能なセカンダリセルにおいてPUCCHの送信を行ってもよい。つまり、PUCCHは、特定のサービングセルにおいて送信されてもよい。
 上りリンク制御情報は、下りリンクのチャネル状態情報(Channel State Information:CSI)、PUSCHリソースの要求を示すスケジューリング要求(Scheduling Request: SR)、下りリンクデータ(Transport block, Medium Access Control Protocol Data Unit: MAC PDU, Downlink-Shared Channel: DL-SCH, Physical Downlink Shared Channel: PDSCH)に対するHARQ-ACK(Hybrid Automatic Repeat request ACKnowledgement)のうち、少なくとも1つを含む。
 HARQ-ACKを、ACK/NACK、HARQフィードバック、HARQ-ACKフィードバック、HARQ応答、HARQ-ACK応答、HARQ情報、HARQ-ACK情報、HARQ制御情報、および、HARQ-ACK制御情報とも称する。下りリンクデータが成功裏に復号された場合、該下りリンクデータに対するACKが生成される。下りリンクデータが成功裏に復号されなかった場合、該下りリンクデータに対するNACKが生成される。DTX(discontinuous transmission)は、下りリンクデータを検出しなかったことを意味してもよい。DTX(discontinuous transmission)は、HARQ-ACK応答を送信するべきデータを検出しなかったことを意味してもよい。
 チャネル状態情報は、チャネル品質指標(CQI:Channel Quality Indicator)とランク指標(RI:Rank Indicator)を含んでもよい。チャネル品質指標は、プレコーダ行列指標(PMI:Precoder Matrix Indicator)を含んでもよい。チャネル状態情報はプレコーダ行列指標を含んでもよい。CQIは、チャネル品質(伝搬強度)に関連する指標であり、PMIは、プレコーダを指示する指標である。RIは、送信ランク(または、送信レイヤ数)を指示する指標である。
 スケジューリング要求は、正のスケジューリング要求(positive scheduling request)、または、負のスケジューリング要求(negative scheduling request)を含む。正のスケジューリング要求は、初期送信のためのUL-SCHリソースを要求することを示す。負のスケジューリング要求は、初期送信のためのUL-SCHリソースを要求しないことを示す。端末装置1は、正のスケジューリング要求を送信するかどうかを決定してもよい。スケジューリング要求が負のスケジューリング要求であることは、端末装置1が正のスケジューリング要求を送信しないと決定したことを意味してもよい。
 PUSCHは、上りリンクデータ(Transport block, Medium Access Control Protocol Data Unit: MAC PDU, Uplink-Shared Channel: UL-SCH)を送信するために用いられてもよい。PUSCHは、上りリンクデータと共にHARQ-ACKおよび/またはチャネル状態情報を送信するために用いられてもよい。また、PUSCHはチャネル状態情報のみ、または、HARQ-ACKおよびチャネル状態情報のみを送信するために用いられてもよい。つまり、PUSCHは、上りリンク制御情報を送信するために用いられてもよい。端末装置1は、上りリンクグラント(uplink grant)を含むPDCCH(Physical Downlink Control Channel)の検出に基づいてPUSCHを送信してもよい。
 PRACHは、ランダムアクセスプリアンブル(ランダムアクセスメッセージ1)を送信するために用いられる。PRACHは、初期コネクション確立(initial connection establishment)プロシージャ、ハンドオーバプロシージャ、コネクション再確立(connection re-establishment)プロシージャ、上りリンクデータの送信に対する同期(タイミング調整)、およびPUSCH(UL-SCH)リソースの要求の少なくとも一部を示すために用いられてもよい。
 端末装置1から基地局装置3への上りリンクの無線通信では、以下の上りリンク物理シグナルが用いられてもよい。上りリンク物理シグナルは、上位層から出力された情報を送信するために使用されなくてもよいが、物理層によって使用される。
・上りリンク参照信号(UL RS:Uplink Reference Signal)
 本実施形態において、少なくとも以下の2つのタイプの上りリンク参照信号が少なくとも用いられてもよい。
・DMRS(Demodulation Reference Signal)
・SRS(Sounding Reference Signal)
 DMRSは、PUSCH、および/または、PUCCHの送信に関連する。DMRSは、PUSCHまたはPUCCHと多重されてもよい。基地局装置3は、PUSCHまたはPUCCHの伝搬路補正を行なうためにDMRSを使用する。以下、PUSCHとDMRSを共に送信することを、単にPUSCHを送信すると称する。該DMRSは該PUSCHに対応してもよい。以下、PUCCHとDMRSを共に送信することを、単にPUCCHを送信すると称する。該DMRSは該PUCCHに対応してもよい。
 SRSは、PUSCH、および/または、PUCCHの送信に関連しなくてもよい。SRSは、PUSCH、および/または、PUCCHの送信に関連してもよい。基地局装置3は、チャネル状態の測定のためにSRSを用いてもよい。SRSは、上りリンクスロットにおける最後から1つまたは複数の所定数のOFDMシンボルにおいて送信されてもよい。
 基地局装置3から端末装置1への下りリンクの無線通信では、以下の下りリンク物理チャネルが用いられてもよい。下りリンク物理チャネルは、上位層から出力された情報を送信するために、物理層によって使用されてもよい。
・PBCH(Physical Broadcast Channel)
・PDCCH(Physical Downlink Control Channel)
・PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)
 PBCHは、サービングセル内またはアクティブBWP(Bandwidth Part)内またはキャリア内の、1つまたは複数の端末装置1において共通に用いられるマスターインフォメーションブロック(Master Information Block: MIB)を報知するために用いられる。PBCHは、所定の送信間隔に基づき送信されてもよい。例えば、PBCHは、80msの間隔で送信されてもよい。PBCHに含まれる情報の少なくとも一部は、80msごとに更新されてもよい。PBCHは、周波数領域において、所定のサブキャリア数(例えば、288サブキャリア)により構成されてもよい。また、PBCHは、時間領域において、2、3、または、4OFDMシンボルを含んで構成されてもよい。MIBは、同期信号の識別子(インデックス)に関連する情報を含んでもよい。MIBは、PBCHが送信されるスロットの番号、サブフレームの番号、および、無線フレームの番号の少なくとも一部を指示する情報を含んでもよい。第1の設定情報はMIBに含まれてもよい。該第1の設定情報は、ランダムアクセスメッセージ2、ランダムアクセスメッセージ3、ランダムアクセスメッセージ4の一部または全部に少なくとも用いられる設定情報であってもよい。
 PDCCHは、下りリンク制御情報(Downlink Control Information: DCI)を送信するために用いられる。下りリンク制御情報を、DCIフォーマットとも称する。なお、DCIフォーマットは、1つまたは複数の下りリンク制御情報のフィールドを含んでも構成されてもよい。下りリンク制御情報は、上りリンクグラント(uplink grant)または下りリンクグラント(downlink grant)のいずれかを少なくとも含んでもよい。
 上りリンクグラントは、単一のセル内の単一のPUSCHのスケジューリングに用いられてもよい。上りリンクグラントは、単一のセル内の複数のスロットにおける複数のPUSCHのスケジューリングに用いられてもよい。上りリンクグラントは、単一のセル内の複数のスロットにおける単一のPUSCHのスケジューリングに用いられてもよい。上りリンクグラントを含む下りリンク制御情報は、上りリンクに関連するDCIフォーマットとも称されてもよい。
 1つの下りリンクグラントは、1つのサービングセル内の1つのPDSCHのスケジューリングのために少なくとも用いられる。下りリンクグラントは、該下りリンクグラントが送信されたスロットと同じスロット内のPDSCHのスケジューリングのために少なくとも用いられる。下りリンクグラントを含む下りリンク制御情報は、下りリンクに関連するDCIフォーマットとも称されてもよい。
 PDSCHは、下りリンクデータ(TB、MAC PDU、DL-SCH、PDSCH、CB、CBG)を送信するために用いられる。PDSCHは、ランダムアクセスメッセージ2(ランダムアクセスレスポンス)を送信するために少なくとも用いられる。PDSCHは、初期アクセスのために用いられるパラメータを含むシステムインフォメーションを送信するために少なくとも用いられる。
 上述したBCH、UL-SCHおよびDL-SCHは、トランスポートチャネルである。媒体アクセス制御(MAC:Medium Access Control)層で用いられるチャネルはトランスポートチャネルと呼称される。MAC層で用いられるトランスポートチャネルの単位は、トランスポートブロックまたはMAC PDUとも呼称される。MAC層においてトランスポートブロック毎にHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の制御が行なわれる。トランスポートブロックは、MAC層が物理層に渡す(deliver)データの単位である。物理層において、トランスポートブロックはコードワードにマップされ、コードワード毎に変調処理が行なわれる。
 基地局装置3と端末装置1は、上位層(higher layer)において信号をやり取り(送受信)してもよい。例えば、基地局装置3と端末装置1は、無線リソース制御(RRC: Radio Resource Control)層において、RRCシグナリング(RRC message: Radio Resource Control message、RRC information: Radio Resource Control informationとも称される)を送受信してもよい。また、基地局装置3と端末装置1は、MAC層において、MAC CE(Control Element)を送受信してもよい。ここで、RRCシグナリング、および/または、MAC CEを、上位層の信号(higher layer signaling)とも称する。
 PUSCHおよびPDSCHは、RRCシグナリング、および、MAC CEを送信するために少なくとも用いられる。ここで、基地局装置3からPDSCHで送信されるRRCシグナリングは、セル内における複数の端末装置1に対して共通のRRCシグナリングであってもよい。セル内における複数の端末装置1に対して共通のRRCシグナリングは、共通RRCシグナリングとも呼称される。基地局装置3からPDSCHで送信されるRRCシグナリングは、ある端末装置1に対して専用のRRCシグナリング(dedicated signalingまたはUE specific signalingとも呼称される)であってもよい。端末装置1に対して専用のRRCシグナリングは、専用RRCシグナリングとも呼称される。セルスペシフィックパラメータは、セル内における複数の端末装置1に対して共通のRRCシグナリング、または、ある端末装置1に対して専用のRRCシグナリングを用いて送信されてもよい。UEスペシフィックパラメータは、ある端末装置1に対して専用のRRCシグナリングを用いて送信されてもよい。
 以下、本実施形態の無線フレーム(radio frame)の構成について説明する。
 図2は、本実施形態の無線フレームの概略構成を示す図である。図2において、横軸は時間軸である。無線フレームのそれぞれは、10ms長であってもよい。また、無線フレームのそれぞれは10のスロットから構成されてもよい。スロットのそれぞれは、1ms長であってもよい。
 以下、本実施形態のスロットの構成の一例について説明する。図3は、本実施形態における上りリンクスロットの概略構成を示す図である。図3において、1つのセルにおける上りリンクスロットの構成を示す。図3において、横軸は時間軸であり、縦軸は周波数軸である。上りリンクスロットはNUL symb個のSC-FDMAシンボルを含んでもよい。上りリンクスロットはNUL symb個のOFDMシンボルを含んでもよい。以下、本実施形態では、上りリンクスロットがOFDMシンボルを含む場合を用いて説明をするが、上りリンクスロットがSC-FDMAシンボルを含む場合にも本実施形態を適用することはできる。
 図3において、lはOFDMシンボル番号/インデックスであり、kはサブキャリア番号/インデックスである。スロットのそれぞれにおいて送信される物理シグナルまたは物理チャネルは、リソースグリッドによって表現される。上りリンクにおいて、リソースグリッドは複数のサブキャリアと複数のOFDMシンボルによって定義される。リソースグリッド内のエレメントのそれぞれをリソースエレメントと称する。リソースエレメントは、サブキャリア番号/インデックスk、および、OFDMシンボル番号/インデックスlによって表される。
 上りリンクスロットは、時間領域において、複数のOFDMシンボルl(l=0,1,・・・,NUL symb-1)を含んでもよい。1つの上りリンクスロットにおいて、上りリンクにおけるノーマルCP(normal Cyclic Prefix)に対して、NUL symbは7または14であってもよい。上りリンクにおける拡張CP(extended Cyclic Prefix)に対して、NUL symbは6または12であってもよい。
 端末装置1は、上りリンクにおけるCP長を示す上位層のパラメータUL-CyclicPrefixLengthを基地局装置3から受信する。基地局装置3は、セルに対応する該上位層のパラメータUL-CyclicPrefixLengthを含むシステムインフォメーションを、該セルにおいて報知してもよい。
 上りリンクスロットは、周波数領域において、複数のサブキャリアk(k=0,1,・・・,NUL RB・NRB SC-1)を含んでもよい。NUL RBは、サービングセルに対する上りリンク帯域幅設定であり、NRB SCの倍数によって表現される。NRB SCは、サブキャリアの数によって表現される、周波数領域における(物理)リソースブロックサイズである。サブキャリア間隔Δfは15kHzであってもよい。NRB SCは12であってもよい。周波数領域における(物理)リソースブロックサイズは180kHzであってもよい。
 1つの物理リソースブロックは、時間領域においてNUL symbの連続するOFDMシンボルと周波数領域においてNRB SCの連続するサブキャリアとから定義される。ゆえに、1つの物理リソースブロックは(NUL symb・NRB SC)のリソースエレメントから構成される。1つの物理リソースブロックは、時間領域において1つのスロットに対応してもよい。物理リソースブロックは周波数領域において、周波数の低いほうから順に番号nPRB(0,1,…, NUL RB -1)が付けられてもよい。
 本実施形態における下りリンクのスロットは、複数のOFDMシンボルを含む。本実施形態における下りリンクのスロットの構成は上りリンクと基本的に同じであるため、下りリンクのスロットの構成の説明は省略する。
 以下、本実施形態における装置の構成について説明する。
 図4は、本実施形態の端末装置1の構成を示す概略ブロック図である。図示するように、端末装置1は、無線送受信部10、および、上位層処理部14を含んで構成される。無線送受信部10は、アンテナ部11、RF(Radio Frequency)部12、および、ベースバンド部13を含んで構成される。上位層処理部14は、媒体アクセス制御層処理部15、および、無線リソース制御層処理部16を含んで構成される。無線送受信部10を送信部、受信部、符号化部、復号部、または、物理層処理部とも称する。
 上位層処理部14は、ユーザの操作等により生成された上りリンクデータ(トランスポートブロック)を、無線送受信部10に出力する。上位層処理部14は、媒体アクセス制御(MAC: Medium Access Control)層、パケットデータ統合プロトコル(Packet Data Convergence Protocol: PDCP)層、無線リンク制御(Radio Link Control: RLC)層、無線リソース制御(Radio Resource Control: RRC)層の処理を行なう。
 上位層処理部14が備える媒体アクセス制御層処理部15は、媒体アクセス制御層の処理を行う。媒体アクセス制御層処理部15は、無線リソース制御層処理部16によって管理されている各種設定情報/パラメータに基づいて、ランダムアクセス手順の制御を行う。
 上位層処理部14が備える無線リソース制御層処理部16は、無線リソース制御層の処理を行う。無線リソース制御層処理部16は、自装置の各種設定情報/パラメータの管理をする。無線リソース制御層処理部16は、基地局装置3から受信した上位層の信号に基づいて各種設定情報/パラメータをセットする。すなわち、無線リソース制御層処理部16は、基地局装置3から受信した各種設定情報/パラメータを示す情報に基づいて各種設定情報/パラメータをセットする。
 無線送受信部10は、変調、復調、符号化、復号化などの物理層の処理を行う。無線送受信部10は、基地局装置3から受信した信号を、分離、復調、復号し、復号した情報を上位層処理部14に出力する。無線送受信部10は、データを変調、符号化することによって送信信号を生成し、基地局装置3に送信する。
 RF部12は、アンテナ部11を介して受信した信号を、直交復調によりベースバンド信号に変換し(ダウンコンバート: down convert)、不要な周波数成分を除去する。RF部12は、処理をしたアナログ信号をベースバンド部に出力する。
 ベースバンド部13は、RF部12から入力されたアナログ信号を、アナログ信号からディジタル信号に変換する。ベースバンド部13は、変換したディジタル信号からCP(Cyclic Prefix)に相当する部分を除去し、CPを除去した信号に対して高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform: FFT)を行い、周波数領域の信号を抽出する。
 ベースバンド部13は、データを逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform: IFFT)して、SC-FDMAシンボルを生成し、生成されたSC-FDMAシンボルにCPを付加し、ベースバンドのディジタル信号を生成し、ベースバンドのディジタル信号をアナログ信号に変換する。ベースバンド部13は、変換したアナログ信号をRF部12に出力する。
 RF部12は、ローパスフィルタを用いてベースバンド部13から入力されたアナログ信号から余分な周波数成分を除去し、アナログ信号を搬送波周波数にアップコンバート(up convert)し、アンテナ部11を介して送信する。また、RF部12は、電力を増幅する。また、RF部12は送信電力を制御する機能を備えてもよい。RF部12を送信電力制御部とも称する。
 図5は、本実施形態の基地局装置3の構成を示す概略ブロック図である。図示するように、基地局装置3は、無線送受信部30、および、上位層処理部34を含んで構成される。無線送受信部30は、アンテナ部31、RF部32、および、ベースバンド部33を含んで構成される。上位層処理部34は、媒体アクセス制御層処理部35、および、無線リソース制御層処理部36を含んで構成される。無線送受信部30を送信部、受信部、符号化部、復号部、または、物理層処理部とも称する。
 上位層処理部34は、媒体アクセス制御(MAC: Medium Access Control)層、パケットデータ統合プロトコル(Packet Data Convergence Protocol: PDCP)層、無線リンク制御(Radio Link Control: RLC)層、無線リソース制御(Radio Resource Control: RRC)層の処理を行なう。
 上位層処理部34が備える媒体アクセス制御層処理部35は、媒体アクセス制御層の処理を行う。媒体アクセス制御層処理部35は、無線リソース制御層処理部36によって管理されている各種設定情報/パラメータに基づいて、ランダムアクセス手順の制御を行う。
 上位層処理部34が備える無線リソース制御層処理部36は、無線リソース制御層の処理を行う。無線リソース制御層処理部36は、物理下りリンク共用チャネルに配置される下りリンクデータ(トランスポートブロック)、システムインフォメーション、RRCメッセージ、MAC CE(Control Element)などを生成し、又は上位ノードから取得し、無線送受信部30に出力する。また、無線リソース制御層処理部36は、端末装置1各々の各種設定情報/パラメータの管理をする。無線リソース制御層処理部36は、上位層の信号を介して端末装置1各々に対して各種設定情報/パラメータをセットしてもよい。すなわち、無線リソース制御層処理部36は、各種設定情報/パラメータを示す情報を送信/報知する。
 無線送受信部30の機能は、無線送受信部10と同様であるため説明を省略する。
 端末装置1が備える符号10から符号16が付された部のそれぞれは、回路として構成されてもよい。基地局装置3が備える符号30から符号36が付された部のそれぞれは、回路として構成されてもよい。端末装置1が備える符号10から符号16が付された部のそれぞれは、少なくとも1つのプロセッサと前記少なくとも1つのプロセッサと連結されるメモリとして構成されてもよい。基地局装置3が備える符号30から符号36が付された部のそれぞれは、少なくとも1つのプロセッサと前記少なくとも1つのプロセッサと連結されるメモリとして構成されてもよい。
 本実施形態の無線通信システムは、TDD(Time Division Duplex)および/またはFDD(Frequency Division Duplex)が適用されてもよい。セルアグリゲーションの場合には、TDDが適用されるサービングセルとFDDが適用されるサービングセルが集約されてもよい。
 なお、上位層の信号は、RMSI(Remaining Minimum System Information)、OSI(Other System Information)、SIB(System Information Block)、RRC(Radio Resource Control)メッセージ、MAC CE(Medium Access Control Control Element)のいずれかであってもよい。また、上位層パラメータ(higher layer parameter)は上位層の信号に含まれるパラメータや情報要素を意味してもよい。
 PUCCHで送信するUCIはHARQ-ACK、スケジューリングリクエスト、および/または、CSIを含んでもよい。
 端末装置1は、1つまたは複数の上位層パラメータに基づいて、PUCCHフォーマットでのPUCCH送信に対するリソース(PUCCHリソース)を設定する。上位層パラメータPUCCH-resource-config-PF0は、PUCCHフォーマット0でのPUCCH送信に対する1つまたは複数のPUCCHリソースの設定に用いられる。上位層パラメータPUCCH-resource-config-PF1は、PUCCHフォーマット1でのPUCCH送信に対する1つまたは複数のPUCCHリソースの設定に用いられる。上位層パラメータPUCCH-resource-config-PF2は、PUCCHフォーマット2でのPUCCH送信に対する1つまたは複数のPUCCHリソースの設定に用いられる。上位層パラメータPUCCH-resource-config-PF3は、PUCCHフォーマット3でのPUCCH送信に対する1つまたは複数のPUCCHリソースの設定に用いられる。上位層パラメータPUCCH-resource-config-PF4は、PUCCHフォーマット4でのPUCCH送信に対する1つまたは複数のPUCCHリソースの設定に用いられる。
 ここで、PUCCHフォーマットは、PUCCHフォーマットに対応するPUCCHリソースの設定に用いられる上位層パラメータの値や種類、および/または、PUCCHフォーマットに対応するPUCCHリソースで送信可能なUCIビットの数に少なくとも基づいて定義されてもよい。例えば、PUCCHフォーマット0は、1つまたは2つのOFDMシンボルの長さを持ち、UCIビット数は1または2ビットであってもよい。PUCCHフォーマット1は4つのOFDMシンボル以上の長さを持ち、UCIビット数は1または2ビットであってもよい。PUCCHフォーマット2は1つまたは2つのOFDMシンボルの長さを持ち、UCIビット数は3と同じまたは大きくてもよい。PUCCHフォーマット3は4つのOFDMシンボルと同じまたは長い長さを持ち、UCIビット数は3と同じまたは大きくてもよい。PUCCHフォーマット4は4つのOFDMシンボルと同じまたは長い長さを持ち、UCIビット数は3と同じまたは大きくてもよい。PUCCHフォーマット4で設定されるPUCCHリソースはOCCを含んでもよい。
 PUCCHリソースセットは、上位層パラメータPUCCH-resource-setによって、1つまたは複数に設定されてもよい。端末装置1は1つのPUCCHリソースセットに含まれるPUCCHリソースの数を上位層パラメータPUCCH-resource-set-sizeによって設定してもよい。端末装置1はUCIのビット数Aに応じてPUCCHリソースセットを決定してもよい。UCIのビット数AがN1と同じまたは小さい場合、端末装置1は第1のPUCCHリソースセットを決定する。UCIのビット数AがN1より大きい、且つ、N2と同じまたは小さい場合、端末装置1は第2のPUCCHリソースセットを決定する。UCIのビット数AがN2と同じまたは大きい、且つ、N3と同じまたは小さい場合、端末装置1は第3のPUCCHリソースセットを決定する。UCIのビット数AがN3と同じまたは大きい、且つ、N4と同じまたは小さい場合、端末装置1は第4のPUCCHリソースセットを決定する。N1は2であってもよい。N2、N3、N4は上位層パラメータで設定されてもよい。
 端末装置1が、PUCCHリソースセットを設定する上位層パラメータPUCCH-resource-setによって構成されていない場合、HARQ-ACK情報を伴うPUCCH送信のための上りリンクBWPはSystemInformationBlockType1によって示され、PUCCHリソースセットはSystemInformationBlockType1に含まれる上位層パラメータPUCCH-resource-commonによって示される。
 端末装置1がPUCCHを用いてHARQ-ACK情報を送信するために、端末装置1はPUCCHリソースセットを決定した後にPUCCHリソースを決定する。PUCCHリソースの決定は、端末装置1が検出した最後のDCIフォーマット1_0またはDCIフォーマット1_1に含まれるPUCCHリソースインジケータフィールド(PUCCH resource indicator field)の値に少なくとも基づいて行われる。
 端末装置1は、検出されたDCIフォーマット1_0またはDCIフォーマット1_1が示す順序に対応するHARQ-ACK情報をPUCCHで送信する。検出されたDCIフォーマット1_0またはDCIフォーマット1_1の順序は昇順(ascending order)を用いてセル間のインデックスを先に設定してからPDCCHモニタリングオケージョンを後にする。例えば、端末装置1がサービングセル1でPDCCHモニタリングオケージョンTにおいてDCIフォーマットAを、PDCCHモニタリングオケージョン(T+1)においてDCIフォーマットBを検出し、サービングセル2でPDCCHモニタリングオケージョンTにおいてDCIフォーマットCを、PDCCHモニタリングオケージョン(T+1)においてDCIフォーマットDを検出した場合、端末装置1は、DCIフォーマットA、DCIフォーマットC、DCIフォーマットB、DCIフォーマットDの順で各DCIフォーマットに対応するHARQ-ACK情報をPUCCHで送信する。ここでDCIフォーマットA、DCIフォーマットB、DCIフォーマットC、DCIフォーマットDは、少なくともDCIフォーマット1_0またはDCIフォーマット1_1の何れかのDCIフォーマットであってもよい。
 端末装置1は、PDCCHから検出されたDCIフォーマット1_0またはDCIフォーマット1_1に含まれるPUCCHリソースインジケータフィールド(PUCCH resource indicator field)の値が示す上位層パラメータPUCCH-resource-indexによって設定されたPUCCHリソースインデックスにマップする。PUCCHリソースインデックスは上位層パラメータPUCCH-resource-set-sizeによって設定された1つまたは複数のPUCCHリソースのインデックスである。例えば、あるPUCCHリソースセットにおいて上位層パラメータPUCCH-resource-set-sizeによって4つのPUCCHリソースが設定され、上位層パラメータPUCCH-resource-indexによってPUCCHリソースインジケータフィールドの値とPUCCHリソースの関係が、PUCCHリソースインジケータフィールドの値00に対応するPUCCHリソースが第1のPUCCHリソース、PUCCHリソースインジケータフィールドの値01に対応するPUCCHリソースが第2のPUCCHリソース、PUCCHリソースインジケータフィールドの値10に対応するPUCCHリソースが第3のPUCCHリソース、PUCCHリソースインジケータフィールドの値11に対応するPUCCHリソースが第4のPUCCHリソースで設定され、端末装置1がPDCCHから検出されたDCIフォーマット1_0またはDCIフォーマット1_1に含まれるPUCCHリソースインジケータフィールド(PUCCH resource indicator field)の値が10である場合、端末装置1は第3のPUCCHリソースを選択する。
 図6は、PUCCHリソースが上位層パラメータによって設定される一例を示す図である。1つのPUCCHリソースセットは1つまたは複数のPUCCHリソースが設定されてもよい。各PUCCHリソースは図6に示すように、PUCCHがマップされる開始シンボルインデックス(starting symbol index)、シンボル数(symbol duration)、周波数ホッピングしない場合、または、周波数ホッピングする場合の1番目のホップの開始PRBインデックス(starting PRB index of first hop)、周波数ホッピングする場合の2番目のホップの開始PRBインデックス(starting PRB index of second hop)、PRBの数(the number of PRBs)、周波数ホッピングフラッグ(frequency hopping flag)、サイクリックシフトのインデックス、OCCのインデックスの一部または全部に少なくとも基づき与えられる。1つのPUCCHリソースセットに設定される複数のPUCCHリソースは、PRB数が少ないPUCCHリソースに小さいインデックスが与えられてもよい。つまり、PUCCHリソース1はPUCCHリソース2よりPRB数が少ないまたは同じであってもよい。ここで、PRBを帯域幅、RBとも称する。
 PUCCHフォーマット0は、開始シンボルインデックス、シンボル数、周波数ホッピングフラグ、周波数ホッピングを施した場合の1番目のホップ、および/または、周波数ホッピングを施していない場合の開始PRBインデックス、周波数ホッピングを施した場合の2番目のホップの開始PRBインデックス、サイクリックシフトのインデックスの一部または全部に少なくとも基づいて設定されてもよい。
 PUCCHフォーマット1は、開始シンボルインデックス、シンボル数、周波数ホッピングフラグ、周波数ホッピングを施した場合の1番目のホップ、および/または、周波数ホッピングを施していない場合の開始PRBインデックス、周波数ホッピングを施した場合の2番目のホップの開始PRBインデックス、サイクリックシフトのインデックス、OCCのインデックスの一部または全部に少なくとも基づいて設定されてもよい。
 PUCCHフォーマット2は、開始シンボルインデックス、シンボル数、周波数ホッピングフラグ、周波数ホッピングを施した場合の1番目のホップ、および/または、周波数ホッピングを施していない場合の開始PRBインデックス、周波数ホッピングを施した場合の2番目のホップの開始PRBインデックス、PRB数の一部または全部に少なくとも基づいて設定されてもよい。
 PUCCHフォーマット3は、開始シンボルインデックス、シンボル数、周波数ホッピングフラグ、周波数ホッピングを施した場合の1番目のホップ、および/または、周波数ホッピングを施していない場合の開始PRBインデックス、周波数ホッピングを施した場合の2番目のホップの開始PRBインデックス、PRB数の一部または全部に少なくとも基づいて設定されてもよい。
 PUCCHフォーマット4は、開始シンボルインデックス、シンボル数、周波数ホッピングフラグ、周波数ホッピングを施した場合の1番目のホップ、および/または、周波数ホッピングを施していない場合の開始PRBインデックス、周波数ホッピングを施した場合の2番目のホップの開始PRBインデックス、OCCの長さ、OCCのインデックスの一部または全部に少なくとも基づいて設定されてもよい。
 PUCCH送信においてPUCCHリソースがPUCCHフォーマット0、または、PUCCHフォーマット2で設定される場合、最初のシンボルインデックスは上位層パラメータPUCCH-F0-F2-starting-symbolによって示される。PUCCH送信においてPUCCHリソースがPUCCHフォーマット1、PUCCHフォーマット3、または、PUCCHフォーマット4で設定される場合、最初のシンボルインデックスは上位層パラメータPUCCH-F1-F3-F4-starting-symbolによって示される。
 PUCCH送信においてPUCCHリソースがPUCCHフォーマット0、または、PUCCHフォーマット2で設定される場合、シンボル数は上位層パラメータPUCCH-F0-F2-number-of-symbolsによって示される。PUCCH送信においてPUCCHリソースがPUCCHフォーマット1、PUCCHフォーマット3、PUCCHフォーマット4で設定される場合、シンボル数は上位層パラメータPUCCH-F1-F3-F4-number-of-symbolsによって示される。
 周波数ホッピングを施さない場合、PUCCH送信のために用いられるPUCCHリソースの最初のPRBインデックスは上位層パラメータPUCCH-starting-PRBによって示される。周波数ホッピングを施すPUCCHリソースの場合、1番目のホッピングにおいてPUCCH送信のために用いられるPUCCHリソースの最初のPRBインデックスは上位層パラメータPUCCH-starting-PRBによって示される。周波数ホッピングを施すPUCCHリソースの場合、2番目のホッピングにおいてPUCCH送信のために用いられるPUCCHリソースの最初のPRBインデックスは上位層パラメータPUCCH-2nd-hop-PRBによって示される。
 端末装置1がPUCCHフォーマット2を用いてPUCCHを送信する場合、PUCCH送信に用いるPRBの数は上位層パラメータPUCCH-F2-number-of-PRBsによって示される。端末装置1がPUCCHフォーマット3を用いてPUCCHを送信する場合、PUCCH送信に用いるPRBの数は上位層パラメータPUCCH-F3-number-of-PRBsによって示される。
 端末装置1がPUCCHリソースの周波数ホッピングをするかどうかは上位層パラメータPUCCH-frequency-hoppingによって示される。
 端末装置1がPUCCHフォーマット0、および/または、PUCCHフォーマット1を用いてPUCCHを送信する場合、PUCCHリソースのサイクリックシフトのインデックスは上位層パラメータPUCCH-F0-F1-initial-cyclic-shiftによって示される。
 端末装置1がPUCCHフォーマット1を用いてPUCCHを送信する場合、OCC(Orthogonal Cover Code)を生成する時に用いる1つまたは複数の値は、PUCCHのシンボル数と上位層パラメータPUCCH-F1-time-domain-OCCに少なくとも基づいて与えられる。
 端末装置1がPUCCHフォーマット4を用いてPUCCHを送信する場合、OCC(Orthogonal Cover Code)を生成する時に用いる1つまたは複数の値は、PUCCHのシンボル数と上位層パラメータPUCCH-F1-time-domain-OCCに少なくとも基づいて与えられる。
 PUCCHフォーマット3において、端末装置1はDMRS送信に用いるDMRSの数を上位層パラメータPUCCH-F3-F4-additional-DMRSによって設定されてもよい。PUCCHフォーマット4において、端末装置1はDMRS送信に用いるDMRSの数を上位層パラメータPUCCH-F3-F4-additional-DMRSによって設定されてもよい。
 端末装置1がHARQ-ACK情報と該HARQ-ACK情報に対するCRCビットをPUCCHフォーマット2で送信する場合、端末装置1は、図8のブロック802で示すように、HARQ情報とCRCビットを符号化した符号語の符号化率が上位層パラメータPUCCH-F3-maximum-coderateによって与えられた符号化率と同じまたは該符号化率より低くなるように上位層パラメータによって設定されたPUCCHリソースの最小PRB数を決定する。最小PRB数は少なくともHARQ-ACK情報ビット数、当該HARQ-ACK情報に対するCRCビットのビット数、1PRBあたりのサブキャリア数、変調方式に対応するビット数、および/または、最大符号化率に基づいて与えられる。変調方式に対応するビット数は、pi/2-BPSKの場合、1であってもよい。変調方式に対応するビット数は、QPSKの場合、2であってもよい。
 端末装置1がHARQ-ACK情報と該HARQ-ACK情報に対するCRCビットをPUCCHフォーマット3で送信する場合、端末装置1は、図8のブロック802で示すように、HARQ-ACK情報とCRCビットを符号化した符号語の符号化率が上位層パラメータPUCCH-F3-maximum-coderateによって与えられた符号化率と同じまたは該符号化率より低くなるように上位層パラメータによって設定されたPUCCHリソースの最小PRB数を決定する。最小PRB数は少なくともHARQ-ACK情報ビット数、当該HARQ-ACK情報に対するCRCビットのビット数、1PRBあたりのサブキャリア数、変調方式に対応するビット数、および/または、最大符号化率に基づいて与えられる。変調方式に対応するビット数は、pi/2-BPSKの場合、1であってもよい。変調方式に対応するビット数は、QPSKの場合、2であってもよい。
 端末装置1がHARQ-ACK情報と該HARQ-ACK情報に対するCRCビットをPUCCHフォーマット2で送信する、且つ、UCIペイロードが360ビットと同じまたは大きい、且つ、レートマッチの出力が1088ビットと同じまたは大きい場合、端末装置1は、図8のブロック803で示すようにHARQ-ACK情報に対してコードブロックセグメンテーション(Code block segmentation)を行い、コードブロックセグメンテーションされたそれぞれの情報ビット(コードブロックとも呼称される)に対してCRCビットを付加する。端末装置1は、HARQ情報とCRCビットを符号化した符号語の符号化率が上位層パラメータPUCCH-F2-maximum-coderateによって与えられた符号化率と同じまたは該符号化率より低くなるように上位層パラメータによって設定されたPUCCHリソースの最小PRB数を決定する。最小PRB数はHARQ-ACK情報ビット数、当該HARQ-ACK情報に対するCRCビットのビット数、1PRBあたりのサブキャリア数、変調方式に対応するビット数、および/または、最大符号化率に少なくとも基づいて与えられる。変調方式に対応するビット数は、pi/2-BPSKの場合、1であってもよい。変調方式に対応するビット数は、QPSKの場合、2であってもよい。
 端末装置1がHARQ-ACK情報と該HARQ-ACK情報に対するCRCビットをPUCCHフォーマット3で送信する、且つ、UCIペイロードが360ビットと同じまたは大きい、且つ、レートマッチの出力が1088ビットと同じまたは大きい場合、端末装置1は、図8のブロック803で示すようにHARQ-ACK情報に対してコードブロックセグメンテーションを行い、コードブロックセグメンテーションされたそれぞれの情報ビット(コードブロックとも呼称される)に対してCRCビットを付加する。端末装置1は、HARQ情報とCRCビットを符号化した符号語の符号化率が上位層パラメータPUCCH-F3-maximum-coderateによって与えられた符号化率と同じまたは該符号化率より低くなるように上位層パラメータによって設定されたPUCCHリソースの最小PRB数を決定する。最小PRB数はHARQ-ACK情報ビット数、当該HARQ-ACK情報に対するCRCビットのビット数、1PRBあたりのサブキャリア数、変調方式に対応するビット数、および/または、最大符号化率に少なくとも基づいて与えられる。変調方式に対応するビット数は、pi/2-BPSKの場合、1であってもよい。変調方式に対応するビット数は、QPSKの場合、2であってもよい。
 符号語は、UCIの符号化ビットを少なくとも含む系列であってもよい。符号語は、PRBにマッピングされる系列であってもよい。符号語は、1または複数のレートマッチ出力系列(rate-match output sequence)の結合に少なくとも基づき与えられる系列であってもよい。1または複数のレートマッチ出力系列f は、UCIの符号化系列d のレートマッチ(rate-match)処理に少なくとも基づき与えられてもよい。ここで、cは、コードブロック番号を示すインデックスである。cは0からC-1の値を示すインデックスである。Cは、コードブロックの数を示す。eは、0からE-1の範囲の整数のいずれかを示す。Eは、レートマッチ出力系列f のサイズを示す。nは、0からN-1の範囲の整数のいずれかを示す。Nは、c番目のコードブロックのUCIの符号化ビット数であってもよい。Nは、UCIの符号化系列d のサイズを示す。レートマッチ処理の入力は、UCIの符号化系列d であってもよい。
 レートマッチ出力系列f は、f =d mod(n,N)であってもよい。ここで、mod(X,Y)は、XをYで除算した場合の余りを出力する関数であってもよい。チャネル符号化のためにpolar符号が用いられ、かつ、EがN以上である場合に少なくとも、レートマッチ出力系列f は、f =d mod(n,N)であってもよい。UCIの符号化系列d は、チャネル符号化された符号化系列をインターリーブ(interleave)することにより与えられてもよい。
 コードブロックの数Cは、コードブロックセグメンテーションに基づき与えられる。コードブロックセグメンテーションの詳細は後述される。
 コードブロックの数Cが1である場合、コードブロックの結合は行われなくてもよい。
 UCIは、HARQ-ACK、SR、および、CSIに少なくとも基づき与えられるCRCビットを少なくとも含んでもよい。
 UCIのペイロードaのサイズAが12より小さい場合、サイズL1のCRCビットを付加する。UCIペイロードaのサイズAが12と同じまたは大きい、且つ、19と同じまたは小さい場合、サイズL2のCRCビットを付加する。UCIペイロードaのサイズAが20と同じまたは大きい場合、サイズL3のCRCビットを付加する。ここで、L1は0であってもよい。L2は6であってもよい。L3は11であってもよい。
 図8はUCIペイロードaのサイズとレートマッチ出力系列f のサイズに基づくコードブロックセグメンテーションを示した図である。UCIペイロードaのサイズAとUCIペイロードaに対応するCRCビットのサイズを総合ペイロードと称する。または、UCIペイロードaと該UCIペイロードaに付加されるCRCビットを含んだペイロードを総合ペイロードと称する。端末装置1はUCIペイロードaのサイズA、UCIペイロードaのサイズAに対する閾値K1、総合ペイロードのレートマッチ出力系列f のサイズE、当該レートマッチ出力系列f のサイズEに対する閾値E1に少なくとも基づいてコードブロックセグメンテーションを施すかどうかを801で判定する。なお、UCIペイロードに付加されるCRCビットのサイズは、該UCIペイロードのサイズに基づいて決定されてもよい。
 (804)UCIペイロードaのサイズAがK1以上である、且つ、レートマッチ出力系列f のサイズEがE1以上である場合、端末装置1はブロック803で該UCIペイロードaを二つに分割することができる(コードブロックの数C=2)。ここでK1は360であってもよい。E1は1088であってもよい。該レートマッチ出力系列f は、該UCIペイロードを少なくとも含む総合ペイロードのチャネル符号化、および、レートマッチ処理に少なくとも基づき与えられる。
 (805)UCIペイロードaのサイズAが少なくともK1未満である、または、レートマッチ出力系列f のサイズEが少なくともE1未満である場合、ブロック802でUCIペイロードaにCRCビットを付加してチャネル符号化を行う。つまり、UCIペイロードaのサイズAが少なくともK1未満である、または、レートマッチ出力系列f のサイズEが少なくともE1未満である場合、総合ペイロードに対してコードブロックセグメンテーションが行われなくてもよい(または、コードブロックの数C=1であってもよい)。なお、該総合ペイロードは、UCIペイロードaにCRCビットが付加されたペイロードであってもよい。つまり、該総合ペイロードのサイズは、UCIペイロードaのサイズと該UCIペイロードaに付加されるCRCビットのサイズに基づいて決定されてもよい。
 図9は、PUCCHリソースのPRB数を決定する方法の一例を示す図である。端末装置1は、PUCCHリソースのPRB数をMRB,min PUCCHにセットする。ここで、MRB,min PUCCHはPUCCH送信のために上位層パラメータPUCCH-F2-number-of-PRBsまたはPUCCH-F3-number-of-PRBsによって示されたPRB数と同じまたは小さいという条件を満たす最小のPRB数であってもよい。また、PUCCHフォーマット2に対して、MRB,min PUCCHはPUCCH送信のために上位層パラメータPUCCH-F2-number-of-PRBsによって示されたPRB数と同じまたは小さいという条件を満たす最小のPRB数であってもよい。また、PUCCHフォーマット3に対して、MRB,min PUCCHはPUCCH送信のために上位層パラメータPUCCH-F3-number-of-PRBsによって示されたPRB数と同じまたは小さいという条件を満たす最小のPRB数であってもよい。端末装置1は、数式1で示される不等式1と数式2で示される不等式2を満たす最小のPRB数をMRB,min PUCCHにセットする。総合ペイロードのレートマッチ出力系列f をマッピングするPUCCHリソースのPRBの数(MRB,min PUCCH)は上位層パラメータによって示されたPRB数と同じまたは小さい値であってもよい。また、PRBの数(MRB,min PUCCH-1)はPRBの数(MRB,min PUCCH)よりPRBが1つ少ないことを意味してもよい。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000001
 
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000002
 
 図9において、900はPUCCHリソースのPRB数をMRB,min PUCCH-1にセットした場合に想定される総合ペイロードである。900は、903と904から構成されてもよい。903はUCIペイロードであってもよい。904は903に付加されるCRCビットである。904の数(ビット数、ビットサイズ、サイズ)OCRC,M-1は、PUCCHリソースのPRB数がMRB,min PUCCH-1にセットされることを想定して与えられてもよい。904の数OCRC,M-1は、数式3によって与えられるEに基づいて決定されてもよい。ここで、903に付加されるCRCビット904の数OCRC,M-1を計算するために用いられるEは、実際のEとは異なってもよい。すなわち、903に付加されるCRCビット904の数OCRC,M-1は、仮想的なEの値に基づいて計算されてもよい。すなわち、CRCビット904の数は、実際のCRCビットの数と同じでもよいし、異なってもよい。903に付加されるCRCビット904の数OCRC,M-1は、数式1によって与えられるEに応じて図7のフローチャートに基づいて決定されてもよい。
 図9において、903に付加されるCRCビット904の数OCRC,M-1は、PUCCH-F2-number-of-PRBsまたはPUCCH-F3-number-of-PRBsによって示されたPRB数を想定して与えられてもよい。903に付加されるCRCビット904の数OCRC,M-1は、第1の上位層のパラメータに基づき与えられてもよい。
 Nsc,ctrl RBはPUCCHのフォーマットによって与えられてもよい。Nsc,ctrl RBは1つのPRBに与えられるサブキャリアの数であってもよい。Nsc,ctrl RBはDMRSで与えられるサブキャリアを除いたサブキャリアの数でもよい。Nsc,ctrl RBは、周波数領域において1つのPRBに含まれ、且つ、DMRSがマップされないサブキャリアの数であってもよい。Qmは変調オーダーであってもよい。Qmは変調方式に応じる数であってもよい。Qmは1つの変調シンボルで送信できるビットの数であってもよい。pi/2-BPSKの場合、Qmは1であってもよい。QPSKの場合、Qmは2であってもよい。rは上位層パラメータによって与えられるコードレートである。PUCCHフォーマット2の場合、コードレートrは上位層パラメータPUCCH-F2-maximum-coderateによって与えられる。PUCCHフォーマット3の場合、コードレートrは上位層パラメータPUCCH-F3-maximum-coderateによって与えられる。PUCCHフォーマット4の場合、コードレートrは上位層パラメータPUCCH-F4-maximum-coderateによって与えられる。Nsymb PUCCHはPUCCHフォーマット2、および/または、PUCCHフォーマット3、および/または、PUCCHフォーマット4のシンボル数である。PUCCHフォーマット2において、Nsymb PUCCHは上位層パラメータPUCCH-F0-F2-number-of-symbolsによって与えられてもよい。PUCCHフォーマット3および/またはPUCCHフォーマット4において、Nsymb PUCCHはDMRSの送信に用いられるシンボル数を除いたシンボル数であり、上位層パラメータPUCCH-F1-F3-F3-number-of-symbolsによって決定されてもよい。
 図9において、901におけるVM-1は数式4によって与えられる。数式1で示される不等式1で示すように、端末装置1は、総合ペイロード900が数式4によって与えられるVM-1より大きくなるように、MRB,min PUCCHをセットする。また、総合ペイロード900が数式4によって与えられるVM-1より大きいことは、PUCCHリソースのPRB数をMRB,min PUCCH-1にセットした場合に想定される総合ペイロードのコードレートRM-1がコードレートrよりも高くなることを意味してもよい。ここで、総合ペイロードのコードレートRM-1はPUCCHリソースのPRB数をMRB,min PUCCH-1にセットしたことを想定して与えられてもよい。総合ペイロードのコードレートRM-1は数式5によって与えられてもよい。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000003
 
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000004
 
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000005
 
 図9において、906はPUCCHリソースのPRB数をMRB,min PUCCHにセットした場合の総合ペイロードである。903はUCIペイロードであってもよい。905は903に付加されるCRCビットである。PUCCHリソースのPRB数をMRB,min PUCCHにセットした場合の905の数OCRC,Mは、数式5によって与えられるEに基づいて決定されてもよい。ここで、903に付加されるCRCビット905の数を計算するために用いられるEは、数式3で導出されるEとは異なってもよい。903に付加されるCRCビット905の数を計算するために用いられるEは、実際のEと同じであってもよい。すなわち、903に付加されるCRCビット905の数は、実際のEの値と同じ値に基づいて計算されてもよい。すなわち、CRCビット905の数は、実際のCRCビットの数であってもよい。903に付加されるCRCビット905の数は、数式4によって与えられるEに応じて図7のフローチャートに基づいて決定されてもよい。
 図9において、903に付加されるCRCビット905の数OCRC,Mは、PUCCH-F2-number-of-PRBsまたはPUCCH-F3-number-of-PRBsによって示されたPRB数を想定して与えられてもよい。903に付加されるCRCビット905の数OCRC,Mは、第1の上位層のパラメータに基づき与えられてもよい。903に付加されるCRCビット905の数OCRC,Mは、第2の上位層のパラメータに基づき与えられてもよい。
 図9において、902におけるVMは数式7によって与えられる。数式2で示される不等式2で示すように、端末装置1は、総合ペイロード906が数式7によって与えられるVMと同じまたは小さくなるように、MRB,min PUCCHをセットする。また、総合ペイロード906が数式7によって与えられるVMと同じまたは小さいことは、PUCCHリソースのPRB数をMRB,min PUCCHにセットした場合の総合ペイロードのコードレートRがコードレートrと同じまたは低くなることを意味してもよい。ここで、総合ペイロードのコードレートRはPUCCHリソースのPRB数をMRB,min PUCCHに基づいて与えられてもよい。総合ペイロードのコードレートRは数式8によって与えられてもよい。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000006
 
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000007
 
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000008
 
 図7は、CRCビットのサイズを決定するフローチャートを示した図である。(701)において、端末装置1は、UCIペイロードのサイズをAにセットする。(702)において、端末装置1は、UCIペイロードのサイズA、数式3および/または数式6から与えられるEのうち、少なくとも1つに基づいてUCIペイロードに付加されるCRCビットのサイズを決定する。ここで、例えば、Aが12より小さい場合には、(703)へ進む。また、例えば、Aが12と同じまたは大きい且つAが20より小さい場合には、(704)へ進む。また、例えば、Aが20と同じまたは大きい且つAが360より小さい場合には、(705)へ進む。また、例えば、Aが360と同じまたは大きい且つEが1088と同じまたは大きい場合には、(706)へ進む。つまり、Aおよび/またはEがそれぞれ所定の条件を満たす場合、(703)~(706)のいずれかへ進む。
 (707)端末装置1は、UCIペイロードに付加されるCRCビットのサイズを0に設定する。
 (708)端末装置1は、UCIペイロードに付加されるCRCビットのサイズを6に設定する。
 (709)端末装置1は、UCIペイロードに付加されるCRCビットのサイズを11に設定する。なお、Eの値は、1088より小さくてもよい。
 (710)端末装置1は、UCIペイロードに付加されるCRCビットのサイズを22に設定する。
 なお、(703)および/または(704)において、端末装置1は、数式3および/または数式6から与えられるEの値を考慮しなくてもよい。
 なお、(705)および(706)において、Eの値は、数式3または数式6によって与えられてもよい。図7のフローチャートに基づいてCRCビット904のサイズOCRC,M-1を計算する場合には、(705)と(706)におけるEは数式3によって与えられてもよい。図7のフローチャートに基づいて、CRCビット905のサイズOCRC,Mを計算する場合には、(705)と(706)におけるEは数式6によって与えられてもよい。
 UCIペイロードに付加されるCRCをCRCビットと称する。PUCCHリソースのPRB数MRB,min PUCCHを選択するために参照する臨時(temporary)CRCビットを仮想的なCRCビットと称する。PUCCHリソースのPRB数MRB,min PUCCHを選択するために参照するCRCビットのサイズを臨時CRCビットのサイズまたは仮想的なCRCビットのサイズと称する。仮想的なCRCビットのサイズはUCIペイロードに付加されるCRCビットのサイズと同じでもよいし、異なってもよい。UCIペイロードはUCIペイロードaと同じであってもよい。
 仮想的なCRCビットのサイズは、904の数OCRC,M、および/または、905の数OCRC,M-1であってもよい。PUCCHリソースのPRB数MRB,min PUCCHを選択するために用いられる904の数OCRC,M、および/または、905の数OCRC,M-1は、仮想的なCRCビットのサイズによって与えられてもよい。
 仮想的なCRCビットのサイズはUCIペイロードaのサイズに少なくとも基づいて与えられてもよい。仮想的なCRCビットのサイズはHARQ-ACK情報のビット数に少なくとも基づいて与えられてもよい。仮想的なCRCビットのサイズはスケジューリングリクエストのビット数に少なくとも基づいて与えられてもよい。仮想的なCRCビットのサイズはCSIのビット数に少なくとも基づいて与えられてもよい。仮想的なCRCビットのサイズはHARQ-ACK情報のビット数、スケジューリングリクエストのビット数、CSIのビット数、何れかの組み合わせの総和に少なくとも基づいて与えられてもよい。仮想的なCRCビットのサイズは、UCIペイロードaのサイズに関わらず与えられてもよい。ここで、UCIペイロードaに付加されるCRCビットのサイズは、該UCIペイロードaのサイズに少なくとも基づいて与えられてもよい。また、仮想的なCRCビットのサイズは、UCIペイロードaのサイズに関わらず所定の値であってもよい。例えば、該所定の値は0であってもよい。また、該所定の値は6であってもよい。また、該所定の値は11であってもよい。
 CSIは1つまたは複数に分割されてもよい。例えば、CSIが2つに分割される場合、分割された第1のCSIはCSI―part1、分割された第2のCSIはCSI―part2であってもよい。分割されたCSIのうちの一部のビット数であってもよい。CSI―part1のビット数であってもよい。CSI―part2のビット数であってもよい。分割された複数のCSIのビット数の総和であってもよい。分割された複数のCSIのビット数の総和は、分割される前のCSIのビット数である。
 図10は、仮想的なCRCビットのサイズを決定するフローチャートを示した図である。(1001)において、端末装置1は、UCIペイロードのサイズをAにセットする。(1002)において、端末装置1は、UCIペイロードのサイズAに少なくとも基づいて仮想的なCRCビットのサイズを決定する。ここで、AがY1より小さい場合には、(1003)へ進む。また、AがY1と同じまたは大きい且つAがY2より小さい場合には、(1004)へ進む。また、AがY2と同じまたは大きい場合には、(1005)へ進む。ここでY1は12であってもよい。Y2は20であってもよい。例えば、Y1とY2はそれぞれ、Y1<Y2を満たす値であってもよい。
 (1003)端末装置1は、仮想的なCRCビットのサイズを0に設定する。
 (1004)端末装置1は、仮想的なCRCビットのサイズを6に設定する。
 (1005)端末装置1は、仮想的なCRCビットのサイズをXに設定する。
 XはX1であってもよい。AがY3より小さい場合、XはX1であってもよく、かつ、AがY3と同じまたは大きい場合、XはX2であってもよい。ここで、Y3は360であってもよい。X1は11であってもよい。X2は22であってもよい。例えば、X1とX2はそれぞれ、X1<X2を満たす値であってもよい。
 “仮想的なCRCビットのサイズをX1に設定すること”は、“HARQ-ACK情報に対してコードブロックセグメンテーションが行われないことを想定してPUCCHリソースのPRB数MRB,min PUCCHを選択するために参照するCRCビットのサイズを設定すること”であってもよい。すなわち、PUCCHリソースのPRB数MRB,min PUCCHを選択するために参照するCRCビットのサイズを設定する場合に、端末装置1はHARQ-ACK情報に対してコードブロックセグメンテーションが行われないと想定してもよい。PUCCHリソースのPRB数MRB,min PUCCHを選択するために参照するCRCビットのサイズを設定する場合に端末装置1がHARQ-ACK情報に対してコードブロックセグメンテーションが行われないと想定したとしても、HARQ-ACK情報に対してコードブロックセグメンテーションが行われてもよく、かつ、HARQ-ACK情報に対してコードブロックセグメンテーションが行われことに基づいてCRCビットのサイズを決定してもよい。
 “仮想的なCRCビットのサイズをX2に設定すること”は、“HARQ-ACK情報に対してコードブロックセグメンテーションが行われることを想定してPUCCHリソースのPRB数MRB,min PUCCHを選択するために参照するCRCビットのサイズを設定すること”であってもよい。すなわち、PUCCHリソースのPRB数MRB,min PUCCHを選択するために参照するCRCビットのサイズを設定する場合に、端末装置1はHARQ-ACK情報に対してコードブロックセグメンテーションが行われると想定してもよい。PUCCHリソースのPRB数MRB,min PUCCHを選択するために参照するCRCビットのサイズを設定する場合に端末装置1がHARQ-ACK情報に対してコードブロックセグメンテーションが行われると想定したとしても、HARQ-ACK情報に対してコードブロックセグメンテーションが行わなくてもよく、かつ、HARQ-ACK情報に対してコードブロックセグメンテーションが行われないことに基づいてCRCビットのサイズを決定してもよい。
 AがY3より小さい場合、仮想的なCRCビットのサイズとUCIペイロードに付加されるCRCビットのサイズは同じでもよい。AがY3より小さい場合、仮想的なCRCビットのサイズとUCIペイロードに付加されるCRCビットのサイズはAに基づいて与えられる。
 AがY3より大きい、または、同じ場合、仮想的なCRCビットのサイズとUCIペイロードに付加されるCRCビットのサイズは同じでもよいし、異なってもよい。AがY3より大きい、または、同じ場合、仮想的なCRCビットのサイズはAに基づいて与えられ、かつ、UCIペイロードに付加されるCRCビットのサイズはAおよびEに基づいて与えられる。
 仮想的なCRCビットのサイズはレートマッチ出力系列f のサイズに関わらず与えられてもよい。
 PUCCHリソースのPRB数MRB,min PUCCHはUCIペイロードのサイズに基づいて与えられた仮想的なCRCビットのサイズに少なくとも基づいて与えられる。
 本実施形態は、上りリンク制御情報に対して適用されてもよい。すなわち、本実施形態において、上述したHARQ-ACK情報は上りリンク制御情報であってもよい。
 以下、本実施形態における、端末装置1および基地局装置3の種々の態様について説明する。
 (1)本実施形態の第1の態様は、PUCCHを送信する端末装置であって、前記PUCCHのリソースのPRB数MRB,min PUCCHは、UCIのビット数AとCRCビット数OCRC,M-1の和がVM-1より大きくなるように与えられ、前記CRCビット数は前記PUCCHリソースのPRB数がMRB,min PUCCH-1であることを想定して与えられ、前記VM-1は前記MRB,min PUCCH-1に少なくとも基づき与えられる。
 (2)本実施形態の第1の態様において、前記MRB,min PUCCHは、前記UCIのビット数Aと第2のCRCビット数OCRC,Mの和がVMより小さくなるように与えられ、前記第2のCRCビット数はPUCCHリソースのPRB数がMRB,min PUCCHである場合のCRCビット数であり、前記VMは前記MRB,min PUCCHに少なくとも基づき与えられる。
 (3)本実施形態の第2の態様は、PUCCHを受信する基地局装置であって、前記PUCCHのリソースのPRB数MRB,min PUCCHは、UCIのビット数AとCRCビット数OCRC,M-1の和がVM-1より大きくなるように与えられ、前記CRCビット数は前記PUCCHリソースのPRB数がMRB,min PUCCH-1であることを想定して与えられ、前記VM-1は前記MRB,min PUCCH-1に少なくとも基づき与えられる。
 (4)本実施形態の第2の態様において、前記MRB,min PUCCHは、前記UCIのビット数Aと第2のCRCビット数(OCRC,M)の和がVMより小さくなるように与えられ、前記第2のCRCビット数はPUCCHリソースのPRB数がMRB,min PUCCHである場合のCRCビット数であり、前記VMは前記MRB,min PUCCHに少なくとも基づき与えられる。
 (5)本実施形態の第3の態様は、PUCCHを送信する端末装置であって、前記第1のCRCビットが付加されたUCIを含むPUCCHを送信する送信部を備え、前記PUCCHのリソースのPRB数MRB,min PUCCHは、前記UCIのビット数Aと第2のCRCビット数OCRC,M-1に基づいて与えられ、前記第1のCRCビット数は前記Aと前記MRB,min PUCCHに基づいて与えられ、前記第2のCRCビット数は前記MRB,min PUCCHにかかわらず前記Aに基づいて与えられる。
 (5)本実施形態の第4の態様は、PUCCHを受信する基地局装置であって、前記第1のCRCビットが付加されたUCIを含むPUCCHを送信する送信部を備え、前記PUCCHのリソースのPRB数MRB,min PUCCHは、前記UCIのビット数Aと第2のCRCビット数OCRC,M-1に基づいて与えられ、前記第1のCRCビット数は前記Aと前記MRB,min PUCCHに基づいて与えられ、前記第2のCRCビット数は前記MRB,min PUCCHにかかわらず前記Aに基づいて与えられる。
 これにより、端末装置1と基地局装置3は効率的に上りリンクの送受信をすることができる。
 本発明の一態様に関わる基地局装置3、および端末装置1で動作するプログラムは、本発明の一態様に関わる上記実施形態の機能を実現するように、CPU(Central Processing Unit)等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)であってもよい。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAM(Random Access Memory)に蓄積され、その後、Flash ROM(Read Only Memory)などの各種ROMやHDD(Hard Disk Drive)に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行われる。
 尚、上述した実施形態における端末装置1、基地局装置3の一部、をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。
 尚、ここでいう「コンピュータシステム」とは、端末装置1、又は基地局装置3に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
 さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
 また、上述した実施形態における基地局装置3は、複数の装置から構成される集合体(装置グループ)として実現することもできる。装置グループを構成する装置の各々は、上述した実施形態に関わる基地局装置3の各機能または各機能ブロックの一部、または、全部を備えてもよい。装置グループとして、基地局装置3の一通りの各機能または各機能ブロックを有していればよい。また、上述した実施形態に関わる端末装置1は、集合体としての基地局装置と通信することも可能である。
 また、上述した実施形態における基地局装置3は、EUTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)であってもよい。また、上述した実施形態における基地局装置3は、eNodeBに対する上位ノードの機能の一部または全部を有してもよい。
 また、上述した実施形態における端末装置1、基地局装置3の一部、又は全部を典型的には集積回路であるLSIとして実現してもよいし、チップセットとして実現してもよい。端末装置1、基地局装置3の各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、又は全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、又は汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
 また、上述した実施形態では、通信装置の一例として端末装置を記載したが、本願発明は、これに限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型の電子機器、たとえば、AV機器、キッチン機器、掃除・洗濯機器、空調機器、オフィス機器、自動販売機、その他生活機器などの端末装置もしくは通信装置にも適用出来る。
 以上、この発明の実施形態に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明の一態様は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
 本発明の一態様は、例えば、通信システム、通信機器(例えば、携帯電話装置、基地局装置、無線LAN装置、或いはセンサーデバイス)、集積回路(例えば、通信チップ)、又はプログラム等において、利用することができる。
1(1A、1B、1C) 端末装置
3 基地局装置
10 無線送受信部
11 アンテナ部
12 RF部
13 ベースバンド部
14 上位層処理部
15 媒体アクセス制御層処理部
16 無線リソース制御層処理部
30 無線送受信部
31 アンテナ部
32 RF部
33 ベースバンド部
34 上位層処理部
35 媒体アクセス制御層処理部
36 無線リソース制御層処理部

Claims (16)

  1.  PUCCHを用いてCRCビットを伴うUCIペイロードを送信する送信部を備え、
     前記UCIペイロードに付加される前記CRCビットのサイズは第1のサイズであり、
     前記PUCCHのリソースのPRB数は、CRCビットの第2のサイズに基づいて与えられる
     端末装置。
  2.  前記第2のサイズは前記第1のサイズと異なる
     請求項1に記載の端末装置。
  3.  前記UCIペイロードのサイズが20以上であり、360より小さい場合、前記第1のサイズは11であり、前記第2のサイズは11である
     請求項1に記載の端末装置。
  4.  前記UCIペイロードのサイズが360以上である場合、前記第2のサイズは前記UCIペイロードのサイズに基づいて与えられ、前記第1のサイズは前記UCIペイロードのサイズおよびレートマッチ出力のサイズに基づいて与えられ、
     前記レートマッチ出力は、前記UCIペイロードに関する符号化系列をレートマッチ処理した出力である
     請求項1に記載の端末装置。
  5.  PUCCHを用いてCRCビットを伴うUCIペイロードを受信する受信部を備え、
     前記UCIペイロードに付加される前記CRCビットのサイズは第1のサイズであり、
     前記PUCCHのリソースのPRB数は、CRCビットの第2のサイズに基づいて与えられる
     基地局装置。
  6.  前記第2のサイズは前記第1のサイズと異なる
     請求項5に記載の基地局装置。
  7.  前記UCIペイロードのサイズが20以上であり、360より小さい場合、前記第1のサイズは11であり、前記第2のサイズは11である
     請求項5に記載の基地局装置。
  8.  前記UCIペイロードのサイズが360以上である場合、前記第2のサイズは前記UCIペイロードのサイズに基づいて与えられ、前記第1のサイズは前記UCIペイロードのサイズおよびレートマッチ出力のサイズに基づいて与えられ、
     前記レートマッチ出力は、前記UCIペイロードに関する符号化系列をレートマッチ処理した出力である
     請求項5に記載の基地局装置。
  9.  端末装置の通信方法であって、
     PUCCHを用いてCRCビットを伴うUCIペイロードを送信し、
     前記UCIペイロードに付加される前記CRCビットのサイズは第1のサイズであり、
     前記PUCCHのリソースのPRB数は、CRCビットの第2のサイズに基づいて与えられる
     通信方法。
  10.  前記第2のサイズは前記第1のサイズと異なる
     請求項9に記載の通信方法。
  11.  前記UCIペイロードのサイズが20以上であり、360より小さい場合、前記第1のサイズは11であり、前記第2のサイズは11である
     請求項9に記載の通信方法。
  12.  前記UCIペイロードのサイズが360以上である場合、前記第2のサイズは前記UCIペイロードのサイズに基づいて与えられ、前記第1のサイズは前記UCIペイロードのサイズおよびレートマッチ出力のサイズに基づいて与えられ、
     前記レートマッチ出力は、前記UCIペイロードに関する符号化系列をレートマッチ処理した出力である
     請求項9に記載の通信方法。
  13.  基地局装置の通信方法であって、
     PUCCHを用いてCRCビットを伴うUCIペイロードを受信し、
     前記UCIペイロードに付加される前記CRCビットのサイズは第1のサイズであり、
     前記PUCCHのリソースのPRB数は、CRCビットの第2のサイズに基づいて与えられる
     通信方法。
  14.  前記第2のサイズは前記第1のサイズと異なる
     請求項13に記載の通信方法。
  15.  前記UCIペイロードのサイズが20以上であり、360より小さい場合、前記第1のサイズは11であり、前記第2のサイズは11である
     請求項13に記載の通信方法。
  16.  前記UCIペイロードのサイズが360以上である場合、前記第2のサイズは前記UCIペイロードのサイズに基づいて与えられ、前記第1のサイズは前記UCIペイロードのサイズおよびレートマッチ出力のサイズに基づいて与えられ、
     前記レートマッチ出力は、前記UCIペイロードに関する符号化系列をレートマッチ処理した出力である
     請求項13に記載の通信方法。
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