WO2019031570A1

WO2019031570A1 - 通信方法、通信装置、及び管理装置

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Publication number: WO2019031570A1
Application number: PCT/JP2018/029865
Authority: WO
Inventors: 真人藤代; 司玉北; 智春山▲崎▼; 顕徳岩渕
Original assignee: 京セラ株式会社
Priority date: 2017-08-10
Filing date: 2018-08-09
Publication date: 2019-02-14

Abstract

一の実施形態に係る通信方法は、センサにより測定された測定情報をＬｏｗ－Ｐｏｗｅｒ　Ｗｉｄｅ－Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ（ＬＰＷＡＮ）を介して送信するよう構成される通信装置を利用した方法である。前記通信方法は、前記通信装置が、ユーザ装置と接続するステップと、管理装置が、前記ユーザ装置に関連付けられたユーザ情報と前記通信装置に関連付けられた装置情報とを含む所定情報を受信するステップと、前記管理装置が、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザ装置へ提供すべきコンテンツを決定するステップと、前記管理装置が、前記装置情報に基づいて、前記決定されたコンテンツを識別するコンテンツ識別子を、前記ＬＰＷＡＮを介して前記通信装置へ通知するステップと、前記通信装置が、前記コンテンツ識別子に応じて、前記通信装置に予め記憶されたコンテンツ情報の中から、前記ユーザ装置へ提供すべきコンテンツ情報を選択するステップと、前記通信装置が、前記コンテンツ識別子に応じて選択されたコンテンツ情報を前記ユーザ装置へ送信するステップと、を備える。

Description

通信方法、通信装置、及び管理装置

　本開示は、通信方法、通信装置、及び管理装置に関する。

　近年、ＩｏＴ（Ｉｎｔｅｒｎｅｔ　ｏｆ　Ｔｈｉｎｇｓ）の普及に伴って、センサにより測定された情報（測定情報）をネットワークへ通知する通信装置の数が増加している（例えば、特許文献１参照）。このような通信装置が利用するネットワークとして、ＬＰＷＡＮ（Ｌｏｗ　Ｐｏｗｅｒ　Ｗｉｄｅ　Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ）が注目されている。

　ＬＰＷＡＮでは、既存のＷＷＡＮ（Ｗｉｒｅｌｅｓｓ　Ｗｉｄｅ　Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ）に比べてデータ伝送レートが低いものの、消費電力を抑えることができる。測定情報のデータ量は一般的に少ないため、ＬＰＷＡＮは、上述の通信装置が測定情報を通知するのに適している。

特開２０１７－２６７５５

　一の実施形態に係る通信装置は、センサにより測定された測定情報をＬｏｗ－Ｐｏｗｅｒ　Ｗｉｄｅ－Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ（ＬＰＷＡＮ）を介して送信するよう構成される。前記通信装置は、制御部と、受信部と、を備える。前記制御部は、前記ユーザ装置と接続する制御を実行するよう構成される。前記送信部は、前記ＬＰＷＡＮを介して管理装置へ所定情報を通知するよう構成される。前記受信部は、前記所定情報に基づいて決定されたコンテンツを識別するコンテンツ識別子を、前記ＬＰＷＡＮを介して前記管理装置から受信するよう構成される。前記所定情報は、前記ユーザ装置に関連付けられたユーザ情報と前記通信装置に関連付けられた装置情報とを含む。前記制御部は、前記コンテンツ識別子に応じて、前記通信装置に予め記憶されたコンテンツ情報の中から、前記ユーザ装置へ提供すべきコンテンツ情報を選択し、前記コンテンツ識別子に応じて選択されたコンテンツ情報を前記ユーザ装置へ送信するよう構成される。

　一の実施形態に係る管理装置は、受信部と、制御部と、を備える。前記受信部は、ユーザ装置に関連付けられたユーザ情報と、センサにより測定された測定情報をＬｏｗ－Ｐｏｗｅｒ　Ｗｉｄｅ－Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ（ＬＰＷＡＮ）を介して送信するよう構成される通信装置に関連付けられた装置情報と、を含む所定情報を受信するよう構成される。前記制御部は、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザ装置へ提供すべきコンテンツを決定し、前記装置情報に基づいて、前記決定されたコンテンツを識別するコンテンツ識別子を、前記ＬＰＷＡＮを介して前記通信装置へ通知するよう構成される。

図１は、通信システムの構成の一例を示す図である。図２は、ユーザ装置１００のブロック図である。図３は、通信装置２００のブロック図である。図４は、通信装置２００及びセンサ装置２７０のブロック図である。図５は、基地局３００のブロック図である。図６は、エッジゲートウェイ装置４００のブロック図である。図７は、コンテンツ管理装置６００のブロック図である。図８は、測定情報の通知を説明するためのシーケンス図である。図９は、通信装置２００がコンテンツ情報を記憶する動作の一例を説明するための図である。図１０は、動作例１を説明するためのシーケンス図である。図１１は、動作例２を説明するためのフローチャートである。図１２は、動作例３を説明するためのシーケンス図である。図１３は、動作例４を説明するためのシーケンス図である。図１４は、動作例５を説明するためのフローチャートである。

　［実施形態の概要］
　通信装置が測定情報を通知する通信頻度は少ないことが想定される。このため、通信装置及び／又はＬＰＷＡＮにおける通信リソースの更なる有効活用が望まれている。

　前記通信方法は、前記通信装置と前記ユーザ装置との接続に応じて、前記通信装置と前記ユーザ装置とのカップリングを特定するためのカップリング識別子を割り当てるステップをさらに備えてもよい。前記所定情報は、前記カップリング識別子と、前記ユーザ情報として前記ユーザ装置を識別するユーザ装置識別子とを含んでもよい。前記コンテンツ識別子を通知するステップにおいて、前記管理装置は、前記カップリング識別子を前記コンテンツ識別子と共に送ってもよい。

　前記通信方法は、前記通信装置が、前記ＬＰＷＡＮを介して前記管理装置へ前記所定情報を通知するステップをさらに備えてもよい。

　前記通信方法は、前記通信装置が、送信すべき測定情報を保持するか否かを判定するステップをさらに備えてもよい。前記所定情報を通知するステップにおいて、前記通信装置が、前記送信すべき測定情報を保持しない場合、前記管理装置へ前記所定情報を通知してもよい。

　前記通信方法は、前記通信装置が、送信すべき測定情報を保持するか否かを判定するステップをさらに備えてもよい。前記所定情報を通知するステップにおいて、前記通信装置が、前記送信すべき測定情報を保持する場合、前記送信すべき測定情報を送信した後に、前記管理装置へ前記所定情報を通知してもよい。

　前記通信方法は、前記ユーザ装置が、前記管理装置へ前記所定情報を通知するステップをさらに備えてもよい。前記所定情報を通知するステップにおいて、前記通信装置が送信すべき測定情報を保持することに応じて、前記ユーザ装置が前記管理装置へ前記所定情報を通知してもよい。

　前記通信方法は、前記通信装置が、所定時間経過しても前記コンテンツ識別子を受信しない場合、予め決められた情報を前記ユーザ装置へ送信するステップをさらに備えてもよい。

　［実施形態］
　（通信システム概要）
　以下において、実施形態に係る通信システムの一例について説明する。図１は、通信システムの構成の一例を示す図である。

　図１に示すように、通信システムは、ユーザ装置１００、通信装置２００、基地局３００、エッジゲートウェイ装置４００、測定管理装置５００、コンテンツ管理装置６００、及びユーザ管理装置７００を備えることができる。

　ユーザ装置（Ｕｓｅｒ　Ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ）１００は、例えば、移動型の通信装置である。ユーザ装置１００は、例えば、携帯電話（例えば、スマートフォン）、タブレット、モバイルパーソナルコンピュータなどのユーザが持ち運び可能なデバイスであってもよい。ユーザ装置１００は、例えば、時計、メガネ、リストバンド、アクセサリーなどのユーザが着用可能な通信装置（ウェアラブル端末）であってもよい。ユーザ装置１００は、乗り物（例えば、車両、バイク、自転車など）に備えられた通信装置であってもよい。ユーザ装置１００は、通信装置を備える乗り物そのものであってもよい。ユーザ装置１００は、乗り物に着脱可能な通信モジュールであってもよい。

　ユーザ装置１００は、セルラネットワーク（ＷＷＡＮ：Ｗｉｒｅｌｅｓｓ　Ｗｉｄｅ　Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ）を構成する通信システムを介してインターネットに接続できてもよい。例えば、ユーザ装置１００は、移動通信システムの標準化プロジェクトである３ＧＰＰ（３ｒｄ　Ｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ　Ｐａｒｔｎｅｒｓｈｉｐ　Ｐｒｏｊｅｃｔ）により規定される通信システム（例えば、ＬＴＥ（Ｌｏｎｇ　Ｔｅｒｍ　Ｅｖｏｌｕｔｉｏｎ）システム、ＬＴＥ－Ａｄｃａｎｃｅｄシステム又はＬＴＥ－Ａｄｃａｎｃｅｄ　Ｐｒｏシステム）、又は第５世代（５Ｇ）システム）を利用可能であってもよい。ユーザ装置１００は、ＩＥＥＥ（Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅ　ｏｆ　Ｅｌｅｃｔｒｉｃａｌ　ａｎｄ　Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃ　Ｅｎｇｉｎｅｅｒｓ）８０２．１１諸規格に準拠して構成される通信システムを利用可能であってもよい。ユーザ装置１００は、他の規格に準拠して構成される通信システムを利用可能であってもよい。

　通信装置２００は、ＬＰＷＡ（Ｌｏｗ　Ｐｏｗｅｒ　Ｗｉｄｅ　Ａｒｅａ）を利用した通信が可能な通信装置である。ＬＰＷＡは、低消費電力かつ長距離伝送が可能な無線通信技術である。

　ＬＰＷＡは、例えば、最大通信速度が数１００ｋビット／秒（ｂｐｓ）以下の通信技術を示すものであってもよい。ＬＰＷＡは、例えば、最大通信速度が（約）２５０－５０ｋビット／秒以下の通信技術を示すものであってもよい。ＬＰＷＡでは、１回当たりの通信データ量が小さいので、通信速度が遅くても充分に実用的であり、低消費電力を実現できる。

　ＬＰＷＡは、例えば、狭帯域（ｎａｒｒｏｗ　ｂａｎｄ）を利用した通信技術を示すものであってもよい。狭帯域とは、例えば、（約）５００ｋＨｚ未満の帯域幅を有する周波数帯である。ＬＰＷＡでは、１回当たりの通信データ量が小さいので、狭帯域であっても通信データの送信（受信）が可能である。ＬＰＷＡは、免許不要帯域（アンライセンスバンド）のサブＧＨｚ帯を利用するものであってもよい。ＬＰＷＡは、免許不要帯域（アンライセンスバンド）を利用するものであってもよい。ＬＰＷＡは、免許不要帯域のサブＧＨｚ帯を利用するものであってもよい。ＬＰＷＡは、免許必要帯域（ライセンスバンド）を利用するものであってもよい。

　ＬＰＷＡは、例えば、最大伝送距離が１ｋｍ以上である通信技術を示すものであってもよい。ＬＰＷＡは、最大伝送距離が（約）１５ｋｍであるものであってもよい。

　ＬＰＷＡは、例えば、ＬｏＲａ（登録商標）、ＬｏＲａＷＡＮ、Ｎｂ－ＩｏＴ（Ｎａｒｒｏｗ　Ｂａｎｄ－Ｉｏｔ）、Ｕｌｔｒａ　Ｎａｒｒｏｗ　Ｂａｎｄ、ＳＩＧＦＯＸ（登録商標）、Ｗｉ－Ｆｉ　ＨａＬｏｗ、Ｗｉ－ＳＵＮ（Ｗｉｒｅｌｅｓｓ　Ｓｍａｒｔ　Ｕｔｉｌｉｔｙ　Ｎｅｔｗｏｒｋ）、又は、ＲＰＭＡ（Ｒａｎｄｏｍ　Ｐｈａｓｅ　Ｍｕｌｔｉｐｌｅ　Ａｃｃｅｓｓ）（登録商標）、Ｆｌｅｘｎｅｔ（登録商標）、ＩＭ９２０、Ｃａｔ．Ｍ１、又はＣａｔ．ＮＢ１などと称されてもよい。

　通信装置２００は、後述するように、センサにより測定された情報（以下、測定情報と称する）をＬＰＷＡＮを介して測定管理装置５００へ送信できる。

　通信装置２００は、ユーザ装置１００と接続することができる。通信装置２００は、接続を確立した後、ユーザ装置１００と通信を実行できる。通信装置２００は、近距離無線通信技術を利用してユーザ装置１００と通信を実行してもよい。通信装置２００は、通信装置２００に記憶されたコンテンツをユーザ装置１００へ提供（送信）できる。

　近距離無線通信技術は、既存のＷＷＡＮに比べて通信距離が短い。近距離無線通信技術は、例えば、最大伝送距離が１ｋｍ未満である通信技術を示すものであってもよい。近距離無線通信技術は、数１００ｍ未満のものであってもよい。近距離無線通信技術は、１０ｍ未満のものであってもよい。

　近距離無線通信（技術）は、非接触通信、無線ＰＡＮ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ　Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ）、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）、ＺｉｇＢｅｅ（登録商標）、Ｗｉ－Ｆｉ（登録商標）、ＥｎＯｃｅａｎ（登録商標）、ＤＳＲＣ（Ｄｅｄｉｃａｔｅｄ　Ｓｈｏｒｔ　Ｒａｎｇｅ　Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓ）、又はＷＬＡＮ（Ｗｉｒｅｌｅｓｓ　Ｌｏｃａｌ　Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ）などと称されてもよい。

　近距離無線通信（技術）は、サイドリンク（又はＰｒｏＳｅ（Ｐｒｏｘｉｍｉｔｙ　Ｓｅｒｖｉｃｅ））と称されてもよい。サイドリンクは、サイドリンク通信、Ｖ２Ｘ（Ｖｅｈｉｃｌｅ－ｔｏ－Ｅｖｅｒｙｔｈｉｎｇ）サイドリンク通信、サイドリンクディスカバリなどのユーザ装置間のインターフェイスの総称である。Ｖ２Ｘ（Ｖｅｈｉｃｌｅ－ｔｏ－Ｅｖｅｒｙｔｈｉｎｇ）サイドリンク通信は、例えば、車車間通信（Ｖ２Ｖ：Ｖｅｈｉｃｌｅ－ｔｏ－Ｖｅｈｉｃｌｅ）、路車間通信（Ｖ２Ｉ：Ｖｅｈｉｃｌｅ－ｔｏ－Ｉｎｆｒａｓｔｒｕｃｔｕｒｅ）を含んでもよい。サイドリンクでは、無線通信に使用すべき無線リソース（時間・周波数リソース）は、以下の方法により決定（選択）される。

　第１の方法では、ユーザ装置１００は、無線リソースを管理するノード（例えば、ｅＮＢ：ｅｖｏｌｖｅｄ　Ｎｏｄｅ　Ｂ、ｇＮＢ：Ｎｅｘｔ　Ｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ　Ｎｏｄｅ　Ｂなど）から提供されたリソースプールの中から選択した無線リソースを用いて通信を実行できる。第２の方法では、ユーザ装置１００は、ノードから指定された（割り当てられた）無線リソースを用いて通信を実行できる。第３の方法では、ユーザ装置１００は、ユーザ装置１００に予め設定された（ｐｒｅｃｏｎｆｉｇｕｒｅｄ）無線リソースを用いて通信を実行できる。

　基地局３００は、通信装置２００とネットワーク（インターネット）との間の情報を転送する。例えば、基地局３００は、センサにより測定された測定情報をインターネットへ送る。

　基地局３００は、エッジゲートウェイ装置４００を介して通信装置２００と通信を実行できるノードであってもよい。すなわち、基地局３００は、ＬＰＷＡを用いた通信機能を有さなくてもよい。基地局３００は、通信装置２００と通信を実行できるノードであってもよい。すなわち、基地局３００は、ＬＰＷＡを用いた通信機能を有してもよい。

　エッジゲートウェイ装置４００は、（複数の）通信装置２００を管理する無線通信装置であえる。エッジゲートウェイ装置４００は、例えば、Ｉｏｔ　ＧＷ（Ｉｎｔｅｒｎｅｔ　ｏｆ　Ｔｈｉｎｇｓ　ＧａｔｅＷａｙ）である。エッジゲートウェイ装置４００は、（複数の）通信装置２００を代表してネットワーク（基地局３００）との通信を実行してもよい。具体的には、エッジゲートウェイ装置４００は、（複数の）通信装置２００から受信した情報（例えば、測定情報）をネットワーク（基地局３００）へ送信できる。エッジゲートウェイ装置４００は、ネットワーク（基地局３００）から受信した情報を（複数の）通信装置２００へ送信してもよい。

　エッジゲートウェイ装置４００は、ＬＰＷＡＮにより、通信装置２００との通信を実行できる。一方、エッジゲートウェイ装置４００は、セルラネットワーク（例えば、３Ｇシステム、４Ｇシステム（ＬＴＥシステム、又は５Ｇシステムなど）により基地局３００との通信を実行できる。従って、エッジゲートウェイ装置４００は、ＬＰＷＡＮ通信機能とＷＷＡＮ通信機能とを有することができる。

　測定管理装置５００は、センサにより測定された測定情報を管理する装置（サーバ）である。測定管理装置５００は、測定情報をインターネットを介して受け取ることができる。測定管理装置５００は、通信装置２００又はエッジゲートウェイ装置４００から測定情報を直接受け取ってもよい。

　コンテンツ管理装置６００は、ユーザ装置１００へ提供するコンテンツを管理する装置（サーバ）である。コンテンツ管理装置６００は、コンテンツ提供者から受け取ったコンテンツを記憶する。

　ユーザ管理装置７００は、ユーザ装置１００に関する情報を管理する装置（サーバ）である。

　（ユーザ装置１００）
　ユーザ装置１００について説明する。図２は、ユーザ装置１００のブロック図である。図２に示すように、ユーザ装置１００は、受信機（受信部）１１０、送信機（送信部）１２０、プロセッサ１３０、メモリ１４０、及びユーザインターフェイス１５０を備える。受信機１１０と送信機１２０とは、一体化された送受信機（送受信部）であってもよい。プロセッサ１３０は、コントローラ（制御部）を構成してもよい。プロセッサ１３０とメモリ１４０とが一体化され、このセット（すなわち、チップセット）がコントローラを構成してもよい。

　ユーザ装置１００は、１つの受信機１１０及び／又は送信機１２０により、各種通信（例えば、近距離無線通信、セルラネットワーク（ＷＷＡＮ）通信）を実行してもよい。ユーザ装置１００は、通信技術毎に受信機１１０及び／又は送信機１２０を備えてもよい。例えば、ユーザ装置１００は、近距離無線通信用の受信機１１０及び／又は送信機１２０を備えてもよい。ユーザ装置１００は、ＷＷＡＮ用の受信機１１０及び／又は送信機１２０を備えてもよい。従って、ユーザ装置１００は、近距離無線通信用の受信機１１０及び／又は送信機１２０を用いて、通信装置２００との通信を実行してもよい。ユーザ装置１００は、ＷＷＡＮ用の受信機１１０及び／又は送信機１２０を用いて、ＷＷＡＮ用の基地局との通信を実行してもよい。

　受信機１１０は、プロセッサ１３０の制御下で各種の受信を行う。受信機１１０は、アンテナを含む。受信機１１０は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号（受信信号）に変換する。受信機１１０は、ベースバンド信号をプロセッサ１３０に出力する。

　送信機１２０は、プロセッサ１３０の制御下で各種の送信を行う。送信機１２０は、アンテナを含む。送信機１２０は、プロセッサ１３０が出力するベースバンド信号（送信信号）を無線信号に変換する。送信機１２０は、無線信号をアンテナから送信する。

　プロセッサ１３０は、ユーザ装置１００における各種の制御を行う。メモリ１４０は、プロセッサ１３０により実行されるプログラム、及びプロセッサ１３０による処理に使用される情報を記憶する。プロセッサ１３０は、ベースバンドプロセッサとＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ　Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ　Ｕｎｉｔ）とを含む。ベースバンドプロセッサは、例えば、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号化を行う。ＣＰＵは、メモリ１４０に記憶されるプログラムを実行することにより、各種の処理を行う。プロセッサ１３０は、後述する各種の処理及び上述した各種の通信プロトコルを実行する。

　ユーザインターフェイス１５０は、ユーザ装置１００を所持するユーザとのインターフェイスである。ユーザインターフェイス１５０は、例えば、ディスプレイ、マイク、スピーカ、及び各種ボタンなどを含んでもよい。ユーザインターフェイス１５０は、ユーザからの操作を受け付けて、該操作の内容を示す信号をプロセッサ１３０に出力してもよい。

　ユーザ装置１００は、ＧＮＳＳ（Ｇｌｏｂａｌ　Ｎａｖｉｇａｔｉｏｎ　Ｓａｔｅｌｌｉｔｅ　Ｓｙｓｔｅｍ）受信機を備えていてもよい。ＧＮＳＳ受信機は、ユーザ装置１００の地理的な位置を示す位置情報を得るために、ＧＮＳＳ信号を受信できる。ＧＮＳＳ受信機は、ＧＮＳＳ信号をプロセッサ１３０に出力する。ユーザ装置１００は、ユーザ装置１００の位置情報を取得するためのＧＰＳ（Ｇｌｏｂａｌ　Ｐｏｓｉｔｉｏｎｉｎｇ　Ｓｙｓｔｅｍ）機能を有していてもよい。

　ユーザ装置１００は、ユーザ装置１００の各ブロックに電力を供給するバッテリを備えてもよい。ユーザ装置１００は、バッテリの代わりに電力供給部を備えていてもよい。ユーザ装置１００（の各ブロック）には、電力供給部により外部から電力が供給されてもよい。

　本明細書では、ユーザ装置１００が備える受信機１１０、送信機１２０、プロセッサ１３０、メモリ１４０、及びユーザインターフェイス１５０のうち少なくともいずれかが実行する処理を、便宜上、ユーザ装置１００が実行する処理（動作）として説明する。

　（通信装置２００）
　通信装置２００について説明する。図３は、通信装置２００のブロック図である。図４は、通信装置２００及びセンサ装置２７０のブロック図である。

　図３に示すように、通信装置２００は、受信機（受信部）２１０、送信機（送信部）２２０、プロセッサ２３０、メモリ２４０、及びセンサ２５０を備える。受信機２１０と送信機２２０とは、一体化された送受信機（送受信部）であってもよい。プロセッサ２３０は、コントローラ（制御部）を構成してもよい。プロセッサ２３０とメモリ２４０とが一体化され、このセット（すなわち、チップセット）がコントローラを構成してもよい。

　通信装置２００は、１つの受信機２１０及び／又は送信機２２０により、各種通信（例えば、ＬＰＷＡ通信、及び近距離無線通信）を実行してもよい。通信装置２００は、通信技術毎に受信機２１０及び／又は送信機２２０を備えてもよい。例えば、通信装置２００は、ＬＰＷＡ用の受信機２１０及び／又は送信機２２０を備えてもよい。通信装置２００は、近距離無線通信用の受信機２１０及び／又は送信機２２０を備えてもよい。従って、通信装置２００は、近距離無線通信用の受信機２１０及び／又は送信機２２０を用いて、ユーザ装置１００及び／又は後述のセンサ装置２７０との通信を実行してもよい。通信装置２００は、近距離無線通信用の受信機２１０及び／又は送信機２２０を用いて、基地局３００及び／又はエッジゲートウェイ装置４００との通信を実行してもよい。

　受信機２１０は、プロセッサ２３０の制御下で各種の受信を行う。受信機２１０は、アンテナを含む。受信機２１０は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号（受信信号）に変換する。受信機２１０は、ベースバンド信号をプロセッサ２３０に出力する。

　送信機２２０は、プロセッサ２３０の制御下で各種の送信を行う。送信機１２０は、アンテナを含む。送信機２２０は、プロセッサ２３０が出力するベースバンド信号（送信信号）を無線信号に変換する。送信機２２０は、無線信号をアンテナから送信する。

　プロセッサ２３０は、通信装置２００における各種の制御を行う。メモリ２４０は、プロセッサ２３０により実行されるプログラム、及びプロセッサ２３０による処理に使用される情報を記憶する。プロセッサ２３０は、ベースバンドプロセッサとＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ　Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ　Ｕｎｉｔ）とを含む。ベースバンドプロセッサは、例えば、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号化を行う。ＣＰＵは、メモリ２４０に記憶されるプログラムを実行することにより、各種の処理を行う。プロセッサ２３０は、後述する各種の処理及び上述した各種の通信プロトコルを実行する。

　センサ２５０は、測定機能を有する。センサ２５０は、例えば、加速度、角速度（ジャイロ）、力、荷重、圧力、ひずみ、振動、音波、超音波、温度、光量、赤外線量、放射線量、磁場（地磁気）、電場、電流、電圧、におい、イオン濃度、ガス濃度、湿度、傾斜、地震、風速、流量、粒子（例えば、花粉、ＰＭ２．５等）、雨量、水位、回転数の少なくとも何れかの測定に用いられる。

　センサ２５０は、測定により得られた測定情報（測定値／測定結果）をプロセッサ２３０へ出力する。

　通信装置２００は、ユーザインターフェイスを備えていてもよい。通信装置２００は、通信装置２００の位置情報を取得するための機能を有してもよい。通信装置２００は、例えば、ＧＮＳＳ受信機を備えていてもよい。通信装置２００は、ＧＰＳ機能を有していてもよい。通信装置２００は、通信装置２００の各ブロックに電力を供給するバッテリを備えてもよい。通信装置２００は、バッテリの代わりに電力供給部を備えていてもよい。通信装置２００（の各ブロック）には、電力供給部により外部から電力が供給されてもよい。

　一方で、図４に示すように、通信装置２００は、センサ２５０を備えなくてもよい。通信装置２００は、受信機２１０、送信機２２０、プロセッサ２３０、及びメモリ２４０を備えてもよい。通信装置２００は、センサ装置２７０から測定情報を受信機２１０により受信する。受信機１１０は、測定情報をプロセッサ２３０に出力する。

　センサ装置２７０は、受信機（受信部）２７１、送信機（送信部）２７２、プロセッサ２７３、メモリ２７４、及びセンサ２７５を備える。受信機２７１と送信機２７２とは、一体化された送受信機（送受信部）であってもよい。プロセッサ２３０は、コントローラ（制御部）を構成してもよい。プロセッサ２７３とメモリ２７４とが一体化され、このセット（すなわち、チップセット）がコントローラを構成してもよい。

　受信機２７１は、プロセッサ２７３の制御下で各種の受信を行う。送信機２７２は、プロセッサ２７３の制御下で各種の送信を行う。プロセッサ２７３は、センサ装置２７０における各種の制御を行う。メモリ２７４は、プロセッサ２７３により実行されるプログラム、及びプロセッサ２７３による処理に使用される情報を記憶する。センサ２７５は、測定機能を有する。受信機２７１、送信機２７２、プロセッサ２７３、メモリ２７４、センサ２７５の説明は、上述の記載と同様であるため、説明を省略する。

　センサ装置２７０は、ユーザインターフェイスを備えていてもよい。センサ装置２７０は、センサ装置２７０の位置情報を取得するための機能を有してもよい。センサ装置２７０は、例えば、ＧＮＳＳ受信機を備えていてもよい。センサ装置２７０は、ＧＰＳ機能を有していてもよい。センサ装置２７０は、センサ装置２７０の各ブロックに電力を供給するバッテリを備えてもよい。センサ装置２７０は、バッテリの代わりに電力供給部を備えていてもよい。センサ装置２７０（の各ブロック）には、電力供給部により外部から電力が供給されてもよい。

　センサ装置２７０は、通信装置２００との通信機能を有する。センサ装置２７０は、１つの受信機２７１及び／又は送信機２７２により、通信装置２００と通信を実行してもよい。センサ装置２７０は、近距離無線通信用の受信機２７１及び／又は送信機２７２を備えてもよい。センサ装置２７０は、他の無線通信技術が適用された受信機２７１及び／又は送信機２７２を備えてもよい。センサ装置２７０は、測定情報を通信装置２００へ送信する機能を少なくとも有すればよいので、受信機２７１を備えなくてもよい。センサ装置２７０は、通信装置２００と有線により接続されてもよい。センサ装置２７０は、有線を用いて、通信装置２００と通信してもよい。

　本明細書では、通信装置２００が備える受信機２１０、送信機２２０、プロセッサ２３０、メモリ２４０、及びセンサ２５０のうち少なくともいずれかが実行する処理を、便宜上、通信装置２００が実行する処理（動作）として説明する。同様に、センサ装置２７０が備える受信機２７１、送信機２７２、プロセッサ２７３、メモリ２７４、及びセンサ２７５のうち少なくともいずれかが実行する処理を、便宜上、センサ装置２７０が実行する処理（動作）として説明する。

　（基地局３００）
　実施形態に係る基地局３００について説明する。図５は、基地局３００のブロック図である。図５に示すように、基地局３００は、受信機（受信部）３１０、送信機（送信部）３２０、プロセッサ３３０、メモリ３４０、及びネットワークインターフェイス３５０を備える。受信機３１０と送信機３２０とは、一体化された送受信機（送受信部）であってもよい。プロセッサ２３０は、コントローラ（制御部）を構成してもよい。プロセッサ３３０とメモリ３４０とが一体化され、このセット（すなわち、チップセット）がコントローラを構成してもよい。

　基地局３００は、１つの受信機３１０及び／又は送信機３２０により、各種通信（例えば、ＬＰＷＡ通信、セルラネットワーク（ＷＷＡＮ）通信）を実行してもよい基地局３００は、通信技術毎に受信機３１０及び／又は送信機３２０を備えてもよい。例えば、基地局３００は、ＬＰＷＡ通信用の受信機３１０及び／又は送信機３２０を備えてもよい。基地局３００は、ＷＷＡＮ用の受信機３１０及び／又は送信機３２０を備えてもよい。従って、基地局３００は、ＬＰＷＡ通信用の受信機３１０及び／又は送信機３２０を用いて、通信装置２００との通信を実行してもよい。基地局３００は、ＷＷＡＮ用の受信機３１０及び／又は送信機３２０を用いて、エッジゲートウェイ装置４００との通信を実行してもよい。

　受信機３１０は、プロセッサ３３０の制御下で各種の受信を行う。送信機３２０は、プロセッサ３３０の制御下で各種の送信を行う。プロセッサ３３０は、基地局３００における各種の制御を行う。メモリ３４０は、プロセッサ３３０により実行されるプログラム、及びプロセッサ３３０による処理に使用される情報を記憶する。受信機３１０、送信機３２０、プロセッサ３３０、メモリ３４０の説明は、上述の記載と同様であるため、説明を省略する。

　ネットワークインターフェイス３５０は、所定のインターフェイスを介してネットワーク装置と接続される。ネットワークインターフェイス３５０は、所定のインターフェイス上で行う通信に使用される。例えば、３ＧＰＰにより規定される通信システムでは、ネットワークインターフェイス３５０は、Ｓ１インターフェイスを介してネットワーク装置（ＭＭＥ（Ｍｏｂｉｌｉｔｙ　Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ　Ｅｎｔｉｔｙ）及びＳＧＷ（Ｓｅｒｖｉｎｇ　Ｇａｔｅｗａｙ））と接続される。ＭＭＥは、例えば、ユーザ装置１００に対する各種モビリティ制御を行う。ＳＧＷは、例えば、データの転送制御を行う。基地局３００は、ネットワークインターフェイス３５０を用いて、通信装置２００からの測定情報を測定管理装置５００へ送る。

　本明細書では、基地局３００が備える受信機３１０、送信機３２０、プロセッサ３３０、メモリ３４０、及びネットワークインターフェイス３５０のうち少なくともいずれかが実行する処理を、便宜上、基地局３００が実行する処理（動作）として説明する。

　（エッジゲートウェイ装置４００）
　エッジゲートウェイ装置４００について説明する。図６は、エッジゲートウェイ装置４００のブロック図である。

　図６に示すように、エッジゲートウェイ装置４００は、受信機（受信部）４１０、送信機（送信部）４２０、プロセッサ４３０、及びメモリ４４０を備える。受信機４１０と送信機４２０とは、一体化された送受信機（送受信部）であってもよい。プロセッサ４３０は、コントローラ（制御部）を構成してもよい。プロセッサ４３０とメモリ４４０とが一体化され、このセット（すなわち、チップセット）がコントローラを構成してもよい。

　エッジゲートウェイ装置４００は、１つの受信機４１０及び／又は送信機４２０により、各種通信（例えば、ＬＰＷＡ通信、及びセルラネットワーク（ＷＷＡＮ）通信）を実行してもよい。エッジゲートウェイ装置４００は、通信技術毎に受信４１０及び／又は送信機４２０を備えてもよい。例えば、エッジゲートウェイ装置４００は、ＬＰＷＡ用の受信機４１０及び／又は送信機４２０を備えてもよい。エッジゲートウェイ装置４００は、ＷＷＡＮ通信用の受信機４１０及び／又は送信機４２０を備えてもよい。従って、エッジゲートウェイ装置４００は、ＬＰＷＡ用の受信機４１０及び／又は送信機４２０を用いて、通信装置２００との通信を実行してもよい。エッジゲートウェイ装置４００は、ＷＷＡＮ通信用の受信機４１０及び／又は送信機４２０を用いて、基地局３００との通信を実行してもよい。

　受信機４１０は、プロセッサ４３０の制御下で各種の受信を行う。送信機４２０は、プロセッサ４３０の制御下で各種の送信を行う。プロセッサ４３０は、エッジゲートウェイ装置４００における各種の制御を行う。メモリ４４０は、プロセッサ４３０により実行されるプログラム、及びプロセッサ４３０による処理に使用される情報を記憶する。受信機４１０、送信機４２０、プロセッサ４３０、メモリ４４０の説明は、上述の記載と同様であるため、説明を省略する。

　エッジゲートウェイ装置４００は、ユーザインターフェイスを備えていてもよい。エッジゲートウェイ装置４００は、エッジゲートウェイ装置４００の位置情報を取得するための機能を有してもよい。エッジゲートウェイ装置４００は、エッジゲートウェイ装置４００の各ブロックに電力を供給するバッテリ又は電力供給部を備えてもよい。

　本明細書では、エッジゲートウェイ装置４００が備える受信機４１０、送信機４２０、プロセッサ４３０、及びメモリ４４０のうち少なくともいずれかが実行する処理を、便宜上、エッジゲートウェイ装置４００が実行する処理（動作）として説明する。

　（測定管理装置５００、コンテンツ管理装置６００、及びユーザ管理装置７００）
　測定管理装置５００、コンテンツ管理装置６００、及びユーザ管理装置７００について説明する。測定管理装置５００、コンテンツ管理装置６００、及びユーザ管理装置７００は、同様の構成を有するため、コンテンツ管理装置６００を例に挙げて、説明する。図７は、コンテンツ管理装置６００のブロック図である。

　図７に示すように、コンテンツ管理装置６００は、プロセッサ６３０、メモリ６４０、及びネットワークインターフェイス６５０を備える。プロセッサ６３０は、コントローラ（制御部）を構成してもよい。プロセッサ６３０とメモリ６４０とが一体化され、このセット（すなわち、チップセット）がコントローラを構成してもよい。

　プロセッサ６３０は、コンテンツ管理装置６００における各種の制御を行う。メモリ６４０は、プロセッサ６３０により実行されるプログラム、及びプロセッサ６３０による処理に使用される情報を記憶する。プロセッサ６３０及びメモリ６４０の説明は、上述の記載と同様であるため、説明を省略する。

　ネットワークインターフェイス６５０は、ネットワーク装置へ情報を送信したり、ネットワーク装置から情報を受信したりするために用いられる。ネットワークインターフェイス６５０は、所定のインターフェイスを介してネットワーク装置と接続されてもよい。ネットワークインターフェイス６５０は、無線送受信機（無線送信機及び／又は無線受信機）により構成されてもよい。

　コンテンツ管理装置６００は、ユーザインターフェイスを備えていてもよい。コンテンツ管理装置６００は、コンテンツ管理装置６００の各ブロックに電力を供給するバッテリ又は電力供給部を備えてもよい。

　本明細書では、コンテンツ管理装置６００が備えるプロセッサ６３０、メモリ６４０、ネットワークインターフェイス６５０のうち少なくともいずれかが実行する処理を、便宜上、コンテンツ管理装置６００が実行する処理（動作）として説明する。測定管理装置５００、及びユーザ管理装置７００も同様である。

　（測定情報の通知）
　測定情報の通知について、図８を用いて説明する。図８は、測定情報の通知を説明するためのシーケンス図である。

　センサ２５０を備える通信装置２００（及び／又はセンサ装置２７０）は、測定対象を測定可能である位置に設置される（取り付けられる）。当該通信装置２００（及び／又はセンサ装置２７０）が設置される場所（位置）は、例えば、屋内であっても、屋外であってもよい。屋内とは、例えば、商業施設、オフィスビル、工場、駅、マンションやアパート等の居住用、に利用される建物の中や、地下街などである。通信装置２００は、屋内の構造物に設置される。一方、屋外とは、上記屋内に含まれない場所、例えば、人の往来がある道路、線路、水路、海路や、田畑、森林、山、海、湖や、観光地、住宅地、繁華街、公園、駐車場などである。通信装置２００は、屋外では、陸上に規則的にまたは不規則的に配置された構造物や、木、岩などに設置される。また、通知装置２００は、屋外では、地表面、地中、水面、水中に規則的にまたは不規則的に配置された構造物に設置されてもよい。通知装置２００は、屋外では、地表面、地中、水面、水中に直接的に設置されてもよい。センサ２５０を備えない通信装置２００は、センサ装置２７０からの測定情報が受信可能な位置に設けられる。当該通信装置２００は、上述と同様の場所に設置される。

　通信装置２００が設置される場所（位置）は、不動産に限らず、動産（移動体）であってもよい。例えば、通信装置２００は、乗り物（例えば、電車、又はバスなど）に設置されてもよい。

　図８に示すように、ステップＳ１１０において、通信装置２００は、センサ（センサ２５０／センサ装置２７０）により測定された測定情報を取得する。

　通信装置２００は、センサ２５０により測定を行うことにより、測定情報を取得してもよい。センサ装置２５０が測定を行ってもよい。センサ装置２５０は、例えば、近距離無線通信により、測定情報を通信装置２００へ送信してもよい。通信装置２００は、センサ装置２７０から測定情報を取得してもよい。

　ステップＳ１２０において、通信装置２００は、ＬＰＷＡＮを介して測定情報を測定管理装置５００へ通知する。

　通信装置２００は、ＬＰＷＡを用いて、測定情報をエッジゲートウェイ装置４００へ送信する。エッジゲートウェイ装置４００は、測定情報を基地局３００へ送信する。或いは、通信装置２００は、基地局３００へ測定情報を送信してもよい。

　通信装置２００は、所定のトリガに応じて、測定情報を送信できる。通信装置２００は、周期的に又は非周期的に測定情報を送信できる。例えば、通信装置２００は、測定情報の取得に応じて、測定情報を送信してもよい。通信装置２００は、所定の時刻に測定情報を送信してもよい。通信装置２００は、センサの測定対象である測定対象物が異常であることを測定情報が示すことに応じて、測定情報を送信してもよい。

　基地局３００は、インターネットを介して、測定情報を測定管理装置５００へ送る。測定管理装置５００は、通信装置２００から通知された測定情報を記憶する。

　測定管理装置５００は、測定情報に基づいて、適切な動作を実行してもよい。例えば、測定管理装置５００は、測定対象物を管理するユーザへ所定の情報を送ってもよい。例えば、測定管理装置５００は、測定対象物が異常であることを測定情報が示すことに応じて、当該測定対象物を管理するユーザの通信装置へ、測定対象物が異常であることを通知してもよい。これにより、ユーザは、異常である測定対象物を早期に発見することができる。このように、測定対象物の保守・点検作業の効率を向上することができる。

　なお、測定対象物の異常を発見するためだけでなく、他の目的のために、測定情報が収集されてもよいことは勿論である。

　（コンテンツ情報の記憶）
　通信装置２００がコンテンツ情報を記憶する動作の一例について説明する。図９は、通信装置２００がコンテンツ情報を記憶する動作の一例を説明するための図である。図９は、通信装置２００が、コンテンツ管理装置６００からコンテンツ情報を受信するケースを示す。

　以下において、通信装置２００は、ＬＰＷＡＮにより基地局３００及び／又はエッジゲートウェイ装置４００を経由してコンテンツ管理装置６００との通信を行うが、基地局３００及びエッジゲートウェイ装置４００の記載は省略する。通信装置２００は、ＬＰＷＡＮを介してコンテンツ管理装置６００との通信を行っていることに留意すべきである。

　図９に示すように、ステップＳ２１０において、通信装置２００は、コンテンツ情報を要求するためのコンテンツ情報要求（メッセージ／情報）をコンテンツ管理装置６００へ送ってもよい。

　通信装置２００は、測定情報の送信を優先するために、例えば、測定情報を送信した後にコンテンツ情報要求を送信してもよい。通信装置２００は、測定情報を送信してから所定時間内にのみコンテンツ情報要求を送信してもよい。通信装置２００は、測定情報の送信に応じて所定時間を測定するためのタイマを起動してもよい。通信装置２００は、タイマが満了する前にのみコンテンツ情報要求を送信できてもよい。通信装置２００は、タイマが満了した後はコンテンツ情報要求を送信できなくてもよい。

　コンテンツ情報要求は、通信装置２００の位置を示す位置情報を含んでいてもよい。位置情報は、通信装置２００の位置を示してもよい。位置情報は、センサの測定対象である測定対象物の位置を示してもよい。位置情報は、センサ装置２７０の位置を示してもよい。位置情報は、複数の位置情報を含んでいてもよい。

　位置情報が示す位置は、緯度及び経度により示されてもよい。位置情報が示す位置は、ポイント（［ｘ、ｙ］）であってもよい。位置情報が示す位置は、エリア（範囲）により示されてもよい。例えば、位置情報は、エリアを区画する対角線上の２点の位置（［ｘ１、ｙ１］、［ｘ２、ｙ２］）を示してもよい。位置情報は、エリア（例えば、建物、駅、市町村、区、丁、番地、号など）を示す情報であってもよい。位置情報は、ポイント及び／又はエリアに対応付けられた識別子であってもよい。

　位置情報は、通信装置２００を特定するための情報であってもよい。位置情報は、例えば、通信装置２００の識別子（例えば、通信装置２００の管理番号など）であってもよい。同様に、位置情報は、測定対象物を特定するための情報（測定対象物の識別子（例えば、測定対象物の管理番号など））であってもよい。位置情報は、センサ装置２７０を特定するための情報（センサ装置２７０の識別子（例えば、センサ装置２７０の管理番号など））であってもよい。

　コンテンツ情報要求は、要求するコンテンツを特定するための情報（コンテンツ特定情報）を含んでいてもよい。当該情報は、例えば、後述するコンテンツ識別子（コンテンツＩＤ）を含んでいてもよい。当該情報は、コンテンツの言語を指定する情報であってもよい。当該情報は、コンテンツの内容（例えば、観光地情報、店舗情報など）を指定する情報であってもよい。

　コンテンツ情報要求に含まれる情報（通信装置２００、測定対象物又はセンサ装置２７０を特定するための情報、位置情報、及び／又は要求するコンテンツを特定するための情報など）は、通信装置２００（のメモリ２４０）に予め記憶されていてもよい。当該情報は、通信装置２００を設定する前又は通信装置２００を設置した後に、他媒体（例えば、ＵＳＢメモリ又は通信端末など）から通信装置２００へ（例えば、有線接続にて）直接送られてもよい。

　ステップＳ２２０において、コンテンツ管理装置６００は、コンテンツ情報を通信装置２００へ送る。通信装置２００は、インターネットを介してコンテンツ情報を受け取る。すなわち、通信装置２００は、コンテンツ情報をダウンロードする。

　コンテンツ管理装置６００は、コンテンツ情報を記憶している。コンテンツ情報は、複数のコンテンツにより構成される。

　コンテンツは、例えば、観光地、及び／又は店舗に関するコンテンツを含む。観光地に関するコンテンツは、例えば、各観光地における詳細説明、写真、クーポン、混雑状況などである。店舗に関するコンテンツは、例えば、各店舗における詳細説明（提供するサービス内容、メニュー、料金など）、写真（店内写真など）、クーポン、混雑状況などである。

　コンテンツは、観光地、店舗の種類毎に分けられてもよい（例えば、観光地Ａ、観光地Ｂ、・・・／店舗Ａ、店舗Ｂ・・・）。コンテンツは、場所（例えば、地域）毎に分けられてもよい（例えば、北海道、東京、・・・／関東、関西、・・・／）。コンテンツは、コンテンツを説明する言語毎に分けられてもよい（英語、日本語、中国語、・・・）。

　コンテンツは、提供すべきユーザ（ユーザ装置１００）を特定するための条件と対応付けられる。条件は、例えば、ユーザが希望する言語（コンテンツを説明する言語）、国籍、性別、現在の在住国、年齢、目的（例えば、旅行目的）、同行者の数、旅行形態などである。コンテンツは、対応付けられた条件に対応するコンテンツ識別子（コンテンツＩＤ）と対応付けられている。コンテンツＩＤは、コンテンツのバージョンと対応付けられてもよい。コンテンツのバージョンは、更新されたコンテンツを区別するための識別子である。

　コンテンツ管理装置６００は、コンテンツＩＤと当該コンテンツＩＤに対応するコンテンツの情報（コンテンツ情報）との対応付けを示すコンテンツテーブルを記憶してもよい。コンテンツ管理装置６００は、コンテンツとコンテンツＩＤとのセットをコンテンツ情報として記憶してもよい。

　コンテンツ管理装置６００は、コンテンツ情報要求の受信に応じて、コンテンツ情報を通信装置２００へ送信してもよい。コンテンツ管理装置６００は、コンテンツ情報要求に含まれる位置情報に応じて、コンテンツ情報を通信装置２００へ送信してもよい。コンテンツ管理装置６００は、位置情報により示される位置（場所）に対応付けられたコンテンツ情報を通信装置２００へ送信してもよい。コンテンツ管理装置６００は、コンテンツ情報要求に含まれるコンテンツ特定情報に応じて、コンテンツ情報を通信装置２００へ送信してもよい。コンテンツ管理装置６００は、コンテンツ特定情報により特定されるコンテンツを示すコンテンツ情報を通信装置２００へ送信してもよい。

　コンテンツ管理装置６００は、コンテンツ管理装置６００の管理者及び／又はコンテンツ提供者の操作に起因して、コンテンツ情報を通信装置２００へ送信してもよい。コンテンツ管理装置６００は、例えば、コンテンツ管理装置６００の管理者及び／又はコンテンツ提供者が管理する通信端末から通知された情報に基づいて、コンテンツ情報を通信装置２００へ送信してもよい。当該情報は、コンテンツ情報を送る通信装置２００の識別子を含んでもよい。当該情報は、通信装置２００へ送るべきコンテンツを特定するための情報を含んでもよい。

　コンテンツ管理装置６００は、通信装置２００へ送られるコンテンツ情報として、コンテンツとコンテンツＩＤとのセットを送ってもよい。コンテンツ管理装置６００は、コンテンツを示すコンテンツ情報と、当該コンテンツ情報とコンテンツＩＤとの対応付けを示すコンテンツテーブルと、を送ってもよい。

　ステップＳ２３０において、通信装置２００は、コンテンツ管理装置６００から受け取ったコンテンツ情報を記憶する。通信装置２００は、コンテンツとコンテンツＩＤとのセットを記憶してもよい。通信装置２００は、コンテンツテーブルを記憶してもよい。これにより、通信装置２００は、ユーザ装置１００へ提供されるコンテンツ情報（及びコンテンツＩＤ）を予め記憶できる。

　ステップＳ２４０において、コンテンツ管理装置６００は、（新たな）コンテンツ情報を外部から受け取る。コンテンツ管理装置６００は、コンテンツ管理装置６００の管理者及び／又はコンテンツ提供者が操作する通信端末からコンテンツ情報を受け取ってもよい。コンテンツ情報により示されるコンテンツは、条件と対応付けられている。当該コンテンツは、コンテンツＩＤと対応付けられていてもよい。

　ステップＳ２５０において、コンテンツ管理装置６００は、コンテンツ情報を更新する。コンテンツ管理装置６００は、コンテンツテーブルを更新してもよい。コンテンツ管理装置６００は、更新されたコンテンツと当該更新されたコンテンツに対応するコンテンツＩＤとを記憶する。コンテンツ管理装置６００は、コンテンツに対応付けられた条件に基づいてコンテンツＩＤを生成してもよい。コンテンツ管理装置６００は、コンテンツと生成されたコンテンツＩＤとを対応付けてもよい。コンテンツ管理装置６００は、対応付けたコンテンツとコンテンツＩＤとを記憶してもよい。

　ステップＳ２６０において、コンテンツ管理装置６００は、コンテンツ更新通知を通信装置２００へ送ってもよい。

　コンテンツ管理装置６００は、所定エリアに位置する通信装置２００に対して、コンテンツ更新通知を送ってもよい。コンテンツ管理装置６００は、例えば、コンテンツの提供エリアに対応する所定エリアに位置する通信装置２００に対して、コンテンツ更新通知を送ってもよい。コンテンツ管理装置６００は、所定エリアにおけるブロードキャスト信号によりコンテンツ更新通知を送ってもよい。

　コンテンツ管理装置６００は、所定エリアに関連付けられたグループ識別子を含むコンテンツ更新通知を送ってもよい。グループ識別子は、所定エリアに位置する通信装置２００に割り当てられる識別子である。グループ識別子は、所定エリアに位置するエッジゲートウェイ装置４００に割り当てられる識別子であってもよい。コンテンツ管理装置６００は、所定エリアとグループ識別子とが関連付けられたテーブルを記憶していてもよい。コンテンツ管理装置６００は、グループ識別子を通信装置２００及び／又はエッジゲートウェイ装置４００に周期的又は非周期的に通知してもよい。コンテンツ管理装置６００は、所定エリアが更新されたことに応じて、通信装置２００及び／又はエッジゲートウェイ装置４００にグループ識別子をあらためて割り当ててもよい。コンテンツ管理装置６００は、グループ識別子が割り当てられたことに応じて、通信装置２００及び／又はエッジゲートウェイ装置４００にグループ識別子を通知してもよい。グループ識別子は、通信装置２００を設定する前又は通信装置２００を設置した後に、他媒体（例えば、ＵＳＢメモリ又は通信端末など）から通信装置２００直接送られてもよい。

　コンテンツ管理装置６００は、所定エリアに位置する通信装置２００の識別子、エッジゲートウェイ装置４００の識別子、測定対象物の識別子を含むコンテンツ更新通知をユニキャスト信号により送ってもよい。

　コンテンツ管理装置６００は、所定エリアを示す位置情報を含むコンテンツ更新通知を送ってもよい。位置情報は、上述にて説明した位置情報と同じ形式であってもよい。位置情報は、複数の識別子のリスト（例えば、複数の通信装置２００の識別子、複数のエッジゲートウェイ装置４００の識別子、及び／又は測定対象物の識別子）であってもよい。

　コンテンツ更新通知は、更新されたコンテンツに関連付けられたコンテンツＩＤを含んでもよい。コンテンツ更新通知は、更新されたコンテンツの種別を含んでもよい。

　エッジゲートウェイ装置４００は、コンテンツ更新通知の受信に応じて、配下の（複数の）通信装置２００へ送ってもよい。エッジゲートウェイ装置４００は、例えば、コンテンツ更新通知がエッジゲートウェイ装置４００の識別子を含むことに応じて、配下の（複数の）通信装置２００へコンテンツ更新通知を送ってもよい。エッジゲートウェイ装置４００は、配下の複数の通信装置２００のうち所定エリアに位置する（複数の）通信装置２００へ送ってもよい。

　ステップＳ２７０において、通信装置２００は、コンテンツ更新通知に対する応答をコンテンツ管理装置６００へ送ってもよい。

　通信装置２００は、コンテンツ更新通知の受信に応じて、応答をコンテンツ管理装置６００へ送ってもよい。通信装置２００は、コンテンツ更新通知に含まれる情報に基づいて、応答を送信すべきか否かを判定してもよい。通信装置２００は、通信装置２００自身が保持しないコンテンツＩＤをコンテンツ更新通知が含むことに応じて、応答を送信すると判定してもよい。通信装置２００は、通信装置２００自身が保持するコンテンツＩＤをコンテンツ更新通知が含むことに応じて、応答を送信しないと判定してもよい。通信装置２００は、更新されたコンテンツの種別が、通信装置２００自身が保持するコンテンツ種別であることに応じて、応答を送信すると判定してもよい。通信装置２００は、更新されたコンテンツの種別が、通信装置２００自身が保持するコンテンツ種別でないことに応じて、応答を送信しないと判定してもよい。

　通信装置２００は、コンテンツ情報要求に含まれる情報と同様の情報を応答に含めてもよい。通信装置２００は、応答としてコンテンツ情報要求をコンテンツ管理装置６００へ送ってもよい。

　ステップＳ２８０において、コンテンツ管理装置６００は、（更新された）コンテンツ情報を通信装置２００へ送る。

　コンテンツ管理装置６００は、ステップＳ２３０の処理と同様に、コンテンツ情報を通信装置２００へ送ることができる。コンテンツ管理装置６００は、応答を送信した通信装置２００へのみコンテンツ情報を送ってもよい。コンテンツ管理装置６００は、コンテンツ管理装置６００の管理者及び／又はコンテンツ提供者から指定された所定エリア（に対応する通信装置２００、エッジゲートウェイ装置４００、及び／又は測定対象物）へコンテンツ情報を送ってもよい。

　コンテンツ管理装置６００は、更新されたコンテンツ情報のみを通信装置２００へ送ってもよい。これにより、ＬＰＷＡＮにおける通信容量の圧迫を抑制できる。

　上述では、通信装置２００がコンテンツ管理装置６００からコンテンツ情報を受け取るケースについて説明したが、これに限られない。コンテンツ情報（及びコンテンツテーブル）は、通信装置２００を設定する前又は通信装置２００を設置した後に、他媒体（例えば、ＵＳＢメモリ、又は通信端末など）から通信装置２００へ（例えば、有線接続にて）直接送られてもよい。例えば、通信装置２００は、他媒体からコンテンツ情報を予め受け取り、更新されたコンテンツ情報をコンテンツ管理装置６００から受け取ってもよい。

　（コンテンツ情報の提供）
　通信装置２００がコンテンツ情報を提供する動作の一例について説明する。

　（Ａ）動作例１
　動作例１を図１０を用いて説明する。図１０は、動作例１を説明するためのシーケンス図である。

　図１０に示すように、ステップＳ３０１において、ユーザ装置１００は、ユーザ登録情報をユーザ管理装置７００へ送ることができる。

　ユーザ登録情報は、ユーザ管理装置７００に登録（記憶）される情報である。ユーザ登録情報は、ユーザ識別子（ＵＥ　ＩＤ）であってもよい。ユーザ登録情報は、ユーザの好み（希望）に関する情報であってもよい。ユーザ登録情報は、ユーザ装置１００への提供を希望するコンテンツを示す情報を含んでいてもよい。希望する情報は、観光地、店舗、クーポンなどの少なくともいずれかの情報の提供を希望することを示す情報である。ユーザ登録情報は、ユーザ装置１００への提供を希望しないコンテンツを示す情報を含んでいてもよい。ユーザ登録情報は、コンテンツを説明する言語（希望言語）を示す情報を含んでいてもよい。

　ユーザ登録情報は、ユーザ登録の内容に関する所定のテーブルに関連付けられた所定の識別子を含んでいてもよい。所定のテーブルは、例えば、ユーザの好みに関する複数の項目（例えば、コンテンツＡ、コンテンツＢ、コンテンツＣ、・・・、コンテンツＡ及びＢ、…）と、各項目に関連付けられた所定の識別子とを含む。ユーザ装置１００は、複数の項目のうち、ユーザが選択した項目に関連付けられた所定の識別子をユーザ登録情報に含めてもよい。ユーザ装置１００は、所定のテーブルをメモリ１４０に記憶している。所定のテーブルは、例えば、ユーザ装置１００内のアプリケーションに保存されてもよい。

　ユーザ装置１００は、ユーザ管理装置７００へ送ったユーザ登録情報に対応するユーザ登録識別子を記憶してもよい。

　ステップＳ３０２において、ユーザ管理装置７００は、ユーザ装置１００から受信したユーザ登録情報を記憶する。これにより、ユーザ管理装置７００は、ユーザ装置１００を管理するユーザが希望するコンテンツを把握できる。

　ユーザ管理装置７００は、ユーザ登録情報に所定の識別子が含まれる場合、所定のテーブルに基づいて、ユーザが選択した項目を把握してもよい。すなわち、ユーザ管理装置７００は、ユーザ管理装置７００に記憶された所定のテーブルに基づいて、所定の識別子に関連付けられた項目を、ユーザが選択した項目と把握できる。

　ステップＳ３０３において、ユーザ管理装置７００は、ユーザ登録情報に対する応答（メッセージ）をユーザ装置１００へ送ってもよい。

　応答は、ユーザ登録情報の登録が完了したことを示す情報であってもよい。応答は、ユーザ装置１００へ割り当てたユーザ管理識別子（ユーザ管理ＩＤ）を含んでもよい。ユーザ管理装置７００は、ユーザＩＤと、ユーザ登録情報とを関連付けて記憶してもよい。例えば、ユーザは、ユーザ装置１００と異なる通信端末によりユーザ登録情報を送った場合には、後述においてユーザ装置識別子（ＵＥ　ＩＤ）の代わりに、ユーザ管理ＩＤを用いてもよい。

　ステップＳ３０４において、通信装置２００は、ユーザ装置１００と接続する。

　以下において、ユーザ装置１００を保持するユーザの移動により、ユーザ装置１００が、通信装置２００の通信範囲内に存在すると仮定する。

　通信装置２００は、ユーザ装置１００の検知に応じて、自動的にユーザ装置１００と接続してもよい。例えば、通信装置２００は、ユーザ装置１００からの信号の受信に応じて、自動的にユーザ装置１００との接続を開始してもよい。通信装置２００は、接続のための所定信号を送信してもよい。通信装置２００は、ユーザ装置１００から所定信号に対する応答信号の受信に応じて、自動的にユーザ装置１００との接続を開始してもよい。

　ユーザ装置１００は、ユーザの操作により接続（又はカップリング）許可を示す信号を受け付けたことに応じて、通信装置２００との接続を開始してもよい。ユーザ装置１００は、通信装置２００との通信機能（例えば、近距離無線通信の機能）が有効（ＯＮ）であることに応じて、通信装置２００との接続を開始してもよい。ユーザ装置１００は、例えば、所定のアプリケーションが起動していることに応じて、通信装置２００との接続を開始してもよい。ユーザ装置１００は、所定のアプリケーション内で、通信装置２００との接続のための機能又は通信装置２００との通信機能が有効（ＯＮ）になっていることに応じて、通信装置２００との接続を開始してもよい。ユーザ装置１００は、ユーザの操作によりユーザから自動的な接続が（予め）許可されることに応じて、通信装置２００との接続を開始してもよい。

　通信装置２００は、通信装置２００とユーザ装置１００との接続に応じて、カップリング（又はペアリング）を開始してもよい。通信装置２００は、当該接続に応じて、カップリングを特定するためのカップリング識別子（カップリングＩＤ）を割り当ててもよい。

　ユーザ装置１００は、ユーザ装置識別子（ＵＥ　ＩＤ）を通信装置２００へ送る。ユーザ装置１００は、ＵＥ　ＩＤだけでなく、ユーザ管理ＩＤを通信装置２００へ送ってもよい。ユーザ装置１００は、ＵＥ　ＩＤの代わりに、ユーザ管理ＩＤを通信装置２００へ送ってもよい。ユーザ装置１００は、上述のユーザ登録情報に含まれる情報を通信装置２００へ送ってもよい。

　通信装置２００は、接続に応じて、ステップＳ３０５の処理を実行してもよい。通信装置２００は、カップリング（又はペアリング）に応じて、ステップＳ３０５の処理を実行してもよい。

　ステップＳ３０５において、通信装置２００は、ＬＰＷＡＮを介してユーザ情報と装置情報とを含む所定情報をコンテンツ管理装置６００へ通知する。コンテンツ管理装置６００は、ＬＰＷＡＮを介してユーザ情報と装置情報とを含む所定情報を受信する。

　ユーザ情報は、ユーザ装置１００に関連付けられた情報である。ユーザ情報は、通信装置２００と接続するユーザ装置１００を特定するために用いることができる。ユーザ情報は、ユーザ装置１００と通信装置２００との接続（及び／又はカップリング）の間に、ユーザ装置１００から受け取った情報を含む。ユーザ情報は、ＵＥ　ＩＤを含んでもよい。ユーザ情報は、ユーザ管理ＩＤを含んでもよい。

　装置情報は、通信装置２００に関連付けられた情報である。装置情報は、ユーザ装置１００と接続する通信装置２００を特定するために用いることができる。装置情報は、例えば、通信装置２００の識別子を含んでいてもよい。装置情報は、上述の位置情報（コンテンツ情報要求に含まれる位置情報）を含んでいてもよい。

　所定情報は、カップリングＩＤを含んでいてもよい。従って、所定情報は、例えば、カップリングＩＤ、ユーザ情報としてのＵＥ　ＩＤ（及び装置情報）を含んでいてもよい。

　通信装置２００の代わりに、エッジゲートウェイ装置４００がカップリングＩＤを割り当ててもよい。エッジゲートウェイ装置４００は、通信装置２００から所定情報を受信したことに応じて、通信装置２００とユーザ装置１００とのカップリングを特定するためにカップリングＩＤを割り当ててもよい。この場合、通信装置２００からエッジゲートウェイ装置４００への所定情報には、カップリングＩＤが含まれない。エッジゲートウェイ装置４００が、所定情報にカップリングＩＤを含めることにより、所定情報がカップリングＩＤを含んでいてもよい。エッジゲートウェイ装置４００が、カップリングＩＤを割り当てることにより、通信装置２００からエッジゲートウェイ装置４００へのＬＰＷＡにおける通信容量を低減できる。

　ステップＳ３０６において、コンテンツ管理装置６００は、ユーザの問合せ（メッセージ）をユーザ管理装置７００へ送ることができる。コンテンツ管理装置６００は、所定情報に含まれるユーザ情報を問合せメッセージに含めることができる。ユーザ管理装置７００は、ユーザ情報をコンテンツ管理装置６００から受信する。

　ステップＳ３０７において、コンテンツ管理装置６００は、ユーザ登録情報をユーザ管理装置７００へ送ることができる。

　ユーザ管理装置７００は、コンテンツ管理装置６００から受信したユーザ情報に基づいて、ユーザ登録情報を特定する。ユーザ管理装置７００は、特定されたユーザ登録情報をコンテンツ管理装置６００へ送る。コンテンツ管理装置６００は、ユーザ登録情報をユーザ管理装置７００から受け取る。

　ユーザ管理装置７００は、上述の所定の識別子を含むユーザ登録情報と共に、上述の所定のテーブルをコンテンツ管理装置６００へ送ってもよい。ユーザ管理装置７００は、所定のテーブルをコンテンツ管理装置６００へ予め送っていてもよい。

　ユーザ管理装置７００は、ユーザ登録情報が存在しない場合（例えば、ユーザが登録していない場合）には、ユーザ登録情報が存在しないことを示す情報をコンテンツ管理装置６００へ送ってもよい。

　ステップＳ３０８において、コンテンツ管理装置６００は、コンテンツ情報を決定（又は選択）する。コンテンツ管理装置６００は、ユーザ登録情報に基づいて、ユーザ装置１００へ提供すべきコンテンツを決定（又は選択）する。

　コンテンツ管理装置６００は、ユーザ登録情報によりユーザが希望するコンテンツを、ユーザ装置１００へ提供すべきコンテンツとして決定してもよい。コンテンツ管理装置６００は、ユーザ登録情報に基づくユーザが、提供すべきユーザ（ユーザ装置１００）を特定するための条件に合致することに応じて、条件に対応付けられたコンテンツをユーザ装置１００へ提供すべきコンテンツを決定してもよい。

　コンテンツ管理装置６００は、現在の日付及び／又は時刻（時間帯）に基づいて、コンテンツを決定してもよい。コンテンツ管理装置６００は、現在の日付が特別な日付（例えば、平日、祝日、祭が開催される日付など）に応じて、提供すべきコンテンツを決定してもよい。コンテンツ管理装置６００は、現在の時刻（時間帯）が所定の時刻（時間帯）（例えば、朝、昼、夜など）に応じて、提供すべきコンテンツを決定してもよい。

　コンテンツ管理装置６００は、ユーザ登録情報が存在しないことに応じて、ユーザ装置１００を特別なユーザ装置とみなしてもよい。コンテンツ管理装置６００は、特別なユーザ装置に対して、提供すべきコンテンツとして所定のコンテンツを決定してもよい。所定のコンテンツは、例えば、ユーザ装置へ提供可能な全てのコンテンツであってもよい。所定のコンテンツは、ユーザ装置へ提供可能な全てのコンテンツのうち、一部のコンテンツであってもよい。コンテンツ管理装置６００は、特別なユーザ装置に対して、コンテンツを提供しないと決定してもよい。

　コンテンツ管理装置６００は、決定されたコンテンツを識別するコンテンツ識別子（コンテンツＩＤ）を決定（又は選択）する。コンテンツ管理装置６００は、当該コンテンツＩＤとして、条件に対応付けられたコンテンツＩＤを決定してもよい。コンテンツ管理装置６００は、コンテンツを提供しないと決定したことに応じて、提供すべきコンテンツがないことを示すコンテンツＩＤを決定してもよい。

　コンテンツＩＤは、コンテンツ情報とは異なるものである。コンテンツＩＤは、コンテンツに関連付けられた識別子である。一方、コンテンツ情報は、コンテンツそのものを示す情報（データ）である。このため、コンテンツＩＤのデータ量（ビット数）は、コンテンツ情報のデータ量よりも小さい。

　ステップＳ３０９において、コンテンツ管理装置６００は、コンテンツＩＤをＬＰＷＡＮを介して通信装置２００へ通知する。すなわち、コンテンツ管理装置６００は、コンテンツ情報の代わりに、コンテンツＩＤを送る。コンテンツ管理装置６００は、情報量（データ量）が多いコンテンツ情報そのものではなく、コンテンツＩＤを送ることにより、ＬＰＷＡＮにおける通信容量の圧迫を抑制できる。

　コンテンツ管理装置６００は、カップリングＩＤをコンテンツＩＤと共に送ってもよい。コンテンツ管理装置６００は、ＵＥ　ＩＤの代わりに、カップリングＩＤをコンテンツＩＤと共に送ってもよい。コンテンツ管理装置６００は、カップリングＩＤをコンテンツＩＤと共に通信装置２００へ通知してもよい。コンテンツ管理装置６００は、カップリングＩＤをコンテンツＩＤと共にエッジゲートウェイ装置４００へ通知してもよい。ＵＥ　ＩＤは、ユーザ装置１００を固有に識別するためのものであるため、一般的に情報量が大きい。一方、カップリングＩＤは、通信装置２００又はエッジゲートウェイ装置４００が割り当てるものであるため、通信装置２００又はエッジゲートウェイ装置４００において固有の識別子であればよい。このため、カップリングＩＤは、ＵＥ　ＩＤに比べて情報量が小さい。従って、カップリングＩＤのデータ量（ビット数）は、ＵＥ　ＩＤのデータ量よりも小さい。このため、コンテンツ管理装置６００は、ＵＥ　ＩＤではなく、カップリングＩＤをコンテンツＩＤと共に送ることにより、ＬＰＷＡＮにおける通信容量の圧迫を抑制できる。

　エッジゲートウェイ装置４００は、カップリングＩＤを割り当てていた場合、カップリングＩＤを送らずに、カップリングＩＤを割り当てた通信装置２００へＬＰＷＡＮを介してコンテンツＩＤを送る。これにより、ＬＰＷＡＮにおける通信容量の圧迫を抑制できる。

　ステップＳ３１０において、通信装置２００は、コンテンツ情報を選択（又は決定）する。具体的には、通信装置２００は、コンテンツＩＤに応じて、通信装置２００に予め記憶されたコンテンツ情報の中から、ユーザ装置１００へ提供すべきコンテンツ情報を選択する。通信装置２００は、コンテンツＩＤに対応するコンテンツ情報をユーザ装置１００へ提供すべきコンテンツ情報として選択する。

　ユーザ装置１００は、提供すべきコンテンツがないことを示すコンテンツＩＤを受信したことに応じて、処理を終了してもよい。

　ステップＳ３１１において、通信装置２００は、コンテンツ情報をユーザ装置１００へ送信する。具体的には、通信装置２００は、コンテンツＩＤに応じて選択されたコンテンツ情報をユーザ装置１００へ送信する。

　通信装置２００は、提供すべきコンテンツがないことを示すコンテンツＩＤを受信したことに応じて、提供すべきコンテンツがないことを示す情報をユーザ装置１００へ送信してもよい。

　通信装置２００は、上述のユーザ登録情報に含まれる情報をユーザ装置１００から受信していた場合には、コンテンツＩＤに応じて選択されたコンテンツ情報に加えて、上述のユーザ登録情報に含まれる情報に基づくコンテンツ情報をユーザ装置１００へ送信してもよい。

　ユーザ装置１００は、通信装置２００からコンテンツ情報を受信する。ユーザ装置１００は、コンテンツ情報を受信したことに応じて、ユーザインターフェイス１５０へコンテンツ情報の内容を表示してもよい。ユーザ装置１００は、ユーザが所定のアプリケーションを起動したことに応じて、コンテンツ情報の内容を表示してもよい。これにより、ユーザは、表示されたコンテンツに基づくサービスを享受することができる。

　以上のように、通信装置２００は、コンテンツ管理装置６００からのコンテンツＩＤに基づいて、ユーザ装置１００へコンテンツ情報を提供することができる。これにより、ユーザ装置１００を保持するユーザに適したコンテンツを提供することができる。通信装置２００は、当該ユーザに適したコンテンツを提供するために、ＬＰＷＡＮを介してコンテンツ管理装置６００からコンテンツＩＤを受け取る。これにより、通信装置２００及び／又はＬＰＷＡＮにおける通信リソースを有効活用することができる。

　（Ｂ）動作例２
　動作例２を図１１を用いて説明する。図１１は、動作例２を説明するためのフローチャートである。上述と同様の部分は説明を省略する。動作例２では、通信装置２００が測定情報を保持するか否かの判定を行うケースである。

　ステップＳ４０１において、通信装置２００は、ユーザ装置１００と接続する。ステップＳ４０１は、ステップＳ３０４に対応する。

　ステップＳ４０２において、通信装置２００は、送信すべき測定情報を保持するか否かを判定する。

　通信装置２００は、送信すべき測定情報を保持する場合、ステップＳ４０３の処理を実行できる。通信装置２００は、送信すべき測定情報を保持しない場合、ステップＳ４０４の処理を実行できる。

　通信装置２００は、送信すべき測定情報を保持する場合、現時刻から測定情報の送信期限まで所定時間未満あることに応じて、ステップＳ４０３の処理を実行してもよい。通信装置２００は、送信すべき測定情報を保持する場合であっても、現時刻から測定情報の送信期限まで所定時間以上あることに応じて、ステップＳ４０４の処理を実行してもよい。所定時間は、例えば、所定情報の送信を開始してから送信を終了するまでの時間である。通信装置２００は、所定情報に基づいて、所定時間を算出してもよい。

　ステップＳ４０３において、通信装置２００が測定情報を送信する。すなわち、通信装置２００が測定情報を測定管理装置５００へ通知する。

　ステップＳ４０４において、通信装置２００は、所定情報をコンテンツ管理装置６００へ通知する。上述の通り、通信装置２００は、送信すべき測定情報を送信した後に、所定情報をコンテンツ管理装置６００へ通知してもよい。

　ステップＳ４０５において、通信装置２００がコンテンツＩＤを受信する。ステップＳ４０５は、ステップＳ３０９に対応する。

　ステップＳ４０６において、通信装置２００がコンテンツ情報をユーザ装置１００へ送信する。ステップＳ４０６は、ステップＳ３１１に対応する。

　以上のように、通信装置２００は、測定情報の送信と所定情報の送信との優先順位を決定してもよい。通信装置２００は、本来の目的である測定情報の送信を所定情報の送信よりも優先的に送信してもよい。これにより、通信装置２００は、本来の目的である測定情報の送信に影響を与えずに、通信装置２００及び／又はＬＰＷＡＮにおける通信リソースを有効活用することができる。

　（Ｃ）動作例３
　動作例３を図１２を用いて説明する。図１２は、動作例３を説明するためのシーケンス図である。上述と同様の部分は説明を省略する。

　動作例１では、通信装置２００が所定情報をコンテンツ管理装置６００へ通知していた。動作例３では、ユーザ装置１００が所定情報をコンテンツ管理装置６００へ通知する。

　ステップＳ５０１からＳ５０４は、ステップＳ３０１からＳ３０４に対応する。

　ステップＳ５０４において、通信装置２００は、装置情報をユーザ装置１００へ送信することができる。ユーザ装置１００は、通信装置２００から装置情報を受信することができる。

　通信装置２００は、ＬＰＷＡを介して所定情報を送信できないことに応じて、ステップＳ５０４の処理が実行されるように、装置情報をユーザ装置１００へ送信してもよい。通信装置２００は、送信すべき測定情報を保持する場合に、装置情報をユーザ装置１００へ送信してもよい。

　ステップＳ５０５において、ユーザ装置１００が所定情報をコンテンツ管理装置６００へ通知する。ユーザ装置１００は、ＷＷＡＮを介して、所定情報をコンテンツ管理装置６００へ通知できる。

　ユーザ装置１００は、通信装置２００が送信すべき測定情報を保持することに応じて、所定情報をコンテンツ管理装置６００へ通知してもよい。ユーザ装置１００は、通信装置２００から装置情報を受信したことに応じて、所定情報をコンテンツ管理装置６００へ通知してもよい。

　ステップＳ５０６からＳ５１１は、ステップＳ３０６からＳ３１１に対応する。

　（Ｄ）動作例４
　動作例４を図１３を用いて説明する。図１３は、動作例４を説明するためのシーケンス図である。上述と同様の部分は説明を省略する。

　動作例３では、ユーザ装置１００が所定情報をコンテンツ管理装置６００へ通知していた。動作例４では、ユーザ装置１００が所定情報をユーザ管理装置７００へ通知する。

　ステップＳ６０１からＳ６０４は、ステップＳ５０１からＳ５０４に対応する。

　ステップＳ６０５において、ユーザ装置１００が所定情報をユーザ管理装置７００へ通知する。ユーザ装置１００は、ＷＷＡＮを介して、所定情報をユーザ管理装置７００へ通知できる。

　ユーザ情報は、上述のユーザ登録情報であってもよい。ユーザ装置１００は、ユーザ登録情報をユーザ管理装置７００へ送信していないことに応じて、すなわち、ユーザ登録を行っていないことに応じて、所定情報をユーザ管理装置７００へ通知してもよい。例えば、ユーザ装置１００は、ユーザ登録情報をユーザ管理装置７００へ予め送信していることに応じて、動作例３のように、所定情報をコンテンツ管理装置６００へ通知してもよい。

　ユーザ管理装置７００は、所定情報に含まれるユーザ情報に基づいて、ユーザ登録情報を特定する。ユーザ管理装置７００は、新規のユーザ（未登録のユーザ）又は未登録のユーザ装置１００から所定情報を受信したことに応じて、ユーザ登録情報を記憶してもよい。

　ステップＳ６０６において、ユーザ管理装置７００は、所定情報をコンテンツ管理装置６００へ送ることができる。

　所定情報は、装置情報と、ユーザ情報の代わりにユーザ登録情報とを含んでいてもよい。所定情報は、装置情報と、ユーザ情報とを含んでいてもよい。

　ステップＳ６０７からＳ６１０は、ステップＳ５０８からＳ５１１に対応する。

　（Ｅ）動作例５
　動作例５を図１４を用いて説明する。図１４は、動作例５を説明するためのフローチャートである。上述と同様の部分は説明を省略する。動作例５では、通信装置２００が、コンテンツ管理装置６００からコンテンツＩＤを受け取れないケースについて説明する。

　図１４に示すように、ステップＳ７０１において、通信装置２００は、タイマを起動する。タイマは、通信装置２００がコンテンツＩＤを待つ期間を計測するためのものである。

　通信装置２００は、ユーザ装置１００との接続が完了したことに応じて、タイマを起動してもよい。通信装置２００は、ユーザ装置１００とのカップリングが完了したことに応じて、タイマを起動してもよい。通信装置２００は、所定情報を送信したことに応じて、タイマを起動してもよい。

　ステップＳ７０２において、通信装置２００は、コンテンツＩＤを受信したか否かを判定する。通信装置２００は、コンテンツＩＤを受信しないと判定したことに応じて、ステップＳ７０３の処理を実行する。通信装置２００は、コンテンツＩＤを受信したと判定したことに応じて、ステップＳ７０４の処理を実行する。

　ステップＳ７０３において、通信装置２００は、タイマが満了したか否かを判定する。通信装置２００は、タイマが満了していない（起動中である）と判定したことに応じて、ステップＳ７０２の処理を実行する。通信装置２００は、タイマが満了したと判定したことに応じて、ステップＳ７０５の処理を実行する。

　ステップＳ７０４において、通信装置２００は、コンテンツ管理装置６００から通知されたコンテンツＩＤに対応するコンテンツ情報をユーザ装置１００へ送信する（ステップＳ３１０及びＳ３１１参照）。

　ステップＳ７０５において、通信装置２００は、予め決められた情報をユーザ装置１００へ送信する。すなわち、通信装置２００は、所定時間経過してもコンテンツＩＤを受信しない場合、予め決められた情報をユーザ装置１００へ送信する。

　予め決められた情報は、通信装置２００が保持するコンテンツ情報の全てであってもよい。予め決められた情報は、通信装置２００が保持するコンテンツ情報のうち、一部のコンテンツ情報であってもよい。予め決められた情報は、提供すべきコンテンツ情報がないことを示す情報であってもよい。

　これにより、通信装置２００がコンテンツＩＤを待ち続けることを抑制できる。その結果、通信装置２００の消費電力の増加を抑制できる。

　［その他の実施形態］
　上述した実施形態によって、本出願の内容を説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本出願の内容を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。

　上述において、コンテンツ管理装置６００とユーザ管理装置７００とが異なる装置であったが、これに限られない。コンテンツ管理装置６００とユーザ管理装置７００とは、同一の装置であってもよい。これにより、コンテンツ管理装置６００が、ユーザの問合せを行うことなく、コンテンツ情報を決定できる。測定管理装置５００とコンテンツ管理装置６００とは、同一の装置であってもよい。

　上述した実施形態に係る内容（各動作例）は、適宜組み合わせて実行されてもよい。また、上述した各シーケンスにおいて、必ずしも全ての動作が必須の構成ではない。例えば、各シーケンスにおいて、一部の動作のみが実行されてもよい。

　上述した実施形態では特に触れていないが、上述した各ノード（ユーザ装置１００、通信装置２００、基地局３００、エッジゲートウェイ装置４００、測定管理装置５００、コンテンツ管理装置６００、又はユーザ管理装置７００）のいずれかが行う各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、ＣＤ－ＲＯＭやＤＶＤ－ＲＯＭ等の記録媒体であってもよい。

　各ノードのいずれかが行う各処理を実行するためのプログラムを記憶するメモリ、及びメモリに記憶されたプログラムを実行するプロセッサによって構成されるチップが提供されてもよい。

　なお、日本国特許出願第２０１７－１５６１８９号（２０１７年８月１０日出願）の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。

　本実施形態は通信分野において有用である。

Claims

　センサにより測定された測定情報をＬｏｗ－Ｐｏｗｅｒ　Ｗｉｄｅ－Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ（ＬＰＷＡＮ）を介して送信するよう構成される通信装置を利用した通信方法であって、
　前記通信装置が、ユーザ装置と接続するステップと、
　管理装置が、前記ユーザ装置に関連付けられたユーザ情報と前記通信装置に関連付けられた装置情報とを含む所定情報を受信するステップと、
　前記管理装置が、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザ装置へ提供すべきコンテンツを決定するステップと、
　前記管理装置が、前記装置情報に基づいて、前記決定されたコンテンツを識別するコンテンツ識別子を、前記ＬＰＷＡＮを介して前記通信装置へ通知するステップと、
　前記通信装置が、前記コンテンツ識別子に応じて、前記通信装置に予め記憶されたコンテンツ情報の中から、前記ユーザ装置へ提供すべきコンテンツ情報を選択するステップと、
　前記通信装置が、前記コンテンツ識別子に応じて選択されたコンテンツ情報を前記ユーザ装置へ送信するステップと、を備える通信方法。
　前記通信装置と前記ユーザ装置との接続に応じて、前記通信装置と前記ユーザ装置とのカップリングを特定するためのカップリング識別子を割り当てるステップをさらに備え、
　前記所定情報は、前記カップリング識別子と、前記ユーザ情報として前記ユーザ装置を識別するユーザ装置識別子とを含み、
　前記コンテンツ識別子を通知するステップにおいて、前記管理装置は、前記カップリング識別子を前記コンテンツ識別子と共に送る請求項１に記載の通信方法。
　前記通信装置が、前記ＬＰＷＡＮを介して前記管理装置へ前記所定情報を通知するステップをさらに備える請求項１に記載の通信方法。
　前記通信装置が、送信すべき測定情報を保持するか否かを判定するステップをささに備え、
　前記所定情報を通知するステップにおいて、前記通信装置が、前記送信すべき測定情報を保持しない場合、前記管理装置へ前記所定情報を通知する請求項３に記載の通信方法。
　前記通信装置が、送信すべき測定情報を保持するか否かを判定するステップをさらに備え、
　前記所定情報を通知するステップにおいて、前記通信装置が、前記送信すべき測定情報を保持する場合、前記送信すべき測定情報を送信した後に、前記管理装置へ前記所定情報を通知する請求項３に記載の通信方法。
　前記ユーザ装置が、前記管理装置へ前記所定情報を通知するステップをさらに備える請求項１に記載の通信方法。
　前記所定情報を通知するステップにおいて、前記通信装置が送信すべき測定情報を保持することに応じて、前記ユーザ装置が前記管理装置へ前記所定情報を通知する請求項６に記載の通信方法。
　前記通信装置が、所定時間経過しても前記コンテンツ識別子を受信しない場合、予め決められた情報を前記ユーザ装置へ送信するステップをさらに備える請求項１に記載の通信方法。
　センサにより測定された測定情報をＬｏｗ－Ｐｏｗｅｒ　Ｗｉｄｅ－Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ（ＬＰＷＡＮ）を介して送信するよう構成される通信装置であって、
　制御部と、
　受信部と、を備え、
　前記制御部は、前記ユーザ装置と接続する制御を実行するよう構成され、
　前記送信部は、前記ＬＰＷＡＮを介して管理装置へ所定情報を通知するよう構成され、
　前記受信部は、前記所定情報に基づいて決定されたコンテンツを識別するコンテンツ識別子を、前記ＬＰＷＡＮを介して前記管理装置から受信するよう構成され、
　前記所定情報は、前記ユーザ装置に関連付けられたユーザ情報と前記通信装置に関連付けられた装置情報とを含み、
　前記制御部は、
　　前記コンテンツ識別子に応じて、前記通信装置に予め記憶されたコンテンツ情報の中から、前記ユーザ装置へ提供すべきコンテンツ情報を選択し、
　　前記コンテンツ識別子に応じて選択されたコンテンツ情報を前記ユーザ装置へ送信するよう構成される通信装置。
　管理装置であって、
　受信部と、
　制御部と、を備え、
　前記受信部は、ユーザ装置に関連付けられたユーザ情報と、センサにより測定された測定情報をＬｏｗ－Ｐｏｗｅｒ　Ｗｉｄｅ－Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ（ＬＰＷＡＮ）を介して送信するよう構成される通信装置に関連付けられた装置情報と、を含む所定情報を受信するよう構成され、
　前記制御部は、
　　前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザ装置へ提供すべきコンテンツを決定し、
　　前記装置情報に基づいて、前記決定されたコンテンツを識別するコンテンツ識別子を、前記ＬＰＷＡＮを介して前記通信装置へ通知するよう構成される管理装置。