WO2018066465A1 - フレイル評価システム - Google Patents

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  • the CGA 7 performed as a comprehensive evaluation may be performed only by evaluating the following seven items.
  • the CGA 7 is originally a CGA screening, and if there is an abnormal item, it is necessary to perform a detailed evaluation based on the CGA. . Therefore, performing comprehensive evaluation using CGA7 leads to implementation of detailed evaluation based on CGA, and the comprehensive evaluation addition system of this embodiment can perform detailed evaluation together with CGA7. ing.
  • a second menu selection screen as shown in FIG. 4 is displayed on the display unit.
  • a flail evaluation selection image 41 for selecting a flail evaluation system and a sarcopenia evaluation selection image 45 for selecting a sarcopenia evaluation system are displayed.
  • the elderly person comprehensive evaluation system 1 can utilize the system of the selected side by selecting either image via the touch panel which comprises a selection means here.
  • an additional questionnaire image 43 is shown in the lower part of FIG. 5, and an additional evaluation item based on the additional questionnaire can be displayed and input by selecting this image 43 as necessary.
  • the contents of the additional questionnaire include, for example, whether or not weight loss of 4 to 5 kg in one year, whether or not the patient became tired easily, whether or not muscle strength decreased, walking speed decreased, and physical activity decreased , Etc. can be considered. By such an additional questionnaire, data related to flail can be obtained efficiently.

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Abstract

【課題】本発明はフレイル評価システムを提供することにより、フレイルの早期発見を行い、適切な介入による要介護状態の予防に役立てることを目的とし、またフレイルの概念が一般的にも広く周知されることを目的とし、またより効果の高いフレイルの研究に貢献することを目的とする。 【解決手段】本発明のフレイル評価システムは、表示手段を用いて複数のフレイル評価項目を表示し、入力手段を介して表示手段に表示されたこのフレイル評価項目について回答を入力し、入力手段を介して入力された回答に基づいて判定手段によりフレイルの疑いの有無を判定し、出力手段を用いて判定手段による判定結果を出力する。

Description

フレイル評価システム
 本発明は、健康状態と要介護状態との中間的な状態であるフレイルを評価するためのフレイル評価システムに関する。
 現在急速な高齢化が進行しており、2025年には75歳以上の後期高齢者が2000万人を超えるとも言われ、平均寿命も延びている。その一方で『健康寿命』と言われる日常生活において継続的な医療や介護に依存しないで自立した生活がおくれる期間は、男性で約9年、女性では約13年、平均寿命よりも短いと言われている。つまり、男性であれば9年間、女性であれば13年間、要介護状態にあるということであり、この健康寿命を延ばして平均寿命に近づけることが、高齢化が進む現在において非常に重要な課題となっている。
 ところで、高齢者が要介護状態となる過程は、脳卒中や骨折などの急性疾患による場合もあるが、一般的には加齢に伴う身体機能の低下により健康状態から徐々に要介護状態へと移行していくものと考えられている。最近、この健康状態と要介護状態との中間状態を表す概念として、非特許文献1に記載されているような『フレイル』という言葉が用いられている。
 加齢に伴う身体機能の衰えは不可避的なものではあるが、このフレイルの状態においては適切な医療などの介入を行うことで要介護状態に至ることを予防でき、再び健康状態に戻る可逆の可能性を有している。したがって、フレイルの状態にある高齢者を早期に発見することができれば、適切な介入により要介護状態に至ることを防止することができる。このようなことから、例えば特許文献1、2に開示されているようなフレイルの状態で用いる組成物も開発されてきている。
 したがって、このフレイルの概念が広く認識され活用されることが、要介護状態の高齢者を減少させる取り組みとして重要である。
荒井 秀典、"フレイルの意義"、[online]、日本老年医学会の日本老年医学会雑誌51巻6号、[平成28年9月12日検索]、インターネット〈http://www.jpn-geriat-soc.or.jp/publications/other/pdf/review_51_6_497.pdf〉
特開2016-088844号公報 特開2016-131541号公報
 しかしながら、このフレイルの概念は、介護の現場や医療の現場においてまだあまり認識されていないため、高齢者に対する適切な介入が十分に行われていないというのが現状である。また当然ながら一般的にもフレイルの概念はほとんど知られていない。そして、フレイルの状態にあるか否かを自動的に判定してくれるような評価システムも存在していない。
 このような現状において、医師や看護師、保健師、社会福祉士などの医療や介護に携わる人に利用しやすいフレイルの評価システムを提供することができれば、フレイルの状態の早期発見が可能になるとともに、適切な介入により要介護状態の予防に貢献することができる。
 また、利用しやすいフレイルの評価システムであれば、例えば日本看護協会が取り組んでいる『まちの保健室』という事業のように、地域の人たちが自分の健康について気軽に相談できるような場所でも使用することができ、フレイルの概念についても幅広く周知することができる。
 さらに、利用しやすいフレイルの評価システムを提供することにより、このシステムを介して様々なデータを蓄積することができる。上記のようにフレイルの概念はまだ新しく、その診断基準など、まだ統一的なものがない状況である。したがって、フレイルの研究を深めるためにはまだまだ分析データが不足しており、効率よく多くのデータを収集する必要がある。したがって、フレイル評価に付随して様々なデータを蓄積することができれば、蓄積されたデータを用いてより効果的なフレイルの研究に貢献することができる。
 本発明は、フレイル評価システムを提供することにより、フレイルの早期発見を行い、適切な介入による要介護状態の予防に役立てることを目的とし、またフレイルの概念が一般的にも広く周知されることを目的とし、また多くのデータを効率よく収集し効果的なフレイルの研究に貢献することを目的とする。
 上記目的を達成するため、本発明のフレイル評価システムは、フレイル評価項目が表示される表示手段と、前記表示手段に表示される前記フレイル評価項目について回答を入力する入力手段と、前記入力手段を介して入力された回答に基づいてフレイルの疑いの有無を判定する判定手段と、前記判定手段によるフレイル判定結果を出力する出力手段と、前記フレイル判定結果を記憶しておくデータ蓄積手段と、を有することを特徴とする。
 本発明のフレイル評価システムによれば、評価項目に回答を入力することで、フレイルの判定結果を得ることができるので、フレイルの知識をとくに必要とすることなく、医師や看護師だけでなく広く多くの人が利用することができる。したがって、フレイルの早期発見に資することができ、適切な介入が可能となる。またデータが蓄積されるので、蓄積されたデータを用いてフレイルのより効果的な研究に役立てることができる。
 また、本発明のフレイル評価システムは、前記表示手段には、更にサルコペニア評価項目が表示され、前記サルコペニア評価項目に関して前記入力手段を介して入力された回答に基づいて前記判定手段ではサルコペニアの疑いの有無についても判定し、前記出力手段では、前記判定手段によるサルコペニア判定結果についても出力することを特徴とする。
 本発明のフレイル評価システムによれば、単にサルコペニアの判定結果を得ることができるだけでなく、フレイルとサルコペニアは関連性があることから、フレイルとの関連性の高いデータを効率よく収集することができる。
 また、本発明のフレイル評価システムは、前記サルコペニア評価項目に関する回答を取得する計測手段を更に有することを特徴とする。本発明のフレイル評価システムによれば、サルコペニアの評価項目について、計測手段による計測によって回答を得ることができるので、わざわざ入力する手間を省くことができる。
 また、本発明のフレイル評価システムは、前記表示手段には、更に補足評価項目が表示され、前記補足評価項目に関して前記入力手段を介して入力された回答に基づいて前記判定手段では前記補足評価についても判定し、前記出力手段では、前記判定手段による前記補足評価の判定結果についても出力することを特徴とする。
 本発明のフレイル評価システムによれば、フレイル評価とともに補足評価の積極的利用を促すことができ、また補足評価の判定が行われることで、フレイルの研究に役立つデータを収集することができる。
 また、本発明のフレイル評価システムは、前記補足評価項目が、診療報酬における総合評価加算に関する評価項目であることを特徴とする。本発明のフレイル評価システムによれば、診療報酬における総合評価加算を必要とする医療機関においても利用しやすいシステムであり、また総合評価加算の実施行為がデータ収集を兼ねることになり、効率よくデータを収集することが可能となる。
 また、本発明のフレイル評価システムは、前記総合評価加算に関する評価項目が高齢者総合的機能評価の簡易版であることを特徴とする。本発明のフレイル評価システムによれば、総合評価加算として推奨されている方法であるため、総合評価加算を必要とする医療機関においてより一層利用しやすいシステムとなる。
 また、本発明のフレイル評価システムは、前記補足評価項目が、高齢者総合的機能評価であることを特徴とする。本発明のフレイル評価システムによれば、フレイルの研究に役立つ多面的なデータを収集することができる。
 また、本発明のフレイル評価システムは、前記フレイル評価項目を用いた判定と、前記総合評価加算に関する評価項目を用いた判定とを選択できることを特徴とする。
 本発明のフレイル評価システムによれば、状況に応じて総合評価加算だけを行うことができるため、利用しやすいシステムとなる。
実施形態1における高齢者総合評価システムの全体構成を示したシステムの概念図である。 実施形態1における第一のメニュー選択画面である。 実施形態1におけるシステム登録された患者情報の一覧の例示画面である。 実施形態1における第二のメニュー選択画面である。 実施形態1におけるフレイル評価項目の表示画面である。 実施形態1におけるサルコペニア評価項目の表示画面である。 実施形態1におけるCGA7の表示画面である。 実施形態1における詳細評価の表示画面である。 実施形態1における追加評価の表示画面である。 図10(A)は実施形態2における変形例1のメニュー選択画面であり、図10(B)は変形例2のメニュー選択画面である。
 以下、図面を参照にして本発明を実施するための形態を説明するが、以下に示す実施形態は、本発明をここに記載したものに限定することを意図するものではなく、本発明は特許請求の範囲に示した技術思想を逸脱することなく種々の変更を行ったものにも均しく適用し得るものである。
[実施形態1]
 本発明の実施形態の高齢者総合評価システム1の構成について説明する。図1は、本発明の実施形態における高齢者総合評価システム1の全体構成を示したシステムの概念図である。高齢者総合評価システム1は、ローカルエリアネットワークやインターネットなどのネットワークNを介して接続されたシステム用サーバ10と携帯端末20と、携帯端末20に接続された計測器30とで構成されている。
 システム用サーバ10は、診療室や診療所などに設置されたパソコンなどであり、CPUからなる制御・演算部と、データやプログラムを記憶するROMやRAM、ハードディスクなどからなる記憶部と、データの入力を行うキーボードやマウス、タッチパネルなどからなる入力部、後述する評価項目や画像等を表示するディスプレイからなる表示部、判定結果を表示によって出力するディスプレイや紙によって出力するプリンタなどからなる出力部と、外部機器との間で通信を行ったりネットワークNを介して通信を行ったりする通信部と、で構成されている。そして、システム用サーバ10は、制御・演算部において記憶部に記憶された各種のプログラムを実行することにより、高齢者総合評価システム1を実現する。
 携帯端末20は、医師や看護師などが携帯できるタブレットやスマートフォンなどの小型機器であり、システム用サーバ10と同様に、制御・演算部、記憶部、入力部、表示部、出力部、通信部で構成されている。なお、当然ながら携帯端末20の特性にあわせて、例えば入力部はタッチパネルだけで構成されていても構わない。そして、携帯端末20も、制御・演算部において記憶部に記憶された各種のプログラムを実行することにより、高齢者総合評価システム1を実現する。なお、図1では携帯端末20を一台しか図示していないが、当然ながら複数の携帯端末20で本システムは利用できる。
 計測器30は、握力を計測する握力計測器30Aと脹脛周囲の長さを計測する脹脛周囲長計測器30Bからなる。これら計測器30は、全体の動作を制御する制御部と、握力を計測したり脹脛周囲の長さを計測したりする計測部と、計測した値を記憶する記憶部と、携帯端末20との間で計測したデータなどの送受信を行う通信部と、で構成されている。なお、計測器30は、計測部で計測された計測値を、計測毎であったり、使用者の操作に基づいたりと、適宜携帯端末20へと送る。また、携帯端末20との間でデータなどの送受信を行う通信部における通信は、無線方式で図示しているが有線でも構わない。
 つぎにこの高齢者総合評価システム1の詳細について説明する。まず高齢者総合評価システム1は、表示手段と、入力手段と、判定手段と、出力手段と、計測手段と、データ蓄積手段と、選択手段と、を有している。
 本実施形態において表示手段は、主に図1で示した全体構成における携帯端末20の表示部によって構成される。入力手段は、主に携帯端末20の入力部によって構成される。判定手段は、主に携帯端末20の制御・演算部によって構成される。出力手段は、主に携帯端末20の出力部によって構成される。計測手段は、計測器30によって構成される。データ蓄積手段は、主にシステム用サーバ10の記憶部によって構成される。なお、携帯端末20からシステム用サーバ10へデータを送信する際、後述する患者名を匿名化して送信できるようにしておくのがよい。選択手段は、主に携帯端末20の表示部と入力部とによって構成され、表示部に表示された複数の画像に対しタッチパネルからなる入力部を介して何れかの画像を選択できるようになっている。
 以上のような高齢者総合評価システム1は、フレイル評価システムと、サルコペニア評価システムと、総合評価加算システムと、が一体化されたシステムとなっている。
 まず、フレイル評価システムは、被験者となる高齢者が健康状態と要介護状態との中間の状態を表す概念である『フレイル』の状態にあるかどうかについて、複数の評価項目に基づいてフレイルの疑いの有無を判定する評価システムである。
 このフレイル評価システムは、具体的には、表示手段を用いて複数のフレイル評価項目を表示し、入力手段を介して表示手段に表示されたこのフレイル評価項目について回答を入力し、入力手段を介して入力された回答に基づいて判定手段によりフレイルの疑いの有無を判定し、出力手段を用いて判定手段による判定結果を出力する構成となっている。また、判定手段による判定結果は、データ蓄積手段により記憶される。
 このように、フレイル評価システムは、表示される評価項目について、回答を入力することで、フレイルの疑いの有無の判定結果を得られるようになっている。したがって、フレイルの専門知識がとくになくても、フレイル評価システムは、医師や看護師などの医療や介護に携わる人に広く利用しやすいものとなっている。また、医師や看護師などの医療や介護に携わる人だけでなく、例えば、『まちの保健室』といわれるような高齢者が集まる場所や老人ホームなどにも導入しやすく、導入することで高齢者自身や関係者によっても手軽に利用でき、フレイルの概念を広く周知することが可能となる。しがって、フレイル評価システムは、フレイルの早期発見につながり、医療的な面でなど適切な介入が可能となる。また、フレイル評価システムは、判定結果を蓄積しておくことにより、蓄積データを用いてフレイルのより一層の研究に役立てることができる。
 つぎに、サルコペニア評価システムは、被験者となる高齢者がサルコペニアの状態にあるかどうかについて、複数の評価項目に基づいてサルコペニアの疑いの有無を判定する評価システムである。ここで、サルコペニアとは、進行性および全身性の骨格筋量および骨格筋力の低下を特徴とする症候群のことである。サルコペニアは、筋力、身体機能の低下を主要因として扱うのに対し、フレイルは身体的、精神心理的、社会的なものを要因として扱うことから、フレイルの身体的な要因についてはサルコペニアとの関連性が注目されている。
 このサルコペニア評価システムは、具体的には、表示手段を用いて複数のサルコペニア評価項目を表示し、入力手段を介して表示手段に表示されたこのサルコペニア評価項目について回答を入力し、入力手段を介して入力された回答に基づいて判定手段によりサルコペニアの疑いの有無を判定し、出力手段を用いて判定手段による判定結果を出力する構成となっている。また、判定手段による判定結果は、データ蓄積手段により記憶される。
 ところで、本実施形態のサルコペニア評価システムでは、サルコペニア評価項目の全ての回答が入力手段を介して入力される構成ではなく、一部の回答については計測手段により回答が取得される構成となっている。具体的には、本実施形態では、後述するようにサルコペニアの評価項目として、通常歩行速度、握力、筋肉量(DXA、BIA法など)、ふくらはぎ(脹脛)の周囲長、の4項目を用いている。この内、握力については握力計測器30Aを用い、脹脛の周囲長については脹脛周囲長計測器30Bを用いて、計測結果が得られる構成となっている。
 したがって、サルコペニア評価システムは、握力計測器30Aを用いて被験者の握力を計測すれば計測結果が該当項目の回答として得られ、脹脛周囲長計測器30Bを用いて被験者の脹脛周囲の長さを計測すれば計測結果が該当項目の回答として得られるので、システムの使用者の入力の手間を省くことができる。なお、握力と脹脛の周囲長だけでなく、他の項目についても通信部を有する専用の計測器30を用いて取得しても構わない。
 また、本実施形態の高齢者総合評価システム1においては、フレイル評価システムとサルコペニア評価システムとを一体化しているため、関連性のあるフレイルの評価とサルコペニアの評価の両方を補完的に実施することができる。また、フレイル評価システムを介して得たデータとともに、サルコペニア評価システムを介して得たデータを用いて、両者の関係性などをみることでフレイルのより一層の研究に役立てることができる。
 総合評価加算システムは、診療報酬の規定における総合評価加算を取得するために必要となる評価を行うためのシステムである。総合評価加算とは、入院中の患者であって、介護保険法施行令(平成10年政令第412号)第2条各号に規定する疾病を有する40歳以上65歳未満のもの又は65歳以上のものに対して、当該患者の基本的な日常生活能力、認知機能、意欲等について総合的な評価を行った場合に、入院中1回に限り、所定点数(100点)加算するというものである。したがって、入院中の患者がいる医療機関においては、必要となる評価である。なお、総合評価を行う評価法として、高齢者総合機能評価(comprehensive geriatric assessment:以下、CGAと記す)の簡略版として知られている『CGA7』が推奨されており、本実施形態においてもこのCGA7による総合評価を行っている。
 この総合評価加算システムは、具体的には、表示手段を用いてCGA7に関する評価項目を表示し、入力手段を介して表示手段に表示されたこのCGA7評価項目について回答を入力し、入力手段を介して入力された回答に基づいて判定手段により評価を判定し、出力手段を用いて判定手段による判定結果を出力する構成となっている。また、判定手段による判定結果は、データ蓄積手段により記憶される。
 ところで、総合評価として行うCGA7は、後述する7項目の評価を行うだけでも構わないが、本来CGA7はCGAのスクリーニングとなるもので、異常な項目があればCGAに基づく詳細評価を行う必要がある。したがって、CGA7を用いた総合評価を行うことで、CGAに基づく詳細評価の実施にも結び付くことになり、本実施形態の総合評価加算システムにおいてもCGA7とともに、詳細評価を行うことができるようになっている。
 そして、CGAに基づく詳細評価には、意欲、認知機能、手段的日常生活動作能力(手段的ADL)、基本的日常生活能力(基本的ADL)、情緒・気分(GDS15)が含まれている。したがってCGAに基づく詳細評価が行われることで非常に多面的な評価結果を効率よく得ることができ、これらのデータを用いてフレイルのより一層の研究に役立てることができる。
 また、本実施形態の高齢者総合評価システム1においては、フレイル評価システムと総合評価加算システムとを一体化しているため、入院患者のいる医療機関においては、フレイルの評価を行った患者に対して総合評価も行うことができ、またその反対に総合評価を行った患者に対してフレイルの評価も行うことができる。
 つぎに、本実施形態の高齢者総合評価システム1の実際の動作について、表示部に表示される画面を参照して説明する。図2は、高齢者総合評価システム1の第一のメニュー選択画面である。
 まず、携帯端末20において高齢者総合評価システム1が起動されると、表示部に図2に示すような第一のメニュー選択画面が表示される。
 第一のメニュー選択画面には、フレイル評価システムとサルコペニア評価システムを選択するためのフレイル評価・サルコペニア評価選択画像40と、総合評価加算システムを選択するための総合評価加算選択画像50が表示される。そして、高齢者総合評価システム1は、選択手段を構成するタッチパネルを介して、どちらかの画像を選択することで、選択した側のシステムを利用できるようになっている。
 このように本実施形態の高齢者総合評価システム1は、総合評価加算システムを選択することで、総合評価加算システムを単独で使用できる構成となっている。例えば、入院設備のある医療機関において本システムが導入された場合に、患者によってはフレイルの評価やサルコペニアの評価は行う必要はないが、総合評価だけは行いたいというような状況も想定される。このような状況において、高齢者総合評価システム1は、選択手段により、総合評価加算システムを単独で利用できる構成となっているため非常に利便性のよいものとなっている。
 なお、図2の第一のメニュー選択画面が表示される前に、システムにログインするための、ログインIDとパスワードを入力する画面を表示し、システムにログインできる者を限定する構成としてもよい。
 また、システムにログインして高齢者総合評価システム1を実際に操作する者とは別に、この高齢者総合評価システム1を用いて実際に評価される被験者(患者)について登録できることが好ましい。図3は、システム登録された患者情報の一覧を示している画面である。患者情報には、氏名とともに個別に患者IDが設定されており、その他患者ごとに性別や年齢などの情報も一緒に登録できるようになっている。このような登録は、携帯端末20の入力部を介して行う構成でも、システム用サーバ10の入力部を介して行う構成でもよい。また登録された患者情報は、例えばシステム用サーバ10の記憶部に一括して記憶される。
 このように患者情報の登録が行えることにより、高齢者総合評価システム1の利用患者に対して、全ての取得データを患者毎に管理することができる。なお、図3以降の図面において被験者を患者として記しているが、例えば病院以外で本システムを使用する場合には、患者以外の表現、例えば対象者というような表現に変えても構わない。
 つぎに、携帯端末20において図2の第一のメニュー選択画面からフレイル評価・サルコペニア評価選択画像40を選択手段により選択すると、表示部に図4に示すような第二のメニュー選択画面が表示される。第二のメニュー選択画面には、フレイル評価システムを選択するためのフレイル評価選択画像41と、サルコペニア評価システムを選択するためのサルコペニア評価選択画像45が表示される。そして、高齢者総合評価システム1は、選択手段を構成するタッチパネルを介して、どちらかの画像を選択することで、選択した側のシステムを利用できるようになっている。
 このように本実施形態の高齢者総合評価システム1は、フレイル評価システムとサルコペニア評価システムと、を単独でも使用できる構成となっているため、目的に応じてどちらかのシステムだけを利用できることから非常に利便性のよいものとなっている。
 ところで、先にも述べたようにフレイルの身体的な要因についてはサルコペニアとの関連性が注目されていることから、評価結果のデータ収集を目的とする場合にはできるだけ一方だけの評価に終わるのではなく、両方の評価が行われることが好ましい。したがって、高齢者総合評価システム1は、第一のメニュー選択画面においては、フレイルの評価とサルコペニアの評価を同じ選択画像40とすることで使用者に対して両評価の関連性を示し、第二のメニュー選択画面においては、選択画像41、45と分けることで使用者の利便性を高めるようにしている。
 つぎに、携帯端末20において図4の第二のメニュー選択画面からフレイル評価選択画像41を選択手段により選択すると、フレイル評価システムが起動され、表示部に図5に示すようなフレイル評価項目が表示される。
 本実施形態においては、図5に示す25個の評価項目が表示され、何れも『はい』若しくは『いいえ』の回答を選択式に入力できるようになっている。そして各評価項目について、入力手段を介して回答を入力し、上部又は下部に表示されている登録画像42を選択すると、判定手段によりフレイルの疑いの有無を判定し、判定結果が出力手段である携帯端末20の表示部に表示される。また、この判定結果はデータ蓄積手段によって記憶される。
 なお、フレイル評価システムにおける判定結果は、フレイルの状態であるか否かの断定的な判定結果ではなく、あくでもフレイルか否かの判断の補助としての判定結果としている。また、本実施形態おいて、判定手段における判定は、25項目の内該当する回答が8以上あったか否かを判定基準としてフレイルの疑いの有無を判定している。ただし、先にも述べたように、フレイルの概念はまだ新しく、その診断基準など、まだ統一的なものがない状況であることから、フレイル評価システムは、例えば図5に示した評価項目以外の項目を用いて判定を行ってもよく、また判定手段においては本実施形態とは異なる判定基準によって判定しても構わない。
 また、本実施形態においては、図5の下部に追加アンケート画像43を示し、必要に応じてこの画像43を選択することで追加アンケートによる追加の評価項目を表示、入力できる構成としている。追加アンケートの内容としては、例えば、1年間で4~5kgの体重減少の有無、疲れやすくなったかどうかの有無、筋力の低下の有無、歩行スピードの低下の有無、身体の活動性の低下の有無、などが考えられる。このような追加アンケートにより、フレイルとの関連性のあるデータを効率よく得ることができる。
 つぎに、携帯端末20において図4の第二のメニュー選択画面からサルコペニア評価選択画像45を選択手段により選択すると、サルコペニア評価システムが起動され、表示部に図6に示すようなサルコペニア評価項目が表示される。
 本実施形態においては、図6に示す4個の評価項目が表示され、項目1の通常歩行速度と、項目3の筋肉量(DXA、BIA法など)については、入力手段を介して直接入力し、項目2の圧力は計測手段である握力計測器30Aを介して、項目4のふくらはぎの周囲長は計測手段である脹脛周囲長計測器30Bを介して回答となる数値が入力される。そして、上部又は下部に表示されている登録画像46を選択すると、判定手段によりサルコペニアの疑いの有無を判定し、判定結果が出力手段である携帯端末20の表示部に表示される。また、この判定結果はデータ蓄積手段によって記憶される。
 なお、サルコペニア評価システムは、図6に示した評価項目以外の項目を用いて判定を行っても構わない。また、本実施形態においては、図6の下部にロコモティブシンドロームに関する評価が行えるロコチェック画像47も表示し、必要に応じてこのロコチェック画像47を選択することでロコモティブシンドロームの評価項目を表示、入力できる構成としている。
 ロコモティブシンドロームは、加齢によって筋肉、骨、関節等の運動器の部位に支障をきたし、日常生活が困難になったり、要介護状態や要介護の危険性増えたり、寝たきりになったりする現象を指しており、サルコペニアはその運動器の中でも筋肉と筋力、歩行機能に特化した症状を指しているのに対し、ロコモは運動器全般の症状を含んでいる。このことから、サルコペニアとロコモティブシンドロームとは密接な関係を有しており、高齢者総合評価システム1は、サルコペニアの評価に伴って、ロコモティブシンドロームの評価も行えることができる構成となっていることから非常に利便性のよいものとなっている。
 また、サルコペニアとロコモティブシンドロームとは密接な関係を有していることから、フレイルとロコモティブシンドロームも関連性を有していることになるので、ロコモティブシンドロームの評価から得られたデータもフレイルの研究に活用することができる。
 そして、携帯端末20において図2の第一のメニュー選択画面から総合評価加算選択画像50を選択手段により選択すると、総合評価加算システムが起動され、表示部に図7に示すようなCGA7に関する評価項目が表示される。
 CGA7に関する評価項目自体は既知のものであり、図7に示す7項目が表示されるとともに、各項目に対応する二者択一の回答を選択式に入力できるようになっている。そして各評価項目について、入力手段を介して回答を入力し、上部又は下部に表示されている登録・結果表示画像51を選択すると、判定手段によりCGA7に関する回答を判定し、判定結果が出力手段である携帯端末20の表示部に表示される。また、この判定結果はデータ蓄積手段によって記憶される。
 ところで、上述したように、総合評価として行うCGA7であれば7項目の評価を行うだけでも構わないが、本来CGA7はCGAのスクリーニングとなるもので、異常な項目(例えば、1項目であれば、『返事はするまたは反応なし』を回答した場合)があればCGAに基づく詳細評価を行う必要がある。したがって、総合評価加算システム300は、図7に示すようにこの詳細評価を行うための詳細評価画像52も表示し、必要に応じてこの画像52を選択することでCGAの詳細評価を表示、入力できる構成としている。CGAの詳細評価は図8に示すように5つあり、この5つの中から該当するものを選択して、評価が行われる。
 また、本実施形態においては更にCGAの詳細評価とは異なる追加評価を更に行うことができるようになっており、図7に示すように詳細評価画像52の下の追加評価項目入力画像53を選択することで図9に示すような7つの追加評価を更に行うことができるような構成となっている。したがって、図9の各評価を行うことでより多面的なデータを得ることができる。なお、図9に示した7つの追加評価は何れも既知の評価であり、また図7の追加評価項目入力で実施可能な追加評価はこの7つ以外の評価を用いても構わない。
 このように総合評価加算システムは、単に総合評価加算を得るためだけにCGA7を行うシステムではなく、CGA7の実施を契機に、CGAの詳細評価や、他の追加評価を行うことができるシステムとなっている。したがって、総合評価加算システムによって非常に多面的なデータを収集することができる。
 以上のように、本実施形態の高齢者総合評価システム1は、フレイル評価システムを中心として、サルコペニア評価システムと総合評価加算システムとが一体化されたシステムとなっている。そして、サルコペニア評価システムでは、その実施によりフレイルとの関連性の高いデータを効率よく収集することができる。また、総合評価加算システムでは、その実施により多面的なデータを効率よく収集することができる。とくに入院設備のある医療機関であれば、総合評価加算を得る上で総合評価の実施が必要となるので、総合評価加算システムの実施行為がデータ収集を兼ねることになり、効率よくデータを収集することが可能となる。
[実施形態2]
 また、実施形態1においては、フレイル評価システムにサルコペニア評価システムと総合評価加算システムとが一体化されたシステムとなっていたが、本実施形態においては、フレイル評価システムに補足評価システムが一体化されたシステムとなっている。
 この補足評価システムとは、フレイルの研究に役立つデータを得るためのシステムであり、具体的には、表示手段を用いて補足評価項目を表示し、入力手段を介して表示手段に表示されたこの補足評価項目について回答を入力し、入力手段を介して入力された回答に基づいて判定手段により補足評価について判定し、出力手段を用いて判定手段による判定結果を出力し、データ蓄積手段により判定結果を記憶しておく構成となっている。
 この補足評価項目の具体例としては、例えば、上述した高齢者総合的機能評価(CGA)であってもよい。この場合、フレイル評価システムと高齢者総合的機能評価システムとが一体化されたシステムとなる。図10(A)は、この具体例(変形例1)のメニュー選択画面である。本実施形態のシステムは、診療報酬における総合評価加算を必要としない施設等での利用に適している。
 また、補足評価項目の他の具体例としては、上述の図9で示した追加評価であってもよい。この場合、フレイル評価システムと図9で示した追加評価の評価システムとが一体化されたシステムとなる。図10(B)は、この具体例(変形例2)のメニュー選択画面である。本実施形態のシステムも、診療報酬における総合評価加算を必要としない施設等での利用に適している。
 以上のような高齢者総合評価システムは、実施形態1とは異なりシステム用サーバ10と計測器30とで構成しても構わない。
 また、高齢者総合評価システムは、実施形態1においてシステム用サーバ10をデータ蓄積手段として用い判定結果の記憶を行っていたが、携帯端末20の記憶部をデータ蓄積手段として用いる構成でも構わない。
 また、高齢者総合評価システムは、携帯端末20の記憶部でデータの蓄積を行い、その蓄積したデータを適宜システム用サーバ10の記憶部に記憶するようにしても構わない。複数の携帯端末20で利用されることで、システム用サーバ10の記憶部には非常に多くのデータが蓄積されることになる。本発明は、フレイル評価だけでなく、サルコペニア評価や総合評価などが一体化され、関連付けて利用できることから、効率よくデータを収集することができるので、データ蓄積手段に記憶されるデータの量が莫大な量になる。このようなビッグデータは大学などの研究機関に提供することでフレイルのより一層の研究に有益なものとなる。なお、このような大量のデータの取扱においては、患者名を匿名化して扱うのがよく、とくに携帯端末20からシステム用サーバ10へデータを送る際には患者名を匿名化しておくのがよい。
 1:高齢者総合評価システム
 10:システム用サーバ
 20:携帯端末
 30:計測器
 11:円筒状下部
 12:皿状上部
 12a:円孔
 41、45、50:選択画像
 42、46:登録画像
 43:追加アンケート画像
 47:ロコチェック画像
 51:登録・結果表示画像
 52:詳細評価画像
 53:追加評価項目入力画像

Claims (8)

  1.  フレイル評価項目が表示される表示手段と、
     前記表示手段に表示される前記フレイル評価項目について回答を入力する入力手段と、
     前記入力手段を介して入力された回答に基づいてフレイルの疑いの有無を判定する判定手段と、
     前記判定手段によるフレイル判定結果を出力する出力手段と、
     前記フレイル判定結果を記憶しておくデータ蓄積手段と、
    を有することを特徴とするフレイル評価システム。
  2.  前記表示手段には、更にサルコペニア評価項目が表示され、
     前記サルコペニア評価項目に関して前記入力手段を介して入力された回答に基づいて前記判定手段ではサルコペニアの疑いの有無についても判定し、
     前記出力手段では、前記判定手段によるサルコペニア判定結果についても出力することを特徴とする請求項1に記載のフレイル評価システム。
  3.  前記サルコペニア評価項目に関する回答を取得する計測手段を更に有することを特徴とする請求項2に記載のフレイル評価システム。
  4.  前記表示手段には、更に補足評価項目が表示され、
     前記補足評価項目に関して前記入力手段を介して入力された回答に基づいて前記判定手段では前記補足評価についても判定し、
     前記出力手段では、前記判定手段による前記補足評価の判定結果についても出力することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のフレイル評価システム。
  5.  前記補足評価項目は、診療報酬における総合評価加算に関する評価項目であることを特徴とする請求項4に記載のフレイル評価システム。
  6.  前記総合評価加算に関する評価項目は高齢者総合的機能評価の簡易版であることを特徴とする請求項5に記載のフレイル評価システム。
  7.  前記補足評価項目は、高齢者総合的機能評価であることを特徴とする請求項4に記載のフレイル評価システム。
  8.  前記フレイル評価項目を用いた判定と、前記総合評価加算に関する評価項目を用いた判定とを選択できることを特徴とする請求項5に記載のフレイル評価システム。
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