WO2018061169A1 - スクリュー圧縮機 - Google Patents

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西村 仁
原島 寿和
康輔 貞方
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株式会社日立産機システム
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    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/08Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
    • F04C18/12Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of other than internal-axis type
    • F04C18/14Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of other than internal-axis type with toothed rotary pistons
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/02Lubrication; Lubricant separation

Definitions

  • the motor 20 includes a motor casing 21 constituting an outer shell, a shaft 22 integrally connected to the suction side of the male rotor 13 ⁇ / b> A, a motor rotor 23 fitted to the shaft 22, and a motor casing. 21 and a stator 24 fitted to 21.
  • the structure of the motor 20 is not particularly limited as long as it is a structure that transmits rotational power to the male rotor 13A or the female rotor 13B.
  • the compressor body 10 is disposed above the oil separator 30 and the motor 20 is disposed above the compressor body 10, thereby reducing the installation space. be able to.

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Abstract

本発明は、スクリューロータ13A,13Bを有する圧縮機本体10と、前記スクリューロータを駆動するモータ20と、前記圧縮機本体から吐出された圧縮ガスに含まれる油を遠心分離するための環状の旋回流路43a,43bを有する油分離器30とを備えた給液式スクリュー圧縮機100において、前記圧縮機本体は、前記スクリューロータの中心軸が鉛直方向になるように前記油分離器の上方に配置され、前記モータは、前記圧縮機本体の上方に配置され、前記スクリューロータの吐出し側軸受16A,16Bは、前記旋回流路の内周側に配置されたことを特徴とする。これにより、給油式スクリュー圧縮機100の設置スペースを縮小できると共に、給油式スクリュー圧縮機100の高さ方向へも配慮した小型化の構成を実現できる。

Description

スクリュー圧縮機
 本発明は、圧縮機本体で発生した圧縮熱を冷却等する際に、液体を圧縮室内に供給するスクリュー圧縮機に関する。
 近年、工場では、用途に応じた圧縮機を生産ライン近傍の各所に配置する分散配置が進められている。このような分散配置では、個々の圧縮機の設置スペースが限られているため、圧縮機の省スペース化が求められている。
 圧縮機の設置スペースを縮小できる技術として、例えば特許文献1に記載のものがある。特許文献1の図1に記載の油冷式スクリュー圧縮機は、油分離容器5の上方に圧縮機本体1及び電動機(モータ)11を配置することにより、床スペース(設置スペース)の縮小化を図っている。また、特許文献1は、上記要素を一体的に構成することで小スペース等に資する構成と言える。
特開2007-92702号公報
 ここで、小スペース化等を更に深化させる場合、圧縮機本体、電動機及び油分離容器等の構成を、幅方向のみならず高さ方向にも小型化を図ることが、圧縮機自体の小型化や設置スペース等により貢献すると言える。
 設置スペースを縮小できると共に、高さ寸法への小型化にも配慮しえる技術が望まれる。
 上記課題を達成するために、請求の範囲に記載の発明を適用する。すなわち、スクリューロータを有する圧縮機本体と、前記スクリューロータを駆動するモータと、前記圧縮機本体から吐出された圧縮ガスに含まれる液体を遠心分離するための環状の旋回流路を有する気液分離器とを備えた給液式スクリュー圧縮機において、前記圧縮機本体は、前記スクリューロータの中心軸が鉛直方向となるように前記気液分離器の上方に配置され、前記モータは、前記圧縮機本体の上方に配置され、前記スクリューロータの吐出し側軸受は、前記旋回流路の内周側に配置されたものとする。
 本発明の一側面によれば、圧縮機本体を駆動するモータを圧縮機本体の上方に配置することにより給液式スクリュー圧縮機の設置スペースを縮小できると共に、旋回流路の内周側にスクリューロータの吐出し側軸受を配置することにより給液式スクリュー圧縮機の高さ方向の小型化にも配慮した構成を実現することができる。
 なお、本発明の他の課題及び効果は、以下の記載から更に明らかになる。
本発明の第1の実施例に係る給油式スクリュー圧縮機を側面から見た縦断面図である。 本発明の第1の実施例に係る給油式スクリュー圧縮機を正面(図1中のD方向)から見た縦断面図である。 本発明の第1の実施例に係る給油式スクリュー圧縮機の圧縮機本体と油分離器との連結部分の構造を鉛直上方から示す図(図1中のA-A断面図)である。 本発明の第1の実施例に係る給油式スクリュー圧縮機の圧縮機本体と油分離器との連結部分の構造を鉛直上方から示す図(図1中のB-B断面図)である。 本発明の第1の実施例に係る給油式スクリュー圧縮機の圧縮機本体と油分離器との連結部分の構造を鉛直下方から示す図(図1中のC-C断面図)である。 本発明の第2の実施例に係る給油式スクリュー圧縮機の圧縮機本体と油分離器との連結部分の構造を鉛直上方から示す図(図1中のB-B断面図)である。
 以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明する。なお、各図中、同一又は相当する部材には同一の符号を付し、重複した説明は適宜省略する。
 図1は、本発明の第1の実施例に係る給液式スクリュー圧縮機としての給油式スクリュー圧縮機を側面から見た縦断面図であり、図2は、同じく正面(図1中のD方向)から見た縦断面図である。給油式スクリュー圧縮機は、圧縮空気の冷却、スクリューロータの潤滑及びスクリューロータ同士並びに圧縮作動室の隙間をシール等するために、圧縮作動室に液体として油を供給するものである。なお、本発明は油に変えて水等を供給する場合にも適用できるものである。
 給油式スクリュー圧縮機100は、後述するスクリューロータ13A,13Bを有する圧縮機本体10と、スクリューロータ13A,13Bを駆動するモータ20と、圧縮機本体10から吐出された圧縮空気から油を一次分離する気液分離器としての油分離器30とを備えている。モータ20は、後述するシャフト22及びモータロータ23の中心軸が鉛直方向となるように圧縮機本体10の上方に配置され、油分離器30は圧縮機本体10の下方に配置されている。
 圧縮機本体10は、外郭を構成する圧縮機本体ケーシング11aと、圧縮機本体ケーシング11aの内側に形成された雄ロータ収納室12A及び雌ロータ収納室12Bにそれぞれ互いに噛み合うように配置された雄ロータ13A及び雌ロータ13Bと、圧縮機本体ケーシング11aの吸込み側にフランジ等を介して気密に連結された吸込み側ケーシング11bとを備えている。圧縮機本体ケーシング11aは、後述する油分離器30の外筒ケーシング31と一体に形成されており、一体型ケーシング40を構成している。
 スクリューロータ13A,13Bの吸込み側端部は、吸込み側ケーシング11bに設けられた吸込み側軸受15A,15Bによってそれぞれ回転可能に支持されている。吸込み側軸受15A,15Bの吸込み側は、軸受押さえ14A,14Bによってそれぞれ支持されている。雄ロータ13A及び雌ロータ13Bの吐出し側端部は、圧縮機本体ケーシング11aの吐出し側に設けられた吐出し側軸受16A,16Bによってそれぞれ回転可能に支持されている。
 図2に示すように、圧縮機本体10の吸込み側には、圧縮機本体ケーシング11aと吸込み側ケーシング11bとによって、ロータ収納室12A,12Bの吸込み側に連通する吸込み室41が形成されている。吸込み室41には、図示しない吸込み連通路を介して圧縮用空気が導かれる。図1に示すように、圧縮機本体ケーシング11aの吐出し側には、ロータ収納室12A,12Bの吐出し側に連通する吐出しポート19が形成されている。
 雄ロータ13Aは、モータ20によって回転駆動され、雌ロータ13Bと噛み合って回転する。吸込み室41に導かれた圧縮用空気は、互いに噛み合って回転する雄ロータ13Aと雌ロータ13Bとによりロータ収納室12A,12Bに吸い込まれる。ロータ収納室12A,12Bに吸い込まれた空気は、雄ロータ13Aと雌ロータ13Bとの噛み合いによって形成された圧縮作動室で圧縮される。この空気の圧縮過程において発生する圧縮熱を放散させるために、また、雄ロータ13A、雌ロータ13B、及びロータ収納室12A,12B内壁の相互間を潤滑するために、油(潤滑油)が吸込み側軸受け15A,15B等に噴射される。圧縮作動室で圧縮された圧縮空気は、油(潤滑油)と共に吐出しポート19から吐出し室42へ吐出される。
 モータ20は、例えば図2に示すように、外郭を構成するモータケーシング21と、雄ロータ13Aの吸込み側に一体に連結されたシャフト22と、シャフト22に嵌合されたモータロータ23と、モータケーシング21に嵌合されたステータ24とを備えている。なお、モータ20の構造は、雄ロータ13Aまたは雌ロータ13Bへ回転動力を伝達する構造であれば特に限定されない。
 モータケーシング21の出力側は、圧縮機本体10の吸込み側ケーシング11bとフランジ等を介して気密に連結されており、モータケーシング21の反出力側は、エンドブラケット25とフランジ等を介して気密に連結されている。このように、吸込み側ケーシング11bをモータケーシング21の出力側に連結する構成としたことにより、モータ20の出力側ブラケットが不要となり、また、圧縮機本体10に支持された雄ロータ13Aの吸込み側端部にシャフト22を一体に形成したことで、モータ20内部の軸受が不要となるため、モータ20の小型軽量化が可能となる。
 油分離器30は、外郭を構成する外筒ケーシング31と、外筒ケーシング31内の上部に外筒ケーシング31と同心円状に設けられた円筒形状のスカート32と、この外筒ケーシング31の下方にフランジ等を介して気密に連結されたオイルケーシング38とを備えている。外筒ケーシング31は、圧縮機本体ケーシング11aと一体に形成されており、一体型ケーシング40を構成している。オイルケーシング38は、圧縮空気から一次分離された潤滑油を溜める油溜り部39を有する。
 吐出し室42の構造を図3及び図4により説明する。図3は、圧縮機本体10と油分離器30との連結部分の構造を鉛直上方から示す図(図1中のA-A断面図)であり、図4は、同じく圧縮機本体10と油分離器30との連結部分の構造を鉛直上方から示す図(図1中のB-B断面図)である。吐出し室42は、鉛直方向においてスロープ壁33と仕切り壁34(図1に示す)とで区画され、水平方向においてロータ収納壁12C,12D(図3に示す)と軸受収納壁17C,17D(図4に示す)と吐出し室側壁42a,42b(図4に示す)とで区画された空間である。
 圧縮空気中の油を一次分離するための構造を図1により説明する。吐出し室42は、軸受収納室17A,17Bの外周側(軸受収納室17A,17Bと同程度の鉛直方向高さ)に設けられている。吐出し側軸受16A,16Bの各中心軸を含む垂直平面に関して吐出し室42と対称の位置には、油分離器30の内部で気液分離された圧縮空気を油分離器30の外部へ導くための出口流路45aが設けられている。油分離器30の内部でかつ軸受収納室17A、吐出し室42及び出口流路45aの外周側には、圧縮ガスに含まれる油を遠心分離するための環状の旋回流路43a,43bが設けられている。このように、出口流路45aは、吐出し側の軸受収納室17A,17Bの外周側でかつ旋回流路43a,43bの内周側を鉛直下方から鉛直上方に向かって通過するように形成されている。
 図3及び図4に示すように、吐出しポート19から吐出された圧縮空気は吐出し室42に流入する。この吐出しポート19から吐出し室42に流入した圧縮空気(油分を含む)は、ロータ収納室12A,12Bから吐出し室42にかけて流路断面積と流れの方向が変化することにより、種々の方向の流速を有する乱れた流れとなり易いが、吐出し室側壁42a,42bにより流れの方向を変え、スロープ壁33の上方でかつスロープ部外筒壁31aとスロープ部スカート壁32aとで挟まれた空間(旋回流路43a)を通過することにより、円周方向を流れ方向とする旋回流に整流される。このように、円筒形状の旋回流路43a,43b,43cを吐出しポート19を基点とする所定の円周方向区間(図4中の角度θで示す区間)に設けられたスロープ壁33で鉛直方向上下に区画したことにより、スロープ壁33上の吐出しポート19からスロープ部外周壁先端33aまでの区間は、圧縮空気を旋回流に整流するための助走区間を構成している。なお、旋回流路43a,43bは、図3及び図4に示すように鉛直上方から見て反時計回り方向に形成されているが、時計回り方向に形成しても良い。
 上述した助走区間を通過した後の圧縮空気の流れについて図5により説明する。図5は、圧縮機本体10と油分離器30との連結部分の構造を鉛直下方から示す図(図1中のC-C断面図)である。スロープ壁33等によって整流された圧縮空気の流れは、スロープ部外周壁先端33aを超えると、図5に示すように、スロープ壁33の下方でかつスカート壁32bと外筒ケーシング壁31cとで挟まれた旋回流路43cを旋回しながら下方に向かう。旋回流路43cにおいて、油分を含む圧縮空気は、外筒ケーシング壁31cの内周面とスカート壁32bの外周面との空間を円周方向に流れることにより遠心力の作用を受ける。この遠心力の作用により、圧縮空気と油の比重差により油は外筒ケーシング壁31cへ、圧縮空気はスカート壁32b側へ遠心分離される。この遠心分離された油は、図1に示すように外筒ケーシング31の内周面を伝わって落下し、油溜り部39に貯留される。油溜り部39に貯留された油は、油分離器30内の圧力と、圧縮機本体10の圧縮作動室内の圧力との圧力差により、図示しない油戻し配管を介して、圧縮機本体10の吸込み側に戻される。
 旋回流路45cを通過した後の圧縮空気の流れについて図1により説明する。旋回流路45cを通過して油が一次分離された圧縮空気は、スカート32の下端に達すると、図中矢印で示すように流れの向きを変え、スカート32の内部に流入する。スカート32の内部に流入した圧縮空気は、スカート内流路44、出口流路45a,45bを経由して本体吐出し口46に達する。本体吐出し口46から吐出された圧縮空気は、図示しない油分離フィルタに導かれ、二次分離される。
 本実施例に係る給油式スクリュー圧縮機100によれば、油分離器30の上方に圧縮機本体10を配置し、圧縮機本体10の上方にモータ20を配置したことにより、設置スペースを縮小することができる。
 また、旋回流路43a,43bの内周側にスクリューロータ13A,13Bの吐出し側の軸受収納室17A,17Bを配置したことにより、給油式スクリュー圧縮機100の高さ寸法が過度に大きくなることを防止することができる。
 また、旋回流路43a,43bの内周側でかつ吐出し側軸受16A,16Bの各中心軸を含む垂直平面に関して吐出し室42と対称の位置に出口流路45aを設けたことにより、圧縮機本体10と油分離器30とを外部突起構造を有しない円筒形状で構成することが可能となり、給油式スクリュー圧縮機100の水平方向寸法が拡大することを防止できる。
 また、圧縮機本体ケーシング11aと外筒ケーシング31とを一体化したことにより、部品点数が削減され、かつ圧縮機本体ケーシング11aと外筒ケーシング31とを連結するためのフランジ等が不要となるため、給油式スクリュー圧縮機100の組立性が向上すると共に、給油式スクリュー圧縮機100の小型軽量化が可能となる。
 図6は、本発明の第2の実施例に係る給油式スクリュー圧縮機100の圧縮機本体10と油分離器30との連結部分の構造を鉛直上方から示す図(図1中のB-B断面図)である。
 本実施例は、第1の実施例(図4に示す)と比較して、圧縮空気を旋回流に整流成するための助走区間である所定の円周方向区間(図6中の角度θで示す区間)を大きくしたものである。角度θを大きくすれば、整流作用が向上し、スロープ部外周壁先端33aを超えた後も乱れのない旋回流となり易く、油分離効率も良くなる傾向にある。ただし、角度θを過度に大きくすると、油分離器30が大型化するため、角度θは90度から270度の範囲で設計することが望ましい。
 本実施例によれば、第1の実施例と同様の効果が得られると共に、旋回流を整流するための助走区間であるスロープ壁33の円周方向区間(図6中の角度θ)を大きくしたことにより、油分離器30を大型化させることなく、油分離効率を向上させることができる。
 なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、あるいは、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。さらに、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
 10…圧縮機本体,11a…圧縮機本体ケーシング,11b…吸込み側ケーシング,12A…雄ロータ収納室,12B…雌ロータ収納室,12C…雄ロータ収納壁,12D…雌ロータ収納壁,13A…雄ロータ(スクリューロータ),13B…雌ロータ(スクリューロータ),14A,14B…軸受押さえ,15A,15B…吸込み側軸受,16A,16B…吐出し側軸受,17A,17B…軸受収納室,17C,17D…軸受収納壁,19…吐出しポート,20…モータ,21…モータケーシング,22…シャフト,23…モータロータ,24…ステータ,25…エンドブラケット,30…油分離器(気液分離器),31…外筒ケーシング,31a…スロープ部外筒壁,31b…旋回部外筒壁,31c…外筒ケーシング壁,32…スカート,32a…スロープ部スカート壁,33…スロープ壁,33a…スロープ部外周壁先端,34…仕切り壁,38…オイルケーシング,39…油溜り部,40…一体型ケーシング,41…吸込み室,42…吐出し室,42a,42b…吐出し室側壁,43a,43b,43c…旋回流路,44…スカート内流路,45a,45b…出口流路,46…本体吐出し口,100…給油式スクリュー圧縮機(給液式スクリュー圧縮機)。

Claims (3)

  1.  スクリューロータを有する圧縮機本体と、前記スクリューロータを駆動するモータと、前記圧縮機本体から吐出された圧縮ガスに含まれる液体を遠心分離するための環状の旋回流路を有する気液分離器とを備えた給液式スクリュー圧縮機において、
     前記圧縮機本体は、前記スクリューロータの中心軸が鉛直方向となるように前記気液分離器の上方に配置され、
     前記モータは、前記圧縮機本体の上方に配置され、
     前記スクリューロータの吐出し側軸受は、前記旋回流路の内周側に配置されたことを特徴とする給液式スクリュー圧縮機。
  2.  請求項1に記載の給液式スクリュー圧縮機において、
     前記気液分離器の内部で気液分離された圧縮空気を前記気液分離器の外部へ導くための出口流路は、前記吐出し側軸受の外周側でかつ前記旋回流路の内周側を鉛直下方から鉛直上方に向かって通過するように形成されたことを特徴とする給液式スクリュー圧縮機。
  3.  請求項1又は2に記載の給液式スクリュー圧縮機において、
     前記旋回流路は、前記圧縮機本体の吐出しポートを基点とする所定の円周方向区間に設けられたスロープ壁により鉛直方向上下に区画されたことを特徴とする給液式スクリュー圧縮機。
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