WO2017145391A1 - 通信コスト算出プログラム、通信コスト算出装置および通信コスト算出方法 - Google Patents

通信コスト算出プログラム、通信コスト算出装置および通信コスト算出方法 Download PDF

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    • H04W92/16Interfaces between hierarchically similar devices
    • H04W92/20Interfaces between hierarchically similar devices between access points

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  • a plurality of routes from the own node to the destination node include a first route and a second route.
  • the first route is a route used preferentially for data transmission from the own node to the destination node over the second route.
  • the calculation unit 130 calculates the cost information based on the probability of successful data transmission through the first route and the posterior probability of successful data transmission through the second route on the condition of failure in data transmission through the first route. Is calculated.
  • the CPU 201 Central Processing Unit controls the entire communication device 200.
  • the memory 202 includes, for example, a main memory and an auxiliary memory.
  • the main memory is, for example, a RAM (Random Access Memory).
  • the main memory is used as a work area for the CPU 201.
  • the auxiliary memory is a non-volatile memory such as a magnetic disk or a flash memory.
  • Various programs for operating the communication device 200 are stored in the auxiliary memory. The program stored in the auxiliary memory is loaded into the main memory and executed by the CPU 201.
  • the communication interface 203 is a communication interface that performs communication with the outside of the communication apparatus 200 (for example, another node), for example, wirelessly.
  • the communication interface 203 is controlled by the CPU 201.
  • the communication interface 203 is not limited to wireless communication, and may be a communication interface that performs communication with the outside of the communication apparatus 200 using a wired electric signal, an optical signal, or the like.
  • the node A reflects the communication cost to the node E for notifying other nodes (for example, the nodes X and Y) out of the routes root # E1, root # E3, root # E4, root # E2,. Is preferentially selected for a route having a high priority.
  • the node A selects the route root # E1, root # E3, root # E4 (three routes in descending order of priority) as the route to be reflected in the communication cost to the node E for notifying other nodes.

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Abstract

受信部(110)は、自ノードから宛先ノードまでの複数の経路それぞれの複数の異なる時間における通信品質を示す品質情報を受信する。生成部(120)は、受信部(110)によって受信された品質情報に基づき、複数の経路それぞれの通信品質間の時間相関を示す相関情報を生成する算出部(130)は、生成部(120)によって生成された相関情報に基づき、自ノードから宛先ノードまでの、時間相関が低いほど低くなる通信コストを示すコスト情報を算出する。

Description

通信コスト算出プログラム、通信コスト算出装置および通信コスト算出方法
 本発明は、通信コスト算出プログラム、通信コスト算出装置および通信コスト算出方法に関する。
 従来、無線で接続できる端末同士で構成され、無線LAN(Local Area Network:構内通信網)のアクセスポイントなどがなくても通信を行うことができるアドホックネットワークが知られている。また、アドホックネットワークにおいて、経路ごとに過去の通信コストを蓄積しておき、経路同士の通信コストの時間相関により各経路の優先順位を決定する技術が知られている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2011-66568号公報
 しかしながら、上述した従来技術では、ハローパケットなどによって自ノードから他ノードへ通知する通信コストに、自ノードから宛先ノードまでの複数の経路におけるルートダイバーシティ効果の大きさを反映させることができない。このため、ネットワーク状況の時間変動に起因する送信異常を抑制可能なコスト情報を生成することができないという問題がある。
 1つの側面では、本発明は、ネットワーク状況の時間変動に起因する送信異常を抑制可能なコスト情報を生成することができる通信コスト算出プログラム、通信コスト算出装置および通信コスト算出方法を提供することを目的とする。
 上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の一側面によれば、自ノードから宛先ノードまでの複数の経路それぞれの複数の異なる時間における通信品質を示す品質情報を受信し、受信した前記品質情報に基づき、前記複数の経路それぞれの通信品質間の時間相関を示す相関情報を生成し、生成した前記相関情報に基づき、前記自ノードから前記宛先ノードまでの、前記時間相関が低いほど低くなる通信コストを示すコスト情報を算出する通信コスト算出プログラム、通信コスト算出装置および通信コスト算出方法が提案される。
 本発明の一側面によれば、ネットワーク状況の時間変動に起因する送信異常を抑制可能なコスト情報を生成することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる通信コスト算出装置の一例を示す図である。 図2は、実施の形態にかかる通信コスト算出装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、実施の形態にかかる通信システムの一例を示す図である。 図4は、実施の形態にかかる通信コスト算出装置が保持する通信コストリスト群の一例を示す図である。 図5は、実施の形態にかかる通信コスト算出装置が有する通信コストリスト群の具体例を示す図である。 図6は、実施の形態にかかる通信コスト算出装置が生成する経路順位リストの一例を示す図である。 図7は、実施の形態にかかる通信コスト算出装置による相関値の算出テーブルの一例を示す図である。 図8は、実施の形態にかかる通信コスト算出装置による相関値の算出テーブルの更新の一例を示す図である。 図9は、実施の形態にかかる通信コスト算出装置による平均送信回数の算出対象のマルチホップの一例を示す図である。 図10は、実施の形態にかかる通信コスト算出装置による平均送信回数の算出対象の冗長経路を有するマルチホップの一例を示す図である。 図11は、実施の形態にかかる通信コスト算出装置によるルート選択の一例を示す図である。
 以下に図面を参照して、本発明にかかる通信コスト算出プログラム、通信コスト算出装置および通信コスト算出方法の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(実施の形態にかかる通信コスト算出装置)
 図1は、実施の形態にかかる通信コスト算出装置の一例を示す図である。図1に示すように、実施の形態にかかる通信コスト算出装置100は、受信部110と、生成部120と、算出部130と、を備える。通信コスト算出装置100は、他ノードから受信したデータを宛先ノードへ向けて転送する通信ノードに適用される。
 受信部110は、自ノードから宛先ノードまでの複数の経路それぞれの複数の異なる時間における通信品質を示す品質情報を受信し、受信した品質情報を生成部120へ出力する。品質情報は、ノード間の受信電力、再送回数、エラー率(到達率)などの通信品質を示す情報であってもよいし、これらの通信品質が高い(良好な)ほど低くなるコストを示す情報であってもよい。たとえば、受信部110は、他ノードから定期的または不定期に送信されるハローパケットに含まれる情報を品質情報として受信する。
 生成部120は、受信部110から出力された品質情報に基づき、自ノードから宛先ノードまでの複数の経路それぞれの通信品質間の時間相関を示す相関情報を生成する。相関情報は、一例としては、-1から1の間の実数値をとる相関値(相関係数)である。この場合に、相関情報の絶対値が大きいほど、経路間で通信品質の相関が強いことを示す。生成部120は、生成した相関情報を算出部130へ出力する。
 算出部130は、生成部120から出力された相関情報に基づき、自ノードから宛先ノードまでの通信コストであって、相関情報が示す時間相関が低いほど低くなる通信コストを示すコスト情報を算出する。相関情報が示す時間相関が低いとは、たとえば相関値が低く類似性の度合が低いことである。算出部130は、算出したコスト情報を出力する。算出部130から出力されるコスト情報は、自ノードから宛先ノードまでのデータ送信のコストを示す情報である。
 たとえば、自ノードから宛先ノードまでの複数の経路には、第1経路および第2経路が含まれているとする。第1経路は、第2経路よりも、自ノードから宛先ノードまでのデータ送信に優先的に使用される経路である。この場合に、算出部130は、第1経路によるデータ送信の成功の確率と、第1経路によるデータ送信の失敗を条件とする、第2経路によるデータ送信の成功の事後確率に基づいてコスト情報を算出する。
 第1経路によるデータ送信の失敗を条件とする、第2経路によるデータ送信の成功の事後確率は、品質情報が示す第1経路と第2経路との間の時間相関に基づいて算出することができる。たとえば、第1経路によるデータ送信の失敗を条件とする、第2経路によるデータ送信の成功の事後確率は、第2経路によるデータ送信の成功の確率を、第1経路と第2経路との間の時間相関に基づいて補正することにより算出することができる。
 このように、実施の形態にかかる通信コスト算出装置100によれば、自ノードから宛先ノードまでの複数の経路それぞれの通信品質間の時間相関が低いほど低くなる通信コストを算出することができる。これにより、自ノードから宛先ノードまでの冗長経路におけるルートダイバーシティ効果が高いほど低くなる通信コストを算出することができる。このため、ネットワーク状況の時間変動に起因する送信異常を抑制可能な通信コストを算出することができる。
 したがって、通信コスト算出装置100によって算出された通信コストを他ノードに通知し、他ノードがこの通信コストに基づいて送信先ノードの選択を行うことで、ネットワーク状況の時間変動に起因する送信異常を抑制することができる。
 また、通信コスト算出装置100は、算出部130から出力されたコスト情報を、自ノードから宛先ノードまでの通信コストを示す情報(たとえばハローパケット)として他ノードへ送信する送信部を備えていてもよい。これにより、他ノードにおいて、通信コスト算出装置100のノードから宛先ノードまでの冗長経路におけるルートダイバーシティ効果が反映された通信コストを用いて、通信コスト算出装置100のノードを送信先として評価することが可能になる。
(実施の形態にかかる通信コスト算出装置のハードウェア構成)
 図2は、実施の形態にかかる通信コスト算出装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図1に示した通信コスト算出装置100は、たとえば図2に示す通信装置200によって実現することができる。通信装置200は、CPU201と、メモリ202と、通信インタフェース203と、を備えるコンピュータである。CPU201、メモリ202および通信インタフェース203は、バス209によって接続される。また、CPU201およびメモリ202は、マイコンなどにより実現されてもよい。
 CPU201(Central Processing Unit)は、通信装置200の全体の制御を司る。メモリ202には、たとえばメインメモリおよび補助メモリが含まれる。メインメモリは、たとえばRAM(Random Access Memory)である。メインメモリは、CPU201のワークエリアとして使用される。補助メモリは、たとえば磁気ディスクやフラッシュメモリなどの不揮発メモリである。補助メモリには、通信装置200を動作させる各種のプログラムが記憶されている。補助メモリに記憶されたプログラムは、メインメモリにロードされてCPU201によって実行される。
 通信インタフェース203は、たとえば無線によって通信装置200の外部(たとえば他ノード)との間で通信を行う通信インタフェースである。通信インタフェース203は、CPU201によって制御される。ただし、通信インタフェース203は、無線に限らず、有線の電気信号や光信号などによって通信装置200の外部との間で通信を行う通信インタフェースであってもよい。
 図1に示した受信部110は、たとえば通信インタフェース203により実現することができる。図1に示した生成部120および算出部130は、たとえば、CPU201およびメモリ202により実現することができる。また、算出部130から出力されたコスト情報を他ノードへ送信する送信部は、たとえば通信インタフェース203により実現することができる。
(実施の形態にかかる通信システム)
 図3は、実施の形態にかかる通信システムの一例を示す図である。図3に示す通信システム300は、ノードA~I,X,Y(ノード301~311)によって構成されるモバイルアドホックネットワークである。ノードA~I,X,Yのそれぞれは、移動通信が可能なモバイル端末である。
 一例として、図1に示した通信コスト算出装置100をノードAに適用する場合について説明する。この場合に、通信コスト算出装置100は、たとえば、ノードAからノードEまでの通信コストを算出し、算出した通信コストを他ノード(たとえばノードX,Y)へ通知する。
 ノードAからノードEへの経路root#Ei(i=1,2,…)には、ノードH,Iを経由する経路root#E1と、ノードF,Gを経由する経路root#E2と、ノードB,C,Dを経由する経路root#E3と、が存在する。
 costR H(tn)は、時間tnに取得された、経路R(R=root#E1,root#E2,root#E3)のホップ数H(H=h1,h2,…)における通信コストを示している。なお、本説明において、上付き文字Bおよび下付き文字Cを有する記号AをAB Cのように表記している。時間tn(n=1,2,3,…)は、離散時間に対応するインデックスであり、たとえば受信部110によって経路ごとの通信コスト(品質情報)が受信された各時刻を示す。
 たとえば、costroot#E1 hop#1(tn)は、時間tnに取得された経路root#E1のホップ数h1(ノードAからノードH)における通信コストを示している。また、costroot#E1 hop#2(tn)は、時間tnに取得された経路root#E1のホップ数h2(ノードHからノードI)における通信コストを示している。また、costroot#E1 hop#3(tn)は、時間tnに取得された経路root#E1のホップ数h3(ノードIからノードE)における通信コストを示している。
 したがって、経路root#E1の全体の通信コストCOSTroot#E1は、costroot#E1 hop#1(tn)+costroot#E1 hop#2(tn)+costroot#E1 hop#3(tn)となる。同様に、経路root#E2の全体の通信コストCOSTroot#E2は、costroot#E2 hop#1(tn)+costroot#E2 hop#2(tn)+costroot#E2 hop#3(tn)となる。また、経路root#E3の全体の通信コストCOSTroot#E3は、costroot#E3 hop#1(tn)+costroot#E3 h#2(tn)+costroot#E3 hop#3(tn)+costroot#E3 hop#4(tn)となる。
 図3に示す例ではノードAからノードEへの経路として経路root#E1~root#E3が存在する場合について説明したが、ノードAからノードEへの経路としてさらに経路root#E4,root#E5,…が存在していてもよい。
 また、通信システム300がノード間の無線通信によってデータを転送するモバイルアドホックネットワークである場合について説明したが、通信システム300は、このような構成に限らない。たとえば、通信システム300は、ノード間の電気信号通信や光信号通信などの有線通信によってデータを転送するネットワークであってもよい。
(実施の形態にかかる通信コスト算出装置が保持する通信コストリスト群)
 図4は、実施の形態にかかる通信コスト算出装置が保持する通信コストリスト群の一例を示す図である。ノードAに適用された通信コスト算出装置100は、時間t1~tnにおける経路ごとの通信コストを受信して蓄積することにより、たとえば図4に示す通信コストリスト411~41nを保持する。
 通信コストリスト411~41nは、それぞれ時間t1~tnにおける、自ノードから宛先ノードまでの複数の経路それぞれの通信コストを示す。たとえば、通信コスト算出装置100は、それぞれ時間t1~tnにおいて受信部110によって受信された、自ノードから宛先ノードまでの複数の経路それぞれの通信品質を示す品質情報に基づいて通信コストリスト411~41nを取得する。
 たとえば、通信コストリスト41nのNo.1~No.3のそれぞれは、ノードEを宛先とする各経路の通信コストを示している。すなわち、通信コストリスト41nのNo.1は、経路root#E1の通信コストCOSTroot#E1(tn)を示している。通信コストリスト41nのNo.2は、経路root#E2の通信コストCOSTroot#E2(tn)を示している。通信コストリスト41nのNo.3は、経路root#E3の通信コストCOSTroot#E3(tn)を示している。なお、Nroot#E1~Nroot#E3は、それぞれ経路root#E1~root#E3の合計ホップ数を示している。
 また、通信コストリスト41nのNo.4以降に示すように、通信コストリスト41nには、ノードDを宛先とする各経路など、ノードE以外のノードを宛先とする各経路の通信コストが含まれていてもよい。また、通信コストリスト411~413,…も通信コストリスト41nと同様に、ノードAから各ノードへの各経路の通信コストを示している。
(実施の形態にかかる通信コスト算出装置が有する通信コストリスト群の具体例)
 図5は、実施の形態にかかる通信コスト算出装置が有する通信コストリスト群の具体例を示す図である。ノードEを宛先とする各経路の優先順位の決定について説明する。たとえば、ノードAに適用された通信コスト算出装置100が、図5に示す通信コストリスト511~516を有しているとする。通信コストリスト511~516は、それぞれ時間t1~t6において受信部110によって受信された品質情報に基づく通信コストリストである。
 通信コスト算出装置100は、通信コストリスト511~516に基づいて、ノードEを宛先とするデータをノードAが転送する際に使用する経路を、経路root#E1,root#E2,…の中から選択する。たとえば、通信コスト算出装置100は、通信コストの時間平均が小さい経路ほど優先的に、使用する経路として選択する。また、通信コスト算出装置100は、経路同士の通信コストの時間相関により、使用する複数の経路の優先順位を決定してもよい。そして、通信コスト算出装置100は、選択した経路と、選択した経路の優先順位と、を示す経路順位リストを生成する。
(経路順位リスト)
 図6は、実施の形態にかかる通信コスト算出装置が生成する経路順位リストの一例を示す図である。図6に示す経路順位リスト600は、図5に示した例において生成される経路順位リストの一例を示している。経路順位リスト600においては、宛先ごとに、各経路が優先順位の順に並べられている。たとえば、経路順位リスト600は、ノードEを宛先とする各経路について、経路root#E1,root#E3,root#E4,root#E2,…の順に優先順位が高いことを示している。
 ノードAは、経路root#E1,root#E3,root#E4,root#E2,…の中から、他ノード(たとえばノードX,Y)へ通知するためのノードEへの通信コストに反映させる経路を、優先順位が高い経路を優先的に選択する。ここでは、ノードAは、他ノードへ通知するためのノードEへの通信コストに反映させる経路として経路root#E1,root#E3,root#E4(優先順位が高い順に3個の経路)を選択したとする。
 この場合に、ノードAは、他ノードへ通知するためのノードEへの通信コストとして、たとえば、経路root#E1,root#E3,root#E4の全体を合わせた通信コストを算出する。たとえば、ノードAは、経路root#E1,root#E3,root#E4の全体を合わせた通信コストE[COSTroot#E1,root#E3,root#E4(tn)]を、下記(1)式によって計算する。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000001
 上記(1)式に示した通信コストE[COSTroot#E1,root#E3,root#E4(tn)]は、経路root#E1,root#E3,root#E4の全てにおいてデータ転送に失敗する確率の10倍を示す通信コストとしている。E[X]は、Xの期待値を示している。
 上記(1)式におけるE[COSTroot#E1(tn)]は、経路root#E1の通信コストCOSTroot#E1の時間平均を示す。図5に示した例では、E[COSTroot#E1(tn)]は下記(2)式に示すように0.5になる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000002
 上記(1)式におけるE[COSTroot#E3(tn)]は、経路root#E3の通信コストCOSTroot#E3の時間平均を示す。図5に示した例では、E[COSTroot#E3(tn)]は下記(3)式に示すように1.5になる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000003
 上記(1)式におけるE[COSTroot#E4(tn)]は、経路root#E4の通信コストCOSTroot#E4の時間平均を示す。図5に示した例では、E[COSTroot#E4(tn)]は下記(4)式に示すように2になる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000004
 上記(1)式におけるρ(COSTroot#E1(tn),COSTroot#E3(tn))は、経路root#E1の通信コストCOSTroot#E1と、経路root#E3の通信コストCOSTroot#E3と、の間の相関値である。図5に示した例では、ρ(COSTroot#E1(tn),COSTroot#E3(tn))は、下記(5)式に示すように0.333になる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000005
 上記(1)式におけるρ(COSTroot#E1(tn),COSTroot#E4(tn))は、経路root#E1の通信コストCOSTroot#E1と、経路root#E4の通信コストCOSTroot#E4と、の間の相関値である。図5に示した例では、ρ(COSTroot#E1(tn),COSTroot#E4(tn))は、下記(6)式に示すように0.666になる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000006
 上記(1)式におけるρ(COSTroot#E3(tn),COSTroot#E4(tn))は、経路root#E3の通信コストCOSTroot#E3と、経路root#E4の通信コストCOSTroot#E4と、の間の相関値である。図5に示した例では、ρ(COSTroot#E3(tn),COSTroot#E4(tn))は0.666になる。
 したがって、上記(1)式に示す通信コストE[COSTroot#E1,root#E3,root#E4(tn)]は、下記(7)式に示すように0.1201になる。この場合は、ノードAは、ノードAからノードEへの通信コストとして0.1201を他ノード(たとえばノードX,Y)へ通知する。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000007
 上記(7)式の通信コスト(0.1201)は、たとえば優先順位が最も高い経路root#E1においてデータ転送に失敗する確率の10倍(0.5)よりも小さい、すなわち有利なコストになる。これは、上記(7)式の通信コスト(0.1201)に、経路root#E1においてデータ転送に失敗しても、冗長経路である経路root#E2または経路root#E4によりデータ転送に成功する可能性が加味されているためである。このように、実施の形態にかかる通信コスト算出装置100によれば、経路間の相関値を用いて、冗長経路の効果の大きさを加味した通信コストを算出することができる。
 たとえば、経路root#E1,root#E3,root#E4の中に、物理的に遠く、それにより通信品質の時間相関も互いに小さい各経路が含まれている場合は、ノードAからノードEへの転送におけるルートダイバーシティ効果が大きい状況である。このような状況においては、上述した上記(1)式の相関値が小さくなり、より低い通信コストを算出することができる。このため、ノードEを宛先とするデータを転送先としてノードが選択されやすくすることができる。仮に、経路root#E1,root#E3,root#E4の相関値を0とすると、上記(7)式の通信コストは、0.0150となる。
 また、経路root#E1,root#E3,root#E4の全てが物理的に近く、それにより通信品質の時間相関も互いに大きい場合は、ノードAからノードEへの転送におけるルートダイバーシティ効果が小さい状況である。このような状況においては、上述した上記(1)式の相関値が大きくなり、より高い通信コストを算出することができる。このため、ノードEを宛先とするデータを転送先としてノードを選択することを抑制することができる。仮に、経路root#E1,root#E3,root#E4の各組み合わせの相関値を1とすると、上記(7)式の通信コストは、経路root#E1においてデータ転送に失敗する確率の10倍と同じ0.5になる。
 図5の通信コストリスト511~516を例に説明したが、上述した通信コストの時間平均は、忘却平均を用いて算出してもよい。また、上記(1)式に基づく通信コストの算出は一例であり、通信コスト算出装置100が算出する通信コストは、自ノードから宛先ノードまでの複数の経路それぞれの通信品質間の時間相関が低いほど低くなる通信コストであればよい。
(実施の形態にかかる通信コスト算出装置による相関値の算出テーブル)
 図7は、実施の形態にかかる通信コスト算出装置による相関値の算出テーブルの一例を示す図である。ノードAに適用された通信コスト算出装置100は、たとえば、図7に示すテーブル700のように、ノードAのLD(Local Destination)の組み合わせごとに相関値を算出する。LDは、アドホック転送においてノードAがデータを直接送信する送信先ノードである。
 図7に示す例では、ノードAにはLDとして4個のLD1~LD4が設定されている。LD1~LD4は、たとえば図6に示した経路順位リスト600のNo.1~No.4である。LD1が最も優先順位が高いLDであり、次いでLD2、LD3の順に優先順位が高いLDであり、LD4が最も優先順位が低いLDである。
 図7に示す例では、LD1~LD4はそれぞれノードa~dである。品質d1~d4は、それぞれLD1~LD4に対応するノードの通信品質であり、たとえば上述した通信コストの時間平均である。
 たとえば、通信コスト算出装置100は、LD1であるノードaの経路と、LD2であるノードbの経路と、の間の通信コストの時間相関としてρ(a,b)を算出する。また、通信コスト算出装置100は、LD2であるノードbの経路と、LD3であるノードcの経路と、の間の通信コストの時間相関としてρ(b,c)を算出する。また、通信コスト算出装置100は、LD1であるノードaの経路と、LD3であるノードcの経路と、の間の通信コストの時間相関としてρ(a,c)を算出する。
 また、通信コスト算出装置100は、全てのLDの組み合わせについて相関値を算出しなくてもよい。たとえば、優先順位が最も低いLD4は、入れ替えが頻発すると考えられる。このため、図7に示すように、通信コスト算出装置100は、LD4を含む組み合わせついては相関値を算出しないようにしてもよい。
(実施の形態にかかる通信コスト算出装置による相関値の算出テーブルの更新)
 図8は、実施の形態にかかる通信コスト算出装置による相関値の算出テーブルの更新の一例を示す図である。ノードAにおけるLD1~LD4は、ノードAと、ノードAの周辺のノードと、の間の通信品質に応じて変更される。図8に示す例では、ノードAのLD2がノードcになり、ノードAのLD3がノードbになっている。これに対して、通信コスト算出装置100はテーブル700の相関値を追従させる。
 たとえば、通信コスト算出装置100は、LD1であるノードaの経路と、LD2であるノードcの経路と、の間の通信コストの時間相関としてρ(a,c)を算出する。また、通信コスト算出装置100は、LD2であるノードcの経路と、LD3であるノードbの経路と、の間の通信コストの時間相関としてρ(b,c)を算出する。また、通信コスト算出装置100は、LD1であるノードaの経路と、LD3であるノードbの経路と、の間の通信コストの時間相関としてρ(a,b)を算出する。
 たとえば、通信コスト算出装置100は、ある時刻における品質情報を受信するごとに、テーブル700を更新する。そして、通信コスト算出装置100は、他ノード(たとえばX,Y)へのハローパケットの送信契機ごとに、テーブル700に基づいて、上記(1)式に基づく通信コストを算出し、算出した通信コストを格納したハローパケットを他ノードへ送信する。
(スケール性能の評価)
 パケットを最終宛先(たとえばノードE)まで到達させるために要する送信回数を求めて、その大小をスケール性能の評価基準とする場合について説明する。まず、1ホップリンクの平均送信回数について説明する。再送のある1ホップリンクにおいてt回目に送信が成功する確率は、下記(8)式により表すことができる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000008
 上記(8)式におけるPe(Ni,Nj)はノードNiからノードNjへのパケットエラー率である。すなわち、ノードNiからノードNjへの送信がt回目に成功する確率は、ノードNiからノードNjへのt-1回目の送信に失敗する確率と、ノードNiからノードNjへのt回目の送信に成功する確率と、の乗算により得られる。
 たとえばノードNiからノードNjへの送信における最大再送回数を3とすると、1ホップの送信成功に要する平均送信回数は、期待値の公式より下記(9)式により表すことができる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000009
 つぎに、マルチホップの平均総送信回数について説明する。
(実施の形態にかかる通信コスト算出装置による平均送信回数の算出対象のマルチホップ)
 図9は、実施の形態にかかる通信コスト算出装置による平均送信回数の算出対象のマルチホップの一例を示す図である。図9に示すノード900~90R(N0~NR)は、マルチホップ経路上の各ノードである。ノード900は、マルチホップ経路の最後のノード(GD:Global Destination)である。ノード901,902,…は、マルチホップ経路の最後から2番目、3番目…のノードである。ノード90Rは、マルチホップ経路の最初のノード(GS:Global Source)である。
 E[Ntx N(1)]は、ノード901からノード900への送信における平均送信回数である。E[Ntx N2]は、ノード902からノード901への送信における平均送信回数である。E[Ntx N(R)]は、ノード90Rからノード90Rのつぎのノードへの送信における平均送信回数である。
 パケットを送信元(たとえばノードA)から最終宛先(たとえばノードE)へ到達させるために要する平均総送信回数は、たとえば下記(10)式に示すように、各ホップの転送に要する平均送信回数を積算することによって算出することができる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000010
 上記(10)式に示す平均総送信回数を最小にするよう経路構築することでスケール性能を向上させることができる。
(リカバリ経路の評価)
 マルチホップ転送において、転送失敗時にはリカバリ経路による再送が実施される。一例としては、ノードAは、上述した経路root#E1,root#E3,root#E4を有し、まず経路root#E1によりパケットを転送する。そして、ノードAは、経路root#E1の経路障害が発生した場合は迂回経路として経路root#E3を用いてパケットを転送する。また、経路root#E3の経路障害が発生した場合は迂回経路として経路root#E4を用いてパケットを転送する。このようなリカバリ経路によるルートダイバーシティ効果を考慮して経路を評価し、評価結果を経路構築に反映させる。
 つぎに、マルチホップ経路全体の到達率について説明する。
(実施の形態にかかる通信コスト算出装置による平均送信回数の算出対象の冗長経路を有するマルチホップ)
 図10は、実施の形態にかかる通信コスト算出装置による平均送信回数の算出対象の冗長経路を有するマルチホップの一例を示す図である。図10に示すノード1010(Nx,0)は、マルチホップ経路の最後のノード(GD)である。ノード1021(N1,r)は、経路R1における、マルチホップ経路の最後からr+1番目のノードである。ノード1022(N2,r)は、経路R2における、マルチホップ経路の最後からr+1番目のノードである。ノード1023(N3,r)は、経路R3における、マルチホップ経路の最後からr+1番目のノードである。ノード1030(N1,r+1)は、マルチホップ経路の最後からr+2番目のノードである。ノード1040(Nx,R)は、マルチホップ経路の最初のノード(GS)である。
 まず、経路R1における経路全体の到達率について説明する。ノード1030(N1,r+1)において集まる平均総送信回数の情報より、1ホップあたりの平均送信回数は下記(11)式のように算出することができる。ここで、r+1は、ノード1030(N1,r+1)からノード1010(Nx,0)までのホップ数である。下記(11)式におけるCRoute N(1,r)は、ノード1030(N1,r+1)において集まる平均総送信回数の情報が示す、上記(10)式に示した平均総送信回数である。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000011
 平均送信回数と平均パケット到達率は、下記(12)式に示す関係にあり、平均パケット到達率は下記(13)式によって表すことができる。下記(12)式において、Pa(Ni,Nj)はノードNiからノードNjへのパケット到達率である。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000012
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000013
 上記(13)式によって得られた平均パケット到達率とホップ数の指数関数として経路R1の全体の到達率が下記(14)式のように表される。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000014
 経路R2,R3の全体の到達率も同様に、それぞれ下記(15)式および下記(16)式によって表される。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000015
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000016
 つぎに、冗長経路を考慮した平均総送信回数の合成について説明する。経路ごとの平均総送信回数をその到達率を用いて合成し、冗長経路を持つノード1030(N1,r+1)からノード1010(Nx,0)までの平均総送信回数は下記(17)式により表される。これにより、冗長経路の効果を評価し、その評価結果を経路構築に反映させることができる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000017
 上記(17)式において、PRoute a(N2,r)(1-PRoute a(N1,r))は、経路R1の失敗後の経路R2の到達率である。PRoute a(N3,r)(1-PRoute a(N2,r))(1-PRoute a(N1,r))は、経路R1および経路R2の失敗後の経路R3の到達率である。
(経路の多様性評価)
 GSからGDまでに複数の経路があり、これらの各経路が物理的に近接していると、エラーの発生に関して各経路の間で高い相関が予想され、冗長化によるルートダイバーシティ効果を十分に得られない場合がある。このため、経路間の多様性を評価してリカバリ経路の有用性を評価する。
 まず、事後確率によるパケットエラー率について説明する。リカバリ経路のパケットエラー率を、優先経路のエラー発生後の事後確率として定義し、経路の多様性を考慮に入れる。たとえば、通信コスト算出装置100は、平均総送信回数を下記(18)式により算出する。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000018
 上記(18)式は、上記(17)式において、経路R2の到達率および経路R3の到達率を事後確率とした式である。すなわち、上記(18)式におけるPRoute a(N2,r| ̄N1,r)は、経路R1において転送に失敗したことを条件とする事後確率による経路R2の到達率である。なお、本説明において、オーバーラインが付いた記号Aを ̄Aと表記している。PRoute a(N3,r| ̄N1,r∩ ̄N2,r)は、経路R1および経路R2において転送に失敗したことを条件とする事後確率による経路R3の到達率である。
 上記(18)式における事後確率の部分を事前に観測可能な相関値によって表現することで、経路品質重みとして利用できる。まず、経路R2の事後確率による到達率について説明する。
 経路R1と経路R2とが互いに無相関で独立の場合は、経路R2の事後確率による到達率は、下記(19)式のようになる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000019
 経路R1と経路R2とが互いに相関が高く独立でない場合は、経路R2の事後確率による到達率は、下記(20)式のようになる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000020
 以上より、経路R2の事後確率による到達率は、下記(21)式のように定義することができる。下記(21)式において、ρ(N1,r,N2,r)は、経路R1と経路R2の間のエラー率の相関(時間相関)である。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000021
 つぎに、経路R3の事後確率による到達率について説明する。
 経路R1と経路R2と経路R3とが互いに無相関で独立の場合は、経路R3の事後確率による到達率は、下記(22)式のようになる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000022
 経路R1と経路R2と経路R3とが互いに相関が高く独立でない場合は、経路R3の事後確率による到達率は、下記(23)式のようになる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000023
 以上より、経路R3の事後確率による到達率は、下記(24)式のように定義することができる。下記(24)式において、ρ(N1,r,N3,r)は、経路R1と経路R3の間のエラー率の相関(時間相関)である。ρ(N2,r,N3,r)は、経路R2と経路R3の間のエラー率の相関(時間相関)である。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000024
 したがって、通信コスト算出装置100は、たとえば上記(18)式、上記(21)式および上記(24)式を用いることで、自ノードから宛先ノードまでの冗長経路におけるルートダイバーシティ効果が大きいほど低い通信コストを算出することができる。
 たとえば、自ノードから宛先ノードまでの複数の経路のうちの優先順位が最も高い経路を主経路、残りの経路を迂回経路とすると、複数の経路全体の到達率は、たとえば下記(25)式により算出することができる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000025
 そして、上記(25)式における経路間の相関は、たとえば下記(26)式により算出することができる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000026
 すなわち、主経路がエラーになった場合に迂回経路がエラーとなる確率を相関によって算出することで、迂回経路の到達率向上の効果を考慮した経路全体の到達率を求めることができる。
(実施の形態にかかる通信コスト算出装置によるルート選択)
 図11は、実施の形態にかかる通信コスト算出装置によるルート選択の一例を示す図である。図11に示す通信システム1100は、ノード1101~1113,1120によって構成されるモバイルアドホックネットワークである。ノード1101~1113,1120のそれぞれは、移動通信が可能なモバイル端末である。
 たとえば、通信コスト算出装置100をノード1102,1110のそれぞれに適用し、ノード1102,1110が、ノード1120を宛先(GD)とする通信コストをノード1101へ通知する場合について説明する。図11に示す例では、ノード1102とノード1120との間には多くの冗長経路がある。一方、ノード1110とノード1120との間には冗長経路が少ない。
 このような場合に、たとえば、ノード1102に適用された通信コスト算出装置100は、ノード1101へ通知する通信コストとして比較的低い通信コストを算出する。また、ノード1110に適用された通信コスト算出装置100は、ノード1101へ通知する通信コストとして比較的高い通信コストを算出する。これにより、ノード1101において、ノード1120を宛先とするデータのノード1101からの送信先について、ノード1110よりもノード1102が選択されやすくなる。
 また、通信コスト算出装置100は、複数の経路の間の通信品質の相関に応じたルートダイバーシティ効果を、ノード1101へ通知する通信コストに反映させることができる。たとえば、ノード1102とノード1120との間に多くの冗長経路があっても、ノード1102とノード1120との間の複数の経路の間の通信品質の相関が強い場合は、ノード1102とノード1120との間のルートダイバーシティ効果は小さくなる。この場合は、ノード1102に適用された通信コスト算出装置100は、ノード1101へ通知する通信コストとして比較的高い通信コストを算出することができる。
 このように、実施の形態にかかる通信コスト算出装置100によれば、自ノードから宛先ノードまでの複数の経路それぞれの通信品質間の時間相関が低いほど低くなる通信コストを算出することができる。これにより、自ノードから宛先ノードまでの冗長経路におけるルートダイバーシティ効果が高いほど低くなる通信コストを算出することができる。このため、ネットワーク状況の時間変動に起因する送信異常を抑制可能な通信コストを算出することができる。
 以上説明したように、通信コスト算出プログラム、通信コスト算出装置および通信コスト算出方法によれば、ネットワーク状況の時間変動に起因する送信異常を抑制可能なコスト情報を生成することができる。
 なお、本実施の形態で説明した通信コスト算出方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD-ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。CD-ROMはCompact Disc-Read Only Memoryの略である。MOはMagneto Optical diskの略である。DVDはDigital Versatile Discの略である。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
 100 通信コスト算出装置
 110 受信部
 120 生成部
 130 算出部
 200 通信装置
 201 CPU
 202 メモリ
 203 通信インタフェース
 209 バス
 300,1100 通信システム
 301~311,900~90R,1010,1021~1023,1030,1040,1101~1113,1120 ノード
 411~41n,511~516 通信コストリスト
 600 経路順位リスト
 700 テーブル

Claims (6)

  1.  自ノードから宛先ノードまでの複数の経路それぞれの複数の異なる時間における通信品質を示す品質情報を受信し、
     受信した前記品質情報に基づき、前記複数の経路それぞれの通信品質間の時間相関を示す相関情報を生成し、
     生成した前記相関情報に基づき、前記自ノードから前記宛先ノードまでの、前記時間相関が低いほど低くなる通信コストを示すコスト情報を算出する、
     処理をコンピュータに実行させることを特徴とする通信コスト算出プログラム。
  2.  前記コスト情報を算出する処理は、前記複数の経路に含まれる第1経路によるデータ送信の成功の確率と、前記第1経路によるデータ送信の失敗を条件とする、前記複数の経路に含まれ前記第1経路と異なる第2経路によるデータ送信の成功の事後確率であって、前記第1経路と前記第2経路との間の前記時間相関に基づく事後確率と、に基づいて前記コスト情報を算出する処理であることを特徴とする請求項1に記載の通信コスト算出プログラム。
  3.  前記事後確率は、前記第2経路によるデータ送信の成功の確率を、前記第1経路と前記第2経路との間の前記時間相関に基づき補正した確率であることを特徴とする請求項2に記載の通信コスト算出プログラム。
  4.  算出した前記コスト情報を他ノードへ送信する処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の通信コスト算出プログラム。
  5.  自ノードから宛先ノードまでの複数の経路それぞれの複数の異なる時間における通信品質を示す品質情報を受信する受信部と、
     前記受信部によって受信された前記品質情報に基づき、前記複数の経路それぞれの通信品質間の時間相関を示す相関情報を生成する生成部と、
     前記生成部によって生成された前記相関情報に基づき、前記自ノードから前記宛先ノードまでの、前記時間相関が低いほど低くなる通信コストを示すコスト情報を算出する算出部と、
     を備えることを特徴とする通信コスト算出装置。
  6.  自ノードから宛先ノードまでの複数の経路それぞれの複数の異なる時間における通信品質を示す品質情報を受信し、
     受信した前記品質情報に基づき、前記複数の経路それぞれの通信品質間の時間相関を示す相関情報を生成し、
     生成した前記相関情報に基づき、前記自ノードから前記宛先ノードまでの、前記時間相関が低いほど低くなる通信コストを示すコスト情報を算出する、
     ことを特徴とする通信コスト算出方法。
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