JP5725173B2 - 無線局、ルーティング方法、無線通信システムおよびルーティング用プログラム - Google Patents

無線局、ルーティング方法、無線通信システムおよびルーティング用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線アドホックネットワークにおける無線局、および当該無線局によるルーティング方法に関する。
無線アドホックネットワークにおいて、各無線局は、自局の通信可能範囲に存在する隣接無線局との間で、宛先無線局までの経路情報を含む経路情報パケットを交換することにより、自局から宛先無線局までの経路を構築する。たとえば、ある無線局が宛先無線局までの経路を複数構築した場合、その無線局は、経路コストが最も小さい経路を最適経路として選択し、選択した経路を使用してデータ伝送を行う。上記の経路コストは、経路上の各リンクの無線品質に応じたコストであるリンクコストを累計したものである。しかしながら、このような経路構築方式では、トラフィック状況を考慮した経路選択が行われていないため、特定の無線局にトラフィックが集中して、その無線局がネットワークのボトルネックになる可能性がある。また、たとえば、ツリー状ネットワークの場合には、特定の無線局(頂上付近の無線局)にトラフィックが集中する。
また、無線アドホックネットワークでは、無線局は、データ送信を行う前にキャリアセンスによりチャネルの空き状況を確認する。そして、所定のしきい値以上の電力を検出した場合、無線局は、チャネルがビジー状態であると判断し、データ送信を行わない。一方、所定のしきい値以上の電力が検出されない場合、無線局は、チャネルがアイドル状態であると判断し、データ送信を開始する。しかしながら、無線アドホックネットワークでは、送信無線局が宛先の受信無線局にデータ送信を行う場合に、送信無線局にとって隠れ端末となる無線局が同時にデータ送信を行うと、受信無線局においてデータの衝突(隠れ端末問題)が発生する。これにより、送信無線局では、送信成功率が低下し、伴って通信容量も低下する。特に、上記のような経路構築方式により構築された経路上のボトルネック無線局においては、隠れ端末問題による受信失敗が頻繁に発生し、受信失敗による再送回数が増加するため、トラフィックがさらに増加することになる。これにより、ネットワーク全体における通信容量の低下が発生する。
一方で、上記のような経路構築方式において、トラフィックが集中する無線局(ボトルネック無線局)を回避して経路構築を行うことが可能な技術が開示されている。具体的には、各無線局が、自局のトラフィック状況に応じたノードコストと、リンクの無線品質に応じたコストとを用いて、リンクコストを計算する。そして、各無線局は、計算により得られたリンクコストを、受信した経路情報パケット中の経路パケットに累計した、自局までの経路コストを生成し、この経路コストを含む経路情報パケットを近隣無線局に送信する。すなわち、無線アドホックネットワーク内の各無線局は、自局のトラフィック状況を反映した経路コストを含む経路情報パケットを、隣接無線局との間で交換する。これにより、ボトルネック無線局を含む経路の経路コストが大きくなるため、各無線局は、上記のような経路構築方式においてボトルネック無線局を回避した経路構築が可能となる。
特開2005−303827号公報
しかしながら、上記従来の技術においては、ボトルネック無線局が宛先無線局または経路上において回避できない無線局(ツリー状ネットワークの頂上付近の無線局等)である場合に、上記の隠れ端末問題を解決することができない、という問題があった。すなわち、ボトルネック無線局を回避する経路構築が不可能な場合には、ボトルネック無線局において、隠れ端末問題による受信失敗が頻繁に発生し、受信失敗による再送回数が増加するため、トラフィックが増加することになる。そのため、ネットワーク全体における通信容量の低下が発生する。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、ボトルネック無線局を回避する経路構築が不可能な場合において、隠れ端末問題によるボトルネック無線局における受信失敗を低減可能なルーティング方法を提供することを目的とする。
本願の開示する無線局は、アドホックネットワークにおいて、リンクコストの累計である宛先までの経路コストが最も小さい経路を、最適経路として選択する無線局であって、自局の通信可能範囲に位置する無線局である隣接無線局のトラフィック量が所定のしきい値を超えた場合に、1よりも大きい数値を重み係数として出力する重み係数決定部と、自局と各隣接無線局とのリンク毎に無線品質に基づくコストである無線品質コストを求め、前記重み係数決定部から重み係数の入力がある場合には、求めた無線品質コストと当該重み係数の乗算結果をリンクコストとし、前記重み係数決定部から重み係数の入力がない場合には、求めた無線品質コストをリンクコストとするコスト計算部と、を有する。
本願の開示する無線局の一つの態様によれば、ボトルネック無線局を回避する経路構築が不可能な場合において、隠れ端末問題による受信失敗を低減することができる、という効果を奏する。
図1は、無線アドホックネットワークにおけるルーティング方法の概要を示す図である。 図2は、従来のルーティング方法の概要を示す図である。 図3は、無線局のハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、無線局の機能ブロック構成の一例を示す図である。 図5は、重み係数決定部の動作を示すフローチャートである。 図6は、経路コスト計算部の動作を示すフローチャートである。 図7は、経路情報パケットのフォーマットの一例を示す図である。 図8は、重み係数決定部の動作を示すフローチャートである。
以下に、本願の開示する無線局、ルーティング方法、無線通信システムおよびルーティング用プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、無線アドホックネットワークにおける本実施例のルーティング方法の概要を示す図である。図1に示す無線アドホックネットワークは、ゲートウェイ(GW)無線局1とその他の無線局2〜8を含み、各無線局がGW無線局1を中心にツリー状に配置されたネットワークを想定する。図1では、一例として、GW無線局1と無線局3と無線局4の通信可能範囲(101,102,103)が示されている。無線アドホックネットワークにおいて、各無線局は、自局の通信可能範囲に存在する隣接無線局との間で、自局までの経路コストを含む経路情報パケットを交換する。これにより、各無線局は、宛先無線局から自局までの経路を構築する。たとえば、無線局2がGW無線局1までの経路を複数構築した場合、無線局2は、経路コストが最も小さい経路を最適経路として選択し、選択した経路を使用してデータ伝送を行う。
なお、本実施例では、一例として、GW無線局1が、ボトルネック無線局であって、かつ宛先無線局または経路上において回避することができない無線局として、動作する場合について説明する。
ここで、本実施例のルーティング方法を説明する前に、従来のルーティング方法について説明する。図2は、従来のルーティング方法の概要を示す図である。なお、図2において、GW無線局1とその他の無線局2〜8の配置、およびGW無線局1と無線局3と無線局4の通信可能範囲(101,102,103)は、図1と同様である。また、図1の斜線部分は、無線局4の隠れ端末エリアを示し、図2の斜線部分は、無線局3の隠れ端末エリアを示す。
たとえば、図2に示すようなネットワークにおいてGW無線局1までの経路を構築するために、まず、GW無線局1は、経路情報パケットをブロードキャストする。この経路情報パケットは、GW無線局1の通信可能範囲101内の無線局3〜8が受信する。この経路情報パケットを受信した無線局3〜8は、それぞれGW無線局1までの経路コストを計算し、その経路コストを経路情報パケットに含めてブロードキャストする。
また、自身の通信可能範囲に位置する各無線局(図1では無線局3,4に対応)から経路情報パケットを受信した無線局2は、各無線局とのリンクの無線品質に基づいてそれぞれのリンクコストを計算する。そして、無線局2は、それぞれのリンクコストを、そのリンクコストの計算に使用した経路情報パケット中の経路コストに加えて、累計経路コストが最も小さい経路を最適経路とする。具体的には、無線局3が送信した経路情報パケット中の経路コストcost(3−1)にリンクコストcost(2−3)を加えた第1経路コストと、無線局4が送信した経路情報パケット中の経路コストcost(4−1)にリンクコストcost(2−4)を加えた第2経路コストとを比較する。比較の結果、無線局2は、経路コストの小さい方の経路を最適経路とする。図2の例では、第1経路コストが第2経路コストより小さいので、無線局2は、経路(2−3−1)を最適経路として選択している(図2の太線の矢印参照)。その後、無線局2は、GW無線局1までの経路(2−3−1)の経路コストを経路情報パケットに含めてブロードキャストする。以上のように隣接無線局間で経路情報パケットを交換することにより、各無線局は、宛先無線局から自局までの経路を構築する。
しかしながら、上記図2に示すような従来のルーティング方法では、トラフィック状況を考慮した経路構築が行われていない。そのため、特定の無線局にトラフィックが集中して、その無線局がネットワークのボトルネックになる可能性がある。また、図2のGW無線局1は、宛先無線局または経路上において回避することができない無線局になっているため、トラフィックが集中している。さらに、トラフィックが集中するボトルネック無線局においては、隠れ端末問題による受信失敗が頻繁に発生し、受信失敗による再送回数が増加する。そのため、ネットワーク全体として、トラフィックが増加することになり、通信容量の低下が発生する。
たとえば、図2に示すようなネットワークにおいては、無線局2が、トラフィック状況を反映していないリンクコスト、すなわち、リンクの無線品質により求めたリンクコストの累計値に基づいて経路を構築している。そのため、無線局2は、経路(2−3−1)の経路コストが経路(2−4−1)の経路コストよりも小さい場合には、トラフィック状況にかかわらず上記のように無線局3を中継無線局として選択する。しかしながら、無線局3とGW無線局1のリンクは、無線局4とGW無線局1のリンクと比較して、距離が遠いため無線品質が悪い。また、図2においては、無線局4にとっての隠れ端末が無線局7,8の2つであるのに対し、無線局3にとっての隠れ端末は無線局6,7,8の3つであるため、無線局3を中継無線局とした経路の方が、隠れ端末の影響を受けやすくなる。すなわち、無線局3とGW無線局1のリンクは、隠れ端末問題による受信失敗が頻繁に発生することになるため、再送の増加によりデータの通信速度が低下する。さらに、隠れ端末問題に起因する再送の増加により、他の無線局からGW無線局1への送信に対する干渉量が増大するため、ネットワークの通信容量が低下する。
そこで、本実施例では、無線アドホックネットワークにおける各無線局が、トラフィック状況を考慮した経路構築を行うこととした。具体的には、各無線局は、経路情報パケットを送信した隣接無線局とのリンクの無線品質に基づいて求めたコスト(以降、無線品質コストと呼ぶ)に、その隣接無線局のトラフィック状況に応じた重み付けを行い、その結果をリンクコストとする。たとえば、本実施例では、各無線局とボトルネック無線局との各リンクにおけるそれぞれの無線品質コストの差が大きくなるように、各無線品質コストに重み係数を乗算する。重み係数は、無線局間で同一かつ1よりも大きい数値とする。つぎに、各無線局は、重み係数の乗算により得られたリンクコストを、そのリンクコストの計算に使用した経路情報パケット中の経路コストに累計して、自局までの経路コストを求める。そして、以上の処理をすべての隣接無線局を対象として実行し、各無線局は、宛先無線局から自局までの経路コストが最も小さい経路を最適経路として選択する。
このような動作により、宛先無線局または経路上において回避することができない無線局がボトルネック無線局である場合において、各無線局は、ボトルネック無線局とのリンクの無線品質が良好な無線局を含む経路を最適経路として選択することになる。そして、ボトルネック無線局とのリンクの無線品質が良好な無線局を含む経路を選択することは、ボトルネック無線局に近い無線局を中継無線局として選択することであるため、結果として、中継無線局にとっての隠れ端末の数を少なくすることができる。これにより、隠れ端末問題によるボトルネック無線局における受信失敗の確率を低減させることができ、伴って再送回数を低減させることができるため、選択経路にボトルネック無線局が含まれる場合であっても、通信速度の低下を抑えることが可能となる。また、再送回数の低減により、他の無線局からボトルネック無線局への送信に対する干渉量も低減させることができるため、選択経路にボトルネック無線局が含まれる場合であっても、ネットワークの通信容量の低下を抑えることができる。
たとえば、図1に示すようなネットワークにおいては、GW無線局1までの経路を構築するために、まず、GW無線局1が、経路情報パケットをブロードキャストする。この経路情報パケットは、GW無線局1の通信可能範囲101内の無線局3〜8が受信する。この経路情報パケットを受信した無線局3〜8は、それぞれ本実施例の計算方法でGW無線局1までの経路コストを計算する。具体的には、GW無線局1にトラフィックが集中しているため、無線局3〜8は、GW無線局1とのリンクの無線品質コストに重み係数α(α>1)を乗算し、その結果をGW無線局1とのリンクのリンクコストとする。たとえば、無線局3により得られるGW無線局1とのリンクのリンクコストは、cost(3−1)×αとなる。また、無線局4により得られるGW無線局1とのリンクのリンクコストは、cost(4−1)×αとなる。そして、無線局3〜8は、それぞれ計算により得られたリンクコストを経路コストとして含めた経路情報パケットをブロードキャストする。
また、自身の通信可能範囲に位置する各無線局(図1では無線局3,4に対応)から経路情報パケットを受信した無線局2は、それぞれ無線局3,4とのリンクのリンクコストを計算する。具体的には、無線局3,4にはトラフィックが集中していないため、無線局2は、無線局3,4とのリンクの無線品質に基づいてそれぞれの無線品質コストを計算し、得られた無線品質コストをリンクコストとする。ここでは、無線局3とのリンクのリンクコストとしてcost(2−3)が得られ、無線局4とのリンクのリンクコストとしてcost(2−4)が得られる。
そして、無線局2は、それぞれのリンクコストを、そのリンクコストの計算に使用した経路情報パケット中の経路コストに累計して宛先無線局から自局までの経路コストを求め、累計経路コストが最も小さい経路を最適経路とする。たとえば、無線局3から得られた経路コストcost(3−1)×αにリンクコストcost(2−3)を加えた第1経路コストと、無線局4から得られた経路コストcost(4−1)×αにリンクコストcost(2−4)を加えた第2経路コストとを比較する。比較の結果、無線局2は、経路コストの小さい方の経路を最適経路として選択する。
たとえば、図1に示すようなネットワークにおいては、無線局4の方が無線局3よりもGW無線局1に近いため、無線局4とGW無線局1との間の無線品質の方が無線局3とGW無線局1との間の無線品質よりも良好である。そのため、本実施例では、無線局2がGW無線局1とのリンクの無線品質が良好な無線局4を中継無線局として選択できるように、重み係数α(α>1)を予め設定しておく。本実施例では、重み係数αの乗算によりリンクコストの差が大きくなることを利用して、経路(2−4−1)の経路コストを経路(2−3−1)の経路コストよりも小さくするような、適切な重み係数αを設定する。これにより、無線局2は、GW無線局1から自局までの最適経路として、無線局4が含まれた経路(2−4−1)を選択することができる。すなわち、本実施例では、上記第2経路コストが上記第1経路コストより小さくなるような重み係数αを予め設定しておくことによって、無線局2が、GW無線局1とのリンクの無線品質が良好な無線局4が含まれた経路(2−4−1)を、最適経路として選択する。
そして、無線局2は、GW無線局1までの経路(2−4−1)の経路コストを経路情報パケットに含めてブロードキャストする。
つづいて、本実施例の無線局(GW無線局1および無線局2〜8)の構成を、図面にしたがって詳細に説明する。図3は、本実施例の無線局のハードウェア構成例を示す図である。図3において、本実施例の無線局は、CPU(Central Processing Unit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等で実現されたプロセッサ部11と、ROM,RAM等のメモリを含む記憶部12とを有する。また、本実施例の無線局は、FPGA等で実現され無線信号の送受信を行う受信部13および送信部14を有する。
プロセッサ部11は、本実施例のルーティング用プログラム等を実行する。記憶部12は、本実施例のルーティング用プログラム等の各種プログラム,処理の過程で得られたデータ等を記憶する。プロセッサ部11は、これらのプログラムを記憶部12から読み出して実行する。
また、図4は、本実施例の無線局の機能ブロック構成の一例を示す図である。図4において、本実施例の無線局は、重み係数決定部21と経路コスト計算部22とトラフィック観測部23と経路情報パケット生成部24と経路テーブル25を有する。なお、重み係数決定部21,経路コスト計算部22,トラフィック観測部23,経路情報パケット生成部24が、上記図3のプロセッサ部11に対応する。また、経路テーブル25が、上記図3の記憶部12に対応する。
重み係数決定部21は、受信部13を介して受信した経路情報パケットに含まれたトラフィック情報に基づいて重み係数を決定する。経路コスト計算部22は、重み係数を用いて経路コストを計算する。トラフィック観測部23は、自局のトラフィックを観測する。経路情報パケット生成部24は、自局のトラフィック情報や、経路テーブル25に登録されている自局から宛先無線局までの経路情報を含む経路情報パケットを生成し、送信部14を介してブロードキャストする。
なお、上記本実施例の無線局のハードウェア構成および機能ブロック構成は、説明の便宜上、本実施例の処理にかかわる構成を列挙したものであり、無線局のすべての機能を表現したものではない。
つづいて、本実施例の無線局の動作を説明する。本実施例の無線局は、自局の通信可能範囲に位置する隣接無線局のトラフィック量が所定のしきい値を超えた場合に、その隣接無線局にトラフィックが集中していると判断する。そして、無線局は、その隣接無線局とのリンクの無線品質に基づいて求めた無線品質コストに重み係数α(α>1)を乗算し、その結果をリンクコストとする。一方、本実施例の無線局は、自局の通信可能範囲に位置する隣接無線局のトラフィック量が所定のしきい値以下の場合に、その隣接無線局にはトラフィックが集中していないと判断する。そして、無線局は、その隣接無線局とのリンクの無線品質に基づいて無線品質コストを計算し、その結果をリンクコストとする。なお、上記所定のしきい値は、ネットワーク運用上の経験値や無線方式の特性等により適宜設定される。また、上記重み係数αは、無線アドホックネットワークを構成する無線局間で同一の値とする。
以下、上記の動作を図面に従い詳細に説明する。図5は、重み係数決定部21の動作を示すフローチャートである。まず、重み係数決定部21は、隣接無線局が送信した経路情報パケットを受信部13経由で受信し(S1)、この経路情報パケットから隣接無線局のトラフィック情報を取得する。つぎに、重み係数決定部21は、トラフィック情報から得られるトラフィック量と、所定のしきい値とを比較する(S2)。たとえば、トラフィック量がしきい値を超えている場合(S2,Yes)、重み係数決定部21は、固定の重み係数αを設定し(S3)、その重み係数αを経路コスト計算部22に出力する(S4)。一方、トラフィック量がしきい値以下の場合(S2,No)、重み係数決定部21は、重み係数を設定せずに処理を終了する。
図6は、経路コスト計算部22の動作を示すフローチャートである。経路コスト計算部22は、隣接無線局が送信した経路情報パケットを受信部13経由で受信し(S11)、経路情報パケットの送信元無線局とのリンクの無線品質に基づいて無線品質コストを計算する(S12)。無線品質コストは、たとえば、受信した経路情報パケットの無線品質により計算してもよいし、一定期間内に受信した経路情報パケットの無線品質の平均値により計算してもよい。また、無線品質としては、たとえば、受信電力値、および信号対雑音比(SNR:Signal to Noise Ratio)等が考えられる。
つぎに、経路コスト計算部22は、重み係数決定部21から重み係数αの入力があるかどうかをチェックする(S13)。重み係数αの入力がある場合(S13,Yes)、経路コスト計算部22は、重み係数αと無線品質コストを乗算し、その結果をリンクコストとする(S14)。一方、重み係数αの入力がない場合(S13,No)、経路コスト計算部22は、無線品質コストをリンクコストとする(S15)。そして、経路コスト計算部22は、リンクコストと、受信した経路情報パケットから取得した宛先無線局までの経路コストとを加算し、その加算結果を自局から宛先無線局までの経路コストとする(S16)。
つぎに、経路コスト計算部22は、S16で求めた経路コストと、経路テーブル25内に登録された自局から宛先無線局までの経路コストとを比較する(S17)。たとえば、S16で求めた経路コストの方が小さい場合(S18,Yes)、経路コスト計算部22は、S16で求めた経路コストに対応する経路を最適経路として経路テーブル25に登録する(S19)。また、経路コスト計算部22は、S16で求めた経路コストを最適経路の経路コストとして経路テーブル25に登録する(S19)。一方、S16で求めた経路コストのほうが大きい場合(S18,No)、経路コスト計算部22は、S16で求めた経路コストに対応する経路を最適経路の候補として経路テーブル25に登録する(S20)。また、経路コスト計算部22は、S16で求めた経路コストを最適経路の経路コストの候補として経路テーブル25に登録する(S20)。なお、S17において、経路テーブル25に自局から宛先無線局までの経路が登録されていない場合、経路コスト計算部22は、S16で求めた経路コストに対応する経路を最適経路として登録し、この経路コストを最適経路の経路コストとして登録する。
つづいて、トラフィック観測部23および経路情報パケット生成部24の動作について説明する。トラフィック観測部23は、自局のトラフィックを観測し、その観測結果であるトラフィック情報を経路情報パケット生成部24に通知する。なお、トラフィック情報としては、単位時間内の送受信回数,チャネルの使用時間率,バッファの蓄積データ量などが考えられる。経路情報パケット生成部24は、トラフィック観測部23から受け取ったトラフィック情報および経路テーブル25から読み出した経路情報(経路,経路コスト)を含めた経路情報パケットを生成する。図7は、経路情報パケットのフォーマットの一例を示す図である。経路情報パケット生成部24は、自局のトラフィック情報のほか、経路テーブル25に登録されている自局から各宛先無線局(宛先局#1〜#N:Nは自然数)までの経路情報を含めた経路情報パケットを生成する。なお、経路情報には、宛先局の識別子(ID),経路コスト,次ホップ転送先IDなどが含まれる。また、経路情報パケットには、ヘッダ情報等も含まれる。
上述したように、無線アドホックネットワークにおいて、各無線局は、隣接無線局のトラフィックが特定のしきい値を超えた場合に、その隣接無線局にトラフィックが集中していると判断する。そして、隣接無線局とのリンクの無線品質に基づいて求めた無線品質コストに重み係数αを乗算し、その結果をリンクコストとする。一方、各無線局は、隣接無線局のトラフィックが特定のしきい値以下の場合に、その隣接無線局にはトラフィックが集中していないと判断する。そして、隣接無線局とのリンクの無線品質に基づいて無線品質コストを計算し、その結果をリンクコストとする。つぎに、各無線局は、上記のように求めたリンクコストと、隣接無線局から宛先無線局までの経路コストとを加算し、自局から宛先無線局までの経路コストを求める。以上の処理をすべての隣接無線局を対象に実行し、各無線局は、自局から宛先無線局までの経路コストが最も小さい経路を最適経路として選択する。
これにより、宛先無線局または経路上において回避することができない無線局がボトルネック無線局である場合において、各無線局は、ボトルネック無線局とのリンクの無線品質が良好な無線局を含む経路を最適経路として選択することになる。すなわち、本実施例では、ボトルネック無線局に近い無線局を中継無線局として選択することになり、中継無線局にとっての隠れ端末の数を少なくすることができるので、隠れ端末問題によるボトルネック無線局における受信失敗の確率を低減させることができる。また、これに伴って、再送回数を低減させることができるため、選択経路にボトルネック無線局が含まれる場合であっても、通信速度の低下を抑えることが可能となる。また、再送回数の低減により、他の無線局からボトルネック無線局への送信に対する干渉量も低減させることができるため、選択経路にボトルネック無線局が含まれる場合であっても、ネットワークの通信容量の低下を抑えることができる。
なお、本実施例では、リンクコストに対する重み係数αの乗算によりボトルネック無線局が含まれる経路の経路コストが大きくなるため、たとえば、ボトルネック無線局を回避した迂回経路が存在する場合には、迂回経路を最適経路として選択することができる。これにより、トラフィックの分散を実現することができる。
以下、実施例2の無線局およびルーティング方法について説明する。なお、実施例2の無線アドホックネットワークの構成は、前述した実施例1の図1と同様である。また、実施例2の無線局のハードウェア構成および機能ブロック構成は、前述した実施例1の図3および図4と同一である。本実施例においては、実施例1と異なる動作について説明する。
本実施例の無線局は、トラフィック量を段階的にレベル分けするための複数のしきい値を有し、隣接無線局のトラフィック量の増加に伴ってしきい値を超える度に、適切な重み係数α1,α2,α3,…(1<α1<α2<α3…)を設定する。そして、その隣接無線局とのリンクの無線品質に基づいて求めた無線品質コストに、トラフィック量に応じた重み係数α1,α2,α3,…を乗算し、その結果をリンクコストとする。一方、本実施例の無線局は、隣接無線局のトラフィック量が最も低いしきい値以下の場合に、隣接無線局にはトラフィックが集中していないと判断する。そして、その隣接無線局とのリンクの無線品質に基づいて無線品質コストを計算し、その結果をリンクコストとする。また、上記重み係数α1,α2,α3,…は、無線アドホックネットワークを構成する無線局間で同一の値とする。
つづいて、上記の動作を図面に従い詳細に説明する。図8は、重み係数決定部21の動作を示すフローチャートである。まず、重み係数決定部21は、隣接無線局が送信した経路情報パケットを受信部13経由で受信し(S21)、この経路情報パケットから隣接無線局のトラフィック情報を取得する。つぎに、重み係数決定部21は、トラフィック情報から得られるトラフィック量と、上記複数のしきい値とを比較し、トラフィック量に応じた重み係数(1,α1,α2,α3,…)を選択する(S22)。なお、重み係数の1は、トラフィックが集中していないと判断した場合に選択される。つぎに、重み係数決定部21は、選択した重み係数を経路コスト計算部22に出力する(S23)。なお、この他の動作は、前述した実施例1と同一である。
上述したように、本実施例の無線局は、実施例1の所定のしきい値に代えて、トラフィック量を段階的にレベル分けするための複数のしきい値を有する。また、本実施例の無線局は、隣接無線局のトラフィック量と複数のしきい値との比較結果に基づいて、適切な重み係数α1,α2,α3,…(1<α1<α2<α3…)を設定する。そして、隣接無線局とのリンクの無線品質に基づいて求めた無線品質コストに、トラフィック量に応じた重み係数α1,α2,α3,…を乗算し、その結果をリンクコストとする。これにより、実施例1の効果に加えて、さらに、トラフィック量に応じた最適経路の構築が可能となる。
1 ゲートウェイ(GW)無線局
2〜8 無線局
11 プロセッサ部
12 記憶部
13 受信部
14 送信部
21 重み係数決定部
22 経路コスト計算部
23 トラフィック観測部
24 経路情報パケット生成部
25 経路テーブル
101〜103 通信可能範囲

Claims (12)

  1. アドホックネットワークにおいて、リンクコストの累計である宛先までの経路コストが最も小さい経路を、最適経路として選択する無線局であって、
    自局のトラフィック量を観測する観測部と、
    前記観測部が観測した自局を通過する全トラフィック量を含む経路情報パケットを生成して報知する生成部と、
    自局の通信可能範囲に位置する無線局である隣接無線局から報知された前記経路情報パケットに含まれる、前記隣接基地局を通過する全トラフィック量が所定のしきい値を超えた場合に、1よりも大きい数値を重み係数として出力する重み係数決定部と、
    自局と各隣接無線局とのリンク毎に無線品質に基づくコストである無線品質コストを求め、前記重み係数決定部から重み係数の入力がある場合には、求めた無線品質コストと当該重み係数の乗算結果をリンクコストとし、前記重み係数決定部から重み係数の入力がない場合には、求めた無線品質コストをリンクコストとするコスト計算部と、
    を有することを特徴とする無線局。
  2. 前記コスト計算部は、隣接無線局とのリンクのリンクコストと、当該隣接無線局から受信した経路情報パケットに含まれる当該隣接無線局から宛先までの経路コストとを加算し、その加算結果を自局から宛先までの経路コストとする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線局。
  3. 前記生成部は、前記コスト計算部により得られる自局から宛先までの経路コストをさらに含む前記経路情報パケットを生成する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の無線局。
  4. 前記重み係数決定部は、前記所定のしきい値として、トラフィック量を段階的にレベル分けするための複数のしきい値を有し、隣接無線局のトラフィック量と前記複数のしきい値との比較結果に基づいて、段階的にレベル分けされたトラフィック量に応じた前記重み係数を出力する、
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の無線局。
  5. アドホックネットワークにおけるルーティング方法であって、
    各無線局が、
    自局のトラフィック量を観測し、
    自局を通過する全トラフィック量を含む経路情報パケットを報知し、
    自局の通信可能範囲に位置する無線局である隣接無線局から報知された前記経路情報パケットに含まれる、前記隣接基地局を通過する全トラフィック量が所定のしきい値を超えていると判断した場合に、1よりも大きい数値を重み係数として決定し、
    自局と各隣接無線局とのリンク毎に無線品質に基づくコストである無線品質コストを求め、前記重み係数が決定されている場合には、求めた無線品質コストと当該重み係数の乗算結果をリンクコストとし、前記重み係数が決定されていない場合には、求めた無線品質コストをリンクコストとし、
    隣接無線局とのリンクのリンクコストと、当該隣接無線局から受信した経路情報パケットに含まれる当該隣接無線局から宛先無線局までの経路コストとを加算し、その加算結果を自局から宛先無線局までの経路コストとし、
    前記自局から宛先無線局までの経路コストが最も小さい経路を最適経路として選択する、
    ことを特徴とするルーティング方法。
  6. 前記各無線局は、
    記自局から宛先無線局までの経路コストをさらに含む前記経路情報パケットを報知する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のルーティング方法。
  7. 前記各無線局は、
    前記所定のしきい値として、トラフィック量を段階的にレベル分けするための複数のしきい値を有し、隣接無線局のトラフィック量と前記複数のしきい値との比較結果に基づいて、段階的にレベル分けされたトラフィック量に応じた前記重み係数を出力する、
    ことを特徴とする請求項5または6に記載のルーティング方法。
  8. アドホックネットワークにおいて、各無線局が、リンクコストの累計である宛先無線局までの経路コストが最も小さい経路を、最適経路として選択する無線通信システムであって、
    各無線局が、
    自局のトラフィック量を観測する観測部と、
    前記観測部が観測した自局を通過する全トラフィック量を含む経路情報パケットを生成して報知する生成部と、
    自局の通信可能範囲に位置する無線局である隣接無線局から報知された前記経路情報パケットに含まれる、前記隣接基地局を通過する全トラフィック量が所定のしきい値を超えた場合に、1よりも大きい数値を重み係数として出力する重み係数決定部と、
    自局と各隣接無線局とのリンク毎に無線品質に基づくコストである無線品質コストを求め、前記重み係数決定部から重み係数の入力がある場合には、求めた無線品質コストと当該重み係数の乗算結果をリンクコストとし、前記重み係数決定部から重み係数の入力がない場合には、求めた無線品質コストをリンクコストとするコスト計算部と、
    を有することを特徴とする無線通信システム。
  9. 前記各無線局のコスト計算部は、隣接無線局とのリンクのリンクコストと、当該隣接無線局から受信した経路情報パケットに含まれる当該隣接無線局から宛先無線局までの経路コストとを加算し、その加算結果を自局から宛先無線局までの経路コストとする、
    ことを特徴とする請求項8に記載の無線通信システム。
  10. 前記生成部は、
    自局のコスト計算部により得られる自局から宛先無線局までの経路コストをさらに含む前記経路情報パケットを生成する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の無線通信システム。
  11. 前記各無線局の重み係数決定部は、前記所定のしきい値として、トラフィック量を段階的にレベル分けするための複数のしきい値を有し、隣接無線局のトラフィック量と前記複数のしきい値との比較結果に基づいて、段階的にレベル分けされたトラフィック量に応じた前記重み係数を出力する、
    ことを特徴とする請求項8、9または10に記載の無線通信システム。
  12. アドホックネットワークにおけるルーティング処理を無線局として動作するコンピュータに実行させるルーティング用プログラムであって、
    自局のトラフィック量を観測し、
    自局を通過する全トラフィック量を含む経路情報パケットを報知し、
    自局の通信可能範囲に位置する無線局である隣接無線局から報知された前記経路情報パケットに含まれる、前記隣接基地局を通過する全トラフィック量が所定のしきい値を超えていると判断した場合に、1よりも大きい数値を重み係数として決定し、
    自局と各隣接無線局とのリンク毎に無線品質に基づくコストである無線品質コストを求め、前記重み係数が決定されている場合には、求めた無線品質コストと当該重み係数の乗算結果をリンクコストとし、前記重み係数が決定されていない場合には、求めた無線品質コストをリンクコストとし、
    隣接無線局とのリンクのリンクコストと、当該隣接無線局から受信した経路情報パケットに含まれる当該隣接無線局から宛先無線局までの経路コストとを加算し、その加算結果を自局から宛先無線局までの経路コストとして記憶部に記憶し、
    前記記憶部に記憶されている自局から宛先無線局までの経路コストが最も小さい経路を、最適経路として選択する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするルーティング用プログラム。
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