WO2017042857A1 - 無線ゲートウェイ装置 - Google Patents

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良一 藤江
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    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/155Ground-based stations

Definitions

  • the sensor terminal information received by the sensor terminal communication unit 11 is stored in the storage unit 12.
  • the storage unit 12 can store sensor terminal information of a predetermined number of sensor terminals. The number of sensor terminal information that can be stored in the storage unit 12 depends on the capacity of the storage unit 12 and how the memory space is used.
  • step S1 the determination unit 14 of the gateway device 1 determines an appropriate resource allocation method by comparing the number N of sensor terminals 2 received by the sensor terminal communication unit 11 with the set value M.
  • the user may determine which resource allocation method to use in step 1 of the initial setting.
  • step S503 the sensor terminal information communication unit 11 of the wireless gateway device 1 receives the sensor terminal information from the sensor terminal 2 and stores it in the storage unit 12. That is, sensor terminal information is acquired.

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Abstract

本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、人工衛星と無線ゲートウェイ装置と間における通信を効率よく運用できる無線ゲートウェイ装置を得ることを目的とする。 本発明によれば、人工衛星と無線ゲートウェイ装置の通信を行う際のリソース割当方式をセンサ端末情報を送信してくるセンサ端末の数に基づいて判定することにより、センサ端末の数に応じて適切なリソース割当方式を適用することができ、効率の良い運用を行うことができる。

Description

無線ゲートウェイ装置
 本発明は、センサ端末情報を収集してデータサーバ等へ送信する無線ゲートウェイ装置に関する。
 モノとモノとの通信(M2M:Machine to Machine)の無線通信方式として、特定小電力無線がある。この特定小電力無線を用いて、無線ゲートウェイ装置が複数のセンサ端末からセンサ端末情報を収集し、無線広域ネットワークを介してサーバ等に送信するシステムが以下の非特許文献1に開示されている。非特許文献1では、無線
ゲートウェイ装置からサーバ等にセンサ端末情報を送信する通信路として、無線広域ネットワークを想定し、無線広域ネットワークにおける複数の無線リソース割当方式について比較した評価結果が記載されている。無線リソースとは、周波数帯域、占有時間等、無線通信回線を利用する上で必要な資源のことをいう。
 上記のようなシステムを、通信インフラが整備されていない山や、通常利用している通信回線網が使用できなくなる災害時にも適用したい場合は、無線ゲートウェイ装置からサーバ等にセンサ端末情報を送信する通信路として、上記無線広域ネットワークに替えて人工衛星回線を使用する。人工衛星回線を用いれば、地上の通信インフラが整備されていない環境や、通常の広域通信網が使用できなくなった環境においても、無線ゲートウェイ装置が収集したセンサ端末情報を人工衛星を経由してサーバ等に送信することができる。
藤江 良一、外2名、電子情報通信学会総合大会、"M2Mゲートウェイ装置における広域NW側無線リソース割当方式"、「通信講演論文集2」、p.631、2015年2月24日
 上記のように人工衛星回線を利用する場合、無線ゲートウェイ装置と人工衛星との間の通信路は、物理的環境や太陽雑音、大気の状況等により地上の通信路に比べて利用できる通信容量が限定されることが多いため、システム運用時に高い通信効率が求められる。上記非特許文献1には、複数のリソース割当方式について比較した評価結果が記載されており、各リソース割当方式には一長一短があることがわかるが、より適切なリソース割当方式を適宜適用して効率良い運用方法を提供するものではない。
 本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、人工衛星と無線ゲートウェイ装置と間における通信を効率よく運用できる無線ゲートウェイ装置を得ることを目的とする。
 本発明に係る無線ゲートウェイ装置は、複数のセンサ端末から送信されたセンサ端末情報を受信するセンサ端末情報受信部と、センサ端末情報受信部が受信したセンサ端末情報を記憶する記憶部と、記憶部に記憶されたセンサ端末情報を人工衛星に送信するセンサ端末情報送信部と、センサ端末情報受信部が受信するセンサ端末情報を送信するセンサ端末の数に基づいて人工衛星とセンサ端末情報送信部の通信を行う際のリソース割当方式を判定する判定部と、判定部によって判定されたリソース割当方式を用いて記憶部に記憶されたセンサ端末情報をセンサ端末送信部から人工衛星に送信する制御を行う制御部と、を備えたものである。
 本発明によれば、人工衛星と無線ゲートウェイ装置の通信を行う際のリソース割当方式をセンサ端末情報を送信してくるセンサ端末の数に基づいて判定することにより、センサ端末の数に応じて適切なリソース割当方式を適用することができ、効率の良い運用を行うことができる。
実施の形態1に係る無線ゲートウェイ装置を適用した通信システムの概念図である。 実施の形態1に係る無線ゲートウェイ装置の構成を示す構成図である。 実施の形態1に係る通信システムの通信処理の流れを示すシーケンス図である。 実施の形態1に係る通信システムにおいて周期的リソース割当方式を用いたときの無線ゲートウェイ装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る通信システムにおいて周期的リソース割当方式を用いたときの通信処理の流れを示すシーケンス図である。 実施の形態1に係る通信システムにおいて送信時リソース割当方式を用いたときの無線ゲートウェイ装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る通信システムにおいて送信時リソース割当方式を用いたときの通信処理の流れを示すシーケンス図である。 実施の形態1に係る無線ゲートウェイ装置の判定部が行う判定動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
 図1は、実施の形態1に係る無線ゲートウェイ装置1で収集したセンサ端末2のセンサ端末情報をデータサーバ5に送信する通信路として、人工衛星回線を使用した通信システムの概念図である。図1の通信システムでは、複数のセンサ端末2が検知したセンサ端末情報が、無線ゲートウェイ装置1に収集され、無線ゲートウェイ装置1から人工衛星3を用いた人工衛星回線を介して基地局4へ送信され、データサーバ5に送信される。
 ここで、センサ端末2は、設置された場所の周囲の温度や湿度などの環境条件を測定し、測定結果をセンサ端末情報として無線回線を介して無線ゲートウェイ装置1に送信するものである。このセンサ端末2が測定するものは、センサとして検知するものであればよく、例えば家庭や施設の電力量等、温度と湿度に限らない。
 センサ端末2の親局は、無線ゲートウェイ装置1である。センサ端末2から送信されたセンサ端末情報は、一度無線ゲートウェイ装置1に収集される。
 無線ゲートウェイ装置1は、収集したセンサ端末情報を人工衛星3を用いた人工衛星回線によりデータサーバ5宛に送出する。人工衛星3と無線ゲートウェイ装置1の間の通信回線である人工衛星回線では、周期的なリソース割当が行われる「周期的リソース割当方式」、人工衛星3が動的にリソース割当を行う「送信時リソース割当方式」などの複数のリソース割当方式が用いられる。人工衛星回線は、物理的環境や太陽雑音、大気の状況等により地上で行う通信に比べて利用できる通信容量が限定されることが多いため、トラヒック量に応じて適したリソース割当方式を使用する必要がある。本発明では、センサ端末情報を送信してくるセンサ端末の台数に基づいて適切なリソース割当方式を判定する。これにより効率的に人工衛星回線を使用した通信を運用することができるものである。
 人工衛星3に送信されたセンサ端末情報は、基地局4へ送信される。基地局4は受信したセンサ端末情報をデータサーバ5に送信し、センサ端末情報がデータサーバ5に保存される。
 次に、無線ゲートウェイ装置1の構成について説明する。図2は、実施の形態1に係る無線ゲートウェイ装置1の構成を示す構成図である。この無線ゲートウェイ装置1においては複数のセンサ端末2から送信されたセンサ端末情報をセンサ端末情報受信部としてのセンサ端末通信部11が受信する。このセンサ端末通信部11が受信したセンサ端末情報は記憶部12に記憶される。この記憶部12に記憶されたセンサ端末情報は、センサ端末情報送信部としての人工衛星通信部15から人工衛星3に送信される。
 また、センサ端末通信部11が受信するセンサ端末情報を送信するセンサ端末の数によって人工衛星3と人工衛星通信部15の間で通信を行う際のリソース割当方式を判定部14が判定する。そして、制御部13は前記判定部14によって判定されたリソース割当方式を用いて、記憶部12に記憶されたセンサ端末情報を人工衛星通信部15から人工衛星3に送信する制御を行う。
 センサ端末通信部11が受信したセンサ端末情報は、記憶部12にて記憶される。記憶部12は、あらかじめ定められた台数のセンサ端末のセンサ端末情報を記憶できる。記憶部12がセンサ端末何台分のセンサ端末情報を記憶できるかは、記憶部12の容量やメモリ空間の使い方によって決まる。
 記憶部12に記憶されたセンサ端末情報は、制御部13によって取り出され、人工衛星通信部15へ送られる。また制御部13は、人工衛星通信部15から人工衛星3へセンサ端末情報を送信する制御を行う。この人工衛星通信部15から人工衛星3へセンサ端末情報を送信する際に人工衛星回線を用いるが、制御部13は判定部14によって判定されたリソース割当方式を適用してセンサ端末情報を送信するように制御を行う。
 判定部14では、人工衛星通信部15から人工衛星3へセンサ端末情報を送信する際に送信時リソース割当方式を用いるか周期的リソース割当方式を用いるかを判定する。この判定は、制御部13のタイマTが時間を測定し、時間T毎に行われる。時間Tはユーザによって設定され、1時間でも1日でも良く、センサ端末2の個数が変化する頻度によって設定することが望ましい。
 ここで、リソース割当方式の一例である送信時リソース割当方式と周期的リソース割当方式について説明する。
 送信時リソース割当方式は、無線ゲートウェイ装置1から人工衛星3へ送信する度に人工衛星3にリソースの割当を要求し、送信のためのリソースを割り当ててもらう方式である。この方式の場合、無線ゲートウェイ装置1がセンサ端末情報を一定量収集してから、人工衛星3への送信を開始することができる。このため、1回の送信処理で送るセンサ端末情報の量と割り当てられるリソースを整合させることができるので、割り当てられたリソースを有効に活用できる。しかし、この方式の場合、無線ゲートウェイ装置1がセンサ端末情報を人工衛星3に送信する度に、人工衛星3に割当要求をしてリソースを割り当ててもらうといった手続きに必要なオーバーヘッドが生じるため、頻繁にセンサ端末情報を送信しなくてはならない場合はオーバーヘッドが多くなり、全体的な人工衛星回線効率は下がってしまう。
 一方、周期的リソース割当方式は、無線ゲートウェイ装置1から人工衛星3へセンサ端末情報を送信するための一定のリソースが、周期的に割り当てられる方式である。一度周期とリソース量を決めれば、送信の度に割当要求の手続きを行う必要がないため、オーバーヘッドを増やさず人工衛星回線を有効に使用できる。しかし、一度の周期の間に収集するセンサ端末情報の量が少ない場合でも、毎回決まったリソースを使ってしまうので、このような場合は1回の送信における送信効率が低くなってしまう。
 以上のように、それぞれのリソース割当方式はセンサ端末情報の量等によって利用効率が変化する。そこで、センサ端末情報の量に応じてリソース割当方式を選択して用いれば、より効率的な送信が行える。ただし、センサ端末情報の量を算出して判定するためには無線ゲートウェイ装置1内で判定処理が複雑になってしまい、装置の負荷を増やしてしまう。そこで、センサ端末情報の量に適したリソース割当方式を簡易的に判定するため、センサ端末情報の量と概ね相関があると考えられるセンサ端末2の台数を用いる。具体的には、上記システムにおいてセンサ端末情報を送信してくるセンサ端末2の台数を、所定のしきい値と比較することで、センサ端末情報の量に適したリソース割当方式を判定し人工衛星回線の利用効率を高めることができる。
 判定部14には、ユーザによって予め設定されたしきい値としての設定値Mが記憶されている。この設定値Mは、収集されるセンサ端末情報のデータ量やセンサからの送信頻度、記憶部12の記憶容量などに応じて、衛星回線を効率的に使うリソース割当方式を判定できるようなしきい値を設定する。例えば、記憶部12が記憶することができるセンサ端末情報の量に対応したセンサ端末2の台数に基づいて予め設定してもよいし、記憶部12の記憶容量とセンサ端末2が送信してくるセンサ端末情報の情報量から無線ゲートウェイ装置1が記憶できるセンサ端末2の数を計算し自動的に求めてもよい。
 ここでは、記憶部12が記憶することができるセンサ端末情報に対応したセンサ端末2の台数を設定値Mとして設定し、センサ端末通信部11が時間Tの間に受信するセンサ端末2を識別して単に台数Nを求め、その受信しているセンサ端末2の台数Nと設定値Mとを比較することにより、適切なリソース割当方式を判定するものとして説明する。
 判定部14は、センサ端末通信部11が受信するセンサ端末情報を送信してくるセンサ端末2の台数Nと設定値Mとを比較し、N≧Mとなる場合、すなわち記憶部12が記憶することができるセンサ端末情報に対応したセンサ端末2の台数よりもセンサ端末通信部11が受信するセンサ端末2の台数Nが多い場合は周期的リソース割当方式を使用すると判定する。また、N<Mとなる場合、すなわち記憶部12が記憶することができるセンサ端末情報に対応したセンサ端末2の台数よりもセンサ端末通信部11が受信するセンサ端末2の台数が少ない場合は送信時割り当て方式を使用すると判定する。なお、設定値Mは使用状況によってユーザが適宜変更することを可能としてもよい。
 以上のようにして判定部14によって判定されたリソース割当方式を用いて、制御部13は、人工衛星通信部15から人工衛星3にセンサ端末情報を送信する制御を行う。
 次に、本実施の形態1に係る無線ゲートウェイ装置1の動作について説明する。図3は、図1に示した通信システムにおける無線ゲートウェイ装置1、センサ端末2、人工衛星3それぞれの間で行われる通信処理の流れを示すシーケンス図である。
 まず、ユーザはあらかじめ無線ゲートウェイ装置1の設定値Mを設定する。また、ユーザはこの時に無線ゲートウェイ装置1の判定部14がリソース割当方式を切替えるまでの時間Tを設定する。
 ステップS1にて、ゲートウェイ装置1の判定部14は、センサ端末通信部11が受信するセンサ端末2の台数Nと設定値Mとを比較することにより、適切なリソース割当方式を判定する。なお、無線ゲートウェイ装置1の起動再開時は、初期設定のステップ1でどちらのリソース割当方式を使用するかをユーザが決定していてもよい。
 ステップS2にて、無線ゲートウェイ装置1の制御部13はこれから使用する割当方式を人工衛星通信部15から人工衛星3へ通知するように制御する。
 ステップS3にて、無線ゲートウェイ装置1の衛星通信部15から次のリソース割当方式が切り替わったことを通知された人工衛星3は、衛星通信部15に応答信号を出す。人工衛星3から応答信号を受けるとステップS4に進む。人工衛星3から応答がない場合、ステップS2に戻り無線ゲートウェイ装置1の制御部13は再度これから使用する割当方式を人工衛星3に通知するように制御する。
 ステップS3で人工衛星3から応答信号を受けると、ステップS4にて、無線ゲートウェイ装置1の制御部13は、センサ端末情報を人工衛星3に送信する際のリソース割当方式として設定する。
 ステップS5では、設定されたリソース割当方式を用いてセンサ端末2のセンサ端末情報が人工衛星3へ送信される。無線ゲートウェイ装置1は、人工衛星3との通信を時間Tの間、設定されたリソース割当方式を用いて行う。
 時間Tが経過すると、次のステップS1において、無線ゲートウェイ装置1の判定部14が、人工衛星3と無線ゲートウェイ装置1の間の人工衛星回線で次の時間Tの間に周期的リソース割当方式と送信時リソース割当方式どちらを用いて通信を行うかを判定する。この判定部14の詳細動作については後述する。
 ステップS1にて無線ゲートウェイ装置1の判定部14に判定されたリソース割当方式を用いて、上述のステップS2からステップS5と同様の処理を実行する。ステップS5は、無線ゲートウェイ装置1の判定部14によって判定されたリソース割当方式を用いて人工衛星3にセンサ端末情報を送信する。
 次に、ステップS5が周期的リソース割当方式であった場合の、センサ端末情報を人工衛星3に送信する動作について説明する。周期的リソース割当方式では、周期t1で無線ゲートウェイ装置1から人工衛星3に収集したセンサ端末情報を送信する。図4は、実施の形態1に係る無線ゲートウェイ装置1と人工衛星3の通信において周期的リソース割当方式を用いた場合の無線ゲートウェイ装置1の動作のフローチャートである。以下、図4のフローチャートに基づいて説明をする。
 まず、ステップS501にて、無線ゲートウェイ装置1の制御部13は人工衛星通信部15から人工衛星3へ割当周期t1を通知する。割当周期とは、無線ゲートウェイ装置1がセンサ端末2からセンサ端末情報を収集して人工衛星3へ送信する周期のことを指す。割当周期t1は、例えば、センサ端末情報を受信しているセンサ端末の台数Nによって決定する。センサ端末情報を受信しているセンサ端末の台数Nによって割当周期を変更する場合は、Nが多いほど周期が短くなり、Nが少ないほど周期が長くなるように設定する。また、割当周期t1を通知するタイミングは、図3のステップS2でリソース割当方式を通知すると同時に通知する。
 ステップS502では、経過時間t2を計時するタイマを起動する。
 ステップS503にて、無線ゲートウェイ装置1のセンサ端末情報通信部11は、センサ端末2からセンサ端末情報を受信し、記憶部12に記憶する。すなわちセンサ端末情報を取得する。
 ステップS504にて、ステップS502で起動したタイマの計時する経過時間t2が割当周期t1を経過すると判定されるまでの間、ステップS503でセンサ端末情報を取得し続ける。ステップS504にてタイマの経過時間がt1を経過すると、ステップS505に進む。
 ステップS505では、制御部13はそれまでに記憶部12に記憶したセンサ端末情報を人工衛星通信部15から人工衛星3へ送信する制御を行う。センサ端末情報を送信し終えると、時間Tが経過するまでステップS502に戻り、ステップS505までの動作を繰り返すことで、センサ端末情報の取得と送信を繰り返す。時間Tが経過していた場合は動作を終了する。
 図5は実施の形態1に係る無線ゲートウェイ装置1と人工衛星3の通信で周期的リソース割当方式を用いた場合の通信処理の流れを示すシーケンス図である。センサ端末2がセンサ端末情報を無線ゲートウェイ装置に送信し、無線ゲートウェイ装置1は人工衛星3へ時間t1の周期で収集したセンサ端末情報を送信する。以上が周期的リソース割当方式を用いた場合の人工衛星3と無線ゲートウェイ装置1の通信動作である。
 次に、ステップS5が送信時リソース割当方式であった場合について説明する。図6は、実施の形態1に係る無線ゲートウェイ装置1と人工衛星3の送信時リソース割当方式を用いた場合の無線ゲートウェイ装置1のフローチャートである。送信時リソース割当方式では、無線ゲートウェイ装置1が収集したセンサ端末情報が記憶部12の蓄積可能量に対して所定の比率に達した時に、無線ゲートウェイ装置1から人工衛星3にリソース割当要求を送信する。人工衛星3は、無線ゲートウェイ装置1からのリソース割当要求を受けると要求に対応したリソースを無線ゲートウェイ装置1に割り当て、無線ゲートウェイ装置1に通知する。無線ゲートウェイ装置1は割り当てられたリソースを使って、人工衛星3に収集したセンサ端末情報を送信する。以下、図6のフローチャートに基づいて説明をする。
 まず、ステップS511にて、無線ゲートウェイ装置1のセンサ端末通信部11は、センサ端末情報を受信し記憶部12に記憶する。すなわちセンサ端末情報を取得する。
 ステップS512にて、取得したセンサ端末情報が無線ゲートウェイ装置1の記憶部12に設定された蓄積可能量に対して所定の比率を超過していた場合はステップS513に進み、超過していなかった場合はステップS511に戻りセンサ端末情報を取得し続ける。蓄積可能量は、ユーザによってあらかじめ設定されていてもよいし、制御部13が受信しているセンサ端末のデータ量から自動的に蓄積可能量を定めてもよい。
 ステップS513では、無線ゲートウェイ装置1の制御部13は、人工衛星通信部15から人工衛星3にリソース割当を要求する。
 ステップS514にて、人工衛星3から応答があった場合はステップS515に進む。応答がなかった場合はステップS515に戻り、再度無線ゲートウェイ1の制御部13は、人工衛星通信部15から人工衛星3にリソース割当を要求する。
 ステップS515では、無線ゲートウェイ装置1の制御部13は、ステップS514において得た人工衛星からの応答に含まれる割当リソースに基づいて、記憶部12に記憶されたセンサ端末情報を人工衛星通信部15から送信する。割り当てリソースとしては、時分割多重における占有時間、タイミング、使用可能な周波数帯域などがある。
 以上のようなセンサ端末情報の送信は、時間Tが経過するまで繰り返される。時間Tが経過すると、送信時リソース割当方式による通信を終了する。以上が送信時リソース割当方式を用いた場合の人工衛星3と無線ゲートウェイ装置1の通信動作である。
 図7は、実施の形態1に係る無線ゲートウェイ装置1と人工衛星3の通信で送信時リソース割当方式を用いた場合の通信処理の流れを示すシーケンス図である。無線ゲートウェイ装置1はセンサ端末情報を収集し、蓄積可能量に対して所定の比率を超過すると人工衛星3へ割当要求を通知し、人工衛星3から許可を得ると収集したセンサ端末情報を送信する。
 以上のように、周期的リソース割当方式と送信時リソース割当方式によるセンサ端末情報の送信は実行される。このような周期的リソース割当方式と送信時リソース割当方式のいずれが効率的に送信を行えるかは、前述のように送る情報の量や発生頻度によって異なる。本実施の形態では、無線ゲートウェイ装置1の判定部14において、以下のようにしてリソース割当方式を選択する。
 図8は、実施の形態1に係る無線ゲートウェイ装置1のステップS6で判定部14が行う判定動作のフローチャートである。判断部14は、時間T毎に、センサ端末情報を受信しているセンサ端末2の台数Nを調べ、あらかじめ設定した設定値Mと比較し、比較結果に応じて周期的リソース割当方式を用いるか送信時リソース割当方式を用いるかを判定する。
 まず、判定部14はステップS61において時間Tを計時しており、前回の判定処理から時間Tが経過したか否かを判断する。時間Tが経過した場合、ステップS62に進み、時間Tのあいだに、無線ゲートウェイ装置1がセンサ端末情報を受信していたセンサ端末2の台数Nを測定する。
 次に、ステップS63にて設定値Mと台数Nを比較する。N≧Mであった場合ステップS64aに進み、N<Mであった場合S64bに進む。
 ステップS64aに進んだ場合、無線ゲートウェイ装置1は周期的リソース割当方式を用いて人工衛星3にセンサ端末情報を送信すると判定する。ステップS64bに進んだ場合、無線ゲートウェイ装置1は送信時リソース割当方式を用いて人工衛星3にセンサ端末情報を送信すると判定する。
 ステップS65にて、ステップS64aあるいはステップS64bの判定結果を制御部13に送る。この動作を終えるとステップS61に戻ることによって動作を繰り返す。
 以上のように、実施の形態1に係る無線ゲートウェイ装置1によれば、センサ端末情報を受信しているセンサ端末2の台数Nにより判定したリソース割当方式を使用して人工衛星3と通信を行う。すなわち、センサ端末情報を受信しているセンサ端末2の台数Nが設定値Mよりも大きい場合は周期的リソース割当方式を使用し、設定値Mよりも小さい場合は送信時リソース割当方式を使用する。これにより、複雑な情報量の算出を行うことなく、簡易にセンサ端末情報の量に適したリソース割当方式を判定できる。これにより、センサ端末情報の量が多いと推定できる場合は周期的リソース割当方式を用いることで、割り当てられるリソースに高い効率で情報を載せ、かつリソースを割り当ててもらうための手続きに必要なオーバーヘッドを抑える方式を選択でき、一方、センサ端末情報の量が少ないと推定できる場合は、送信が必要になったときのみ衛星通信回線を占有することで、無駄な回線利用を抑える方式を選択できる。その結果、人工衛星回線の利用効率を改善することができる。
1.無線ゲートウェイ装置
2.センサ端末
3.人工衛星
4.基地局
5.データサーバ
11.センサ端末通信部
12.記憶部
13.制御部
14.判定部
15.人工衛星通信部

Claims (1)

  1.  複数のセンサ端末から送信されたセンサ端末情報を受信するセンサ端末情報受信部と、
     前記センサ端末情報受信部が受信した前記センサ端末情報を記憶する記憶部と、
     前記記憶部に記憶された前記センサ端末情報を人工衛星に送信するセンサ端末情報送信部と、
     前記センサ端末情報受信部が受信する前記センサ端末情報を送信する前記センサ端末の数に基づいて前記人工衛星と前記センサ端末情報送信部の通信を行う際のリソース割当方式を判定する判定部と、
     前記判定部によって判定された前記リソース割当方式を用いて前記記憶部に記憶された前記センサ端末情報を前記センサ端末送信部から前記人工衛星に送信する制御を行う制御部と、
    を備えた無線ゲートウェイ装置。
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