WO2017037936A1 - ミッション管理装置及びミッション管理方法及びミッション管理プログラム - Google Patents

ミッション管理装置及びミッション管理方法及びミッション管理プログラム Download PDF

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Abstract

推奨ミッション抽出部(104)は、それぞれが適用される電化機器(400)が適用対象機器として指定され、指定されている適用対象機器の機能に関して達成すべきミッションがそれぞれに示される複数のミッションデータの中から、利用者(200)が管轄する電化機器(400)である利用者管轄機器を適用対象機器とするミッションデータを推奨ミッションデータとして抽出する。ウェブアプリケーション(101)は、推奨ミッション抽出部(104)により抽出された推奨ミッションデータに示される推奨ミッションを通知する推奨ミッションメッセージを、利用者(200)の端末装置(300)に送信する。

Description

ミッション管理装置及びミッション管理方法及びミッション管理プログラム
 本発明は、電化機器の利用に関する。
 電化機器の利用者に対し、電化機器の操作ログを元にして省エネルギーに関する評価やアドバイス等を行う技術がある。
 例えば、特許文献1では、エアコンディショナーに対するユーザの操作、消費電力、外気温、在室人数、機器設置場所の情報を組み合わせて、省エネルギーに関する評価結果、推奨設定等を通知する方法が提案されている。
特開2013-191912号公報
 特許文献1の通知方法では、どの利用者に対しても、一律の内容とタイミングによる通知しか行っていない。
 例えば、特許文献1では、エアコンディショナーの電源がONの状態のまま部屋に人がいなくなった場合に最後に部屋を出たと思われる人へ警告を通知したり、エアコンディショナーを設置している部屋にいる人数を把握してその部屋にいる人へエアコンディショナーの推奨設定を通知したりする。
 これらの通知は、どのような利用者に対しても、一律的な通知である。
 このように、特許文献1では、アドバイスは一方的であり、省エネルギー化のための機能を含む、電化機器に備わっている有用な機能を利用者に活用させるような工夫がなされていない。
 このため、特許文献1では、電化機器の様々な機能を利用者に認知させ、有効に活用させることが困難であるという課題がある。
 この発明は、上記のような課題を解決することを主な目的としており、利用者に電化機器の様々な機能の活用を効果的に促すことができる構成を得ることを主な目的とする。
 本発明に係るミッション管理装置は、
 それぞれが適用される機器が適用対象機器として指定され、指定されている適用対象機器の機能に関して達成すべきミッションがそれぞれに示される複数のミッションデータの中から、利用者が管轄する機器である利用者管轄機器を適用対象機器とするミッションデータを推奨ミッションデータとして抽出する推奨ミッション抽出部と、
 前記推奨ミッション抽出部により抽出された前記推奨ミッションデータに示される推奨ミッションを通知する推奨ミッションメッセージを、前記利用者の端末装置に送信する通信部とを有する。
 本発明では、利用者に推奨ミッションを通知することにより利用者の挑戦心や好奇心を刺激することができ、このため、利用者は楽しんで電化機器の機能を活用することができる。
 このように、本発明によれば、利用者に電化機器の機能の活用を効果的に促すことができる。
実施の形態1に係るシステム構成例を示す図。 実施の形態1に係る利用者管轄機器情報の例を示す図。 実施の形態1に係るミッションデータの例を示す図。 実施の形態1に係る電化機器情報の例を示す図。 実施の形態1に係るミッションID-型番情報の例を示す図。 実施の形態1に係る評価結果情報の例を示す図。 実施の形態1に係るミッション管理部の動作例(登録時)を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る推奨ミッション生成処理の例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る推奨ミッション抽出部の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る検索範囲特定情報の例を示す図。 実施の形態1に係る利用者情報管理部の動作例(検索時)を示すフローチャート図。 実施の形態1に係るミッション管理部の動作例(検索時)を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る推奨ミッション評価部の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係るログ情報管理部の動作例(検索時)を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る推奨ミッション管理部の動作例(登録時)を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る推奨ミッション管理部の動作例(利用者への通知時)を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る推奨ミッション管理部の動作例(利用者のミッション完了判断時)を示すフローチャート図。 実施の形態1に係るウェブアプリケーションの動作例(利用者への通知時)を示すフローチャート図。 実施の形態1に係るミッション管理装置のハードウェア構成例を示す図。
 実施の形態1.
 本実施の形態では、電化機器の利用に関する評価やアドバイスを利用者にそのまま通知するのではなく、ゲームでよく利用されるミッションまたはクエストと呼ばれているユーザに対する任務や挑戦という形で電化機器の機能の利用を促進する通知を行う。
 ゲームの場合、通知されたミッションはゲーム内での任務や挑戦であるため利用者はゲーム内で達成を目指すが、本実施の形態のミッションの場合、現実世界における任務や挑戦であるため、利用者は、実際に生活の中でミッションを実践し、ミッションの達成を目指す。
***構成の説明***
 図1は、本実施の形態に係るシステム構成例を示す。
 利用者200は、ミッション管理装置100からミッションの通知を受け取り、ミッションに挑戦する人物である。
 利用者200は、ミッション管理装置100が通知するミッションに挑戦するだけでなく、独自ミッションを作成することができる。
 また、利用者200は、公開されているミッションから挑戦したいミッションを選択することもできる。
 なお、図1では、利用者200は1人しか図示していないが、本実施の形態では、利用者200は複数存在することを前提にしている。
 端末装置300は、利用者200がミッション管理装置100を利用するための端末装置である。
 端末装置300は、ネットワーク600を介してミッション管理装置100と通信可能である。
 端末装置300は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、テレビ、HEMS(Home Energy Management System)等である。
 端末装置300は、利用者200がミッションを確認したり、ミッションに対する操作を行うことが可能な端末装置であれば種類は問わない。
 電化機器400は、利用者200が管轄する電化機器である。
 「管轄」には、利用者200が電化機器400の所有権を有している場合、利用者200が電化機器400の所有権は有していないが電化機器400を利用する権限を与えられている場合(例えば、利用者200が電化機器400をレンタルしている場合)の双方を含む。
 利用者200が管轄している電化機器400を利用者管轄機器ともいう。
 電化機器400は、例えば、エアコンディショナー、テレビ、洗濯機、掃除機等の家電機器である。
 また、電化機器400は、IH(Induction Heating)クッキングヒーター、換気扇、給湯器等の設備機器でもよい。
 また、電化機器400は、外気温センサ、内気温センサ、人感センサ等のセンサでもよい。
 電化機器400は、ネットワーク600に接続していることが望ましいが、ネットワーク600に接続していなくてもよい。
 ホームゲートウェイ500は、電化機器400から収集した操作ログ等の情報をネットワーク600を介してミッション管理装置100に送信する。
 ミッション管理装置100は、複数の利用者200の端末装置300、ホームゲートウェイ500とネットワーク600を介して通信する。
 ミッション管理装置100は、例えば、クラウド上に配置される。
 ミッション管理装置100は、処理部とデータ保管部から構成される。
 処理部は、ウェブアプリケーション101、利用者情報管理部102、推奨ミッション抽出部104、推奨ミッション評価部105、ミッション管理部106、推奨ミッション管理部109、ログ情報管理部111から構成される。
 データ保管部は、利用者情報DB103、ミッションDB107、推奨ミッションDB110、ログ情報DB112から構成される。
 なお、図1では、データ保管部の構成要素は、DB(データベース)と記載しているが、他の保管装置でも構わない。
 ミッション管理装置100には、図19に示すように、プロセッサ901、記憶装置902及び通信装置903というハードウェアが含まれる。
 記憶装置902には、ウェブアプリケーション101、利用者情報管理部102、推奨ミッション抽出部104、推奨ミッション評価部105、ミッション管理部106、推奨ミッション管理部109、ログ情報管理部111の機能を実現するプログラムが記憶されており、プロセッサ901がこれらプログラムを実行して、後述するウェブアプリケーション101、利用者情報管理部102、推奨ミッション抽出部104、推奨ミッション評価部105、ミッション管理部106、推奨ミッション管理部109、ログ情報管理部111の動作を行う。
 図19では、ウェブアプリケーション101、利用者情報管理部102、推奨ミッション抽出部104、推奨ミッション評価部105、ミッション管理部106、推奨ミッション管理部109、ログ情報管理部111の機能を実現するプログラムを実行している状態を模式的に表している。
 また、記憶装置902は、利用者情報DB103、ミッションDB107、推奨ミッションDB110、ログ情報DB112を実現する。
 通信装置903は、ネットワーク600を介して、端末装置300及びホームゲートウェイ500との間で通信を行う。
 ウェブアプリケーション101は、利用者200とミッション管理装置100のインタフェースの役割をする。
 具体的には、ウェブアプリケーション101は通信部として機能し、図19の通信装置903を用いて、利用者200の端末装置300と通信を行う。
 例えば、ウェブアプリケーション101は、端末装置300からの操作や指示を受け付ける。
 また、ウェブアプリケーション101は、端末装置300へコンテンツデータを送信する。
 更に、ウェブアプリケーション101は、推奨ミッション評価部105により決定された送信タイミングに、推奨ミッション抽出部104により抽出された推奨ミッションデータに示される推奨ミッションを通知する推奨ミッションメッセージを、利用者200の端末装置300に送信する。
 推奨ミッションデータ、推奨ミッション及び送信タイミングについては後述する。
 また、ウェブアプリケーション101は、端末装置300から、利用者200による推奨ミッションの実施状況を通知する実施状況メッセージを受信する。
 なお、ウェブアプリケーション101により行われる処理は、通信処理の例に相当する。
 利用者情報管理部102は、利用者200により入力された利用者情報の利用者情報DB103への格納、利用者情報DB103からの利用者情報の読み出しを行う。
 利用者情報には、利用者200の利用者IDに対応付けて氏名やニックネームが示される。
 また、利用者情報には、利用者200が利用する端末装置300の通信アドレスも示される。
 利用者情報は、利用者200が入力した情報である。
 利用者情報管理部102は、利用者200のスケジュール情報、またはミッション管理装置100外の一般的なスケジュールサービスと連携して動作してもよい。
 利用者情報には、利用者200の利用者管轄機器が示される利用者管轄機器情報が含まれる。
 図2に、利用者管轄機器情報の例を示す。
 図2は、2人の利用者(利用者ID=1の利用者と利用者ID=2の利用者)の利用者管轄機器情報の例を示している。
 図2の利用者管轄機器情報では、利用者IDに対応付けて、利用者200が管轄する利用者管轄機器の名称と型番が示される。
 なお、利用者管轄機器情報の形式は、図2に示す形式に限定されない。
 利用者情報DB103は、図19の記憶装置902内のいずれかの記憶領域を用いて、利用者情報を記憶している。
 推奨ミッション抽出部104は、利用者情報DB103に格納されている利用者情報を元に、ミッションDB107に格納されている複数のミッションデータから、利用者200に該当するミッションデータを推奨ミッションデータとして抽出する。
 前述のように、利用者200は複数存在するため、推奨ミッション抽出部104は、利用者200ごとに、利用者情報を元に推奨ミッションデータを抽出する。
 このため、推奨ミッションデータとして抽出されるミッションデータは、利用者200ごとに異なる。
 ミッションデータは、ミッションが示されるデータである。
 ミッションとは、電化機器の機能に関して達成すべき任務や挑戦である。
 各ミッションデータには、それぞれが適用される電化機器が適用対象機器として指定されており、指定されている適用対象機器の機能に関して達成すべきミッションが示される。
 推奨ミッション抽出部104は、利用者200が管轄する電化機器である利用者管轄機器を適用対象機器とするミッションデータを推奨ミッションデータとして抽出する。
 なお、推奨ミッション抽出部104により行われる処理は、推奨ミッション抽出処理の例に相当する。
 なお、以下では、一例として、電力消費を抑制する機能に関するミッションを説明するが、ミッションは、電力消費を抑制する機能に限定されず、電化機器のあらゆる機能について設定することができる。
 ミッションDB107は、図19の記憶装置902内のいずれかの記憶領域を用いて、ミッションデータを記憶している。
 電化機器情報DB108は、図19の記憶装置902内のいずれかの記憶領域を用いて、電化機器情報を記憶している。
 推奨ミッション評価部105は、推奨ミッション抽出部104が抽出した推奨ミッションデータに示される推奨ミッションについての評価を実施する。
 また、推奨ミッション評価部105は、推奨ミッションデータと評価結果とを対応付けた評価結果情報を推奨ミッションDB110に格納する。
 推奨ミッション評価部105は、推奨ミッションメッセージの端末装置300への送信タイミングの評価と、端末装置300へ推奨ミッションメッセージを送信する際に利用者200に通知する指標値の評価を行う。
 どちらの評価も具体的な評価方法は問わない。
 推奨ミッション評価部105は、利用者管轄機器のログ情報及び利用者200の生活パターンが示される生活パターン情報の少なくともいずれかを解析して、推奨ミッションメッセージの送信タイミングを決定する。
 また、推奨ミッション評価部105は、利用者管轄機器のログ情報及び生活パターン情報の少なくともいずれかを解析して、指標値として、推奨ミッションの難易度又は推薦度を決定することができる。
 推奨ミッション評価部105により難易度又は推薦度が指標値として決定された場合は、ウェブアプリケーション101は、推奨ミッションと、推奨ミッション評価部105により決定された指標値とを通知する推奨ミッションメッセージを端末装置300に送信する。
 推奨ミッションDB110は、図19の記憶装置902内のいずれかの記憶領域を用いて、評価結果情報を記憶する。
 ミッション管理部106は、利用者200へ通知する推奨ミッションデータの元となるミッションデータをミッションDB107に格納する。
 ミッション管理部106によりミッションDB107に格納されるミッションデータは、ミッション管理装置100の運用者が生成したミッションデータでもよいし、利用者200が生成したミッションデータでもよい。
 利用者200が生成したミッションデータは端末装置300から、ウェブアプリケーション101を経由してミッション管理部106が受け付けて、ミッションDB107に格納される。
 利用者200が生成したミッションデータは、利用者200の設定により、他の利用者200へ公開することができる。
 また、利用者200が生成したミッションデータに示されるミッションを、他の利用者200への推奨ミッションとして利用することもできる。
 推奨ミッション管理部109は、ウェブアプリケーション101に推奨ミッションメッセージの送信を指示する。
 また、推奨ミッション管理部109は、例えば、実施状況を電化機器の操作ログから取得できない場合に、実施状況メッセージをウェブアプリケーション101から取得し、取得した実施状況メッセージを推奨ミッションDB110に格納する。
 前述したように、実施状況メッセージには、推奨ミッションデータに示される推奨ミッションの利用者200による実施状況が示される。
 推奨ミッション管理部109は、実施状況メッセージを解析し、利用者200が推奨ミッションを達成できていた場合は、ゲームのように、利用者200に対して経験値やポイントを付与してもよい。
 ログ情報管理部111は、ホームゲートウェイ500が収集した電化機器400の操作ログが示されるログ情報を、図19の通信装置903を用いて取得する。
 また、ログ情報管理部111は、取得したログ情報をログ情報DB112に格納する。
 また、ログ情報管理部111は、ログ情報をログ情報DB112から読み出し、推奨ミッション評価部105または推奨ミッション管理部109にログ情報を出力する。
 ログ情報は、利用者200が電化機器400(利用者管轄機器)を操作した履歴が示される情報である。
 ログ情報DB112は、図19の記憶装置902内のいずれかの記憶領域を用いて、ログ情報を記憶する。
***動作の説明***
 次に、本実施の形態に係るミッション管理装置100の動作を説明する。
 利用者情報管理部102は、利用者200がミッション管理装置100の利用を開始する際、または、登録済の利用者情報の確認、変更を行う際に実行される。
 利用者情報管理部102は、ウェブアプリケーション101より利用者情報を取得し、利用者情報DB103へ格納する。
 また、推奨ミッション抽出部104からの要求により、利用者情報DB103から利用者情報を検索し、検索結果を推奨ミッション抽出部104に返却する。
 また、利用者情報管理部102は、ミッション管理装置100外の一般的なスケジュールサービスと連携してもよい。
 利用者情報管理部102は、スケジュールサービスと連携する場合は、ミッション管理装置100の利用者200とスケジュールサービスの対応付け等を行い、推奨ミッション抽出部104からの要求により、連携先のスケジュールサービスからスケジュール情報を取得し、取得したスケジュール情報を推奨ミッション抽出部104に返却する。
 ログ情報管理部111は、定期的、例えば、数分~数時間置きに実行される。
 つまり、ログ情報管理部111は、数分~数時間の間隔で、ホームゲートウェイ500から利用者200の電化機器400のログ情報を取得し、ログ情報をログ情報DB112へ格納する。
 また、ログ情報管理部111は、推奨ミッション評価部105または推奨ミッション管理部109からの要求により、ログ情報DB112からミッションに関連する電化機器400のログ情報を検索し、検索により得られたログ情報を返却する。
 ミッション管理部106は、ミッション管理装置100の運用者または利用者200がミッションデータを登録する際、または、登録済のミッションデータの確認、変更を行う時に実行される。
 ミッション管理部106は、ウェブアプリケーション101よりミッションデータを取得し、取得したミッションデータをミッションDB107へ格納する。
 ミッション管理部106は、ミッションDB107へミッションデータを格納する際に、電化機器情報DB108から電化機器情報を取得する。
 そして、ミッション管理部106は、電化機器情報とミッションデータと対応付ける情報(ミッションID-型番情報という)を生成し、ミッションID-型番情報とミッションデータをミッションDB107へ格納する。
 図3にミッションデータの例を示す。
 図3に示すように、ミッションデータは、「ミッションID」、「カテゴリ」、「機器」、「機能」、「ミッション」、「通知時間帯」の各項目で構成される。
 「ミッションID」の項目には、ミッションの識別子が記述される。
 「カテゴリ」の項目には、ミッションが関連する分野が記述される。
 「機器」の項目には、ミッションが対象とする電化機器の種類が記述される。
 「機能」の項目には、ミッションが対象とする機能が記述される。
 「ミッション」の項目には、利用者200に通知するミッションの内容が記述される。
 「通知時間帯」の項目には、推奨ミッションメッセージを送信する時間帯が記述される。
 図3の例では、エアコンディショナー、空気清浄器を対象にして、健康に関する「おやすみモードにして眠ってみよう!」というミッションが、ミッションID:00012345が付されて登録されていることが示されている。
 また、図3の例では、当該ミッションが利用者200の就寝前に利用者200に通知されることが示されている。
 なお、図3の例では、1つのミッションが複数の電化機器を対象としているが、1つのミッションが1つの電化機器を対象としてもよい。
 また、図4に電化機器情報の例を示す。
 図4に示すように、電化機器情報は、「機器」、「機能」、「型番」、「機能正式名称」の各項目で構成される。
 「機器」及び「機能」は、図3に示すものと同じである。
 「型番」の項目には、「機器」の項目に記述される電化機器の個別の型番が記述される。
 「機能正式名称」の項目には、「型番」の項目に記述される各型番における電力消費抑制機能(「機能」に記述される電力消費抑制機能)の正式名称が記述される。
 図4では、本実施の形態に係るミッション管理装置100で対応しているエアコンディショナーの型番として、「AIRCON-000101」、「AIRCON-000110」、「AIRCON-000300」、「AIRCON-000456」があり、それぞれの「おやすみ」機能の正式名称が「ねむり運転」、「ねむり運転」、「快眠モード」、「ぐっすりモード」であることを示している。
 図5は、ミッションID-型番情報の例を示す。
 図5に示すように、ミッションID-型番情報は、「ミッションID」、「型番」の各項目で構成される。
 「ミッションID」は、図3に示すものと同じである。
 また、「型番」は、図4に示すものと同じである。
 図5において、「型番」には、ミッションデータの適用対象機器が記述されている。
 このように、図5のミッションIDと型番との対応付けにより、ミッションデータには、適用対象機器が指定されている。
 ミッション管理部106は、ウェブアプリケーション101または推奨ミッション抽出部104からの要求により、ミッションDB107から該当するミッションデータを検索する。
 また、ミッション管理部106は、検索により得られたミッションデータをウェブアプリケーション101または推奨ミッション抽出部104に返却する。
 ミッション管理部106は、ウェブアプリケーション101からの要求に従って、利用者200が登録したミッションデータを検索する場合がある。
 また、ミッション管理部106は、ウェブアプリケーション101からの要求に従って、よく挑戦されているミッションのミッションデータを検索する場合がある。
 ミッション管理部106は、予め、ミッションごとに全利用者200の挑戦率を求めておく。
 そして、よく挑戦されているミッションの検索がウェブアプリケーション101から要求された場合に、ミッション管理部106は、挑戦率順の高いにミッションを並び替え、挑戦率順の高い順に並べられたミッションの一覧を返却する。
 また、ミッション管理部106は、推奨ミッション抽出部104からの要求に従って、推奨ミッション抽出部104がミッション管理部106へ前回ミッションデータの検索を要求した時以降に登録されたミッションデータを検索する場合がある。
 ミッション管理部106は、これら以外の要求に対しても、ミッションデータを検索する。
 推奨ミッション抽出部104は、定期的、例えば、1日~数日置きに実行される。
 推奨ミッション抽出部104は、利用者情報管理部102から利用者管轄機器情報(図2)を取得する。
 また、推奨ミッション抽出部104は、ミッション管理部106から、前回の検索要求以降に登録されたミッションデータを取得する。
 また、推奨ミッション抽出部104は、ミッション管理部106から取得したミッションデータの中から、利用者情報管理部102から取得した利用者管轄機器情報に基づき、利用者200の利用者管轄機器についてのミッションデータを推奨ミッションデータとして抽出する。
 より具体的には、推奨ミッション抽出部104は、ミッション管理部106から取得したミッションデータの中から、ミッションID-型番情報(図5)において電化機器情報に示される型番と対応付けられているミッションIDを抽出する。
 例えば、利用者200が図2の利用者ID=1であり、ミッション管理部106から図3のミッションデータを取得している場合は、図5のミッションID-型番情報において、図3のミッションデータは、利用者200の利用者管轄機器であるエアコンディショナー(型番:AIRCON-000101)と対応付けられている。
 このため、推奨ミッション抽出部104は、図3のミッションデータを推奨ミッションデータとして抽出する。
 推奨ミッション評価部105は、推奨ミッション抽出部104により推奨ミッションデータが抽出された場合に実行される。
 推奨ミッション評価部105は、推奨ミッションデータの指標値の評価、及び、推奨ミッションメッセージの送信タイミングの評価を行う。
 また、推奨ミッション評価部105は、推奨ミッションデータと評価結果とを対応付ける評価結果情報を推奨ミッションDB110へ格納する。
 図6は、推奨ミッション評価部105の評価結果情報の例を示す。
 図6に示すように、評価結果情報は、「利用者ID」、「ミッションID」、「型番」、「指標値」、「送信タイミング」の各項目で構成される。
 「利用者ID」は、推奨ミッションの通知先の利用者200の識別子である。
 「ミッションID」は、推奨ミッションのミッションIDである。
 「型番」は、推奨ミッションが対象とする利用者管轄機器の型番である。
 「指標値」は、推奨ミッションの難易度又は推薦度である。
 「送信タイミング」は、推奨ミッションメッセージの端末装置300への送信タイミングである。
 次に、指標値の例である、利用者200にとってのミッションの難易度の計算方法を説明する。
 推奨ミッション評価部105は、難易度の計算をするためにログ情報管理部111から利用者管轄機器である電化機器400のログ情報を取得する。
 そして、推奨ミッション評価部105は、取得したログ情報から、推奨ミッションの通知先の利用者200における推奨ミッションに該当する操作の頻度を求める。
 これまで利用者200において該当操作が全くされていない場合、または、該当操作の頻度が低い場合、利用者200にとって推奨ミッションは難易度が高い。
 一方、該当操作の頻度が高い場合、利用者200にとって推奨ミッションの難易度は低い。
 推奨ミッションに該当する操作の頻度が低い程、難易度が高く、推奨ミッションに該当する操作の頻度が高い程、難易度が低くなる方法であれば、難易度を決定する方法は、どのようなものでもよい。
 推奨ミッション評価部105により算出された難易度の値は、指標値として、推奨ミッションメッセージに含まれる。
 推奨ミッション管理部109は、推奨ミッションの中から、端末装置300に通知する推奨ミッションを選択する必要がある場合は、難易度に基づいて、端末装置300に通知する推奨ミッションを選択するようにしてもよい。
 また、利用者200は、ミッション管理装置100から通知された推奨ミッションから、挑戦するミッションを決定する際に、難易度を参酌してもよい。
 また、指標値は、難易度に限らず、推薦度であってもよい。
 推奨ミッション管理部109は、利用者200のミッションへの挑戦履歴から利用者200の好みによって推薦度を決定することができる。
 例えば、利用者200は料理に関するミッションによく挑戦するため、料理に関する推奨ミッションの推薦度を高くする等が考えられる。
 利用者200が生成したミッションを推奨ミッションとして利用者200に通知する場合は、推奨ミッション管理部109は、利用者200本人が設定した推薦度を指標値として用いるようにしてもよい。
 また、推奨ミッション評価部105は、指標値を決定しなくてもよい。
 次に、推奨ミッション評価部105による推奨ミッションメッセージの送信タイミングの決定方法を説明する。
 推奨ミッション評価部105は、ミッションデータに記述されているデフォルトの通知時間帯と操作ログに基づいて、送信タイミングを決定する。
 図3のミッションデータに示されるミッションを推奨ミッションとして利用者200に通知する場合は、推奨ミッション評価部105は、図3の「通知時間帯」に記述されている「就寝前」に基づき、電化機器400の操作ログ、利用者の生活パターンが示される生活パターン情報等から、平均就寝時間を求める。
 そして、推奨ミッション評価部105は、推奨ミッションメッセージの送信タイミングを、平均就寝時間の例えば10分前と決定する。
 推奨ミッションメッセージの送信タイミングの決定方法は、最適なタイミングを決定できる方法であればどのようなものでもよい。
 また、推奨ミッション評価部105は、利用者200のスケジュール情報が取得できる場合は、スケジュール情報を元に、利用者200が不在であれば推奨ミッションメッセージの送信を保留する等の判断をしてもよい。
 更に、利用者200が生成したミッションを推奨ミッションとして利用者200に通知する場合は、推奨ミッション管理部109は、利用者200本人が設定したタイミングを推奨ミッションメッセージの送信タイミングにして決定してもよい。
 また、推奨ミッション評価部105は、送信タイミングを決定しなくもよい。
 推奨ミッション管理部109は、定期的、例えば、数分~数時間置きに実行される。
 つまり、推奨ミッション管理部109は、数分~数時間ごとに、推奨ミッションDB110に格納されている評価結果情報を参照する。
 そして、評価結果情報に記述されている送信タイミングが近い場合に、推奨ミッション管理部109は、評価結果情報をウェブアプリケーション101に出力する。
 送信タイミングが記載されていない評価結果情報は、推奨ミッション管理部109は、定期的に、古い評価結果情報から順に、または新しい評価結果情報から順に、評価結果情報をウェブアプリケーション101に出力する。
 もしくは、推奨ミッション管理部109は、定期的に、指標値が高い評価結果情報から順に、または指標値が低い評価結果情報から順に、評価結果情報をウェブアプリケーション101に出力する。
 ウェブアプリケーション101は、推奨ミッション管理部109から評価結果情報を取得する。
 そして、ウェブアプリケーション101は、送信タイミングが到来した際に、取得した評価結果情報に記載のミッションIDに対応するミッションデータ(例えば、図3のミッションデータ)を、ミッション管理部106を経由してミッションDB107から取得する。
 更に、ウェブアプリケーション101は、取得したミッションデータに記述されているミッション(例えば、図3の「おやすみモードにして眠ってみよう!」)と、機器(例えば、図3のエアコンディショナー、空気清浄器)とが記述される推奨ミッションメッセージを生成する。
 そして、ウェブアプリケーション101は、評価結果情報に記述される利用者IDに対応する利用者200の端末装置300に推奨ミッションメッセージを送信する。
 また、ウェブアプリケーション101は、例えば、実施状況を電化機器400のログ情報から取得できない場合に、端末装置300から、利用者200による推奨ミッションの実施状況を通知する実施状況メッセージを受信する。
 実施状況メッセージには、利用者200が推奨ミッションを達成したか未達成かが示される。
 ウェブアプリケーション101は、実施状況メッセージを推奨ミッション管理部109に出力する。
 推奨ミッション管理部109は、実施状況メッセージを受け取り、実施状況メッセージを評価結果情報と対応付けて推奨ミッションDB110に格納する。
 なお、推奨ミッションの対象の電化機器400のログ情報から利用者200の推奨ミッションの実施状況が判定できる場合は、推奨ミッション管理部109は、実施状況メッセージの受信を待たずに、ログ情報を解析して実施状況を推奨ミッションDB110に格納してもよい。
 次に、フローチャートを参照して、本実施の形態に係るミッション管理装置100の動作例を説明する。
 以下で説明するミッション管理装置100の動作は、ミッション管理方法及びミッション管理プログラムの例に相当する。
 まず、ミッションデータを登録する際の動作例を説明する。
 ミッション管理部106は、ミッションDB107に対し、ミッションデータの登録、変更、削除、検索を行うが、本実施の形態では、登録時と検索時のミッション管理部106の動作例のみを示す。
 ミッションデータの変更、削除の手順は、DBを更新する一般的な手順と同様である。
 ミッションデータを登録する際のミッション管理部106の動作例は、図7のフローチャートに示される。
 また、ミッションデータの検索の際のミッション管理部106の動作例は、図12のフローチャートに示される。
 ここでは、図7のフローチャートを参照して、ミッションデータを登録する際のミッション管理部106の動作例を説明する。
 ミッションデータの検索の際のミッション管理部106の動作例は、後述する。
 S21では、ミッション管理部106は、ウェブアプリケーション101より、利用者200により入力された登録対象のミッションデータを受け取る。
 ミッション管理部106は、例えば、図3のミッションデータを受け取る。
 なお、ウェブアプリケーション101からミッション管理部106にミッションデータが出力された時点では、ミッションデータにはミッションIDは含まれておらず、ミッション管理部106がミッションデータを受け取った際にミッション管理部106が採番してミッションデータにミッションIDを設定する。
 本実施の形態では、ミッションIDは連番であるとする。
 S22では、ミッション管理部106は、電化機器情報DB108より、登録するミッションデータに記述されている機能が記述されている電化機器情報を取得する。
 図3では機能の欄に「おやすみ」が記述されているので、ミッション管理部106は、電化機器情報DB108より、「おやすみ」が機能の欄に記述されている電化機器の電化機器情報を取得する。
 図4は、「おやすみ」が機能の欄に記述されている電化機器が抽出された電化機器情報である。
 S23では、ミッション管理部106は、登録対象のミッションデータとミッションID-型番情報をミッションDB107へ格納する。
 具体的には、ミッション管理部106は、図3のミッションデータのミッションIDと図4の電化機器情報の型番とを対応付けて図5のミッションID-型番情報を生成する。
 そして、ミッション管理部106は、図3のミッションデータと、図5のID-型番情報とをミッションDB107に格納する。
 図8は、推奨ミッション生成処理の例を示すフローチャートである。
 図8のフローチャートは、定期的に繰り返し実行される。
 S41では、推奨ミッション抽出部104が、指定された実行タイミングが到来しているか否かを判定する。
 実行タイミングが到来している場合は、推奨ミッション抽出部104は、S42の処理を行い、実行タイミングが到来していない場合、推奨ミッション抽出部104は何も処理をしない。
 なお、推奨ミッション抽出部104は、例えばタイマー通知により実行タイミングが到来しているか否かを判定する。
 S42では、推奨ミッション抽出部104は、ミッションDB107に格納されているミッションデータから利用者200ごとに推奨ミッションデータを抽出する。
 S42の詳細は、図9にて説明する。
 S43では、推奨ミッション評価部105が、指標値と送信タイミングを求める。
 S43の詳細は、図13にて説明する。
 図9は、図8のS43の詳細を示すフローチャートである。
 S51では、推奨ミッション抽出部104が、ミッションDB107の検索範囲を特定するための検索範囲特定情報を図19の記憶装置902から取得する。
 具体的には、推奨ミッション抽出部104は、ミッションIDに関する検索範囲特定情報を取得する。
 検索範囲特定情報の内容、定義方法は問わないため、検索範囲特定情報をDBやファイル等で予め定義したり、推奨ミッション抽出部104が動的に決定してもよい。
 図10は検索範囲特定情報の例を示す。
 図10において、実行済ミッションIDは、前回推奨ミッション抽出部104が実行された時にミッション管理部109で行われた検索で検索範囲となったミッションID群のうちの最後尾のミッションIDである。
 つまり、実行済ミッションIDより後のミッションIDは、前回の検索の検索範囲に含まれていない。
  このため、実行済みミッションIDより後のミッションIDが今回の検索の検索範囲となる。
 図10の例では、利用者ID=1の場合、ミッションID=00012340までが検索済みであるため、ミッションID=00012341以降のミッションデータが今回の検索範囲となる。
 なお、図10の検索範囲特定情報では、実行済ミッションIDで検索範囲が特定されているが、前回の検索の実行時刻で検索範囲が特定されるようにしてもよい。
 また、推奨ミッション抽出部104は、検索範囲特定情報を利用しなくてもよいが、その場合は、ミッションDB107に登録されている全てのミッションデータを検索範囲とする検索が行われるため、検索が完了するまでに時間がかかる。
 S52では、推奨ミッション抽出部104は、検索範囲特定情報に記載の全て利用者に対して推奨ミッションデータの抽出が完了しているか否かを判定する。
 全利用者の推奨ミッションデータの抽出が完了している場合は、推奨ミッション抽出部104は処理を終了する。
 一方、推奨ミッションデータの抽出が完了していない利用者がある場合は、推奨ミッション抽出部104はS53の処理を行う。
 S53では、推奨ミッション抽出部104は、検索条件として、検索範囲特定情報に記載されている利用者IDを利用者情報管理部102に出力する。
 そして、推奨ミッション抽出部104は、利用者情報管理部102から当該利用者IDに対応する利用者情報を取得する。
 例えば、推奨ミッション抽出部104は、図10の利用者ID=1に対応する利用者情報を取得する。
 利用者情報管理部102の動作は、図11を参照して後述する。
 S54では、推奨ミッション抽出部104は、検索条件として、検索範囲特定情報に記載されている実行済みミッションIDを、ミッション管理部106に出力する。
 そして、推奨ミッション抽出部104は、検索条件に合致するミッションIDの一覧を取得する。
 例えば、推奨ミッション抽出部104は、図10の実行済ミッションID=00012345を、ミッション管理部106に出力する。
 そして、推奨ミッション抽出部104は、実行済ミッションID=00012340より後のミッションIDの一覧をミッション管理部106から取得する。
 ミッション管理部106の動作は、図12を参照して後述する。
 S55では、推奨ミッション抽出部104は、S54で取得したミッションIDの一覧から、S53で取得した利用者情報に含まれる利用者管轄機器情報(図2)に示される型番に対応するミッションIDを抽出する。
 推奨ミッション抽出部104は、利用者IDと利用者管轄機器の型番を推奨ミッション評価部105に出力し、更に、抽出したミッションIDの一覧を推奨ミッションID一覧として推奨ミッション評価部105に出力する。
 推奨ミッション抽出部104が抽出したミッションIDは推奨ミッションデータのミッションIDであるため、推奨ミッション抽出部104は、抽出したミッションIDの一覧を推奨ミッションID一覧として推奨ミッション評価部105に出力する。
 推奨ミッションID一覧に含まれるミッションIDを推奨ミッションIDという。
 なお、推奨ミッション評価部105に出力される利用者IDは、図10の検索範囲特定情報に記述されている利用者IDである。
 また、推奨ミッション評価部105に出力される利用者管轄機器の型番は、図2の利用者管轄機器情報に示される型番のうち、推奨ミッションIDの抽出に用いられた型番である。
 S55において、推奨ミッション抽出部104は、S54で取得した一覧に含まれるミッションIDのうち、図5のID-型番情報において、利用者管轄機器情報(図2)に示される型番に対応付けられているミッションIDを抽出する。
 例えば、S54で実行済ミッションID=00012340より後のミッションデータの一覧を取得した場合は、推奨ミッション抽出部104は、図5のID-型番情報において、図2の利用者ID=1に対応する型番と対応付けられているミッションIDを推奨ミッションIDとして抽出する。
 次に、図11のフローチャートを参照して、利用者情報管理部102の動作例を説明する。
 利用者情報管理部102は、利用者情報DB103に対し、利用者情報の登録、変更、削除、検索を行うが、図11では、利用者情報の検索時の動作例を示す。
 利用者情報の登録、変更、削除の手順は、DBを更新する一般的な手順と同様である。
 S01では、利用者情報管理部102は、ウェブアプリケーション101、または、推奨ミッション抽出部104より、利用者情報DB103の検索条件を取得する。
 利用者情報管理部102は、検索条件として、例えば、利用者IDを受け取る。
 S02では、利用者情報管理部102は、利用者情報DB103より、S01で受け取った検索条件に該当する利用者情報を取得する。
 前述したように、利用者情報には、図2に例示する利用者管轄機器情報が含まれる。
 利用者情報管理部102は、検索条件として利用者ID=1を受け取った場合は、図2の利用者管轄機器情報において、利用者ID=1と対応付けられている6個の型番の情報(「AIRCON-000101」から「WATERHEATER-000028」まで)を取得する。
 そして、利用者情報管理部102は、利用者情報DB103から取得した利用者情報(前述の6個の型番の情報を含む)を、要求元であるウェブアプリケーション101、または、推奨ミッション抽出部104へ返却する。
 図12は、ミッション管理部106のミッションデータ検索時の動作例を示すフローチャートである。
 S31では、ミッション管理部106は、ウェブアプリケーション101、または、推奨ミッション抽出部104より、ミッションDB107の検索条件を受け取る。
 ミッション管理部106は、例えば、検索範囲を指定するミッションIDを受け取る。
 S32では、ミッション管理部106は、ミッションDB107より、検索条件に該当するミッションデータの一覧を取得する。
 ミッション管理部106は、例えば、推奨ミッション抽出部104より図10に示す実行済みミッションIDを検索条件として受け取った場合は、実行済みミッションIDより後のミッションIDの一覧を取得する。
 そして、ミッション管理部106は、ミッションIDの一覧を、要求元であるウェブアプリケーション101、または、推奨ミッション抽出部104へ返却する。
 図13は、推奨ミッション評価部105の動作例を示すフローチャートである。
 図13は、図8のS43の詳細を示す。
 S61では、推奨ミッション評価部105は、図9のS55において推奨ミッション抽出部104から出力された利用者IDと、利用者管轄機器の型番と、推奨ミッションID一覧を受け取る。
 S62では、推奨ミッション評価部105は、S61で取得した推奨ミッションID一覧の全ての推奨ミッションIDに対する評価が完了したか否かを判定する。
 全ての推奨ミッションIDに対する評価が完了している場合は、推奨ミッション評価部105は処理を終了する。
 一方、評価が完了していない推奨ミッションIDがある場合は、推奨ミッション評価部105はS63の処理を行う。
 S63では、推奨ミッション評価部105は、検索条件をログ情報管理部111に出力し、検索条件に合致するログ情報の一覧をログ情報管理部111から取得する。
 具体的には、推奨ミッション評価部105は、S61で取得した利用者IDと利用者管轄機器の型番を検索条件としてログ情報管理部111に出力する。
 そして、推奨ミッション評価部105は、検索条件である利用者IDと利用者管轄機器の型番に該当するログ情報の一覧をログ情報管理部111から取得する。
 例えば、推奨ミッション評価部105が利用者ID=1、利用者管轄機器の型番=AIRCON-000101を検索条件としてログ情報管理部111に出力した場合を想定する。
 この場合は、推奨ミッション評価部105は、利用者ID=1の利用者のエアコンディショナー(型番:AIRCON-000101)の操作履歴であるログ情報の一覧をログ情報管理部111から取得する。
 なお、推奨ミッション評価部105は、他の方法により検索条件を指定することができる。
 ログ情報管理部111の動作は、図14を参照して後述する。
 S64では、推奨ミッション評価部105は、S63で取得したログ情報の一覧に含まれるログ情報の数をカウントし、指標値を求める。
 前述のように、指標値として、難易度又は推薦度が想定される。
 難易度を求める場合は、推奨ミッション評価部105は、利用者の操作回数について難易度の基準を予め定義しておき、ログ情報のカウント数と、難易度の基準とを比較して、難易度を決定する。
 例えば、月2回以下の頻度で電化機器が操作されている場合は難易度=高または難易度=3、月3回以上、10回以下の頻度で電化機器が操作されている場合は難易度=中または難易度=2、月11回以上の頻度で電化機器が操作されている場合は難易度=低または難易度=1という基準が設けられている場合を想定する。
 そして、ログ情報のカウント数が「5」であれば、推奨ミッション評価部105は、推奨ミッションの難易度を「中」または「2」と決定する。
 推奨ミッション評価部105は、他の方法により指標値を決定してもよい。
 S65では、推奨ミッション評価部105は、S63で取得したログ情報より、推奨ミッションメッセージの送信タイミングを求める。
 推奨ミッション評価部105は、例えば、S63で取得したログ情報の発生時刻の平均値や中央値等を利用して送信タイミングを決定する。
 また、推奨ミッション評価部105は、推奨ミッションデータにデフォルトの通知時間帯が記述されている場合は、ログ情報の発生時刻の平均値や中央値等と通知時間帯とを照合して、送信タイミングを決定する。
 また、推奨ミッション評価部105は、ログ情報から利用者の典型的な行動パターンを推定し、利用者の典型的な行動パターンと、推奨ミッションデータに記述されている通知時間帯とを照合して送信タイミングを決定するようにしてもよい。
 S66では、推奨ミッション評価部105は、図6に例示した評価結果情報を生成し、生成した評価結果情報を推奨ミッション管理部109に出力する。
 なお、推奨ミッション評価部105は、S61で受け取った利用者ID、利用者管轄機器の型番、推奨ミッションID一覧の推奨ミッションID、S64で求めた指標値、S65で求めた送信タイミングを組み合わせて、評価結果情報を生成する。
 なお、図13では、推奨ミッション評価部105は、ログ情報を用いて指標値と送信タイミングを求めているが、利用者の生活パターンが示される生活パターン情報を用いて指標値と送信タイミングを求めてもよい。
 また、推奨ミッション評価部105は、ログ情報と生活パターン情報の双方を用いて指標値と送信タイミングを求めてもよい。
 次に、図14のフローチャートを参照して、ログ情報管理部111の動作例を説明する。
 ログ情報管理部111は、ログ情報DB112に対し、収集した電化機器400の操作ログ等のログ情報の登録、削除、検索を行うが、図14では、ログ情報の検索時の動作例を示す。
 ログ情報の登録、削除の手順は、DBを更新する一般的な手順と同様である。
 S11では、ログ情報管理部111は、推奨ミッション評価部105より、ログ情報DB112の検索条件を受け取る。
 検索条件は、例えば、前述したように、利用者ID及び利用者管轄機器の型番である。
 また、ログ情報管理部111は、検索範囲の日時や、特有の文字列等を検索条件として受け取ってもよい。
 S12では、ログ情報管理部111は、ログ情報DB112より、S11で受け取った検索条件に該当するログ情報の一覧を取得する。
 そして、ログ情報管理部111は、S12で取得したログ情報の一覧を、要求元である推奨ミッション評価部105へ返却する。
 次に、推奨ミッション管理部109の動作例を説明する。
 推奨ミッション管理部109は、推奨ミッションDB110に対し、推奨ミッションの登録、変更、削除、検索、推奨ミッションの利用者への通知、利用者のミッション完了判断を行う。
 図15に、推奨ミッションの登録の際の推奨ミッション管理部109の動作例を示す。
 また、図16に、推奨ミッションの利用者への通知の際の推奨ミッション管理部109の動作例を示す。
 また、図17に、利用者のミッションの完了を判断する際の推奨ミッション管理部109の動作例を示す。
 推奨ミッションの変更、削除の手順は、DBを更新する一般的な手順と同様である。
 図15において、S71では、推奨ミッション管理部109は、推奨ミッション評価部105より、評価結果情報を受け取る。
 つまり、推奨ミッション管理部109は、図13のS66で推奨ミッション評価部105により出力された評価結果情報を受け取る。
 S72では、推奨ミッション管理部109は、S71で受け取った評価結果情報を推奨ミッションDB110に格納する。
 次に、図16のフローチャートを説明する。
 図16のフローは、定期的に繰り返される。
 S81では、推奨ミッション管理部109は、指定された実行タイミングが到来しているか否かを判定する。
 実行タイミングが到来している場合は、推奨ミッション管理部109は、S82の処理を行い、実行タイミングが到来していない場合、推奨ミッション管理部109は何も処理をしない。
 なお、推奨ミッション管理部109は、例えばタイマー通知により実行タイミングが到来しているか否かを判定する。
 S82では、推奨ミッション管理部109は、推奨ミッションDB110から、現在時刻と近い送信タイミングが記述されている評価結果情報を取得する。
 推奨ミッション管理部109は、例えば、送信タイミングが現在時刻から1時間以内にある評価結果情報を取得する。
 S83では、推奨ミッション管理部109は、S82で取得した評価結果情報の指標値を元に、利用者へ通知する推奨ミッションを決定する。
 つまり、推奨ミッション管理部109は、S82で取得した評価結果情報の中から、任意数の評価結果情報を選択する。
 S83において、推奨ミッション管理部109は、例えば、利用者200ごとに、指標値である難易度が高、中、低の評価結果情報を1件ずつ選択するようにしてもよい。
 また、推奨ミッション管理部109は、利用者がよく挑戦する難易度(例えば、難易度=中)が記述されている評価結果情報を規定数(例えば、5件)選択するようにしてもよい。
 推奨ミッション管理部109は、他の基準により、利用者200に通知する推奨ミッション、すなわち、評価結果情報を選択するようにしてもよい。
 また、推奨ミッション管理部109は、S82で取得した全ての評価結果情報を選択してもよい。
 S84では、推奨ミッション管理部109は、S83で決定した評価結果情報をウェブアプリケーション101に出力する。
 次に、図18のフローチャートを参照して、推奨ミッションメッセージ送信時のウェブアプリケーション101の動作例を説明する。
 S1001では、ウェブアプリケーション101は、推奨ミッション管理部109から評価結果情報を受け取る。
 S1002では、ウェブアプリケーション101は、S1001で受け取った評価結果情報に示される送信タイミングが到来しているか否かを判定する。
 送信タイミングが到来していない場合は、ウェブアプリケーション101は、送信タイミングが到来するまで待つ。
 送信タイミングが到来している場合は、ウェブアプリケーション101は、S1003の処理を行う。
 なお、ウェブアプリケーション101は、例えばタイマー通知により送信タイミングが到来しているか否かを判定する。
 S1003では、ウェブアプリケーション101は、推奨ミッションメッセージを生成する。
 具体的には、ウェブアプリケーション101は、送信タイミングが到来した評価結果情報に示されるミッションIDを検索条件としてミッション管理部106から推奨ミッションデータを取得する。
 そして、ウェブアプリケーション101は、取得した推奨ミッションデータに示されるミッションと機器とを用いて、推奨ミッションメッセージを生成する。
 例えば、ウェブアプリケーション101は、図3のミッションデータを取得した場合は、「おやすみモードにして眠ってみよう!」と、「エアコンディショナー、空気清浄器」が含まれる推奨ミッションメッセージを生成する。
 S1004では、ウェブアプリケーション101は、図19の通信装置903を用いて、S1003で生成した推奨ミッションメッセージを、該当する端末装置300に送信する。
 なお、ウェブアプリケーション101は、利用者情報に記載に通信アドレスを、推奨ミッションメッセージの送信先アドレスとして使用する。
 次に、図17のフローチャートを参照して、推奨ミッション管理部109の利用者のミッション完了判断時の動作例を説明する。
 図17は、推奨ミッション管理部109が、ログ情報を解析して利用者200の推奨ミッションの実施状況を判定する際の動作例を示す。
 図17のフローは、利用者ごとに定期的に繰り返し実行される。
 S91では、推奨ミッション管理部109は、指定された実行タイミングが到来しているか否かを判定する。
 実行タイミングが到来している場合は、推奨ミッション抽出部104は、S92の処理を行う。
 一方、実行タイミングが到来していない場合は、推奨ミッション抽出部104は何も処理をしない。
 S92では、推奨ミッション管理部109は、検索条件をログ情報管理部111に出力し、検索条件に合致するログ情報の一覧をログ情報管理部111から取得する。
 具体的には、推奨ミッション管理部109は、推奨ミッションを通知した利用者の利用者IDと推奨ミッションの対象の利用者管轄機器の型番を検索条件としてログ情報管理部111に出力する。
 そして、推奨ミッション管理部109は、検索条件である利用者IDと利用者管轄機器の型番に該当するログ情報の一覧をログ情報管理部111から取得する。
 S93では、推奨ミッション管理部109は、S92で取得したログ情報の一覧に、利用者へ通知済の推奨ミッションに該当するログ情報が存在するかを判定する。
 例えば、図3のミッションデータの「おやすみモードにして眠ってみよう!」が推奨ミッションとして利用者に通知されている場合は、推奨ミッション管理部109は、「エアコンディショナー」のログ情報に「ねむり運転」(図4)を設定する操作が含まれ、「空気清浄器」のログ情報の一覧に「おやすみモード」(図4)を設定する操作が含まれているか否かを判定する。
 S93において、該当するログ情報が存在する場合は、推奨ミッション管理部109はS95の処理を行う。
 一方、該当するログ情報が存在しない場合、推奨ミッション管理部109は、S94の処理を行う。
 S94では、推奨ミッション管理部109は、ウェブアプリケーション101から実施状況メッセージを取得する。
 S95では、推奨ミッション管理部109は、通知済の推奨ミッションの完了を推奨ミッションDB110に格納する。
 具体的には、推奨ミッション管理部109は、該当する評価結果情報(図6)に、利用者200が推奨ミッションを実施した旨の値を設定する。
***実施の形態の効果の説明***
 このように、本実施の形態では、ミッション管理装置が、全利用者向けに登録されたミッションから利用者情報を元に、利用者ごとに、推奨ミッションを抽出する。
 そして、ミッション管理装置は、利用者の電化機器の操作ログや利用者のスケジュール情報等から推奨ミッションの適切な通知タイミングを判定する。
 このため、本実施の形態によれば、利用者ごとに適切なミッションを適切なタイミングで通知することができる。
 また、本実施の形態に係るミッション管理装置は、利用者ごとにミッションの難易度や推薦度等の指標値を設定する。
 このため、本実施の形態によれば、例えば、難易度が高、中、低のミッションを1つずつ選択する等、バランスよく利用者にミッションを提示することができる。
 従って、利用者はその日の気分や状況により挑戦しやすいミッションに挑戦することができる。
 また、本実施の形態では、アドバイスではなくミッションという形で電化機器の機能を利用者に提示することにより、ゲームのように、利用者の挑戦したくなる気持ちを高めることできる。
 このため、利用者は、楽しく、積極的に利用したことのない電化機器の機能の利用を開始することができる。
 また、利用者に対して経験値やポイントを付与すれば、利用者は、自身の行動が可視化されるため、更に、電化機器の新たな機能の利用を促進することができる。
 また、ミッション内容を工夫することにより、利用者が使用していない電化機器の機能の利用を促進させることができる(例えば、「今日はごはんのふっくら炊きに挑戦!」というミッションと当該機能の使い方の提示)。
 また、ミッション内容を工夫することにより、省エネルギーを効率的に促進させることもできる(例えば、「エアコンディショナー設定30℃+扇風機に1時間だけチャレンジ!」、「2時間以内に家族全員がお風呂に入れるかな?」というミッションの提示)。
 また、ミッション内容を工夫することにより、利用者の料理のレパートリーの増加を促進させることもできる(例えば、「電子レンジでローストビーフはいかが?」というミッションの提示)。
 また、本実施の形態に係るミッション管理装置は、適用分野も特に問わず、例えば、子供向け教育においても、教師が自習ミッションを作成し、子供たちがそのミッションに挑戦する等の活用も可能である。
***ハードウェア構成の説明***
 最後に、ミッション管理装置100のハードウェア構成の補足説明を行う。
 ミッション管理装置100はコンピュータである。
 図19に示すプロセッサ901は、プロセッシングを行うIC(Integrated
 Circuit)である。
 プロセッサ901は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等である。
 図19に示す記憶装置902は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等である。
 図19に示す通信装置903は、データを受信するレシーバー及びデータを送信するトランスミッターを含む。
 通信装置903は、例えば、通信チップ又はNIC(Network Interface Card)である。
 また、記憶装置902には、OS(Operating System)も記憶されている。
 そして、OSの少なくとも一部がプロセッサ901に実行される。
 プロセッサ901はOSの少なくとも一部を実行しながら、ウェブアプリケーション101、利用者情報管理部102、推奨ミッション抽出部104、推奨ミッション評価部105、ミッション管理部106、推奨ミッション管理部109、ログ情報管理部111(以下、これらをまとめて「部」という)の機能を実現するプログラムを実行する。
 図19では、1つのプロセッサが図示されているが、ミッション管理装置100が複数のプロセッサを備えていてもよい。
 また、「部」の処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値が、記憶装置902、又は、プロセッサ901内のレジスタ又はキャッシュメモリに記憶される。
 また、「部」の機能を実現するプログラムは、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD等の可搬記憶媒体に記憶される。
 また、「部」を「プロセッシングサーキットリー」又は「回路」又は「工程」又は「手順」又は「処理」に読み替えてもよい。
 「プロセッシングサーキットリー」又は「回路」は、プロセッサ901だけでなく、ロジックIC又はGA(Gate Array)又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)又はFPGA(Field-Programmable Gate Array)といった他の種類の処理回路をも包含する概念である。
 100 ミッション管理装置、101 ウェブアプリケーション、102 利用者情報管理部、103 利用者情報DB、104 推奨ミッション抽出部、105 推奨ミッション評価部、106 ミッション管理部、107 ミッションDB、108 電化機器情報DB、109 推奨ミッション管理部、110 推奨ミッションDB、111 ログ情報管理部、112 ログ情報DB、200 利用者、300 端末装置、400 電化機器、500 ホームゲートウェイ、600 ネットワーク。

Claims (8)

  1.  それぞれが適用される機器が適用対象機器として指定され、指定されている適用対象機器の機能に関して達成すべきミッションがそれぞれに示される複数のミッションデータの中から、利用者が管轄する機器である利用者管轄機器を適用対象機器とするミッションデータを推奨ミッションデータとして抽出する推奨ミッション抽出部と、
     前記推奨ミッション抽出部により抽出された前記推奨ミッションデータに示される推奨ミッションを通知する推奨ミッションメッセージを、前記利用者の端末装置に送信する通信部とを有するミッション管理装置。
  2.  前記ミッション管理装置は、更に、
     前記利用者管轄機器のログ情報及び前記利用者の生活パターンが示される生活パターン情報の少なくともいずれかを解析して、前記推奨ミッションメッセージの送信タイミングを決定する推奨ミッション評価部を有し、
     前記通信部は、
     前記推奨ミッション評価部により決定された前記送信タイミングに前記推奨ミッションメッセージを前記端末装置に送信する請求項1に記載のミッション管理装置。
  3.  前記推奨ミッション評価部は、
     前記利用者管轄機器のログ情報及び前記生活パターン情報の少なくともいずれかを解析して、前記推奨ミッションの難易度及び推薦度の少なくともいずれかを指標値として決定し、
     前記通信部は、
     前記推奨ミッションと、前記推奨ミッション評価部により決定された指標値とを通知する推奨ミッションメッセージを前記端末装置に送信する請求項2に記載のミッション管理装置。
  4.  前記通信部は、
     前記端末装置から、前記利用者による前記推奨ミッションの実施状況を通知する実施状況メッセージを受信する請求項1に記載のミッション管理装置。
  5.  前記ミッション管理装置は、更に、
     前記利用者管轄機器のログ情報を解析して、前記利用者による前記推奨ミッションの実施状況を判定する推奨ミッション管理部を有する請求項1に記載のミッション管理装置。
  6.  前記ミッション管理装置は、更に、
     前記利用者により生成されたミッションが示されるミッションデータを含む前記複数のミッションデータを記憶するミッションデータベースを有する請求項1に記載のミッション管理装置。
  7.  コンピュータが、
     それぞれが適用される機器が適用対象機器として指定され、指定されている適用対象機器の機能に関して達成すべきミッションがそれぞれに示される複数のミッションデータの中から、利用者が管轄する機器である利用者管轄機器を適用対象機器とするミッションデータを推奨ミッションデータとして抽出し、
     抽出された前記推奨ミッションデータに示される推奨ミッションを通知する推奨ミッションメッセージを、前記利用者の端末装置に送信するミッション管理方法。
  8.  それぞれが適用される機器が適用対象機器として指定され、指定されている適用対象機器の機能に関して達成すべきミッションがそれぞれに示される複数のミッションデータの中から、利用者が管轄する機器である利用者管轄機器を適用対象機器とするミッションデータを推奨ミッションデータとして抽出する推奨ミッション抽出処理と、
     前記推奨ミッション抽出処理により抽出された前記推奨ミッションデータに示される推奨ミッションを通知する推奨ミッションメッセージを、前記利用者の端末装置に送信する通信処理とをコンピュータに実行させるミッション管理プログラム。
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