JP5957418B2 - 行動推定装置、モデル生成装置、行動推定方法、モデル生成方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

行動推定装置、モデル生成装置、行動推定方法、モデル生成方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、行動を推定する技術に関する。
従来、ある情報から別の情報を推定するために、大量の情報を機械学習させることにより生成されたモデルを識別器として用いるパターン認識の技術が利用されている(例えば、特許文献1参照)。パターン認識の技術では、大量の情報から統計的に情報の傾向を求め、新たな情報が入力された際にその傾向から入力された情報がどのようなものであるかを推定する。このようなパターン認識においては、従来、SVM(Support Vector Machine)の技術が用いられてきた。
山田俊哉、外1名、「サポートベクターマシーンによる統計的判別」、日本計算機統計学会、日本計算機統計学会大会論文集、2007、p.81-44.
しかしながら、SVMを用いた手法では、モデルを生成するための情報のブロックデータのサイズを同じにする必要があった。そのため、ブロックデータのサイズが異なる情報では、モデルを生成することができない。例えば、人物の行動を推定しようとした場合、睡眠時間や食事の時間など行動時間が人物ごとに異なる。このような場合には、機械学習させる情報ごとにブロックデータのサイズも異なってしまう。そのため、モデルを生成することができなくなってしまう。その結果、人物の行動を推定することができないという問題があった。
上記事情に鑑み、本発明は、人物の行動を推定することを可能にする技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、所定の人物が所有している機器を利用していたか否かを示す利用データを所定の時間分取得する機器利用データ取得部と、人物ごとに、各人物が所有している機器の機器データと、所定の時間ごとに前記各人物が前記機器を利用していたか否かを示す利用データと、前記所定の時間ごとに前記各人物が行っていた行動を表す行動データとを含む教師データを用いて、人物の行動を推定する際に使用されるモデルを、人物の行動が別の行動に変化したときの前後の行動の組み合わせを表す行動変化ごとに作成する作成部と、前記所定の人物の前記利用データと、前記モデルとを利用して前記利用データと行動変化との相関性を示す値の高さを表す信頼度を行動変化ごとに算出する信頼度算出部と、算出された信頼度に基づいて前記所定の人物の行動を推定する行動推定部と、を備える行動推定装置である。
本発明の一態様は、上記の行動推定装置であって、前記機器利用データ取得部は、取得した前記利用データから第1の単位時間ごとに前記第1の単位時間よりも長い時間である第2の単位時間分の利用データを抽出し、前記信頼度算出部は、前記第2の単位時間分の利用データに関して、行動変化ごとの信頼度を算出する。
本発明の一態様は、上記の行動推定装置であって、前記行動推定部は、前記信頼度の高い行動変化を前記利用データの行動とする。
本発明の一態様は、人物が所有している機器の機器データと、前記人物が所定の時間ごとに前記機器を利用していたか否かを示す利用データと、前記所定の時間ごとに前記人物が行っていた行動を表す行動データとを含む教師データを、複数の人物から取得する取得部と、取得された複数の前記教師データから前記人物の行動が変化した時刻を基準時刻として、前記基準時刻を所定の時間遡った時間から前記基準時刻を所定の時間進んだ時間までの利用データを、人物の行動変化ごとに抽出する抽出部と、抽出された利用データに基づいて人物の行動を推定する際に使用されるモデルを行動変化ごとに生成する生成部と、を備えるモデル生成装置である。
本発明の一態様は、所定の人物が所有している機器を利用していたか否かを示す利用データを所定の時間分取得する機器利用データ取得ステップと、人物ごとに、各人物が所有している機器の機器データと、所定の時間ごとに前記各人物が前記機器を利用していたか否かを示す利用データと、前記所定の時間ごとに前記各人物が行っていた行動を表す行動データとを含む教師データを用いて、人物の行動を推定する際に使用されるモデルを、人物の行動が別の行動に変化したときの前後の行動の組み合わせを表す行動変化ごとに作成する作成ステップと、前記所定の人物の前記利用データと、前記モデルとを利用して前記利用データと行動変化との相関性を示す値の高さを表す信頼度を行動変化ごとに算出する信頼度算出ステップと、算出された信頼度に基づいて前記所定の人物の行動を推定する行動推定ステップと、を有する行動推定方法である。
本発明の一態様は、人物が所有している機器の機器データと、前記人物が所定の時間ごとに前記機器を利用していたか否かを示す利用データと、前記所定の時間ごとに前記人物が行っていた行動を表す行動データとを含む教師データを、複数の人物から取得する取得ステップと、取得された複数の前記教師データから前記人物の行動が変化した時刻を基準時刻として、前記基準時刻を所定の時間遡った時間から前記基準時刻を所定の時間進んだ時間までの利用データを、人物の行動変化ごとに抽出する抽出ステップと、抽出された利用データに基づいて人物の行動を推定する際に使用されるモデルを行動変化ごとに生成する生成ステップと、を有するモデル生成方法である。
本発明の一態様は、所定の人物が所有している機器を利用していたか否かを示す利用データを所定の時間分取得する機器利用データ取得ステップと、人物ごとに、各人物が所有している機器の機器データと、所定の時間ごとに前記各人物が前記機器を利用していたか否かを示す利用データと、前記所定の時間ごとに前記各人物が行っていた行動を表す行動データとを含む教師データを用いて、人物の行動を推定する際に使用されるモデルを、人物の行動が別の行動に変化したときの前後の行動の組み合わせを表す行動変化ごとに作成する作成ステップと、前記所定の人物の前記利用データと、前記モデルとを利用して前記利用データと行動変化との相関性を示す値の高さを表す信頼度を行動変化ごとに算出する信頼度算出ステップと、算出された信頼度に基づいて前記所定の人物の行動を推定する行動推定ステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明の一態様は、人物が所有している機器の機器データと、前記人物が所定の時間ごとに前記機器を利用していたか否かを示す利用データと、前記所定の時間ごとに前記人物が行っていた行動を表す行動データとを含む教師データを、複数の人物から取得する取得ステップと、取得された複数の前記教師データから前記人物の行動が変化した時刻を基準時刻として、前記基準時刻を所定の時間遡った時間から前記基準時刻を所定の時間進んだ時間までの利用データを、人物の行動変化ごとに抽出する抽出ステップと、抽出された利用データに基づいて人物の行動を推定する際に使用されるモデルを行動変化ごとに生成する生成ステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明により、人物の行動を推定することが可能になる。
本実施形態における行動推定システムのシステム構成を示す図である。 GW10の機能構成を表す概略ブロック図である。 行動推定装置20の機能構成を表す概略ブロック図である。 機器利用情報データベース及びプロトコルデータベースの具体例を示す図である。 モデルデータベース及び全ユーザ機器利用情報データベースの具体例を示す図である。 モデル生成処理の概略図である。 行動推定処理の概略図である。 行動推定処理の概略図である。 本実施形態における行動推定処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態における行動推定処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態におけるGW10の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態における行動推定の動作を示すシーケンス図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態における行動推定システムのシステム構成を示す図である。本実施形態の行動推定システムは、複数のGW(Gate Way)10、行動推定装置20、ネットワーク30、複数のGW下部機器40(40−1〜40−N:Nは1以上の整数)を備える。GW下部機器とは、GW10に接続されたIP(Internet Protocol)対応機器である。GW下部機器は、例えば、エアコンやテレビなどの家電機器やOA(Office Automation)機器である。
まず、本実施形態における行動推定システムの理解のため、具体例として、人物の行動を推定するシステムについて説明する。そこで、以下の説明において使用する文言を定義する。
機器データとは、ユーザが所有しているGW下部機器40に関するデータである。機器データは、例えばGW下部機器40の機器IDやGW下部機器40の名前である。
利用データとは、ユーザがGW下部機器40を利用していたか否かを示すデータである。例えば、利用データは、所定の時間(例えば、24時間)の間のGW下部機器40の利用状態を表す。
行動データとは、ユーザが行っていた行動を示すデータである。行動データの具体例として、余暇、睡眠、通勤などがある。
対象ユーザとは、行動を推定する対象となっているユーザである。
なお、以下の説明では、機器データ、利用データ及び行動データが含まれているデータを教師データと称する。
本実施形態の行動推定システムは、まず、行動推定装置20が複数のGW10から複数のユーザ(例えば、1万人)分の教師データを取得する。そして、行動推定装置20は、取得した教師データから人物の行動を推定するために使用されるモデルを生成する。その後、行動推定装置20は、対象ユーザの行動推定の要求がなされると、当該対象ユーザの利用データと、生成されたモデルとに基づいて対象ユーザの行動を推定する。以下、本発明の一実施形態の詳細について説明する。
GW10は、GW下部機器40とネットワーク30との間で通信の中継を行う中継装置である。GW10には、無線通信又は有線通信で1台以上のGW下部機器40が接続される。以下、GW10にGW下部機器40が接続されることを「GW50に帰属する」と表現する。
行動推定装置20は、情報処理装置を用いて構成される。行動推定装置20は、管理者の操作に応じて人物の行動を推定する。
ネットワーク30は、どのように構成されたネットワークでもよい。例えば、ネットワーク30はインターネットを用いて構成されてもよい。
GW下部機器40は、GW10に帰属するIP対応の機器である。
図2は、GW10の機能構成を表す概略ブロック図である。GW10は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、通信プログラムを実行する。通信プログラムの実行によって、GW10は、通信部101、機器名特定信号生成部102、GW下部機器情報記憶部103、利用状態確認信号生成部104、機器利用情報記憶部105、判定部106を備える装置として機能する。なお、GW10の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、通信プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、通信プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
通信部101は、GW下部機器40との間で通信を行う。また、通信部101は、行動推定装置20との間で通信を行う。
機器名特定信号生成部102は、機器名特定信号を生成し、通信部101を介してGW下部機器40に送信する。機器名特定信号とは、GW下部機器40の機器名や機器IDを取得するために送信される信号である。機器名特定信号生成部102がGW下部機器40に機器名特定信号を送信するタイミングは、予め設定されていてもよいし、ユーザによって設定されてもよい。
GW下部機器情報記憶部103は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。GW下部機器情報記憶部103は、プロトコルデータベースを記憶している。
利用状態確認信号生成部104は、利用状態確認信号を生成し、通信部101を介してGW下部機器40に送信する。利用状態確認信号とは、GW下部機器40が利用されているか否かを確認するために送信される信号である。なお、以下の説明では、GW下部機器40が利用されている状態を利用状態と称し、利用されていない状態を非利用状態と称する。
機器利用情報記憶部105は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。機器利用情報記憶部105は、機器利用情報データベースを記憶している。
判定部106は、利用情報確認信号の応答が通信部101によって受信されたか否かを判定する。
図3は、行動推定装置20の機能構成を表す概略ブロック図である。行動推定装置20は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、行動推定プログラムを実行する。行動推定プログラムの実行によって、行動推定装置20は、通信部201、作成部(モデル生成装置)202、モデル記憶部207、全ユーザ機器情報記憶部208、入力部209、機器利用データ取得部210、信頼度算出部211、候補選択部212、行動推定部213、出力部214を備える装置として機能する。また、作成部202は、教師データ取得部(取得部)203、教師データテーブル記憶部204、抽出部205、モデル生成部206として機能する。なお、行動推定装置20の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、行動推定プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、行動推定プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
通信部201は、GW10との間で通信を行う。
作成部202は、人物の行動を推定するために使用されるモデルを生成する。以下、作成部202の具体的な構成について説明する。
教師データ取得部203は、複数のGW10から所定の時間(例えば、24時間)分の教師データを取得する。教師データ取得部203は、取得した教師データごとに教師データテーブルを生成する。教師データテーブルとは、ユーザが所有しているGW下部機器40の機器データと、所定の時間(例えば、24時間)分の当該GW下部機器40の利用データと当該所定の時間の人物の行動データとが対応付けられたテーブルである。教師データ取得部203は、生成した教師データテーブルを教師データテーブル記憶部204に記録する。
教師データテーブル記憶部204は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。教師データテーブル記憶部204は、複数ユーザ(例えば、1万人)分の教師データテーブルを記憶している。
抽出部205は、教師データテーブル記憶部204に記憶されている教師データテーブルから、行動データが変化した時刻(以下、「基準時刻」という。)の前後所定の時間(例えば、前後1時間)分の利用データを抽出し、行動データの変化(例えば、余暇→睡眠など)を対応付けた行動変化データを生成する。行動変化とは、ある行動(例えば、余暇)から別の行動(例えば、睡眠)に変化したときの前後の行動の組み合わせである。前後の行動とは、変化前の行動と変化後の行動を表す。
より具体的には、抽出部205は、基準時刻を所定の時間遡った時間から基準時刻を所定の時間進んだ時間までの時間(以下、「行動変化時間」という。)における利用データを抽出し、行動データの変化を対応付けた行動変化データを生成する。抽出部205は、教師データテーブルの全ての行動変化に対して行動変化データを生成する。
モデル生成部206は、生成された行動変化データに基づいて行動変化ごとのモデルを生成する。すなわち、モデル生成部206は、生成された行動変化データが同じ行動変化であるデータごとにモデルを生成する。モデル生成部206は、生成した行動変化ごとのモデルをモデル記憶部207に記録する。
モデル記憶部207は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。モデル記憶部207は、モデルデータベースを記憶している。
全ユーザ機器情報記憶部208は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。全ユーザ機器情報記憶部208は、全ユーザ機器情報データベースを記憶している。
入力部209は、対象ユーザの行動推定の要求を受け付ける。入力部209は、例えば対象ユーザのユーザID、当該対象ユーザの行動を推定したい時間帯(以下、「対象時間」という。)などの入力を受け付ける。対象時間は、例えば、行動を推定したい開始時刻から終了時刻までの時間を表す。
機器利用データ取得部210は、入力部209に入力された対象ユーザに関する情報を全ユーザ機器情報データベースから取得し、対象ユーザデータテーブルを生成する。対象ユーザデータテーブルとは、対象ユーザが所有しているGW下部機器40の機器データと、対象時間分の当該GW下部機器40の利用データとが対応付けられたテーブルである。
信頼度算出部211は、生成された対象ユーザデータテーブルに基づいてモデルデータベースに記録されている行動変化ごとのモデルと比較することによって信頼度を算出する。信頼度とは、各行動変化と利用データとの相関性を示す値の高さを表す。信頼度が高いほど、利用データと行動変化とが相関していることを表す。
具体的には、信頼度算出部211は、以下のようにして信頼度を算出する。まず、信頼度算出部211は、対象ユーザデータテーブルに記録されている利用データから単位時間(例えば、1時間:第1の単位時間)ごとに、単位時間(例えば、2時間:第2の単位時間)分の利用データを抽出し、ブロックデータを生成する。この際、信頼度算出部211は、利用データを抽出する所定の時間を開始時刻、単位時間後の時間を終了時刻、開始時刻と終了時刻との中間の時間を変化時刻とする。次に、信頼度算出部211は、モデル記憶部207に記憶されている行動変化ごとのモデルを取得する。そして、信頼度算出部211は、生成されたブロックデータそれぞれと各モデルとを機械学習することにより、各モデルに対する信頼度をブロックデータごとに算出する。
候補選択部212は、算出された信頼度に基づいてブロックデータごとに候補行動変化を選択する。候補行動変化とは、複数の行動変化の中で信頼度が最も高い行動変化である。
行動推定部213は、ブロックデータごとに選択された候補行動変化に基づいて対象ユーザの行動を推定する。
出力部214は、行動推定部213によって推定された対象ユーザの行動推定の結果を出力する。出力部214は、例えば不図示の表示装置に対象ユーザの行動推定の結果を出力する。
図4は、機器利用情報データベース及びプロトコルデータベースの具体例を示す図である。
図4(A)は、機器利用情報データベースの構成図である。機器利用情報データベースは、GW下部機器40に関する情報を表すレコード50を複数有する。レコード50は、MACアドレス、機器ID、利用情報の各値を有する。MACアドレスの値は、レコード50によって表されるGW下部機器40のMACアドレスを表す。機器IDの値は、レコード50によって表されるGW下部機器40を識別するための識別番号を表す。利用情報の値は、レコード50によって表されるGW下部機器40が利用状態であるか否かを示す情報を表す。利用情報の具体例として、所定の間隔(例えば、1秒ごと)の時間が設定されている。すなわち、利用情報の値は、所定の間隔の時間ごとに、GW下部機器40が利用状態であるか否かを示す。
図4(A)に示す例では、機器利用情報データベースには1つのMACアドレスが存在する。この1つのMACアドレスは、“XX:XX:XX:XX:XX:X1”である。図4(A)において、MACアドレスの値が“XX:XX:XX:XX:XX:X1”、機器IDの値が“t0001”、利用時間“2012/12/21 11:00:01”の値が“0”、利用時間“2012/12/21 11:00:02”の値が“1”、利用時間“2012/12/21 11:00:03”の値が“1”である。すなわち、MACアドレス“XX:XX:XX:XX:XX:X1”で識別されるGW下部機器40の機器IDが“t0001”であり、当該GW下部機器40が“2012/12/21 11:00:01”には非利用状態であり、“2012/12/21 11:00:02”には利用状態であり、“2012/12/21 11:00:03”には利用状態であることが表されている。
図4(B)は、プロトコルデータベースの構成図である。プロトコルデータベースは、GW下部機器40に関する情報を表すレコード60を複数有する。レコード60は、機器ID、機器情報、応答プロトコルの各値を有する。機器IDの値は、レコード60によって表されるGW下部機器40を識別するための識別番号を表す。機器情報の値は、レコード60によって表されるGW下部機器40に関する情報を表す。機器情報の具体例として、メーカー名、機器種別、機種名などがある。応答プロトコルの値は、レコード60によって表されるGW下部機器40が利用可能なプロトコルを表す。
図4(B)に示す例では、プロトコルデータベースには1つの機器IDが存在する。この1つの機器IDは、“t0001”である。図4(B)において、機器IDの値が“t0001、メーカー名の値が“SSS”、機器種別の値が“TTT”、機種名の値が“ZZZ”、応答プロトコルの値が“HTTP(Hyper Text Transfer Protocol),ICMP(Internet Control Message Protocol)”である。すなわち、機器ID“t0001”で識別されるGW下部機器40のメーカー名が“SSS”であり、機器種別が“TTT”であり、機種名が“ZZZ”であり、使用可能なプロトコルが“HTTP、ICMP”であることが表されている。
図5は、モデルデータベース及び全ユーザ機器利用情報データベースの具体例を示す図である。図5(A)は、モデルデータベースの構成図である。モデルデータベースは、モデルに関する情報を表すレコード70を複数有する。レコード70は、モデルID、行動変化、モデルデータの各値を有する。モデルIDの値は、レコード70によって表されるモデルを識別するための識別番号を表す。行動変化の値は、レコード70によってモデルで表される行動変化を表す。モデルデータの値は、レコード70によって表されるモデルの2進数のデータを表す。
図5(A)に示す例では、モデルデータベースには2つのモデルIDが存在する。これら2つのモデルIDは、“c0123”、“c0124”である。図5(A)において、モデルデータベースの最上段の行は、モデルIDの値が“c0123”、行動変化の値が“食事→睡眠”、モデルデータの値が“01111110”である。すなわち、モデルID“c0123”で識別されるモデルで表される行動変化が“食事→睡眠”であり、モデルデータの2進数のデータが“01111110”であることが表されている。
図5(B)は、全ユーザ機器利用情報データベースの構成図である。全ユーザ機器利用情報データベースは、全てのユーザに関する情報を表すレコード80を複数有する。全てのユーザとは、行動推定装置20と通信可能に接続されているGW10を所有しているユーザを表す。レコード80は、ユーザID、MACアドレス、機器ID、利用情報の各値を有する。ユーザIDの値は、レコード80によって表されるユーザを識別するための識別番号を表す。MACアドレスの値は、レコード80によって表されるユーザが所有しているGW10に帰属するGW下部機器40のMACアドレスを表す。機器IDの値は、レコード80によって表されるユーザが所有しているGW10に帰属するGW下部機器40を識別するための識別番号を表す。利用情報の値は、レコード80によって表されるGW下部機器40が利用状態であるか否かを示す情報を表す。利用情報の具体例として、所定の間隔(例えば、1秒ごと)の時間が設定されている。すなわち、利用情報の値は、所定の間隔の時間ごとに、GW下部機器40が利用状態であるか否かを示す。
図5(B)に示す例では、全ユーザ機器利用情報データベースには1つのユーザIDが存在する。このユーザIDは、“u0120”である。図5(B)において、ユーザIDの値が“u0120”、MACアドレスの値が“XX:XX:XX:XX:XX:X1”、機器IDの値が“t0001”、利用時間“2012/12/21 11:00:01”の値が“0”、利用時間“2012/12/21 11:00:02”の値が“1”、利用時間“2012/12/21 11:00:03”の値が“1”である。すなわち、ユーザID“u0120”で識別されるユーザが所有しているGW10に帰属するGW下部機器40のMACアドレスが“XX:XX:XX:XX:XX:X1”であり、当該GW10に帰属するGW下部機器40の機器IDが“t0001”であり、当該GW下部機器40が“2012/12/21 11:00:01”には非利用状態であり、“2012/12/21 11:00:02”には利用状態であり、“2012/12/21 11:00:03”には利用状態であることが表されている。
次に、図6を用いてモデル生成処理について具体的に説明する。図6は、モデル生成処理の概略図である。
図6(A)は、教師データテーブルの具体例を示す図である。図6(A)に示される教師データテーブルでは、項目“機器A”、“機器B”、“・・・”、“機器C”で表されるGW下部機器40と、項目“0時”、“1時”、“2時”、“3時”、“・・・”、“22時”、“23時”で表される時間との組み合わせごとに当該GW下部機器40が利用されていたか否かを表す利用データが示されている。また、時間ごとに行動データ(図6(A)では、睡眠、食事など)も対応付けて示されている。なお、利用データは、各GW下部機器40が利用されている場合には“1”(黒く塗りつぶされている箇所)、GW下部機器40が利用されていない場合には“0”(白く塗りつぶされている箇所)で示されている。
図6(A)に示す例では、“機器A”は、“0時”から“2時”までの間には利用されておらず、“2時”から利用されていたことが表されている。また、“機器B”は、“0時”には利用されており、“1時”〜“3時”の間には利用されていないことが表されている。また、図6(A)に示す例では、“2時”から“3時”で行動が変化していることが表されている。例えば、あるユーザが“0時”から“2時59分”までの間には睡眠をとっており、“3時”から食事を行っていることが表されている。
抽出部205は、教師データテーブルから行動変化時間の利用データ90を行動変化ごとに抽出し、行動変化データを生成する。そして、抽出部205は、上記の処理を教師データテーブル記憶部204に記憶されている全ての教師データテーブルの行動変化ごとに行う。
図6(B)は、抽出部205によって抽出された行動変化データを示す図である。図6(B)に示される行動変化データ(a)、(b)、(c)は、それぞれ異なるユーザの教師データテーブルから抽出された同じ行動変化の行動変化データである。具体的には、行動変化データ(a)は、あるユーザAの行動の変化(例えば、食事から風呂への行動変化)のデータである。この行動変化データ(a)を2進数のデータで表すと、“10000010”になる。
また、行動変化データ(b)は、あるユーザBの行動の変化(例えば、食事から風呂への行動変化)のデータである。この行動変化データ(b)を2進数のデータで表すと、“10100101”になる。また、行動変化データ(c)は、あるユーザCの行動の変化(例えば、食事から風呂への行動変化)のデータである。この行動変化データ(c)を2進数のデータで表すと、“00100000”になる。
モデル生成部206は、上述したように同じ行動変化の行動変化データを用いて機械学習させることにより、行動変化ごとのモデルを生成する。上述した例では、モデル生成部206は、食事から風呂への行動変化のモデルを生成する。モデル生成部206は、同じ行動変化の行動変化データデータごとにそれぞれモデルを生成する。
以上で、モデル生成処理について具体的な説明を終了する。
次に、図7及び図8を用いて行動推定装置20の行動推定処理の概要について説明する。図7及び図8は、行動推定処理の概略図である。
図7(A)は、入力部209に入力された対象ユーザに関する情報を全ユーザ機器情報データベースから取得し、対象ユーザデータテーブルの具体例を表す図である。図7(A)に示される対象ユーザデータテーブルは、対象ユーザの行動を推定したい対象時間分の利用データである。図7(A)に示す例では、対象時間は24時間である。信頼度算出部211は、対象ユーザデータテーブルから所定の時間(例えば、1時間)ごとに、単位時間(例えば、2時間)分の利用データを抽出し、ブロックデータを生成する。信頼度算出部211は、このような処理を対象時間(例えば、24時間)分行うことによって、複数のブロックデータを生成する。すなわち、図7(A)に示される例では、23個のブロックデータが生成される。
具体的には、信頼度算出部211は、“0時”から“2時”までの2時間分のブロックデータ91、“1時”から“3時”までの2時間分のブロックデータ92、“2時”から“4時”までの2時間分のブロックデータ93を生成し、この処理を対象時間分繰り返すことによって、合計23個のブロックデータ(ブロックNo.1からブロックNo.23)を生成する。すなわち、ブロックデータ91がブロックNo.1であり、ブロックデータ92がブロックNo.2である。
図7(B)は、生成されたブロックデータの具体例を示す図である。図7(B)に示されるように、信頼度算出部211が対象ユーザデータテーブルから所定の時間ごとに単位時間(例えば、2時間)分のブロックデータを抽出し、生成したブロックデータが示されている。
次に、信頼度算出部211は、各ブロックデータに対して、モデルデータベースに記憶されている行動変化ごとに生成されたモデルにおける信頼度を算出する。より具体的には、信頼度算出部211は、あるブロックデータ(例えば、ブロックデータ91)に対して、モデルデータベースに記憶されている全てのモデルにおける信頼度を機械学習させることによって算出する。信頼度算出部211は、この処理を全てのブロックデータ(ブロックNo.1からブロックNo.23)に対して行うことによって、ブロックデータごとに各モデルにおける信頼度を算出する。
図7(C)は、ブロックデータごとに各モデルにおける信頼度をまとめた表を示す図である。図7(C)に示される表には、ブロックデータのブロックNo.ごとに、開始時刻、変化時刻、終了時刻、ランク、推定結果、信頼度の各値が示されている。開始時刻の値は、利用データが抽出された時間を表す。変化時刻の値は、開始時刻と終了時刻との間の時間を表す。終了時刻の値は、開始時刻から単位時間経過後の時間を表す。ランクの値は、信頼度の高さの順位を表す。推定結果の値は、モデルの行動推定結果を表す。信頼度の値は、信頼度の高さを表す。
図7(C)に示す例では、ブロックNo.1で表されるブロックデータは、開始時間が“0:00”であり、変化時刻が“1:00”であり、終了時刻が“2:00”の利用データであり、“食事→家事”に行動変化するモデルにおける信頼度の高さが“25”で一番高いことを表す。したがって、候補選択部212は、推定結果“食事→家事”の行動変化をブロックデータ“1”の候補行動変化に選択する(図7(C)の太枠)。
候補選択部212は、ブロックNo.2からブロックNo.23までの各ブロックデータに対しても上述の処理と同様の処理を行い、ブロックデータごとに候補行動変化を選択する。
図7(D)は、候補選択部212によって選択された候補行動変化をブロックデータごとにまとめた具体例を示す図である。行動推定部213は、図7(D)に示されるブロックデータごとの候補行動変化及び信頼度の各値の並び替えを行う。例えば、行動推定部213は、信頼度の高い順にブロックデータごとの候補行動変化及び信頼度の各値を並びかえる。その結果を図8(A)に示す。
図8(A)は、信頼度順に並び替えた推定結果の具体例を示す図である。
図8(A)に示されるように、信頼度が高い順に信頼度ランクに対応付けられてブロックデータのブロックNO.及び推定結果が示されている。例えば、信頼度ランクが“1”のブロックデータは、“ブロックNo.2”であり、推定結果“余暇→睡眠”の行動変化の信頼度が“96”であることが表されている。
行動推定部213は、図8(A)に示される表(以下、「行動推定表」という。)を用いて対象ユーザの行動推定を行う。以下、図8(B)を用いて具体的に説明する。
図8(B)は、行動推定を行う際の処理の流れを表した図である。図8(B)に示される各ステップ(ステップ1〜ステップM)は、それぞれ行動推定処理時に行われるM個のステップの概略を示す図である。以下、行動推定を行う際の処理の流れについて説明する。
まず、ステップ1では、行動推定部213は、対象ユーザの対象時間分の空のタイムテーブルを生成する。次に、ステップ2では、行動推定部213は、行動推定表を参照し、信頼度ランク“1”の推定結果をタイムテーブルに割り当てる。行動推定表に示されるように信頼度ランク“1”の推定結果は、“余暇→睡眠”の行動変化である。そこで、行動推定部213は、空のタイムテーブルに“余暇→睡眠”の行動変化を割り当てる。その後、ステップ3に移行する。
次に、ステップ3では、行動推定部213は、“0:00”から“2:00”までの間で余暇が別の行動に変化する変化、又は、“2:00”から“24:00”までの間で睡眠が別の行動に変化する変化を割り当てる。信頼度ランク“2”から信頼度ランク“4”までの行動変化は、上記の条件を満たさない。しかし、信頼度ランク“5”の推定結果“睡眠→食事”の行動変化は、上記の条件を満たす。具体的には、信頼度ランク“5”の項目に対応するブロックNO.“8”は、開始時刻が“7:00”であり、変化時刻が“8:00”であり、終了時刻が“9:00”であり、推定結果が“睡眠→食事”である。そのため、信頼度ランク“5”の項目に対応するブロックNO.“8”は、上記の条件を満たす。そこで、行動推定部213は、条件を満たす信頼度ランク“5”の推定結果“睡眠→食事”をタイムテーブルに割り当てる。その後、ステップ4に移行する。なお、以下の説明では、条件を満たさないことをタイムテーブルに矛盾すると称し、条件を満たすことをタイムテーブルに矛盾しないと称する。
ステップ4では、行動推定部213は、“0:00”から“2:00”までの間で余暇が別の行動に変化する変化、“2:00”から“8:00”までの間で睡眠が別の行動に変化する変化、“8:00”から“24:00”までの間で食事が別の行動に変化する変化を割り当てる。この際、行動推定部213は、既にタイムテーブルに割り当てた行動変化データ(以下、「割当済みデータ」という。)について処理を行わず、タイムテーブルに割り当てていない行動変化データ(以下、「未割当データ」という。)についてのみ割り当てを行う。すなわち、行動推定部213は、割当済みデータである信頼度ランク“1”の推定結果及び信頼度ランク“5”の推定結果については処理を行わない。そして、行動推定部213は、未割当データである信頼度ランク“2”〜“4”の推定結果及び信頼度ランク“6”以降の推定結果についてのみ処理を行う。ここで、信頼度ランク“10”の推定結果“食事→通勤”の行動変化は、タイムテーブルに矛盾しない。具体的には、信頼度ランク“10”の項目に対応するブロックNO.“9”は、開始時刻が“8:00”であり、変化時刻が“9:00”であり、終了時刻が“10:00”であり、推定結果が“食事→通勤”である。そのため、タイムテーブルに矛盾しない。そこで、行動推定部213は、タイムテーブルに矛盾しない信頼度ランク“10”の推定結果“食事→通勤”をタイムテーブルに割り当てる。
その後、行動推定部213は、ステップ1からステップ4までの処理を繰り返し実行する。そして、ステップ1からステップ4までの処理が繰り返し実行され、全ての推定結果について走査が完了した時点で処理が終了する。すなわち、未割当データがある場合であっても、タイムテーブルに矛盾するデータに対しては処理を行わない。その後、ステップMに移行する。
ステップMでは、出力部214は、上記ステップ1からステップ4の処理により、生成されたタイムテーブルを対象ユーザの行動推定の結果として出力する。
以上で、行動推定処理についての具体的な説明を終了する。
図9及び図10は、本実施形態における行動推定処理の流れを示すフローチャートである。なお、図9及び図10では、信頼度の順位の数を表す変数を“i”と記載する。
入力部209は、対象ユーザの行動推定の指示を受け付ける(ステップS101)。具体的には、入力部209は、対象ユーザのユーザID、対象時間、信頼度の閾値の各値の入力を受け付ける。
次に、機器利用データ取得部210は、全ユーザ機器情報記憶部208に記憶されている全ユーザ機器情報データベースを参照し、対象ユーザに対応する対象時間分の利用データを取得し、対象ユーザデータテーブルを生成する(ステップS102)。具体的には、まず、機器利用データ取得部210は、全ユーザ機器情報記憶部208から全ユーザ機器情報データベースを読み出す。次に、機器利用データ取得部210は、読み出した全ユーザ機器情報データベースを参照し、対象ユーザのユーザIDに対応するレコード80を選択する。そして、機器利用データ取得部210は、選択したレコード80から対象時間分の利用データを抽出することによって対象ユーザデータテーブルを生成する。
信頼度算出部211は、作成された対象ユーザデータテーブルに記録されている利用データを所定の時間ごとに、単位時間分の利用データを抽出することによってブロックデータを生成する(ステップS103)。その後、信頼度算出部211は、生成した各ブロックデータと、モデルデータベースに記録されている行動変化毎のモデルとを用いて信頼度を算出する。より具体的には、信頼度算出部211は、生成されたブロックデータそれぞれを各モデルに適用することにより、各モデルに対する信頼度をブロックデータごとに算出する(ステップS104)。
候補選択部212は、ブロックデータごとに、信頼度が最も高い行動変化を当該ブロックデータの候補行動変化に選択する(ステップS105)。
行動推定部213は、信頼度が高い順にブロックデータを並び替える(ステップS106)。行動推定部213は、ステップS101の処理において入力部209に入力された閾値に基づいて、信頼度の値が閾値未満のブロックデータを削除する(ステップS107)。
行動推定部213は、対象時間が設定された空のタイムテーブルを生成する(ステップS108)。行動推定部213は、信頼度が最も高いブロックデータの候補行動変化をタイムテーブルに割り当てる(ステップS109)。次に、行動推定部213は、信頼度の順位の数を表す変数iに“2”を代入する(ステップS110)。
次に、行動推定部213は、信頼度の順位が2番目に高いブロックデータの候補行動変化がタイムテーブルと矛盾するか否かを判定する(ステップS111)。タイムテーブルと矛盾する場合(ステップS111−YES)、行動推定部213は信頼度の順位の数を表す変数iの数と、未割当データの数に割当済みデータの数を加算した数とが一致するか否かを判定する(ステップS112)。
信頼度の順位の数を表す変数iの数と、未割当データの数に割当済みデータの数を加算した数とが一致する場合(ステップS112−YES)、出力部214はタイムテーブルを出力する(ステップS113)。その後、処理を終了する。
また、ステップS112の処理において、信頼度の順位の数を表す変数iの数と、未割当データの数に割当済みデータの数を加算した数とが一致しない場合(ステップS112−NO)、行動推定部213は信頼度の順位の数に“1”を加算してステップS111以降の処理を繰り返し実行する(ステップS114)。
また、ステップS111の処理において、タイムテーブルと矛盾しない場合(ステップS111−NO)、行動推定部213は対応する行動変化をタイムテーブルに割り当てる(ステップS115)。その後、行動推定部213は、ステップS115の処理で割り当てた行動変化に対応するブロックデータを削除する(ステップS116)。行動推定部213は、信頼度の順位の数“i”に、未割当データのうち、信頼度が最も高い未割当データの順位の数を代入する(ステップS117)。その後、ステップS111以降の処理が繰り返し実行される。
図11は、本実施形態におけるGW10の処理の流れを示すフローチャートである。
機器名特定信号生成部102は、機器名特定信号を生成し、通信部101を介してGW下部機器40に送信する(ステップS201)。通信部101は、各GW下部機器40から当該GW下部機器40ごとの機器IDを取得する(ステップS202)。そして、通信部101は、取得したGW下部機器40ごとの機器IDを機器利用情報記憶部105に記録する。
利用状態確認信号生成部104は、GW下部機器情報記憶部103に記憶されているプロトコルデータベースからステップS202の処理で取得された機器IDに対応する応答プロトコルの値を取得する(ステップS203)。
利用状態確認信号生成部104は、所定のタイミングで利用状態確認信号を生成する。所定のタイミングとは、例えば所定の時間(例えば1秒、1分、1時間など)が経過したタイミングであってもよい。利用状態確認信号生成部104は、例えば、取得された応答プロトコルの値を格納することによって利用状態確認信号を生成する。
利用状態確認信号生成部104は、生成した利用状態確認信号をGW下部機器40に送信する(ステップS204)。通信部101は、GW下部機器40から応答信号を受信し、GW下部機器40の利用情報を取得する(ステップS205)。判定部106は、全てのGW下部機器40の利用情報を取得したか否かを判定する(ステップS206)。全てのGW下部機器40の利用情報を取得していない場合(ステップS206−NO)、ステップS204の処理に戻る。
一方、全てのGW下部機器40の利用情報を取得した場合(ステップS206−YES)、判定部106は所定の時間経過したか否かを判定する(ステップS207)。所定の時間経過した場合(ステップS207−YES)、通信部101は機器利用情報記憶部105に記憶されている機器利用情報データベースを参照し、機器データと所定の時間の間に取得された利用情報とを取得する。そして、通信部101は機器データと所定の時間の間に取得された利用情報とユーザIDとを対応付けて行動推定装置20に送信する(ステップS208)。
また、ステップS207の処理において、所定の時間経過していない場合(ステップS207−NO)、ステップS204の処理に戻る。その後、処理が終了する。
図12は、本実施形態における行動推定の動作を示すシーケンス図である。なお、図12の説明では、行動推定装置20には、行動変化ごとのモデルが生成されているものとして説明する。
GW10の機器名特定信号生成部102は、機器名特定信号を生成し、GW下部機器40に送信する(ステップS301)。GW下部機器40は、機器名特定信号を受信する。GW下部機器40は、受信した機器名特定信号に応じて自装置(GW下部機器40)の機器IDを含む応答信号を生成し、GW10に送信する(ステップS302)。GW10の通信部101は、GW下部機器40から応答信号を受信する。通信部101は、受信した応答信号からGW下部機器40の機器IDを取得する(ステップS303)。通信部101は、取得したGW下部機器40の機器IDを機器利用情報記憶部105に記録する。
また、利用状態確認信号生成部104は、所定のタイミングで利用状態確認信号を生成し、GW下部機器40に送信する(ステップS304)。具体的には、まず、利用状態確認信号生成部104は、GW下部機器情報記憶部103からプロトコルデータベースを読み出す。次に、利用状態確認信号生成部104は、読み出したプロトコルデータベースを参照し、取得された機器IDに対応するレコード60を選択する。そして、利用状態確認信号生成部104は、選択したレコード60に記録されている応答プロトコルの値を取得し、利用状態確認信号を生成する。
GW下部機器40は、利用状態確認信号を受信する。GW下部機器40は、受信した利用状態確認信号に応じて応答情報を生成し、GW10に送信する(ステップS305)。判定部106は、GW下部機器40の利用状態を確認する(ステップS306)。具体的には、判定部106は、応答情報が受信されたか否かを判定する。応答情報が受信された場合、判定部106は当該応答情報を送信したGW下部機器40が利用されていると判定する。この場合、判定部106は、GW下部機器40の機器IDと利用情報確認信号の送信時刻とに対応付けて、利用状態であることを示す情報(例えば、“1”)を機器利用情報記憶部105に記録する(ステップS307)。一方、応答情報が受信されてなかった場合、判定部106は当該応答情報が受信されていないGW下部機器40が利用されていないと判定する。この場合、判定部106は、GW下部機器40の機器IDと利用情報確認信号の送信時刻とに対応付けて、非利用状態であることを示す情報(例えば、“0”)を機器利用情報記憶部105に記録する。
その後、所定の時間の間、ステップS304からステップS307までの処理が繰り返し実行される。そして、所定の時間経過すると、通信部101は、機器利用情報データベースを参照し、所定の時間の間に蓄積された機器データ及び利用情報をユーザIDに対応付けて行動推定装置20に送信する(ステップS308)。行動推定装置20の通信部201は、GW10から機器データ及び利用情報を受信し、全ユーザ機器情報記憶部208に記録する(ステップS309)。
行動推定装置20の入力部209は、管理者の操作に応じて対象ユーザの行動推定の指示を受け付ける(ステップS310)。行動推定装置20は、行動推定の指示が入力されると、対象ユーザの行動推定を行う(ステップS311)。出力部214は、行動推定の結果を出力する(ステップS312)。
以上のように構成された行動推定システムによれば、異なるブロックデータのサイズであっても、ユーザの行動を推定することができる。具体的には、行動推定装置20は、複数のユーザから収集した教師データごとに、ユーザの行動が変化する前後所定の時間のデータを用いて行動変化ごとのモデルを生成する。したがって、人物ごとに時間が異なる行動(例えば、睡眠時間など)においてもモデルを生成することができる。そのため、データサイズが異なる場合であっても、人物の行動を推定することが可能となる。
<変形例>
プロトコルデータベースに記録される機器情報は、メーカー名、機器種別及び機種名に限定される必要はなく、GW下部機器40に関する情報であればどのような情報でもよい。
出力部214は、通信部201を介して対象ユーザの行動推定の結果をその他の装置に出力してもよい。例えば、出力部214は、コピー機と通信部201を介して接続されて、行動推定の結果を印刷するように構成されてもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10…GW, 20…行動推定装置, 30…ネットワーク, 40(40−1〜40−N)…GW下部機器, 101…通信部, 102…機器名特定信号生成部, 103…利用状態確認信号生成部, 104…GW下部機器情報記憶部, 105…判定部, 106…機器利用情報記憶部, 201…通信部, 202…作成部, 203…教師データ取得部, 204…教師データテーブル記憶部, 205…抽出部, 206…モデル生成部, 207…モデル記憶部, 208…全ユーザ機器情報記憶部, 209…入力部, 210…機器利用データ取得部, 211…信頼度算出部, 212…候補選択部, 213…行動推定部, 214…出力部

Claims (8)

  1. 所定の人物が所有している機器を利用していたか否かを示す利用データを所定の時間分取得する機器利用データ取得部と、
    人物ごとに、各人物が所有している機器の機器データと、所定の時間ごとに前記各人物が前記機器を利用していたか否かを示す利用データと、前記所定の時間ごとに前記各人物が行っていた行動を表す行動データとを含む教師データを用いて、人物の行動を推定する際に使用されるモデルを、人物の行動が別の行動に変化したときの前後の行動の組み合わせを表す行動変化ごとに作成する作成部と、
    前記所定の人物の前記利用データと、前記モデルとを利用して前記利用データと行動変化との相関性を示す値の高さを表す信頼度を行動変化ごとに算出する信頼度算出部と、
    算出された信頼度に基づいて前記所定の人物の行動を推定する行動推定部と、
    を備える行動推定装置。
  2. 前記機器利用データ取得部は、取得した前記利用データから第1の単位時間ごとに前記第1の単位時間よりも長い時間である第2の単位時間分の利用データを抽出し、
    前記信頼度算出部は、前記第2の単位時間分の利用データに関して、行動変化ごとの信頼度を算出する、請求項1に記載の行動推定装置。
  3. 前記行動推定部は、前記信頼度の高い行動変化を前記利用データの行動とする、請求項1又は2に記載の行動推定装置。
  4. 人物が所有している機器の機器データと、前記人物が所定の時間ごとに前記機器を利用していたか否かを示す利用データと、前記所定の時間ごとに前記人物が行っていた行動を表す行動データとを含む教師データを、複数の人物から取得する取得部と、
    取得された複数の前記教師データから前記人物の行動が変化した時刻を基準時刻として、前記基準時刻を所定の時間遡った時間から前記基準時刻を所定の時間進んだ時間までの利用データを、人物の行動変化ごとに抽出する抽出部と、
    抽出された利用データに基づいて人物の行動を推定する際に使用されるモデルを行動変化ごとに生成する生成部と、
    を備えるモデル生成装置。
  5. 所定の人物が所有している機器を利用していたか否かを示す利用データを所定の時間分取得する機器利用データ取得ステップと、
    人物ごとに、各人物が所有している機器の機器データと、所定の時間ごとに前記各人物が前記機器を利用していたか否かを示す利用データと、前記所定の時間ごとに前記各人物が行っていた行動を表す行動データとを含む教師データを用いて、人物の行動を推定する際に使用されるモデルを、人物の行動が別の行動に変化したときの前後の行動の組み合わせを表す行動変化ごとに作成する作成ステップと、
    前記所定の人物の前記利用データと、前記モデルとを利用して前記利用データと行動変化との相関性を示す値の高さを表す信頼度を行動変化ごとに算出する信頼度算出ステップと、
    算出された信頼度に基づいて前記所定の人物の行動を推定する行動推定ステップと、
    を有する行動推定方法。
  6. 人物が所有している機器の機器データと、前記人物が所定の時間ごとに前記機器を利用していたか否かを示す利用データと、前記所定の時間ごとに前記人物が行っていた行動を表す行動データとを含む教師データを、複数の人物から取得する取得ステップと、
    取得された複数の前記教師データから前記人物の行動が変化した時刻を基準時刻として、前記基準時刻を所定の時間遡った時間から前記基準時刻を所定の時間進んだ時間までの利用データを、人物の行動変化ごとに抽出する抽出ステップと、
    抽出された利用データに基づいて人物の行動を推定する際に使用されるモデルを行動変化ごとに生成する生成ステップと、
    を有するモデル生成方法。
  7. 所定の人物が所有している機器を利用していたか否かを示す利用データを所定の時間分取得する機器利用データ取得ステップと、
    人物ごとに、各人物が所有している機器の機器データと、所定の時間ごとに前記各人物が前記機器を利用していたか否かを示す利用データと、前記所定の時間ごとに前記各人物が行っていた行動を表す行動データとを含む教師データを用いて、人物の行動を推定する際に使用されるモデルを、人物の行動が別の行動に変化したときの前後の行動の組み合わせを表す行動変化ごとに作成する作成ステップと、
    前記所定の人物の前記利用データと、前記モデルとを利用して前記利用データと行動変化との相関性を示す値の高さを表す信頼度を行動変化ごとに算出する信頼度算出ステップと、
    算出された信頼度に基づいて前記所定の人物の行動を推定する行動推定ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  8. 人物が所有している機器の機器データと、前記人物が所定の時間ごとに前記機器を利用していたか否かを示す利用データと、前記所定の時間ごとに前記人物が行っていた行動を表す行動データとを含む教師データを、複数の人物から取得する取得ステップと、
    取得された複数の前記教師データから前記人物の行動が変化した時刻を基準時刻として、前記基準時刻を所定の時間遡った時間から前記基準時刻を所定の時間進んだ時間までの利用データを、人物の行動変化ごとに抽出する抽出ステップと、
    抽出された利用データに基づいて人物の行動を推定する際に使用されるモデルを行動変化ごとに生成する生成ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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