WO2016175035A1 - 符号化装置及び方法、復号装置及び方法、並びに、プログラム - Google Patents
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- the decoder 12 decodes each codeword included in the transmission signal into the original k-bit information word.
- the decoder 12 outputs an output signal including data in which the decoded information words are arranged to a subsequent apparatus.
- the coding rate of the 8B6T DC-free code of Patent Document 1 described above is 0.841.
- the coding rate of the DC-free code of 12B8QT in Patent Document 2 described above is 0.75
- the coding rate of the DC-free code of 14B8QN is 0.754.
- an internal state (hereinafter referred to as a post-codeword output state) that the encoder 11a can take after the final symbol of each codeword is output. It is desirable to reduce the number of Therefore, the encoder 11a limits the post-codeword output state to two states, S + 1 and S- 1 .
- a codeword with CDS of 0 is used when the post-codeword output state is both S + 1 and S- 1 .
- a codeword with CDS of +2 is used only when the post-codeword output state is S ⁇ 1
- a codeword with CDS of ⁇ 2 is used only when the post-codeword output state is S +1 .
- the encoding / decoding table E in FIGS. 12 to 17 shows the correspondence between information words 24 to 140 and code words.
- codeword to be decoded is [1, -3, -3, 3, 1]
- codewords that match the codewords [ ⁇ 1, 3, 3, ⁇ 3, ⁇ 1] after polarity inversion exist in the encoding / decoding table D of FIG.
- 6 which is an information word corresponding to the code word is output.
- the program executed by the computer may be a program that is processed in time series in the order described in this specification, or in parallel or at a necessary timing such as when a call is made. It may be a program for processing.
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Abstract
本技術は、DCフリー符号の性能を向上させることができるようにする符号化装置及び方法、復号装置及び方法、並びに、プログラムに関する。 符号化器は、多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSV(Digital Sum Variation)が8以上32以下の符号語に情報語を符号化する。復号器は、多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSVが8以上32以下の符号語を情報語に復号する。本技術は、例えば、DCフリー符号の符号化を行う符号装置や、DCフリー符号の復号を行う復号装置に適用できる。
Description
本技術は、符号化装置及び方法、復号装置及び方法、並びに、プログラムに関し、特に、DCフリー符号の性能を向上させるようにした符号化装置及び方法、復号装置及び方法、並びに、プログラムに関する。
送信器と受信器が通信路を介してデータ通信を行う際、伝送信号の周波数スペクトルを制御することにより、通信路における伝送信号の品質劣化を抑制できる場合がある。このような周波数スペクトル制御を行う符号のうち、DC成分をヌルとして低周波数成分を抑制するDCフリー符号は、多くの種類が存在し、通信システムやストレージシステム等に広く用いられている。例えば、2値DCフリー符号の一例として、無線規格のFelica(登録商標)等に用いられているマンチェスタ符号、USB 3.0やGigabit Ethernet(登録商標)等に用いられている8B10B符号等がある。
また、従来、必要帯域を拡大せずに通信を高速化する手段として、符号語のシンボル値を3値(Ternary)以上とする多値DCフリー符号が提案されている。例えば、特許文献1には、8ビットの情報語を3値の6シンボルの符号語に符号化する8B6TのDCフリー符号が提案されている。また、特許文献2には、12ビットの情報語を4値(Quaternary)の8シンボルの符号語に変換する12B8QTのDCフリー符号、及び、14ビットの情報語を5値(Quinary)の8シンボルの符号語に変換する14B8QNのDCフリー符号が提案されている。
ところで、データ通信において伝送される信号の情報量は増大の一途をたどっている。そこで、より性能の良いDCフリー符号の実現が望まれている。
そこで、本技術は、DCフリー符号の性能を向上させるようにするものである。
本技術の第1の側面の符号化装置は、多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSV(Digital Sum Variation)が8以上32以下の符号語に情報語を符号化する符号化器を備える。
前記符号語を10シンボルとし、前記情報語を16ビットとすることができる。
DSVを8とすることができる。
前記符号語を並べた符号系列のランレングスを4以下にすることができる。
前記符号語のCDS(Codeword Digital Sum)は、-2、0又は2とし、前記符号化器には、前記符号語を並べた符号系列の前記符号語の始点及び終点のRDS(Running Digital Sum)を、-1又は1に制限させることができる。
前記符号語を5シンボルとし、前記情報語を8ビットとすることができる。
DSVを10とすることができる。
前記符号語を並べた符号系列のランレングスを6以下とすることができる。
前記符号語のCDSを、-3、-1、1又は3とし、前記符号化器には、前記符号語を並べた符号系列の前記符号語の始点及び終点のRDSを、-2、-1、1又は2に制限させることができる。
本技術の第1の側面の符号化方法は、多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSVが8以上32以下の符号語に情報語を符号化する符号化ステップを含む。
本技術の第1の側面のプログラムは、多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSVが8以上32以下の符号語に情報語を符号化する符号化ステップを含む処理をコンピュータに実行させる。
本技術の第2の側面の復号装置は、多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSVが8以上32以下の符号語を情報語に復号する復号器を備える。
前記符号語を10シンボルとし、前記情報語を16ビットとすることができる。
DSVを8とすることができる。
前記符号語を並べた符号系列のランレングスを4以下にすることができる。
前記符号語を5シンボルとし、前記情報語を8ビットとすることができる。
DSVを10とすることができる。
前記符号語を並べた符号系列のランレングスを6以下とすることができる。
本技術の第2の側面の復号方法は、多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSVが8以上32以下の符号語を情報語に復号する復号ステップを含む。
本技術の第2の側面のプログラムは、多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSVが8以上32以下の符号語を情報語に復号する復号ステップを含む処理をコンピュータに実行させる。
本技術の第1の側面においては、多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSVが8以上32以下の符号語に情報語が符号化される。
本技術の第2の側面においては、多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSVが8以上32以下の符号語が情報語に復号される。
本技術の第1の側面又は第2の側面によれば、DCフリー符号の性能が向上する。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
以下、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.伝送システムの基本構成
2.第1の実施の形態(16B10QTのDCフリー符号を実現する例)
3.第2の実施の形態(8B5QTのDCフリー符号を実現する例)
4.変形例
1.伝送システムの基本構成
2.第1の実施の形態(16B10QTのDCフリー符号を実現する例)
3.第2の実施の形態(8B5QTのDCフリー符号を実現する例)
4.変形例
<1.伝送システムの基本構成>
まず、図1を参照して、本技術を適用した伝送システムの基本構成について説明する。
まず、図1を参照して、本技術を適用した伝送システムの基本構成について説明する。
図1の伝送システム1は、符号化器11及び復号器12を含むように構成される。
符号化器11は、入力信号をkビットの情報語単位で多値度mのnシンボルの符号語に符号化する。符号化器11は、符号化した符号語を並べた符号系列を含む伝送信号を、通信路を介して復号器12に送信する。なお、符号化器11と復号器12の間の通信路は、有線であっても無線であってもよい。
復号器12は、伝送信号に含まれる各符号語を元のkビットの情報語に復号する。復号器12は、復号した情報語を並べたデータを含む出力信号を後段の装置に出力する。
なお、一般的な通信システムは、1バイトが8ビットなので、8ビット単位の処理系となっている場合が多い。従って、情報語のビット数kは、8の倍数に設定することが望ましい。
ここで、符号化器11の性能を評価する指標として、例えば、符号化率、DSV、最大ランレングス等がある。
符号化率rは、次式(1)により求められる。
r=1/n×logm2k ・・・(1)
例えば、上述した特許文献1の8B6TのDCフリー符号の符号化率は、0.841となる。また、上述した特許文献2の12B8QTのDCフリー符号の符号化率は、0.75となり、14B8QNのDCフリー符号の符号化率は、0.754となる。
DSVは、符号系列のシンボル値の総和であるRDSの最大値と最小値の差であり、一般的に次式(2)のように定義される。
DSV=RDSmax-RDSmin ・・・(2)
なお、RDSmaxはRDSの最大値であり、RDSminはRDSの最小値である。
DSVは、DCフリー符号の低周波数成分の抑制の程度を示す1つの指標となり、値が小さいほど低周波数成分を抑制することができる。また、DC成分をヌルとするには、RDSが有限になるように制限する必要がある。
例えば、上述した特許文献1の8B6TのDCフリー符号のDSVは10となる。また、上述した特許文献2の12B8QTのDCフリー符号のDSVは18となり、14B8QNのDCフリー符号のDSVは20となる。
なお、上記の各DCフリー符号のDSVの値は、シンボル間の最小距離(以下、最小シンボル点間距離と称する)が2になるように符号語のシンボル値を正規化して計算した値である。例えば、最小シンボル点間距離を2に設定した場合、4値の符号語のシンボル値は、例えば、{-3,-1,+1,+3}のいずれかとなる。この正規化処理により、異なる多値度を有する符号のDSVを同一の基準で比較することが可能になる。
最大ランレングスは、符号系列において同一シンボル(同じ値のシンボル)が連続する数の最大値である。例えば、1つの符号語内の同一シンボルの最大連続数をNとした場合、最大ランレングスは2Nとなる。多くの伝送路において、シンボル同期のために、最大ランレングスをできるだけ小さくすることが望ましい。
<2.第1の実施の形態>
次に、図2乃至図6を参照して、本技術の第1の実施の形態について説明する。
次に、図2乃至図6を参照して、本技術の第1の実施の形態について説明する。
{伝送システム1aの構成例}
図2は、本技術を適用した伝送システムの第1の実施の形態である伝送システム1aの構成例を示している。
図2は、本技術を適用した伝送システムの第1の実施の形態である伝送システム1aの構成例を示している。
伝送システム1aは、符号化器11a及び復号器12aを含むように構成される。
符号化器11aは、入力信号を16ビットの情報語単位で多値度4の10シンボルの符号語に符号化する。符号化器11aは、符号化した符号語を並べた符号系列を含む伝送信号を、通信路を介して復号器12aに送信する。
復号器12aは、伝送信号に含まれる各符号語を元の16ビットの情報語に復号する。復号器12aは、復号した情報語を並べたデータを含む出力信号を後段の装置に出力する。
なお、以下、符号語のシンボル値が、{-3,-1,+1,+3}の4値からなるものとする。従って、最小シンボル点間距離は2となる。
{符号化器11aの状態遷移}
次に、図3及び図4を参照して、符号化器11aの状態遷移の例について説明する。
次に、図3及び図4を参照して、符号化器11aの状態遷移の例について説明する。
図3は、符号化器11aのシンボル毎の状態遷移図の例を示している。状態遷移図の各円は、符号化器11aの内部状態を示している。各円内のSの文字の右の下付きの数値は、その状態におけるRDSの値を示している。この例では、RDSの最大値が+4であり、最小値が-4である。従って、DSVは8となる。
なお、以下、各内部状態をRDSの値を用いて示すようにする。例えば、RDSが0の内部状態をS0と称し、RDSが+1の内部状態をS+1と称し、RDSが-1の内部状態をS-1と称する。
各矢印は、矢印に示されている値のシンボルが出力された際の状態遷移を示している。例えば、内部状態がS0の場合に、シンボル値+1のシンボルが出力された場合、内部状態はS+1に遷移し、シンボル値+3のシンボルが出力された場合、内部状態はS+3に遷移する。また、例えば、内部状態がS0の場合に、シンボル値-1のシンボルが出力された場合、内部状態はS-1に遷移し、シンボル値-3のシンボルが出力された場合、内部状態はS-3に遷移する。
ここで、符号化器11a及び復号器12aの構成を容易にするためには、各符号語の最終シンボルが出力された後に、符号化器11aが取り得る内部状態(以下、符号語出力後状態と称する)の数を少なくすることが望ましい。そこで、符号化器11aでは、符号語出力後状態をS+1及びS-1の2状態に制限する。
図4は、符号語出力後状態をS+1及びS-1の2状態に制限した場合の、符号化器11aの符号語毎の状態遷移図の例を示している。状態遷移図の各円は、符号化器11aの符号語出力後状態を示している。また、図4の各矢印は、各矢印に示されているCDSの符号語が出力された際の状態遷移を示している。
ここで、CDSとは、符号語内のシンボル値の総和である。例えば、符号語が[-3,-1,-1,1,-1,1,-1,1,-1,3]である場合、CDSは-2(=-3-1-1+1-1+1-1+1-1+3)となる。
符号語出力後状態がS+1の場合、符号化器11aは、CDSが0又は-2の符号語を出力する。CDSが0の符号語が出力された場合、符号語出力後状態はS+1のままとなり、CDSが-2の符号語が出力された場合、符号語出力後状態はS-1に遷移する。
符号語出力後状態がS-1の場合、符号化器11aは、CDSが0又は+2の符号語を出力する。CDSが0の符号語が出力された場合、符号語出力後状態はS-1のままとなり、CDSが-2の符号語が出力された場合、符号語出力後状態はS+1に遷移する。
従って、CDSが0の符号語は、符号語出力後状態がS+1及びS-1の両方の場合において使用される。一方、CDSが+2の符号語は、符号語出力後状態がS-1の場合のみ使用され、CDSが-2の符号語は、符号語出力後状態がS+1の場合のみ使用される。
{伝送システム1aの符号化・復号テーブル}
図5及び図6は、図3及び図4の状態遷移を実現するために、伝送システム1aで用いられる符号化・復号テーブルの例を示している。
図5及び図6は、図3及び図4の状態遷移を実現するために、伝送システム1aで用いられる符号化・復号テーブルの例を示している。
図5の符号化・復号テーブルAは、0から16371までの情報語と符号語の対応関係を示している。なお、数が多いため、この図では、0から9までの情報語のみを示している。
ここで、符号化・復号テーブルAの始点の内部状態とは、テーブル内の符号語を出力する前の符号化器11aの内部状態、すなわち、1つ前の符号語が出力された後の符号語出力後状態である。終点の内部状態とは、テーブル内の符号語を出力した後の符号化器11aの内部状態、すなわち、テーブル内の符号語が出力された後の符号語出力後状態である。
テーブルAの符号語は、全てCDSが0であり、符号語内のRDSの最大値が3以下、かつ、最小値が-3以上となる符号語である。テーブルAの符号語は、符号語出力後状態がS+1及びS-1の両方の場合において使用される。
図6の符号化・復号テーブルBは、16372から65335までの情報語と符号語の対応関係を示している。なお、数が多いため、この図では、16372から16381までの情報語のみを示している。
テーブルBの符号語は、CDSが0又は-2であり、符号語内のRDSの最大値が3以下、かつ、最小値が-4又は-5となる符号語である。テーブルBの符号語は、符号語出力後状態がS+1の場合のみで使用される。
{符号化器11aの符号化方法}
次に、符号化器11aの符号化方法について説明する。
次に、符号化器11aの符号化方法について説明する。
符号化器11aは、符号化対象となる情報語がテーブルAに含まれる場合、図5の符号化・復号テーブルAにおいて当該情報語に対応する符号語を出力する。例えば、情報語が0である場合、出力される符号語は、[-3,1,-1,1,-1,1,-1,1,-1,3]となる。
また、符号化器11aは、符号化対象となる情報語がテーブルBに含まれる場合、符号語出力後状態に応じて、出力する符号語を切り替える。
具体的には、符号語出力後状態がS+1の場合、符号化器11aは、図6の符号化・復号テーブルBにおいて内部状態がS+1のときの当該情報語に対応する符号語を出力する。例えば、情報語が16372である場合、出力される符号語は、[-3,-1,-1,1,-1,1,-1,1,-1,3]となる。
符号語出力後状態がS-1の場合、符号化器11aは、図6の符号化・復号テーブルBにおいて内部状態がS+1のときの当該情報語に対応する符号語の各シンボル値の極性を全て反転した符号語を出力する。例えば、情報語が16372である場合、出力される符号語は、[3,1,1,-1,1,-1,1,-1,1,-3]となる。このとき出力される符号語のCDSは、各シンボル値の極性を反転することにより+2となる。
このようにして、符号化器11aは、16B10QTのDCフリー符号を生成する。すなわち、符号化器11aは、入力信号を16ビットの情報語単位で多値度4の10シンボルの符号語に符号化する。そして、符号化器11aは、符号化した符号語を並べた符号系列を含む伝送信号を、通信路を介して復号器12aに送信する。
{復号器12aの復号方法}
復号器12aは、復号対象となる符号語と一致する符号語を、図5の符号化・復号テーブルA及び図6の符号化・復号テーブルBの中から検索する。そして、復号器12aは、一致する符号語が見つかった場合、その符号語に対応する情報語を出力する。
復号器12aは、復号対象となる符号語と一致する符号語を、図5の符号化・復号テーブルA及び図6の符号化・復号テーブルBの中から検索する。そして、復号器12aは、一致する符号語が見つかった場合、その符号語に対応する情報語を出力する。
例えば、復号対象となる符号語が、[-3,1,-1,1,-1,1,-1,1,-1,3]である場合、当該符号語と一致する符号語が、図5の符号化・復号テーブルAに存在する。そして、当該符号語に対応する情報語である0が出力される。
一方、復号器12aは、一致する符号語が見つからない場合、当該符号語の各シンボル値の極性を全て反転する。次に、復号器12aは、極性反転後の符号語と一致する符号語を、図6の符号化・復号テーブルBの中から検索する。そして、復号器12aは、極性反転後の符号語と一致する符号語に対応する情報語を出力する。
例えば、復号対象となる符号語が、[3,1,1,-1,1,-1,1,-1,1,-3]である場合、極性反転後の符号語は、[-3,-1,-1,1,-1,1,-1,1,-1,3]となり、この極性反転後の符号語と一致する符号語が、図6の符号化・復号テーブルBに存在する。そして、当該極性反転後の符号語に対応する情報語である16372が出力される。
このようにして、復号器12aは、16B10QTのDCフリー符号を復号する。
{符号化器11aの性能について}
図3の状態遷移図に示される条件において、シャノン容量は0.856となる。一方、上述した16B10QTのDCフリー符号では、情報語のビット数k=16ビット、符号語の多値度m=4、シンボル数n=10なので、上述した式(1)に基づいて、符号化率r=0.8となる。これは、シャノン容量により示される理論限界の0.94倍である。また、この符号化率は、上述した特許文献1の8B6TのDCフリー符号、並びに、特許文献2の12B8QTのDCフリー符号及び14B8QNのDCフリー符号の符号化率を上回る。
図3の状態遷移図に示される条件において、シャノン容量は0.856となる。一方、上述した16B10QTのDCフリー符号では、情報語のビット数k=16ビット、符号語の多値度m=4、シンボル数n=10なので、上述した式(1)に基づいて、符号化率r=0.8となる。これは、シャノン容量により示される理論限界の0.94倍である。また、この符号化率は、上述した特許文献1の8B6TのDCフリー符号、並びに、特許文献2の12B8QTのDCフリー符号及び14B8QNのDCフリー符号の符号化率を上回る。
また、符号語の1シンボルで表現できる情報語のビット数は1.6ビットとなる。これは、多値度が同じ4である特許文献2の12B8QTのDCフリー符号の1.5ビットの約1.07倍となる。
さらに、RDSの最大値が+4、最小値が-4なので、DSV=8となる。このDSVは、上述した特許文献1の8B6TのDCフリー符号、並びに、特許文献2の12B8QTのDCフリー符号及び14B8QNのDCフリー符号のDSVより小さい。
なお、DSVを8より大きい値に設定することも可能である。DSVを8より大きくしても、制約条件が緩和される方向であり、符号化率0.8を実現可能であることは自明である。ただし、DSVは、例えば、[3,3,3,3,3,-3,-3,-3,-3,-3]及び[-3,-3,-3,-3,-3,3,3,3,3,3]の2符号語を用いた場合に、最大32となる。
また、符号語出力後状態がS+1の場合に使用可能な符号語のうち、同一シンボルの連続数が1(すなわち、同一シンボルが連続しない)の符号語の数は、合計で13538個であり、情報語の数より少ない。一方、符号語出力後状態がS+1の場合に使用可能な符号語のうち、同一シンボルの連続数が2以下の符号語の数は、合計で69351個であり、情報語の数より多い。従って、1つの符号語内の同一シンボルの連続数を2以下に抑えることができ、最大ランレングスを4に制限することができる。
以上のように、従来のDCフリー符号より性能が高いDCフリー符号を実現することができる。また、当該DCフリー符号は、現実的なハードウエアで十分構成可能な符号であり、情報語が16ビットなので、既存のシステムとの親和性も高い。よって、多様なシステムに容易に適用することが可能である。
<3.第2の実施の形態>
次に、図7乃至図23を参照して、本技術の第2の実施の形態について説明する。
次に、図7乃至図23を参照して、本技術の第2の実施の形態について説明する。
{伝送システム1bの構成例}
図7は、本技術を適用した伝送システムの第2の実施の形態である伝送システム1bの構成例を示している。
図7は、本技術を適用した伝送システムの第2の実施の形態である伝送システム1bの構成例を示している。
伝送システム1bは、符号化器11b及び復号器12bを含むように構成される。
符号化器11bは、入力信号を8ビットの情報語単位で多値度4の5シンボルの符号語に符号化する。符号化器11bは、符号化した符号語を並べた符号系列を含む伝送信号を、通信路を介して復号器12aに送信する。
復号器12bは、伝送信号に含まれる各符号語を元の情報語に復号する。復号器12aは、復号した情報語を並べたデータを含む出力信号を後段の装置に出力する。
{符号化器11bの状態遷移}
次に、図8及び図9を参照して、符号化器11bの状態遷移の例について説明する。
次に、図8及び図9を参照して、符号化器11bの状態遷移の例について説明する。
図8は、上述した図3と同様の図により、符号化器11bのシンボル毎の状態遷移図の例を示している。
図8の状態遷移図を図3の状態遷移図と比較すると、S+5及びS-5が追加されている点が異なる。従って、この例では、RDSの最大値が+5であり、最小値が-5であるため、DSVは10となる。
図9は、上述した図4と同様の図により、符号化器11bの符号語毎の状態遷移図の例を示している。
この例では、n個目の符号語の符号語出力後状態をS+1又はS-1とすると、n+1個目の符号語の符号語出力後状態はS+2又はS-2に制限され、n+2個目の符号語の符号語出力後状態はS+1又はS-1に制限される。
符号語出力後状態がS+2の場合、符号化器11bは、CDSが-1又は-3の符号語を出力する。CDSが-1の符号語が出力された場合、符号語出力後状態はS+1に遷移し、CDSが-3の符号語が出力された場合、符号語出力後状態はS-1に遷移する。
符号語出力後状態がS+1の場合、符号化器11bは、CDSが+1又は-3の符号語を出力する。CDSが+1の符号語が出力された場合、符号語出力後状態はS+2に遷移し、CDSが-3の符号語が出力された場合、符号語出力後状態はS-2に遷移する。
符号語出力後状態がS-1の場合、符号化器11bは、CDSが+3又は-1の符号語を出力する。CDSが+3の符号語が出力された場合、符号語出力後状態はS+2に遷移し、CDSが-1の符号語が出力された場合、符号語出力後状態はS-2に遷移する。
符号語出力後状態がS-2の場合、符号化器11bは、CDSが+3又は+1の符号語を出力する。CDSが+3の符号語が出力された場合、符号語出力後状態はS+1に遷移し、CDSが+1の符号語が出力された場合、符号語出力後状態はS-1に遷移する。
従って、CDSが+3の符号語は、符号語出力後状態がS-1及びS-2の場合において使用される。CDSが+1の符号語は、符号語出力後状態がS+1及びS-2の場合において使用される。CDSが-1の符号語は、符号語出力後状態がS+2及びS-1の場合において使用される。CDSが-3の符号語は、符号語出力後状態がS+2及びS+1の場合において使用される。
なお、図8の状態遷移図において、符号語出力後状態の初期値は、S+2、S+1、S-1、S-2のいずれの状態に設定してもよい。
{伝送システム1bの符号化・復号テーブル}
図10乃至図23は、図8及び図9の状態遷移を実現するために、伝送システム1bで用いられる符号化・復号テーブルの例を示している。なお、この例では、情報語は8進数で表記され、符号語は10進数で表記されている。
図10乃至図23は、図8及び図9の状態遷移を実現するために、伝送システム1bで用いられる符号化・復号テーブルの例を示している。なお、この例では、情報語は8進数で表記され、符号語は10進数で表記されている。
図10の符号化・復号テーブルCは、0から5までの情報語と符号語との対応関係を示している。
テーブルCの符号語は、CDSが-3であり、符号語内のRDSの最大値が4、かつ、最小値が-6以上となる符号語である。テーブルCの符号語は、符号語出力後状態がS+1の場合に使用される。
図11の符号化・復号テーブルDは、6から23までの情報語と符号語の対応関係を示している。
テーブルDの符号語は、CDSが+1であり、符号語内のRDSの最大値が4以下、かつ、最小値が-4、-5又は-6となる符号語である。テーブルDの符号語は、符号語出力後状態がS+1の場合に使用される。
図12乃至図17の符号化・復号テーブルEは、24から140までの情報語と符号語の対応関係を示している。
テーブルEの符号語は、CDSが+1であり、符号語内のRDSの最大値が4以下、かつ、最小値が-3以上となる符号語である。テーブルEの符号語は、符号語出力後状態がS+1又はS-2の場合に使用される。
図18乃至図23の符号化・復号テーブルFは、141から255までの情報語と符号語の対応関係を示している。
テーブルFの符号語は、CDSが-3であり、符号語内のRDSの最大値が3以下、かつ、最小値が-6以上となる符号語である。テーブルFの符号語は、符号語出力後状態がS+1又はS+2の場合に使用される。
{符号化器11bの符号化方法}
次に、符号化器11bの符号化方法について説明する。
次に、符号化器11bの符号化方法について説明する。
符号化器11bは、符号化対象となる情報語がテーブルCに含まれる場合、符号語出力後状態に応じて、出力する符号語を切り替える。
具体的には、符号語出力後状態がS+1の場合、符号化器11bは、図10の符号化・復号テーブルCにおいて当該情報語に対応する符号語を出力する。例えば、情報語が0である場合、出力される符号語は、[-3,-3,-1,1,3]となる。
符号語出力後状態がS-1の場合、符号化器11bは、図10の符号化・復号テーブルCにおいて内部状態がS+1のときの当該情報語に対応する符号語の各シンボル値の極性を全て反転した符号語を出力する。例えば、情報語が0である場合、出力される符号語は、[3,3,1,-1,-3]となる。このとき出力される符号語のCDSは、各シンボル値の極性を反転することにより、+3となる。
符号語出力後状態がS+1の場合、符号化器11bは、図10の符号化・復号テーブルCにおいて内部状態がS+1のときの当該情報語に対応する符号語の各シンボルを逆順に並び替えた符号語を出力する。例えば、情報語が0である場合、出力される符号語は、[3,1,-1,-3,-3]となる。
符号語出力後状態がS-2の場合、符号化器11bは、図10の符号化・復号テーブルCにおいて内部状態がS+1のときの当該情報語に対応する符号語の各シンボルを逆順に並び替え、かつ、各シンボル値の極性を全て反転した符号語を出力する。例えば、情報語が0である場合、出力される符号語は、[-3,-1,1,3,3]となる。このとき出力される符号語のCDSは、各シンボル値の極性を反転することにより、+3となる。
また、符号化器11bは、符号化対象となる情報語がテーブルDに含まれる場合、符号語出力後状態に応じて、出力する符号語を切り替える。
具体的には、符号語出力後状態がS+1の場合、符号化器11bは、図11の符号化・復号テーブルDにおいて当該情報語に対応する符号語を出力する。例えば、情報語が6である場合、出力される符号語は、[-1,3,3,-3,-1]となる。
符号語出力後状態がSー1の場合、符号化器11bは、図11の符号化・復号テーブルDにおいて内部状態がS+1のときの当該情報語に対応する符号語の各シンボル値の極性を全て反転した符号語を出力する。例えば、情報語が6である場合、出力される符号語は、[1,-3,-3,3,1]となる。このとき出力される符号語のCDSは、各シンボル値の極性を反転することにより、-1となる。
符号語出力後状態がS+2の場合、符号化器11bは、図11の符号化・復号テーブルDにおいて内部状態がS+1のときの当該情報語に対応する符号語の各シンボルを逆順に並び替え、かつ、各シンボル値の極性を全て反転した符号語を出力する。例えば、情報語が6である場合、出力される符号語は、[1,3,-3,-3,1]となる。このとき出力される符号語のCDSは、各シンボル値の極性を反転することにより、+3となる。
符号語出力後状態がS-2の場合、符号化器11bは、図11の符号化・復号テーブルDにおいて内部状態がS+1のときの当該情報語に対応する符号語の各シンボルを逆順に並び替えた符号語を出力する。例えば、情報語が6である場合、出力される符号語は、[-1,-3,3,3,-1]となる。
また、符号化器11bは、符号化対象となる情報語がテーブルEに含まれる場合、符号語出力後状態に応じて、出力する符号語を切り替える。
具体的には、符号語出力後状態がS+1又はS-2の場合、符号化器11bは、図12乃至図17の符号化・復号テーブルEにおいて当該情報語に対応する符号語を出力する。例えば、情報語が24である場合、出力される符号語は、[-3,1,-1,1,3]となる。
符号語出力後状態がS+2又はS-1の場合、符号化器11bは、図12乃至図17の符号化・復号テーブルEにおいて内部状態がS+1又はS-2のときの当該情報語に対応する符号語の各シンボル値の極性を全て反転した符号語を出力する。例えば、情報語が24である場合、出力される符号語は、[3,-1,1,-1,-3]となる。このとき出力される符号語のCDSは、各シンボル値の極性を反転することにより、-1となる。
さらに、符号化器11bは、符号化対象となる情報語がテーブルFに含まれる場合、符号語出力後状態に応じて、出力する符号語を切り替える。
具体的には、符号語出力後状態がS+2又はS+1の場合、符号化器11bは、図18乃至図23の符号化・復号テーブルFにおいて当該情報語に対応する符号語を出力する。例えば、情報語が141である場合、出力される符号語は、[-3,-3,1,-1,3]となる。
符号語出力後状態がS-1又はS-2の場合、符号化器11bは、図18乃至図23の符号化・復号テーブルFにおいて内部状態がS+2又はS+1のときの当該情報語に対応する符号語の各シンボル値の極性を全て反転した符号語を出力する。例えば、情報語が141である場合、出力される符号語は、[3,3,-1,1,-1]となる。このとき出力される符号語のCDSは、各シンボル値の極性を反転することにより、+3となる。
このようにして、符号化器11bは、8B5QTのDCフリー符号を生成する。すなわち、符号化器11bは、入力信号を8ビットの情報語単位で多値度4の5シンボルの符号語に符号化する。そして、符号化器11bは、符号化した符号語を並べた符号系列を含む伝送信号を、通信路を介して復号器12bに送信する。
{復号器12bの復号方法}
復号器12bは、復号対象となる符号語と一致する符号語を、符号化・復号テーブルC乃至Fの中から検索する。そして、復号器12bは、一致する符号語が見つかった場合、その符号語に対応する情報語を出力する。
復号器12bは、復号対象となる符号語と一致する符号語を、符号化・復号テーブルC乃至Fの中から検索する。そして、復号器12bは、一致する符号語が見つかった場合、その符号語に対応する情報語を出力する。
例えば、復号対象となる符号語が、[-3,-3,-1,1,3]である場合、当該符号語と一致する符号語が、図10の符号化・復号テーブルCに存在する。そして、当該符号語に対応する情報語である0が出力される。
一方、復号器12bは、一致する符号語が見つからない場合、当該符号語の各シンボル値の極性を全て反転する。次に、復号器12bは、極性反転後の符号語と一致する符号語を、符号化・復号テーブルC乃至Fの中から検索する。そして、復号器12bは、極性反転後の符号語と一致する符号語に対応する情報語を出力する。
例えば、復号対象となる符号語が、[1,-3,-3,3,1]である場合、一致する符号語が、符号化・復号テーブルC乃至Fの中に存在しない。一方、極性反転後の符号語である[-1,3,3,-3,-1]と一致する符号語が、図11の符号化・復号テーブルDに存在する。そして、当該符号語に対応する情報語である6が出力される。
また、復号器12bは、極性反転後の符号語でも一致する符号語が見つからない場合、当該符号語の各シンボルを逆順に並び替える。次に、復号器12bは、逆順並び替え後の符号語と一致する符号語を、符号化・復号テーブルC乃至Dの中から検索する。そして、復号器12bは、逆順並び替え後の符号語と一致する符号語に対応する情報語を出力する。
例えば、復号対象となる符号語が、[-1,-3,3,3,-1]である場合、一致する符号語が、符号化・復号テーブルC乃至Fの中に存在しない。また、極性反転後の符号語である[1,3,-3,-3,1]と一致する符号語も符号化・復号テーブルC乃至Fの中に存在しない。一方、逆順並び替え後の符号語である[-1,3,3,-3,-1]と一致する符号語が、図11の符号化・復号テーブルDに存在する。そして、当該符号語に対応する情報語である6が出力される。
さらに、復号器12bは、極性反転後の符号語と逆順並び替え後の符号語の双方で一致する符号語が見つからない場合、当該符号語の各シンボルを逆順に並び替え、さらに各シンボル値の極性を全て反転する。次に、復号器12bは、逆順並び替え及び極性反転後の符号語と一致する符号語を、符号化・復号テーブルC乃至Dの中から検索する。そして、復号器12bは、逆順並び替え及び極性反転後の符号語と一致する符号語に対応する情報語を出力する。
例えば、復号対象となる符号語が、[1,3,-3,-3,1]である場合、一致する符号語が、符号化・復号テーブルC乃至Fの中に存在しない。また、極性反転後の符号語である[-1,-3,3,3,-1]と一致する符号語も符号化・復号テーブルC乃至Fの中に存在しない。さらに、逆順並び替え後の符号語である[1,-3,-3,3,1]と一致する符号語も符号化・復号テーブルC乃至Dの中に存在しない。一方、逆順並び替え及び極性反転後の符号語である[-1,3,3,-3,-1]と一致する符号語が、図11の符号化・復号テーブルDに存在する。そして、当該符号語に対応する情報語である6が出力される。
このようにして、復号器12bは、8B5QTのDCフリー符号を復号する。
{符号化器11bの性能について}
図8の状態遷移図に示される条件において、シャノン容量は0.897となる。一方、上述した8B5QTのDCフリー符号では、情報語のビット数k=8ビット、符号語の多値度m=4、シンボル数n=10なので、上述した式(1)に基づいて、符号化率r=0.8となる。これは、シャノン容量により示される理論限界の0.89倍である。また、この符号化率は、上述した特許文献1の8B6TのDCフリー符号、並びに、特許文献2の12B8QTのDCフリー符号及び14B8QNのDCフリー符号の符号化率を上回る。
図8の状態遷移図に示される条件において、シャノン容量は0.897となる。一方、上述した8B5QTのDCフリー符号では、情報語のビット数k=8ビット、符号語の多値度m=4、シンボル数n=10なので、上述した式(1)に基づいて、符号化率r=0.8となる。これは、シャノン容量により示される理論限界の0.89倍である。また、この符号化率は、上述した特許文献1の8B6TのDCフリー符号、並びに、特許文献2の12B8QTのDCフリー符号及び14B8QNのDCフリー符号の符号化率を上回る。
また、符号語の1シンボルで表現できる情報語のビット数は1.6ビットとなる。これは、多値度が同じ4である特許文献2の12B8QTのDCフリー符号の1.5ビットの約1.07倍となる。
さらに、RDSの最大値が+5、最小値が-5なので、DSV=10となる。このDSVは、上述した特許文献1の8B6TのDCフリー符号と同じ値であり、特許文献2の12B8QTのDCフリー符号及び14B8QNのDCフリー符号のDSVより小さい。
なお、第2の実施の形態の8B5QTのDCフリー符号は、第1の実施の形態の16B10QTのDCフリー符号と比較して、DSVが大きくなる。しかし、情報語のビット数が半分になるため、符号化器11b及び復号器12bの回路規模を、符号化器11a及び復号器12aと比較して大幅に縮小することができる。
また、DSVを10より大きい値に設定することも可能である。DSVを10より大きくしても、制約条件が緩和される方向であり、符号化率0.8を実現可能であることは自明である。ただし、DSVは、例えば、[3,3,1,-3,-3]及び[-3,-3,-1,3,3]の2符号語を用いた場合に、最大16となる。
また、符号語出力後状態がS+1の場合に使用可能な符号語のうち、同一シンボルの連続数が2以下の符号語の数は、合計で237個であり、情報語の数より少ない。一方、符号語出力後状態がS+1の場合に使用可能な符号語のうち、同一シンボルの連続数が3以下の符号語の数は、合計で260個であり、情報語の数より多い。従って、1つの符号語内の同一シンボルの連続数を3以下に抑えることができ、最大ランレングスを6に制限することができる。
以上のように、従来のDCフリー符号より性能が高いDCフリー符号を実現することができる。また、当該DCフリー符号は、現実的なハードウエアで十分構成可能な符号であり、情報語が16ビットなので、既存のシステムとの親和性も高い。よって、多様なシステムに容易に適用することが可能である。
<4.変形例>
以下、上述した本技術の実施の形態の変形例について説明する。
以下、上述した本技術の実施の形態の変形例について説明する。
上述した符号化・復号テーブルの情報語と符号語の組み合わせは、その一例であり、上述したDCフリー符号の性能を確保できる範囲において自由に変更することが可能である。例えば、図6の符号化・復号テーブルBの符号語のCDSが0又は+2になるように設計してもよい。例えば、図11の符号化・復号テーブルEの符号語のCDSを全て-1になるように設計してもよい。例えば、図12の符号化・復号テーブルFの符号語EのCDSを全て+3になるように設計してもよい。
また、上述した状態遷移図は、その一例であり、上述したDCフリー符号の性能を確保できる範囲において自由に変更することが可能である。
{コンピュータの構成例}
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図13は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)201,ROM(Read Only Memory)202,RAM(Random Access Memory)203は、バス204により相互に接続されている。
バス204には、さらに、入出力インタフェース205が接続されている。入出力インタフェース205には、入力部206、出力部207、記憶部208、通信部209、及びドライブ210が接続されている。
入力部206は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部207は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部208は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部209は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ210は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア211を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU201が、例えば、記憶部208に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース205及びバス204を介して、RAM203にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU201)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア211に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータでは、プログラムは、リムーバブルメディア211をドライブ210に装着することにより、入出力インタフェース205を介して、記憶部208にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部209で受信し、記憶部208にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM202や記憶部208に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
さらに、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本技術は、1つの機能をネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、他の効果があってもよい。
さらに、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
また、例えば、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSV(Digital Sum Variation)が8以上32以下の符号語に情報語を符号化する符号化器を
備える符号化装置。
(2)
前記符号語は10シンボルであり、
前記情報語は16ビットである
前記(1)に記載の符号化装置。
(3)
DSVが8である
前記(2)に記載の符号化装置。
(4)
前記符号語を並べた符号系列のランレングスが4以下である
前記(3)に記載の符号化装置。
(5)
前記符号語のCDS(Codeword Digital Sum)は、-2、0又は2であり、
前記符号化器は、前記符号語を並べた符号系列の前記符号語の始点及び終点のRDS(Running Digital Sum)を、-1又は1に制限する
前記(2)乃至(4)のいずれかに記載の符号化装置。
(6)
前記符号語は5シンボルであり、
前記情報語は8ビットである
前記(1)に記載の符号化装置。
(7)
DSVが10である
前記(6)に記載の符号化装置。
(8)
前記符号語を並べた符号系列のランレングスが6以下である
前記(7)に記載の符号化装置。
(9)
前記符号語のCDSは、-3、-1、1又は3であり、
前記符号化器は、前記符号語を並べた符号系列の前記符号語の始点及び終点のRDSを、-2、-1、1又は2に制限する
前記(6)乃至(8)のいずれかに記載の符号化装置。
(10)
多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSVが8以上32以下の符号語に情報語を符号化する符号化ステップを
含む符号化方法。
(11)
多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSVが8以上32以下の符号語に情報語を符号化する符号化ステップを
含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(12)
多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSVが8以上32以下の符号語を情報語に復号する復号器を
備える復号装置。
(13)
前記符号語は10シンボルであり、
前記情報語は16ビットである
前記(12)に記載の復号装置。
(14)
DSVが8である
前記(13)に記載の復号装置。
(15)
前記符号語を並べた符号系列のランレングスが4以下である
前記(14)に記載の復号装置。
(16)
前記符号語は5シンボルであり、
前記情報語は8ビットである
前記(12)に記載の復号装置。
(17)
DSVが10である
前記(16)に記載の復号装置。
(18)
前記符号語を並べた符号系列のランレングスが6以下である
前記(17)に記載の復号装置。
(19)
多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSVが8以上32以下の符号語を情報語に復号する復号ステップを
含む復号方法。
(20)
多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSVが8以上32以下の符号語を情報語に復号する復号ステップを
含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSV(Digital Sum Variation)が8以上32以下の符号語に情報語を符号化する符号化器を
備える符号化装置。
(2)
前記符号語は10シンボルであり、
前記情報語は16ビットである
前記(1)に記載の符号化装置。
(3)
DSVが8である
前記(2)に記載の符号化装置。
(4)
前記符号語を並べた符号系列のランレングスが4以下である
前記(3)に記載の符号化装置。
(5)
前記符号語のCDS(Codeword Digital Sum)は、-2、0又は2であり、
前記符号化器は、前記符号語を並べた符号系列の前記符号語の始点及び終点のRDS(Running Digital Sum)を、-1又は1に制限する
前記(2)乃至(4)のいずれかに記載の符号化装置。
(6)
前記符号語は5シンボルであり、
前記情報語は8ビットである
前記(1)に記載の符号化装置。
(7)
DSVが10である
前記(6)に記載の符号化装置。
(8)
前記符号語を並べた符号系列のランレングスが6以下である
前記(7)に記載の符号化装置。
(9)
前記符号語のCDSは、-3、-1、1又は3であり、
前記符号化器は、前記符号語を並べた符号系列の前記符号語の始点及び終点のRDSを、-2、-1、1又は2に制限する
前記(6)乃至(8)のいずれかに記載の符号化装置。
(10)
多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSVが8以上32以下の符号語に情報語を符号化する符号化ステップを
含む符号化方法。
(11)
多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSVが8以上32以下の符号語に情報語を符号化する符号化ステップを
含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(12)
多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSVが8以上32以下の符号語を情報語に復号する復号器を
備える復号装置。
(13)
前記符号語は10シンボルであり、
前記情報語は16ビットである
前記(12)に記載の復号装置。
(14)
DSVが8である
前記(13)に記載の復号装置。
(15)
前記符号語を並べた符号系列のランレングスが4以下である
前記(14)に記載の復号装置。
(16)
前記符号語は5シンボルであり、
前記情報語は8ビットである
前記(12)に記載の復号装置。
(17)
DSVが10である
前記(16)に記載の復号装置。
(18)
前記符号語を並べた符号系列のランレングスが6以下である
前記(17)に記載の復号装置。
(19)
多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSVが8以上32以下の符号語を情報語に復号する復号ステップを
含む復号方法。
(20)
多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSVが8以上32以下の符号語を情報語に復号する復号ステップを
含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
1,1a,1b 伝送システム, 11,11a,11b 符号化器, 12,12a,12b 復号器
Claims (20)
- 多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSV(Digital Sum Variation)が8以上32以下の符号語に情報語を符号化する符号化器を
備える符号化装置。 - 前記符号語は10シンボルであり、
前記情報語は16ビットである
請求項1に記載の符号化装置。 - DSVが8である
請求項2に記載の符号化装置。 - 前記符号語を並べた符号系列のランレングスが4以下である
請求項3に記載の符号化装置。 - 前記符号語のCDS(Codeword Digital Sum)は、-2、0又は2であり、
前記符号化器は、前記符号語を並べた符号系列の前記符号語の始点及び終点のRDS(Running Digital Sum)を、-1又は1に制限する
請求項2に記載の符号化装置。 - 前記符号語は5シンボルであり、
前記情報語は8ビットである
請求項1に記載の符号化装置。 - DSVが10である
請求項6に記載の符号化装置。 - 前記符号語を並べた符号系列のランレングスが6以下である
請求項7に記載の符号化装置。 - 前記符号語のCDSは、-3、-1、1又は3であり、
前記符号化器は、前記符号語を並べた符号系列の前記符号語の始点及び終点のRDSを、-2、-1、1又は2に制限する
請求項6に記載の符号化装置。 - 多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSVが8以上32以下の符号語に情報語を符号化する符号化ステップを
含む符号化方法。 - 多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSVが8以上32以下の符号語に情報語を符号化する符号化ステップを
含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSVが8以上32以下の符号語を情報語に復号する復号器を
備える復号装置。 - 前記符号語は10シンボルであり、
前記情報語は16ビットである
請求項12に記載の復号装置。 - DSVが8である
請求項13に記載の復号装置。 - 前記符号語を並べた符号系列のランレングスが4以下である
請求項14に記載の復号装置。 - 前記符号語は5シンボルであり、
前記情報語は8ビットである
請求項12に記載の復号装置。 - DSVが10である
請求項16に記載の復号装置。 - 前記符号語を並べた符号系列のランレングスが6以下である
請求項17に記載の復号装置。 - 多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSVが8以上32以下の符号語を情報語に復号する復号ステップを
含む復号方法。 - 多値度が4、符号化率が0.8、シンボル間の最小距離を2とした場合のDSVが8以上32以下の符号語を情報語に復号する復号ステップを
含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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