WO2016009529A1 - 電子機器および制御方法 - Google Patents
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Abstract
実施形態によれば、電子機器は、本体と、センサと、電子コンパスと、補正手段とを具備する。前記センサは、ユーザの操作に応じて回転する操作部と、前記操作部の回転に応じて回転する磁石と、1以上の第1の磁気センサとを有する。前記電子コンパスは、複数の方向の磁束密度を測定するための複数の第2の磁気センサを有する。前記補正手段は、前記複数の第2の磁気センサによって測定された複数の測定値を前記センサからの1以上の検出信号の第1の組み合わせに応じた複数の第1の補正値を用いて補正する。
Description
ここに記載された実施形態は、概して、電子コンパスによる測定値に基づいて方位角を計算する技術に関する。
スマートフォンと連携したりすることが可能なウェアラブルデバイスが発売され始めている。ウェアラブルデバイスには、腕に装着するタイプである、スマートウォッチと言われるものがある。
スマートウォッチに、電子コンパスを実装することが考えられている。また、スマートウォッチの入力デバイスとしてスマートウォッチに、電子式竜頭を実装することが考えられている。
電子式竜頭は、竜頭の回転に応じて回転する磁石および1以上の磁気センサ等から構成されている。磁石の回転に応じて変化する磁界を複数の磁気センサによって検出する。
ところで、電子コンパスは、地磁気を検出するセンサであるから、微弱な磁気を感度よく検出する必要がある。
磁石と1以上の磁気センサは近接して配置される。電子コンパスは、磁石および1以上の磁気センサから離された位置に配置されるものの、電子コンパスは磁石の磁気の影響を受け、正確な方位角を測定することが困難になる。
本発明の目的は、本体内に磁石と電子コンパスがあっても、電子コンパスの測定値に基づいて計算される方位角の精度を高めることが可能な電子機器および制御方法を提供することにある。
実施形態によれば、電子機器は、本体と、センサと、電子コンパスと、補正手段と、計算手段とを具備する。前記センサは、ユーザの操作に応じて回転する操作部と、前記本体内に設けられ、前記操作部の回転に応じて回転する磁石と、前記本体内に設けられた1以上の第1の磁気センサとを有する。前記1以上の第1の磁気センサは各第1の磁気センサに近接する前記磁石の磁極に応じた1以上の検出信号を出力する。前記電子コンパスは、前記本体内に設けられた複数の方向の磁束密度を測定するための複数の第2の磁気センサを有する。前記補正手段は、前記複数の第2の磁気センサによって測定された複数の測定値を前記1以上の検出信号の第1の組み合わせに応じた複数の第1の補正値を用いて補正する。前記計算手段は、前記補正された複数の第1の測定値に基づいて、方位角を計算する。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係る電子機器の外観を示す斜視図である。この電子機器は、ディスプレイを備えた携帯型電子機器である。以下では、この電子機器が、腕時計機能を含む様々な機能を実行可能なスマートウォッチとして実現されている場合を想定する。
このスマートウォッチ10はバッテリ駆動可能な小型サイズのコンピューティングデバイスである。このスマートウォッチ10は本体11を備えている。本体11は薄い筐体から構成されている。この筐体内には、様々な電子部品が設けられている。本体11の上面にはディスプレイ12が配置されている。ディスプレイ12は、例えば、有機ELディスプレイであってもよい。また、ディスプレイ12は、ディスプレイ12の画面との接触の位置を検知可能なタッチパネルを備えていてもよい。
スマートウォッチ10は、本体11を人体(腕)に装着可能なベルト31、32を備える。ベルト31の一端は、取り付け部13A,13Bによって本体11の上端に取り付けられている。ベルト32の一端は、取り付け部13A,13Bによって本体11の下端に取り付けられている。
本体11の側面、例えば、右側面には、電子式竜頭41と幾つかの操作ボタンとが設けられている。ここでは、電子式竜頭41と、二つの操作ボタン42、43が本体11の右側面に設けられている場合が例示されている。電子式竜頭41は、竜頭を回転することにより、たとえば時計の時刻合わせを行ったりするための、入力デバイスである。
上述したようにスマートウォッチ10は様々な機能を実行することができるが、通常時は、ユーザに時刻を提示する腕時計機能を実行するように構成されている。
図2は、スマートウォッチ10のシステム構成を示す。
スマートウォッチ10は、コントローラ101、主メモリ103、不揮発性メモリ105、無線通信デバイス107、加速度センサ109、GPSモジュール110、電子コンパス111、およびエンベデッドコントローラ(EC)113等を備える。
スマートウォッチ10は、コントローラ101、主メモリ103、不揮発性メモリ105、無線通信デバイス107、加速度センサ109、GPSモジュール110、電子コンパス111、およびエンベデッドコントローラ(EC)113等を備える。
コントローラ101は、上述の腕時計機能を含む種々の機能を実行するように構成されている。このコントローラ101は、スマートウォッチ10内の様々なコンポーネントを制御する。このコントローラ101は、CPU101Aを含む様々な機能モジュールを備えたSOC(System-on-a-chip)によって実現されていても良い。CPU101Aは、不揮発性メモリ105から主メモリ103にロードされる様々なプログラムを実行するように構成されたプロセッサ(1以上のコア)として機能する。
これらプログラムは、オペレーティングシステム201および各種アプリケーション/ユーティリティープログラムを含む。アプリケーション/ユーティリティープログラムには、時計アプリケーションプログラム202、電子コンパスドライバ203、電子式竜頭ドライバ204、キャリブレーションアプリケーション205、およびナビゲーションアプリケーション206が含まれている。
時計アプリケーションプログラム202は上述の腕時計機能を実行するためのプログラムである。電子コンパスドライバ203は、後述する電子コンパスによって測定された複数の磁束密度を補正したり、補正された複数の磁束密度に基づいて方位角を計算したりするためのプログラムである。電子式竜頭ドライバ204は、電子式竜頭から出力される信号に応じて後述する竜頭の回転数および回転方向を計算したりするためのプログラムである。キャリブレーションアプリケーション205は、複数の磁束密度を補正する際に用いる補正値を設定する際に用いられるプログラムである。ナビゲーションアプリケーション206は、ユーザにより設定された目的位置、GPSモジュール110によって測位された現在位置、および電子コンパス111によって計算された方位角をナビゲーションサーバに送信する。ナビゲーションサーバは、方位角に基づいて進行方向を計算する。ナビゲーションサーバは、現在地、目的地、および進行方向に基づいて、ユーザを目的地に誘導するための情報をスマートウォッチ10に送信する。スマートウォッチ10は、受信された情報に応じて、ユーザを目的地に誘導するための情報をディスプレイ12に表示する。
さらに、アプリケーション/ユーティリティープログラムには、他の電子機器(例えばスマートフォン)と連携するアプリケーションプログラムが含まれていてもよい。このアプリケーションプログラムは、メールの着信通知、着信メールの内容、といった様々な情報をディスプレイ12に表示することができる。
加速度センサ109は、スマートウォッチ10の姿勢を検出するように構成されたセンサとして機能し得る。
GPSモジュール110は、GPS(Global positioning system)衛星から送信された原子時計による時間情報を含む信号を受信し、受信した信号に含まれる情報に基づいて、受信地点(現在地点)の三次元位置情報を演算する。
電子コンパス111は、複数の方向の磁束密度を測定する。電子コンパス111は、例えば直交する3軸方向の磁束密度を測定する。
エンベデッドコントローラ(EC)113は、ユーザの操作に応じて、スマートウォッチ10を電源オンまたは電源オフするための電力管理機能を実行するように構成されている。
図3は、スマートウォッチ10の内部を示す断面図である。
スマートウォッチ10に電子式竜頭300および電子コンパス310が設けられている。電子式竜頭41は、竜頭301、円形磁石302、上方磁気センサ303A、図示されていない下方磁気センサ等を有する。上方磁気センサ303Aは、基板320の表面上に実装されている。下方磁気センサは、基板320の裏面上に実装されている。
スマートウォッチ10に電子式竜頭300および電子コンパス310が設けられている。電子式竜頭41は、竜頭301、円形磁石302、上方磁気センサ303A、図示されていない下方磁気センサ等を有する。上方磁気センサ303Aは、基板320の表面上に実装されている。下方磁気センサは、基板320の裏面上に実装されている。
図4は、電子式竜頭41の構成を説明するための斜視図である。
電子式竜頭41は、竜頭、円形磁石302、上方磁気センサ303A、および下方磁気センサ303B等を有する。
図4では図示されていない竜頭301は、ユーザの操作に応じて回転する。円形磁石302は、直径方向に着磁している。円形磁石302は、竜頭301の回転に応じて回転する。上方磁気センサ303Aは、基板320の上面上に設けられている。下方磁気センサ303Bは基板320の下面上に設けられている。二つの磁気センサ303A,303Bは、円形磁石302の回転に応じて変化する磁界を検出する。磁気センサ303A,303Bは、検出した磁界に応じて近接する円形磁石の磁極を判別する。磁気センサ303A,303Bは、判別した磁極に応じた検出信号を出力する。例えば、N極であると判別した場合、磁気センサ303A,303Bは、検出信号としてHighを出力する。例えば、S極であると判別した場合、磁気センサ303A,303Bは、検出信号としてLowを出力する。
図4では図示されていない竜頭301は、ユーザの操作に応じて回転する。円形磁石302は、直径方向に着磁している。円形磁石302は、竜頭301の回転に応じて回転する。上方磁気センサ303Aは、基板320の上面上に設けられている。下方磁気センサ303Bは基板320の下面上に設けられている。二つの磁気センサ303A,303Bは、円形磁石302の回転に応じて変化する磁界を検出する。磁気センサ303A,303Bは、検出した磁界に応じて近接する円形磁石の磁極を判別する。磁気センサ303A,303Bは、判別した磁極に応じた検出信号を出力する。例えば、N極であると判別した場合、磁気センサ303A,303Bは、検出信号としてHighを出力する。例えば、S極であると判別した場合、磁気センサ303A,303Bは、検出信号としてLowを出力する。
図5は、竜頭301の回転に応じて二つの磁気センサ303A,303Bからそれぞれ出力される検出信号の変化を示す図である。
図5に示すように、二つの磁気センサ303A,303Bの検出信号は、竜頭の回転に応じて(High,Low)、(High,High)、(Low,High)、(Low,Low)と変化する。なお、括弧内の前者が上方磁気センサ303Aからの検出信号であり、括弧内の後者が下方磁気センサ303Bからの検出信号である。
電子式竜頭41に用いられる円形磁石302や磁気センサ303A,303Bの位置は、たとえば図4に示すようになっている。上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bセンは基板320の表裏に対をなして配置されており、直径方向に着磁した円形磁石302が回転する。図4の矢印方向に磁石が回転するとき、N極が上方磁気センサ303Aに近づくと上方磁気センサ303Aの出力がHighになり、その後、遅れて下方磁気センサ303BもHighになる。さらに回転を続けるとN極は遠ざかっていくことになるので、上方磁気センサ303AがLowになり、その後、遅れて下方磁気センサ303BもLowになる。
つまり、この2つの磁気センサ303A,303Bの出力が、(High,Low)→(High,High)→(Low,High)→(Low,Low)と何ステップ変わっていくかを検出することで、どれだけたくさん竜頭301を回転させたかの検出がおこなえる。また、逆回転させたときは、(High,Low)→(Low,Low)→(Low,High)→(High,High)と変わっていくので、同様に回転量をカウントできるうえ、回転方向を判別できる。
図6は、電子コンパス111の構成を示すブロック図である。
図6に示すように、電子コンパス111は、3軸磁気センサ601、チョッパモジュール602、差動アンプ603、A/D変換部604等を有する。3軸磁気センサ601は、x軸ホール素子601x、y軸ホール素子601yおよびz軸ホール素子601zを有する。
x軸ホール素子601x、y軸ホール素子601yおよびz軸ホール素子601zは、互いに直交する3方向の磁束密度を測定する。x軸ホール素子601xおよびy軸ホール素子601zは水平面内の磁束密度を検出するように配置されている。z軸ホール素子601zは鉛直方向の磁束密度を検出するように配置されている。以下では、x軸ホール素子601xによって測定された磁束密度をBx、y軸ホール素子601yによって測定された磁束密度をBy、z軸ホール素子601zによって測定された磁束密度をBzと表記する。
図6に示すように、電子コンパス111は、3軸磁気センサ601、チョッパモジュール602、差動アンプ603、A/D変換部604等を有する。3軸磁気センサ601は、x軸ホール素子601x、y軸ホール素子601yおよびz軸ホール素子601zを有する。
x軸ホール素子601x、y軸ホール素子601yおよびz軸ホール素子601zは、互いに直交する3方向の磁束密度を測定する。x軸ホール素子601xおよびy軸ホール素子601zは水平面内の磁束密度を検出するように配置されている。z軸ホール素子601zは鉛直方向の磁束密度を検出するように配置されている。以下では、x軸ホール素子601xによって測定された磁束密度をBx、y軸ホール素子601yによって測定された磁束密度をBy、z軸ホール素子601zによって測定された磁束密度をBzと表記する。
チョッパモジュール602は、x軸ホール素子601x、y軸ホール素子601yおよびz軸ホール素子601zをそれぞれ駆動する端子を切り換えるためのものである。
次に、x軸ホール素子601x、y軸ホール素子601yおよびz軸ホール素子601zから出力された信号は、差動入力アンプ603でそれぞれ増幅される。差動入力アンプ603によって増幅された出力増幅値がA/D変換部604によって磁束密度を示すデジタル信号に変換される。
本体11内の電子コンパス111は、要は地磁気を検出するセンサであるから、微弱な磁気を感度よく検出する必要がある。ところが、スマートウォッチ10の本体11内には、円形磁石302等の磁気の発生源がある。円形磁石302と磁気センサ303A,303Bは近接して配置され、電子コンパス111はそれより遠い位置にあるものの、電子コンパス111は円形磁石302による磁気の影響に常にさらされている。
電子コンパスドライバ203は、検出された磁束密度を補正し、機器内部の磁気による影響を排除した磁束密度を抽出する機能を有する。
図7は、電子コンパスドライバ203の構成を示すブロック図である。
電子コンパスドライバ203は、補正部701および方位角計算部702等を有する。
電子コンパスドライバ203は、補正部701および方位角計算部702等を有する。
補正部701は、電子コンパス111による測定値を1以上の磁気センサ303A,303Bからの1以上の検出信号の組み合わせに応じた複数の補正値を用いて、磁束密度Bx、By、Bzを補正する。補正部701は、補正テーブル710に格納されている複数の補正値を用いて、磁束密度Bx、By、Bzを補正する。補正テーブル710は、不揮発性メモリ105に格納されているが、電子コンパスドライバの実行時に主メモリ103にロードされる。
補正テーブル710には、上方磁気センサ303Aの検出信号と下方磁気センサ303Bの検出信号との組み合わせに応じた複数の補正値が格納されている。図8は、補正テーブル710の構造の例を示すである。補正テーブル710には、上方磁気センサ303Aの検出信号と下方磁気センサ303Bの検出信号との組み合わせに応じた複数の補正値群が格納されている。本実施形態の場合、上方磁気センサ303Aの検出信号と下方磁気センサ303Bの検出信号との組み合わせは4通りなので、4つの補正値群が補正テーブル710に格納されている。
第1の補正値群は、上方磁気センサ303Aの出力がHigh、下方磁気センサ303Bの出力がLowの時に磁束密度Bx、By、BZを補正するための複数の補正値B(H,L)x、B(H,L)y、B(H,L)zを含む。
第2の補正値群は、上方磁気センサ303Aの出力がHigh、下方磁気センサ303Bの出力がHighの時に磁束密度Bx、By、BZを補正するための複数の補正値B(H,H)x、B(H,H)y、B(H,H)zを含む。
第3の補正値群は、上方磁気センサ303Aの出力がLow、下方磁気センサ303Bの出力がHighの時に磁束密度Bx、By、BZを補正するための複数の補正値B(L,H)x、B(L,H)y、B(L,H)zを含む。
第4の補正値群は、上方磁気センサ303Aの出力がLow、下方磁気センサ303Bの出力がLowの時に磁束密度Bx、By、BZを補正するための複数の補正値B(L,L)x、B(L,L)y、B(L,L)zを含む。
方位角を利用するアプリケーションであるナビゲーションアプリケーション206が起動された時、補正部701は、電子式竜頭41の磁気センサ303A,303Bの出力信号を取得する。補正部701は、補正テーブル710から磁気センサ303A,303Bの複数の出力信号の組み合わせに応じた補正値群を選択する。補正部701は、選択した補正値群に含まれる複数の補正値を用いて、磁束密度Bx、By、Bzを補正する。
例えば、上方磁気センサ303Aの出力がHigh、下方磁気センサ303Bの出力がLowであれば、補正部701は、B(H,L)x、B(H,L)y、B(H,L)zを用いて、磁束密度Bx、By、Bzを補正する。補正部701は、以下の計算を行うことによって、補正磁束密度Bxnorm、Bynorm、Bznormを得る。
Bxnorm=Bx-B(H,L)x
Bynorm=By-B(H,L)y
Bznorm=Bz-B(H,L)z
例えば、上方磁気センサ303Aの出力がHigh、下方磁気センサ303Bの出力がHighであれば、補正部701は、B(H,H)x、B(H,H)y、B(H,H)zを用いて、磁束密度Bx、By、Bzを補正する。補正部701は、以下の計算を行うことによって、補正磁束密度Bxnorm、Bynorm、Bznormを得る。
Bynorm=By-B(H,L)y
Bznorm=Bz-B(H,L)z
例えば、上方磁気センサ303Aの出力がHigh、下方磁気センサ303Bの出力がHighであれば、補正部701は、B(H,H)x、B(H,H)y、B(H,H)zを用いて、磁束密度Bx、By、Bzを補正する。補正部701は、以下の計算を行うことによって、補正磁束密度Bxnorm、Bynorm、Bznormを得る。
Bxnorm=Bx-B(H,H)x
Bynorm=By-B(H,H)y
Bznorm=Bz-B(H,H)z
また、方位角を取得するアプリケーションの起動中に、竜頭301が回転した場合、磁気センサ303A,303Bの出力信号の値が変更されたことを通知する割り込みに応じて、補正に用いる補正値群を新たに選択する。
Bynorm=By-B(H,H)y
Bznorm=Bz-B(H,H)z
また、方位角を取得するアプリケーションの起動中に、竜頭301が回転した場合、磁気センサ303A,303Bの出力信号の値が変更されたことを通知する割り込みに応じて、補正に用いる補正値群を新たに選択する。
例えば、上方磁気センサ303Aの出力がLow、下方磁気センサ303Bの出力がHighであれば、補正部701は、B(L,H)x、B(L,H)y、B(L,H)zを用いて、磁束密度Bx、By、Bzを補正する。補正部701は、以下の計算を行うことによって、補正磁束密度Bxnorm、Bynorm、Bznormを得る。
Bxnorm=Bx-B(L,H)x
Bynorm=By-B(L,H)y
Bznorm=Bz-B(L,H)z
たとえば、上方磁気センサ303Aの出力がLow、下方磁気センサ303Bの出力がLowであれば、補正部701は、B(L,L)x、B(L,L)y、B(H,L)zを用いて、磁束密度Bx、By、Bzを補正する。補正部701は、以下の計算を行うことによって、補正磁束密度Bxnorm、Bynorm、Bznormを得る。
Bynorm=By-B(L,H)y
Bznorm=Bz-B(L,H)z
たとえば、上方磁気センサ303Aの出力がLow、下方磁気センサ303Bの出力がLowであれば、補正部701は、B(L,L)x、B(L,L)y、B(H,L)zを用いて、磁束密度Bx、By、Bzを補正する。補正部701は、以下の計算を行うことによって、補正磁束密度Bxnorm、Bynorm、Bznormを得る。
Bxnorm=Bx-B(L,L)x
Bynorm=By-B(L,L)y
Bznorm=Bz-B(L,L)z
方位角計算部702は、地磁気の各軸成分に比例した値α、β、γだけを取り出す。そして、例えば、加速度センサ109の検出信号によりX軸とY軸が水平面内にあると判定された場合、方位角計算部702は、地磁気の各軸成分に比例した値α、βの符号と、θ=arcTAN(β/α)の式に基づいて、方位角θを算出する。
Bynorm=By-B(L,L)y
Bznorm=Bz-B(L,L)z
方位角計算部702は、地磁気の各軸成分に比例した値α、β、γだけを取り出す。そして、例えば、加速度センサ109の検出信号によりX軸とY軸が水平面内にあると判定された場合、方位角計算部702は、地磁気の各軸成分に比例した値α、βの符号と、θ=arcTAN(β/α)の式に基づいて、方位角θを算出する。
また、加速度センサ109の検出信号によりX軸とY軸が水平面から傾いていると判定された場合、方位角計算部702は、地磁気の各軸成分に比例した値α、β、γを用いて傾斜角を補正した上で、方位角を演算することもできる。
次に、図9のフローチャートを参照して方位角を演算する手順を説明する。図9は、方位角を演算する手順を示すフローチャートである。
補正部701は、電子コンパス111から磁束密度Bx、By、Bzを取得する(ステップB11)。補正部701は、上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bからの出力を取得する(ステップB12)。補正部701は、上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bの出力がHighおよびLowであるかを判定する(ステップB13)。上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bの出力がHighおよびLowであると判定した場合(ステップB13のYes)、補正部701は、補正値B(H,L)x、B(H,L)y、B(H,L)zを用いて、磁束密度Bx、By、Bzを補正することによって、補正磁束密度Bxnorm、Bynorm、Bznormを得る(ステップB14)。方位角計算部702は、補正磁束密度Bxnorm、Bynorm、Bznormを用いて方位角を計算する(ステップB15)。
補正部701は、電子コンパス111から磁束密度Bx、By、Bzを取得する(ステップB11)。補正部701は、上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bからの出力を取得する(ステップB12)。補正部701は、上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bの出力がHighおよびLowであるかを判定する(ステップB13)。上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bの出力がHighおよびLowであると判定した場合(ステップB13のYes)、補正部701は、補正値B(H,L)x、B(H,L)y、B(H,L)zを用いて、磁束密度Bx、By、Bzを補正することによって、補正磁束密度Bxnorm、Bynorm、Bznormを得る(ステップB14)。方位角計算部702は、補正磁束密度Bxnorm、Bynorm、Bznormを用いて方位角を計算する(ステップB15)。
上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bの出力がHighおよびLowではないと判定した場合(ステップB13のNo)、補正部701は、上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bの出力がHighおよびHighであるかを判定する(ステップB16)。上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bの出力がHighおよびHighであると判定した場合(ステップB16のYes)、補正部701は、補正値B(H,H)x、B(H,H)y、B(H,H)zを用いて、磁束密度Bx、By、Bzを補正することによって、補正磁束密度Bxnorm、Bynorm、Bznormを得る(ステップB17)。方位角計算部702は、補正磁束密度Bxnorm、Bynorm、Bznormを用いて方位角を計算する(ステップB15)。
上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bの出力がHighおよびHighではないと判定した場合(ステップB16のNo)、補正部701は、上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bの出力がLowおよびHighであるかを判定する(ステップB18)。上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bの出力がLowおよびHighであると判定した場合(ステップB18のYes)、補正部701は、補正値B(L,H)x、B(L,H)y、B(L,H)zを用いて、磁束密度Bx、By、Bzを補正することによって、補正磁束密度Bxnorm、Bynorm、Bznormを得る(ステップB19)。方位角計算部702は、補正磁束密度Bxnorm、Bynorm、Bznormを用いて方位角を計算する(ステップB15)。
上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bの出力がLowおよびHighではないと判定した場合(ステップB18のNo)、補正部701は、補正値B(L,L)x、B(L,L)y、B(L,L)zを用いて、磁束密度Bx、By、Bzを補正することによって、補正磁束密度Bxnorm、Bynorm、Bznormを得る(ステップB20)。方位角計算部702は、補正磁束密度Bxnorm、Bynorm、Bznormを用いて方位角を計算する(ステップB15)。
次に、補正値を得るためのキャリブレーションについて説明する。
図10は、キャリブレーションアプリケーション205の構成を示すブロック図である。
図10は、キャリブレーションアプリケーション205の構成を示すブロック図である。
キャリブレーションアプリケーション205は、表示処理部801、補正値演算部802、補正テーブル更新部803等を有する。
表示処理部801は、ユーザへの通知やユーザへの指示等のメッセージを表示する処理を行う。補正値演算部802は、上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bの出力および磁束密度Bx、By、Bzに基づいて、補正値B(H,L)x、B(H,L)y、B(H,L)z、B(H,H)x、B(H,H)y、B(H,H)z、B(L,H)x、B(L,H)y、B(L,H)z、B(L,L)x、B(L,L)y、B(L,L)zを演算する。補正テーブル更新部803は、補正値演算部802によって演算された補正値に基づいて、補正テーブル710内の各補正値群内の複数の補正値を更新する。
図11に示すように、表示処理部801は、ユーザに、キャリブレーションが開始されることを通知するためにディスプレイ12に“Calibration Start”を表示する処理を行う。また、表示処理部801は、ユーザに竜頭301を動かさないよう通知するために、 “Please keep the winding crown”のメッセージをディスプレイ12に表示する処理を行う。なお、ディスプレイ12に表示される背景色は、例えばベージュである。
現在の上方磁気センサ303Aの出力がHigh、下方磁気センサ303Bの出力がHighであったとする。表示処理部801は、上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bの出力を複数回読み出すことによって、竜頭301が回転状態に無いことを確認する。
竜頭301が回転状態に無いことが確認されると、表示処理部801は、ユーザに4回中の1回目のキャリブレーションが行われることを通知するために、“Calibration (1/4)”のメッセージをディスプレイ12に表示する処理を行う。表示処理部801は、スマートウォッチ10を8の字回転動作をさせることを指示するために、図12に示すように、および“Please move the watch.”のメッセージとイラスト901をディスプレイ12に表示する処理を行う。
補正値演算部802は、任意の方位角θ1の時のx軸ホール素子601xによって測定された磁束密度Bxθ1と、方位角θ1+180゜の時のx軸ホール素子601xによって測定された磁束密度Bxθ1+180゜とから(1-1)式を用いて、補正値B(H,H)xを演算する。
B(H,H)x=(Bθ1+Bθ1+180°)/2 …(1-1)
補正値演算部802は、任意の方位角θ1の時のy軸ホール素子601yによって測定された磁束密度Byθ1と、方位角θ1+180゜の時のy軸ホール素子601yによって測定された磁束密度Byθ1+180゜とから(2-1)式を用いて、補正値B(H,H)yを演算する。
補正値演算部802は、任意の方位角θ1の時のy軸ホール素子601yによって測定された磁束密度Byθ1と、方位角θ1+180゜の時のy軸ホール素子601yによって測定された磁束密度Byθ1+180゜とから(2-1)式を用いて、補正値B(H,H)yを演算する。
B(H,H)y=(Bθ1+Bθ1+180°)/2 …(2-1)
補正値演算部802は、任意の方位角θ1の時のz軸ホール素子601zによって測定された磁束密度Bzθ1と、方位角θ1+180゜の時のz軸ホール素子601zによって測定された磁束密度Bzθ1+180゜とから(3-1)式を用いて、補正値B(H,H)zを演算する。
補正値演算部802は、任意の方位角θ1の時のz軸ホール素子601zによって測定された磁束密度Bzθ1と、方位角θ1+180゜の時のz軸ホール素子601zによって測定された磁束密度Bzθ1+180゜とから(3-1)式を用いて、補正値B(H,H)zを演算する。
B(H,H)z=(Bθ1+Bθ1+180°)/2 …(3-1)
補正テーブル更新部803は、補正値演算部802によって演算された補正値に基づいて、主メモリ103および不揮発性メモリ105内の補正テーブル710内の補正値B(H,H)x、B(H,H)y、B(H,H)zを更新する。
補正テーブル更新部803は、補正値演算部802によって演算された補正値に基づいて、主メモリ103および不揮発性メモリ105内の補正テーブル710内の補正値B(H,H)x、B(H,H)y、B(H,H)zを更新する。
表示処理部801は、背景が緑色になるまでユーザに竜頭を回転させることを指示するために、図13に示すように、ディスプレイ12に“Please rotate the wining crown till the background becomes green.”を表示する処理を行う。この時の、ディスプレイ12内の背景色は、ベージュである。
表示処理部801は、上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bの出力を確認する。上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bの出力の組み合わせがキャリブレーション済みではない組み合わせになったら、背景色を例えば緑色に変える。例えば、現在の上方磁気センサ303Aの出力がHigh、下方磁気センサ303Bの出力がLowになったら、表示処理部801は、ディスプレイ12の背景色を緑色にする。そして、表示処理部801は、ユーザに、竜頭をこれ以上回転させないよう指示するために、図14に示すように、“Please keep the winding crown”のメッセージをディスプレイ12に表示する処理を行う。また、表示処理部801は、ユーザにキャリブレーションを行うことを通知するために、図14に示すように、“Calibration”のメッセージをディスプレイ12に表示する処理を行う。
ユーザが背景色の変化やメッセージ気付かずに、さらに竜頭301を回転して、上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bの出力の組み合わせがキャリブレーション済みの組み合わせになった場合、表示処理部801は、背景色をベージュにし、図13に示すメッセージを表示させる。
表示処理部801は、4回中の2回目のキャリブレーションが行われることを通知するために、図15に示すように、“Calibration (2/4)”のメッセージをディスプレイ12に表示する処理を行う。表示処理部801は、ユーザにスマートウォッチ10を8の字回転動作をさせることを指示するために、図15に示すように、“Please move the watch.”のメッセージとイラスト902をディスプレイ12に表示する処理を行う。
補正値演算部802は、任意の方位角θ2の時のx軸ホール素子601xによって測定された磁束密度Bxθ2と、方位角θ2+180゜の時のx軸ホール素子601xによって測定された磁束密度Bxθ2+180゜とから(1-2)式を用いて、補正値B(H,L)xを演算する。
B(H,L)x=(Bθ1+Bθ1+180°)/2 …(1-2)
補正値演算部802は、任意の方位角θ2の時のy軸ホール素子601yによって測定された磁束密度Byθ2と、方位角θ2+180゜の時のy軸ホール素子601yによって測定された磁束密度Byθ2+180゜とから(2-2)式を用いて、補正値B(H,L)yを演算する。
補正値演算部802は、任意の方位角θ2の時のy軸ホール素子601yによって測定された磁束密度Byθ2と、方位角θ2+180゜の時のy軸ホール素子601yによって測定された磁束密度Byθ2+180゜とから(2-2)式を用いて、補正値B(H,L)yを演算する。
B(H,L)y=(Bθ2+Bθ2+180°)/2 …(2-2)
補正値演算部802は、任意の方位角θ2の時のz軸ホール素子601zによって測定された磁束密度Bzθ2と、方位角θ2+180゜の時のz軸ホール素子601zによって測定された磁束密度Bzθ2+180゜とから(3-2)式を用いて、補正値B(H,L)zを演算する。
補正値演算部802は、任意の方位角θ2の時のz軸ホール素子601zによって測定された磁束密度Bzθ2と、方位角θ2+180゜の時のz軸ホール素子601zによって測定された磁束密度Bzθ2+180゜とから(3-2)式を用いて、補正値B(H,L)zを演算する。
B(H,L)z=(Bθ2+Bθ2+180°)/2 …(3-2)
補正テーブル更新部803は、補正値演算部802によって演算された補正値に基づいて、主メモリ103および不揮発性メモリ105内の補正テーブル710内の補正値B(H,L)x、B(H,L)y、B(H,L)zを更新する。
補正テーブル更新部803は、補正値演算部802によって演算された補正値に基づいて、主メモリ103および不揮発性メモリ105内の補正テーブル710内の補正値B(H,L)x、B(H,L)y、B(H,L)zを更新する。
表示処理部801は、背景が緑色になるまでユーザに竜頭を回転させることを指示するために、図13に示すように、ディスプレイ12に“Please rotate the wining crown till the background becomes green.”を表示する処理を行う。
表示処理部801は、上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bの出力を確認する。上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bの出力の組み合わせがキャリブレーション済みではない組み合わせになったら、背景色を例えば緑色に変える。例えば、現在の上方磁気センサ303Aの出力がLow、下方磁気センサ303Bの出力がLowになったら、ディスプレイ12の背景色を緑色にする。そして、表示処理部801は、ユーザに、竜頭をこれ以上回転させないよう指示するために、図14に示すように、“Please keep the winding crown”のメッセージをディスプレイ12に表示する処理を行う。また、表示処理部801は、ユーザにキャリブレーションを行うことを通知するために、図14に示すように、“Calibration”のメッセージをディスプレイ12に表示する処理を行う。
ユーザが背景色の変化やメッセージ気付かずに、さらに竜頭301を回転して上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bの出力の組み合わせがキャリブレーション済みの組み合わせになった場合、表示処理部801は、背景色をベージュにし、図13に示すメッセージを表示させる。
表示処理部801は、4回中の3回目のキャリブレーションが行われることを通知するために、図16に示すように、“Calibration (3/4)”のメッセージをディスプレイ12に表示する処理を行う。この時、ディスプレイ12内の背景色は、緑以外の色である色(例えばベージュ)にする。表示処理部801は、ユーザにスマートウォッチ10を8の字回転動作をさせることを指示するために、図16に示すように、“Please move the watch.”のメッセージとイラスト903をディスプレイ12に表示する処理を行う。
補正値演算部802は、任意の方位角θ3の時のx軸ホール素子601xによって測定された磁束密度Bxθ3と、方位角θ3+180゜の時のx軸ホール素子601xによって測定された磁束密度Bxθ3+180゜とから(1-3)式を用いて、補正値B(L,L)xを演算する。
B(L,L)x=(Bθ1+Bθ1+180°)/2 …(1-3)
補正値演算部802は、任意の方位角θ3の時のy軸ホール素子601yによって測定された磁束密度Byθ3と、方位角θ3+180゜の時のy軸ホール素子601yによって測定された磁束密度Byθ3+180゜とから(2-3)式を用いて、補正値B(L,L)yを演算する。
補正値演算部802は、任意の方位角θ3の時のy軸ホール素子601yによって測定された磁束密度Byθ3と、方位角θ3+180゜の時のy軸ホール素子601yによって測定された磁束密度Byθ3+180゜とから(2-3)式を用いて、補正値B(L,L)yを演算する。
B(L,L)y=(Bθ3+Bθ3+180°)/2 …(2-3)
補正値演算部802は、任意の方位角θ3の時のz軸ホール素子601zによって測定された磁束密度Bzθ3と、方位角θ3+180゜の時のz軸ホール素子601zによって測定された磁束密度Bzθ3+180゜とから(3-3)式を用いて、補正値B(L,L)zを演算する。
補正値演算部802は、任意の方位角θ3の時のz軸ホール素子601zによって測定された磁束密度Bzθ3と、方位角θ3+180゜の時のz軸ホール素子601zによって測定された磁束密度Bzθ3+180゜とから(3-3)式を用いて、補正値B(L,L)zを演算する。
B(L,L)z=(Bθ3+Bθ3+180°)/2 …(3-3)
補正テーブル更新部803は、補正値演算部802によって演算された補正値に基づいて、主メモリ103および不揮発性メモリ105内の補正テーブル710内の補正値B(L,L)x、B(L,L)y、B(L,L)zを更新する。
補正テーブル更新部803は、補正値演算部802によって演算された補正値に基づいて、主メモリ103および不揮発性メモリ105内の補正テーブル710内の補正値B(L,L)x、B(L,L)y、B(L,L)zを更新する。
表示処理部801は、背景が緑色になるまでユーザに竜頭を回転させることを指示するために、図13に示すように、ディスプレイ12に“Please rotate the wining crown till the background becomes green.”を表示する処理を行う。
表示処理部801は、上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bの出力を確認する。上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bの出力の組み合わせがキャリブレーション済みではない組み合わせになったら、背景色を例えば緑色に変える。例えば、現在の上方磁気センサ303Aの出力がLow、下方磁気センサ303Bの出力がHighになったら、ディスプレイ12の背景色を緑色にする。そして、表示処理部801は、ユーザに、竜頭をこれ以上回転させないよう指示するために、図14に示すように、“Please keep the winding crown”のメッセージをディスプレイ12に表示する処理を行う。また、表示処理部801は、ユーザにキャリブレーションを行うことを通知するために、図14に示すように、“Calibration”のメッセージをディスプレイ12に表示する処理を行う。
ユーザが背景色の変化やメッセージ気付かずに、さらに竜頭301を回転して、上方磁気センサ303Aおよび下方磁気センサ303Bの出力の組み合わせがキャリブレーション済みの組み合わせになった場合、表示処理部801は、背景色をベージュにし、図13に示すメッセージを表示させる。
表示処理部801は、4回中の4回目のキャリブレーションが行われることを通知するために、図17に示すように、“Calibration (4/4)” のメッセージをディスプレイ12に表示する処理を行う。この時、ディスプレイ12内の背景色は、緑以外の色である色(例えばベージュ)にする。表示処理部801は、ユーザにスマートウォッチ10を8の字回転動作をさせることを通知するために、図17に示すように、 “Please move the watch.”のメッセージとイラスト904をディスプレイ12に表示する処理を行う。
補正値演算部802は、任意の方位角θ4の時のx軸ホール素子601xによって測定された磁束密度Bxθ4と、方位角θ4+180゜の時のx軸ホール素子601xによって測定された磁束密度Bxθ4+180゜とから(1-4)式を用いて、補正値B(L,H)xを演算する。
B(L,H)x=(Bθ1+Bθ1+180°)/2 …(1-4)
補正値演算部802は、任意の方位角θ4の時のy軸ホール素子601yによって測定された磁束密度Byθ4と、方位角θ4+180゜の時のy軸ホール素子601yによって測定された磁束密度Byθ4+180゜とから(2-4)式を用いて、補正値B(L,H)yを演算する。
補正値演算部802は、任意の方位角θ4の時のy軸ホール素子601yによって測定された磁束密度Byθ4と、方位角θ4+180゜の時のy軸ホール素子601yによって測定された磁束密度Byθ4+180゜とから(2-4)式を用いて、補正値B(L,H)yを演算する。
B(L,H)y=(Bθ4+Bθ4+180°)/2 …(2-4)
補正値演算部802は、任意の方位角θ4の時のz軸ホール素子601zによって測定された磁束密度Bzθ4と、方位角θ4+180゜の時のz軸ホール素子601zによって測定された磁束密度Bzθ4+180゜とから(3-4)式を用いて、補正値B(L,H)zを演算する。
補正値演算部802は、任意の方位角θ4の時のz軸ホール素子601zによって測定された磁束密度Bzθ4と、方位角θ4+180゜の時のz軸ホール素子601zによって測定された磁束密度Bzθ4+180゜とから(3-4)式を用いて、補正値B(L,H)zを演算する。
B(L,H)z=(Bθ4+Bθ4+180°)/2 …(3-4)
補正テーブル更新部803は、補正値演算部802によって演算された補正値に基づいて、主メモリ103および不揮発性メモリ105内の補正テーブル710内の補正値B(L,H)x、B(L,H)y、B(L,H)zを更新する。
補正テーブル更新部803は、補正値演算部802によって演算された補正値に基づいて、主メモリ103および不揮発性メモリ105内の補正テーブル710内の補正値B(L,H)x、B(L,H)y、B(L,H)zを更新する。
以上で、キャリブレーションが終了する。
なお、補正部701は、補正テーブル710に格納されている複数の補正値および感度情報テーブルに格納されている感度比を補正するための複数の感度情報を用いて磁束密度を補正しても良い。図18は、補正テーブルの構造の例を示す図である。感度情報テーブルには、上方磁気センサ303Aの検出信号と下方磁気センサ303Bの検出信号との組み合わせに応じた複数の感度情報群が格納されている。本実施形態の場合、上方磁気センサ303Aの検出信号と下方磁気センサ303Bの検出信号との組み合わせは4通りなので、4つの感度情報群が感度情報テーブルに格納されている。
補正部701は、補正テーブル710に格納されている複数の補正値、および感度情報テーブルに格納されている複数の感度情報を用いて、磁束密度Bx、By、Bzを補正する。感度情報テーブルは、不揮発性メモリ105に格納されているが、電子コンパスドライバの実行時に主メモリ103にロードされる。
第1の感度情報群は、上方磁気センサ303Aの出力がHigh、下方磁気センサ303Bの出力がLowの時に磁束密度Bx、By、BZを補正するための複数の感度情報値A(H,L)x、A(H,L)y、A(H,L)zを含む。
第2の感度情報群は、上方磁気センサ303Aの出力がHigh、下方磁気センサ303Bの出力がHighの時に磁束密度Bx、By、BZを補正するための複数の感度情報値A(H,H)x、A(H,H)y、A(H,H)zを含む。
第3の感度情報群は、上方磁気センサ303Aの出力がLow、下方磁気センサ303Bの出力がHighの時に磁束密度Bx、By、BZを補正するための複数の感度情報値A(L,H)x、A(L,H)y、A(L,H)zを含む。
第4の感度情報群は、上方磁気センサ303Aの出力がLow、下方磁気センサ303Bの出力がLowの時に磁束密度Bx、By、BZを補正するための複数の感度情報値A(L,L)x、A(L,L)y、A(L,L)zを含む。
A(A,B)x(A =H or L,B=H or L)は、磁束密度Bxを補正するための感度情報である。A(A,B)yは、磁束密度Byを補正するための感度情報である。A(A,B)zは、磁束密度Bzを補正するための感度情報である。括弧内のAは、上方磁気センサ303Aの出力を示し、また括弧内のBは下方磁気センサ303Bの出力を示す。Hは出力がHighであることを示し、Lは出力がLowであることを示す。
上方磁気センサ303Aの出力がLow、下方磁気センサ303Bの出力がLowの場合、補正部701は、以下の計算を行うことによって、補正磁束密度Bxnorm、Bynorm、Bznormを得る。
Bxnorm={Bx-B(H,L)x}/A(H,L)x
Bynorm={By-B(H,L)y}/A(H,L)y
Bznorm={Bz-B(H,L)z}/A(H,L)z
また、上方磁気センサ303Aの出力がHigh、下方磁気センサ303Bの出力がHighの場合、補正部701は、以下の計算を行うことによって、補正磁束密度Bxnorm、Bynorm、Bznormを得る。
Bynorm={By-B(H,L)y}/A(H,L)y
Bznorm={Bz-B(H,L)z}/A(H,L)z
また、上方磁気センサ303Aの出力がHigh、下方磁気センサ303Bの出力がHighの場合、補正部701は、以下の計算を行うことによって、補正磁束密度Bxnorm、Bynorm、Bznormを得る。
Bxnorm={Bx-B(H,H)x}/A(H,H)x
Bynorm={By-B(H,H)y}/A(H,H)y
Bznorm={Bz-B(H,H)z}/A(H,H)z
また、上方磁気センサ303Aの出力がLow、下方磁気センサ303Bの出力がHighの場合、補正部701は、以下の計算を行うことによって、補正磁束密度Bxnorm、Bynorm、Bznormを得る。
Bynorm={By-B(H,H)y}/A(H,H)y
Bznorm={Bz-B(H,H)z}/A(H,H)z
また、上方磁気センサ303Aの出力がLow、下方磁気センサ303Bの出力がHighの場合、補正部701は、以下の計算を行うことによって、補正磁束密度Bxnorm、Bynorm、Bznormを得る。
Bxnorm={Bx-B(L,H)x}/A(L,H)x
Bynorm={By-B(L,H)y}/A(L,H)y
Bznorm={Bz-B(L,H)z}/A(L,H)z
また、上方磁気センサ303Aの出力がLow、下方磁気センサ303Bの出力がLowの場合、補正部701は、以下の計算を行うことによって、補正磁束密度Bxnorm、Bynorm、Bznormを得る。
Bynorm={By-B(L,H)y}/A(L,H)y
Bznorm={Bz-B(L,H)z}/A(L,H)z
また、上方磁気センサ303Aの出力がLow、下方磁気センサ303Bの出力がLowの場合、補正部701は、以下の計算を行うことによって、補正磁束密度Bxnorm、Bynorm、Bznormを得る。
Bxnorm={Bx-B(L,L)x}/A(L,L)x
Bynorm={By-B(L,L)y}/A(L,L)y
Bznorm={Bz-B(L,L)z}/A(L,L)z
なお、感度情報は、キャリブレーション時に演算される。
Bynorm={By-B(L,L)y}/A(L,L)y
Bznorm={Bz-B(L,L)z}/A(L,L)z
なお、感度情報は、キャリブレーション時に演算される。
上方磁気センサ303Aの出力がHigh、下方磁気センサ303Bの出力がLowの場合の感度情報A(H,L)x、A(H,L)y、A(H,L)zは、補正値B(H,L)x、B(H,L)y、B(H,L)zと、任意の方位角θ1の時の各ホール素子601x、601y、601zによって測定された磁束密度Bxθ1,Byθ1,Bzθ1と、方位角θ1+90゜の時の各ホール素子601x、601y、601zによって測定された磁束密度Bxθ1+90゜,Byθ1+90゜,Bzθ1+90゜とから下式を用いて演算される。
上方磁気センサ303Aの出力がHigh、下方磁気センサ303Bの出力がHighの場合の感度情報A(H,H)x、A(H,H)y、A(H,H)zは、補正値B(H,H)x、B(H,H)y、B(H,H)zと、任意の方位角θ2の時の各ホール素子601x、601y、601zによって測定された磁束密度Bxθ2,Byθ2,Bzθ2と、方位角θ2+90゜の時の各ホール素子601x、601y、601zによって測定された磁束密度Bxθ2+90゜,Byθ2+90゜,Bzθ2+90゜とから下式を用いて演算される。
上方磁気センサ303Aの出力がHigh、下方磁気センサ303Bの出力がHighの場合の感度情報A(L,H)x、A(L,H)y、A(L,H)zは、補正値B(L,H)x、B(L,H)y、B(L,H)zと、任意の方位角θ3の時の各ホール素子601x、601y、601zによって測定された磁束密度Bxθ3,Byθ3,Bzθ3と、方位角θ3+90゜の時の各ホール素子601x、601y、601zによって測定された磁束密度Bxθ3+90゜,Byθ3+90゜,Bzθ3+90゜とから下式を用いて演算される。
上方磁気センサ303Aの出力がLow、下方磁気センサ303Bの出力がLowの場合の感度情報A(L,L)x、A(L,L)y、A(L,L)zは、補正値B(L,L)x、B(L,L)y、B(L,L)zと、任意の方位角θ4の時の各ホール素子601x、601y、601zによって測定された磁束密度Bxθ4,Byθ4,Bzθ4と、方位角θ4+90゜の時の各ホール素子601x、601y、601zによって測定された磁束密度Bxθ4+90゜,Byθ4+90゜,Bzθ4+90゜とから下式を用いて演算される。
本実施形態の電子機器によれば、電子式竜頭41の磁気センサ303A,303Bからの出力の組み合わせに応じた複数の補正値を用いて電子コンパス111による複数の測定値を補正することで、電子コンパス111による複数の測定値を容易に補正することができ、計算される方位角の精度を高めることが可能になる。
また、方位角を利用するアプリケーションの非起動時は磁気センサ303A,303Bからの出力の組み合わせを判定しなくても良い。方位角を利用するアプリケーションの起動時に複数の補正値群から補正値群を選択して、電子コンパス111による複数の測定値を容易に補正することができる。また、磁気センサ303A,303Bからの出力の組み合わせが変化した際は、複数の補正値群から磁気センサ303A,303Bからの出力に応じた補正値群を再選択することによって、正しい補正値を用いることが可能になる。
なお、本実施形態の電子式竜頭41は、2個の磁気センサ303A,303Bを有している。しかし、電子式竜頭41が、1個または3個以上の磁気センサを有していても良い。
本実施形態の電子コンパスドライバ203による補正処理の手順はソフトウェア(プログラム)によって実現することができるので、このソフトウェアを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのソフトウェアを通常のコンピュータにインストールして実行することにより、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
ここで説明したシステムの様々なモジュールは、ソフトウェアアプリケーション、ハードウェアおよび/またはソフトウェアのモジュール、あるいは、サーバのような1つ以上のコンピュータ上のコンポーネントとして実現することができる。様々なモジュールを別々に示したが、これらは、同一の根本的なロジックまたはコードのいくつかまたはすべてを共有することが可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
Claims (9)
- 本体と、
ユーザの操作に応じて回転する操作部と、前記本体内に設けられた前記操作部の回転に応じて回転する磁石と、前記本体内に設けられた1以上の第1の磁気センサとを有するセンサであって、前記1以上の第1の磁気センサは各第1の磁気センサに近接する前記磁石の磁極に応じた1以上の検出信号を出力する、センサと、
前記本体内に設けられた複数の方向の磁束密度を測定するための複数の第2の磁気センサを有する電子コンパスと、
前記複数の第2の磁気センサによって測定された複数の測定値を前記1以上の検出信号の第1の組み合わせに応じた複数の第1の補正値を用いて補正する補正手段と
前記補正された複数の第1の測定値に基づいて、方位角を計算する計算手段と
を具備する電子機器。 - 前記1以上の検出信号の1以上の組み合わせに対応する、それぞれが複数の補正値を有する複数の補正値群が格納されるメモリを更に具備し、
前記補正手段は、前記複数の補正値群から前記第1の組み合わせに対応する第1の補正値群を選択し、前記第1の補正値群に含まれる前記複数の第1の補正値を用いて前記複数の測定値を補正する
請求項1に記載の電子機器。 - 前記方位角を利用するアプリケーションを実行するプロセッサを更に具備し、
前記アプリケーションの起動時に、前記補正手段は、前記第1の補正値群を選択する
請求項2に記載の電子機器。 - 前記アプリケーションの実行中に、前記複数の検出信号の組み合わせが、前記第1の組み合わせから第2の組み合わせに変わった場合、前記補正手段は、前記複数の補正値群から前記第2の組み合わせに対応する第2の補正値群を選択するように構成され、前記第1の補正値群に含まれる前記複数の第1の補正値を用いて前記複数の測定値を補正するように構成されている
請求項3に記載の電子機器。 - 前記複数の補正値群に含まれる複数の補正値を更新するキャリブレーション手段を更に具備する請求項2に記載の電子機器。
- 現在位置を測定するGPSモジュールと、
前記現在位置と、前記方位角とに応じて前記ユーザを目的地に誘導するナビゲーション手段を更に具備する請求項1に記載の電子機器。 - 前記ユーザに時刻を提示する時計手段を更に具備する
請求項1に記載の電子機器。 - 前記本体を、ユーザの腕に装着可能にするベルトを更に具備する
請求項1に記載の電子機器。 - 本体と、ユーザの操作に応じて回転する操作部と、前記本体内に設けられた前記操作部の回転に応じて回転する磁石と、前記本体内に設けられた1以上の第1の磁気センサとを有するセンサであって、前記1以上の第1の磁気センサは各第1の磁気センサに近接する前記磁石の磁極に応じた1以上の検出信号を出力する、センサと、前記本体内に設けられた複数の方向の磁束密度を測定するための複数の第2の磁気センサを有する電子コンパスとを具備する電子機器の制御方法であって、
前記複数の第2の磁気センサによって測定された複数の測定値を前記1以上の検出信号の第1の組み合わせに応じた複数の第1の補正値を用いて補正することと、
前記補正された複数の第1の測定値に基づいて、方位角を計算することと
を含む制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2014/069064 WO2016009529A1 (ja) | 2014-07-17 | 2014-07-17 | 電子機器および制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2014/069064 WO2016009529A1 (ja) | 2014-07-17 | 2014-07-17 | 電子機器および制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
WO2016009529A1 true WO2016009529A1 (ja) | 2016-01-21 |
Family
ID=55078046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
PCT/JP2014/069064 WO2016009529A1 (ja) | 2014-07-17 | 2014-07-17 | 電子機器および制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
WO (1) | WO2016009529A1 (ja) |
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2014
- 2014-07-17 WO PCT/JP2014/069064 patent/WO2016009529A1/ja active Application Filing
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