WO2015140998A1 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

 例えばDNS切り替え時のログ収集漏れの防止等のため複数のログ情報生成サーバが生成・送信した行動ログ情報に基づいて情報処理装置に行動履歴情報を生成させる場合において、行動履歴情報の修正を不要として処理負担の軽減を図る。 記憶部に記憶された行動ログ情報とサーバ識別情報とに基づいて行動ログ情報の送信が最も遅滞しているログ情報生成サーバによって送信された最新の行動ログ情報に含まれる行動時刻情報が表す時刻を最遅滞サーバ最新ログ時刻として検出し、検出した最遅滞サーバ最新ログ時刻に基づく収集基準時刻を設定し、記憶部に記憶されている行動ログ情報のうち収集基準時刻より前の行動時刻情報を含んでいる行動ログ情報を選択的に収集する。

Description

情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体
 本発明は、ユーザがネットワーク上で行った行動についての行動ログ情報を生成するログ情報生成サーバから送信された行動ログ情報に基づいて行動履歴情報を生成する情報処理装置とその情報処理方法、情報処理装置を実現するプログラム、及びプログラムを記憶した記憶媒体に関する。
特開2013-25708号公報 特開2009-58987号公報
 例えば上記特許文献1,2に開示されるアフィリエイトシステムのように、ユーザがネットワーク上で行った特定の行動についての履歴情報を生成するシステムが知られている。例えばアフィリエイトシステムでは、対象広告をクリックする行動や対象商品等を購入する行動についての行動履歴情報が生成され、当該行動履歴情報に基づいてアフィリエイト成果報酬の算出等が行われる。
 ここで、上記のようなユーザの行動履歴情報を生成するシステムとしては、例えばユーザ端末等の外部装置からのアクセスに基づいてユーザが行った行動についてのログ情報(以下「行動ログ情報」と表記)を生成するログ情報生成サーバと、ログ情報生成サーバが生成した行動ログ情報を収集してユーザの行動履歴情報を生成する行動履歴情報生成サーバとを備えたシステムとして構成することができる。
 上記のようなログ情報生成サーバと行動履歴情報生成サーバとを備えた行動履歴情報の生成システムについて、旧システムから新システムへの移行を行う場合を想定してみる。上記のようにログ情報生成サーバは外部装置からのアクセス(ネットワークを介したアクセス)に基づきユーザが行った行動についての行動ログ情報を生成するので、旧システムから新システムへの移行を行うには、外部装置からのアクセスが旧システム側のログ情報生成サーバではなく新システム側のログ情報生成サーバに対して行われるように変更する必要がある。このために、システムの運用者は、いわゆるDNS(Domain Name System)切り替えを申請する。すなわち、現状のドメイン名(URL:Uniform Resource Locator)に対して旧システム側のIPアドレスではなく新システム側のIPアドレスが対応付けられるように申請を行う。これにより、ドメイン名を変更することなく旧システムから新システムへの移行を行うことができる。
 しかしながら、周知のようにDNS切り替えが完了する(申請内容が完全に浸透する)までには相応の時間を要する(いわゆるDNS切り替えの浸透待ち期間)。
 DNS切り替え浸透待ち期間においては、旧システム側へのアクセスも引き続き行われるため、新システム側で全ての対象行動についてのログ情報を生成できない。すなわち、新システム側において行動ログ情報の欠落が生じ、行動履歴情報を適正に生成できない。
 このため、行動履歴情報生成サーバには、新・旧双方のシステムのログ情報生成サーバからの行動ログ情報を取得させる。これにより、行動ログ情報の欠落を防止することができる。
 但し、上記のようにDNS切り替えに伴う行動ログ情報の欠落防止のため行動履歴情報生成サーバに新・旧双方のシステムのログ情報生成サーバから行動ログ情報を取得させるということは、行動履歴情報生成サーバは、複数のログ情報生成サーバがそれぞれ生成・送信した行動ログ情報を所要の記憶装置に一時記憶し、記憶した行動ログ情報を収集して行動履歴情報を生成することになる。
 なおこの際、行動履歴情報の生成は、例えば数時間おきなど所定の間隔で行うため、行動履歴情報生成サーバは、行動ログ情報の収集を逐次に行うことになる。
 しかしながら、上記のように複数のログ情報生成サーバがそれぞれ生成・送信した行動ログ情報を行動履歴情報生成サーバに取得させる場合には、単に一時記憶した行動ログ情報を収集したのでは、既に生成した行動履歴情報の修正が必要となる場合があり、処理負担の増大を招く虞がある。
 すなわち、上記のように複数のログ情報生成サーバから送信された行動ログ情報を行動履歴情報生成サーバに取得させる際には、それらのログ情報生成サーバに処理負荷のバラツキが生じることに起因して、何れかのログ情報生成サーバにおいて行動ログ情報の生成・送信処理に遅滞が生じる。処理が遅滞しているログ情報生成サーバは、他のサーバと比較してより過去の行動についてのログ情報を行動履歴情報生成サーバに送信することになる。このような状況において、記憶されている複数の行動ログ情報サーバからの行動ログ情報を全て取得してしまうと、当該収集した行動ログ情報の中に、既に生成した行動履歴情報で管理されるべき行動時刻の行動ログ情報が含まれてしまい、履歴情報の修正が必要となってしまう。
 この点を具体例を挙げて説明する。先ず、n回目の収集時における第一のログ情報生成サーバ側の最新ログが12:00:00(時:分:秒)の行動ログ、第二のログ情報生成サーバ側の最新ログが11:50:00の行動ログであり、n+1回目の収集時における第一のログ情報生成サーバ側の最新ログが12:10:00の行動ログ、第二のログ情報生成サーバ側の最新ログが12:00:00の行動ログであったとする。また、行動履歴情報の生成は、行動ログ情報の収集毎に行われていると仮定する。
 この場合、n回目の収集に応じて生成される行動履歴情報は12:00:00までの行動履歴、n+1回目の収集に応じて生成される行動履歴情報は12:10:00までの行動履歴を管理する情報となるべきであるが、上記の例においては、第二のログ情報生成サーバの処理遅滞により、第二のログ情報生成サーバが生成した11:50:00~12:00:00の行動ログがn回目の収集に間に合わず、n+1回目の収集時に収集されることになる。すなわち、n+1回目の収集時に収集した行動ログ情報の中に、既に生成した行動履歴情報で管理されるべき行動時刻の行動ログ情報が含まれてしまう。このため、第二のログ情報生成サーバ側の11:50:00~12:00:00の行動ログをn回目の収集時に生成した行動履歴情報に反映させるために、既に生成した行動履歴情報の修正が必要となってしまう。
 このように行動履歴情報生成サーバに複数の行動ログ情報生成サーバが生成・送信した行動ログ情報を取得させる場合には、行動履歴情報生成のための行動ログ情報の収集手法について何ら考慮されないと、処理が遅滞する行動ログ情報生成サーバの出現により、既に生成した行動履歴情報の修正が必要となる。
 そこで、本発明は上記した問題点に鑑み、例えばDNS切り替え時のログ収集漏れの防止等のため複数のログ情報生成サーバが生成・送信した行動ログ情報に基づいて情報処理装置に行動履歴情報を生成させる場合において、上記のような行動履歴情報の修正を不要として処理負担の軽減を図ることを目的とする。
 第1に、本発明に係る情報処理装置は、それぞれが外部装置からのネットワークを介したアクセスに基づいて少なくともユーザがネットワーク上で行った行動の時刻を表す行動時刻情報を含む行動ログ情報を生成する複数のログ情報生成サーバから送信された前記行動ログ情報を、前記行動ログ情報を送信した前記ログ情報生成サーバを識別するためのサーバ識別情報が対応づけられた状態で一時記憶する記憶部と、前記記憶部から収集された前記行動ログ情報に基づいて前記行動の履歴を表す行動履歴情報を生成する行動履歴情報生成部と、制御部とを備え、前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記行動ログ情報と前記サーバ識別情報とに基づいて前記行動ログ情報の送信が最も遅滞している前記ログ情報生成サーバによって送信された最新の前記行動ログ情報に含まれる前記行動時刻情報が表す時刻を最遅滞サーバ最新ログ時刻として検出する時刻検出処理と、前記時刻検出処理によって検出した前記最遅滞サーバ最新ログ時刻に基づく収集基準時刻を設定し、前記記憶部に記憶されている前記行動ログ情報のうち前記収集基準時刻より前の前記行動時刻情報を含んでいる行動ログ情報を選択的に収集する選択収集処理とを実行するものである。
 これにより、新たに収集した行動ログ情報に既に生成した行動履歴情報で管理されるべき行動時刻の行動ログ情報が含まれないようになる。
 第2に、上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記ログ情報生成サーバとして、DNS切り替えに伴い前記外部装置からのアクセスが行われなくなる旧システムにおけるログ情報生成サーバと前記DNS切り替えに伴い前記外部装置からのアクセスが行われる新システム側のログ情報生成サーバとが存在し、前記制御部は、前記DNS切り替えに伴って前記行動ログ情報の送信が停止された前記ログ情報生成サーバの有無を判別する切り替え完了判別処理と、前記切り替え完了判別処理により該当するログ情報生成サーバがあると判別した場合に、前記記憶部に記憶されている前記行動ログ情報のうち、前記最遅滞サーバ最新ログ時刻が検出されたログ情報生成サーバから送信された行動ログ情報を収集すると共に、当該ログ情報生成サーバを前記時刻検出処理の対象から除外する切り替え完了時対応処理とを実行することが望ましい。
 これにより、DNS切り替えの完了によって旧システム側のログ情報生成サーバからの行動ログ情報が記憶部に蓄積されなくなったことに伴って生じる行動ログ情報の収集の滞りが解消される。
 第3に、上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記制御部は、前記切り替え完了時対応処理において、前記旧システム側の全てのログ情報生成サーバから送信された行動ログ情報を収集すると共に、前記旧システム側の全てのログ情報生成サーバを前記時刻検出処理の対象から除外することが望ましい。
 これにより、旧システム側のログ情報生成サーバが複数存在する場合において、DNS切り替えの完了に伴う行動ログ情報の収集の滞りが1度のみに抑えられる。
 第4に、上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記制御部は、前記切り替え完了判別処理において、前記最遅滞サーバ最新ログ時刻又は前記収集基準時刻が所定回数連続して同時刻であるか否かを判別することが望ましい。
 これにより、DNS切り替えに伴って行動ログ情報の送信が停止されたログ情報生成サーバの有無を判別するにあたり、行動ログ情報サーバからの送信状況を監視する処理を別途に行う必要がない。
 また、本発明に係る情報処理方法は、それぞれが外部装置からのネットワークを介したアクセスに基づいて少なくともユーザがネットワーク上で行った行動の時刻を表す行動時刻情報を含む行動ログ情報を生成する複数のログ情報生成サーバから送信された前記行動ログ情報を、前記行動ログ情報を送信した前記ログ情報生成サーバを識別するためのサーバ識別情報が対応づけられた状態で一時記憶する記憶部と、前記記憶部から収集された前記行動ログ情報に基づいて前記行動の履歴を表す行動履歴情報を生成する行動履歴情報生成部とを備えた情報処理装置における情報処理方法であって、前記記憶部に記憶された前記行動ログ情報と前記サーバ識別情報とに基づいて前記行動ログ情報の送信が最も遅滞している前記ログ情報生成サーバによって送信された最新の前記行動ログ情報に含まれる前記行動時刻情報が表す時刻を最遅滞サーバ最新ログ時刻として検出する時刻検出手順と、前記時刻検出手順によって検出した前記最遅滞サーバ最新ログ時刻に基づく収集基準時刻を設定し、前記記憶部に記憶されている前記行動ログ情報のうち前記収集基準時刻より前の前記行動時刻情報を含んでいる行動ログ情報を選択的に収集する選択収集手順と、を有する情報処理方法である。
 さらに、本発明に係るプログラムは、上記情報処理方法として実行する処理を情報処理装置に実行させるプログラムである。
 さらにまた、本発明に係る記憶媒体は、上記プログラムを記憶したプログラムである。これらのプログラムや記憶媒体により上記の情報処理装置を実現する。
 本発明によれば、例えばDNS切り替え時のログ収集漏れの防止等のため複数のログ情報生成サーバが生成・送信した行動ログ情報に基づいて情報処理装置に行動履歴情報を生成させる場合において、既に生成した行動履歴情報の修正を不要として処理負担の軽減を図ることができる。
実施の形態で前提とするネットワークシステムの説明図である。 行動ログ情報が生成される過程の概要を説明するためのフローチャートである。 実施の形態のコンピュータ装置のブロック図である。 実施の形態のアフィリエイト管理システムのブロック図である。 DNS切り替えに伴い生じる行動ログ情報の欠落についての説明図である。 新・旧アフィリエイト管理システムの関係を示した図である。 実施の形態の行動履歴情報生成サーバ(情報処理装置)のブロック図である。 実施の形態の行動履歴情報生成サーバにおける制御部が有する機能をブロック化して示した図である。 時刻検出処理部及び選択収集処理部による処理の意義についての説明図である。 DNS切り替えの完了に伴って行動ログ情報の収集が滞った場合の記憶部における行動ログ情報の記憶状況を模式的に表した図である。 制御部の機能を実現するための具体的な処理手順を示したフローチャートである。
 以下、実施の形態を次の順序で説明する。
<1.ネットワークシステム構成>
<2.アフィリエイト管理システムの構成>
<3.システム移行について>
<4.実施の形態の行動履歴情報生成サーバ>
<5.処理手順>
<6.実施の形態のまとめ>
<7.プログラム及び記憶媒体>
<8.変形例>
<1.ネットワークシステム構成>
 図1に、本実施の形態で前提とするネットワークシステム1の例を示す。このネットワークシステム1はEC(EC:electronic commerce(電子商取引))システムとして機能する。
 ネットワークシステム1は、例えばインターネットとしてのネットワーク2を介して、ショッピングサイト管理システム3、複数のユーザ端末4,4…、複数のウェブサーバ5,5…、アフィリエイト管理システム6が互いに通信可能に構成されている。
 ネットワークシステム1では、ショッピングサイト管理システム3により仮想商店街のウェブサイト(ECサイト)がユーザ(ユーザ端末4のユーザ)に提供される。ECサイト内には複数の店舗(仮想商店街の加盟店)が存在する。各店舗のスタッフが自店舗の商品を店舗端末(図示は省略)としてのコンピュータ装置を介して登録することで、様々な店舗の様々な商品がECサイト上にアップロードされる。ユーザはユーザ端末4からECサイトにアクセスして所望の商品を購入することができる。
 また、ネットワークシステム1において、ユーザは、ウェブサーバ5が提供する他人のブログサイト等の任意のウェブサイトにアクセスすることもできる。
 ショッピングサイト管理システム3は、1以上の店舗のウェブサイトを含んで成るECサイトをユーザに提供する1又は複数のコンピュータ装置である。ショッピングサイト管理システム3は、ユーザ端末4から送られてきたHTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエストに基づいて様々な処理を行う。例えば、ショッピングサイト管理システム3は、各種ウェブページ(例えば商品ページ、商品検索用のページ、買い物かごページ、注文ページなど)の生成及び送信や、ユーザによる注文確定操作に応じた購入処理を実行する。
 ユーザ端末4は、ウェブブラウザを備えたコンピュータ装置である。ユーザ端末4としては、例えば高機能携帯電話機(スマートフォン)や携帯電話機、携帯情報端末(PDA)、携帯型又は据置型のパーソナルコンピュータ(PC)などが挙げられるが、ユーザ端末4の種類はこれらに限定されない。
 ユーザ端末4は、HTTPリクエストをショッピングサイト管理システム3やウェブサーバ5、アフィリエイト管理システム6に送信することでウェブページや所定の処理を要求する。またユーザ端末4は、HTTPリクエストに応じて送られてきたウェブページを受信してウェブブラウザ上に表示する。これにより、ユーザは所望のウェブページを閲覧したり操作したりすることができる。
 なお、ユーザは、ECサイトを利用するにあたり、ショッピングサイト管理システム3に会員登録を行うことができる。会員登録の際にユーザは、ユーザID(ユーザ識別情報)や商品の送付先、クレジットカード番号等の必要情報を登録する。ユーザは、登録したユーザIDによりECサイトにログインすることで、ECサイトでの商品の購入の際に必要情報を再度入力する手間が省かれる。
 ここで、ユーザ端末4においては、ログイン時に入力したユーザIDを当該ユーザ端末4のウェブブラウザのcookieに記憶することが可能とされている。
 ウェブサーバ5は、任意のウェブサイトをユーザに提供する1又は複数のコンピュータ装置である。
 本実施の形態では、ウェブサーバ5のうちの所要のウェブサーバ5が提供するウェブサイトには、いわゆるアフィリエイト・リンクが掲載(表示)されている。本例の場合、アフィリエイト・リンクはバナー広告の形態でウェブサイト上に掲載されている。このアフィリエイト・リンクは、当該リンクをクリックしたユーザをショッピングサイト管理システム3が提供するECサイト内の特定の店舗のウェブページ又は当該店舗の特定の商品のウェブページにアクセスさせるためのリンクである。
 アフィリエイト・リンクには、リンク先のURL(Uniform Resource Locator)、他のアフィリエイト・リンクと識別するためのリンクID(広告ID)、及びアフィリエイト・リンクの掲載を依頼した店舗(広告主)を識別するための店舗IDが付されている。
 アフィリエイト・リンクには、アフィリエイト・リンクがクリックされたことに応じてユーザ端末4に上記のリンクID、店舗ID、クリック時刻(行動時刻)をアフィリエイト管理システム6に対して送信させるためのコード(制御プログラム)が埋め込まれている。
 ユーザは、ウェブサーバ5が提供する他人のウェブサイトに掲載されているアフィリエイト・リンクをクリックすることで、ECサイト内の特定のウェブページにアクセスして所望の商品を購入することができる。
 ユーザがアフィリエイト・リンク経由でECサイトにアクセスして当該ECサイト内の店舗で商品を購入すると、その商品の販売店舗から、当該アフィリエイト・リンクをウェブサイト上に掲載しているリンク掲載者(広告掲載者)に所定の報酬が支払われる。
 アフィリエイト管理システム6は、アフィリエイトに係るユーザの行動、具体的にはアフィリエイト・リンクをクリックする行動、及び特定商品を購入する行動についてのログ情報(以下「行動ログ情報」と表記)を生成し、行動ログ情報に基づいてユーザの行動の履歴を表す行動履歴情報を生成し、行動履歴情報に基づいてリンク掲載者への報酬(アフィリエイト成果報酬)の算出を行う。
 本実施の形態において、アフィリエイト管理システム6は、行動ログ情報の生成を行うサーバ装置(後述するログ情報生成サーバ10)と、行動ログ情報に基づいて行動履歴情報を生成するサーバ装置(後述する行動履歴情報生成サーバ11)と、行動履歴情報に基づいてアフィリエイト成果報酬の算出を行うサーバ装置(後述する成果報酬管理サーバ12)としての複数のコンピュータ装置を備えて構成されている。
 ネットワークシステム1において、行動ログ情報が生成される過程の概要を図2のフローチャートを参照して説明する。
 図2において、ユーザが任意のウェブページ上でアフィリエイト・リンクをクリックすると(ステップS1)、ユーザ端末4が当該アフィリエイト・リンクに付されたコードに従ってリンクID、店舗ID、ユーザID、行動を識別するための行動識別情報(この場合は「クリック」としての行動を示す情報)、及びクリック操作が行われた日時の情報(行動時刻情報)をアフィリエイト・サーバ10に送信する(ステップS2)。
 これに応じ、アフィリエイト管理システム6(ログ情報生成サーバ10)は、これらリンクID、店舗ID、ユーザID、行動識別情報、及び行動時刻情報を対応づけた行動ログ情報を生成する(ステップS3)。
 ここで、本例の場合は、上記のようにユーザのクリック行動をアフィリエイト管理システム6がロギングできるように、アフィリエイト・リンクにはリンク先URLとしてアフィリエイト管理システム6のURLが付されている。
 アフィリエイト管理システム6は、上記のようにアフィリエイト・リンクのクリックに応じてユーザ端末4がアクセスしてきたことに応じて、当該ユーザ端末4をクリックされたアフィリエイト・リンクに対応したECサイト内の特定のウェブページにリダイレクトさせる(ステップS4)。
 ショッピングサイト管理システム3は、上記のリダイレクトに伴うユーザ端末4からのHTTPリクエストに応じて、クリックされたアフィリエイト・リンクに対応した特定のウェブページを生成してユーザ端末4に送信する(ステップS5)。
 その後は、ユーザ端末4とショッピングサイト管理システム3との間で、HTTPリクエスト、及び当該リクエストに対応するウェブページの送受信が行われる(ステップS6)。
 なお、ステップS6においては、ユーザが別のアフィリエイト・リンクをクリックすることで上記のステップS1~S5に相当する一連の処理が行われる場合もある。
 その後、ユーザが特定の店舗の特定の商品についての注文を確定する操作を行うと(ステップS7)、当該操作に応じたHTTPリクエストがショッピングサイト管理システム3に送信され(ステップS8)、ショッピングサイト管理システム3において購入処理が実行される(ステップS9)。
 ショッピングサイト管理システム3は、この購入処理が完了すると、アフィリエイト管理システム6にアクセスして購入通知を行う(S10)。この購入通知には、購入された(注文確定された)商品を識別するための商品ID、商品が購入された店舗の店舗ID、購入者のユーザID、商品の購入価格情報、行動識別情報(この場合は「購入」としての行動を示す情報)、及び商品の購入日時(注文確定日時)を表す行動時刻情報が含まれる。
 アフィリエイト管理システム6は、ショッピングサイト管理システム3からの購入通知に応じて行動ログ情報を生成する(ステップS11)。具体的には、購入通知に含まれる商品ID、店舗ID、ユーザID、購入価格情報、行動識別情報、及び行動時刻情報を対応づけた行動ログ情報を生成する。
 なお、購入通知は、ユーザ端末4に実行させることもできる。すなわち、例えば注文確定画面としてのウェブページにコードを埋め込んでおき、ユーザ端末4が当該コードに従ってアフィリエイト管理システム6にアクセスして購入通知を行うものである。
 図2に、図1で示したショッピングサイト管理システム3、ユーザ端末4、ウェブサーバ5、アフィリエイト管理システム6を構成するコンピュータ装置(情報処理装置)のハードウエア構成を示す。
 図3において、コンピュータ装置のCPU(Central Processing Unit)101は、ROM( Read Only Memory)102に記憶されているプログラム、または記憶部108からRAM( Random Access Memory )103にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM103にはまた、CPU101が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
 CPU101、ROM102、及びRAM103は、バス104を介して相互に接続されている。このバス104には、入出力インターフェース105も接続されている。
 入出力インターフェース105には、キーボード、マウス、タッチパネルなどよりなる入力部106、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)、有機EL(Electroluminescence)パネルなどよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部107、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ装置などより構成される記憶部108、ネットワーク2を介しての通信処理や機器間通信を行う通信部109が接続されている。
 入出力インターフェース105にはまた、必要に応じてメディアドライブ110が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア111が適宜装着され、リムーバブルメディア111に対する情報の書込や読出が行われる。
 このようなコンピュータ装置では、通信部109による通信によりデータやプログラムのアップロード、ダウンロードが行われたり、リムーバブルメディア111を介したデータやプログラムの受け渡しが可能である。
 CPU101が各種のプログラムに基づいて処理動作を行うことで、特にアフィリエイト管理システム6を構成するそれぞれのコンピュータ装置において後述する情報処理や通信が実行される。
 なお、ショッピングサイト管理システム3、ユーザ端末4、ウェブサーバ5、アフィリエイト管理システム6を構成するコンピュータ装置は、図2のようなコンピュータ装置が単一で構成されることに限らず、複数のコンピュータ装置がシステム化されて構成されてもよい。複数のコンピュータ装置は、LAN等によりシステム化されていてもよいし、インターネット等を利用したVPN(Virtual Private Network)等により遠隔地に配置されたものでもよい。
<2.アフィリエイト管理システム>
 アフィリエイト管理システム6の構成を図4で説明する。
 図4に示すように、アフィリエイト管理システム6は、ログ情報生成サーバ10、行動履歴情報生成サーバ11、及び成果報酬管理サーバ12を備えている。
 この場合のアフィリエイト管理システム6においては、例えば行動ログ情報の生成処理の負荷を分散させる等の目的からログ情報生成サーバ10が複数備えられている。図のように、本例では2つのログ情報生成サーバ10が備えられている。
 図示は省略したが、この場合のアフィリエイト管理システム6にはログ情報生成サーバ10の前段にロードバランサが設けられており、当該ロードバランサにより外部装置(本例ではユーザ端末4、ショッピングサイト管理システム3)からのアクセスのログ情報生成サーバ10への振り分けが行われる。先に説明したアフィリエイト・リンクに付されたURL、及びショッピングサイト管理システム3が購入通知を行う際に参照するURLとしては、当該ロードバランサのURLが設定されている。
 ログ情報生成サーバ10は、外部装置からのネットワークを介したアクセスに基づいて少なくともユーザがネットワーク上で行った行動の時刻を表す行動時刻情報を含む行動ログ情報を生成する。具体的に、本例におけるログ情報生成サーバ10は、前述したようなアフィリエイト・リンクのクリックに応じたユーザ端末4からのアクセスに基づいた行動ログ情報(リンクID、店舗ID、ユーザID、行動識別情報、及び行動時刻情報を対応づけた行動ログ情報)、及びショッピングサイト管理システム3からの前述した購入通知を伴うアクセスに基づいた行動ログ情報(商品ID、店舗ID、ユーザID、購入価格情報、行動識別情報、及び行動時刻情報を対応づけた行動ログ情報)の生成を行う。
 行動ログ情報生成サーバ10は、生成した行動ログ情報を行動履歴情報生成サーバ11に送信する。このとき、行動ログ情報生成サーバ10は、当該行動ログ情報生成サーバ10を識別するためのサーバID(サーバ識別情報)を送信サーバIDとして行動ログ情報に付して行動履歴情報生成サーバ11に送信する。
 行動履歴情報生成サーバ11は、ログ情報生成サーバ10から送信された行動ログ情報を当該行動ログ情報を送信したログ情報生成サーバ10の送信サーバIDが対応づけられた状態で一時記憶すると共に、記憶した行動ログ情報を収集してユーザの行動の履歴を表す行動履歴情報を生成する。
 行動履歴情報としては、例えばユーザID、リンクID、行動時刻、商品ID等の項目ごとに行動の履歴をソート可能な形式で生成する。
 行動履歴情報生成サーバ11は、生成した行動履歴情報を成果報酬管理サーバ12に送信する。
 成果報酬管理サーバ12は、行動履歴情報生成サーバ11から送信された行動履歴情報に基づいてリンク掲載者への報酬(アフィリエイト成果報酬)の算出を行う。
 成果報酬管理サーバ12は、算出した成果報酬の情報を少なくともリンク掲載者を識別する情報と対応づけて記憶する。このように記憶された成果報酬の情報は、必要に応じて読み出され、アフィリエイト成果報酬の支払い処理に供される。
<3.システム移行について>
 本実施の形態では、図1に示したネットワークシステム1において、アフィリエイト管理システム6を旧システムから新システムに移行することを前提とする。前述したように、旧システムから新システムへの移行を行うには、外部装置からのアクセスが旧システム側のログ情報生成サーバ10ではなく新システム側のログ情報生成サーバ10に対して行われるように変更するべく、DNS(Domain Name System)切り替えを申請するが、DNS切り替えを申請した後のDNS切り替えの浸透待ち期間には旧システム側と新システム側の双方にアクセスが行われるため、新システム側において行動ログ情報の欠落が生じ行動履歴情報を適正に生成できない。
 図5は、DNS切り替えに伴い生じる行動ログ情報の欠落についての説明図である。
 図5では横軸を実時刻ctとして、DNS切り替えの浸透待ち期間(以下「期間WDT」と表記する)とその前後期間における旧システム側、新システム側それぞれへのアクセス状況を模式的に表している。図中「6O」が旧システムとしてのアフィリエイト管理システム6へのアクセスが行われる期間、「6N」が新システムとしてのアフィリエイト管理システム6へのアクセスが行われる期間を表している。
 図中では説明の便宜上、期間WDTは12:00:00(時:分:秒)~13:00:00の1時間の期間としている。
 DNS切り替えを申請してからその内容が浸透し切るまでの間は、或るユーザ端末4は旧システム側、別のユーザ端末4は新システム側にアクセスするという事態が生じ得るため、新・旧双方のシステムに対して外部装置からのアクセスが行われ得る。図中では、旧システム側へのアクセスが行われなくなった時点を「時刻Teo」と表記している。
 新システム側から見れば、当該時刻Teoまでに旧システム側に対して行われたアクセスについては、行動ログ情報を生成することができない。従って、新システム側において行動ログ情報の欠落が生じてしまう。
 上記のような行動ログ情報の欠落の防止のため、行動履歴情報生成サーバ11には、新・旧双方のシステムのログ情報生成サーバ10からの行動ログ情報を取得させる。
 図6は、この場合における旧システムとしてのアフィリエイト管理システム6(以下「アフィリエイト管理システム6Oと表記」)と新システムとしてのアフィリエイト管理システム6(以下「アフィリエイト管理システム6Nと表記」)の関係を示している。
 この場合、アフィリエイト管理システム6Oにおけるログ情報生成サーバ10は、生成した行動ログ情報(及び送信サーバID)をアフィリエイト管理システム6Oの行動履歴情報生成サーバ11に送信すると共に、アフィリエイト管理システム6Nの行動履歴情報生成サーバ11に送信する。また、アフィリエイト管理システム6Nにおけるログ情報生成サーバ10は、生成した行動ログ情報(及び送信サーバID)をアフィリエイト管理システム6Nの行動履歴情報生成サーバ11に送信すると共に、アフィリエイト管理システム6Oの行動履歴情報生成サーバ11に送信する。
 なお、本例では新システム側の行動履歴情報生成サーバ11のみでなく旧システム側の行動履歴情報生成サーバ11に対しても新・旧双方の行動ログ情報生成サーバ10からの行動ログ情報を取得させているが、これにより、旧システム側においてもDNS切り替えに伴う行動ログ情報の欠落が防止される。
 ここで、上記のようにDNS切り替えに伴う行動ログ情報の欠落防止のためには、行動履歴情報生成サーバ11に新・旧双方のシステムのログ情報生成サーバ10から行動ログ情報を取得させることになる。
 しかしながら、このように行動履歴情報生成サーバ11に複数のログ情報生成サーバ10からの行動ログ情報を取得させる場合には、前述のように行動ログ情報の収集について何ら考慮されないと行動履歴情報生成サーバ11が既に生成した行動履歴情報を修正しなければならない場合があり、処理負担の増大を招く虞がある。
<4.実施の形態の行動履歴情報生成サーバ>
 そこで、本実施の形態では、行動履歴情報生成サーバ11を以下のように構成する。
 図7は、実施の形態の行動履歴情報生成サーバ11のブロック図である。
 実施の形態の行動履歴情報生成サーバ11は、記憶部20、制御部21、及び行動履歴情報生成部22を備えている。
 記憶部20は、旧システムとしてのアフィリエイト管理システム6Oにおけるログ情報生成サーバ10、及び新システムとしてのアフィリエイト管理システム6Nにおけるログ情報生成サーバ10から送信された行動ログ情報を当該行動ログ情報を送信したログ情報生成サーバ10の送信サーバIDが対応づけられた状態で一時記憶する。
 制御部21は、記憶部20に記憶されている行動ログ情報を行動履歴情報の生成のために収集する。本実施の形態の制御部21は、記憶部20に記憶されている未収集の行動ログ情報の全てを収集するのではなく、収集対象とする行動ログ情報を記憶部20に記憶されている行動ログ情報と送信サーバIDとに基づいて選択するが、この点については改めて説明する。
 行動履歴情報生成部22は、制御部21によって収集された行動ログ情報に基づき行動履歴情報を生成し、生成した行動履歴情報を成果報酬管理サーバ12に送信する。この際、行動履歴情報の送信先は、当該行動履歴情報生成部22がアフィリエイト管理システム6Oに備えられたものであればアフィリエイト管理システム6Oにおける成果報酬管理サーバ12となり、当該行動履歴情報生成部22がアフィリエイト管理システム6Nに備えられたものであればアフィリエイト管理システム6Nにおける成果報酬管理サーバ12となる。
 なお、先の図3に示したハードウェア構成に照らせば、記憶部20としての機能は記憶部108とCPU101の処理及び制御によって実現され、制御部21、行動履歴情報生成部22としての機能はそれぞれCPU101の処理及び制御によって実現される。
 図8は、制御部21が有する機能をブロック化して示している。
 図示するように制御部21は、機能ブロックで分けたとき、時刻検出処理部21a、選択収集処理部21b、切り替え完了判別処理部21c、切り替え完了時対応処理部21dを備えるものとして表すことができる。
 時刻検出処理部21aは、記憶部21に記憶された行動ログ情報と送信サーバIDとに基づいて最遅滞サーバ最新ログ時刻DTを検出する。最遅滞サーバ最新ログ時刻DTとは、行動ログ情報の送信が最も遅滞しているログ情報生成サーバ10によって送信された最新の行動ログ情報に含まれる行動時刻情報が表す時刻を意味する。
 選択収集処理部21bは、時刻検出処理部21aが検出した最遅滞サーバ最新ログ時刻DTに基づく収集基準時刻RTを設定し、記憶部20に記憶されている行動ログ情報のうち収集基準時刻RTより前の行動時刻情報を含んでいる行動ログ情報を選択的に収集する。
 ここで、図9により、上記の時刻検出処理部21a及び選択収集処理部21bによる処理の意義について説明する。
 図9A及び図9Bでは、縦軸を行動時刻atとして各ログ情報生成サーバ10から送信された行動ログ情報の記憶部20における記憶状況を模式的に表している。図中「10-1o」は、アフィリエイト管理システム6Oにおける一方のログ情報生成サーバ10を、「10-2o」はアフィリエイト管理システム6Oにおける他方のログ情報生成サーバ10を、「10-1n」はアフィリエイト管理システム6Nにおける一方のログ情報生成サーバ10を、「10-2n」はアフィリエイト管理システム6Nにおける他方のログ情報生成サーバ10をそれぞれ意味し、図9A及び図9Bではこれらのログ情報生成サーバ10ごとに記憶部20における行動ログ情報の記憶状況を表している。
 なお、図9A及び図9Bでは、先の図5で例示した期間WDT(12:00:00~13:00:00)を前提として、実時刻ct=12:15:00における記憶状況を表している。
 複数のログ情報生成サーバ10から行動ログ情報を取得する場合、それらのログ情報生成サーバ10に処理負荷のバラツキが生じることに起因して、何れかのログ情報生成サーバ10の処理が他のログ情報生成サーバ10と比較して遅滞する。処理が遅滞したログ情報生成サーバ10は、他のログ情報生成サーバ10と比較してより過去の行動ログ情報を送信している。
 このため、記憶部20においては、図のようにログ情報生成サーバ10ごとに最新の行ログ情報の行動時刻atにバラツキが生じる。
 時刻検出処理部21aは、このような記憶部20の記憶状況の下で、記憶部20に記憶されている行動ログ情報とそれら行動ログ情報に対応づけられている送信サーバIDとに基づいて、最遅滞サーバ最新ログ時刻DTを検出する。図中では、処理が最も遅滞している(つまり最新の行動ログ情報に含まれている行動時刻情報が表す時刻が最も遅い時刻である)のがログ情報生成サーバ10-2oであり、従って当該ログ情報生成サーバ10-2oが送信した最新の行動ログ情報に含まれる行動時刻情報が表す時刻が最遅滞サーバ最新ログ時刻DTとして検出される。
 このように時刻検出処理部21aが最遅滞サーバ最新ログ時刻DTを検出すると、選択収集処理部21bが最遅滞サーバ最新ログ時刻DTに基づく収集基準時刻RTを設定し、記憶部20に記憶されている行動ログ情報のうち収集基準時刻RTより前の行動時刻情報を含んでいる行動ログ情報を選択的に収集する。
 本例の場合、選択収集処理部21bは、最遅滞サーバ最新ログ時刻DTよりも所定のオフセット時間ofだけ遡った時刻を収集基準時刻RTとして設定する。具体的に、オフセット時間ofとしては例えば1分が設定されており、図9Aの例のように最遅滞サーバ最新ログ時刻DT=12:12:00であった場合には、収集基準時刻RT=12:11:00と設定される。
 図9Bでは、このように設定された収集基準時刻RTより前の行動時刻情報を含む行動ログ情報が収集された後の記憶部20における行動ログ情報の記憶状況を示している。
 時刻検出処理部21a、選択収集処理部21bは、上記のような最遅滞サーバ最新ログ時刻DTの検出、収集基準時刻RTに基づく行動ログ情報の収集を所定時間おきに繰り返し実行する。
 上記のような収集手法としたことにより、収集対象とされる行動時刻atの範囲が全てのログ情報生成サーバ10で同じ範囲に統一される。具体的には、前回の収集時に設定した収集基準時刻RTから今回の収集時に設定した収集基準時刻RTより前の行動時刻atまでの範囲に統一される。
 このため、新たに収集した行動ログ情報に既に生成した行動履歴情報で管理されるべき行動時刻の行動ログ情報が含まれない。
 従って、既に生成した行動履歴情報の修正が不要となり、処理負担の軽減を図ることができる。
 ここで、上記の収集手法により記憶部20に記憶された行動ログ情報の逐次の収集を継続していくと、DNS切り替えが完了した後に、行動ログ情報の収集が滞ってしまう。
 図10は、DNS切り替えの完了に伴って行動ログ情報の収集が滞った場合の記憶部20における行動ログ情報の記憶状況を模式的に表している。
 なお、図10では図5で例示した期間WDTを前提として実時刻ct=13:10:00時点での記憶状況を表している。この場合も記憶状況の表現手法は図9A及び図9Bの場合と同様である。
 DNS切り替えの完了によりアフィリエイト管理システム6Oにおけるログ情報生成サーバ10-1o、10-2oによる行動ログ情報の生成・送信が行われなくなると、以降、記憶部20にはこれらログ情報生成サーバ10-1o、10-2oによる行動ログ情報が新たに記憶されない。
 ログ情報生成サーバ10-1o、10-2oの行動ログ情報が新たに記憶されなくなると、仮にそれまでの期間で新システム(6N)側のログ情報生成サーバ10-1n、10-2n側の処理が遅滞していたとしても、その後の或る時点においてこれらログ情報生成サーバ10-1o、10-2oのうち何れかの行動ログ情報の蓄積量(記憶量)が最小となる。すなわち、ログ情報生成サーバ10-1o、10-2oのうち何れかの行動ログ情報の最新行動時刻情報が表す時刻が最遅滞サーバ最新ログ時刻DTとして検出される。
 例えば、このように検出された最遅滞サーバ最新ログ時刻DTが12:59:00であり、これに基づき収集基準時刻RT=12:58:00と設定されたとする。
 前述のように収集基準時刻RTが設定されると、それより前の行動時刻情報が含まれる行動ログ情報が収集される。従って、上記の収集基準時刻RT=12:58:00が設定されて行動ログ情報の収集が行われた後においては、図10に示すように、12:58:00より前の行動ログ情報は記憶部20には存在しない。
 またこのとき、ログ情報生成サーバ10-1o、10-2oについては新たな行動ログ情報が記憶されない、つまりは行動時刻atが最遅滞サーバ最新ログ時刻DT=12:59:00より後である行動ログ情報が記憶されないため、次回の収集時においても、最遅滞サーバ最新ログ時刻DTは当該12:59:00で、収集基準時刻RTは12:58:00でそれぞれ更新されない状況となる。
 これらの結果、収集基準時刻RT=12:58:00により初回に収集を行った以降の収集時においては、収集すべき行動ログ情報、すなわち12:58:00より前の行動ログ情報が存在しない状況が継続する。このため、行動ログ情報の収集が滞ってしまうものである。
 そこで、本実施の形態では、図8に示した切り替え完了判別処理部21c及び切り替え完了時対応処理部21dにより、DNS切り替え完了後に行動ログ情報の収集が不能となる事態の防止を図っている。
 図8において、切り替え完了判別処理部21cは、DNS切り替えに伴って行動ログ情報の送信が停止されたログ情報生成サーバ10の有無を判別する。具体的に、本例においては、上記のように行動ログ情報の収集が所定時間おきに繰り返し実行される下で、最遅滞サーバ最新ログ時刻DTが所定回数連続して同時刻であるか否かを判別するこで、DNS切り替えに伴って行動ログ情報の送信が停止されたログ情報生成サーバ10の有無を判別する。
 なお、収集基準時刻RTが所定回数連続して同時刻であるか否かを判別しても同様の結果が得られることは言うまでもない。
 この際、「所定回数連続」との条件を付加しているのは、DNS切り替え完了前においても最遅滞サーバ最新ログ時刻DTが連続して同一となることも想定され得る点を考慮したものである。
 切り替え完了時対応処理部21dは、上記の判別により最遅滞サーバ最新ログ時刻DTが所定回数連続して同時刻であるとされた場合、すなわちDNS切り替えに伴って行動ログ情報の送信が停止されたログ情報生成サーバ10があるとされた場合に、記憶部20に記憶されている行動ログ情報のうち、最遅滞サーバ最新ログ時刻DTが検出されたログ情報生成サーバ10から送信された行動ログ情報を収集すると共に、当該ログ情報生成サーバ10を時刻検出処理部21aによる最遅滞サーバ最新ログ時刻DTの検出対象から除外する。
 例えば図10の例においては、「最遅滞サーバ最新ログ時刻DTが検出されたログ情報生成サーバ10」はログ情報生成サーバ10-1oであり、従ってこの場合には、ログ情報生成サーバ10-1oが送信した行動ログ情報を収集すると共に、ログ情報生成サーバ10-1oを時刻検出処理部21aによる最遅滞サーバ最新ログ時刻DTの検出対象から除外する。
 これによると、次回の収集時にはログ情報生成サーバ10-2oから送信された最新の行動ログ情報の行動時刻情報が表す時刻が最遅滞サーバ最新ログ時刻DTとして検出されるため、収集基準時刻RTが更新されて、記憶部20からの行動ログ情報の収集が再開される。
 なお、この場合には、上記次回のさらに次回の収集時には、最遅滞サーバ最新ログ時刻DTがログ情報生成サーバ10-2oが送信した最新の行動ログ情報の行動時刻情報が表す時刻から更新されなくなるが、上記の切り替え完了判別処理部21c及び切り替え完了時対応処理部21dによれば、切り替え完了判別処理部21cがこのように更新が行われなくなったと判別したことに応じて、切り替え完了時対応処理部21dがログ情報生成サーバ10-2oから送信された行動ログ情報を収集すると共に、ログ情報生成サーバ10-2oを最遅滞サーバ最新ログ時刻DTの検出対象から除外する。以降の収集時は、新システム側のログ情報生成サーバ10-1n、10-2nの何れかが最遅滞サーバとなるため、DNS切り替えの完了に伴う最遅滞サーバ最新ログ時刻DTの非更新状態(つまり収集基準時刻RTが更新されない状態)は生じない。従って、以降は、DNS切り替えの完了に伴う行動ログ情報の収集の滞りが生じない。
 上記のようにDNS切り替えに伴って行動ログ情報の送信が停止されたログ情報生成サーバ10があった場合には、記憶部20に記憶されている行動ログ情報のうち、少なくとも「最遅滞サーバ最新ログ時刻DTが検出されたログ情報生成サーバ10」から送信された行動ログ情報を収集し、且つ当該ログ情報生成サーバ10を時刻検出処理部21aによる最遅滞サーバ最新ログ時刻DTの検出対象から除外することで、行動ログ情報の収集が滞った状態が継続されてしまうことの防止が図られる。
 但し、この場合において、上記の例のように「最遅滞サーバ最新ログ時刻DTが検出されたログ情報生成サーバ10」により送信された行動ログ情報のみを収集したのでは、旧システム側の他のログ情報生成サーバ10の最新の行動ログ情報の行動時刻情報が表す時刻が最遅滞サーバ最新ログ時刻DTとして検出された場合に、行動ログ情報の収集の滞りが再発してしまう。すなわち、図10の例であれば、行動ログ情報の収集は、ログ情報生成サーバ10-1oから送信された最新の行動ログ情報の行動時刻情報が表す時刻が最遅滞サーバ最新ログ時刻DTとして検出された場合に滞った後、ログ情報生成サーバ10-2oから送信された最新の行動ログ情報の行動時刻情報が表す時刻が最遅滞サーバ最新ログ時刻DTとして検出された場合に再度滞ってしまう。
 そこで、本実施の形態の切り替え完了時対応処理部21dは、DNS切り替えに伴って行動ログ情報の送信が停止されたログ情報生成サーバ10があると判別された場合において、「最遅滞サーバ最新ログ時刻DTが検出されたログ情報生成サーバ10」から送信された行動ログ情報のみではなく、旧システム側の全てのログ情報生成サーバ10から送信された行動ログ情報を収集する。またこれと共に、最遅滞サーバ最新ログ時刻DTの検出対象から除外するログ情報生成サーバ10についても、「最遅滞サーバ最新ログ時刻DTが検出されたログ情報生成サーバ10」のみとするのではく、旧システム側の全てのログ情報生成サーバ10とする。
 これにより、DNS切り替えの完了に伴う行動ログ情報の収集の滞りが1度のみに抑えられる。
 従って、行動履歴情報の生成を迅速に行うことができる。
<5.処理手順>
 続いて、上記で説明した制御部21の機能を実現するための具体的な処理手順を図11のフローチャートを参照して説明する。
 図11において、制御部21は、ステップS101でカウント値nを0リセットする。カウント値nは、最遅滞サーバ最新ログ時刻DTが同時刻となる連続回数をカウントするための値である。
 続くステップS102で制御部21は、所定時間の待機処理を行い、ステップS103で最遅滞サーバ最新ログ時刻DTを検出する。すなわち、記憶部20に記憶されている行動ログ情報とそれら行動ログ情報に対応づけられている送信サーバIDとに基づいて、最遅滞サーバ最新ログ時刻DTを検出する。
 最遅滞サーバ最新ログ時刻DTを検出したことに応じ、制御部21は次のステップS104で最遅滞サーバ最新ログ時刻DTが前回と同じであるか否かを判別する。
 最遅滞サーバ最新ログ時刻DTが前回と同じではないと判別した場合、制御部21はステップS105に進んで収集基準時刻RTを設定し、ステップS106で収集基準時刻RTに基づく行動ログ情報の選択収集処理を行う。すなわち、記憶部20に記憶されている行動ログ情報のうち、収集基準時刻RTより前の行動時刻情報を含む行動ログ情報を収集する。
 ステップS106の選択収集処理を実行したことに応じ、制御部21はステップS102に戻る。これにより、所定時間ごとにステップS103以降の処理が繰り返される。
 一方、ステップS104において、最遅滞サーバ最新ログ時刻DTが前回と同じあると判別した場合、制御部21はステップS107に進んでカウント値nをインクリメント(n←n+1)した上で、カウント値nが上限値N以上であるか否かを判別する。これにより、最遅滞サーバ最新ログ時刻DTがN回連続して同じであるか否かが判別される。なお、Nは2以上の自然数である。
 制御部21は、ステップS108においてカウント値nが上限値N以上ではないと判別した場合は、先のステップS102に戻って所定時間待機する。
 なお確認のため述べておくと、最遅滞サーバ最新ログ時刻DTが前回と同じであった場合は、既に当該最遅滞サーバ最新ログ時刻DTに基づいて設定された収集基準時刻RTを用いた行動ログ情報の収集が行われているので、この場合には記憶部20において収集すべき行動ログ情報が存在していない。このため、ステップS105及びS106の処理をパスして上記のようにステップS102に戻るようにしている。
 一方、ステップS108においてカウント値nが上限値N以上であると判別した場合、制御部21はステップS109に進んで旧システム側からの全行動ログ情報の収集を行う。すなわち、記憶部20に記憶されている行動ログ情報のうち、旧システム側の全てのログ情報生成サーバ10(本例では10-1o及び10-2o)から送信された行動ログ情報を収集する。
 そして、続くステップS110で制御部21は、旧システム側の全ログ情報生成サーバ10を最遅滞サーバ最新ログ時刻DTの検出対象から除外し、ステップS102に戻る。
 なお、上記では、DNS切り替えに伴って行動ログ情報の送信が停止されたログ情報生成サーバ10の有無を判別するにあたり、最遅滞サーバ最新ログ時刻DTが所定回数(N回)連続して同時刻であるか否かを判別する例を挙げたが、前述のように、収集基準時刻RTが所定回数連続して同時刻であるか否かを判別してもよい。
 収集基準時刻RTを用いた判別とする場合には、ステップS104の判別処理とステップS103の最遅滞サーバ最新ログ時刻DTの検出処理との間に収集基準時刻RTの設定処理(S105)を設け、ステップS104の判別処理を収集基準時刻RTが前回と同じか否かの判別処理に変更すればよい。但し、この場合には、ステップS106の収集処理が不要な場合でも収集基準時刻RTの設定処理が実行されてしまうので、無駄処理の防止の観点では最遅滞サーバ最新ログ時刻DTを用いた判別とする方が好ましい。
<6.実施の形態のまとめ>
 上記のように本実施の形態の情報処理装置(行動履歴情報生成サーバ11)は、複数のログ情報生成サーバ10から送信された行動ログ情報を、行動ログ情報を送信したログ情報生成サーバ10を識別するための送信サーバID(サーバ識別情報)が対応づけられた状態で一時記憶する記憶部20と、記憶部20から収集された行動ログ情報に基づいてユーザが行った行動の履歴を表す行動履歴情報を生成する行動履歴情報生成部22と、制御部21とを備えている。
 そして、制御部21は、記憶部20に記憶された行動ログ情報と送信サーバIDとに基づいて行動ログ情報の送信が最も遅滞しているログ情報生成サーバ10によって送信された最新の行動ログ情報に含まれる行動時刻情報が表す時刻を最遅滞サーバ最新ログ時刻DTとして検出する時刻検出処理と、時刻検出処理によって検出した最遅滞サーバ最新ログ時刻DTに基づく収集基準時刻RTを設定し、記憶部20に記憶されている行動ログ情報のうち収集基準時刻RTより前の行動時刻情報を含んでいる行動ログ情報を選択的に収集する選択収集処理とを実行する。
 これにより、新たに収集した行動ログ情報に既に生成した行動履歴情報で管理されるべき行動時刻の行動ログ情報が含まれないようになる。
 従って、例えば本例のようにDNS切り替え時のログ収集漏れの防止のため複数のログ情報生成サーバ10が生成・送信した行動ログ情報に基づいて情報処理装置に行動履歴情報を生成させる場合において、既に生成した行動履歴情報の修正が不要となり、処理負担の軽減を図ることができる。
 また、本実施の形態の情報処理装置においては、制御部21は、DNS切り替えに伴って行動ログ情報の送信が停止されたログ情報生成サーバ10の有無を判別する切り替え完了判別処理と、切り替え完了判別処理により該当するログ情報生成サーバ10があると判別した場合に、記憶部20に記憶されている行動ログ情報のうち、最遅滞サーバ最新ログ時刻DTが検出されたログ情報生成サーバ10から送信された行動ログ情報を収集すると共に、当該ログ情報生成サーバ10を時刻検出処理の対象から除外する切り替え完了時対応処理とを実行する。
 これにより、DNS切り替えの完了によって旧システム側のログ情報生成サーバ10からの行動ログ情報が記憶部20に蓄積されなくなったことに伴って生じる行動ログ情報の収集の滞りが解消される。
 従って、旧システムから新システムへの切り替え時にユーザの行動履歴情報が適正に生成できなくなってしまうことの防止を図ることができる。
 さらに、本実施の形態の情報処理装置においては、制御部21は、切り替え完了時対応処理において、旧システム側の全てのログ情報生成サーバ10から送信された行動ログ情報を収集すると共に、旧システム側の全てのログ情報生成サーバ10を時刻検出処理の対象から除外する。
 これにより、旧システム側のログ情報生成サーバ10が複数存在する場合において、DNS切り替えの完了に伴う行動ログ情報の収集の滞りが1度のみに抑えられる。
 従って、行動履歴情報の生成を迅速に行うことができる。
 さらにまた、本実施の形態の情報処理装置においては、制御部21は、切り替え完了判別処理において、最遅滞サーバ最新ログ時刻DT又は収集基準時刻RTが所定回数連続して同時刻であるか否かを判別する。
 これにより、DNS切り替えに伴って行動ログ情報の送信が停止されたログ情報生成サーバ10の有無を判別するにあたり、ログ情報生成サーバ10からの送信状況を監視する処理を別途に行う必要がない。
 従って、処理負担の軽減を図ることができる。
<7.プログラム及び記憶媒体>
 以上、本発明に係る情報処理装置の実施の形態としての行動履歴情報生成サーバ11を説明してきたが、実施の形態のプログラムは、行動履歴情報生成サーバ11における特に制御部21の処理を情報処理装置(CPU等)に実行させるプログラムである。
 実施の形態のプログラムは、複数のログ情報生成サーバ10から送信された行動ログ情報を、行動ログ情報を送信したログ情報生成サーバ10を識別するための送信サーバID(サーバ識別情報)が対応づけられた状態で一時記憶する記憶部20と、記憶部20から収集された行動ログ情報に基づいてユーザが行った行動の履歴を表す行動履歴情報を生成する行動履歴情報生成部22とを備えた情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、記憶部20に記憶された行動ログ情報と送信サーバIDとに基づいて行動ログ情報の送信が最も遅滞しているログ情報生成サーバ10によって送信された最新の行動ログ情報に含まれる行動時刻情報が表す時刻を最遅滞サーバ最新ログ時刻DTとして検出する時刻検出処理と、時刻検出処理によって検出した最遅滞サーバ最新ログ時刻DTに基づく収集基準時刻RTを設定し、記憶部20に記憶されている行動ログ情報のうち収集基準時刻RTより前の行動時刻情報を含んでいる行動ログ情報を選択的に収集する選択収集処理と、を情報処理装置に実行させる。
 すなわち、このプログラムは、情報処理装置(制御部21)に図11で説明した処理を実行させるプログラムに相当する。
 このようなプログラムにより、上述した行動履歴情報生成サーバ11としての情報処理装置を実現できる。
 そして、このようなプログラムはコンピュータ装置等の機器に内蔵されている記憶媒体としてのHDDや、CPUを有するマイクロコンピュータ内のROM等に予め記憶しておくことができる。或いはまた、半導体メモリ、メモリカード、光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスクなどのリムーバブル記憶媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記憶)しておくことができる。またこのようなリムーバブル記憶媒体は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供することができる。
 また、このようなプログラムは、リムーバブル記憶媒体からパーソナルコンピュータ等にインストールする他、ダウンロードサイトから、LAN、インターネットなどのネットワークを介してダウンロードすることもできる。
<8.変形例>
 本発明は上記により説明した具体例に限定されず、各種の変形例が考えられる。
 例えば上記では、本発明がアフィリエイトに係るユーザの行動についての行動履歴情報を生成する場合に適用される場合を例示したが、本発明は、ユーザがネットワーク上で行った行動についての行動履歴情報を生成する場合に広く好適に適用可能なものである。
 また、上記では、DNS切り替えの完了に伴って行動ログ情報の送信が停止されたログ情報生成サーバの有無を判別する手法として、最遅滞サーバ最新ログ時刻DT又は収集基準時刻RTを用いた判別手法を例示したが、勿論、各ログ情報生成サーバ10からの行動ログ情報の送信状況を監視して、行動ログ情報の送信が停止されたログ情報生成サーバの有無を判別することもできる。具体的には、例えば行動ログ情報の送信が所定時間以上行われていないログ情報生成サーバ10が存在するか否かを判別することで、DNS切り替えの完了に伴って行動ログ情報の送信が停止されたログ情報生成サーバの有無を判別してもよい。
 さらに、上記では、収集基準時刻RTを最遅滞サーバ最新ログ時刻DTから所定のオフセット時間だけ遡った時刻として設定する場合を例示したが、最遅滞サーバ最新ログ時刻DTをそのまま収集基準時刻RTとして設定することもできる。収集基準時刻RTは、少なくとも最遅滞サーバ最新ログ時刻DT以前の時刻として設定すればよい。
 1 ネットワークシステム、2 ネットワーク、3 ショッピングサイト管理システム、4 ユーザ端末、5 ウェブサーバ、6,6O,6N アフィリエイト管理システム、10 ログ情報生成サーバ、11 行動履歴情報生成サーバ、12 成果報酬管理サーバ、20 記憶部、21 制御部、22 行動履歴情報生成部、21a 時刻検出処理部、21b 選択収集処理部、21c 切り替え完了判別処理部、21d 切り替え完了時対応処理部

Claims (7)

  1.  それぞれが外部装置からのネットワークを介したアクセスに基づいて少なくともユーザがネットワーク上で行った行動の時刻を表す行動時刻情報を含む行動ログ情報を生成する複数のログ情報生成サーバから送信された前記行動ログ情報を、前記行動ログ情報を送信した前記ログ情報生成サーバを識別するためのサーバ識別情報が対応づけられた状態で一時記憶する記憶部と、
     前記記憶部から収集された前記行動ログ情報に基づいて前記行動の履歴を表す行動履歴情報を生成する行動履歴情報生成部と、
     制御部とを備え、
     前記制御部は、
     前記記憶部に記憶された前記行動ログ情報と前記サーバ識別情報とに基づいて前記行動ログ情報の送信が最も遅滞している前記ログ情報生成サーバによって送信された最新の前記行動ログ情報に含まれる前記行動時刻情報が表す時刻を最遅滞サーバ最新ログ時刻として検出する時刻検出処理と、
     前記時刻検出処理によって検出した前記最遅滞サーバ最新ログ時刻に基づく収集基準時刻を設定し、前記記憶部に記憶されている前記行動ログ情報のうち前記収集基準時刻より前の前記行動時刻情報を含んでいる行動ログ情報を選択的に収集する選択収集処理とを実行する
     情報処理装置。
  2.  前記ログ情報生成サーバとして、DNS切り替えに伴い前記外部装置からのアクセスが行われなくなる旧システムにおけるログ情報生成サーバと前記DNS切り替えに伴い前記外部装置からのアクセスが行われる新システム側のログ情報生成サーバとが存在し、
     前記制御部は、
     前記DNS切り替えに伴って前記行動ログ情報の送信が停止された前記ログ情報生成サーバの有無を判別する切り替え完了判別処理と、
     前記切り替え完了判別処理により該当するログ情報生成サーバがあると判別した場合に、前記記憶部に記憶されている前記行動ログ情報のうち、前記最遅滞サーバ最新ログ時刻が検出されたログ情報生成サーバから送信された行動ログ情報を収集すると共に、当該ログ情報生成サーバを前記時刻検出処理の対象から除外する切り替え完了時対応処理とを実行する
     請求項1に記載の情報処理装置。
  3.  前記制御部は、前記切り替え完了時対応処理において、
     前記旧システム側の全てのログ情報生成サーバから送信された行動ログ情報を収集すると共に、前記旧システム側の全てのログ情報生成サーバを前記時刻検出処理の対象から除外する
     請求項2に記載の情報処理装置。
  4.  前記制御部は、前記切り替え完了判別処理において、
     前記最遅滞サーバ最新ログ時刻又は前記収集基準時刻が所定回数連続して同時刻であるか否かを判別する
     請求項2に記載の情報処理装置。
  5.  それぞれが外部装置からのネットワークを介したアクセスに基づいて少なくともユーザがネットワーク上で行った行動の時刻を表す行動時刻情報を含む行動ログ情報を生成する複数のログ情報生成サーバから送信された前記行動ログ情報を、前記行動ログ情報を送信した前記ログ情報生成サーバを識別するためのサーバ識別情報が対応づけられた状態で一時記憶する記憶部と、前記記憶部から収集された前記行動ログ情報に基づいて前記行動の履歴を表す行動履歴情報を生成する行動履歴情報生成部とを備えた情報処理装置における情報処理方法であって、
     前記記憶部に記憶された前記行動ログ情報と前記サーバ識別情報とに基づいて前記行動ログ情報の送信が最も遅滞している前記ログ情報生成サーバによって送信された最新の前記行動ログ情報に含まれる前記行動時刻情報が表す時刻を最遅滞サーバ最新ログ時刻として検出する時刻検出手順と、
     前記時刻検出手順によって検出した前記最遅滞サーバ最新ログ時刻に基づく収集基準時刻を設定し、前記記憶部に記憶されている前記行動ログ情報のうち前記収集基準時刻より前の前記行動時刻情報を含んでいる行動ログ情報を選択的に収集する選択収集手順と、を有する
     情報処理方法。
  6.  それぞれが外部装置からのネットワークを介したアクセスに基づいて少なくともユーザがネットワーク上で行った行動の時刻を表す行動時刻情報を含む行動ログ情報を生成する複数のログ情報生成サーバから送信された前記行動ログ情報を、前記行動ログ情報を送信した前記ログ情報生成サーバを識別するためのサーバ識別情報が対応づけられた状態で一時記憶する記憶部と、前記記憶部から収集された前記行動ログ情報に基づいて前記行動の履歴を表す行動履歴情報を生成する行動履歴情報生成部とを備えた情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、
     前記記憶部に記憶された前記行動ログ情報と前記サーバ識別情報とに基づいて前記行動ログ情報の送信が最も遅滞している前記ログ情報生成サーバによって送信された最新の前記行動ログ情報に含まれる前記行動時刻情報が表す時刻を最遅滞サーバ最新ログ時刻として検出する時刻検出処理と、
     前記時刻検出処理によって検出した前記最遅滞サーバ最新ログ時刻に基づく収集基準時刻を設定し、前記記憶部に記憶されている前記行動ログ情報のうち前記収集基準時刻より前の前記行動時刻情報を含んでいる行動ログ情報を選択的に収集する選択収集処理と、を前記情報処理装置に実行させる
     プログラム。
  7.  それぞれが外部装置からのネットワークを介したアクセスに基づいて少なくともユーザがネットワーク上で行った行動の時刻を表す行動時刻情報を含む行動ログ情報を生成する複数のログ情報生成サーバから送信された前記行動ログ情報を、前記行動ログ情報を送信した前記ログ情報生成サーバを識別するためのサーバ識別情報が対応づけられた状態で一時記憶する記憶部と、前記記憶部から収集された前記行動ログ情報に基づいて前記行動の履歴を表す行動履歴情報を生成する行動履歴情報生成部とを備えた情報処理装置に処理を実行させるプログラムを記憶した記憶媒体であって、
     前記記憶部に記憶された前記行動ログ情報と前記サーバ識別情報とに基づいて前記行動ログ情報の送信が最も遅滞している前記ログ情報生成サーバによって送信された最新の前記行動ログ情報に含まれる前記行動時刻情報が表す時刻を最遅滞サーバ最新ログ時刻として検出する時刻検出処理と、
     前記時刻検出処理によって検出した前記最遅滞サーバ最新ログ時刻に基づく収集基準時刻を設定し、前記記憶部に記憶されている前記行動ログ情報のうち前記収集基準時刻より前の前記行動時刻情報を含んでいる行動ログ情報を選択的に収集する選択収集処理と、を前記情報処理装置に実行させるプログラムを記憶した
     記憶媒体。
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