WO2015072200A1 - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

 通信資源を適切に利用する。 情報処理装置は、取得部および制御部を具備する情報処理装置である。ここで、取得部は、複数の情報処理装置による自律的な無線通信により構成されるネットワークにおける各情報処理装置の相対的な優先度を取得するものである。また、制御部は、取得部により取得された優先度(ネットワークにおける各情報処理装置の相対的な優先度)に基づいて、ネットワークに関する通信資源を割り当てるための制御を行うものである。

Description

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
 本技術は、情報処理装置に関する。詳しくは、無線通信を利用して各種情報のやりとりを行う情報処理装置および情報処理方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
 従来、無線通信を利用して各種データのやり取りを行う無線通信技術が存在する。例えば、近接する情報処理装置と自律的に相互接続する通信方法(例えば、アドホック通信やアドホックネットワーク)が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2009-239385号公報
 上述の従来技術によれば、有線回線で接続しなくても無線通信を利用して2つの情報処理装置間において各種データのやり取りを行うことができる。また、このようなネットワークにおいては、各情報処理装置は、制御装置のようなマスタ局に依存することなく、近接する情報処理装置と相互に通信を行うことができる。さらに、アドホックネットワークでは、近隣に新たに情報処理装置が現れると、この新たな情報処理装置も自由にネットワークに参加することができる。このため、近接に情報処理装置が増加するのに応じて、ネットワークのカバー範囲を増やすことができる。
 また、各情報処理装置は、近接する情報処理装置と自律的に相互接続する以外に、他の情報処理装置との間でやりとりされる情報をバケツリレー的に転送することも可能である(いわゆる、マルチホップ・リレー)。また、マルチホップを行うネットワークは、メッシュネットワークとして一般的に知られている。
 このように、アドホックネットワークやメッシュネットワークでは、周辺の情報処理装置と自由に通信することができる。また、周辺の情報処理装置とコネクションをはり、ネットワークを拡大することができる。このように、ネットワークが拡大した場合には、多数の情報処理装置間でデータのやりとりが行われる。このため、通信資源を適切に利用することが重要となる。
 本技術はこのような状況に鑑みて生み出されたものであり、通信資源を適切に利用することを目的とする。
 本技術は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、その第1の側面は、複数の情報処理装置による自律的な無線通信により構成されるネットワークにおける各情報処理装置の相対的な優先度を取得する取得部と、上記優先度に基づいて上記ネットワークに関する通信資源を割り当てるための制御を行う制御部とを具備する情報処理装置およびその情報処理方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムである。これにより、ネットワークにおける各情報処理装置の相対的な優先度に基づいて、そのネットワークに関する通信資源を割り当てるという作用をもたらす。
 また、この第1の側面において、上記制御部は、上記ネットワークに属する他の情報処理装置に関する優先度と、当該情報処理装置に関する優先度との比較結果に基づいて上記通信資源を割り当てるための制御を行うようにしてもよい。これにより、ネットワークに属する他の情報処理装置に関する優先度と、自装置に関する優先度との比較結果に基づいて、ネットワークに関する通信資源を割り当てるという作用をもたらす。
 また、この第1の側面において、上記制御部は、上記通信資源として送信電力の大きさを割り当てるための制御を行うようにしてもよい。これにより、ネットワークにおける各情報処理装置の相対的な優先度に基づいて、送信電力の大きさを割り当てるという作用をもたらす。
 また、この第1の側面において、上記制御部は、上記通信資源としてチャネルを割り当てるための制御を行うようにしてもよい。これにより、ネットワークにおける各情報処理装置の相対的な優先度に基づいて、チャネルを割り当てるという作用をもたらす。
 また、この第1の側面において、上記制御部は、上記相対的な優先度が高い情報処理装置には、混雑度が閾値を基準として低いチャネルを割り当て、上記相対的な優先度が低い情報処理装置には、混雑度が閾値を基準として高いチャネルを割り当てるための制御を行うようにしてもよい。これにより、相対的な優先度が高い情報処理装置には、混雑度が閾値を基準として低いチャネルを割り当て、相対的な優先度が低い情報処理装置には、混雑度が閾値を基準として高いチャネルを割り当てるという作用をもたらす。
 また、この第1の側面において、上記制御部は、上記通信資源として送信タイミングを割り当てるための制御を行うようにしてもよい。これにより、ネットワークにおける各情報処理装置の相対的な優先度に基づいて、送信タイミングを割り当てるという作用をもたらす。
 また、この第1の側面において、上記取得部は、上記ネットワークに属する情報処理装置に関する優先度を情報処理装置毎に保持するリスト情報から上記相対的な優先度を取得するようにしてもよい。これにより、リスト情報から優先度を取得するという作用をもたらす。
 また、この第1の側面において、上記リスト情報は、上記ネットワークに属する他の情報処理装置にデータ送信を行う際に関する第1優先度と、上記ネットワークに属する他の情報処理装置からデータ受信を行う際に関する第2優先度とを別々に保持し、上記制御部は、上記通信資源を用いてデータ送信を行う場合には上記第1優先に基づいて上記通信資源を割り当て、上記通信資源を用いてデータ受信を行う場合には上記第2優先に基づいて上記通信資源を割り当てるための制御を行うようにしてもよい。これにより、データ送信を行う場合には、第1優先に基づいてネットワークに関する通信資源を割り当て、データ受信を行う場合には、ネットワークに関する第2優先に基づいてネットワークに関する通信資源を割り当てるという作用をもたらす。
 また、この第1の側面において、上記制御部は、当該情報処理装置に関するポイント情報に基づいて当該情報処理装置に関する優先度を変更するための制御を行うようにしてもよい。これにより、ポイント情報に基づいて自装置に関する優先度を変更するという作用をもたらす。
 また、この第1の側面において、上記制御部は、上記ポイント情報を使用することにより当該情報処理装置に関する優先度を高く設定するための制御を行うようにしてもよい。これにより、ポイント情報を使用することにより自装置に関する優先度を高く設定するという作用をもたらす。
 また、この第1の側面において、上記制御部は、上記ネットワーク以外の他のネットワークに属する他の情報処理装置との間で上記ポイント情報のやりとりを行うための制御を行うようにしてもよい。これにより、自装置が属するネットワーク以外の他のネットワークに属する他の情報処理装置との間でポイント情報のやりとりを行うという作用をもたらす。
 また、この第1の側面において、上記制御部は、SNS(Social Networking Service)におけるユーザのアクティビティに基づいて上記ポイント情報を付加するための制御を行うようにしてもよい。これにより、SNSにおけるユーザのアクティビティに基づいてポイント情報を付加するという作用をもたらす。
 また、この第1の側面において、上記制御部は、上記ネットワークに接続するための設定情報をSNSにより配布するための制御を行うようにしてもよい。これにより、自装置が属するネットワークに接続するための設定情報をSNSにより配布するという作用をもたらす。
 また、この第1の側面において、上記制御部は、当該情報処理装置に関する優先度を他の情報処理装置に通知するための優先度情報をビーコンに含めて送信する制御を行うようにしてもよい。これにより、自装置に関する優先度を他の情報処理装置に通知するための優先度情報をビーコンに含めて送信するという作用をもたらす。
 本技術によれば、通信資源を適切に利用することができるという優れた効果を奏し得る。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術の第1の実施の形態における通信システム10のシステム構成例を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における情報処理装置100の機能構成例を示すブロック図である。 本技術の第1の実施の形態における情報処理装置100が保持する優先度リストおよびポイント情報の一例を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における通信システム10を構成する各情報処理装置に関する優先度を決定する場合に用いられる優先度の決定要素321と優先度322との関係を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における通信システム10を構成する各情報処理装置に関するポイントの演算を行う場合に用いられるポイントの付与要素331とポイント332との関係を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における通信システム10を構成する各情報処理装置が送信するビーコン(ビーコンフレーム)のフォーマット例を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における通信システム10を構成する各情報処理装置が優先度情報を送信する場合における送信例を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における情報処理装置100による通信資源割り当て処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本技術の第1の実施の形態における情報処理装置100による通信資源割り当て処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本技術の第1の実施の形態における情報処理装置100による通信資源割り当て処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 スマートフォンの概略的な構成の一例を示すブロック図である。 カーナビゲーション装置の概略的な構成の一例を示すブロック図である。
 以下、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。説明は以下の順序により行う。
 1.第1の実施の形態(ネットワークに属する各情報処理装置の相対的な優先度に基づいてネットワークに関する通信資源を割り当てる例)
 2.応用例
 <1.第1の実施の形態>
 [通信システムの構成例]
 図1は、本技術の第1の実施の形態における通信システム10のシステム構成例を示す図である。
 通信システム10は、複数の情報処理装置(情報処理装置100、210、220、230、240)を備える。通信システム10を構成する各情報処理装置は、例えば、無線通信機能を備える携帯型の情報処理装置や固定型の情報処理装置である。なお、携帯型の情報処理装置は、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、ゲーム機器、再生装置(画像再生、音楽再生)、撮像装置等の情報処理装置である。また、固定型の情報処理装置は、例えば、プリンタ、パーソナルコンピュータ、テレビジョン、各種家電等の情報処理装置(例えば、電源に接続して使用される情報処理装置)である。
 例えば、情報処理装置100、210、220、230、240は、L2(第2層)において同一のネットワークに属し、必要に応じて各情報処理装置同士がL3(第3層)以上で通信することができるものとする。例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11Sのメッシュネットワークの場合には、同一のSSID(Service Set Identifier)とPassphraseを使用する。また、IP(Internet Protocol)等のL3のネットワークの仕組みを使用することによりネットワークのどこにいても相互に通信することができる。
 また、同一のネットワークに属する各情報処理装置は、電波の届く範囲に存在していれば、どこでも接続することができる。例えば、IEEE802.11Sのメッシュネットワークの場合には、同一のネットワークに属する情報処理装置が電波の届く範囲に存在すれば、その情報処理装置と接続することができるため、ネットワーク全体に対する接続性を得ることができる。
 ここで、近接する情報処理装置と自律的に相互接続する通信方法として、アドホック通信、アドホックネットワーク、メッシュネットワーク等が知られている。このようなネットワークにおいては、各情報処理装置は、マスタ局(例えば、制御装置)に依存することなく、近接する情報処理装置と相互に通信を行うことが可能である。
 例えば、Wi-Fi(登録商標)(Wireless Fidelity)、Bluetooth(登録商標)等の通信方法により、近接する情報処理装置と自律的に相互接続することが可能である。
 例えば、IEEE802.11Sを利用するメッシュネットワークは、機器間の関係が平等であるという特徴がある。すなわち、IEEE802.11Sを利用するメッシュネットワークは、Wi-Fiのように親機-子機の関係ではないメッシュネットワークを構成することができる。また、IEEE802.11Sを利用するメッシュネットワークは、自動的にパス選択を切り替えることができるという特徴がある。すなわち、IEEE802.11Sを利用するメッシュネットワークは、あるリンクが切れた場合には、自動的に他のリンクを使用する経路に切り替えることができる。また、IEEE802.11Sを利用するメッシュネットワークは、送信電力を制御することができるという特徴がある。すなわち、IEEE802.11Sを利用するメッシュネットワークは、各情報処理装置の送信電力をコントロールすることにより、到達距離を変えたり、通信速度を変えたりすることができる。また、IEEE802.11Sを利用するメッシュネットワークは、各情報処理装置間の時刻同期を行うことができるという特徴がある。例えば、IEEE802.11Sを利用するメッシュネットワークは、m秒オーダーの時刻同期が可能である。
 そこで、本技術の実施の形態では、自律的に近接情報処理装置と相互接続する通信方法として、IEEE802.11Sを利用するメッシュネットワーク(アドホックネットワーク)を例にして説明する。
 例えば、アドホックネットワークでは、近隣に新たな情報処理装置が追加されると、この新たな情報処理装置も自由にネットワークに参加することができる。例えば、最初に、図1に示す各情報処理装置のうち、情報処理装置100、情報処理装置210、情報処理装置220のみがアドホックネットワークに参加している場合を想定する。この場合に、情報処理装置230、情報処理装置240が順次追加されていくものとする。この場合には、これらの各情報処理装置(近接する情報処理装置)が増加するのに応じて、ネットワークのカバー範囲を増加させることができる。すなわち、情報処理装置230、情報処理装置240が順次追加されるのに応じて、ネットワークのカバー範囲を増加させることができる。
 ここで、各情報処理装置は、近接する情報処理装置と自律的に相互接続する以外に、他の情報処理装置間でやりとりされる情報をバケツリレー的に転送することも可能である。
 例えば、情報処理装置100は、情報処理装置210、220、240のそれぞれに直接通信することができるが、電波が届かない等の理由により、情報処理装置230には直接通信することができないものとする。
 このように直接通信ができない場合でも、情報処理装置100との直接通信が可能な情報処理装置(情報処理装置210、220、240)が情報処理装置100のデータを情報処理装置230に転送することが可能である。そこで、このようにデータを転送することにより、情報処理装置100と、情報処理装置100と直接通信することができない情報処理装置230とは、情報処理装置210、220、240の何れかを経由して、互いに情報のやり取りを行うことが可能となる。
 このように互いにデータ転送(いわゆる、バケツリレー)を行い、遠くの情報処理装置に情報を届ける方法は、マルチホップ・リレーと称されている。また、マルチホップを行うネットワークは、メッシュネットワークとして一般的に知られている。
 なお、図1では、そのようなアドホックネットワークやメッシュネットワーク等のネットワーク200を点線の円で模式的に示す。また、ネットワーク200に属する情報処理装置の構成を図2に示す。
 [情報処理装置の機能構成例]
 図2は、本技術の第1の実施の形態における情報処理装置100の機能構成例を示すブロック図である。
 情報処理装置100は、姿勢検出部110と、撮像部120と、音取得部130と、無線通信部140と、取得部150と、操作受付部160と、制御部170と、記憶部171と、表示部180と、音声出力部190とを備える。
 姿勢検出部110は、情報処理装置100の加速度、動き、傾き等を検出することにより、情報処理装置100の姿勢の変化(情報処理装置100の移動を含む)を検出するものであり、検出された姿勢の変化に関する変化情報を制御部170に出力する。なお、姿勢検出部110として、例えば、加速度センサ、地磁気センサ、ジャイロセンサ、GPS(Global Positioning System)を用いることができる。例えば、姿勢検出部110は、GPSを用いて検出された位置情報(例えば、緯度および経度)を利用して、情報処理装置100の移動距離(例えば、単位時間当たりの移動距離)および移動方向を求めることができる。また、例えば、姿勢検出部110は、加速度センサを利用して移動距離および移動方向を求めることができる。また、例えば、姿勢検出部110は、地磁気センサを利用して方位を求めることができる。
 撮像部120は、被写体を撮像して画像(画像データ)を生成するものであり、生成された画像を制御部170に出力する。撮像部120は、例えば、光学系(複数のレンズ)、撮像素子、信号処理部により構成される。
 音取得部130は、情報処理装置100の周囲の音を取得するものであり、取得された音データ(音)を制御部170に出力する。なお、音取得部130は、例えば、マイクロフォンにより実現される。
 無線通信部140は、制御部170の制御に基づいて、無線通信を利用して、他の情報処理装置(例えば、情報処理装置210、220、230)との間で各情報の送受信を行うものである。上述したように、本技術の実施の形態では、無線通信部140がIEEE802.11Sプロトコルを使用して通信を行う例を示す。
 ただし、無線通信部140は、他の無線通信規格により無線通信を行うようにしてもよい。例えば、無線LAN(Local Area Network)を用いることができる。この無線LANとして、例えば、Wi-Fi(例えば、IEEE802.11n)を用いることができる。また、無線通信として、例えば、NFC(Near Field Communication)、Bluetooth(登録商標)、可視光通信、赤外線、携帯電波等の無線通信を用いることができる。また、無線通信として、例えば、ミリ波通信(60GHz等)、900MHz/2.4GHz/5GHz無線LAN、UWB(Ultra Wide Band)を用いることができる。
 なお、無線通信部140は、電波(電磁波)を用いた無線通信を行うようにしてもよく、電波以外の媒体を用いた無線通信(例えば、磁界を用いて行われる無線通信)を行うようにしてもよい。また、無線通信部140は、3G(3rd Generation)やWi-Fiのサービスエリア等の公衆網への接続機能を備えるようにしてもよい。
 例えば、無線通信部140は、制御部170の制御に基づいて、マルチホップの通信経路の生成または更新のための信号のやりとりを他の情報処理装置との間で無線通信を利用して行う。
 取得部150は、無線通信部140からの情報に基づいて、複数の情報処理装置による自律的な無線通信により構成されるネットワーク200における各情報処理装置の相対的な優先度を取得するものである。そして、取得部150は、その取得された優先度を情報処理装置毎に優先度リスト300(図3のaに示す)に保持させる。また、取得部150は、優先度リスト300に保持されている優先度を取得して制御部170に供給する。
 操作受付部160は、ユーザにより行われた操作入力を受け付ける操作受付部であり、受け付けられた操作入力の内容に応じた操作情報を制御部170に出力する。操作受付部160は、例えば、タッチパネル、キーボード、マウスにより実現される。
 制御部170は、記憶部171に格納されている制御プログラムに基づいて情報処理装置100の各部を制御するものである。例えば、制御部170は、送受信した情報の信号処理を行う。また、制御部170は、例えば、CPU(Central Processing Unit)により実現される。
 また、例えば、制御部170は、取得部150により取得された優先度に基づいてネットワーク200に関する通信資源を割り当てるための制御を行う。具体的には、制御部170は、ネットワーク200に属する他の情報処理装置に関する優先度と、情報処理装置100に関する優先度との比較結果に基づいて、ネットワーク200に関する通信資源を割り当てるための制御を行う。
 例えば、制御部170は、ネットワーク200に関する通信資源として、送信電力の大きさを割り当てるための制御を行う。この例については、図8を参照して詳細に説明する。また、例えば、制御部170は、ネットワーク200に関する通信資源として、チャネルを割り当てるための制御を行う。この例については、図9を参照して詳細に説明する。また、例えば、制御部170は、ネットワーク200に関する通信資源として、送信タイミングを割り当てるための制御を行う。この例については、図10を参照して詳細に説明する。
 記憶部171は、各種情報を格納するメモリである。例えば、記憶部171には、情報処理装置100が所望の動作を行うために必要となる各種情報(例えば、制御プログラム)が格納される。また、記憶部171には、例えば、図3のaに示す優先度リスト300や、図3のbに示すポイント情報310が格納される。また、記憶部171には、撮像部120により生成された画像(画像データ)や、音取得部130により取得された音(音声データ)が格納される。
 例えば、無線通信を利用してデータを送信する場合には、制御部170は、記憶部171から読み出された情報等を処理し、実際に送信するデータの塊(送信パケット)を生成する。続いて、制御部170は、その生成された送信パケットを無線通信部140に出力する。また、無線通信部140は、その送信パケットを、実際に伝送するための通信方式のフォーマット等に変換した後に、変換後の送信パケットをアンテナ(図示せず)から外部に送信する。
 また、例えば、無線通信を利用してデータを受信する場合には、無線通信部140は、アンテナ(図示せず)を介して受信した電波信号を、無線通信部140内の受信機が行う信号処理により受信パケットを抽出する。そして、制御部170は、その抽出された受信パケットを解釈する。この解釈の結果、保持すべきデータであると判断された場合には、制御部170は、そのデータを記憶部171に書き込む。また、他の情報処理装置に転送すべきデータであると判断された場合には、制御部170は、他の情報処理装置に転送するための送信パケットとして、そのデータを無線通信部140に出力する。
 表示部180は、制御部170の制御に基づいて各種情報を表示する表示部である。なお、表示部180として、例えば、有機EL(Electro Luminescence)パネル、LCD(Liquid Crystal Display)パネル等の表示パネルを用いることができる。なお、操作受付部160および表示部180については、使用者がその指を表示面に接触または近接することにより操作入力を行うことが可能なタッチパネルを用いて一体で構成することができる。
 音声出力部190は、制御部170の制御に基づいて、各種音声を出力する音声出力部である。なお、音声出力部190は、例えば、スピーカにより実現される。
 このように、情報処理装置100は、被写体を撮像して生成された画像の記憶部171への記録、取得された音声の記憶部171への記録、記憶部171に記録されている情報(例えば、画像データ、音声データ)の再生を行うことができる。
 なお、他の情報処理装置(情報処理装置210、220、230、240)の機能構成については、情報処理装置100と略同一であるため、ここでの説明を省略する。ただし、撮像部120、記憶部171、表示部180、音声出力部190等の各構成については、構築したネットワーク上で利用するサービスに応じて情報処理装置毎に異なるものとしてもよい。
 [優先度情報およびポイント情報の管理例]
 図3は、本技術の第1の実施の形態における情報処理装置100が保持する優先度リストおよびポイント情報の一例を示す図である。図3のaには、情報処理装置100が保持する優先度リスト300を模式的に示し、図3のaには、情報処理装置100が保持するポイント情報310を模式的に示す。なお、優先度リスト300およびポイント情報310は、例えば、記憶部171に記憶される。
 優先度リスト300は、同一のネットワークに属する各情報処理装置に関する優先度を情報処理装置毎に管理するためのリストである。すなわち、優先度リスト300には、同一のネットワークに属する全部または一部の情報処理装置に関する優先度(優先度情報)が格納される。また、優先度リスト300には、例えば、識別情報301および優先度302が関連付けて格納される。
 識別情報301は、ネットワークに属する各情報処理装置を識別するための識別情報(端末識別情報)である。この識別情報として、例えば、MAC(Media Access Control)アドレスを用いることができる。また、例えば、アプリケーション特有の識別情報を用いるようにしてもよい。
 なお、図3では、説明の容易のため、識別情報として、簡易的な数字(1000、1001、1002、1003、1004)のみを示す。例えば、識別情報301「1000」が情報処理装置100を識別するための識別情報であるものとする。また、例えば、識別情報301「1001」が情報処理装置210を識別するための識別情報であり、識別情報301「1002」が情報処理装置220を識別するための識別情報であるものとする。同様に、識別情報301「1003」が情報処理装置230を識別するための識別情報であり、識別情報301「1004」が情報処理装置240を識別するための識別情報であるものとする。
 優先度302は、ネットワークに属する各情報処理装置に関する優先度である。なお、優先度の決定方法については、図4を参照して詳細に説明する。
 例えば、取得部150は、無線通信部140により通信される他の情報処理装置に関する情報(例えば、MACアドレス、優先度)を定期的または不定期に取得し、この取得された情報を用いて優先度リスト300の内容を更新する。
 例えば、取得部150は、同一のネットワークに属する全ての情報処理装置に関する優先度を優先度リスト300に格納することができる。また、例えば、取得部150は、同一のネットワークに属する情報処理装置のうちの一部の情報処理装置に関する優先度を優先度リスト300に格納するようにしてもよい。なお、優先度リスト300に格納する一部の情報処理装置は、例えば、情報処理装置100との間で直接通信することができた情報処理装置と、他の情報処理装置を介して通信することができる情報処理装置とのうちの少なくとも1つとすることができる。
 なお、図3では、優先度リスト300に識別情報301および優先度302を関連付けて格納する例を示すが、他の情報を関連付けて格納するようにしてもよい。例えば、情報処理装置に関する情報(ポイント情報)をその情報処理装置に関連付けて格納するようにしてもよい。
 ポイント情報310は、情報処理装置100に関するポイント(情報処理装置100のユーザが保持するポイント)に関する情報を管理するものである。例えば、ポイント情報310として、識別情報311およびポイント312が関連付けて格納される。なお、識別情報311は、図3のaに示す識別情報301に対応する。
 ポイント312は、情報処理装置100に関するポイントである。ここで、ポイントは、情報処理装置100を所有するユーザに何らかのもの(例えば、サービス、優遇等の有形または無形の便益)を与えるために用いられる情報(例えば、点数、数値)である。また、ポイントは、ポイントサービスの意味でも用いられる。なお、ポイントサービスは、Loyalty programと同様の意味で用いられる。なお、ポイントの利用方法および演算方法については、図5を参照して詳細に説明する。
 例えば、取得部150は、制御部170の制御に基づいて、情報処理装置100に関するポイントをポイント情報310に格納することができる。また、制御部170は、情報処理装置100に関するポイント情報に基づいて、情報処理装置100に関する優先度を変更するための制御を行うことができる。
 [優先度の決定例]
 図4は、本技術の第1の実施の形態における通信システム10を構成する各情報処理装置に関する優先度を決定する場合に用いられる優先度の決定要素321と優先度322との関係を示す図である。
 優先度の決定要素321は、通信システム10を構成する各情報処理装置に関する優先度を決定する際に用いられる要素である。例えば、各情報処理装置の特性や設定内容を要素として用いることができる。
 優先度322は、優先度の決定要素321に対応する優先度である。なお、本技術の実施の形態では、優先度を1乃至3で示し、優先度3が最も優先度が高く、優先度1が最も優先度が低いものとする。なお、情報処理装置に関する優先度は、例えば、情報処理装置に関する重要度としても把握することができる。
 これらの優先度については、制御部170により定期的(例えば、1時間毎)または不定期(例えば、電源がオンされたタイミング)に決定される。そして、取得部150は、制御部170により優先度が決定される毎に優先度リスト300の内容を更新する。
 例えば、情報処理装置100が、公衆網にアクセスする機能を備える場合には、最も高い優先度3が決定される。また、情報処理装置100が、電源に接続されている場合には、次に優先度が高い優先度2が決定される。なお、情報処理装置100が、優先度の決定要素321を複数備えるような場合には、異なる複数の優先度が決定されることになる。この場合には、高い方の優先度を最終的な優先度とすることができる。例えば、優先度の決定要素321により優先度3および優先度2が決定される場合には、高い方の優先度3が決定される。また、異なる複数の優先度が決定される場合には、各優先度を用いた演算(例えば、各優先度の平均値)により最終的な優先度を決定するようにしてもよい。例えば、優先度の決定要素321により優先度1、優先度2および優先度3が決定される場合には、その平均である優先度2が決定される。
 なお、図4では、1つの優先度の決定要素に基づいて、1つの優先度を決定する例を示すが、優先度の決定要素321のうちの複数の要素を備える場合に、その複数の要素に基づいて優先度を決定するようにしてもよい。また、その複数の要素に基づいてさらに高い優先度(例えば、優先度4、5)を決定するようにしてもよい。
 [ポイントの加算例]
 図5は、本技術の第1の実施の形態における通信システム10を構成する各情報処理装置に関するポイントの演算を行う場合に用いられるポイントの付与要素331とポイント332との関係を示す図である。
 ポイントの付与要素331は、通信システム10を構成する各情報処理装置に関するポイントの演算を行う際に用いられる要素である。例えば、各情報処理装置が保持する情報の内容や通信の設定内容を要素として用いることができる。
 ポイント332は、ポイントの付与要素331に対応する値であり、この値が順次加算される。
 これらのポイントについては、制御部170により定期的(例えば、1時間毎)または不定期(例えば、電源がオンされたタイミング)に決定される。そして、取得部150は、制御部170によりポイントの決定が行われる毎にポイント情報310の内容を更新する。例えば、取得部150は、制御部170により決定されたポイントの値を、ポイント情報310の値に加算する。
 ここで、ポイントの付与要素331について、ポイント332を固定値(例えば、1乃至3)とするようにしてもよく、その要素に応じた可変値とするようにしてもよい。
 例えば、ポイントの付与要素331「優先度の決定要素を備える」については、その要素に応じた可変値とすることができる。例えば、図4に示す優先度の決定要素321の要素を備える場合には、その要素に応じた値をポイント332とすることができる。例えば、優先度3をポイント3とし、優先度2をポイント2とし、優先度1をポイント1とする。この場合に、例えば、情報処理装置100が、公衆網にアクセスする機能を備えるとともに、電源に接続されている場合には、優先度3および優先度2の合計値5がポイント(すなわち、ポイント5)として決定される。
 また、例えば、ポイントの付与要素331「購入」については、その要素に応じた可変値とすることができる。例えば、ユーザが購入したポイントの値をポイント332とすることができる。この購入したポイントの値については、例えば、ユーザ操作によりポイント情報310の値に加算することができる。
 また、例えば、SNS(Social Networking Service)を使用する場合についても、ポイントの付与要素とすることができる。
 例えば、ポイントの付与要素331「SNSを使用してメッシュネットワークへの接続を誘引する方法を取った」については、SNSのフォロワー数に応じた可変値とすることができる。この場合には、例えば、フォロワー数とポイント(可変値)と関係を予め規定しておき、その規定に基づいてポイントが決定される。
 また、例えば、ポイントの付与要素331「ユーザがSNS上に投稿した接続情報へのアクセスがあった」については、そのアクセス数に応じた可変値とすることができる。この場合についても、例えば、アクセス数とポイント(可変値)と関係を予め規定しておき、その規定に基づいてポイントが決定される。
 また、例えば、ポイントの付与要素331「ユーザのSNS上でのメッシュネットワークに関するやりとりがあった場合」については、そのやりとりの数に応じた可変値とすることができる。この場合についても、例えば、そのやりとりの数とポイント(可変値)と関係を予め規定しておき、その規定に基づいてポイントが決定される。
 このように、SNSにおけるユーザのアクティビティに基づいてポイント情報を付加するようにしてもよい。すなわち、制御部170は、SNSにおけるユーザのアクティビティに基づいてポイント情報を付加するための制御を行うことができる。
 なお、上述したSNSのフォロワー数、アクセス数、やりとりの数については、アプリケーションにより自動で取得するようにしてもよく、ユーザが手動で取得するようにしてもよい。
 [ポイントの使用例]
 ここで、上述したように付与されるポイント(ポイント情報310に保持されているポイント312)の使用例について説明する。
 例えば、ポイント情報310に保持されているポイント312については、情報処理装置100に関する優先度を決定する際に使用することができる。例えば、閾値th1以上のポイントを有する情報処理装置には優先度3を決定し、閾値th2(ただし、th1>th2)以上のポイントを有する情報処理装置には優先度2を決定する。
 また、情報処理装置100が通信する内容毎に自装置の通信の優先度を決定し、高い優先度を使用する度にポイントを消費するようにしてもよい。
 例えば、優先度リスト300に保持されている自装置に関する優先度302が低い場合でも、所定のポイント(例えば、5ポイント)を使用することにより、最も高い優先度に対応する通信資源の割り当てを受けることができるようにする。この場合には、例えば、最も高い優先度に対応する通信資源の割り当てを受ける設定をしておき、高い優先度で通信する毎に、その使用に応じてポイントを減算するようにする。すなわち、制御部170は、ポイント情報310に保持されているポイント312を使用することにより情報処理装置100に関する優先度を高く設定するための制御を行うことができる。なお、最も高い優先度に対応する通信資源の割り当てを受ける設定をしていた場合でも、優先度が高い他の情報処理装置が存在して、その通信資源の割り当てを受けることができなかった場合には、そのポイントの減算を行わないようにする。
 また、ある情報処理装置から他の情報処理装置にポイントを譲渡するようにしてもよい。また、異なるネットワーク間でもポイントを譲渡するようにしてもよい。すなわち、制御部170は、情報処理装置100が属するネットワーク以外の他のネットワークに属する他の情報処理装置との間でポイント情報のやりとりを行うための制御を行うことができる。この場合に、無線通信を利用してポイント情報のやりとりを行うようにしてもよく、ユーザによる手動操作でポイント情報のやりとりを行うようにしてもよい。例えば、情報処理装置100が、他のネットワークに属する他の情報処理装置に5ポイントを譲渡した場合には、情報処理装置100のポイント(ポイント情報310に保持されているポイント312)から5ポイントが減算される。
 また、ポイントを付与する場合には、そのポイントの管理をネットワーク内で閉じた管理とするようにしてもよく、ネットワーク外の他の装置(例えば、公衆網上にあるサーバ)により管理を行うようにしてもよい。
 また、ポイントを購入する場合には、ネットワーク内で購入の管理を閉じるようにしてもよく、ネットワーク外の他の装置(例えば、公衆網上にあるサーバ)により管理を行うようにしてもよい。また、ポイントの購入の際に支払われた費用に関しては、ネットワークを構築する各情報処理装置に還元される際には、ポイントとして還元するようにしてもよく、金銭として還元するようにしてもよい。
 また、付与されたポイントについては、ネットワーク内の通信資源を利用するための優先度を得るための利用以外に使用してもよい。
 例えば、特定のネットワークにおいて付与されたポイントを、そのネットワークを利用するサービスを利用するための対価として利用することができる。また、特定のネットワークにおいて付与されたポイントを、そのネットワークを利用したプロモーションを行っている企業等からのプレゼントへの応募に利用することができる。また、例えば、ポイントを多く持つユーザのランキングに用いることができる。
 ここで、自装置に関する優先度を他の情報処理装置に通知する方法としては、ネットワークに属する情報処理装置が他の情報処理装置に対して存在を通知するビーコンのようなフレームを使用することができる。例えば、IEEE802.11Sを使用するネットワークの場合には、ビーコンフレーム(Beacon Frame)を使用することができる。そこで、図6、図7では、ビーコン(ビーコンフレーム)に優先度情報を載せて通知する例を示す。
 [メッシュネットワークへの接続例]
 ここで、メッシュネットワークに容易に接続するための接続方法の一例について説明する。
 例えば、SNSと連携し、特定のメッシュネットワークへ接続するための設定情報を配布することにより、メッシュネットワークに参加する情報処理装置を増やすことができる。
 SNSと連携するために使用するものとして、ハッシュタグのような形で、SSIDやPassphrase等の接続情報を圧縮してSNS上で共有される情報として配布することが考えられる。
 また、短縮URL(Uniform Resource Locator)のような形で、接続情報を配布する場所へのアクセスをSNS上で誘導する方法も考えられる。
 また、ハッシュタグや短縮URLを選択した先でユーザ認証を行い、メッシュネットワークへのアクセス情報を配布するかを制限する方法も考えられる。
 すなわち、制御部170は、情報処理装置100が属するネットワークに接続するための設定情報をSNSにより配布するための制御を行うことができる。
 [優先度情報のフォーマット例]
 図6は、本技術の第1の実施の形態における通信システム10を構成する各情報処理装置が送信するビーコン(ビーコンフレーム)のフォーマット例を示す図である。
 ビーコン400は、プリアンブル(preamble)410と、ヘッダ420と、ビーコン情報430とを含む。
 プリアンブル410は、パケット(ビーコン)の存在を示す情報である。すなわち、通信システム10を構成する各情報処理装置は、プリアンブル410を受信することにより、ビーコンの存在を検出することができる。
 ヘッダ420は、パケットの所定位置に配置されてパケット(ビーコン)自体に関する情報を格納するものである。例えば、ヘッダ420には、送信元および送信先、パケットの大きさ等の各情報(パケット(ビーコン)自体に関する情報)が格納される。すなわち、通信システム10を構成する各情報処理装置は、ヘッダをデコードして解析する。この解析により、通信システム10を構成する各情報処理装置は、どの情報処理装置がどの情報処理装置宛てに送信した信号であるか、また、その信号がどの種別の信号であるか(ビーコンであるか否か等)を検出することができる。
 ビーコン情報430は、通信システム10を構成する各情報処理装置に報知する情報である。すなわち、通信システム10を構成する各情報処理装置は、他の情報処理装置に報知すべき情報をビーコンに含めて送信する。
 次に、ビーコン情報430について詳細に説明する。
 ビーコン情報430には、時刻情報431と、ネットワークID432と、ネットワーク属性433と、自装置優先度情報434と、他装置優先度情報1(435)と、他装置優先度情報2(436)と、その他情報437とが含まれる。
 時刻情報431は、この情報を含むビーコンが送信元の情報処理装置から送信された時刻を示す時刻情報である。
 ネットワークID432は、送信元の情報処理装置が属するネットワークのIDを示す情報である。
 ネットワーク属性433は、送信元の情報処理装置が属するネットワークの属性を示す情報である。
 自装置優先度情報434は、ビーコンの送信元の情報処理装置(自装置)に関する優先度情報である。例えば、ビーコンの送信元の情報処理装置(自装置)が情報処理装置100である場合には、自装置優先度情報434のフィールドには、図3のaに示す優先度リスト300の識別情報301「1000」に対応する優先度302が格納される。
 また、他装置優先度情報1(435)、他装置優先度情報2(436)は、ビーコンの送信元の情報処理装置(自装置)以外の他の情報処理装置(他装置)に関する優先度情報である。例えば、ビーコンの送信元の情報処理装置(自装置)が情報処理装置100である場合には、他装置優先度情報1(435)のフィールドには、図3のaに示す優先度リスト300の識別情報301「1001」に対応する優先度302が格納される。また、他装置優先度情報2(436)のフィールドには、図3のaに示す優先度リスト300の識別情報301「1002」に対応する優先度302が格納される。
 ここで、図6では、自装置以外の2つの他の情報処理装置に関する優先度情報(他装置優先度情報1(435)、他装置優先度情報2(436))をビーコン400に格納する例を示す。ただし、1、または、3以上の他の情報処理装置に関する優先度情報(他装置優先度情報)をビーコン400に格納するようにしてもよい。
 このように、直接通信することができる情報処理装置には、自装置に関する優先度情報(自装置優先度情報434)をビーコン400に含めて送信することにより、自装置に関する優先度を通知することができる。また、直接通信することができない情報処理装置には、自装置に関する優先度情報を他装置優先度情報(例えば、他装置優先度情報1(435))として、他の情報処理装置に送信してもらうことにより、自装置に関する優先度を通知することができる。
 例えば、図1に示す情報処理装置210が優先度情報(情報処理装置210に関する優先度情報(自装置優先度情報434))を送信する場合を想定する。この場合に、その優先度情報(自装置優先度情報434)を受信した情報処理装置100は、その優先度情報を送信した情報処理装置210の識別情報「1001」に関連付けて、その優先度情報を優先度リスト300に保持させる。また、情報処理装置100は、自装置優先度情報(自装置優先度情報434)および他装置優先度情報(例えば、他装置優先度情報1(435))を送信する。この場合には、情報処理装置100に関する優先度情報は、自装置優先度情報(自装置優先度情報434)として送信され、情報処理装置210に関する優先度情報は、他装置優先度情報(例えば、他装置優先度情報1(435))として送信される。このように、各情報処理装置に関する優先度情報が、マルチホップ・リレーにより順次送信される。これにより、ネットワーク200を構成する各情報処理装置に、各情報処理装置に関する優先度情報を送信することができる。
 また、無線の通信資源を有効活用するため、全てのビーコンに優先度情報を載せずに、優先度情報を間欠的に載せてビーコンを送信するようにしてもよい。この例を、図7に示す。
 また、その他情報437は、上述した情報以外の情報である。
 [優先度情報の送信例]
 図7は、本技術の第1の実施の形態における通信システム10を構成する各情報処理装置が優先度情報を送信する場合における送信例を示す図である。
 図7では、優先度情報を含めたビーコン(ビーコン信号)を定期的に送信する例を示す。また、図7では、横軸を時間軸とした場合におけるビーコンの送信例を示す。また、図7では、時系列で順次送信されるビーコン441乃至445を模式的に示す。
 ここで、ビーコンに優先度情報を含めて送信する場合には、全てのビーコンに優先度情報を含めることによりネットワークの性能が低下するおそれがある。そこで、例えば、間欠的に優先度情報を含めるようにすることができる。例えば、図7に示すように、一定間隔毎のビーコン441、444のみに優先度情報451、452を含めるようにする。
 このように、通信システム10を構成する各情報処理装置は、優先度情報(ビーコンに含まれる)を定期的に周囲の情報処理装置に報知する。
 例えば、図1に示す情報処理装置100がビーコンをブロードキャストで送信すると、そのビーコンを周囲の情報処理装置(例えば、情報処理装置210)が受信する。そして、情報処理装置210は、受信したビーコンのヘッダに基づいて、そのビーコンが情報処理装置100から送信されたビーコンであることを検出することができる。また、情報処理装置210は、受信したビーコンに含まれるビーコン情報430の内容を確認することにより、その受信したビーコンに優先度情報が含まれることを把握することができる。
 また、ビーコンに優先度情報を含めて送信する場合に、優先度が高い情報処理装置の情報を優先的/選択的に転送するようにしてもよい。例えば、優先度が高い情報処理装置の優先度情報(例えば、優先度3)の送信頻度を、優先度が低い情報処理装置の優先度情報(例えば、優先度2)の送信頻度よりも高くするようにする。このように、ビーコンに優先度情報を含めて送信する場合に、優先度が高い情報処理装置の情報を優先的/選択的に転送することにより、無線の通信資源を有効に活用することができる。
 また、メッシュネットワークで接続している場合には、L3以上で動作する機器発見プロトコルを使用するようにしてもよい。この場合には、機器発見プロトコルの情報を他の情報処理装置に転送する際にも、メッシュネットワークでの優先度が高い情報処理装置の情報を選択的/優先的に転送することができる。これにより、効率的に優先度が高い情報処理装置を経由する経路を選択することができる。
 [情報処理装置の動作例(送信電力の割り当て例)]
 図8は、本技術の第1の実施の形態における情報処理装置100による通信資源割り当て処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。図8では、通信資源として、送信電力の割り当て(電波到達範囲の広さの割り当て)を行う例を示す。
 最初に、取得部150は、ネットワーク200に属する各情報処理装置に関する優先度を取得する(ステップS801)。例えば、取得部150は、記憶部171に記憶されている優先度リスト300に格納されている優先度302を取得する(ステップS801)。
 続いて、制御部170は、電波が届く範囲に存在する情報処理装置(同一のネットワークに属する情報処理装置)のうちで、自装置よりも優先度が高い情報処理装置が存在するか否かを判断する(ステップS802)。
 ここで、電波が届く範囲に存在する情報処理装置のうちで、自装置よりも優先度が高い情報処理装置が存在しない場合には(ステップS802)、電波が届く範囲に存在する情報処理装置のうちで、自装置の優先度が一番高いことになる。この場合には、制御部170は、自装置に通信資源を優先的に割り当てるため、送信電力を大きくするための制御を行う(ステップS803)。なお、電波が届く範囲に存在する情報処理装置のうちで、自装置と同一の優先度となる情報処理装置が存在する場合についても、このように制御を行うことができる。
 また、電波が届く範囲に存在する情報処理装置のうちで、自装置よりも優先度が高い情報処理装置が存在する場合には(ステップS802)、自装置よりも優先度が高い情報処理装置に、通信資源を優先的に割り当てる必要がある。このため、制御部170は、送信電力を小さくするための制御を行う(ステップS804)。
 また、制御部170は、通信の終了指示があったか否かを判断する(ステップS805)。そして、通信の終了指示があった場合には(ステップS805)、通信資源割り当て処理の動作を終了し、通信の終了指示がない場合には(ステップS805)、ステップS801に戻る。
 [情報処理装置の動作例(チャネルの割り当て例)]
 図9は、本技術の第1の実施の形態における情報処理装置100による通信資源割り当て処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。図9では、通信資源として、チャネル(周波数帯域)の割り当てを行う例を示す。
 最初に、取得部150は、ネットワーク200に属する各情報処理装置に関する優先度を取得する(ステップS811)。
 続いて、制御部170は、情報処理装置100の周辺のチャネルの利用状況をスキャンする(ステップS812)。続いて、制御部170は、スキャンの結果に基づいて、空きチャネルを決定する(ステップS813)。なお、空きチャネルとともに、混雑度が少ないチャネルを決定するようにしてもよい。
 続いて、制御部170は、電波が届く範囲に存在する情報処理装置(同一のネットワークに属する情報処理装置)のうちで、使用チャネルを選択中の、自装置よりも優先度が高い情報処理装置が存在するか否かを判断する(ステップS814)。
 自装置よりも優先度が高い情報処理装置(使用チャネルを選択中の情報処理装置)が存在する場合には(ステップS814)、制御部170は、その優先度が高い情報処理装置が使用チャネルを決定するまで待機し(ステップS815)、ステップS811に戻る。
 また、自装置よりも優先度が高い情報処理装置が存在しない場合には(ステップS814)、制御部170は、優先度が高いチャネルから空いている順に使用チャネルを選択するための制御を行う(ステップS816)。
 また、制御部170は、通信の終了指示があったか否かを判断する(ステップS817)。そして、通信の終了指示があった場合には(ステップS817)、通信資源割り当て処理の動作を終了し、通信の終了指示がない場合には(ステップS817)、ステップS811に戻る。
 なお、チャネルの割り当てを行う場合には、混雑度を考慮してチャネルの割り当てを行うようにしてもよい。例えば、混雑度に応じてチャネルの優先度を決定して、チャネルの割り当てを行うようにしてもよい。例えば、混雑度が高いチャネル(例えば、混雑度が閾値th3以上となるチャネル)の優先度を低くし、混雑度が低いチャネル(例えば、混雑度が閾値th4(ただし、th4<th3)未満となるチャネル)の優先度を高くすることができる。これにより、例えば、自装置よりも優先度が高い情報処理装置が存在しない場合には(ステップS814)、制御部170は、優先度が高いチャネル(混雑度が低いチャネル)から空いている順に使用チャネルを選択することができる(ステップS816)。すなわち、制御部170は、相対的な優先度が高い情報処理装置には、混雑度が閾値を基準として低いチャネルを割り当て、相対的な優先度が低い情報処理装置には、混雑度が閾値を基準として高いチャネルを割り当てるための制御を行うことができる。また、チャネルの割り当てを行う場合には、同一チャネルに接続可能な情報処理装置の数に上限を設けてチャネルの割り当てを行うようにしてもよい。
 [情報処理装置の動作例(送信タイミングの割り当て例)]
 図10は、本技術の第1の実施の形態における情報処理装置100による通信資源割り当て処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。図10では、通信資源として、送信タイミングの割り当てを行う例を示す。
 最初に、取得部150は、ネットワーク200に属する各情報処理装置に関する優先度を取得する(ステップS821)。
 続いて、制御部170は、その取得された優先度に基づいて、優先度が高い情報処理装置の数を特定し、優先度が高い情報処理装置の数に基づいて、優先度別の送信スロットの長さを決定する(ステップS822)。ここで、スロットは、メッシュネットワークにおけるデータ通信のための予約区間を意味するものとする。また、この例では、各送信スロットの長さを、単位時間当たり何%を利用するかで表現する場合を想定する。例えば、優先度が最も高い送信スロット(例えば、優先度3の送信スロット)の長さとして、単位時間当たり50%が決定される。また、優先度が次に高い送信スロット(例えば、優先度2の送信スロット)の長さとして、単位時間当たり25%が決定され、優先度が最も低い送信スロット(例えば、優先度1の送信スロット)の長さとして、単位時間当たり10%が決定される。
 続いて、制御部170は、自装置(情報処理装置100)の送信スロットを予約する(ステップS823)。例えば、スペックに規定された方法により周囲に存在する情報処理装置に通知することにより、送信スロットを予約することができる。
 続いて、制御部170は、その予約した送信スロット(予約スロット)でデータを送信する(ステップS824)。
 続いて、制御部170は、予約スロットは存在するが送信すべきデータが存在しないか否かを判断する(ステップS825)。予約スロットは存在するが送信すべきデータが存在しない場合には(ステップS825)、制御部170は、予約スロットを開放して(ステップS826)、ステップS830に進む。
 また、予約スロットが存在しない場合、または、予約スロットが存在し、かつ、送信すべきデータが存在する場合には(ステップS825)、制御部170は、予約スロットは終了したが送信すべきデータが存在するか否かを判断する(ステップS827)。なお、予約スロットが終了した場合は、予約スロットが存在しない場合を意味するものとする。
 予約スロットが終了し、かつ、送信すべきデータが存在しない場合には(ステップS827)、ステップS830に進む。また、予約スロットが存在し、かつ、送信すべきデータが存在する場合には(ステップS827)、その予約スロットでのデータ送信後に、予約スロットは終了したが送信すべきデータが存在するか否かが再度判断される(ステップS827)。
 予約スロットは終了したが、送信すべきデータが存在する場合には(ステップS827)、制御部170は、予約されていない送信スロットが存在するか否かを判断する(ステップS828)。そして、予約されていない送信スロットが存在する場合には(ステップS828)、制御部170は、空スロット(予約されていない送信スロット)でデータを送信する(ステップS829)。
 また、制御部170は、通信の終了指示があったか否かを判断する(ステップS830)。そして、通信の終了指示があった場合には(ステップS830)、通信資源割り当て処理の動作を終了し、通信の終了指示がない場合には(ステップS830)、ステップS821に戻る。
 このように、情報処理装置に関する優先度に基づいて、送信タイミングを優先的に予約することができる。また、情報処理装置に関する優先度に基づいて、送信タイミングの予約幅を広く取れるようにすることができる。また、情報処理装置に関する優先度に基づいて、より細かく送信タイミングの予約を行うことができる。
 なお、ステップS801、S811、S821は、請求の範囲に記載の取得手順の一例である。また、ステップS802乃至S804、S814乃至S816、S822乃至S826は、請求の範囲に記載の制御手順の一例である。
 ここで、例えば、メッシュネットワークでは、メッシュネットワークを構成する各情報処理装置が他の情報処理装置間や公衆網との間の通信を中継することが、その性能を十分に発揮するために必要となる。しかしながら、自装置の通信資源や電力資源を他の情報処理装置に利用されることへの抵抗感が高いことが多く、全てのユーザが自発的に中継機能を提供することを期待することは困難であることが想定される。
 このような状況では、メッシュネットワーク全体の性能を低下させるおそれがある。また、リレーを許容する特定の情報処理装置に通信経路が集中することにより、輻輳が発生するおそれがある。また、その特定の情報処理装置が何らかの理由でメッシュネットワークから離脱した際の大幅な経路の再構成の発生や、メッシュネットワークの利点である耐障害性が低下するおそれもある。
 そこで、本技術の実施の形態では、各情報処理装置に関する優先度に基づいて、ネットワークの通信資源を適切に割り当てるようにする。これにより、そのネットワークの通信資源を有効利用することができ、そのネットワークの通信に関する性能を上げることができる。
 例えば、優先度のインセンティブを与えることにより、各情報処理装置が中継機としての機能を十分に果たし、メッシュネットワーク全体の性能を向上させることができる。
 また、例えば、情報処理装置の特性を考慮して通信資源を優先して割り当てることにより、メッシュネットワーク上のアプリケーションシステムの性能を向上させることができる。
 また、例えば、メッシュネットワークへの参加を簡単にすることにより、メッシュネットワークの全体の性能を向上させることができる。
 また、例えば、メッシュネットワークに参加することのインセンティブを付与することにより、メッシュネットワークへの参加を促すことができ、メッシュネットワークの性能を向上させることができる。
 また、例えば、ビーコンに優先度情報を含めて送信する場合に、優先度が高い情報処理装置の情報を優先的/選択的に転送することにより、無線の通信資源を有効に活用することができる。
 また、情報処理装置に関する優先度が高くない場合でも、その情報処理装置のユーザが所有するポイントを使用することにより、優先度が高い場合に受けることが可能な割り当てと同程度の割り当てを受けることができる。
 なお、本技術の実施の形態では、1つの情報処理装置について1つの優先度を関連付けて管理する例を示すが、1つの情報処理装置について複数の優先度を関連付けて管理するようにしてもよい。例えば、ネットワークに属する他の情報処理装置にデータ送信を行う際に関する第1優先度と、ネットワークに属する他の情報処理装置からデータ受信を行う際に関する第2優先度とを別々に優先度リスト300に保持させるようにしてもよい。この場合には、制御部170は、ネットワークに関する通信資源を用いてデータ送信を行う場合には、第1優先に基づいて通信資源を割り当てるための制御を行う。一方、制御部170は、ネットワークに関する通信資源を用いてデータ受信を行う場合には、第2優先に基づいて通信資源を割り当てるための制御を行う。
 <2.応用例>
 本開示に係る技術は、様々な製品へ応用可能である。例えば、情報処理装置100、210、220、230、240は、スマートフォン、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPC、携帯型ゲーム端末若しくはデジタルカメラなどのモバイル端末、テレビジョン受像機、プリンタ、デジタルスキャナ若しくはネットワークストレージなどの固定端末、又はカーナビゲーション装置などの車載端末として実現されてもよい。また、情報処理装置100、210、220、230、240は、スマートメータ、自動販売機、遠隔監視装置又はPOS(Point Of Sale)端末などの、M2M(Machine To Machine)通信を行う端末(MTC(Machine Type Communication)端末ともいう)として実現されてもよい。さらに、情報処理装置100、210、220、230、240は、これら端末に搭載される無線通信モジュール(例えば、1つのダイで構成される集積回路モジュール)であってもよい。
 [2-1.第1の応用例]
 図11は、本開示に係る技術が適用され得るスマートフォン900の概略的な構成の一例を示すブロック図である。スマートフォン900は、プロセッサ901、メモリ902、ストレージ903、外部接続インタフェース904、カメラ906、センサ907、マイクロフォン908、入力デバイス909、表示デバイス910、スピーカ911、無線通信インタフェース913、アンテナスイッチ914、アンテナ915、バス917、バッテリー918及び補助コントローラ919を備える。
 プロセッサ901は、例えばCPU(Central Processing Unit)又はSoC(System on Chip)であってよく、スマートフォン900のアプリケーションレイヤ及びその他のレイヤの機能を制御する。メモリ902は、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)を含み、プロセッサ901により実行されるプログラム及びデータを記憶する。ストレージ903は、半導体メモリ又はハードディスクなどの記憶媒体を含み得る。外部接続インタフェース904は、メモリーカード又はUSB(Universal Serial Bus)デバイスなどの外付けデバイスをスマートフォン900へ接続するためのインタフェースである。
 カメラ906は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を有し、撮像画像を生成する。センサ907は、例えば、測位センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ及び加速度センサなどのセンサ群を含み得る。マイクロフォン908は、スマートフォン900へ入力される音声を音声信号へ変換する。入力デバイス909は、例えば、表示デバイス910の画面上へのタッチを検出するタッチセンサ、キーパッド、キーボード、ボタン又はスイッチなどを含み、ユーザからの操作又は情報入力を受け付ける。表示デバイス910は、液晶ディスプレイ(LCD)又は有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイなどの画面を有し、スマートフォン900の出力画像を表示する。スピーカ911は、スマートフォン900から出力される音声信号を音声に変換する。
 無線通信インタフェース913は、IEEE802.11a、11b、11g、11n、11ac及び11adなどの無線LAN標準のうちの1つ以上をサポートし、無線通信を実行する。無線通信インタフェース913は、インフラストラクチャーモードにおいては、他の装置と無線LANアクセスポイントを介して通信し得る。また、無線通信インタフェース913は、アドホックモードにおいては、他の装置と直接的に通信し得る。無線通信インタフェース913は、典型的には、ベースバンドプロセッサ、RF(Radio Frequency)回路及びパワーアンプなどを含み得る。無線通信インタフェース913は、通信制御プログラムを記憶するメモリ、当該プログラムを実行するプロセッサ及び関連する回路を集積したワンチップのモジュールであってもよい。無線通信インタフェース913は、無線LAN方式に加えて、近距離無線通信方式、近接無線通信方式又はセルラ通信方式などの他の種類の無線通信方式をサポートしてもよい。アンテナスイッチ914は、無線通信インタフェース913に含まれる複数の回路(例えば、異なる無線通信方式のための回路)の間でアンテナ915の接続先を切り替える。アンテナ915は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、無線通信インタフェース913による無線信号の送信及び受信のために使用される。
 なお、図11の例に限定されず、スマートフォン900は、複数のアンテナ(例えば、無線LAN用のアンテナ及び近接無線通信方式用のアンテナ、など)を備えてもよい。その場合に、アンテナスイッチ914は、スマートフォン900の構成から省略されてもよい。
 バス917は、プロセッサ901、メモリ902、ストレージ903、外部接続インタフェース904、カメラ906、センサ907、マイクロフォン908、入力デバイス909、表示デバイス910、スピーカ911、無線通信インタフェース913及び補助コントローラ919を互いに接続する。バッテリー918は、図中に破線で部分的に示した給電ラインを介して、図11に示したスマートフォン900の各ブロックへ電力を供給する。補助コントローラ919は、例えば、スリープモードにおいて、スマートフォン900の必要最低限の機能を動作させる。
 図11に示したスマートフォン900において、図2を用いて説明した取得部150、制御部170は、無線通信インタフェース913において実装されてもよい。また、これら機能の少なくとも一部は、プロセッサ901又は補助コントローラ919において実装されてもよい。
 なお、スマートフォン900は、プロセッサ901がアプリケーションレベルでアクセスポイント機能を実行することにより、無線アクセスポイント(ソフトウェアAP)として動作してもよい。また、無線通信インタフェース913が無線アクセスポイント機能を有していてもよい。
 [2-2.第2の応用例]
 図12は、本開示に係る技術が適用され得るカーナビゲーション装置920の概略的な構成の一例を示すブロック図である。カーナビゲーション装置920は、プロセッサ921、メモリ922、GPS(Global Positioning System)モジュール924、センサ925、データインタフェース926、コンテンツプレーヤ927、記憶媒体インタフェース928、入力デバイス929、表示デバイス930、スピーカ931、無線通信インタフェース933、アンテナスイッチ934、アンテナ935及びバッテリー938を備える。
 プロセッサ921は、例えばCPU又はSoCであってよく、カーナビゲーション装置920のナビゲーション機能及びその他の機能を制御する。メモリ922は、RAM及びROMを含み、プロセッサ921により実行されるプログラム及びデータを記憶する。
 GPSモジュール924は、GPS衛星から受信されるGPS信号を用いて、カーナビゲーション装置920の位置(例えば、緯度、経度及び高度)を測定する。センサ925は、例えば、ジャイロセンサ、地磁気センサ及び気圧センサなどのセンサ群を含み得る。データインタフェース926は、例えば、図示しない端子を介して車載ネットワーク941に接続され、車速データなどの車両側で生成されるデータを取得する。
 コンテンツプレーヤ927は、記憶媒体インタフェース928に挿入される記憶媒体(例えば、CD又はDVD)に記憶されているコンテンツを再生する。入力デバイス929は、例えば、表示デバイス930の画面上へのタッチを検出するタッチセンサ、ボタン又はスイッチなどを含み、ユーザからの操作又は情報入力を受け付ける。表示デバイス930は、LCD又はOLEDディスプレイなどの画面を有し、ナビゲーション機能又は再生されるコンテンツの画像を表示する。スピーカ931は、ナビゲーション機能又は再生されるコンテンツの音声を出力する。
 無線通信インタフェース933は、IEEE802.11a、11b、11g、11n、11ac及び11adなどの無線LAN標準のうちの1つ以上をサポートし、無線通信を実行する。無線通信インタフェース933は、インフラストラクチャーモードにおいては、他の装置と無線LANアクセスポイントを介して通信し得る。また、無線通信インタフェース933は、アドホックモードにおいては、他の装置と直接的に通信し得る。無線通信インタフェース933は、典型的には、ベースバンドプロセッサ、RF回路及びパワーアンプなどを含み得る。無線通信インタフェース933は、通信制御プログラムを記憶するメモリ、当該プログラムを実行するプロセッサ及び関連する回路を集積したワンチップのモジュールであってもよい。無線通信インタフェース933は、無線LAN方式に加えて、近距離無線通信方式、近接無線通信方式又はセルラ通信方式などの他の種類の無線通信方式をサポートしてもよい。アンテナスイッチ934は、無線通信インタフェース933に含まれる複数の回路の間でアンテナ935の接続先を切り替える。アンテナ935は、単一の又は複数のアンテナ素子を有し、無線通信インタフェース933による無線信号の送信及び受信のために使用される。
 なお、図12の例に限定されず、カーナビゲーション装置920は、複数のアンテナを備えてもよい。その場合に、アンテナスイッチ934は、カーナビゲーション装置920の構成から省略されてもよい。
 バッテリー938は、図中に破線で部分的に示した給電ラインを介して、図12に示したカーナビゲーション装置920の各ブロックへ電力を供給する。また、バッテリー938は、車両側から給電される電力を蓄積する。
 図12に示したカーナビゲーション装置920において、図2を用いて説明した取得部150、制御部170は、無線通信インタフェース933において実装されてもよい。また、これら機能の少なくとも一部は、プロセッサ921において実装されてもよい。
 また、本開示に係る技術は、上述したカーナビゲーション装置920の1つ以上のブロックと、車載ネットワーク941と、車両側モジュール942とを含む車載システム(又は車両)940として実現されてもよい。車両側モジュール942は、車速、エンジン回転数又は故障情報などの車両側データを生成し、生成したデータを車載ネットワーク941へ出力する。
 なお、上述の実施の形態は本技術を具現化するための一例を示したものであり、実施の形態における事項と、請求の範囲における発明特定事項とはそれぞれ対応関係を有する。同様に、請求の範囲における発明特定事項と、これと同一名称を付した本技術の実施の形態における事項とはそれぞれ対応関係を有する。ただし、本技術は実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施の形態に種々の変形を施すことにより具現化することができる。
 また、上述の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。この記録媒体として、例えば、CD(Compact Disc)、MD(MiniDisc)、DVD(Digital Versatile Disc)、メモリカード、ブルーレイディスク(Blu-ray(登録商標)Disc)等を用いることができる。
 なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって、限定されるものではなく、また、他の効果があってもよい。
 なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)
 複数の情報処理装置による自律的な無線通信により構成されるネットワークにおける各情報処理装置の相対的な優先度を取得する取得部と、
 前記優先度に基づいて前記ネットワークに関する通信資源を割り当てるための制御を行う制御部と
を具備する情報処理装置。
(2)
 前記制御部は、前記ネットワークに属する他の情報処理装置に関する優先度と、当該情報処理装置に関する優先度との比較結果に基づいて前記通信資源を割り当てるための制御を行う前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
 前記制御部は、前記通信資源として送信電力の大きさを割り当てるための制御を行う前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
 前記制御部は、前記通信資源としてチャネルを割り当てるための制御を行う前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(5)
 前記制御部は、前記相対的な優先度が高い情報処理装置には、混雑度が閾値を基準として低いチャネルを割り当て、前記相対的な優先度が低い情報処理装置には、混雑度が閾値を基準として高いチャネルを割り当てるための制御を行う前記(4)に記載の情報処理装置。
(6)
 前記制御部は、前記通信資源として送信タイミングを割り当てるための制御を行う前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(7)
 前記取得部は、前記ネットワークに属する情報処理装置に関する優先度を情報処理装置毎に保持するリスト情報から前記相対的な優先度を取得する前記(1)から(6)のいずれかに記載の情報処理装置。
(8)
 前記リスト情報は、前記ネットワークに属する他の情報処理装置にデータ送信を行う際に関する第1優先度と、前記ネットワークに属する他の情報処理装置からデータ受信を行う際に関する第2優先度とを別々に保持し、
 前記制御部は、前記通信資源を用いてデータ送信を行う場合には前記第1優先に基づいて前記通信資源を割り当て、前記通信資源を用いてデータ受信を行う場合には前記第2優先に基づいて前記通信資源を割り当てるための制御を行う
前記(7)に記載の情報処理装置。
(9)
 前記制御部は、当該情報処理装置に関するポイント情報に基づいて当該情報処理装置に関する優先度を変更するための制御を行う前記(1)から(8)のいずれかに記載の情報処理装置。
(10)
 前記制御部は、前記ポイント情報を使用することにより当該情報処理装置に関する優先度を高く設定するための制御を行う前記(9)に記載の情報処理装置。
(11)
 前記制御部は、前記ネットワーク以外の他のネットワークに属する他の情報処理装置との間で前記ポイント情報のやりとりを行うための制御を行う前記(9)または(10)に記載の情報処理装置。
(12)
 前記制御部は、SNS(Social Networking Service)におけるユーザのアクティビティに基づいて前記ポイント情報を付加するための制御を行う前記(9)から(11)のいずれかに記載の情報処理装置。
(13)
 前記制御部は、前記ネットワークに接続するための設定情報をSNSにより配布するための制御を行う前記(1)から(12)のいずれかに記載の情報処理装置。
(14)
 前記制御部は、当該情報処理装置に関する優先度を他の情報処理装置に通知するための優先度情報をビーコンに含めて送信する制御を行う前記(1)から(13)のいずれかに記載の情報処理装置。
(15)
 複数の情報処理装置による自律的な無線通信により構成されるネットワークにおける各情報処理装置の相対的な優先度を取得する取得手順と、
 前記優先度に基づいて前記ネットワークに関する通信資源を割り当てる制御手順と
を具備する情報処理方法。
(16)
 複数の情報処理装置による自律的な無線通信により構成されるネットワークにおける各情報処理装置の相対的な優先度を取得する取得手順と、
 前記優先度に基づいて前記ネットワークに関する通信資源を割り当てる制御手順と
をコンピュータに実行させるプログラム。
 10 通信システム
 100、210、220、230、240 情報処理装置
 110 姿勢検出部
 120 撮像部
 130 音取得部
 140 無線通信部
 150 取得部
 160 操作受付部
 170 制御部
 171 記憶部
 180 表示部
 190 音声出力部
 200 ネットワーク
 900 スマートフォン
 901 プロセッサ
 902 メモリ
 903 ストレージ
 904 外部接続インタフェース
 906 カメラ
 907 センサ
 908 マイクロフォン
 909 入力デバイス
 910 表示デバイス
 911 スピーカ
 913 無線通信インタフェース
 914 アンテナスイッチ
 915 アンテナ
 917 バス
 918 バッテリー
 919 補助コントローラ
 920 カーナビゲーション装置
 921 プロセッサ
 922 メモリ
 924 GPSモジュール
 925 センサ
 926 データインタフェース
 927 コンテンツプレーヤ
 928 記憶媒体インタフェース
 929 入力デバイス
 930 表示デバイス
 931 スピーカ
 933 無線通信インタフェース
 934 アンテナスイッチ
 935 アンテナ
 938 バッテリー
 941 車載ネットワーク
 942 車両側モジュール

Claims (16)

  1.  複数の情報処理装置による自律的な無線通信により構成されるネットワークにおける各情報処理装置の相対的な優先度を取得する取得部と、
     前記優先度に基づいて前記ネットワークに関する通信資源を割り当てるための制御を行う制御部と
    を具備する情報処理装置。
  2.  前記制御部は、前記ネットワークに属する他の情報処理装置に関する優先度と、当該情報処理装置に関する優先度との比較結果に基づいて前記通信資源を割り当てるための制御を行う請求項1記載の情報処理装置。
  3.  前記制御部は、前記通信資源として送信電力の大きさを割り当てるための制御を行う請求項1記載の情報処理装置。
  4.  前記制御部は、前記通信資源としてチャネルを割り当てるための制御を行う請求項1記載の情報処理装置。
  5.  前記制御部は、前記相対的な優先度が高い情報処理装置には、混雑度が閾値を基準として低いチャネルを割り当て、前記相対的な優先度が低い情報処理装置には、混雑度が閾値を基準として高いチャネルを割り当てるための制御を行う請求項4記載の情報処理装置。
  6.  前記制御部は、前記通信資源として送信タイミングを割り当てるための制御を行う請求項1記載の情報処理装置。
  7.  前記取得部は、前記ネットワークに属する情報処理装置に関する優先度を情報処理装置毎に保持するリスト情報から前記相対的な優先度を取得する請求項1記載の情報処理装置。
  8.  前記リスト情報は、前記ネットワークに属する他の情報処理装置にデータ送信を行う際に関する第1優先度と、前記ネットワークに属する他の情報処理装置からデータ受信を行う際に関する第2優先度とを別々に保持し、
     前記制御部は、前記通信資源を用いてデータ送信を行う場合には前記第1優先に基づいて前記通信資源を割り当て、前記通信資源を用いてデータ受信を行う場合には前記第2優先に基づいて前記通信資源を割り当てるための制御を行う
    請求項7記載の情報処理装置。
  9.  前記制御部は、当該情報処理装置に関するポイント情報に基づいて当該情報処理装置に関する優先度を変更するための制御を行う請求項1記載の情報処理装置。
  10.  前記制御部は、前記ポイント情報を使用することにより当該情報処理装置に関する優先度を高く設定するための制御を行う請求項9記載の情報処理装置。
  11.  前記制御部は、前記ネットワーク以外の他のネットワークに属する他の情報処理装置との間で前記ポイント情報のやりとりを行うための制御を行う請求項9記載の情報処理装置。
  12.  前記制御部は、SNS(Social Networking Service)におけるユーザのアクティビティに基づいて前記ポイント情報を付加するための制御を行う請求項9記載の情報処理装置。
  13.  前記制御部は、前記ネットワークに接続するための設定情報をSNSにより配布するための制御を行う請求項1記載の情報処理装置。
  14.  前記制御部は、当該情報処理装置に関する優先度を他の情報処理装置に通知するための優先度情報をビーコンに含めて送信する制御を行う請求項1記載の情報処理装置。
  15.  複数の情報処理装置による自律的な無線通信により構成されるネットワークにおける各情報処理装置の相対的な優先度を取得する取得手順と、
     前記優先度に基づいて前記ネットワークに関する通信資源を割り当てる制御手順と
    を具備する情報処理方法。
  16.  複数の情報処理装置による自律的な無線通信により構成されるネットワークにおける各情報処理装置の相対的な優先度を取得する取得手順と、
     前記優先度に基づいて前記ネットワークに関する通信資源を割り当てる制御手順と
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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