WO2014155984A1 - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
WO2014155984A1
WO2014155984A1 PCT/JP2014/001217 JP2014001217W WO2014155984A1 WO 2014155984 A1 WO2014155984 A1 WO 2014155984A1 JP 2014001217 W JP2014001217 W JP 2014001217W WO 2014155984 A1 WO2014155984 A1 WO 2014155984A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
liquid crystal
prism
light
image display
electrode
Prior art date
Application number
PCT/JP2014/001217
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
林 克彦
修司 井上
Original Assignee
パナソニック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by パナソニック株式会社 filed Critical パナソニック株式会社
Priority to CN201480007513.3A priority Critical patent/CN104969121A/zh
Priority to JP2015508004A priority patent/JP6176546B2/ja
Publication of WO2014155984A1 publication Critical patent/WO2014155984A1/ja
Priority to US14/816,423 priority patent/US9651792B2/en

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F9/00Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B30/00Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images
    • G02B30/20Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes
    • G02B30/26Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes of the autostereoscopic type
    • G02B30/27Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes of the autostereoscopic type involving lenticular arrays
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1347Arrangement of liquid crystal layers or cells in which the final condition of one light beam is achieved by the addition of the effects of two or more layers or cells

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

 本発明は、集光特性に優れた画像表示装置を提供することを目的とする。本発明に係る画像表示装置は、複数のプリズム(43)が配列されたプリズムアレイ(44)と、プリズムアレイ(44)に積層された液晶層(45)と、プリズムアレイ(44)を構成するプリズム(43)毎に対応した位置に設けられた電極(48)とを有する液晶プリズム素子(40)と、電極(48)に印加する電圧を制御する制御部と、ユーザの視聴位置を検出する位置検出部とを備え、制御部は、位置検出部による視聴位置の検出結果に基づいて、プリズム(43)毎に対応した位置に設けられた電極(48)のそれぞれに対して、同一、又は異なる電圧を印加可能である。

Description

画像表示装置
 本開示は、例えば液晶ディスプレイなどの画像表示装置に関する。
 近年、立体的な画像を表示することができる画像表示装置が普及している。例えば、特許文献1には、複数の観測者のそれぞれの眼に右眼用画像の光と左眼用画像の光とを交互に提示することによって、映像を立体視させる自動立体視ディスプレイが開示されている。特許文献1の装置では、観測者の眼球位置移動に追従するように、偏向手段による光屈折挙動を変化させている。この偏向手段は、2種類の混合しない液体を内包する液滴制御セルによって構成されており、液滴制御セルに電圧を印加することによって液体の界面を変化させて、液滴制御セルにプリズム機能を発揮させている。
特表2010-529485号公報
 ここで、特許文献1の液滴制御セルに代わる光学素子として、一対の対向基板の間に、ストライプ状に延びる複数の三角プリズムと液晶とを封入して構成され、印加電圧に応じて出射光の偏向角を変化させることができる液晶プリズム素子が知られている。
 本開示は、集光特性に優れた画像表示装置を提供する。
 上記課題を解決する画像表示装置は、複数のプリズムが配列されたプリズムアレイと、プリズムアレイに積層された液晶層と、プリズムアレイを構成するプリズム毎に対応した位置に設けられた電極と、を有する液晶プリズム素子と、電極に印加する電圧を制御する制御部と、ユーザの視聴位置を検出する位置検出部と、を備える。制御部は、位置検出部による視聴位置の検出結果に基づいて、プリズム毎に対応した位置に設けられた電極のそれぞれに対して、同一又は異なる電圧を印加可能である。
 本開示によれば、集光特性に優れた画像表示装置を実現できる。
図1は、実施の形態1に係る画像表示装置の概略構成図である。 図2は、実施の形態1に係る画像表示装置の概略分解斜視図である。 図3は、実施の形態1に係る液晶プリズム素子40の部分断面図である。 図4は、印可電圧調整方法の一例を示すフローチャートである。 図5は、視聴時に行われる印可電圧制御処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、実施の形態2に係る画像表示装置の概略構成図である。 図7は、実施の形態2に係る画像表示装置の概略分解斜視図である。
 以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
 なお、出願人は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
 <1.実施の形態1>
 以下、図1~5を用いて、実施の形態1を説明する。
 <1-1.画像表示装置の構成>
 図1は、実施の形態1に係る画像表示装置10の概略断面図である。図2は、画像表示装置10の分解斜視図である。
 本実施の形態では、画像表示装置10に対して3次元直交座標系を設定し、座標軸を用いて方向を特定する。図1及び図2に示すように、X軸方向は、画像表示パネル50の表示面に対してユーザが正対したときの左右方向(水平方向)と一致している。Y軸方向は、画像表示パネル50の表示面に対してユーザが正対したときの上下方向に一致している。Z軸方向は、画像表示パネル50の表示面に対して垂直な方向に一致している。ここで、「正対」とは、例えば表示面に「A」という文字が表示されている場合において、ユーザがこの「A」という文字を正しい方向から見るように、表示面の真正面に向かって位置していることを意味する。また、図1及び図2は、画像表示装置10の上側から見た図に相当する。したがって、図1及び図2の左側が、視聴者から見た表示画面の右側となる。
 画像表示装置10は、指向性バックライト20と、液晶プリズム素子40と、画像表示パネル50と、画像表示装置10を使用しているユーザの位置検出を行う位置検出部70と、検出されたユーザの位置情報に基づいて、液晶プリズム素子40へ出力する液晶駆動電圧を制御する制御部60とから構成される。ここで、「指向性バックライト」とは、配向特性において指向性を有するバックライトであって、一般的なバックライトの配向特性と比べてより狭い配向特性を有するバックライトをいう。
 以下、各構成の詳細について説明する。
 <1-2.バックライトの構成>
 バックライト20は、例えば、指向性を有する一般的なエッジ入射型LEDバックライトである。バックライト20は、画面の側辺にそって一次元に配列された光源21と、反射フィルム22と、導光板23と、光制御フィルム30とを備える。反射フィルム22は導光板23の下面側(背面側)に設けられており、光制御フィルム30は導光板23の上面側(前面側)に設けられている。
 光源21は、導光板23の側面のいずれかに沿って配置されている。本実施の形態において、光源21は、導光板23の左側面に配置されている。光源21は、Y軸方向に配列された複数のLED素子を有している。
 光源21から出射された光は、導光板23の上面と下面とで全反射を繰り返しながら導光板23内に広がる。導光板23内で全反射角度を超える角度を持った光が導光板23の上面から出射される。導光板23の下面は、図1に示すように、複数の傾斜面24により構成されている。これらの傾斜面24により、導光板23内を伝搬する光は様々な方向に反射されるので、導光板23から出射する光の強度が上面全体にわたって均一になる。
 反射フィルム22は、導光板23の下面側に設けられている。導光板23の下面に設けられた傾斜面24の全反射角度を破った光は、反射フィルム22により反射され、再び導光板23内に入射し、最終的に上面から出射される。導光板23から出射された光は、光制御フィルム30に入射する。
 光制御フィルム30は、三角形状の断面及びY軸方向に延びる稜線を有する複数のプリズム31を有する。複数のプリズム31は、X軸方向に並べて配置されている。すなわち、光制御フィルム30において、三角形状の断面を有するプリズム31が1次元アレイ配置されている。また、光制御フィルム30の上面には、Y軸方向に延びる複数のシリンドリカルレンズがX軸方向に並べて配置されていても良い。すなわち、光制御フィルム30の上面には、レンチキュラーレンズが形成されていても良い。
 光制御フィルム30の下面に入射した光は、プリズム31によりZ軸方向に立ち上げられ、上面のレンチキュラーレンズにより集光され、液晶プリズム素子40に入射する。
 <1-3.液晶プリズムの構成>
 <1-3-1.構成>
 図3は、液晶プリズム素子40の部分拡大図である。具体的には、図3は、図1に示す液晶プリズム素子40の右側の領域R2の一部を拡大した図である。以下、図1~3を併せて参照しながら、液晶プリズム素子40の詳細を説明する。
 図1および図2に示すように、液晶プリズム素子40は、バックライト20と表示パネル50の間に配置されている。そして、液晶プリズム素子40は、基板41と、基板42と、複数のプリズム43で構成されるプリズムアレイ44と、液晶層45と、複数の第1電極48と、第2電極49とを備える。
 基板41と基板42は互いに対向して配置されている。
 基板41の内面(基板42と対向する側の面)には、プリズムアレイ44が形成されている。プリズムアレイ44は、X軸方向に並べて配置される複数のプリズム43により構成されている。プリズム43は、XZ平面における断面が略三角形の形状を有する。本実施の形態では、プリズム43の断面は、直角三角形である。図3に示すように、Y軸方向から見たとき、プリズム43の斜辺(直角三角形の直角の対辺)が液晶層45に接するよう構成されている。また、図3に示すように、プリズム43の斜辺は、傾斜角φで傾斜している。図2に示すように、プリズム43は、Y軸方向に伸びるように形成されている。すなわち、プリズム43は、三角柱形状を有する。
 基板41と液晶プリズム素子40との間には、第1電極48が形成されている。また、基板42と液晶プリズム素子40との間には、第2電極49が形成されている。
 図3に示すように、液晶プリズム素子40では、1つのプリズム43に、1つの第1電極48が対応するよう配置されている。すなわち、1つのプリズム43に対応する領域を液晶プリズム素子40の単位構造としたとき、この単位構造が複数配列されることで液晶プリズム素子40が構成される。液晶プリズム素子40は、光源21から出射され、導光板23及び光制御フィルム30を通じて入射した光が、ユーザの位置に集光するように、偏光方向を制御する。具体的には、図3に示すように、第1電極48および第2電極49に印加する電圧を制御することで、液晶層45内の液晶分子の配向を変化させる。液晶分子の配向が変化することで、液晶層43内の屈折率分布が変化する。プリズム43と液晶層45との間に生じる屈折率差により、光は偏向される。つまり、液晶層45の屈折率分布を制御することで、液晶プリズム素子40に入射する光は、プリズム43をそのまま透過したり(光A)、プリズム43の傾斜面から離れる方向に偏向したり(光B)、プリズム43の傾斜面に近づく方向に偏向したり(光C)する。
 図1に示すように、複数のプリズム43が、電極49上にX軸方向に並べて設けられている。複数のプリズム43の断面形状は、液晶プリズム素子40の全体で左右対称となるように構成されている。説明を容易にするために、液晶プリズム40を図1における左半分及び右半分に二分し、左側の領域をR1、領域R1とX軸方向に隣接する右側の領域をR2とする。また、領域R1及びR2の境界線(中央線)を通過し、かつ、画像表示パネル50の表示面と直交する平面を、P1とする。XZ平面と平行な平面上で見たときに、領域R1に配置されるプリズム43の断面形状と、領域R2に配置されるプリズム43の断面形状とは、図1及び図2に示すように、平面P1に対して対称となるように設計されている。以下、断面形状を左右対称にした理由について説明する。
 液晶プリズム素子40は、出射光をプリズム43の傾斜面から遠ざける方向への偏向(図3の光B)と比べて、出射光をプリズム43の傾斜面に近づける方向への偏向(図3の光C)の効率が低いという性質がある。そこで、プリズム43の傾斜面を平面P1に対して対称とし、プリズム43の傾斜面を画面の中央部の前方に向けることによって、液晶プリズム素子40は、画面の左端近傍に入射した光を画面の右前方へと効率的に偏向することができ、画面の右端近傍に入射した光を画面の左前方へと効率的に偏向することができる。
 液晶層45は、基板41と基板42との間に形成されている。詳細には、液晶層45は、基板41側において第1電極48と、基板42側においてプリズムアレイ44と接している。
 なお、本実施の形態では、プリズム43は、Y軸と平行な方向に伸びるように形成されているが、プリズム43は、Y軸に対して所定角度傾いた方向に伸びるように形成されていてもよい。このように、プリズムの延伸方向をY軸に対して所定角度傾けることによって、モアレ(干渉縞)の発生が低減される。モアレは、周期的な構造が複数重ね合わされたときに、各構造の周期のずれにより視覚的に発生する縞模様である。本実施の形態に係る画像表示装置10においては、画像パネル50の画素の配置や、光制御フィルム30(プリズム31、シリンドリカルレンズ)、液晶プリズム素子40(プリズムアレイ44)など、周期的な構造が複数重ね合わされているため、モアレが発生しやすい。そこで、プリズムをY軸に対して所定角度傾けた方向に伸ばした形状にすることで、モアレの発生を低減している。
 また、本実施の形態では、第1電極48及び第2電極49は、基板41とプリズムアレイ44との間、及び、基板42とプリズムアレイ44との間にそれぞれに形成されているが、第1電極48及び第2電極49は、それぞれ基板41及び42におけるプリズムアレイ44とは反対側の面に形成されてもよい。また、本実施の形態では、プリズムアレイ44と基板42とは別体で構成されているが、プリズムアレイ44と基板42とが一体成形されていてもよい。
 <1-3-2.電極>
 次に、電極構成の詳細について説明する。
 第1電極48は、Y軸方向に延伸された電極構造を有する。第1電極48は、X軸方向に所定の間隔を空けて複数配列されている。第1電極48の数は、プリズム43とほぼ同数である。1つのプリズム43に対して、1つの第1電極48が配置されている。第1電極48が複数配列されることで、スリット状の電極が構成されている。
 本実施の形態に係る画像表示装置10では、第1電極48のそれぞれに異なる電圧を印加可能である。そのために、隣り合う第1電極48同士は導通されておらず、任意の間隔をあけて配置されている。また、それぞれに異なる電圧を印加できるように電極は画面端近傍まで引き出され、フレキシブルプリント基板(FPC)等の外部配線に接続されている。
 第2電極49は、分割されていない平面電極である。第2電極49には、均一な電圧が印加される。なお、第1電極48と同様に、第2電極49をスリット状の複数の電極で構成し、当該複数の電極のそれぞれに異なる電圧を印加できる構成を採用しても良い。この場合、電極48が分割されていない平面電極であっても良い。すなわち、少なくとも、液晶層45を挟持する2つの電極のうち一方がスリット状の電極構造を有すれば良い。
 このような構成を取ることで、液晶プリズムの各々の領域において、印加する電圧を独立に制御する事ができ、各々の領域で液晶の配向及び透過光に対する屈折率を独立に制御する事ができる。
 尚、基板41及び42、プリズム43の形成材料としては、ガラスまたは樹脂を用いることができる。プリズム43の材料として樹脂を用いる場合、一例として、ガラス基板上にUV硬化樹脂をインプリントすることによって、プリズム43を形成することができる。液晶プリズム素子40は、電極49を成膜した基板42上にプリズム43の一次元配列を形成した後、基板42と、電極48を成膜した基板41とを貼り合わせ、対向させた基板41及び42の間に液晶を封入することによって作製できる。
 <1-3-3.液晶>
 液晶プリズム素子40は、外部からの印加電圧の大きさに応じて、透過する光の偏向角度の大きさを制御できる素子である。その原理を簡単に述べる。通常、液晶分子は楕円体形状をしており、長手方向と短手方向とで誘電率が異なる。このため、液晶層45は、入射光の偏光方向毎に屈折率が異なる複屈折の性質を有する。また、液晶分子の長軸配向(ダイレクタ)の向きが光の偏光方向に対して相対的に変化すれば、液晶層45の屈折率も変化する。そのため、ある印加電圧を与えて発生させた電場により液晶の配向を変化させると、透過する光に対する屈折率が変わるため、光の屈折角である偏向角が変化する。
 本実施の形態では、液晶層45を構成する材料としては1軸性のポジ型液晶を用いた場合を考える。そして、第1電極48及び第2電極49間に電圧が印加されていない場合には液晶分子長軸がY軸方向に配向しており、電圧が印加された場合は、液晶分子長軸がZ軸方向に配向する場合を考える。なお、液晶分子はネガ型液晶であってもよい。また、本実施の形態において、液晶プリズム素子40に電圧が印加されていない状態において、液晶分子の配向が、電極48に対して所定の角度傾いていても良い。
 一般的に、液晶プリズム素子40等のアクティブ素子で光を偏向させる場合に、偏向角を大きくするためには、Δn(=異常光に対する屈折率ne-常光に対する屈折率no)が大きな液晶材料を用いることが望ましい。しかしながら、市販されている中でΔnが大きな液晶材料は少なく、一般的に、Δnは約0.2程度である。
 また、同じ液晶材料で用いて液晶プリズムを構成しても配向方向の設計、電場のかけ方が、液晶プリズム素子の能力である偏向角や、消費電力や、スイッチングスピードなどといった素子性能を大きく左右する重要な項目となる。
 <1-4.画像表示パネルの構成>
 液晶プリズム素子40を透過した光は、画像表示パネル50に入射する。画像表示パネル50は、画像や映像を表示する。画像表示パネル50は、例えば液晶パネルで構成される。画素表示パネル40の一例として、In-Plane-Switching方式のパネルが挙げられる。ただし、画像表示パネル50として他の方式の画像表示パネルを採用することもできる。画像表示パネル50を透過した光は、指向性を持ち、視聴者の眼の位置に集光される。
 <1-5.位置検出部の構成>
 位置検出部70は、カメラ71と視聴位置算出部72とを含む。カメラ71は、ユーザの画像を所定周期で撮影する。視聴位置算出部72は、カメラ71によって撮影された画像を解析し、ユーザの視聴位置を表す視聴位置情報を算出する。カメラ71が行う画像解析には、顔や顔の一部(眼や鼻など)の位置を認識する公知のアルゴリズムを利用できる。また、視聴位置算出部72が求める視聴位置情報は、ユーザの目の位置を表すものであることが好ましいが、眼の位置に代えて顔や鼻等の位置を表しても良い。
 <1-6.制御部の構成>
 制御部60は、視聴位置算出部72によって求められた視聴位置情報に基づいて、液晶プリズム素子40に印加する電圧値を制御する。より詳細には、ユーザの視聴位置が、図1に示すように、画面中央から左端側に移動した場合、領域R1では、液晶層45の屈折率をプリズム43の屈折率より小さく、領域R2では、液晶層45の屈折率をプリズム43の屈折率より大きくする。これにより、プリズム43からの出射光は、ユーザから見て右方向に偏向する。このとき、領域R1の液晶層45に印加される電圧は、光を偏向しない時の印加電圧よりも大きくし、領域R2の液晶層45に印加される電圧は、光を偏向しない時の印加電圧よりも小さくしている。
 逆に、ユーザの視聴位置が、画面中央から右端側に移動した場合、領域R1では液晶層45の屈折率をプリズム43の屈折率より大きく、領域R2では、液晶層45の屈折率をプリズム43の屈折率より小さくする。これにより、プリズム43からの出射光は、ユーザから見て左方向に偏向する。このとき、領域R1の液晶層45に印加する電圧は、光を偏向しない時の印加電圧より小さくし、領域R2の液晶層45に印加する電圧は、光を偏向しない時の印加電圧より大きくしている。
 領域R1における液晶プリズムに印加する電圧は、所望の透過光を偏向させる角度に依存する。基本的に、液晶プリズム素子40は、プリズム43と液晶層45との屈折率差によって起こる屈折現象を利用した素子である。そのため、偏向角θは、プリズム43の傾斜角度φ、液晶層45の屈折率ne、プリズム43の屈折率npとした場合、下記式(1)を用いて算出することができる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000001
 しかしながら、例えば製造工程において、複数のプリズムのうち一部のプリズムの傾斜角度が設計値からずれて製造される場合がある。この場合、液晶プリズム素子全体に均一な電圧を印加すると、設計からずれたプリズムの領域での光の偏向角がずれてしまう。また、製造工程において、プリズムを形成する金型の損耗や成形誤差等により、全部のプリズムの傾斜角度が設計値からずれることも考えられる。また、液晶材料のロット毎の特性がばらつくことも考えられる。このような場合、所定の電圧を印可しても、光の偏向角が設計値からずれてしまい、バックライトの指向性が損なわれる。
 そこで、本実施の形態では、液晶プリズム素子40の単位構造毎に印加する電圧を制御できる構成にしている。そのため、例えばプリズムの形状に製造誤差が発生したり、液晶材料の特性がばらついたりしても、単位構造毎に印加電圧を制御できるため、液晶プリズム素子40の集光特性の劣化を抑制できる。
 したがって、本実施の形態に係る液晶プリズム素子40は、所望の指向性を維持したまま、ユーザの位置に合わせて光線を偏向する事ができる。例えば、プリズムの傾斜角φが設計値に対して小さい場合は、同じ電圧値に対して小さい偏向角しか得られないため、より大きな屈折率差が得られるように電圧値を変更する。変更する電圧値は、プリズムの偏向角によって異なる。例えば、プリズムの斜面の方向に偏向する場合は、印加電圧を設計値に対して低く、また、斜面とは逆方向に偏向する場合は、印加電圧を設計値に対して高くするといった補正が可能となる。印加電圧の高さは、液晶層に用いられる材料の特性に応じて適宜設定される。
 <1-7.印可電圧の調整方法>
 図4は、印可電圧調整の調整方法の一例を示すフローチャートである。
 まず、ステップS001において、所定の検査パターンを画像表示装置10に表示させる。この際に表示させる検査パターンは、視聴位置毎の指向性を判別できるものであれば特に限定されない。その後、処理はステップS002に移る。
 次に、ステップS002において、視聴位置毎の集光特性を評価し、集光特性が設計値からずれているか否かを判断する。視聴位置は、例えばユーザの眉間の位置に相当する。
視聴位置毎の集光特性は、例えば、カメラを有する検査装置を用いて集光位置に集光される光の強度を検出し、検出された光の強度と設計値との比較を行うことによって評価できる。この評価は、画像表示装置10に対する検査装置の相対位置を変化させながら繰り返し行ってもよい。あるいは、検査装置を用いる代わりに、ユーザが目視によって見やすいかどうかを評価しても良い。ステップS002において、集光特性が設計値からずれていると判断された場合(ステップS002でYes)、処理はステップS003に移り、この判断がNoの場合、印可電圧調整を終了する。
 次に、ステップS003において、各第1電極48に印可する電圧値を調整する。電圧値の調整は、各第1電極48に印可する電圧を、予め定められた電圧値だけ増加または減少させることによって行うことができる。画面の中央部から出射される光の偏向角と比べて、画面の側方部から出射される光の偏向角の方が大きい。したがって、画面中央に位置する第1電極48に対する印可電圧と、画面中央より側方に位置する第1電極48に対する印可電圧との差が、画面の中央から側方に向かうにつれて大きくなるように、電圧値の調整幅を第1電極48の位置に応じて変化させても良い。その後、処理はステップS004に移る。
 次に、ステップS004において、視聴位置と調整後の各第1電極48への印可電圧とを関連付けた情報テーブルを更新する。この情報テーブルは、画像表示装置10が備えるメモリ等の記憶装置に格納されており、制御部60がユーザの視聴位置に基づいて印可電圧を制御する際に参照される。また、情報テーブルには、初期値として第1電極48に対する印可電圧の設計値が設定される。その後、処理はステップS002に移り、視聴位置毎の集光特性の評価を再度行う。
 本開示に係る画像表示装置10は、複数の第1電極48に対する印可電圧を個別に制御可能な構成を有するので、以上に説明した調整方法によって、各第1電極48に対する印可電圧を最適化し、製造誤差等に起因する集光特性のズレを補正することができる。したがって、本開示に係る画像表示装置10は、設計通りの優れた集光特性を発揮できる。
 尚、上記の印可電圧の調整は、工場出荷前に行っても良いし、ユーザが画像表示装置10を使用する前にユーザ自身が行っても良い。また、予め工場出荷前に設計通りに印可電圧を調整しておき、その後、ユーザが見やすい集光特性が得られるように調整可能としても良い。ユーザが第1電極48に対する印可電圧(すなわち、視聴位置毎の集光特性)を調整できるように、画像表示装置10の設定等に調整メニューが設けられても良い。このように、工場出荷後にユーザが集光特性を調整できるように構成すれば、ユーザ毎の両目の間隔や視聴距離に個人差がある場合でも、各ユーザに最適な集光特性を実現できる。
 図5は、視聴時に行われる印可電圧制御処理の一例を示すフローチャートである。
 まず、ステップS005において、位置検出部70がユーザの視聴位置を検出する。その後、処理はステップS006に移る。
 次に、ステップS006において、制御部60は、情報テーブルを参照して、視聴位置に関連付けられた各第1電極48に対する印加電圧値を取得する。その後、処理はステップS007に移る。
 次に、ステップS007において、制御部60は、情報テーブルから取得した印可電圧値に基づき、各第1電極48に対する印可電圧を制御する。その後、処理はステップS008に移る。
 次に、ステップS008において、制御部60は、画像表示終了の指示があったか否かを判定する。画像表示終了の指示は、例えば、ユーザが電源をOFFにする操作を行ったか否かにより判定できる。画像表示を終了する場合(ステップS008でYes)、印可電圧制御処理を終了し、この判定がNoの場合は、ステップS005に戻り、上記の処理を繰り返す。
 このように、検出したユーザの視聴位置と、予め用意された情報テーブルとを参照することによって、ユーザの視聴位置にかかわらず、ユーザの視聴位置に適切に集光することができる。
 <1-8.効果等>
 上述したとおり、本実施の形態に係る画像表示装置10は、液晶プリズム素子40と、位置検出部70と、制御部60とを備える。
 液晶プリズム素子40は、複数のプリズム43が配列されたプリズムアレイ44と、プリズムアレイ44に積層された液晶層45と、プリズムアレイ44を構成するプリズム43毎に対応した位置に設けられた第1電極48と、第2電極49とを有する。
 制御部60は、電極に印加する電圧を制御する。
 位置検出部70は、ユーザの視聴位置を検出する。そして、制御部60は、位置検出部70の検出結果に基づいて、プリズム43に対応した第1電極48のそれぞれに対して、同一または異なる電圧を印加可能である。
 このような構成により、液晶プリズム素子40の単位構造毎に、液晶層45の屈折率及び出射光の偏向角を個別に制御することができる。その結果、表示装置10の最適な表示特性を実現することができる。
 また、表示プリズム素子40に製造上の誤差が発生したとしても、第1電極48への印可電圧を個別に調整することによって、その誤差を容易に補正することができる。その結果、設計値に近い優れた表示特性を実現することができる。
 液晶プリズム素子40の構成を詳細に説明すると、液晶プリズム素子40は、複数の第1電極48と、プリズムアレイ44および液晶層45を挟んで複数の第1電極48と対向して配置される第2電極49と、を有する。そして、複数の第1電極のそれぞれは、複数のプリズム43のそれぞれに対応して配置されている。
 上述したような効果は、このような具体的な構成においてもまた実現することができる。
 <2.実施の形態2>
 以下、実施の形態2について説明する。実施の形態2に係る画像表示装置100は、バックライトに2つの光源を有し、右目用画像と左目用画像を交互に切り替えながら表示する時分割方式に対応している点で、実施の形態1の画像表示装置10と異なる。以下、構成が異なる部分について説明し、同様の構成については説明を省略することがある。
 <2-1.画像表示装置の構成>
 図6は、実施の形態2に係る画像表示装置100の概略図である。図7は、画像表示装置100の分割斜視図である。
 画像表示装置100は、光源切替型のバックライト200と、液晶プリズム素子40と、右眼用画像及び左眼用画像を交互に切り替えながら表示する画像表示パネル500と、画像表示装置100を使用しているユーザの位置検出を行う位置検出部70と、検出されたユーザの位置情報に基づいて、液晶プリズム素子40へ出力する液晶駆動電圧を制御する制御部60とから構成される。
 画像表示装置100は、右眼用画像と左眼用画像の切り替えに同期させて、光源210a及び210bのON/OFFの切り替えを行っている。また、右眼用画像と左眼用画像との切り替えを120Hz以上の周波数で行うことで、ユーザは右眼用画像と左眼用画像とに基づいて自然な立体画像を認識することができる。
 以下、各構成の詳細について説明する。
 <2-2.バックライトの構成>
 バックライト200は、互いに対向する光源210a及び210bと、反射フィルム22と、導光板23と、光制御フィルム300とを備える。光源210a及び210bは、導光板230の一対の側面のそれぞれに沿って配置されており、X軸方向において互いに対向している。光源210aは、導光板23の左側面に配置されており、光源210bは導光板23の右側面に配置されている。例えば、光源210a及び210bは、それぞれY軸方向に配列された複数のLED素子を有している。光源210a及び210bは、画像表示パネル500に表示される左眼用画像及び右眼用画像の切り替えに同期して、交互に点灯及び消灯を繰り返す。すなわち、画像表示パネル500が右眼用画像を表示する場合は、光源210aが点灯して光源210bが消灯し、画像表示パネル500が左眼用画像を表示する場合は、光源210aが消灯して光源210bが点灯する。
 光源210a及び210bから出射された光は、導光板230の上面と下面とで全反射を繰り返しながら導光板230内に広がる。導光板230内で全反射角度を超える角度を持った光が導光板230の上面から出射される。
 光制御フィルム300は、プリズム310とシリンドリカルレンズ320とを備える。光制御フィルム300の下面には、三角形状の断面及びY軸方向に延びる稜線を有する複数のプリズム310が、X軸方向に並列に配置されている。すなわち、光制御フィルム300の下面には、三角形状の断面を有するプリズム310が1次元アレイ配置されている。また、光制御フィルム300の上面には、Y軸方向に延びる複数のシリンドリカルレンズ320がX軸方向に並列に配置されている。すなわち、光制御フィルム300の上面には、レンチキュラーレンズが形成されている。
 光制御フィルム300の下面に入射した光は、プリズム310によりZ軸方向に立ち上げられ、上面のレンチキュラーレンズにより集光され、液晶プリズム素子40に入射する。
 液晶プリズム素子40は、実施の形態1と同様の構成および機能を有する。
 <2-3.効果等>
 本実施の形態に係る画像表示装置100もまた、実施の形態1に係る画像表示装置と同様に、製造誤差や材料特性のばらつきがある場合でも、優れた集光特性を実現できる。
 <3.その他の変形例>
 尚、実施の形態1及び2で説明した、プリズムとレンチキュラーレンズとが一体になった光制御フィルム300に代えて、プリズムシート及びレンチキュラーレンズシートを別個に設けても良い。
 また、実施の形態1及び2では、液晶プリズム素子40内のプリズム43の傾斜面の向きを領域R1及びR2で異ならせ、平面P1に対して対称となるように構成しているが、プリズムの傾斜面の向きを液晶プリズム素子40全体で一定としても良い。この場合、本実施の形態のように、液晶プリズム素子40の領域R1及びR2で電極を分ける代わりに、表示画面全領域にわたって、1つの電極を設ける。しかしながら、配向変化に対する光線の偏向角及び透過効率の面で、2つの領域R1及びR2に分けてプリズム43及び電極を設けることがより好ましい。
 更に、実施の形態1及び2では、視差のある右眼用画像及び左眼用画像を同時または時分割で表示する立体画像表示装置を例として説明したが、視差のない画像を表示しても良い。この場合、光源21a及び21bを交互に点滅させる代わりに、常時点灯させる。3次元画像に限らず、二次元画像を表示する際にも、視聴者の動きに追従して、視聴者の眼付近にのみ画像を縮小投影させることにより、省エネだけでなく、周辺の人から表示されている内容を覗かれることも防止でき、プライバシー保護も向上できる。
 更に、実施の形態2においては、バックライト200は、図6および7に記載された構成に限定されず、左右の画像信号の切り替えと同期して、右眼用の光と左眼用の光とを時分割で交互に出射できるものであれば、他の構成を採用しても良い。
 更に、実施の形態2では、光源210a及び210bで共用されているが、光源210a用の導光板と光源210b用の導光板とを設け、2枚の導光板を重ねて配置しても良い。
 本開示は、立体画像を表示する画像表示装置などに適用可能である。具体的には、テレビ、パソコン、デジタルスチルカメラの表示面、ムービーの表示面、カメラ機能付き携帯電話機の表示面、スマートフォンの表示面などに、本開示は適用可能である。
10  画像表示装置
20  バックライト
22  反射フィルム
23  導光板
24  傾斜面
30  光制御フィルム
31  プリズム
40  液晶プリズム素子
41  基板
42  基板
43  プリズム
44  プリズムアレイ
45  液晶層
48  第1電極
49  第2電極
50  画像表示パネル
60  制御部
70  位置検出部
71  カメラ
72  視聴位置算出部
100 画像表示装置
200 バックライト
220 反射フィルム
230 導光板
240 傾斜面
300 光制御フィルム
310 プリズム
400 液晶プリズム素子

Claims (3)

  1.  複数のプリズムが配列されたプリズムアレイと、前記プリズムアレイに積層された液晶層と、前記プリズムアレイを構成するプリズム毎に対応した位置に設けられた電極とを有する液晶プリズム素子と、
     前記電極に印加する電圧を制御する制御部と、
     ユーザの視聴位置を検出する位置検出部とを備え、
     前記制御部は、前記位置検出部による前記視聴位置の検出結果に基づいて、前記プリズム毎に対応した位置に設けられた電極のそれぞれに対して、同一又は異なる電圧を印加可能である、画像表示装置。
  2.  前記制御部は、前記液晶プリズム素子の左右方向の中央部に位置する前記電極に印可する電圧と、当該中央部より側方に位置する前記電極に印可する電圧との差を、前記液晶プリズム素子の中央部から側方にかけて大きくする、請求項1に記載の画像表示装置。
  3.  前記電極は、
      複数の第1電極と、
      前記プリズムアレイおよび前記液晶層を挟んで前記複数の第1電極と対向して配置される第2電極とを有し、
     前記複数の第1電極のそれぞれが、前記複数のプリズムのそれぞれに対応して配置されている、請求項1に記載の画像表示装置。
PCT/JP2014/001217 2013-03-27 2014-03-05 画像表示装置 WO2014155984A1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201480007513.3A CN104969121A (zh) 2013-03-27 2014-03-05 图像显示装置
JP2015508004A JP6176546B2 (ja) 2013-03-27 2014-03-05 画像表示装置
US14/816,423 US9651792B2 (en) 2013-03-27 2015-08-03 Image display apparatus

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013065896 2013-03-27
JP2013-065896 2013-03-27

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
US14/816,423 Continuation US9651792B2 (en) 2013-03-27 2015-08-03 Image display apparatus

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2014155984A1 true WO2014155984A1 (ja) 2014-10-02

Family

ID=51623005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2014/001217 WO2014155984A1 (ja) 2013-03-27 2014-03-05 画像表示装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9651792B2 (ja)
JP (1) JP6176546B2 (ja)
CN (1) CN104969121A (ja)
WO (1) WO2014155984A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10475241B2 (en) * 2016-02-03 2019-11-12 Google Llc Super-resolution displays and methods of operating the same
CN105511179B (zh) * 2016-03-03 2020-02-18 京东方科技集团股份有限公司 一种液晶显示器
CN105589277B (zh) * 2016-03-18 2017-07-04 京东方科技集团股份有限公司 一种液晶透镜及显示装置
CN105629621B (zh) * 2016-04-06 2018-12-25 京东方科技集团股份有限公司 液晶棱镜及其驱动方法、显示装置
CN107065206B (zh) * 2017-03-21 2019-11-26 深圳市华星光电技术有限公司 一种裸眼三维显示装置
CN107247361A (zh) * 2017-08-14 2017-10-13 京东方科技集团股份有限公司 一种裸眼3d显示器件及液晶显示装置
CN107945760B (zh) 2018-01-02 2020-08-14 京东方科技集团股份有限公司 液晶显示面板及其驱动方法、显示装置
EP3531199A1 (en) * 2018-02-23 2019-08-28 Vestel Elektronik Sanayi ve Ticaret A.S. Display device and method of control
CN108630154B (zh) * 2018-05-10 2020-06-09 深圳市华星光电技术有限公司 一种光栅片、光栅系统及3d显示装置
KR102660065B1 (ko) * 2018-12-06 2024-04-22 엘지디스플레이 주식회사 백라이트 유닛 및 이를 이용한 표시 장치
CN110673388B (zh) * 2019-10-15 2023-01-31 京东方科技集团股份有限公司 显示面板及其显示方法、显示装置
KR20210086163A (ko) * 2019-12-31 2021-07-08 엘지디스플레이 주식회사 프라이버시 보호 필름 및 이를 포함하는 액정 표시 장치

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05323261A (ja) * 1992-05-22 1993-12-07 Toyota Motor Corp 液晶光屈折素子
JPH0792507A (ja) * 1993-07-28 1995-04-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 液晶マイクロプリズムアレイ及びそれを用いた空間光ビーム接続器と光スイッチ
WO2011040088A1 (ja) * 2009-09-29 2011-04-07 シャープ株式会社 表示装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3338025B2 (ja) * 1999-10-05 2002-10-28 松下電器産業株式会社 液晶表示素子
JP4185120B2 (ja) * 2006-06-30 2008-11-26 株式会社東芝 表示装置
JP4780081B2 (ja) * 2007-02-19 2011-09-28 三菱電機株式会社 バックライト装置および透過型表示装置
DE102007026071A1 (de) 2007-05-24 2008-11-27 Seereal Technologies S.A. Richtungsgesteuerte Beleuchtungseinheit für ein autostereoskopisches Display
US8305550B2 (en) * 2007-07-11 2012-11-06 Lg Display Co., Ltd. Electrically-driven liquid crystal lens and stereoscopic device using the same
JP2014002235A (ja) * 2012-06-18 2014-01-09 Stanley Electric Co Ltd 立体画像表示装置、照明装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05323261A (ja) * 1992-05-22 1993-12-07 Toyota Motor Corp 液晶光屈折素子
JPH0792507A (ja) * 1993-07-28 1995-04-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 液晶マイクロプリズムアレイ及びそれを用いた空間光ビーム接続器と光スイッチ
WO2011040088A1 (ja) * 2009-09-29 2011-04-07 シャープ株式会社 表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20150338670A1 (en) 2015-11-26
JP6176546B2 (ja) 2017-08-09
US9651792B2 (en) 2017-05-16
CN104969121A (zh) 2015-10-07
JPWO2014155984A1 (ja) 2017-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6176546B2 (ja) 画像表示装置
US9190019B2 (en) Image display apparatus
JP5581307B2 (ja) 画像表示装置
US9030643B2 (en) Liquid crystal optical element and image display apparatus including the same
US9500874B2 (en) Liquid crystal optical element and image display apparatus including the same
JP6654281B2 (ja) 液晶レンチキュラレンズ素子及びその駆動方法、立体表示装置、端末機
US9405125B2 (en) Image display apparatus
JP2013137454A5 (ja)
US9389430B2 (en) Light deflection element and image display apparatus using the same
JP5942150B2 (ja) 画像表示装置
JP5919510B2 (ja) 画像表示装置
WO2014195136A1 (en) Multi-view display device
TW201416708A (zh) 裸眼式立體顯示裝置及其液晶透鏡
JP2012185500A (ja) マイクロ構造光位相シフトフィルムとレンズ
US9575326B2 (en) Stereoscopic image display apparatus
JP5591783B2 (ja) 画像表示装置
KR102000144B1 (ko) 스윗처블 입체 영상 표시장치
JP2014215441A (ja) 画像表示デバイスおよび画像表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 14774934

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

ENP Entry into the national phase

Ref document number: 2015508004

Country of ref document: JP

Kind code of ref document: A

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

122 Ep: pct application non-entry in european phase

Ref document number: 14774934

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1