JP2014215441A - 画像表示デバイスおよび画像表示装置 - Google Patents

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Shinko Kasano
真弘 笠野
陽介 淺井
Yosuke Asai
陽介 淺井
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells

Abstract

【課題】縦表示でも横表示でも3D表示が可能な表示デバイスを提供する。【解決手段】画像表示デバイスは、画像表示パネル60と、液晶レンズ40とを備える。液晶レンズ40は、画像表示パネルから出力された光を所定の方向に変換する。また、液晶レンズ40は、第1電極層44と、第2電極層45と、液晶層43と、電圧制御部70と、を有する。第1電極層44は、単一電極で構成されている。第2電極層45は、第1電極層44と対向して配置されている。第2電極層45は、複数の微小電極50が格子状に配列して構成されている。液晶層43は、第1電極層44および第2電極層45との間に配置され、異方性の屈折率を有する複数の液晶分子49を有している。液晶層43は、第1電極層44と第2電極層45との間に形成される電場によって液晶分子49の長手方向の配列方向が変化することで屈折率が変化する。【選択図】図6

Description

本開示は、液晶ディスプレイなどの画像を表示させるための画像表示デバイスおよび画像表示装置に関する。
特許文献1は、液晶レンズ層を備えた立体画像表示装置を開示している。液晶レンズ層は、レンズ効果を有する液晶素子である。
特開2007−226231号公報
本開示は、縦表示でも横表示でも3D表示が可能な表示デバイスおよび表示装置を提供することを目的とする。
ここに開示される画像表示デバイスは、表示パネルと、前記表示パネルから出力された光を所定の方向に偏向する画像変換素子と、を備え、前記画像変換素子は、単一電極で構成された第1電極層と、前記第1電極と対向して配置され、複数の微少電極が格子状に配列された第2電極層と、前記第1電極層および前記第2電極層との間に配置され、異方性の屈折率を有する複数の液晶分子を有しており、前記第1電極層と前記第2電極層との間に形成される電場によって前記液晶分子の長手方向の配列方向が変化することで屈折率が変化する液晶層と、前記第1電極層および前記第2電極層へ印加する電圧を制御することで、前記表示パネルから出力された光を第1方向に偏向する第1状態と、前記第1方向に対して90度回転した第2方向に偏向する第2状態とを切り替え可能に制御する電圧制御部とを備える。
本開示によれば、縦表示でも横表示でも3D表示が可能な表示デバイスおよび表示装置を提供することができる。
(a)画像表示装置10を横表示で使用した状態を示す概略図(b)画像表示装置10を縦表示で使用した状態を示す概略図 画像表示装置10の断面図 画像表示装置10の部分拡大図 液晶レンズ40の分解斜視図 (a)液晶レンズ40の分解斜視図(b)は第2電極層45の上面図 (a)横表示の際の液晶レンズ40を示す分解斜視図(b)縦表示の際の液晶レンズ40を示す分解斜視図 (a)2D表示時の液晶レンズ40の断面図(b)3D表示時の液晶レンズ40の断面図 (a)2D表示時の液晶レンズ40の断面図(b)3D表示時の液晶レンズ40の断面図 (a)液晶レンズ140のXZ平面における断面図(b)液晶レンズ140の分解斜視図 液晶レンズ240の分解斜視図 液晶レンズ340の分解斜視図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、出願人は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
[1.画像表示装置]
図1は、本発明の実施の形態における縦横切り替え可能な画像表示装置10の外観を示す概略図である。この画像表示装置10は、図1(a)に示す横表示(横長の状態。第1状態の一例。)で使用することができ、また、画像表示装置10を図1(a)の状態から時計回りに90度回転させることで、図1(b)に示す縦表示(縦長の状態。第2状態の一例。)でも使用することが出来る。図1(a)の状態から図1(b)の状態に表示装置が回転した際に、画像表示装置10の表示内容を反時計回りに90度回転させる。これにより、縦表示でも横表示でも観察者は同じ画像を見ることができる。
図2は、実施の形態に係る画像表示装置10の概略断面図である。本実施の形態では、画像表示装置10に対して3次元直交座標系を設定し、座標軸を用いて方向を特定する。
図2に示すように、X軸方向は、画像表示パネル60の表示面に対して視聴者が正対したときの左右方向(水平方向)と一致している。Y軸方向は、画像表示パネル60の表示面に対して視聴者が正対したときの上下方向に一致している。Z軸方向は、画像表示パネル60の表示面に対して垂直な方向に一致している。ここで、「正対」とは、例えば表示面に「A」という文字が表示されている場合において、視聴者がこの「A」という文字を正しい方向から見るように、表示面の真正面に向かって位置していることを意味する。また、図2は、画像表示装置10の上側から見た図に相当する。したがって、図2の左側が、視聴者から見た表示画面の右側となる。
図2に示すように、画像表示装置10は、バックライト20と、2D画像及び3D画像が表示可能な画像表示パネル60と、液晶レンズ40と、表示パネル60を制御する表示制御部65と、液晶レンズ40に印加する電圧を制御する電圧制御部70とを備える。画像表示パネル60と、液晶レンズ40とで画像表示デバイスを構成している。液晶レンズ40は、画像変換素子の一例である。以下、各構成に対してそれぞれ詳細を述べる。
バックライト20は、光源21と、反射フィルム22と、傾斜面24を有する導光板23と、拡散シート25と、プリズムシート26と、偏光反射シート27と、を備える。反射フィルム22は導光板23の下面側に設けられており、拡散シート25は導光板23の上面側に設けられている。
光源21は、導光板23の一方の側面に沿って配置されている。光源21は、Y軸方向に配列された複数のLED素子を有している。
光源21から出射された光は、導光板23の上面と下面とで全反射を繰り返しながら導光板23内に広がる。導光板23内で全反射角度を超える角度を持った光が導光板23の上面から出射される。導光板23の下面は、図2に示すように、複数の傾斜面24により構成されている。これらの傾斜面24により、導光板23内を伝搬する光は様々な方向に反射されるので、導光板23から出射する光の強度が上面全体にわたって均一になる。
反射フィルム22は、導光板23の下面側に設けられている。導光板23の下面に設けられた傾斜面24の全反射角度を破った光は、反射フィルム22により反射され、再び導光板23内に入射し、最終的に上面から出射される。導光板23から出射された光は、拡散シート25に入射する。
拡散シート25は表面に微細な凹凸を設けたフィルム状部材であり、厚みは0.1〜0.3mm程度である。拡散シート25の替わりに、内部に複数のビーズを有する拡散板を用いてもよい。拡散板は、拡散シート25よりも厚いため、内部で面方向に光を広げる効果を有する。一方、拡散シート25は、拡散板よりも薄いため内部で面方向に光を広げる効果は小さいが、表面の凹凸で光を拡散させることができる。また、拡散シート25を用いることで、画像表示装置10のZ軸方向の厚みを小さくすることもできる。
プリズムシート26は透明フィルムの一方の面に無数の微細なプリズムアレイを有する。プリズムシート26は、一部の光を反射しそれ以外の光を透過する。プリズムシート26は、透過した光について面の法線方向に相対的に強い指向性を付与する。これにより、プリズムシート26は、少ない光量で有効方向を明るく照明する。
偏光反射シート27は液晶パネル用バックライトに固有の部材であり、液晶パネルが透過する偏光方向成分の光を透過しそれ以外の成分を反射する。反射された光は他の光学部材類や導光板23裏面に設けられた反射シート22で反射される際に無偏光となって偏光反射シート27に再入射し、透過偏光成分が透過する。これを繰り返すことで液晶パネルで有効に利用される偏光成分に統一して液晶パネル側に出射する。
画素表示パネル60の一例として、In−Plane−Switching方式を用いた液晶パネルが挙げられる。ただし、画像表示パネル60として他の方式の画像表示パネルを採用することもできる。
バックライト20から出射された光は、画像表示パネル60に入射する。画像表示パネル60に入射した光は、液晶レンズ40側に出射する。
画像表示パネル60の入射面および出射面には光の偏光を揃えるためのシートが形成されている。ここで、本実施の形態では画像表示パネルからの光の偏光方向はY軸方向としている。
画像表示パネル60は、表示制御部65により、2D表示および3D表示が切り替えられる。画像表示パネル60は複数の画素を有している。複数の画素は、3D表示のときは、右目用画素と左目用画素に分けて用いられる。表示制御部65は、右目用画素を用いて右目用画像を表示し、左目用画素を用いて左目用画像を表示するよう、画像表示パネル60を制御する。右目用画像と左目用画像は同時に表示される。そして、液晶レンズ40により、右目要画像は視聴者の右目に、左目用画像は視聴者の左目に入射する。
2Dのときは、従来通り全ての画素を用いて2D画像が表示される。このとき、液晶レンズ40は、電圧制御部70によりレンズ機能が発生しないように制御される。したがって、2D画像はそのまま液晶レンズ40を透過し、視聴者の目に届く。
液晶レンズ40は、第1基板41及び第2基板42と、それらの間に配置される液晶層43とを備える。液晶レンズ40の詳細については後述する。
電圧制御部70は、2D、3D表示に応じて液晶レンズ40に印加する電圧値を切り換える。3D表示の時には、電圧制御部70は液晶レンズ40がレンズ効果を持つように液晶層43に電圧を印加する。また2D表示の時には、電圧制御部70は液晶レンズ40がレンズ効果をもたないように電圧を制御する。2D表示の際は、電圧制御部70は液晶レンズ40に電圧を印加しないようにしてもよく、レンズ効果が発生しないように電圧を印加してもよい。どのような電圧を印加するかは、液晶層43の液晶素子の配向に応じて適宜設定すればよい。このように印加電圧を制御することで、2D表示の時には、画像表示パネル60を出射した光は、液晶レンズ40を通過しても、光の配向特性を保ったまま、視聴者の目に入射する。一方で、3D表示の時には画像表示パネル60を出射した光は、液晶レンズ40により偏向され、右目用画素からの光は視聴者の右目に、左目用画素からの光は視聴者の左目に集光される。
基板41の及び基板42の液晶層43側には、配向膜が形成されている。配向膜は、電極に電圧が印加されていない状態で、液晶分子の長軸がY軸方向となるように液晶分子を配向させる。ただし、液晶分子の配向が均一に保てるのであれば、配向膜はなくても良い。対向基板41及び42の形成材料としては、ガラスを用いることができる。
液晶レンズ40は、電極を成膜した対向基板41と電極を成膜した対向基板42と貼り合わせ、対向基板41及び42の間に液晶を封入することによって作製できる。
[2.液晶レンズ]
図3は、画像表示装置10の部分拡大図であり、液晶レンズ40および表示パネル60の一部を示している。
図3に示すように、液晶レンズ40は、第1基板41と、第2基板42と、液晶層43と、第1電極層44と、第2電極層45と、配向膜46および47と、を備える。
第1基板41および第2基板42は、互いに対向して配置された対向基板である。第1基板41および第2基板42は、平板状の部材であり、光透過性を有する。
第1基板41と第2基板42の間には、液晶層43が封入されている。液晶層43は、複数の液晶分子49により構成されている。
第1基板41の内面(液晶層43側の面)には、第1電極層44が設けられている。第2基板42の内面(液晶層43側の面)には、第2電極層45が設けられている。第1電極層44および第2電極層45は、光透過性を有する透明電極である。
第1電極層44と液晶層43との間には、配向膜46が設けられている。第2電極層45と液晶層43との間には、配向膜47が設けられている。
表示パネル60は、カラーフィルタ61と、液晶パネル64と、を有している。カラーフィルタ61は、ブラックマトリクス62と、ブラックマトリクス61により区画された画素63R、63G、63Bを備える。
図3に点線で示した領域Aは、後述する液晶レンズ1つ分の領域を示している。図3に示すように、液晶レンズ1つで、少なくとも画素2つ分(画素63Rおよび63G)の領域に対応している。
図4は、液晶レンズ40の分解斜視図であり、液晶レンズ40の一部を拡大して示している。図4を用いて、液晶レンズ40の電極構成について説明する。
図4に示すように、第1電極層44は単一の電極で構成されている。第2電極層45は、第2基板42上に複数の微少電極50が格子状に配列して構成されている。1つの格子55は、4つの辺により形成されている。4つの辺のうち少なくとも1つの辺は、少なくとも3つ以上の微少電極50で構成されている。本実施形態では、4つの辺全てが、3つ以上の微小電極50で構成されている。具体的には、5つの微小電極50で構成された辺が2つあり、7つの微小電極50で構成された辺が2つある。このような格子が、X軸方向およびY軸方向に複数配列されることで、格子状の第2電極層45が形成されている。
図5は、液晶レンズ40の格子1つ分に対応する領域を示す概略図であり、図5(a)は液晶レンズ40の分解斜視図、図5(b)は第2電極層45の上面図である。
図5(a)および(b)に示すように、第2電極層45の格子1つ分の領域は、複数の微少電極50が配列されることで構成されている。
1つの格子は、4つの辺L1〜L4で構成されている。
辺L1は、Y軸方向に配列された5つの微小電極50で構成されている。具体的には、辺L1は、微小電極50a、50b、50c、50d、50e、で構成されている。
辺L2は、X軸方向に配列された7つの微小電極50で構成されている。具体的には、辺L2は、微小電極50e、50f、50g、50h、50i、50j、50kで構成されている。微少電極50eは、辺L1と辺L2の両方に含まれる。
辺L3は、Y軸方向に配列された5つの微小電極50で構成されている。具体的には、辺L3は、微小電極50k、50l、50m、50n、50oで構成される。微小電極50kは、辺L2と辺L3の両方に含まれる。
辺L4は、X軸方向に配列された7つの微小電極で構成されている。具体的には、辺L4は、微小電極50o、50p、50q、50r、50s、50t、50aで構成される。微小電極50oは、辺L3と辺L4の両方に含まれる。また、微小電極50aは、辺L4および辺L1の両方に含まれる。
このように、1つの格子を形成する4つの辺L1〜L4のうち少なくとも1つの辺は、少なくとも3つ以上の微小電極50で構成されている。
次に、図6を用いて、横表示の際に用いる電極、および縦表示の際に用いる電極について説明する。
図6(a)は横表示の際の液晶レンズ40を示す分解斜視図であり、図6(b)は縦表示の際の液晶レンズ40を示す分解斜視図である。説明の便宜上、液晶層43を省略している。また、液晶層43に対応する位置に、仮想的なレンズ形状PおよびQを示している。
画像の表示が横表示の場合は、電圧制御部70が以下のような電圧制御を行うことで、液晶レンズ40は、図6(a)に示すような仮想的なレンズ形状Pと同様な光学機能を実現することができる。すなわち、電圧制御部70は、第1電極層44の電圧値をグランド電圧V0となるよう制御する。また、電圧制御部70は、1つの格子を形成する4辺のうち対向する2辺を構成する複数の微小電極50に対して、液晶分子49の立ち上がり電圧Vth以上の電圧値V1を印加する。対向する2辺とは、辺L1と辺L3である。すなわち、電圧制御部70は、辺L1を構成する微少電極50a〜50e、および、辺L3を構成する微小電極50k〜50oに電圧値V1を印加する。
また、電圧制御部70は、他の2辺を構成する微小電極50に対して電圧を印加しない。他の2辺とは、辺L2と辺L4である。電圧制御部70は、辺L2を構成する複数の微小電極50のうち、微小電極50f〜50jには、電圧を印加しない。すなわち、微小電極50f〜50jに印加する電圧値をフローティング電圧とする。フローティング電圧とは、取り得る電圧値が浮動的であることを意味している。例えば、図6(a)に示す状態では、電圧制御部70は、微小電極50fには電圧を印加しない。しかし、微小電極50fは、隣の微少電極50eに印加された電圧の影響を受ける。具体的には、隣の電極に印加された電圧の影響を受けて、微小電極50fには、微少電極50eに印加される電圧値V1よりも小さな電圧値が印加されたのと同じ状態になる。同様に、微小電極50gは、微小電極50fに印加された電圧の影響を受ける。すなわち、微小電極50gには、微小電極50fに印加された電圧よりも小さな電圧が印加されたのと同じ状態になる。このような現象が、微小電極50k側でも起こる。すなわち、微小電極50jは、微小電極50kに印加された電圧値V1の影響を受ける。その結果、微小電極50jには、微小電極50kに印加された電圧よりも小さな電圧が印加されたのと同じ状態になる。したがって、辺L2(微小電極50e〜50k)に印加される電圧は、微小電極50eから微小電極50hにかけて徐々に電圧が低下し、微少電極50hから微小電極50kにかけて徐々に電圧が上昇する。同様の現象が辺L4側でも発生する。すなわち、電圧制御部70は、微少電極50aおよび50oに電圧値V1を印加し、微小電極50p〜50tをフローティング電圧となるよう制御する。このような電圧制御により、液晶レンズ40は、図6(a)に示す仮想的なレンズPのように振る舞うことができる。
なお、上述の電極制御では、微小電極50f〜50j、および、微小電極50p〜50tに印加される電圧をフローティング電圧としたが、これには限らない。例えば、電圧制御部70は、微小電極50f〜50j、および、微小電極50p〜50tに所定の電圧値を印加するように制御してもよい。具体的には、電圧制御部70が、微小電極50f〜50jに対して非線形的でかつ段階的に変化する電圧であって立ち上がり電圧Vthよりも小さな電圧を印加するようにしてもよい。その場合には、微小電極50hに印加する電圧を最小値とする電圧とし、微小電極50hから微小電極50f、微小電極50kにかけて印加する電圧を上昇させる。また、電圧制御部70は、微小電極50p〜50tにも同様の電圧を印加するとよい。このような電圧制御でもまた、微小電極50eから微小電極50hにかけて徐々に電圧が低下し、微少電極50hから微小電極50kにかけて徐々に電圧が上昇する状態を実現することができる。
このような電圧制御により、液晶レンズ40は、図6(a)に示すような仮想的なレンズPと同様の光学機能を実現することができる。すなわち、上述したような電圧制御により液晶レンズ40は、画像表示パネル60から出力された光をX軸方向(第1方向の一例)に偏向することができる。これにより、図1(a)に示す横表示の状態(第1状態の一例)を実現することができる。
画像の表示が縦表示の場合は、電圧制御部70が以下のような電圧制御を行うことで、液晶レンズ40は、図6(b)に示すような仮想的なレンズ形状Qと同様な光学機能を実現することができる。すなわち、電圧制御部70は、第1電極層44の電圧値をグランド電圧V0となるよう制御する。また、電圧制御部70は、微少電極50e〜50k、および、微小電極50o〜50aに、電圧値V1を印加する。そして、電圧制御部70は、微小電極50b〜50c、および、微小電極50l〜50mをフローティング電圧となるよう制御する。このような電圧制御により、液晶レンズ40は、図6(b)に示す仮想的なレンズQと同様の光学機能を実現することができる。すなわち、上述したような電圧制御により液晶レンズ40は、画像表示パネル60から出力された光をY軸方向(第2方向の一例)に偏向することができる。これにより、図1(b)に示す横表示の状態(第2状態の一例)を実現することができる。
なお、図6(a)と同様に、フローティング電圧ではなく、微小電極50b〜50cおよび微小電極50l〜50mに所定の電圧を印加する制御を行ってもよい。
以上のように、複数の微小電極50のそれぞれに印加する電圧値を制御することで、液晶レンズ40のレンズ作用を90度回転することができる。液晶レンズ40のレンズ作用の方向に合わせて画像表示を制御することで、観察者は縦表示、横表示どちらの状態でも立体視が可能となる。
次に、液晶層43に電圧を印加した場合の液晶分子49の振る舞いについて図7および図8を用いて説明する。
図7は、図1(a)に示した横表示のときの液晶レンズの断面を示す概略断面図であり、図7(a)は2D表示時の状態を示し、図7(b)は3D表示時の状態を示す。
図8は、図1(b)に示した縦表示のときの液晶レンズの断面を示す概略断面図であり、図8(a)は2D表示時の状態を示し、図7(b)は3D表示時の状態を示す。
以下に説明する液晶レンズを用いることで、3D表示状態での縦横表示の切り替えが可能となる。
まず、図1(a)に示した、横表示の時の液晶レンズについて図7を用いて説明する。
図7は、図1(a)に示した横表示のときの液晶レンズの断面を示す概略断面図である。また、図7は、液晶レンズ40のレンズ1つ分の領域を示すXZ面における概略断面図である。図7(a)は、2D表示のときの液晶レンズ40を示し、図7(b)は、3D表示のときの液晶レンズ40を示す。
液晶レンズ40は、電圧制御部70から印加される電圧に応じて、透過する光の配向を制御できる素子である。以下、その原理について説明する。
まず、複屈折について説明する。複屈折とは、入射してくる光の偏光の状態によって、2つの光線に分けられる現象である。2つの光線はそれぞれ、通常光線、異常光線と呼ばれる。複屈折Δnは、nとnの差分である。neは、異常光線についての屈折率であり、異常光屈折率と称する場合がある。noは、通常光線についての屈折率であり、常光屈折率と称する場合がある。
通常、液晶分子49は楕円体形状をしており、長手方向と短手方向とで誘電率が異なる。このため、液晶層43は、入射光の偏光方向毎に屈折率が異なる複屈折の性質を有する。
また、液晶分子49の長軸配向(ダイレクタ)の向きが光の偏光方向に対して相対的に変化すれば、液晶層43の屈折率が変化する。そのため、ある印加電圧を与えて発生させた電場により液晶の配向を変化させると、透過する光に対する屈折率が変わるため、適切な電極構成で電圧を印加するとレンズ効果を有する。
本実施の形態では、液晶層43を構成する材料としては1軸性のポジ型液晶を用いている。そのため、図7(a)に示すように、対向電極間に電圧が印加されていない場合には液晶分子長軸がY軸方向に配向している。
画像表示パネル60からの光の偏光方向がY軸方向であるため、第1電極層44および第2電極層45共に電圧が印加されていない場合の液晶層43の屈折率は一様に異常光屈折率となる。そうすると、図7(a)に示すように、第2基板42側から入射した光は、液晶層43内をそのまま透過し、第1基板41から出射する。
一方、液晶レンズ43に電圧が印加された場合、例えば、微小電極50eおよび50kの電圧値を液晶の立ち上がり電圧Vthよりも大きな電圧値V1とし、微小電極50f〜50j電圧値をフローティング電圧とし、第1電極層44の電圧値をグラウンド電位V0とする。そうすると、図7(b)に示すように、微少電極50eおよび50kの近傍では液晶分子49が立ち上がることで、液晶分子49が上方(Z軸方向)を向く。そして、レンズ中央に近づくにつれて、液晶分子49は徐々にY軸方向と平行になる。
画像表示パネル60からの光の偏光方向はY軸と平行なので、画像表示パネル60から出射された光が感じる屈折率は、微少電極50eおよび50k近傍では常光屈折率nとなり、レンズ中心に近づくにつれて屈折率が上がる。そして、レンズ中央では概ね屈折率が異常光屈折率nとなる。
その結果、液晶層43の中で屈折率分布が生じる。光は屈折率の低い方から高い方に向かって偏向される。そのため、図7(b)に示すように、例えばレンズに平行に入射した光はレンズ中心に向かって偏向される。
2D視聴時には、図7(a)に示すように電極に電圧を印加せず、3D視聴時には図7(b)に示すように、電圧制御部70は電極に電圧を印加するよう制御する。このようにすることで、2D視聴時には液晶レンズ40を透過する光はレンズ作用を受けずそのまま透過し、3D視聴時には液晶レンズ40を透過する光は視聴者の目に集光される。
次に、図1(b)に示した、縦表示の時の液晶レンズについて図8を用いて説明する。
図8は、図1(b)に示した縦表示のときの液晶レンズの断面を示す概略断面図である。また、図8は、液晶レンズ40のレンズ1つ分の領域を示すYZ面における概略断面図である。図8(a)は、2D表示のときの液晶レンズ40を示し、図8(b)は、3D表示のときの液晶レンズ40を示す。
本実施の形態では、液晶層43を構成する材料としては1軸性のポジ型液晶を用いている。そのため、図8(a)に示すように、対向電極間に電圧が印加されていない場合には液晶分子長軸がY軸方向に配向している。
画像表示パネル60からの光の偏光方向がY軸方向であるため、第1電極層44および第2電極層45共に電圧が印加されていない場合の液晶層43の屈折率は一様に異常光屈折率となる。そうすると、図8(a)に示すように、第2基板42側から入射した光は、液晶層43内をそのまま透過し、第1基板41から出射する。
一方、液晶レンズ40に電圧が印加された場合、例えば、微少電極50kおよび50oの電圧値を液晶の立ち上がり電圧Vthよりも大きな電圧値V2とし、微小電極50e〜50nの電圧値をフローティング電圧とし、第1電極層44の電圧値をグラウンド電位V0とする。そうすると、図8(b)に示すように、微少電極50kおよび50oの近傍では液晶分子49が立ち上がることで、液晶分子49が上方(Z軸方向)を向く。そして、レンズ中央に近づくにつれて、液晶分子49は徐々にY軸方向と平行になる。
画像表示パネル60からの光の偏光方向はY軸と平行なので、画像表示パネル60から出射された光が感じる屈折率は、微少電極50kおよび50o近傍では常光屈折率nとなり、レンズ中心に近づくにつれて屈折率が上がる。そして、レンズ中央では概ね屈折率が異常光屈折率nとなる。
その結果、液晶層43の中で屈折率分布が生じる。光は屈折率の低い方から高い方に向かって偏向される。そのため、図8(b)に示すように、例えばレンズに平行に入射した光はレンズ中心に向かって偏向される。
2D視聴時には、図8(a)に示すように電極に電圧を印加せず、3D視聴時には図8(b)に示すように、電圧制御部70は電極に電圧を印加するよう制御する。このようにすることで、2D視聴時には液晶レンズ40を透過する光はレンズ作用を受けずそのまま透過し、3D視聴時には液晶レンズ40を透過する光は視聴者の目に集光される。
以上説明したとおり、本実施形態のような電極構成を用いることで、縦表示でも横表時でも3D表示が可能となる。
[3.まとめ]
以上のように、本実施の形態において、画像表示デバイスは、画像表示パネル60と、液晶レンズ40(画像変換素子の一例)とを備える。液晶レンズ40は、画像表示パネルから出力された光を所定の方向に変換する。
また、液晶レンズ40は、第1電極層44と、第2電極層45と、液晶層43と、電圧制御部70と、を有する。第1電極層44は、単一電極で構成されている。第2電極層45は、第1電極層44と対向して配置されている。第2電極層45は、複数の微小電極50が格子状に配列して構成されている。液晶層43は、第1電極層44および第2電極層45との間に配置され、異方性の屈折率を有する複数の液晶分子49を有している。液晶層43は、第1電極層44と第2電極層45との間に形成される電場によって液晶分子49の長手方向の配列方向が変化することで屈折率が変化する。
電圧制御部70は、第1電極層44および第2電極層45へ印加する電圧を制御することで、画像表示パネル60から出力された光をX軸方向(第1方向の一例)に偏向する横表示の状態(第1状態の一例)と、X軸方向に対して90度回転したY軸方向(第2方向の一例)に偏向する縦表示の状態(第2状態の一例)とを切り替え可能に制御する。
このような構成により、表示デバイスは、縦表示でも横表示でも3D表示が可能となる。
(実施形態2)
図9は実施の形態2に係る液晶レンズ140を示す概略図である。本実施の形態では、第2電極層の構成が実施の形態1とは異なる。その他の構成については実施の形態1と同じため、説明を省略する。
図9(a)は、液晶レンズ140のXZ平面における断面図である。図9(b)は、液晶レンズ140の分解斜視図である。
第2電極層145は、多層構造となっている。具体的には、Y軸方向に伸びる微少電極150aおよび150bと、X軸方向に伸びる微少電極151cおよび151dが絶縁層160を挟んで配置されている。微小電極150a、150bおよび微小電極150cおよび150dがそれぞれ4つの辺となり、1つの格子を形成している。
図9(a)および(b)に示す液晶レンズ140は、レンズ1つ分の領域である。すなわち、本来の液晶レンズ140には、Y軸方向に延びる微小電極150a、150bが、X軸方向に所定の間隔を空けてストライプ状に配列されている。また、本来の液晶レンズ140には、X軸方向に延びる微小電極150c、150dが、Y軸方向に所定の間隔を空けてストライプ状に配列されている。
複数の微小電極150a〜dが積層されることで、格子状に配列された電極構成となる。
横表示の時には、第1電極層44の電圧値をグラウンド電位V0とし、微小電極150aおよび150bの電圧値を液晶の立ち上がり電圧Vthより大きな電圧値V1とし、微小電極150cおよび150dの電圧値をフローティング電圧または立ち上がり電圧Vthよりも小さな所定の電圧値とする。
これにより、液晶レンズ140は、図6(a)で示したようなレンズ機能を実現できる。
一方、縦表示の時には、第1電極層44の電圧値をグラウンド電位V0とし、微小電極150cおよび150dの電圧値を液晶の立ち上がり電圧Vthより大きな電圧値V2とし、微小電極150aおよび150bの電圧値をフローティング電圧または、立ち上がり電圧Vthよりも小さな所定の電圧値とする。
これにより、液晶レンズ140は、図6(b)で示したようなレンズ機能を実現できる
以上のような構成により、観察者は、縦表示でも横表時でも3D表示が可能となる。
(実施形態3)
図10は実施の形態3に係る液晶レンズ240の分解斜視図である。本実施の形態では、第2電極層245の構成が、他の実施の形態と異なる。その他の構成については実施の形態1と同じため、説明を省略する。
図10に示すように、第2電極層245は、微小電極250a〜250hで構成されている。微小電極250aおよび250eは、Y軸方向に延びている。微小電極250b、250d、250f、250hは、X軸方向に延びている。微小電極250cおよび250gは、実施の形態1の微小電極50と同じ形状の電極である。
図10に示す液晶レンズ240は、レンズ1つ分の領域である。すなわち、微小電極250a〜250hで、1つの格子を形成している。
横表示の時には、第1電極層44の電圧値をグラウンド電位V0とし、微小電極250aおよび250eの電圧値を液晶の立ち上がり電圧Vthより大きな電圧値V1とし、微小電極250b〜250d、250f〜250hの電圧値をフローティング電圧または立ち上がり電圧Vthよりも小さな所定の電圧値とする。
これにより、液晶レンズ240は、図6(a)で示したようなレンズ機能を実現できる。
一方、縦表示の時には、第1電極層44の電圧値をグラウンド電位V0とし、微小電極250b〜250d、250f〜250hの電圧値を液晶の立ち上がり電圧Vthより大きな電圧値V2とし、微小電極250aおよび250eの電圧値をフローティング電圧または立ち上がり電圧Vthよりも小さな所定の電圧値とする。
これにより、液晶レンズ140は、図6(b)で示したようなレンズ機能を実現できる
以上のような構成により、観察者は、縦表示でも横表時でも3D表示が可能となる。
(実施形態4)
図11は実施の形態4に係る液晶レンズ340の分解斜視図である。本実施の形態では、第2電極層345の構成が、他の実施の形態と異なる。その他の構成については実施の形態1と同じため、説明を省略する。
図11に示す液晶レンズ340は、レンズ1つ分の領域である。
図11に示すように、第2電極層345は、微小電極350a〜350yで構成されている。微小電極350は、実施の形態1の微小電極50と同じ形状である。
図11に示す液晶レンズ340は、レンズ1つ分の領域である。微小電極350a〜350eを1つの辺とし、微小電極350e,350j、350o、350t、350yを1つの辺とし、微小電極350v〜350yを1つの辺とし、微小電極350v、350p、350k、350f、350aを1つの辺とする。これら4つの辺で1つの格子を形成している。
横表示の時には、第1電極層44の電圧値をグラウンド電位V0とし、微小電極350a〜350eおよび微小電極350u〜350yの電圧値を液晶の立ち上がり電圧Vthより大きな電圧値V1とし、その他の微小電極350の電圧値をフローティング電圧または立ち上がり電圧Vthよりも小さな所定の電圧値とする。
これにより、液晶レンズ340は、図6(a)で示したようなレンズ機能を実現できる。
一方、縦表示の時には、第1電極層44の電圧値をグラウンド電位V0とし、微小電極微小電極350e,350j、350o、350t、350yおよび微小電極350u、350p、350k、350f、350aの電圧値を液晶の立ち上がり電圧Vthより大きな電圧値V2とし、その他の微小電極350の電圧値をフローティング電圧または立ち上がり電圧Vthよりも小さな所定の電圧値とする。
これにより、液晶レンズ340は、図6(b)で示したようなレンズ機能を実現できる
以上のような構成により、観察者は、縦表示でも横表時でも3D表示が可能となる。
本開示は、2Dおよび3D表示可能な表示装置に適用可能である。具体的には、テレビ、モニター、タブレットPC、デジタルスチルカメラ、ムービー、カメラ機能付き携帯電話機、スマートフォンなどに、本開示は適用可能である。
10 画像表示装置
20 バックライト
21 光源
22 反射フィルム
23 導光板
24 傾斜面
40、140、240、340 液晶レンズ
41 第1基板
42 第2基板
43 液晶層
44 第1電極層
45、145、245、345 第2電極層
49 液晶分子
50、150、250、350 微小電極
60 画像表示パネル
65 表示制御部
70 電圧制御部

Claims (7)

  1. 表示パネルと、
    前記表示パネルから出力された光を所定の方向に偏向する画像変換素子と、
    を備え、
    前記画像変換素子は、
    単一電極で構成された第1電極層と、
    前記第1電極と対向して配置され、複数の微少電極が格子状に配列された第2電極層と、
    前記第1電極層および前記第2電極層との間に配置され、異方性の屈折率を有する複数の液晶分子を有しており、前記第1電極層と前記第2電極層との間に形成される電場によって前記液晶分子の長手方向の配列方向が変化することで屈折率が変化する液晶層と、
    前記第1電極層および前記第2電極層へ印加する電圧を制御することで、前記表示パネルから出力された光を第1方向に偏向する第1状態と、前記第1方向に対して90度回転した第2方向に偏向する第2状態とを切り替え可能に制御する電圧制御部と
    を有する画像表示デバイス。
  2. 前記複数の微小電極が格子状に形成された前記第2電極層において、
    1つの格子を形成する4つの辺のうち少なくとも1つの辺は、少なくとも3つ以上の微小電極で構成されている、
    請求項1に記載の画像表示デバイス。
  3. 格子を形成する4辺のうち対向する2辺を構成する複数の微小電極に対して、前記液晶分子の立ち上がり電圧以上の電圧を印加し、他の2辺を構成する微小電極に対して電圧を印加しない、
    請求項2に記載の画像表示デバイス。
  4. 格子を形成する4辺のうち対向する2辺を構成する複数の微小電極に対して、前記液晶分子の立ち上がり電圧以上の電圧を印加し、他の2辺を構成する微少電極に対して非線形的かつ段階的に変化する電圧であって前記立ち上がり電圧よりも小さな電圧を印加する、
    請求項2に記載の画像表示デバイス。
  5. 格子を形成する4辺のうち少なくとも1辺は、第1方向または第2方向に延びた電極で構成されている、
    請求項1に記載の画像表示デバイス。
  6. 前記第2電極層は、前記微小電極がマトリクス状に配列して構成されている、
    請求項1に記載の画像表示デバイス。
  7. 請求項1〜6の画像表示デバイスを備える、画像表示装置。
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