WO2012157055A1 - 資産管理システム、操作端末、及び資産管理方法 - Google Patents
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Abstract
資産管理システムは、資産に貼り付けられるマーカと、基準資産に貼り付けられたマーカのID情報とともに、基準資産の位置情報及び方向情報を保持する資産管理サーバと、未登録資産の位置情報及び方向情報を資産管理サーバに登録する操作端末とを備える。操作端末は、未登録資産に貼り付けられたマーカ撮影時における撮影部の位置情報及び方向情報と、撮影部に対する未登録資産の相対位置情報及び相対方向情報とに基づいて、未登録資産の位置情報及び方向情報を求めて、ID情報とともに資産管理サーバに登録する。
Description
本発明は、資産管理技術に関する。
近年、地球温暖化並びに電力不足への対応のため、環境配慮型データセンタのニーズが高まっている。この環境配慮型データセンタの実現や普及に際して、それが保持するIT設備の省エネルギ化だけでなく、IT設備の温度を適切に保つ空調設備の省エネルギ化を実現する必要性が増してきている。これらの省エネルギ化の実現のため、熱源としてのIT機器の配置情報や熱が出る方向及び風圧を把握し、熱流体シミュレーションなどの数値計算の結果に基づいて、空調設備を運転して空調効率を向上させる方法が主流となりつつある。
特許文献1には、フロア内に固定したサンサによって、ICタグを利用して資産を検出して、フロア内の資産の有無と、資産が存在する位置を判別する方法が開示されている。
特許文献2には、フロアの入口にセンサを設置し、出入口での資産の通過を確認する方法と、資産のネットワーク接続によって、資産の設置場所を特定する方法が開示されている。
特許文献3には、機器の構成情報データベースに基づいて、ラック構成図を作成する方法が開示されている。
特許文献4には、電子透かし技術によって、画像に情報を埋め込み、それを印刷した媒体から、イメージスキャナで取得された画像またはカメラで撮影した画像を画像処理することによって、埋め込まれた情報を算出する技術が開示されている。
非特許文献1には、AR(Augmented Reality)技術とVR(Virtual Reality)技術を、チョコレート工場の管理に適用し、工場設備の実写へのアノテーション表示や、工場設備の制御をiPhoneから操作可能にする方法が開示されている。
非特許文献2には、AR (Augmented Reality)技術における、AR情報印字部(ARマーカ)の読取りのための計算機プログラムが開示されている。
Maribeth Back, Timothy Childs, "High-tech Chocolate: Exploring 3D and mobile applications for factories", Siggraph 2009 talks
"ARToolKit", http://www.hitl.washington.edu/artoolkit/
従来のIT機器の管理では、資産管理として、資産の有無と、資産の大まかな設置場所の管理が行われている。しかし、熱流体シミュレーションで必要となる機器の配置情報は、設置フロア内の三次元的座標位置と設置向きが数値として必要となる。これらの数値は、手作業で調べ、資産管理のデータベースなどへ入力するなどの作業が伴う。従って、機器が多くなると、作業量が膨大になり、入力ミスなどの人的なエラーが発生しやすいという課題がある。
本発明は、資産の位置情報及び方向情報のデータベースへの登録作業を簡便化する技術を提供することを目的とする。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、少なくともID情報を有し、資産に貼り付けられるマーカと、位置決めの基準となる基準資産に貼り付けられたマーカのID情報とともに、前記基準資産の位置情報及び方向情報を保持する資産管理サーバと、前記資産管理サーバにID情報が登録されていない未登録資産の位置情報及び方向情報を、前記資産管理サーバに登録する操作端末と、を備える資産管理システムであって、前記操作端末は、前記マーカを撮影する撮影部と、資産に貼り付けられたマーカのID情報に基づいて、当該資産の種類を判定する判定部と、前記判定部によって前記資産が前記基準資産であると判定された場合に、当該基準資産に貼り付けられたマーカの撮影時における前記撮影部の位置情報及び方向情報を求める第1の演算部と、前記判定部によって資産が前記未登録資産であると判定された場合に、当該未登録資産に貼り付けられたマーカを前記撮影部によって撮影した画像に基づいて、前記撮影部に対する当該未登録資産の相対位置情報及び相対方向情報を求める第2の演算部と、前記基準資産に貼り付けられたマーカの撮影時における前記撮影部の位置情報及び方向情報と、前記撮影部が前記基準資産に貼り付けられたマーカ撮影時の位置から前記未登録資産に貼り付けられたマーカの撮影時の位置に移動した際の移動情報とに基づいて、前記未登録資産に貼り付けられたマーカの撮影時における前記撮影部の位置情報及び方向情報を求める第3の演算部と、前記撮影部に対する未登録資産の相対位置情報及び相対方向情報と、前記未登録資産に貼り付けられたマーカの撮影時における前記撮影部の位置情報及び方向情報とに基づいて、前記未登録資産の位置情報及び方向情報を求める第4の演算部と、前記求められた未登録資産の位置情報及び方向情報を、当該未登録資産のID情報とともに前記資産管理サーバに登録する登録部と、を有する。
本発明の代表的な実施の形態によれば、資産の位置情報及び方向情報を簡便に求めて、資産管理のデータベースへの登録作業を簡便化することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施するための形態について説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。また、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略されている。
図1は、一実施の形態におけるデータセンタ・システム(資産管理システム)の全体構成を示す図である。一実施の形態におけるデータセンタ・システムは、操作端末105と、管理サーバ群112と、空調設備群113と、物理サーバ群114と、IT管理用NW108と、空調管理用NW109と、監視サーバ104とを備える。これらのうち、操作端末105と、管理サーバ群112と、空調設備群113と、物理サーバ群114と、IT管理用NW108と、空調管理用NW109は、データセンタフロア111内に設けられている。
管理サーバ群112は、資産管理サーバ101と、仮想サーバ管理サーバ102と、空調管理サーバ103とを備える。
物理サーバ群114は、複数の物理サーバ106を備える。
空調設備群113は、物理サーバ106を冷却するための複数の空調設備107を備える。
IT管理用NW108は、資産管理サーバ101、仮想サーバ管理サーバ102、空調管理サーバ103、物理サーバ106、無線LAN110、監視サーバ104を接続するための通信ネットワークである。
空調管理用NW109は、空調管理サーバ103と空調設備107を接続するための通信ネットワークである。空調管理サーバ103は、空調管理用NW109を介して、各空調設備107を制御し、また、各空調設備107の稼働状態の情報を取得する。
無線LAN110は、操作端末105とIT管理用NW108を接続するための無線通信ネットワークである。操作端末105は、無線LAN110を介して、各管理サーバ101-103との通信を行う。
各管理サーバ101-103、及び、監視サーバ104のハードウェア構成は、図4を用いて後述する。
資産管理サーバ101は、少なくとも、データセンタフロア111内にある各資産の設置位置の情報(位置情報)と設置向きの情報(方向情報)をデータベース管理するサーバ装置である。後述するように、ユーザは、操作端末105を用いて、データセンタフロア111内にある各資産の情報を資産管理サーバ101に登録し、また、資産管理サーバ101に登録されている情報を閲覧する。資産管理サーバ101の動作については、図5を用いて後述する。
仮想サーバ管理サーバ102は、少なくとも、物理サーバ106及び、物理サーバ106が保持する仮想サーバ群の制御並びに稼働状態をデータベース管理するサーバ装置である。仮想サーバ管理サーバ102の動作は、図6を用いて後述する。
空調管理サーバ103は、少なくとも、物理サーバ106の温度やデータセンタフロア111の室温、及び、複数の空調設備107の制御と稼働状態をデータベース管理するサーバ装置であり、その動作は、図7を用いて後述する。
なお、各管理サーバ101-103、及び、監視サーバ104は、それぞれ独立したサーバ装置で構成されることは必須ではなく、同様の動作が実現できるのであれば、より少ないサーバ装置で構成するようにしてもよい。
物理サーバ106は、サーバ仮想化プラットフォーム(ハイパーバイザ)を搭載し、1つ以上の仮想サーバ(VM)213を有する。物理サーバ106の詳細な構成については、図2を用いて説明する。
図2は、物理サーバ106の内部構成、及び、当該物理サーバに配置する仮想サーバ群内の1つの仮想サーバ213の内部構成を示す図である。
物理サーバ106は、物理IF201、物理MPU203、物理メモリ205、及び、システムデータバス212を有する。
物理IF201は、通信ネットワークへの接続を行うNic(Network Interface Card)や、外付けストレージ装置への接続を行うHBA (Host Bus Adaptor)などである。物理IF201は、また、仮想IF202としてリソースを分割して、仮想サーバ213に割り当てられるように動作する。
物理MPU203は、マイクロプロセッサである。物理MPU203また、仮想MPU204としてリソースを分割して、仮想サーバ213に割り当てられるように動作する。
物理メモリ205は、半導体メモリである。物理メモリ205は、サーバ仮想化を行う基本プログラムであるハイパーバイザ206と、仮想サーバ213の構成データを保持する仮想サーバデータ(a)207、仮想サーバデータ(b)208を保持する。
システムデータバス212は、物理IF201、物理MPU203、及び、物理メモリ205間のデータのやり取りを仲介するためのデータバスである。
仮想サーバ213は、仮想IF(a)214、仮想MPU(a)215、仮想サーバメモリ(a)216、システムバス217を有し、これらのデータが仮想サーバデータ(a)207の構成情報(a)210に保持される。また、仮想サーバメモリ(a)216は、仮想サーバデータ(a)207の仮想サーバメモリ(a)209に対応する。作業用メモリ(a)211は、ハイパーバイザ206が仮想サーバ213を動作させる上で必要となる作業用のメモリ領域である。システムバス217は、システムバス212に割り当てられ、共用される。
図3は、操作端末105の内部構成を示す図である。操作端末105は、MPU301、デバイスIF302、メモリ303、表示デバイス304、カメラデバイス(単にカメラとも呼ぶ)305、3次元加速度センサデバイス306、ポインティングデバイス307、キャプチャボタン308、データバス309、無線LANアダプタ310、データバス311を有する。
MPU301は、マイクロプロセッサであり、操作端末105の各種処理を実行する。
表示デバイス304は、画像データを視覚的に表示する電子デバイスであり、例えば、液晶ディスプレイデバイスである。
カメラデバイス305は、視覚的な映像を、画像データへ変換する電子デバイスであり、例えば、CCDカメラデバイスである。
3次元加速度センサデバイス306は、当該センサの移動の際、すなわち、操作端末105の移動の際に発生する空間3次元上の加速度値を電子データに変換する電子デバイスである。
ポインティングデバイス307は、マウス、トラックボール、表示デバイス304に重ねて配置するタッチセンサなどであって、表示デバイス304に表示されるアイテムの選択を可能とする入力デバイスである。
キャプチャボタン308は、押しボタンスイッチデバイスである。キャプチャボタン308の入切状態は、デバイスIF302を介して、MPU301が取得する。また、ポインティングデバイス307によって、表示デバイス304上の特定の場所が選択されることにより、スイッチが押されたこととみなす動作に代えても良い。
データバス309は、各デバイス305-308と、表示デバイス304と、デバイスIF302と、無線LANアダプタ310とを接続するデータバスである。
無線LANアダプタ310は、無線LAN110と接続して通信を実施する通信アダプタである。
データバス311は、MPU301と、デバイスIF302と、メモリ303とを接続するデータバスである。
デバイスIF302は、MPU301がデータバス309を介して各電子デバイス304-308を制御するためのインタフェースである。
メモリ303は、半導体メモリであり、作業領域312を有するとともに、既知マーカ登録プログラム313、マーカ貼付位置登録プログラム314、未知マーカ配置登録プログラム315、既知マーカ配置確認プログラム316、サーバ状態表示プログラム317、マーカ認識プログラム318を記憶している。作業領域312は、画像バッファ領域319、カメラ位置ベクトル320、カメラ法線ベクトル321、マーカ位置ベクトル322、マーカ法線ベクトル323、DB一時保存領域324を有する。
既知マーカ登録プログラム313は、予め資産の設置位置と設置向きの情報を、資産管理サーバ101へ登録する際に実行するプログラムである。既知マーカ登録プログラム313は、主に、データセンタフロア111の壁や床、システムラックなど、移動が生じにくく、基準とする資産に適用する。
マーカ貼付位置登録プログラム314は、資産に新たに貼り付けられるマーカの位置を登録する際に実行するプログラムである。資産の実際の位置と、マーカの貼られる位置は、一般的に異なるので、このずれを登録するために適用する。
未知マーカ配置登録プログラム315は、マーカが貼り付けられた資産をデータセンタ内に設置し、その設置位置と設置向きの情報を、資産管理サーバ101へ登録する際に実行するプログラムである。
既知マーカ配置確認プログラム316は、資産に貼られたマーカの位置ベクトル(位置情報)と法線ベクトル(方向情報)が、資産管理サーバ101に登録されている資産の位置ベクトル(位置情報)と法線ベクトル(方向情報)からずれているかを確認する際に実行されるプログラムである。
サーバ状態表示プログラム317は、マーカから読み取られるID情報に基づいて、資産の状態を、マーカの位置ベクトルと法線ベクトルに合わせて表示させる際に実行するプログラムである。
マーカ認識プログラム318は、資産に貼り付けられたマーカを認識する際に実行するプログラムである。マーカ認識プログラム318の実行によって、カメラに対するマーカの相対位置ベクトル、相対法線ベクトル、ID情報の取得ができれば良い。従って、マーカ認識プログラム318を実行する代わりに、例えば、非特許文献2に記載の既知の方法を用いて、マーカを認識するようにしてもよい。
以下、マーカ認識プログラム318を実行した際の処理概要について説明する。一例として、マーカ認識プログラム318は、図3に示す処理ブロック326から331までの処理を実行する。これらの処理ブロック326-331について、図9に示すマーカ902を例に挙げて説明する。
まず初めに、カメラデバイス305によって、資産に貼り付けられたマーカ902を撮影し、撮影により得られた画像を、画像バッファ領域319へ送信する(処理ブロック326)。
次に、画像バッファ領域319に送信された画像データから、画像の特徴に基づいて、AR情報印字部904を抽出する(処理ブロック327)。
続いて、抽出したAR情報印字部904の上下左右を判定する(処理ブロック328)。AR情報印字部904の文様(図9に示す例では、「T」の文字)は、予め操作端末105に登録されているので、AR情報印字部904の文様に基づいて、上下左右を判定する。
続いて、AR情報印字部904の形状(特徴頂点の位置)を測定する(処理ブロック329)。
続いて、AR情報印字部904の形状から、カメラに対するマーカ902の相対位置ベクトルと相対法線ベクトルを算出する(処理ブロック330)。
処理ブロック329-330の処理の詳細については後述する。なお、処理ブロック329-330の処理の詳細の説明では、説明の簡便化のため、マーカの物理的なサイズを既知としているが、マーカのサイズを未知として算出する方法も知られている。この場合、AR情報印字部904が、特徴があり読み取り可能な5つの頂点を視覚的情報として含んでいれば良い。
最後に、ID情報印字部905からID情報を取得する(処理ブロック331)。この際、算出済みの法線ベクトルに基づいて、ID情報印字部905を正面から撮影した画像に修正する画像処理を施してから、ID情報を検出する処理をしてもよい。
なお、上記の説明では、簡便化のため、操作端末105の法線ベクトルは、カメラデバイス305の撮影の光軸の方向としている。
図4は、各管理サーバ101-103、及び、監視サーバ104のハードウェア構成を示す図である。図4では、各管理サーバ101-103、及び、監視サーバ104を、管理サーバ401として示している。各サーバは、同様のハードウェア構成でよいが、メモリ404に格納されている情報が異なる。
各管理サーバ101-103及び監視サーバ104はそれぞれ、MPU402、Nic403、メモリ404、IF405、データバス406、ディスプレイ装置407、キーボード408、ポインティングデバイス409を有する。データバス410は、Nic403とIT管理用NW108とを接続する。データバス411-413は、IF405と、ディスプレイ装置407、キーボード408、ポインティングデバイス409とをそれぞれ接続するデータバスである。
MPU402は、マイクロプロセッサである。Nic403は、Network Interface Cardである。IF405は、ディスプレイ装置407、キーボード408、ポインティングデバイス409とのインタフェースである。ポインティングデバイス409は、マウスやトラックボールなどのポインティングデバイスである。
図5は、資産管理サーバ101が保持するメモリ501内のデータ構成を示す図である。図5に示すメモリ501は、図4に示すメモリ404に対応する。
資産管理サーバ101のメモリ501は、資産仕様情報登録プログラム502、資産配置情報登録照会プログラム503、近傍資産情報検索プログラム504、資産位置ずれ通知プログラム505を記憶している。また、メモリ501は、DB領域506を有する。DB領域506には、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507と、テーブル「機器種別外形兼フロア内形」508が格納されている。
テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507とテーブル「機器種別外形兼フロア内形」508の詳細な構成を図16を用いて説明する。テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507は、「資産ID」、「種別ID」、「フロアID」、「モード」、「フロア内機器配置位置ベクトル」、「フロア内機器配置法線ベクトル」、「マーカID」、「機器上マーカ・オフセット位置ベクトル」、「機器上マーカ・オフセット法線ベクトル」の各カラムを有する。
カラム「資産ID」は、資産を識別するための資産IDを有する。カラム「種別ID」は、資産の機種などの種別を特定する情報を保持する。カラム「フロアID」は、資産が配置されるフロアを特定する情報を保持する。カラム「モード」は、レコードのアクセス権限を示す情報を保持する。
カラム「フロア内機器配置位置ベクトル」は、資産の位置を示す位置ベクトル(三次元情報)を保持する。資産の位置ベクトルは、データセンタフロア111内の基準点(原点)に対する位置を表す。カラム「フロア内機器配置法線ベクトル」は、資産の向きを示す法線ベクトル(三次元情報)を保持する。カラム「マーカID」は、資産に貼り付けられるマーカを一意に特定できる情報または番号を保持する。カラム「機器上マーカ・オフセット位置ベクトル」、及び、カラム「機器上マーカ・オフセット法線ベクトル」はそれぞれ、マーカが貼り付けられる機器に対する当該マーカの相対位置ベクトル及び相対法線ベクトルを保持する。
テーブル「機器種別外形兼フロア内形」508は、「種別ID」、「区分」、「機器概観情報、壁内形情報」、「法線ベクトル」、「付帯情報」の各カラムを有する。カラム「種別ID」は、資産の機種などの種別を特定する情報を保持する。カラム「区分」は、資産が機器なのか壁なのかなどを区別する情報を保持する。カラム「機器概観情報、壁内形情報」は、機器や壁の形状を代表する頂点の座標データ群を保持する。座標データは、機器または壁上に存在する原点に対する位置ベクトルを表している。機器または壁上に存在する原点は、例えば、機器正面または壁正面の左下隅の位置とする。カラム「法線ベクトル」は、機器または壁の外観正面を示すベクトルである。カラム「付帯情報」は、機器または壁に関する付帯情報を保持する。
図5に示す資産管理サーバ101のメモリ501に格納されている各プログラムの処理概要について説明する。
資産仕様情報登録プログラム502は、照会処理において、資産IDに基づいて、テーブル「機器種別外形兼フロア内形」508をレコード検索する。また、登録処理において、資産IDに基づいて、テーブル「機器種別外形兼フロア内形」508を検索する。該当する資産が検索されなかった場合には、当該資産をレコード登録し、該当する資産が検索された場合には、当該資産のレコードを更新する。
資産配置情報登録照会プログラム503は、照会処理において、資産IDに基づいて、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507をレコード検索する。また、登録処理において、資産IDに基づいて、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507を検索する。該当する資産が検索されなかった場合には、当該資産をレコード登録し、該当する資産が検索された場合には、当該資産のレコードを更新する。
近傍資産情報検索プログラム504は、検索処理において、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507のレコードが保持する位置ベクトルと、指定された位置ベクトルとの距離が既定値以下の条件を満たすレコードを検索する。なお、検索条件に、指定された位置ベクトルからの相対位置ベクトルと相対法線ベクトルの内積値が既定範囲であるか否かを追加してもよい。
資産位置ずれ通知プログラム505は、通知処理において、 指定された資産IDに関して配置ずれが発生している通知を、ネットワークを経由して、監視サーバ104へ通知する。
図6は、仮想サーバ管理サーバ102が保持するメモリ601内のデータ構成を示す図である。図6に示すメモリ601は、図4に示すメモリ404に対応している。
仮想サーバ管理サーバ102のメモリ601は、仮想サーバ配置管理プログラム602を記憶し、また、DB領域603を有する。DB領域603には、テーブル「物理サーバ状態管理」604と、テーブル「VM配置兼状態管理」605が格納されている。
テーブル「物理サーバ状態管理」604は、資産を一意に特定する情報または番号を保持するカラム「資産ID」と、資産の状態情報を保持するカラム「状態」を有する。
テーブル「VM配置兼状態管理」605は、仮想サーバを一意に特定する情報または番号を保持するカラム「VM_ID」と、仮想サーバを保持する物理サーバの資産IDを保持するカラム「資産ID」と、仮想サーバ状態情報を保持するカラム「状態」を有する。
続いて、仮想サーバ配置管理プログラム602の処理概要について説明する。
VM(仮想サーバ)登録処理において、指定されたVM_IDに基づいて、テーブル「VM配置兼状態管理」605をレコード検索する。指定されたVM_IDが検索されなかった場合には、レコードを追加し、指定されたVM_IDが検索された場合には、レコードを更新する。
VM照会処理において、指定された検索条件で、テーブル「VM配置兼状態管理」605をレコード検索する。
VM起動終了処理において、指定されたVM_IDに基づいて、テーブル「VM配置兼状態管理」605のレコード検索を行い、ヒットしたレコードの資産IDに対応する物理サーバのハイパーバイザへ、VMの起動要求もしくは終了要求を送る。
VM移動処理において、指定されたVM_IDと、移動先の物理サーバの資産IDに基づいて、テーブル「VM配置兼状態管理」605からVM_IDで検索した移動元の物理サーバのハイパーバイザと、移動先のハイパーバイザへ、VM_IDで指定されるVMの移動要求を送る。
近傍物理サーバ検索処理において、資産管理サーバ101の近傍資産情報検索プログラム504を呼び出し、指定された物理サーバの資産IDに基づいて、近傍に位置する物理サーバの検索結果を照会する。
VM監視処理において、テーブル「物理サーバ状態管理」604に登録される物理サーバのハイパーバイザへ、配置するVMの状態を問合わせ、その問い合わせ結果に基づいて、VM毎に、テーブル「VM配置兼状態管理」605の各レコードを更新する。
図7は、空調管理サーバ103が保持するメモリ701内のデータ構成を示す図である。図7に示すメモリ701は、図4に示すメモリ404に対応している。
空調管理サーバ103のメモリ701は、空調管理プログラム702、及び、シミュレーション計算プログラム703を記憶している。また、メモリ701は、DB領域704、及び、シミュレーション計算作業領域705を有する。DB領域704は、テーブル「空調設備稼働状態管理」706、及び、テーブル「入気温度/湿度センサ状態」707を有する。
テーブル「空調設備稼働状態管理」706は、空調設備107の資産IDを保持するカラム「資産ID」と、空調設備107の状態情報を保持するカラム「状態」を有する。
テーブル「入気温度/湿度センサ状態」707は、データセンタ内に設置される温度センサや湿度センサ等の各種センサの資産IDを保持するカラム「資産ID」、センサで測定された温度データを保持するカラム「温度」、センサで測定された湿度データを保持するカラム「湿度」を有する。
以下、空調管理プログラム702及びシミュレーション計算プログラム703の処理概要について説明する。
空調管理プログラム702は、空調制御処理において、指定された資産IDの空調設備107の電源オン要求、もしくは、電源オフ要求を送る。また、テーブル「入気温度/湿度センサ状態」707の情報から、例えば、資産の最大温度を求め、その最大温度が既定値以下になるように、空調設備107の電源のオン/オフを制御する。
空調監視処理において、空調設備107から稼動情報を取得するとともに、温度/湿度サンサから温度/湿度情報を取得し、テーブル「空調設備稼働状態管理」706、及び、テーブル「入気温度/湿度センサ状態」707へ、取得した情報に基づいて、レコードを更新する。
冷却不足資産対応処理において、テーブル「入気温度/湿度センサ状態」707のレコードが保持する温度値が既定値以上のレコードを検索する。
シミュレーション計算プログラム703は、フロア内温度分布計算処理において、指定された各資産の発熱条件に関して、フロア内の温度分布を、既知の粘性熱流体方程式などの物理学的な方程式に基づいて、シミュレーション計算作業領域705を使用して求める。
図8は、監視サーバ104が保持するメモリ801内のデータ構成を示す図である。図8に示すメモリ801は、図4に示すメモリ404に対応している。
監視サーバ104のメモリ801は、通知表示記録プログラム802を記憶し、DB領域803を有する。DB領域803は、テーブル「ログ」804を有する。
テーブル「ログ」804は、通知を受けたイベントの受信日時を保持するカラム「通知受信日時」、当該通知が発生した資産を特定する資産IDを保持するカラム「資産ID」、当該通知の内容を保持するカラム「通知情報」を有する。
通知表示記録プログラム802は、通知処理において、資産管理サーバ101からの通知を受信し、受信日時と、対象の資産IDと通知情報を、ディスプレイ装置へ表示するとともに、テーブル「ログ」804へ、レコードを追加する。
図9は、マーカ読取処理の原理を説明するための模式図である。図9では、マーカの例として、マーカ902と、マーカ903を示している。なお、本実施形態で使用するマーカは、操作端末105のプログラムによって、AR情報(視覚情報)とID情報を取得できるものであればよい。
マーカ902は、AR情報印字部904と、ID情報印字部905を有する。AR情報印字部904は、非特許文献2に記載のARマーカと同様に、マーカをカメラで撮影した画像を画像処理することによって、カメラに対するマーカの相対位置ベクトル及び相対法線ベクトルが算出できる文様が印字された領域である。図9に示す例では、AR情報印字部904に、「T」の文字が印字されている。AR情報印字部904に印字する文様は、マーカ認識プログラムの実行によって認識できるように、予め操作端末105に登録しておく。なお、マーカ902の形状自体を、例えば、「T」の文字の形状としてもよい。
ID情報印字部905は、ID情報を構成する英数字文字列、バーコード、QRコードなどが印字された領域であり、カメラで撮影した画像を画像処理することによって、記録された情報が取得できる視覚的文様を印字した領域である。
マーカ903は、AR情報印字部906と、ID情報印字部907を有する。このマーカ903では、特許文献4等に記載されている電子透かし技術を適用して、AR情報印字部906の上に重ねて、ID情報印字部907を印刷している。ID情報印字部907は、電子透かし技術によって、カメラで撮影した画像を画像処理することによって、記録された情報を算出することができる。
図9では、マーカ902をカメラ305で撮影して、操作端末105の表示デバイス304に表示した状態を、アノテーション908に示している。表示デバイス304に表示されるマーカ909は、操作端末105に対するマーカ902の相対位置と向きに応じて、変形した形で表示される。
マーカ902と、表示デバイス304に表示されるマーカ909との対応関係について説明する。三次元単位ベクトルex、ey、ezのうち、カメラの垂直上方をex、カメラの水平右方向をey、カメラの奥行き前進方向をezと表すと、次式(1)、(2)の関係が成り立つ。
|ex|=|ey|=|ez|=1 (1)
ex・ey=ey・ez=ez・ex=0 (2)
図9に示すように、表示デバイス304に表示されるマーカ909の各頂点の二次元位置ベクトルをa(i)=(ax(i),ay(i))(i=0、1、2)とすると、カメラ305の位置を原点としたときの実物のマーカ902の各頂点の座標A(i)は、次式(3)で表される。ただし、dはカメラ305の内部仕様により決まる定数で、カメラ305が有するレンズと撮像デバイスとの距離に相当する値であり、hはマーカ902の縦幅、wはマーカ902の横幅でそれぞれ既知の値とし、k(0)>0、k(1)>0、k(2)>0とする。
A(i)=dk(i)[ax(i)ex+ay(i)ey+dez] (3)
また、次式(4)~(6)の関係が成り立つ。
[A(1)-A(0)]・[A(2)-A(0)]=0 (4)
|A(1)-A(0)|=w (5)
|A(2)-A(0)|=h (6)
式(1)~(6)から、k(0)、k(1)、k(2)が求まるので、実物のマーカ902の各頂点の座標A(0)、A(1)、A(2)を求めることができる。さらに、データセンタフロア111の原点に対するカメラ305の座標位置Pcを考慮することによって、データセンタフロア111の原点に対するマーカ902の各頂点の位置座標を求めることができる。これにより、データセンタフロア111内でのマーカ902の位置ベクトルと法線ベクトルとを算出することができる。
続いて、図10と図17を用いて、既知マーカ登録プログラム313の処理概要について説明する。図10は、既知マーカ登録プログラム313の実行時における操作を説明するための模式図である。
既知マーカ登録プログラム313は、主に、移動が少ないデータセンタフロア111の壁やラック等の資産(基準資産)に、既知のマーカとして貼り付けられたマーカの登録時に実行するプログラムである。既知マーカを貼り付ける基準資産の位置ベクトル及び法線ベクトルは既知のものとする。図10に示す例では、既知のマーカを壁に貼り付けるものとして説明する。すなわち、既知マーカ登録プログラム313の実行のため、ユーザは、まず、既知の形状の壁1002に、既知マーカとするマーカ902を貼る。
既知マーカ登録プログラム313の実行時におけるユーザの操作概要について説明する。ユーザは、カメラデバイス305によってマーカ902を撮影して、操作端末105の表示デバイス304に表示させる。また、操作端末105を操作して、壁1002の境界線などの目印になるものに対応した補助線1003を表示デバイス304に表示させるとともに、壁の内側の位置に、位置決めマーカ1004を表示させる。
続いて、操作者は、ポインティングデバイス307を用いて、表示デバイス304に表示されている補助線1003が、壁の原点1005を含む壁の境界線に合うように、補助線1003の表示位置を移動させる。
次に、操作者は、キャプチャボタン308を押すことによって、位置決めマーカ1004を表示デバイス304に表示されているマーカ902へ合わせる。この位置合わせ処理は、画像処理によって行う。これにより、壁1002に対する既知マーカ902の相対位置ベクトルと相対法線ベクトルを算出することができるので、算出した相対位置ベクトルおよび相対法線ベクトルを資産管理サーバ101へ登録する。なお、画像処理による位置合わせ処理では、条件によっては誤認識する場合があるので、位置決めマーカ1004を、ポインタデバイス307を用いて手操作で合わせるようにしてもよい。
図17は、既知マーカ登録プログラム313の処理内容を示すフローチャートである。既知マーカ登録プログラム313は、処理ブロック1701の処理と処理ブロック1702の処理を実行する。
処理ブロック1701では、テーブル「機器種別外形兼フロア内形」508及び、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507への壁データの事前登録を行う処理として、下記(a1)及び(a2)の処理を行う。
(a1)種別IDとして壁識別番号を代入し、区分に「壁」、壁形状として機器概観情報、付帯情報にフロアIDを代入したレコードを、テーブル「機器種別外形兼フロア内形」508へ登録する。
(a2)上記同様の値の種別ID及びフロアID、モードとして「RO」、カラム群「フロア内機器配置」として、既知マーカを貼り付ける壁の位置ベクトル及び法線ベクトル、今回登録するマーカIDを代入したレコードを、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507へ登録する。既知マーカを貼り付ける壁の位置ベクトル及び法線ベクトルは、データセンタフロアの設計図面、またはCADデータに基づいて手動で入力、もしくはプログラムにより抽出して入力することができる。
(a1)種別IDとして壁識別番号を代入し、区分に「壁」、壁形状として機器概観情報、付帯情報にフロアIDを代入したレコードを、テーブル「機器種別外形兼フロア内形」508へ登録する。
(a2)上記同様の値の種別ID及びフロアID、モードとして「RO」、カラム群「フロア内機器配置」として、既知マーカを貼り付ける壁の位置ベクトル及び法線ベクトル、今回登録するマーカIDを代入したレコードを、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507へ登録する。既知マーカを貼り付ける壁の位置ベクトル及び法線ベクトルは、データセンタフロアの設計図面、またはCADデータに基づいて手動で入力、もしくはプログラムにより抽出して入力することができる。
処理ブロック1702では、マーカIDから、壁形状データの取得とマーカ・オフセット登録を行う処理として、下記(b1)~(b7)の処理を行う。
(b1)カメラデバイス305によって撮影されたマーカのID情報印字部の画像から、マーカID=xを取得する。このとき、マーカのAR情報印字部の画像から求めた法線ベクトル値に基づいて、ID情報印字部を正面から見た画像となるように座標変換してから、マーカIDを認識するようにしても良い。
(b2)マーカID=xに基づいて、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507を検索し、種別IDを取得する。
(b3)上記(b2)で取得した種別IDに基づいて、テーブル「機器種別外形兼フロア内形」508を検索し、壁形状データ(頂点座標)を取得する。また、現在のカメラ位置を基準として、壁の縁を示す線を補助線(図10の補助線1003)として表示デバイス304にCG表示するとともに、マーカの補助線(図10の位置決めマーカ1004)をデフォルト位置(例えば、画面中央)に表示する。
(b4)操作端末105のポインティングデバイス307を操作して、CG表示されている壁用補助線とマーカの補助線を、それぞれ実物の壁面の形状の縁と実物のマーカに合わせて各座標値を補正する。
(b5)壁上の原点を含む壁の各頂点の位置ベクトルと法線ベクトルを、カメラ305からの相対座標として算出する。
(b6)マーカの位置ベクトルと法線ベクトルを、カメラ305からの相対座標として算出する。
(b7)上記(b5)で求めた座標、及び、上記(b6)で求めた座標に基づいて、壁に対するマーカの相対ベクトルを示すマーカ・オフセット(Pm(k),Nm(k))を求め、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507の資産ID=xのレコードの機器上のマーカ・オフセットとして登録する。
(b1)カメラデバイス305によって撮影されたマーカのID情報印字部の画像から、マーカID=xを取得する。このとき、マーカのAR情報印字部の画像から求めた法線ベクトル値に基づいて、ID情報印字部を正面から見た画像となるように座標変換してから、マーカIDを認識するようにしても良い。
(b2)マーカID=xに基づいて、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507を検索し、種別IDを取得する。
(b3)上記(b2)で取得した種別IDに基づいて、テーブル「機器種別外形兼フロア内形」508を検索し、壁形状データ(頂点座標)を取得する。また、現在のカメラ位置を基準として、壁の縁を示す線を補助線(図10の補助線1003)として表示デバイス304にCG表示するとともに、マーカの補助線(図10の位置決めマーカ1004)をデフォルト位置(例えば、画面中央)に表示する。
(b4)操作端末105のポインティングデバイス307を操作して、CG表示されている壁用補助線とマーカの補助線を、それぞれ実物の壁面の形状の縁と実物のマーカに合わせて各座標値を補正する。
(b5)壁上の原点を含む壁の各頂点の位置ベクトルと法線ベクトルを、カメラ305からの相対座標として算出する。
(b6)マーカの位置ベクトルと法線ベクトルを、カメラ305からの相対座標として算出する。
(b7)上記(b5)で求めた座標、及び、上記(b6)で求めた座標に基づいて、壁に対するマーカの相対ベクトルを示すマーカ・オフセット(Pm(k),Nm(k))を求め、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507の資産ID=xのレコードの機器上のマーカ・オフセットとして登録する。
続いて、図11と図18を用いて、マーカ貼付位置登録プログラム314の処理概要について説明する。図11は、マーカ貼付位置登録プログラム314の実行時における操作を説明するための模式図である。
マーカ貼付位置登録プログラム314は、資産に貼られたマーカが資産のどの位置に貼られているかを示す相対位置ベクトルと相対法線ベクトルの値を、資産管理サーバ101に登録する際に実行するプログラムである。
まず、図11を用いて、マーカ貼付位置登録プログラム314の動作時の操作概要について説明する。
操作端末105の表示デバイス304に、カメラ305で撮影した資産1101とマーカ1107を表示する。マーカのID情報印字部から読み取ったID情報に基づいて、資産1101の外形情報を取得し、その外形に従った補助線1102と、マーカ1107に対応する補助線1103を表示デバイス304に表示する。操作者は、ポインティングデバイス307を用いて、補助線1002を、表示デバイス304に表示されている資産の画像1101に合わせる。
次に、操作者は、キャプチャボタン308を押して、補助線1103を、マーカの画像1107に合わせる。なお、ポインティングデバイス307を使用して、手操作で合わせても良い。この操作により、資産1101に対するマーカ1107の相対位置ベクトルと相対法線ベクトルを算出することができる。算出した相対位置ベクトルと相対法線ベクトルは、資産管理サーバ101へ登録する。
図18は、マーカ貼付位置登録プログラム314の処理内容を示すフローチャートである。マーカ貼付位置登録プログラム314は、処理ブロック1801の処理と、処理ブロック1802の処理を実行する。
処理ブロック1801では、テーブル「機器種別外形兼フロア内形」508、及び、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507への壁データの事前登録を行う処理として、下記(c1)及び(c2)の処理を行う。
(c1)種別IDとして機種別番号を代入し、区分に「機器」、資産の機器概観情報を代入したレコードを、テーブル「機器種別外形兼フロア内形」508へ登録する。
(c2)上記(c1)で代入した値と同様の種別ID及び資産ID、モードとして「RW」、今回登録するマーカIDを代入したレコードを、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507へ登録する。このとき、カラム群「フロア内機器配置」には、値が未確定であること示す0を代入する。
(c1)種別IDとして機種別番号を代入し、区分に「機器」、資産の機器概観情報を代入したレコードを、テーブル「機器種別外形兼フロア内形」508へ登録する。
(c2)上記(c1)で代入した値と同様の種別ID及び資産ID、モードとして「RW」、今回登録するマーカIDを代入したレコードを、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507へ登録する。このとき、カラム群「フロア内機器配置」には、値が未確定であること示す0を代入する。
処理ブロック1802では、マーカIDから、機器の形状データの取得と、マーカ・オフセット登録する処理として、下記(d1)~(d7)の処理を行う。
(d1)カメラデバイス305によって撮影されたマーカのID情報印字部の画像から、マーカID=xを取得する。このとき、AR情報印字部を撮影した画像から求めた法線ベクトル値に基づいて、ID情報印字部を正面から見た画像となるように座標変換してから、マーカIDを認識するようにしても良い。
(d2)マーカID=xに基づいて、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507を検索し、種別IDを取得する。
(d3)上記(d2)で取得した種別IDに基づいて、テーブル「機器種別外形兼フロア内形」508を検索し、機器の形状データを取得する。また、現在のカメラ位置を基準として、機器の縁を示す線を補助線として表示デバイス304にCG表示するとともに、マーカの補助線をデフォルト位置(例えば、画面中央など)に表示する。
(d4)操作端末105のポインティングデバイスを操作して、CG表示されている機器用補助線とマーカの補助線を、それぞれ実物の機器の形状の縁に合わせて各座標値を補正する。
(d5)原点を含む機器の各頂点の位置ベクトルと法線ベクトルを、カメラからの相対座標として算出する。
(d6)マーカの位置ベクトルと法線ベクトルを、カメラからの相対座標として算出する。
(d7)上記(d5)で求めた座標、及び、上記(d6)で求めた座標に基づいて、機器に対するマーカの相対ベクトルを示すマーカ・オフセット(Pm(k),Nm(k))を求め、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507のマーカID=xのレコードの機器上のマーカ・オフセットとして登録する。
(d1)カメラデバイス305によって撮影されたマーカのID情報印字部の画像から、マーカID=xを取得する。このとき、AR情報印字部を撮影した画像から求めた法線ベクトル値に基づいて、ID情報印字部を正面から見た画像となるように座標変換してから、マーカIDを認識するようにしても良い。
(d2)マーカID=xに基づいて、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507を検索し、種別IDを取得する。
(d3)上記(d2)で取得した種別IDに基づいて、テーブル「機器種別外形兼フロア内形」508を検索し、機器の形状データを取得する。また、現在のカメラ位置を基準として、機器の縁を示す線を補助線として表示デバイス304にCG表示するとともに、マーカの補助線をデフォルト位置(例えば、画面中央など)に表示する。
(d4)操作端末105のポインティングデバイスを操作して、CG表示されている機器用補助線とマーカの補助線を、それぞれ実物の機器の形状の縁に合わせて各座標値を補正する。
(d5)原点を含む機器の各頂点の位置ベクトルと法線ベクトルを、カメラからの相対座標として算出する。
(d6)マーカの位置ベクトルと法線ベクトルを、カメラからの相対座標として算出する。
(d7)上記(d5)で求めた座標、及び、上記(d6)で求めた座標に基づいて、機器に対するマーカの相対ベクトルを示すマーカ・オフセット(Pm(k),Nm(k))を求め、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507のマーカID=xのレコードの機器上のマーカ・オフセットとして登録する。
続いて、図12と図19を用いて、未知マーカ配置登録プログラム315の処理概要について説明する。図12は、未知マーカ配置登録プログラム315の実行時における操作を説明するための模式図である。
未知マーカ配置登録プログラム315は主に、データセンタフロア111に新たに資産を設置した場合、もしくは、資産の設置位置を変更した場合に、その設置位置と設置向きを資産管理サーバ101に登録する際に実行するプログラムである。
図12を用いて、未知マーカ配置登録プログラム315の動作中の操作概要について説明する。図12では、操作端末105のカメラ305によって、既知マーカ1403を撮影して得られる画像を表示デバイス304に表示した際の表示例1001と、カメラ305の向きを移動させて未知マーカ1402を撮影して得られる画像を表示デバイス304に表示した際の表示例1202を示している。
まず、操作者は、操作端末105のカメラ305を、設置位置と設置向きが登録されている既知マーカ1403に向けて、キャプチャボタン308を押す。これにより、既知マーカ1403の位置ベクトルと法線ベクトルを取得することができ、取得した位置ベクトルと法線ベクトルに基づいて、操作端末105自身の位置ベクトルと法線ベクトルを算出することができる。
次に、操作端末105のカメラ305を、登録対象の資産に貼り付けられた未知マーカ1402に向けて、キャプチャボタン308を押す。この間、操作端末105は、内蔵する3次元加速度センサデバイス306の測定値を積分計算することによって、操作端末105の現在の位置ベクトルと法線ベクトルを算出する。この現在の操作端末105の位置ベクトル及び法線ベクトルと、操作端末105に対する未知マーカ1402の相対位置ベクトル及び相対法線ベクトルを用いて、未知マーカのデータセンタフロア内における位置ベクトル及び法線ベクトルを算出し、資産管理サーバ101へ登録する。
なお、マーカの読み取りに関しては、誤認識が発生する場合があるので、マーカ貼付位置登録プログラム314の実行時と同様に、マーカに対応する補助線を表示デバイスに表示し、ポインティングデバイスを用いて、手操作で合わせることでマーカを認識するようにしても良い。
図19は、未知マーカ配置登録プログラム315の処理内容を示すフローチャートである。未知マーカ配置登録プログラム315は、処理ブロック1901から処理ブロック1905の処理を行う。
処理ブロック1901は、既知マーカ1403のキャプチャ操作時の処理において、下記(e1)~(e3)の処理を行う。
(e1)カメラ305によって撮影した、既知マーカのID情報印字部の画像に基づいて、ID情報(マーカID)を抽出する。
(e2)ID情報(x)に基づいて、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507を検索して、マーカの位置ベクトルP(x)と法線ベクトルN(x)を取得する。
(e3)既知マーカのAR情報印字部の画像から、操作端末105のカメラ305に対するマーカの相対位置ベクトルと相対法線ベクトルの情報を抽出する。
(e1)カメラ305によって撮影した、既知マーカのID情報印字部の画像に基づいて、ID情報(マーカID)を抽出する。
(e2)ID情報(x)に基づいて、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507を検索して、マーカの位置ベクトルP(x)と法線ベクトルN(x)を取得する。
(e3)既知マーカのAR情報印字部の画像から、操作端末105のカメラ305に対するマーカの相対位置ベクトルと相対法線ベクトルの情報を抽出する。
処理ブロック1902では、上記(e2)の処理で求めたマーカの位置ベクトルP(x)及び法線ベクトルN(x)と、上記(e3)の処理で求めたカメラ305に対するマーカの相対位置ベクトル及び相対法線ベクトルとに基づいて、カメラの位置ベクトルPt及び法線ベクトルNtを算出する。この後、カメラ305によって未知マーカを撮影するために、操作端末105を移動させる。
処理ブロック1903では、処理ブロック1902で求めたカメラの位置ベクトルPt及び法線ベクトルNtと、カメラ305が既知マーカを撮影した位置から、未知マーカを撮影する位置へと移動した際の移動情報(カメラ305の撮影方向が移動した際の移動情報も含む)に基づいて、移動後のカメラ305の位置ベクトルPtと法線ベクトルNtを算出する。具体的には、処理ブロック1902で求めたカメラの位置ベクトルPt及び法線ベクトルNtを基準とし、操作端末105が移動した間に3次元加速度センサデバイス306で取得した加速度値の時系列データを積分して、カメラ305の最新の位置ベクトルPtと法線ベクトルNtを算出する。
処理ブロック1904では、未知マーカ1402のキャプチャ操作時の処理として、下記(f1)~(f3)の処理を行う。
(f1)カメラデバイス305によって撮影した未知マーカのID情報印字部の画像から、ID情報(資産ID)を抽出する。
(f2)抽出したID情報に基づいて、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507を検索し、検索したID情報が登録されていなければ、未知のマーカ1402と判定する。
(f3)マーカ1402のAR情報印字部の画像から、操作端末105のカメラ305に対するマーカ1402の相対位置ベクトルと相対法線ベクトルの情報を抽出する。
(f1)カメラデバイス305によって撮影した未知マーカのID情報印字部の画像から、ID情報(資産ID)を抽出する。
(f2)抽出したID情報に基づいて、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507を検索し、検索したID情報が登録されていなければ、未知のマーカ1402と判定する。
(f3)マーカ1402のAR情報印字部の画像から、操作端末105のカメラ305に対するマーカ1402の相対位置ベクトルと相対法線ベクトルの情報を抽出する。
処理ブロック1905にて、未知マーカ1402の位置ベクトルP(y)と法線ベクトルN(y)を算出する。具体的には、処理ブロック1903で求めたカメラ305の位置ベクトルPt及び法線ベクトルNtと、処理ブロック1904で求めたカメラ305に対するマーカ1402の相対位置ベクトル及び相対法線ベクトルに基づいて、未知マーカ1402の位置ベクトルP(y)及び法線ベクトルN(y)を算出する。算出結果(y,P(y),N(y))に基づいて、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507内において、マーカIDの一致するレコードを更新する。
続いて、図13と図20を用いて、既知マーカ配置確認プログラム316の処理概要について説明する。図13は、既知マーカ配置確認プログラム316の実行時における操作を説明するための模式図である。
まず、図13を用いて、既知マーカ配置確認プログラム316の動作中の操作概要について説明する。図13では、操作端末105のカメラ305によって、既知マーカ1407を撮影した画像と、既知マーカの位置情報に基づくマーカのCG画像を表示デバイス304に表示した際の表示例1310を示している。
操作者は、操作端末105のカメラ305を既知マーカ1407に向けて、画像を取得する。表示デバイス304には、既知マーカ1407の画像表示と、本来あるべきに表示されるマーカの補助線1301の表示とがずれて表示されているものとする。操作端末105は、このずれを判定して、資産管理サーバ101へ位置ずれを通知する。
図20は、既知マーカ配置確認プログラム316の処理内容を示すフローチャートである。既知マーカ配置確認プログラム316は、処理ブロック2001から処理ブロック2003の処理を行う。
処理ブロック2001では、既知マーカ1407のキャプチャ操作時の実物機器の位置合わせ処理において、下記(g1)及び(g2)の処理を行う。
(g1)カメラ305によって撮影した既知マーカのID情報印字部の画像から、マーカID=xを算出する。
(g2)マーカID=xに基づいて、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507を検索し、フロア内機器配置情報(位置ベクトル、法線ベクトル)と、機器上マーカ・オフセットの情報(位置ベクトル、法線ベクトル)とを取得する。取得したフロア内機器配置情報(位置ベクトル、法線ベクトル)と、機器上マーカ・オフセットの情報(位置ベクトル、法線ベクトル)とに基づいて、マーカの位置情報(位置ベクトル、法線ベクトル)を求める。求めたマーカの位置情報と、カメラ305の位置情報に基づいて、カメラ305に対するマーカの相対位置情報を求め、求めた相対位置情報に基づいて、表示デバイス304上に、マーカの映像をワイヤーフレームでCG表示する。
(g1)カメラ305によって撮影した既知マーカのID情報印字部の画像から、マーカID=xを算出する。
(g2)マーカID=xに基づいて、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507を検索し、フロア内機器配置情報(位置ベクトル、法線ベクトル)と、機器上マーカ・オフセットの情報(位置ベクトル、法線ベクトル)とを取得する。取得したフロア内機器配置情報(位置ベクトル、法線ベクトル)と、機器上マーカ・オフセットの情報(位置ベクトル、法線ベクトル)とに基づいて、マーカの位置情報(位置ベクトル、法線ベクトル)を求める。求めたマーカの位置情報と、カメラ305の位置情報に基づいて、カメラ305に対するマーカの相対位置情報を求め、求めた相対位置情報に基づいて、表示デバイス304上に、マーカの映像をワイヤーフレームでCG表示する。
処理ブロック2002では、位置ずれの算出と表示の処理において、下記(h1)及び(h2)の処理を行う。
(h1)カメラ305によって撮影した既知マーカのAR情報印字部の画像から、カメラ305に対する既知マーカの相対位置ベクトル及び相対法線ベクトルを算出する。
(h2)処理ブロック2001の処理で求めたカメラ305に対するマーカの相対位置ベクトル及び相対法線ベクトルと、上記(h1)で求めたカメラ305に対するマーカの相対位置ベクトル及び相対法線ベクトルとに基づいて、マーカの位置ずれ(距離)を算出し、ずれが規定値以上の場合、上述したワイヤーフレーム(補助線)表示の表示色を変更する。
(h1)カメラ305によって撮影した既知マーカのAR情報印字部の画像から、カメラ305に対する既知マーカの相対位置ベクトル及び相対法線ベクトルを算出する。
(h2)処理ブロック2001の処理で求めたカメラ305に対するマーカの相対位置ベクトル及び相対法線ベクトルと、上記(h1)で求めたカメラ305に対するマーカの相対位置ベクトル及び相対法線ベクトルとに基づいて、マーカの位置ずれ(距離)を算出し、ずれが規定値以上の場合、上述したワイヤーフレーム(補助線)表示の表示色を変更する。
処理ブロック2003では、マーカの位置ずれが既定値以上である場合に、位置ずれが存在する旨の情報を、資産管理サーバ101経由で監視サーバ104へ通知する。
続いて、図14と図21を用いて、サーバ状態表示プログラム317の処理概要について説明する。サーバ状態表示プログラム317は、主に、操作者の目の前にある資産の状態を確認する際に実行されるプログラムである。
図14は、サーバ状態表示プログラム317の実行時におけるアノテーションの表示例を示す図である。図14では、操作端末105のカメラ305によって撮影された資産の画像とともに、資産の状態を示すアノテーション1405を表示デバイス304に表示した際の表示例1410を示している。まず、図14を用いて、サーバ状態表示プログラム317の動作中の操作概要について説明する。
操作者は、操作端末105のカメラ305を、状態を確認したい資産に貼られているマーカ1407に向けて撮影する。操作端末105は、撮影により得られた画像から、マーカ1407のID情報を読み取り、資産の状態を、仮想サーバ管理サーバ102もしくは、空調管理サーバ103のデータベースに照会して取得する。また、取得した状態情報に基づいて、マーカ1407の位置に合わせて、対象資産の輪郭を表す枠1404とアノテーション1405を表示する。
図21は、サーバ状態表示プログラム317の処理内容を示すフローチャートである。サーバ状態表示プログラム317は、処理ブロック2101の処理と処理ブロック2102の処理を実行する。
処理ブロック2101では、既知マーカ1407のキャプチャ時における機器の配置情報取得の処理として、下記(i1)~(i4)の処理を行う。
(i1)カメラ305によって撮影したマーカのID情報印字部の画像から、マーカID=xを算出する。
(i2)マーカID=xに基づいて、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507を検索し、資産ID、種別ID、及び、フロア内機器配置を取得する。
(i3)取得した種別IDに基づいて、テーブル「機器種別外形兼フロア内形」508を検索し、機器概観情報を取得する。
(i4)取得したフロア内機器配置情報及び機器概観情報に基づいて、表示デバイス304に、機器の輪郭をワイヤーフレームでCG表示する。
(i1)カメラ305によって撮影したマーカのID情報印字部の画像から、マーカID=xを算出する。
(i2)マーカID=xに基づいて、テーブル「資産配置兼既知マーカ配置」507を検索し、資産ID、種別ID、及び、フロア内機器配置を取得する。
(i3)取得した種別IDに基づいて、テーブル「機器種別外形兼フロア内形」508を検索し、機器概観情報を取得する。
(i4)取得したフロア内機器配置情報及び機器概観情報に基づいて、表示デバイス304に、機器の輪郭をワイヤーフレームでCG表示する。
処理ブロック2102では、機器状態取得及び表示処理として、下記(j1)及び(j2)の処理を行う。
(j1)取得した資産IDに基づいて、各サーバへ問合わせ、機器の状態を取得する。
(j2)機器の輪郭表示の位置に合わせて、取得した機器の状態を模式的にCG表示する。
(j1)取得した資産IDに基づいて、各サーバへ問合わせ、機器の状態を取得する。
(j2)機器の輪郭表示の位置に合わせて、取得した機器の状態を模式的にCG表示する。
なお、このサーバ状態表示プログラム317において、既知マーカと、未知マーカの区別をする表示を補助線の色や形状で、表示デバイス304に表示するようにしても良い。
図15は、既知マーカ配置確認プログラム316の一利用例として、データセンタ内における送風機の設置例と、位置ずれ確認操作を説明するための模式図である。図15では、ラック1401に配置されたIT機器に向けて、送風機1502から風を送っている状態を示す図1501と、操作端末105のカメラ305によって撮影された画像を、表示ディスプレイ304に表示した際の表示例を示している。
データセンタフロアに配置され、既知マーカが貼り付けられた送風機1502に対して、作業者が操作端末105を向ける。これにより、送風機1502が表示デバイス304に映し出されると共に、本来、位置するマーカの場所に補助線1504が表示される。送風機1502の位置がずれていると、表示デバイス304に映し出される送風機1503と、補助線1504とがずれて表示され、位置ずれが検出される。操作者は、実物の送風機1502を、表示ディスプレイ304に映るずれが無くなるように、設置位置と設置向きを修正する。これにより、例えば、冷却不足のIT機器に対して、正しく風を当てることができる。
以上、一実施の形態におけるデータセンタ・システム(資産管理システム)によれば、資産の位置情報及び方向情報のデータベースへの登録作業を簡便化して、作業時間の短縮、及び人的ミスの削減を実現することができる。
また、資産の位置情報及び方向情報の登録後には、資産の設置位置及び設置向きのずれを操作端末によって自動で判定できるので、設置位置及び設置向きの修正を容易に行うことができる。
以上、本発明を添付の図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこのような具体的構成に限定されるものではなく、添付した請求の範囲の趣旨内における様々な変更及び同等の構成を含むものである。例えば、マーカは資産に貼り付けられるものとして説明したが、資産に印刷されるものも含まれる。
Claims (15)
- 少なくともID情報を有し、資産に貼り付けられるマーカと、
位置決めの基準となる基準資産に貼り付けられたマーカのID情報とともに、前記基準資産の位置情報及び方向情報を保持する資産管理サーバと、
前記資産管理サーバにID情報が登録されていない未登録資産の位置情報及び方向情報を、前記資産管理サーバに登録する操作端末と、
を備える資産管理システムであって、
前記操作端末は、
前記マーカを撮影する撮影部と、
資産に貼り付けられたマーカのID情報に基づいて、当該資産の種類を判定する判定部と、
前記判定部によって前記資産が前記基準資産であると判定された場合に、当該基準資産に貼り付けられたマーカの撮影時における前記撮影部の位置情報及び方向情報を求める第1の演算部と、
前記判定部によって資産が前記未登録資産であると判定された場合に、当該未登録資産に貼り付けられたマーカを前記撮影部によって撮影した画像に基づいて、前記撮影部に対する当該未登録資産の相対位置情報及び相対方向情報を求める第2の演算部と、
前記基準資産に貼り付けられたマーカの撮影時における前記撮影部の位置情報及び方向情報と、前記撮影部が前記基準資産に貼り付けられたマーカ撮影時の位置から前記未登録資産に貼り付けられたマーカの撮影時の位置に移動した際の移動情報とに基づいて、前記未登録資産に貼り付けられたマーカの撮影時における前記撮影部の位置情報及び方向情報を求める第3の演算部と、
前記撮影部に対する未登録資産の相対位置情報及び相対方向情報と、前記未登録資産に貼り付けられたマーカの撮影時における前記撮影部の位置情報及び方向情報とに基づいて、前記未登録資産の位置情報及び方向情報を求める第4の演算部と、
前記求められた未登録資産の位置情報及び方向情報を、当該未登録資産のID情報とともに前記資産管理サーバに登録する登録部と、
を有することを特徴とする資産管理システム。 - 請求項1に記載の資産管理システムにおいて、
前記第1の演算部は、
前記基準資産に貼り付けられたマーカを前記撮影部によって撮影した画像に基づいて、前記撮影部に対する当該基準資産の相対位置情報及び相対方向情報を求め、
前記求められた基準資産の相対位置情報及び相対方向情報と、前記資産管理サーバに保持されている前記基準資産の位置情報及び方向情報とに基づいて、当該基準資産に貼り付けられたマーカの撮影時における前記撮影部の位置情報及び方向情報を求める、
ことを特徴とする資産管理システム。 - 請求項1に記載の資産管理システムにおいて、
前記操作端末は、当該操作端末移動時の加速度を測定する加速度センサをさらに有し、
前記第3の演算部は、前記基準資産に貼り付けられたマーカの撮影時における前記撮影部の位置情報及び方向情報と、前記撮影部が前記基準資産に貼り付けられたマーカ撮影時の位置から前記未登録資産に貼り付けられたマーカの撮影時の位置に移動した間に前記加速度センサで計測された加速度値の積分結果とに基づいて、前記未登録資産に貼り付けられたマーカの撮影時における前記撮影部の位置情報及び方向情報を求める、
ことを特徴とする資産管理システム。 - 請求項1に記載の資産管理システムにおいて、
前記マーカは、前記ID情報とともに、前記撮影部によって当該マーカを撮影して得られる画像に基づいて、前記撮影部に対する相対位置情報及び相対方向情報を求めるための視覚情報を有する、
ことを特徴とする資産管理システム。 - 請求項1に記載の資産管理システムにおいて、
前記資産管理サーバは、資産の位置情報及び方向情報とともに、当該資産の概観情報を保持し、
前記操作端末は、
前記撮影部によって撮影された映像を表示する表示部と、
前記資産管理サーバに登録されている資産の位置情報、方向情報、及び、概観情報に基づいて、当該資産の輪郭を前記表示部に表示させる輪郭描画部と、
を有し、
前記表示部は、前記撮影部によって撮影された資産の映像と、前記輪郭描画部によって描かれた当該資産の輪郭とを重ねて表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載の資産管理システム。 - 請求項1に記載の資産管理システムにおいて、
資産の状態を管理する資産状態管理サーバをさらに備え、
前記操作端末は、
前記撮影部によって撮影された映像を表示する表示部と、
資産に貼り付けられたマーカのID情報に基づいて、当該資産の状態を前記資産状態管理サーバから取得する資産状態取得部と、
当該資産に貼り付けられたマーカのID情報に基づいて、当該資産の位置情報及び方向情報を前記資産管理サーバから取得し、前記表示部に表示されている映像のうち、当該資産の表示位置を特定する表示位置特定部と、
前記表示位置特定部によって特定された位置に合わせて、前記資産状態取得部によって取得された当該資産の状態を前記表示部に表示させる表示制御部と、
を有することを特徴とする資産管理システム。 - 少なくともID情報を有するマーカが貼り付けられた資産の位置情報及び方向情報を、マーカのID情報とともに保持する資産管理サーバに、ID情報が登録されていない未登録資産の位置情報及び方向情報を登録する操作端末であって、
前記マーカを撮影する撮影部と、
前記資産に貼り付けられたマーカのID情報に基づいて、当該資産の種類を判定する判定部と、
前記判定部によって前記資産が位置決めの基準となる基準資産であると判定された場合に、当該基準資産に貼り付けられたマーカの撮影時における前記撮影部の位置情報及び方向情報を求める第1の演算部と、
前記判定部によって前記資産が前記未登録資産であると判定された場合に、当該未登録資産に貼り付けられたマーカを前記撮影部によって撮影した画像に基づいて、前記撮影部に対する当該未登録資産の相対位置情報及び相対方向情報を求める第2の演算部と、
前記基準資産に貼り付けられたマーカの撮影時における前記撮影部の位置情報及び方向情報と、前記撮影部が前記基準資産に貼り付けられたマーカの撮影時の位置から前記未登録資産に貼り付けられたマーカの撮影時の位置に移動した際の移動情報とに基づいて、前記未登録資産に貼り付けられたマーカの撮影時における前記撮影部の位置情報及び方向情報を求める第3の演算部と、
前記撮影部に対する未登録資産の相対位置情報及び相対方向情報と、前記未登録資産に貼り付けられたマーカの撮影時における前記撮影部の位置情報及び方向情報とに基づいて、前記未登録資産の位置情報及び方向情報を求める第4の演算部と、
前記求められた未登録資産の位置情報及び方向情報を、当該未登録資産のID情報とともに前記資産管理サーバに登録する登録部と、
を備えることを特徴とする操作端末。 - 請求項7に記載の操作端末において、
前記第1の演算部は、
前記基準資産に貼り付けられたマーカを前記撮影部によって撮影した画像に基づいて、前記撮影部に対する当該基準資産の相対位置情報及び相対方向情報を求め、
前記求められた基準資産の相対位置情報及び相対方向情報と、前記資産管理サーバに保持されている前記基準資産の位置情報及び方向情報とに基づいて、当該基準資産に貼り付けられたマーカ撮影時における前記撮影部の位置情報及び方向情報を求める、
ことを特徴とする操作端末。 - 請求項7に記載の操作端末において、
前記操作端末移動時の加速度を測定する加速度センサをさらに有し、
前記第3の演算部は、前記基準資産に貼り付けられたマーカ撮影時における前記撮影部の位置情報及び方向情報と、前記撮影部が前記基準資産に貼り付けられたマーカ撮影時の位置から前記未登録資産に貼り付けられたマーカ撮影時の位置に移動した間に前記加速度センサで計測された加速度値の積分結果とに基づいて、前記未登録資産に貼り付けられたマーカ撮影時における前記撮影部の位置情報及び方向情報を求める、
ことを特徴とする操作端末。 - 請求項7に記載の操作端末において、
前記撮影部によって撮影された映像を表示する表示部と、
前記資産管理サーバに登録されている資産の位置情報、方向情報、及び、概観情報に基づいて、当該資産の輪郭を前記表示部に表示させる輪郭描画部と、
を備え、
前記表示部は、前記撮影部によって撮影された資産の映像と、前記輪郭描画部によって描かれた当該資産の輪郭とを重ねて表示する、
ことを特徴とする操作端末。 - 請求項7に記載の操作端末において、
前記撮影部によって撮影された映像を表示する表示部と、
資産に貼り付けられたマーカのID情報に基づいて、資産の状態を登録している資産状態管理サーバから、当該資産の状態を取得する資産状態取得部と、
当該資産に貼り付けられたマーカのID情報に基づいて、当該資産の位置情報及び方向情報を前記資産管理サーバから取得し、前記表示部に表示されている映像のうち、当該資産の表示位置を特定する表示位置特定部と、
前記表示位置特定部によって特定された位置に合わせて、前記資産状態取得部によって取得された当該資産の状態を前記表示部に表示させる表示制御部と、
を有することを特徴とする操作端末。 - 少なくともID情報を有するマーカが貼り付けられた資産の位置情報及び方向情報を、マーカのID情報とともに保持する資産管理サーバに、ID情報が登録されていない未登録資産の位置情報及び方向情報を、操作端末によって、前記資産管理サーバに登録する資産管理方法であって、
前記操作端末が有する撮影装置が、前記マーカを撮影するステップと、
前記操作端末が、資産に貼り付けられたマーカのID情報に基づいて、当該資産の種類を判定するステップと、
前記操作端末が、前記資産が位置決めの基準となる基準資産であると判定された場合に、当該基準資産に貼り付けられたマーカの撮影時における前記撮影装置の位置情報及び方向情報を求める第1の演算ステップと、
前記操作端末が、資産が前記未登録資産であると判定された場合に、当該未登録資産に貼り付けられたマーカを前記撮影装置によって撮影した画像に基づいて、前記撮影装置に対する当該未登録資産の相対位置情報及び相対方向情報を求める第2の演算ステップと、
前記操作端末が、前記基準資産に貼り付けられたマーカの撮影時における前記撮影装置の位置情報及び方向情報と、前記撮影装置が前記基準資産に貼り付けられたマーカの撮影時の位置から前記未登録資産に貼り付けられたマーカの撮影時の位置に移動した際の移動情報とに基づいて、前記未登録資産に貼り付けられたマーカの撮影時における前記撮影装置の位置情報及び方向情報を求める第3の演算ステップと、
前記操作端末が、前記撮影装置に対する未登録資産の相対位置情報及び相対方向情報と、前記未登録資産に貼り付けられたマーカの撮影時における前記撮影装置の位置情報及び方向情報とに基づいて、前記未登録資産の位置情報及び方向情報を求める第4の演算ステップと、
前記操作端末が、前記求められた未登録資産の位置情報及び方向情報を、当該未登録資産のID情報とともに前記資産管理サーバに登録するステップと、
を含むことを特徴とする資産管理方法。 - 請求項12に記載の資産管理方法において、
前記第1の演算ステップでは、前記基準資産に貼り付けられたマーカを前記撮影装置によって撮影した画像に基づいて、前記撮影装置に対する当該基準資産の相対位置情報及び相対方向情報を求め、求めた相対位置情報及び相対方向情報と、前記資産管理サーバに保持されている前記基準資産の位置情報及び方向情報とに基づいて、当該基準資産に貼り付けられたマーカの撮影時における前記撮影装置の位置情報及び方向情報を求める、
ことを特徴とする資産管理方法。 - 請求項12に記載の資産管理方法において、
前記操作端末が、前記撮影装置の移動の際における加速度を測定するステップをさらに含み、
前記第3の演算ステップでは、前記基準資産に貼り付けられたマーカの撮影時における前記撮影部の位置情報及び方向情報と、前記撮影装置が前記基準資産に貼り付けられたマーカの撮影時の位置から前記未登録資産に貼り付けられたマーカの撮影時の位置に移動した間に計測された加速度値の積分結果とに基づいて、前記未登録資産に貼り付けられたマーカの撮影時における前記撮影部の位置情報及び方向情報を求める、
ことを特徴とする資産管理方法。 - 請求項12に記載の資産管理方法において、
前記操作端末が、資産に貼り付けられたマーカのID情報に基づいて、当該資産の状態を外部サーバから取得するステップと、
前記操作端末が、前記撮影装置によって撮影された映像を表示装置に表示するステップと、
前記操作端末が、当該資産に貼り付けられたマーカのID情報に基づいて、当該資産の位置情報及び方向情報を前記資産管理サーバから取得し、前記表示装置に表示されている映像のうち、当該資産の表示位置を特定するステップと、
前記操作端末が、前記特定された位置に合わせて、前記取得された当該資産の状態を前記表示装置に表示させるステップと、
をさらに含むことを特徴とする資産管理方法。
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