WO2007111374A1 - 呼吸用鼻マスク - Google Patents

Description

明 細 書 呼吸用鼻マスク 技術分野

本発明は、 睡民卩撫呼 ¾6鍵の治療に適する CPAP (Con t i nuou s Po s i t i ve Ai rwa y Pr e s s ur e) 療法、 換気不全に適する N I PPV (N a s a l I n t e rmi t t en t Po s i t i ve Pr e s s ur e Ven t i 1 a t i on) 療法などに^ fflする 及用鼻マスクに関する。 背景技術

画民 «f¾¾及症鍵の治療法として最も効果的なもののひとつに経鼻 陽圧呼吸法 (CPAP) がある。 この治療法では、 睡民時に使用者の鼻孔部に 400〜2000Pa程 度の陽圧ガスカ供給される呼吸補助装置が採用される。 近年では、 治療中、 無暖の発生状 態に応じて自動的に圧力を調整する機能を搭 ft る装置も翻されている。 また、 換気不全 の治療法として最も効果的なもののひとつに経鼻式間欠陽圧換気 及法 ( I PPV) があ る。 この治療法では TO者の鼻孔部に 400-2400P a @¾の間欠的な陽圧ガスが供給 される呼吸補助装置が採用される。

これらの装置を使用して治療を行う は、使用者の鼻孔部^^^的な陽圧を供^ るた めに、 一般に、 陽圧ガスを導くホース、 及用鼻マスク （すなわち鼻マスククッション） 、 呼吸用鼻マスクを所定の位置に^するためのフレーム、 フレームに固定された 用鼻マ スクを顔面^着させるヘッドギアを使用する。 こうした呼吸用鼻マスクについては、 静止 時だけでなく、 体を動かした際のマスクフレームの位置変化による陽圧ガスの漏れ防止や、 者の不快感防止などを目的とした各種のものが開示されている。

例えば、 特開平 11一 000397 "^報に 它腹状弾性体を有する呼翻鼻マスクが提 案されており、 その 例においては複数段を有する蛇膨状が記載されている。 また、 特 表 2003— 535657号公報ゃ特表 2005-537906号公報では、 同様な ί¾ を 角早決するため、 一段の蛇»状の 用鼻マスクが されている。 これらの «用鼻マス クは、 治療中において適正に装着されると陽圧ガスの漏れ防止やマスクの押し付けによる不 快感の {赚には効果がある。 しかしながら、 これらの呼吸用鼻マスクを適正に装着するためには、 ヘッドギアに付随す るストラップ長を調整して呼吸用鼻マスクを に 着させる必要がある。 この は装着開始時に行われるが、 その際には陽圧を印加 ¾7fに調整する が多い。 し力し治療 中では陽圧力 加されて籠；^膨らむため、 陽圧が印加されていないときと装着状態が大き く変わる。 すなわち、装着時に陽圧印加時の装着状態を予測してヘッドギアの締め付け調整 を行わなければならず、結果的にへッドギアの締め付けがきつ過ぎたり、 緩みすぎたりする がしばしば発生する。 その結果、 マスクの過度な押し付けにより不快感が発生したり、 ガス漏れが増大するなど ¾Eでなレ、状況に長くさらされ、 治療効果が十分に得られな ヽ^ や、 陽圧を印カ卩した後に再度へッドギアの締め付け f¾が必要になる ¾ ^もある。

また、 装着時の に追従させることはこれらの 用鼻マスクの糊敷であるが、 ίΦίδに 追従させるのに必要なストロークを十分に確保するためには、 鼻周辺の密着を確保するのに 必要な大きさよりも蛇腹を外側へ大きくはみ出させる力 （特表 2 0 0 3— 5 3 5 6 5 7号公 報、 特表 2 0 0 5— 5 3 7 9 0 6号公衝 、 蛇腹を多段にして顔面から遠レ 置にフレーム を 置させる必要がある （特開平 1 1 - 0 0 0 3 9 7号公報） 。 前者は、 特に日中にも換気 不全崈、者に ¾ ""る非侵難 法を適用する使用者の視界を狭め、 日常生活に支障が生じる # ^もある。

また、 通常、 これらの 及用鼻マスクは日常的に水洗いにより»されるが、 その際に蛇 腹内部の面が広い面積で織虫し、 さらに水の表面 §ΙΛにより相互に密着が起こり^ く、 水 分が蛇腹内部に残留するため »に時間カかかったり、 不衛生な状態に陥ったりする ¾ ^も ある。 ところが、 このような点については、 tiff己に f¾¾される既 術においてはほとんど 酉 されていない。 発明の開示

以±¾ベた 術が有する諸問題に鑑み、 本発明力 S解決しょうとする讓は、 次の通り である。

すなわち、

a ) 装着開始時に陽圧を印加することなく極めて簡単に適正な位置に装着できるようにする、 b ) 装着時に視界を妨げることをできる限り少なくする、

c ) 日常の水洗！/、による»後の乾燥時間舰ゃ ϊ生な状況の発生を防止する、 d) 呼吸用鼻マスクとしての機能を »しつつ、 可能な範囲で軽量化する、 のうちの少なくともひとつの S¾ を解決する¾¾用鼻マスクを することである。

力かる廳は、 以下に述べる本発明によって解決される。

すなわち、本発明は、価者の顔面と擬虫し、確者の鼻への呼吸用陽圧ガスを供糸 B "る ための呼吸用鼻マスク （すなわち鼻マスククッション） であって、少なくとも、翻者の顏 と密着する MB密着部分、 呼吸用鼻マスクを所定の位置に固定するためのフレームと勘合す るフレーム取付咅 15分、 およひ «面密着部分とフレーム取付部分を弾性的に接続する弾†4S続 部分からなり、 呼吸用陽圧を印加しな 、状態でも弾'! 分の顔面側とフレーム取付部分 側が必要な ¾¾隹だけ »て ヽることを街敷とする呼吸用鼻マスクである。

ここに、 「弾性的に接^ j とは、外力が加えられていない状態では意図する一定の形状、 すなわち上記弾 ffige分の顔面側とフレーム取付部^ ί則が必要な «だけ肖 てレ、る状態 を保持する力 外力力幼口えられた際には他の構 P分よりも大きく変形するような形状もし くは素材にて接続されていることをいう。 つまり、 外力力幼口えられていない状態では、 呼吸 用鼻マスクの顔面密 分とフレーム取付部分力 s所定の賺だけ离 I Lた状態、 言レ、換えれば 呼吸用鼻マスクの全長力 ^s設計値に保持されるのである。 この点が、 外力をカ卩えない状態では 縮んだ状態となる既存の伸縮性 «用鼻マスクとは明確に異なるのである。

一方、 外力力幼口えられた状態では、 呼吸用鼻マスク のな力でも弾十银«分が優先的 に変形することで、 鼻マスクの顔面への密着 锥持に資するような構造となっている。 力かる外力としては、顔面と垂直な成分、顔面に ¥ίテな成分、 およびそれらの合戯分が含 まれる。

また、 「必要な謹」 とは、前述した装着開始時における適 ¾着の容易性や水洗の容易 性といった本願発明の効果を発揮しうる S¾lをいう。 図面の簡単な説明

図 1は従来の呼 S ^鼻マスク 1の構成を説明する図である。

図 2は従来の呼吸用鼻マスク 1を装着し、 使用者が体を動かした状態の説明図である。 図 3は従来の呼吸用鼻マスク 1におレ、て、 装着開始時を説明する図である。

図 4 発明の 及用鼻マスク 2の 例を説明する図である。

図 5〖^発明の «用鼻マスク 2の糊! [である、 /J 化を説明する図である。

図 6 ίま本発明の呼吸用鼻マスク 2の特徴である、 弾性接続部分の 例を説明する図であ る。 図 7〖ΐφ:発明の呼吸用鼻マスク 2の 敫である、 水切れを説明する図である。

図 8は本発明の 用鼻マスクにおける、 均一な厚さの弾 分を示した部分断面図 である。

図 9は、 顔面密 分における弾†继歸 [5分の付け根部分の内側をリブにより補強した本 発明の呼吸用鼻マスクの部分断面図である。

図 1 0は顔面密*¾分における弾 分の付け根部分の内側をリブにより捕強した本 発明の呼吸用鼻マスクの部分断面図である。

図 1 1は弾†嫌織[5分の顔面側半分カ他の部分より肉厚である本発明の呼吸用鼻マスクの 部分断面図である。

図 1 2は弾 分の顔面側半分が他の部分より肉厚である本発明の呼吸用鼻マスクの 部分断面図である。

図 1 3は、 図 8と図 1 2に示した本発明の呼吸用鼻マスクの呼吸用陽圧印加時における変 开氐抗 ί生を比較したダラフである。 符号の説明

1 従来の,用鼻マスク

l a 蛇腹状弾性体

l b 顔面密着部分

1 c フレーム取付部分

2 本発明の¾¾用鼻マスク

2 a 弹難 β分

2 b 顔面密着部分

2 c フレーム取付部分

2 d 2 aと 2 bの連!^ β (境界部分 Ρ)

2 e 2 aと 2 cの連; g¾ (境界部分 Q)

2 f 第 1の弧

2 g 第 2の弧

2 h 第 3の弧

3 フレーム

4 へッドギア

4 a ヘッドギアストラップ

5 ホース

6 陽圧ガスを発生させる呼吸補助装置

2 0 水分 L 1 bと： L cの間の £ 隹

L a Lの最讨法

L b Lの最小寸法

D 弾性部分が円断面を示すときの円の直径 発明を実施するための最良の形態

本発明は、使用者の顔面と撤 ¾し、翻者の鼻への呼吸用陽圧ガスを供糸 るための呼吸 用鼻マスクであって、 少なくとも、使用者の顔と密着する顔面密 分、 フレームに取り付 くためのフレーム取付部分、 およひ顔面密*¾分とフレーム取付部分を弾性的に接続する弾 分からなり、 呼吸用陽圧 （本明細書中では単に 「陽圧」 とも表現する） を印カロしな レ、状態でも弹 分の顔面側とフレーム取付部 則力 S必要な足隨隹だけ »て 、ることを ί敷とする呼吸用鼻マスクである。

前述のように、 本発明の呼吸用鼻マスクは、外力力 S加えられた状態では顔面密辭 フ レーム取付部分より弾 分が優先的に変形するのであるが、 これを »する手段とし ては、 弾' 分を変形し付い形状、例えば後财る C字状とすることや、 «β 分だけ硬度の低い材料を用いることなどが挙げられるが、 さらに弹† 織 15分の肉厚調整も 併用すること力 子ましい。

なお、 顏面密 フレーム取付部分は弹' 1"蝶織分よりは変形しにくい必要があるが、 一定の弾性を有してレ、ることが好ましレ、。

本発明の呼吸用鼻マスクにおいて、嫌己弾 分の顔面と垂直な面による断面は C字 状をなす弧状であること力 子ましレ、。 ここで、 C字の凸部はマスクの外側を向いている。 か かる鼻マスクは、 必要以上に大きくなく、 力つ顔面からフレームまでの «も短くできる。 それでレ、て #¾¾に追従させるために必要なストロークは十分に確保できる。

また、 本発明の呼吸用鼻マスクにおいて、 tin己弾' 分の断面が、少なくとも Ιϋβ 面密着部分から連なる第 1の弧、 ItllBフレーム取付部分から連なる第 2の弧、 およひ mf己第 1の弧と t&f己第 2の弧の間を β的に、 もしくは間接的に連続させる第 3の弧からなり、 か つ第 3の弧の雜が第 1の弧の «および第 2の弧の雜ょりも大きいものが好ましい。 こ こで、 「間接的に連^ J とは、 肅己第 1の弧と第 2の弧が SB部分を介して連続しているこ とを意味する。

カゝかる呼吸用鼻マスクは、 マスク外側への蛇腹相当部分のはみ出し量を抑えて視界の遮り を最小限にでき、 装着時の不快感をさらに低^ Tる。 さらに、 本 明の呼吸用鼻マスクにおいて、 tiif己弾 分と Ιίίβ面密«¾分の境界 部分 ρ、 およひ fiia弾 分と lift己フレーム取付部分の境界部分 Qとを外力により ¾M させた際に、 ΙϋΐΒ»部分 Pおよび境界部分 Qがともに 1¾角的な形状をなすものが好ましレヽ。 力かる呼吸用鼻マスクは、 洗浄後の水による貼り付きを防止でき、 享燥 Β寺間 » ^不衛生な 状況の発生を 抑えることができる。

また、本発明の,用鼻マスクはその機能を»できる範囲で軽量ィ ることが好ましレ、。 軽量化するための一般的 としては、 の肉厚を薄くすることが考えられるが、過度 に薄くすると陽圧を印加した際に変形し く、 その結果陽圧ガスの顔面密»¾分からの漏 れを生じる問題が起こる。

本発明の な «n様のひとつとして、 ιιβ面密着部分における弾 分の付け 根部分の内側をリブにより補強する手法が βであることが明らかになった。 すなわち、 顏 面密着部分における弾 分の付け根部分内側のみをリブ状に肉厚にすることにより、 総重量の点から制限を受ける »を¾¾に配 ることができるのである。 部品の組み立て の手間を省くために、 カゝかるリブ部分を一体成形することが望ましレヽが、別に用意したき 才 を、 例えば、組み立てによって接続したり、接着により齢してもよい。

呼吸用鼻マスクの軽量化と陽圧印加時の変形に る抵抗' [¾維持の両立を図るための他の 手段としては、 廳己弾 分の顔面側部分が、 同フレーム側部分より相対的に肉厚であ る呼吸用鼻マスクが挙げられる。 典型的には、 同顔面側半分が、 同フレーム側半分より肉厚 になっている呼吸用鼻マスクである。

lfS弾 分が第 1の弧から第 3の弧を介して第 2の弧に連なっているものである場 合には、 したがって、 第 3の弧の顔面側部分が、 特に第 3の弧の顔面側半分が、第 3の弧の 他の部分より相対的に肉厚であるもの力 子ましい。 このような構成によっても、 1 ¾用鼻マ スク全体の軽量化と、 変形に ¾~Τる抵抗 '!¾隹持との両立を図ることができるのである。

なお、 本発明者らは弾' I"继歸盼、 特に歯己第 3の弧の部 顔面密着部分における弾性 接 β分の付け根部分内側の構造を少しずつ変えた複数の呼吸用鼻マスクを用意し、 それら を対比検 t ることでかかる知見を得たものである。 しかし、 漏れが発生する 密着部分 力 S賺のある弾' 1·蝶^ ¾ ^顔面密»¾分の顔面と 側の厚みを変更することにより、 顔面密着部分の変藤抗性が向上することは意外であり、 これを論理的に説明することは上 言結果を得た後でも難しレヽ。 07 057005

7 力かる弾†蝶 ϋ¾分の肉厚部分の具体的な厚さとしては、 0. 5〜 3 mm,好ましくは 1 . 5 mmであり、薄い部分が 0. 2〜1 . 5 mm、好ましくは 0 · 5 mmであるものが例示で きるが、 当 »であれば、 この値を参考にして適: i^fl"ることにより、 与えられた個別の 条件に最も適した厚さを決定することができるであろう。

謝己した顔面密 分における弾' 分の付け根部分の内側をリブにより捕強する手 法と、 この弾チ继«分の顔面側部分を弾 '继繊分の他の部分より相対的に肉厚にする手 法とは併用することが可能であり、 そのような義用鼻マスクが特に好ましレ、。

本発明の呼吸用鼻マスクの材料は柔軟性があり、 これまでに述べた目的を できるもの である限り特に限定されないが、顔面密#¾分、 弾ナ幾¾分、 フレーム取付部分がいずれ もゴムであるものカ好ましく、 特にシリコンゴム、 なかでも夜状シリコンゴムであるものが 好ましい。 シリコンゴムの硬度は、 弾 分などが灘への追従性を効果的に発 »fる ためには、 2 0〜8 0 S h o r e A が好ましく、 さらには 3 0〜5 0 S h o r e 力 s好ましい。 また、 本発明の呼吸用鼻マスクは、 tirfe«面密着部分、 弾 分、 フレー ム取付部分が各別に成形された後に組み合わされたものであってもよレ、が、 一体成形されて いるものが好ましい。

以 ベた本発明の 及用鼻マスクは、 以下に述べる作用 ·効果をひとつ以上有する。 すなわち、 陽圧を印カロした状態と印加しなレヽ状態のマスク形状変化が少なく、 陽圧を印加 しなレヽ状態でも、 陽圧が印加されている状態に相当する¾¾用鼻マスクの全長 （すなわち装 着時における顔面と垂 向の長さ） と.なっていることで、 適正な装着状態を得るためのへ ッドギアストラッ： ¾を容易に行うことができる。 例えば、觸己弹 分の編と垂 直な面による断面が外側を向いた C宇状である には、 陽圧を印加しなくても C宇状に膨 らんだ状態が »されるのである。

また、 治療中に 及用鼻マスクに陽圧を印加すると、 マスク顔面密#¾や弾 'ίί^βに、 顔面密«¾を顔面に押し付ける方向のカカ珈わり、密着性が一層向上する。

また、 /J でありながら体動に追従できるために必要なストロークを十分に確保できる。 また、 聿 時間 «ゃ^#テ生な状況の発生を »抑えることができるという効果も有する。 また、 本発明の呼吸用鼻マスクにおける弾' 分の形状を職化した齢には、 呼吸 用鼻マスク全体を軽量化しつつも、 変形に る抵抗性を維持し、顔面密着部分からの陽圧 ガスの漏れを最小限にとどめることができる。

· 実施例

次に、本発明の具体例について、 図面を参照しながらさらに詳細に説明するが、本努明は これらによって限定されるものではなレ、。

まず、 図 1に、従来の呼吸用鼻マスクの使用時の構成を示す。 - 図 1において、 シリコンゴムなどの柔らかい； ^質で作られている呼吸用鼻マスク 1は、 そ れを取り付けるためのフレーム 3および頭部の开^を利用してフレーム 3を固定するための ヘッドギア 4によって適正な位置に ί雜される。 また、 陽圧ガスを発生させる ffP及補助装置 6、 呼吸補助装置 6で発生させた陽圧ガスをフレームまで奪くホース 5を接続して使用され る。 呼吸用鼻マスク 1には使用者が体を動かした際にも顔面との密着力 s保たれるように蛇腹 状弾性体 1 aが付設されており、 陽圧が印加された状態では、顔面密»¾分 1 bとフレーム 取付部分 1 cの間の «Lだ、け »てレ、る。

以上の構成において、 ftffl者が体を動かした際には、 蛇腹状弾性体 1 a力 S設計された通り 機能し、 図 2に示すような状態に変形する。 この時、顔面密»¾分 1 bとフレーム密着部分 1。の間の翻§は、 体の動く方向によって、 最大寸法 L aカゝら最小寸法 L bまで変動する。 なお、顔面密着部分 1 bとフレーム密着部分 1 cの間の «が最小寸法 L bのときは、 図面 では説明のために 复弾性体の顔面密 分 1 bとフレーム取り付け部分 1 cは^ 1て描か れて！、る力 実際には内側表面同士が繊虫している。

しかしながら、 装着開始時は陽圧を印加しなレヽ状態であるため、 図 3に示すように、 蛇腹 状弾性体 1 _aは閉じた状態となり、 顔面密着部分 1 bとフレーム取付部分 1 cの 小 寸法 bに等しくなり、 この状態でへッドギアストラップ 4 aを言周整して、 鼻マスク 1の顔 面への密着度合レ、を調整することになる。 すなわち、翻者は陽圧が印加され、蛇腹状弾性 体 1 aが S彭らんだ状態を想、像してへッドギアストラップ 4 aを Sすることとなり、 結果と して適正に調整できないことが発生する。 そのため、 陽圧を印カ卩した状態で再度、 ヘッドギ ァストラップ 4 aを調整することになるのであるが、適正に装着できていないため、 マスク の過度な押し付けによって不快な状態や、顔面への密着が不十分なために漏れた陽圧ガスが 目などにあたつて不' |¾な状態で調整しなければならなレ、。 力 、顔面密«¾分 1 bとフレー ム取付部分 1 cの間の «Lを最大 ¾L aと最小 L bの中間という »のな 、寸法に 調整するため、 適正かどう力棚者が判 »f るの ではなレ、。 これに対し、 本発明の暖用鼻マスクの樹敷は、 図 4に示すように、 陽圧を印加しない状 態でも、顔面密着部分 2 bとフレーム取付部分 2 cの間が赚 Lだけ离 てレ、ながら所望す るφ¾]への追従性を損なってレ、ないことにある。

そこで、 図 4により、本発明の鼻マスク 2の糊敫的な部分である弾 分 2 aの詳細 について説明する。 図 4〖；1^1"ように弾 分 2 aが C字状になった戦虫の弧、 もしく は複数の弧を連続させた断面を描いていること力 子ましく、 これにより、 同じ肉厚をもった 断面が麵的な 「く J の宇状の従来の蛇腹状弾性体 1 aよりも、顔面密着部分 2 bとフレー ム取付部分 2 cの間の距離 Lを、 陽圧を印加しない状態で離しておくことが容易になる。 こ の足 隹 Lは、 5 mm〜2 O mmが好ましく、 さらには 1 2 mn！〜 2 O mmであるとき、 最も その効果を発揮する。

また、 本発明の糊敫のひとつである鼻マスクの/ 化について、 図 5により説明する。 従 来の鼻マスク 1におレ、て、顔面密 分 1 bとフレーム取付部分 1 cの間を最大赚 L a得 るためには、顔面密着部分 1 bとフレーム取付部分 1 cの間が している状態では、 蛇腹 状弾性体 1 aが外側へ広がり、 L a Z 2g¾外側に突出する （ 2点具線参照） 。 しかしなが ら、本発明の呼吸用鼻マスク 2においては、 弾 'Ιί^β分 2 aが弧状を描いているため、 同 じく最大 «L aを得るために、顔面密 分 2 bとフレーム取付部分 2 cの間が して レヽる状態では直径 Dの閉じた円断面を示す。 すなわち、 外側への広がりは L a = π Dとなつ て、 L a , 3ggで済む。

さらに、 図 6に示すように、 弾†蝶 ¾分 2 aの断面を構]^る弧を、 第 1の弧 2 f、 第 2の弧 2 g、 および第 3の弧 2 hから構成させることで、 弾性率に変ィ匕をもたせることがで きる。 特に、 第 3の弧 2 hの判圣を第 1の弧 2 fの雜および第 2の弧 2 gの判圣ょりも大 きくすると、顔面密着部分 2 bとフレーム取付部分 2 cの間が翻虫している状態にぉレ、て、 外側への広がりは、 一つの弧で構成される の L a / 3よりも小さくできる。 この:^、 第 1の弧 2 f と第 3の弧 2 h、 および第 2の弧 2 gと第 3の弧 2 hの間を 翻勺な断面でつ なレ、だ も同様の効果力 S得られることは明らかである。

次に、 本発明の鼻マスク 2のもうひとつの稱敷である水切れについて、 図 7により説明す る。 通常、 鼻マスク 2は水洗いにょる»が使用者の手で施され、 水分 2 0が取り払われて 力 再度フレーム 3に取り付けられる。 従来の鼻マスク 1では、 陽圧を印加しな 、状態では 蛇腹内部の面が広い議で翻虫しているため、 游時に残った水分 2 0の表面勸による密 着がしばしば発生していた。 本発明の鼻マスク 2では、顔面密着部分 2 bとフレーム取付部 分 2 cが肖 mてレ、ることによって、 弾' 分 2 a内に水が残りにくくなる。 さらに、 こ の顔面密«¾分 2 bと弾 分 2 aの連 d、 すなわち境界部分 P、 およびフレー ム取付部分 2 cと弾 分 2 &の連¾ 2 e、すなわち境界部分 Q力 S鋭角的に連結され ていることで、 »時に残った水の表面 ¾¾¾によって弹个^¾|5分 2 aが貼り付レ、てしま！/ \ «に長時間を要したり、 不衛生な状態になったりする可能性を顕著に減らすことができる。 次に、顔面密着部分における弾' I"蝶 ffl分の付け德分の内側をリブにより補強した本発 明の呼吸用鼻マスクを説明する。 図 ⁸に示した本発明の 及用鼻マスクの弾' 分 （こ こでは、 第 1の弧から第 3の弧を介して第 2の弧に連なっていものが示されている） に連な る顔面側 （すなわち図の下方） の辦才は概ね均一の厚さである。 これに対し、 図 9や図 1 0 に示した本発明の呼吸用鼻マスクにおいては、顔面密 分における弾 ^分の付け根 部分の内側がリブ （左側に突出している部分） により補強されている。 本明細書中、 カゝかる リブを設けたときの顔面密着部分における弾' 1·蝶 β分の付け根部分を 「支持 ¾ J と表現 することがある。 なお、 図 1 0の呼吸用鼻マスクにおレ、ては弾个蝶 β分の顔面側 傍 の肉厚が大きくなつている。

こうしたリブの形状としては、 その断面が幅 2 mmから 6 mmであり、 高さが l mmから 4m mの長方形であるものが好まし 、。 なかでもリプ谢面の高さが の肉厚と合: ½て 4 mm から 8 mmであるものが好ましい。

さらに、 弾' TO ^分の顔面側半分が、 他の半分より肉厚である本発明の 及用鼻マスク を説明する。 図 8に示したものは弾性接¾分の厚みが均一なものであるが、 図 1 1や図 1 2に示したものでは弾 分の顔面側半分、すなわち図の下側半分が、他の半分より肉 厚である。 なお、 図 1 1と図 1 2に示 1"*：発明の 及用鼻マスクにおいては、 前述したよう な顔面密«¾分における弾' 分の付け根部分の内側にリブが設けられてレ、る力 両者 ではリブの形状が異なってレ、る。

次に、 図 8で示した本宪明の¾¾及用鼻マスクと、 密着部分における弾'！ 分の付 け根部分の内側をリプで補強し、 力 弾' ^分の顔面側半分が他の半分より肉厚である、 図 1 ²で示した呼吸用鼻マスクとの陽圧印加時における変？！ ¾£抗性を比較し、 その結果を図 1 3のグラフに示した。横軸は呼吸用鼻マスクに印加した陽圧を示し、 縦軸は伸び率を示す。 ここで 「伸び率」 （単位は％) とは、 測定の となっている呼吸用鼻マスクの陽圧を印加 していない状態における呼吸用鼻マスクの一定位置における横幅を 「Α」 とし、 陽圧を印加 した状態におけるその横幅を 「Β」 としたとき、 （Β/Α— 1 ) X 1 0 0で計算される値で ある。 ここで 「一定位置における横幅」 とは、 ¾¾ffi鼻マスクの弾 分と Sffi密 分の境界部分 P力 s描く略二等辺三角形と同一面内の 線であって、 口唇の下の部分に対応する該 三角形の辺と ¥^であり、 力 鼻 に対応する頂点から 3 O mm i Lている赚を想定したと き、 それが該三角形の他の二辺により区切られる の長さをいう。

ここで比較した図 8で示される呼吸用鼻マスクと、 図 1 2で示される呼吸用鼻マスクの形 状を説明する。 両者のフレーム取付部分の形状は同一であり、 顔面 部の厚みも»的に は 4 mmで共通であり、 2 bと 2 cの間の謹である Lも 1 0 mmで共通である。 しかし、 後者の顔面擞虫部における弾 分の付け根部分の内側には幅 5 mm, 高さ 2 mm (支 i Wの厚みと合わせて 6 mm) の断面のリブが設けられているほか、 前者の弾†继歸 [5全 部と後者の弾蝶 におけるフレーム取付部 則半分の厚さが 0. 7 mmであるのに対し、 後者の弾性 における 部側半分の厚さは 1 . 5 mmとなっている点で両者は異 なる。

図 1 3によれば、 顔面擬部の顔面から遠レ 則や、 弾†M ^の形状を少し変化させるだけ で、 呼吸用鼻マスクの陽圧印加時における変开 ¾£抗性が顕著に上昇することがわかる。 産業上の利用分野

本発明によれば、 ？ ？療 !^ P P V療法などに翻する呼吸用鼻マスクが ¾さ れる。

Claims

12 請 求 の 範 囲

1 . 鶴者の顔面と繊虫し、 ィ 者の鼻への暖用陽圧ガスを供!^るための 及用鼻マスク であって、 少なくとも、 棚者の顔と密着する顔面密¾分、 ¾¾用鼻マスクを所定の位置に固 定するためのフレームと ¾^するフレーム取付部分、 およひ 面密*¾分とフレーム取付部分を 弾 '146勺に接続する弾 分からなり、 及用陽圧を印加しなレ、状態でも弾 分の β 側とフレーム取付部 則が必要な »だけ育!^ていることを樹敷とする哩用鼻マスク。

2. 廳己弾 分の顔面と垂直な面による断面が C字状をなす弧状であることを擀敫とす る請求項 1 の呼吸用鼻マスク。

3. 歸己弾' I"继鶴分の断面が、 少なくとも fiitS^®密難分から連なる第 1の弧、 藤己フレ 一ム取付部分から連なる第 2の弧、 およひ tins第 1の弧と歸己第 2の弧の間を a¾的に、 もしく は間接的に;^させる第 3の弧からなり、 第 3の弧の が第 1の弧の および第 2の弧の半 径ょりも大きいことを糊敫とする請求項 2記載の tq¾用鼻マスク。

4. 謝己弾 分と |1«^密¾¾分の^部分 Pおよひ tit己弾 分と t&f己フレー ム取付部分の境界部分 Qとを外力により擞虫させた際に、 衞&¾界部分 Pおよび境界部分 Qがと もに鋭角的な形状をなすことを樹数とする請求項 2または 3記載の,用鼻マスク。

5 . Ιίβ面密難分、 弾十 分、 フレーム取付部分が一体成形されている請求項 1〜4 の!/、ずれかに |¾¾の,用鼻マスク。

6 . 上 ¾Κ要な ί¾|が 5 mm以上 2 0 mm以下である請求項 1から 5の ヽ" f Lかに 13¾の¾¾及 用鼻マスク。

7. IB弾 鶴分の顔面側部分が、 同フレーム側部分より肉厚である請求項 2から δのい ずれかに の BfP及用鼻マスク。 13

8. ΙίίΙΒ弾'！ 分の顔面側半分が、 同フレーム側半分より肉厚である請求項 2から 6のい ずれかに 1¾の,用鼻マスク。

9 · |ίΠ2¾面密¾¾分における弾 分の付け根部分の内側がリプにより捕強された、 請 求項 2から 8のレ、ずれかに記載の Ρ¾¾及用鼻マスク。

1 0. tfit己リブの断面が、 幅 2 mmから 6 mm、 高さが 1 mmから 4 mmの長方形である請求 項 9に記載の,用鼻マスク。