WO2007017943A1

WO2007017943A1 - 広告およびマーケティング情報収集方法およびシステム

Info

Publication number: WO2007017943A1
Application number: PCT/JP2005/014675
Authority: WO
Inventors: Masato Yokoi
Original assignee: Mhs Ltd.
Priority date: 2005-08-10
Filing date: 2005-08-10
Publication date: 2007-02-15

Abstract

　端末から入力された伝達情報等に基づいて手紙を作成・発送する手紙サービスを利用して、利用者の伝達情報等の入力に際し利用者等の属性に関する情報も入力させ、かつ、広告主が好ましくは利用者の属性に合せて提供し好ましくは利用者が選択した広告を手紙に載せることにより、拡散効果の高い広告と効率的なマーケティング情報収集を実現する。好ましくはノベルティグッズ等にて手紙サービスの利用許諾ＩＤ等を配布し広告効果を高める。

Description

明細書

広告およびマーケティング情報収集方法およびシステム

技術分野

[0001] 本発明は広告方法、マーケティング情報収集方法およびこれらのシステムに関するものであり、ハイブリッド 'メール (差出人が携帯電話 'パソコン等からインターネット等を介して指定した文章、画像等をもとに、実際の手紙を作成して配達するもの)等の手紙サービスを活用した、新たな広告方法に関するものである。

[0002] また、本発明は広告'販売促進用の提供物品の提供方法、提供後のマーケティング情報収集方法およびこれらのシステムに関するものである。

背景技術

[0003] 商品やサービスについてのマーケティング '広告等のために、アンケート調査により一般消費者の嗜好、生活パターン、認知度等を調査することが行なわれている。このような調査は、例えば TV番組に対する視聴者の反応、人気歌謡の順位等について知られているが、これに限らず広範な分野で行なわれており、また費用対効果さえ許せばアンケート調査を行!ヽた!ヽと!、う潜在的需要も多ヽ。

[0004] アンケート調査は様々な方法で行われており、とくに調査を受けたり回答したりする動機付けを高めるために、

'アンケートの回答者に、図書カード等の粗品を贈呈する、

•街頭でのアンケート等で、路上等で記入した調査票と引き替えに粗品を手渡す、 •郵送によるアンケート等で、抽選により選ばれた回答者に対して粗品を郵送する、などの方法がとられている。

[0005] また、近年では、インターネットや携帯電話等の普及により、これらを利用したアンケート調査も行なわれている。この場合も回答への動機付けのために、

•パソコン等力のインターネット等でのアンケートに回答した者から、抽選により選ばれた者に対して粗品を郵送する、

•携帯電話等でのアンケートの回答者にポイントを提供し、そのポイント数により携帯電話の無料通話、着メロ無料配布サービス等を行う、などの方法がとられている。

[0006] し力しながら、謝礼としての粗品等は陳腐化しつつあり、コストも考えると、回答の手間に見合うだけの高い動機付けを与える粗品の選定は難しいものとなりつつある。

[0007] また、街頭でのアンケートや紙の配布によるアンケートは、質問や謝礼の粗品等を柔軟に変更することができず、この点でも広告や情報収集の効率が悪、。

[0008] さらに、インターネットや携帯電話を利用したアンケート調査は、これらの技術の利用者に若年層が多ぐ対象者も固定化されているため、調査する者にとって決して有効な広告 ·マーケティング手段とはなって、な、。

[0009] さらに、謝礼としての粗品の提供による広告効果は、既にアンケートに回答した者への広告にすぎないため、それ以外の第 3者への広告波及効果や広告拡散効果が少なぐ広告する者 (広告主)の経済的資産の非効率な使!、方となって!/、る。

[0010] 他方、広告方法に目を転ずると、その一方法として、事業活動の告知や基本理念の告知、商品 ·サービスの告知等のために販促用物品すなわちノベルティ ·グッズ (n ovelty goods 3;たは premium novelty goods)の目 ti布力 S行なわれている。

[0011] ノベルティ'グッズには様々なタイプがある力その代表的なものとしては NTT (Nip pon Telegraph and Telephone Corporation)の発行する NTTテレカ (TM)等の、テレフオンカードのような小額のプリペイド'カードがある。

[0012] し力しながら、それらのグッズは提供された対象者のみに告知する場合が多い。したがって提供された者以外への波及告知の効果は少なぐ告知効果の範囲がグッズ配布先までと限定される。

[0013] さらに、該広告主が該グッズ配布先カも該告知に対するフィードバック情報を得ることが困難である。

[0014] 例えば、広告主が異なる商品の写真をそれぞれ付した複数種類のプリペイド'カードを、一般消費者が自由に選択できる形で配布した場合、どの消費者層がどのカードを好んで選択するかは重要なマーケティング情報と成り得る。しかし、このような情報を得るためにはカード配布時あるいは配布後にカードを取得した者にアンケート調查を行う必要がある。力うな調査はカードの利用者に余計な手間となるため、カード利用の動機を低下させ、該カードを広く流布させるというノベルティ ·グッズ本来の目的と両立させることが難しい。

[0015] 上記の理由により、従来のノベルティ'グッズによる広告も、広告主にとっては経済的資産の非効率な使!、方となって!/、る。

[0016] さらに、以上で述べたアンケート調査およびノベルティ 'グッズ配布は、各々の行為のみで独立し、これらを組み合わせてお互、の相乗効果を得る方法は実現されて!ヽない。とくにプリペイド'カードの手軽さを犠牲にせずにアンケート情報を得ることは既に述べたことから分力るように、困難である。

[0017] なお、波及効果を狙った広告方法として、第 3者の紹介を薦めるキャンペーンがある。しかし、この方法でもやはり、紹介という手間に見合う動機付けを供給する必要があるため、アンケート調査と同様の諸問題が存在する。また、紹介される第 3者にも何らかの特典を提供することが好ましいので、結局、広告の費用効率がとくに優れるとは限らない。さらに、特典を提供したとしても、被紹介者への突然の広告が好感を持つて受入れられるか予測し難、。

[0018] 例えば特開平 11-242714号公報には、挨拶状の送信者からの入力を受け取って送信者に電子挨拶状を作成させる手順と、景品を選択する送信者からの入力を受け取る手順と、送信者により指定された受信者へ電子挨拶状の通知を送る手順と、挨拶状の送信と関連して、景品が当選するくじ抽選への応募を設定する手順とを備えた、データ処理システムによる懸賞くじ付相互挨拶状の送信方法において、挨拶状などに広告を含ませる技術が開示されている。しかしこの方法では、送信者が一方的に景品を選択することもあり、広告主の景品の選定がむずかしい。また、電子メールは利用者が偏る上に、大量の広告が日常的にメールで配信されているため、広告効果が希釈化される。

[0019] 上記の他に、暑中見舞い等の儀礼状等を、無料のスポンサー付き葉書とする広告手段が考えられ、これは発信者と受信者の両方に広告を告知することができる。しかし、煩わヽアンケート調査なしには利用者の情報が得られな!/ヽのでマーケティング手段には適さない。また一般に、全体の印象で葉書を選ぶだけの発信者には、広告自体の印象があまり残らない傾向がある。さらに、この方法では広告内容等を簡単に変更できない。発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0020] 本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、広範囲な需要者層を対象として、広告の波及効果を伴う効率的な広告'マーケティング方法を提供することにある。

[0021] また本発明の他の目的は、需要者層等に応じた、より効率的な広告およびマーケティング方法を発明の一形態として提供することにある。

[0022] 本発明はまたさらに、ノベルティ'グッズに代表される広告 ·販売促進用物品の提供から、少なくともフィードバック情報の収集と、該物品の提供先力もさらなる第 3者への告知の拡散を実現し、もってノ、イブリツドなマーケティング 'プロモーションを行う方法を発明の一形態として提供することにある。

課題を解決するための手段

[0023] 本発明は、端末装置から入力された伝達情報に基づいて手紙を作成し発送する手紙サービスを利用して、利用者の伝達情報の入力に際し利用者および zまたは手紙の受信者の属性に関する情報も入力させ、かつ、広告主が提供する広告を手紙に載せることにより、拡散効果の高い広告と効率的なマーケティング情報収集を実現する点に特徴がある。

[0024] 言い換えると、手紙サービスシステム、すなわち利用者により端末装置力入力された伝達情報を通信手段を介して取得し、少なくとも該伝達情報に基づいて有体物である手紙を作成して発送するシステムを利用した、広告方法およびマーケティング情報収集方法であって、前記手紙サービスの利用者が前記端末装置より前記伝達情報と、前記手紙の配達先に関する宛先情報とを入力する際に、該伝達情報および該宛先情報の取得を行うコンピュータが、前記利用者および Zまたは手紙の受信者に関するマーケティング情報を取得するステップと、前記コンピュータが、少なくとも前記伝達情報と、前記宛先情報と、広告主の提供する広告告知情報とを、手紙に記載する通信情報として、前記手紙サービスシステムにおける手紙を作成する部分に送るステップとを有する点に特徴がある。ここで、前記管理用コンピュータ力 2っ以上の広告告知情報からなる広告選択情報を前記端末装置に送り、前記利用者の選択を促すステップと、前記管理用コンピュータが、前記広告選択情報からの前記利用者による 1つ以上の広告告知情報の選択を前端末装置から取得し、前記マーケテイング情報および前記通信情報とするステップとをさらに有することが好ましい。

[0025] すなわち、本発明は、例えば以下に列記されるものである。

[0026] 1. 手紙サービスシステム、すなわち利用者により端末装置から入力された伝達情報を通信手段を介して取得し、少なくとも該伝達情報に基づいて有体物である手紙を作成して発送する手紙サービスを提供するシステム、を利用した広告方法およびマーケティング情報収集方法であって、

前記通信手段により前記端末装置と繋がった、前記広告およびマーケティング情報収集のための管理用コンピュータを有し、

前記管理用コンピュータが、前記利用者から前記端末装置に入力された、前記伝達情報と手紙の配達先を特定する宛先情報とを取得するステップと、

前記管理用コンピュータが、利用者および Zまたは手紙の受信者の属性に関する情報を前記端末装置を介して取得し、マーケティング情報の一部として記憶するステツプと、

前記管理用コンピュータが、予め設定された 2つ以上の広告告知情報から、前記利用者および Zまたは前記受信者の属性に基づいて決定される組合せで 2つ以上抽出された広告告知情報を、広告選択情報として前記端末装置に送り、前記利用者の選択を促すステップと、

前記管理用コンピュータが、前記広告選択情報からの前記利用者による 1つ以上の広告告知情報の選択を前端末装置から取得し、マーケティング情報として記憶するステップと、

前記管理用コンピュータが、少なくとも前記伝達情報と、前記宛先情報と、前記利用者に選択された前記広告告知情報とを、手紙に記載する通信情報として、前記手紙サービスシステムにおける手紙を作成する部分に送るステップとを有する、広告およびマーケティング情報収集方法。

[0027] ここで、「利用者の属性に関する情報」とは、利用者の性別、年齢、嗜好 (関心のある商品やタレント、色 ·デザイン等の好み、）、居住地、使用言語など、市場解析で消費者の層別に用いることのできる情報を指す。受信者の属性に関する情報も同様である。

[0028] 「広告告知情報」は、広告主より提供される広告の一単位で、最低 1つは手紙に付与される。

[0029] なお、広告主は、前記手紙サービスの対価の少なくとも一部を負担することが好ましい。

2. 前記管理用コンピュータが、前記利用者および Zまたは手紙の受信者の属性に関する情報を前記端末装置を介して取得する一手段として、予め設定された 1つ以上のアンケート質問について、前記端末装置を介して前期利用者にアンケート調查を行い、アンケート回答を前記情報として取得することを特徴とする、上記 1に記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

上記 2において、アンケート回答を、広告選択情報として選ばれる広告告知情報を決定する一因子とすることが好適である。

3. 前記管理用コンピュータが、前記受信者の属性に関する情報を前記端末装置を介して取得する一手段として、前記宛先情報を、前記受信者の属性に関する情報として取得することを特徴とする、上記 1または 2に記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

この場合、宛先情報は例えば受信者の居住地の地域性 (関東、関西など)や人口（大都市、小都市など)などで類別して属性情報とすることが考えられる。

上記 3において、宛先情報を、広告選択情報として選ばれる広告告知情報を決定する一因子とすることちでさる。

4. 前記管理用コンピュータが前記利用者から前記端末装置に入力された前記伝達情報を取得するステップが、

前記管理用コンピュータが、予め設定された 1つ以上の伝達付加情報を前記端末装置に送るステップと、

前記利用者の、少なくとも 1つの伝達付加情報の選択、および Zまたは伝達付加情報を使用しないとする選択を、前記管理用コンピュータが前記端末装置を介して取得するステップとを含み、伝達付加情報が選択された場合は、これを前記伝達情報の少なくとも一部とすることを特徴とする、上記 1〜3のいずれかに記載の広告およびマーケッティング情報収集方法。

上記 4において、伝達付加情報としては、利用者が選択可能な複数の定型の背景図柄などが考えられるが、これに限定されず、定型文を提示するなど種々の応用が可能である。

5. 前記管理用コンピュータが、前記利用者の属性に関する情報を前記端末装置を介して取得する一手段として、

前記利用者の、少なくとも 1つの伝達付加情報の選択、および Zまたは伝達付加情報を使用しないとする選択を、前記利用者の属性に関する情報として取得することを特徴とする、上記 4に記載の広告およびマーケッティング情報収集方法。

上記 5において、伝達付加情報の選択に関する上記情報を、広告選択情報として選ばれる広告告知情報を決定する一因子とすることもできる。

[0030] 6. 前記手紙サービスの利用を許諾する利用許諾情報であって、前記利用者に予め供給された利用許諾手段に記録された利用許諾情報を、前記管理用コンビュータが前記端末装置を介して取得するステップと、

該利用許諾情報によって前記手紙サービスの利用の許諾を行うステップとをさらに有する、上記 1〜5のいずれかに記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

「利用許諾手段」としては、例えば利用許諾情報が印刷または記録されたプリペイド · カード等が考えられる。

[0031] 7. 前記手紙サービスの利用を許諾する利用許諾情報の発行を許可する許諾発行情報であって、前記利用者に予め供給された利用許諾手段に記録された許諾発行情報を、前記管理用コンピュータが前記端末装置を介して取得するステップと、前記許諾発行情報が正、場合に、前記管理用コンピュータが利用許諾情報を前記端末装置に送るステップと、

前記利用許諾情報を前記管理用コンピュータが前記端末装置を介して取得し、該利用許諾情報によって前記手紙サービスの利用の許諾を行うステップとをさらに有する、上記 1〜5のいずれかに記載の広告およびマーケティング情報収集方法。 [0032] 8. 前記利用許諾手段に広告が付されている、

上記 6または 7に記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

[0033] 9. 前記利用許諾手段が該利用許諾手段を識別するための媒体識別情報をさらに備え、

前記管理用コンピュータが、前記利用者の属性に関する情報を前記端末装置を介して取得する一手段として、

前記媒体識別情報を、前記利用者の属性に関する情報として前記端末装置を介して取得することを特徴とする、

上記 8に記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

上記 9において、媒体識別情報を、広告選択情報として選ばれる広告告知情報を決定する一因子とすることちでさる。

[0034] 10 記録した前記マーケティング情報から、 1つ以上の項目を集計するステップをさらに有する、

上記 1〜9のいずれかに記載の広告およびマーケティング情報収集方法。集計の一例として、前記アンケート質問により利用者の年齢を層別情報として取得し、広告選択情報から利用者が選択した広告告知情報の分布を年齢層別に集計することが考えられる。

また、上記 9に掛力る上記 10の発明の場合、集計の一例として、例えば媒体識別情報を基にどの意匠のプリペイド'カードが使用されているかを判別し、前記アンケート質問により得られた利用者の年齢層別に流布する意匠^^計することが考えられる。無論、以上に述べた方式や、これらに類似する集計方式に限定されるものではない

[0035] 11. 少なくとも前記利用許諾情報または許諾発行情報が、利用者に視認できる文字情報として前記利用許諾手段に記録されている、上記 6〜10のいずれかに記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

[0036] 12. 少なくとも前記利用許諾情報または許諾発行情報が、端末装置が磁気的手段または光学的手段で読み取り可能に前記利用許諾手段に記録されている、上記 6 〜11の、ずれかに記載の広告およびマーケティング情報収集方法。 [0037] 13. 前記利用許諾手段に、前記管理用コンピュータへのアクセス手段がさらに記録されている、

上記 6〜 12のいずれかに記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

[0038] 14. 前記利用許諾手段に、前記手紙サービスの複数回数の利用が可能な利用許諾情報または許諾発行情報が記録されている、上記 6〜 13のいずれかに記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

[0039] 複数の利用許諾情報の記録方式としては、例えば各 1回利用可能な複数の利用許諾 IDを前述のプリペイド'カードに記録する方式、決められた複数の利用回数を有する 1つの利用許諾 ID (事実上媒体識別番号としても機能する）をプリペイド'カードに記録する方式などが考えられる。なお、許諾発行情報の場合も同様である。

[0040] なお、後者のように、予め設定された複数回の手紙サービスの利用を許可するタイプの利用許諾情報を用いる場合は、前記管理用コンピュータが、取得した利用許諾 I Dに基づき、同 IDで利用された手紙サービスの回数もしくは同 IDに残された手紙サ一ビス利用可能回数を算出するプロセスをさらに有することが好ましい。

[0041] 15. 前記利用許諾情報または許諾発行情報が、予め設定された複数回の手紙サービスの利用を許可するものであり、

前記管理用コンピュータが、前記利用許諾情報または許諾発行情報に残された手紙サービス利用可能回数を算出し記憶するステップをさらに有する、上記 14に記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

16. 前記管理用コンピュータが、前記利用許諾情報または許諾発行情報ごとに、手紙サービスの利用回数を積算するステップをさらに有する、

上記 14に記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

[0042] 17. 前記通信手段が少なくともインターネットを含む、上記 1〜16のいずれかに記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

[0043] 18. 前記端末装置力少なくともパーソナルコンピュータを含む、上記 1〜17のいずれかに記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

[0044] 19. 前記端末装置が、少なくとも携帯電話を含む、上記 1〜18のいずれかに記載の広告およびマーケティング情報収集方法。 20. 前記管理用コンピュータがさらに、少なくとも前記通信情報に基づき手紙を作成するステップを有する、上記 1〜 19のいずれかに記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

21. 前記管理用コンピュータが、少なくとも前記通信情報に基づき手紙を作成する第 2のコンピュータに、少なくとも前記通信情報を送るステップをさらに有する、上記 1〜19のいずれかに記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

22. 利用者力入力された情報の取得と利用者への情報の提示を受け持つ端末装置と、

前記利用者カゝら入力された伝達情報を含む通信情報に基づき、有体物である手紙を作成する手紙作成装置と

前記端末と前記手紙作成装置の間に介在し、情報の管理および収集を少なくとも行う管理用コンピュータと、

前記管理用コンピュータと前記端末装置および前記手紙作成装置とを繋ぐ通信手段とを有し、

前記管理用コンピュータは、

利用許諾情報を少なくとも格納する利用許諾情報データベースと、

前記通信情報を格納する通信情報データベースと、

マーケティング情報を格納するマーケティング情報データベースと、

少なくとも広告告知情報と、 2つ以上の広告告知情報をそれぞれ有する 2組以上の広告選択情報とを予め格納し、かつ、前記マーケティング情報と選択される広告選択情報とを関連づける情報を格納した、広告情報データベースとを有し、

前記管理用コンピュータはさらに、

前記端末装置から利用許諾情報を受け取り、これを利用許諾情報データベースに照会して利用の可否を判断する機能と、

前記端末装置から伝達情報および宛先情報を受け取り、少なくとも前記通信情報データベースに格納する機能と、前記端末装置から利用者および Zまたは手紙の受信者の属性に関する情報を少なくとも 1つ受け取り、前記マーケティング情報データベースに記憶する機能と、前記マーケティング情報データベースに格納された前記利用者および Zまたは受信者の属性に関する情報に基づき、前記広告情報データベースより少なくとも 1つの広告選択情報を選択し、前記端末装置に送って、前記利用者による少なくとも 1つの広告告知情報の選択を促す機能と、

前記端末装置から選択結果を受け取り、選択された広告告知情報を前記マーケテイング情報データベースおよび前記通信情報データベースに格納する機能と、通信情報データベースに格納された、少なくとも前記伝達情報、前記宛先情報および前記選択された広告告知情報を、通信情報として前記手紙作成装置に送る機能とを有する、

広告およびマーケティング情報収集システム。

[0046] 23. 前記管理用コンピュータが、前記利用許諾情報の発行を許可する許諾発行情報を予め前記利用許諾データベースに格納してあり、

前記端末装置から許諾発行情報を受け取り、これを利用許諾情報データベースに照会して利用許諾情報の発行の可否を判断する機能と、

予め前記利用許諾データベースに格納された利用許諾情報、あるいは予め決められたルールで作成された利用許諾情報を、前記端末に送る機能とを、さら〖こ有する、上記 22に記載の広告およびマーケティング情報収集システム。

24. 前記管理用コンピュータ力マーケティング情報データベースの少なくとも一部として、前記利用者へのアンケート質問およびその回答を少なくとも格納する、アンケート情報データベースを有し、

前記管理用コンピュータが、予め格納されたアンケート質問を前記端末装置に送り、前記利用者の回答を促す機能と、

前記端末装置から回答を受け取る機能と、

前記回答を、前記利用者および Zまたは受信者の属性に関する情報として、アンケート情報データベースに格納する機能とをさらに有する、

上記 22または 23に記載の広告およびマーケティング情報収集システム。

[0047] 25. 前記管理用コンピュータが、広告を付した利用許諾手段に予め記録され、該利用許諾手段と共に前記利用者に供給された利用許諾情報または許諾発行情報を、前記端末装置力も受け取ることを特徴とする、上記 22〜24のいずれかに記載の広告およびマーケティング情報収集システム。

[0048] 26. 前記管理用コンピュータが、前記利用許諾手段に予め記録された、利用許諾手段を識別するための媒体識別情報を、前記端末装置から受け取る機能を有し、かつ、前記利用許諾情報データベースに、前記媒体識別情報と少なくとも広告主を関連づける情報が格納され、

かつ、少なくとも前記広告告知情報および広告選択情報が、広告主と関連づけられて前記広告情報データベースに格納されていることを特徴とする、上記 25に記載の広告およびマーケティング情報収集システム。

[0049] なお、必要に応じて、広告情報データベースやマーケティング情報データベース等に格納された他の情報についても、広告主別に管理するか、広告主情報を付与して管理することが好ましい。

[0050] 27. 前記管理用コンピュータが、前記端末装置から受け取った前記媒体識別情報を、マーケティング情報データベースにさらに格納する機能を有する、上記 26に記載の広告およびマーケティング情報収集システム。

[0051] 28. 前記管理用コンピュータが、予め格納された 1つ以上の伝達付加情報を有し

、かつ、

前記伝達付加情報を前記端末に送り、利用者の採否および Zまたは選択を促す機能と、

前記端末より前記採否および Zまたは選択を受け取り、伝達付加情報が採用および Zまたは選択された場合は、前記伝達情報の少なくとも一部として、少なくとも前記通信情報データベースに格納する機能とを有する、

上記 22〜27のいずれかに記載の広告およびマーケティング情報収集システム。

[0052] 29. 前記利用許諾情報または許諾発行情報が、複数回の手紙作成に関連づけられており、

前記利用許諾情報データベースには、少なくとも前記利用許諾情報または前記許諾発行情報に、使用された手紙作成回数に関する情報がさらに格納されていることを特徴とする、上記 22〜28の、ずれかに記載の広告およびマーケティング情報収集システム。

[0053] 30. 前記管理用コンピュータ力前記マーケッティング情報データベースに格納された少なくとも 1つのマーケティング情報を層別情報として、他の少なくとも 1つのマーケティング情報を集計し、集計結果を前記マーケッティング情報データベースに格納する機能をさらに有する、

上記 22〜29のいずれかに記載の広告およびマーケティング情報収集システム。

[0054] 上記 22〜30の発明においても、好適な様態は上記 1〜21の発明と同様である。

図面の簡単な説明

[0055] [図 1]図 1は、本発明の一例である、ハイブリッド 'マーケティング.プロモーション.システムの全体概略構成図である。

[図 2]図 2は、利用許諾手段 (プリペイド'カード)の例であり、（a)は接続先名と複数の許諾情報 IDが記録されている利用許諾手段の、 (b)は許諾発行情報が記録されている利用許諾手段の、それぞれ平面図である。

[図 3]図 3は、 HMP運営システム 200の概略構成図である。

[図 4]図 4は、利用許諾情報 DBの例であり、（a)は利用許諾条件テーブル、（b)はォープン利用情報テーブル、（c)は利用可能残数テーブルの例である。

[図 5]図 5は、利用許諾情報 DBの別の例であり、（a)はメンバー情報テーブル、 (b) は許諾発行条件テーブルの例である。

[図 6]図 6は、伝達付加情報 DBの例であり、（a)は挨拶情報テーブル、（b)は伝達情報テーブルの例である。

[図 7]図 7は、広告告知情報 DBの例であり、（a)は広告告知情報テーブル、（b)は広告告知結果テーブルの例である。

[図 8]図 8は、アンケート情報 DBの例であり、（a)は質問テーブル、（b)は回答テープル、（c)は回答集計テーブルの例である。

[図 9]図 9は、広告選択情報 DBの例であり、（a)、（c)、（d)はそれぞれ異なる広告選択情報テーブルの例、（b)は広告選択結果テーブルの例である。

[図 10]図 10は、手紙情報 DBの例であり、（a)は手紙情報テーブル、（b)は手紙情報集計テーブルの例である。 [図 11]図 11は、通信情報 DBの例である。

[図 12]図 12は、前処理および後処理における処理手順の例である。

[図 13]図 13は、本体処理 (前半）における処理手順の例である。

[図 14]図 14は、本体処理 (後半）における処理手順の例である。

[図 15]図 15は、図 11に格納された通信情報を基に作成された手紙 (絵葉書)の一例である。

[図 16]図 16は、前処理 (前半）における処理手順の別の例 (許諾発行 ID発行型)である。

[図 17]図 17は、前処理 (後半)および後処理における処理手順の別の例 (許諾発行 I D発行型)である。

[図 18]図 18は、前処理および後処理における処理手順のさらに別の例（ファンド型）である。

[図 19]図 19は、前処理および後処理における処理手順のさらに別の例 (メンバー型) である。

[図 20]図 20は、オープン型入口処理のフローチャートである。

[図 21]図 21は、ファンド型およびメンバー型入口処理のフローチャートである。

[図 22]図 22は、ファンド型処理およびメンバー型処理のフローチャートである。

[図 23]図 23は、主処理のフローチャートである。

[図 24]図 24は、手紙文処理のフローチャートである。

[図 25]図 25は、広告告知情報処理のフローチャートである。

[図 26]図 26は、伝達付加情報処理のフローチャートである。

[図 27]図 27は、アンケート処理のフローチャートである。

[図 28]図 28は、通信情報処理のフローチャートである。

[図 29]図 29は、広告選択情報処理のフローチャートである。

[図 30]図 30は、集計処理のフローチャートである。

[図 31]図 31は、手紙作成処理のフローチャートである。

[図 32]図 32は、終了処理のフローチャートである。

[図 33]図 33は、手紙サービスを受ける手順を利用者に説明する、ガイダンスの一例である。

符号の説明

1 端末としてのパソコン

2 端末としての移動局 (携帯電話、携帯端末等)

3 インターネット

4 通信回線

200 HMP運営システム

201 管理用装置

202 情報集計装置

203 手紙作成装置

204 管理部

205 情報集計センター

211 利用許諾情報 DB

212 伝達付加情報 DB

213 広告告知情報 DB

214 広告選択情報 DB

215 通信情報 DB

216 アンケート情報 DB

217 手紙情報 DB

221 手紙作成管理部

222 印刷装置

223 加工装置

230 伝送路

230a 端末装置からの伝送路

240 有体物（手紙等）の移動

250 管理用コンピュータ

300 手紙配達事業者

400 手紙配達先 500 手紙 (葉書、絵葉書）

500a 表面

500b 裏面

501 宛先情報

502 発明者情報

503 伝達付加情報

504 伝達情報 (利用者の直接入力による）

505 広告告知情報

al、a2 端末識別アドレス

発明を実施するための最良の形態

[0057] 以下、本発明を具体ィ匕した実施形態の例について具体的に説明する。

<定義 >

以下、本発明におけるいくつかの用語を定義するが、明細書の他の部分の記述が下記定義と矛盾する場合は、該記述の文脈内での意味を優先する。

[0058] 本発明で言う「手紙サービス」とは、手紙の差出人が直接手紙を書くのではなぐ端末装置から入力した伝達情報等 (通常は電子情報）に基づいて、サービス提供者 (あるいはその被委託者等）が実際の手紙を作成し発送するものであればよぐ先に述べたハイブリッド 'メールが挙げられるが、特殊な端末接続手段等を用いて類似のサービスを実現しても良、ことは言うまでもな、。

[0059] 本発明におヽて手紙サービスが手紙に付与する情報は、現在は文字や画像 (写真、図柄など)など、視覚に訴えるものが主体である力これらに限定はされない。例えば触覚 (手触り、点字の付与等)、聴覚 (音声 ICの付与等)、嗅覚、味覚等、他の五感に訴える情報を紙媒体に付与したり、通信手段を介して知覚させたりする技術が開発され、あるいは実用化を目指して研究されており、これらの情報も任意に組み合せてよい。触覚、聴覚、嗅覚、味覚等に訴える広告告知情報を用いる場合は、データとしては各情報処理の分野にぉ、て定められた方式で符号ィ匕して格納してもよ、。以上は、後述の伝達情報、伝達付加情報、広告告知情報において同様であり、また端末装置の出力機能が出力する情報の範疇も同様である。 [0060] 伝達情報とは、利用者が受信者に伝えるために手紙に付与する情報である。伝達情報として代表的なものは、挨拶等の文字情報や画像情報 (例えば利用者の撮影した写真など)等であるが、これらに限定されない。また、後述の伝達付加情報は、手紙作成に関しては伝達情報の一種として扱う。なお、発信者情報 (発信者の住所および名前)も伝達情報の一部であるが、発信者の住所は必須情報としなくてもよい。

[0061] 本発明にお、ては、手紙に付与する情報を総称して通信情報と定義する。通信情報は、少なくとも伝達情報 (伝達付加情報)、宛先情報、広告告知情報を含む。

[0062] 「利用者および Zまたは受信者の属性」とは、個人の生物学的'社会的特徴、例えば、性別、年齢 (年齢層も含む)、身長、髪の色、言語 (圏）、居住地 (関東'関西等の地域情報、町の規模など)等、および、個人のさまざまな嗜好 (趣味、好みの意匠や色、好みの食物や飲料等、）等の総称を意味する。

[0063] マーケティング情報とは、消費者 (各種サービスの利用者も含む）の嗜好や動向に関わる情報を指し、上記利用者および Zまたは受信者の属性や、これを集計あるいは解析した 2次データも含む。

<ハイブリッド ·マーケティング ·プロモーション'システム >

(全体構成）

図 1は、実施形態例である、ハイブリッド 'マーケティング 'プロモーション 'システム（ HMPシステム）の全体概略構成図である。

[0064] 前記手紙サービスの利用者は、端末装置として例示されるパソコン 1や移動局 (携帯電話、携帯端末等) 2などから、通信手段 (情報の伝送路)として例示されるインタ一ネット 3やその他の通信回線 4 (専用回線など）を通じて、 HMP (ハイブリッド 'マーケティング 'プロモーション)運営システム 200に、手紙の内容となる伝達情報、配達先 400を特定する宛先情報などを入力する。

[0065] HMP運営システム 200は、少なくとも利用者力受け取った情報を基に、所定の手順 (予め設定された規則）に従って手紙 500を作成し、手紙配達事業者 300に委託する。そして手紙配達業者 300は手紙を配達先 400へと配達する。但し、手紙配達事業者は、 HMP運営システムを運営する者でも第三者でもどちらでもよい。なお、手紙の形態はとくに限定する必要はなぐ葉書、封書、カード (グリーティングカード等)などから、手紙サービス提供者が任意に 1つまたは複数、設定してよい。広告媒体としては読むのに手間の少な!/、葉書がとくに好適である。

(端末装置）

端末装置の数や種類にとくに限定はない。例えば例示したパソコン 1や移動局 2の他に、専用端末を街頭等に設けてもよい。また例えば携帯電話など、特定の端末装置に特ィ匕してサービスを提供することも自由である。

[0066] 端末装置は利用者力の入力機能と、 HMPシステム力の情報を利用者に提示する出力機能とを有するが、それぞれが分散して存在してもよい。

[0067] 入力機能、出力機能ともとくに制限は無い。入力機能としてはキーボード、ボタン（画面上のボタンゃタツチパネル等も含む）、マウス等が代表的である。また、磁気的、光学的等の機械読み取り機能等を備えていてもよい。さらに、音声や画像 (身振り等

)による入力も可能である。出力機能が出力する情報としては、文字、画像等の視覚情報が適するが、これに限定されない。

[0068] 各端末装置には、図 1に示すように個別の端末識別アドレスを al, a2を予め付与してもよいし、 HMP運営システムとの接続時に端末識別アドレスを付与してもよい。さらに、端末識別アドレスがなくてもよい。

[0069] なお、端末装置と HMP運営システムとの情報の授受の少なくとも一部を電子メールという形で行ってもよい。この場合、端末識別アドレスに代わり電子メールアドレスが利用可能である。

(通信手段）

通信手段としては、少なくともインターネットを含むことが好ましいが、これに限定されるものではなぐ専用通信回線等を設けても良い。また、通信は有線手段に限定されない。

[0070] 図 1の例において、インターネット 3および通信回線 4は一方を省略してもよいし、通信経路に直列または並列に両者が混在してもよい。

[0071] HMP運営システム 200は、少なくとも 1つの接続先名或いは連絡先をもってもよいし、複数の接続先名或いは連絡先をもってもよいし、複数の接続先名と連絡先をもつてもよい。 [0072] 接続先名としては、例えば広告主に応じたインターネット上の URL、電子メールァドレスが挙げられる力これに限定されるものではない。上記 URL等を広告主を識別する情報として用いても良いが、一対一である必要はなぐ例えば 1広告主が 2っ以上の接続先を有しても良、。

<利用許諾手段 >

手紙の配達は一般に有料のサービスである、したがって前述の手紙サービスも通常は有料である。 HMPシステムでは、配達される手紙に広告の告知を付与する代わりに、広告主が手紙サービスの料金の一部または全部を負担することにより、 HMP システムの利用を促すことが好ま U、。

[0073] 自らが作成した手紙や親戚 ·友人等力受け取った手紙は通常の粗品等に比べて利用者'受信者個人にとっての価値が高いため、 HMPシステムの積極的な利用や、受信者の広告に対しての好意的な反応が期待できる。とくに利用者の撮影した写真を絵葉書として送付した場合などは、受信者にとって記念品的価値が生じるので広告効果が高い。

[0074] しかし、上記 HMPシステムの運用に当たっては、少なくとも広告主にとって、手紙サービスの利用件数を管理するニーズが発生し得る。利用件数を管理する手段としては、利用回数が限定された利用許諾手段を配布することが好適である。とくに該利用許諾手段にも広告を付与し、いわゆるノベルティ ·グッズとして配布するとさらに広告効果が高い。

[0075] 図 2は HMPシステムに用いるに好適な利用許諾手段の一例であって、プリペイド' カードの一種と考えることができる。

[0076] 当該利用許諾手段には、図 2示すように、 HMPシステムを運用するプロバイダ等へのアクセス手段、例えばプロバイダまたは広告主の接続先名（インターネットにおける URL等）（図 2 (a) )や電子メール等の連絡先（図 2 (b) )が記録されて、ることが好ましい。アクセス手段が前記広告と機能を共有してもよい。

[0077] また利用許諾手段には、利用の許諾を担保する利用許諾情報、例えば符号 (数字、文字、記号等)からなる利用許諾 ID (図 2 (a)の「識別記号」）、あるいはその入手方法 (許諾発行情報）（図 2 (b) )を記録することが好ましい。 1つの利用許諾手段に関連付けされた利用許諾情報は 1つでも複数でもよい。

[0078] なお、利用許諾手段には、広告主や利用許諾手段等を識別するための情報を上記利用許諾 ID等に含めて、あるいは該 ID等と別個に記録してもよい。

[0079] その他、 KDDI (KDDI Corporation)から発売されて!、るスーパーワールドカード (T M)や、日本の携帯電話各社から発売されている携帯電話プリペイド'カードのような接続先電話番号と利用者を特定する ID番号が利用許諾情報として記録されたカード、或いは、クレジット 'カードのような、利用者を特定する ID番号が利用許諾情報として記録されたカードなども、利用許諾手段に応用が可能である。

[0080] さらに、ノベルティ ·グッズとして応用する場合は、 NTTテレ力に代表されるような力ード形状として、図 2にも示すように何れかの面を広告告知の面として利用することで、それ自体で告知媒体としての役割も得られる。

[0081] なお、広告としては、広告主自身や広告主の事業活動に関わるいかなる告知でもよい。例えば、消費者が好む意匠に広告主名だけを告知したもの、広告主に所属などするタレント等や、広告主が取り扱う商品やイメージキャラクターを告知するもの、広告主がスポンサーとなっている映画 ·τν番組 ·その他の企画等を告知するもの、などが考えられる。

[0082] なお、カード形状は携帯性に優れ、図 2以外にも ICカード等の利用が考えられるが、利用許諾手段をカード型に限定する必要はなぐ形状や材質は自由である。例えば、単体または雑誌等に付属のクーポン券、接続設定までプログラムされたプロモーシヨン用 CDと、つた形なども好適である。

(記録される情報）

利用許諾情報やアクセス手段等の情報の記録方法はとくに限定しな、。例えば、利用者が視覚にて判別できる文字情報であってもよいし、図柄、 OCR読み取り用文字、バーコード (近年携帯電話の組み込みカメラで読み取り識別できる二次元バーコードも含む)、磁気情報 (磁気テープや IC等に記録)など、端末装置が磁気的手段、光学的手段等で直接読み取れるものでもよい。さらには、利用者が聴覚 (音声 ICなど )或いは触覚（点字など)等にて判別できるものであってもよい。凹凸、切り込み、穴などの物理的手段も利用可能である。 [0083] さらに、その記録方法は将来出現するような装置で認識できる方式であってもよい。

[0084] なお、利用許諾情報を 1回の使用に対応した利用許諾 IDとする場合、図 2のよう〖こ利用許諾 ID (「識別記号」 )を複数記録する (あるいは供給する）ことで、次のような効果を得ることができる。

[0085] 利用許諾手段に記録されて!ヽる利用許諾 IDを、何らかの方法 (例えば、他の媒体に書き写す等)で分けることができれば、第三者に渡すことが可能となり、告知対象が利用許諾手段を所有する対象者以外にも広がり、告知先拡散効果が得られる。

[0086] 利用許諾 IDを利用者が (あるいは広告主が管理部 204を介して)受信者に分けて送ることも考えられるが、この場合もさらに受信者の HMPシステム利用による広告拡散効果が発揮される。

[0087] 利用許諾手段に、利用許諾 IDの代わりに許諾発行情報を記録してもよ!/ヽ。例えば、利用許諾手段として、雑誌等の出版物に適用した場合は、告知情報とアクセス手段を記録し、インターネット等を介して接続してきた対象者に対し、電子メールや We b画面等力も前記許諾 ID番号を通知することにより、今までになゾべルティ 'カードとしての効果が得られる。

[0088] なお、 1回の使用に対応した利用許諾 IDという形で利用許諾情報を提供すると、利用許諾 IDが、広告主や利用許諾手段を特定する情報としても機能する。

<HMP運営システム >

(全体構成）

図 3は本実施形態の HMP運営システム 200の概略構成図である。

[0089] HMP運営システム 200は、管理用装置 201、情報集計装置 202および手紙作成装置 203を含む。なお、管理用装置 201および情報集計装置 202は管理用コンビュータ 250を形成する。

[0090] 管理用装置 201は、主に、

•手紙サービスの許諾管理、および、

•手紙作成に必要な情報の取得および選択

を受け持つ。なお、手紙作成に必要な情報の取得過程で得たマーケティング情報を少なくとも一時的に保管してもよい。 [0091] 管理用装置 201は、管理部 204の制御下に、例えば、利用許諾情報 DB (データべースの略、以下同様） 211、伝達付加情報 DB212、広告告知情報 DB213、広告選択情報 DB214、通信情報 DB215を有する。これらの DBは管理部 204が作成'管理する。なお、広告に関連する伝達付加情報 DBの少なくとも一部、広告告知情報 D Bおよび広告選択情報 DBを広告情報 DBと総称する。

[0092] 管理部 204は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション等の汎用的な目的で使用される計算機上で実行するコンピュータプログラムにより実現することが好ましい

[0093] 計算機は、処理装置、主記憶装置、補助記憶装置、入出力装置などから構成され、コンピュータプログラムを実行するものであり、コンピュータプログラムは、フロッピー (登録商標）ディスクや CD— ROM等の可搬型媒体やネットワーク接続された他の計算機の主記憶装置や補助記憶装置等に格納されて提供される。

[0094] 提供されたコンピュータプログラムは、可搬型媒体力直接計算機の主記憶装置にロードされ、または可搬型媒体力一旦補助記憶装置にコピーまたはインストール後に主記憶装置にロードされ実行する。また、ネットワーク接続された他の装置に格納されて提供された場合も、他の装置カゝらネットワークを経由して受信後に補助記憶装置にコピーまたはインストールされ、主記憶装置にロードされ実行するものである。

[0095] 情報集計装置 202は、主に、取得したマーケティング情報の保管および集計を受け持つ。

[0096] 情報集計装置 202は、情報集計センター 205の制御下に、例えばアンケート DB2 16、手紙情報 DB217を少なくとも有する。これらの DBは情報集計センター 205が作成'管理する。少なくともアンケート情報 DB216および手紙情報 DB217をマーケテイング情報 DBと総称する。

[0097] 手紙作成装置 203は、印刷装置 222、手紙の形状に整える加工装置 223 (例えば封入'封緘機）、およびこれらに情報を与え、またこれらの動作を管理する手紙作成管理部 221を有し、取得した情報に基づき実際に手紙を製造する。

[0098] 各構成単位は情報を伝送する伝送路 230で結ばれており、また管理部 204には利用者の端末装置力もの伝送路 230aが繋がっている。なお、手紙 (作成中含む)の移動は白抜き矢印（240)で示した。

[0099] 管理部 204と同様に、情報集計センター 205、手紙作成管理部 221は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション等の汎用的な目的で使用される計算機上でそれぞれ実行するコンピュータプログラムにより実現することが好ま、。

[0100] なお、各構成要素の物理的位置にとくに限定はない。例えば管理用装置 201と情報集計装置 202、あるいは管理用装置 201と手紙作成装置 203は近接していてもよいし、一体となっていてもよい。またインターネット等の伝送路で接続されて離れた場所に設置されても良い。

[0101] また管理部 204、情報集計センター 205等が一体となっていてもよいし、逆に管理部 204の機能が分散して存在しても良い。管理部 204が情報集計センター 205の機能の少なくとも一部を代わりに有していても良いし、その逆も可とする。手紙作成装置 203と管理部 204あるいは情報集計センター 205との関係も同様である。

[0102] 各 DBは内部メモリーに存在しても、外部記憶装置に存在してもよぐまた離散配置、一体化、機能分離なども任意である。

(利用許諾情報 DB)

利用許諾情報 DB211は、利用許諾に必要なデータを予め取り決めたフォーマットで保管した DBあるいは DB群である。

[0103] 利用許諾情報 DBは、利用許諾を判断するための利用許諾条件テーブルを含むことが好ましい。図 4 (a)はその一例で、利用許諾 IDあたり 1回の手紙サービスを許諾する場合に対応するものである。この例では、識別記号エリアに利用許諾 ID (この例では、空白を挟む 2組の 4桁の数字）が、接続先名工リアに当該利用許諾 IDで許可した接続先が、有効期限エリアに当該利用許諾 IDの有効期限 (例えば電子切手や後述の手紙 ID等の有効期限により決定されたり、マーケティング戦略上決定されたりする）がそれぞれ格納されている。なお、識別エリアが空欄のレコード (No.l)は、当該接続先 (この例では「ZA0001Z」）に接続する何者でも利用できる、オープン型の利用を許諾するものである。

図 2 (b)に示すように利用許諾 IDを発行するための許諾発行情報 (許諾発行 ID)がプリペイド'カード等に記載されている場合は、図 5 (b)に例示するような、許諾発行条件テーブルを設けてもょ、。図 2 (b)の例では許可情報およびアクセス手段力メールアドレスで与えられて、るが、図 5 (b)の例では発行 IDエリアに登録された許諾発行 IDをプリペイド'カード等に記録するものとする。

レコード No.1では、 5つの手紙 ID (手紙 IDエリア）に対応する許諾発行 IDが接続先「 ZA001Z」（接続先名工リア）向けとして、発行 IDエリアに登録されており、その内、子番号 1、 2の 2個は既に利用許諾 ID (例えば手紙 IDと同一）が発行されている (発行済みエリアに 1を記載)。残り 3個については、発行済みエリアに 0が格納されているとおり、未発行となっている。

レコード No.2では、手紙 ID「A002 5401 0001」を代表とする 5つの手紙 IDに対応する許諾発行 IDが、接続先「ZA002Z」向けとして、発行 IDエリアに登録されている。ここで手紙 IDは通番する「A002 5401 0001」〜「A002 5401 0005」が予約されているものとする。うち最初の 2個は、発行済みエリアに 2が格納されているとおり、利用許諾 I Dが発行済みとなっている。レコード No.3も同様である力利用許諾発行 IDは 5個とも未発行である。レコード No.4は、手紙 IDと一対一で対応する許諾発行 IDが登録されてヽる (利用許諾 ID未発行)。

[0104] オープン型の利用許諾を与えた場合は、図 4 (b)に例示するようなオープン利用情報テーブルを本 DB内に設けて管理しても良い。この例では、利用者の利用毎に、接続先、利用日時および利用したサービスの回数が、それぞれ接続先名工リア、日付情報エリアおよび利用度数エリアに格納される。

[0105] なお、日付に関する情報は例えば 2001年 8月 31日であれば 20040831と 8桁の数字で（図 4 (a)のレコード No.1参照）、また日時に関する情報は例えば 2004年 1月 1日 10時 0分であれば 200401011000と 12桁の数字で（図 4 (b)のレコード No.1参照)それぞれ表したが、これも一例に過ぎず、格納形式は任意に設定可能である。

[0106] 利用許諾 ID (識別記号)あたり有限の利用回数を設定する場合には (以下ファンド型と呼ぶ）、利用許諾情報 DBは図 4 (c)に例示される利用可能残数テーブルを有することが好ましい。この例では、識別記号エリアに利用許諾 ID力接続先名工リアに当該利用許諾 IDに対応する接続先が、日付情報エリアに利用した日時が、利用度数エリアに当該日時に利用された手紙サービスの回数力そして残度数エリアに当該利用許諾 IDに残された利用回数が、それぞれ格納されている。なお、日付情報ェリアおよび利用度数エリアに共に「0」が書き込まれているレコード (No. 1と 4)は、利用許諾回数の初期データを格納したものである。

[0107] 利用回数制限のないメンバー IDの形で利用許諾情報を扱う場合は（以下メンバー型と呼ぶ）、図 5 (a)に例示されるメンバー情報テーブルを有することが好ましい。この例では、接続先名工リアに接続先が、識別記号エリアにメンバー IDが、日付情報エリァに利用日時力利用度数エリアに当該日時に利用された手紙サービスの回数が、そして累計度数エリアに当該メンバー IDで利用された手紙サービスの累積回数が、それぞれ格納されている。

[0108] なお、利用許諾情報 DBに用いることが考えられる他の項目としては、広告主を特定する情報 (例えば広告主 ID)、利用許諾手段を識別する媒体識別情報 (例えば許諾媒体 ID)、手紙発行業者 (別の営業主体である場合)が発行する利用許諾情報（手紙 ID等）、利用許諾の消尽の有無の情報などが例示される。また、利用者のァクセスに応じて利用許諾 IDを発行する場合（図 2 (b)参照）は、発行を許可するかどうか判断するための情報 (許諾発行情報)を項目に加えて管理することが好ま、。

[0109] 各データの処理については後述する。他の DBにおいても同様である。

(伝達付加情報 DB)

伝達付加情報 DBは、手紙を作成する際の便に供する、時候の挨拶とか季節の図柄'一般的な挿し絵等の情報 (以下伝達付加情報という)やその利用実績等を予め取り決めたフォーマットで保管した DBあるいは DB群である。図 6 (a)にその一例である挨拶情報テーブルを示す。この例では各伝達付加情報 IDに対応する文字情報 (レコード No.1、 3および 5)や画像情報（同 No.2、 4および 6) (あるいはその格納位置 )が伝達情報エリアに保管され、さらに各伝達付加情報に予め付与された識別符号（伝達付加情報 ID)が挨拶情報番号エリアに保管されている。なお、伝達付加情報の種類 (文字、画像等)を知らせる情報エリアを設けてもょヽ。

[0110] 利用者は、端末装置に提示された伝達付加情報から、好みのものを選択して使用してよ!/、が、伝達付加情報を利用しな、と、う選択肢を設けても良、。

[0111] 伝達付加情報 DBはまた、伝達付加情報の選択結果 (選択されな力つたと!、う情報を含んでも良ヽ）を格納してもよヽ。図 6 (b)の伝達情報テーブルはその一例である。この例では、接続先が接続先名工リアに、利用許諾 IDが識別記号エリアに、利用日時が日付情報エリアにそれぞれ格納される。また、この例では伝達付加情報が文字の場合と画像 (図柄)の場合でエリアを分け、使用された文字情報を挨拶番号 1エリァに、使用された画像情報を挨拶番号 2エリアに格納する。これらが空欄の場合は、該当する伝達付加情報が利用されな力つたことを意味する。なお、伝達付加情報が例示の文字や画像に限定されな、ことは言うまでも無、。

[0112] なお、伝達付加情報は予め用意されているが、広告主が提供するものであっても、 HMPシステムの運用主体が提供するものであっても、両者が混在してもよい。広告主が提供する場合は、接続先名、広告主 ID等の項目を挨拶テーブル等に付加することが好ましい。この場合、該テーブルは図 7 (a)に示す広告告知情報テーブルや図 9 (a)に示す広告選択情報テーブルと類似のフォーマットとしてもよい。

[0113] 広告主が提供する伝達付加情報は、広告を含んでもよい。この場合、後述の広告告知情報と類似した機能を有するが、利用者が広告を含む伝達付加情報を選択しなくてもよい点で相違する。

[0114] 伝達付加情報の選択結果はマーケティング情報として、例えば手紙情報 DB217 に格納することが好ましい。

[0115] なお、伝達付加情報は、手紙作成に関しては伝達情報の一種として扱われる。

(広告告知情報 DB)

手紙サービスを利用しょうとする利用者の端末装置に、予め記録された広告告知情報を表示させてもよい。

[0116] 広告告知情報 DBは、この予め用意した広告告知情報やその使用実績等を、予め取り決めたフォーマットで保管した DBあるいは DB群である。広告告知情報は、広告主 IDや接続先名を項目として整理することが好ま、。図 7 (a)に示す広告告知情報テーブルはその一例である。この例では、接続先名工リアに対応する接続先が、広告告知情報が告知情報情報エリアに、該広告告知情報が登録された日付が日付情報エリアに、それぞれ格納されている。また、各広告告知情報に予め付与された識別符号が、告知情報番号エリアに格納されている。例えば、レコード No.1は、接続先「 ZA003Z」に、識別符号を「A003001」として、「MHS LTD.」という広告告知情報力 2003年 12月 1日に登録されたことを示す。

[0117] 広告告知情報の使用記録を伝達付加情報 DBに保管してもよい。図 7 (b)に示す広告告知結果テーブルはその一例である。この例では、記録は接続先別に管理し、利用毎に、利用日時と提示された広告告知情報の識別符号をそれぞれ日付情報エリァと告知情報番号エリアに格納する。

なお、広告告知情報が、文字、画像等に限定されないことは既に述べた通りである。 (アンケート情報 DB)

利用者が手紙を作成する際に、マーケッティング情報収集等を目的として、予め用意した質問に基づきアンケート調査を行ってもよい。このような調査は通常、利用者に敬遠されがちである力手紙サービスを受けるためには、端末より手紙のための情報を入力する作業が必然的に伴うため、追加の情報入力への抵抗は低くて済む。

[0118] アンケート情報 DB216は、アンケート質問やその回答を予め取り決めたフォーマツトで保管した DBあるいは DB群である。

[0119] 図 8 (a)はアンケート質問と回答の選択肢を格納して質問テーブルとした一例である。この例では、各質問の識別符号 (この例では通番の項目番号）が項目番号エリアに格納され、各識別符号に対応する質問が質問項目および質問内容（回答選択肢を含む）に分けて、各々質問項目エリアおよび質問内容エリアに格納されている。この例では質問項目 1〜3までが表示されている。なお、接続先名等の広告主情報別に質問テーブルあるいはその下位テーブルを設けることが好まし、。

[0120] また、図 8 (b)は、個々のアンケート回答実績を、回答テーブルとして格納した一例である。この例では、回答毎に、回答日付が日付情報エリアに、項目番号 1〜3の回答内容が、質問項目番号 1の回答内容エリア〜質問項目番号 3の回答内容エリアにそれぞれ格納される。レコード No.lの例では、 2004年 1月 1日の回答情報として性別は男性、年齢層は 16歳〜 19歳、差出先は家族。という質問の回答内容が格納されている。なお、接続先名等の広告主情報別に回答テーブルあるいはその下位テーブルを設けることが好まし、。

[0121] さらに、図 8 (c)は、各回答の集計結果の一例を、回答集計テーブルとして格納した一例である。この例では月毎に集計を行い、日付エリアに集計対象の月を 6桁の数字表示で格納し、さらに項目番号 1〜3のそれぞれについて、各選択肢が選択された件数を、対応するエリアに格納している。例えば、レコード No.1によれば 2004年 1月では、項目番号 1で 1の選択件数は 151件、項目番号 1で 2選択の選択件数は 149 件である。

[0122] 図 8 (c)の例では各項目の単純累計であるが、後述の手紙情報 DBの集計で説明するような、 2つ以上の項目による 2次元解析等が適用できることは言うまでもない。

[0123] なお、アンケート質問の作成者は広告主であっても HMP運用システムのプロバイダ等でもよい。アンケート質問は利用者および Zまたは受信者の属性に関する質問が好ましい。とくに年齢層や性別は基本的な情報となる。受信者の嗜好については利用者の主観情報でよい。

[0124] アンケート質問は図 8に例示するように選択式の質問とすることが好ましいが、必要に応じ記述式とすることは自由である。質問として視覚以外の五感に関わる情報を端末より出力して選択させてもよ!、。

[0125] なお、アンケート情報 DBには、上記アンケート質問で得た以外の利用者および Z または受信者の属性に関する情報を格納してもよい。例えば利用許諾手段の意匠- 表示内容等に関する嗜好の情報として、許諾媒体 ID等の媒体識別情報を格納してちょい。

(広告選択情報 DB)

手紙に記載される広告は、広告主に応じて固定されていてもよいし、利用者の意思に関係なく一定の選択ルールで複数の広告告知情報力選択しても良い。この場合は、端末装置より提示する広告と同様、前記の広告告知情報 DBで管理すればよい

[0126] しかし、より好ましい方法としては、手紙に記録する複数の広告告知情報を用意したものから、利用者に自由に選択させるのがよい。利用者は最も抵抗無く受け入れられる広告を選ぶことが出来、他方、広告主は利用者の広告内容や広告手法に関する嗜好を情報として得ることが出来る。利用者の選択のために端末手段力利用者に提示される、複数の広告告知情報の集合を、広告選択情報とする。 [0127] 広告選択情報 DB214は、広告選択情報や選択結果等を予め取り決めたフォーマットで保管した DBあるいは DB群である。

[0128] 図 9 (a)は広告選択情報を格納した広告選択情報テーブルの一例である。この例では、各々識別符号 (広告告知情報 ID)が割り振られた 3つの広告告知情報が登録されており、広告告知情報が告知情報エリアに、広告告知情報 IDが告知情報番号エリアに、さらに各広告告知情報を登録した日付が日付情報エリアに保管されている。この例ではレコード No.1〜3までの 3つの広告告知情報により 1組の広告選択情報が構成されており、該広告選択情報を用いる接続先「ZA003Z」が接続先名工リアに登録されている。

[0129] 例えば、レコード No.1から、接続先名「ZA003Z」に、広告告知情報 IDを「A003 001」として、「携帯電話から送れる手紙」という広告告知情報が、 2003年 12月 1日に登録された、ということがわかる。

[0130] なお、利用者が広告選択情報を選択した結果を格納し管理するため、広告選択結果テーブルを、広告選択情報 DBに設けてもよい。図 9 (b)は接続先名「ZA003Z」における選択結果を整理した一例で、接続先名工リアが設けられている他、選択された広告告知情報の広告告知情報 IDが広告告知番号エリアに、選択の成された日付が日付情報エリアに記録される。例えば、レコード No.lから、接続先名「ZA003Z」にて広告告知情報 ID「A00300101」に対応する広告告知情報が 2003年 12月 15 日に選択されたことがわかる。

[0131] なお、利用者の選択結果は、マーケティング情報 (利用者の嗜好についての情報）として、手紙情報 DB217にも記録するとよい。

[0132] ところで、本発明においては、前記アンケートを始め、利用者や受信者の属性に関する種々の情報の取得が可能である。したがって、取得した情報に応じて、広告内容を予め選別することで、広告のパフォーマンスを上げることができる。例えば、男性 10 代と女性 50代では、また、受取人の住所力北海道と沖縛では、広告の内容を変えるほうが効果的であることが多い。また、例えば、受信者の年齢が飲酒を認められた年齢 (例えば 20歳とする）に達しない場合、アルコール類の広告を行ってもあまり効率は良くない。そこで、例えば受信者の年齢に代えて同年代が多いと推定される利用者 (送信者)の年齢層を判断基準として、アルコール飲料の広告をソフトドリンク等の広告に差し替えることが好まし、と考えられる。

[0133] 図 9 (c)および (d)は、図 8 (a)に基づくアンケートの結果により広告選択情報を選択可能な広告選択情報テーブルの一例である。図 9 (c)は広告告知情報単位での変更に対応するもので、広告選択情報をまとめて選択する方式に対応するものである。簡単のためいずれも候補は 2つである力無論 3つ以上であってもよい。

[0134] 図 9 (c)の例では、図 9 (a)に対し項目番号エリア (項目番号を登録)と選択情報エリァ (選択条件を登録)が追加されている。対応する接続先は「ZA003Z」で、日付情報エリアは省略している。この例では、レコード No.l, 2は選択条件エリアが空欄なので、無条件に、それぞれ項目番号に従い 1番目および 2番目の広告告知情報として選択される。レコード No.3, 4は選択情報エリアに登録された情報に従い、項目番号 2 (図 8 (a) )のアンケート回答が 1または 2の場合 (すなわち利用者の年齢層が 19歳以下の場合）、レコード No.3が 3番目の広告告知情報として、また同回答が 3の場合、レコード No.4が 3番目の広告告知情報として、それぞれ採用される。すなわち、利用者の年齢層が 19歳以下の場合はレコード No.l, 2および 3が項目 1〜3として広告選択情報となり、 20歳以上の場合は項目 3が入れ替わり、レコード No.l, 2および 4が項目 1〜3として広告選択情報となる。なお、選択条件は補完関係にある必要は無く、例えば条件に合致する選択条件の中で最もレコード No.の小さい広告告知情報を採用するようにしてもよヽ。

[0135] 図 9 (d)の例では、接続先「ZA003Z」に対して、組番号が付された 2組の広告選択情報が登録されている。そして、選択条件エリアに登録された情報に従い、利用者の年齢が 19歳以下の場合は組番号 1、すなわちレコード No.1〜3の広告告知情報力広告選択情報として採用され、 20歳以上の場合は組番号 2、すなわちレコード N 0.4〜6の広告告知情報が、広告選択情報として採用される。この場合も選択条件が補完関係にある必要はなぐ例えば条件に合致する最も組番号の小さい広告選択情報を採用するようにしてもょヽ。

[0136] 選択条件の判定因子としては、アンケート質問以外で得られる利用者および Zまたは受信者の属性情報を用いてもよい。たとえば、受信者 (あるいは利用者)の宛先情報や、使用された利用許諾手段の種類 (許諾媒体 IDなど)、伝達付加情報の選択結果等などを用いてもよい。無論、判定因子力^つである必要はない。

[0137] なお、伝達付加情報、端末装置に提示する広告告知情報等、他の情報についても

、図 9 (c)、 (d)のように選択ルールを盛り込むことができる。

[0138] 図 9 (a)〜（d)に例示する各テーブルは、接続先毎にテーブルを分けてもよいし、分けずに複数の接続先でまとめて 1テーブルとしてもよい。

(手紙情報 DB)

手紙情報 DB217は、マーケティング情報のうち、手紙に印刷される情報について、保管や解析 (集計を含む)等を行なうため、データを予め取り決めたフォーマットで保管した DBある!/、は DB群である。

[0139] 図 10 (a)は、利用毎のデータを保管する手紙情報テーブルの一例である。この例ではサービス毎 (および接続先毎）に割り振った識別記号 (サービス ID)をサービス I Dエリアに格納している力これは他のテーブルに応用してもよい。手紙サービスの利用日時は日付情報エリアに、広告選択情報からの利用者の選択結果 (広告告知情報 ID)は告知情報番号エリアに格納される。さらにこの例では伝達付加情報の選択結果が挨拶情報番号 1エリア、同 2エリアに保管され、 HPの言語選択力得られた使用言語情報が使用言語ヱリアに、宛名情報を解析して得られた受信者居住地域の情報が受信者地域エリアに保管される。発信者地域エリアには、利用者が返信の利便のために本人の宛先を入力した場合、解析して地域情報が保管され、入力の無い場合は空欄とする。

[0140] 本テーブルは接続先 (接続先名工リア）毎に分けても、分けなくてもよい。サービス I Dは接続先に無関係の通番などを採用してもよい。

[0141] 図 10 (b)は、手紙情報テーブルの内容を、 2次元的に集計した手紙情報集計テーブルの例で、利用者の広告告知情報の選択を、アンケート情報 DBに保管された性別情報で層別して集計したものである。この例では、 2004年 1月における（日付情報エリアに記録)接続先「ZA003Z」（接続先名工リアに記録)での広告選択実績が格納され、広告告知情報 ID: A00300101 (広告選択情報番号エリアに記録）に対応する広告告知情報は、男性 (項目番号 1で 1選択)が 53件、女性（同 2選択)が 87件選択したことがわかる。むろん集計方式や集計項目は目的に応じて任意に選んでよい。

(通信情報 DB)

通信情報 DB215は、手紙作成に必要なデータを予め取り決めたフォーマットで保管した DBある!/、は DB群である。

[0142] 図 11は、通信情報 DBの一例であり、利用者力入力された情報をもとに、宛先情報のうち住所が受信者宛先— 1エリアに、受信者名が受信者宛先— 2エリアに、利用者のメッセージ：「初日の出を見てきました。」が通信文エリアに格納される。また、利用者の入力した写真が画像ファイル名 G001532として格納される一方、当該フアイル名が画像 IDエリアに格納される。さらに、広告告知情報 ID (この例では図 9 (a)の広告選択情報テーブルを使用）が広告選択情報番号エリアに格納される。また、本例のように伝達付加情報 (この例では図 6 (a)の挨拶情報テーブルを使用）を選んだ場合は、挨拶情報が挨拶情報番号 1および 2のエリアに識別符号で格納される。さらに、利用者 (発信者)の名前も発信者名工リアに格納されるが、本例ではオプションの発信者住所は入力が無ぐ発信者住所エリアは空欄となっている。

[0143] なお、通信情報管理のために、この例ではサービス ID (サービス IDエリア）、接続先

(接続先名エリア）、利用許諾 ID (利用許諾 IDエリア）および利用日時（日付情報エリァ)も保管項目としている。必要に応じ、使用言語等も保管項目として良い。

[0144] なお、通信情報を始め、個人情報と解される情報については、手紙発送およびマーケティング情報の収集後、速やかに消去するか、アクセスを制限するよう配慮することが好ましい。情報管理に関する利用者の要望を端末装置等を介して入手し、個別に情報の扱!、を設定してもよ、。

<処理の流れ >

以下、本発明の HMPシステムにおける処理の流れを例を挙げて説明する。なお、矛盾 (情報の入手前にその情報による判断を行なうなど)の無い限り、処理ゃステツプの順番を入れ替えても良、し、別々のステップで送受信する情報をひとまとめにしたり、逆に 1ステップで送受信する情報を連続しな、複数のステップに分けたりしてもよい。 (前処理および後処理 (例 1) )

図 12は、広告主の利用許諾取得およびノベルティ ·グッズ配布（予備処理)から、利用者による手紙サービスへのアクセスおよびその許諾 (入口処理)までの情報等の流れの一例を順番に示し、かつ本体処理 (手紙の作成、情報収集)後の後処理を示したものである。この例では基本となる、一 IDにっき一利用である利用許諾 IDを発行する型の処理を示す。なお、予備処理〜入口処理までを前処理と呼ぶものとする。

[0145] なお図 12以降の処理図において、作用主体または対象は〇印で、また〇印間の情報の移動方向は「→」または「」で示す。イタリック体は有体の媒体を介した情報の移動を示す。

( (処理 A1 :予備処理例 1) )

ステップ A1 - 1：手紙配送事業者 300および/または手紙作成装置 203の管理者が手紙の発行を許諾する手紙 ID (たとえば電子切手等）を、 HMP運営システムの管理用装置の管理者 (プロバイダ Aとする）に発行し、該手紙 IDは管理部 204が受領する。ここでは簡単のため、手紙 ID1個あたり、手紙サービスは 1件とする。

[0146] ステップ A1 - 2：管理部 204は利用許諾情報として、手紙 IDに対応する利用許諾 I Dを予め定められたルール (通番など）で生成する（ここでは手紙 ID1個あたり利用許諾 ID1個とする）。なお、手紙 IDをそのまま利用許諾 IDとしてもよいし、手紙、広告主 ID (接続先名も含む）、日付等の情報カゝら適宜選択し組み合わせて利用許諾 IDとしても良い。

[0147] ステップ A1— 3、 A1—4：生成した利用許諾 IDを、プロバイダ Aが広告主 (広告代理店等の委託業者も含む、以下同様）に発行する (販売など）（ステップ A1— 3)。また、管理部 204は、利用許諾情報 DB211 (利用許諾条件テーブル等）に利用許諾 I Dを登録する (ステップ A1— 4)。利用許諾情報テーブルは、図 4 (a)力、これに機能の類似するフォーマットが好まし、が、利用許諾 IDに広告主 IDや手紙 ID等の情報が直接含まれて!/、な!、場合は、これらの情報も利用許諾 IDと関連付けて利用許諾条件テーブル等に格納することが好ま、。

[0148] ステップ A1— 5：広告主は利用許諾手段としてノベルティ ·グッズを作成し、これに供給された利用許諾 IDを記録して、利用許諾媒体とする。必要に応じ、アクセス情報や利用許諾手段を識別する許諾媒体 IDも、利用許諾媒体に記録する。記録方式は既に述べたように種々の方法を利用可能である。許諾用媒体は、通常、店頭ゃィべントで配る等の手段で利用者に配布される。

[0149] 許諾媒体 IDは広告主で付与しても、プロバイダ Aで付与の処理を請け負ってもよい。許諾媒体 IDも、利用許諾 IDと関連付けて利用許諾 DB211 (利用許諾条件テープル等）に予め登録しておいてよい。

( (処理 A2 :入口処理例 1) )

ステップ A2— 1 :各利用者は、許諾用媒体を入手した後、該許諾用媒体に記録してある利用許諾情報を認識した上で、該許諾用媒体あるいは他の広告手段より提供されたアクセス手段 (接続先名、連絡先など）により、所有するあるいは利用可能な端末装置から、インターネット 3、通信回線 4等に接続して、手紙サービスの該利用許諾 IDを管理部 204へ送信する。端末装置への利用許諾 IDの入力方法は、該 IDの記録方式に応じて適宜選択可能である。なお、端末装置を操作するオペレータを介して情報の交換を行なっても良、。

[0150] ステップ A2— 2、 A2— 3 :管理用部 204は、送られてきた利用許諾 IDを、利用許諾情報 DB211 (利用許諾条件テーブル等）に予め記録されている情報に照会して (ステツプ A2— 2)、手紙サービスの利用許諾の判断をする (ステップ A2— 3)。図 4 (a) に例示される利用許諾条件テーブルを用いた場合、紹介の結果、利用許諾 IDに対応するレコードが存在し (ヒット）、日付が有効期限の範囲内であり、かつ、該 IDが当該接続先で有効である場合、利用を許諾する。

[0151] なお、該利用許諾 IDが利用許諾に適合しなヽ場合は、管理部 204は該利用者が利用して、る端末装置に、許諾しな、旨の情報 (不許諾の理由を含めても良、）を送信してもよい。該端末装置は送信された情報を視覚情報 (文字、図等)や音声等にて出力し、利用者に告知してもよい。

[0152] 管理部 204は、該利用許諾 IDが利用許諾に適合した場合は、次のステップに進む

。なお、利用許諾 IDに含まれていない場合は、対応する手紙 ID、広告主情報、許諾媒体 ID等の情報を利用許諾情報 DB211 (利用許諾条件テーブル等)から入手してちょい。 [0153] ステップ A2—4 :必要に応じ、管理用部 204は、許諾媒体 IDを情報集計センター 2 05を介してアンケート情報 DB等に保管してもよい。許可媒体 IDが集計項目となっている場合は、情報集計センター 205は該当する IDに対応する項目のカウント数を増やす処理をここで行っても良、。

( (処理 A3 :後処理例 1) )

ステップ A3— 1 :なお、本体処理の終了後、管理部 204が、該利用許諾 IDに該当する利用許諾情報 DB211 (利用許諾条件テーブル等)のレコードを削除するか、使用済み (消尽)を示すマークを付与することが好ましい。また、利用許諾情 IDの使用実績リストを利用許諾情報 DB211に作成してもよヽ。

(本体処理例）

図 13および図 14に、本体処理の流れを順に説明する。

( (処理 B1 :端末広告表示処理例)）（オプション）

ステップ B1— 1、 B1— 2 :管理部 204は、広告告知情報0 213 (図7 (_&)に例示される広告告知情報テーブル等）に広告主 ID (接続先名を用いる場合も含む)を送り ( ステップ B1— 1)、広告主に対応した広告告知情報を該 DBから取り出す (ステップ B 1 2)。

[0154] ステップ B1— 3 :管理部 204は、取り出した広告告知情報を、必要に応じて端末装置に合わせて再配置等し (ガイダンス 1情報と呼ぶものとする）、利用者の端末装置に送信する。該端末装置はガイダンス 1情報を、ガイダンス 1として視覚情報 (文字、図等)や音声等にて出力し、利用者に告知する。

[0155] なお、必要に応じ、管理部 204は、使用した広告告知情報の記録を広告告知情報 DB (図 7 (b)に例示される広告告知結果テーブル等）に保管してもよい。

[0156] 端末に表示する広告告知情報は複数の候補力所定のルールで管理部 204が選択しても良い。また、後述のアンケート調査の結果を得た時点で、より利用者の嗜好に合ったものに変更してもよい。

[0157] 利用者の選択無しに手紙に印刷される広告 (広告告知情報の一種)を設定してもよい。当該広告の設定および取り出し (あるいは選択）は、上記と同様のテーブル等を用いて行なうことが出来る。選択された広告は通信情報 DBに送付される。 ( (処理 B2：手紙主情報入力処理例） )

ステップ B2— 1 :管理部 204は、利用者の端末装置に、宛先情報 (受信者の住所、氏名等)、伝達情報 (通信文、写真等、発信者氏名 ·住所等)等の入力を促す情報（ガイダンス 2情報というものとする）を送る。該端末装置はガイダンス 2情報を、ガイダンス 2として視覚情報や音声等にて出力し、利用者に告知する。

[0158] ステップ B2— 2、 B2— 3 :管理用部 204は、利用者が端末装置に入力した宛先情報、伝達情報を受け取り (ステップ B2— 2)、図 11に例示されるような通信情報 DB等に格納する（ステップ B2— 3)。

[0159] ステップ B2— 4 :必要に応じ、管理部 204は、受信者の住所 (必須項目）や、発信者の住所 (任意項目）の情報から、地域、町の規模 (人口 10万未満、 10万〜 100万未満、 100万以上など)等の層別情報に加工し、情報集計センター 205を介して手紙情報 DB (図 10 (a)に例示される手紙情報テーブル等）に保管してもよい。なお、 H Pの言語選択等で取得できる使用言語の情報につ!、ても、手紙情報 DB (手紙情報テーブル等）に保管してよい。またこれらの情報が集計対象となっている場合は、情報集計センター 205が手紙情報 DB等の該当する項目のカウント数を増やす等の処理をここで行なっても良!、。

[0160] なお、必要に応じて、手紙の種類 (葉書、封書等)やレイアウトの指定を、この処理あるいは次の伝達付加情報選択処理にて利用者より受け取ることが好ま U、。

( (処理 B3：伝達付加情報選択処理例) ) (オプション）

ステップ B3— 1、 B3— 2 :管理部 204は、伝達付加情報0 212 (図6 (&)に例示される挨拶情報テーブル等）に広告主 ID (接続先名を用いる場合も含む)を送り (ステップ B3— 1)、広告主に対応した伝達付加情報を該 DB力も力も取り出す (ステップ B 3— 2)。なお、伝達付加情報 DBに予め季節等に応じた選択ルールを格納しておき、利用者に提示する伝達付加情報を管理部 204が予め選択してもよ、。

[0161] ステップ B3 - 3：管理部 204は、取り出した伝達付加情報を、必要に応じて端末装置に合わせて再配置等し (ガイダンス 3情報と呼ぶものとする）、利用者の端末装置に送信する。該端末装置はガイダンス 3情報を、ガイダンス 3として視覚情報や音声等にて出力し、利用者に、伝達付加情報の利用の有無の入力、および利用するの場合は伝達付加情報の選択を促す。

[0162] ステップ B3— 4、 B3— 5 :管理用部 204は、利用者が端末装置に入力した、伝達付加情報の利用の有無、および伝達付加情報の選択内容 (利用の場合)を受け取る（ステップ B3— 4)。受け取った該情報は、前記伝達付加情報 ID等の形で、図 11に例示されるような通信情報 DB215等に格納すると共に、必要に応じて情報集計センター205を介して手紙情報0 217 (図10 (&)に例示される手紙情報テーブル等）にも格納する (ステップ B3— 5)。またこれらの情報が集計対象となっている場合は、情報集計センター 205が手紙情報 DB等の該当する項目のカウント数を増やす等の処理をここで行っても良い。なお、図 6 (b)に例示される伝達情報テーブル等を伝達情報 DB212に設け、利用毎の選択実績を記録するなどしてもよい。

( (処理 B4：アンケート処理例） )

ステップ B4— 1、 B4— 2 :管理部 204は、アンケート情報 DB216 (図 8 (a)に例示される質問テーブル等）に広告主 ID (接続先名を用いる場合も含む）を送り（ステップ B 4—1)、広告主に対応したアンケート質問 (質問項目、質問内容等)を該 DBからから取り出す (ステップ B4— 2)。アンケート質問等は、利用許諾 IDや許諾媒体 ID等によつても異なる内容としてよい（質問テーブル等に対応する IDの項目を設けるなどで対応が可能である）。

[0163] ステップ B4— 3 :管理部 204は、取り出したアンケート質問および回答選択肢等を、必要に応じて端末装置に合わせて再配置等し (ガイダンス 4情報と呼ぶものとする）、利用者の端末装置に送信する。該端末装置はガイダンス 4情報を、ガイダンス 4として視覚情報や音声等にて出力し、利用者にアンケートの回答を促す。

[0164] ステップ B4— 4、 B4— 5 :管理用部 204は、利用者が端末装置に入力したアンケートの回答を受け取り（ステップ B4— 4)、情報集計センター 205を介してアンケート情報 DB (図 8 (b)に例示される回答テーブル等）に保管する (ステップ B4— 5)。また、集計対象となっているアンケート項目に対しては、情報集計センター 205がアンケート情報 DB (図 8 (c)に例示される回答集計テーブル等)の該当する項目のカウント数を増やす等の処理をここで行っても良、。

( (処理 B5：広告選択処理例) ) ステップ B5— 1、B5— 2 :管理部 204は、広告選択情報 DB214 (図 9 (a)、（c)、 (d )等に例示される広告選択情報テーブル等）に広告主 ID (接続先名を用いる場合も含む)を送り (ステップ B5— 1)、広告主に対応した広告選択情報を該 DBから力も取り出す (ステップ B5— 2)。ここで、広告選択情報をアンケート質問等の利用者 Z受信者の属性情報 (他に、宛先層別情報、発信者住所層別情報、許諾媒体 ID、伝達付加情報選択等）に応じて変える場合 (図 9 (c)、（d)等の場合)は、該当する属性情報をステップ B5— 1で該 DBに送る。

[0165] ステップ B5 - 3：管理部 204は、取り出した広告選択情報を、必要に応じて端末装置に合わせて再配置等し (ガイダンス 5情報と呼ぶものとする）、利用者の端末装置に送信する。該端末装置はガイダンス 5情報を、ガイダンス 5として視覚情報や音声等にて出力し、利用者に広告告知情報の選択を促す。

[0166] ステップ B5— 4〜B5— 6 :管理用部 204は、利用者が端末装置に入力した広告選択結果を (通常は項目番号で)受け取り (ステップ B5— 4)、選択された広告告知情報ある!/ヽはその識別符号 (広告告知情報 ID)を通信情報 DB (図 11に例示)等に保管する (ステップ B5— 5)。また、広告告知情報 IDは情報集計センター 205を介して手紙情報 DB (図 10 (a)に例示される手紙情報テーブル等）に保管される (ステップ B 5— 6)。また、広告告知情報の選択について集計するために、情報集計センター 20 5が手紙情報 DB (図 10 (b)に例示される手紙情報集計テーブル等)の該当する項目のカウント数を増やす等の処理をここで行っても良い。

[0167] なお、必要に応じ、管理部 204は、使用した広告告知情報の記録を広告選択情報 DB (図 9 (b)に例示される広告選択結果テーブル等）に保管してもよい。

( (処理 B6：手紙発行処理例） )

ステップ B6 - 1：管理用コンピュータ 204は、手紙 ID (ある!/、は後述のユーザー ID) を手紙作成管理部 221に送ると共に、通信情報 DB215 (図 11に例示)から手紙を作成する情報である通信情報を手紙作成管理部へ伝達する。図 11の例では、宛先 1エリア、宛先 2エリア、通信文エリア、画像 IDエリア、挨拶情報番号 1エリアおよび同 2エリア、発信者名工リア、発信者住所エリアの情報が通信情報として手紙作成管理部に送られ、また必要に応じて使用言語の情報や手紙'レイアウトの指定情報も送られる。

[0168] 手紙作成管理部 221は手紙 ID (ユーザー ID)が有効であることを確認したら、次のステップに進む。

[0169] ステップ B6— 2 :手紙作成管理部 221は、管理用コンピュータ 204から伝達された該通信情報を所定の手順 (予め設定された規則）に従ってレイアウトし、印刷装置 22 2および必要に応じてカ卩ェ装置 223を制御して、実際の手紙を作成する。

[0170] 図 15は、図 11に格納された通信情報を基に作成された手紙 (絵葉書 500)の一例である。表面 500aには、宛名情報 501 (宛先および受信者)、発信者情報 502 (発信者住所および発信者名）が印刷され、さらに利用者が選択した広告告知情報 505が印刷されている。ただし図 11の例では発信者情報は空欄なので空白となる。なお、郵便番号は利用者が入力しても市町村情報力も管理部 204が判別してもよい。

[0171] 裏面 500bには、利用者の入力した伝達情報 504 (通信文、画像 IDに対応する画像)が、利用者の選択した伝達付加情報 503 (挨拶文および枠意匠としての「雪模様の縁取り」画像）が印刷されている。

[0172] 無論、この例に限定されず、宛先情報のように位置が決められているもの以外のレィアウトは自由である。例えば広告告知情報 505は裏面 500bに印刷してもよい。ここでは省略したが切手等のスペースも必要に応じて設ければよい。

[0173] 利用者力もの画像がない葉書の場合、宛先情報以外は全て裏面 500bに印刷する等の方法が考えられる。葉書 (絵葉書も含む)の場合は加工装置 223を用いずに、葉書用紙に印刷装置 222が両面印刷するだけで作成してもよい。

[0174] 封書の場合は、まず印刷装置 222が宛先情報および発信者情報を封筒となる紙に印刷し、加工装置 223が封筒に加工すると共に、印刷装置が中身となる手紙に住所を省略した受信者名 '発信者名と、その他の通信情報とを印刷し、加工装置が手紙を折り畳んで封筒に封入する、といった作成方法が例示される。

[0175] 作成された手紙は、手紙配達事業者 300に委託して手紙配達先 400へと配達される。なお、手紙配達事業者がプロバイダ A等と同一となることを禁じるものではない。 ( (処理 B7、 B8：集計処理例） )

情報集計センター 205は、上に述べたように、各マーケティング情報を受け取る毎に、集計項目に加算していってもよいし、下記に述べる集計処理を随時行なっても良い。

[0176] ステップ B7— 1、 B7— 2 :情報集計センター 205は、アンケート DB216に記憶した情報 (図 8 (b)参照)を取り出し (ステップ 7— 1)、所定の手順 (予め設定された規則）に従って集計した後、結果を当該アンケート DB216に記憶する (ステップ 7— 2) (図 8 (c)参照)。集計は、性別'年齢層別に嗜好を集計するなど、項目間の関連づけを行ってもよい。また、手紙情報 DBに蓄積されたデータとの関連づけを行って集計してもよい。

[0177] ステップ B8— 1、 B8— 2 :情報集計センター 205は、手紙情報 DB217に記憶した情報 (図 10 (a)参照)を取り出し (ステップ 8— 1)、所定の手順 (予め設定された規則) に従って集計した語、結果を当該手紙情報 DB217に記憶する (ステップ 8— 2)。集計に際して、アンケート情報 DBに蓄積されたデータとの関連づけを行ってもよい（図 10 (b)参照)。

( (ファンド型等における対応)）

ファンド型等、 1つの利用許諾手段 (媒体)で複数回手紙サービスが利用できる場合、処理 B2で取得する発信者情報や、処理 B4処理で所得するアンケート回答 (少なくとも一部)等は、（a)手間を省くため、初回で得た情報を再利用してもよい。また、 (b)該媒体が他者に譲渡される可能性を考慮して、毎回新規に情報を入力させてもよい。また (c)前回の情報を表示して変更の有無を確認する方法でもよい。（a)や (c) の方法の場合は、例えば、利用者の許諾を得た場合にのみ、次回の使用時に前回の情報を再利用するようにしてもよい。

[0178] また、ファンド型の場合、処理 B5において広告選択情報を決定する際、前回の広告告知情報選択結果を判断因子に含めてもよい。

(前処理および後処理 (例 2) )

図 16よび図 17は、前処理の別の例における、処理の流れを示す図である。この例では、図 2 (b)に示すプリペイド'カード等を用い利用許諾 IDをノベルティ'グッズに記載したアクセス先力も入手できるようにしたものである。

( (処理 C1 :予備処理例 2) ) ステップ CI— 1：予備処理例 1 (ステップ A1 - 1)と同様に、手紙 IDを管理部 204が受領する。手紙 ID1個あたりの手紙サービスも同様に 1件とする。

[0179] ステップ C1— 2：管理部 204は利用許諾情報の一種として、利用許諾 IDに交換可能な許諾発行情報 (ここでは許諾発行 IDとする）を予め定められたルール (通番など )で生成する。

[0180] 利用許諾 IDは最終的に手紙 IDと 1対 1で対応させることが好ましいが、許諾発行 I D1個につき複数の利用許諾 IDと交換できるように設定してもよい。なお、手紙 ID、利用許諾 ID、広告主 ID (接続先名も含む）、日付等の情報カゝら適宜選択し組み合わせて許諾発行 IDとしても良、。

[0181] ステップ C1— 3、 C1— 4：生成した許諾発行 IDを、プロノイダ Aが広告主に発行する (ステップ C1— 3)。また、管理部 204は、利用許諾情報 DB211 (許諾発行条件テ一ブル等）に利用許諾 IDを登録する (ステップ C1— 4)。許諾発行条件テーブルは、図 5 (b)か、これに機能の類似するフォーマットが好ましいが、対応する利用許諾 ID を格納するエリア等を設けても良いし、 IDの性質上余分となるエリアがあれば削除してもよい。なお、利用許諾 IDも合わせて生成して利用許諾情報 DBに格納してもよい

[0182] ステップ C1 5：広告主は利用許諾手段としてノベルティ ·グッズを作成し、これに供給された許諾発行 IDを記録して、利用許諾媒体とする。他に利用許諾媒体に記録する情報や、記録方式、ノベルティ'グッズの配布方式は予備処理例 1 (ステップ A 1— 5)と同様でよい。

( (処理 C2：利用許諾 IDリクエスト処理例）

ステップ C2— 1 :各利用者は、許諾用媒体を入手した後、該許諾用媒体に記録してある許諾発行情報を認識した上で、該許諾用媒体あるいは他の広告手段より提供されたアクセス手段により、所有するあるいは利用可能な端末装置から、インターネット 3、通信回線 4等に接続して、該許諾発行 IDを管理部 204へ送信し、利用許諾 ID の発行をリクエストする。端末装置への許諾発行 IDの入力方法は、入口処理例 1における利用許諾 IDの入力（ステップ A2— 1)と同様でよい。

[0183] ステップ C2— 2、 C2— 3 :管理用部 204は、送られてきた許諾発行 IDを、利用許諾情報 DB211 (許諾発行条件テーブル等）に予め記録されている情報に照会して (ステツプ C2— 2)、利用許諾 ID発行の可否の判断をする (ステップ C2— 3)。図 5 (b)に例示される許諾発行条件テーブルを用いた場合、紹介の結果、許諾発行 IDに対応するレコードが存在し (ヒット）、日付が有効期限の範囲内であり、該 IDが当該接続先で有効であり、かつ利用許諾 IDを発行済みでない場合 (発行済エリア）、利用許諾 I Dの発行を可とする。許諾発行 IDが発行に適合しない場合の処理は、入口処理例 1 で利用許諾 IDが適合しなヽ場合に準じて行えばよ!ヽ。

[0184] 管理部 204は、許諾発行 IDが適合した場合は、次のステップに進む。なお、許諾発行 IDに含まれていない場合は、対応する手紙 ID、広告主情報、許諾媒体 ID等の情報を利用許諾情報 DB211 (許諾発行条件テーブル等)カゝら入手してもよ！/ヽ。

[0185] ステップ C2— 4、 C2— 5 :管理部 204は利用許諾情報として、手紙 IDに対応する利用許諾 IDを予め定められたルール (通番など)で生成し (ステップ C2— 4)、利用者の端末装置に送付する (ステップ C2— 5)。生成方法は予備処理例 1 (ステップ A1 - 2)に準じてよい。利用許諾 IDは 1個づっ発行しても、発行可能数全てを一度に発行しても、発行可能数以下で利用者のリクエストされた個数を発行してもよヽ。

[0186] 利用許諾 IDを予備処理で生成済み (予備処理例 2の一様態など)の場合は、利用許諾情報 DB力生成済みの利用許諾 IDを取り出し、利用者の端末装置に送ればよい。利用 IDを端末に送付する方法としては、電子メールで送付する、アクセスされている Web画面に表示する、同画面からのダウンロードを許可する、などが考えられる

[0187] ステップ C2— 6 :管理部 204は、利用許諾情報0 211 (図4 (&)に例示される利用許諾条件テーブル等）に利用許諾 IDを登録する。また、同 DB (許諾発行条件テーブル等）に記録された許諾発行 IDに対し、利用許諾 ID発行済みの部分を識別可能にデータを変更する（発行可能残数を記憶するなど)。利用許諾テーブルは入口処理例 1と同様でよいが、対応する許諾発行 IDの格納エリアを有してもよい。

[0188] ステップ C2— 7 :必要に応じ、管理用部 204は、許諾媒体 IDを情報集計センター 2 05を介してアンケート情報 DB等に保管してもよい。許可媒体 IDが集計項目となっている場合は、情報集計センター 205は該当する IDに対応する項目のカウント数を増やす処理をここで行っても良い。該 DBへの保管および集計は、該許諾発行 IDにつ V、て初回の利用許諾 ID発行リクエストが成された時だけ行えばょ、。

( (C3 :入口処理例 2) )

ステップ C3— 1：利用者は、利用許諾 IDリクエスト処理例などの手順により入手した利用許諾 IDを、端末装置から管理部 204に送信する。方法は入口処理例 1 (ステツプ A2—1)と同様でよい。

[0189] ステップ C3— 2、 C3— 3 :入口処理例 1のステップ A2— 2および A2— 3とほぼ同様の処理を行う。ただし許諾媒体 IDの処理はこの段階では省略できる。

( (C4 :後処理例 2) )

ステップ C4 - 1：後処理例 1 (ステップ A3— 1)と同様でょ、。

(前処理および後処理 (例 3) )

図 18は、前処理の別の例における、処理の流れを示す図である。この例では、図 4 (c)に例示される利用可能残数テーブルを用い、ファンド型の許諾処理を行う。

[0190] ( (処理 D1 :予備処理例 3) )

ステップ D1 - 1：予備処理例 1 (ステップ A1 - 1)と同様に、手紙 IDを管理部 204が受領する。手紙 ID1個あたりの手紙サービスも同様に 1件とするが、手紙 IDは複数個を受領する。

[0191] ステップ D1— 2 :予備処理例 1 (ステップ A1— 2)と同様に、利用許諾 IDを生成する。ただし、利用許諾 ID1個につき、予め定められた複数個の手紙 IDを割り振る。

[0192] ステップ D1— 3、 D1—4：生成した利用許諾 IDを、プロバイダ Aが広告主に発行する (ステップ D1— 3)。また、管理部 204は、利用許諾情報 DB211 (利用可能残数テ一ブル等）に利用許諾 IDを登録する (ステップ D1— 4)。利用可能残数テーブルは、図 4 (c)力、これに機能の類似する、利用可能回数 (残数)が管理可能なフォーマットが好ましい。また、利用許諾 IDに広告主 IDや全手紙 ID等の情報が直接含まれていな Vヽ場合は、これらの情報も利用許諾 IDと関連付けて利用許諾条件テーブル等に格納することが好ましい。

[0193] ステップ D1— 5 :広告主は、予備処理例 1 (ステップ A1— 5)と同様に、利用許諾手段として利用許諾 ID等を記録したノベルティ ·グッズを作成し、利用者に配布する。許諾媒体 IDの扱、も同様でょ、。

( (処理 D2 :入口処理例 3) )

ステップ D2— 1 :各利用者は、入口処理例 1のステップ A2— 1と同様、利用許諾 ID を管理部 204へ送信する。

[0194] ステップ D2— 2、 D2— 3 :管理用部 204は、送られてきた利用許諾 IDを、利用許諾情報 DB211 (利用可能残数テーブル等）に予め記録されている情報に照会して (ステツプ D2— 2)、手紙サービスの利用許諾の判断をする (ステップ D2— 3)。図 4 (c) に例示される利用可能残数テーブルを用いた場合、紹介の結果、利用許諾 IDに対応するレコードが存在し (ヒット）、該 IDが当該接続先で有効であり、かつ利用可能残数が零より大きい場合、利用を許諾する。この例では省略したが、有効期限等の判断をカロえてもよい。諾否決定後の処理は入口処理例 1 (A2)と同様でよい。

[0195] ステップ D2— 4 :当該利用許諾 IDの初回の利用の場合、必要に応じ、管理用部 20 4は、入口処理例 1 (ステップ A2— 4)と同様に、許諾媒体 IDの保管'集計処理を行つてもよい。

( (処理 D3 :後処理例 3) )

ステップ D3— 1 :本体処理の終了後、管理部 204が、該利用許諾 IDに対応して利用許諾情報 DB211 (利用可能残数テーブル等）に格納されている利用可能な残数（残度数エリア）を、今回利用件数だけ減算して再格納することが好ましい。合わせて累積利用回数を計算 (積算)して同 DBに格納してもよ、。

(前処理および後処理 (例 4) )

図 19は、前処理の別の例における、処理の流れを示す図である。この例では、図 5 (a)に例示されるメンバー情報テーブルを用い、メンバー型の許諾処理を行う。

[0196] ( (処理 E1 :予備処理例 4) )

ステップ E1— 1：手紙配送事業者 300および/または手紙作成装置 203の管理者が手紙の発行を許諾するユーザー IDを、 HMP運営システムの管理用装置の管理者 (プロバイダ Aとする）に発行し、該手紙 IDは管理部 204が受領する。当該ユーザ一 IDで利用できる手紙サービスの回数には原則として制限は無ぐサービス使用料は使用回数に応じて後で精算されるものとする。 [0197] ステップ El— 2 :管理部 204は利用許諾情報として、メンバー IDを予め定められたルール (通番など）で生成する。メンバー IDも、利用できる手紙サービスの回数には原則として制限は無ぐサービス使用料は使用回数に応じて後で精算されるものとする。なお、ユーザー ID、広告主 ID (接続先名も含む）、日付等の情報から適宜選択し組み合わせてメンバー IDとしても良!、。

[0198] ステップ E1— 3、 E1—4：生成した利用許諾 IDを、プロバイダ Aが広告主に発行する (ステップ E1— 3)。また、管理部 204は、利用許諾情報 DB211 (メンバー情報テ一ブル等）に利用許諾 IDを登録する (ステップ E1— 4)。メンバー情報テーブルは、図 5 (a)力、これに機能の類似する、利用回数が管理可能なフォーマットが好ましい。また、メンバー IDに広告主 IDやユーザー ID等の情報が直接含まれて、な、場合は、これらの情報もメンバー IDと関連付けてメンバー情報テーブル等に格納してよい。

[0199] ステップ E1— 5：広告主は、予備処理例 1 (ステップ A1— 5)に準じて、利用許諾手段としてメンバー ID等を記録したノベルティ ·グッズを作成し、利用者に配布する。許諾媒体 IDの扱、も同様でょ、。

( (処理 E2 :入口処理例 4) )

ステップ E2— 1：各利用者はメンバー IDを管理部 204へ送信する。送信の詳細は入口処理例 1のステップ A2— 1に準じてよ!/、。

[0200] ステップ E2— 2、 E2— 3 :管理用部 204は、送られてきたメンバー IDを、利用許諾情報 DB211 (メンバー情報テーブル等）に予め記録されている情報に照会して (ステップ E2— 2)、手紙サービスの利用許諾の判断をする (ステップ E2— 3)。図 5 (a)に例示されるメンバー情報テーブルを用いた場合、紹介の結果、メンバー IDに対応するレコードが存在し (ヒット）、該 IDが当該接続先で有効である場合、利用を許諾する

。この例では省略したが、有効期限等の判断を加えてもよい。諾否決定後の処理は入口処理例 1 (A2)に準じてよ、。

[0201] ステップ E2— 4 :当該メンバー IDの初回の利用の場合、必要に応じ、管理用部 20 4は、入口処理例 1 (ステップ A2— 4)も準じて許諾媒体 IDの保管.集計処理を行つてもよい。

( (処理 E3 :後処理例 4) ) ステップ E3— 1 :本体処理の終了後、管理部 204が、該メンバー IDに対応して利用許諾情報 DB211 (メンバー情報テーブル等）に格納されている累積利用回数 (累計度数エリア)を、今回利用件数だけ積算して再格納することが好ま、。

(前処理および後処理の他の様態）

接続先名が実質的に利用許諾情報となる、オープン型の場合、前処理は利用者からのアクセスを受けた際に、利用許諾情報 DB211 (図 4 (b)に例示されるようなォープン利用情報テーブル等）に接続先名を照会するステップ力も実質的に成る。サービス利用実績を該オープン利用情報テーブル等に記録ある、は集計してもよ!/ヽ。

[0202] 以上の例は一例であり、手紙 IDZユーザー IDの選択、許諾発行 ID使用の有無、個別利用許諾 IDZファンド型 Zメンバー型 Zオープン型の選択などは、任意に組み合わせてよい。

[0203] また、利用許諾 ID等とは別に、管理部 204等が利用者 IDや受信者 IDを発行し、毎回アンケート回答や住所 ·指名を入力する煩わしさを低減することも可能である。この場合は利用許諾情報 DB211に利用者 ID等の管理のためのテーブルを作成するとよい。

[0204] 後処理として、利用者力も受信者の電子メールアドレスの情報を得て、手紙の発送を受信者に電子メールで通知する、などの処理も可能である。

[0205] この発明の他の実施の様態の例を図 20〜図 22および図 32のフローチャートで示す。ここで、ファンド型およびメンバー型の前処理は類似するので 1まとめとした。

[0206] すなわち、図 20はオープン型入口処理、図 21はファンド型およびメンバー型入口処理、図 22はファンド型処理およびメンバー型処理、そして図 32は終了処理の、それぞれフローチャートである。

(本体処理の他の様態）

この発明の他の実施の様態の例を図 23〜図 31のフローチャートで示す。ここで、図 23は主処理 (本体処理）、図 24は手紙文処理 (利用者の入力による伝達情報の処理)、図 25は広告告知情報処理 (端末表示用）、図 26は伝達付加情報処理、図 2 7はアンケート処理、図 28は通信情報処理、図 29は広告選択情報処理、図 30は集計処理、そして図 31は手紙作成処理の、それぞれフローチャートである。 [0207] <運営主体と運営資源の関係 >

HMP運営システム 200は、プロバイダ A (インターネット 3或いは通信回線 4或いは双方を利用した手紙サービス会社、あるいは該手紙サービス会社から委託を受けシステムを運用する者）が運営しているシステムとすることが好ましいが、これに限定されず、システムの各構成要素が別々の運営主体に属して、ても良、。

[0208] 例えば、手紙作成装置 203はプロバイダ Aに属さずともよい。例えば、プロバイダ A が前記の委託を受けた会社である場合、手紙作成装置 203は前記手紙サービス会社が直接運営してもよい。

[0209] 同様に、管理用装置 201若しくは情報集計装置 202、又はそれらの下部ユニットを

、プロバイダ A以外の法人等 (例えば各広告主）が運営してもよい。

[0210] また、手紙配達事業者 300がプロバイダや手紙サービス会社と一体であってもよい

〔実施例〕

以下に、本発明にかかる実施例 (応用例）について説明する。但し、本発明はこれらの実施例に限定されるものではなぐまた手順の変更'省略 ·追カ卩は任意である。実施例 1

[0211] 近年、カメラ付携帯電話が一般的となりつつある。そこで、該カメラで撮影した写真を伝達情報の一部としてもょ、。

[0212] 本実施例によれば；

例えば、識別装置を所有する利用者が山に登り、その眺望の美しさを、該利用者が所有するカメラ付携帯電話で撮影し、その写真を、伝達情報の一部とすることで、該利用者は、その場力絵はがきとして差し出すことができる。

[0213] 処理の具体的流れは図 12〜14に記載の手順に準じて行えばよい。例えば絵葉書は図 15に準じたフォーマットで作成する。なお、旅先での使用であることを考慮し、図 33に示す、手順のガイダンスを例えばプリペイド'カード等に印刷しておくことが好ましい。

[0214] なお、本発明を観光絵はがき等に応用してもよい。例えば、前記利用許諾手段を、ファンド型かつ観光地でし力購入できないプリペイド'カードとして発売し、該カードを利用すると例えば、観光地の写真と購入者が携帯電話で撮影した写真を合成して該利用者オリジナルの観光絵はがきとすることができる、 t 、つた新規なサービスが可能となる。

[0215] 利用者はポストを探す必要も無ぐその場で、携帯電話からインターネット経由で絵はがきを差し出せることから、利用者にとっての利便性も優れる。

[0216] 処理手順は、ファンド型の上記例力も適宜選択して利用可能である。

[0217] さらに、例えば幼稚園の運動会で子供の活躍の様子を撮影した写真を、事前に準備した運動会スローガン等のデザインされたものと一緒に絵はがきとして、祖父母等に差し出す新規なサービスも可能である。家族、とくに高齢者に喜ばれるサービスであり、したがって親世代だけでなくシニア層への広告効果も高いという、 IT系サービスの分野では希少な効果も有する。

実施例 2

[0218] 広告選択 DBの内容を適宜改訂することが可能であることから、広告主 (スポンサー )はタイムリーな広告内容を告知できる。広告選択処理を含むものであれば、処理手順は以上で述べたものから任意に組み合わせて利用してよい。

[0219] 本実施例によれば；

例えば、利用者力べルティ ·グッズを使うたびに、その生産物である葉書に異なる告知内容をスポンサ一は表現できることとなり、例えば、四季折々の告知をタイムリーに行うことができる。

[0220] また、広告選択結果およびアンケート調査結果を性別 ·年齢層別（10代、 20代、 3 0代、 40〜50代、 60代以上など）に毎月集計し、各層毎に選択の少ない広告告知情報を、アンケート情報を参考とした新しい広告に変更することにより、タイムリーで影響力の高!、広告に絞り込むことができる。

[0221] また、例えばアンケート調査で趣味として音楽鑑賞を選択した利用者に、最新のヒットチャート上位の音楽アルバム (CD)等を広告選択情報として提示することもできる実施例 3

[0222] プリペイド'カードの意匠毎に異なる許諾媒体 IDを付し、アンケート情報と組み合わせて、どの消費者層 (年齢、性別、地域など）に特定の意匠が好まれる力の情報を取得することができる。アンケート調査および許諾媒体 IDの取得および集計を扱うものであれば、処理手順は以上で述べたものから任意に組み合わせて利用してょ、。

[0223] 本実施例によれば；

例えば 3つのモデルがある商品でモデル 1、モデル 2、モデル 3をそれぞれプリペイド 'カードとして配布すると、総数でどのモデルの人気が高いかは配布された数で把握することができる。しかし、従来のテレフォンカードやオレンジカード等では、どの消費者層がどのモデルを好むかといつた、きめ細かな情報の取得は困難であった。しかし、本発明の手紙サービスを利用した方式では、利用されたプリペイド'カードの許諾媒体 IDを消費者層別に集計することにより、例えばモデル 1の価格と、モデル 1のカードを好む消費者層の購買力とが合致しているかといった解析が簡単に実施でき、販売戦略を見直す上で有効である。

[0224] また、タレント別にプリペイド'カードを発行し、同様にデータを集計した結果、特定の性別および年齢層にタレント Aの人気が高力つたとすると、利用者からアンケート調查で得た受信者の性別 ·年齢層がこれと合致する場合にタレント Aの出演する TV番組等を広告情報として印刷することにより、ターゲットを絞った広告を行うことができるなお、許諾媒体 IDを管理上の情報 (カード、雑誌、 CD等の区別として用いるなど)としてのみ取得し管理してもよい。しかし、上記のように利用許諾手段に広告を付し、かつ許諾媒体 IDをマーケッティング情報として取得すると、単なるノベルティ ·グッズによる広告の効果を超える相乗効果が広告およびマーケティングについて発揮される。実施例 4

[0225] 利用許諾手段として、一般的なパンフレットとか案内書、雑誌等の出版物に利用許諾情報を印刷し、配布等してもよい。処理の具体的流れは、図 12〜32の手順を適宜組み合わせて用いれば良、。

[0226] 本実施例によれば；

例えば、配布したパンフレット、案内書等が配布場所の近辺のゴミ箱によく捨てられている場面がある。し力しながら、該パンフレット等をノベルティ 'グッズとすることで、すぐに捨てられることを回避できる。実施例 5

[0227] 利用許諾 IDを、利用許諾情報を利用希望者の端末装置に電子メールのような電子情報として送達してもよい。該端末装置は該情報を文字、図等にて表示してもよいし、音声にて再生してもよい。

[0228] 利用者には図 2 (b)に例示するノベルティ 'カード等で利用手段取得方法を告知し

、図 16および図 17に記載の前処理を採用するとよい。他の処理は適宜以上に述べた例示から組み合わせて利用すればよ!、。

[0229] 本実施例によれば；

例えば、該利用者に利用許諾手段と端末装置を別個に所有する手間を省力ゝせることがでさる。

実施例 6

[0230] 利用希望者に端末装置力プロバイダ或いはスポンサ一等が用意するホームべ一ジ (HP)にアクセスさせ、その閲覧時に利用許諾 IDを該利用希望者の該端末装置に電子情報として送達してもよい。該端末装置は該情報を文字、図等にて表示してもよいし、音声にて再生してもよい。

[0231] 利用者には図 2 (b)に類似するノベルティ'カード等で上記 HPへのアクセス手段を告知し、図 16および図 17に記載の前処理を採用するとよい。他の処理は適宜以上に述べた例示力組み合わせて利用すればよい。

[0232] 本実施例によれば；

例えば、該利用者は、利用したいときに該ホームページにアクセスすることで、許諾方法を該利用者に入手させることができることから、例えば、山の頂上でも該サービス利用を可能にさせることができる。

実施例 7

[0233] 手紙作成装置 203を各所に設置し、手紙配達期間の短縮ィ匕とか、手紙配達コストの低減化を行う。その設置場所は、管理用装置 201と同じ国内に限定するものではない。処理手順は任意である。

[0234] 本実施例によれば；

例えば、海外旅行の旅先から、実施例 1で述べられた方法による絵はがきを、国内郵便の速さで、配達先に送達させることができる。

実施例 8

[0235] 様々な条件を設定したイベントを行!、、その条件に適合した手紙を差し出した人および Zまたは受け取った人にプレゼントを実施してもよ、。処理手順は任意である。

[0236] 本実施例によれば；

例えば、差出人を対象としたお年玉年賀状や、一定期間を対象として、その期間での手紙の差出人および受取人の中力も抽選でプレゼントをする、等のイベントが実行できる。すなわち、本発明の主要部が景品の効果に頼らない広告手段であるため、景品による広告促進策を付加すると、効果が相乗的に表れる。

産業上の利用可能性

[0237] 本発明にお、ては、手紙にスポンサーが求める広告を付加することで、通常より割安な料金で手紙を差し出すことが可能となり、他方、広告主側は、利用者が広告付き葉書サービスを利用する際に情報を収集し、即座に情報把握ができる上、手紙の受取人にも広告の告知効果が得られる。

[0238] したがって、無理なく広告および情報収集が可能であり、広告にも拡散効果がある

[0239] また、従来のノベルティ ·グッズは全てグッズ提供者 (スポンサー）カゝら提供される対象者への一方通行であり、また、告知効果が該対象者に限定されていたが、本発明にかかるシステムにおいては、ノベルティ'グッズが第 2の告知効果を生み出す告知付き手紙を生産物とすることから、該告知付き手紙を受け取った人にも、その周辺の人にも、その告知効果が生じ、告知対象が複数となり、きわめて告知効果が広くなる

[0240] し力も、従来困難であったノベルティ ·グッズの流通対象のきめ細かな把握が可能となるため、ノベルティ ·グッズ自体のマーケット'リサーチ手段としての機能も格段に向上する。

[0241] また、ノベルティ ·グッズの配布により配布先への情報告知を行、、そのグッズの利用時に情報収集とアンケート調査を行い、グッズ利用に伴う成果物から情報告知を行うため、広告主の経済的資産の効率的使用を実現可能となる。 [0242] また、本発明においては、ノベルティ ·グッズからの生産物である手紙を受け取った人は、手紙という性質上、その保有期間は長期にわたり、広告主にとって告知効果の継続性が得られる。

[0243] さらに、本発明は、広告主が対象者に広告選択を依頼することが出来ることから、従来には考えられな力つた情報収集という効果が得られ、さらにリアルタイムな情報収集ができるノベルティ 'グッズとなり、広告主にとってその意義は頗る大きい。

[0244] し力も、選択肢として提示する広告はサービス利用者の層別'嗜好別に、かつリアルタイムに変更可能であるため、利用者や受取人の属性により密着した広告群を提示し、選択させることができる。

[0245] さらに、本発明は、本発明を機能させるコンピュータプログラムを、パーソナルコンビユータ、ワークステーション等の汎用的な目的で使用される計算機上で実行することにより実現できることから、新たな産業を生み出し、雇用創出効果が得られる。

[0246] また例えば、実施例 1のような様態で観光絵はがき等に応用すると、観光地における新規サービスが創出され、経済効果が高い。

Claims

請求の範囲

[1] 手紙サービスシステム、すなわち利用者により端末装置力入力された伝達情報を通信手段を介して取得し、少なくとも該伝達情報に基づいて有体物である手紙を作成して発送する手紙サービスを提供するシステム、を利用した広告方法およびマーケティング情報収集方法であって、

前記管理用コンピュータが、少なくとも前記伝達情報と、前記宛先情報と、前記利用者に選択された前記広告告知情報とを、手紙に記載する通信情報として、前記手紙サービスシステムにおける手紙を作成する部分に送るステップとを有する、

広告およびマーケティング情報収集方法。

[2] 前記管理用コンピュータが、前記利用者および Zまたは手紙の受信者の属性に関する情報を前記端末装置を介して取得する一手段として、

予め設定された 1つ以上のアンケート質問について、前記端末装置を介して前期利用者にアンケート調査を行、、アンケート回答を前記情報として取得することを特徴とする、請求項 1に記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

[3] 前記管理用コンピュータが、前記受信者の属性に関する情報を前記端末装置を介して取得する一手段として、

前記宛先情報を、前記受信者の属性に関する情報として取得することを特徴とする、請求項 1に記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

[4] 前記管理用コンピュータが前記利用者から前記端末装置に入力された前記伝達情報を取得するステップが、

前記利用者の、少なくとも 1つの伝達付加情報の選択、および Zまたは伝達付加情報を使用しないとする選択を、前記管理用コンピュータが前記端末装置を介して取得するステップとを含み、

伝達付加情報が選択された場合は、これを前記伝達情報の少なくとも一部とすることを特徴とする、

請求項 1に記載の広告およびマーケッティング情報収集方法。

[5] 前記管理用コンピュータが、前記利用者の属性に関する情報を前記端末装置を介して取得する一手段として、

前記利用者の、少なくとも 1つの伝達付加情報の選択、および Zまたは伝達付加情報を使用しないとする選択を、前記利用者の属性に関する情報として取得することを特徴とする、

請求項 4に記載の広告およびマーケッティング情報収集方法。

[6] 前記手紙サービスの利用を許諾する利用許諾情報であって、前記利用者に予め供給された利用許諾手段に記録された利用許諾情報を、前記管理用コンピュータが前記端末装置を介して取得するステップと、

該利用許諾情報によって前記手紙サービスの利用の許諾を行うステップとをさらに有する、

請求項 1に記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

[7] 前記手紙サービスの利用を許諾する利用許諾情報の発行を許可する許諾発行情報であって、前記利用者に予め供給された利用許諾手段に記録された許諾発行情報を、前記管理用コンピュータが前記端末装置を介して取得するステップと、前記許諾発行情報が正、場合に、前記管理用コンピュータが利用許諾情報を前記端末装置に送るステップと、

前記利用許諾情報を前記管理用コンピュータが前記端末装置を介して取得し、該利用許諾情報によって前記手紙サービスの利用の許諾を行うステップとをさらに有する、

[8] 前記利用許諾手段に広告が付されている、

請求項 6または 7に記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

[9] 前記利用許諾手段が該利用許諾手段を識別するための媒体識別情報をさらに備え、

請求項 8に記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

[10] 記録した前記マーケティング情報から、 1つ以上の項目^^計するステップをさらに有する、

請求項 1〜7のいずれかに記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

[11] 記録した前記マーケティング情報から、 1つ以上の項目^^計するステップをさらに有する、

請求項 9に記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

[12] 少なくとも前記利用許諾情報または許諾発行情報が、利用者に視認できる文字情報として前記利用許諾手段に記録されている、

[13] 少なくとも前記利用許諾情報または許諾発行情報が、端末装置が磁気的手段または光学的手段で読み取り可能に前記利用許諾手段に記録されている、請求項 6または 7に記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

[14] 前記利用許諾手段に、前記管理用コンピュータへのアクセス手段がさらに記録されている、

[15] 前記利用許諾手段に、前記手紙サービスの複数回数の利用が可能な利用許諾情報または許諾発行情報が記録されて、る、

[16] 前記利用許諾情報または許諾発行情報が、予め設定された複数回の手紙サービスの利用を許可するものであり、

前記管理用コンピュータが、前記利用許諾情報または許諾発行情報に残された手紙サービス利用可能回数を算出し記憶するステップをさらに有する、

請求項 15に記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

[17] 前記管理用コンピュータが、前記利用許諾情報または許諾発行情報ごとに、手紙サービスの利用回数を積算するステップをさらに有する、

[18] 前記通信手段が少なくともインターネットを含む、

[19] 前記端末装置が、少なくともパーソナルコンピュータを含む、

[20] 前記端末装置が、少なくとも携帯電話を含む、

[21] 前記管理用コンピュータがさらに、少なくとも前記通信情報に基づき手紙を作成するステップを有する、

[22] 前記管理用コンピュータが、少なくとも前記通信情報に基づき手紙を作成する第 2 のコンピュータに、少なくとも前記通信情報を送るステップをさらに有する、請求項 1〜7のいずれかに記載の広告およびマーケティング情報収集方法。

[23] 利用者から入力された情報の取得と利用者への情報の提示を受け持つ端末装置と、

前記管理用コンピュータは、

前記通信情報を格納する通信情報データベースと、

前記管理用コンピュータはさらに、

広告およびマーケティング情報収集システム。

[24] 前記管理用コンピュータが、

前記利用許諾情報の発行を許可する許諾発行情報を予め前記利用許諾データべースに格納してあり、

予め前記利用許諾データベースに格納された利用許諾情報、あるいは予め決められたルールで作成された利用許諾情報を、前記端末に送る機能とを、さら〖こ有する、請求項 23に記載の広告およびマーケティング情報収集システム。

[25] 前記管理用コンピュータ力マーケティング情報データベースの少なくとも一部として、前記利用者へのアンケート質問およびその回答を少なくとも格納する、アンケート情報データベースを有し、

前記端末装置から回答を受け取る機能と、

請求項 23または 24に記載の広告およびマーケティング情報収集システム。

[26] 前記管理用コンピュータが、

広告を付した利用許諾手段に予め記録され、該利用許諾手段と共に前記利用者に供給された利用許諾情報または許諾発行情報を、前記端末装置から受け取ることを特徴とする、請求項 23または 24に記載の広告およびマーケティング情報収集システム。

[27] 前記管理用コンピュータが、

前記利用許諾手段に予め記録された、利用許諾手段を識別するための媒体識別情報を、前記端末装置から受け取る機能を有し、かつ、前記利用許諾情報データベースに、前記媒体識別情報と少なくとも広告主を関連づける情報が格納され、

かつ、少なくとも前記広告告知情報および広告選択情報が、広告主と関連づけられて前記広告情報データベースに格納されていることを特徴とする、

請求項 26に記載の広告およびマーケティング情報収集システム。

[28] 前記管理用コンピュータが、

前記端末装置から受け取った前記媒体識別情報を、マーケティング情報データべースにさらに格納する機能を有する、

請求項 27に記載の広告およびマーケティング情報収集システム。

[29] 前記管理用コンピュータが、

予め格納された 1つ以上の伝達付加情報を有し、かつ、

[30] 前記利用許諾情報または許諾発行情報が、複数回の手紙作成に関連づけられており、

前記利用許諾情報データベースには、少なくとも前記利用許諾情報または前記許諾発行情報に、使用された手紙作成回数に関する情報がさらに格納されていることを特徴とする、

[31] 前記管理用コンピュータが、前記マーケッティング情報データベースに格納された少なくとも 1つのマーケティング情報を層別情報として、他の少なくとも 1つのマーケテイング情報を集計し、集計結果を前記マーケッティング情報データベースに格納する機能をさらに有する、