ネットワークシステム及びネットワーク接続機器
技術分野
[0001] 本発明は、ネットワークシステム及びネットワーク接続機器に係り、特にデフォルトル ートが設定されているネットワークシステム及びネットワーク接続機器に関する。 背景技術
[0002] 従来、一般的なルーティング手法において、中継するルータ等のネットワーク接続 機器では次に転送する宛先がネットワーク接続機器のルーティングテーブル上に存 在しない場合、デフォルトルートに転送する仕組みが取られている。デフォルトルート とは、予め決められた宛先であり、例えば" 0. 0. 0. 0 to next hop"等で表現され る。
[0003] 特許文献 1には、ルーティングテーブル上に常時、デフォルトルートを設定する技 術が開示されている。
特許文献 1:特開 2002— 359638号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0004] しかしながら、デフォルトルートは、あるネットワーク内において 1つのみ設定できる 経路情報である。つまり、デフォルトルートはネットワークの中で 1つのみが共通認識 のものとして取り扱われることになつている。したがって、デフォルトルートは、ある拠 点のネットワーク接続機器単位およびセグメント単位で 2つ以上設定することが現状 できなかった。
[0005] デフォルトルートを 2つ以上設定できないという問題を解決する為、従来のネットヮ ーク接続機器では例えばポリシルーティングと ヽぅ手法を利用して 、た。ポリシルーテ イングとは、送信元アドレスおよび宛先アドレスの両方を確認して転送先ルートを指定 することで、 目的とする宛先に転送する仕組みである。
[0006] し力しながら、ポリシルーティングでは以下のような問題があった。第 1にポリシルー ティングでは、設定数がネットワーク接続機器の性能により設定可能数に限界がある
という問題があった。第 2にポリシルーティングでは、設定の仕方が難しいという問題 かあつた。
[0007] 仮にインターネット接続の場合、ポリシルーティングでは世の中に存在する全てのグ ローバルアドレスを記述することとなり、設定内容が多大となる為、構成情報の管理が 煩雑となると 、う問題があった。
[0008] 第 3にポリシルーティングでは、設定追加 ·削除が発生した場合、全てのネットヮー ク接続機器に設定変更作業を実施しなければならな 、と 、う問題があった。
[0009] 本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、複数のデフォルトルートを取り扱うこと ができるネットワークシステム及びネットワーク接続機器を提供することを目的とする。 課題を解決するための手段
[0010] 上記課題を解決するため、本発明は、受信パケットの宛先がルーティングテーブル に存在しないときに前記受信パケットを転送する宛先であるデフォルトルートを識別 子と対応付けて、前記デフォルトルートを 1つ以上設定可能としたことを特徴とする。
[0011] 本発明では、同じネットワーク内で複数のデフォルトルートを設定可能としたことによ り、ルーティングテーブルの維持管理が容易となり、大幅な TCO (Total Cost of Ownership)削減を実現できる。
発明の効果
[0012] 本発明によれば、複数のデフォルトルートを取り扱うことができるネットワークシステ ム及びネットワーク接続機器を提供可能である。
図面の簡単な説明
[0013] [図 1]従来技術を用いたルーティング手法の一例の説明図である。
[図 2]本発明を用いたルーティング手法の一例の説明図である。
[図 3]ポリシ設定条件を表す一例の説明図である。
[図 4]本発明によるネットワークシステムの一実施例の構成図である。
[図 5]デフォルトルートの追加されたルーティングテーブルの一例の構成図である。
[図 6]IPV4に応じたィサーネット(登録商標)フレームの一例の構成図である。
[図 7]IPV6に応じたィサーネット(登録商標)フレームの一例の構成図である。
[図 8]IPV4に応じたィサーネット(登録商標)フレームに含まれる IPV4ヘッダ及び TC
Pヘッダの一例の構成図である。
[図 9]IPV6に応じたィサーネット(登録商標)フレームに含まれる IPV6ヘッダ及び TC Pヘッダの一例の構成図である。
[図 10]デフォルトルートの追加手順を説明する為のネットワークモデルの一例を示す 構成図である。
[図 11]CEルータ力も PEルータに新規のデフォルトルートを送信する例を表した説明 図である。
[図 12]デフォルトルートの識別子,受信時間情報,どのルータ力 デフォルトルート情 報が送られてきたかを示す送信元情報をデフォルトルート管理部に登録する例を表 した説明図である。
[図 13]デフォルトルートの追加されたルーティングテーブルの一例の構成図である。 圆 14]デフォルトルート情報を重複して受信する例を表した説明図である。
[図 15]デフォルトルートの追加されたルーティングテーブルの一例の構成図である。
[図 16]デフォルトルートの追加手順を説明する為のネットワークモデルの一例を示す 構成図である。
[図 17]デフォルトルートの追加されたルーティングテーブルの一例の構成図である。 圆 18]CEルータ力も新規のデフォルトルート情報を発信する例を表した説明図であ る。
圆 19]PEルータ力も新規のデフォルトルート情報を発信する例を表した説明図であ る。
圆 20]CEルータ力も新規のデフォルトルート情報を登録する例を表した説明図であ る。
[図 21]セグメントにデフォルトルートを設定する例を表した説明図である。
[図 22]各セグメントのデフォルトルートが設定されたルーティングテーブルの一例の構 成図である。
圆 23]CEルータ力も新規のデフォルトルート情報を発信する例を表した説明図であ る。
圆 24]PEルータ力も新規のデフォルトルート情報を発信する例を表した説明図であ
る。
圆 25]CEルータ力も新規のデフォルトルート情報を登録する例を表した説明図であ る。
[図 26]セグメントにデフォルトルートを設定する例を表した説明図である。
圆 27]デフォルトルート迂回管理部により管理される迂回情報の一例の構成図である
[図 28]各セグメントのデフォルトルートが設定されたルーティングテーブルの一例の構 成図である。
[図 29]デフォルトルートを公知する動作を表すフローチャート(1Z2)である。
[図 30]デフォルトルートを公知する動作を表すフローチャート(2Z2)である。
[図 31]デフォルトルートを公知しない動作を表すフローチャートである。
[図 32]セグメント毎又はルータ単位でデフォルトルートを設定する動作を表すフロー チャートである。
[図 33]IP—VPNに接続している拠点の一般的なルーティング処理の流れを表した 説明図である。
[図 34]拠点 Cのスィッチ (L3— SW # 3)のルーティングテーブルを表す一例の構成 図である。
[図 35]IP—VPNに接続している拠点の本発明によるルーティング処理の流れを表し た説明図である。
[図 36]拠点 Cのスィッチ (L3— SW # 3)のデフォルトルート管理部が管理する情報を 表す一例の構成図である。
[図 37]拠点 Cのスィッチ (L3— SW # 3)のルーティングテーブルを表す一例の構成 図である。
[図 38]IP—VPNに接続している拠点の本発明によるルーティング処理の流れを表し た説明図である。
[図 39]拠点 Cのスィッチ (L3— SW # 3)のデフォルトルート管理部が管理する情報を 表す一例の構成図である。
[図 40]拠点 Cのスィッチ (L3— SW # 3)のルーティングテーブルを表す一例の構成
図である。
[図 41]本発明によるネットワークシステムの他の実施例の構成図である。
[図 42]デフォルトルート管理部の管理するテーブルの一例の構成図である。
[図 43]デフォルトルートの追加されたルーティングテーブルの一例の構成図である。 圆 44]CEルータカゝら識別子 001のデフォルトルート情報を発信する例を表した説明 図である。
圆 45]CEルータ力も識別子 002のデフォルトルート情報を発信する例を表した説明 図である。
[図 46]ネットワーク内に公知しない識別子 901のデフォルトルート情報を登録する例 を表した説明図である。
[図 47]セグメントにデフォルトルートを設定する例を表した説明図である。
[図 48]各セグメントのデフォルトルートが設定されたルーティングテーブルの一例の構 成図である。
[図 49]IPヘッダの宛先 IPアドレスに相手先 IPアドレスを格納し、 IPヘッダオプション 部に相手先ホスト IPアドレスを格納した IPV4ヘッダ及び TCPヘッダの一例の構成図 である。
[図 50]IPヘッダオプション部に格納されている相手先ホスト IPアドレスで IPヘッダの 宛先 IPアドレスを書き換えた IPV4ヘッダ及び TCPヘッダの一例の構成図である。
[図 51]IP—VPNに接続している拠点の本発明によるルーティング処理の流れを表し た説明図である。
[図 52]拠点 Cのスィッチ (L3— SW # 3)のデフォルトルート管理部が管理する情報を 表す一例の構成図である。
[図 53]拠点 Cのスィッチ (L3— SW # 3)のルーティングテーブルを表す一例の構成 図である。
符号の説明
10, 30 端末
100, 300 CEルータ
110, 310 端末インタフェース
111, 211, 311 中 ϋインタフェース
110, 310 端末インタフェース
111, 211, 311 中 ϋインタフェース
112, 212, 312 デフォルトルート情報発信部
113, 213, 313 デフォルトルート情報受信部
114, 214, 314 識別子生成部
115, 215, 315 ヘッダ分析部
116, 216, 316 デフォルトルート管理部
117, 217, 317 デフォルトルート機能設定部
118, 218, 318 時間情報部
119, 219, 319 制御部
120, 220, 320 ノレ一ティングテープノレ
121, 221, 321 判定部
122, 222, 322 識別子重複チ ック部
123, 223, 323 デフォルトルート迂回管理部
124, 324 相手先ホスト IPアドレス格納部
125, 325 相手先 IPアドレス書換部
200 PEルータ
発明を実施するための最良の形態
[0015] まず、本発明の理解を容易とする為に、本発明の原理について説明する。本発明 では、デフォルトルートに識別子を設けることで、ネットワーク内において複数のデフ オルトルートを管理できるようにして 、る。
[0016] 即ち、本発明では同じネットワーク内においても複数のデフォルトルートを取り扱うこ とが可能である。拠点毎および拠点内の各セグメント毎にて任意のデフォルトルート を利用可能とすることで、本発明では前述した従来技術の問題点を解決できる。
[0017] ここで、図 1及び図 2を用いて本発明と従来技術との比較を行なう。図 1は、従来技 術を用いたルーティング手法の一例の説明図である。図 2は、本発明を用いたルー ティング手法の一例の説明図である。
[0018] IP— VPN等を利用するネットワークでは、インターネットの出口を 2つ以上設置する 場合、一般的に、インターネットの出口の 1つ目にデフォルトルートが設定され、イン ターネットの出口の 2つ目以降がポリシルーティングを用いて運用される。
[0019] この場合のポリシルーティングでは接続元のルータ力も接続先であるインターネット の出口のルータに及ぶ全ての経路のルータに対して、送信元アドレス(Source Ad ress)と,宛先アドレス(Destination Adress)と,転送先ルータとを対応付けた対 応表を設定しておく。そして、送信元アドレスおよび宛先アドレスが対応表に該当す る場合に、ポリシルーティングでは予め設定されている転送先ルータに転送する。
[0020] 図 1のネットワークは、ノード数が 8 (ルータ 1〜8)である。ルータ 1は、インターネット 12に接続されている。また、ルータ 2はインターネット 11に接続されている。デフオル トルートはインターネット 11向けに設定されている。ネットワーク内の全てのルータ 1〜 8のデフォルトルートは、インターネット 11向けとなる。なお、デフォルトルートを表す デフォルトルート情報は、ルータ 2がネットワーク内に配信する。
[0021] インターネット通信は、特に指定の無い場合、全てインターネット 11に接続される。
例えばホスト 21はインターネット 11に接続される。ネットワーク内の特定の端末 (例え ばホスト 22)を、インターネット 12に接続させたいという場合は上記したポリシルーティ ングを用いる。
[0022] ポリシルーティングを用いる場合は、ルータ 8からルータ 1までの経路間の 4台のル ータ(ルータ 8,ルータ 7,ルータ 3及びルータ 1)のそれぞれについて図 3のようなポリ シ設定条件が必要となる。図 3は、ポリシ設定条件を表す一例の説明図である。図 3 のポリシ設定条件を利用することで、ホスト 22からのグローバルアドレス(1. 0. 0. 0 Z8〜255. 0. 0. 0Z8)について、設定された転送先ルータに転送される。
[0023] 例えばルータ 8はポリシ設定条件に合致する場合にルータ 7に転送する。ルータ 7 はポリシ設定条件に合致する場合にルータ 3に転送する。ルータ 3はポリシ設定条件 に合致する場合にルータ 1に転送する。ルータ 1はポリシ設定条件に合致する場合に インターネット 12に転送する。
[0024] 図 1に示す通り、インターネットの出口が 2つ以上となる場合、ポリシ設定条件は各 経路毎に必要となる。つまり、ポリシルーティングではネットワーク構築時にホスト,セ
グメント単位にて接続元のルータ力 接続先であるインターネットの出口のルータに 及ぶ全ての経路のルータに対してポリシ設定条件が必要となる。ポリシ設定条件に は、例えば接続元力 接続先に対する 250個程度のグローバルアドレスを逐一設定 する必要がある。
[0025] また、ポリシルーティングではネットワーク構築後もネットワークにセグメントを新規追 カロ,削除及びインターネットの出口の追加,削除を行なう場合に、接続元のルータか ら接続先であるインターネットの出口のルータに及ぶ全ての経路のルータに対して、 ポリシ設定条件の追加,削除作業を実施しなければならな ヽ。
[0026] また、ポリシルーティングではネットワーク規模が大きくなるに比例して、ポリシ設定 条件の追加'削除作業は増大し、ネットワーク運用,維持費用が莫大となるという問題 かあつた。
[0027] 一方、本発明では同じネットワーク内において、従来 1つとされていたデフオルトル ートについて、識別子を持たせることにより、同じネットワーク内で複数のデフオルトル ートを設定可能とする。
[0028] 各ノードは、ホスト単位で、どのインターネットを使用するかを予め設定しておくこと により、ネットワーク構築時およびセグメント,ホスト追カ卩時の作業影響範囲を必要最 小限に抑えることができる。
[0029] 図 2のネットワークは、ネットワーク内の各ルータ 1〜8がデフォルトルートの識別子を 判断できる。例えばルータ 8は、予めホスト 21からのグローバルアドレス接続があった 場合に、識別子「1」のデフォルトルート(以下、単にデフォルトルート 1と呼ぶ)を使用 し、ホスト 22からのグローバルアドレス接続があった場合に、デフォルトルート 2を使 用するように設定しておく。
[0030] 本発明では、同じネットワーク内で複数のデフォルトルートを取り扱い可能とすること により、従来、ポリシルーティングに依存して肥大化していたネットワーク構築時,構 築後のポリシルーティングの設定作業が省略でき、大幅な TCO (Total Cost of Ownership)削減となる。
[0031] 複数のデフォルトルートを同じネットワーク内で運用する場合、ルータはネットワーク 全体に識別子付きのデフォルトルートを公知することで、ネットワーク内の全てのルー
タに識別子付きのデフォルトルートを認識させる力 ルータ個別でデフォルトルートを 持つことも可能である。例えばルータは、そのルータに閉じた範囲でデフォルトルート を複数持つことができる。この場合、ルータはネットワーク全体に識別子付きのデフォ ルトルートを公知しない。
[0032] 本発明ではルータ毎にデフォルトルートをネットワーク内に「公知する」, 「公知しな い」を選択可能とするため、後述する実施例 1〜4のノ リエーシヨンに富んだネットヮ ーク構築 ·ネットワーク運用が実現できる。
[0033] また、本発明では、後述する実施例 5, 6のように、ネットワークのエッジに位置する ルータのみに識別子付きのデフォルトルートを認識させる機能を持たせることで、ネッ トワークのエッジに位置するルータ以外に機能を追カ卩しなくても、複数のデフォルトル ートを同じネットワーク内で運用することができる。
[0034] 実施例 1では、ルータ(単数又は複数)がネットワーク内にデフォルトルートを公知す る運用例を説明する。実施例 2では、ルータがネットワーク内にデフォルトルートを公 知しない運用例を説明する。実施例 3では、実施例 1と実施例 2とを組み合わせる運 用例を説明する。実施例 4では、本発明をインターネット (複数 ISP)接続に用いる運 用例を説明する。
[0035] 実施例 5では、ネットワークのエッジに位置するルータ力 ネットワークのエッジに位 置する他のルータにデフォルトルートを公知する運用例を説明する。実施例 6では、 本発明をインターネット接続に用いる運用例を説明する。
[0036] 図 4は、本発明によるネットワークシステムの一実施例の構成図である。図 4のネット ワークシステムは、実施例 1〜4を実現する。図 4のネットワークシステムは、端末 10と 端末 30と力 CEノレータ 100, PEノレータ 200, CEルータ 300を介して接続されてい る。
[0037] CE (Customer Edge)ルータ 100, 300は、顧客側に設置するルータのことであ り、 IP— VPNへの入り口になる。また、 PE (Provider Edge)ルータ 200は、 CEル ータ 100, 300からのアクセス回線を収容するルータのことである。 CEルータ 100は 端末 10を収容する。 CEルータ 300は端末 30を収容する。
[0038] CEルータ 100は、端末インタフェース 110, 中継インタフェース 111,デフオルトル
ート情報発信部 112,デフォルトルート情報受信部 113,識別子生成部 114,ヘッダ 分析部 115,デフォルトルート管理部 116,デフォルトルート機能設定部 117,時間 情報部 118,制御部 119,ルーティングテーブル 120,判定部 121,識別子重複チ エック部 122,デフォルトルート迂回管理部 123とを有する構成である。
[0039] PEルータ 200は、中継インタフェース 211,デフォルトルート情報発信部 212,デフ オルトルート情報受信部 213,識別子生成部 214,ヘッダ分析部 215,デフォルトル ート管理部 216,デフォルトルート機能設定部 217,時間情報部 218,制御部 219, ルーティングテーブル 220,判定部 221,識別子重複チェック部 222,デフォルトル ート迂回管理部 223とを有する構成である。
[0040] CEルータ 300は、端末インタフェース 310, 中継インタフェース 311,デフオルトル ート情報発信部 312,デフォルトルート情報受信部 313,識別子生成部 314,ヘッダ 分析部 315,デフォルトルート管理部 316,デフォルトルート機能設定部 317,時間 情報部 318,制御部 319,ルーティングテーブル 320,判定部 321,識別子重複チ エック部 322,デフォルトルート迂回管理部 323とを有する構成である。
[0041] 端末インタフェース 110, 310は、端末 10,端末 30を収容する為のインタフェース である。中継インタフェース 111, 211, 311は中継線 (ネットワーク側)を収容する為 のインタフェースである。
[0042] デフォルトルート情報発信部 112, 212, 312は、デフォルトルート情報を送信する 為の機能である。例えばデフォルトルート情報発信部 112は、デフォルトルート機能 設定部 117の機能において設定されたデフォルトルート情報を PEルータ 200及び C Eルータ 300側に送信する。
[0043] デフォルトルート情報受信部 113, 213, 313は、デフォルトルート情報を受信する 為の機能である。デフォルトルート情報受信部 213, 313はデフォルトルート情報発 信部 112, 212から送出されたデフォルトルート情報を受信する。
[0044] 識別子生成部 114, 214, 314は、デフォルトルートが同じネットワーク内に複数存 在することになる為、混同しないようにデフォルトルート毎に付与する識別子 (識別番 号)を生成する機能である。識別子生成部 114, 214, 314は、デフォルトルート情報 を発信する場合に生成時間情報 ( 、つ発信したかを示す発信時間情報)を格納する
機能も持つ。
[0045] ヘッダ分析部 115, 215, 315は、ヘッダに含まれている情報(デフォルトルートの 識別子,生成時間情報など)を読み取る機能である。ヘッダ分析部 215, 315は、受 信側の PEルータ 200, CEルータ 300にて、ヘッダに含まれている情報(デフォルト ルートの識別子,生成時間情報など)を読み取る。
[0046] デフォルトルート管理部 116, 216, 316は、同じネットワーク内の複数のルータから デフォルトルート情報を受信する場合、又はデフォルトルート情報を発信する場合が ある為、各ルータ毎にデフォルトルートを管理する機能である。
[0047] デフォルトルート管理部 116, 216, 316で管理する情報は各デフォルトルート情報
,それに対応する識別子及び受信時間情報,どのルータから送られてきたかを示す 送信元情報とを含んでいる。
[0048] デフォルトルート管理部 116, 216, 316で管理されるデフォルトルート情報はルー ティングテープノレ 120, 220, 320に転送され、それぞれのノレ一ティングテープノレ 12
0, 220, 320上で管理される。
[0049] デフォルトルート機能設定部 117, 217, 317は、デフォルトルート管理部 116, 21
6, 316で管理される複数のデフォルトルート情報を各ルータ毎,各セグメント毎に、 どう利用するかを設定する。
[0050] また、 CEルータ 100, PEルータ 200, CEルータ 300はデフォルト機能設定部 117
, 217, 317の設定に従ってデフォルトルート情報を発信する。デフォルトルート機能 設定部 117, 217, 317の設定によりデフォルトルート情報及び識別子はネットワーク 内のルータに発信される。
[0051] 時間情報部 118, 218, 318はデフォルトルート情報を受信する際に、受信時間情 報を格納する為の機能である。制御部 119, 219, 319は CEルータ 100, PEルータ
200, CEノレータ 300【こお!ヽて全体 ff¾御を行なう。
[0052] ルーティングテーブル 120, 220, 320は、既存のルーティング情報に加えて、複 数のデフォルトルーティングを追加して管理している。また、判定部 121, 221, 321 は同一の識別子であるデフォルトルートを受信した場合に重複した後着のデフォルト ルートを削除する機能である。
[0053] 識別子重複チェック部 122, 222, 322は、同じネットワーク内に同じ識別子のデフ オルトルートが重複して存在しな 、ようにチェックする機能である。デフォルトルート迂 回管理部 123, 223, 323は、セグメント毎にデフォルトルートの第 1優先,第 2優先, · · ,第 n優先を予め決めておき (例えば機器の構成情報に設定する)、第 1優先の デフォルトルートが障害により使用不可となった場合、自動的に第 2優先のデフォルト ルートに迂回させる機能である。
[0054] 図 41は、本発明によるネットワークシステムの他の実施例の構成図である。図 41の ネットワークシステムは、実施例 5〜6を実現する。なお、図 41のネットワークシステム は一部を除いて図 4のネットワークシステムの構成と同様であるため、適宜説明を省 略する。
[0055] 図 41のネットワークシステムは、図 4のネットワークシステムと同様、端末 10と端末 3 0と力 CEルータ 100, PEルータ 200, CEルータ 300を介して接続されている。
[0056] CEルータ 100は、端末インタフェース 110, 中継インタフェース 111,デフオルトル ート情報発信部 112,デフォルトルート情報受信部 113,識別子生成部 114,ヘッダ 分析部 115,デフォルトルート管理部 116,デフォルトルート機能設定部 117,制御 部 119,ルーティングテーブル 120,識別子重複チェック部 122,デフォルトルート迂 回管理部 123,相手先ホスト IPアドレス格納部 124,相手先 IPアドレス書換部 125を 有する構成である。
[0057] PEルータ 200は、中継インタフェース 211を有する構成である。
[0058] CEルータ 300は、端末インタフェース 310, 中継インタフェース 311,デフオルトル ート情報発信部 312,デフォルトルート情報受信部 313,識別子生成部 314,ヘッダ 分析部 315,デフォルトルート管理部 316,デフォルトルート機能設定部 317,制御 部 319,ルーティングテーブル 320,識別子重複チェック部 322,デフォルトルート迂 回管理部 323,相手先ホスト IPアドレス格納部 324,相手先 IPアドレス書換部 325を 有する構成である。
[0059] 図 41の CEルータ 100は、時間情報部 118及び判定部 121に替えて相手先ホスト I Pアドレス格納部 124及び相手先 IPアドレス書換部 125を有する点で図 4の CEルー タ 100と異なる。したがって、同一部分には同一符号を付して説明を適宜省略する。
[0060] 図 41の PEルータ 200は、デフォルトルート情報発信部 212,デフォルトルート情報 受信部 213,識別子生成部 214,ヘッダ分析部 215,デフォルトルート管理部 216, デフォルトルート機能設定部 217,時間情報部 218,制御部 219,ルーティングテー ブル 220,判定部 221,識別子重複チェック部 222,デフォルトルート迂回管理部 22 3を有しない点で図 4の PEルータ 200と異なる。したがって、同一部分には同一符号 を付して説明を適宜省略する。
[0061] 図 41の CEルータ 300は、時間情報部 318及び判定部 321に替えて相手先ホスト I Pアドレス格納部 324及び相手先 IPアドレス書換部 325を有する点で図 4の CEルー タ 300と異なる。したがって、同一部分には同一符号を付して説明を適宜省略する。
[0062] 識別子生成部 114, 314は、デフォルトルートが同じネットワーク内に複数存在する ことになる為、混同しないようにデフォルトルート毎に付与する識別子 (識別番号)を 生成する機能である。
[0063] ヘッダ分析部 115, 315は、ヘッダに含まれている情報(デフォルトルートの識別子 など)を読み取る機能である。ヘッダ分析部 315は受信側の CEルータ 300にて、へッ ダに含まれて 、る情報 (デフォルトルートの識別子など)を読み取る。
[0064] デフォルトルート管理部 116, 316は、同じネットワーク内の複数のルータからデフ オルトルート情報を受信する場合、又はデフォルトルート情報を発信する場合がある 為、各ルータ毎にデフォルトルートを管理する機能である。
[0065] デフォルトルート管理部 116, 316で管理する情報は各デフォルトルート情報,それ に対応する識別子,どのルータカゝら送られてきたかを示す送信元情報とを含んで ヽ る。
[0066] 相手先ホスト IPアドレス格納部 124, 324は、端末 10, 30からの相手先ホスト IPァ ドレスが、デフォルトルート管理部 116, 316を利用する通信である場合に、ヘッダの オプション部に相手先ホスト IPアドレスを格納する。
[0067] また、相手先 IPアドレス書換部 125, 325は、端末 10, 30からの通信がデフォルト ルート管理部 116, 316を利用する通信である場合、ヘッダの宛先 IPアドレスを、デ フォルトルート管理部 116, 316で管理する識別子に対応した相手先 IPアドレス (例 えば CEルータ 100, 300の IPアドレス)に書き換える。
[0068] 相手先 IPアドレス書換部 125, 325は、端末 10, 30への通信がデフォルトルート管 理部 116, 316を利用した通信である場合、ヘッダの宛先 IPアドレスを、ヘッダのォ プシヨン部に格納されている相手先ホスト IPアドレスに書き換える。
実施例 1
[0069] 実施例 1は、 CEルータ 100 (デフォルトルートを公知するルータ)にて、 PEルータ 2 00, CEルータ 300 (デフォルトルートを受信するルータ)にデフォルトルートを通知し 、運用するケースである。
[0070] CEルータ 100は、デフォルトルート機能設定部 117により人為的に設定 (例えばコ マンド機能により人為的にデフォルトルートを入力する)が行われると、そのデフォルト ルートを制御部 119の指示により、新規のデフォルトルートとしてデフォルトルート管 理部 116で管理する。
[0071] このとき、 CEルータ 100はデフォルトルート機能設定部 117の人為的な設定に従つ て、ネットワークへ公知する Z公知しないを選択することができる。ネットワークへ公知 する場合は、以下のようになる。
[0072] 識別子生成部 114は、識別子を生成し、新しい識別子をデフォルトルート管理部 1 16に通知する。このとき、識別子重複チェック部 122は識別子生成部 114で生成さ れた新 、識別子が同じネットワーク内で重複して 、な 、かをデフォルトルート管理 部 116の情報と照らし合わせてチェックする。
[0073] もし、重複していれば、識別子重複チェック部 122は同じネットワーク内で重複しな くなるまで識別子に 1を加算する。この作業により、デフォルトルート管理部 116はネ ットワーク内で重複しない独立となる識別子が付与される。
[0074] デフォルトルート管理部 116は、各デフォルトルートをネットワーク内で独立となる識 別子とリンクさせて管理する。デフォルトルート管理部 116は、ルーティングテーブル 120に対して新しいデフォルトルートの追加を例えば図 5のように行なう。
[0075] 図 5は、デフォルトルートの追加されたルーティングテーブルの一例の構成図である 。図 5のルーティングテーブルでは、識別子「001」のデフォルトルート(以下、単にデ フォルトルート 001と呼ぶ)が追加されている。セグメント B〜Eはルータ B〜E配下に それぞれ繁がるセグメントを示して 、る。
[0076] その後、制御部 119はデフォルトルート情報発信部 112に対し、同じネットワーク内 に新規のデフォルトルートを通知するよう指示を出す。デフォルトルート情報発信部 1 12では、 IPV4又は IPV6に応じたィサーネット(登録商標)フレームを利用してデフ オルトルート情報をネットワーク内にブロードキャスト送信する。
[0077] 図 6は、 IPV4に応じたィサーネット (登録商標)フレームの一例の構成図である。図 7は IPV6に応じたィサーネット(登録商標)フレームの一例の構成図である。図 8は I PV4に応じたィサーネット(登録商標)フレームに含まれる IPV4ヘッダ及び TCPへッ ダの一例の構成図である。図 9は IPV6に応じたィサーネット (登録商標)フレームに 含まれる IPV6ヘッダ及び TCPヘッダの一例の構成図である。
[0078] 図 8,図 9に示すように、デフォルトルート情報発信部 112は IPV4ヘッダ又は IPV6 ヘッダのオプション部に、パケットタイプ,識別子,生成時間(図示せず)を格納する。 パケットタイプは、デフォルトルート情報パケット,データパケットを識別する為の情報 である。識別子は、複数のデフォルトルートを識別する為の情報である。デフオルトル ート情報発信部 112は、 IPV4ヘッダ又は IPV6ヘッダの宛先アドレスとしてブロード キャストアドレスを設定する。
[0079] ここで、図 4のネットワークシステムでは、どのように CEルータ 100からデフオルトル ートがネットワーク内に通知されるかを説明する。 CEルータ 100はデフォルトルート情 報発信部 112の機能によりデフォルトルートを生成し、ブロードキャストにて全方路( 図 4中の中継インタフェース 111)にデフォルトルート情報を送信する。
[0080] デフォルトルート情報発信部 112は、中継インタフェース 111を介して新規のデフォ ルトルートを PEルータ 200に送出する。 PEルータ 200は、中継インタフェース 211を 介してデフォルトルート情報受信部 213で CEルータ 100からのデフォルトルート情報 を受信する。
[0081] ここでは、図 10のネットワークモデルを例にデフォルトルートの追加手順を説明する 。なお、図 10のネットワークモデルは、図 4のネットワークシステムにおける PEルータ 200が複数の PEルータ 200a〜200cとなっている構成である。
[0082] CEルータ 100は、デフォルトルート情報発信部 112から中継インタフェース 111を 介して、図 11に示すように、新規のデフォルトルートを PEルータ 200a〜200cに送
信する。図 11は、 CEルータから PEルータに新規のデフォルトルートを送信する例を 表した説明図である。図 11の例では、デフォルトルート 001力 SPEルータ 200a〜200 cに送信されている。
[0083] PEルータ 200a〜200cでは、中継インタフェース 211を介してデフォルトルート情 報受信部 213の機能によりデフォルトルート情報を受信する。 PEルータ 200a〜200 cでは、制御部 219の指示によりヘッダ分析部 215の機能を用いて、受信したデフォ ルトルート情報の IPヘッダオプション部のパケットタイプを確認し、何のパケットである か認識する。デフォルトルート情報であることを認識した PEルータ 200a〜200cは、 それぞれで保持して 、るデフォルトルート管理部 216に、デフォルトルート情報に含 まれる識別子,受信時間情報,どのルータ力 デフォルトルート情報が送られてきた かを示す送信元情報を登録する。
[0084] 図 12は、デフォルトルートの識別子,受信時間情報,どのルータ力 デフオルトル ート情報が送られてきたかを示す送信元情報をデフォルトルート管理部に登録する 例を表した説明図である。このとき PEルータ 200a〜200cのデフォルトルート管理部 216は新しいデフォルトルート 001の追加を例えば図 13のように行なう。
[0085] 図 13は、デフォルトルートの追加されたルーティングテーブルの一例の構成図であ る。なお、前述した図 5のルーティングテーブルは、 CEルータ 100の例を示している
[0086] CEルータ 100からのブロードキャスト発信は、 PEルータ 200a〜200cを介し、まだ 転送されていないルートに転送される。 PEルータ 200aは、 CEルータ 300にデフォ ルトルート情報を転送する。 PEルータ 200bは、 PEルータ 200a及び CEルータ 300 にデフォルトルート情報を転送する。また、 PEルータ 200cは CEルータ 300〖こデフォ ルトルート情報を転送する。
[0087] このとき、 PEルータ 200a及び CEルータ 300では重複となる識別子が同じデフオル トルート情報を複数方路カも受信することになり、衝突を起こす。図 14はデフオルトル ート情報を重複して受信する例を表した説明図である。
[0088] PEルータ 200aでは、デフォルトルート情報を先ず CEルータ 100から受信時刻 15
: 00 : 10に受信している。したがって、 PEルータ 200aは時刻 15 : 00 : 10よりも後に P
Eルータ 200b力も受信時刻 15 : 00 : 12に受信したデフォルトルート情報を廃棄して いる。また、 CEルータ 300についても同様であり、デフォルトルート情報は最初に受 信したもの(PEルータ 200aからのデフォルトルート情報)が有効とされ、後着のもの( PEルータ 200b, 200cからのデフォルトルート情報)が廃棄される。
[0089] このとき、 CEルータ 300のデフォルトルート管理部 316は、新しいデフォルトルート 001の追加を例えば図 15のように行なう。図 15はデフォルトルートの追加されたルー ティングテーブルの一例の構成図である。
[0090] CEルータ 100が発行した新規のデフォルトルート 001は、 PEルータ 200a〜200c , CEルータ 300で管理されるルーティングテーブル 220, 320に登録されることで、 PEルータ 200a〜200c, CEルータ 300にて新規のデフォルトルートとして利用でき るよつになる。
[0091] 図 29及び図 30は、デフォルトルートを公知する動作を表すフローチャートである。
ステップ S1に進み、例えば CEルータ 100はデフォルトルート機能設定部 117により 人為的にデフォルトルートが登録される。
[0092] ステップ S2に進み、 CEルータ 100はデフォルトルート機能設定部 117の人為的な 設定に従って、設定するデフォルトルートをネットワーク内へ公知する Z公知しないを 判定する。
[0093] 設定するデフォルトルートをネットワーク内へ公知しないと判定すると(S2において NO)、 CEルータ 100は後述する図 31のステップ S21に進む。一方、設定するデフォ ルトルートをネットワーク内へ公知すると判定すると(S2において YES)、 CEルータ 1 00 ίまステップ S3に進む。
[0094] ステップ S3では、 CEルータ 100の識別子生成部 114が、新規の識別子を生成し、 識別子重複チェック部 122に通知する。ステップ S4に進み、識別子重複チェック部 1 22は識別子に重複が無 、かチェックする。
[0095] ステップ S5に進み、識別子重複チェック部 122は識別子に重複があると判定すると
(S5において NO)、ステップ S6に進み、識別子に 1を加算した後、ステップ S4に戻 る。即ち、識別子重複チェック部 122は重複しなくなるまで識別子に 1を加算する。一 方、識別子重複チェック部 122は識別子に重複がないと判定すると(S5において YE
S)、ステップ S7に進み、識別子をデフォルトルート管理部 116に転送する。
[0096] ステップ S8に進み、デフォルトルート管理部 116はデフォルトルートと識別子とをリ ンクして管理する。ステップ S9に進み、デフォルトルート管理部 116は新規のデフォ ルトルート情報をルーティングテーブル 120に通知する。ステップ S10に進み、ルー ティングテーブル 120はデフォルトルート管理部 116からのデフォルトルート情報に 基づき、更新される。
[0097] ステップ S11に進み、 CEルータ 100はデフォルトルート情報発信部 112により新規 のデフォルトルートをブロードキャストで送信する。ステップ S12に進み、次のルータ である PEルータ 200は、デフォルトルート情報受信部 213によりデフォルトルート情 報を受信する。
[0098] ステップ S13に進み、 PEルータ 200はヘッダ分析部 215により IPヘッダオプション 部をチェックする。ステップ S14に進み、 PEルータ 200は受信したデフォルトルート 情報が重複して ヽな 、かどうかを判定部 221によりチェックする。
[0099] ステップ S 15に進み、 PEルータ 200は受信したデフォルトルート情報が重複してい ると判定すると(S15において NO)、ステップ S16に進み、受信したデフォルトルート 情報を廃棄する。一方、受信したデフォルトルート情報が重複していないと判定する と(S15にお!/、て YES)、 PEノレータ 200はステップ S17に進み、ヘッダ分析咅 に てデフォルトルート情報,識別子,受信時間及び転送元の情報をデフォルトルート管 理部 216に転送する。
[0100] ステップ S18に進み、 PEルータ 200のデフォルトルート管理部 216はデフオルトル ート情報,識別子,受信時間及び転送元を登録する。ステップ S 19に進み、ルーティ ングテーブル 220はデフォルトルート管理部 216からの情報に基づき、更新される。
[0101] 本実施例では、後着のデフォルトルート情報を廃棄して 、るが、到達順位 n番目ま でを有効とするようにしてもよい。例えば 1番目のデフォルトルートが障害などで使え ない場合は、次のデフォルトルートを迂回ルートとして利用する。また、本実施例では 、デフォルトルート情報を発信するルータがあり、ネットワーク内の各ルータに公知す ることで、デフォルトルート情報を共有する仕組みとしている。別の方法としては、最 初から同じネットワーク内の全てのルータの設定 (構成情報の設定)で次の転送先(
Next hop)を指定するようにしてもよい。
実施例 2
[0102] 実施例 2は、 CEルータ 300 (デフォルトルートを受信するルータ)にて、予めデフォ ルトルート情報を用意し、運用するケースである。なお、 CEルータ 300にて予め用意 しているデフォルトルート情報は、 CEルータ 300の管理に用いられるものであり、ネッ トワーク内の他のルータへ公知されな 、。
[0103] CEルータ 300は、デフォルトルート機能設定部 317により人為的に設定 (例えばコ マンド機能により人為的にデフォルトルートを入力する)が行われると、そのデフォルト ルートを制御部 319の指示により、新規のデフォルトルートとしてデフォルトルート管 理部 316で管理する。
[0104] このとき、 CEルータ 300はデフォルトルート機能設定部 317の人為的な設定に従つ て、ネットワークへ公知する Z公知しないを選択することができる。ネットワークへ公知 しない場合は、以下のようになる。
[0105] 識別子生成部 314は、識別子を生成し、新しい識別子をデフォルトルート管理部 3 16に通知する。このとき、識別子重複チェック部 322は識別子生成部 314で生成さ れた新 、識別子が CEルータ 300内で重複して 、な 、かをデフォルトルート管理部 316の情報と照らし合わせてチェックする。
[0106] もし、重複していれば、識別子重複チェック部 322は同じ CEルータ 300内で重複し なくなるまで識別子に 1を加算する。この作業により、デフォルトルート管理部 316は CEルータ 300内で重複しない独立となる識別子が付与される。
[0107] デフォルトルート管理部 316は、新規のデフォルトルートを管理し、ルーティングテ 一ブル 320に対して新しいデフォルトルートの追加を行なう。
[0108] 以上のように、 CEルータ 300は自機のみで使用可能となるデフォルトルートの設定 が可能となる。なお、デフォルトルート機能設定部 317による新規のデフォルトルート の設定は複数実施してもよぐその中で実際にどのデフォルトルートを利用する力決 めることができる。
[0109] また、同じネットワーク内の他のルータからデフォルトルートを受信している場合は、 自機のデフォルトルートを使用する力、他のルータから受信したデフォルトルートを使
用するかをデフォルトルート機能設定部 317にて決定する。使用するデフォルトルー トは、セグメント毎に決定することもできる。
[0110] 例えばデフォルトルート機能設定部 317は、セグメント Aに自機のデフォルトルート を使用し、セグメント Bに他のルータ力 受信したデフォルトルートを使用するというよ うな決定も可能である。
[0111] ここでは、図 16のネットワークモデルを例にデフォルトルートの追加手順を説明する 。なお、図 16のネットワークモデルは、図 4のネットワークシステムにおける PEルータ 200が複数の PEルータ 200a〜200cとなっている構成である。また、セグメント 1〜3 ,その他のセグメントはルータ D配下にそれぞれ繋がるセグメントを示して ヽる。
[0112] CEルータ 300は、デフォルトルート機能設定部 317により人為的にデフォルトルー トの設定が行われる。例えば CEルータ 300は、セグメント 1にデフォルトルート 901, セグメント 2【こデフ才ノレ卜ノレ一卜 902,セグメント 3【こデフ才ノレ卜ノレ一卜 903,セグメント 1 〜3以外のセグメントにデフォルトルート 904が設定される。
[0113] ここでは、 CEルータ 300における上記 4つのデフォルトルート設定時に、 4つのデフ オルトルートをネットワーク内へ公知しないが選択された例を説明する。このとき、デフ オルトルート管理部 316の管理する情報は図 16のようになる。
[0114] 図 16の情報は、デフォルトルートをネットワーク内へ公知しないを表す「公知無」が 選択されているため、識別子が自機内だけの管理通番 (本実施例では、先頭 9から 始まる番号をそれぞれのルータ内に閉じた管理通番)となっている。また、受信時間 情報は無しの為、「一」となっている。そして、それぞれの識別子毎にデフォルトルート が設定される。
[0115] 例えば図 16の情報の場合、識別子 901に PEルータ 200aがデフォルトルートとして 設定される。このように、デフォルトルートを設定するときは、どのセグメントが、どのデ フォルトルートを利用するかを設定することができる。
[0116] 図 16のデフォルトルート情報に含まれる「A11」は、セグメント 1〜3以外のセグメント を表している。したがって、セグメント 1〜3以外のセグメントからの通信でデフオルトル ートを使用する場合は PEルータ 200cに転送される。
[0117] デフォルトルート管理部 316は、ルーティングテーブル 320に対して新しいデフオル
トルートの追加を例えば図 17のように行なう。
[0118] 図 17は、デフォルトルートの追加されたルーティングテーブルの一例の構成図であ る。図 17のルーティングテーブルでは、識別子「901」〜「904」のデフォルトルートが 追力!]されている。
[0119] CEルータ 300が発行した新規のデフォルトルート 901〜904はルーティングテー ブル 320に登録されることにより、 CEルータ 300にて新規のデフォルトルートとして利 用できるようになる。
[0120] 図 31は、デフォルトルートを公知しない動作を表すフローチャートである。ステップ S21に進み、例えば CEルータ 300はデフォルトルート機能設定部 317の人為的な 設定に従って、設定するデフォルトルートをネットワーク内へ公知しないを選択する。
[0121] ステップ S22では、 CEルータ 300の識別子生成部 314が、新規の識別子を生成し 、識別子重複チェック部 322に通知する。ステップ S23に進み、識別子重複チェック 部 322は識別子に重複が無いかチェックする。
[0122] ステップ S24に進み、識別子重複チェック部 322は識別子に重複があると判定する と(S24において NO)、ステップ S25に進み、識別子に 1を加算した後でステップ S2 3に戻る。即ち、識別子重複チェック部 322は重複しなくなるまで識別子に 1を加算す る。
[0123] 一方、識別子重複チェック部 322は識別子に重複がないと判定すると(S24におい て YES)、ステップ S26に進み、識別子をデフォルトルート管理部 316に転送する。 デフォルトルート管理部 316は、デフォルトルートと識別子とをリンクして管理する。ス テツプ S27に進み、デフォルトルート管理部 316は新規のデフォルトルート情報をル 一ティングテーブル 320に通知する。ステップ S28に進み、ルーティングテーブル 32 0はデフォルトルート管理部 316からのデフォルトルート情報に基づき、更新される。 実施例 3
[0124] 実施例 3は、実施例 1と実施例 2とを組み合わせて運用するケースである。ここでは
、 CEルータ 300を例に説明する。
[0125] 図 18は、 CEルータ力も新規のデフォルトルート情報を発信する例を表した説明図 である。実施例 3は、実施例 1と実施例 2とを組み合わせた運用であるため、実施例 1
及び 2と同様な部分について適宜説明を省略する。
[0126] まず、 CEルータ 100は識別子 001のデフォルトルート情報をブロードキャストで発 信する。 CEルータ 300は、 PEルータ 200a〜200cから識別子 001のデフォルトルー ト情報を受信する。 CEルータ 300は、 PEルータ 200bからのデフォルトルート情報を 最初に受信した為、デフォルトルート管理部 316にデフォルトルート 001として PEル ータ 200bが登録される。
[0127] 図 19は、 PEルータ力も新規のデフォルトルート情報を発信する例を表した説明図 である。 PEルータ 200aは、 CEルータ 100から識別子 001のデフォルトルート情報が 発信されたあと、識別子 002のデフォルトルート情報をブロードキャストで発信する。 P Eルータ 200aは、自機のデフォルトルート管理部 216を確認し、既に識別子 001が 登録されているため、次の識別子 002を用いている。
[0128] CEノレータ 300は、 PEノレータ 200a, 200b力ら識另 U子 002のデフ才ノレ卜ノレ一卜' |·青報 を受信する。 CEルータ 300は、 ΡΕルータ 200aからのデフォルトルート情報を最初に 受信したため、デフォルトルート管理部 316にデフォルトルート 002として PEルータ 2 00aが登録される。
[0129] 図 20は、 CEルータ力 新規のデフォルトルート情報を登録する例を表した説明図 である。このとき、 CEルータ 300のデフォルトルート管理部 316には、識別子 001及 び 002のデフォルトルート情報が登録されている。
[0130] CEルータ 300は、デフォルトルート機能設定部 317により人為的にデフォルトルー ト情報を登録する。ここでは、デフォルトルートとして PEルータ 200cが登録され、ネッ トワーク内へ公知しな 、が選択された例を説明する。この新し!/、デフォルトルートは、 CEルータ 300のみが使用可能である。この新しいデフォルトルートは、識別子 901の ルーティング情報としてデフォルトルート管理部 316に登録される。
[0131] 図 21はセグメントにデフォルトルートを設定する例を表した説明図である。 CEルー タ 300は、デフォルトルート機能設定部 317により人為的に各セグメントのデフォルト ルートを設定する。
[0132] ここでは、セグメント 1のデフォルトルートとしてデフォルトルート 001を用い、セグメン ト 2のデフォルトルート 002を用い、その他のデフォルトルートとしてデフォルトルート 9
01を用いる。
[0133] デフォルトルート機能設定部 317により各セグメントのデフォルトルートが設定される と、デフォルトルート管理部 316の管理するデフォルトルート情報は図 21のようになる 。デフォルトルート管理部 316は、 CEルータ 300の配下のセグメント力 どのデフオル トルートを使用するかというリンク付けが完了する。
[0134] デフォルトルート機能設定部 317により各セグメントのデフォルトルートが設定される と、デフォルトルート管理部 316は、ルーティングテーブル 320に対して各セグメント のデフォルトルートの設定を例えば図 22のように行なう。
[0135] 図 22は、各セグメントのデフォルトルートが設定されたルーティングテーブルの一例 の構成図である。図 22のルーティングテーブルでは、セグメント 1にデフォルトルート 001、セグメント 2【こデフ才ノレ卜ノレ一卜 002、その他のセグメント【こデフ才ノレ卜ノレ一卜 901 が設定されている。
[0136] なお、本実施例ではセグメント毎にデフォルトルートを設定する例を説明したがルー タ単位でデフォルトルートを設定することも可能である。
[0137] 図 32は、セグメント毎又はルータ単位でデフォルトルートを設定する動作を表すフ ローチャートである。ステップ S31に進み、例えば CEルータ 300はデフォルトルート 機能設定部 317の人為的な設定に従って、セグメント毎又はルータ単位にデフォルト ルートを選択する。
[0138] ステップ S32に進み、 CEルータ 300はセグメント毎にデフォルトルートを設定するか 否かを判定する。セグメント毎にデフォルトルートを設定しないと判定すると(S32に おいて NO)、 CEルータ 300はステップ S33に進み、ルータ単位でのデフォルトルー トの設定を実施する。
[0139] 一方、セグメント毎にデフォルトルートを設定すると判定すると(S32において YES) 、 CEルータ 300はステップ S34に進み、デフォルトルートを設定したいセグメントを入 力する。
[0140] ステップ S35に進み、 CEルータ 300はステップ S34で入力されたセグメントに適用 させるデフォルトルートを入力する。ステップ S36〖こ進み、 CEルータ 300はセグメント 毎のデフォルトルートの設定が終了したか否かを判定する。セグメント毎のデフォルト
ルートの設定が終了して ヽな 、と判定すると(S36にお!/、て NO)、 CEルータ 300は ステップ S34に戻る。
[0141] 一方、セグメント毎のデフォルトルートの設定が終了したと判定すると(S36におい て YES)、ステップ S37に進み、 CEルータ 300はデフォルトルートの設定が済んだセ グメント以外の、その他のセグメントについてデフォルトルートを設定して処理を終了 する。
実施例 4
[0142] 実施例 4は、本発明をインターネット接続に用いるケースである。ここでは、 CEルー タ 300を例に説明する。図 23は、 CEルータ力も新規のデフォルトルート情報を発信 する例を表した説明図である。
[0143] まず、 CEルータ 100は識別子 001のデフォルトルート情報をブロードキャストで発 信する。 PEルータ 200bは、識別子 001のデフォルトルート情報を受信する。 PEル ータ 200bはデフォルトルート管理部 216にデフォルトルート 001として CEルータ 100 が登録される。
[0144] CEルータ 300は、 PEルータ 200a〜200cから識別子 001のデフォルトルート情報 を受信する。 CEルータ 300は、 PEルータ 200bからのデフォルトルート情報を最初に 受信したため、デフォルトルート管理部 316にデフォルトルート 001として PEルータ 2 00bが登録される。
[0145] 図 24は、 PEルータ力も新規のデフォルトルート情報を発信する例を表した説明図 である。 PEルータ 200cは、 CEルータ 100から識別子 001のデフォルトルート情報が 発信されたあと、識別子 002のデフォルトルート情報をブロードキャストで発信する。 P Eルータ 200cは、自機のデフォルトルート管理部 216を確認し、既に識別子 001が 登録されているため、次の識別子 002を用いている。
[0146] CEルータ 300は、 PEルータ 200cから識別子 002のデフォルトルート情報を受信 する。 CEルータ 300は、 PEルータ 200cからのデフォルトルート情報を最初に受信し たため、デフォルトルート管理部 316にデフォルトルート 002として PEルータ 200cが 登録される。
[0147] 図 25は、 CEルータ力 新規のデフォルトルート情報を登録する例を表した説明図
である。このとき、 CEルータ 300のデフォルトルート管理部 316には、識別子 001及 び 002のデフォルトルート情報が登録されている。
[0148] CEルータ 300は、デフォルトルート機能設定部 317により人為的にデフォルトルー ト情報を登録する。ここでは、デフォルトルートとして PEルータ 200aが登録され、ネッ トワーク内へ「公知しな ヽ」が選択された例を説明する。この新し!/、デフォルトルートは 、 CEルータ 300のみが使用可能である。この新しいデフォルトルートは、識別子 901 のルーティング情報としてデフォルトルート管理部 316に登録される。
[0149] 図 26はセグメントにデフォルトルートを設定する例を表した説明図である。 CEルー タ 300は、デフォルトルート機能設定部 317により人為的に各セグメントのデフォルト ルートを設定する。
[0150] ここでは、セグメント 1のデフォルトルートとしてデフォルトルート 001を用い、セグメン ト 2のデフォルトルート 002を用い、その他のデフォルトルートとしてデフォルトルート 9 01を用いる。
[0151] セグメント 1は、デフォルトルートの宛先が識別子 001 (PEルータ 200b向け)である 力 回線障害時に迂回が可能である。図 27は、デフォルトルート迂回管理部により管 理される迂回情報の一例の構成図である。図 27の迂回情報ではセグメント毎に第 1 優先及び第 2優先のデフォルトルートが設定されている。
[0152] CEルータ 300は、デフォルト迂回管理部 323の機能により、第 1優先のデフォルト ルートが回線障害時、第 2優先のデフォルトルートに迂回する。なお、第 2優先のデフ オルトルートに「 」が設定されて 、る場合、 CEルータ 300は迂回を行わな!/、。
[0153] 例えばセグメント 1の場合、 CEルータ 300はデフォルト迂回管理部 323の機能によ り、第 1優先のデフォルトルート 001が回線障害時、第 2優先のデフォルトルート 002 に迂回する。セグメント 2についても同様、 CEルータ 300はデフォルト迂回管理部 32 3の機能により、第 1優先のデフォルトルート 002が回線障害時、第 2優先のデフオル 卜ルー卜 001に迂回する。
[0154] デフォルトルート機能設定部 317により各セグメントのデフォルトルートが設定される と、デフォルトルート管理部 316の管理するデフォルトルート情報は図 26のようになる 。デフォルトルート管理部 316は、 CEルータ 300の配下のセグメント力 どのデフオル
トルートを使用するかというリンク付けが完了する。
[0155] デフォルトルート機能設定部 317により各セグメントのデフォルトルートが設定される と、デフォルトルート管理部 316は、ルーティングテーブル 320に対して各セグメント のデフォルトルートの設定を例えば図 28のように行なう。
[0156] 図 28は、各セグメントのデフォルトルートが設定されたルーティングテーブルの一例 の構成図である。図 28のルーティングテーブルでは、セグメント 1にデフォルトルート 001、セグメント 2【こデフ才ノレ卜ノレ一卜 002、その他のセグメント【こデフ才ノレ卜ノレ一卜 901 が設定されている。
[0157] また、図 28のルーティングテーブルでは、セグメント 1及びセグメント 2に迂回ありが 設定されている。なお、本実施例ではセグメント毎にデフォルトルートを設定する例を 説明したが、ルータ単位でデフォルトルートを設定することも可能である。
[0158] 上記した一連の処理により、 CEルータ 300の配下のセグメント 1が例えばインター ネット 401を利用する場合は、 CEルータ 300, PEルータ 200b及び CEルータ 100と いう経路が選択される。なお、実際にデータパケットを転送する場合は、 IPヘッダォ プシヨン部のパケットタイプをデータパケットを表す「2」に設定し、識別子を「001」に 設定して送出する。
[0159] CEルータ 300からデータパケットを受信した PEルータ 200bでは、 IPヘッダォプシ ヨン部の識別子を確認する。 PEルータ 200bは、デフォルトルート管理部 216の管理 するデフォルトルート情報を参照し、識別子「001」に対応する送信先として CEルー タ 100にデータパケットを送信する。
[0160] なお、 PEルータ 200bの障害時および回線障害時には、デフォルトルート迂回管理 部 323の機能により、 IPヘッダオプション部の識別子を「002」に切り替える。すると、 CEルータ 300はデフォルトルート 002を迂回ルートとして利用する為、データパケット を PEルータ 200cに送信する。
[0161] また、 CEルータ 300の配下のセグメント 2が例えばインターネット 402を利用する場 合は、 CEルータ 300, PEルータ 200cという経路が選択される。 PEルータ 200cの障 害時および回線障害時には、 IPヘッダオプション部の識別子を「001」に切り替える。 CEルータ 300は、デフォルトルート 001を迂回ルートとして利用する為、データパケ
ッ卜を PEルータ 200bに送信する。
実施例 5
[0162] 実施例 5は、 CEルータ 100 (デフォルトルートを公知するルータ)にて、 CEルータ 3 00 (デフォルトルートを受信するルータ)にデフォルトルートを通知し、運用するケー スである。
[0163] CEルータ 100は、デフォルトルート機能設定部 117により人為的に設定 (例えばコ マンド機能により人為的にデフォルトルートを入力する)が行われると、そのデフォルト ルートを制御部 119の指示により、新規のデフォルトルートとしてデフォルトルート管 理部 116で管理する。
[0164] このとき、 CEルータ 100はデフォルトルート機能設定部 117の人為的な設定に従つ て、ネットワークへ公知する Z公知しないを選択することができる。ネットワークへ公知 する場合は、以下のようになる。
[0165] 識別子生成部 114は、識別子を生成し、新しい識別子をデフォルトルート管理部 1 16に通知する。このとき、識別子重複チェック部 122は識別子生成部 114で生成さ れた新 、識別子が同じネットワーク内で重複して 、な 、かをデフォルトルート管理 部 116の情報と照らし合わせてチェックする。
[0166] もし、重複していれば、識別子重複チェック部 122は同じネットワーク内で重複しな くなるまで識別子に 1を加算する。この作業により、デフォルトルート管理部 116はネ ットワーク内で重複しない独立となる識別子が付与される。
[0167] デフォルトルート管理部 116は、各デフォルトルートをネットワーク内で独立となる識 別子とリンクさせて管理する。デフォルトルート管理部 116は、ルーティングテーブル 120に対して新しいデフォルトルートの追加を前述した図 5のように行なう。
[0168] その後、制御部 119はデフォルトルート情報発信部 112に対し、同じネットワーク内 に新規のデフォルトルートを通知するよう指示を出す。デフォルトルート情報発信部 1 12では、図 6又は図 7を用いて前述した IPV4又は IPV6に応じたィサーネット(登録 商標)フレームを利用してデフォルトルート情報をネットワーク内にブロードキャスト送 信する。
[0169] 前述した図 8,図 9に示すように、デフォルトルート情報発信部 112は IPV4ヘッダ又
は IPV6ヘッダのオプション部に、パケットタイプ及び識別子を格納する。パケットタイ プは、デフォルトルート情報パケット,デフォルト変換データパケットを識別する為の 情報である。識別子は、複数のデフォルトルートを識別する為の情報である。デフォ ルトルート情報発信部 112は、 IPV4ヘッダ又は IPV6ヘッダの宛先アドレスとしてブ ロードキャストアドレスを設定する。
[0170] ここで、図 41のネットワークシステムでは、どのように CEルータ 100からネットワーク のエッジに位置する CEルータ 300に、デフォルトルートを通知するかを説明する。
[0171] CEルータ 100はデフォルトルート情報発信部 112の機能により、ブロードキャストに て全方路(図 41中の中継インタフェース 111)にデフォルトルート情報を送信する。
[0172] デフォルトルート情報発信部 112は、中継インタフェース 111を介して新規のデフォ ルトルートを PEルータ 200に送出する。また、 PEルータ 200は中継インタフェース 21 1を介して新規のデフォルトルートを CEルータ 300に送出する。 CEルータ 300は中 継インタフェース 311を介してデフォルトルート情報受信部 313で CEルータ 100から のデフォルトルート情報を受信する。
[0173] ここでは、前述した図 10のネットワークモデルを例にデフォルトルートの追加手順を 説明する。なお、図 10のネットワークモデルは、図 41のネットワークシステムにおける PEルータ 200が複数の PEルータ 200a〜200cとなっている構成である。
[0174] CEルータ 100はデフォルトルート情報発信部 112から中継インタフェース 111を介 して、図 11に示すように、新規のデフォルトルートをブロードキャストで送信する。 PE ルータ 200a〜200cは、 CEルータ 100からのデフォルトルートを CEルータ 300に中 継する。
[0175] CEルータ 300は、 PEルータ 200a〜200c経由で CEルータ 100からのデフォルト ルートを受信する。図 11の例では、デフォルトルート 001力 SPEルータ 200a〜200c 経由で CEルータ 300に送信される。
[0176] CEルータ 300では、中継インタフェース 311を介してデフォルトルート情報受信部 313の機能によりデフォルトルート情報を受信する。 CEルータ 300では、制御部 319 の指示によりヘッダ分析部 315の機能を用いて、受信したデフォルトルート情報の IP ヘッダオプション部のパケットタイプを確認し、何のパケットである力認識する。
[0177] デフォルトルート情報であることを認識した CEルータ 300は、保持しているデフオル トルート管理部 316に、デフォルトルート情報に含まれる識別子,どのルータ力もデフ オルトルート情報が送られてきたかを示す送信元情報 (送信元 IPアドレス)を図 42の ようなテーブルに登録する。図 42は、デフォルトルート管理部の管理するテーブルの 一例の構成図である。図 42のテーブルは、デフォルトルートの識別子,どのルータか らデフォルトルート情報が送られてきたかを示す送信元情報を関連付けて登録する。
[0178] また、デフォルトルート管理部 316は、新しいデフォルトルート 001の追加を例えば 図 43のよう〖こ行なう。図 43は、デフォルトルートの追加されたルーティングテーブル の一例の構成図である。なお、図 43のルーティングテーブルは CEルータ 300の例を 示している。また、ルーティングテーブルには本来のデフォルトルートも含まれるが、 省略している。
[0179] CEルータ 100が発行した新規のデフォルトルート 001は、 CEルータ 300で管理さ れるルーティングテーブル 320に登録されることで、 CEルータ 300にて新規のデフォ ルトルートとして利用できるようになる。
[0180] デフォルトルートを公知する動作を表すフローチャートは、受信時間を扱わないこと 以外、前述した図 29及び図 30と同様であるため、説明を省略する。
実施例 6
[0181] 実施例 6は、本発明をインターネット接続に用いるケースである。ここでは、 CEルー タ 300を例に説明する。図 44は CEルータ力も識別子 001のデフォルトルート情報を 発信する例を表した説明図である。
[0182] まず、 CEルータ 100は識別子 001のデフォルトルート情報をブロードキャストで発 信する。 PEノレータ 200a, 200bと、 CEノレータ 300a, 300bとは、識另 U子 001のデフ オルトルート情報を受信する。例えば、 CEルータ 300aは、デフォルトルート管理部 3 16にデフォルトルート 001と CEルータ 100の IPアドレスとを関連付けて登録する。
[0183] 図 45は、 CEルータ力 識別子 002のデフォルトルート情報を発信する例を表した 説明図である。 CEルータ 300bは、 CEルータ 100から識別子 001のデフォルトルー ト情報が発信されたあと、識別子 002のデフォルトルート情報をブロードキャストで発 信する。 CEルータ 300bは、自機のデフォルトルート管理部 316を確認し、既に識別
子 001が登録されて!、るため、次の識別子 002を用いて!/、る。
[0184] 例えば、 CEルータ 300aは CEルータ 300bから識別子 002のデフォルトルート情報 を受信する。 CEルータ 300aは、デフォルトルート管理部 316にデフォルトルート 002 と CEルータ 300bの IPアドレスとを関連付けて登録する。
[0185] 図 46は、ネットワーク内に公知しない識別子 901のデフォルトルート情報を登録す る例を表した説明図である。なお、 CEルータ 300aのデフォルトルート管理部 316に は、識別子 001及び 002のデフォルトルート情報が登録されている。
[0186] CEルータ 300aは、デフォルトルート機能設定部 317により人為的にデフオルトル ート情報を登録する。ここでは、デフォルトルートとして PEルータ 200bが登録され、 ネットワーク内へ「公知しな ヽ」が選択された例を説明する。
[0187] この新しいデフォルトルートは、 CEルータ 300aのみが使用可能である。 CEルータ
300aは、デフォルトルート管理部 316にデフォルトルート 901と PEルータ 200bの IP アドレスとを関連付けて登録する。
[0188] 図 47はセグメントにデフォルトルートを設定する例を表した説明図である。 CEルー タ 300aは、デフォルトルート機能設定部 317により人為的に各セグメントのデフォルト ルートを設定する。
[0189] ここでは、セグメント 1のデフォルトルートとしてデフォルトルート 001を用い、セグメン ト 2のデフォルトルート 002を用い、その他のセグメントのデフォルトルートとしてデフォ ルトルート 901を用いる。
[0190] セグメント 1は、デフォルトルートの宛先が識別子 001 (CEルータ 100向け)である 力 回線障害時に迂回が可能である。前述した図 27の迂回情報ではセグメント毎に 第 1優先及び第 2優先のデフォルトルートが設定されている。
[0191] CEルータ 300aはデフォルト迂回管理部 323の機能により、第 1優先のデフォルト ルートが回線障害時、第 2優先のデフォルトルートに迂回する。なお、第 2優先のデフ オルトルートに「 」が設定されて 、る場合、 CEルータ 300aは迂回を行わな!/、。
[0192] 例えばセグメント 1の場合、 CEルータ 300aはデフォルト迂回管理部 323の機能に より、第 1優先のデフォルトルート 001が回線障害時、第 2優先のデフォルトルート 00 2に迂回する。セグメント 2についても同様、 CEルータ 300aはデフォルト迂回管理部
323の機能により、第 1優先のデフォルトルート 002が回線障害時、第 2優先のデフォ ルトルート 001に迂回する。
[0193] デフォルトルート機能設定部 317により各セグメントのデフォルトルートが設定される と、デフォルトルート管理部 316の管理するデフォルトルート情報は図 47のようになる
。以上により、デフォルトルート管理部 316は、 CEルータ 300aの配下のセグメントが
、どのデフォルトルートを使用するかというリンク付けを完了する。
[0194] デフォルトルート機能設定部 317により各セグメントのデフォルトルートが設定される と、デフォルトルート管理部 316は、ルーティングテーブル 320に対して各セグメント のデフォルトルートの設定を例えば図 48のように行なう。
[0195] 図 48は、各セグメントのデフォルトルートが設定されたルーティングテーブルの一例 の構成図である。図 48のルーティングテーブルでは、セグメント 1にデフォルトルート
001、セグメント 2【こデフ才ノレ卜ノレ一卜 002、その他のセグメント【こデフ才ノレ卜ノレ一卜 901 が設定されている。
[0196] また、図 48のルーティングテーブルでは、セグメント 1及びセグメント 2に迂回ありが 設定されている。なお、本実施例ではセグメント毎にデフォルトルートを設定する例を 説明したが、ルータ単位でデフォルトルートを設定することも可能である。
[0197] 上記した一連の処理により、 CEルータ 300aの配下のセグメント 1が例えばインター ネット 401を利用する場合は、 CEルータ 300a, PEルータ 200a (又は PEルータ 200 b) , CEルータ 100という経路が選択される。
[0198] なお、実際に CEルータ 300aの配下のセグメント 1からインターネット 401への接続 があった場合、 CEルータ 300aは以下のように動作する。まず、 CEルータ 300aでは ルーティングテーブル 320を参照し、セグメント 1のデフォルトルートが CEルータ 100 であることを確認する。
[0199] CEルータ 300aは、 CEルータ 100にデフォルト変換データパケットを転送する場合 、図 49に示すように、 IPヘッダオプション部に相手先ホスト IPアドレス(グローバルァ ドレス等)を格納する。また、 CEルータ 300aは図 49〖こ示すよう〖こ、 IPヘッダの宛先 I Pアドレスに相手先 IPアドレス(CEルータ 100の IPアドレス)を格納する。さらに、 CE ルータ 300aは図 49に示すように、 IPヘッダオプション部のパケットタイプをデフオル
ト変換データパケットを表す「2」に設定して送出する。
[0200] 図 49は、 IPヘッダの宛先 IPアドレスに相手先 IPアドレスを格納し、 IPヘッダォプシ ヨン部に相手先ホスト IPアドレスを格納した IPV4ヘッダ及び TCPヘッダの一例の構 成図である。
[0201] PEルータ 200a経由して、 CEルータ 300aからデフォルト変換データパケットを受信 した CEルータ 100は、 IPヘッダの宛先 IPアドレスが自機の IPアドレスであり、且つ IP ヘッダオプション部のパケットタイプがデフォルト変換データパケットを表す「2」である ため、以下のように動作する。
[0202] CEルータ 100は、 IPヘッダオプション部に格納されている相手先ホスト IPアドレス( グローバルアドレス等)を、図 50に示すように、 IPヘッダの宛先 IPアドレスに上書きす る。図 50は、 IPヘッダオプション部に格納されている相手先ホスト IPアドレスで IPへッ ダの宛先 IPアドレスを書き換えた IPV4ヘッダ及び TCPヘッダの一例の構成図であ る。
[0203] CEルータ 100は、宛先 IPアドレスがグローバルアドレス等の相手先ホスト IPァドレ スに書き換えられたデータパケットを、ルーティングテーブル 120に従ってインターネ ット 401に送出する。
[0204] なお、 PEルータ 200aの障害時および回線障害時にはデフォルトルート迂回管理 咅 323の機會 【こより、第 2優先のデフ才ノレ卜ノレ一卜 002【こ切り替わり、 CEノレータ 300a , CEルータ 300b, CEルータ 100という経路が選択されることになる。
[0205] デフォルトルートを公知する動作を表すフローチャートは、受信時間を扱わないこと 以外、前述した図 29及び図 30と同様であるため、説明を省略する。デフォルトルート を公知しない動作を表すフローチャートは、前述した図 31と同様であるため、説明を 省略する。セグメント毎又はルータ単位でデフォルトルートを設定する動作を表すフ ローチャートは、前述した図 32と同様であるため、説明を省略する。
(ルーティング処理)
以下、ネットワークシステムにおけるルーティング処理について説明する。図 33は、 IP— VPNに接続している拠点の一般的なルーティング処理の流れを表した説明図 である。図 34は、拠点 Cのスィッチ(L3— SW# 3)のルーティングテーブルを表す一
例の構成図である。
[0206] スィッチ 1000は、拠点 C内のセグメントへのルーティング処理であれば、例えばル 一ティングテーブルの「項 2」 , 「項 3」に従って処理を行う。スィッチ 1000は、拠点 A, Bなどの他の拠点へのルーティング処理であれば、ルーティングテーブルの「項 1」に 従って処理を行う。また、スィッチ 1000はグローバルアドレスのルーティング処理で あれば、ルーティングテーブルの「項 4」に従って処理を行う。なお、ルーティングテー ブルの「項 4」は、デフォルトルートを表して!/、る。
[0207] 図 35は、 IP— VPNに接続している拠点の本発明によるルーティング処理の流れを 表した説明図である。図 36は、拠点 Cのスィッチ (L3— SW# 3)のデフォルトルート 管理部が管理する情報を表す一例の構成図である。図 37は、拠点 Cのスィッチ (L3 — SW# 3)のルーティングテーブルを表す一例の構成図である。
[0208] スィッチ 1000は、拠点 C内のセグメントへのルーティング処理であれば、例えばル 一ティングテーブルの「項 2」 , 「項 3」に従って処理を行う。スィッチ 1000は、拠点 A, B, Dなどの他の拠点へのルーティング処理であれば、ルーティングテーブルの「項 1 」に従って処理を行う。
[0209] また、スィッチ 1000はグローバルアドレスのルーティング処理であれば、図 36の情 報力 パケットを送出したセグメントに対応する識別子を読み出し、その識別子に応 じた図 37のルーティングテーブルの項に従って処理を行う。
[0210] 例えばセグメント「10. 3. 1. 0Z24」であれば、スィッチ 1000は図 36の情報から識 別子「001」を読み出し、その識別子「001」に応じた図 37のルーティングテーブルの 「項 4」に従って処理を行う。
[0211] 図 38は、 IP— VPNに接続している拠点の本発明によるルーティング処理の流れを 表した説明図である。図 39は、拠点 Cのスィッチ (L3— SW# 3)のデフォルトルート 管理部が管理する情報を表す一例の構成図である。図 40は、拠点 Cのスィッチ (L3 — SW# 3)のルーティングテーブルを表す一例の構成図である。
[0212] スィッチ 1000は、拠点 C内のセグメントへのルーティング処理であれば、例えばル 一ティングテーブルの「項 2」 , 「項 3」に従って処理を行う。スィッチ 1000は、拠点 A, Bなどの他の拠点へのルーティング処理であれば、ルーティングテーブルの「項 1」に
従って処理を行う。
[0213] また、スィッチ 1000はグローバルアドレスのルーティング処理であれば、図 39の情 報力 パケットを送出したセグメントに対応する識別子を読み出し、その識別子に応 じた図 40のルーティングテーブルの項に従って処理を行う。
[0214] 例えばセグメント「10. 3. 2. 0Z24」であれば、スィッチ 1000は図 39の情報から識 別子「901」を読み出し、その識別子「901」に応じた図 40のルーティングテーブルの
「項 5」に従って処理を行う。
[0215] 次に、図 35に表したルーティング処理におけるデータの流れを具体的に説明して いく。ここでは、拠点 Cのスィッチ(L2— SW# a)に接続されている PCからグローバル アドレス「230. 50. 10. 10」への通信を例に説明する。
[0216] スィッチ 1000は、グローバルアドレスのルーティング処理である為、図 37のルーテ イングテーブルの「項 4」から識別子「001」を読み出す。次に、スィッチ 1000は図 36 の情報に送信セグメント「10. 3. 1. 0/24」と識別子「001」との組み合わせがあるか 否かを判定する。
[0217] 送信セグメント「10. 3. 1. 0Z24」と識別子「001」との組み合わせがある為、スイツ チ 1000は、識別子「001」に応じた図 37のルーティングテーブルの「項 4」に従って 処理を行う。このとき、スィッチ 1000は送信パケットの IPヘッダオプション部に識別子 「001」を格納する。そして、スィッチ 1000は送信パケットを「next hop 211. 10. 1. 1」で表される PEルータ 1001に送信する。
[0218] PEルータ 1001は、スィッチ 1000からの送信パケットの IPヘッダオプション部を確 認する。 PEルータ 1001は送信パケットの IPヘッダオプション部に識別子「001」が入 つて!/、るため、デフォルトルート管理部が管理する情報及びルーティングテーブルに 従って処理を行う。ここで、 PEルータ 1001は送信パケットを PEルータ 1002に転送 したちのとする。
[0219] PEルータ 1002は、 PEルータ 1001からの送信パケットの IPヘッダオプション部を 確認する。 PEルータ 1002は送信パケットの IPヘッダオプション部に識別子「001」が 入って!/、るため、デフォルトルート管理部が管理する情報及びルーティングテーブル に従って処理を行う。ここで、 PEルータ 1002は送信パケットを PEルータ 1003に転
送したものとする。
[0220] PEルータ 1003は、 PEルータ 1002からの送信パケットの IPヘッダオプション部を 確認する。 PEルータ 1003は送信パケットの IPヘッダオプション部に識別子「001」が 入って!/、るため、デフォルトルート管理部が管理する情報及びルーティングテーブル に従って処理を行う。ここで、 PEルータ 1003は送信パケットをスィッチ 1004に転送 したちのとする。
[0221] スィッチ 1004は、 PEルータ 1003からの送信パケットを、ルーティングテーブルに 従って処理する。具体的に、スィッチ 1004はデフォルトルートであるインターネット A に送信パケットを送出する。
[0222] 次に、図 38に表したルーティング処理におけるデータの流れを具体的に説明して いく。ここでは、拠点 Cのスィッチ(L2— SW# b)に接続されている PC力 グローバ ルアドレス「230. 50. 10. 10」への通信を例に説明する。
[0223] スィッチ 1000は、グローバルアドレスのルーティング処理である為、図 40のルーテ イングテーブルの「項 4」から識別子「001」を読み出す。次に、スィッチ 1000は図 39 の情報に送信セグメント「10. 3. 2. 0/24」と識別子「001」との組み合わせがあるか 否かを判定する。
[0224] 送信セグメント「10. 3. 2. 0Z24Jと識別子「001」との組み合わせが無い為、スィ ツチ 1000は図 40のルーティングテーブルの「項 5」力も識別子「901」を読み出す。
[0225] 送信セグメント「10. 3. 2. 0Z24Jと識別子「901」との組み合わせがある為、スイツ チ 1000は、識別子「901」に応じた図 40のルーティングテーブルの「項 5」に従って 処理を行う。具体的に、スィッチ ΙΟΟΟίま送信ノ ケットを「next hop 230. 40. 1. 2 」で表されるインターネット Bに送出する。
[0226] 図 51は、 IP— VPNに接続している拠点の本発明によるルーティング処理の流れを 表した説明図である。図 52は、拠点 Cのスィッチ (L3— SW# 3)のデフォルトルート 管理部が管理する情報を表す一例の構成図である。図 53は、拠点 Cのスィッチ (L3 — SW# 3)のルーティングテーブルを表す一例の構成図である。
[0227] スィッチ 1000は、拠点 C内のセグメントへのルーティング処理であれば、例えばル 一ティングテーブルの「項 2」 , 「項 3」に従って処理を行う。スィッチ 1000は、拠点 A,
B, Dなどの他の拠点へのルーティング処理であれば、ルーティングテーブルの「項 1 」に従って処理を行う。
[0228] また、スィッチ 1000はグローバルアドレスのルーティング処理であれば、図 52の情 報力 パケットを送出したセグメントに対応する識別子を読み出し、その識別子に応 じた図 53のルーティングテーブルの項に従って処理を行う。
[0229] 例えばセグメント「10. 3. 1. 0Z24」であれば、スィッチ 1000は図 52の情報から識 別子「001」を読み出し、その識別子「001」に応じた図 53のルーティングテーブルの
「項 4」に従って処理を行う。
[0230] 次に、図 51に表したルーティング処理におけるデータの流れを具体的に説明して いく。ここでは、拠点 Cのスィッチ(L2— SW# b)に接続されている PC力 グローバ ルアドレス「230. 50. 10. 10」への通信を例に説明する。
[0231] スィッチ 1000は、グローバルアドレスのルーティング処理である為、図 53のルーテ イングテーブルの「項 4」から識別子「001」を読み出す。次に、スィッチ 1000は図 52 の情報に送信セグメント「10. 3. 2. 0/24」と識別子「001」との組み合わせがあるか 否かを判定する。
[0232] 送信セグメント「10. 3. 2. 0Z24Jと識別子「001」との組み合わせがない為、スイツ チ 1000は、図 53のルーティングテーブルの「項 5」力も識別子「002」を読み出す。 次に、スィッチ 1000は図 52の情報に送信セグメント「10. 3. 2. 0/24」と識別子「0 02」との組み合わせがある力否かを判定する。
[0233] 送信セグメント「10. 3. 2. 0Z24Jと識別子「002」との組み合わせがある為、スイツ チ 1000は、識別子「002」に応じた図 53のルーティングテーブルの「項 5」に従って 処理を行う。このとき、スィッチ 1000は IPヘッダオプション部に相手先ホスト IPァドレ ス「230. 50. 10. 10」を格納する。また、スィッチ 1000は IPヘッダの宛先 IPアドレス に相手先 IPアドレス「211. 4. 1. 2」を格納する。さらに、スィッチ 1000は IPヘッダォ プシヨン部のパケットタイプをデフォルト変換データパケットを表す「2」に設定して送 出する。そして、スィッチ 1000は送信パケットを「next hop 211. 4. 1. 2」で表さ れるスィッチ 1005に送信する。
[0234] 送信パケットは、 IP—VPN内にて「211. 4. 1. 2」宛にルーティング処理される。送
信パケットを受信したスィッチ 1005は、 IPヘッダの宛先 IPアドレスが自機の IPァドレ スであり、且つ IPヘッダオプション部のパケットタイプがデフォルト変換データパケット を表す「2」であるため、以下のように動作する。
[0235] スィッチ 1005は、 IPヘッダオプション部に格納されている相手先ホスト IPアドレス「
230. 50. 10. 10」を、 IPヘッダの宛先 IPアドレスに上書きする。スィッチ 1005は、 宛先 IPアドレスがグローバルアドレス等の相手先ホスト IPアドレス「230. 50. 10. 10 」に書き換えられた送信パケットを、ルーティングテーブル 120に従ってインターネット Bに送出する。具体的にスィッチ 1005は、デフォルトルートであるインターネット Bに 送信パケットを送出する。
[0236] 本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなぐ特許請求の範 囲から逸脱することなぐ種々の変形や変更が可能である。