WO2006085533A1

WO2006085533A1 - コンテンツ受信装置およびコンテンツ送信装置

Info

Publication number: WO2006085533A1
Application number: PCT/JP2006/302080
Authority: WO
Inventors: Takuya Nishimura; Takumi Tanabe; Takahiro Nagai; Hiroki Yamauchi
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
Priority date: 2005-02-14
Filing date: 2006-02-07
Publication date: 2006-08-17

Abstract

　本発明は、コンテンツ受信装置が主体となってコンテンツ送信装置にコンテンツの移動（ムーブ）を指示することを目的とする。　コンテンツ受信装置は、コンテンツを受信するコンテンツ受信装置であって、コンテンツを取得するためのコンテンツ取得コマンドに、コンテンツの移動を要求している旨を示す移動要求情報を付加する付加手段と、前記移動要求情報が付加されたコンテンツ取得コマンドをコンテンツ送信装置に送信するコンテンツ取得コマンド送信手段と、前記コンテンツ取得コマンドにおいて指定されるコンテンツを前記コンテンツ送信装置から受信するコンテンツ受信手段とを備える。

Description

コンテンツ受信装置およびコンテンツ送信装置

技術分野

[0001] 本発明は、複製が禁止されているコンテンツをコンテンツ送信装置からコンテンツ受信装置に移動する技術に関する。

背景技術

[0002] 近年、通信インフラの整備やネットワーク技術の発達に伴、、デジタルデータで表現された映像や音楽など（以下「コンテンツ」という）のやりとりがネットワーク上で盛んに行われている。コンテンツの中には、複製が禁止されているコンテンツがあり、複製が禁止されて!、るコンテンツの移動方法としては、 DTCP (DigitalTransmissionCo ntentProtection)規格に定義されて!、るムーブがある（例えば、特許文献 1参照）。

[0003] 図 1は、前記特許文献 1に記載されて、る従来のコンテンツ移動方法を示す図である。この図に示されるように、まずは、サーバ機器 (ソース機器)であるディスクレコーダ 101と、クライアント機器 (シンク機器)であるデジタル VTR102との間でコネクションを確立する（ステップ 103)。コネクションが確立すると、ディスクレコーダ 101は、デジタル VTR102に対して、複製が禁止されているコンテンツの送信を開始した後 (ステツプ 104)、記録開始コマンドを送信する（ステップ 105)。デジタル VTR102は、受信済みコンテンツの記録を開始する。ディスクレコーダ 101は、当該コンテンツのうち送信が完了した部分をディスクレコーダ 101上力も逐次消去する。これによつて、コンテンッの移動（ムーブ）力実現されることになる。

特許文献 1 :特開 2002— 245718号公報 (第 8— 9頁、第 9図）

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0004] しかしながら、前記従来の構成によると、デジタル VTR102は、ディスクレコーダ 10 1から送信されてくるコンテンツを記録開始コマンドに従って記録することになる。すなわち、デジタル VTR102は、ディスクレコーダ 101に対して明示的にコンテンツの移動（ムーブ）を指示することができない。 DTCP規格の SupplementEには、 HTT P (HyperText Transfer Protocol)に従ったコンテンツ取得方法が定義されている力このようなコンテンツ取得方法に則ってムーブを実現するためには、クライアント機器であるデジタル VTR102がサーバ機器であるディスクレコーダ 101に対して明示的にコンテンツの移動（ムーブ)を指示する必要がある。

[0005] ここで、サーバ機器カゝら送信されてくるコンテンツが複製禁止コンテンツ（以下「Cop yNoMoreコンテンツ」という）である場合、クライアント機器では、このコンテンツを記録することは許されず、視聴することのみが許される。し力しながら、サーバ機器から送信されてくるコンテンツをクライアント機器が記録しつつサーバ機器が当該コンテンッを逐次消去することは、コンテンツの複製ではなくコンテンツの移動（ムーブ）とみなされ、許可される。この場合、前記の CopyNoMoreコンテンツは、 1世代だけ記録が可能なコンテンツ (以下「CopyOnceコンテンツ」 t 、う）としてサーノ機器力も送出される。

[0006] 前記従来の構成では、一連の動作の主体者であるディスクレコーダ 101がデジタル VTR102に記録開始コマンドを送信するとともに送信済みのコンテンツをディスクレコーダ 101上力逐次消去することによって、コンテンツの移動（ムーブ）を実現している。しかしながら、逆に、デジタル VTR102が主体となってディスクレコーダ 101に再生開始コマンドを送信する場合を想定すると、デジタル VTR102は、再生開始コマンドが単なる視聴を意図するものであるのかムーブを意図するものであるのかをデイスタレコーダ 101に伝えることができない。すなわち、ディスクレコーダ 101から送信されてくる複製禁止コンテンツをデジタル VTR102側で記録することができな!/、と!/、う課題がある。

[0007] また、前記従来の構成において、デジタル VTR102が主体となってディスクレコーダ 101に再生開始コマンドを送信する場合を想定すると、ディスクレコーダ 101は、デジタル VTR102から送信されてきた再生開始コマンドが単なる視聴を意図するものであるのかムーブを意図するものであるのかを判別することができない。すなわち、再生開始コマンドに起因して送出するコンテンツを逐次消去すべきなの力否かをデイスクレコーダ 101側で判別することができないという課題がある。

[0008] 本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、コンテンツ受信装置が主体となってコンテンツ送信装置にコンテンツの移動（ムーブ)を指示することが可能なコンテンツ移動システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

[0009] 前記目的を達成するため、本発明に係るコンテンツ受信装置は、コンテンツを受信するコンテンツ受信装置であって、コンテンツを取得するためのコンテンツ取得コマンドに、コンテンツの移動を要求している旨を示す移動要求情報を付加する付加手段と、前記移動要求情報が付加されたコンテンツ取得コマンドをコンテンツ送信装置に送信するコンテンツ取得コマンド送信手段と、前記コンテンツ取得コマンドにぉ、て指定されるコンテンツを前記コンテンツ送信装置力受信するコンテンツ受信手段とを備える。これによつて、コンテンツの視聴ではなく移動を要求している旨がコンテンッ受信装置力コンテンツ送信装置に伝わることになり、コンテンツ受信装置が主体となってコンテンツ送信装置にコンテンツの移動を指示することが可能となる。

[0010] ここで、前記コンテンツ受信装置は、さらに、受信された前記コンテンツを記録する記録手段を備える。これによつて、コンテンツ送信装置から受信したコンテンツをコンテンッ受信装置に記録することが可能となる。

[0011] また、前記コンテンツ受信装置は、さらに、前記コンテンツ送信装置に記録されているコンテンツのリストを取得するためのリスト取得コマンドを前記コンテンツ送信装置に送信するリスト取得コマンド送信手段と、前記リストを前記コンテンツ送信装置から受信するリスト受信手段と、受信された前記リストをユーザに提示する提示手段と、提示された前記リストに含まれるコンテンッのうち当該装置に記録した、コンテンッの指示をユーザから取得する指示手段とを備え、前記付加手段は、指示された前記コンテンッを取得するためのコンテンツ取得コマンドに前記移動要求情報を付加してもよい。これによつて、ユーザにリストが提示されることになるので、ユーザは、コンテンツ受信装置に記録したいコンテンツをリストから簡便に指示することが可能となる。

[0012] 前記目的を達成するため、本発明に係るコンテンツ送信装置は、コンテンツを送信するコンテンツ送信装置であって、コンテンツを取得するためのコンテンツ取得コマンドをコンテンツ受信装置力受信するコンテンツ取得コマンド受信手段と、前記コンテンッ取得コマンドにおいて指定されるコンテンツを前記コンテンツ受信装置に送信するコンテンツ送信手段と、前記コンテンツ取得コマンドにおいて旨定されるコンテンツは複製が禁止されているコンテンツであって、かつ、コンテンツの移動を要求している旨を示す移動要求情報が前記コンテンツ取得コマンドに付加されているカゝ否かを判定する判定手段と、前記コンテンツは複製が禁止されているコンテンツであって、力つ、前記コンテンツ取得コマンドに前記移動要求情報が付加されて、ると判定された場合、そのコンテンツ取得コマンドにおいて指定されるコンテンツを当該装置上から削除するか又は当該装置において利用不可能にする制限手段とを備える。これによつて、コンテンツの視聴ではなく移動を要求している旨がコンテンツ受信装置力コンテンッ送信装置に伝わることになり、コンテンツ受信装置が主体となってコンテンツ送信装置にコンテンツの移動を指示することが可能となる。

[0013] ここで、前記コンテンツ送信手段は、複製が禁止されているコンテンツを前記コンテンッ受信装置に送信する。これによつて、複製が禁止されているコンテンツをコンテンッ送信装置力コンテンツ受信装置に移動することが可能となる。

[0014] また、前記コンテンツ送信装置は、さらに、前記記録手段に記録されているコンテンッのリストを取得するためのリスト取得コマンドを前記コンテンツ受信装置力受信するリスト取得コマンド受信手段と、前記リストを前記コンテンツ受信装置に送信するリスト送信手段とを備えてもよい。これによつて、ユーザにリストが提示されることになるので、ユーザは、コンテンツ受信装置に記録したいコンテンツをリストから簡便に指示することが可能となる。

[0015] なお、前記コンテンツ受信装置および前記コンテンツ送信装置は、 DTCP-IP (Di gital Transmission contents Protection over IP)に準拠してヽてもよヽ。これによっ飞、著作権保護情報に基づ、てコンテンツの移動を許すカゝ否かを判定することができるので、コンテンツが不正に利用されることを回避することが可能となる。

[0016] また、前記コンテンツ取得コマンドは、 HTTP (HyperText Transfer Protocol)における GETコマンドでもよい。これによつて、広く利用されているプロトコルに従ってコンテンッの移動を実現することが可能となる。

[0017] また、本発明は、このようなコンテンツ受信装置やコンテンツ送信装置として実現することができるだけでなぐこのようなコンテンツ送信装置力コンテンツ受信装置にコンテンッを移動するコンテンツ移動システムとして実現したり、このようなコンテンツ受信装置やコンテンツ送信装置が備える特徴的な手段をステップとするコンテンツ受信方法やコンテンツ送信方法として実現したり、このようなコンテンツ移動システムが備える特徴的な手段をステップとするコンテンツ移動方法として実現したりすることができる。

発明の効果

[0018] 以上のように、本発明によれば、コンテンツの視聴ではなく移動を要求している旨がコンテンッ受信装置力コンテンッ送信装置に伝わることになり、コンテンッ受信装置が主体となってコンテンツ送信装置にコンテンツの移動を指示することが可能となる。これによつて、ユーザは、コンテンツの移動先となるコンテンツ受信装置を操作すればよ!/、ので、コンテンツの移動元となるコンテンツ送信装置を操作する従来技術に比ベて実用的価値は極めて高、。

図面の簡単な説明

[0019] [図 1]図 1は、従来のコンテンツ移動を示す図である。

[図 2]図 2は、本発明の実施の形態に係るコンテンツ移動方法を示す図である。

[図 3]図 3は、本発明の実施の形態に係るサーバ機器のブロック図である。

[図 4]図 4は、一般的な GETコマンドを示す図である。

[図 5]図 5は、一般的なレスポンスを示す図である。

[図 6]図 6は、本発明の実施の形態に係る GETコマンドを示す図である。

[図 7]図 7は、本発明の実施の形態に係るレスポンスを示す図である。

[図 8]図 8は、本発明の実施の形態に係るクライアント機器のブロック図である。

[図 9]図 9は、機器一覧を提示した TV画面を示す図である。

[図 10]図 10は、番組一覧を提示した TV画面を示す図である。

[図 11]図 11は、本発明の実施の形態に係るサーバ機器の動作を示す図である。

[図 12]図 12は、本発明の実施の形態に係るクライアント機器の動作を示す図である。符号の説明

[0020] 101 ディスクレコーダ

102 デジタル VTR 103 コネクション確立ステップ

104 ストリーム送信開始ステップ

105 記録開始コマンド送信ステップ

200 HDDレコーダ

201 コンテンツリスト

202 HDD

203 デジタノレチューナ

204 コンテンツリスト返送 §

205 コマンド解析部

206 コンテンツ送信部

207 ファイル Zレンジ記録部

208 コンテンツ削除部

209 TCP/IPスタック

210 番組記録部

300 Ethernet

400 デジタノレ VTR

401 ファイル名

402 コンテンツ取得部

403 レンジカウンタ

404 取得コンテンツ処理部

405 EMI抽出部

406 デコーダ

407 信号記録部

408 TCP/IPスタック

409 ムーブ Z視聴情報

410 ビデオテープ

411 リスト取得部

412 リスト記録部 413 提示部

414 指示部

500 GETコマンド

501 レスポンス

502 取得コンテンツ

503 EMI

504 PCPヘッダ

505 暗号化コンテンツ

発明を実施するための最良の形態

[0021] 以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。

[0022] 図 2は、本発明の実施の形態に係るコンテンツ移動方法の概要を示す図である。サーバ機器は、コンテンツを送信するコンテンツ送信装置であって、ここでは HDDレコーダ 200を例示している。クライアント機器は、コンテンツを受信するコンテンツ受信装置であって、ここではデジタル VTR400を例示している。サーバ機器とクライアント機器は、 DTCP— IP (Digital Transmission Contents Protection over IP)に準拠しているものとする。

[0023] まず、 HDDレコーダ 200とデジタル VTR400との間でコネクションが確立すると（S 0)、デジタノレ VTR400は、コンテンツリストを取得するためのコンテンツリスト取得コマンドを HDDレコーダ 200に送信する（Sl)。コンテンツリスト取得コマンドを受け取つた HDDレコーダ 200は、コンテンツリストをデジタル VTR400に送信する（S2)。コンテンッリストを受け取ったデジタル VTR400は、後述するムーブフラグが付加されたコンテンツ取得コマンドを HDDレコーダ 200に送信する（S3)。コンテンツ取得コマンドを受け取った HDDレコーダ 200は、コンテンツ取得コマンドにムーブフラグが付カロされて、る場合、複製が禁止されて、るコンテンツをデジタル VTR400に送信し（S4 )、当該コンテンツのうち送信が完了した部分を HDDレコーダ 200上力逐次削除する。デジタル VTR400は、受信済みコンテンツの記録を開始する。このように、本発明の実施の形態によると、クライアント機器が主体となってサーバ機器にコンテンツの移動を指示することが可能になる。 [0024] 図 3は、本発明の実施の形態に係るコンテンツ送信方法を実現するサーバ機器のブロック図である。ここでも、サーバ機器として HDDレコーダ 200を例示している。図 3に示されるように、 HDDレコーダ 200は、コンテンツリスト 201と、 HDD202と、デジタルチューナ 203と、コンテンツリスト返送部 204と、コマンド解析部 205と、コンテンッ送信部 206と、ファイル Zレンジ記録部 207と、コンテンツ削除部 208と、 TCP/IP スタック 209と、番組記録部 210とを備えている。

[0025] 番組記録部 210は、デジタルチューナ 203から出力される MPEGデータを HDD2 02上に番組として記録するとともに、コンテンツリスト 201を作成して HDD202上に記録する。コンテンツリスト 201には、 HDD202に記録されている各番組について、ファイル名、ファイルの長さ、および著作権保護情報が記録されている。ここでいう著作権保護情報とは、 EMI (EncryptionModelndicator)と呼ばれる情報であり、全てのコンテンツは、 "CopyNever，，、 "CopyNoMore，，、 "CopyOnce"および" Copy Free"のいずれかの EMI種別に分類される。 "CopyFree"は、自由に複製可能なコンテンッであることを意味している。 "CopyOnce"は、 1世代だけ記録が許されているコンテンツであることを意味している。 "CopyOnce"コンテンツを記録すると、そのコンテンッは" CopyNoMore"コンテンツとなって、それ以降の世代の記録は禁止される。 "CopyNever"は、一切の記録が許されないコンテンツであることを意味している

[0026] 番組記録部 210は、デジタルチューナ 203力取得する MPEGデータの中の CCI 情報（CopyControlInformation)を参照して、各番組を EMI種別に分類し、その分類結果をコンテンツリスト 201に書き込む。 HDDレコーダ 200は、 Ethernet (登録商標） 300を介してネットワークに接続されており、クライアント機器との間でコンテンッの授受を行なう。コンテンツリスト返送部 204、コマンド解析部 205、およびコンテンッ送信部 206は、 TCP/IPスタック 209を介して Ethernet (登録商標） 300経由でクライアント機器と通信を行なう。コマンド解析部 205は、クライアント機器力もコンテンッリスト取得コマンドを受け取ると、コンテンツリスト返送部 204に対してコンテンツリスト 201の送信を指示する。コンテンツリスト返送部 204は、 HDD202上からコンテンツリスト 201を読み出し、コンテンツリスト取得コマンドを発信したクライアント機器に送信する。コマンド解析部 205は、クライアント機器力もコンテンツ取得コマンドを受け取ると、コンテンツ送信部 206に対してコンテンツの送信を指示する。その際、コマンド解析部 205は、コンテンツ取得コマンドに含まれているファイル名とレンジ情報とをファィル Zレンジ記録部 207に記録する。

[0027] 図 4は、一般的な GETコマンド 500の実例を示す図である。 GETコマンド 500は、コンテンツ取得コマンドの一例であり、 HTTPに規定されるコマンドである。 "file003.m pg"はファイル名を示しており、 "X- Range: bytes= "力右の数値はレンジを示している。この GETコマンド 500は、 file003.mpgというファイル名のコンテンツの一部（すなわち 128,555,009バイト目から 129,134,592バイト目まで）を取得するためのコマンドである。

[0028] コンテンツ送信部 206は、コマンド解析部 205からコンテンツの送信を指示されると、ファイル/レンジ記録部 207からファイル名とレンジ情報とを取得する。そして、これらの情報に対応する部分のコンテンツを HDD202から読み出してクライアント機器にレスポンスとして送信するとともに、コマンド解析部 205に対して完了通知を返す。

[0029] 図 5は、一般的なコンテンツ取得コマンドに対応したレスポンスの実例を示す図である。レスポンス 501には、 HDD202から読み出されたコンテンツ（取得コンテンツ） 50 2が含まれる。番組の EMIが CopyFreeである場合、取得コンテンツ 502には、 HDD 202から読み出されたコンテンツの一部または全部がそのまま含まれる。他方、番組の EMIが CopyFree以外である場合、取得コンテンツ 502には、 PCP (ProtectedC ontentPacket)ヘッダ 504および暗号化コンテンツ 505が含まれる。 PCPヘッダ 50 4には EMI503が含まれており、暗号化コンテンツ 505は、この EMI503に対応した暗号化モードで暗号化されている。すなわち、コンテンツ送信部 206は、レスポンス 5 01を作成する際、 HDD202から読み出す番組に対応した EMIをコンテンツリスト 20 1から読み出す。そして、この EMIに対応した暗号ィ匕をコンテンツに施して暗号ィ匕コンテンッ 505を作成するとともに、 PCPヘッダ 504中に EMI503を挿入する。

[0030] 図 6は、本発明に係るコンテンツ取得コマンドの実例を示す図である。ここでは、図 4と同じ部分については同じ符号を用いて説明を省略する。 MoveTransferMode6 00は、 GETコマンド 500がコンテンツのムーブを要求して!/、るか否かを示すモードフラグであり、本発明に係る移動要求情報の一例である。 MoveTransferMode600 の値が 1である場合は、 GETコマンド 500の送信元であるクライアント機器がコンテンッのムーブを要求していることを示している。他方、 MoveTransferMode600の値力 SOである場合または MoveTransferMode600が GETコマンド 500に含まれていな、場合は、 GETコマンド 500の送信元であるクライアント機器がコンテンツのムーブを要求して、な、ことを示して、る。

[0031] 図 7は、本発明に係るコンテンツ取得コマンドに対応したレスポンスの実例を示す図である。ここでは、図 5と同じ部分については同じ符号を用いて説明を省略する。 Mo veTransferMode601は、 MoveTransferMode600に対応したモードインジケータである。 MoveTransferMode601には、レスポンス 501に対応する GETコマンド 5 00に含まれていた MoveTransferMode600と同じ値が付カ卩される。

[0032] コマンド解析部 205は、クライアント機器から受け取った GETコマンド 500に Move TransferMode600が含まれている場合、コンテンツ送信部 206に対してコンテンツの送信を指示する際に MoveTransferMode600の値も一緒に通知する。コンテンッ送信部 206は、コマンド解析部 205からコンテンツの送信を指示された際に Mode TransferMode600も一緒に通知されて!、る場合は、 ModeTransferMode600の値が 1であるか否かを判定する。そして、 ModeTransferMode600の値が 1である場合は、レスポンス 501に含まれる取得コンテンツ 502を作成する際、当該コンテンッに対応する EMIの値をコンテンツリスト 201から読み出し、その EMIの値に基づいて PCPヘッダ 504中の EMI503の値を変化させる。すなわち、コンテンツ送信部 20 6は、 MoveTransferMode600の値が 1であって、かつ、コンテンツリスト 201から読み出した EMIの値が CopyNoMoreを示して!/、る場合は、当該コンテンツを CopyO nceモードで暗号化することによって暗号化コンテンツ 505を作成するとともに、 PCP ヘッダ 504に挿入する EMI503の値を CopyOnceにする。

[0033] コンテンツ送信部 206は、レスポンス 501をクライアント機器に送信する際、コンテンッ削除部 208に対して削除命令を送る。削除命令を受け取ったコンテンツ削除部 20 8は、ファイル/レンジ記録部 207からファイル名とレンジ情報とを読み出し、これらの情報に対応する部分のコンテンツを HDD202上から削除した後、コンテンツ送信部 206に対して完了通知を返す。完了通知を受け取ったコンテンツ送信部 206は、コマンド解析部 205に対して完了通知を返す。

[0034] 以上のように、本発明の実施の形態に係るサーノ機器では、クライアント機器から送信されてくるコンテンツ取得コマンドにムーブフラグが付加されているカゝ否かを判定するようにしている。このようにすれば、サーバ機器は、クライアント機器力も受け取つたコンテンツ取得コマンドにムーブフラグが付カ卩されて、る場合、 CopyNoMoreコンテンッを CopyOnceコンテンツとしてクライアント機器に送信することが可能となり、また、この CopyNoMoreコンテンツをサーバ機器上から削除することが可能となる。

[0035] なお、 GETコマンド 500に MoveTransferMode600が含まれない場合は、その値が 0である場合と同様の動作をすることは言うまでもない。すなわち、本発明の実施の形態に係るサーノ機器は、従来のクライアント機器力も GETコマンド 500を受け取つた場合、従来と同様の動作をするようになっている。

[0036] また、本実施の形態では、 MoveTransferMode600は 1または 0の値を持つと説明したが、コンテンツの移動を要求している旨を示す情報（例えば、 MoveTransfer Modeと!、う文字列）だけが GETコマンド 500に含まれて!/、る場合も、 MoveTransfe rMode600の値が 1である場合と同様の運用を行なうようにしてもよい。すなわち、 G ETコマンド 500に含まれている MoveTransferMode600の値が 1である場合も、 M oveTransferModeという文字列が GETコマンド 500に含まれている場合も、コンテンッ取得コマンドにムーブフラグが付加されて、る t\、う点では同じである。

[0037] また、本実施の形態では、コンテンツ送信部 206がレスポンス 501を返送するタイミングと、コンテンツ削除部 208がコンテンツを削除するタイミングとは同一であるかのような説明をしたが、コンテンツを削除するタイミングはこれに限らない。すなわち、レスポンス 501ついての確認応答がクライアント機器カゝら送信されてきた後にコンテンツを削除しても、前記と同様の効果が得られることはいうまでもない。

[0038] 図 8は、本発明の実施の形態に係るコンテンツ受信方法を実現するクライアント機器のブロック図である。ここでも、クライアント機器としてデジタル VTR400を例示している。図 8に示されるように、デジタル VTR400は、コンテンツ取得部 402と、レンジ力クンタ 403と、取得 =3ンテンッ処理咅404と、 EMI抽出咅405と、デ =fーダ 406と、信号記録部 407と、 TCPZIPスタック 408と、ビデオテープ 410と、リスト取得部 411と、リスト記録部 412と、提示部 413と、指示部 414とを備えている。

[0039] ユーザは、視聴もしくは記録を行な!/ヽた、コンテンツを予め選択 (指示）して、るものとする。すなわち、提示部 413は、 TV画面等に GUIを提示しており、ユーザは、その TV画面を見ながらリモコン等の指示部 414を用いて各種の指示をデジタル VTR4 00に出すことができるようになつている。これによつて、デジタル VTR400は、ユーザが HDDレコーダ 200を選択すると、 HDDレコーダ 200に対してコンテンツリスト取得コマンドを送信し、これに呼応して HDDレコーダ 200がコンテンツリスト 201を返送すると、このコンテンツリスト 201をユーザに提示する。

[0040] 図 9は、機器一覧を提示した TV画面 700を示す図である。この図に示されるように、 TV画面 700〖こは、「DVDレコーダ」「HDDレコーダ」等、デジタル VTR400と接続された機器が提示される。ユーザは、リモコンを操作することによって、コンテンツの取得先となる機器を選択することができる。例えば、「HDDレコーダ」を選択した状態で決定ボタン 701を押下すると、 HDDレコーダ 200をコンテンツの取得先となる機器として選択することができる。なお、キャンセルボタン 702を押下すると、前のメニューに戻るようになつている。

[0041] 図 10は、番組一覧を提示した TV画面 700を示す図である。機器一覧画面において HDDレコーダ 200が選択されると、 TV画面 700には、 HDDレコーダ 200のコンテンッリスト 201が番組一覧として提示される。ここでは、「番組 1」「番組 2」等、各番組を識別するための情報 (番組名 )だけが提示されて、る状態を示して、る。

[0042] ユーザは、リモコンを操作することによって、所望の番組を選択することができ、また、その番組を視聴した、か記録した、かをデジタル VTR400に指示することができる。例えば、「番組 1」を選択した状態で記録ボタン 703を押下すると、 HDDレコーダ 2 00上の番組 1を記録する旨の指示をしたことになり、「番組 1」を選択した状態で視聴ボタン 704を押下すると、 HDDレコーダ 200上の番組 1を視聴する旨の指示をしたことになる。図 8におけるファイル名 401は、ユーザが選択した番組に対応するファイル名を示し、ムーブ Z視聴情報 409は、ユーザが指示した内容 (すなわち、視聴もしくは記録を意味する情報）を示している。なお、キャンセルボタン 705を押下すると、前のメニューに戻るようになって!/、る。

[0043] コンテンツ取得部 402は、ユーザが HDDレコーダ 200上の番組の視聴もしくは記録を指示すると、 GETコマンド 500を作成して HDDレコーダ 200に送信する。この際、番組の全部を一括して取得する GETコマンド 500を発行することもできる力ここでは、特殊再生を行なうことを考慮して、番組を一部ずつ複数回に分けて取得するようにレンジを指しつつ GETコマンド 500を発行する。すなわち、コンテンツ取得部 402 は内部にレンジカウンタ 403を持っており、このレンジカウンタ 403を用いて番組のどの部分まで取得が済んでいるかを記録している。そして、次の GETコマンド 500を発行する際には、取得済み部分の続きの部分を取得するようにレンジを指定する。

[0044] 例えば、 file003.mpgというファイル名のコンテンツの 128,555, 009バイト目から 129,1 34,592バイト目までを取得した場合、レンジカウンタ 403には、最後の値である「129,1 34,592」が記録される。従って、次の GETコマンド 500では、 file003.mpgというフアイル名のコンテンツの 129,134,593バイト目から 129,714,176バイト目までを指定する。なお、ファイルの全部を取得することができたか否かは、コンテンツリスト 201に含まれる「ファイルの長さ」に基づいて判別することができる。すなわち、レンジカウンタ 403に記録される値が「ファイルの長さ」より小さヽ場合は、まだファイルの全部を取得できていないことになる。

[0045] コンテンツ取得部 402は、 GETコマンド 500に呼応して HDDレコーダ 200が返送してきたレスポンス 501を受け取ると、レスポンス 501から取得コンテンツ 502を抽出して取得コンテンッ処理部 404に送る。取得コンテンッ処理部 404内の EMI抽出部 405は、取得コンテンツ 502に含まれる PCPヘッダ 504から EMI503の値を抽出し、抽出した値に基づ、て暗号ィ匕コンテンツ 505を復号した後、復号したコンテンツをデコーダ 406に送る。デコーダ 406は、復号されたコンテンツをデコードし、視聴用信号を出力する。その結果、サーバ機器から取得したコンテンツが TV画面に出力され、ユーザによって視聴されることになる。

[0046] ここで、ムーブ Z視聴情報 409が番組の記録を意味して、る場合の動作につ!、て説明する。この場合、コンテンツ取得部 402は、コンテンツのムーブを要求している旨を示す MoveTransferMode600を GETコマンド 500に付カ卩し、その値を 1とする。取得コンテンツ処理部 404は、ムーブ Z視聴情報 409が番組の記録を意味しており、かつ、コンテンツ取得部 402から得られた取得コンテンツ 502に含まれる EMI503 の値が CopyOnceまたは CopyFreeを示して!/、る場合は、復号したコンテンツをデコーダ 406に送るとともに、復号したコンテンツを信号記録部 407にも送る。信号記録部 407は、取得コンテンツ処理部 404から受け取った復号済みコンテンツをビデオテープ 410に記録する。

[0047] 以上のように、本発明の実施の形態に係るクライアント機器では、サーバ機器に送信するコンテンツ取得コマンドにムーブフラグを付加するようにしている。このようにすれば、サーバ機器に記録されて、る CopyNoMoreコンテンツを CopyOnceコンテンッとして送出させることが可能となり、また、この CopyOnceコンテンツをクライアント機器に記録することが可能となる。

[0048] なお、本実施の形態では、デコーダ 406は常に受信データのデコードを行なうかのような説明をした力コンテンツ取得コマンドにおいてデコードの有無を指定するようにしてもよい。この場合、デコードの有無を示すフラグをムーブフラグの代わりとすることも可能である。すなわち、 MoveTransferModeがコンテンツの移動の有無を示すフラグであるのに対して、例えば RenderingTransferModeはデコード（レンダリング )の有無を示すフラグである。この RenderingTransferModeをコンテンツ取得コマンドに付加し、この値力^であればコンテンツの移動を意図していると解釈するようにしても、前記と同様の効果が得られることは言うまでもない。

[0049] なお、本実施の形態では、サーバ機器力取得したコンテンツをビデオテープ 410 に記録することとしている力本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、ハードディスクや光ディスク等、他の種類の記録媒体にコンテンツを記録するようにしても、前記と同様の効果が得られることは言うまでもない。

[0050] 図 11は、本発明の実施の形態に係るサーバ機器の動作を示す図である。

[0051] まず、サーバ機器は、番糸且およびコンテンツリストを記録している（Sl l)。次いで、コンテンツリスト取得コマンドをクライアント機器から受信すると（S12で Y)、コンテンツリストをクライアント機器に送信する（S 13)。次いで、コンテンツ取得コマンドをクライアント機器力も受信すると（S 14で Y)、コンテンツ取得コマンドに付加されているムーブフラグの値が 1である力否かを判定する（SI 5)。

[0052] ここで、ムーブフラグの値が 1である場合は（S15で Y)、コンテンツ取得コマンドにぉ、て指定されるコンテンツが CopyNoMoreコンテンツであるか否かを判定する（S 16)。そして、 CopyNoMoreコンテンツである場合は（S16で Y)、 CopyNoMoreコンテンッをじ0 0!^6モードで喑号化し（317)、その暗号化コンテンツが含まれるレスポンスをクライアント機器に送信する（S 18)。その後、当該コンテンツのうちクライァント機器に送信済みの部分を当該装置上力削除する (S19)。

[0053] 他方、ムーブフラグの値が 0である場合は（S15で N)、コンテンツ取得コマンドにお V、て指定されるコンテンツが CopyFreeコンテンツであるか否かを判定する（S20)。そして、 CopyFreeコンテンツである場合は（S20で Y)、そのコンテンツが含まれるレスポンスをクライアント機器に送信する（S22)。

[0054] また、ムーブフラグの値が 1であって、かつ、コンテンツ取得コマンドにおいて指定されるコンテンツが CopyNoMoreコンテンツでない場合や（S 15で Y→S 16で N)、ムーブフラグの値が 0であって、かつ、コンテンツ取得コマンドにおいて指定されるコンテンッが CopyFreeコンテンツでない場合は（S 15で N→S20で N)、そのコンテンツを EMIに応じたモードで暗号化し（S21)、その暗号化コンテンツが含まれるレスポンスをクライアント機器に送信する（S22)。

[0055] 図 12は、本発明の実施の形態に係るクライアント機器の動作を示す図である。

[0056] まず、クライアント機器は、コンテンツリスト取得コマンドをサーバ機器に送信する（S 31)。これによつて、コンテンツリストをサーバ機器力も受信すると（S32)、そのコンテンッリストを記録しておくとともにユーザに提示する（S33→S34)。

[0057] 次いで、番組が選択され (S35で Y)、その番組を記録したい旨が指示されると（S3 6で Y)、値が 1のムーブフラグをコンテンツ取得コマンドに付カ卩し（S37)、そのコンテンッ取得コマンドをサーバ機器に送信する（S38)。これによつて、レスポンスをサーバ機器から受信すると（S39)、そのレスポンスに含まれるコンテンツが CopyOnceコンテンッまたは CopyFreeコンテンツであるか否かを判定する（S40)。

[0058] ここで、 CopyOnceコンテンツである場合は、その暗号化コンテンツを CopyOnce モードで復号し (S40→S41)、復号したコンテンツをデコードするとともに記録媒体に記録する（S42→S43)。また、 CopyFreeコンテンツである場合は、そのコンテンッをデコードするとともに記録媒体に記録する（S40→S42→S43)。また、 CopyOn ceコンテンツでも CopyFreeコンテンツでもな!/、場合は、その暗号化コンテンツを EM Iに応じたモードで復号し、復号したコンテンツをデコードする（S40→S48→S49)。

[0059] 他方、番組が選択され (S35で Y)、その番組を視聴したい旨が指示されると（S 36 で N)、値力^のムーブフラグをコンテンツ取得コマンドに付カ卩し（S44)、そのコンテンッ取得コマンドをサーバ機器に送信する（S45)。これによつて、レスポンスをサーバ機器から受信すると（S46)、そのレスポンスに含まれるコンテンツが CopyFreeコンテンッであるか否かを判定する（S47)。

[0060] ここで、 CopyFreeコンテンツである場合は、そのコンテンツをデコードする（S47で Y→S49)。また、 CopyFreeコンテンツでない場合は、その暗号化コンテンツを EMI に応じたモードで復号し、復号したコンテンツをデコードする（S47で N→S48→S49

) o

[0061] 以上のように、本発明によれば、コンテンツの視聴ではなく移動を要求している旨がコンテンッ受信装置力コンテンッ送信装置に伝わることになり、コンテンッ受信装置が主体となってコンテンツ送信装置にコンテンツの移動を指示することが可能となる。これによつて、ユーザは、コンテンツの移動先となるコンテンツ受信装置を操作すればよ!/、ので、コンテンツの移動元となるコンテンツ送信装置を操作する従来技術に比ベて実用的価値は極めて高、。

[0062] なお、本発明は、図 11または図 12に示す各ステップををコンピュータに実行させるプログラムとして実現することもできる。このようなプログラムは、 CD— ROM等の記録媒体やインターネット等の伝送媒体を介して配信することができるのは言うまでもない

[0063] なお、図 3におけるコンテンツリスト返送部 204、コマンド解析部 205、コンテンツ送信部 206、コンテンツ削除部 208、および番組記録部 210、並びに、図 8におけるコンテンッ取得部 402、レンジカウンタ 403、取得コンテンツ処理部 404、 EMI抽出部 4 05、デコーダ 406、信号記録部 407、リスト取得部 411、提示部 413、および指示部 414は、集積回路である LSIとして実現することもできる。これらは個別に 1チップ化されても良いし、一部又は全部を含むように 1チップィ匕されても良い。ここでは、 LSIとした力集積度の違いにより、 IC、システム LSI、スーパー LSI、ウルトラ LSIと呼称されることちある。

[0064] また、集積回路化の手法は LSIに限るものではなぐ専用回路又は汎用プロセサで実現してもよい。 LSI製造後に、プログラムすることが可能な FPGA (Field Programma ble Gate Array)や、 LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギユラブル 'プロセッサーを利用しても良い。さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術により LSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積ィ匕を行ってもょ、。ノィォ技術の適応等が可能性としてありえる。

[0065] なお、本発明の実施の形態に係るコマンド解析部 205は、本発明に係るコンテンツ取得コマンド受信手段およびリスト取得コマンド受信手段の一例である。また、本発明の実施の形態に係るコンテンツ送信部 206は、本発明に係るコンテンツ送信手段および判定手段の一例である。また、本発明の実施の形態に係るコンテンツ削除部 2 08は、本発明に係る制限手段の一例である。また、本発明の実施の形態に係る番組記録部 210は、本発明に係る記録手段の一例である。また、本発明の実施の形態に係るコンテンツリスト返送部 204は、本発明に係るリスト送信手段の一例である。

[0066] なお、本発明の実施の形態に係るコンテンツ取得部 402は、本発明に係る付加手段、コンテンツ取得コマンド送信手段、およびコンテンツ受信手段の一例である。また、本発明の実施の形態に係る信号記録部 407は、本発明に係る記録手段の一例である。また、本発明の実施の形態に係るリスト取得部 411は、本発明に係るリスト取得コマンド送信手段およびリスト受信手段の一例である。また、本発明の実施の形態に係る提示部 413は、本発明に係る提示手段の一例である。また、本発明の実施の形態に係る指示部 414は、本発明に係る指示手段の一例である。

産業上の利用可能性

[0067] 本発明は、コンテンツ受信装置が主体となってコンテンツ送信装置にコンテンツの移動を指示することが必要な HDDレコーダ、デジタル VTR、 DVDレコーダ等の用途に適用することができる。

Claims

請求の範囲

[1] コンテンツを受信するコンテンツ受信装置であって、

コンテンツを取得するためのコンテンツ取得コマンドに、コンテンツの移動を要求してヽる旨を示す移動要求情報を付加する付加手段と、

前記移動要求情報が付加されたコンテンツ取得コマンドをコンテンツ送信装置に送信するコンテンツ取得コマンド送信手段と、

前記コンテンツ取得コマンドにおいて旨定されるコンテンツを前記コンテンツ送信装置から受信するコンテンツ受信手段と

を備えることを特徴とするコンテンツ受信装置。

[2] 前記コンテンツ受信装置は、さらに、

受信された前記コンテンツを記録する記録手段を備える

ことを特徴とする請求項 1に記載のコンテンツ受信装置。

[3] 前記コンテンツ受信装置は、さらに、

前記コンテンツ送信装置に記録されているコンテンツのリストを取得するためのリスト取得コマンドを前記コンテンツ送信装置に送信するリスト取得コマンド送信手段と、前記リストを前記コンテンツ送信装置から受信するリスト受信手段と、

受信された前記リストをユーザに提示する提示手段と、

提示された前記リストに含まれるコンテンッのうち当該装置に記録した、コンテンツの指示をユーザ力取得する指示手段とを備え、

前記付加手段は、指示された前記コンテンツを取得するためのコンテンツ取得コマンドに前記移動要求情報を付加する

ことを特徴とする請求項 1に記載のコンテンツ受信装置。

[4] 前記コンテンツ受信装置は、 DTCP-IP (Digital Transmission Contents Protectio n over IP)に準拠している

ことを特徴とする請求項 1に記載のコンテンツ受信装置。

[5] 前記コンテンツ取得コマンドは、 HTTP (HyperText Transfer Protocol)における G

ETコマンドである

ことを特徴とする請求項 1に記載のコンテンツ受信装置。

[6] コンテンツを送信するコンテンツ送信装置であって、

コンテンツを取得するためのコンテンツ取得コマンドをコンテンツ受信装置から受信するコンテンツ取得コマンド受信手段と、

前記コンテンツ取得コマンドにおいて旨定されるコンテンツを前記コンテンツ受信装置に送信するコンテンツ送信手段と、

前記コンテンツ取得コマンドにおいて指定されるコンテンツは複製が禁止されているコンテンツであって、かつ、コンテンツの移動を要求している旨を示す移動要求情報が前記コンテンツ取得コマンドに付加されている力否かを判定する判定手段と、前記コンテンツは複製が禁止されているコンテンツであって、かつ、前記コンテンツ取得コマンドに前記移動要求情報が付加されてヽると判定された場合、そのコンテンッ取得コマンドにおいて指定されるコンテンツを当該装置上から削除するか又は当該装置において利用不可能にする制限手段と

を備えることを特徴とするコンテンツ送信装置。

[7] 前記コンテンツ送信手段は、複製が禁止されているコンテンツを前記コンテンツ受信装置に送信する

ことを特徴とする請求項 6に記載のコンテンツ送信装置。

[8] 前記コンテンツ送信装置は、さらに、

前記記録手段に記録されているコンテンツのリストを取得するためのリスト取得コマンドを前記コンテンツ受信装置から受信するリスト取得コマンド受信手段と、

前記リストを前記コンテンツ受信装置に送信するリスト送信手段と

を備えることを特徴とする請求項 6に記載のコンテンツ送信装置。

[9] 前記コンテンツ送信装置は、 DTCP—IPに準拠している

ことを特徴とする請求項 6に記載のコンテンツ送信装置。

[10] 前記コンテンツ取得コマンドは、 HTTPにおける GETコマンドである

ことを特徴とする請求項 6に記載のコンテンツ送信装置。

[11] コンテンツを送信するコンテンツ送信装置からコンテンツを受信するコンテンツ受信装置にコンテンツを移動するコンテンツ移動システムであって、

前記コンテンツ受信装置側に、コンテンツを取得するためのコンテンツ取得コマンドに、コンテンツの移動を要求してヽる旨を示す移動要求情報を付加する付加手段と、

前記移動要求情報が付加されたコンテンツ取得コマンドを前記コンテンツ送信装置に送信するコンテンツ取得コマンド送信手段と、

前記コンテンツ取得コマンドにおいて旨定されるコンテンツを前記コンテンツ送信装置力受信するコンテンツ受信手段とを備えるとともに、

前記コンテンツ送信装置側に、

コンテンツを取得するためのコンテンツ取得コマンドを前記コンテンツ受信装置から受信するコンテンツ取得コマンド受信手段と、

前記コンテンツ取得コマンドにおいて指定されるコンテンツは複製が禁止されているコンテンツであって、かつ、コンテンツの移動を要求している旨を示す移動要求情報が前記コンテンツ取得コマンドに付加されている力否かを判定する判定手段と、前記コンテンツは複製が禁止されているコンテンツであって、かつ、前記コンテンツ取得コマンドに前記移動要求情報が付加されてヽると判定された場合、そのコンテンッ取得コマンドにおいて指定されるコンテンツを当該装置上から削除するか又は当該装置において利用不可能にする制限手段とを備える

ことを特徴とするコンテンツ移動システム。

[12] コンテンツ受信装置がコンテンツを受信する方法であって、

コンテンツを取得するためのコンテンツ取得コマンドに、コンテンツの移動を要求してヽる旨を示す移動要求情報を付加する付加ステップと、

前記移動要求情報が付加されたコンテンツ取得コマンドをコンテンツ送信装置に送信するコンテンツ取得コマンド送信ステップと、

前記コンテンツ取得コマンドにおいて旨定されるコンテンツを前記コンテンツ送信装置力受信するコンテンツ受信ステップと

を含むことを特徴とするコンテンツ受信方法。

[13] コンテンツ送信装置がコンテンツを送信する方法であって、コンテンツを取得するためのコンテンツ取得コマンドをコンテンツ受信装置から受信するコンテンツ取得コマンド受信ステップと、

前記コンテンツ取得コマンドにおいて旨定されるコンテンツを前記コンテンツ受信装置に送信するコンテンツ送信ステップと、

前記コンテンツ取得コマンドにおいて指定されるコンテンツは複製が禁止されているコンテンツであって、かつ、コンテンツの移動を要求している旨を示す移動要求情報が前記コンテンツ取得コマンドに付加されている力否かを判定する判定ステップと前記コンテンツは複製が禁止されているコンテンツであって、かつ、前記コンテンツ取得コマンドに前記移動要求情報が付加されてヽると判定された場合、そのコンテンッ取得コマンドにおいて指定されるコンテンツを当該装置上から削除するか又は当該装置において利用不可能にする制限ステップと

を含むことを特徴とするコンテンツ送信方法。

コンテンツを送信するコンテンツ送信装置からコンテンツを受信するコンテンツ受信装置にコンテンツを移動するコンテンツ移動方法であって、

前記移動要求情報が付加されたコンテンツ取得コマンドを前記コンテンツ受信装置が前記コンテンツ送信装置に送信するコンテンツ取得コマンド送信ステップと、前記コンテンツ取得コマンドを前記コンテンツ送信装置が前記コンテンツ受信装置力受信するコンテンツ取得コマンド受信ステップと、

前記コンテンツ取得コマンドにおいて旨定されるコンテンツを前記コンテンツ送信装置が前記コンテンツ受信装置に送信するコンテンツ送信ステップと、

前記コンテンツ取得コマンドにおいて旨定されるコンテンツを前記コンテンツ受信装置が前記コンテンツ送信装置力受信するコンテンツ受信ステップと、

前記コンテンツ取得コマンドにおいて指定されるコンテンツは複製が禁止されているコンテンツであって、かつ、前記コンテンツ取得コマンドに前記移動要求情報が付加されている力否かを前記コンテンツ送信装置が判定する判定ステップと、前記コンテンツは複製が禁止されているコンテンツであって、かつ、前記コンテンツ取得コマンドに前記移動要求情報が付加されてヽると判定された場合、そのコンテンッ取得コマンドにおいて指定されるコンテンツを前記コンテンツ送信装置上から削除するか又は前記コンテンツ送信装置において利用不可能にする制限ステップとを含むことを特徴とするコンテンツ移動方法。