情報処理装置及び情報通知方法
技術分野
[0001] 本発明は情報処理装置及び情報通知方法に関し、例えば RFIDによる個体識別 に応じて情報を通知する情報処理装置及び情報通知方法に関する。
背景技術
[0002] 近年、個体を識別するための技術として RFID(Radio Frequency Identification,無 線 ICタグ)が注目されている。この RFIDは安価かつ小型に製造でき、さらに一定量 の情報を記憶させておき、この情報を無線により遠隔力 読み取ることもできるので、 識別の対象となる種々の物品に付しておけば、各識別の対象を簡便な方法で識別 できる。
[0003] このような RFIDによる個体識別を応用した技術の例が特許文献 1に記載されて!ヽ る。特許文献 1に記載の技術では、複数の携帯通信端末装置のそれぞれに RFIDが 付されている。また各携帯通信端末装置は、通信相手となる他の携帯通信端末装置 に付された RFIDに記憶された個体識別情報を、予め通信回線を介して取得してお く。各携帯通信端末装置は、他の携帯通信端末装置に付されている RFIDからの電 波が受信可能になると、当該 RFIDが記憶している個体識別情報を取得する。当該 取得した個体識別情報が、予め取得してお!、た個体識別情報に一致する場合に、 該個体識別情報を取得した携帯通信端末装置は、通信相手となる他の携帯通信端 末装置が近づいてきたと判断する。各携帯通信端末装置は、この判断をした場合に 、ユーザに対して、通信相手が近づいてきた旨の通知を実施している。
特許文献 1 :特開 2004— 140659号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0004] 上記従来技術では、 RFIDから受信される個体識別情報と、予め記憶して 、る個体 識別情報とがー致するカゝ否かを判断し、個体識別情報が記憶されて ヽる RFIDが近 づいてきた旨の通知処理を行っている。つまり、上記従来技術では、 RFIDからの電
波が受信可能になったときに、該 RFIDが近づいてきた旨の報知処理を行うことがで きる。し力しながら、上記従来技術において携帯通信端末装置が取得している情報 は、電波の到達範囲に通信相手力 ^、る力否かのいずれかのみを示す情報である。 携帯通信端末装置は、どの程度近くにあるかと 、うことに関する情報を取得しては 、 なかった。このため、携帯通信端末装置は、通信相手の RFIDがどの程度近くにある かに応じて柔軟に通知処理を行うことができな力つた。
[0005] 本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、その目的の一つは、 RFIDがどの程 度近くにあるかに応じた通知を可能にする情報処理装置及び情報通知方法を提供 することにある。
課題を解決するための手段
[0006] 上記課題を解決するための本発明に係る携帯電話は、予め記憶している認証情報 を含む無線信号が所定の無線通信装置から受信された場合に、該受信される無線 信号の受信強度に応じて、互いに異なる着信通知処理のいずれかを選択的に実行 することを特徴とする。
[0007] このようにすることにより、無線通信装置である RFIDから受信される無線信号の受 信強度に応じて通知処理を異ならせることができるので、無線通信装置である RFID 力 Sどの程度近くにあるかに応じた着信通知が可能になる。
[0008] また、本発明に係る情報処理装置は、無線通信装置と通信する情報処理装置であ つて、前記無線通信装置に記憶される認証情報と同一の認証情報を、少なくとも一 つ記憶する認証情報記憶手段と、情報を通知するための通知処理を行う通知処理 手段と、前記無線通信装置から、前記認証情報を含む認証情報信号を受信する認 証情報信号受信手段と、前記無線通信装置から受信される無線信号の受信強度を 示す受信信号強度情報を取得する受信信号強度情報取得手段と、前記受信される 認証情報信号に含まれる認証情報が、前記認証情報記憶手段に記憶されて!ヽる認 証情報のいずれかと同一であるか否かを判断する認証情報判断手段と、を含み、前 記通知処理手段は、前記受信される認証情報信号に含まれる認証情報が、前記認 証情報記憶手段に記憶されて!、る認証情報の!/、ずれかと同一であると判断される場 合に、前記取得される受信信号強度情報により示される前記認証情報信号の受信
強度に応じて、互いに異なる通知処理のいずれかを選択的に実行する、ことを特徴 とする。
[0009] このようにすることによつても、 RFID力 の無線信号が受信可能である力否かだけ でなぐ無線通信装置である RFID力 受信される無線信号の受信強度に応じて通 知処理を異ならせることができるので、無線通信装置である RFIDがどの程度近くに あるかに応じた通知が可能になる。
[0010] また、上記情報処理装置において、前記通知処理手段は、他の情報処理装置から 通信開始要求があり、かつ該通信開始要求に応じた所定の通信開始処理がなされ ていない場合に、前記通知処理を行う、こととしてもよい。また、上記情報処理装置に おいて、前記通知処理手段は、他の情報処理装置により当該情報処理装置に対し て情報が送信され、かつ該情報を当該情報処理装置のユーザが確認するための所 定の確認処理が行われていない場合に、前記通知処理を行う、こととしてもよい。
[0011] このようにすれば、通信開始処理や確認処理などの所定処理がされていない場合 に限り通知処理を行うことができるので、無駄な通知処理を行わないようにすることが できる。
[0012] また、上記情報処理装置にお!、て、当該情報処理装置は、他の情報処理装置と、 それぞれ異なる基地局装置識別番号が付与される複数の基地局装置のうちの少なく とも一つを介して通信を行い、少なくとも一つの前記基地局装置識別番号を記憶す る基地局装置識別番号記憶手段と、前記各基地局装置から送信され、該基地局装 置に付与される基地局装置識別番号を含む基地局装置識別番号信号を受信する 基地局装置識別番号信号受信手段と、前記受信される基地局装置識別番号信号に 含まれる前記基地局装置識別番号が、前記基地局装置識別番号記憶手段に記憶さ れている基地局装置識別番号のいずれかと同一であるか否かを判断する基地局装 置識別番号判断手段と、をさらに含み、前記基地局装置識別番号判断手段の判断 結果に応じて、互いに異なる前記通知処理のいずれかを選択的に実行する、こととし てもよい。このようにすれば、在圏エリアに応じて、通知処理を異ならせることが可能 になる。なお在圏とは、情報処理装置が、ある基地局装置とが通信可能な場所にあ ることであり、在圏エリア (又は在圏基地局)とは、現に情報処理装置が基地局装置と
通信して!/、るエリア (又は基地局装置)を意味する。
[0013] また、本発明に係る情報通知方法は、無線通信装置と通信する情報処理装置にお いて情報を通知するための情報通知方法であって、情報を通知するための通知処 理を行う通知処理ステップと、前記無線通信装置から、前記認証情報を含む認証情 報信号を受信する認証情報信号受信ステップと、前記無線通信装置から受信される 無線信号の受信強度を示す受信信号強度情報を取得する受信信号強度情報取得 ステップと、前記受信される認証情報信号に含まれる認証情報が、前記無線通信装 置に記憶される認証情報と同一の認証情報を少なくとも一つ記憶する認証情報記憶 手段に記憶されて 、る認証情報の 、ずれかと同一であるか否かを判断する認証情 報判断ステップと、を含み、前記通知処理ステップにおいて、前記受信される認証情 報信号に含まれる認証情報が、前記認証情報記憶手段に記憶されて ヽる認証情報 のいずれかと同一であると判断される場合に、前記取得される受信信号強度情報に より示される前記認証情報信号の受信強度に応じて、互いに異なる通知処理のいず れかを選択的に実行する、ことを特徴とする。
図面の簡単な説明
[0014] [図 1]本発明の実施の形態に係る情報処理システムの構成図である。
[図 2] (a)本発明の実施の形態に係る携帯電話が着信待ち状態であるときの説明図 である。(b)本発明の実施の形態に係る携帯電話が着信通知処理実施中状態であ るときの説明図である。(c)本発明の実施の形態に係る携帯電話が再度着信通知処 理実施中状態であるときの説明図である。
[図 3]本発明の実施の形態に係る携帯電話の構成図である。
[図 4]本発明の実施の形態に係る処理のフロー図である。
[図 5]本発明の実施の形態に係る処理のフロー図である。
[図 6]本発明の実施の形態に係る処理のフロー図である。
[図 7]本発明の実施の形態に係る処理のフロー図である。
[図 8]本発明の実施の形態に係る携帯電話の構成図である。
[図 9]本発明の実施の形態に係る処理のフロー図である。
[図 10]本発明の実施の形態に係る処理のフロー図である。
発明を実施するための最良の形態
[0015] 本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[0016] [実施形態 1]
図 1は、本発明の第 1の実施形態に係る情報処理システム 5の構成図である。同図 に示すように、本実施の形態に係る情報処理システム 5は、移動体通信システムの構 成要素としての携帯電話 1と複数の基地局装置 3とを含み、さらに基地局装置 3は通 信ネットワーク 4と接続されている。また、 RFIDシステムの構成要素としての携帯電話 1と RFID2とを含んで構成されて!、る。
[0017] ここで RFID2は、認証情報を記憶しており、送信する無線信号に、この認証情報を 含める。これにより RFID2からの信号の受信側において RFID2を認証することがで きるようになる。なお、ここで認証情報は、各 RFID2を認証するために使用される情 報である。具体的に、この認証情報は、個々の RFID2を識別するための RFID識別 情報をそのまま用いることができる。
[0018] そして本実施形態では、 RFID2がどの程度近くにあるかに応じて、携帯電話 1が着 信通知処理を行う。この着信通知処理のイメージを、図 2に示す説明図を参照しなが ら説明する。同図 (a)では、携帯電話 1は着信待ち状態である。この状態において着 信があると、同図(b)に示すように着信通知を行う。この図では後述するバイブレータ 一 34における振動処理と後述するリンガー 35における鳴動処理を同時に行ってい る。この着信通知処理は、呼の着信があつたという情報や、メールの着信があつたと いう情報を携帯電話 1のユーザに通知するための処理である。呼の着信の場合には ユーザが所定の確認処理を行うか、発信者が発信を停止すると、この着信通知処理 は停止される。また、メール着信の場合にはユーザが所定の確認処理を行うか、一定 の時間が経過すると、この着信通知処理は停止される。ここで、携帯電話 1のユーザ は携帯電話 1を常に持ち歩 、て 、るわけではな 、ため、確認処理が行われな 、こと がある。このような場合、図 2 (c)に示すように携帯電話 1のユーザが身につけている RFID2が近づくと、 RFID2がどの程度近くにあるかに応じて、再度着信通知処理を 行うようにしている。
[0019] 図 3は、このような着信通知処理を実施するための、本実施形態に係る携帯電話 1
の構成図である。同図に示すように、本実施形態に係る携帯電話 1は、中央プロセッ サ部 10、記憶部 20、入出力部 30、信号処理部 40、セルラ送受信部 50、 RFID送受 信部 60を含んで構成されて ヽる。
[0020] 携帯電話 1は、移動体通信システムにおける移動局装置として機能するとともに、 無線通信装置である RFID2の読取装置としても機能する。以下、この携帯電話 1の 各部を説明する。
[0021] 中央プロセッサ部 10は、コンピュータである携帯電話 1の中央処理装置であり、携 帯電話 1の各部を制御したり、通信に係る各種処理を行ったりする。本実施形態では 中央プロセッサ部 10は、機能的に認証情報取得部 11、 RFID判定部 12、通知処理 部 13、 RFID登録部 14を含んで構成される。これらの各部分については、後に詳述 する。
[0022] 記憶部 20はメモリ 21を含んで構成される。ここでは、例えば RAM(Randam Access Memory),ハードディスク、フラッシュメモリなどの各種記憶装置を総称してメモリ 21と 呼ぶ。メモリ 21は、中央プロセッサ部 10や後述する信号処理部 40のワークメモリとし て機能するとともに、各種処理に関わるデータを記憶する。このデータには上記認証 情報も含まれ、記憶部 20は、 RFID2に記憶される認証情報と同一の認証情報を、少 なくとも一つ記憶する。
[0023] 入出力部 30は、マイク 32、キー IF37(Key Interface)といった入力装置、スピーカ 3 3、バイブレーター 34、リンガー 35、 LCD36(Liquid Crystal Display)といった出力装 置、通信ポート 38と ヽつた他の装置との通信インターフェイス装置を含んで構成され る。
[0024] マイク 32は、携帯電話 1のユーザの音声を電気的信号に変換する。 CODEC31は 、マイク 32が出力する電気的信号をデジタル信号に変換して信号処理部 40に出力 する。また、この CODEC31は、信号処理部 40が出力するデジタル信号をアナログ 信号に変換して出力する。ここで、信号処理部 40が出力するデジタル信号は、例え ば通信先力 受信される音声信号に係るデジタル信号であり、このような場合には、 ここで出力されるアナログ信号は、当該音声信号となる。スピーカ 33は、当該音声信 号を鳴動する。
[0025] ノイブレーター 34は、偏心おもりなどの振動子を備え、中央プロセッサ部 10から入 力される指示に従って、当該振動子を振動させる。これにより携帯電話 1全体が振動 し、ユーザに対して着信などの情報を通知する。リンガー 35は、スピーカなどの音声 出力手段を備え、中央プロセッサ部 10から入力される指示に従って、音声を鳴動し、 ユーザに着信などの情報を通知する。 LCD36は、液晶ディスプレイであり、中央プロ セッサ部 10から入力される指示に従って情報を表示出力し、ユーザに対して情報を 通知する。
[0026] 一方、キー IF37はキー入力を行うための例えばダイヤルボタンなど力も構成される インターフェイス装置である。キー IF37はダイヤルボタンの各ボタンに対応付けられ たキー情報を、ユーザの押下に応じた順序で取得し、取得したキー情報を中央プロ セッサ部 10に対して出力する。
[0027] 通信ポート 38は、例えばパーソナルコンピュータなど、他の装置 (外部装置)に接 続されて、インターフェイスとして動作する。この通信ポート 38は、接続された外部装 置力も入力される信号を中央プロセッサ部 10に対して出力するととともに、中央プロ セッサ部 10から入力される指示に従い、外部装置に対して信号を出力する。
[0028] 次に、信号処理部 40は、 DSP41 (Digital Signal Processor)を含んで構成される処 理装置である。信号処理部 40は、セルラ送受信部 50において送受信される信号の デジタル信号処理を行う。具体的な例では、信号処理部 40は、セルラ送受信部 50 力も出力された信号のデジタル信号処理を行って、必要に応じ中央プロセッサ部 10 に対して出力する。さらに、セルラ送受信部 50から出力された信号が通信制御のた めの制御信号である場合には、該制御信号に含まれる制御情報に応じた処理も行う 。例えば制御情報が通信開始を要求する通信開始要求である場合には通信を開始 するための処理を行う。また信号処理部 40は、中央プロセッサ部 10から出力される 送信信号にデジタル信号処理を行い、セルラ送受信部 50に対して出力する。このよ うに、携帯電話 1では、移動体通信システムにおける移動局装置として機能するため の信号処理に係るプロセッサを、中央プロセッサ部 10とは別に設けることにより、中 央プロセッサ部 10に係る処理の負担を軽減している。
[0029] セルラ送受信部 50は、携帯電話 1が移動局装置として機能するため、移動局装置
に係る信号を送受信するための信号送受信装置である。このセルラ送受信部 50は、 ADC/DAC 51 (Analog-Digital Converter/Digital-Analog Converter)と、 RF部 52( Radio Frequency)とを含んで構成される。 ADCZDAC51は、信号処理部 40から、 基地局装置 3に対して送信するべきデジタル送信信号の入力を受け入れる。そして この ADCZDAC51は、当該デジタル送信信号をアナログ信号に変換して、無線に て送信できるようにする。さらにこの ADCZDAC51は、 RF部 52が出力するアナログ 信号をデジタル信号に変換して、信号処理部 40に出力する。
[0030] RF部 52は、 ADCZDAC51が出力するアナログ信号に対して、変調処理や、周 波数変換処理、増幅処理等の各処理を行い、アンテナを介して無線にて送出する。 またこの RF部 52は、アンテナに到来した所定周波数の無線信号を受信して、当該 受信した無線信号に対して増幅処理や、周波数変換処理、復調処理等の各処理を 行い、 ADCZDAC51に出力する。
[0031] RFID送受信部 60は、認証情報を記憶する RFID2から、該記憶される認証情報の 少なくとも一つを含む認証情報信号としての無線信号を受信する認証情報信号受信 手段に相当し、携帯電話 1を RFID読取装置として機能させる。この RFID送受信部 6 0は、 RSSI取得部 61、 RFID用 RF部 62を含んで構成される。 RFID用 RF部 62はァ ンテナを備え、中央プロセッサ部 10からの指示に従って、 RFID2に対して無線信号 を送信し、 RFID2から送信される無線信号を受信する。受信される無線信号には認 証情報が含まれる。 RSSI取得部 61は、 RFID2から受信される無線信号の受信強度 (RSSI, Received Signal Strength Indicator)を取得し、中央プロセッサ部 10に対して出 力する。
[0032] RSSI取得部 61は、 RFID用 RF部 62において受信される無線信号の受信強度を 測定し、当該受信強度に係る情報 (RSSI情報)を、中央プロセッサ部 10に対して出 力する。例えば、 RSSI取得部 61は、 RFID2の放射する電波による電界強度を電圧 信号として取得する、電界強度計を用いて実現できる。この場合、当該電圧信号をデ ジタル信号に変換して RSSI情報とし、この RSSI情報を出力する。
[0033] 次に、中央プロセッサ部 10に含まれる各機能部について説明する。認証情報取得 部 11は、 RFID送受信部 60により受信される RFID2からの無線信号に含まれる認
証情報を取得する。
[0034] RFID判定部 12は、受信される認証情報信号に含まれる認証情報が、記憶部 20 に記憶される認証情報のいずれかと同一であるか否かを判断する認証情報判断手 段として機能し、メモリ 21に記憶されている認証情報と、認証情報取得部 11が取得し た認証情報と、がー致しているか否か(同一であるか否か)を判断する。また、この RF ID判定部 12は、 RFID送受信部 60が受信する認証情報信号としての無線信号の受 信強度を示す受信信号強度情報を取得する受信信号強度情報取得手段としても機 能する。すなわち、 RFID判定部 12は、 RSSI取得部 61により取得される RSSI情報 と、予め定めた閾値との比較判断を行い、比較結果を、該所定の閾値に対する RSS I情報の大小を示す受信信号強度情報として取得する。
[0035] RFID登録部 14は、 RFID2の認証情報をメモリ 21に登録するための登録処理を 行う。具体的には、キー IF37、通信ポート 38又は認証情報取得部 11から、認証情 報を取得し、取得された認証情報をメモリ 21に記憶させることにより登録する。キー I F37は、携帯電話 1のユーザにより行われる、認証情報を登録するための所定のキ 一操作を受け入れ、認証情報を所得する。通信ポート 38は、接続される他の装置か ら認証情報を登録するための、認証情報を含む所定の登録信号を受信することによ り、認証情報を取得する。また認証情報取得部 11は、上述のように、 RFID送受信部 60が受信した RFID2からの無線信号に含まれる認証情報を取得する。
[0036] ここで上記登録処理のうち、認証情報取得部 11が認証情報を取得することにより、 RFID登録部 14が認証情報をメモリ 21に記憶させる場合の処理について、処理のフ ロー図を参照しながら説明する。図 4は、認証情報取得部 11が認証情報を取得する ことにより、 RFID登録部 14が認証情報をメモリ 21に記憶させる場合の登録処理のフ ロー図である。同図に示すように、まず携帯電話 1のユーザがキー IF37において所 定の登録操作を行う(S 100)。すると、中央プロセッサ部 10は、該登録操作を受け、 RFID送受信部 60にお!/、て、 RFID2からの無線信号が送信されて!、な!/、か否かを 確認する RFIDスキャン処理を行う(S101)。そして、受信された RFID2からの無線 信号に含まれる認証情報を一時的にメモリ 21に記憶し (S102)、記憶された認証情 報を LCD36において表示させる。このとき、複数の RFID2からの無線信号で受信さ
れていれば、複数の認証情報を一覧として表示する。そしてユーザは、表示された少 なくとも 1の認証情報の中から、少なくとも 1つの認証情報を選択する(S103)。そして RFID登録部 14は、ユーザが選択した認証情報を、メモリ 21に記憶させる(S104)。 このようにして、記憶部 20は少なくとも 1つの認証情報を記憶する。
[0037] 通知処理部 13は、移動局装置としての携帯電話 1の呼着信通知処理及びメール 着信通知処理 (以下、単に着信通知処理というときは、両方を含む)を行う。呼着信 通知処理とは、音声通信又はデータ通信の開始を要求する通信開始要求が基地局 装置 3から送信された場合に、該通信開始要求が受信されたことを携帯電話 1のュ 一ザに知らせる処理である。具体的には、バイブレーター 34における振動処理、リン ガー 35における鳴動処理、 LCD36における着信通知情報表示処理、スピーカ 33 における着信通知情報音声出力処理、などが挙げられる。通知処理部 13は、これら の通知処理のうち、 1又は複数の通知処理を行わせるために、入出力部 30又は信号 処理部 40に対して通知処理を開始するよう指示を行う。そして、通知処理による通知 を受けた携帯電話 1のユーザがキー IF37において所定の応答操作若しくは所定の 拒否操作を行うことにより、中央プロセッサ部 10は、通信を開始、又は拒否するなど の処理を行う。一方、通知処理による通知を受けた携帯電話 1のユーザが所定の応 答操作若しくは所定の拒否操作を行わない場合には、中央プロセッサ部 10は、通信 開始要求があったことを示す不在着信情報を、該通信開始要求があった時刻及び 通信開始要求の要求元を示す要求元情報と対応付けて、メモリ 21に記憶する。
[0038] また、メール着信通知処理とは、電子メールや SMS(Short Messaging Service)にお けるメールメッセージ (以下、メールと総称する)が基地局装置 3から受信されたことを 、携帯電話 1のユーザに知らせる処理である。通知手段としては呼着信通知処理と 同様、バイブレーター 34における振動処理、リンガー 35における鳴動処理、 LCD3 6における着信通知情報表示処理、スピーカ 33における着信通知情報音声出力処 理、などが挙げられる。通知処理部 13は、これらの通知処理のうち、 1又は複数の通 知処理を行わせるために、入出力部 30又は信号処理部 40に対して通知処理を開 始するよう指示を行う。そして、通知処理による通知を受けた携帯電話 1のユーザが キー IF37において所定の確認操作を行うことにより、中央プロセッサ部 10は、メール
を表示する処理を行うとともに、受信されたメールをメールの送信者を示す送信者情 報及びメールの受信時刻と対応付けてメモリ 21に記憶する。中央プロセッサ部 10は 、該メール着信に対して所定の確認操作が行われた (メールが読まれた)ことを示す メール既読情報を、さらに対応付けて記憶する。一方、通知処理による通知を受けた 携帯電話 1のユーザが所定の確認操作を行わない場合にも、中央プロセッサ部 10は 、受信されたメールをメールの送信者を示す送信者情報及びメールの受信時刻と対 応付けてメモリ 21に記憶するが、メール既読情報に代えて、所定の確認操作が行わ れて 、な 、ことを示す (未読であることを示す)メール未読情報を、該メールと対応付 けてさらに記憶する。
[0039] そして通知処理部 13が上述のように着信通知処理を行ったが、ユーザが所定の応 答操作、所定の拒否操作、所定の確認操作などの確認処理を行わない場合には、 通知処理部 13は、 RFID登録部 14により登録され、記憶部 20に記憶される認証情 報を無線信号に含めて送信する RFID2が近づ ヽたときに、再度着信通知処理を行
[0040] より具体的には、通知処理部 13は、記憶部 20に記憶される認証情報を無線信号 に含めて送信する RFID2が近づいたことが検出された場合、 RFID判定部 12にお いて取得される受信信号強度情報を確認する。すなわち、通知処理部 13は、 RFID 判定部 12により行われる、認証情報を記憶して 、るメモリ 21にお 、て記憶される認 証情報と、認証情報取得部 11により取得される認証情報と、がー致しているか否か についての判断結果により、一致していることが示された場合に、 RFID判定部 12に ぉ ヽて取得される受信信号強度情報を確認する。そして確認した受信信号強度情 報に応じて、通知処理部 13は、メール未読情報が対応付けられたメールが記憶部 2 0に記憶されているか否力、及び不在着信情報が記憶部 20に記憶されているか否か 、を確認する。いずれかが記憶されている場合に、通知処理部 13は、再度着信通知 処理を行う。このように、通知処理部 13が、受信される認証情報信号に含まれる認証 情報が、記憶部 20に記憶されて 、る認証情報の!/、ずれかと同一であると判断される 場合に、 RFID判定部 12において取得される受信信号強度情報により示される認証 情報信号の受信強度に応じて、互いに異なる通知処理のいずれかを選択的に実行
する通知処理手段として機能することにより、携帯電話 1は、 RFID2が近づいたとき に再度着信通知処理を行うことができる。そしてこれにより、例えば登録されている R FID2を身に付けている携帯電話 1のユーザが近づいたときにのみ再度着信通知処 理を行うことができるようになるとともに、その RFID2がどの程度近くにあるかに応じて 異なる処理を行うことが可能になる。
[0041] 以下、再度着信通知処理を行うための、具体的処理の例について処理のフロー図 を参照しながら説明する。
[0042] 図 5は、呼の着信又はメールの着信があった場合の、中央プロセッサ部 10における 着信通知処理の処理を示すフローである。同図に示すように、まず中央プロセッサ部 10は通常着信通知設定が有効になっている力否かを確認する(S200)。通常着信 通知設定とは、ユーザにより設定される情報であり、記憶部 20に記憶されている。ュ 一ザは、呼の着信やメールの着信があった場合に、着信通知をしてほしいか否かを 通常着信通知設定として設定しておく。そして着信通知処理時には設定された通常 着信通知設定を確認して着信通知処理を行うことにより、ユーザの意思に沿って着 信通知処理を行うことを可能にしている。なお、通常着信通知設定には通知処理の 種類を示す通知種類情報が含められて ヽてもよ ヽ。
[0043] 中央プロセッサ部 10は、通常着信通知設定が有効になっていると判断される場合 には、通常の着信通知処理を行う(S202)。この場合中央プロセッサ部 10は、上述 のように、ユーザが確認処理を行ったか否かに応じた情報 (不在着信情報、メール既 読情報、メール未読情報)を記憶部 20に記憶させる。一方、中央プロセッサ部 10は、 通常着信通知設定が有効になっていると判断されない場合には、通常の着信通知 処理を行わない。このときには、ユーザは確認処理を行うことができないので、中央プ 口セッサ部 10は、不在着信情報やメール未読情報といった、確認処理が行われてい ないことを示す情報を記憶部 20に記憶させる。
[0044] 次に中央プロセッサ部 10は、 RFID検出時着信通知設定が有効になっている力否 かを確認する(S204)。 RFID検出時通常着信通知設定とは、ユーザにより設定され る情報であり、記憶部 20に記憶されている。ユーザは、呼の着信やメールの着信が あった場合であって、所定の応答操作、所定の拒否操作、又は所定の確認操作を行
わな力つた場合に、 RFID2を検出した力否かに応じて再度着信通知をしてほしいか 否かを RFID検出時通常着信通知設定として設定しておく。このようにして、携帯電 話 1は、ユーザの意思に沿って RFID検出時着信通知処理を行うことを可能にしてい る。
[0045] RFID検出時着信通知設定が有効になっていない場合には、以降の処理は特に 行われず、処理を終了する。一方、 RFID検出時着信通知設定が有効になっている と判断される場合には、中央プロセッサ部 10は、ユーザにより確認処理が行われるか 、又は記憶部 20に記憶される数値である回数制限情報により示される所定回数が経 過するまでの間、以降の処理を繰り返し行う(S206, S216)ことにより、 RFID2が近 づくごとに通知処理を行う。
[0046] 中央プロセッサ部 10は、記憶部 20に記憶されて 、る認証情報を確認し、記憶され ている認証情報の数の分だけ、以下に説明する RFID— n検出処理を繰り返す (S21 0, S214)。ここで nは記憶されている認証情報に付与される通番である。ただし、繰 り返しの際には、所定時間のウェイト処理 (待機処理)(S208)を行う。このようにする ことにより、中央プロセッサ部 10の処理を軽減することができる。
[0047] RFID— n検出処理について、図 6に示す、中央プロセッサ部 10における RFID— n検出処理のフロー図を参照しながら説明する。同図に示すように、中央プロセッサ 部 10は RFID— nからの電波が受信されているか否かを確認する(S300)。すなわち 、中央プロセッサ部 10は、まず RFID2から送信される無線信号が受信できるか否か を確認する。受信できる場合には、中央プロセッサ部 10は、記憶されている認証情 報 (RFID— nを示す RFID識別情報)と同じ認証情報を含む無線信号を送信してくる RFID2からの電波が受信できているか否かを確認する。なお、中央プロセッサ部 10 は、 RFID判定部 12により行われる、認証情報を記憶しているメモリ 21において記憶 される認証情報と、認証情報取得部 11により取得される認証情報と、がー致している か否かについての判断結果により、これを確認する。
[0048] RFID— nからの電波が受信されて!、ることが確認できれば(S302)、中央プロセッ サ部 10は、変数「受信履歴」の値が「無」となっているか否かを確認する(S312)。変 数「受信履歴」は、記憶部 20に上記メール未読情報又は不在着信情報が記憶され
ている力否かを示す情報であり、 RFID—nごとに記憶されている。より具体的には、 変数「受信履歴」の初期値は「無」であり、記憶部 20に上記メール未読情報又は不在 着信情報が記憶されたときに、中央プロセッサ部 10が変数「受信履歴」を更新し、「 有」を設定する。また、ユーザにより記憶部 20に記憶されるメール未読情報又は不在 着信情報の全てについて所定の確認処理が行われたときに、中央プロセッサ部 10 は変数「受信履歴」を更新し、「無」を設定する。
[0049] 変数「受信履歴」の値が「無」となっていない場合には、中央プロセッサ部 10は、こ こで変数「受信履歴」の値を「無」に変更する(S314)。このようにすることにより、携帯 電話 1は、同じ RFID—nが再度検出されても通知処理を行わないようにすることがで きる。また、中央プロセッサ部 10は、変数「検出不能連続数」の値を 0に設定する(S3 14)。本 RFID—n検出処理においては、後述するように、中央プロセッサ部 10は、 R FID— nからの電波が確認できるまで所定回数 N回にわたり、 RFID—nからの電波 を確認する処理を行う。そこで、所定回数 N回に達したことを確認するために、一時 変数「検出不能連続数」が設けられている。そして、中央プロセッサ部 10は、後述す る RFID検出時着信通知処理を行う(S318)。
[0050] 一方、 S312の処理において変数「受信履歴」の値が「無」となっている場合には、 再度通知処理を行う必要がないので、中央プロセッサ部 10は RFID—n検出処理を 終了する。そして、中央プロセッサ部 10は、次の RFID—nについての RFID—n検 出処理を行う(S210, S212, S214)。ただし、行った RFID—n検出処理力 記憶さ れる認証情報のうち最後の認証情報についての RFID—n検出処理であった場合に は、中央プロセッサ部 10は S210乃至 S214のループを抜け、所定時間ウェイトした 後(S208)、再度 RFID—n検出処理を行う。
[0051] S302の処理において、 RFID—nからの電波が受信されていることが確認できなけ れば (S302)、中央プロセッサ部 10は、変数「検出不能連続数」が Nに達しているか 否かを判断する(S308)。この結果、変数「検出不能連続数」が Nに達していれば、 中央プロセッサ部 10は RFID—n検出処理を終了し、次の nについて、 RFID—n検 出処理を行う(S210)。一方、 Nに達していなければ、中央プロセッサ部 10は再度 R FID— nからの電波を確認する処理を繰り返す(S300)。
[0052] 以上のように、携帯電話 1は、 1つの RFID2について N回まで電波の到来の有無を 確認する処理を繰り返すことにより、確実に RFID2からの電波を確認するようにする とともに、 N回で制限することにより、順に他の RFID2についても確認することができ るようにしている。
[0053] 次に、 RFID検出時着信通知処理について説明する。図 7は、中央プロセッサ部 1 0における RFID検出時着信通知処理のフロー図である。同図に示すように、中央プ 口セッサ部 10はまず、受信強度利用設定が有効になっている力否かについて確認 する(S400)。受信強度利用設定とは、ユーザにより設定される情報であり、記憶部 2 0に記憶されている。ユーザは、 RFID検出時着信通知処理を行う場合に、 RFID2 から受信される無線信号の受信強度により示される RFID2と携帯電話 1の距離に応 じて、通知処理を使 、分けてほ 、か否かを示す情報を受信強度利用設定として設 定しておく。この受信強度利用設定には、 RFID2と携帯電話 1との間の距離に応じ て、どの通知処理を行ってほしいか、についての情報が含まれる。中央プロセッサ部 10は、 RFID検出時着信通知処理を行うときに、受信強度利用設定を確認して通知 処理を行う。これにより、携帯電話 1は、ユーザの意思に沿って通知処理を行うことを 可能にしている。
[0054] 受信強度利用設定が有効となっていない場合には、中央プロセッサ部 10は、後述 する通知処理 Cを行う(S412)。一方、受信強度利用設定が有効となっている場合に は、中央プロセッサ部 10は、 RFID取得部 61により取得される RSSI情報を取得し、 該 RSSI情報について、所定の閾値に対する大小についての判断を行い、受信信号 強度情報として取得する(S402)。そして、中央プロセッサ部 10は、取得される受信 信号強度情報により RFID— nと携帯電話 1との距離を算出する。この距離の算出方 法について説明する。記憶部 20には、所定の閾値と距離とが対応付けて記憶されて いる。ここでは、所定の閾値と 50cmという距離が対応付けて記憶されており、 RSSI 情報が該所定の閾値を超えていれば距離は 50cm以内、超えていなければ 50cm 以遠、というように RFID— nと携帯電話 1との距離を示すだいたいの距離情報を算出 することにより、距離が算出される。なお、閾値が複数記憶されていれば、中央プロセ ッサ部 10は、より細力べ距離情報を算出することができる。
[0055] このように閾値を設けることにより、携帯電話 1は、距離情報が 50cm以内であれば 後述する通知処理 A、距離情報が 50cm以内であれば後述する通知処理 B、というよ うに、距離情報に応じて通知処理を異ならせている。
[0056] ここで、通知処理につ!、て説明する。通知処理は上述したように、バイブレーター 3 4における振動処理、リンガー 35における鳴動処理、 LCD36における着信通知情 報表示処理、スピーカ 33における着信通知情報音声出力処理、などが挙げられる。 上記通知処理 A,通知処理 B、通知処理 Cは、これらを一つだけ使用するか、或いは 組み合わせて使用する力、について異ならせた通知処理である。それぞれについて 具体的にどのような通知処理を行うかについては、上述のように受信強度利用設定 に設定される。ひとつの例としては、通知処理 Aはバイブレーター 34における振動処 理のみ、通知処理 Bはバイブレーター 34における振動処理とリンガー 35における鳴 動処理の組み合わせ、通知処理 Cはバイブレーター 34における振動処理とリンガー 35における鳴動処理と LCD36における着信通知情報表示処理との組み合わせ、と いうように設定される。
[0057] 以上のようにすることにより、携帯電話 1は、 RFID2がどの程度近くにあるかに応じ て情報を通知することが可能になる。つまり、携帯電話 1は、 RFID2から送信される 電波の受信強度に応じて距離を算出し、該距離に応じて通知処理を異ならせること ができる。
[0058] なお、例えば受信強度の変化に応じて、通知処理を異ならせてもよ 、。具体的には 、中央プロセッサ部 10は、 RFID— n検出処理の S300の処理において受信強度をも 取得することとし、取得した受信強度を記憶部 20に記憶しておく。そして中央プロセ ッサ部 10は、 RFID検出時着信通知処理において、受信強度の変化量が所定の閾 値を超えている力否かを判断し、受信強度の変化量が所定の閾値を超えた場合の 通知処理と、受信強度の変化量が所定の閾値を超えない場合の通知処理と、を異な らせることとしてちよい。
[0059] [実施形態 2]
本発明の第 2の実施形態に係る情報処理システム 5について説明する。本実施の 形態の情報処理システム 5は、第 1の実施形態におけるものとは主に中央プロセッサ
部 10等の構成が幾分異なり、これに基づいて、携帯電話 1における動作が異なって いる。
[0060] 図 8は、本実施形態に係る携帯電話 1の構成図である。同図に示すように、本実施 形態に係る携帯電話 1は、実施形態 1と同様に、中央プロセッサ部 10、記憶部 20、 入出力部 30、信号処理部 40、セルラ送受信部 50、 RFID送受信部 60を含んで構成 されている。このうち、入出力部 30、セルラ送受信部 50、 RFID送受信部 60の構成 及び処理については第 1の実施形態におけるものと同様である力 中央プロセッサ 部 10、記憶部 20、信号処理部 40における動作が第 1の実施形態とは異なっている
[0061] 中央プロセッサ部 10は、実施形態 1と同様に、コンピュータである携帯電話 1の中 央処理装置であり、携帯電話 1の各部を制御したり、通信に係る各種処理を行ったり する。本実施形態 2では中央プロセッサ部 10は、認証情報取得部 11、 RFID判定部 12、通知処理部 13、 RFID登録部 14に加え、基地局 ID判定部 15、基地局 ID登録 部 16、をさらに含んで構成される。認証情報取得部 11、 RFID判定部 12、 RFID登 録部 14の処理は第 1の実施形態と同様であり、通知処理部 13は第 1の実施形態に おいて説明した処理のほか、携帯電話 1が在圏する(そのエリア内に位置する)基地 局装置に割り当てられた基地局装置識別番号に応じた通知処理を行う。
[0062] 記憶部 20も、実施形態 1と同様メモリ 21を含んで構成され、第 1の実施形態で説明 した各情報のほか、少なくとも一つの基地局装置識別番号を記憶する。基地局装置 識別番号は基地局装置 3ごとに一意に割り当てられる番号である。
[0063] 信号処理部 40も実施形態 1と同様 DSP41を含んで構成される処理装置である。信 号処理部 40は、第 1の実施形態において行う処理に加え、基地局装置 3から送信さ れる制御信号などに含まれる基地局装置識別番号を、該制御信号力 抽出すること により取得し、基地局 ID判定部 15に出力する。このようにして、信号処理部 40は、各 基地局装置 3から送信され、各基地局装置 3に付与される基地局装置識別番号を含 む基地局装置識別番号信号としての制御信号を受信する基地局装置識別番号信 号受信手段として機能する。
[0064] 基地局 ID判定部 15の処理について説明する。基地局 ID判定部 15は、基地局装
置識別番号を記憶して 、るメモリ 21にお 、て記憶される基地局装置識別番号と、信 号処理部 40により取得される基地局装置識別番号と、がー致している力否かを判断 する。このようにして、基地局 ID判定部 15は、受信される制御信号に含まれる基地 局装置識別番号が、記憶部 20により記憶されている基地局装置識別番号のいずれ 力と同一である力否かを判断している。
[0065] 次に、基地局 ID登録部 16について説明する。基地局 ID登録部 16は、基地局装 置識別番号 (基地局 ID)をメモリ 21に登録するための登録処理を行う。具体的には、 基地局 ID登録部 16は、キー IF37、通信ポート 38又は信号処理部 40から、基地局 装置識別番号を取得し、取得された基地局装置識別番号をメモリ 21に記憶させるこ とにより登録する。キー IF37は、携帯電話 1のユーザにより行われる、基地局装置識 別番号を登録するための所定のキー操作を受け入れ、基地局装置識別番号を所得 する。通信ポート 38は、接続される他の装置から基地局装置識別番号を登録するた めの、基地局装置識別番号を含む所定の登録信号を受信することにより、基地局装 置識別番号を取得する。また信号処理部 40は、上述のように、セルラ送受信部 50が 受信した基地局装置 3からの無線信号に含まれる基地局装置識別番号を取得する。
[0066] ここで上記登録処理のうち、信号処理部 40が基地局装置識別番号を取得すること により、基地局 ID登録部 16が基地局装置識別番号をメモリ 21に記憶させる場合の 処理について、処理のフロー図を参照しながら説明する。図 9は、信号処理部 40が 基地局装置識別番号を取得することにより、基地局 ID登録部 16が基地局装置識別 番号をメモリ 21に記憶させる場合の登録処理のフロー図である。同図に示すように、 まず携帯電話 1のユーザがキー IF37において所定の登録操作を行う(S500)。する と、中央プロセッサ部 10は、該登録操作を受け、信号処理部 40において、基地局装 置 3からの無線信号に含まれる基地局装置識別番号を取得する基地局スキャン処理 を行う(S501)。また、ユーザは登録操作を行うに際し、現在の場所 (すなわち取得さ れる基地局装置識別番号に対応する基地局装置 3のエリア内)に関する場所情報を 入力する(S502)。この場所情報は自宅,会社など、用意されたいくつかの選択肢の 中から選択される情報である。さらにユーザは、入力した場所情報に対応する通知処 理を入力する(S503)。この通知処理も、用意されたいくつかの選択肢の中から選択
される情報である。具体的には、バイブレーター 34における振動処理、リンガー 35に おける鳴動処理、 LCD36における着信通知情報表示処理、スピーカ 33における着 信通知情報音声出力処理、などの上述した処理の他、スピーカ 33からのメールの自 動読み上げ処理も挙げられる。メールの自動読み上げ処理とは、メール着信通知処 理において、通知処理部 13が記憶部 20に記憶される着信メールの内容である文章 を、機械音声により読み上げ、読み上げにより生ずる音声信号をスピーカ 33から出 力する処理である。
[0067] そして、基地局 ID登録部 16は、取得される基地局装置識別番号と、入力された場 所情報と、を対応付けて記憶部 20に記憶する。そしてさらに、基地局 ID登録部 16は 、場所情報と通知処理とを対応付けて記憶する。このようにして、記憶部 20は少なく とも 1つの基地局装置識別番号を記憶するとともに、基地局装置識別番号と対応付 けて通知処理を記憶する。
[0068] そして通知処理部 13は、基地局 ID判定部 15による、メモリ 21において記憶される 基地局装置識別番号と、信号処理部 40により取得される基地局装置識別番号と、が 一致して 、るか否かにつ 、ての判断結果に応じて異なる通知処理を行う。この通知 処理を、中央プロセッサ部 10の処理のフロー図を参照しながら説明する。
[0069] 図 10は、中央プロセッサ部 10の処理を示す処理フロー図である。同図に示される 通知処理は、図 7における通知処理のさらに詳細な処理内容を示している。すなわち 、実施形態 2は、図 5乃至図 7に示される処理のより詳細な内容についての実施形態 である。同図に示すように、中央プロセッサ部 10はまず在圏基地局装置を示す基地 局装置識別番号である在圏基地局装置識別番号と、記憶部 20に記憶される基地局 装置識別番号とがー致するカゝ否かを判断する(S600)。多数記憶されている場合に は、中央プロセッサ部 10は一致しているものを選出する。なお在圏基地局装置とは、 移動局装置としての携帯電話 1が現に通信を行っている基地局装置 3を意味してい る。中央プロセッサ部 10は、一致していた基地局装置識別番号に応じて処理を分岐 し(S602)、それぞれで異なる通知処理を行う(S604— 1乃至 n)。このようにして、携 帯電話 1は、識別番号に応じた通知処理を行うことを可能としている。なお S602の処 理において、中央プロセッサ部 10は基地局装置識別番号と対応付けて記憶される
場所情報に応じて処理を分岐することとしてもよい。このようにすれば、携帯電話 1は 場所情報に応じた通知処理を行うことができる。
[0070] 以上のようにすることにより、携帯電話 1は在圏基地局装置に応じた通知処理の使 い分けを行うことが可能になる。このようにすることにより、携帯電話 1は、例えば会社 ではメールを読み上げてほしくな 、が、家ではメールを読み上げて欲 、場合など、 少なくとも基地局装置 3のエリア単位で通知処理を異ならせるよう、通知処理を設定 することが可能になる。また、基地局装置 3の登録についても、ユーザは基地局装置 3のエリア内でそのエリアに関する場所情報を登録する処理をすれば足りるので、携 帯電話 1は、簡易に基地局装置 3の登録を行うことができる。
[0071] なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば上記実施の形 態では携帯電話に本発明を適用した場合について説明したが、本発明は任意の情 報処理装置に適用することができる。この場合には、 RFIDなどの無線通信装置から 受信される無線信号の受信強度に応じて異なる通知処理を、該情報処理装置が行う
[0072] また、上記実施の形態では、変数「受信履歴」は RFID— nごとに記憶されて 、るこ ととした力 RFID—nごとに記憶されていなくてもよい。このような場合には、一度 RF ID検出時着信通知処理を行った後は、記憶部 20に新たなメール未読情報又は不 在着信情報が記憶されない限り、異なる RFIDが検出された場合にも通知処理を行 わな 、ようにすることができる。