WO2005076157A1

WO2005076157A1 - 端末装置及び受信データ表示方法

Info

Publication number: WO2005076157A1
Application number: PCT/JP2005/001422
Authority: WO
Inventors: Daiji Ido; Yoshifumi Yonemoto; Takao Yamaguchi; Junichi Sato; Ichiro Takei
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
Priority date: 2004-02-04
Filing date: 2005-02-01
Publication date: 2005-08-18
Also published as: EP1713009A1; US20070130019A1

Abstract

　贈答相手を考慮して商品の情報を表示することにより、贈答相手毎に贈答品として最も適切な商品を容易に選択することができる端末装置。この装置では、商品情報受信部（１０３）は、受信信号より属性情報を含む商品情報を抽出し、これにより、属性情報に含まれる受取人情報、商品分野情報及び適切度情報を得ることができる。記憶部（１０４）は、「誕生日」、「性別」及び「年齢」等のあらかじめ決められている贈答相手の特徴を示す情報である人物情報を記憶している。商品情報選択部（１０５）は、受取人情報の受取人の特徴の中に人物情報における贈答相手の特徴で該当するものがあるか否かを判定して、受取人情報の中に該当する特徴がある場合には、該当する受取人情報を含む商品情報が先頭になるように商品情報を並べる。データ表示部（１０６）は、商品情報を並べられた順番にて表示する。

Description

端末装置及び受信データ表示方法

技術分野

[0001] 本発明は、端末装置及び受信データ表示方法に関し、例えば配信サーバーから送信された配信データを受信する端末装置及び受信データ表示方法に関する。背景技術

[0002] 第 3世代移動通信システムにおいて、複数の携帯電話に同時に配信データを送信する放送サービスが知られている（例えば、特許文献 1)。

[0003] 従来の放送サービスにおいて、ユーザは、 GPS等により測定した自分の位置の情報をサーバーに送信し、ユーザの位置の情報を受信したサーバーは、ユーザの位置に即したコンテンツを選択してユーザの端末装置へ送信するものである。このように従来の放送サービスは、サーバーにてコンテンツを編集するものである。

特許文献 1：特開 2000-222331号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0004] し力しながら、従来の端末装置及び受信データ表示方法にお!、ては、サーバーがユーザの位置情報を参照してユーザの現在地の近辺のお店の情報をユーザに配信するようなサービスであり、自分自身が購入するための商品の情報が配信されるサービスはあるものの、贈答を考慮した商品の情報がユーザに配信されるサービスは存在していない。そのため、放送サービスを用いて贈答品を選択する際には、知人等のために適切な贈答品を選択することが困難であるという問題がある。さらに、従来の端末装置及び受信データ表示方法にぉ、ては、知人の嗜好等を忘れてしまった場合、または贈答品購入時に知人の嗜好等をメモした紙を持って、な、場合には、知人への贈答品として不適切な商品を購入してしまう可能性があるという問題がある

[0005] 本発明の目的は、贈答相手を考慮して商品の情報を表示することにより、贈答相手毎に贈答品として最も適切な商品を容易に選択することができる端末装置及び受信データ表示方法を提供することである。

課題を解決するための手段

[0006] 本発明の端末装置は、あらかじめ決められた贈答相手の特徴を示す情報である人物情報を記憶する人物情報記憶手段と、贈答品を受け取ると想定される受取人の特徴を示す情報である受取人情報と前記受取人情報を含む前記贈答品の情報である商品情報とを受信する受信手段と、特徴が前記贈答相手と一致する受取人の前記受取人情報を含む前記商品情報が先頭になるように前記受信手段にて受信した前記商品情報を並べる商品情報選択手段と、前記商品情報選択手段にて並べられた順番に前記商品情報を表示する表示手段と、を具備する構成を採る。

[0007] また、本発明の端末装置は、あらかじめ決められた贈答相手の特徴を示す情報である人物情報を記憶する人物情報記憶手段と、贈答品を受け取ると想定される受取人の特徴を示す情報である受取人情報と前記受取人情報を含む前記贈答品の情報である商品情報とを受信する受信手段と、前記贈答相手の特徴と前記受取人の特徴とが一致する力否かを判定するとともに一致する判定の結果が得られた場合には特徴が前記贈答相手と一致する受取人の前記受取人情報を含む前記商品情報を選択する商品情報選択手段と、特徴が一致する場合の前記判定の結果を含めて前記商品情報選択手段にて選択された前記商品情報を表示する表示手段と、を具備する構成を採る。

[0008] 本発明の受信データ表示方法は、あらかじめ決められた贈答相手の特徴を示す情報である人物情報を記憶するステップと、贈答品を受け取ると想定される受取人の特徴を示す情報である受取人情報と前記受取人情報を含む前記贈答品の情報である商品情報とを受信するステップと、特徴が前記贈答相手と一致する受取人の前記受取人情報を含む前記商品情報が先頭になるように受信した前記商品情報を並べるステツプと、並べられた順番に前記商品情報を表示するステップと、を具備するようにした。

[0009] また、本発明の受信データ表示方法は、あらかじめ決められた贈答相手の特徴を示す情報である人物情報を記憶するステップと、贈答品を受け取ると想定される受取人の特徴を示す情報である受取人情報と前記受取人情報を含む前記贈答品の情報である商品情報とを受信するステップと、前記贈答相手の特徴と前記受取人の特徴とが一致する力否かを判定するとともに一致する判定の結果が得られた場合には特徴が前記贈答相手と一致する受取人の前記受取人情報を含む前記商品情報を選択するステップと、特徴が一致する場合の前記判定の結果を含めて選択された前記商品情報を表示するステップと、を具備するようにした。

発明の効果

[0010] 本発明によれば、贈答相手を考慮して商品の情報を表示することにより、贈答相手毎に贈答品として最も適切な商品を容易に選択することができる。

図面の簡単な説明

[0011] [図 1]本発明の実施の形態 1に係る端末装置の構成を示すブロック図

[図 2]本発明の実施の形態 1に係る配信サーバーの構成を示すブロック図

[図 3]本発明の実施の形態 1に係るネットワークを示す模式図

[図 4]本発明の実施の形態 1に係る商品情報を示す図

[図 5A]本発明の実施の形態 1に係る属性情報を示す図

[図 5B]本発明の実施の形態 1に係る属性情報を示す図

[図 5C]本発明の実施の形態 1に係る属性情報を示す図

[図 5D]本発明の実施の形態 1に係る属性情報を示す図

[図 5E]本発明の実施の形態 1に係る属性情報を示す図

[図 6]本発明の実施の形態 1に係る人物情報を示す図

[図 7]本発明の実施の形態 1に係る商品情報を示す図

[図 8]本発明の実施の形態 1に係る商品情報を表示した状態を示す図

[図 9]本発明の実施の形態 1に係る商品情報を表示した状態を示す図

[図 10]本発明の実施の形態 1に係る商品情報を表示した状態を示す図

[図 11]本発明の実施の形態 2に係る端末装置の構成を示すブロック図

[図 12]本発明の実施の形態 2に係る商品情報選択部の動作を示すフロー図

[図 13]本発明の実施の形態 2に係る商品情報を示す図

[図 14]本発明の実施の形態 2に係る商品情報を表示した状態を示す図

[図 15]本発明の実施の形態 3に係る端末装置の構成を示すブロック図圆 16]本発明の実施の形態 4に係る端末装置の構成を示すブロック図圆 17]本発明の実施の形態 4に係るスケジュール帳情報を示す図

圆 18]本発明の実施の形態 5に係る商品情報を表示した状態を示す図圆 19]本発明の実施の形態 6に係るコンテンツ提供システムの構築図

[図 20]本発明の実施の形態 6に係るコンテンツ再生端末のブロック図

[図 21]図 20に示すコンテンツ再生端末の再生出力部の構成図

圆 22]本発明の実施の形態 6に係るコンテンツ再生方法を説明するフローチヤ圆 23]本発明の実施の形態 6に係るコンテンツ再生情報を示す図

[図 24]本発明の実施の形態 6に係る制御条件情報を示す図

[図 25]本発明の実施の形態 6に係る履歴情報を示す図

[図 26]本発明の実施の形態 6に係る属性情報を示す図

[図 27]本発明の実施の形態 7に係る制御条件情報を示す図

[図 28]本発明の実施の形態 9に係る制御条件情報を示す図

[図 29]本発明の実施の形態 10に係る制御条件情報を示す図

圆 30]本発明の実施の形態 12に係る端末装置の構成を示すブロック図

[図 31]本発明の実施の形態 12に係る配信サーバーの構成を示すブロック図圆 32]本発明の実施の形態 12に係る端末装置の動作を示すフロー図圆 33]本発明の実施の形態 12に係る駅情報を示す図

圆 34]本発明の実施の形態 12に係る運行情報を表示した状態を示す図圆 35]本発明の実施の形態 13に係る端末装置の構成を示すブロック図

[図 36]本発明の実施の形態 13に係る配信サーバーの構成を示すブロック図圆 37]本発明の実施の形態 13に係る端末装置の動作を示すフロー図圆 38]本発明の実施の形態 13に係る催し物情報を示す図

圆 39]本発明の実施の形態 13に係る開催情報を表示した状態を示す図圆 40]本発明の実施の形態 14に係る端末装置の構成を示すブロック図圆 41]本発明の実施の形態 15に係る端末装置の構成を示すブロック図発明を実施するための最良の形態

以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。 [0013] (実施の形態 1)

図 1は、本発明の実施の形態 1に係る端末装置 100の構成を示すブロック図である

[0014] データ受信部 102は、アンテナ 101にて受信した受信信号を無線周波数力もべ一スバンド周波数にダウンコンバートして商品情報受信部 103へ出力する。

[0015] 商品情報受信部 103は、データ受信部 102から入力した受信信号より、属性情報を含む商品情報を抽出して商品情報選択部 105へ出力する。属性情報には、受取人情報、商品分野情報及び適切度情報が含まれている。ここで、商品情報とは贈答品としての商品の情報であり、受取人情報とは商品毎の贈答品を受け取るのに適しているものと想定される受取人の特徴を示す情報であり、適切度情報とは各商品における贈答品としての一般的な適切度の情報であり、商品分野情報とは商品の分野を示す情報である。

[0016] 記憶部 104は、端末装置 100のユーザが贈答相手としてあら力じめ決めている人物または会社等の贈答相手毎の特徴を示す情報である人物情報を記憶しており、商品情報受信部 103から商品情報選択部 105に商品情報が入力するタイミングにて、記憶している人物情報を商品情報選択部 105へ出力する。ここで、人物情報は、性別、年齢、電話番号、住所、電子メールのアドレス、誕生日、記念日等のイベントの発生する特定日時及びこれらの組み合わせ等の情報である。

[0017] 商品情報選択部 105は、商品情報受信部 103から入力した商品情報と記憶部 10 4から入力した人物情報とに基づいて商品情報を選択する。例えば、商品情報選択部 105は、人物情報の贈答相手の性別及び年齢と受取人情報の受取人の性別及び年齢とがー致するカゝ否かを判定し、人物情報の贈答相手の性別及び年齢と一致する性別及び年齢の受取人の受取人情報を選択するとともに、選択した受取人情報を含む商品情報を選択する。そして、商品情報選択部 105は、選択した商品情報を先頭に並べる処理、または選択した商品情報に対して、特徴が一致した場合の判定結果の情報を加える処理を行った後に商品情報をデータ表示部 106へ出力する。

[0018] データ表示部 106は、商品情報選択部 105から入力した商品情報を並べられている順番にて表示する。なお、商品情報を表示する方法については後述する。 [0019] 次に、配信サーバー 200の構成について、図 2を用いて説明する。図 2は、配信サ一バー 200の構成を示すブロック図である。

[0020] 属性データ入力部 201は、外部から入力した商品毎の商品分野のデータ、贈答品としての商品毎の想定される受取人のデータ及び商品毎の贈答品としての一般的な適切度を示す適切度のデータを商品情報生成部 203へ出力する。

[0021] 商品データ入力部 202は、外部力も入力した贈答品としての商品のデータを商品情報生成部 203へ出力する。

[0022] 商品情報生成部 203は、商品データ入力部 202から入力した商品のデータと、属性データ入力部 201から入力した商品分野のデータ、受取人のデータ及び適切度のデータとを用いて、贈答品としての各商品のデータに対応する商品分野のデータ、受取人のデータ及び適切度のデータを選択した後、各商品のデータに選択した商品分野のデータ、受取人のデータ及び適切度のデータを含めて商品情報を生成して商品情報送信部 204へ出力する。商品分野のデータ、受取人のデータ及び適切度のデータを商品のデータに含めることにより、商品情報に属性情報としての商品分野情報、受取人情報及び適切度情報が含まれることとなる。

[0023] 商品情報送信部 204は、商品情報生成部 203から入力した商品情報を送信信号として送信する。

[0024] 次に、配信サーバー 200から送信された配信データとしての商品情報を端末装置 100が受信するまでについて、図 3—図 5を用いて説明する。

[0025] 図 3より、配信サーバー 200は、 XML形式のデータである商品情報をコアネットヮーク 301へ出力する。図 4に示すように、各商品情報はく ITEM>とく ZlTEM>とで囲まれたく ITEM >タグにて指定されており、任意の順序で整列している。また、各商品情報にぉ、て、商品名はく NAME >と< ZNAME >とで囲まれたく NAM E >タグにて指定されており、メーカー名は < MAKER >と < /MAKER >とで囲まれた < MAKER >タグにて指定されており、型番は < TYPE >と< ZTYPE >とで囲まれたく ΤΥΡΕ>タグにて指定されており、販売価格はく PRICE>と< ZPRI CE>とで囲まれたく PRICE >タグにて指定されて、るとともに、ユーザが購入する場合の接続先はく URL >と< ZURL >とで囲まれた < URL >タグにて指定されている。さらに、各商品情報において、属性情報はく META>と< ZMETA>とで囲まれた < META>タグにて指定されている。受取人情報は、例えば年齢及び性別の情報である。この場合、年齢は「AGE」、性別は「SEX」、商品分野は「GENRE」及び適切度は「PRESENT」で表される。このような属性情報は、商品の販売業者が効率的な販売ができるようにするために、マーケティングの経験等に基づ、て決める。なお、性別「SEX」の指定がない属性情報は、男性及び女性の両方を対象にしているものとする。

[0026] 図 5は、各商品情報に含まれる属性情報を示す図である。図 5より、例えば、商品「ノートパソコン」の商品情報 # 401に含まれる属性情報 # 410は、図 5Aに示すように、「年齢 = 20歳一 50歳」の受取人情報 # 501a、「商品分野 =電器」の商品分野情報 # 502a及び「適切度 = 10%」の適切度情報 # 503aを含んでいる。また、商品「デジタルカメラ」の商品情報 # 402に含まれる属性情報 # 411は、図 5Bに示すように、「年齢 = 20歳一 40歳」と「性別 =男性」との受取人情報 # 501b、「商品分野 = 電器」の商品分野情報 # 502b及び「適切度 = 70%」の適切度情報 # 503bを含んでいる。商品「バラ」の商品情報 # 403に含まれる属性情報 # 412は、図 5Cに示すように、「年齢 = 20歳一 50歳」と「性別 =女性」との受取人情報 # 501c、「商品分野 =花」の商品分野情報 # 502c及び「適切度 = 90%」の適切度情報 # 503cを含んでいる。商品「マッサージ器」の商品情報 # 404に含まれる属性情報 # 413は、図 5 Dに示すように、「年齢 = 50歳一 60歳」の受取人情報 # 501d、「商品分野 =電器」の商品分野情報 # 502d及び「適切度 = 70%」の適切度情報 # 503dを含んでいる。商品「プリンタ」の商品情報 # 405に含まれる属性情報 # 414は、図 5Eに示すように、「年齢 = 20歳一 40歳」と「性別 =男性」との受取人情報 # 501e、「商品分野 = 電器」の商品分野情報 # 502 (e)及び「適切度 = 10%」の適切度情報 # 503 (e)を含んでいる。

[0027] 配信サーバー 200から配信された図 4に示す各商品情報は、コアネットワーク 301 を介して各ネットワーク制御装置 302a、 302bに到着する。各ネットワーク制御装置 3 02a、 302bは、複数の基地局装置に配信データを伝送することが可能であり、ネットワーク制御装置 302aはセル # 310の基地局装置 303aへ商品情報を伝送し、ネットワーク制御装置 302bはセル # 311の基地局装置 303b、セル # 312の基地局装置 303c及びセル # 313の基地局装置 303dへ商品情報を伝送する。そして、各基地局装置は、セル内にて通信を行っている端末装置 100へ商品情報を送信する。端末装置 100は、商品情報を受信して、受信した商品情報を適応的に変換して表示する

[0028] 次に、商品情報を受信した端末装置 100にて商品情報を表示する方法について、図 6—図 10を用いて説明する。図 6は、記憶部 104にて記憶している人物情報を示す図であり、図 7は、商品情報選択部 105より出力される商品情報を示す図であり、図 8—図 10は、端末装置 100に表示される商品情報を示す図である。

[0029] 商品情報を受信した端末装置 100は、商品情報選択部 105において、図 6に示す人物情報における各贈答相手の特徴を示す情報と、図 4に示す各商品情報に含まれる属性情報とを比較する。そして、商品情報選択部 105は、属性情報に含まれる受取人情報の中に、人物情報の各贈答相手の特徴に該当するものがある場合には、該当する受取人情報を含む商品情報を選択する。そして、商品情報選択部 105は、選択した商品情報が先頭になるように並べる処理、または選択した商品情報に対して贈答相手の特徴と受取人の特徴とがー致した場合の判定結果の情報を加える処理を行う。

[0030] 例えば、図 6より、贈答相手「花子」の人物情報 # 601において、贈答相手「花子」の特徴である「年齢 = 23歳」が該当するのは、「年齢 = 20歳一 50歳」の受取人情報

# 501aを含む属性情報 # 410、「年齢 = 20歳一 40歳」の受取人情報 # 501bを含む属性情報 # 411、「年齢 = 20歳一 50歳」の受取人情報 # 501cを含む属性情報

# 412及び「年齢 = 20歳一 40歳」の受取人情報 # 501eを含む属性情報 # 414である。また、属性情報 # 410、 # 411、 # 412、 # 414の内、贈答相手「花子」の人物情報 # 601において、贈答相手「花子」の特徴である「性別 =女性」が該当するのは、「性別 =女性」の受取人情報 501aを含む属性情報 # 410及び「性別 =女性」の受取人情報 501cを含む属性情報 # 412である。さらに、属性情報 # 410に含まれる「適切度 = 10%」である適切度情報 # 503aと属性情報 # 412に含まれる「適切度 = 90%」である適切度情報 # 503cとを比較した結果、適切度情報 # 503cの方が適切度情報 # 503aよりも適切度が大きいので、属性情報 # 412が残ることとなる。したがつて、商品情報選択部 105は、属性情報 # 412を含む商品情報 # 403を選択する。

[0031] また、贈答相手「ドミニク」の人物情報 # 602において、贈答相手「ドミニク」の特徴である「年齢 = 54歳」が該当するのは、「年齢 = 50歳一 60歳」の受取人情報 # 501 dを含む属性情報 # 413のみである。したがって、商品情報選択部 105は、属性情報 # 413を含む商品情報 # 404を選択する。なお、図 6の人物情報における「趣味 · 興味」は、属性情報の商品分野「GENRE」に該当するものがな力つたため、商品情報を選択する際に用いな力つたが、属性情報に「商品分野 =音楽」または「商品分野 =本」という商品分野があれば、人物情報における「趣味，興味」も用いて商品情報を選択する。

[0032] 次に、商品情報選択部 105は、端末装置 100に搭載されているブラウザで表示するために、 XSLTを用いて商品情報を XML形式のデータ力 HTML形式のデータに変換する。そして、選択した商品情報を先頭に表示する場合には、図 7に示すように、商品情報選択部 105は、商品情報 # 403から変換された商品情報 # 701及び商品情報 # 404から変換された商品情報 # 702が先頭になるように並べる。一方、選択した商品情報を先頭に表示しない場合には、商品情報選択部 105は、選択した商品情報 # 403、 # 404に対して贈答相手の特徴と受取人の特徴とがー致した場合の判定結果の情報を加えて受信した商品情報の順番のままにする。

[0033] 次に、商品情報選択部 105にて選択された商品情報を先頭に表示する場合、データ表示部 106は、商品情報 # 701を商品情報 # 801として表示するとともに商品情報 # 702を商品情報 # 802として表示する。データ表示部 106は、「花子さんにお勧め」の文字表示により、贈答相手「花子」へのプレゼントとしてバラを推奨し、バラの価格を付加情報として表示する。そして、端末装置 100のユーザがデータ表示部 106 に表示されている商品情報の下線が引かれている部分を選択 (クリック)すると、バラを購入するための次のステップへ進むことができる。また、データ表示部 106は、「ドミ -クさんにお勧め」の文字表示により、贈答相手「ドミニク」へのプレゼントとしてマッサ一ジ器を推奨し、マッサージ器の価格、メーカー及び型式を付加情報として表示する。そして、端末装置 100のユーザがデータ表示部 106に表示されている商品情報の下線が弓 Iかれて!/ヽる部分を選択 (クリック)すると、マッサージ器を購入するための次のステップへ進むことができる。

[0034] 一方、商品情報に含まれる属性情報の属性の中に人物情報の属性を含むものがない場合には、図 4及び図 9に示すように、商品情報選択部 105にて XML形式のデータである商品情報 # 401を HTML形式のデータに変換した後、商品情報 # 901 としてデータ表示部 106に表示する。同様に、商品情報選択部 105にて XML形式のデータである商品情報 # 402を HTML形式のデータに変換した後、商品情報 # 902としてデータ表示部 106に表示し、商品情報選択部 105にて XML形式のデータである商品情報 # 403を HTML形式のデータに変換した後、商品情報 # 903としてデータ表示部 106に表示するとともに、商品情報選択部 105にて XML形式のデータである商品情報 # 404を HTML形式のデータに変換した後、商品情報 # 904 としてデータ表示部 106に表示する。

[0035] また、商品情報選択部 105にて選択された商品情報を先頭に表示しない場合、即ち商品情報を受信した順序にて表示する場合、図 10に示すように、データ表示部 1 06は、商品情報選択部 105にて選択された商品情報 # 403を HTML形式のデータに変換した後、商品情報 # 1001として表示するとともに、選択された商品情報 # 40 4を HTML形式のデータに変換した後、商品情報 # 1002として表示する。この時、データ表示部 106は、商品情報に商品情報選択部 105にて選択されたことが分かる情報が加えられている場合には、商品情報 # 1001において「花子さん」に適したプレゼントである情報 # 1003を表示するとともに、商品情報 # 1002において「ドミニクさん」に適したプレゼントである情報 # 1004を表示する。なお、データ表示部 106は、適切度情報の適切度が大き、商品情報ほどハートマークの数を増やして表示する

[0036] このように、本実施の形態 1によれば、商品情報に含まれる受取人情報の受取人の特徴の中に、人物情報における贈答相手の特徴にぉ、て該当するものがある場合には、該当することを考慮して商品情報を表示することにより、端末装置の表示を見れば贈答相手毎に最適な贈答品が一目瞭然であるので、贈答相手毎に贈答品として最も適切な商品を容易に選択することができる。また、本実施の形態 1によれば、配信サーバー側にて贈答相手を考慮して商品情報を表示できるような処理を行う必要がな!、ので、配信サーバーの負荷を軽減することができる。

[0037] (実施の形態 2)

図 11は、本発明の実施の形態 2に係る端末装置 1100の構成を示すブロック図である。

[0038] 本実施の形態 2に係る端末装置 1100は、図 1に示す実施の形態 1に係る端末装置 100において、図 11に示すように、現在日時計測部 1101及びイベント決定部 11 02を追加する。なお、図 11においては、図 1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。

[0039] 現在日時計測部 1101は、現在日時を計測し、計測した日時の情報である計測日時情報をイベント決定部 1102へ出力する。

[0040] イベント決定部 1102は、記憶部 104から入力した人物情報における贈答相手の特徴を示す特定の日時から現在日時計測部 1101から入力した計測日時情報の日時を減算する。そして、イベント決定部 1102は、減算した結果がしきい値以下である場合にはイベントが近づ、て、るものと判定し、近づ、て、るイベントの情報と減算した結果がしきい値以下である贈答相手の人物情報とを商品情報選択部 105へ出力する。一方、イベント決定部 1102は、減算した結果がしきい値より大きい場合には何も出力しない。

[0041] 商品情報選択部 105は、イベント決定部 1102からイベントの情報及び人物情報が入力した場合には、商品情報受信部 103から入力した商品情報とイベント決定部 11 02から入力した人物情報とに基づいて商品情報を選択し、イベントの情報と選択した商品情報とを並べてデータ表示部 106へ出力する。

[0042] 次に、端末装置 1100の商品情報選択部 105の動作について、図 12を用いて説明する。図 12は、商品情報選択部 105の動作を説明するフロー図である。なお、端末装置 1100は、図 4に示す商品情報を受信するとともに、記憶部 104は図 6に示す人物情報を記憶しているものとする。

[0043] 最初に、商品情報選択部 105は、人物一人分の人物情報を読み込む (ステップ ST [0044] 次に、商品情報選択部 105は、各人物の人物情報の内の「誕生日」が現在の日時力所定日数以内であるイベントの情報が入力された力否か、即ち各人物の「誕生日」の日付から計測日時情報の日付を減算した結果がしき!、値以下であるイベントの情報が入力された力否かを判定する (ステップ ST1202)。

[0045] 各贈答相手の「誕生日」が現在の日時から所定日数以内であるイベントの情報が入力された場合には、商品情報選択部 105は、商品情報に含まれる受取人情報の特徴の中に、「誕生日」が現在の日時力所定日数以内である贈答相手の人物情報における「誕生日」以外の特徴において、該当するものがあるか否かを判定し、該当する特徴の受取人情報がある場合には該当する受取人情報を含む商品情報を選択する（ステップ ST1203)。

[0046] 例えば、現在の日時が 9月 15日でしきい値を 7日に設定した場合、 9月 15日力も 7 日後の 9月 22日までに誕生日がくるのは贈答相手「花子」と贈答相手「ドミニク」であるため、贈答相手「花子」及び贈答相手「ドミニク」が選択される。そして、商品情報選択部 105は、上記実施の形態 1と同様の方法により、商品情報に含まれる受取人情報の特徴の中に、贈答相手「花子」の人物情報の「誕生日」以外の「性別 =女性」及び「年齢 = 23歳」の特徴において、該当するものがある力否かを判定して商品情報を選択する。同様に、商品情報に含まれる受取人情報の特徴の中に、贈答相手「ドミ -ク」の人物情報の「誕生日」以外の「性別 =男性」及び「年齢 = 54歳」の特徴において、該当するものがある力否かを判定して商品情報を選択する。即ち、属性情報 # 412の受取人情報 # 501cは「年齢 = 20歳一 50歳」及び「性別 =女性」であるので、贈答相手「花子」の特徴である「性別 =女性」及び「年齢 = 23歳」が該当することとなり、商品情報選択部 105は属性情報 # 412を含む商品情報 # 403を選択する。同様に、属性情報 # 413の受取人情報 # 501dは「年齢 = 50歳一 60歳」及び「性別 = 男性」であるので、贈答相手「ドミニク」の特徴である「性別 =男性」及び「年齢 = 54歳」が該当することとなり、商品情報選択部 105は属性情報 # 413を含む商品情報 # 4 04を選択する。

[0047] 一方、各贈答相手の特徴である「誕生日」が現在の日時から所定日数以内であるィベントの情報が入力されない場合には、商品情報選択部 105は、商品情報を選択しない（ステップ ST1204)。

[0048] 次に、商品情報選択部 105は、全ての贈答相手としての人物について、人物情報の内の「誕生日」の日付から計測日時情報の日付を減算して減算の結果としき!、値との比較が終了した力否力、即ち人物が残存している力否かを判定する（ステップ ST1 205)。

[0049] 人物が残存している場合には、商品情報選択部 105は、ステップ ST1201からステップ ST1204までの処理を繰り返す。

[0050] 一方、人物が残存していない場合には、商品情報選択部 105は処理を終了する。

[0051] 図 13は、商品情報選択部 105から出力される HTML形式のデータに変換された商品情報を示す図であり、図 14は、データ表示部 106にて商品情報を表示した状態を示す図である。

[0052] 図 13より、 HTML形式のデータに変換された商品情報 # 1301は、贈答相手「花子」の人物情報における特徴に基づいて選択した商品情報であるため、「花子さんへの誕生日プレゼントのお勧め。」というイベントの情報 # 1310を含んでいる。同様に、 HTML形式のデータに変換された商品情報 # 1302は、贈答相手「ドミニク」の人物情報における特徴に基づ、て選択した商品情報であるため、「ドミニクさんへの誕生日プレゼントのお勧め。」と、うイベントの情報 # 1311を含んで!/、る。

[0053] そして、図 14に示すように、イベントの情報 # 1310を含む商品情報 # 1301は、ィベントの情報 # 1410を含む商品情報 # 1401としてデータ表示部 106に表示される。同様に、イベントの情報 # 1311を含む商品情報 # 1302は、イベントの情報 # 141 1を含む商品情報 # 1402としてデータ表示部 106に表示される。なお、商品情報を並べる方法については、上記の実施の形態 1と同一であるのでその説明は省略する

[0054] このように、本実施の形態 2によれば、上記実施の形態 1の効果に加えて、各贈答相手の人物情報を用いてイベントが近づヽて、るか否かを判定して、イベントが近づいている適切な時期に商品情報とイベントの情報とを先頭に表示するので、誕生日等のイベントにプレゼントすることを忘れてしまうことを確実に防ぐことができる。

[0055] なお、本実施の形態 2にお、て、誕生日が近づ、て、る贈答相手に適した商品情報を先頭に表示することとしたが、これに限らず、上記実施の形態 1と同様に誕生日が近づ、て、る贈答相手に適した商品情報に対して、プレゼントとして適して、る旨の情報を表示するとともに、受信した商品情報の順番のまま商品情報を表示するようにしても良い。

[0056] (実施の形態 3)

図 15は、本発明の実施の形態 3に係る端末装置 1500の構成を示すブロック図である。なお、図 15においては、図 1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。また、配信サーバーの構成は図 2と同一構成であるので、その説明は省略する。

[0057] 商品情報選択部 105は、商品情報受信部 103から入力した商品情報、記憶部 104 から入力した人物情報、親密度情報及びしき!、値の情報に基づ!、て商品情報を選択する。ここで、親密度情報とは、贈答相手との過去の通話の頻度の情報または贈答相手との間の過去の電子メールによる送受信の頻度の情報等である。例えば、商品情報選択部 105は、通話の頻度がしきい値以上である人物情報における贈答相手の性別及び年齢と一致する性別及び年齢の受取人情報を選択するとともに、選択した受取人情報を含む商品情報を選択する。そして、商品情報選択部 105は、選択した商品情報を先頭に並べて商品情報をデータ表示部 106へ出力する。

[0058] このように、本実施の形態 3によれば、上記実施の形態 1の効果に加えて、人物情報として記憶されている人物または会社の内、親密な関係にある人物等に対して適した商品情報を先頭に表示することにより、プレゼントするほど親密な関係にない人物等に適した商品情報は先頭に表示されな、ので、自分がプレゼントする意思のない人物等に適した商品情報が最初に目に付くことによる煩わしさをなくすることができる。

[0059] なお、本実施の形態 3において、選択した贈答相手に適した商品情報を先頭に表示することとしたが、これに限らず、上記実施の形態 1と同様に選択した贈答相手に適した商品情報に対して、プレゼントとして適している旨の情報を表示するとともに、受信した商品情報の順番のまま商品情報を表示するようにしても良い。

[0060] (実施の形態 4) 図 16は、本発明の実施の形態 4に係る端末装置 1600の構成を示すブロック図である。

[0061] 本実施の形態 4に係る端末装置 1600は、図 1に示す実施の形態 1に係る端末装置 100において、図 16に示すように、スケジュール記憶部 1601を追加する。なお、図 16においては、図 1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。

[0062] 商品情報選択部 105は、商品情報受信部 103から入力した商品情報と記憶部 10 4から入力した人物情報とに基づいて商品情報を選択する。例えば、商品情報選択部 105は、人物情報の贈答相手の性別及び年齢と一致する性別及び年齢の受取人情報を選択するとともに、選択した受取人情報を含む商品情報を選択する。そして、商品情報選択部 105は、選択した商品情報を先頭に並べてデータ表示部 106へ出力する。また、商品情報選択部 105は、選択した商品の情報、選択した商品を贈答する贈答相手の情報及び贈答相手の「誕生日」の情報からなる選択情報をスケジュール記憶部 1601へ出力する。

[0063] スケジュール記憶部 1601は、商品情報選択部 105から入力した選択情報をスケジユール帳の情報であるスケジュール帳情報として記憶する。また、スケジュール記憶部 1601は、端末装置 1600のユーザの操作により任意のタイミングにて制御信号が入力した場合には、記憶しているスケジュール帳情報をデータ表示部 106へ出力する。

[0064] データ表示部 106は、商品情報選択部 105から入力した商品情報を並べられている順番にて表示する。また、データ表示部 106は、スケジュール記憶部 1601から入力したスケジュール帳情報のスケジュール帳を表示する。

[0065] 図 17は、データ表示部 106にてスケジュール帳情報のスケジュール帳が表示された状態を示す図である。選択情報における選択した商品の情報である「バラ」の情報、選択した商品を贈答する贈答相手の情報である「花子さん」の情報及び贈答相手の「誕生日」の情報である「9月 17日」の情報より、「花子さんへのプレゼントバラ購入期限」の文字情報がスケジュール帳情報に書き込まれる。この時、花子さんの誕生日は 9月 17日であるので、 2日前の 9月 15日に購入期限日として「花子さんへのプレゼントバラ購入期限」の文字情報 # 1702が書き込まれる。スケジュール記憶部 16 01に書き込まれた「花子さんへのプレゼントバラ購入期限」の文字情報は、データ表示部 106にて図 17に示すように表示される。そして、端末装置 1600のユーザが、「花子さんへのプレゼントバラ購入期限」の表示部分を選択 (クリック)することにより、購入画面に接続される。「花子さんへのプレゼントバラ購入期限」の表示は、購入期限日である 9月 15日まで表示され、 9月 15日が経過した後には「花子さんへのプレゼントバラ購入期限」の文字情報は抹消される。

[0066] このように、本実施の形態 4によれば、上記実施の形態 1の効果に加えて、選択された商品情報がアドレス帳情報に書き込まれるとともに、後日、アドレス帳情報を呼び出して選択された商品情報及び購入期限日を表示させることができるので、選択された商品情報が表示された場合に直ちに購入するか否かを判断する煩わしさを解消することができる。

[0067] なお、本実施の形態 4にお、て、選択した贈答相手に適した商品情報を先頭に表示することとしたが、これに限らず、上記実施の形態 1と同様に選択した贈答相手に適した商品情報に対して、プレゼントとして適している旨の情報を表示するとともに、受信した商品情報の順番のまま商品情報を表示するようにしても良い。

[0068] (実施の形態 5)

本実施の形態 5においては、図 10に示す端末装置と同一構成の端末装置を用いるとともに、図 6に示す人物情報の「誕生日」を「クリスマス」に代えて全て同じ日時とする人物情報を用いるものである。なお、配信サーバーの構成は、図 2と同一構成であるので、その説明は省略する。

[0069] しきい値を 7日として 12月 20に商品情報を受信した場合には、 7日後の 12月 27日までにはクリスマスがくるので、図 18に示すように、データ表示部 106には、イベントの情報 # 1801として「クリスマスプレゼントはいかが？」を先頭に表示し、商品情報 # 1802及び商品情報 # 1803をイベントの情報 # 1801の次に表示する。

[0070] このように、本実施の形態 5によれば、上記実施の形態 1の効果に加えて、クリスマス等の全ての贈答相手に共通のイベントが近づヽて、るか否かを判定して、共通のイベントが近づいている場合には商品情報とともにイベントの情報も先頭に表示するので、クリスマス等の全ての贈答相手に共通のイベントにプレゼントすることを忘れてしまうことを防ぐことができる。

[0071] なお、上記実施の形態 1一実施の形態 5において、人物情報における特定の日時として「誕生日」または「クリスマス」を用いることとした力これに限らず、結婚記念日等の任意のイベントの日時を用いることが可能である。また、上記実施の形態 1一実施の形態 5において、複数の適切度情報の適切度を互いに比較して、適切度が大きな方の適切度情報を含む商品情報を先頭に表示することとしたが、これに限らず、適切度と比較するしき、値を設定して、適切度がしき、値以上である適切度情報を含む商品情報を先頭に表示するようにしても良い。また、上記実施の形態 1一実施の形態 5において、商品情報を XML形式のデータとした力これに限らず、任意の形式のデータにすることが可能である。また、上記実施の形態 1一実施の形態 5において、表示用記述形式として HTML言語を用いたが、これに限らず、任意の記述方式に従って記述することが可能である。また、上記実施の形態 1一実施の形態 5において、 XML記述のタグ名称として「ITEM」及び「META」等を用いた力これに限らず、任意のタグ名を付けることができる。また、上記実施の形態 1一実施の形態 5において、「性別」、「年齢」、「商品分野」及び「適切度」以外の任意の項目を含む属性情報を用いることが可能である。

[0072] (実施の形態 6) [コンテンツ提供システムの構造]

本発明の実施の形態 6に係るコンテンツ提供システム 1900は、図 19に示すように、データを送信するデータ送信サーバー（放送サーバー） 1901と、複数のコンテンツ再生端末 1906— 1908とを備え、更にデータ送信サーバー 1901にインターネット 1 912を経由してコンテンッを提供する複数のコンテンツ提供サーバー 1909— 1911 と、データ送信サーバー 1901からデータをコアネットワーク 1902を経由して受信しこのデータをコンテンッ再生端末 1906— 1908に送信（配信）する基地局 1903— 190 5とを備えて構築されている。ここで、コンテンツ再生端末 1906— 1908、コンテンツ提供サーノ一 1909—1911、基地局 1903— 1905のそれぞれの数は実施の形態 6 にお、て特に限定されるものではな!/、。

[0073] データ送信サーバー 1901は複数のコンテンッ再生端末 1906— 1908に対して同報のデータを配信する。ここで、配信されるデータは、例えばオーディオコンテンツ

(Audio Content)と、ビデオコンテンツ (Video Content)と、テキストベースのコンテンツとを含む。これらのコンテンツには制御情報が加えられている。

[0074] 制御情報には、各コンテンツに付随する属性情報と、コンテンツ再生情報と、制御条件情報 (rule.xml)とが含まれる。コンテンツ再生情報はコンテンツの再生時間、再生表示位置等、コンテンツの再生制御を行う情報である。制御条件情報はユーザの行動特性に応じた検索情報を抽出する制御を行う情報である。ここで、ユーザの行動特性とは、例えばユーザが要望する場所、地域、都市、建物、路線等の位置ゃェリアにお、てユーザの要望に応じて行う行動の特性と、う意味で使用されて、る。例えば、ユーザが頻繁に出向く場所やエリアにおいてユーザが商品を購入する行動、逆にユーザが出向かない場所やエリアにおいてユーザ力 Sインターネットを経由して商品を購入する行動、ユーザが要望する場所やエリアにユーザが出向く行動、ユーザが要望する場所やエリアにおいてユーザがコンテンツを検索する行動等力ユーザの行動特性に含まれる。

[0075] 属性情報には位置情報が含まれる。ここで、位置情報とは、場所、地域、都市、建物、路線の駅等の位置若しくはそれらを特定するための位置を含む情報である。例えば、位置情報には、経度 (longitude)及び緯度 (latitude)を少なくとも含む情報が使用される。なお、これらの制御情報の詳細については後述する。

[0076] [コンテンツ再生端末の構造]

コンテンツ再生端末 1906— 1908は実施の形態 6において携帯電話である。コンテンッ再生端末 1906— 1908は、図 20に示すように、コンテンツを受信する通信手段と、位置情報を含む履歴情報を格納する格納手段と、履歴情報に格納された位置情報からユーザの行動特性に応じた検索情報を抽出する検索情報抽出手段と、検索情報に対応する新たなコンテンツを優先的に選別するコンテンツ選別手段と、新たなコンテンツを再生する再生手段とを備えて、る。

[0077] ここで、実施の形態 1において、コンテンツ再生端末 1906— 1908の通信手段は通信部 2001により構築されている。通信部 2001は、基本的にはデータの送受信を行、、コンテンツを含むデータを受信するようになって!/、る。 [0078] 格納手段は、履歴情報格納部 2004と、制御情報格納部 2007と、情報格納制御部 2008とを備えて構築されて、る。

[0079] 履歴情報格納部 2004は、少なくともユーザの行動特性に応じて検索された、位置情報を属性情報として含むコンテンツの履歴情報を格納する。履歴情報格納部 200 4には、コンテンツ再生端末 1906— 1908の各々に内蔵されたメモリ、具体的には電気的消去型不揮発性メモリ (EEPROM, Flash Memory等）、読出書込可能な揮発性メモリ（SRAMや DRAM)、磁気メモリ（Hard Disk)のいずれかを実用的に使用することができる。また、履歴情報格納部 2004には、コンテンツ再生端末 1906— 1908に着脱自在な外部記憶装置、例えばカード型メモリ、スティック型メモリ等を実用的に使用することができる。更に、無線網や有線網で構築されたネットワークのサーバーの記憶装置を、履歴情報格納部 2004として使用することができる。

[0080] 制御情報格納部 2007はコンテンツに含まれる制御情報を格納する。制御情報格納部 2007には、履歴情報格納部 2004と同様に内蔵メモリ、外部記憶装置のいずれかを実用的に使用することができる。情報格納制御部 2008は前述の履歴情報を履歴情報格納部 2004に格納する制御を行う。

[0081] 検索情報抽出手段は制御情報抽出部 2002と制御情報解析部 2003とを備えている。制御情報抽出部 2002は、通信部 2001において受信されたデータを解析し、この解析結果に基づきデータに含まれる制御情報つまりコンテンツ再生情報及び制御条件情報を抽出する。このコンテンツ再生情報及び制御条件情報は、制御情報格納部 2007に格納される。制御情報解析部 2003は、制御情報抽出部 2002において抽出された制御情報又は制御情報格納部 2007に格納された制御情報を解析し、最終的にはこの解析結果と履歴情報に含まれる位置情報とに基づきユーザの行動特性に応じたコンテンツの検索情報を抽出する。

[0082] コンテンツ選別手段は再生制御決定部 2005により構築されている。再生制御決定部 2005は、検索情報に基づきユーザの行動特性に応じたコンテンツを選別し、優先的に再生するコンテンツを決定する。

[0083] 再生手段は、コンテンツ再生処理部 2006と、再生出力部 2010とを備えている。コンテンッ再生処理部 2006は、再生制御決定部 2005において検索情報に応じて選別され再生を決定されたコンテンツを再生するための処理を行う。具体的には、コンテンッ再生処理部 2006は、ビデオコンテンツを実際の映像として出力する再生処理、オーディオコンテンツを実際の音声として出力する再生処理、テキストベースのコンテンッを実際に映像 (又は音声）として出力する再生処理を行う。

[0084] 再生出力部 2010は、図 20及び図 21に示すように、コンテンツ再生端末 1906—1 908の端末筐体 2100のユーザが見やすい位置に配設されたビデオ出力部 2011と、携帯電話として適正な音声聞き取り位置に配設されたオーディオ出力部 2012とを備えている。実施の形態 6において、ビデオ出力部 2011の、図 21中、上側にはビデォコンテンツを再生した映像を表示するメイン再生領域 201 laが配設され、下側にはテキストベースのコンテンッ、具体的にはコンテンッ提供サーバー 1909— 1911力ら配信された広告等のコンテンツを文字や映像として再生し表示するサブ再生領域 2 01 lbが配設されている。ビデオ出力部 2011には液晶表示画面 (LCD)又は有機ェレクト口ルミネッセンス (EL)画面を実用的に使用することができる。オーディオ出力部 2012は例えばスピーカである。

[0085] [コンテンツ再生方法]

次に、前述の図 19に示すコンテンツ提供システム 1900において、コンテンツ再生方法を図 22を用いて説明する。

[0086] まず最初に、ステップ ST2201に示すように、コンテンツ提供サーバー 1909— 191 1は、インターネット 1912を経由してデータ送信サーバー 1901にビデオコンテンツ、オーディオコンテンツ、広告等のテキストベースのコンテンツを提供する。

[0087] ステップ ST2202に示すように、データ送信サーバー 1901においては、コンテンツ提供サーバー 1909— 1911から提供された各コンテンツに属性情報及び制御情報を付加して配信するためのデータを生成する。実施の形態 6において、コンテンツに付加される属性情報には経度及び緯度の情報を含む位置情報が含まれる。

[0088] ステップ ST2203に示すように、データ送信サーバー 1901からコンテンツを含むデータが配信され、このデータはコアネットワーク 1902を経由して基地局 1903— 190 5に送信され、更に基地局 1903— 1905から無線信号により複数のコンテンツ再生端末 1906— 1908に同報データとして配信される。 [0089] コンテンツ再生端末 1906一 1908【こお!ヽて ίま、ステップ ST2204【こ示すよう【こ、酉己信されたデータが通信部 2001において受信される（図 20参照。；)。受信されたデータには、複数のコンテンツ、データ送信サーバー 1901において付加されたコンテンッに関連付けられる属性情報及びコンテンツの制御情報が含まれる。

[0090] ステップ ST2205に示すように、制御情報抽出部 2002において、受信されたデータから、制御情報すなわちコンテンツ再生情報及び制御条件情報と、属性情報の位置情報とが抽出される。

[0091] ステップ ST2206〖こ示すよう〖こ、制御情報解析部 2003において、コンテンツ再生情報の解析が実行される。コンテンツ再生情報は、図 23に示すように、マルチメディアコンテンッを作成するための記述言語のうちの例えばスマイル (SMIL：

synchronized Multimedia Integration Languageノにより己; されて ₀

[0092] コンテンツ再生情報は各コンテンツの再生表示位置、再生時間等の再生制御に関する情報である。コンテンツ再生情報のうち、再生情報 D1は、ビデオコンテンツ、テキストベースのコンテンツのそれぞれの再生表示位置に関する情報である。ここでは、再生表示位置「a」及び「b」に関する情報が含まれる。再生表示位置「a」は、トップの「10ピクセル」目から「180ピクセル」の高さと、レフトの「10ピクセル」目力ら「180ピクセル」の幅とで規定され、図 21に示すビデオ出力部 2011のメイン再生領域 2011a に相当する。再生表示位置「b」は、トップの「190ピクセル」目から「20ピクセル」の高さと、レフトの「10ピクセル」目から「180ピクセル」の幅とで規定され、図 21に示すビデォ出力部 2011のサブ再生領域 201 lbに相当する。

[0093] コンテンツ再生情報の再生情報 D2は、オーディオコンテンツ (Audio Content)を再生出力部 2010のオーディオ出力部 2012において再生するという情報 dlと、ビデオコンテンツ (Video Content)を再生表示位置「a」（メイン再生領域 201 la)において再生するという情報 d2とを含む。

[0094] 更に、再生情報 D2には、制御条件情報 (rule.xml)を参照し、この制御条件情報に従って選別されたコンテンツを再生表示位置「b」（サブ再生領域 201 lb)に再生するという情報 d3が含まれる。実施の形態 6においては、再生表示位置「b」に、主に広告等のテキストベースのコンテンツを再生するようになっている。更に、情報 d3は、制御条件情報に従って再生するコンテンツが選択されない場合 (ユーザの行動特性に応じた検索情報が抽出されていない場合）には、デフォルト設定としてテキストベースのコンテンツ（contentl.html)を再生表示位置「b」に再生するようになって!/、る。

[0095] ステップ ST2207に示すように、制御情報解析部 2003にお、て、制御条件情報の解析が実行される。実施の形態 6において、図 20に示す履歴情報格納部 2004には、ユーザの行動特性に応じた履歴情報として商品購入履歴情報を少なくとも格納している。実施の形態 6において、制御条件情報は、この商品購入履歴情報から最後に購入した商品の履歴情報に含まれる、商品の購入場所の位置情報を抽出し、この位置情報を検索情報として購入場所又はその近傍の位置情報を属性情報として含むコンテンツを優先的に選別し、再生する制御を行う情報である。

[0096] 制御条件情報は、図 24に示すように、まずコンテキスト（context)として「最後の商品購入位置 (最も最近に購入した商品の購入場所： latest PurcharsePoint)」を指定する。この指定に基づき、制御条件情報は、制御情報 D5に基づき図 20に示す履歴情報格納部 2004に格納されたすベて (all.xml)の商品購入履歴情報から、制御情報 D4に基づき最後の商品購入時刻 (latest Time)を、制御情報 D3に基づき抽出（ select)し、制御情報 D6に基づきこの抽出された商品購入位置 (point)を出力として抽出する。この商品購入位置は、ユーザの商品の購入要望に従い、現在位置であるか否力を問わず、ユーザの好みの場所、販売店、地域等において商品を購入したという特性に従い抽出された位置情報であり、ステップ ST2208に示すように、「ユーザの行動特性に応じた検索情報」である。

[0097] 履歴情報格納部 2004に格納された商品購入履歴情報は図 25に示すように購入商品項目（item)毎に格納されており、各購入商品項目には、一例であるが、「購入時刻」、「購入曜日」、経度及び緯度で表された位置情報である「購入位置」、「商品品目」、「商品名」、「商品購入金額」に関する情報が記憶されている。

[0098] 前述の図 24に示す制御条件情報において、制御情報 D6に基づき商品購入位置、つまりユーザの行動特性に応じた検索情報 (位置情報）が抽出されると、ステップ S T2209に示すように、制御情報 D7に基づき、再生制御決定部 2005において、ユーザの行動特性に応じた検索情報の位置情報に最も近い (near Point)位置情報を属性情報 (attribute.xml)力抽出し、この抽出された位置情報に対応するコンテンツが選別される。この選別は、 1つのコンテンツだけを選別するようにしてもよいし、検索情報の位置情報に近、順力優先順位をつけて順次選別するようにしてもょ、。

[0099] データのテキストベースのコンテンツに加えられた属性情報には、例えば、図 26に示すように、経度及び緯度で表される位置情報が含まれている。最初に表示されているコンテンツ（_contentl.html)の属性情報には、このコンテンツが「渋谷エリア」に関わる位置情報が含まれる。次に表示されて、るコンテンツ（content2.html)の属性情報には、このコンテンツが「横浜エリア」に関わる位置情報が含まれる。最後に表示されて、るコンテンツ（content3.html)の属性情報には、このコンテンツが「銀座エリア」に関わる位置情報が含まれる。

[0100] 実施の形態 6においては、履歴情報格納部 2004に格納された図 25に示す商品購入履歴情報から最後に購入した商品（図 25中、破線で囲む項目）の購入時刻は「20 03年 12月 24日、 14時 30分」というターゲット情報を抽出し、この購入商品項目に含まれる購入位置情報「経度： 139度 37分 28. 00秒、緯度： 35度 27分 45. 00秒」を抽出し、これを位置情報として最も近いエリアの位置情報を検索すると、図 26に示すコンテンツの属性情報から「横浜エリア」に関わるテキストベースのコンテンツ（ content2.html)を選別することができる。

[0101] なお、ユーザの行動特性に応じた検索情報に適合する位置情報が抽出されていない場合には、図 24に示す制御条件情報の制御情報 D8のデフォルト設定に基づき、現在位置 (current Point)を検索情報としてコンテンツを選別する。

[0102] また、図 24に示す制御条件情報は図 20に示す制御情報格納部 2007に格納しておき、制御条件情報のコンテキストの「最後の商品購入位置」が指定された段階で、制御情報格納部 2007から予め格納されている制御条件情報が呼び出されるようにしてちよい。

[0103] ステップ ST2210に示すように、再生されるテキストベースのコンテンツ（

content2.html)が決定されると、通信部 2001において受信されるコンテンツを選別し、ユーザの行動特性に応じて「横浜エリア」に関するコンテンツが優先的に選別される。この選別されたコンテンツはコンテンツ再生処理部 2006において再生に必要な処理が行われる。この後、処理済みのコンテンツは、ステップ ST2211に示すように、再生出力部 2010において再生される。ビデオコンテンツは図 21に示すビデオ出力部 2011のメイン再生領域 201 laにお、て映像として再生され、オーディオコンテンッはオーディオ出力部 2012において音声として再生される。そして、テキストベースのコンテンツ（content2.html)すなわちユーザの行動特性に応じて検索された「横浜エリア」に関わるコンテンツはサブ再生領域 201 lbに優先的に映像として再生される

[0104] このように、実施の形態 6によれば、履歴情報に含まれる位置情報力ユーザの行動特性に応じた検索情報を抽出し、この検索情報に対応する新たなコンテンツを優先的に選別し再生するようにしたので、コンテンツ発信元にユーザの個人情報を登録しなくても、ユーザの行動特性に応じた新たなコンテンツを選別して受信し再生することができる。従って、ユーザの要望に応じたコンテンツを容易に検索し再生することができるとともに、ユーザの個人情報の転用や流出をなくし、ユーザのプライバシーを確実に保護することができる。

[0105] (実施の形態 7)

本発明の実施の形態 7に係るコンテンツ再生方法、コンテンツ再生端末 1906— 19 08及びコンテンツ提供システム 1900は、ユーザの行動特性に応じた検索情報に基づきユーザの行動エリアを抽出し、この行動エリアに関わるコンテンツを優先的に選別し再生するものである。

[0106] 実施の形態 7に係るコンテンツ再生端末 1906— 1908は、図 27に示すように制御条件情報にエリア径情報 (radius) D9を含む。このエリア径情報 D9は、例えば図 20 に示す制御情報格納部 2007に予め格納されており、固定情報として、又は最初はデフォルト値で後にユーザが適宜変更できる変動情報として格納されて、る。実施の形態 7において、エリア径情報 D9は、半径で記述する情報として設定されており、「半径： 500m」に設定されている。なお、エリア径情報 D9は直径で記述する情報として設定してもよい。

[0107] 前述の実施の形態 6にお、て説明したように、ユーザの行動特性に応じて「位置情報」を抽出することができるので、この「位置情報」を「中心位置情報」として抽出し、この「中心位置情報」とエリア径情報 D9の「500m」とに基づき領域を持った「行動エリァ情報」を抽出することができる。例えば、図 27に示すように、「横浜駅」の中心位置情報を「経度： 139度 37分 28. 70秒、経度： 35度 27分 45. 50秒」とした場合、この中心位置から半径「500m」で描かれる円の範囲内を、「行動エリア情報」として抽出することができる。この「行動エリア情報」はユーザの行動特性に応じた「検索情報」である。この検索情報に基づき、行動エリア内に関わるコンテンツを優先的に選別し再生することができる。

[0108] 実施の形態 7によれば、位置情報力も抽出される中心位置情報とエリア径情報とに基づき行動エリアの範囲を設定した行動エリア情報を含む検索情報を抽出することができるので、ユーザの行動エリアに関わる新たなコンテンツを優先的に選別し再生することができる。

[0109] (実施の形態 8)

本発明の実施の形態 8に係るコンテンツ再生方法、コンテンツ再生端末 1906— 19 08及びコンテンツ提供システム 1900は、実施の形態 7において説明したユーザの行動特性に応じた検索情報である「行動エリア情報」を別の方法で抽出する例を説明するものである。

[0110] 実施の形態 8に係るコンテンツ再生端末 1906— 1908は、隣接する 2つの「中心位置情報」の例えば 2分の 1の「距離」を前述の図 27に示す制御条件情報のエリア径情報 D9に代えて、この「距離」と「中心位置情報」とに基づき「行動エリア情報」を抽出する。

[0111] 例えば、前述の図 27に示す「渋谷駅」の中心位置情報 (第 1の中心位置情報）と、「渋谷駅」の中心位置情報に近接した「銀座駅」の中心位置情報 (第 2の中心位置情報)との間の離間距離の 2分の 1の「距離」に基づき、「渋谷駅」を中心位置情報とした「行動エリア情報」を抽出し、この「行動エリア情報」を「検索情報」とすることができる。

[0112] 実施の形態 8によれば、複数の中心位置情報に基づき「行動エリア情報」を抽出することができるので、ユーザの行動特性に応じた検索情報を自動的に抽出し、この検索情報に基づき行動エリアにおいて配信されるコンテンツを優先的に選別し再生することがでさる。 [0113] (実施の形態 9)

本実施の形態 9に係るコンテンッ再生方法、コンテンッ再生端末 1906— 1908及びコンテンッ提供システム 1900は、前述の実施の形態 6におヽて説明した商品購入履歴情報からの検索情報の抽出方法を代えた例を説明するものである。

[0114] 実施の形態 9に係るコンテンツ再生端末 1906— 1908は、商品購入履歴情報の購入商品数が最も多い購入場所の位置情報に基づきユーザの行動特性に応じた検索情報を抽出し、この検索情報に基づき、ユーザの行動特性に応じたコンテンツを選別し、再生することができる。

[0115] 制御条件情報は、図 28に示すように、まずコンテキストとして「購入商品数が最も多い購入場所 (max Number Area 1)」であることが示されている。制御条件情報は、制御情報 D 12に基づき前述の図 20に示す履歴情報格納部 2004に格納されたすベての商品購入履歴情報から、すべての購入場所 (point)情報を抽出し、制御情報 D13 が示すエリア変換情報 (point Trans.xml)に基づき「エリア情報」への変換を行い、制御情報 D11に基づき最大数となる、すなわち購入商品数が最も多い (max Number) エリアを、制御情報 D10 (select)に基づき抽出する。抽出されたエリア情報に対応するコンテンツを優先して再生する。ここでは、最大購入数を示す「横浜エリア」が示されるので、コンテンツ（content2.html)が選択される。

[0116] なお、ユーザの行動特性に応じた検索情報に適合するエリア情報が抽出されなかつた場合には、制御情報 D15のデフォルト設定に基づき、現在位置のエリア（current Point)を検索情報としてコンテンツを選択する。更に、現在位置のエリアに関わる、コンテンッが配信されて、な、場合には、図 23の再生情報 d3に基づきコンテンツ（ contentl.html)を選択する。

[0117] 実施の形態 9によれば、商品購入履歴情報の購入商品数が最も多い購入場所の位置情報力ユーザの行動特性に応じた検索情報を抽出し、この検索情報に対応する新たなコンテンツを優先的に選別し再生するようにしたので、コンテンツ発信元にユーザの個人情報を登録しなくても、ユーザの行動特性に応じた新たなコンテンツを選別して受信し再生することができる。

[0118] (実施の形態 10) 本実施の形態 10に係るコンテンッ再生方法、コンテンッ再生端末 1906— 1908及びコンテンツ提供システム 1900は、前述の実施の形態 9において説明したエリア情報 (エリア変換規則)を用いずに、受信情報に含まれる位置情報をエリア中心位置情報とする例を説明するものである。

[0119] 実施の形態 10に係るコンテンツ再生端末 1906— 1908は、商品購入履歴情報の購入商品数が最も多い購入場所の位置情報に基づきユーザの行動特性に応じたェリアを含む検索情報を抽出し、この検索情報に基づき、ユーザの行動特性に応じたコンテンツを選另 IJし、再生することができる。

[0120] 制御条件情報は、図 29に示すように、まずコンテキストとして「購入商品数が最も多い購入エリア (_max Number Area 2)」を指定する。この指定に基づき、制御条件情報は、制御情報 D 19に基づき前述の図 20に示す履歴情報格納部 2004に格納されたすべての商品購入履歴情報から、すべての購入場所 (point)情報を抽出し、制御情報 (transArea () ) D20に基づきエリア情報への変換を行、、制御情報 D18に基づき最大数となる行動エリアを抽出する。ここで、制御情報 (transArea () ) D20は、エリア情報として、図 26に示すコンテンツの属性情報を用いることを示す。この属性情報では、各コンテンツに関する位置情報をエリアの中心位置情報とする。エリア径情報は、あら力じめ設定した値、例えば 500mを用いたり、実施の形態 8で述べたように、複数の中心位置情報より求めても良、。この「行動エリア情報」は「ユーザの行動特性に応じた検索情報」である。

[0121] なお、ユーザの行動特性に応じた検索情報に適合するエリア情報が抽出されなかつた場合には、制御情報 D21のデフォルト設定に基づき、現在位置のエリアを検索情報としてコンテンツを選別する。更に、現在位置のエリアに関わる、コンテンツが配信されていない場合には、図 23の再生情報 d3に基づきコンテンツ（contentl.html) を選択する。

[0122] 実施の形態 10によれば、商品購入履歴情報の購入商品数が最も多い購入場所の位置情報力ユーザの行動特性に応じた検索情報を抽出し、この検索情報に対応する新たなコンテンツを優先的に選別し再生するようにしたので、コンテンツ発信元にユーザの個人情報を登録しなくても、ユーザの行動特性に応じた新たなコンテンツを選別して受信し再生することができる。

[0123] (実施の形態 11)

本発明の実施の形態 11に係るコンテンツ再生方法、コンテンツ再生端末 1906— 1 908及びコンテンツ提供システム 1900は、前述の図 25に示す商品購入履歴情報の最大購入金額の購入商品の購入場所の位置情報に基づき、ユーザの行動特性に応じた検索情報を抽出し、この検索情報に基づき、ユーザの行動特性に応じたコンテンッを選別し、再生することができる。なお、前述の実施の形態 7において説明したように、最大購入金額の購入商品の購入場所の位置情報に基づき、エリア情報を抽出し、ユーザの行動特性に応じた検索情報を抽出するようにしてもよい。

[0124] 因みに、従来の広告提供システム及び広告提供方法においては、消費者 (ユーザ )の広告の閲覧時間、閲覧場所、嗜好を考慮した広告情報をピンポイントで配信し、消費者の購買要求を広告主に取り次ぐ、広告提供システム及び広告提供方法が提案されている。この広告提供システムは通信事業者端末、消費者端末及び企業端末により構築されている。

[0125] 通信事業者端末は、広告情報、消費者の位置情報及び嗜好情報を格納し、位置情報、嗜好情報及び閲覧時間に基づき広告情報を選択する。この選択された広告情報は通信事業者端末から該当する消費者端末に送信される。

[0126] 消費者端末は消費者 (消費者端末)の位置情報を通信事業者端末に送信する。消費者端末は、通信事業者端末から送信される広告情報を受信し、この広告情報を表示する。消費者は、広告情報から自己の嗜好にあった商品等を選択し、この商品等の予約依頼情報を消費者端末力通信事業者端末に送信する。

[0127] 企業端末は広告情報を通信事業者端末に送信する。この広告情報には、対象とする消費者の属性、広告情報を配信する有効な場所及び有効な時間に関する情報が含まれる。更に、企業端末は消費者端末から送信された予約依頼情報を通信事業者端末を経由して受信する。企業においては、このような予約依頼情報に基づき、消費者の嗜好にあった商品等を消費者の要求に応じて販売することができる。

[0128] このような従来の広告提供システム及び広告提供方法にお!、ては、消費者端末から通信事業者端末に送信される、消費者の位置情報に基づき、消費者の現時点の閲覧場所に広告情報がピンポイントで配信されている。し力しながら、このように配信された広告情報は、消費者にとって、必ずしも現時点の閲覧場所において最適な広告情報であるとは限らない。例えば、消費者の閲覧場所は現時点では出先であるが、この出先とは違う比較的良く出向く場所において、後日、商品を購入したい場合には、この良く出向く場所にぉ、て購入した、商品に関連した広告情報を閲覧したヽ要望がある。

[0129] 更に、従来の広告提供システム及び広告提供方法を利用する場合には、消費者の位置情報、嗜好情報を含む個人情報を通信事業者端末に送信したり、登録しておく必要がある。このため、登録手続きが煩わしいばかりか、個人情報の転用や流出の可能性があり、プライバシーの保護が充分であるとは言えない。上記実施の形態 6— 実施の形態 11に係るコンテンツ再生方法、コンテンツ再生端末及びコンテンツ提供システムは、これらの従来の課題を解決することができる。

[0130] なお、本発明は前述の実施の形態 6—実施の形態 11に限定されるものではない。

例えば、本発明は、高速道路のサービスエリアにおいて入手可能なサービスサイト等において配信されているエリア情報、具体的には前述の図 27に示すような、少なくとも位置情報とエリア径情報とを含む検索情報をコンテンツ再生端末 1906— 1908の図 20に示す情報格納制御部 2008にロードし (ユーザの行動特性に応じて検索情報を抽出し）、この検索情報に基づきコンテンツを選別し、再生するようにしてもよい。また、本発明は、コンテンツ再生端末 1906— 1908の図 20に示す制御情報格納部 20 07に属性情報の位置情報を履歴情報として格納することができる。なお、最大購入品数を抽出するなどについては、特定の商品に関する購入数、購入金額、又は総購入金額など、商品を指定して位置情報を抽出することも可能である。

[0131] (実施の形態 12)

図 30は、本発明の実施の形態 12に係る端末装置 3000の構成を示すブロック図である。

[0132] データ受信部 3002は、アンテナ 3001にて受信した受信信号を無線周波数力もべースバンド周波数へダウンコンバートして駅情報受信部 3003へ出力する。

[0133] 駅情報受信部 3003は、データ受信部 3002から入力した受信信号より駅情報を抽出して運行情報抽出部 3004及び駅位置抽出部 3007へ出力する。ここで、駅情報は、各駅の位置を示す情報である駅位置情報 (乗車位置情報)と各電車の運行状況を示す情報である運行情報とを含む。なお、駅情報は、電車以外の地下鉄の駅またはバスの停留所の位置を示す駅位置情報に相当する情報及び電車以外の地下鉄またはバスの運行状況を示す運行情報に相当する情報を含むものでも良い。

[0134] 運行情報抽出部 3004は、駅情報受信部 3003から入力した駅情報力も運行情報を抽出して運行情報選択部 3006へ出力する。

[0135] 時刻計測部 3005は、現在の時刻を計測し、計測した時刻の情報である計測時刻情報を運行情報選択部 3006へ出力する。

[0136] 運行情報選択部 3006は、運行情報抽出部 3004から入力した運行情報の駅毎の各電車の発車時刻または到着時刻と時刻計測部 3005から入力した計測時刻情報の時刻とを比較する。そして、運行情報選択部 3006は、現在の時刻から所定時間経過した時刻までの時間内の発車時刻または到着時刻の運行情報を選択して、選択した運行情報のみを運行情報決定部 3009へ出力する。

[0137] 駅位置抽出部 3007は、駅情報受信部 3003から入力した駅情報力も駅位置情報を抽出して運行情報決定部 3009へ出力する。

[0138] 位置測定部 3008は、例えば GPSにより端末装置 3000の現在地を測定し、測定した現在地の情報である現在地情報を運行情報決定部 3009へ出力する。

[0139] 運行情報決定部 3009は、駅位置抽出部 3007から入力した駅位置情報の駅の位置と位置測定部 3008から入力した現在地情報の現在地とを比較する。そして、運行情報決定部 3009は、現在地から所定の距離内の駅を選択する。さら〖こ、運行情報決定部 3009は、運行情報選択部 3006から入力した運行情報の内、選択した駅の情報を含む運行情報のみを選択し、選択した運行情報を表示部 3010へ出力する。

[0140] 表示部 3010は、運行情報決定部 3009から入力した運行情報を表示する。

[0141] 次に、配信サーバー 3100の構成について、図 31を用いて説明する。図 31は、配信サーバー 3100の構成を示すブロック図である。

[0142] 駅位置情報入力部 3101は、外部から入力された各駅の位置を示すデータより駅位置情報を生成して駅情報生成部 3103へ出力する。 [0143] 運行情報入力部 3102は、外部から入力された電車の運行の状況を示すデータより運行情報を生成して駅情報生成部 3103へ出力する。この時、運行情報は、例えば電車が事故等により遅れた場合には、遅れる時間を考慮した発車時刻または到着時刻により運行情報を生成する。

[0144] 送信信号生成手段である駅情報生成部 3103は、駅位置情報入力部 3101から入力した駅位置情報及び運行情報入力部 3102から入力した運行情報を含む駅情報を生成し、生成した駅情報を駅情報送信部 3104へ出力する。

[0145] 駅情報送信部 3104は、駅情報生成部 3103から入力した駅情報を配信データとして出力する。

[0146] 次に、端末装置 3000の動作について、図 32—図 34を用いて説明する。図 32は端末装置 3000の動作を示すフロー図であり、図 33は駅情報を示す図であり、図 34 は端末装置 3000に表示される運行情報を示す図である。

[0147] 配信サーバー 3100は図示しない基地局装置に接続されており、基地局装置がセル内の端末装置 3000に対して、 1または複数の駅情報を配信するものである。また、基地局装置は、地上波デジタル放送、通信網を使って端末装置に対し一斉配信する IPブロードキャスト方式または IPマルチキャスト方式等の放送方式を用いて駅情報を配信する。

[0148] 最初に、データ受信部 3002は、駅情報を受信する (ステップ ST3201)。駅情報は、図 33に示すように、駅位置情報 # 3301及び運行情報 # 3302を含む。また、駅位置情報 # 3301は、例えば横浜駅の位置情報 # 3303及び横浜駅の近くの神奈川駅の位置情報 # 3304を含む。また、運行情報 # 3302は、例えば横浜駅における各電車の発車時刻の情報 # 3305、 # 3306、 # 3307及び神奈川駅における各電車の発車時刻の情報 # 3308を含む。

[0149] 駅情報は構造性のある言語で記述され、例えば図 33に示すように XML (

extensible Markup Language)を用いて記述される。また、駅情報において、駅位置情報は < location >と < /location >とで囲まれており、運行情報は < ITEM >と < /ITEM >とで囲まれて、る。また、駅位置情報 # 3301にお、て、駅名の情報は < sta >と < Zsta >とで囲まれており、駅の緯度の情報は < lat >と < Zlat >とで囲まれているとともに、駅の経度の情報はく long>とく/ long >とで囲まれている。また、運行情報 # 3302において、駅名の情報はく 5 &>と< /5 &>とで囲まれており、これによりく 3 &>と< 73 &>とで囲まれた駅の情報であることが分かる。さらに、運行情報 # 3302にお!/、て、発車時刻の情報は < time >と< Ztime >とで囲まれており、始発駅の情報は <₀ >と< 0 >とで囲まれており、終着駅の情報は < dst >と< /dst >とで囲まれて!/、るとともに、特急等の電車の種別の情報はく type >とく Ztype >とで囲まれて!/、る。

[0150] 次に、時刻計測部 3005は現在の時刻を計測するとともに、位置測定部 3008は現在地を測定する（ステップ ST3202)。

[0151] 次に、運行情報選択部 3006は、現在の時刻から例えば 1時間後までに横浜駅及び神奈川駅を発車する電車の発車時刻の情報を選択する。例えば、図 33に示すような運行情報 # 3302を受信した場合でかつ現在時刻が 19時 50分である場合、運行情報選択部 3006は、発車時刻の情報 # 3305、 # 3306、 # 3307、 # 3308を選択する。

[0152] 次に、運行情報決定部 3009は、運行情報選択部 3006にて選択された運行情報の内、駅が端末装置 3000から所定の距離以内に存在する力否かを判定する (ステツプ ST3203)。そして、駅が端末装置 3000から所定の距離以内に存在する場合、運行情報決定部 3009は、現在地から所定の範囲内に存在する駅に関する運行情報を選択する。例えば、図 33に示すような運行情報 # 3302を受信した場合でかつ現在地が横浜駅の近くである場合、運行情報決定部 3009は、発車時刻の情報 # 330 5、 # 3306、 # 3307を選択する。

[0153] 次に、表示部 3010は、運行情報決定部 3009にて選択された発車時刻の情報を選択された運行情報として表示する (ステップ ST3204)。例えば、運行情報決定部 3 009にて発車時刻の情報 # 3305、 # 3306、 # 3307が選択された場合には、表示部 3010は、発車時刻の情報 # 3305を発車時刻の情報 # 3401として表示し、発車時刻の情報 # 3306を発車時刻の情報 # 3402として表示するとともに、発車時刻の情報 # 3307を発車時刻の情報 # 3403として表示する。この時、発車時刻の情報 # 3401、発車時刻の情報 # 3402、発車時刻の情報 # 3403の順に発車時刻が現在時刻に近くなるので、発車時刻が現在時刻に近ヽ発車時刻の情報ほど先頭に表示する。即ち、表示部 3010は、先頭力も発車時刻の情報 # 3401、発車時刻の情報 # 3402、発車時刻の情報 # 3403の順に表示する。なお、図 32—図 34において、電車の発車時刻の運行情報を用いることとしたが、電車の到着時刻の運行情報を用いても良い。

[0154] このように、本実施の形態 12によれば、受信した各時間帯の運行情報から現在地及び現在時刻に応じた運行情報を選択して表示するので、ユーザのニーズに応じた柔軟な情報を提供することができる。また、本実施の形態 12によれば、配信サーバ一は端末装置毎に駅情報を編集する必要がないので、配信サーバーの処理負荷を軽減することができる。また、本実施の形態 12によれば、事故等により運行状況が変更された場合にお!ヽて、配信サーバーから変更された運行状況を考慮した駅情報の配信を受けることができるので、端末装置のユーザはリアルタイムな情報を得ることができる。また、本実施の形態 12によれば、現在の時刻に近い発車時刻または到着時刻の運行情報は先頭に表示されるので、最も乗車可能性の高、電車の運行情報を迅速に見ることができる。

[0155] なお、本実施の形態 12において、電車の運行情報を端末装置に表示することとした力これに限らず、あら力じめ決められた乗り場において決められた時刻にて発着するようなバスまたは飛行機等の乗り物であれば、任意の乗り物の運行情報を端末装置に表示することが可能である。また、本実施の形態 12において、現在時刻に近い発着時刻の運行情報であるほど先頭に表示するようにしたが、これに限らず、受信した順番に運行情報を表示する等のように任意の順番にて運行情報を表示可能である。また、本実施の形態 12において、横浜駅の運行情報を表示することとしたが、これに限らず、任意の場所の最寄り駅の運行情報を表示することが可能である。また、本実施の形態 12において、配信サーバー 3100は基地局に接続されることとした力これに限らず、複数の基地局に 1つの配信サーバー 3100が接続されるようにしても良い。また、本実施の形態 12において、配信サーバー 3100は基地局と接続されることとしたが、これに限らず、ネットワークを介して基地局と接続されるようにしても良い。 [0156] (実施の形態 13)

図 35は、本発明の実施の形態 13に係る端末装置 3500の構成を示すブロック図である。

[0157] データ受信部 3502は、アンテナ 3501にて受信した受信信号を無線周波数力もべースバンド周波数へダウンコンバートして催し物情報受信部 3503へ出力する。

[0158] 催し物情報受信部 3503は、データ受信部 3502から入力した受信信号より催し物情報を抽出して開催情報抽出部 3504及び会場位置情報抽出部 3507へ出力する。ここで、催し物情報は、各催し物の開催場所の情報である会場位置情報 (開催場所情報)と各開催場所における催し物が開催される開始時刻の情報である開催情報（開始時刻情報)とを含む。また、催し物情報は、映画、劇または展覧会等の種別の情報及び催し物の内容の情報等を含んで、る。

[0159] 開催情報抽出部 3504は、催し物情報受信部 3503から入力した催し物情報力も開催情報を抽出して開催情報選択部 3506へ出力する。

[0160] 時刻計測部 3505は、現在の時刻を計測し、計測した時刻の情報である計測時刻情報を開催情報選択部 3506へ出力する。

[0161] 開催情報選択部 3506は、開催情報抽出部 3504から入力した開催情報の開催場所毎の催し物の開始時刻と時刻計測部 3505から入力した計測時刻情報の時刻とを比較する。そして、開催情報選択部 3506は、現在の時刻以降の開始時刻の開催情報を選択して、選択した開催情報のみを開催情報決定部 3509へ出力する。

[0162] 会場位置情報抽出部 3507は、催し物情報受信部 3503から入力した催し物情報から会場位置情報を抽出して開催情報決定部 3509へ出力する。

[0163] 位置測定部 3508は、例えば GPSにより端末装置 3500の現在地を測定し、測定した現在地の情報である現在地情報を開催情報決定部 3509へ出力する。

[0164] 開催情報決定部 3509は、会場位置情報抽出部 3507から入力した会場位置情報の催し物が開催される開催場所の位置と位置測定部 3508から入力した現在地情報の現在地とを比較する。そして、開催情報決定部 3509は、現在地から所定の距離内の開催場所を選択する。さらに、開催情報決定部 3509は、開催情報選択部 350 6から入力した開催情報の内、選択した開催場所の開催情報のみを選択し、選択した開催情報を表示部 3510へ出力する。

[0165] 表示部 3510は、開催情報決定部 3509から入力した開催情報を表示する。

[0166] 次に、配信サーバー 3600の構成について、図 36を用いて説明する。図 36は、配信サーバー 3600の構成を示すブロック図である。

[0167] 会場位置情報入力部 3601は、外部から入力した各催し物が開催される会場の位置を示すデータより会場位置情報を生成して催し物情報生成部 3603へ出力する。

[0168] 開催情報入力部 3602は、外部から入力した催し物が開催される開始時刻のデータより開催情報を生成して催し物情報生成部 3603へ出力する。

[0169] 送信信号生成手段である催し物情報生成部 3603は、会場位置情報入力部 3601 力入力した会場位置情報及び開催情報入力部 3602から入力した開催情報を含む催し物情報を生成し、生成した催し物情報を催し物情報送信部 3604へ出力する

[0170] 催し物情報送信部 3604は、催し物情報生成部 3603から入力した催し物情報を配信データとして出力する。

[0171] 次に、端末装置 3500の動作について、図 37—図 39を用いて説明する。図 37は端末装置 3500の動作を示すフロー図であり、図 38は催し物情報を示す図であり、図 39は端末装置 3500に表示される開始時刻情報を示す図である。

[0172] 配信サーバー 3600は図示しない基地局装置に接続されており、基地局装置がセル内の端末装置 3500に対して、 1または複数の催し物情報を配信するものである。また、基地局装置は、地上波デジタル放送、通信網を使って端末装置に対し一斉配信する IPブロードキャスト方式または IPマルチキャスト方式等の放送方式を用いて催し物情報を配信する。

[0173] 最初に、データ受信部 3502は、催し物情報を受信する (ステップ ST3701)。催し物情報は、図 38に示すように、会場位置情報 # 3801及び開催情報 # 3802を含む。また、会場位置情報 # 3801は、例えば横浜映画館の会場位置情報 # 3803及び横浜映画館の近くの神奈川映画館の会場位置情報 # 3804を含む。また、開催情報 # 3802は、例えば横浜映画館における開催情報 # 3805、 # 3806、 # 3807及び神奈川映画館における開催情報 # 3808、 # 3809を含む。 [0174] 催し物情報は構造性のある言語で記述され、例えば図 38に示すように XML ( extensible Markup Language)を用いて記述される。また、催し物情報において、会場位置情報 # 3801はく location>とく Zlocation>とで囲まれており、開催情報 # 3802はく ITEM >とく/ ITEM >とで囲まれている。また、会場位置情報 # 380

1において、映画館名の情報はく

>とで囲まれており、映画館の緯度の情報はく lat >と< Zlat >とで囲まれて、るとともに、映画館の経度の情報はく long>とく/ long>とで囲まれている。また、開催情報 # 3802において、映画館名の情報はく cinema >と< Zcinema>とで囲まれており、これにより < cin 6111& >と<

とで囲まれた映画館の情報であることが分かる。さらに、開催情報 # 3802にお、て、上映開始時刻の情報はく time >と< Ztime >とで囲まれており、上映されて!、る映画タイトルの情報はく title >とく/ title >とで囲まれており、空席状況の情報はく status >と< Zstatus >とで囲まれて!/、る。

[0175] 次に、時刻計測部 3505は現在の時刻を計測するとともに、位置測定部 3508は現在地を測定する（ステップ ST3702)。

[0176] 次に、開催情報選択部 3506は、現在の時刻から例えば 1時間半後までに上映が開始される開始時刻の情報を選択する。例えば、図 38に示すような開催情報 # 380 2を受信した場合でかつ現在時刻が 17時 50分である場合、開催情報選択部 3506 は、 20時 20分までに上映が開始される開催情報 # 3805、 # 3806、 # 3807、 # 3 808を選択する。

[0177] 次に、開催情報決定部 3509は、開催情報選択部 3506にて選択された開催情報の内、会場が端末装置 3500から所定の距離以内に存在する力否かを判定する (ステツプ ST3703)。そして、会場が端末装置 3500から所定の距離以内に存在する場合、開催情報決定部 3509は、現在地から所定の範囲内に存在する会場における開催情報を選択する。例えば、図 38に示すような開催情報 # 3802を受信した場合でかつ現在地が横浜映画館の近くである場合、開催情報決定部 3509は、開催情報 # 3805、 # 3806、 # 3807を選択する。

[0178] 次に、表示部 3510は、開催情報決定部 3509にて選択された開催情報を選択された開催情報として表示する (ステップ ST3704)。例えば、開催情報決定部 3509 にて開催情報 # 3805、 # 3806、 # 3807が選択された場合には、表示部 3510は、開催情報 # 3805を開催情報 # 3901として表示し、開催情報 # 3806を開催情報 # 3902として表示するとともに、開催情報 # 3807を開催情報 # 3903として表示する。この時、開催情報 # 3901、開催情報 # 3902、開催情報 # 3903の順に上映開始時刻が現在時刻に近くなるので、上映開始時刻が現在時刻に近い開催情報ほど先頭に表示する。即ち、表示部 3510は、先頭力も開催情報 # 3901、開催情報 # 3 902、開催情報 # 3903の順に表示する。この時、表示部 3510は、各開催情報に空席状況の情報を含めて表示する。

[0179] このように、本実施の形態 13によれば、受信した各時間帯の催し物情報力現在地及び現在時刻に応じた開催情報を選択して表示するので、ユーザのニーズに応じた柔軟な情報を提供することができる。また、本実施の形態 13よれば、配信サーバ一は端末装置毎に催し物情報を編集する必要がないので、配信サーバーの処理負荷を軽減することができる。また、本実施の形態 13によれば、上映開始時刻が変更された場合にお!ヽて、配信サーバーから変更された上映開始時刻を考慮した催し物情報の配信を受けることができるので、端末装置のユーザはリアルタイムな情報を得ることができる。また、本実施の形態 13によれば、現在の時刻に近い上映時刻の開催情報は先頭に表示されるので、待たずに鑑賞することができる催し物の開催情報を迅速に見ることができる。

[0180] なお、本実施の形態 13において、映画館の上映開始時刻を端末装置に表示することとしたが、これに限らず、劇または展覧会等の任意の催し物の開催時刻を表示することが可能である。また、本実施の形態 13において、現在時刻に近い上映時刻の開催情報であるほど先頭に表示するようにしたが、これに限らず、受信した順番に開催情報を表示する等のように任意の順番にて開催情報を表示可能である。また、本実施の形態 13において、配信サーバー 3600は基地局に接続されることとした力これに限らず、複数の基地局に 1つの配信サーバー 3600が接続されるようにしても良い。また、本実施の形態 13において、配信サーバー 3600は基地局と接続されることとしたが、これに限らず、ネットワークを介して基地局と接続されるようにしても良い。

[0181] (実施の形態 14) 図 40は、本発明の実施の形態 14に係る端末装置 4000の構成を示すブロック図である。

[0182] 本実施の形態 14に係る端末装置 4000は、図 30に示す実施の形態 12に係る端末装置 3000【こお!ヽて、図 40【こ示すよう【こ、表示咅 3010の代わり【こ音声出力咅4001 を有する。なお、図 40においては、図 30と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。また、配信サーバーの構成は図 31と同一構成であるので、その説明は省略する。

[0183] 運行情報決定部 3009は、駅位置抽出部 3007から入力した駅位置情報の駅の位置と位置測定部 3008から入力した現在地情報の現在地とを比較する。そして、運行情報決定部 3009は、現在地から所定の距離内の駅を選択する。さら〖こ、運行情報決定部 3009は、運行情報選択部 3006から入力した運行情報の内、選択した駅の情報を含む運行情報のみを選択し、選択した運行情報を音声データに変換して音声出力部 4001へ出力する。

[0184] 音声出力部 4001は、運行情報決定部 3009から入力した音声データを出力する。

この場合、音声出力部 4001は、運行情報決定部 3009にて選択した運行情報を音声にて読み上げる。また、音声出力部 4001は、現在時刻に近い発着時刻の運行情報力も順番に音声にて出力する。なお、端末装置 4000の動作は、運行情報を表示する代わりに運行情報を音声にて出力する以外は図 32と同一動作であるので、その説明は省略する。

[0185] このように、本実施の形態 14によれば、上記実施の形態 12の効果に加えて、運行情報を音声にて出力するので、端末装置の画面を見る手間を省くことができる。

[0186] なお、本実施の形態 14において、電車の運行情報を端末装置より音声にて出力することとしたが、これに限らず、あら力じめ決められた乗り場において決められた時刻にて発着するようなバスまたは飛行機等の乗り物であれば、任意の乗り物の運行情報を端末装置より音声にて出力することが可能である。また、本実施の形態 14において、現在時刻に近い発着時刻の運行情報であるほど先に音声にて出力するようにしたが、これに限らず、受信した順番に運行情報を音声にて出力する等のように任意の順番にて運行情報を音声にて出力することが可能である。また、本実施の形態 1 4において、横浜駅の運行情報を音声にて出力することとしたが、これに限らず、任意の場所の最寄り駅の運行情報を音声にて出力することが可能である。また、本実施の形態 14において、配信サーバー 3100は基地局に接続されることとした力これに限らず、複数の基地局に 1つの配信サーバー 3100が接続されるようにしても良い。また、本実施の形態 14において、配信サーバー 3100は基地局と接続されることとしたが、これに限らず、ネットワークを介して基地局と接続されるようにしても良い。また、実施の形態 14において、運行情報を音声のみにより出力することとした力これに限らず、運行情報を表示するとともに音声にて出力するようにしても良ヽ。

[0187] (実施の形態 15)

図 41は、本発明の実施の形態 15に係る端末装置 4100の構成を示すブロック図である。

[0188] 本実施の形態 15に係る端末装置 4100は、図 35に示す実施の形態 13に係る端末装置 3500において、図 41に示すように、表示部 3510の代わりに音声出力部 4101 を有する。なお、図 41においては、図 35と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。

[0189] 開催情報決定部 3509は、会場位置情報抽出部 3507から入力した会場位置情報の催し物が開催される開催場所の位置と位置測定部 3508から入力した現在地情報の現在地とを比較する。そして、開催情報決定部 3509は、現在地から所定の距離内の開催場所を選択する。さらに、開催情報決定部 3509は、開催情報選択部 350 6から入力した開催情報の内、選択した開催場所の開催情報のみを選択し、選択した開催情報を音声データに変換して音声出力部 4101へ出力する。

[0190] 音声出力部 4101は、開催情報決定部 3509から入力した音声データを出力する。

この場合、音声出力部 4101は、開催情報決定部 3509にて選択した開催情報を音声にて読み上げる。また、音声出力部 4101は、現在時刻に近い上映開始時刻の開催情報力も順番に音声にて出力する。なお、端末装置 4100の動作は、開催情報を表示する代わりに開催情報を音声にて出力する以外は図 37と同一動作であるので、その説明は省略する。

[0191] このように、本実施の形態 15によれば、上記実施の形態 13の効果に加えて、開催情報を音声にて出力するので、端末装置の画面を見る手間を省くことができる。

[0192] なお、本実施の形態 15において、映画館の上映開始時刻を端末装置より音声にて出力することとしたが、これに限らず、劇または展覧会等の任意の催し物の開催時刻を音声にて出力することが可能である。また、本実施の形態 15において、現在時刻に近い上映時刻の開催情報より順番に音声により出力するようにしたが、これに限らず、受信した順番に開催情報を音声にて出力するように任意の順番にて開催情報を音声にて出力することが可能である。また、本実施の形態 15において、配信サーバー 3600は基地局に接続されることとした力これに限らず、複数の基地局に 1つの配信サーバー 3600が接続されるようにしても良い。また、本実施の形態 15において、配信サーバー 3600は基地局と接続されることとしたが、これに限らず、ネットワークを介して基地局と接続されるようにしても良い。また、実施の形態 15において、開催情報を音声のみにより出力することとしたが、これに限らず、開催情報を表示するとともに音声にて出力するようにしても良、。

[0193] 因みに、従来、複数の携帯電話に同時に配信データを配信する放送サービスとして、携帯端末と駅務システムを融合させることにより、駅を利用するユーザに対して最終電車の時刻を通知するものが知られている。

[0194] このような放送サービスにおいて、端末装置は駅センターサーバーに対して位置情報を定期的に送信し、駅センターサーバーは受信した各端末装置の位置情報に基づいて各ユーザの自宅の最寄り駅を考慮した上で、最終電車の時刻をユーザの端末装置に提供するものである。

[0195] このような従来の装置及び方法においては、最終電車の時刻のみを通知するので

、最終電車を利用しないユーザにとっては価値のない情報であり、ユーザのニーズに応じた柔軟な情報を提供できないという問題がある。また、従来の装置及び方法においては、駅のセンターサーバーが各端末装置の位置を考慮して最終電車の時刻を通知するので、多数の端末装置力位置情報が送られてきた場合には、駅センタ一サーバーにおける処理負荷が増大するという問題がある。また、従来の装置及び方法においては、駅センターサーバーの機能及びデータベースの各テーブルの内容を端末装置に全て登録することにより、端末装置だけで現在地からの最終電車の時刻を表示する方法も考えられるが、この場合には、例えば事故等により電車のダイャが乱れてしまった場合には、ダイヤが乱れた旨の情報が端末装置にて反映されないので、ユーザは駅にて電車が到着するまで長い時間待たされることとなり、リアルタィムな情報を得ることができないという問題がある。また、従来の装置及び方法においては、映画等の催し物の鑑賞を希望するユーザの端末装置に対して、催し物の情報を提供できないという問題がある。上記実施の形態 12—実施の形態 15に係る端末装置及び受信データ表示方法は、これらの従来の課題を解決することができる。

[0196] 本明細書は、 2004年 2月 4日出願の特願 2004— 28562、 2004年 2月 5日出願の特願 2004— 29625及び 2004年 2月 5日出願の特願 2004— 29889に基づく。この内容はすべてここに含めておく。

産業上の利用可能性

[0197] 本発明は、例えば配信サーバーカゝら送信された配信データを受信するのに好適である。

Claims

請求の範囲

[1] あらかじめ決められた贈答相手の特徴を示す情報である人物情報を記憶する人物情報記憶手段と、

贈答品を受け取ると想定される受取人の特徴を示す情報である受取人情報と前記受取人情報を含む前記贈答品の情報である商品情報とを受信する受信手段と、特徴が前記贈答相手と一致する受取人の前記受取人情報を含む前記商品情報が先頭になるように前記受信手段にて受信した前記商品情報を並べる商品情報選択手段と、

前記商品情報選択手段にて並べられた順番に前記商品情報を表示する表示手段と、

を具備する端末装置。

[2] 現在の日時を計測する計測手段と、

前記人物情報記憶手段に前記人物情報として記憶されている特定の日時から前記計測手段にて計測された現在の日時を減算した結果がしきい値以下である前記贈答相手を選択するイベント決定手段とを具備し、

前記商品情報選択手段は、前記イベント決定手段にて選択された前記贈答相手の特徴と一致する特徴の受取人の前記受取人情報を含む前記商品情報が先頭になるように、前記受信手段にて受信した前記商品情報を並べる請求項 1記載の端末装置。

[3] 前記商品情報選択手段にて選択された前記商品情報の前記贈答品における前記特定の日時より前の購入期限日を記憶するスケジュール記憶手段を具備し、前記表示手段は、前記スケジュール記憶手段にて記憶されている前記購入期限日を前記購入期限日まで表示する請求項 2記載の端末装置。

[4] 前記商品情報選択手段は、通信頻度がしき!、値以上である前記贈答相手の前記商品情報が先頭になるように、前記受信手段にて受信した前記商品情報を並べる請求項 1記載の端末装置。

[5] あらかじめ決められた贈答相手の特徴を示す情報である人物情報を記憶する人物情報記憶手段と、贈答品を受け取ると想定される受取人の特徴を示す情報である受取人情報と前記受取人情報を含む前記贈答品の情報である商品情報とを受信する受信手段と、前記贈答相手の特徴と前記受取人の特徴とがー致するか否かを判定するとともに一致する判定の結果が得られた場合には特徴が前記贈答相手と一致する受取人の前記受取人情報を含む前記商品情報を選択する商品情報選択手段と、

特徴が一致する場合の前記判定の結果を含めて前記商品情報選択手段にて選択された前記商品情報を表示する表示手段と、

を具備する端末装置。

[6] 現在の日時を計測する計測手段と、

前記表示手段は、前記イベント決定手段にて選択された前記贈答相手の特徴が前記受取人の特徴と一致する場合の前記判定の結果を含めて、前記商品情報選択手段にて選択された前記商品情報を表示する請求項 5記載の端末装置。

[7] 前記表示手段は、通信頻度がしき!/、値以上である前記贈答相手の特徴が前記受取人の特徴と一致する場合の前記判定の結果を含めて、前記商品情報選択手段にて選択された前記商品情報を表示する請求項 5記載の端末装置。

[8] 請求項 1記載の端末装置に前記商品情報を送信する配信サーバーであって、前記配信サーバーは、

前記受取人情報を含む前記商品情報を生成する商品情報生成手段と、前記商品情報生成手段にて生成された前記商品情報を送信する送信手段と、を具備する配信サーバー。

[9] あらかじめ決められた贈答相手の特徴を示す情報である人物情報を記憶するステップと、

贈答品を受け取ると想定される受取人の特徴を示す情報である受取人情報と前記受取人情報を含む前記贈答品の情報である商品情報とを受信するステップと、特徴が前記贈答相手と一致する受取人の前記受取人情報を含む前記商品情報が先頭になるように受信した前記商品情報を並べるステップと、

並べられた順番に前記商品情報を表示するステップと、

を具備する受信データ表示方法。

[10] 現在の日時を計測するステップと、

前記人物情報として記憶されている特定の日時から計測された現在の日時を減算した結果がしきい値以下である前記贈答相手を選択するステップとを具備し、選択された前記贈答相手の特徴と一致する特徴の受取人の前記受取人情報を含む前記商品情報が先頭になるように、受信した前記商品情報を並べる請求項 9記載の受信データ表示方法。

[11] 選択された前記商品情報の前記贈答品における前記特定の日時より前の購入期限日を記憶するステップを具備し、

記憶されている前記購入期限日を前記購入期限日まで表示する請求項 10記載の受信データ表示方法。

[12] 通信頻度がしきい値以上である前記贈答相手の前記商品情報が先頭になるように、受信した前記商品情報を並べる請求項 9記載の受信データ表示方法。

[13] あらかじめ決められた贈答相手の特徴を示す情報である人物情報を記憶するステップと、

贈答品を受け取ると想定される受取人の特徴を示す情報である受取人情報と前記受取人情報を含む前記贈答品の情報である商品情報とを受信するステップと、前記贈答相手の特徴と前記受取人の特徴とがー致する力否かを判定するとともに一致する判定の結果が得られた場合には特徴が前記贈答相手と一致する受取人の前記受取人情報を含む前記商品情報を選択するステップと、

特徴が一致する場合の前記判定の結果を含めて選択された前記商品情報を表示するステップと、

を具備する受信データ表示方法。

[14] 現在の日時を計測するステップと、

前記人物情報として記憶されている特定の日時から計測された現在の日時を減算した結果がしきい値以下である前記贈答相手を選択するステップとを具備し、選択された前記贈答相手の特徴が前記受取人の特徴と一致する場合の前記判定の結果を含めて、選択された前記商品情報を表示する請求項 13記載の受信データ表示方法。

通信頻度がしきい値以上である前記贈答相手の特徴が前記受取人の特徴と一致する場合の前記判定の結果を含めて、選択された前記商品情報を表示する請求項 13記載の受信データ表示方法。