WO2005068725A1 - 差込み固定型発光装置 - Google Patents

Abstract

道路標識その他絵画など広告する標識パネル、玩具等密集した位置にハンダ付けが困難な場合に用いられるダイオード端子の差込み固定型発光装置である。発泡体で凹凸のあるポリエチレン面電極1又は2には、炭素粒子と樹脂を溶剤で混合した良電導性インクが付着され、更に面電極1又は2の上・下に発泡ウレタン等の絶縁層3・4・5が介され一体に被着して一組の差込み固定型発光装置が設けられる。面電極1又は2には電源電流を接続する接続端子と電源コードa(+)b(-)が設けられる。ダイオードには2本の長端子Dと短端子Dが具備されており、この2本の端子を絶縁体と面電極1又は2に差み固定させ、さらに、前記端子などに所定の電源が印加されることによって光りを照射する。

Description

明 細 書 差込み固定型発光装置 技術分野 本発明は、 3面の絶縁層に 2面の電導性を有する面電極を介在させ被着し たパネルに、差込み固定する 2本のダイォード端子などに所定の電源が印加 されることによって光りを照射する発光装置に関する。 背景技術

従来から、 ダイオード端子の接続は電源リ一ド線にハンダ付けで固定する 方法が一般的に知られている。 例えばィルミネーション等は長尺な電源リ一 ド線にダイォード端子をハンダ付けにし点滅させる方法で多方面で使用され ている。 然し、 ハング付け方法は決して経済的とは言えない。 ハンダ付けの 後周囲を防水保護する必要がありかなり複雑である。

また、 近年ダイォ一ドの種類が多く、 全種に発光効果をもたらして色別毎に ダイォード端子を接続するには密集する場所でのハンダ付けは困難である。 この様な不経済な方法を解消するために、本願発明者は点接着から面を利用 して単純にダイオードの突起端子を差込み固定するだけで発光する方法を発 明した。 然し完成するまでかなり問題があった。

第 1の問題点は、 ダイォードの端子が突き刺さる素材の選定と、 突き刺さつ た後端子の移動を止める素材の選定が必要であつた。 第 2の問題点は素材を 面電極にし良電導性にすることを目的とした。

本発明の装置は、 2組の面電極の上下に 3組の絶縁層がそれぞれ接着して完 成されている。 この面電極の素材と絶縁層の素材とがダイォード端子を移動 しないように差込み固定させることが目的の一つである。

更なる問題点は、 面電極が良電導性を維持するため炭素粒子と樹脂を溶剤で 混合したカーボン系良電導性ィンクを付着し乾燥させたことにある。

この力一ボン抵抗が均一でない場合を考慮し、面電極の縁側周辺に電極帯を 具備し内部抵抗を均一にしてダイォ、—ドの発光を良好にさせた。

,次ぎに、 本願発明者が先に出願した P C T特許出願で韓国において特許決 定された出願番号 1 0 2 0 0 1— 7 0 1 6 0 2 4では、 発熱体と電気良導 体との構成で発熱体が異常温度でショートしたときの漏洩電流を電気良導体 が感知し電源電流を遮断する特許内容である。 この特許での電気良導体は、 不燃紙の片面上に炭素粒子と耐熱樹 J3旨を溶剤で混合した良電導性ィンクを付 加 ·乾燥させた構成である。

しかし、 本発明は以上述べた発明とは目的と構成が異なる、 ± 2組の面電 極にダイォードの 2本の突起端子を差込み固定してダイオードランプを発光 させる面電極方法である。

次ぎに、 炭素系良電導性ィ、ンクでも最も低 、抵抗にしないとダィォードの ランプは発光しない。 韓国の先願特許のように不燃紙に均一に付加 ·乾燥す る場合少々高抵抗の電気良導体でも漏洩電流は感知する。

本発明は.、 凹凸のある発泡ポリエチレンの表裏面に良電導ィンクを均一に 付加 ·乾燥させ低い抵抗の面電極を提供することを目的としている。

さらに、 士 2两の面電極を挟み覆う-形で介在する面絶縁層には-,固定する素 材として発泡ウレタンが採用されている。

本発明のダイォード端子は、 長い端子と短い端子が具備されておりその 先端は鋭利に尖らしている。 この 2本の端子は第 1の絶縁層から差込まれ 短い端子は第 1の面電極で止まる。 長い端子は、 第 1の絶縁層から差込まれ 第 1の面電極及び第 2の絶縁層を通過し第 2の面電極で止まる。

この長い端子の絶縁手段は、 第 1の面電極の厚さ t lより長い範囲に端子 の周囲を熱収縮型絶縁チューブ等で絶縁保護しており、 その先端は第 2の面 電極まで差込まれて固定される。

ダイオード端子が差込まれて移動しなく固定する素材として面電極には発泡 ポリェチレンとカーボン粒子で密接に端子先端は固定される。 更に端子が通 過する絶縁層には発泡ウレタン又は発泡スポンジゴムを使用し固定させる。 本発明の発光装置が内蔵されている道路標識 B O Xには、 冬季融雪除去用に ヒーターが B 0 X背面に装備されており凍結除去とともに光りの透過を鮮明 にし 1い 発明の開示

本発明の発光装置は、 ダイォードの 2本の端子を発光部に接する第 1の絶 縁層から差込み第 1の面電極まで達する。 短い端子は負極 （一） でありその 先端は第 1の面電極で止める。 2本のうち長い端子は第 1の面電極を通過す る端子周囲を、 熱収縮型絶縁チューブで第 1面電極厚（t l ) の長さまで絶 縁させて通過させ更に第 2の絶縁層も通過して第 2の面電極まで達し止める。 発光装置は第 2の面電極の他面に第 3の絶縁層を具備させ完成する。

最終的に第 1の絶縁層 Z第 1の面電極/第 2の絶縁層ノ第 2の面電極ノ 更に第 3の絶縁層のそれぞれに各接着層を具備させ一体に被着させる。

第 1又は第 2の面電極には、 炭素粒子と樹脂を溶剤で混合したカーボン系良 電導ィンクが付着 ·乾燥され低い電気抵抗を有している。 更により有効な均 一抵抗にするため第 1、 2の面電極の周縁に沿って電極帯を具備させている。 電気的接続は電極帯の一端に銅板接続端子が具備され電源コ一ドが接続され 1 0 0 V電流または乾電池で通電されている。

次ぎに端子が差込み易く、 しかも固定する素材として面電極は発泡ポリェ チレンを適応し、 絶縁層には発泡ゥレタン又は発泡スポンジゴムを採用した。 本発明の優れた点は、ダイオード端子を差込むと発光する装置であり画期的 と言える。 図面の簡単な説明

第 1図は、 差込み固定型発光装置の露出斜視図である。

第 2図は、 発光装置を標識板に使用した縱断面図である。 発明を実施するための最良の形態 ·

本発明の実施の形態を、実施例にもとづき第 1図を参照して説明する。 第 1図は、 差込み固定型発光装置の形態例を示す一部露出斜視図である。 ダイオード Dは、， 発光灯部 Rと長端子 D iと短端子 D'2とで構成されている。 長端子 D iは、一方の面電極 1を貫通する端子周囲を絶縁膜 Cで保護してい る。更に先端は面電極 2まで達している。

短端子 の長さは面電極 1まで突き抜けて止まる。 この 2本の端子 Dと共 • に先端を鋭利に尖らせ、 面電極 1 · 2の発泡ポリェチレン又は各絶縁層 3 · 4の発泡ウレタンを突き抜け固定される。

前記面電極 1又は 2は、 発泡ポリェチレ ンの如き弾力性があり尚且つ 2本 のダイオード端子 D i * D 2が貫通し易く、 更に固定する素材が選定される。 この発泡ポリエチレンに炭素粒子と樹脂を溶剤で混合したカーボン系良電導 性インクを発泡樹脂表裏面に付着、 乾燥して面電極 1 · 2が完成する。 この面電極 1， 2の一端には電源電流を接続する銅板 A · Bの接続端子が 取り付けられる。 更に面電極の周縁部に沿って銅板 A " Bに連結して電極帯 Eが設けられる。

さらに、 面電極 1 · 2を挟む形の面絶縁層 3 · 4 · 5は、 面電極 1 · 2と 同様にダイォードの長端子 D iと短端子 D2.の先端が貫通し易く、固定する素 材として発泡ゥレ夕ン又は発泡スポンジゴムを採用した。

次ぎに、本発明の標識パネルの実施例を、添付の第 2図に従って説明する。 標識パネル Pの表面は、透明ガラス G又は透明樹脂で保護されている。 パネル側面部は、裏面に設けたヒーター Hからの熱風がパネル内全体を覆う ような構造となっている。

パネル内部には、 第 1図で説明したように面電極 1 · 2を面絶縁層 3 · 4 · 5が挟む形で被着されている、 各配色のダイオード Dは、 標示板の字体 に合つたデザィンに沿つて差込み固定される。

電源コ—ド ₃. ( + ) · b (―) が面電極 1 · 2の接続端子 A « Bに接続 されている、 さらに、 電圧毎に抵抗調整器が設けられ制御されている。 産業上の利用可能性

以上のように、 本発明にかかるダイォ一ド端子の差込み固定式接続装置 は、道路標識、 広告塔その他の標識の字画への平面差込み、 また、 農業用ハ ウスの害虫除去パネル、 玩具等は有用である。 特に絵画など密集した位置に ダイオードを取り付ける部分に用いるのに適している。

Claims

請求の範囲

1, . 第 1の端子及び前記第 1の端子の長さよりもつと長い長さを有する第 2 の端子が具備され、 前記端子などに所定の電源が印加されることによって 光を照射する発光手段：

一面を介して前記第 1、 2の端子が差込み固定される第 1の面電極： 前記第 1の面電極と前記発光手段との間にある第 1の固定型絶縁層： 前記第 1の面電極の他面に取り付けられる第 2の固定型絶縁層： 前記第 2の固定型絶縁層に取り付けられ、 前記第 2の端子が差込み固定 される第 2の面電極：及び前記第 2の面電極の他面に取り付けられる第 3 の固定型絶縁層：を含むことを特徴とする差込み固定型発光装置。 .

2. 前記第 1の端子の長さは、 前記第].の面電極の厚さ U及び前記第 1の 固定型絶縁層の厚さ 12の和より少なくと 短いことを特徴とする請求項 1 に記載の差込み固定型発光装置。

3. 前記第 2の端子の長さは、 前記第 1の面電極の厚さ t l及び前記第 1の 固定型絶縁層の厚さ 12または前記第 2の國定型絶縁層の厚さ 1 3と更に前記 第 2の面電極の厚さ t 4の和に等しい長さを特徵とする請求項 1に記載の差 込み固定型発光装置。

4. 前記第 1の面電極及び/または第 2の面電極は、 電導性インクが付着さ れた発泡ポリェチレンであることを特徴とする請求項 1に記載の差込み固定 型発光装置。

5. 前記電導性インクは、 炭素粒子と樹脂を溶剤で混合した力一ボン系電導 性ィンクであることを特徴とする請求項 4に記載の差込み固定型発光装置。

6. 前記各固定型絶縁層は、 発泡ウレタン又は発泡スポンジゴムであること を特徴とする請求項 1に記載の差込み固定型発 装置。

7. 前記第 2の端子の絶縁手段は、 前記第 2の端子の表面を少なくとも前記 第 1の面電極の厚さ 1 1以上の範囲にして覆うことを特徴とする請求項 1に 記載の差込み固定型発光装置。

8 . 前記第 2の端子の絶縁手段は、 絶縁塗料または熱収縮型絶縁チューブで あることを特徴とする請求項 1又は請求項 7に記載の差込み固定型発光装置。 ' 5 9 . 前記第 1の面電極と発光手段との間にある第 1の固定型絶縁層の間： ' 前記第 1の面電極と第 2の固定型絶縁層の間：

前記第 2の固定型絶縁層と第 2の面電極との間：

前記第 2の面電極と前記第 3の固定型絶縁層の間：のそれぞれ周囲に 接着層が介在されていることを特徴とする請求項 1に記載の差込み固定型 発光装置。

0 1 0 . 前記第 1の面電極及びノまたは第 2'の面電極には、 外部電線との電気 的な連結のための銅板接続端子が更に形成されていることを特徴とする 請求項 1に記載の差込み固定型発光装匱。

1 1 . 前記銅板接繞端子と連結され、 前記第 1の面電極及び Zまたは第 2の 面電極の周域に沿つて形成された電極帯が更に形成されていることを特徴 とする請求項 1 0に記載の差込み固定型発光装置。

5 1 2 . 前記第 1の面電極及びノまたは第 2の面電極は、 0 . 1〜1 . O x

1 0 ^s Ω αιιの電気抵抗値を有することを特徵とする請求項 1又は請求項 5に 記載の差込み固定型発光装置。

1 3 . 前記発光装置が内部に収容されるハウジング：及び

前記ハウジング内に設けられた発熱手段により前記発光手段の光りが 透過できることを特徴とする請求項 1に記載の差込み固定型発光装匱。

0 1 4 . 前記発熱手段は、 前記発光装置の背面に位置するヒータ '—であること を特徴とする請求項 1 3に言己載の差込み固定型発光装置。

1 5 . 前記第 1、 2の端子の末端に尖触部を形成することを特徴とする 請求項 1に記載の差込み固定型発光装置。

1 6 . 前記第 1の端子は、 負極 （一） であり、 前記第 2の端子は、 正極 （-ト） であることを特徴とする請求項 1に記載の差込み固定型発光装置。

1 7 . 前記発光手段は、 ダイオード、 電球及び蛍光灯のうち、 いずれか一つ であることを特徴とする請求項 1に記載の差込み固定型発光装置。