系田 技術分野
【 0 0 0 1】 本発明は、 2個以上の画素部が一方向に配列されたライン センサに関するものである。
背景技術
【 0 0 0 2】 ラインセンサは、 撮像部と電荷出力部とを有している。 撮 像部は複数の画素部を有しており、 複数の画素部それぞれは 1つの感応部 を有している。 撮像部が有する複数個の感応部それぞれは、 エネルギ線の 入射に感応して電荷を発生し蓄積する。 電荷出力部は、 複数個の感応部そ れぞれで発生し蓄積された電荷を入力し、 入力した電荷を順次出力する。 発明の開示
【0 0 0 3】 ラインセンサの感度は、 感応部の面積に依存する。 感度を 向上させるためには、 感応部の面積を大きくすればよい。 しかし、 このラ インセンサでは、 感度を向上できるものの、 ノイズが増加してしまうとい う問題がある。 .
【0 0 0 4】 本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、 感度を向上させ、 ノイズの増加を抑制したラインセンサを提供することを 目的とする。
【0 0 0 5】 本発明に係るラインセンサは、 N ( Nは 2以上の整数) 個 の画素部が一方向に配列されたラインセンサであって、 エネルギ線の入射 に感応して電荷を発生し蓄積する M個の感応部(Mは 2以上の整数)を各々 含む N個の画素部を有し、 N偶の画素部それぞれが有する M個の感応部で 発生し蓄積された電荷を出力する撮像部と、 N個の集積部を有し、 撮像部 の第 n番目の (nは 1以上 N以下の任意の整数) の画素部が有する M個の 感応部で発生し蓄積された電荷を入力して第 n番目の集積部で集積して蓄
積し、 N個の集積部それぞれで集積して蓄積した電荷を一括して出力する 電荷集積部と、 N個の出力部を有し、 電荷集積部の第 n番目の集積部から —括して出力された電荷を入力して第 n番目の出力部で蓄積し、 N個の出 力部それぞれで蓄積した電荷を順次出力する電荷出力部と、 を備えること を特徴とする。
【 0 0 0 6】 このラインセンサによれば、 撮像部にエネルギ線が入射す ることにより、 N個の画素部それぞれに含まれる M個の感応部で電荷が発 生し蓄積される。 そして、 第 n番目の画素部に含まれる M個の感応部で発 生し蓄積された電荷は、 撮像部から出力され、 電荷集積部に含まれる第 n 番目の集積部に集積して蓄積され、 その後、 一括して第 n番目の集積部か ら出力される。 第 n番目の集積部から出力された電荷は、 電荷出力部の第 n番目の出力部に蓄積され、 その後、 第 N番目の出力部から順次出力され る。 従って、 このラインセンサは、 感度が向上し、 ノイズの増加を抑制で さる。
【0 0 0 7】 また、 本発明に係るラインセンサでは、 第 n番目の集積部 の飽和電荷量は、 第 n番目の画素部が有する M個の感応部それぞれの飽和 電荷量の総和よりも大きく、 第 n番目の出力部の飽和電荷量は、 第 η番目 の集積部の飽和電荷量よりも大きいか、 または、 第 η番目の集積部の飽和 電荷量とほぼ等しい、 ことが好適である。
【 0 0 0 8】 この場合には、 第 η番目の集積部は、 第 11番目の画素部に 含まれる Μ個の感応部それぞれで発生し蓄積された電荷を集積して蓄積で き、 第 η番目の出力部は、 第 η番目の集積部から一括して出力された電荷 を蓄積できる。
【 0 0 0 9】 また、 本発明に係るラインセンサでは、 撮像部は、 第 (m 一 1 ) の感応部 (mは 2以上 M以下の任意の整数) で発生し蓄積された電 荷を第 mの感応部から第 (M— 1 ) の感応部までの (M— m ) 個の感応部
を経由して第 Mの感応部に転送するとともに、 M個の感応部それぞれで発 生し蓄積された電荷を第 Mの感応部で発生し蓄積された電荷から順次に電 荷集積部に出力するのが好適である。 この場合には、 M個の感応部それぞ れで発生し蓄積された電荷を順次に電荷集積部に出力でき、 ラインセンサ の構成を簡素化することができる。
図面の簡単な説明
【 00 1 0】 図 1は本実施形態に係るラインセンサ 1 00の構成を示す 図である。
【00 1 1】 図 2は本実施形態に係るラインセンサ 1 00が有する読出 部 40の構成を説明する図である。
【00 1 2】 図 3A は、 電荷を転送する素子 20 0の構成を示す図であ り、 図 3 Bはポテンシャル図である。
【00 1 3】 図 4A、 図 4 B、 図 4 Cは、 電荷を転送する素子 200に おける時刻 ta, tb, t。での電荷の様子を示すポテンシャル図である。 【00 14】 図 4 Dは電荷を転送する素子 2 00の電極 20 2 a〜 20
2 dに入力されるク口ック信号 P 1 , P 2の論理レベルを示すタイミング チャートである。
【00 1 5】 図 5 A、 図 5 B、 図 5 C、 図 5 Dは本実施形態に係るライ ンセンサ 1 00が有する撮像部 1 0と電荷集積部 2 0との動作を説明する タイ ミングチャートである。
【0 0 1 6】 図 5 E、 図 5 F、 図 5 G、 図 5 Hは本実施形態に係るライ ンセンサ 1 00が有する電荷出力部 30と読出部 40との動作を説明する タイ ミングチヤ一トである。
【0 0 1 7】 図 6 A、 図 6 B、 図 6 Cは本実施形態に係るラインセンサ 1 00の撮像部 1 0、 電荷集積部 20および電荷出力部 3 0の動作を説明 するタイミングチャートである。
発明を実施するための最良の形態
【00 1 8】 以下、 添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説 明する。 なお、 図面の説明において同一の要素または相当する要素には同 一の符号を付し、 重複する説明は省略する。
【00 1 9】 先ず、 本発明に係るラインセンサの実施形態について説明 する。
【 00 20】 図 1は、 本実施形態に係るラインセンサ 1 00の構成を示 す図である。
【 00 2 1】 このラインセンサ 1 00は、 その上にイメージが入射する 撮像部 1 0と、 撮像部 1 0に隣接しており撮像部 1 0で発生した電荷を集 積する電荷集積部 2 0と、 電荷集積部 2 0に隣接しており集積された電荷 を転送する電荷出力部 3 0と、 電荷出力部 30の末端に設けられた読出部 40とを有している。 また、 これらの要素は、 半導体基板 1上に設けられ ている。
【00 2 2】 撮像部 1 0は、 第 1の画素部 1 1 iから第 Nの画素部 1 1N (Nは 2以上の整数) までの N個の画素部 1 11〜 1 1N (垂直シフトレジ スタ) を有している。 この N個の画素部 1 1 〜 1 1Nは、 一方向に配列さ れている。
【00 2 3】 第 n番目の画素部 1 ln (nは 1以上 N以下の任意の整数) には、 第 1の感応部 1 2 から第 Mの感応部 1 2M,nまでの M個の感応部 1
2Μ,η (Μは2以上の整数) が配列されている。 つまり、 この撮像 部 1 0は、 Μ行 Ν列に配置された MxN個の感応部 1 21;1〜 1 2Μ,Νを有し ている。 以下、 第 1の画素部 1 から第 Νの画素部 1 1 Nに向かう方向を 水平方向とし、 第 n番目の画素部 1 lnが有する第 1の感応部 1 21>nから 第 Mの感応部 1 2M,nに向かう方向を垂直方向とする。
【 0 0 24】 この MxN個の感応部 1 2い〜 1 2M,Nそれぞれは、 ェネル
ギ線 (X線、 可視光、 赤外線、 紫外線など) の入射に感応して電荷を発生 し、 その発生した電荷を蓄積する。 また、 MxN個の感応部 1 21Λ〜1 2Μ,Ν それぞれには、 2相のクロック信号 Ρ 1 V, Ρ 2 Vが入力される。 クロッ ク信号 Ρ I Vは、 ラインセンサ 1 0 0とは別に設けられた信号出力部 (図 示せず) により出力され、 半導体基板 1の端子 2 aに入力し、 端子 2 aを 介して MxN個の感応部 1 2i 〜 l 2M,Nそれぞれに入力される。 同様に、 ク口ック信号 P 2 Vは、 ラインセンサ 1 00とは別に設けられた信号出力 部 (図示せず) により出力され、 半導体基板 1の端子 2 bに入力し、 端子 2 bを介して MxN個の感応部 1 2l 〜 1 2M,Nそれぞれに入力される。
【 00 2 5】 また、 第 n番目の画素部 1 1„が有する第 (m— 1) の感応 部 1 (mは 2以上 M以下の任意の整数) は、 電荷を転送できるよう に第 mの感応部 1 2m,nと接続されており、 クロック信号 P I V, P 2Vの 論理レベルがハイ (H) レベルとロウ (L) レベルとで切り替えられるこ とにより、 自己で発生し蓄積された電荷を第 mの感応部 1 2m,nに転送する。 そして、 MxN個の感応部 1 2u〜 1 2M,Nそれぞれで発生し蓄積された電 荷は、 クロック信号 P I V, P 2 Vの論理レベルが Hレベルと Lレベルと で切り替えられることにより、 順次に垂直方向に転送されて、 撮像部 1 0 から電荷集積部 20に出力される。 なお、 電荷の出力については、 図 5 A を用いて後述する。
【 00 2 6】 電荷集積部 20は、第 1の集積部 2 から第 Nの集積部 2 1Nまでの N個の集積部 2 〜 2 1Nを有している。電荷集積部 20の第 n 番目の集積部 2 lnは、電荷を入力できるように撮像部 1 0の第 n番目の画 素部 1 lnと接続されており、 撮像部 1 0の第 n番目の画素部 1 lnから出 力された電荷を入力して蓄積する。第 n番目の集積部 2 1 nの飽和電荷量は、 第 n番目の画素部 1 1 nが有する M個の感応部 1 21>n〜 1 2M,nそれぞれの 飽和電荷量の総和よりも大きい。 また、 電荷集積部 20は、 アルミニウム
等の金属で遮光されている。
【 00 2 7】 第 n番目の集積部 2 1„は、 第 n番目の画素部 1 lnが有す る M個の感応部 1 S^ l 2M,nそれぞれで発生し蓄積された電荷すベてを 蓄積する。 すなわち、 第 ri番目の集積部 2 lnは、 第 n番目の画素部 1 ln から出力された電荷を集積して蓄積する。
【0 0 2 8】 N個の集積部 2 1 i〜 2 1 Nそれぞれは、 クロック信号 P 1 V,,, P 2 V,を入力する。 なお、 ク口ック信号 p 1 V,は、 ラインセンサ 1 00とは別に設けられた信号出力部 (図示せず) により出力され、 端子 3 aに入力し、 端子 3 aを介して N個の集積部 2 11〜 2 1Nそれぞれに入力 される。 同様に、 ク口ック信号 P 2 Vmは、 ラインセンサ 1 00とは別に設 けられた信号出力部 (図示せず) により出力され、 端子 3 bに入力し、 端 子 3 bを介して N個の集積部 2 1 i〜 2 1Nそれぞれに入力される。
【 0 02 9】 N個の集積部 2 lt S 1Nそれぞれに集積され蓄積された 電荷は、 クロック信号 P l Vm, P 2 Vm の論理レベルが Hレベルと Lレべ ノレとで切り替えられることによって、 垂直方向に転送されて、 電荷集積部
20から電荷出力部 30に一括して出力される。 詳細については、 図 5 A を用いて後述する。
【 00 3 0】 電荷出力部 3 0は、第 1の出力部 3 1 iから第 Nの出力部 3 1Nまでの N個の出力部 3 :ΐ^〜 3 1Νを有している。電荷出力部 30の第 η 番目の出力部 3 1ηは、 電荷を入力できるように第 η番目の集積部 2 1ηと 接続されており、第 η番目の集積部 2 1ηから一括して出力された電荷を入 力して蓄積する。 また、 電荷出力部 30は、 アルミユウム等の金属で遮光 されている。
【 0 0 3 1】 第 η番目の出力部 3 1ηの飽和電荷量は、第 η番目の集積部 1 ηから入力した電荷を蓄積できるように、 第 η番目の集積部 2 1ηの飽 和電荷量よりも大きいか、 または、第 η番目の集積部 2 1ηの飽和電荷量と
ほぼ等しい。特に、第 n番目の出力部 3 1„の飽和電荷量が第 n番目の集積 部 2 lnの飽和電荷量とほぼ等しい場合には、 第 n番目の出力部 3 lnの飽 和電荷量が第 11番目の集積部 2 1„ の飽和電荷量よりも大きい場合に比べ て、 電荷出力部 30の面積を小さくすることができる。
【 0 0 3 2】 また、 N個の出力部 3 1 1Nそれぞれは、 クロック信 号 P 1 H, P 2 Hを入力する。 なお、 クロック信号 P 1 Hは、 ラインセン サ 1 0 0とは別に設けられた信号出力部 (図示せず) により出力され、 端 子 4 aに入力し、 端子 4 aを介して N個の出力部 3 1 i〜 3 1 Nそれぞれに 入力される。 同様に、 クロック信号 P 2 Hは、 ラインセンサ 1 00とは別 に設けられた信号出力部(図示せず)により出力され、端子 4 bに入力し、 端子 4 bを介して N個の出力部 3 li S 1Nそれぞれに入力される。
【 00 3 3】 また、 第 (X — 1) の出力部 3 1 ( Xは 2以上 N以下の 任意の整数) は、電荷を転送できるように第 Xの出力部 3 lxと接続されて おり、 クロ ック信号 P 1 H, P 2 Hの論理レベルが Hレベルと Lレベルと で切り替えられることにより、 自己が入力した電荷を第 Xの出力部 3 1 x に転送する。 そして、 N個の出力部 3 1 t〜 3 1Nそれぞれが入力して蓄積 した電荷は、 クロック信号 P 1 H, P 2 Hの論理レベルが Hレベルと Lレ ベルとで切り替えられることによって、 水平方向に転送されて電荷出力部 30から読出部 40に順次に出力される。 詳細については、 図 5 Bを用い て後述する。
【 00 34】 読出部 40は、 電荷出力部 30が出力した電荷の量に応じ た電圧値を有する電気信号を出力する。 次に、 読出部 40について詳細に 説明する。
【 00 3 5】 図 2は、 本実施形態に係るラインセンサ 1 00が有する読 出部 40の構成を説明する図である。 読出部 40は、 サミングゲート部 4 1 とアウ トプッ トゲート部 42とフローティングディフュージョン 4 3と
電荷リセット用 MO S F E T 44と電荷電圧変換用 MO S F ET 4 5とを 含む。
【 0 0 3 6】 サミングゲ一ト部 4 1は、 電荷出力部 3 0が有する第 Nの 出力部 3 1,と接続されており、 第 Nの出力部 3 1Nから出力された電荷を 入力して蓄積する。 このサミングゲート部 4 1を制御するサミングゲート 電極 5 1は、 端子 S Gに接続されている。 端子 S Gは、 ラインセンサ 1 0 0とは別に設けられたク口ック信号 P 1 HSGを出力する信号出力部 (図示 せず) と接続されている。 この読出部 4 0の動作は、 図 5 Bを用いて後述 する。
【 0 0 3 7】 また、 サミングゲート部 4 1は、 N個の集積部 2 :^〜 2 1 Nそれぞれと同様に、 N個の出力部 3 3 1Nから出力される電荷を集積 可能となっている。 たとえば、 サミングゲート部 4 1は、 第 1の出力部 3 1 iおよび第 2の出力部 3 1 zそれぞれに入力された電荷を集積し、 第 3の 出力部 3 13およぴ第 4の出力部 3 14それぞれに入力された電荷を集積し、 他の出力部 3 15~ 3 1Nそれぞれに入力された電荷についてもこれと同様 に集積する。 このように、第 n番目の集積部 2 lnだけでなくサミングゲー ト部 4 1で電荷を集積することによって、 撮像部 1 0が有する MxN個の 感応部 1 S^ l 2M,Nで発生し蓄積された電荷を垂直方向に集積するだけ でなく、 水平方向にも集積できるようにしている。
【 0 0 3 8】 また、 サミングゲート部 4 1が入力して蓄積した電荷は、 ク口 ック信号 P 1 HSGの論理レベルが Hレベルと Lレベルとで切り替えら れることによって、 サミングゲ一ト部 4 1からァゥトプッ トザ、一ト部 4 2 に出力される。
【0 0 3 9】 アウ トプッ トゲート部 4 2は、 サミングゲート部 4 1 と接 続されており、 サミングゲート部 4 1から出力された電荷を入力する。 こ のアウ トプットグート部 4 2を制御するァゥトプットゲート電極 5 2は、
端子〇Gと接続されており、 端子 OGから一定の電圧値を有する電圧が入 力される。 また、 アウ トプッ トゲート部 4 2は、 自己に入力されている一 定の電圧値を有する電圧により、 電荷の逆流を防止する。
【 0040】 サミングゲート部 4 1から出力された電荷は、 このアウ ト プッ トゲート部 42を通過し、 フローティングディフュージョン 43に到 達する。
【 004 1】 このフローティングディフュージョ ン 4 3は、 電荷が流入 していない場合には一定の電位を有し、 電荷が流入することでその電位が 変化する。 また、 フローティングディフュージョン 4 3は、 接続点 Aに接 続されている。 この接続点 Aは、 電荷リセッ ト用 MO S F E T 44のソー ス.端子に接続されている。
【 004 2】 この電荷リセット用 MO S F E T 44のゲート端子は、 端 子 RGと接続されている。 端子 RGは、 リセッ ト信号 PRGを入力する。 な お、 リセッ ト信号 PKGは、 ラインセンサ 1 00とは別に設けられたリセッ ト信号 PRGを出力する信号出力部 (図示せず) によって端子 RGに出力さ れ、 端子 RGを介して電荷リセット用 MO S F ET 44のゲート端子に入 力される。
【0043】 この信号出力部は、 論理レベルが Hレベルと Lレベルとの うちどちらかのリセット信号 PRGを出力する。 論理レベルが Lレベルであ るリセッ ト信号 PRGが電荷リセッ ト用 MO S F ET 44のゲート端子に入 力されているときは、 電荷リセット用 MO S F ET 44は非導通状態とな り、 論理レベルが Hレベルであるリセッ ト信号出力部 PRSが電荷リセット 用 M〇 S F E T 44のゲート端子に入力されているときは、 電荷リセット 用 MO S F E T 44は導通状態となる。
【0044】 端子 R Dは、 電荷リセッ ト用 MO S F ET 44のドレイン 端子に接続されており、 一定の正の電圧値を有する電圧が入力される。 こ
の電荷リセット用 MO S F E T 44が導通状態にあるときは、 フローティ ングディフュージョン 4 3に流入した電荷を排出することができ、 フロー ティングディフュージョン 4 3をもとの一定の電位にもどすことができる c 【 0045】 また、 接続点 Aは、 電荷電圧変換用 MO S F E T 45のゲ ート端子に接続されている。 フローティングディフュージョン 4 3が一定 の電位の時には、 電圧値 Vccを有する電圧が、 電荷電圧変換用 MO S F E T 45のゲート端子に入力され、 フローティングディフュージョン 4 3に 電荷が流入したときには、流入した電荷の量に応じた電圧値 V eが電圧値 V ccから減じられ、 その減じられた電圧値 (vcc— ve) を有する電圧が、 電 荷電圧変換用 MO S FET45のゲート端子に入力される。
【 0046】 電荷電圧変換用 M〇 S F ET 4 5の ドレイン端子は、 端子
ODに接続されており、 この端子 ODは、 一定の正の電圧値を有する電圧 が入力されている。 電荷電圧変換用 MO S F E T 4 5のソース端子は、 接 続点 Bに接続されており、接続点 Bは、抵抗 46の一端に接続されている。 抵抗 46の他端は接地されている。 また、 接続点 Bは、 端子 O Sに接続さ れている。 出力としての電気信号 Vosは、 この端子 O Sから出力される。 【 004 7】 次に、 本実施形態に係るラインセンサ 1 00における動作 について説明するが、 その前に、 電荷の転送について、 電荷転送方式が 2 相方式である素子を例にとって説明する。
【 0048】 なお、 図 3A, 3 Bを用いた説明では、 電荷が転送されて 蓄積される様子を説明しているだけであり、 本発明は図 3 A, 3 Bを用い た説明に何ら限定されるものではない。
【 0049】 図 3 Aは、 電荷を転送する素子 20 0の構成を示す図であ り、 図 3 Bはポテンシャル図である。 図 3 Aに示される素子 20 0は、 例 えば表面に n型層が形成された!)型シリコン基板 2 0 1の表面上に絶縁膜 を介して電極 2 02 ;!〜 202 dが形成されている。また、電極 20 2 a ,
2 0 2 bは、 端子 2 0 3を介して論理レベルが Hレベルまたは Lレベルで あるクロック信号 P 1が入力され、 電極 2 0 2 c, 2 0 2 dは、 端子 2 0 を介して論理レベルが Hレベルまたは Lレベルであるク口ック信号 P 2 が入力される。 また、 表面に n型層が形成された p型シリ コン基板 2 0 1 は、 電極 2 0 2 a下の n型層に p型不純物又は n型不純物が拡散又はィォ ン注入されたバリァ領域 2 0 5 aを有し、 電極 2 0 2 b下の n型層には不 純物を拡散又は注入されていない領域 2 0 5 bを有し、 電極 2 0 2 c下の n型層に p型不純物又は n型不純物が拡散又はイオン注入されたバリァ領 域 2 0 5 cを有し、 電極 2 0 2 d下の n型層には不純物を拡散又は注入さ れていない領域 2 0 5 dを有している。
【 0 0 5 0】 例えば、 クロック信号 P I , P 2が共に Lレベルで保持さ れている場合における図 3 Aの電荷転送素子のポテンシャルプロファイル を図 3 Bに示す。 この状態では、 バリア領域 2 0 5 a, 2 0 5 cにポテン シャル井戸は発生せず、不純物が拡散又は注入されていない領域 2 0 5 b, 2 0 5 dに、 Lレベルの電圧 VLに従ったポテンシャノレの比較的浅いポテン シャル井戸が発生する。 この為、 ノ リア領域 2 0 5 a, 2 0 5 じ より も、 不純物が拡散又は注入されていない領域 2 0 5 b, 2 0 5 dの方がポテン シャルが高くなつている。
【 0 0 5 1】 この電荷を転送する素子 2 0 0は、 本実施形態に係るライ ンセンサ 1 0 0の撮像部 1 0が有する第 n番目の画素部 1 1 nの第 mの感 応部 1 2ra,n、電荷集積部 2 0が有する第 n番目の集積部 2 lnおよび電荷出 力部 3 0が有する第 n番目の出力部 3 1πのいずれかに対応している。端子 2 0 3から電極 2 0 2 a , 2 0 2 bに入力されるク口ック信号 P 1および 端子 2 0 4力 ら電極 2 0 2 c , 2 0 2 dに入力されるク口ック信号 P 2は、 MxN個の感応部 1 2 〜 1 2M,Nそれぞれに入力されるク口ック信号 P 1 V, P 2 V、 N個の集積部 2 1 〜 2 1Nそれぞれに入力されるクロック信
号 P 1 Vra) P 2 Vmおよび N個の出力部 3 l i S 1Nそれぞれに入力され るクロック信号 P 1 H, P 2 Hのいずれかに対応している。
【 0 0 5 2】 次に、 図 4 Aおよび図 4 Bを用いて説明する。 図 4Aは、 電荷を転送する素子 2 0 0における時刻 t a, t b, t。での電荷の様子を示 すポテンシャル図であり、 図 4 Bは、 電荷を転送する素子 2 0 0の電極 2 0 2 a〜 2 0 2 dに入力されるク口ック信号 P 1 , P 2の論理レベルを示 すタイミングチャートである。
【0 0 5 3】 先ず、 時刻 taにおいて、 端子 2 0 3に入力するクロック信 号 P 1の論理レベルが Hであり、 端子 2 0 4に入力するク口ック信号 P 2 の論理レベルが Lである。 このとき、 領域 2 0 5 a , 2 0 5 bのポテンシ ャルが高くなる。 そして、 電荷は、 領域 2 0 5 a , 2 0 5 bのなかでもバ リァ領域が形成されていないポテンシャルの高い領域 2 0 5 bに蓄積され る。
【 0 0 5 4】 次に、 端子 2 0 3に入力されるクロック信号 P 1および端 子 2 0 4に入力されるク口ック信号 P 2それぞれの論理レベルが切り替え られる。 その切り替えの際の時刻 t bでは、 蓄積されていた電荷は、 そのま ま領域 2 0 5 bに蓄積されている。 なお、 ノ リァ領域 2 0 5 a , 2 0 5 c はポテンシャルが低いため、 電荷は転送方向と逆方向、 たとえば、 領域 2 0 5 a側に移動することはない。
[ 0 0 5 5 ] 次に、 時刻 t。において、 端子 2 0 3に入力するクロック信 号 P 1の論理レベルが Lであり、 端子 2 0 4に入力するクロック信号 P 2 の論理レベルが Hである。 このとき、 領域 2 0 5 c , 2 0 5 dのポテンシ ャルが高くなる。 そして、 電荷は、 領域 2 0 5 c, 2 0 5 dのなかでもバ リァ領域が形成されていないポテンシャルの高い領域 2 0 5 dに転送され て蓄積される。
【 0 0 5 6】 以後、 このようにクロック信号 P 1 , P 2の論理レベルが
Hレベルと Lレベルとで切り替えられることによって、 蓄積された電荷は 順次転送方向に転送されて蓄積される。
【00 5 7】 次に、 本実施形態に係るラインセンサ 1 00における動作 について説明する。
【 00 5 8】 図 5 A、 図 5 B、 図 5 C、 図 5 Dは、 本実施形態に係るラ インセンサ 1 00が有する撮像部 1 0と電荷集積部 20との動作を説明す るタイミングチャートであり、 図 5 E、 図 5 F、 図 5 G、 図 5 Hは、 本実 施形態に係るラインセンサ 1 00が有する電荷出力部 3 0と読出部 40と の動作を説明するタイミングチヤ一トである。
【 00 5 9】 まず、 図 5 A〜図 5 Dを用いてラインセンサ 1 00の動作 を説明する。但し、時刻 1^以前に撮像部 1 0へのエネルギ線の入射が行わ れ、 MxN個の感応部 1 2u〜l 2M,Nそれぞれは、 エネルギ線の入射に感 応して電荷を発生し蓄積しているものとする。
【 00 60】 先ず、 時刻 t Lでは、 MxN個の感応部 1 1 2M,Nそれ ぞれに入力するクロック信号 P 1 Vの論理レベルが Lであり、 MxN個の 感応部 1 2u〜 1 2M.Nそれぞれに入力するクロック信号 P 2 Vの論理レべ ルが Hである。 このとき、 MxN個の感応部 1 2 ^〜 1 2M,Nそれぞれで発 生し蓄積された電荷は、 クロック信号 P 2 V (論理レベルが H) によって 形成されたポテンシャルの高い領域に蓄積されている。
【 00 6 1】 そして、 時刻 t i でクロック信号 P 1 V, P 2Vの論理レ ベルの切り替えが行われ、 MxN個の感応部 1 21 1〜1 2M,Nそれぞれに入 力するク口ック信号 P 1 Vの論理レベルが Hとなり、 MxN個の感応部 1 2Χ,! - 1 2Μ,Νそれぞれに入力するク口ック信号 Ρ 2 Vの論理レベルが Lと なる。 これにより、 第 1の感応部 1 21>ηで発生し蓄積された電荷は、 第 2 の感応部 1 22,ηに転送されて蓄積され、 第 2の感応部 1 22,ηで発生し蓄積 された電荷は、 第 3の感応部 1 23>I 転送されて蓄積される。 他の (M—
3) 個の感応部 1 23,n〜l に転送されて蓄積された電荷も同様に転 送されて蓄積される。 また、 第 Mの感応部 1 2M,nで発生し蓄積された電荷 は、 電荷集積部 20に出力される。
【 00 6 2】 次に、 時刻 t 1>2でクロック信号 P 1 V, P 2 Vの論理レべ ルの切り替えが行われ、 MxN個の感応部 1 21Λ〜 1 2M,Nそれぞれに入力 するクロック信号 P 1 Vの論理レベルが Lとなり、 MxN個の感応部 1 2 〜 1 2Μ,Νそれぞれに入力するクロック信号 Ρ 2 Vの論理レベルが Ηとな る。 これにより、 時刻 t において、 感応部 1 22il〜 1 2M,Nそれぞれに転 送されて蓄積された電荷は、 クロック信号 P 2 V (論理レベルが H) によ つて形成されたポテンシャルの高い領域に移動する。 なお、 この移動は、 電荷を転送された ((M— 1) XN) 個の感応部 1 ?^〜丄 2M,Nそれぞれの なかでの移動である。
【 00 6 3】 そして、 時刻 t 1ι3でクロック信号 P 1 V, P 2 Vの論理レ ベルの切り替えが行われ、 MxN個の感応部 1 21;1〜 Γ2Μ,Νそれぞれに入 力するクロック信号 Ρ 1 Vの論理レベルが Ηとなり、 MxN個の感応部 1
22ι1 - 1 2M,Nそれぞれに入力するク口ック信号 P 2 Vの論理レベルが Lと なる。 これにより、 時刻 t uにおいて第 2の感応部 .1 22,nに転送されて蓄 積された電荷は、 第 3の感応部 1 23,nに転送されて蓄積され、 時刻 tltlに おいて第 3の感応部 1 23,„に転送されて蓄積された電荷は、 第 4の感応部 1 24,nに転送されて蓄積される。 時刻 tuにおいて他の (M— 4) 個の感 応部 1 24,n〜 1 2M_1>nに転送されて蓄積された電荷も同様に転送されて蓄 積される。 また、 時刻 t i において、 第 Mの感応部 1 2M,nに転送されて蓄 積された電荷は、 電荷集積部 2 0に出力される。
【 00 64】 以後、 同様に、 クロック信号 P I V, P 2 Vの論理レベル の切り替えが行われ、 電荷は電荷集積部 20に順次出力される。 そして、 時刻 に到達する。
【 0 0 6 5】 時刻 tli2M— 2では、 MxN個の感応部 1 1 2M,Nそれぞ れに入力するク口ック信号 P 1 Vの論理レベルが Lとなり、 MxN個の感 応部 1 2u~ l 2 M,Nそれぞれに入力するクロック信号 P 2 Vの論理レベル が Hとなる。 この時には、 時刻 t i以前に MxN個の感応部 1 2u〜 1 2M,N で発生し蓄積された電荷のうち第 1の感応部 1 2^で発生し蓄積された 電荷のみが第 Mの感応部 1 2M,nに蓄積されているだけである。 なお、 第 M の感応部 1 2M.nに残っている電荷は、 クロック信号 P 2 V (論理レベルが H) によって形成されたポテンシャルの高い領域に移動する。 これは、 第 Mの感応部 1 2M,„のなかでの移動である。
【 00 6 6】 そして、 時刻 t でクロック信号 P 1 V, P 2Vの論理 レベルの切り替えが行われ、 MxN個の感応部 1 21;1〜 1 2M,Nそれぞれに 入力するク口ック信号 P 1 Vの論理レベルが Hとなり、 MxN個の感応部 1 2u〜 1 2M,Nそれぞれに入力するク口ック信号 P 2 Vの論理レベルが L となる。 この入力により、 時刻 t において、 第 Mの感応部 1 2M,nに残 つていた電荷は、 電荷集積部 2 0の第 η番目の集積部 2 1 に出力される。 【 006 7】 次に、時刻 t 2でクロック信号 P 2 Vの論理レベルが Lにな り、 クロック信号 P I V, P 2 Vの論理レベルが双方とも Lになる。 この 入力により、 MxN個の感応部 1 2u〜 l 2M,Nそれぞれは、 次のエネルギ 線の入射に備える状態になる。
【 00 6 8】 このようにして、 撮像部 1 0は、 第 (m— 1 ) の感応部 1
2ffl-1,nで発生し蓄積された電荷を第 mの感応部 1 2ra,nから第 (M— 1) の 感応部 1 2M— linまでの (M— in) 個の感応部 1 2m,n〜 1 を経由して第 Mの感応部 1 2M,nに転送するとともに、 M個の感応部 1 21ιη〜 1 2Μ,Πそれ ぞれで発生し蓄積された電荷を第 Μの感応部 1 2Μ,ηで発生し蓄積された 電荷から順次に電荷集積部 20に出力する。
【 00 6 9】 また、 時刻 1^から時刻 t2までの期間では、 N個の集積部
2 1 i〜 2 1Nそれぞれに入力されるク口ック信号 P 1 Vn, P 2 Vmの論理 レベルの切り替えが行われない。 すなわち、 電荷集積部 20は、 電荷出力 部 30に電荷を出力しない。よって、時刻 から時刻 t2までの期間では、 第 η番目の画素部 1 1ηの Μ個の感応部 1 2^"^ 1 2Μ,ηそれぞれで発生し 蓄積された電荷は、電荷集積部 20の第 η番目の集積部 2 1ηに集積されて 蓄積される。
【 00 70】 また、 時刻 t2では、 第 n番目の集積部 2 lnに集積されて 蓄積された電荷は、 クロック信号 P l Vm (論理レベルが H) によって形成 された第 n番目の集積部 2 1 η内のポテンシャルの高い領域に集積されて 蓄積されている。
【 007 1】 その後、 時刻 t2ilでクロック信号 Ρ 1 Vm, P 2 Vmの論理 レベルの切り替えが行われ、 N個の集積部 2 1 t〜 2 1 Nそれぞれに入力す るクロック信号 P 1 Vmの論理レベルが Lとなり、 N個の集積部 21 i~ 2 1 Nそれぞれに入力するクロック信号 P 2 Vmの論理レベルが Hとなる。 こ れにより、 N個の集積部 2 1 〜 2 1Nそれぞれに集積されて蓄積されてい た電荷は、 クロック信号 P 2 V (論理レベルが H) によって形成されたポ テンシャルの高い領域に移動する。 これは、 N個の集積部 2 1 i〜 2 1Nそ れぞれのなかでの移動である。
【 0072】 そして、 時刻 でクロック信号 P 1 Vm, P 2 Vmの論理レ ベルの切り替えが行われ、 N個の集積部 2 1 L〜 2 1Nそれぞれに入力する ク口ック信号 P 1 Vmの論理レベルが Hとなり、 N個の集積部 2 1 i~ 2 1N それぞれに入力するク口ック信号 P 2 Vmの論理レベルが Lとなる。これに より、 時刻 t 2において、 第 n番目の集積部 2 lnに集積され蓄積されてい た電荷は、 第 n番目の出力部 3 1„に一括して出力される。
【 007 3】 図 5 E〜図 5 Hを用いて説明する。 なお、 ここでは、 クロ ック信号 P 1 HSGが入力される端子 S Gとクロック信号 P 1 Hが入力され
る端子 4 a とが短絡されているものとする。
【 0 0 7 4】 先ず、 時刻 t 3では、 N個の出力部 3 1 〜 3 1Nそれぞれに 入力するク口ック信号 P 1 Hの論理レベルが Lであり、 N個の出力部 3 1! 〜 3 1Nそれぞれに入力するク口ック信号 P 2 Hの論理レベルが Hである。 従って、 N個の出力部 3 1 i〜 3 1Nそれぞれに入力された電荷は、 クロッ ク信号 P 2 H (論理レベルが H) によって形成されたポテンシャルの高い 領域に蓄積されている。
【 0 0 7 5】 そして、 時刻 t 3ι1でクロック信号 P 1 H, P 2Hの論理レ ベルの切り替えが行われ、 N個の出力部 3 ;^〜 3 1Nそれぞれに入力する クロック信号 P 1 Hの論理レベルが Hとなり、 N個の出力部 3 1 〜 3 1 N それぞれに入力するク口ック信号 P 2 Hの論理レベルが Lとなる。 これに より、 時刻 t 3において第 1の出力部 3 1 iに蓄積されていた電荷は、 第 2 の出力部 3 12に転送されて蓄積され、時刻 t3において第 2の出力部 3 12 に蓄積されていた電荷は、第 3の出力部 3 13に転送されて蓄積される。 ま た、 時刻 t 3において他の (N— 3) 個の出力部 3 13〜 3 1 に蓄積され ていた電荷も同様に転送されて蓄積される。 また、 時刻 t 3において、 第 N の出力部 3 1Nに蓄積されていた電荷は、読出部 4 0に出力され、読出部 4 0のサミングゲ一ト 4 1に入力される。 '
【0 0 7 6】 また、 時刻 t 3, tにおいて電荷リセッ ト用 MO S F E T 4 4 のゲート端子に入力するリセット信号 PRGの論理レベルが Hとなる。 これ によりフローティングディフュージョン 4 3に流入していた電荷は排出さ れ、 もとの一定の電位にもどり、 接続点 Aの電圧は、 電圧値 Vccを有する ようになる。 その後、 電荷リセッ ト用 MO S F E T 4 4のゲート端子に入 力するリセッ ト信号 PBGの論理レベルが Lとなる。 なお、 このときに電気 信号 V。sが変化するのは、 端子 RDに入力されている一定の正の電圧値を 有する電圧が、 電荷電圧変換用 MO S F ET 4 5のゲート端子に入力され
るためである。
【 0 0 77】 次に、 時刻 t 3,2でクロック信号 P 1 H, P 2Hの論理レべ ルの切り替えが行われ、 N個の出力部 3 1 !~ 3 1Nそれぞれに入力するク 口ック信号 P 1 Hの論理レベルが Lとなり、 N個の出力部 3 1 〜 3 1 Nそ れぞれに入力するクロック信号 P 2 Hの論理レベルが Hとなる。 これによ り、 時刻 ΐ3>1において (Ν— 1 ) 個の出力部 3 12〜 3 1Νそれぞれに転送 されて蓄積された電荷は、 クロック信号 Ρ 2 Η (論理レベルが Η) によつ て形成されたポテンシャルの高い領域に移動する。 なお、 この移動は、 電 荷を転送されて蓄積された (Ν— 1 ) 個の出力部 3 12〜3 1Νそれぞれの なかでの移動である。
【 0 0 7 8】 また、 時刻 t 3,2ではク口ック信号 P 1 Hと同じ信号 (ク口 ック信号 P 1 HSG) がサミングゲート部 4 1に入力され、 時刻 におい てサミングゲ一ト部 4 1に蓄積された電荷が、 ァゥ トプットゲート部 4 2 に出力される。そして、この電荷は、ァゥ トプッ トゲート部 4 2を通過し、 フローティングディフュージョ ン 4 3に流入する。
【 00 7 9】 このとき、 フローティングディフュージョン 4 3が有する 電位が変化し、 流入した電荷の量に応じた電圧値 Veが、 電圧値 Vccから減 じられて、 その減じられた電圧値 (Vcc— Va) を有する電圧が、 電荷電圧 変換用 MO S F E T 4 5のゲート端子に入力される。 これにより、 電気信 号 V。sは、 電荷電圧変換用 MO S F E T 4 5のゲート端子に電圧値 Vccを 有する電圧が入力されているときよりもその電圧値が低くなる。
【 008 0】 そして、 時刻 t 3,3でクロック信号 P 1 H, P 2 Hの論理レ ベルの切り替えが行われ、 N個の出力部 3 ]^〜3 1Nそれぞれに入力する ク口ック信号 P 1 Hの論理レベルが Hとなり、 N個の出力部 3 1 i〜 3 1 N それぞれに入力するクロック信号 P 2 Hの論理レベルが L ^なる。 これに より、 時刻 t3>1 において第 2の出力部 3 12に転送されて蓄積された電荷
は、 第 3の出力部 3 13に転送されて蓄積され、 時刻 t3>1 において第 3の 出力部 3 13に転送されて蓄積された電荷は、 第 4の出力部 3 14に転送さ れて蓄積される。 時刻 t3 1において他の (N— 4) 個の出力部 3 14~ 3 1 N_!に転送されて蓄積された電荷についても同様に転送されて蓄積される。 また、 時刻 t3>1において、 第 Nの出力部 3 1 Nに転送されて蓄積された電 荷は、 読出部 4 0に出力され、 読出部 40のサミングゲート部 4 1に入力 される。
【 00 8 1】 また、 時刻 t 3,3において電荷リセット用 MO S F ET 44 のゲート端子に入力するリセッ ト信号 PRGの論理レベルが Hとなる。 これ によりフローティングディフュージョン 43に流入していた電荷は排出さ れ、 もとの一定の電位にもどり、 接続点 Aの電圧は、 電圧値 Vccを有する ようになる。 その後、 電荷リセッ ト用 MO S F E T 44のゲート端子に入 力するリセッ ト信号 PRGの論理レベルが Lとなる。 なお、 このときに電気 信号 V。sが変化するのは、 端子 RDに入力されている一定の正の電圧値を 有する電圧が、 電荷電圧変換用 MO S F E T 45のゲート端子に入力され るためである。
【 00 8 2】 次に、 時刻 t 3,4でクロック信号 P 1 H, P 2 Hの論理レべ ルの切り替えが行われ、 N個の出力部 3 !^ S 1Nそれぞれに入力するク 口ック信号 P 1 Hの論理レベルが Lとなり、 N個の出力部 3 :^ 3 1Nそ れぞれに入力するクロック信号 P 2 Hの論理レベルが Hとなる。 これによ り、 時刻 t 3,3において (N— 2) 個の出力部 3 13〜3 1Nそれぞれに転送 されて蓄積された電荷は、 クロック信号 P 2 H (論理レベルが H) によつ て形成されたポテンシャルの高い領域に移動する。 なお、 この移動は、 電 荷を転送されて蓄積された (N— 2) 個の出力部 3 13~ 3 1Nそれぞれの なかでの移動である。
【 00 8 3】 また、 時刻 t 3,3においてサミングゲ一ト部 4 1に入力し蓄
積されていた電荷は、 クロック信号 P 1 Hと同じ信号 (クロ ック信号 P 1 HSG)が入力されるためァゥトプッ トゲート部 42に出力される。そして、 この電荷は、 アウトプッ トゲート部 4 2を通過し、 フローティングディフ ユージョン 43に流入する。
【 00 84】 このとき、 フローティングディフュージョ ン 4 3が有する 電位が変化し、 流入した電荷の量に応じた電圧値 Veが、 電圧値 Vccから減 じられて、 その減じられた電圧値 (Vcc— Ve) を有する電圧が、 電荷電圧 変換用 MO S F E T 4 5のゲート端子に入力される。 これにより、 電気信 号 V。sは、 電荷電圧変換用 MO S F E T 4 5のゲート端子に電圧値 Vcc を 有する電圧が入力されているときょりもその電圧値が低くなる。
【 008 5】 そして時刻 t 3,5に到達する。 時刻 t 3,5以降では、 時刻 t 3,3 から時刻 t3,5までに行われた動作と同様の動作が繰り返され、 電荷出力部
3 0の N個の出力部 3 1^〜3 1Nそれぞれに入力された電荷を読出部 40 に順次出力し、読出部 40が入力した電荷を電気信号として順次出力する。 【 00 86】 以上より、 本実施形態に係るラインセンサ 1 00は、 第 n 番目の画素部 1 lJ M個の感応部 1 1 2M,nを備え、第 n番目の画素 部 1 lnが有する M個の感応部 1 21>n〜 l 2 M,nそれぞれで発生し蓄積され た電荷を第 η番目の集積部 2 1 ηで集積して蓄積するので、 感度が向上し、 ノィズの増加を抑制できる。
【 00 8 7】 また、 本実施形態に係るラインセンサ 1 00は、 撮像部 1 0へのエネルギ線の入射が開始されてから電荷を転送して次にエネルギ線 の入射が開始されるまでの時間を短縮することができる。 この時間の短縮 を図 6を用いて説明する。
【 00 88】 図 6 Α、 図 6 Β、 図 6 Cは、 本実施形態に係るラインセン サ 1 00の撮像部 1 0、 電荷集積部 20および電荷出力部 3 0の動作を説 明するタイミングチヤ一トである。 ラインセンサ 1 0 0の撮像部 1 0にェ
ネルギ線が常に入射している。 エネルギ線が入射すると、 撮像部 1 0の N 個の画素部 1 1 1 1Nが有する MxN個の感応部 1 21;1 1 2M,Nそれぞ れは電荷を発生させる。 そして、 MxN個の感応部 1 ^〜丄 2M,Nそれぞ れは、 その発生した電荷を蓄積していく。
【 0 0 89】 時刻 t。から時刻 までの期間に、 MxN個の感応部 1 2u 1 2M,Kそれぞれで発生し蓄積された電荷は、 電荷集積部 20に順次出力 される。 そして、 MxN個の感応部 1 S^ l 2M,Nそれぞれで発生し蓄積 された電荷すべてが、時刻 までに電荷集積部 20に集積して蓄積される。 その後、 時刻 から時刻 t2までの期間に、 電荷集積部 20により、 集積 して蓄積した電荷が電荷出力部 3 0に一括して出力される。
【 00 90】 次に、 時刻 t2から時刻 t3までの期間に、 電荷出力部 3 0 により、 N個の出力部 3 1 i~ 3 1Nそれぞれに入力された電荷が、 読出部 40に順次出力される。 そして、 電荷出力部 3 0は、 時刻 t3までに入力し た電荷すベてを読出部 40に出力する。
【 009 1】 また、 時刻 t 2から時刻 t 3までの期間には、 MxN個の感 応部 1 2^ 1 2M,Nで発生し蓄積された電荷すべてが電荷集積部 20に出 力される。つまり、エネルギ線の入射により電荷が MxN個の感応部 1 21;1 ~ 1 2M,Nそれぞれで発生し蓄積され、 撮像部 1 0がその電荷を電荷集積部 20 出力する期間 (時刻 t 2から時刻 t 3までの期間) に、 電荷出力部 3 0は読出部 4 0へ電荷を出力する。
【 00 92】 その後、 時刻 t3から時刻 t4までの期間に、 電荷集積部 2 0により、集積して蓄積した電荷が電荷出力部 3 0に一括して出力される。 そして、 時亥 ij t4力 ら時亥 ij t5までの期間に、 電荷出力部 30により、 N個 の出力部 3 1 t 3 1Nそれぞれに入力された電荷が、 読出部 40に順次出 力され、時刻 t5までに入力した電荷すべてが読出部 40に出力される。 ま た、 時刻 t から時刻 t 5までの期間に、 MxN個の感応部 1 2u 1 2M,N
で発生し蓄積された電荷すべてが電荷集積部 2 0に出力される。 以後、 ラ インセンサ 1 0 0は、 時刻 t 2から時刻 t 5までの期間に行われた動作を繰 り返す。
【 0 0 9 3】 このように、 本実施形態に係るラインセンサ 1 0 0では、 時刻 t2から時刻 t3までの期間などに、 エネルギ線の入射および MXN個 の感応部 1 2u〜 l 2M,Nそれぞれで発生し蓄積された電荷を電荷集積部 2 0に出力する動作を行いながら、 N個の出力部 3 l^ S 1Nそれぞれに蓄 積されている電荷を読出部 4 0に順次出力する動作を行うので、 このライ ンセンサ 1 0 0は、 撮像部 1 0へのエネルギ線の入射が開始されてから電 荷を転送して次にエネルギ線の入射が開始されるまで (たとえば、 時刻 t。 から時刻 t2まで、 時刻 t2から時刻 t4まで) の時間を短縮することができ る。
【 0 0 9 4】 たとえば、 第 (XQ— 1 ) の感応部 1 2^,。カ 、 自己に蓄積 されている電荷を第 mの感応部 1 2ra,nに転送するのに 5ps (マイクロ秒) の時間がかかるとし、 また、 第 Μの感応部 1 2Μ,ηが、 自己に蓄積されてい る電荷を電荷集積部 2 0に出力するのにも 5μ sの時間がかかるとする。 また、 第 (X — 1 ) の出力部 3 1 が、 自己に蓄積されている電荷を第 X の出力部 3 1χに転送するのに 0. Ipsの時間がかかるとし、 第 Nの出力 部 3 1Nが、 自己に蓄積されている電荷を読出部 4 0に出力するのにも 0. 1μ sの時間がかかるとする。
【0 0 9 5】 今、仮に、 M= l 2 8であり、 N= l 0 2 4であるとする。 この場合には、 1 2 8x 1 0 24個の感応部 1 2u〜l 2128, lfl24それぞれに 蓄積されている電荷すベてを撮像部 1 0から電荷集積部 2 0に出力するの にかかる時間は、 1 2 8 (個) X 5 (μ s ) = 6 4 0μ3 となる。
【 0 0 9 6】 また、 1 0 2 4個の出力部 3 1 i〜 3 11()24それぞれに蓄積 されている電荷すベてを読出部 4 0に出力するのにかかる時間は、 1 0 2
4 (個) xO . 1 (μ s ) = 1 0 2. 4μ 3 となる。 しかし、 本実施形態に 係るラインセンサ 1 0 0は、 図 6を用いて説明したように、 エネルギ線の 入射および 1 2 8 x 1 0 2 4個の感応部 1 2 u 1 2128,1024それぞれで発 生し蓄積された電荷を電荷集積部 2 0に出力する動作を行いながら、 1 0 2 4個の出力部 3 1 i 3 11024それぞれに蓄積されている電荷を読出部 4
0に順次出力する動作を行っているので、 撮像部 1 0へのエネルギ線の入 射が開始されてから電荷を転送して次にエネルギ線の入射が開始されるま で (たとえば、 時刻 t。から時刻 t 3まで、 時刻 t 3から時刻 6まで) の時 間は、 ( 6 5 5 + Τ) μ sである。 なお、 電荷集積部 2 0から電荷出力部 3 0に電荷を一括して出力する時間を 1 5μ s とし、 1回のエネルギ線の入 射時間を Τμ s とする。
【 0 0 9 7】 エネルギ線の入射および 1 2 8 x 1 0 2 4個の感応部 1 2 1 2128 。24それぞれで発生し蓄積された電荷を電荷集積部 2 0に出力 する動作を行った後に、 1 0 2 4個の出力部 3 1 i 3 11024それぞれに蓄 積されている電荷を読出部 4 0に順次出力する動作を行わざるをえない場 合は、 ( 7 5 7. 4 + Τ) μ sの時間がかかってしまう。
【 0 0 9 8】 このように、 エネルギ線の入射および MxN個の感応部 1 2 〜 1 2M,Nそれぞれで発生し蓄積された電荷を電荷集積部2 0に出力す る動作を行いながら、 N個の出力部 3 1 ι 3 1 Nそれぞれに蓄積されてい る電荷を読出部 4 0に順次出力する動作を行うことで、 撮像部 1 0へのェ ネルギ線の入射が開始されてから電荷を転送して次にエネルギ線の入射が 開始されるまで (たとえば、 時刻 t。力ゝら時刻 t 3まで、 時刻 13力、ら時刻 t 6まで) の時間を短縮することことができる。
【 0 0 9 9】 また、 M= 1 6であり、 N= 1 0 2 4であるとすると、 撮 像部 1 0から電荷すベてを出力するのにかかる時間は、 8 Op s となり、 電荷出力部 3 0に蓄積されている電荷すぺてを出力するのにかかる時間は、
1 0 2. 4p s となり、 両者は、 ほぼ同じ時間となる。 この場合には、 ェ ネルギ線の入射および MxN個の感応部 1 2 u〜 l 2M>Nそれぞれで発生し 蓄積された電荷を電荷集積部 2 0に出力する動作を行いながら、 N個の出 力部 3 1 t〜 3 1 Nそれぞれに蓄積されている電荷を読出部 4 0に順次出力 する動作を行うことで、 撮像部 1 0へのエネルギ線の入射が開始されてか ら電荷を転送して次にエネルギ線の入射が開始されるまで (たとえば、 時 刻 t。力ゝら時刻 t 3まで、 時刻 t 3カゝら時刻 t eまで) の時間を無駄無く、 よ り効率的に短縮することができる。
【 0 1 0 0】 以上、 本実施形態に係るラインセンサ 1 0 0によれば、 M xN個の感応部 1 2 i ~ l 2N,Mがエネルギ線の入射により電荷を発生し蓄 積して、 撮像部 1 0がその電荷を電荷集積部 2 0に出力する間に、 電荷出 力部 3 0が読出部 4 0へ電荷を出力するので、 撮像部 1 0へのエネルギ線 の入射が開始されてから電荷を転送して次にエネルギ線の入射が開始され るまで (たとえば、 時刻 t。力ゝら時刻 t 3まで、 時刻 t 3力、ら時刻 t 6まで) の時間を短縮することことができる。
【 0 1 0 1】 以上のように、 上述のラインセンサ 1 0 0は、 複数の垂直 シフトレジスタ 1 1 〜 1 1 Nを水平方向に配列してなる撮像部 1 0と、垂 直シフ トレジスタ 1 1 〜 1 1 Nのそれぞれの末端の感応部 1 2M 1〜 1 2 MNの配列方向に延びた水平シフ トレジスタからなる電荷出力部 3 0と、撮 像部 1 0及ぴ電荷出力部 3 0間に位置し各々の垂直シフトレジスタ 1 1丄 〜 1 1 Nから出力された電荷を垂直シフトレジスタ 1 l 〜 l 1 N毎に対応 する蓄積領域 2 1ェ〜2 1 N内に集積(加算)する電荷集積部 2 0とを備え、 各々の蓄積領域 2 1 〜 2 1 Nは蓄積された電荷を水平シフ トレジスタ 3 0の各出力部 3 1 〜 3 1 Nに同時に転送する。
【 0 1 0 2】 このラインセンサ 1 0 0では、 飽和電荷量の小さな感応部 1 2 i i〜 1 2 MNを二次元状に配置して撮像部 1 0を構成することで個々の
感応部 1 2 n〜 l 2 MNにおけるノイズ発生量を抑制する一方で、 飽和電荷 容量の大きな電荷集積部 2 0においてラインビニング (l i ne- bi nning) 動 作を行う。 電荷集積部 2 0に一時的に電荷を蓄積しておく ことで、 撮像部
1 0における電荷の垂直転送期間と水平シフトレジスタ 3 0の電荷の水平 転送期間を重複させることができ、 撮像時間を短縮することができる。'
【 0 1 0 3】 換言すれば、 このラインセンサ 1 0 0は、 二次元状の撮像 部 1 0で発生した電荷分布を一方向 (垂直方向) に沿って空間的に圧縮し て一時的に蓄積する電荷蓄積部 2 0と、 電荷蓄積部 2 0に隣接し流入した 電荷を水平方向に時系列に転送する水平シフトレジスタ 3 0とを備えてい る。
【 0 1 0 4】 以上、 詳細に説明したとおり、 本発明に係るラインセンサ は、 N個の画素部それぞれが複数個の感応部を有し、 第 n番目の画素部が 有する複数個の感応部それぞれで発生し蓄積した電荷が第 n番目の集積部 で集積されて蓄積されるので、 感度を向上させ、 ノイズの増加を抑制でき る。
産業上の利用分野
【 0 1 0 5】 本発明は、 2個以上の画素部が一方向に配列されたライン センサに利用することができる。