WO2002013830A1 - Inhibiteurs de la production de cytokines - Google Patents

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Hideki Tokushige
Shuichi Yokogaki
Hiroaki Naka
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Senju Pharmaceutical Co., Ltd.
Kyorin Pharmaceutical Co., Ltd.
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    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

Definitions

  • Gatifloxacin and sodium chloride are dissolved in about 8 OmL of purified water by force, and hydrochloric acid and sodium hydroxide are added! ) H was adjusted to 6.0. Purified water was added to make a total volume of 100 mL to prepare eye drops.
  • the collected peritoneal exudate cells were suspended in 10% FBS-RPMI at 1 ⁇ 10 6 cells / mL and seeded on a 24-well plate. After incubation for 1.5 hours, non-adherent cells were washed away with 10% FBS-RPMI to obtain macrophages adhering to the plate.
  • gachifu-mouth oxacin has a bactericidal and bacteriostatic action as well as an inhibitory action on cytokine production, and is therefore useful as a drug that can be expected to prevent and treat inflammation.

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Description

明 細 書 ' サイトカイン産生抑制剤 技術分野
本発明は、 サイト力イン産生抑制剤、 さらに詳しくは、 ガチフロキサシン (化 学名: (土) 一 1ーシクロプロピル一 6—フルオロー:!, 4ージヒドロー 8— メトキシー7 _ ( 3—メチルー 1ーピペラジニル) 一 4—ォキソ _ 3—キノリン カルボン酸) 、 その水和物またはその塩を有効成分とするサイト力イン産生抑制 剤に関する。 背景技術
細菌に感染すると、 内毒素等の刺激によりマクロファージ等から腫瘍壊死因子 (T N F— o;など) をはじめとする炎症 14サイト力インが産生される。 産生され たサイトカインは、 好中球や血管内皮細胞に働き炎症反応を誘発し、 多くの細胞 と種々のケミカルメディエーターが相互に関連しつつ進行、 消失していく。 炎症 は感染症の治癒過程における生体防御反応の一つであるが、 炎症が激しかったり、 長期持続することは患者の肉体的苦痛および負担を大きくする。 このため、 感染 症の治療においては抗菌剤と抗炎症剤との併用がなされることが多い。
また、 医療の進歩に伴い抵抗力の低下した症例(Immunocompromised host)も生 存し得る現在では、 これまで弱毒菌として考えられてきた正常細菌叢の細菌や環 境微生物によっても容易に感染症が惹起されるが、 これら日和見感染症の多くは 院内感染症であり、 重篤難治な場合が多い。 このような症例に対しては免疫系に 悪影響を及ぼさないような抗炎症剤と抗菌剤の併用が望ましい。 しカゝし、 ステロ ィド系抗炎症剤は免疫系を抑制し、 むしろ感染症を誘究、 増強する傾向をもつう えに、 さまざまな副作用が懸念される。 一方、 非ステロイド系抗炎症剤は、 ニュ 一キノロン系抗菌剤の有する GA B A受容体結合阻害作用を増強させ、 痙攣を誘 発するおそれががあることから、 ニューキノロン系抗菌剤と非ステロイド性抗炎 症剤との全身投与での併用は禁忌とされている。 ガチフロキサシンは-ユーキノロン系抗菌剤で、 グラム陰性菌はもとよりダラ ム陽性菌、 嫌気性菌などに対し強い抗菌力を示すィヒ合物である (特公平 8— 95 97号; EP 230295) 。 従来のニューキノロン系抗菌剤は、 マクロファ ージ /単球や末消リンパ球からの炎症性サイトカインの産生に対して影響を及ぼ すことが報告されているが (B a i 1 1 yら、 I n t. J. I mm n o p h a rma c. 12卷、 p p 31— 36、 1990年) 、 抗炎症作用が実証されてい るわけではなく、 抗炎症剤として実用化されていないのが現状である。 発明の目的
本発明は、 ガチフロキサシン、 その水和物およびその塩をサイト力イン産生抑 制剤として提供することを目的としている。 発明の開示
本発明者らは、 抗菌剤であるガチフロキサシンがマクロファージによるサイト 力インの産生を抑制することを見出し、 さらに細菌感染により誘発される炎症を 特異的に抑えることを見出し、 本発明を完成するに至った。
すなわち、 本発明は、
(1) 有効成分としてガチフロキサシン、 その水和物またはその塩を含有して なるサイトカイン産生抑制剤、
(2) サイト力インが腫瘍壌死因子である上記 (1) 記載のサイト力イン産生 抑制剤、
(3) サイト力インに起因する炎症の予防および治療剤である上記 (1) 記載 のサイトカイン産生抑制剤、
(4) サイト力インが腫瘍壌死因子である上記 (3) 記載のサイト力イン産生 抑制剤、
(5) サイトカイン産生抑制剤を製造するためのガチフ口キサシン、 その水和 物またはその塩の使用、
(6) サイトカインが腫瘍壊死因子である上記 (5) 記載の使用、
(7) サイトカイン産生抑制剤がサイトカインに起因する炎症の予防および治 療剤である上記 (5) 記載の使用、
(8) サイトカインが腫瘍壌死因子である上記 (7) 記載の使用、
(9) サイト力インの産生抑制を必要とする温血動物にガチフロキサシン、 そ の水和物またはその塩を投与することによるサイトカイン産生抑制方法、
(10) サイトカインが腫瘍壊死因子である上記 (9) 記載のサイトカイン産 生抑制方法、
(11) サイトカインに起因する炎症の予防および治療方法である上記 (9) 記載のサイトカイン産生抑制方法、 および
(12) サイトカインが腫瘍壌死因子である上記 (11) 記載のサイトカイン 産生抑制方法を提供するものである。 図面の簡単な説明
図 1は、 実施例 1における、 リポポリサッカライド (LPS) 刺激によるマク 口ファージの TNF- α産生に対するガチフ口キサシンの抑制効果を示すグラフ である。
図 2は、 実施例 2での角膜所見におけるガチフ口キサシン等の効果を示すダラ フである。
図 3は、 実施例 2での結膜所見におけるガチフ口キサシン等の効果を示すダラ フである。 発明の実施の形態
本発明のサイトカイン産生抑制剤の有効成分として用いるガチフロキサシン、 その水和物またはその塩は、 上記のとおり特公平 8— 9597号や、 EP 23 0295に記載される公知の物質であり、 その記載に従って製造できる。 用いる 水和物としては、 例えば、 特開平 8— 176143号や、 WO 96/1 9472 に記載される 3 Z 2水和物が、 塩としては、 製薬学的に許容される塩であれば何 れのものでもよく、 例えば、 塩酸塩などの鉱酸塩、 乳酸塩などの有機酸塩などが 挙げられる。
本発明のサイトカイン産生抑制剤は、 サイトカイン産生の抑制を必要とする温 血動物 (例えば、 ヒト、 サル、 ィヌ、 ネコ、 ブタ、 ゥサギ、 ラット、 マウスなど の哺乳類、 および、 例えば、 ニヮトリ、 七面鳥、 ハトなどの鳥類) に投与してサ ィトカインの産生を抑制することができる。 サイトカインは生体内の細胞間相互 作用において必要不可欠な働きをしており、 さまざまなサイトカインで構成され ているネットワークによりその産生が調節されている。 しかし、 この調節が撹乱 されてサイト力インの異常産生がおこるとさまざまな病態を呈し、 例えば、 ァレ ルギー性疾患、 炎症性疾患や慢性関節リゥマチ、 全身性ェリテマト一デスなどの 自己免疫疾患などを引き起こす。 さらに、 病的な血管新生 (例えば、 固型腫瘍、 炎症、 糖尿病性網膜症などの眼疾患、 尋常性乾癬、 粥状動脈硬化などで認められ る) などにもサイト力インが関与していると言われている。 したがって、 本発明 のサイト力イン産生抑制剤は、 サイト力インの関与する上記疾患や病態、 とりわ け、 サイトカインに起因する炎症の予防および治療に用いることができる。
本発明のサイトカイン産生抑制剤は、 所望により医薬上許容される担体または 賦形剤と合して、 経口投与または非経口投与用の製剤とすることができ、 所望の 成分を混合、 溶解するような公知の製剤技術に従って、 自体公知の剤型に調製で きる。 上記剤型のうち、 経口的に投与される剤型としては、 例えば、 粉末、 顆粒、 錠剤、 カプセル剤、 シロップ剤および液剤等が挙げられる。 剤型が粉末、 顆粒、 錠剤等として処方される場合、 固形組成物を処方するのに好適な任意の製薬担体、 例えば、 賦形剤 (澱粉、 プドウ糖、 果糖、 白糖等) 、 滑沢剤 (ステアリン酸マグ ネシゥム等) 、 崩壌剤 (澱粉、 結晶セルロース等) 、 結合剤 (澱粉、 アラビアゴ ム等) 等を用いることができ、 コーティング剤 (ゼラチン、 白糖等) でコーティ ングされていてもよい。 また、 剤型がシロップや液剤として処方される場合、 例 えば、 安定化剤 (ェデト酸ナトリウム等) 、 懸濁化剤(アラビアゴム、 カルメロ ース等)、 矯味剤(単シロップ、 プドウ糖等) 、 芳香剤等を適宜に選択して使用す ることができる。 非経口的に処方される剤型としては、 注射剤、 坐剤等が挙げら れる。 注射剤として処方される場合、 例えば、 溶剤 (注射用蒸留水等) 、 安定化 剤 (ェデト酸ナトリウム等) 、 等張化剤 (塩化ナトリウム、 グリセリン、 マンニ トーノレ等) 、 p H調整剤 (塩酸、 クェン酸、 水酸化ナトリウム等) を用いること ができ、 坐剤として処方される場合、 例えば、 坐剤基剤 (カカオ脂、 マクロゴー ル等) 等を適宜に選択して使用することができる。
局所投与の剤型としては、 例えば、 点眼剤、 眼軟膏、 点鼻剤等が挙げられる。 点眼剤、 眼軟膏または点鼻剤として処方される場合、 例えば、 溶剤 (生理食塩水、 精製水等) 、 安定化剤 (ェデト酸ナトリウム、 クェン酸等) 、 乳化剤 (ポリビニ ルピロリドン等) および乳化基剤(ヒマシ油等)、 界面活性剤 (ポリソルベート 8 0、 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等) 、 保存剤 (塩ィヒベンザルコニゥム、 ノ、。 ラベン類、 クロロブタノール等) 、 緩衝剤 (ホウ酸、 ホウ砂、 酢酸ナトリウム、 クェン酸緩衝剤、 リン酸緩衝剤等) 、 等張化剤 (塩化ナトリウム、 グリセリン、 マンニトール等) 、 PH調整剤 (塩酸、 水酸化ナトリウム等) 、 軟膏基剤 (ヮセ リン、 ラノリン等) 、 粘性剤(ヒ ドロキシプロピルメチルセルロース、 ポリビニ ルピロリ ドン、 ポリビニルアルコール等)等公知の化合物を適宜に選択して使用 することができる。
本発明のサイトカイン産生抑制剤を使用する場合、 炎症の症状や程度、 また、 投与対象、 その年齢 (週齢) 、 体重、 および投与方法等 ίこよってもその用量は異 なる力 例えば、 内科領域感染症、 呼吸器感染症、 尿路感染症などに伴う炎症を 呈する成人患者に内服剤として投与する場合、 1回 100〜200mgを 1日 1 〜 3回程度投与するのがよい。 点眼剤として成人患者の結膜炎等に使用する場合、 ガチフ口キサシンを約 0. 01wZv%〜5. 0 w/v%, 好ましくは約 0. 0 5w/v%〜l . OwZv°/o含有する点眼剤を、 症状に応じて、 1回量 1〜数滴、 1日 1〜8回程度投与するのがよい。
本発明の製剤には、 本発明の目的に反しない限り、 その他の薬効成分を適宜含 有させてもよい。
つぎに製剤例および実施例を挙げて本発明を詳細に説明する力 本発明はこれ らにより限定されるものではない。
製剤例 1 ガチフ口キサシン 200 m g
乳糖 8 Omg
デンプン 17mg ステアリン酸マグネシウム 3m g 結晶セルロース 1 Omg
以上の成分を 1錠分の材料として、 常法により錠剤を成形した。 この錠剤は糖 衣およびフィルム (例えばヒドロキシプロピルメチルセルロース等) でコーティ ングしてもよい。
製剤例 2
錠剤
ガチフロキサシン 40 Omg
結晶セノレロース 8 Omg
低分子ヒ ドロキシプロピルセノレ口ース 30 m g
ステアリン酸マグネシウム 12mg
ヒドロキシプロピルセルロース 12mg
以上の成分を 1錠分の材料として、 常法により錠剤を成形した。 この錠剤は糖 衣およびフィルム (例えばヒドロキシプロピルメチルセルロース等) でコーティ ングしてもよい。
製剤例 3
顆粒剤
ガチフ口キサシン 75mg
マンニット 75mg
デンプン 17mg
ステアリン酸カルシウム 3mg
以上の成分を均一に混合し、 常法により顆粒状とした。 本顆粒は必要に応じて 糖衣およびフィルム (例えばヒドロキシプロピルメチルセルロース等) でコーテ ィングしてもよ 、。
製剤例 4
注射剤
ガチフ口キサシン 1000 m g
塩酸 50 Omg
水酸化ナトリウム 50 Omg ダルコ一ス 3850mg
注射用蒸留水 全 l O OmL
少量の注射用蒸留水にガチフロキサシンおよび塩酸を加えて溶かし、 ダルコ一 スを加えて溶かした後、 水酸化ナトリゥムを加えて p H 6. 0に調整した。 注射 用蒸留水を加え、 全量 10 OmLとし、 注射剤を調製した。
製剤例 5
注射剤
ガチフ口キサシン 1000 m g
乳酸 175 Omg
水酸化ナトリウム 1770mg
注射用蒸留水 全 10 OmL
少量の注射用蒸留水にガチフロキサシンおよび乳酸を加えて溶かし、 水酸化ナ トリウムを加えて pH6. 0に調整した。 注射用蒸留水を加え、 全量 l O OmL とし、 注射剤を調製した。
製剤例 6
点眼剤
ガチフロキサシン 0. 3 g
塩化ナトリウム 0. 86 g
塩酸 適量
水酸化ナトリウム 適量
精製水 全 100 m L
精製水約 8 OmLにガチフロキサシンおよび塩化ナトリゥムを力 tlえて溶かし、 塩酸および水酸化ナトリゥムを加え!) Hを 6. 0に調整した。 精製水を加え、 全 量 l O OmLとし、 点眼剤を調製した。
製剤例 7
点眼剤
製剤例 6のガチフ口キサシンおよび塩化ナトリウムをそれぞれ、 0. 5 gおよ ぴ 0. 83 gを使用し、 pHを 5. 5に調整して、 製剤例 6と同様に点眼剤を調 製した。 点眼剤
ガチフロキサシン 0. 3 g
塩化ナトリウム 0. 86 g
塩化ベンザルコユウム 0. 005
ェデト酸ナトリウム 0. 01 g 水酸化ナトリゥム
精製水 全 100 m L
精製水約 8 OmLにガチフロキサシン、 塩化ナトリウム、 塩化べンザルコェゥ ムおよびェデト酸ナトリゥムを加えて溶かし、 塩酸およぴ水酸ィ匕ナトリゥムを加 え p Hを 6. 0に調整した。 精製水を加え、 全量 100 m Lとし、 点眼剤を調製 した。
製剤例 9 点眼剤
製剤例 8のガチフ口キサシンおよび塩化ナトリゥムをそれぞれ、 0. 5 gおよ び 0. 83 gを使用し、 : Hを 5. 5に調整して、 製剤例 8と同様に点眼剤を調 製した。
実施例 1
リポポリサッカライド刺激によるマクロファージの TNF_a産生に対する効 果
1) 試験物質
培養液中に 1、 10および 100 g/niLの濃度になるようにガチフロキ サシンを添加した。
2) 試験方法
3 %チォグリコレート培養液 (シグマ) 1 m Lを C 3 H/H e NC r jマウス
(雄性、 11週齢) に腹腔内投与し、 マクロファージを誘導した。 投与 6日後に 動物を安楽死させた後、 無菌の 10 OU/mLぺュシリンー 100 gZmLス トレプトマイシン (G I B CO BRL) および 10 v/v%ゥシ胎仔血清 (F B S) を添加した RPMI 1640 (G I BCO BRL; 10%FB S-R PMI) を 1 OmL腹腔内に注入した。 軽く腹部をマッサージした後、 腹腔内の 10°/oFBS— RPMIを回収した。 回収した 10 %F B S— R PM Iは遠心分 離後、 上清を除去し、 マクロファージを含んだ腹腔滲出細胞を採取した。 採取し た腹腔滲出細胞を 1 X 106個/ mLになるように 10%FBS— RPMIに懸 濁し、 24穴プレートに播種した。 1. 5時間インキュベートした後、 非付着細 胞を 10%FB S— RPMIで洗浄除去し、 プレートに付着したマクロファージ を得た。
10%FBS— RPMIに、 最終濃度 1 g Zm Lになるように緑膿菌由来リ ポポリサッカライド (LPS :シグマ) を加えた群、 LPSに加えてさらにガチ フロキサシンを 1, 10および 100 gZmLになるように添加した群、 無処 置群として LP Sを含まない 10%FB S— RPMIのみで培養した群、 以上の 5群を設けて、 5時間培養した。 培養した培養液を採取し、 遠心分離 (12, 0 00 r pm, 4 °C, 10分間) により細胞成分を除去し、 培養上清中の T N F— α量をェンザィムィムノアッセィ (EL I SA) 法にて測定した。
3) 結果
TNF—ひ量の測定結果を図 1に示す。 図中、 縦軸は TNF— α濃度 (p g/ mL) を示す。 各値は平均土標準偏差 (n=3) を示す。 LPS刺激により無 処置群 (一 LPS) に比べて TNF— 量が有意に増加した(# ·: p<0. 00 1、 スチューデント t一検定 (Student's t- test:片側) )。 LPSに加えてガ チフロキサシンを添加することにより、 1 / gZmL以上で TNF— 量の増加 が有意に抑制された (* : ρく 0. 05、 : ρ<0. 01、 * * * : ρ < 0.
001、 直線回帰分析を行った後、 ウイリアムズ検定 (Williams' test:片側)) 。 このように、 LPS添加群の培養液中 T N F— α量は無処置群と比較して有意 に高く、 LPSによりマクロファージにおける T N F—ひの産生が促進されるこ とが確認された。 ガチフロキサ ンは LPSにより刺激された TNF—ひの産生 を用量依存的に抑制し、 1 μ g/mL以上で有意な抑制効果が認められた。 ガチ フロキサシンはマクロファージの TNF—ひ産生に対して抑制作用を示すことが 明らかとなった。
実施例 2 ゥサギの眼感染症における抗炎症効果
1) 試験物質
被験物質として 0. l w/v%、 0. 3w/v%ぉょび0. 5w/v%ガチフ 口キサシン点眼液を、 対照物質として 0. 3 w/ V %オフ口キサシン点眼液、 0. 5w/v %レポフロキサシン点眼液および生理食塩液を使用した。
2) 菌接種
日本白色種ゥサギ (雄性、 体重 1. 74〜 2. 30 k g) に全身麻酔を施した 後、 2 7ゲージの注射針を取り付けた 1 00 μ Lマイクロシリンジを用いて 3. 1 X 1 05C FUZmLのメチシリン耐性黄色ブドウ球菌 (MR SA) 0— 2 7 1 株菌液 3 0 Lを角膜実質内に注入した。
3) 投与、 観察および生菌数測定
菌接種 5時間後および 24時間後に各試験物質を 1眼あたり 5 0 μ Lずつ、 マ イク口ピぺッターを用いて点眼投与した。 観察は菌接種 8、 1 6、 24、 3 2お よび 48時間後に、 角膜の混濁や結膜の発赤、 浮腫などの症状を観察し、 表 1に 示す基準にしたがって採点した。 菌接種の 5 2時間後にゥサギを安楽死させてか ら眼球を摘出し、 角膜片と結膜片を切り出した。 これら組織片を 2 m Lの生理食 塩液中で細切し、 希釈した後にミューラ一一ヒントン寒天培地 (Mueller- Hinton agar medium) に接種し、 48時間後に形成されたコロエー数から生菌数を計数 した。
ゥサギ眼感染症における角膜およぴ結膜の採点基準
Figure imgf000012_0001
* :角膜混濁については (程度) χ (面積)を計算し、 その値を採点値とした c 4) 結果
菌接種後 48時間までの角膜所見の推移を図 2に示す。 図中、 一口一は生理食 塩液点眼群 (n = 7) を、 一■—は 0. 1 w/v%ガチフロキサシン点眼群 (n = 7) を、 一▲—は 0. 3 w/v%ガチフロキサシン点眼群 (n = 7) を、 _· 一は 0. 5 w/v%ガチフロキサシン点眼群 (n = 8) を、 -一△ ---は 0. 3w
/v%オフロキサシン点眼群 (n = 7) を、 ---〇一-は 0. 5 ^%レポフロ キサシン点眼群 (n = 9) を示す。 縦軸は角膜スコアの合計点の群ごとの平均点 を、 横軸は菌接種後の時間を示す。 *はダネット (Dunnett) の多重比較検定 (片側) において生理食塩液点眼群と他の点眼群との間に危険率 p < 0. 0 5で 有意差のあることを示す。 また、 #は同検定により 0. 3wZv %および 0.
5 w/v %ガチフロキサシン点眼群は 0. 3 wZv0 /。オフロキサシン点眼群と の間に危険率!) < 0, 0 5で有意差のあることを示す。 かくして、 ガチフロキサ シン点眼群は用量依存的に角膜感染症状を抑制した。 0. 3 wZ V。/。以上の濃度 のガチフ口キサシン点眼群は 0. 3 wZ V %オフ口キサシン点眼群と比較して明 らかに強い抑制効果を示した。 また、 0. 5 wZv°/oガチフロキサシン点眼群と 0. 5% w/vレボフ口キサシン点眼群はともに強い抑制作用を示し、 両薬剤間 で差は認められなかった。
結膜所見の推移を図 3に示す。 図中、 一口一は生理食塩液点眼群 (n = 7) を、 —画一は 0. 1 w/v %ガチフロキサシン点眼群 (n = 7) を、 一▲一は 0. 3 wZv%ガチフロキサシン点眼群 (n = 7) を、 一拳一は 0. 5wZv%ガチフ ロキサシン点眼群 (n = 8) を、 -一△一-は 0. 3 wZv%オフロキサシン点眼 群 (n = 7) を、 ---〇 -一は 0. 5 wZv%レポフロキサシン点眼群 (n = 9) を示す。 縦軸は結膜スコアの合計点の各群ごとの平均点を、 横軸は菌接種後の時 間を示す。 *はダネット (Dunnett) の多重比較検定 (片側) において、 生理食 塩液点眼群と他の点眼群とのとの間に危険率 < 0. 0 5で有意差のあることを 示す。 また、 #は同検定により 0. %および 0. 5WZV %ガチフ口 キサシン点眼群は 0. 3 wノ V %オフ口キサシン点眼群との間に危険率 p < 0. 0 5で有意差のあることを示す。 $はスチューデント t一検定 (Student' s t- test:片側) により、 0. 5 V %ガチフ口キサシン点眼群と 0. 5 w/ v %レボフ口キサシン点眼群との間に危険率 <0. 05で有意差のあることを 示す。 図 3に示すごとく、 菌接種後 24時間までは各薬剤の効果は角膜所見と同 様の傾向を示したが、 32時間後から 0. 3 // %と0. 5%のガチフロキサ シン点眼群はオフ口キサシン点眼群やレポフ口キサシン点眼群に比較して、 より 強い抑制効果を示し始めた。 48時間後には 0. 5 wZv%ガチフロキサシン点 眼群は 0. 5 w/v%レポフ口キサシン点眼群よりも有意に強い抑制効果を示し た。
生菌数の測定結果を表 2に示す。 角膜組織中の生菌数はガチフ口キサシン点 眼群では用量依存的に抑制されていた。 0. 5 wZ V %ガチフ口キサシン点眼群 と 0. 5 wZv%レポフロキサシン点眼群は同程度に強く生菌数を抑え、 0. 3 w/ V %オフ口キサシン点眼群での抑制効果は弱かつた。 一方、 結膜組織からは いずれの群においても菌は検出されなかった。
表 2
角膜、 結膜組織内生菌数
Figure imgf000014_0001
* :平均値、 * * :検出されず 以上の結果より、 角膜の所見は生菌数と相関していたことから、 角膜の混濁や 潰瘍などの症状に対するガチフロキサシン、 レポフロキサシンおよびオフロキサ シンの抑制効果は、 これら化合物の公知の殺菌およぴ静菌作用に基づくものであ る。 結膜組織内からは生理食塩液点眼群を含む!/ヽずれの群からも生菌が検出され なかった。 このことから、 結膜における発赤や浮腫などの炎症症状は、 感染によ つて誘発された好中球やマクロファージなどの浸潤、 並びにこれら浸潤細胞によ つて産生される炎症性サイトカインゃ活性酸素等によって二次的に引き起こされ たと考えられる。 したがって、 角膜に感染した菌の増殖を抑制することが結膜で の炎症症状も二次的にある程度抑制するであろうことは、 結果に示す通りである。 しかしながら、 0 . 5 w/ V °/0ガチフ口キサシンと 0 . 5 w/ v %レポフロキサ シンは角膜において同程度の殺菌/静菌および症状抑制効果を示したにもかかわ らず、 菌の検出されない結膜においてガチフ口キサシンが有意に良好な抑制効果 を示したことは、 本剤が炎症を特異的に抑制する作用を持つことを示すものであ る。
上記の試験の結果から、 ガチフ口キサシンは殺菌および静菌作用に加えてサイ トカイン産生抑制作用を持つこと力 ら、 炎症に対しても予防および治療効果が期 待できる薬剤として有用である。

Claims

請 求 の 範 囲
1 . 有効成分としてガチフロキサシン、 その水和物またはその塩を含有してな るサイトカイン産生抑制剤。
2 . サイトカインが腫瘍壌死因子である請求項 1記載のサイトカイン産生抑制 剤。
3 . サイトカインに起因する炎症の予防および治療剤である請求項 1記載のサ ィトカイン産生抑制剤。
4 . サイトカインが腫瘍壊死因子である請求項 3記載のサイトカイン産生抑制 剤。
5 . サイト力イン産生抑制剤を製造するためのガチフロキサシン、 その水和物 またはその塩の使用。
6 . サイトカインが腫瘍壌死因子である請求項 5記載の使用。
7 . サイトカイン産生抑制剤がサイトカインに起因する炎症の予防および治療 剤である請求項 5記載の使用。
8 . サイトカインが腫瘍壊死因子である請求項 7記載の使用。
9 . サイト力インの産生抑制を必要とする温血動物にガチフロキサシン、 その 水和物またはその塩を投与することによるサイトカイン産生抑制方法。
1 0 . サイトカインが腫瘍壌死因子である請求項 9記載のサイトカイン産生抑 制方法。
1 1 . サイトカインに起因する炎症の予防および治療方法である請求項 9記載 のサイトカイン産生抑制方法。
1 2 . サイトカインが腫瘍壌死因子である請求項 1 1記載のサイトカイン産生 抑制方法。
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