WO2000018545A1 - Rouleau-brosse avec dispositif de brossage - Google Patents

Description

明細書 ブラ シロール及びそのブラシ素子 技術分野

本発明は、 製鉄工業における鋼板或いは鋼帯 （以下鋼板と 略記す る） のグライ ンデイ ング、 ポ リ ツシング、 ク リ ーニングその他の処 理に充て られるブラシロール及びそのブラシ素子、 よ り 詳しく は、 外周縁に研磨ブリ ツスル又は洗浄糸を植毛乃至は植設された多数枚 が並列する環状ディ スクで構成されたブラ シ素子が、 シャ フ トに嵌 装される形式のブラシロール及びそのブラシ素子に関する。

このよ う なブラシ口一ルは、 磨耗によ り 新品 と取り 替える必要が あって、 その交換イ ンターバルは長く ない。 この種のブラ シロール は、 シャ フ トの両端をロールチ ヨ ッ ク のべァ リ ングに支持される。 技術背景

従来、 この種のブラ シロールは、 次の構成である。 外周縁に研磨 プリ ッ スル又は洗浄糸を植毛 した環状ディ ス クが、 ロール 1 本分の 多数をシャ フ ト に並べて嵌められ、 それら環状ディ スク のァセンブ リ が两サイ ドから強く 加圧して圧縮され、 その圧縮が緩まないよ う シャフ ト上にフラ ンジが固定される。 従って、 新旧 ロールの交換は 環状ディ スク と シャフ トが結合された状態で行われる必要がある。 も し、 シャ フ ト とアセンブ リ を分けるべく 、 シャ フ ト上のフラ ンジ を不用意に緩める と 、 その瞬間、 アセンブリ における環状ディ スク が、 急激に圧縮を解かれて跳ね危険である。

環状ディ ス ク のアセンブリ と シャフ トが結合された状態で、 新旧 ブラシロールを交換するには、 ロールチ ヨ ッ ク及びべァ リ ングの解 体、 除去及び再装着を必要とする。 その解体、 除去及び再装着は、 新旧のブラ シロ ールのそれぞれで、 シャ フ トの两端に就いて行 う必 要がある。 つま り 、 解体、 除去及び再装着はロールチ ヨ ッ ク が計 4 個、 ベア リ ングが計 4個を行わなければな らない。 ロ ールチ ヨ ッ ク の解体、 除去は必ずしも容易ではない。 ベア リ ングは、 シャ フ ト に 焼き嵌めで固く 結合されているので、 解体、 除去が相当困難であ り ， 装着も焼き嵌め結合のため困難である。 このよ う な必ずしも容易で ないロールチ ヨ ッ ク の解体、 除去及び再装着、 及び相当困難なベア リ ングの解体、 除去及び再装着を、 ロールチ ヨ ッ ク及びベア リ ング のそれぞれにっき、 計各 4個も行う のは、 至難と称して過言ではな い。 またブラ シロールはシャ フ ト付きで通常、 約 1 ト ンの重量であ り 、 ブラ シロール自体のブラ シロール機のフ レーム力ゝらの撤去、 フ レームへの再装着、 更にはユーザーと メ 一カーと の間の輸送も容易 ではない。

ブラ シロールがシャフ 卜に環状ディ ス ク を嵌装する形式である と レヽ う こ と は、 シャ フ ト と環状ディ ス ク の間にク リ ャラ ンスが必要と い う こ と である。 そ して従来では、 ブラ シ素子及びシャ フ ト をコ ン ベンショ ナルなキー及びキ一溝によ り エンゲージして、 シャ フ トの トルク をブラ シ素子に伝達している。 従って、 ブラ シロールの作動 には、 鋼板のチヤ タマーク等の品質悪化の原因と なる芯ぶれがブラ シロールに起こ る。 このため従来のブラ シロールは、 高精度を要求 される鋼板の研磨に充てるには問題がある。

本発明の 目 的は、 冒頭に述べた形式のブラ シロールの新旧取 り 替 えを簡易化する こ と にある。

本発明の他の 目的は、 幅の異なる鋼板のグライ ンデイ ング、 ポ リ ッ シング、 ク リ ーニング或いはその他の処理に対応するのに、 その 対応についのメ ンテナンスが従来よ り 簡易ですむよ う にするにある。 本発明の更に他の 目的は、 上記従来技術の芯ぶれの問題を解消す る Ιί める。 発明の開示

本発明に係るブラ シロールは、 次の 1 、 2 に記述する構成を具有 する。

1 . ブラ シ素子が複数、 シャ フ ト長さ方向に並列 してシャ フ ト に嵌 装され、 前記ブラ シ素子は、 外周縁に研磨プ リ ッ スル又は洗浄糸を 植毛乃至は植設された環状ディ ス ク を厚み方向に並列 して一体的に 結合されたアセ ンブ リ で構成され、 該ブラ シ素子の各々 と シャ フ ト が、 該シャ フ トの周面及びブラ シ素子の内周面に跨ってそれらの円 周方向に等間隔で形成されたキー溝及びその各キ—溝に嵌る沈みキ 一によ り係合する よ う にされ、 前記沈みキー及びキー溝は、 横断面 のプロ フ ィ ールが、 ブラ シ素子のラジアル方向に沈みキーがブラシ 素子のキー溝よ り 抜けるのを阻止する形状であ り 、 前記沈みキーは ブラ シ素子の長さ を超えない長さであ り 、 更に沈みキーは、 幅方向 へ拡張収縮可能で、 拡張で前記キー溝に緊く 係合し、 その係合を収 縮で解く よ う にされ、 また収縮下にブラ シ素子のキ一溝に嵌った状 態で、 抜止め手段によ り 該キー溝から長さ方向へ抜けないよ う にさ れている こ と を特徴するブラ シロール。

2 . ブラ シ素子が複数、 シャ フ ト長さ方向に並列してシャ フ トに 嵌装され、 前記ブラ シ素子は、 外周縁に研磨プリ ッ スル又は洗浄糸 を植毛乃至は植設された環状ディ スク を厚み方向に並列 して一体的 に結合されたアセンブリ で構成され、 該ブラシ素子の各々 と シャ フ トが、 該シャ フ 卜の周面及びブラシ素子の內周面に跨ってそれらの 円周方向に等間隔で形成されたキー溝及びその各キー溝に嵌る沈み キ一によ り係合する よ う にされ、 該沈みキー及びキー溝は、 横断面 のプロ フ ィ ールが、 ブラシ素子のラジアル方向に沈みキーがブラシ 素子のキー溝から抜けるのを阻止する形状であ り 、 前記沈みキーは ブラシ素子の長さ を各々 が超えない長さの第 1 のキー部材と第 2 の キー部材を具有し、 第 1 のキー部材は、 前記キー溝の側壁と係合さ れる相互に並行する係合部、 該係合部の内側面に長さ方向へ交互に 並んで形成された凸段部及び凹段部、 該係合部を幅方向へ拡張， 収 縮可能に連結するばね型のブ リ ッジ部、 及び第 2 のキー部材が長さ 方向へ移動可能に嵌ま る凹溝を有し、 前記第 1 のキー部材の並行す る係合部は、 幅方向の拡張で前記キー溝に緊く 係合し、 その係合を 幅方向の収縮で解く よ う にされてお り 、 第 2 のキー部材は外側面に、 前記係合部内側面の交互に並ぶ凸段部及び凹段部に合致する形状， 配列の凹段部及ぴ凸段部を持ち、 第 1 のキー部材の係合部の凸段部 及び凹段部間の移行部と第 2 のキー部材の凹段部及び凸段部間の移 行部は、 第 1 のキ一部材に対し第 2 のキ一部材が長さ方向に移動可 能なよ う傾斜され、 第 2 のキ一部材は、 その一端側の端部に装着さ れる取外し可能なスぺーサ と協同 して、 第 1 のキー部材に対する前 記凹溝內の第 2 のキー部材の長さ方向の差込深さ を制する切除乃至 は折除可能なス ト ツバを、 当該一端側に更に有し、 第 1 のキー部材 は、 前記ス ト ツパが第 2 のキー部材長さ方向への移動で入 り 込むの を許す凹部を一端面に、 他端面にブラ シ素子のシャ フ ト穴側の端面 に当接するス ト ツパを更に有する こ と を特徴とするブラ シロール。 本発明に係るブラシロールのブラ シ素子は、 次の 3 、 4 に記述す る構成を具有する。

3 . 外周縁に研磨プ リ ッ スル又は洗浄糸を植毛乃至は植設された環 状ディ スク を厚み方向に並列して一体的に結合されたアセンブリ で 構成され、 複数がシャフ トにシャフ ト長さ方向に並列 して嵌装され るブラ シ素子であって、 ブラ シ素子は、 シャフ トの周面及びブラシ 素子の内周面に跨ってそれらの円周方向に等間隔で形成されたキー 溝及びその各キー溝に嵌る沈みキーによ り シャ フ トに係合する よ う にされ、 前記沈みキー及びキー溝は、 横断面のプロ フィ ールが、 ブ ラ シ素子のラ ジアル方向に沈みキ一がブラ シ素子のキー溝から抜け るのを阻止する形状であ り 、 前記沈みキーは、 ブラ シ素子の長さ を 超えない長さであ り 、 また幅方向へ拡張収縮可能で、 拡張で前記キ 一溝に緊く 係合し、 その係合を収縮で解く よ う ににされ、 更に収縮 下にブラシ素子のキー溝に嵌った状態で、 抜止め手段によ り 該キー 溝から長さ方向へ抜けないよ う にされている こ と を特徴とするブラ シ素子。

4 . 外周縁に研磨ブ リ ッスル又は洗浄糸を植毛乃至は植設された環 状ディ ス ク を厚み方向に並列 して一体的に結合されたアセンブ リ で 構成され、 複数がシャ フ 卜にシャフ ト長さ方向に並列 して嵌装され るブラ シ素子であって、 ブラ シ素子は、 シャ フ トの周面及びブラシ 素子の内周面に跨ってそれらの円周方向に等間隔で形成されたキ一 溝及びその各キー溝に嵌る沈みキーによ り シャフ トに係合する よ う にされ、 前記沈みキー及びキ一溝は、 横断面のプロ フィ ールが、 ブ ラ シ素子のラ ジアル方向に沈みキーがブラ シ素子のキー溝よ り 抜け るのを阻止する形状であ り 、 前記沈みキ一は、 ブラシ素子の長さ を 各々が超えない長さの第 1 のキ一部材と第 2 のキ一部材を具有し、 第 1 のキー部材は、 前記キー溝の側壁と係合される相互に並行する 係合部、 該係合部の内側面に長さ方向へ交互に並んで形成された凸 段部及び凹段部、 該係合部を幅方向へ拡張， 収縮可能に連結するば ね型のプ リ ッ ジ部、 及び第 2 のキー部材が長さ方向へ移動可能に嵌 まる凹溝を有し、 前記第 1 のキー部材の並行する係合部は、 幅方向 の拡張で前記キー溝に緊く 係合し、 その係合を幅方向の収縮で解く よ う にされてお り 、 第 2 のキ一部材は外側面に、 前記係合部内側面 の交互に並ぶ凸段部及び凹段部に合致する形状， 配列の凹段部及び 凸段部を持ち、 第 1 のキー部材の係合部の凸段部及び凹段部間の移 行部と第 2 のキー部材の凹段部及び凸段部間の移行部は、 第 1 のキ 一部材に対し第 2 のキー部材が長さ方向に移動可能なよ う傾斜され、 第 2 のキー部材は、 その一端側の端部に装着される取外し可能なス ぺーサと協同 して、 第 1 のキー部材に対する前記凹溝内の第 2 のキ 一部材の長さ方向の差込深さ を制する切除乃至は折除可能なス ト ツ パを、 当該一端側に更に有し、 第 1 のキー部材は、 前記ス ト ツバが 第 2 のキ一部材長さ方向への移動で入り 込むのを許す凹部を一端面 に、 他端面にブラシ素子のシャ フ ト側の端面に当接するス ト ツパを 更に有する こ と を特徴とするブラシ素子。

本明細書において本発明に関 し 「洗浄糸」 と は、 鋼板の洗浄のブ ラ ッ シングに充て られる線状物の総称を言 う。 このこ と は、 特許請 求の範囲の項及び以下の記載についても同 じである。

本発明に係る上記 「ブラ シ素子」 と は、 外周縁に研磨ブ リ ッ スル 又は洗浄糸が植毛乃至は植設された多数枚が厚み方向に並列する環 状ディ ス ク のアセンブ リ からなる在来型ブラ シロールのブラシ素子 を、 ブラ シ素子の長さ方向に幾つかに分割 し、 その分割 した単体の 個々 にっき 、 その単体個々 において並列する環状ディ スク を一体的 に結合 したのに相当する ものをいう。 こ こで、 本発明に係るブラシ 素子が、 内周面所定箇所に所定構成のキー溝付きである こ と は言 う までもない。 ブラシ素子に係る当該定義は、 特許請求の範囲の項の 記載及び以下の記載についても同 じである。 並列する環状ディ ス ク を一体的に結合するには、 接着媒体の介在下に環状ディ スク を多数 枚、 それらのキー溝を一線上に揃えて並列 し、 その並列方向に圧縮 して接合する仕様を例と して挙げる こ と ができ る。 接着媒体は塗布 型のものが適用可能で、 塗布によ り 環状ディ スク に施せばよい。

本発明ではブラシ素子は、 シャフ ト周面及びブラシ素子内周面の キー溝内で沈みキーを幅方向に拡張させる こ と によ り シャ フ トに緊 く 係合されて、 シャ フ トに対するブラ シ素子の駆動的結合が得られ、 その駆動的結合は沈みキーを幅方向に収縮させる こ と によ り 解ける。 従って、 本発明ではシャフ トにブラ シ素子を容易に装着でき る し、 シャ フ トに装着したブラ シ素子を取 り 外すこ と も容易である。 また、 シャ フ トのない形、 つま り ブラ シ素子のみの新旧入れ替えで、 実質 的にブラ シロールの新旧交換が可能であ り 、 ユーザー， メ ーカー間 の実質的な新旧ブラ シロールの輸送も簡易に行 う こ と ができ る。 ま たブラ シ素子のみの新旧入れ替えで、 実質的にブラ シロールの新旧 入れ替えが可能であるので、 ブラ シロールの新旧交換に際する ロー ルチ ヨ ッ ク及び転が り 軸受の解体、 除去及び再装着は、 シャ フ トの 片側について行えば足 り 、 これら解体、 除去、 再装着に要する労力 . 時間を従来に比 し著減し得る。

更には、 ロールチ ヨ ッ ク に装着される転が り 軸受の外径をブラ シ 素子の内径よ り 小径と しておく こ と によ り 、 ブラ シ素子の新旧交換 を、 シャ フ ト に転が り 軸受を装着したままで行 う こ と ができ る、 即 ち最も困難なシャ フ ト に対する転が り 軸受の脱， 着が不要と なる。 ブラシロール機のロールチ ヨ ッ ク （第 2 3 図参照） は、 ブラ シロー ルの交換に備えて、 第 2 3 図に示すよ う な解体可能な構造になって いるのが一般である。 従って、 転が り 軸受 （第 2 3 図参照） の外径 がブラ シ素子の内径よ り 小径であれば、 片方のロールチヨ ッ ク を解 体する と 、 シャ フ トから転が り 軸受を外さずに、 シャ フ トに対しブ ラシ素子を脱着し得る。 このブラシ素子の脱着要領は第 2 3 図に示 した。 第 2 3 図において、 ブラ シ素子は概要的に示され、 シャ フ ト に装着された転が り 軸受を支持している ロールチ ヨ ッ ク は一点鎖線 で示されている。

更にまた本発明では、 幅の異なる銅板のグライ ンデイ ング、 ポリ ッシング、 ク リ ーユングその他の処理にブラ シロールを対応させる のに、 それについてのメ ンテナンスが従来よ り 簡易ですむ。 こ の点 にっき、 具体例を挙げて、 次に述べる。

4本のブラ シロールを具有するブラシロール機の場合、 幅の異な る 4種の鋼板をブラ ッ シングするのに対応するには、 4種の鋼板の 幅に即応する長さの異なる計 4種のブラ シロ ールを準備する必要が ある。 これに即応するには従来技術では、 シャ フ ト付きの短く と も 約 l mと い う長いブラシロールを 1 6 本ス ト ツクする必要があ り 、 そのス ト ッ ク にっき、 メ ンテナンスは簡易ではない。

これと異な り 本発明では、 幅の異なる鋼板のグライ ンデイ ング、 ポ リ ツシング、 ク リ ーニングその他の処理に対応するのに、 ブラ シ ロールの何分の一、 例えば 1 ノ 1 0 のと い う 短い且つシャ フ トな し のブラ シ素子の準備で事足 り 、 そのス ト ッ ク についのメ ンテナンス は十分に簡易ですむ。

本発明では、 沈みキーをブラ シ素子のキー溝に収縮下に嵌めた状 態で、 ブラ シ素子をシャフ ト に嵌める と 、 シャフ ト にブラ シ素子を 即席的にキー係合し得るス タ ンバイ の状態が得られる。 こ の状態下 で、 ブラシ素子上の沈みキーを幅方向に拡張する こ と によ り 、 簡易 にブラシ素子をシャ フ トにキー係合でき る。

本発明において、 沈みキー及びキー溝の横断面のプロ フィ ールを ブラシ素子のラジアル方向に沈みキーが抜けるのを阻止する形状と し、 沈みキーを収縮下にブラ シ素子のキー溝に嵌った状態で、 抜止 め手段によ り 該キー溝から長さ方向へ抜けないよ う に しているのは ブラ シ素子を沈みキー付き換言する と シャ フ ト に即席的にキー止め 可能な態勢下で、 移動する こ と を可能にする。

本発明では、 シャ フ ト周面及びブラシ素子内周面に跨って形成さ れたキー溝は、 シャフ ト， ブラ シ素子の円周方向に等間隔に配置さ れている。 このため、 キー溝内で沈みキーを幅方向に拡張して、 シ ャ フ ト にブラシ素子をキー係合する と 、 シャ フ ト に対しブラ シ素子 がセンタ リ ングされる。

本発明では、 沈みキーを幅方向へ拡張してシャ フ トにブラ シ素子 をキー止めする と、 シャ フ ト及びブラ シ素子間には実質的に隙間が なく なるので、 従来技術で見られたブラ シ口 一ル作動時の芯ぶれの 問題は解消される。

本発明において、 沈みキーがブラシ素子の長さ を超えない長さで ある こ と は、 シャ フ ト にブラ シ素子を所要数並列 して嵌めて、 キー 止めする場合、 ブラ シ素子と ブラシ素子と の間に、 沈みキーの端部 で隙間が生じるのを回避する こ と をもたらす。 隙間ができ る と 、 隙 間の部分の銅板がブラ ッ シングされずに、 グライ ンディ ング斑また はポ リ ッ シング斑またはク リ 一ニング斑と なる。 図面の簡単な説明

第 1 図 （ A ) は本発明に係るブラシロールの概要を示す正面図、 第 1 図 （ B ) は本発明に係る好ま しいブラ シロールの断面図である , 第 2 図は台 1 図 （A ) に示すキー溝の正面図である。

第 3 図は本発明に係る好ま しい環状ディ ス ク の斜視を示す。

第 4 図は本発明に係る沈みキーの好ま しい第 1 のキー部材の平面 図である。

第 5 図は第 4 図に示すキー部材の左側面図を示す。

第 6 図は同キー部材の右側面図である。 第 7 図は第 4 図の V I I — V I I 線断面図を示す。

第図 8 は第 4 図 4 の正面図である。

第 9 図は第 4 図の I X— I X線断面図を示す。

第 1 0 図は本発明に係る沈みキーの好ま しい第 2 のキー部材の平 面図である。

第 1 1 図は第 1 0 図に示すキー部材の右側面図を示す。

第 1 2 図は第 1 0 図の X I I — X I I 線断面図である。

第 1 3 図は第 1 0 図の正面図を示す。

第 1 4 図は発明に係る好ま しいスぺーサの正面図である。

第 1 5 図は同スぺ一サの底面図を示す。

第 1 6 図は同スぺーサの側面図である。

第 1 7 図は本発明係る沈みキーの収縮状態を示す平面図である。 第 1 8 図は収縮状態下で沈みキーがブラ シ素子のキー溝に嵌った 状態を示す断面図である。 こ の断面図で、 ブラシ素子は沈みキーよ り 下側が省略されている。

第 1 9 図はスぺーサを取り 外し且つ収縮した状態の沈みキーの平 面図を示す。

第 2 0 図は第 1 9 図の状態にある沈みキーがブラ シ素子のキー溝 に嵌った状態を示す断面図である。 こ の断面図で、 ブラ シ素子は沈 みキーよ り 下側が省略されている。

第 2 1 図は第 1 9 図の状態から第 2 のキー部材を第 1 のキー部材 に対し押し込んで、 沈みキーを幅方向へ拡張させた状態の平面図を 示す。

第 2 2 図は第 2 1 図の状態から更に第 2 のキー部材を第 1 のキー 部材に対し押し込んで、 同キーを収縮させた状態を示す平面図であ る。

第 2 3 図はシャ フ トに対する ロール素子の脱着要領を示す参考図 である。 発明を実施するための最良の形態

本発明をよ り 詳細に説述するために、 添付の図面に従って本発明 を説明する。 ブラ シロールには、 総括的に符号 I が付されている _c ブラ シロール I は、 外周縁に研磨ブリ ツスル又は洗浄糸 （以下研磨 ブリ ツスルと略記する） 1 を植毛乃至は植設された多数が厚み方向 に並列する環状ディ ス ク 2 のアセンブリ で構成されたブラ シ素子 U， 及びブラ シ素子 Uを複数、 長さ方向に並列して嵌装したシャ フ ト 3 を具有する。 素亜ふと 3 上のブラ シ素子 Uのアセ ンブ リ の両サイ ド には、 シャ フ ト 3 上に固定されたフ ラ ンジが当接されている。

ブラ シ素子 Uの個々 と これらを並列 して嵌装したシャ フ ト 3 と は. シャ フ ト 3 の外周面及びブラシ素子 Uの内周面に跨ってそれらの円 周方向に等間隔で形成されたキー溝 5及び各キ一溝 5 に嵌ま る沈み キー 4 によって係合される よ う になつている。 キー溝 5 はシャ フ ト 3 の全長に延在している。 沈みキー 4及びキー溝 5 は、 横断面のプ ロ フ ィ ールが、 ブラ シ素子 Uのラ ジアル方向に沈みキー 4 がキ一溝 5 a よ り 抜けるのを阻止する形状になっている。 沈みキー 4及びキ 一溝 5 の横断面プロ フ ィ ールは、 ブラ シ素子 U側のエ リ ァが概要台 形、 シャ フ ト 3側のエ リ アが逆台形であって、 それら台形と逆台形 の外郭乃至は輪郭の接点 が、 シャ フ ト 3外周面よ り ブラ シ素子 U 側に入り 込む位置に位置された態様のもの （第 1 図 （ B ) 、 第 2 図 第 3 図） を好ま しい例と して挙げる こ と ができ る。 前記接点 p がブ ラシ素子 U側に入 り 込む位置は、 シャ フ ト 3 に対するブラシ素子 U のセンタ リ ングを得るために、 ブラ シ素子 U と 同心円の同一線上と される。 接点 p がブラ シ素子 U側に入 り 込む度合いは、 少 しでよい 前記沈みキー 4 は、 ブラ シ素子 Uの長さ を超えない長さになって いる。 また沈みキー 4 は、 幅方向へ拡張， 収縮可能と され、 拡張で 前記キー溝 5 に緊く 係合する よ う にされている。 その係合は、 沈み キー 4 を幅方向に収縮させる と解ける。 更に沈みキー 4 は、 収縮状 態下にブラ シ素子 Uのキー溝 5 a に嵌った状態で、 抜け止め手段 C によ り 、 キー溝 5 a から長さ方向に抜けないよ う になっている。 こ の抜止め手段 Cは、 下記のス ト ツパ S 1 、 S 2及びスぺーサ S によ る ものを好ま しい例と して挙げる こ と ができ る。 沈みキー 4 は、 よ り 詳しく は、 次の構造を持つ。

沈みキー 4 は、 ブラ シ素子 Uの長さ をそれぞれが超えない第 1 の キー部材 4 a (第 4 図参照） と第 2 のキー部材 4 b (第 1 0 図参 照） を具有する。 第 4 図に示すよ う に、 第 1 のキー部材 4 a は、 相 並行してキー部材 4 a 長さ方向へ延在する係合部 6 を具有する。 係 合部 6 は、 後に記述する よ う に して、 ブラ シ素子 Uのキー溝 5 a 及 びシャ フ ト 3 のキー溝 5 b の側壁と係合される。 また第 1 のキー部 材 4 a は、 係合部 6 の内側面に、 部材 4 a 長さ方向へ交互に並んで 複数が形成された凸段部 7及び凹段部 8 を具有する。 更に第 1 のキ 一部材 4 a は、 その長さ方向へ並列し、 前記係合部 6 , 6 を部材 4 a 幅方向へ拡張， 収縮可能に連結するばね型のプ リ ッ ジ部 9 を具有 する。 更にまた、 第 1 のキー部材 4 a は、 第 2 のキー部材 4 b が長 さ方向へ前方 （第 1 0 図の左方） に移動可能に嵌ま る回溝 1 0 を有 する。 第 1 0 図に示すよ う に、 第 2 のキー部材 4 b は外側面に、 部 材 4 b長さ方向へ交互に並んで複数が形成された凹段部 1 1 及ぴ凸 段部 1 2 を持つ。 該凹段部 1 1 及び凸段部 1 2 は、 前記係合部 6 内 側面の交互に並ぶ凸段部 7及び凹段部 8 に合致する形状， 配列であ る、 即ち凸段部 7 と凹段部 1 1 とが、 また凹段部 8 と凸段部 1 2 と が、 相嵌合する形状， 配置になっている。 第 1 のキー部材 4 a の係 合部 6 の凸段部 7及び凹段部 8 間の移行部 1 3 と 、 第 2 のキー部材 4 b の凹段部 1 1 及び凸段部 1 2 間の移行部 1 4 は、 第 1 のキー部 材 4 a に対し第 2 のキー部材 4 b が長さ方向へ前方に移動 し得る よ う傾斜されている。

また第 2 のキー部材 4 b は、 後端側に切断または折除可能なス ト ッ ノ、 ° S 2 を更に有する。 ス ト ッ ノ、 ° S 2 は、 第 2 にキー部材 4 b 後端 端部に装着される取外 し可能なスぺーサ S (第 1 4 図〜第 1 6 図、 第 1 7 図〜第 2 0 図参照） と協同 して、 第 1 のキー部材 4 a に対す る前記凹溝 1 0 内の第 2 のキー部材 4 b の長さ方向前方への差込深 さ を制する。 更に、 第 1 のキー部材 4 a は、 前記ス ト ツバ S 2 が第 2 のキ一部材 4 b 前方への移動で入 り 込むのを許す凹部 1 5 をス ト ツバ S 2側の端面に有し、 他端面にブラシ素子 Uの内縁側外面に当 接するス ト ッパ S 1 を有する。

前記スぺーサ S は、 第 2 のキー部材 4 b のス ト ッ ノ S 2 内側 （第 2 のキー部材 4 b の平面図を示す第 1 0 図において左側） に隣接す る部分 1 6 に乗る部分 1 9 、 前記部分 1 6 に跨る よ う に被さ る 2つ の脚片 1 7 , 1 7 、 及びブラ シ素子 U端面に当接する当た り 部 1 8 を有する。 スぺーサ S は、 樹脂成形体からな り 、 その樹脂弾性によ り 、 脚片 1 7 , 1 7 が部分 1 6 に対し脱着可能、 即ちキ一部材 4 b の端部に対する装着が取り 外し可能である。

沈みキー 4 は、 第 1 のキー部材 4 a の凹溝 1 0 に第 2 のキー部材 4 b を嵌め入れて組み立て られる。 第 1 8 図に、 沈みキー 4 をブラ シ素子 Uのキー溝 5 a (第 1 8 図でキー溝 5 a は沈みキー 4 に隠れ て見えない） に嵌めた状態を示した。 こ の状態で、 スぺーサ S が第 2 のキー部材 4 b のス ト ツパ S 2 と ブラ シ素子 U端面と の間に介在 されている。

キー部材 4 b に装着した状態でスぺーサ S は、 ス ト ツパ S 2 と協 働して、 ブラ シ素子 U上の第 1 のキー部材 4 a に対し第 2 のキー部 材 4 b が第 1 7 図左方へ移動するのを制する、 即ち第 1 のキー部材 4 a に対する前記凹溝 1 0 内の第 2 のキー部材 4 b の長さ方向前方 への差込深さ を制する働き を し、 第 1 のキ一部材 4 a 端のス ト ツパ S 1 が、 ブラ シ素子 Uに対して第 1 のキー部材 4 a が第 1 8 図の右 方へ移動するのを制する。 この状態ではブラ シ素子 Uが沈みキー 4 付きであるから、 後述するブラシ素子のス ト ッ ク を合目的の下に行 える こ と は自 明である。

またこの状態で、 第 1 のキー部材 4 a の凹段部 8 に第 2 のキー部 材 4 b の凸段部 1 2 が嵌り 、 第 1 のキ一部材 4 a の凸段部 7 に第 2 のキー部材 4 b の凹段部 1 1 が嵌っていて、 沈みキー 4 が収縮状態 下、 つま り 第 1 のキー部材 4 a がブラシ素子 Uのキー溝 5 a に対し 非緊締下にある。 この状態は、 第 1 のキ一部材 4 a 及び第 2 のキー 部材 4 b を具有する沈みキー 4 によって、 ブラ シ素子 Uをシャ フ ト 3 に即席的にキー止め し得るスタ ンバイ の状態でもある。

収縮状態下にキー溝 5 a に装着した沈みキー 4付きのブラ シ素子 Uをシャ フ ト 3 にキー止めするには、 沈みキー 4 を装着したブラシ 素子 Uをシャ フ ト 3 の端からシャフ ト 3 に嵌め、 スぺーサ S を取り 去 り （第 1 9 図， 第 2 0 図） 、 ブラ シ素子 U上の第 1 のキー部材 4 a に対し第 2 のキー部材 4 b をス ト ツパ S 1 の側へ押し込むこ と に よって達成でき る。 この場合、 第 1 のキ一部材 4 a 端面の凹部 1 5 は、 第 1 のキー部材 4 a に対する第 2 のキー部材 4 b の前方への押 し込みを許す。 この押し込んだ状態は、 第 2 1 図に示した。

この押込みで、 第 1 のキー部材 4 a の凸段部 7 と第 2 のキー部材 4 b の凸段部 1 2 と が相対向 し、 第 1 のキー部材 4 a の並行する係 合部 6 , 6 が幅方向に拡張される。 こ う して、 沈みキー 4 がブラ シ 素子 Uのキー溝 5 a 及びシャフ ト 3 のキー溝 5 b 、 即ちキー溝 5 に 緊締下に係合する。 各ブラシ素子 Uは、 前述した と 同様に して、 シ ャ フ ト 3 に装着、 キー止めする。

シャ フ ト 3 にキー止め したブラシ素子 Uは、 沈みキー 4 をキー溝 5 に係合した状態から第 2 のキー部材 4 b を、 ブラ シ素子 U上の第 1 のキ一部材 4 a に対しス ト ツパ S 1 の側へ更に押し込むと 、 それ まで第 1 のキ一部材 4 a の凸段部 7 と係合していた第 2 のキー部材 4 b の凸段部 1 2 が、 当該凸段部 7 の前記押し込み側の一つ隣の凹 段部 8 に嵌るに至って、 沈みキー 4 は収縮する。 この場合、 第 2 の キー部材 4 b のス ト ッパ S 2 は、 第 1 のキー部材 4 a に対する第 2 のキー部材 4 b の前方への前記更なる押し込みを強制的に行 う こ と によって、 凹部 1 5 の底で押され、 第 2 のキー部材 4 b からちぎれ る よ う に して除去される。 ス ト ツバ S 2 の除去は、 前記強制押し込 みによ らずに、 カ ツタ等で切除する こ と によって行っても よい。

こ う して、 シャ フ ト 3 上のブラシ素子 Uは、 シャ フ ト 3 力 ら手作 業でも容易に外し得る。 そ して、 このよ う に第 1 のキ一部材に対す る第 2 のキー部材の押込みで、 キー溝と沈みキーと の緊締下の係合 を解き得る こ と は、 この係合解除を容易に行える こ と を意味する。 産業上の利用分野

本発明に係るブラ シロールは、 銅板のグライ ンデイ ング、 ポ リ ツ シング、 ク リ ーユングその他の処理に充当するブラ シロールと して 有用であ り 、 ブラシ素子は前記ブラ シロールのブラ シ素子と して有 用である。

Claims

請求の範囲

1 . ブラ シ素子が複数、 シャ フ ト長さ方向に並列してシャ フ ト に嵌 装され、 前記ブラ シ素子は、 外周縁に研磨ブリ ツスル又は洗浄糸を 植毛乃至は植設された環状ディ スク を厚み方向に並列して一体的に 結合されたアセンブリ で構成され、 該ブラ シ素子の各々 と シャ フ ト が、 該シャ フ トの周面及びブラシ素子の内周面に跨ってそれらの円 周方向に等間隔で形成されたキー溝及びその各キー溝に嵌る沈みキ 一によ り係合する よ う にされ、 前記沈みキー及びキー溝は、 横断面 のプロ フ ィ ールが、 ブラ シ素子のラジアル方向に沈みキーがブラシ 素子のキー溝よ り 抜けるのを阻止する形状であ り 、 前記沈みキーは ブラシ素子の長さ を超えない長さであ り 、 更に沈みキーは、 幅方向 へ拡張収縮可能で、 拡張で前記キー溝に緊く 係合し、 その係合を収 縮で解く よ う にされ、 また収縮下にブラ シ素子のキー溝に嵌った状 態で、 抜止め手段によ り 該キー溝から長さ方向へ抜けないよ う にさ れている こ と を特徴とするブラ シロール。

2 . ブラ シ素子が複数、 シャ フ ト長さ方向に並列 してシャ フ ト に嵌 装され、 前記ブラ シ素子は、 外周縁に研磨プ リ ッ スル又は洗浄糸を 植毛乃至は植設された環状ディ スク を厚み方向に並列 して一体的に 結合されたアセンブ リ で構成され、 該ブラ シ素子の各々 とシャ フ ト が、 該シャ フ 卜の周面及びブラシ素子の內周面に跨ってそれらの円 周方向に等間隔で形成されたキー溝及びその各キー溝に嵌る沈みキ 一によ り係合する よ う にされ、 該沈みキー及びキー溝は、 横断面の プロ フ ィ ールが、 ブラシ素子のラジアル方向に沈みキーがブラシ素 子のキー溝よ り 抜けるのを阻止する形状であ り 、 前記沈みキーはブ ラ シ素子の長さ を各々 が超えない長さの第 1 のキー部材と第 2 のキ 一部材を具有し、 第 1 のキー部材は、 前記キー溝の側壁と係合され る相互に並行する係合部、 該係合部の内側面に長さ方向へ交互に並 んで形成された凸段部及び凹段部、 該係合部を幅方向へ拡張， 収縮 可能に連結するばね型のブリ ッジ部、 及び第 2 のキ一'部材が長さ方 向へ移動可能に嵌まる凹溝を有し、 前記第 1 のキー部材の並行する 係合部は、 幅方向の拡張で前記キー溝に緊く 係合し、 その係合を幅 方向の収縮で解く よ う にされてお り 、 第 2 のキー部材は外側面に、 前記係合部内側面の交互に並ぶ凸段部及び凹段部に合致する形状， 配列の凹段部及ぴ凸段部を持ち、 第 1 のキー部材の係合部の凸段部 及び凹段部間の移行部と第 2 のキー部材の凹段部及び凸段部間の移 行部は、 第 1 のキー部材に対し第 2 のキー部材が長さ方向に移動可 能なよ う傾斜され、 第 2 のキー部材は、 その一端側の端部に装着さ れる取外 し可能なスぺーサと協同 して、 第 1 のキー部材に対する前 記凹溝内の第 2 のキー部材の長さ方向の差込深さ を制する切除乃至 は折除可能なス ト ツバを、 当該一端側に更に有し、 第 1 のキ一部材 は、 前記ス ト ツパが第 2 のキー部材長さ方向への移動で入 り 込むの を許す凹部を一端面に、 他端面にブラシ素子のシャ フ ト穴側の端面 に当接するス ト ツバを更を有する こ と を特徴とするブラ シロール。

3 . 沈みキー及びこれが嵌るキー溝は、 ブラ シ素子及びシャ フ トの ラ ジアル方向につき、 横断面のプロ フ ィ ールが、 ブラ シ素子側のェ リ アが概要台形、 シャ フ ト側のエ リ アが逆台形であって、 それら台 形と逆台形の外郭乃至は輪郭の接点が、 シャフ ト よ り ブラ シ素子側 に入り 込む位置で且つブラ シ素子と 同心円の同一線上に位置されて いる こ と を特徴とする請求の範囲 1 又は 2記載のブラ シロール。

4 . 外周縁に研磨プリ ッ スル又は洗浄糸を植毛乃至は植設された環 状ディ ス ク を厚み方向に並列して一体的に結合されたアセンブ リ で 構成され、 複数がシャ フ トにシャ フ ト長さ方向に並列 して嵌装され るブラ シ素子であって、 ブラ シ素子は、 シャ フ ト の周面及びブラシ 素子の内周面に跨ってそれの円周方向に等間隔で形成されたキー溝 及びその各キー溝に嵌る沈みキーによ り シャ フ トに係合する よ う に され、 前記沈みキー及びキー溝は、 横断面のプロ フ ィ ールが、 ブラ シ素子のラ ジアル方向に沈みキーがブラ シ素子のキー溝よ り 抜ける のを阻止する形状であ り 、 前記沈みキーは、 ブラ シ素子の長さ を超 えない長さであ り 、 また幅方向へ拡張収縮可能で、 拡張で前記キー 溝に緊く 係合し、 その係合を収縮で解く よ う にされ、 更に収縮下に ブラシ素子のキー溝に嵌った状態で、 抜止め手段によ り 該キー溝か ら長さ方向へ抜けないよ う されている こ と を特徵とするブラ シ素子 _c

5 . 外周縁に研磨プ リ ッ スル又は洗浄糸を植毛乃至は植設された環 状ディ ス ク を厚み方向に並列して一体的に結合されたアセンブリ で 構成され、 複数がシャ フ ト にシャ フ ト長さ方向に並列 して嵌装され るブラシ素子であって、 ブラ シ素子は、 シャ フ ト の周面及びブラシ 素子の内周面に跨ってそれらの円周方向に等間隔で形成されたキー 溝及びその各キ一溝に嵌る沈みキーによ り シャ フ トに係合されるに され、 前記沈みキー及びキー溝は、 横断面のプロ フ ィ ールが、 ブラ シ素子のラ ジアル方向に沈みキーがブラ シ素子のキー溝よ り 抜ける のを阻止する形状であ り 、 前記沈みキーは、 ブラ シ素子の長さ を各 々 が超えない長さの第 1 のキー部材と第 2 のキー部材を具有し、 第 1 のキー部材は、 前記キー溝の側壁と係合される相互に並行する係 合部、 該係合部の内側面に長さ方向へ交互に並んで形成された凸段 部及び凹段部、 該係合部を幅方向へ拡張， 収縮可能に連結するばね 型のプリ ッ ジ部、 及び第 2 のキー部材が長さ方向へ移動可能に嵌ま る凹溝を有し、 前記第 1 のキー部材の並行する係合部は、 幅方向の 拡張で前記キー溝に緊く 係合し、 その係合を幅方向の収縮で解く よ う にされてお り 、 第 2 のキー部材は外側面に、 前記係合部内側面の 交互に並ぶ凸段部及び凹段部に合致する形状， 配列の凹段部及び凸 段部を持ち、 第 1 のキー部材の係合部の凸段部及び凹段部間の移行 部と第 2 のキー部材の凹段部及び凸段部間の移行部は、 第 1 のキー 部材に対し第 2 のキ一部材が長さ方向に移動可能なよ う傾斜され、 第 2 のキー部材は、 その一端側の端部に装着される取外 し可能なス ぺーサと協同 して、 第 1 のキー部材に対する前記凹溝内の第 2 のキ —部材の長さ方向の差込深さ を制する切除乃至は折除可能なス ト ツ パを、 当該一端側に更に有し、 第 1 のキー部材は、 前記ス ト ツバが 第 2 のキー部材長さ方向への移動で入 り 込むのを許す凹部を一端面 に、 他端面にブラ シ素子のシャ フ ト側の端面に当接するス ト ツパを 更に有する こ と を特徴とするブラシ素子。

6 . 沈みキー及びこれが嵌るキー溝は、 ブラシ素子及びシャ フ トの ラジアル方向につき、 横断面のプロ フィ ールが、 ブラ シ素子側のェ リ アが概要台形、 シャ フ ト側のエ リ アが逆台形であって、 それら台 形と逆台形の外郭乃至は輪郭の接点が、 シャ フ ト よ り ブラ シ素子側 に入 り 込む位置で且つブラ シ素子と 同心円の同一線上に位置されて いる こ と を特徴とする請求の範囲 1 又は 2記載のブラ シロール。