WO1997006086A1 - Appareil pour etirer lateralement une bande - Google Patents

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WO1997006086A1
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Kazuhiko Kurihara
Hiroshi Yazawa
Yuki Kuroiwa
Shuichi Murakami
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Nippon Petrochemicals Company, Limited
Polymer Processing Research Inst., Ltd.
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    • B65H23/0258Registering, tensioning, smoothing or guiding webs transversely by tentering devices by rollers with a bowed axis

Description

明 細 書 ウェブの拡幅装置
技術分野
本発明は、 拡幅後のウ ェブの幅が拡幅前のウェブの幅の 1 . 2倍 以上になるようにスプリ ッ トウ ヱブゃ不織布等のゥ ヱブを横方向に 拡幅するための装置に関する。 背景技術
走行するウ ェブを横方向に拡幅して拡幅されたウ ェブは、 繊維業 界ゃプラスチッ クフ ィ ルムの分野で使用されている。 例えば、 広幅 一軸延伸スプリ ッ トウヱブゃスリ ッ トウ ヱブを拡幅して、 スプリ ッ トウエブの経緯積層不織布 (割繊維不織布) を製造することは特公 昭 5 3—3 8 7 8 3号公報に記載されている。 また、 不織布の幅出 しゃ横延伸するこ とが U S P 4, 2 2 3, 0 5 9 に記載されている 。 また、 不織布を縦延伸したウ ェブを経緯積層するこ とが特公平 4 —3 6 9 4 8号公報に記載されている。 また、 フ ィ ラメ ン ト トウを 拡幅してパンフ ィ ッ ク コ ンバータや トウカ ッ ターに導く こと (一般 に繊維業界では トウ開繊と呼ばれている) が行われている。 また、 トウ開繊不織布がある。
本発明のゥヱブの拡幅とは、 ゥヱブの幅を広げるこ とであり、 拡 幅後のゥ エブの幅が拡幅前のゥ エブの幅より もかなり大き く なるよ うにすることを言う。 拡幅後のウェブの幅と拡幅前のウ ェブの幅と の比を拡幅倍率と言う。 本発明のウ ェブの拡幅とは、 拡幅倍率が 1 . 2以上になるこ とを言う。 従って、 本発明のゥ ヱブの拡幅は、 ゥ エブのシヮ伸ばしゃシヮ防止とは異なる。 ウ ェブのシヮ伸ばしゃシ ヮ防止ではゥ ヱブの幅は実質的に変化しない。 また、 本発明のゥ ェ ブの拡幅とは、 ゥヱブの横延伸と も異なる。 ゥ ヱブの横延伸は延伸 により分子を横に配向させることを目的と しているのに対して、 ゥ ヱブの拡幅は単に幅が広がるのみで、 分子配向の変化はない。 ただ し、 不織布の拡幅において、 一部のフ ィ ラメ ン トが延伸され、 配向 を伴う場合もあるが、 全体と してはごく 一部である。
従来、 紙、 フ ィルム、 布等のゥ ヱブが走行する間に、 ウェブにシ ヮが入らないように、 湾曲したェクスパンダーロールが使用されて いる。 湾曲したェクスパンダーロールを使用すると、 ゥ ヱブの幅が わずかに広がることがある。 しかし、 この場合の拡幅倍率は低く 、 実質的な拡幅は行われない。 ェクスパンダーロールの湾曲を大き く したり、 走行するテンショ ンを強く したりすると、 拡幅倍率は大き く なるが、 それでも大きな拡幅倍率を達成できず、 拡幅されたゥ ェ ブの各部位の均一性がよ く なかった。
また、 スク リ ユーロ一ルを使用 してウェブの拡幅を行う ことがで き、 この場合にはェクスパンダーロールより拡幅倍率が上がるが、 拡幅の均一性が悪く、 ウ ェブの中央部が大き く拡幅され、 ウェブの 耳部の拡幅倍率が低く 、 高倍率の拡幅には使用できなかった。
これらの欠点を使用すべく 、 特公昭 4 6—4 3 2 7 5号公報や、 特公昭 5 0— 4 0 1 8 6号公報や、 特公昭 5 1 — 3 0 1 8 2号公報 や、 特公昭 5 8— 1 0 5 0 7号公報に記載された拡幅装置が提案さ れている。 特公昭 4 6— 4 3 2 7 5号公報に記載された拡幅装置は ゥェブの走行方向に所定のピッチで配置され、 各々が横方向に延び る複数のコイルスプリ ングを使用 している。 これらのコイルスプリ ングはウェブの走行方向に移動しながら次第に横方向に伸びる。 ゥ ヱブはコイルスプリ ングに載って横方向に拡幅される。 この拡幅装 置は、 高い拡幅倍率で均一な拡幅を行う ことができ、 出願人によつ て使用されている。 しかし、 この拡幅装置は複数のコイルスプリ ン グを移動しながら使用 しているので、 構造が比較的に複雑になり、 高価であり、 高速化を達成する上で問題があり、 広幅ウ ェブに対応 しにく く なつてきている。
特公昭 5 0—4 0 1 8 6号公報や、 特公昭 5 1 —3 0 1 8 2号公 報や、 特公昭 5 8— 1 0 5 0 7号公報に記載された拡幅装置は構造 が簡単であり、 高速化や広幅ウ ェブに対応できるが、 ウ ェブの種類 によつては拡幅の均一性に問題があつた。
また、 従来の拡幅装置では、 ウェブの幅ゃ拡幅の均一性をウェブ の種類やライ ン速度等の運転条件に対応してィ ンライ ンで制御でき ず、 常に安定した拡幅品質を保つことができなかった。 発明の開示
本発明の目的は、 上記問題点を解決し、 簡単な構造で、 高い拡幅 倍率を達成でき、 拡幅の均一性の良いゥ ヱブが得られるようなゥ ヱ ブの拡幅装置を提供するこ とである。
本発明の他の目的は、 ゥ ヱブの種類やゥヱブのムラ等の変化ゃラ イ ンス ピー ド等の運転条件の変化、 拡幅倍率等の製品と しての要求 性能等の変化に対して、 即刻追随して制御でき、 これらの変化に対 しても常に安定した製品が得られるようなウェブの拡幅装置を提供 することである。
本発明により、 拡幅後のウェブの幅が拡幅前のウ ェブの幅の 1 . 2倍以上になるようにウ ェブを横方向に拡幅するための装置であつ て、 ウェブを所定の搬送路に沿って搬送する搬送手段と、 走行する ウェブのテンショ ン制御手段と、 ゥヱブを横方向に拡幅するために 該搬送路に配置された拡幅手段とを備え、 該拡幅手段は、 凹面側と 凸面側と外周面とを有する湾曲した棒状部材と、 該湾曲した棒状部 材の軸線のまわりに概ね周方向に配置された突起とからなり、 該湾 曲した棒状部材は、 ウェブの走行方向に対して、 該凹面側が前方に 且つ該凸面側が後方になるように配置され、 少なく とも該突起が該 湾曲した棒状部材の軸線のまわりでウェブの走行速度より も高い速 度で回転可能であり、 該拡幅手段は拡幅開始点から該拡幅手段まで の拡幅距離が拡幅後のゥ ブの幅の 2倍以上となるように配置され ているウェブの拡幅装置が提供される。
このウェブの拡幅装置は、 簡単な構造でありながら、 種々のゥヱ ブに適応でき、 拡幅倍率を大き く取れ、 しかも拡幅の均一性に優れ たものであった。 図面の簡単な説明
以下本発明の実施例について図面を参照して説明する。 図面にお いて、
図 1 は本発明の実施例によるゥェブの拡幅装置を示す側面図であ o
図 2 は図 1 の矢印 IIの方から見た拡幅装置の正面図である。
図 3 は図 1及び図 2の湾曲した棒状部材からなる拡幅ロールを示 す平面図である。
図 4 は図 3の拡幅ロールの部分拡大図である。
図 5 は拡幅ロールの他の例を示す図である。
図 6 は拡幅ロールの他の例を示す図である。
図 7 は拡幅ロールの他の例を示す図である。
図 8 は拡幅ロールの他の例を示す図である。
図 9 は拡幅ロールの他の例を示す図である。
図 1 O Aから図 1 0 Eは本発明による拡幅ロールとともに使用す ることのできる補助拡幅手段の例を示す図である。 図 1 1 は拡幅ロールと と もに使用される部分押し当て部材を示す 図である。
図 1 2 は拡幅ロールとと もに使用される耳部拡幅調整部材を示す 図である。
図 1 3 は拡幅ロールと走行するウェブを示す斜視図である。
図 1 4 は図 1 3 の拡幅ロールに対するウェブの接触角度を示す図 である。
図 1 5 A及び図 1 5 Bは拡幅前及び拡幅後のスプリ ツ トウエブの 例を示す図である。
図 1 6 A及び図 6 Bは拡幅前及び拡幅後のス リ ッ トウ ブの例 を示す図である。
図 1 7 A及び図 1 7 Bは拡幅前及び拡幅後のフ イ ラメ ン ト トウの 例を示す図である。
図 1 8 A及び図 1 8 Bは拡幅前及び拡幅後のスパンボン ド不織布 の例を示す図である。
図 1 9 A及び図 1 9 Bは拡幅前及び拡幅後の縦延伸不織布の例を 示す図である。
図 2 0 は図 1 及び図 1 2 のウ ェブの拡幅装置を制御する フ ローチ ャ一 トである。
図 2 1 は図 2 0 のサブルーチン 2 を示す図である。
図 2 2 は図 2 0 のサブルーチン 3 を示す図である。
図 2 3 は図 2 0 のサブルーチン 4 を示す図である。
図 2 4 は図 2 0 のサブルーチン 5 を示す図である。
図 2 5 は図 2 0 のサブルーチ ン 6 を示す図である。
図 2 6 は図 2 0 のサブルーチン 7 を示す図である。 発明を実施するための最良の形態 図 1 及び図 2 は、 本発明の実施例によるゥェブの拡幅装置 1 0 を 示す図である。 拡幅装置 1 0 は図示しないフ レームを有する。
拡幅装置 1 0 は、 ゥヱブ 1 2 を巻いたロ ール 1 3 を支持するため の繰り出し機 1 4 と、 一対の繰り出 しロール 1 6 と、 ガイ ドロール 1 8 、 2 0 と、 速度調整ロール 2 2 とを有する。 一方の繰り出し口 —ル 1 6 はモータ M 1 により駆動され、 他方の繰り出しロール 1 6 はニップロールである。 ウェブ 1 2 は繰り出 しロール 1 6 により弓 I つ張られてロール 1 3 カヽら繰り出され、 ガイ ドロール 1 8 、 2 0 を 通って速度調整ロール 2 2へ導かれる。 速度調整ロール 2 2 はモー 夕 M 2 により駆動される。
卜ノレク感知ロール 2 4がガイ ドロール 1 8、 2 0 の間に配置され 、 モータ M l (繰り出 しロ ーノレ 1 6 ) は トノレク感知口 一ノレ 2 4 の出 力に基づいて走行するウ ェブ 1 2 のテンショ ン Pが一定になるよう に自動的に制御される。 なお、 トルク感知ロール 2 4 に代えて、 ダ ンサーロール等の他のテ ン シ ョ ン調整手段を使用 してもよい。 幅感 知器 2 6が速度調整ロール 2 2 の上方に配置され、 モータ M 2 は幅 感知器 2 6の出力に基づいて速度調整ロール 2 2上でゥヱブ 1 2の 幅が一定になるように制御される。 また、 速度調整ロール 2 2 を固 定のバ一に置き換え、 ク ロスガイダーをその固定のバーの前又は後 の位置に配置する構成にしても、 ゥ ヱブ 1 2の幅を一定にするこ と ができる。 繰り出しロール 1 6 と、 ガイ ドロール 1 8、 2 0 と、 速 度調整ロール 2 2 と、 これから述べる口ール等がゥ ヱブの搬送路を 形成する。 速度調整ロ ール 2 2 は拡幅装置 1 0 の高い位置に配置さ れ、 ゥ ヱブの搬送路は速度調整ロール 2 2から下方に向かう。
拡幅装置 1 0 は速度調整ロール 2 2 の下方に熱風チ ャ ンバ 2 8 を 含み、 フ ァ ン 3 0及びヒータ 3 2が熱風チヤ ンバ 2 8 に取りつけら れている。 熱風がフ ァ ン 3 0及びヒータ 3 2 により熱風チャ ンバ 2 8 に供給され、 熱風チ ャ ンバ 2 8 内を通るゥ ヱブ 1 2のひずみゃム ラをなく し、 ゥ ヱブ 1 2 の性質を均一化する。 熱風チャ ンバ 2 8 は 使用するゥ ヱブ 1 2 の種類に応じて使用され、 熱風チ ャ ンバ 2 8 を 使用 しない場合もある。 特に、 ゥ ヱブ 1 2がロール 1 3 に巻かれて 保存されている場合には、 ゥ ヱブ 1 2 に巻きムラが生じて均一な拡 幅を行う ことができないこ とがあり、 そのような場合には熱風チヤ ンバ 2 8 を使用すると拡幅ムラを解消できる。 また、 ウェブ 1 2 を 熱風チャ ンバ 2 8 に通すこ とにより、 ゥ ヱブ 1 2 の横方向のテンシ ヨ ンが一定になる。 なお、 熱風チャ ンバ 2 8 の代わりに、 その他の 熱処理手段、 例えば熱シ リ ンダ一やロール巻きのまま熱処理するこ と もできる。
拡幅装置 1 0 は熱風チャ ンバ 2 8の下方にシ リ 一ズに配置された 拡幅口 一ノレ 3 4 、 3 6 を含む。 拡幅口 一ノレ 3 4 、 3 6 は後で詳細に 説明される。 実施例においては、 2つの拡幅ロール 3 4、 3 6が使 用されている力 使用すべきウ ェブ 1 2 の種類に応じて拡幅ロール の数を変えることができる。 例えば 1 つ又は 3 つの拡幅ロールを使 用するこ とができる。 また、 拡幅ロール 3 4 、 3 6 と と もに補助拡 幅手段を使用することができる。 実施例においては、 ク ロスガイダ 一 3 8が拡幅ロール 3 4 、 3 6 の間に配置され、 耳部拡幅ロール 4 0が拡幅ロール 3 6 の後に配置される。
引き取り ロール 4 2が耳部拡幅ロール 4 0 の下方に配置され、 熱 処理ロール 4 4 、 4 6 が引き取り ロール 4 2 に続く 。 一方の引き取 り 口一ノレ 4 2 はモータ M 5 により駆動され、 他方の引き取り ロール 4 2 はニップロールである。 熱処理ロール 4 4 、 4 6 は図 2では示 されていない。 拡幅ロール 3 4 、 3 6 によって拡幅されたゥ ヱブ 1 2 aは引き取り ロ ーノレ 4 2 及び熱処理ロール 4 4 、 4 6 を通って次 の工程へ送られ、 あるいは図示しない巻き取り機で巻き取られる。 拡幅状態感知器 4 8が拡幅ロール 3 6 の後の適当な位置に配置され る。 実施例においては、 拡幅状態感知器 4 8 は熱処理ロール 4 6 の 後の位置に配置される。 拡幅状態感知器 4 8 は拡幅されたウェブ 1 2 aの幅 Rと密度 S とを感知する機能を有する。 従って、 拡幅され たウ ェブ 1 2 aの幅 Rと密度 S とを感知するために、 幅感知器と密 度感知器とを別々 に設けてもい。 密度 Sは例えばゥ エブ 1 2 aの一 部分の繊維の本数を測定し、 あるいは、 ウェブ 1 2 aの一部分の厚 さを測定するものとするこ とができる。 拡幅ロール 3 4、 3 6 はそ れぞれモータ M 3、 M 4 により駆動され、 モータ M 3、 M 4 は拡幅 状態感知器 4 8の出力に基づいて制御される。
図 3及び図 4 は拡幅ロール 3 4 を詳細に示している。 もう 1 つの 拡幅ロール 3 6 も同様な構成である。 拡幅ロール 3 4 は湾曲した棒 状部材 5 0 のまわりにほぼ円周方向に連続的に延びる溝 5 2 と突起 5 4 を施してなるものである。 突起 5 4 は 2 つの隣接する溝 5 2 の 間に形成される。 湾曲した棒状部材 5 0 は 1 本の棒又はロールをそ の中央部が凸となるように一平面内で湾曲させたものであり、 凹部 側 5 0 a と凸部側 5 O b とを有する。 図 2及び図 3 に示されるよう に、 拡幅ロール 3 4 (湾曲した棒状部材 5 0 ) は、 凹部側 5 0 Ά が 走行するウ ェブ 1 2 に関して前に位置し、 凸部側 5 0 bが後に位置 するように配置される。
図 3及び図 4の湾曲した棒状部材 5 0 は例えば市販のェクスパン ダ一ロールから作られる。 ェクスパンダーロールは、 曲がった軸 5 6 にボールべァ リ ング等の回転子を介してゴム又はプラスチッ クの 外側チューブ 5 8 を被せて形成したものである。 外側チューブ 5 8 の表面に溝 5 2を切ってその間に突起 5 4を形成してある。 溝 5 2 及び突起 5 4 は外側チューブ 5 6 の中心において対称にスパイラル 状に設けられている。 溝 5 2及び突起 5 4 は 1 条ねじでも多条ねじ の形状でもよい。
外側チューブ 5 8 にはプー リ 6 0が取りつけられ、 このプーリ 6 0が図 2 に示されるようにモータ M 3 により接続される。 従って、 溝 5 2 を切つた外側チュ一ブ 5 8が固定の湾曲した棒状部材 5 0 に 対して回転せしめられる。
図 5 は拡幅ロール 3 4 の変形例を示す図である。 この例では、 拡 幅ロール 3 4 は前の例と同様にェクスパンダ一ロールから形成され 、 外側チユーブ 5 8 に環状の溝 5 2及び突起 5 4がほぼ一定のピッ チで形成されている。
図 6 は拡幅ロール 3 4 の変形例を示す図である。 この拡幅ロール 3 4 は図 4又は図 5 と同様にェクスパンダーロールから形成され、 外側チュ一ブ 5 8 にスパイラル又は環状の溝 5 2が設けられるとと もに、 その溝 5 2 にコー ド 6 2 を巻き付け、 接着固定してある。 そ れによって、 拡幅ロール 3 4 の耐磨耗性が向上する。 コー ドの種類 と しては、 ウ レタ ン樹脂、 ナイ ロ ン樹脂、 シリ コ ン樹脂、 フ ッ素樹 脂等の樹脂コー ド、 スチールワイヤ等が適している。 これらのコー ドを使用すれば、 磨耗すれば簡単に取り替えるこ と もでき、 また、 コー ドの種類を変えるこ とによって表面の摩擦係数を簡単に変える こと もできる。
以上の例では、 拡幅ロール 3 4 の湾曲した棒状部材 5 0 はェクス パンダ一ロールから作られていた。 し力、し、 拡幅ロール 3 4 の湾曲 した棒状部材 5 0 はェクスパンダ一ロール以外のもので作られるこ とができる。 例えば、 湾曲した棒状部材 5 0 は、 短いスチール管を 湾曲した棒状につなぎ合わせて形成され、 その表面に溝又は突起を 形成する。
図 7 は拡幅ロール 3 4 の変形例を示す図である。 この拡幅ロール 3 4 は湾曲した棒状部材 5 0 を含み、 この湾曲した棒状部材 5 0 は フ レキシブルシ ャ フ トからなる。 湾曲した棒状部材 5 0の周り には コイルスプリ ング 6 4 が配置され、 コイルスプリ ング 6 4 の各端部 はプ一 リ 6 6 に係止される。 ブー リ 6 6 は湾曲した棒状部材 5 0 に 回転可能に支持される。 この例では、 湾曲した棒状部材 5 0 は固定 され、 コイルスプ リ ング 6 4がプー リ 6 6 を介して湾曲した棒状部 材 5 0 の回りで回転駆動される。 この場合、 コイルスプリ ング 6 4 が前の例の溝 5 2又は突起 5 4 と同様に作用する。
図 8 は拡幅ロール 3 4 の変形例を示す図である。 この拡幅ロール 3 4 は湾曲した棒状部材 5 0 を含み、 この湾曲した棒状部材 5 0 は フ レキシブルシ ャ フ ドカヽらなる。 湾曲した棒状部材 5 0の周りには コイルスプリ ング 6 4が配置され、 コイルスプリ ング 6 4 の各端部 は湾曲した棒状部材 5 0 に係止される。 プー リ 6 6 は湾曲した棒状 部材 5 0 に取りつけられる。 この例では、 湾曲した棒状部材 5 0 は コイルスプリ ング 6 4 とと もに回転駆動される。 湾曲した棒状部材 5 0の形状が安定しない場合には、 湾曲した棒状部材 5 0 に沿って 案内コ ロ ロール 6 8 を配置する。 なお、 図 3及び図 4 の溝 5 2 のス パイラルと、 図 7及び図 8 のコイルスプリ ング 6 4 のスパイラルと は逆に見えるが、 図 3及び図 4 においてはウ ェブ 1 2 は拡幅ロール 3 4の向こ う側を通り、 図 7及び図 8 においてはゥヱブ 1 2 は拡幅 ロール 3 4の手前側を通るように配置される。
図 9 は拡幅ロール 3 4 の変形例を示す図である。 この拡幅ロール 3 4 は湾曲した棒状部材 5 0 を含み、 一対のコィルスプリ ング 7 0 a、 7 0 bがこの湾曲した棒状部材 5 0 にその中心から対称に配置 される。 各コイルスプリ ング 7 0 a、 7 0 bの内端部は湾曲した棒 状部材 5 0 に回転可能に取りつけられたベア リ ング 8 0 に係止され 、 各コイルスプリ ング 7 0 a、 7 0 bの外端部は湾曲した棒状部材 5 0 に回転可能に取りつけられたプー リ 8 2 に係止される。 プー リ 8 2 はそれぞれモータ M a、 M bにより駆動される。 従って、 コィ ルスプリ ング 7 0 a、 7 0 bは互いに別に駆動され、 例えば、 ゥ ェ ブ 1 2がその左右部分において拡幅性が異なる場合にモータ M a、 M bの速度を変えることにより ゥヱブ 1 2 を均一に拡幅するこ とが できる。 一方、 図 8 においては、 コイルスプリ ング 6 4 の両端はプ — リ 6 6 に係止されているが、 これは拡幅ロール 3 4が長い場合に 好ま しい構成で、 これらのプー リ 6 6 は同一速度で回転されるのが 好ま しい。
図 1 0 Aから図 1 0 Eは、 拡幅ロール 3 4、 3 6 とと もに使用す るこ とのできる補助拡幅ロール 8 4 の例を示す図である。 図 1 O A の補助拡幅ロール 8 4 は特にウ ェブ 1 2 の両端端部を伸ばす効果の 大きいェクスパンダーロールである。 図 1 0 Bの補助拡幅ロール 8 4 は特にゥヱブ 1 2 の中央部を伸ばす効果の大きいェクスパンダー ロールである。 され、 図 1 0 Cの補助拡幅ロール 8 4 は中央部の直 径を小さ く 、 両端部の直径を大き く し、 両端部における表面速度が 大き く なるようにしたロールである。 本発明の拡幅ロール 3 4 、 3 6 にもこれらの特徴を取り入れるこ と もできる。
図 1 0 Dの補助拡幅ロール 8 4 はフラ ッ トェクスパンダ一の例で ある。 図 1 0 Eはスク リ ユーロールの例で、 本発明の拡幅ロール 3 4、 3 6 と比べて、 湾曲がない。
図 1 1 及び図 1 2 は、 拡幅ロール 3 4、 3 6 とと もに使用するこ とのできる部分補助拡幅手段の例を示す図である。 図 1 1 において は、 拡幅ロール 3 4 の近傍に長い横断バー 8 6 が配置され、 部分押 し当て部材 8 8が板 8 6 に位置を調整可能に取りつけられている。 部分押し当て部材 8 8 をウ ェブ 1 2 の拡幅状態の悪い部分に押し当 てることにより、 その部分の拡幅ロールの接触角度を大き く してそ の部分の拡幅倍率を上げる こ とができる。 逆に、 ウェブから離す側 に押し当て部材を配置するこ とにより、 ウェブの拡幅倍率の高すぎ る部分の拡幅を低く することができる。
図 1 2 においては、 耳部拡幅調整部材 9 0が配置されている。 耳 部拡幅調整部材 9 0 はスパイラル状の溝または突起を有するロール であり、 走行するゥ ヱブ 1 2 に対して斜めに配置される。 この耳部 拡幅調整部材 9 0 は図 1 及び図 2 の耳拡幅ロール 4 0 のように拡幅 ロール 3 6 の後で引き取り ロール 4 2 の前や、 熱処理ロール 4 4 の 前に配置されるのが最も効果が高い。
本発明のゥ ヱブの拡幅装置 1 0 の作用において、 ゥヱブ 1 2 は拡 幅口一ル 3 4、 3 6 により横方向にその幅を広げられる。 ゥヱブ 1 2 の幅は拡幅ロール 3 4 の前の拡幅開始点から広く なり、 拡幅口一 ル 3 6 において最大になる。 拡幅ロール 3 4、 3 6 によるゥヱブ 1 2 の拡幅は、 ゥヱブ 1 2の走行速度と同じ速度で回転しているロー ルから始まる。 実施例の場合、 拡幅開始点は速度調整ロール 2 2 よ り先の トルク感知ロール 2 4 になる。 拡幅の操業の安定性のために は、 速度調整ロール 2 2上でのゥヱブ 1 2の幅や位置が一定である こ とが望ま しい。 このため、 速度調整ロール 2 2 の速度を制御する 。 幅感知器 2 6 により検出されたゥ ヱブ 1 2の幅 Qがゥ ヱブ 1 2 の 品種やグレー ドによって決定される所定値より も小さい場合には、 モータ M 2 により、 速度調整ロール 2 2 の速度を遅くする。 ゥヱブ 1 2の幅 Qが所定値より も大きい場合には、 モータ M 2 により、 速 度調整ロール 2 2 の速度を速く する。 速度調整ロール 2 2 の速度を 速く すると、 ゥヱブ 1 2 の幅 Qは小さ く なる。 通常は、 速度調整口 ール 2 2の表面速度はゥ ヱブ 1 2 の走行速度より も遅く しており、 停止している場合もある。
湾曲した棒状部材 5 0 に溝 5 2及び突起 5 4 やコイルスプリ ング 6 4、 7 0 a . 7 0 b等の円周方向に延びる突起を設けてなる拡幅 ロール 3 4、 3 6 は、 ゥヱブ 1 2 の走行速度より も早い表面速度で 駆動される。 すなわち、 外側チューブ 5 8 やコイルスプリ ング 6 4 、 7 0 a、 7 0 bが回転駆動される。 これによつて、 ゥヱブ 1 2 は 少なく と も 1 . 2倍以上、 好ま し く は 2倍以上の比較的に大きな拡 幅比で拡幅される。 拡幅ロール 3 4、 3 6 を多段に設けるこ とで、 より均一に、 より大幅に拡幅できる。 本発明によれば、 単にェクス パンダ一ロールのみを使用 して拡幅を行う場合と比べて、 湾曲した 棒状部材 5 0 の湾曲を小さ く し、 ゥヱブ 1 2 の拡幅ロール 3 4、 3 6 との接触角を小さ く し、 ウェブ 1 2の接触角も小さ く し、 ウ ェ ブ' 1 2 の導入角を出口角より も大き く とるなどマイル ドな条件で、 し かも比較的に小さなゥヱブテンシ ョ ンで拡幅できるので、 拡幅の均 一性が向上する。
図 1 3及び図 1 4 は本発明による拡幅の作用機構を説明する図で ある。 図 1 3 は走行しているゥ ヱブ 1 2が湾曲している拡幅ロール 3 4 に接触している状態を示している。 簡単化のために、 拡幅ロー ル 3 4 の溝やスプリ ング及び回転駆動機構は省略してある。 図 1 4 は拡幅ロール 3 4 の中心及び搬送路の中心を通る横断面でとった断 面斜視図である。 図 1 4 においては、 拡幅ロール 3 4の中心におい て拡幅ロール 3 4 の軸線と交差し、 湾曲した拡幅ロール 3 4 の凹部 側 5 0 aの中心から凸部側 5 0 bの中心からへ延びる線を Y軸とす る。
図 1 3及び図 1 4 に示されるように、 ゥヱブ 1 2 は湾曲している 拡幅ロール 3 4 の凹部側 5 0 a力、ら入り、 凸部側 5 0 bから出てい く 。 Y軸に対するウ ェブ 1 2 の導入角度は αであり、 出口角度は /3 である。 ゥヱブ 1 2 は接触角度 で拡幅ロール 3 4 に接触している 。 接触角度 0、 導入角度 α、 出口角度 /5との間には下記の関係があ ) θ = 1 8 0 - { a + β )
ウェブ 1 2 は湾曲している拡幅ロール 3 4 の凹部側 5 0 aから入 り、 凸部側 5 0 bから出ていく構成だけでも、 ある程度の拡幅作用 を受ける。 接触角度 0が大きいほど拡幅作用は大き く 、 導入角度 と出口角度 が等しいほど拡幅ロール 3 4 の凸部側 5 0 bを大き く 利用でき、 拡幅作用が大き く なる。 さ らに、 拡幅ロール 3 4 の表面 領域の突起 (溝 5 2突起 5 4 やスプ リ ング 6 4等による突起) が回 転することにより、 拡幅作用がさ らに大き く なる。 すなわち、 図 1 3 に示されるよう に、 拡幅ロール 3 4 の表面領域の突起の回転方向 は矢印 Xで示されるようにゥ エブ 1 2の走行方向に対して外向きに なり、 ゥヱブ 1 2 を外側に牽引する。 従って、 従来的なェクスパン ダーロールのみを使用する場合と比べて、 本発明によれば、 大きな 拡幅倍率で拡幅を行う ことができる。 従来的なェク スパンダ一口一 ルのみを使用 して拡幅する場合には、 接触角度 0は 3 0〜 9 0度と する必要があり、 接触角度 を大き く すると拡幅の均一性が低く な ることが多い。 本発明の場合には、 接触角度 は 3 0度以下でよ く 、 多く の場合 1 0度程度で良好な結果が得られる。 また、 本発明で は、 導入角度 αを出口角度 Sより大き く とるこ とで拡幅の均一性を 増すようにするこ とができる。 このようにして、 本発明では、 拡幅 の拡幅倍率を向上するとともに、 拡幅の均一性を向上するこ とがで さ <έ>
拡幅ロール 3 4、 3 6 を使用 した拡幅は、 拡幅のムラが生じるよ うな場合にムラを修正する機能をも有する。 すなわち、 部分的に拡 幅の小さい部分があれば、 その部分を積極的に拡幅ロール 3 4、 3 6 に押し当てるこ とにより、 その部分の拡幅倍率をげることができ る。 逆に拡幅が高すぎる部分があれば、 その部分を拡幅ロールから 離すことで、 部分的に拡幅倍率を下げることができる。 このために 、 図 1 1 に示される部分押し当て部材 8 8が使用される。
拡幅作用において、 一般にはウ ェブ 1 2 の両端部は拡幅の程度が 小さ く 、 拡幅されても縮ま って結果的に拡幅が小さ く なることがあ る。 そこで、 両端部のみを強制的に拡幅させるこ とが均一な製品を 得る上で有用である。 本発明では、 その一例と して、 スパイラル溝 のロールをウェブの両端部に斜めに強く押し当てることにより、 両 端部の拡幅を良好にした。 このために、 図 1 及び図 2 に示されるク ロスガイダー 3 8 や、 耳部拡幅調整部材 9 0 を使用するこ とができ 拡幅装置 1 0 は、 一定のゥ ヱブテンシ ョ ンで運転されるこ とが重 要であり、 テンシ ョ ンムラが生じると拡幅ムラに直結する。 従って 、 テンシ ョ ンコ ン ト ロール装置と組み合わせて運転するこ とが重要 である。 そ して、 本発明では、 拡幅ロール 3 4 、 3 6 の拡幅能力が 大きいために、 拡幅テンシ ョ ンを小さ く できる。 小さな拡幅テ ンシ ョ ンは製品を損傷しない点に特徴があり、 さ らに拡幅ロールに当た るテンシ ョ ンが角部で均一になるために均一な拡幅に貢献する。 拡幅が始ま る位置 (図 1 及び図 2では トルク感知ロール 2 4 ) か ら 2段目の拡幅ロール 3 6 までの距離、 すなわち拡幅距離が均一拡 幅において重要である。 拡幅距離が短いと急激に拡幅しなければな らず、 均一拡幅はできない。 ウ ェブと同速度で回転するロールがあ ると、 ウ ェブはその点までは広がらず、 同幅でく る。 一般に、 拡幅 開始点はウ ェブと同速度で回転する最終ロールの位置となる。 この 拡幅開始点から拡幅ロールまでの距離、 すなわち拡幅距離について 鋭意研究した結果、 拡幅距離は少なく と も拡幅後のゥ ブの幅の 2 倍以上必要であるこ とが分かった。
本発明はウ ェブの種類ゃ拡幅倍率等の拡幅条件、 ライ ンス ピー ド やライ ンのテンシ ョ ン等の変動要因に対しても、 常に一定の品質が 得られる自動制御できるようになつている。 拡幅の品質と しては、 ウェブの幅全体と しての拡幅倍率ばかりでなく、 部分的な拡幅倍率 すなわちゥ ヱブの密度のムラにも対応できるよう にした。 これは本 発明が拡幅ロールを強制駆動していることと、 多段の拡幅ロールを 使用 している こ と、 テ ン シ ョ ンコ ン ト ロールと組み合わされるこ と によって初めて可能となったものである。
図 1 5 Aから図 1 9 Bは使用されるウ ェブ 1 2及び拡幅されたゥ エブ 1 2 aの例を示す図である。 本発明による拡幅装置 1 0 は、 拡 幅前のゥヱブ 1 2の幅は 3 0 O m m以上、 拡幅後のゥヱブ 1 2 aの 幅は 1 0 0 0 m m以上になるような広幅のゥヱブに適用できる。 た だし、 フィ ラメ ン ト トウの場合には、 拡幅前のゥ ヱブ 1 2 の幅は 1 0 0 m m程度であるので、 拡幅後のゥ ヱブ 1 2 aの幅は 2 0 0 m m 以上になる。 本発明における拡幅倍率は、 スプリ ッ トゥヱブ及びス リ ッ トウェブでは 2倍以上、 その他の不織布等で 1 . 2倍以上とす るこ とができる。
図 1 5 Aは広幅スプリ ッ トゥヱブ 1 2 の例であり、 図 1 5 Bは図 1 5 Aの広幅スプリ ツ トウヱブ 1 2 を横方向に 3倍に拡幅して得ら れた広幅スプリ ッ トウ ヱブ 1 2 aである。 このような広幅スプリ ッ トウヱブ 1 2、 1 2 a は例えば特公昭 4 6—3 9 4 8 6号公報や実 公昭 5 2—1 3 3 7 1 号公報に記載されている。
図 1 6 Aは広幅スリ ツ トウ エブ 1 2 の例であり、 図 1 6 Bは図 1 6 Aの広幅ス リ ッ トウ ヱブ 1 2 を横方向に 3倍に拡幅して得られた 広幅スリ ツ トウ ヱブ 1 2 aである。 このような広幅ス リ ツ トウエブ 1 2、 1 2 a は例えば特公昭 5 1 — 3 7 3 9 0号公報や実公昭 5 4 — 3 0 3 8 4号公報に記載されている。
図 1 7 Aはフ ィ ラ メ ン ト トウ 1 2 の例であり、 図 1 7 Bは図 1 7 Aのフ ィ ラメ ン ト トウを横方向に 3倍に拡幅して得られたフ ィ ラメ ン ト トウ 1 2 aである。
図 1 8 Aはスパンボン ド不織布 1 2 を示し、 図 1 8 8は図 1 8 A のスパンボン ド不織布 1 2 を横方向に 1 . 5倍に拡幅したスパンボ ン ド不織布 1 2 aを示す。
図 1 9 Aは縦延伸不織布 1 2 を示す。 図 1 9 8は図 1 9 Aの縦延 伸不織布 1 2 を横方向に 1 . 5倍に拡幅した縦延伸不織布 1 2 aを 示す。 縦延伸不織布は例えば特公平 3— 3 6 9 4 8号公報に記載さ れている。 その他の不織布、 例えばメ ル トブロー不織布、 二 一 ドル パンチ不織布、 ウ ォータニー ドル不織布、 乾式不織布等を使用する こと もできる。
図 1 5 A、 図 1 6 A、 図 1 7 Aに示される広幅スプリ ツ トウヱブ
1 2、 広幅ス リ ツ トウエブ 1 2、 フ ィ ラ メ ン ト トウ 1 2 は、 横方向 に延びるフ ィ ラメ ン ト成分がほとんどないので、 本発明の拡幅装置 を使用 して 2倍以上に拡幅するのに特に適している。 ウ ェブは 1 0 万 d (デニール) 力、ら 1 0 0万 dの場合、 ゥ ヱブのテ ンシ ョ ンは 2 k gカヽら 5 O k gであり、 これは 0. 0 0 2 g Z dカヽら 0. 0 5 g Z dの範囲となる。
図 1 8 A、 図 1 9 Aに示されるスパンボン ド不織布 1 2 、 縦延伸 不織布 1 2 はフ ィ ラ メ ン ト間の絡みが大き く 、 拡幅に大きなテ ンシ ヨ ンを必要と し、 接触角度を大き く する必要がある。 本発明の拡幅 装置を使用 して 1 . 2倍以上に拡幅するこ とができる。 縦延伸不織 布 1 2 のフ ィ ラ メ ン ト はス ノ、 °ンボン ド不織布 1 2 のフ ィ ラ メ ン トの
5分の 1 力、ら 1 0分の 1 であり、 同 じ坪量なら、 その分だけフ イ ラ メ ン ト本数が多い。
また、 複数の拡幅ロール 3 4 、 3 6 を用いる場合、 1 本当たりの の拡幅ロールに対する接触角度及びテンシ ョ ンをマイル ドな条件に し、 複数の拡幅ロール 3 4 、 3 6で全体で拡幅していく こ とが高品 質の拡幅ウ ェブを得るのに有効である。 不織布のように絡みの強い ゥ ヱブでは、 複数の拡幅ロール 3 4 、 3 6 をゥ ヱブの表裏に近接し て配置するこ とにより さ らに拡幅能力を高める こ とができる。
図 2 0 は図 1 及び図 2 の拡幅装置 1 0 においてゥヱブ 1 2の拡幅 を自動制御するフローチヤ一 卜である。 第 1 の拡幅ロール 3 4 は図 1 0 Bのように比較的に湾曲が小さいェクスパンダ一ロールに溝を 切ったものと し、 ウ ェブ 1 2の中央が拡幅されやすく し、 第 2 の拡 幅ロール 3 4 は図 1 0 Aのように比較的に湾曲が大きいェクスパン ダーロールに溝を切ったものと し、 ゥ ヱブ 1 2 の端部が拡幅されや すいものと した。
ステップ S 1 において、 ゥヱブ 1 2 の走行速度 Vが所定値 V。 よ り大きいかどうかを判断し、 ノ 一であればサブルーチン 1 へ進み、 イエスであればステップ S 2へ進む。 ステップ S 2 において、 ゥェ ブ 1 2の張力 Pが所定の範囲内 ( P , > P > P 2 ) であるかどうか を判断し、 ノ ーであればサブルーチ ン 1 へ進み、 イエスであればス テツプ S 3へ進む。 サブルーチン 1 においては、 例えば、 ゥ ヱブ 1 2 の走行速度 Vが所定値 V。 より も遅かったり、 テンシ ョ ンが低か つたりする場合には、 ゥ ヱブ 1 2 のつなぎ処理等を行う。 ステップ S 3 において、 幅感知機 2 6 で検知したゥ ヱブ 1 2の幅 Qが所定の 範囲内の最小値 Q , より も小さいかどうかを判断し、 イエスであれ ばサブルーチン 2へ進み、 ノ ーであればステップ S 4へ進む。 サブ ルーチン 2 においては、 図 2 1 に示されるように、 ステップ S 2 0 1 において、 ゥ ブ 1 2 の幅 Qが最小値 Q , より も小さいと判定さ れる回数が設定回数より も大きいかどうかを判断し、 イエス (設定 回数内) であればステップ S 2 0 2 に進んで速度調整ロール 2 2 の 速度 (V 2 ) を減少させる。 ステップ S 2 0 1 の判定がノ ー (設定 回数外) であれば、 速度調整ロール 2 2の速度だけではウェブ 1 2 の幅を一定に調節できないので、 張力設定値を減少させる。
図 2 0 において、 ステップ S 4 において、 幅感知機 2 6で検知し たウ ェブ 1 2 の幅 Qが所定の範囲内の最大値 Q 2 より も大きいかど うかを判断し、 イエスであればサブルーチ ン 3 へ進み、 ノ ーであれ ばステップ S 5へ進む。 サブルーチン 3 においては、 図 2 2 に示さ れるように、 ステップ S 3 0 1 において、 ゥヱブ 1 2 の幅 Qが最大 値 Q 2 より も大きいと判定される回数が設定回数より も大きいかど うかを判断し、 イエス (設定回数内) であればステップ S 3 0 2 に 進んで速度調整ロール 2 2 の速度 (V 2 ) を増加させる。 ステップ S 3 0 1 の判定がノー (設定回数外) であれば、 速度調整ロール 2 2の速度だけではゥヱブ 1 2の幅を一定に調節できないので、 張力 設定値を増加させる。
ステップ S 5 において、 拡幅状態検知機 4 8で感知されるゥ ェブ 1 2 の幅 Rが所定の範囲内の最小値 R , より も小さいかどうかを判 断し、 イエスであればサブルーチン 4へ進み、 ノ ーであればステツ プ S 6 へ進む。 サブルーチン 4 においては、 図 2 3 に示されるよう に、 ステップ S 4 0 1 において、 拡幅されたゥ ヱブ 1 2 aの幅 R力く 最小値 R , より も小さいと判定される回数が設定回数より も大きい かどうかを判断し、 イエス (設定回数内) であればステップ S 4 0 2 に進んで第 2の拡幅ロール 3 6 の速度 (V 4 ) を增加させる。 ス テツプ S 4 0 1 の判定がノ ー (設定回数外) であれば、 ステップ S 4 0 3 に進んで張力設定値を増加させる。
ステップ S 6 において、 拡幅状態検知機 4 8で感知されるゥ ヱブ 1 2 の幅 Rが所定の範囲内の最大値 R 2 より も大きいかどうかを判 断し、 イエスであればサブルーチ ン 5 へ進み、 ノ ーであればステ ツ プ S 7 へ進む。 サブルーチン 5 においては、 図 2 4 に示されるよう に、 ステップ S 5 0 1 において、 拡幅されたゥ ヱブ 1 2 aの幅 Rが 最大値 R 2 より も大きいと判定される回数が設定回数より も大きい かどうかを判断し、 イエス (設定回数内) であればステップ S 5 0 2 に進んで第 2 の拡幅ロール 3 6 の速度 (V 4 ) を減少させる。 ス テツプ S 5 0 1 の判定がノ ー (設定回数外) であれば、 ステップ S 5 0 3 に進んで張力設定値を増加させる。
ステップ S 7 において、 拡幅状態検知機 4 8で感知されるゥ ヱブ 1 2の密度 Sが所定の範囲内の最大値 S , より も大きいかどうかを 判断し、 イエスであればサブルーチン 6へ進み、 ノ ーであればステ ップ S 8 へ進む。 ゥヱブ 1 2 の密度 Sはゥ ヱブ 1 2 の横方向中央部 の厚さで検出した。 サブルーチン 6 においては、 図 2 5 に示される ように、 ステップ S 6 0 1 において、 拡幅されたゥヱブ 1 2 aの密 度 Sが最大値 S , より も大きいと判定される回数が設定回数より も 大きいかどうかを判断し、 イエス (設定回数内) であればステップ S 6 0 2 に進んで第 1 の拡幅ロール 3 4の速度 (V 3 ) を増加させ る。 ステップ S 6 0 1 の判定がノー (設定回数外) であれば、 ステ ップ S 6 0 3 に進んで張力設定値を減少させる。
ステップ S 8 において、 拡幅状態検知機 4 8で感知されるゥ ェブ 1 2の密度 Sが所定の範囲内の最小値 S 2 より も小さいかどうかを 判断し、 イエスであればサブルーチン 7へ進み、 ノ ーであればリ タ 一ンへ戻る。 サブルーチン 7 においては、 図 2 6 に示されるように 、 ステップ S 7 0 1 において、 拡幅されたゥ ヱブ 1 2 aの密度 Sが 最小値 S 2 より も小さいと判定される回数が設定回数より も大きい かどうかを判断し、 イエス (設定回数内) であればステップ S 7 0 2 に進んで第 1 の拡幅ロール 3 4の速度 (V 3 ) を減少させる。 ス テツプ S 7 0 1 の判定がノ ー (設定回数外) であれば、 ステップ S 7 0 3 に進んで張力設定値を減少させる。
このよう に、 検出された張力、 幅、 密度に従って各ロールの速度 と張力とを調節することによりウ ェブ 1 2の幅を自動的に最適値に 制御することができる。 図 2 0から図 2 7 のフ ローチ ャー トは制御 の一例を示すものであって、 ウェブ 1 2 の種類ゃ拡幅倍率、 使用す る拡幅ロール 3 4、 3 6 の種類や設置本数によって異なった制御を 行う こ とができる。 また、 拡幅ロール 3 4、 3 6が対称な突起を有 し突起の速度が別個に変えられる場合にも同様の制御を行う ことが できる。 この場合、 ウ ェブ 1 2の両端部の速度や密度等を測定する こ とにより、 一対の突起の速度を適切に調節する。
上記の制御においては、 拡幅ロ一ル 3 4、 3 6 の速度とウ ェブ 1 2 のテンショ ンとで幅の調節を行っている力く、 その他のフ ァ クタ一 を変化させること もできる。 例えば、 ゥ ヱブ 1 2 と拡幅ロール 3 4 、 3 6 との接触角度を調節したり、 拡幅ロール 3 4、 3 6 の湾曲を 変化させること もできる。 接触角度を調節は拡幅ロール 3 4、 3 6 の上にター ンバーを設置し、 その位置を調節することにより調節可 能である。 また、 湾曲の程度は湾曲を油圧で調節できるタイプのェ クスパンダーロールを使用 して拡幅ロール 3 4、 3 6 を構成するこ とにより、 油圧で湾曲を調節可能である。
以上説明したように、 本発明によれば、 比較的に簡単な構造で、 品質の良い拡幅を行う こ とができる。 さ らに、 本発明によれば、 自 動制御により拡幅を行い、 品質の良い拡幅ウ ェブを得ることができ る。 本発明は簡単な構成であるけれども、 広幅のウ ェブを高速で拡 幅することができ、 例えば 1 0 0 m / m i n以上、 特には 2 0 0〜 3 0 0 m / m i nで拡幅を行い、 拡幅後の製品幅が 2 m以上、 特に は 4〜 5 mに達するゥ ヱブにも適用できる。 また、 本発明では、 拡 幅テ ンシ ョ ンを低く押さえることができ、 毛羽立ちやすいウ ェブに も適用可能である。

Claims

請 求 の 範 囲
1 . 拡幅後のウェブの幅が拡幅前のゥヱブの幅の 1 . 2倍以上に なるようにゥ ヱブを横方向に拡幅するための装置であって、
ウェブを所定の搬送路に沿って搬送する搬送手段と、
走行するゥ エブのテンシ ョ ン制御手段と、
ゥ ェブを横方向に拡幅するために該搬送路に配置された拡幅手段 とを備え、
該拡幅手段は、 凹面側と凸面側と外周面とを有する湾曲した棒状 部材と、 該湾曲した棒状部材の軸線のまわりに概ね周方向に配置さ れた突起とからなり、
該湾曲した棒状部材は、 ウ ェブの走行方向に対して、 該凹面側が 前方に且つ該凸面側が後方になるよう に配置され、
少なく と も該突起が該湾曲した棒状部材の軸線のまわりでゥェブ の走行速度より も高い速度で回転可能であり、
該拡幅手段は拡幅開始点から該拡幅手段までの拡幅距離が拡幅後 のゥ ヱブの幅の 2倍以上となるように配置されている、 ゥ ヱブの拡 幅装置。
2 . 前記突起がゥ ェブの走行方向に対して傾斜して設けられてい るこ とを特徴とする請求項 1 記載のウ ェブの拡幅装置。
3 . 湾曲した棒状部材が、 湾曲したシャフ ト と、 該シャフ トのま わりに該シャフ トに対して回転可能に取りつけられた外側チューブ とからなり、 前記突起が該外側チューブに設けられ、 該外側チュー ブが回転駆動されるこ とを特徴とする請求項 1 記載のゥ ュブの拡幅
4 . 前記外側チューブがその外周面に切られた溝を有し、 前記突 起が該隣接する溝の間に形成されていることを特徴とする請求項 3 記載のゥ ェブの拡幅装置。
5 . 前記突起がスパイ ラル状に設けられているこ とを特徵とする 請求項 4記載のゥェブの拡幅装置。
6 . 前記突起が湾曲した棒状部材の中心に関して対称にスパイラ ル状に設けられているこ とを特徵とする請求項 4記載のウェブの拡 幅装置。
7 . 前記突起が環状に形成されているこ とを特徵とする請求項 4 記載のゥ ェブの拡幅装置。
8 . 前記突起が湾曲した棒状部材のまわり に配置された少なく と も 1 つのスプリ ングからなるこ とを特徵とする請求項 1 記載のゥ ヱ ブの拡幅装置。
9 . 前記少なく と も 1 つのスプリ ングが湾曲した棒状部材に対し て回転可能に配置されるこ とを特徴とする請求項 8記載のウ ェブの 拡幅装置。
1 0 . 前記少なく と も 1 つのスプリ ングが湾曲した棒状部材の中 心に関して対称に設けられ、 互いに別の表面速度で回転できるこ と を特徴とする請求項 8記載のゥュブの拡幅装置。
1 1 . 前記拡幅手段の前段に走行するウ ェブのひずみを除去する 加熱手段をさ らに有するこ とを特徵とする請求項 1 記載のウ ェブの 拡幅装置。
1 2 . 前記拡幅手段の前段に速度調整ロールをさ らに有すること を特徴とする請求項 1 記載のウ ェブの拡幅装置。
1 3 . 前記速度調整ロールの前段にテ ン シ ョ ン制御用のロールを をさ らに有し、 該テ ンシ ョ ン制御用の口一ルが拡幅開始点を規定す るこ とを特徵とする請求項 1 記載のウ ェブの拡幅装置。
1 4 . 前記拡幅手段の後段に拡幅したウ ェブの幅及び密度を測定 する検知手段をさ らに備え、 該検知手段の測定値に基づき該拡幅手 段の回転速度及び走行するウェブのテンシ ョ ンを制御するこ とによ り、 ゥ ュブの拡幅後の幅、 拡幅倍率、 拡幅の均一性のうちの少なく とも一つを自動制御できるようにしたことを特徴とする請求項 1 記 載のゥ ェブの拡幅装置。
1 5 . ゥ ヱブが、 縦一軸延伸フ ィ ルムのスプリ ッ トウヱブ、 縦一 軸延伸フ ィ ルムのス リ ッ トゥヱブ、 フ ィ ラ メ ン ト トウ、 不織布、 不 織布の縦延伸ウェブのグループの中から選択された一つからなるこ とを特徴とする請求項 1記載のウェブの拡幅装置。
1 6 · ゥ ヱブが、 縦一軸延伸フ イ ルムのスプリ ッ トウヱブ、 縦一 軸延伸フ ィ ルムのス リ ッ ト ウ ヱブ、 フ ィ ラ メ ン ト ト ウのグループの 中から選択された一つからなり、 拡幅倍率が 2倍以上であるこ とを 特徴とする請求項 1 5記載のウェブの拡幅装置。
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