明 細 害 ビ ス へテ D環化合物 技荷分野 本発明は, 医案殊 血獰低下剤と して有用な 新親ビ ス へテ 口環化合物及びその塩に関する。 背釁技銜 現在, 糖尿病の治療剤と して臨床上使用され ている合成血.糖低下剤は ス ル ホ - ル ゥ レ ア剤と ビク'ァナイ ド剤である。 し力ゝし, ビク 'ァ ナイ ド 剤は, 乳酸ア シ ドー シ スを惹起するので, その 適応に制限があ り , 稀に しか用いられていない。 一方, ス ル ホ ニ ル ゥ レ ア剤は, 血糖低下作用が 碹実で副作用 も非常に少いが, と き と して低血 糖症をひき起こすこ と があ り, 使用に当 り充分 な注意を払 う 必要があ った。
従来よ り , ス ル ホ ニ ル ゥ レ ア剤に代る血糖低 下剤の開発研究が種々試みられて きた力 その ほ とん どんは消え, 実用化されるに至 った もの はない。 (EP 0 397 453 )
近年に至 り , 末捎龃綠における イ ン ス リ ン 感 受性を高めて血お Jj低下作用を示すィ ン ス リ ン感
受性増強剤が, 上記合成血糖低下剤に代 り う る もの と して注目 されている。
しかし, これま でのイ ン ス リ ン感受性増強剤 は作用が弱いかあるいは副作用があるな ど未だ 満足すべき状態ではな く, よ り 強力で副作用の 少ない薬剤の開発が要望 れている。 癸明の開示 そこで, 本発明者らは, 種々 の化合物を創製 し, ス ク リ ー ニ ン グを進めて きた結杲, 下記一 般式 (I ) で示される ビ ス へテ σ環化合物及びそ の塩がィ ン ス リ ン感受性増強作用に基づ く 優れ た血糖低下作用を有し臨床目的を達成 し う る も のである こ と を知見して本発明を完成させる に 至った。
.式中 Rl , R は同一または異なって
Γ 、ΝΗ
で示される基を、 R3 は水素原子: ァセチルァミノ基: カルボキシ基 またはスルホキシ基で茧換されていてもよい低级アルキル基を、 X , y は同一または異なって、 ¾素原子、 硫黄原子、 N Hで示される筌を、 B' 、 B は低級アルキル基で ¾換されていてもよいベンゼン環またはナフ タレン ¾を、 L1、 L2は同一または異なって阜結合、 ¾素原子、 硫黄 原子、 スルホニル基, スルフィエル基を、
Aは単結合、 直^又は分枝のアルキレン基、 (C
2— C
6〕 低級アルケニ レン基 アルキニレン基を、 nは Qまたは 1を¾ する, 但し nが 1であって、 R
1 、 R
2 が
であり、 し 、 し
2がともに ^子である^合は、
Aが^^状の
C 2 一 C 6アルキレン を除く.
すなわち, 本発明は上記一般式 (I)で示され る ビ ス へテ 口環化合物又はその塩を発明の構成 と し, その提供を 目 的する。 以cc下本発明化合物につき詳述する。
ァノレ キ レ ン基と しては, 炭素数が 1 乃至 12個の直鎖又は分岐状のア ルキ レ ン基が好 適であ り , 具体的には, メ チ レ ン基, エ チ レ ン
CH3
基, メ チ ル メ チ レ ン基 V- CCHH--ノ , ト リ ノ チ レ
CH3
ン ブ a ビ レ ン基 、一 CH20H—ノ, 2 — ブ ビ
CH3 \
レ ン基 -CHCH2 - / , ジ メ チ ル メ テ レ ン基
テ ト ラ メ チ レ ン基, 1 — メ チ ノレ ト
リ メ チ レ ン基, 2 —メ チ ル ト リ メ チ レ ン基, 3 ー メ チ ノレ ト リ メ チ レ ン基, 1 ー ェ チ ノレ エ.チ レ ン 一 , 2 — ェ チ ル エ チ レ ン基
, 2, 2 — ジ メ チ ル エ チ レ ン基
1, 1 — ジ メ チ ル エ チ レ ン基 ェ チ ノレ メ チ ノレ メ チ レ ン基
ベ ン タ メ チ レ ン基, へ キ サ メ チ
レ ンさ , へブタ メ チ レ ン基, 才ク タ メ チ レ ン基, ノ ナ メ チ レ ン基, デ カ メ チ レ ン基, ゥ ン デ カ メ チ レ ン基, ドデカ メ チ レ ン基などが挙げられる。
『低級ア レ キ レ ン基』 は, 前記
『ア ル キ レ ン基 J の う ち炭素数 1 乃至 6 個の直 錢又は分岐状の ものが挙げられる。
(C 2— C 6〕 低級アルケニレン基とは直鎖または分枝の炭素数 2個から 6個の 低級アルケニレン基である。
H
アルキニレン基としては直鎖または分枝の例えば一 Cョ C— , — C三 C一 C一
H
-CH2C≡CCH^ - , -CH CH2Cミ CCH CH2- が挙げられる。
本発明化合物 (I ) 及びその塩は, 不斉炭素原 子を有する場合がありそのよ うな化合物にあって は異性体が存在する。 本発明には光学異性体な どの立体異性体の分離されたもの及びその混合 物が含まれる。
本発明化合物 ( I ) は, へテ D環に酸性窒素を 有しているので塩基 と の塩を形成 し う る。 本発 明には化合物 (I ) の塩 も含まれる も のであ り , そのよ う な塩と してはナ ト リ ウ ム, カ リ ウ ム, カ ノレ シ ゥ ム, マ グネ シ ウ ム, ア ル ミ ニ ウ ム な ど の金属 との塩, メ チ ルァ ミ ン , ェチルァ ミ ン アミノグァ二ジン, グァニジン, 3, 5—ジメチルー i _アミジノピラゾール ジメ チノレ ア ミ ン , ジェ チ ルァ ミ ン , ト リ メ チ ノレ ァ ミ ン , ト リ ェ チ ノレ ア ミ ン , モ ノ エ タ ノ ー ノし ァ ミ ン , ジエ タ ノ ー ノレ ア ミ ン , ト リ エ タ ノ ー ノレ ア ミ ン , シク ロ へキ シ ル ァ ミ ンな どの有機塩基 と の塩, リ ジン, オ ル二 チ ンな ど の ア ミ ノ 酸 と の 塩な どが挙げられる。
本発明化合物 (I ) 及びその塩は, その基本骨 格や基な ど化学構造上の特徵に鑑み, 種 々 の製 造を適用 して製造する こ とができ る。 以下に代 表的製法を例示する。
1 製法
(III)
L' つ
n CH CHCOOR'
z
(II)
〔反応式中、 B
1 , B
2 , Ll , A, L
2 および nは前記の意味を有し, Z は ノ、ロゲン原子を, R ' は水素原子またはエステル残基を意味する。 〕
一般式 I aで示されるビス (ィミノォキソヘテロ環) 誘導体は, 一般式 I Iで 示されるビス (フヱ二ルノ、ロゲノブロビオン酸) 誘 体と式 . 1 I Iで示される 化合物とを反応させることにより製造される。
また, 一般式 I bで示されるビス (ジォキソヘテロ環) 誘導体は, 化合物 I aを, あるいは化合物 I aを含む前段の反応液をそのまま、 加水分解することにより製 造できる。
こ こ ^:, Z1が示すハ ロ ゲ ン原子 と しては, ョ ゥ素原子, 具素原子, 塩素原子な どカ^ ま た が示すエ ス テ ル残基 と しては メ チ ル基, ェ チ ノ ブロ ビノレ基, イ ソ プ ロ ビノレ基, ブチノレ基, イ ソ フ ·チ ノレ , se c — プチジレ.基, tert 一 フ* チ ノレ ^ , ペ ン チ ノレ基, イ ソ ペ ン チノレ基, ネ;^ ベ ン チ ノレ基, sec 一ベ ン チ ノレ基, ter t一ベ ン チ ノレ基, へ キ シ ノレ基, ィ ソ へキ シ ル基な どの低級 ア ル キ ル基や ベ ン ジンレ基な どの ァ ラ ノレキ ノレ基等 エ ス テ ノレを形 成し う る基であれば よ い。
Γ &の製造は, 通常 メ タ ノ ー ル , エ タ ノ ー ル , ブ ノ ー ンレ , イ ソ フ' ノ ー ノレ , メ ト キ シ ェ タ ノ一ノレ , ェ ト キ シ ェ タ ノ 一 ノレな どの ァ ノレ コ ー ノレ類ゃ ジ メ チ ノレ ス ノレ ホ キ シ ド , ジ メ チ ノレ ホ ノレ 厶 ア ミ ドな ど反応に不活性な有機溶媒中に行われ る。 殊に 次いで酸性加水分解工程に反応液を そ
のま ま付すと きな どを考慮すればア ル コ ー ル類 が好ま しい。
'原料化合物の使用贵は, 等モノレ反応であるか ら化合物 (H) と (no と を等モ ル でよいが, 入手 が容易な化合物 (ΠΙ)を過剰モ ノレ と して も よい。
反応温度は, 通常加熱下に行なわれ, 殊に便 用溶媒の還流温度下に行 う のが有利である。
反応に際し, 反応に よ り 生.成するハ ロ ゲ ンィ匕 水素酸を ト ラ ッ ブする物 例えば齚酸ナ ト リ ゥ ムゃ^酸カ リ ゥ ムなどを添加するのが好ま しい c 反応時間は, 原料化合物の種類や反応条件な どを考慮して適宜設定される。
lbの製造は, 前段と 同様の反応に不活性な 溶媒, スルホラン, ジメチルスルホキシド, エトキシエタノール
殊にア ル コ ー ル類中で, 過剰量の水及び 酸, 例えば塩酸や臭化水素酸な どの強酸の存在 下に, 通常加熱好ま し く は加熱還流する こ と に よ り 行なわれる。
反応時間は原料化合物の種類, 反応条件等を 考慮して適宜設定される。
なお, 原料化合物 (II) は, 以下の よ う に し て 入手する こ と 力'、でき る。
1 ) NaN02/HZ L -B' H2CHCOOR-
2 ) CH2=CHCOOR'
■CH2CHCOOR'
(X) す-なわち, 原料化合物 (辽) は, ビ ス ( ニ ト ロ フ - - ル ) ィ匕合物 (IV) を還元して ビ ス ( ァ ミ ノ フ エ - ル ) ィヒ合物 (V) とな し, 次いでハ ロ ゲ ン 化水素酸の存在下に ジ了 ゾ化し, ア ク リ ル酸又 はそのエ ス テ ノレを反応させる こ と よ り 得られ る 0
'前段の還元反応は, ア ル コ ー ル類や^酸な ど の反応に不活性な有機溶媒中, ラ ネー ニ ッ ケノレ やパラ ジゥ ム炭素な どを触媒とする接触還元や 亜鉛, 鉄などの金属 と醉酸, 塩酸な どの酸に よ る化学還元の常法を適用 して行なわれる。
反応生成物は特に精製する こ と な く 次工程に 付すこ とができる。
後段の反応は, 通常メ タ ノ ー ル, エ タ ノ ー ル,
フ' ロ ノく ノ ー ノレ, イ ン フ' ロ ノ ノ ール, メ ト キ シ ェ タ ノ一ノレ , ェ ト キ シ エ タ ノ ー ノレな どのァ ノレ コ ー ル類な ど反応に不活性な有機溶媒中, 塩酸, 具 化水素酸, ヨ ウ化水素酸な どのハ ロ ゲ ン化水素 酸の存在下に, 亜硝酸ナ ト リ ゥ ムな どの ジァ ゾ 化剤を 10 ^下の温度で加えて 反応させて ジ ァ ゾ化し, 次いで酸化銅 (I) , 酸化銅 (10 , 塩 化銅な どの銅触媒の存在下にァク リ ノレ酸又はそ のエ ス テ ル (VI) を加えて室温下に反応させる こ と によ り行なわれる n 反応終了は窒素ガ ス発生 の終了で確認する。 第 2 製法
(IV)
(エ cー)
(ェ d)
(反応式中 B1, B2 , L1, A, L2 , X, Y, R3及び nは前記の意 を有し Rbは一 CHOまたは R2で示される基を、 Rlbは
で示され 基を意味する。 mは Rbがー CHOである場合は 2であって' それ 以外の場合は 1である。 〕
一般式 I cで示されるヘテロ璟誘 体は, 一般式 IVで示されるモノもしくは ビスアルデヒド誘導体と一般式 Vで示されるヘテロ環化合物とを反応させる ことにより製造される。
また一般式 I dで示されるヘテロ璟誘 体は化合物 I cを還元することにより 製造される。
本発明の化合物 I cを製造する反応はアルデヒドと活性メチレン化合物を 塩基の存在下に脱水縮合する反応で Kn o evena e l縮合とよばれる 周知の反応である。 化合物により反応条件が選択されるが浍媒としては齚¾ が, 塩基としては群薛アンモニゥム塩化アンモニゥム等が特に好ましく反応 度は通常加熱好ましくは加熱還流下で行なわれる。
本発明の化合物 I dを製造する反応は炭素一炭素二重結合の還元反応であり ' パラジウム一炭素等を触媒とする水素化反応,水素化ホウ素リチウム
ホウ素ナトリゥム等の水素化物による還元反応等が選択される。 遗元反応 としては ig媒にジメチルイミダゾリジノン, 還元剤としては水素化ホウ紫 ナトリゥム等が好ましく反応温度は通常加熱下で行なわれる。
なお金屈水素化物による炭素—炭 ¾二重結合の還元においては反応条件 によりさらに
なる基が得
(VI) (ェ e)
〔反応式中, R1, R2 , L2, A, Bl , B2 及び nは前記の意味を有し
Zはハロゲン原子を Rcはハロゲン原子または一し2_^^~1½示さ' れる基を Lleは酸素原子または硫黄原子を意味する。 mは Rcがハロゲン原子 である場合は 2であってそれ以外の場合は 1である。 (ただし Rcが ハロゲン原子である場合は一し2__^8^~112で示される基は
_L-c_ Bj^_Riと同—である。 ) )
—般式 I eで示されるヘテロ環誘導体は, 一般式 VIで示されるハロゲン 化アルキル誘導体と一般式 VI Iで示されるフエノールもしくはチオフ ノール 類とを塩基の存在下に反応させることにより製造される。 本反応は芳香族 エーテルもしくは芳香族チォエーテルの合成法であり周知の反応である。
化合物により反応条件が選択されるが, 溶媒としてはジメチルホルムアミ ド が, 塩基としては炭酸力リゥムが好ましい。 反応温度は塩基の種類によっては 冷却下の場合もあるが通常室温乃至加熱下で行なわれる。
第 4製法
(VIII) つ
(R2, L1 , L2 , A, B , B および nは前記の意味を有し, Rd はシァ ノメチル基または R2で示される基を, Rld は
を意味する。 但し R
dがシァノメチル基で示される基である場合は は前記 — CH
2-R
ld と同一の基を意味する。 )
一般式 I fで示されるヘテロ環誘導体は, 一般式 V I I Iで示されるモノ若しく はビス二トリル誘導体から, シァノ基をへテロ環基に変換する周知の反応によつ て製造される。
シァノ基を
に変換する反応は, たとえば二トリル誘導体 V I I Iとアジ化ナトリ ウム, 塩化 アンモニゥムをジメチルホルムアミ ドを溶媒として加熱することにより行なわれ
る。 またシァノ基を
に変換する反応は、 例えば二トリル誘導体 V I I Iをナ トリウムメチラー ト, ヒ ドロキシルアミ ン塩酸塩をメタノール溶媒中で加熱して, シァノ ¾をいったん
NHOH
ΝΗ とした後, ビリジンと塩化チォニルとジクロロメタン溶媒中で反応させることに より行なわれる。 第 5製法
(反応式中 B1 , B2 , L1 , し2, A, nは前記の意味を有し, R_4 , R 5, R 6, R 7は水紫またはアルキル基を, R4 , R5および Ft0 , R7は一緒 になって単結合を表わし,
XI , X 2は同一または異なって ¾紫原子, 硫黄原子, NHを表わし, Y1 , Y 2は同一または異なって g 素原子, 硫黄原子を表わし, 同時に酷紫原子を表わ すときはない。)
—般式 〔B) で表わされるビスへテロ環誘導体は—般式 〔A〕 で示されるビスへ テ口環誘導体を臭素, 過酸化物などで処理することにより製造される。
本反応はチォカルボ二ル基をカルボニル基に変換するための周知の反応である。 化合物により反応条件が選択されるが, 溶媒としては齚酸' メ トキシエタノール, エトキシエタノール, ジメチルホルムァミ ド、 N , N ' —ジメチルイミダゾリジ ノンが使用されるかまたは余剰の臭素を溶媒として使用してもよい。
反応温度は化合物の種類によっては加熱下に行なわれる場合もある力 , 通常 冷却下および室温下で行なわれる。 第 6製法
(反応式中 B 1, B 2 , Ll , A, L 2および nは前記の意味を有し, Zは 水酸基を, R 'はアミ ド残基またはエステル残基を意味する- ) —般式 (I a ) で示されるビス 〔ジォキソーォキサゾリン) 誘導体は, 一般 式 (I I ) で示されるビス (フエニルヒドロキシプロピオン酸) 誘導体と尿 素またはジアルキル炭酸エステルとをナトリゥムメ トキシド, 力リゥムブト キシド等の塩基存在下に反応させることにより製造される。
その他の製法
本発明の化合物の一部は, 更なる反応により他の目的化合物に変換することがで きる。 これらについては, 例えば以下のような周知の方法を用いて実施すること ができる。
a ) L 1 または L2 の少なく とも 1つが硫黄原子であるようなスルフィ ド化合物 は周知の酸化反応を用いることにより当該硫黄原子を 一?一としたスル
0 フィニル化合物、 更に一 s o2 —としたスルホン 化合物とすることができる。
b〕 R1 または R2 の少なく とも 1つが
— H
で示される基である場合は、 周知の N—アルキル化反応により
で示される基を有する目的化合物とすることができる (
こ の よ う に製造された本発明化合物 (I) は, 遊 雜のま まあるいは塩と して単離され, 精製される
単離 ' · 精製は, 抽出, 結晶化, 再結晶, 各種力 ラ ム ク ロ マ ト ク' ラ フ ィ ー, 特にシ リ カ ゲ ノレ カ ラ ム ク ロ マ ト グ ラ フ ィ 一な ど通常の化学操作を適用す る こ と に よ り 行なわれる。
( 発明.の効果 )
本発明化合物 (I) 及びその塩は, イ ン ス リ ン感 受性増強作用に基づ く優れた血糖低下作用を有し, 低毒性であ り , 糖尿病殊に非ィ ン ス リ ン依存型真 性糖'尿病 ( Π型 .;) や, 糖尿病の各種合併症の予防 治療剤ゃィ ン ス リ ン と の併用薬剤と して有用であ
本発明のィ ン ス リ ン感受性増強作用に基づ く 血 糖低下作用は^下の試験法 よ つて確認された も のである。
血糖低下活性
4一 5 w の雄性 k k マ ウ スを 日本ク レ ア よ り 入手 した。 動物は高カ ロ リ ー食 ( CMF , オ リ エ ンタ ル 薛母) で個別飼育し体重 40 g前後のものを用いて 試験した。
血糖値の測定は尾餑脈よ り 10 A の血液を 採取 し, 0.33 N の過塩素酸 で除蛋白後, 遠心分 離を行い上澄相のク'ノレ コ ー スをグル コ ー ス ォ キ シ ダー ゼ法を用いて測定した。 血糖が 200 rag Zc 以 上の動物 6 匹を 1 群と して試験に供した。
薬剤は 0.5 % メ チル セ ル 。 ー ス に懸濁し 4 日間毎 日経口投与を行なった。 薬剤投与前お よ び 5 日 目 に尾静脈よ り 血液を採取し上記の方法に よ り 血糖 を測定した。
血糖低下活性は ^剤投与前に対する低下率で表
わし, 有意の限界値 P = 0.05 と して統計学的に評 価した 0
= p < 0.05
^?※ = p < 0.01
※※※ ぐ 0.001
^の結果, 本発明化合物 10 〜 300 mgノ kgの範囲 で効果が認められた。 以下の表に 1 OOmg投与時の抑制率を示す。 化合物 抑制率
実施例 14の化合物 37 %
実施例 15の化合物 47 %
実施例 16の化合物 51 %
また, 本発明化合物は毒性が低く, 例えば実施例 15の化合物を F i s h e r ラッ ト (雄雌各 2匹) に経口投与で 1, OOOmgZkg, 3日間連続投与した が異常は認められなかった。
一般式 (I ) で示された化合物又はその塩の 1 種 又は 2種^上を有効成分と して含有する製剤は, 通常製剤化に用いられる担体ゃ賦形剤, その他の 添加剤を用いて調製される。
製剤用の担体ゃ賦形剤と しては, 固体又は液体 状の非毒性医薬用物質が挙げられる。 これらの例 と しては, たと えば乳糖, ステア リ ン酸マグネ シ ゥ 厶 , ス タ ー チ, タ ル ク , ゼ ラ チ ン, 寒天, べ ク チ ン, ア ラ ビ ア ゴ ム , ォ リ ー ブ油, ゴ マ油, 力 力 ォパタ ー, エ チ レ ング リ コ ール等やその他常用の ものが例示される。
製剤は従来のス ル ホ ニ ル ゥ レ ア剤な どの合成血 糖低下剤と 同様, イ ン ス リ ン注射な どの煩雑さを 避けるために, 錠剤, カ プ セ ル剤, 散剤, 細粒剤 穎粒剤, 丸剤な.どの経口投与剤とするのが有利で あるが, 注射剤, 坐剤, 貼付剤 ( 口腔内を含む ) や経鼻剤などの非経口投与製剤とする こ と も可能 であ 。
本発明化合物の臨床的投与量は, 適応される患 者の症状, 体重, 年令や性別等を考慮して適宜設 定されるが, 通常成人 1 日当 り経口投与で 10 〜 2,000 m であ り, これを 1 回であるいは 2 〜数回 に分けて投与する。
(実施例 )
以下に実施例を掲記し本発明を更に詳細に説明 する。
なお, 本発明原料化合物中には新規な物質も含 まれてお り , その製法を参考例に示す。
また, 原料化合物の製法及び本発明化合物の製 法を一連で処理した も のについては実施例に合せ て記載する。 参考例 1
CH-. CH, C¾ Br
1, 5 — ジ ブ ロ モ ベ ン タ ン 46 g ( 0.2 モ ノレ ) , 4 一 二 ト ロ フ エ ノ ー ノレ 55.6 g ( 0.4 モ ノレ ) , K2C〇3 60 g を ジ メ チ ノレ ホ ノレ ム ァ ミ ト' 500 [^中 60〜 70 °C に て 8 時間撹抨 した。 反応終了後, 水 300 を加
ぇ晶出 した結晶を 取, メ タ ノ 一ノレにて统 -滌 し て 1,5 — ビス一 P —二 ト ロ フ エ ノ キ シ ) ベ ン タ ン 70 g を得た。
実施例 1
1,5 一 ビ ス ( p 一二 ト ロ フ エ ノ キ シ ) ベ ン タ ン 34.6 g ( 0.1 モ ル ) を 酸 1 I 中, ラ ネー ニ ッ ケ ル 10 I ^を触媒 と し て用いて接触水素化 し, 酢漦を留 去した。 残渣を メ タ ノ ー ル 2 に溶解 し , 濃 塩酸 200 を加えた後, 0 'C に 冷却 し た。 力 き ま ぜな が ら , 亜硝酸ナ ト リ ウ ム 13.8 g ( 0.2 モ ノレ ) の 飽 和水溶液を 10 'c 以下で滴下 し た。 反 、 了後, ァ
ク リ ル ¾ メ チ ノレ 300 g を加え, 酸化銅(I) lO gを 徐 々 に加え, 1 夜室温に放置した。 窒素 ガ ス発生 の終了を確認した後, 滅圧にて乾固した。 残渣を 水 1 エー テ ル 2 に溶力 し, エー テ ル層を分取 し, 無水硫酸マ グ ネ シ ウ ム で乾燥後, ヱ一テ ルを 留去した。 残渣をエ タ ノ ー ル 200 に溶力 し,' チ ォ尿素 15.2 g ( 0.2 モ ル ) , 酢酸ナ ト リ ウ 厶 16.5 g ( 0.2 モ ル ) を加えて, 140 'Cの油浴上 15 時間 加熱撹拌した後, 4N—塩酸 ΐθθ ί ^を加えて, 更 に 140での油浴上 15 時間加熱撹拌した。 滅圧下 にエ タ ノ ー ルを留去し, 水 500 m , 酢酸ェ チル 500 m を加えて齚酸ェチル層を分取し, 無水硫酸マ ク' ネ シ ゥ 厶 で乾燥後, 醉酸ェチ ノレ を 留去した。 残澄 を シ リ カ ゲ ル カ ラ ム ク ロ マ ト ク' ラ フ ィ 一 に付 1 ( 溶離液 : 2 %の メ タ ノ ー ノレを含んだ ク □ D ホ ノレ ム ) , Ri = 0.11 の溶出分を集めて 5一ビス [ p 一 [ ( 2,4 — ジ ォ キ ソ ー 5 —チ ア ゾ リ ジ ニ ノレ ) メ チ ル ] フ ヱ ノ キ シ ] ペ ン タ ン 8 g を得た。
なお, R ί = 0.56 ' R ί = 0.43 に 副生物力; 認め られた。
1,5 — ビ ス [ Ρ 一 [ ( 2,4 — ジ ォ キ ソ ー 5 —チ ァゾ リ ジ - ノレ ) メ チ ノレ 〕 フ ヱ ノ キ シ 〕 ベ ン タ ン 原料化合物 : 1,5 — ビ ス '( ρ—二 ト ロ フ - ノ キ シ ) ペ ン タ ン
理化学的性状
Rf = 0.11
融 ^ 143〜 5 *C イ ソ フ · 口 パ ノ 一 ノレ
元素分析値 ( C25H2eN2OeS2と して)
C ( ) H (%) N (%) S (%) 理論値 58.35 5.09 5.44 12.46 実験値 58.31 5.10 5.33 12.46 質量分析値 (mZz ) 513 ( M- 1 )"
Fab (Neg.)
核磁気共鳴ス べ ク ト ル ( de— DMSO, TMS内部標準) δ : 1.4— 2.0 ( 6 Η, m, -CH2- ( ΟΗ2)3 -CH2- )
3.02 ( 2H, dd, 6)- C HH— )
3.30 ( 2H, dd, (S CHH- )
3.93 ( 4H, brt, — 0— CH2— )
4.83 ( 2H, dd, — CH— )
6.75〜8.2 ( 8H, m, フ エ 二ノレ )
11.98 ( 2H, br, H )
実施例 2 〜 5
実施例 1 と同様に して以下の化合物を得た。 実施例 2
ビ ス 「 P一 「 ( 2, 4—ジ才 キ ソ ー
5 —チ ア ゾ " ジ - ル ) メ チノレ 〕 フ ヱ - ル ] ス ル フ ィ ド
理化学的性状
R f = 0.0 9
融点 188— 189。C エーアル
元素分析値 ( C2oHieN2'04 S3として)
C(%) H(%) N (%) S (%)
理論値 54.04 3.63 6.30 21.64
実験 m 54.98 3.84 5.79 19.79
質量分析値(m/z) : 444 ( M+ )
核磁気共鳴スペク ト ル (de一 DM S 0, TMS内部標準) : 3.1 0 ( 2 H, d d, -C HH- )
4.8 9 ( 2 H, dd, -CH- )
7.2〜7.3 ( S H, s, フ ヱ ニ ル )
実施例 3
ビス [ P 一 [ ( 2, 4 —ジ才キ ノー 5—チアゾ リ ジ 二 ノレ ) メ チノレ ] フ ユ 二 ノレ ] ス ノレ ホ ン
環化学的性状
R f = 0.03
融点 224 ~ 231 C イソフ'ロパノール
元素分析値 ( C20HieN2O6S3として)
C(%) H(%) N(%) S (%) 理論値 50.41 3.38 5.88 20.19 実験値 50.29 3.37 5.79 19.86 質量分析値( mZz) : 4 76 ( Μ+) , 3 60, 254 核磁気共鳴スべク ト ル ( de— DMSO, TMS内部標準) δ : 3·1〜3.7 ( Η, m, - C H2 -)
4.8〜5·1 ( 2 H, m, -C H- )
7.4〜 8.1 ( 8H, m, フ エ 二ノレ )
12.1 ( 2 H, b r , NH )
実施例 4
1,ュ 0一ビス Γ Ρ - Γ (,.2, ー ジ キ ン一 5 —チ ァ ゾ リ ジ -ル ) メ チル 〕 ヱ ノ キ シ 〕 デ カ ン 原料化合物: 10—ビス (ρ—二 ト ロフ エノキシ) デカン 埕化学的性状
R f = 0.1 8 融点 139 ~ 142。C イ ン ズロパノーノレ 元素分析値 (C30H3eN2Oe S2として) C (%) H (%) N (%) S ( ) 理論値 61.61 6.21 .79 10.97 実験値 61.65 6.28 4.63 10.72 貧量分析値 (mZZ ) 5 8 3 ( M - 1 )"
Fab (Neg.) 核磁気共鳴スべク h ( d0—DMSO, TMS内部標準:) δ : 1.0〜: 1.9 ( 1 6H, m, 0— CH2 -( CH2)8 -
C H2-0 )
3.02 C 1 H, d d, <o)-C HH - ) 3.9 2 ( 4 H, t , - 0 - C H2- )
4.86 ( 2 H, d d , - C H - )
6.8〜 7.3 ( 8 H, m, フエ 二ノレ ) 1 1-8 4 ( 2 H, b r , ΝΗ ) 実施例 5
, 3 — ビ ス [ ρ — Γ( 2, 4 — ジ才 キ ン 一 5 — チ ア ゾ リ ジ - ノレ ) メ チル 〕 フ エ ノ キ シ〕プ ロ ノく ン 原料化合物: 1 , 3 —ビス ( ρ—二トロフヱノキシ) ブ口パン 埕科学的性状
R f = 0.1 3
融点 1 4 7〜 8。C メ ク ノ ーノレ
元素分析値( C23 H22N20。 S2として)
C ( ) H (%) N ( ) S (%) 理論値 56.78 4.56 5.76 13.18 ¾値 56.8 1 4.68 5.55 12.9 1 質量分析値( m,z ) : 4 8 5 ( M- 1 )~
FabCNeg.) 核磁気共鳴スべク ト ル ( d0— DMS O' TM S内部標淮) δ : 1.96〜2.30 ( 2 H' m, - C H2-(C H,^ C H2- ) 3.0 2 ( 2 H, d d , (oY-C H H - )
4.07 ( 4 H, br t, 一 0 C H2—)
4.83 ( 2H, dd, -CH- )
6.7 ~ 8.2 ( 8 H, m, フ ヱ ニノレ )
12.0 ( 1 H X 2, br, NH ) 実施例 6
H2N 0)~N¾
P 一 フ ェ 二 レ ン ジァ ミ ン 21.6 g ( 0.2モル ) を メ タ ノ 一ノレ 200 に溶か し, 漫塩酸 1 00 を加え た後, 0 °Cに冷却 した。 かき ま ぜなが ら, 亜硝酸 ナ ト リ ゥ ム 27.6 g ( 0.04 モル ) の飽和水溶液を 10。C 下で滴下 し た。 反応終了後, ア ク リ ル酸 メ チ ル 103g を加 え, 酸 銅 (I) 10g を徐々 に加 て, 1 夜室温に放置 し た。 窒素力'ス発生の終了 を 確認 した後, 滅圧にて乾固 し た。 残渣を水 500 エ ー テ ル層を分取 し, ^水硫酸マ グ ネ シ ウ ム 燥後, エ ー テ ルを留去 した。 残渣を ヱ タ ノ — ル 100 [^に溶力 し, テ オ尿素 30.4 g ( 0.4モ ル ) 酸 ナ ト リ ウ ム 33 g ( 0.4モル ) を加 え て, 140。Cの油 浴上で 15時間加熱攪拌 し た。 析出 した沈餒を沪取 し, メ タ ノ ー ノレ及び水で充分に洗滌 し た後乾燥 し
て粗製の 1,4 一 ビ ス [ ( 2 —イ ミ ノ ー 4 一 才 キ ソ 一 5—.チアゾリ ジ -ル ) メ チル 〕 ベンゼン 40 gを得た。 理化学的性状
核磁気共鳴スべク トノレ ( de— DMSO, TMS内部標準) ^ : 2.85 ( 2 H, dd, -C HH - )
4.5 5 ( 2 H, dd, — C H— )
7.1 6 ( 4H, s, フ エ -ノレ )
9.0 1 ( 4H, br, NH ) 莠施例 7
1, 5 一 ビ ス [ ( ρ 一二 ト 口 フ ヱ ニ ノレ ) チ 〕 ぺ ン タ ン 7.5 6 g ( 0.0 2モ ノレ ) を 酸 100 m 中, ラ ネ 一ニ ッ ケ ル 2 を触媒に用いて接触水素ィヒ し , 酢 漦を留去 した。 残渣を メ ク ノ 一 ノレ 50 に溶力 し, 滠塩酸 10 を加 えた後, 0 °C に冷却 し た。 力 き ^ ぜなカ ら亜硝酸ナ ト リ ゥ ム 2.7 6 g ( 0.0 4 モ ル ) 飽和水溶液を 10て以下で滴下 し た。 反応終了後,
ア ク リ ル酸 メ チノレ i 0.3 β を加え, 酸化銅 ( I ) ] g を徐々 に加えて, 〖 夜室温に放置 し た。 窒素 ガ ス 発生の終了を確認 し た後, 滅圧にて乾固 した。 残 渣を水 100 , エ ー テ ル 100 に溶力 し エ ー テ ル層を分取し, 無水硫酸マ グネ シ ウ ム で乾燥後 エー テルを留去し た。 残渣を ヱ タ ノ一ノレ 50 ^ に溶 力 >し, チォ尿素 3.04 g ( 0.04 モ ル ) , 酸ナ ト リ ゥ ム 3.3 g ( 0.04 モ ル ) を加えて, 140。C の油浴上で
15 時間加熱攪拌した。 析出 した沈殺を ^取し, メ タ ノ一ノレ及び水で充分に洗滌し た後乾燥 し て, 粗 製の 1,5 — ビス [ [ p— [ ( 2— ィ ミ ノ 一 4 一ォ キ ソ — 5 — チ ア ゾ リ ジ ニ ル ) メ チノレ ] フ ヱ ニ ノレ ] チ才〕 ベ ン タ ン 4.2 g を得た。
理化学的性状
核磁気共鳴スべク トル ( de— DMSO, TMS内部標準) δ : 1.4〜: 1.7 ( 6Η, m, 一 CH2 -(CH2)3 - CH2— )
2.6〜3.1 ( 6H, m, 一 C H—, 一 S— CH2— )
3.34 ( 2H, dd, -CHH- )
4.5 5 ( 2 H, dd, -C H - )
7.2 ( 8 H, s, フ エ 二 ノレ )
9.0 ( 2 H, b r , N H )
莠施例 8
実 例 6 で得た粗製の 1,4 一 ビ ス !: ( 2 — ィ ミ ノ ー 4 一 才 キ ノ ー 5 — チア ゾ.リ ジ ニ ル ) メ チノレ 〕 ベ ン ゼ ン 40 g をエ タ ノ ー ル 50 m , 4 N—塩酸 100 m を加えて, 140での油浴上 15時間加熱授拌した
c 室温に冷却後, 析出 した結晶を iP取し, メ タ ノ — ルで洗滌して 1 , 4 一 ビ ス [ ( 2 , 4 — ジ才 キ ソ ー 5 一チ ア ゾ リ ジニ ル ) メ チノレ 〕 ベ ン ゼ ン 25 gを得た。 理化学的性状
融点 257~9 C エタ ノー ル一水
元素分析値 (C14H,2N204 S2として)
C (%) H (%) N ( ) S ( ) 理論値 49.99 3.60" 8.33 19.06 実験 ίϋ 50.04 3.58 8.22 19.02
質量分析値 (mZz ) : 336 (M+), 275, 220 核磁気共鳴スぺク トノレ ( de-DMSO, TMS内部標準) δ : 3.12 ( 2 Η, dd, -CHH- )
• 3.42 ·( 2H, dd, — CHH—)
4.94 ( 2H, dd, — CH -)
7.28 ( 4 H, s, フ ヱ ニル )
12.0 ( 2H, · br , NH ) 実施例 9
実施例 8 と同様にして以 '下の化合物を得た。
1, 5 — ビ ス 「 「 p — 「 ( 2, 4 — ジ 才 キ ン 一 5 — チア ゾ リ ジ ニ ノレ ) メ チ ノレ 〕 フ ヱ ニ ノレ 〕 チ 才 ] ベ ン タ ン
原料化合物 : 実施例 7 の化合物
理化学的性状
¾ 120— 123 °C メ タ ノ ー ル
元素分析値( C25H2eN204 として)
C( ) H(%) NC ) S(%) 理論値 54.92 4.79 5.12 23.46 実験値 54.82 4.81 5.02 23.23 質量分析値(m//z) : 545 (Μ-ΐΓ
Fab(Neg.) 核 気共 スぺク トル (d。一 DMSO, TMS内部標準) : 1.5〜1.8 ( 6H, m, S CH2— ( CH2 ) 3 - CH2 - S -) 2.8〜3·2 ( 4H, m, — S— CH2— )
3〜3.6 ( 4 H, m, o -CH2-)
1
4.89 ( 2H, dd, - CH—)
7.1 ~ 7.4 ( 8 H, br s, フ エ -ノレ )
12.05 ( 2 H, br , NH )
実施例 10
ビ ス [ 4 一 ( 2 — ク ロ ロ ー 2 — メ ト キ シ カ ノレ オ: ニ ノレ エ チル ) フ ヱ ニ ノレ 〕 ジ ス ル フ ィ ド 8.7 g ( 0.019 モ ノレ ) と チォ ゥ レ ア 3.46 g ( 0.046 モ ノレ ) と 酸ナ ト リ ゥ ム 3.73 g ( 0.046 モ ノレ ) の エ タ ノ ー ノレ ( 20 0 r
a ) 溶液を 63 時間加熱還流した。 反応終了後, 生 成した沈餒物を ^取し, エ タ ノ ー ル , 水, ェ ノ
- ル, 酸ェテルで順次洗滌した'。 .滅圧乾燥して, 8.75 g ( 9 7 % ) の ビス [ 4 一 Γ ( 2 —ィ ミ ノ ー 4 一才 キ ソ ー 5 — チア'ゾ リ ジニ ノレ ) メ チノレ 'つ フ ェ ニ ル 〕 ジ ス ル フ ィ ドを得た。
理化学的性状
-融点 235 - 237 °C 質量分析値 (mZz) : 475 ( M ■ + 1 )+
Fab (pos.) 核磁気共嗚スべク ト ル ( de— DMSO, TMS内部標準)
5 : 2.8 9 ( 1 H, dd, -CHH- )
3.3 4 ( 1 H, dd, -CHH- ) 4.5 5 ( 1 H, dd, - CH -) 7.2 0 ( 2H, d, フ エ -ル )
7.4 0 ( 2 H, d, フ エ エ ル ) 8.6 6 ( 1 H, b r , N H ) 8.8 8 ( 1 H, b r , NH ) 実施例
11
ビ ス [ 4 — [ ( 2 — ィ ミ ノ 一 4 ー ォ キ ン 一 5 — チ ア ゾ リ ジニ ノレ ) メ チ ノレ ] フ ユ 二 ノレ ] ジ ス ル フ ィ ド 8.65 g ( 0.018 モ ル ) に, ェ タ ノ — ノレ 100 π ^ と 純
水 100 m と镊塩 ¾ 100 I ^を加えて, 16時間加熱還 流した。 反応液を冷却 し, 炭黢水素ナ ト リ ゥ ム で 中和後, 齚酸ェチノレで抽出 し, ^和塩化ナ ト リ ゥ ム水溶液で洗滌後, 無水硫酸マ グ ネ シ ウ ム で乾燥 した。.溶媒を留去して得た残留物を 力 ラ ム ク σ マ ト ク' ラ フ ィ ー ( ク ロ ロ ホ ノレ ム : メ タ ノ ー ノレ = 100 : 1 ) で精製して, 5.96 g ( 69 % ) のビス 〔 4 — [ ( 2 , 4 — ジォ キ ソ ー 5 — チ ア ゾ リ ジ - ル ) メ テル〕 フ ェ -ル ] ジス フ ィ ドを得た。
理化学的性状
融点 7 3〜 74°C
元素分析値( C20H16N2O4 として)
C (%) H (%) N (%) S (%) 理論値 50.40 3.38 5.88 26.91 実験値 50.49 3.48 5.65 26.80 質量分析値(mZz ) : 4 7 5 ( M - 1 厂
FabCNeg.)
核磁気共鳴スべク トノレ ( d。一 DM SO, TMS内部標準) δ : 3.0 3 ( 2 Η, dd, CHH )
3.5 2 ( 2 H, d d, CHH )
4.8 4 ( 2 H, d d, — C H -)
7.1 8 ( 4 H, d , フ ヱ ニル )
7.4 0 ( 4 H, d, フ エ 二 ノレ )
12.0 ( 2 H, br s, N H )
実施例 12
1, 5 — ビ ス ( 4 ー シ 了 ノ メ チ ノレ フ エ ノ キ シ ) ベ ン タ ン 3.34 g ( 0.0 1 モ ル ) , ア ジィ匕ナ ト リ ゥ ム 1.30 g ( 0.02 モ ル ) , 塩ィ匕ヶ ン モ ニ ゥ ム 1.0 7 g ( 0.02モル ) を ジメ チノレ ホ ル ム 了 ミ ド 50 m に溶解 し, 130 の油浴上一夜加熱授拌 した。 反応終了 後, 溶媒を減圧下に留去し',. 残渣に水を加えた。 析出する結晶を沪取し, ヱ タ ノ ー ル よ り再結晶 し て , 】, 5 — ビ ス [ [ 4 — ( 5 — テ ト ラ ゾ リ ノレ ) メ チノレ 〕 フ ヱ ノ キ シ 〕 ペ ン タ ン 1.8 5 g を得た。
理化学的性状
融点 206— 7。C (dec.) エ タ ノ ール
元素分析値 (C21H24 N802 · 0.8 H2〇^と して )
C (%) H (%) N ( )
理論 id 58.00 5.93 25.77
実験直 57.83 5.65 25.55
質量分析値 (mZz ) : 4 19 (M— 1 )一
Fab(Neg.) 核磁気共鳴スべク トノレ ( de— DMSO, TMS内部標準) る : 1.30-1.90 ( 6H, m, -CH2- ( CH2 ) 3~C H2;
3.80〜4.10 ( 4H, m, — OCH2—)
4.16 (4H, s, 一 CH2— Ph)
3.70〜7.30 ( 8H, m, フ ヱ - ノレ )
実施例 13
ビ ス [ 4 一 [ ( 2, 4 — ジ 才 キ ン 一 5 —チ ア ゾ リ ジ ニ ノレ ) メ チ ンレ ] フ - ニ ノレ ] ジス ル フ ィ ド 2.5 g
( 0.005モル) に 1, 4 一 ジ 才 キ サ ン 21 m と純水 5.2 m と ト リ フ ェ ニ ノレ ホ ス フ ィ ン 1, 3 g ( 0.005モノレ ) と 饞塩酸 1 滴を加え, ア ル ゴ ン 中, 40。C で 20分間 授捽し た。 反応終了後, 溶媒を減圧留去 し, ベ ン ゼ ン を加えて, 無水硫酸 マ グ ネ シ ゥ 厶 で乾燥 し た 溶媒を留去 し て得た残留物を ジ メ チ ル ホ ル ム ァ ミ ド 4 0 π ^に溶解 し, 1 , 4 — ジ ブ 口 モ ブ ク ン 0.91 g ( 0.004モル ) と 炭酸 力 リ ゥ ム 0.73 g ( 0.005モル )を
加えて, 室温で 1 時間挽拌した。 不溶物をろ去後 溶媒を浚圧留去して得た残留物を酢酸ェ チ ルに溶 解し, 水洗後, 無水硫酸マ グネ シ ウ ム で乾燥 した, 溶媒留ま後の残留物を カ ラ ムク 13 マ ト ク' ラ フ ィ ー ( ク ロ ロ ホ ノレ ム : メ タ ノ ー ル = 50 : 1 ) で精製 して得た黄色油状物を ク 口 口 ホ ルム で結晶化し, 熱メ タ ノ ー ル とク 口 口 ホ ル ム で洗淨して 0.51 g ( 22.7 % ) の 1, 4 一 ビ ス [ [ 4 一 [ ( 2, 4 一 ジ才 キ ソ ー 5 —チ ア ゾ リ ジ ニ ノレ ) メ チル ] フ X 二 ノレ 〕 チ ^ 〕 ブ タ ン を得た。
理化学的性状
融点 174 - 176 °C
元素分析値 (C24H24N204S4 として)
c H(¾ Ν ) S ) 理 It値 54.1 1 4.54 5.2 6 24.0 8 実験値 5 4.2 5 4.54 5.1 7 24.1 3 質量分析値 FAB (P。s.) ( m/z ) : 533 (M +1 )' 核磁気共鳴スペク トル( de — DMSO, TMS内部標準) δ : 1.6 6 ( 4Η, brs, -QK2-iCK2-^- CH2- )
2.9 6 ( 4 H, brs, 一 S - CH2 )
3.0 9 ( 2H, dd, 一 C H - CHく )
4.9 1 ( 2H, dd, —CHく )
7.2 0 ( 4 H, d., フ ヱニル )
7.2 6 ( 4H, d , フ ュ ニノレ )
実施伊 I
1 , 7—ビス (ρ—二トロフエノキシ) へブタン 3 7.4 g (0.1 モル) を齚酸 1 中, ラネーニッケル 1 Om を触媒として用いて 接触水素化し、 齚酸を留去した。 残渣をメタノール 2 £ に溶薛し、 濃塩酸 2 0 O m を加えた後、 0でに冷却した。 かきまぜながら、 亜硝酸ナト リ ウム 1.3 8 g (0.2モル) の飽和水溶液を 1 0で以下 で滴下した。 反応終了後、 ァクリル酸メチル 3 0 0 gを加え、 酸化 銅 ( I ) l O gを徐々に加え、 1夜室温に放置した。 窒素ガス発生 の終了を確認した後、 減圧にて乾固した。 残渣を水 1 ίエーテル 2 ^に溶かし、 エーテル層を分取し、 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、 エーテルを留去した。 残渣をエタノール 2 0 0 m ίに溶かし、 チォ 尿素 1 5.2 g (0.2モノレ) 、 ¾酸ナト リムゥ 1 6.5 g (0.2モル) を加えて、 1 4 0 Cの油浴上に 15時間加熱攪拌した後、 4 N-塩酸 1 0 O m^を加えて、 更に 1 4 0での油浴上 1 5時間加熱攪拌した。 減圧下にエタノールを留去し、 水 5 0 O mjg、 酢酸ェチル 5 0 0 mi を加えて齚酸ェチル層を分取し、 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、 酢酸ェチルを留去した。 残渣をシリカゲル力ラムクロマ 卜グラフィ 一に付し (溶離液 : 2 %のメタノールを含んだクロ口ホルム) 、 R 5 = 0. 1 4の溶出分を集めて、 1 , 7—ビス 〔 4 — 〔 ( 2 , - ジォキソー 5—チアゾリ ジニル) メチル〕 フエノキシ〕 ヘプタ ン 11 gを得た。 融点 1 4 7 °C。 なお R S = 0.6 1. R S = 0.4 4 に副生 物が認められた。
4 , 4ージァミ ノ ジフエニルメタン 9 9 g (0.5 モル) を瀵塩酸 3 0 0 mjgとメ タノール 5 0 0 m 中に加えて塩酸塩と した後、 水 冷却撹拌下亜硝酸ナ ト リ ゥム水溶液 (亜硝酸ナ ト リ ウム 6 9 g ( 1 モル) 、 水 2 0 0 mi ) を 0〜1 0でで滴下した。 ァク リル酸メチ ルエステル 5 1 6 g ( 6モル) を加えて攪拌下に酸化銅 ( 1 ) 1 0 gを徐々に添加し発泡が治まった後室温一夜放置した。 减圧下にメ タノ一ルと余剰のアク リル酸メチルエステルを留去した後、 エーテ ル 7 0 0 m ίで抽出した。 エーテルを留去して残渣をエタ ノール 5 0 0 m に溶かし、 チォ尿素 8 3.6 g ( 1. 1モル) 酢酸ナ ト リ ゥ ム 9 0.2 g ( 1. 1モル) を加えて 3日間攒拌下に遝流した。
晶出した沈澱を 取しエタノ一ル洗條して得られた沈澱を 4 一塩 酸 5 0 0 m £と E t O H 3 0 0 m £と共に 3日問 }¾拌下に還流した。 ェ夕ノ一ルを留去後残渣をエーテル 5 0 0 m ίに溶かし、 水洗後ェ 一テルを留去した。 残渣をシリ 力ゲルカラムク 口マ トグラフ ィ 一に 付し目的の溶出分を粱め、 酢酸ェチルエステルより ΡΪ結して、 4 一 4 '一ビス 〔 ( 2 , 4—ジォキソ ー 5—チアゾリ ジニル) メ チル〕
ジフエニルメタン 3 5 gを得た。
上記と同様にして以下の化合物を得た,
4 , 4 '一ビス 〔 (2, 4—ジォキソー 5—チアゾリ ジニル) メ チルー 2, 2 - —ジメチル〕 ビベンジル
原料化合物 : 4, 4 ージアミ ノー 2. 2 ' —ジメチルビべンジル
4 , 4一ビス 〔 (2, 4—ジォキソー 5—チアゾリ ジニル) メチル〕 ビベンジル
原料化合物: 4 , 4 ' ージアミ ノ ビべンジル
4 , 4一ビス 〔 ( 2. 4—ジォキソ一 5—チアゾリ ジニル) メ チ ル〕 ジフエニルエーテル
原料化合物 : 4 , 4 ' ージアミノ ジフヱニルエーテル
荬施例 16
トランス一 1 , 4一ビス 〔 ( p—ァセチルァ ミ ノ) フエ二ルォキ シ〕 一 2 —ブテン 3 1 g ( 0. 0 8 7モル) を塩酸 4 ◦ m £ と共に 12 時間加熱還流した。 放冷却後更に氷水冷却 w下に亚 ίϋ'ί ナ ト リ ウ
ム 1 2 g ( 0. 1 7 4モル) の飽和水溶液を滴下してジァゾ化した。 更にァクリル酸メチル 1 0 0 m を加え搜拌下に酸化銅 ( I ) 5 g を添加して窒素ガス発生が止む迄放置した。 余剰のァク リル酸メチ ルを N.留去した後エーテル 2 0 0 m を加えエーテル層を分取し、 水 洗し、 無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 エーテルを留去して得ら れた油状物にチォ尿素 1 3. 1 g、 酢酸ナトリウム 1 4. l g、 ェタノ ール 1 0 O m を加えて 2 4時間加熱攪拌還流した。 更に 4 N—塩 酸 1 5 Omlを加えて 1 2時間 ¾ 熱携拌還流した後エタノールを留去 し、 酢酸ェチル 2 0 O m^を加え、 有機雇を分取し、 水洗後弒圧乾 固した。 残渣をシリ力ゲルカラムク口マトグラフィ一に付し (溶離 液-クロ口ホルム : メタノール 5 0 : 1 ) の目的の溶出液を集め た後乾固して、 メタノールより再結晶してトランス一 1. 4一ビス 〔 p— C (2, 4ージォキソー 5—チアゾリジニル) メチル〕 フエ ノキシ〕 一 2—ブテンを得た。 融点 2 2 3— 5 eC
同様にして以下の化合物を得た。
■ シス一 1, 4一ビス !: p— 〔 ( 2 , 4—ジォキソ一 5—チアゾリ ジニル) メチル〕 フエノキシ〕 一 2—ブテン
原料化合物: シス一 1. 4一ビス 〔 (p—ァセチルァ ミ ノ) フヱノ キシ〕 一 2—ブテン
以下の化合物も同様にして得た。
0 H H 0
-CII: 〇 0— (Cll2) 0 〇 -CII:
s
0 0
1 . 9 一ビス 〔 p — 〔 ( 2 4 ー ジォキソー 5 —チ Ύゾリ ジニル) メ チル〕 フエノキシ〕 ノナン
原料化合物 : 1 , 9—ビス 〔p—ァセチルァミ ノ) フヱノキシ〕 ノ ナン
原料化合物 : 1 , 8—ビス 〔p—ァセチルァミ ノ) フヱノキシ〕 ォ クタン
1 , 1 2—ビス !: p— 〔 ( 2 , 4 —ジォキソー 5—チアゾリ ジニ ル) メチル〕 フエノキシ〕 ドデカン
原料化合物 : 1 , 1 2—ビス 〔 (p—ァセチルァ ミ ノ) フヱノキシ〕 ドデカン
1 , 1 1—ビス 〔 p— 〔 ( 2 , 4—ジォキソー 5—チアゾリ ジニ ル) メチル〕 フヱノキシ〕 ゥンデカン
原料化合物 : 1 , 1 1一ビス (: ( p—ァセチルァ ミ ノ) フヱノキシ〕 ゥンデカン
荬施例 Π
ビス 〔 P— 〔 ( 2 , 4—ジォキソー 5—チアゾリ ジニル) メ チル〕 フエニル〕 ジスルフイ ド 4. 0 g ( 0. 0 0 8 4 モル) のジォキサン ( 3 4 m £ ) と純水 ( 8. 5 m ί ) の溶液に 卜 リ フヱニルホスフ ィ ン 2. 2 g ( 0. 0 0 8 4 モル) を加えた後、 濃塩鼓を 1 滴滴下し、 '1 0
'Cで 1 5分間携拌した。 反応終了後、 溶媒を弒圧留去し、 残留物を ベンゼンに溶解して、 無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を留 去して得た残留物をジメチルホルムアミ ド (6 8 πΐ·β ) に溶解し、 ρ - ( 4一プロモブチルォキシ) ベンズアルデヒ ド 4.3 g (0.0168 モル) と炭酸力リウム 1. 1 6 g ( 0.0 0 8 4モル) を加えて、 室温 で 1 5時間攪拌した。 反応終了後、 1 N塩酸を加え、 酢酸ェチルで 抽出し、 飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄して、 無水硫酸マグネシ ゥムで乾燥した。 溶媒を留去して得た残留物を齚酸 ( 1 O mi ) に 溶解し、 酢酸アンモニゥム 0.8 2 g (0.0 1 0 6モル) と 2 , 4 - チアゾリジンジオン 2.0 g ( 0.0 1 6 8モル) を加え、 1 4時間加 熱還流した。 反応液を冷却後、 析出した結晶をろ取し、 クロ口ホル ムで洗浄して、 5.4 g ( 6 3 %) の粗結晶を得た。 この 2. 0 gを酢 酸ェチルから再結晶して、 L 6 2 gの 5— 〔 〔p— 〔 〔4一 〔 〔p 一 C ( 2 , 4ージォキソー 5—チアゾリジニル) メチル〕 フエニル〕 チォ〕 プチル〕 ォキシ〕 フエニル〕 メチレン〕 チアゾリジン一 2 , 4一ジォンを得得た。 融点 1 8 0— 1 8 2で (酢ェチ) 。
上記と同様にして以下の化合物を得た。
5 - 〔 C P - 〔 〔 5— 〔 C P - 〔 ( 2 , 4 —ジォキソー 5—チア ゾリ ジニル) メチル〕 フヱニル〕 チォコペンチル〕 ォキシ〕 フエ二 ル〕 メチレン〕 チアゾリ ジン一 2 , 4 —ジオン
原料化合物 : p — ( 5—ブロモベンチルォキシ) ベンス · アルデヒ ド'
荬施例 18
5 — 〔 C p - C 〔 4 一 〔 ( 2 , 4 —ジォキソ一 5 —チアゾリ ジニ ル) メ チル〕 フエニル〕 チォ〕 プチル〕 ォキシ〕 フヱニル〕 メ チ レ
ン〕 チアゾリ ジン一 2 , 4 —ジオン 4. 0 g ( 0. 0 0 7 8モル) のジ メチルイミダゾリジノ ン ( 2 0 m ) 溶液に、 水冷下、 水素化ホゥ 素ナトリウム 0 6 g (0. 0 5 4 5モル) を加え、 室温で 1時間攪 拌した後、 8 0でで 1 3時間撗拌した。 反応液を冷却後、 氷水約 2 0 0 m jg中へ注ぎ、 漢塩酸を加えて酸性とした。 クロロホルムで 抽出後、 水および飽和塩化ナ卜リゥム水溶液で洗浄して、 無水硫酸 マグネシゥムで乾燥した。 溶媒を留去して得た残留物をシリ力ゲル カラムクロマトグラフィー (r一へキサン :詐酸ェチル - 2 : 1 ) で精製後、 メタノールから再結晶して、 0.7 3 g ( 1 9 の 5 — 〔 〔 p— 〔 〔 4 一 〔 〔 p— 〔 ( 2 , 4-ジォキソー 5—チアゾリ ジニ ル〉 メチル〕 フヱニル〕 チォ〕 ブチル〕 ォキシ〕 フヱニル〕 メチル〕 チアゾリジン一 2 , 4—ジオンを得た。 融点 2 2 1一 3。C (メタノ ール) 。
上記と同様にして以下の化合物を得た。
5 - C C P - 〔 〔 5 — C CP - 〔 ( 2 , 4 —ジォキソー 5—チア ゾリ ジニル) メチル〕 フエニル〕 チォ〕 ペンチル〕 ォキシ〕 フエ二 ル〕 メチル〕 チアゾリ ジン一 2 , 4 —ジオン
原料化合物: 5— 〔 〔 p— 〔 〔 5— C 〔 P— 〔 ( 2 , 4—ジォキソ 一 5 —チアゾリ ジニル) メチル〕 フヱニル〕 チォ〕 ぺ ンチル〕 ォキシ〕 フエニル〕 メチレン〕 チアゾリ ジン 一 2 , 4 —ジオン
融点 7 3 — 7 5 eC
寞施例 19
1 , 4一ビス 〔 〔 P — 〔 ( 2. 4 ジォキソ一 5—ヂァゾリ ジニ ル) メチル〕 フエニル〕 チォ〕 ブタ ン 0. 6 2 g ( 0. 0 0 1 2モル) の塩化メチレン ( 1 5 m £ ) 懸溺液に、 氷冷下、 m—ク ロ口過安息 番酸 1. 1 g ( 8 0 % ; 0. 0 0 5 1 モル) を加え、 3 0分問傥抨後、 さ らに m—ク ロ口過安息香酸 0. 1 g ( 8 0 % ; 0. 0 0 0 5モル) を 加えて、 3 0分間搅 した。 反応終了後、 1 0 %チォ硫酸ナ 卜 リ ゥ
ム水溶液 ( 1 5 m^ ) を加え、 不溶物をろ取し、 メ タノールで洗浄 した。 得られた粗結晶を熱メタノールで洗浄して、 0. 5 7 g ( 8 2 %) (D l . 4一ビス 〔 (: p— 〔 ( 2 , 4—ジォキソー 5—チアゾリ ジニル) メチル〕 フエニル〕 スルホニル〕 ブタンを得た。
融点 2 3 5 — 2 4 0 'C
上記と同様にして以下の化合物を得た。
5— 〔 〔p— C 〔 4一 C 〔P— 〔 〔 2. 4 —ジォキソー 5—チア ゾリ ジニル) メチル〕 フヱニル〕 スルホニル〕 プチル〕 ォキシ〕 フ ェニル〕 メチル〕 チアゾリ ジン一 2 , 4 —ジオン
原料化合物 : 5 — 〔 〔p— 〔 〔 4 一 〔 〔p— 〔 ( 2. 4 —ジォキソ
一 5 —チアゾリ ジニル) メチル〕 フヱニル〕 チォ〕 ブ チル〕 ォキシ〕 フヱニル〕 メチル〕 チアゾリ ジン一 2, 4 ージオン
融点 1 4 3 — 5で
荬施例 20
1 , 5—ビス 〔 ( 4 ーシァノメチル) フエニルォキシ〕 ペンタ ン 3. 3 4 g、 ヒ ドロキシルアミ ン塩酸塩 2. 7 8 g、 ナ ト リ ウムメチラ — ト ( 2 8 %メ タノール溶液) 7. 7 1 g、 メ タノール l O O m iの 混合物を室温で 3時間攪拌し、 さ らに 2 4時間加熱還流した。 反応 液を減圧下に濃縮し、 残渣に酢酸ェチル、 水を加え析出する結晶を ろ取した。 得られた結晶とジクロ ロメ タン 1 5 0 m £、 ビリ ジン 7. 3 m £ に溶解し、 塩化チォニル 1. 5 8 m £、 ジク ロロメ タ ン 2 m i の溶液を氷冷下に滴下した。 さ らに 1 時間傥拌した後、 水を加え、 有機/!を分取、 硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧下に 去 し、 残渣をシ リ カゲルカラムク ロマ ト グラ フ ィ ー ( 1 0 %メ タ ノ ー ルク ロ ロホルム) に付し、 1 , 5—ビス 〔 〔 p — ( 2—ォキソ一 3 H - 1 . 2 , 3 , 5—才キサチアジアゾールー 4一ィル) メ チル〕 フ エニルォキシ〕 プロパン、 0. 9 8 gを得た。 融点 1 3 '1 — 5 °C。
実施例 21
1 , 5 —ビス 〔p— 〔 (2 , 4—ジ.ォキソ一 5 —チアゾリジニル) メチル〕 フエノキシ〕 ブロノくン 5. 1 4 g、 炭酸力リウム、 2. 8 0 g、 ョゥ化メチル 3. 7 m £、 ジメチルホルムァミ ド 5 0 m £の混合物を、 6 0でで 2時間攪拌した。 反応液に水、 醉酸ェチルを加^有機層を 分取、 飽和食塩水で洗浄した後、 硫酸マグネシウムにより、 乾燥し た。 溶媒を弒圧下に留去した後、 残渣をシリカゲルカラムクロマ ト グラフィー (へキサン:群酸ェチル (2 : 1 5 ) により精製、 1. 5 —ビス 〔p— 〔 (2 , 4—ジォキソー 3—メチルー 5 —チアゾリ ジニル) メチル〕 フエノキシ〕 プロパン 3. 0 gを得た。
融点 1 0 1 — 2。C (エーテル) 。
参考例 2
5 — ( p—ヒ ドロキシベンジル) チアゾリジン一 2. 4—ジオン
1 1. 2 g ( 0. 0 5 0モル) のジメチルホルムアミ ド ( 1 2 5 m ) 溶液に氷冷下、 水素化ナトリウム 4. 0 g ( 6 0 % : 0. 1 0 0モル) を添加し、 室温で 3 0分間攪拌した。 さらに、 p— ( 5 —プロモぺ ンチルォキシ) ベンズアルデヒ ド 1 3. 6 g ( 0. 0 5 0モル) のジメ チルホルムァミ ド ( 5 0 m ) 溶液を滴下し、 室温で 1. 5時間、 75 で 3時間攪拌した。 氷冷した 4 N—塩酸に反応益を注ぎ、 酸ェ チルで抽出し、 飽和塩化ナトリ ウム水溶液で洗浄後、 無水硫酸マグ ネシゥムで乾燥した。 溶媒を留去して得た残留物をシリ力ゲルカラ ムクロマ トグラフィー (クロ口ホルム) で精製し、 6. 2 g ( 3 0 % の p— 〔 〔 5 — C C P - 〔 ( 2 , 4 —ジォキソー 5 —チアゾリジニ ル) メチル〕 フエニル〕 ォキシ〕 ペンチル〕 ォキシ〕 ベンズアルデ ヒ ドを粗結晶として得た。
一部をメタノ一ルから再結晶した。 融点 1 0 3 — 6 °C (メ タノール) 。 参考^ 3
1 , 5 , 一ビス ( 4一ホルミ ルフ エ ノ キシ) ペンタ ン 3 1. 2 g ( 0. 1 モル) チアゾリ ンー 2. 4 — ジオ ン 1 1. 7 g ( 0. i モル) 、
酢酸ァンモン 3 gを!^酸 2 0 0 m ^を共に 7 0〜 1 0 0でに 1 2時 間加熱携拌した。 晶出した結晶を濾取し、 酢酸次いでメタノールで 洗條し敲点 2 3 0〜4 0での 5— (4一ホルミルフエノキシ) 一 1 一 〔4一 〔 (2, ージォキソー 5—チアゾリ ジニリデン) メチル〕 フヱノキシ〕 ペンタン 2 3 gを得た。
実施例 22
1 , 4一ビス (p—ホルミルフエノキシ) 一トランス- 2—ブテン 1 7.7 6 g 2 , 4一チアゾリ ジンジオン 1 5.4 4 g、 酢酸アンモニ ゥム 2.3 1 g及び群酸 2 0 O m の混合物を 3日間加熱還流し、 生 成する结晶をろ取した。 得られた結晶 7.7 gをジメチルイ ミダゾリ ジノン 4 0 m に懸濁させ、 水素化ホウ素ナトリウム 2.7 gを添加、 8 0でで 2時間搜拌した。 反応液を、 漢塩酸 2 3 m ^、 氷水 2 0 0 酸ェチル 2 0 O m の混合物に加え、 有機層を分取した。 水 洗後、 硫酸マグネシウムで乾燥し、 溶媒を留去した。 残渣をシリカ ゲル力ラムク ロマ トグラフィ ー ( トルェン 酸ェチル ( 3 : 1 ) にて精製し、 1. 4一ビス 〔p— 〔 ( 2 , 4—ジォキソチアゾリ ジ ニル) メチル〕 フエノキシ〕 一トラ ンス- 2—ブテン 1.5 3 gを得た。 この物の物理化学的性質は、 実施例 1 6に於ける生成物のそれに —致した。
同様にして以下の化合物も得られた。
3 , 3—ジメ チル一 i . 5—ビス 〔 p — 〔 ( 2 , 4 —ジォキソ 一 5 —チアゾリ ジニル) メ チル〕 フ エ ノ キシ〕 ペンタ ン
(融点 1 1 - 2 °C )
原料化合物 : 3. 3 —ジメチルー し 5 — ビス ( 1)一ホル ミ ルフ ェ ノ キシ) ペンタ ン
1 , 3—ビス一 〔p— 〔 ( 2 , 4 —ジォキソー 5—チアゾリニジ ル) メチル〕 フエノキー 2 , 2 —ジメチルプロパン
原料化合物 : 1 , 3—ビス !: p—ホルミルフエノキシ〕 一 2, 2 —
ジメチルプロパン
1 , 5—ビス 〔 4 一 〔 ( 2 , 4 —ジォキソー 5—チアゾリ ジニル) メチル〕 ナフ トキシ〕 ペンタ ン
原料化合物 : 1 , 5—ビス (ρ—ホルミルナフ 卜キン〕 ペンタン
1 一 〔 4 一 〔 ( 2 , 4 —ジォキソー 5—チアゾリ ジニル) メチル〕 ナフ トキシ〕 一 5 — 〔4 — 〔 ( 2 , 4 —ジォキソー 5—チアゾリ ジ ニル) メチル〕 フエノキシ〕 ベンタン (樹脂状)
原料化合物 : 1 一 ( 4一ホルミ ルナフ トキシ) — 5 — ( 4 ーホルミ ルフエノキシ) ペンタン
1 , 5—ビス ( 4一ホルミルフエノキシ) ペンタ ン 9. 3 6 g (0. 0 3モル)、 ロダニン 9. 3 6 g (0. 0 7モル) 、 醉酸ァンモン 3 gを酢酸 2 0 O m ji と共に 7 2時間携拌下に還流した。 晶出した 沈激を熱時铉取し、 ¾酸、 次いでメタノールで洗條して、 融点 285 〜9 0での 1 , 5—ビス 〔 4 一 〔 ( 5—口ダニリデン) メチル〕 フ エノキシ〕 ペン夕 ンを得た。 この黄色沈殺 5. 4 2 gをジメチルイ ミ ダゾリ ジノ ンに懸濁し水素化ホウ素ナ ト リ ウム 6 gを加えて 7 0〜 8 0でに 2 0'時間加熱した後、 水 3 0 0 m £に分散して酢酸ェチル 5 0 0 m で抽出した。 酢酸ェチルを留去後、 残渣をシリ力ゲルク 口マ トグラフィ ーに付し、 R S = 0. 9 と R 5 = 0. 4 (展開溶媒ク ロ 口 : 酢酸ェチル 3 : 1 ) の溶出分を各々集めて、 R 5 = 0. 9の溶出 分を処理して、 1 , 5 —ビス 〔 4 一 〔 ( 5—口ダニル) メチルフ ヱ ノキシ〕 ベンタ ン 1. 5 gを得た。 又 R S - 0. 4の溶出分を処理して 1 - 〔 4 — 〔 ( 5—口ダニル) メチル〕 フヱノキシ〕 一 5 — ( 4 - ( 2—チォキソ一 4 一チアゾリ ンー 5—ィル) メ チル〕 フ エ ノ キシ〕 ベンク ン 0. 3 gを得た。 参考 3で得た 1 一 〔 4 一 〔 ( 2. 4 —ジォキソ一 5 —チアゾリ ジデン) メチル〕 フエ ノキシ〕 5 — ( 4 一ホルミ ルフエ ノ キシ) ぺ
ンタン 4. 1 1 g ( 0. 0 1モル) 、 酢酸アンモン 1 g、 ロダニン 1. 37 g ( 0. 0 1モル) を醉酸 3 0 O m 中 7 2時間携拌還流した。 不溶 の沈澱を ¾取しジメチルホルムアミ ドより再结晶して融点 3 1 0 "C 以上の 1一 〔4一 〔 (2 , 4—ジォキソー 5—チアゾリジデン) メ チル〕 フヱノキシ〕 一 5— 〔4一 (5—口ダニリデン) メチル〕 フ ェソキシ〕 ペンタン 2. 6 gを得た。 この沈澱をジメチルイミダゾリ ジソン 1 0 m に懸濁し水素化ホウ素ナト リ ウム 2. 5 gを加え、 60 〜7 CTCに 1 2時間加熱した。 反応溶液を水 1 0 O m ^に分散し酢 酸ェチル 2 0 0 m iにて抽出した後、 酢酸ェチルを留去して得られ た残渣をシリ力ゲルカラムクロマ 卜グラフィ一に付し (溶出液 : ク ロロホルム : ¾酸ェチル = 2 : 1 ) 目的の溶出分を集め 1 一 〔4 一 〔 ( 2 , 4—ジォキソー 5—チアゾリジニル) メチル〕 フヱノキシ〕 - 5 - 〔4一 (5—口ダニル) メチル〕 フエノキシ〕 ベンタン 0. 7 gを得た。
荬施例 25
参考例 3で得られた 5— ( 4一ホルミルフヱノキシ) 一 1一 〔4 一 〔 ( 2 , 4 —ジォキソー 5—チアゾリ ジニル) メチル〕 フエノキ シ〕 ペンタン 4 1 3 m g ( 0. 0 0 1 モル) をロダニン 1 3 7 m g ( 0. 0 0 1 モル) 、 ¾酸ァンモ'ン 0. 1 と共に酢酸 5 m £中 2 4時 間還流した冷却後晶出した結晶を據取し、 酢酸より再結して 1 一 〔 4 - 〔 ( 2 , 4 —ジォキソー 5—チアゾリ ジニル) メチル〕 フエノ キシ〕 -5— C 4 - 〔 ( 5 —口ダニリデン) メチル〕 フヱノキシ〕 ペン タン 2 5 0 m gを得た。
1 一 〔 4 〔 (2 , 4 —ジォキソー 5—チアゾリ ジニル) メチル〕 フヱノキシ〕 一 5 — 〔4 一 〔 CN- (ヒ ドロキシカルボニルメチル) 一 5—口ダニリデン〕 メチル〕 フエノキシ〕 ペンタン
原料化合物: ロダニン一 3—酢酸 f参考例 2の生成物)
1 一 〔 4 一 〔 ( 2 , 4—ジォキソ一 5—チアゾリ ジニル) メチル〕 フエノキシ〕 一 5 — 〔4一 N— 〔 2— (ヒ ドロキシカルボニル) ェ チル〕 一 5 —口ダニリデン〕 メチル〕 フエノキシ〕 ペンタ ン
原料化合物 : ロダニン一 3—ブロビオン酸
1 一 4 一 〔 ( 2 , 4—ジォキソ一 5—チアゾリ ジニル) メチル〕 フエノキシ〕 一 5 — 〔 4一 CN - 〔 2— (ヒ ドロキシスルホニル) ェチルー 5 —口ダニリデン〕 メチル〕 フエノキシ〕 ペンタ ン カ リ ゥ厶塩
ト 〔4一 〔 (2 , 4 ジォキソー 5 —チアゾリ ジニル) メチル〕 フエノキシ〕 一 5— 〔 4 〔N—メチルー 5—口ダニリデン) メチ ル〕 フヱノキシ〕 ペンタン
原料化合物: N—メチルロダニン
1 一 〔 4一 C ( 2 , 4 ージォキソー 5—チアゾリ ジニル) メチル〕 フエノキシ〕 一 5 — CN- (ァセチルァミ ノ) 一 5 —口ダニリデン〕 メチル〕 フエノキシ〕 ペンタン
原料化合物: N—アミノロダニン
1 一 〔 4 — 〔 ( 2 , 4 —ジォキソー 5—チアゾリ ジニル) メチル〕 フエノキシ〕 一 5 — 〔4 一 〔 2 , 4 —ジォキソ一 5—イ ミ ダゾリニ リデン〕 メチル〕 フエノキシ〕 ベンタン
ル〕
ォキ. サゾリ ジニリデン) メチル〕 フエノキシ〕 ペンタ ン
原料化合物 : 4 —ォキソ— 2 ―チォキソォキサゾリ ジン
実施例 26
ビス (4一 (2, 4—ジォキソー 5—チアゾリ ジニル) メチル〕 フエニル〕 ジスルフィ ド 1 8.3 7 g ( 0.0 3 9モル) のエタノール ( 1 8 0 mi) 溶液に水素化ホウ素ナト リ ウム 2« 9 2 g (0.0 7 7 モル) を加え、 室温で 2時間携拌した。 反応終了後、 水と 1 N塩酸 を加え、 エーテルで抽出し、 飽和塩化ナト リムゥ水溶液で洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を留去して得た残留物を力 ラムクロマ トグラフィ ー (クロロホルム) で精製し、 さ らにカラム クロマ トグラフィー (n—へキサン :齚酸ェチル = 4 : 1 ) で精製 して、 3.0 5 g ( 1 6 %) の 5— ( 4一メルカブトベンジル) チア ゾリジン一 2 , 4 -ジオンを得た。 融点 84.5— 8 5。C。
実施伊 127
5 - ( 4一メルカブトベンジル) チアゾリ ジン一 2 , 4—ジオン 2.4 g ( 0.0 1モル) 、 無水炭酸力 リ ウム 0.7 g ( 0. 0 0 5モル) 、 1 , 5—ジブロモペンタ ン (0.0 0 5モル) をジメチルホルムア ミ ド 2 0 m に加えて 1 5時間室温で撹拌した。
反応終了後、 水 1 0 0 m 、 酢酸ェチル 1 0 0 m £を加えて分液し、 醉酸ェチル層を水洗後溶媒を留去した。 残渣をシリカゲルカラムク 口マ トグラフィ一に付し (溶出液 : クロ口ホルム) 目的とした溶出 分を集め、 乾固して 0.5 gの結晶を得た。 この物理化学的性状は、 1 , 5—ビス 〔 〔 p— ( 2 , 4 —ジォキソ一 5—チアゾリ ジニル) メチル〕 フヱニル〕 チォ〕 ペンタ ンのそれと一致した。
本発明の反応により次の化合物も得られた。
実施例 28
1一((4一 〔2, 4—ジォキソー 5—チアゾリジニリデン) メチル) ナフトキシ · 5-((4- 〔2、 4ージォキソー 5—チアゾリジニリデン) メチル〕 フヱノキシ〕 - ベンタン (融点: 227-30° C)
原料化合物: 2、 4ージォキリー 5— C (4ーヒドロキシナフチル) メチリデン〕 - —チアゾリジン
実施例 29
1, 5—ビス (4一 ( (2、 4ージォキソー 5—イミダゾリジニリデン〕 メチル〕 フエノキシ) ブタン (融点: 285— 8 D C〕
原料化合物: 1, 5— (4ーフオルミルフヱノキシ) ベンタン
実施例 30
1, 5—ビス ( 〔2、 4ージォキソー 5—チアゾリジニル) メチル) ナフタレン
(融点: 300 GC以上)
原料化合物: 1, 5—ジァミノナフタレン
実施例 31
1 , 4一ビス (4一 ( (4一ォキソ一 2—チォキゾ一 5—ォキサゾリジニリ デン) メチル) フエノキシ) ベンタン (融点: 233— 5° C)
原料化合物: 1 , 5—ビス (4—フオルミルフヱノキシ〕 ベンクン
突施例 32
1 , 4一ビス ( (4一 (2、 4ージォキソー 5—チアゾリジニリデン) メチル〕 一 フエノキシ) 一 2—ブテン (融点: 290— 5 o C)
原料化合物: 1. 4一ビス (4ーフオルミルフヱノキシ) 一 2—ブテン
また次の化合物が製造された。 実施例 33 : 1, 7 -ビス C3- ( (4 -ォキソ- 2-チォキソー 5—チアゾリ ジニリデン〕 メチル) フエノキシ〕 ヘプタン;融点 173一 80。c 実施例 34 : 1, 7—ビス (2— ((2, 4—ジォキソー 5—チアゾリジニリデ ン〕 メチル) フヱノキシ〕 へブタン:融点 224— 6。 C (齚酸) 実施例 35 : 1, 7—ビス (4一 C (2, 4ージォキリー 5—チアゾリジニリデ ン〕 ーメチル〕 フ Xノキシ〕 へブタン;融点 213— 8。 C (醉酸〕
実施例 36: ί , 7—ビス (3— ( (5—口ダニリデン) メチル) フヱノキシ)一 ヘプタン:融点 238— 8 ° C
実施例 37 : 1 , 5—ビス (4一 ( (4一ォキソ一 2—チォキリー 5—ォキサゾリ ジニリデン) メチル) フエノキシ) ヘプタン:融点 233— 5 ° C
(酢酸〕
実施例 38
1, 5—ビス (4一 ( (4一ォキソ一 2—チォキソー 5—ォキサゾリジニリデン) —メチル) フエノキシ) ベンタン 2. 55 を1^, N' —ジメチルイミダゾリジノン 300mlに加熱溶解した後, 氷冷下に攪拌を統けた。
- 内温が 20ο Cを示した時, メタクロル安息香酷 2. 55 gを加えた。 さらに
室温下で 18時間攪拌した後, 水 30 Om 1を加えて 2時間攪拌し, 晶出した沈澱 を據取し少量の N, N' —ジメチルホルムィミダゾリジノンで洗浄した後, メタノール 十分に洗浄した。 得られた結晶を DMPと水で再沈澱による精製を行い 1 , 5— ビス (4一 ( (2, 4—ジォキソー 5—ォキサゾリジニリデン〕 メチル〕 フエノ キシ) ペンタン。 融点: 266— 7 ° C (ジメチルホルムアミ ド +水)
実施例 39
1, 5—ビス (4一 ( (2, 4—ジォキソー 5—ォキサゾリジニリデン〕 メチ ル)一フ:!:ノキシ) ペンタン、 1. 0 gをテトラヒドロフラン 100m 1に浍解し 10%パラジウム炭素 2 gを加えて, 水素雰囲気下水素の吸収がとまるまで 授拌した。 パラジウム炭素を濾別後, 滅圧下に溶媒を留去して, ^r^r^TT^ 得られた残さをシリ力ゲルカラムクロマァトグラフィー (クロ口ホルム
:メタノール = 10: 1)で精製して、 丄 5一 (4一 ( (2, 4—ジォキソー 5—ォキサゾリジニル〕 メチル〕 フエノキシ) ペンタン を得た。 実施例 40
1, 5—ビス (P— (2—エトキシカルボ二ルー 2—ヒドロキシェチル) 一 フエノキシ) ペンタン 700mg,尿素 31 Omg, 28%ナトリウムメチレ ート 0 ' 77ml, エタノール 15mlの混合物を室温で 1時間攪拌し、 さら に 3時間加熱還流した。 反応液を濃縮した後, 2 N塩酸を加え群 Sェチルで 抽出した。 飽和食塩水で洗挣した後, 硫 マグネシウムにより乾燥し, 涫媒 を留去した。 残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン: 酢 ェチル (1 : 2〕 〕 により精製し、 実施例 39と同一の化合物 21 Omg を得た。 (融点, 1 12-3 °C)
元素分析値
質量分析値 核磁気共鳴スべク トノレ 実施例 C (%) H (%) N (%) S ( )
融点
( m/z ) ( de-D SO, 理論値
実験値 TMS内部標牮)
14 147°C
(C27H30N2°6S2)
(EtOH)
59.76 5.57 5.16 11.82 541( -lf 1.2-1.9; 2.9-3.4; 59.53 5.61 4.96 11-83 3.93; 4.9; 6.8-7.2;
12.0
(C21H18N204S2)
15 214.4°C
(EtOH) 59.14 4.25 6.57 15.04
59.16 4.30 6.52 15.15 425(Μ-1Γ 3.06; 3.35; 3.90,
4.89; 7.17; 12.0
240-l°C (C24H24N204S2)
(Iso-PrOH)
61.52 5.16 5.98 13.69
61.47 5.11 5.71 13.43 467(M-lf 2.19; 2.74; 3.03
3.35; 4.87; 7.02 12.02 .
^
τ
) 3ν0υ σ
8 0O τ
CN
1 52M7
03 CO CO to 00
N
O vo
-J to • t ft
• o o
CO O t 1 cn CD -J 1
1 cn 1 -J 、· O
1
03 D
vo • 、·
VD ··· CO cn VD
-J VD > cn O >
■·· 、秦 • ·*·
• VD O
σ\ o - -J -J -J )
σ\ • 、·
O en o
σ» 00 Ui -J >
OJ ···
O O
- «J
o
N3
σ\ o VD
てク
iL9600/Z6 OAVJ d
73-75°C (C25H26N205S3) 531(M +1)十 1.5-1.7; 2.97;
(MeOH)
56.58 4.94 5.28 18.13 3.00- 3.12; 3.91;
4.85-4.91; 6.87;
56.32 4.95 5.17 18.19
7.1- 7.2; 7.29;
12.02
19 235-40°C 595(M -If 1.60; 3.50; 5.00;
(C24H24N2°8S4)
7.55; 7.80; 12.10
48.31 4.05 4.69 21.49
47.58 3.95 4.54 22.29
143-5°C (C24H24N207S3 )
( MeOH )
52.54 4.41 5.11 17.53 549(M +1)十 1.7-1.8; 3.05; 3.38; 52.25 4.47 4.97 17.02 3.50; 3.90; 4.86;
4.99; 6.82; 7.13; 7.54; 7.85; 12.05
20 134-5°C 493{Μ+1Γ 1.36-1.94; 3.74-4.10
(CH2C1つ) 6.70-30
21 101-2°C 54ΚΜ-1Γ 1.50-2.20; 2.80-3.70
3-10; 3.80-4.20; 4.45; 6.70-7.30
*、 οτ·
) 1 H〇W3
9
cn CO
ιΠ m CTv 〇 m CTv m 00
00 Ο CO
rH
m o rH tn 00
• *
·、 iH cn ffio w
Ο m 1 CO fH i I o ! ο , ο CO -i tn 寸 LO
( *
ι-ί m iH m
1 1 ιΗ
)ffio 3
1 1
ΓΟ Ln ιΗ
CM CN
•
• • • •
I-· t
00 t NJ
cn
1 i 1 1
H H H H
ί
- 1
00 UD o
t 00 o
D > o -J
ί 8800/ 16d f/JDd Δ9600/Ζ6 OAV
タ
f/JDd[ Z.9600/Z6 OAV
to t
CO
o n cn o O ο > ) O O 00 00 NJ o o t
Un • Ln tn o X i i cn
CO to CD VD σ\ CO CO VD t
2: en cn 2; U> > o Ln Ul 5;
* • ) o o O O CO -J ω O M o O o CO σ\ o ) cn 00 σ\
CO w (Ω t en en to 00 03
• * • •
00
to N) 0
en0 〇 M r H
• 1 22201
00
00 o H
Oi ) Ln
o
3:
十 1 + 1 1
" -
H 1-· H H >
o ro • ) t •
en ) cn O 00 Ul
O 1 Ln 00 O 00 1 o CO
OD o -J CO
• o •
VD 〇 VD o
CO -J J
o o o CO -J en LTI σ to Η»
L OD o CO o 00 I-1 o
o
1αΊ
/JL3d
^
οεο ½リn 00
•
•
I し 1
rH rH rH
1 1 1
S S
m rH
00 O
CM
ο