WO1987002340A1 - Apparatus for aligning and supplying short cylindrical food products - Google Patents

Description

明 糸田 β

短小丸棒状食品の整列， 供給装置

技術分野

こ の発明は 、 直径 1 · 5 cm , 長さ 5 cm程度の例えばソ 一 セ ー ジ な ど の短小丸棒状食品を直列状態で数列並列状に 整列 さ せ 、 こ れ を ト レ一な ど に供袷す る装置に関す る 。

技術の背景

従来、 上記短小丸棒状食品の整列手段 と しては、 ノヽ * ィ ブ レ ー タ を利用 し た振動板上に丸棒状食品を ラ ン ダ ム状 にのせて 、 こ の板の振動に よ り 搬送し なが ら こ の丸棒状 食品を振動板に設け た姿勢制御用の溝に落ち込 ま せて順 次整列す る よ う に し てい る が、 食品の場合、 表面に粘性 力 あ る ためすべ り に く く 、 そ のた め整列能力が低 く 、 高 能率的な連続整列がな し得な い と い う 問題がめ な 0

方 、 直列状に整列さ れた丸棒状食品を ト レ ー な ど に 搬送供給す る場合、 例え ば第 9 図のよ う に 1 本宛を供袷 す る場合は問題はな いが、 第 1 0図のよ う に例えば 2 本宛 を同時に供給す る場合、 前後の丸棒状食品が前方の丸棒 状食品に邪魔さ れ、 そ のため、 前後の丸棒状食品がそ の 突き 合い部か ら逆 V字状に屈折して持上 り 姿勢にな っ て し ま い、 適正姿勢での供給がな し得な い と い う 問題があ り 、 こ の よ う な こ と か ら複数本を ト レーに 自動的に 、 而 も 高速で供給す る こ と は技術的に難し い と さ れ、 一般に は手作業に委ね られて い る のが現状で あ る 。

そ こ で本発明では 、 上記従来に生じ た問題点を解決す ベ く 工夫し た も の であ る o

発明の開示

従来の問題点を解決す る ための本発明は 、 短小の丸棒状食品を整列させて、 これを ト レーな ど に 供給す る装置で あ っ て、 上記整列装置は、 下部か ら上部 に向 っ て傾斜伏に走行し 、 かつ、 こ の傾斜走行方向に長 手方向を一致さ せた丸棒状食品の陥入溝を有し 、 而も 夫 々 を速度制御可能の驟動装置に連結せ し めた無端状の搬 送帯を多数列平行、 かつ、 同一平面状に懸架して な る姿 勢制御作用面 と .、 該姿勢制御作用面に臨ま さ れ、 こ の作 用面を構成す る搬送帯の陥入溝に、 既に陥入 し た丸棒状 食品の上に重な り 状に搬送さ れて く る丸棒状食品に阻止 的に 当接す る上記搬送帯と逆方向に移動す る搔落と し装 置 と 、 上記搬送帯の上部排出端に連絡さ せた緞送列 ご と の導入整列部と 、 該導入整列部に導入さ れた丸棒状食品 の先端を頭揃え状に 当接さ せる導入整列部に開閉自在に 臨ませた堰止め装置と 、 上記導入整列部上の丸棒状食品 の有無を検知し 、 上記駆動装置を制御す る セ ン サ ー と で な る こ と を特徵と す る短小丸棒状食品の整列， 供給装置 短小の丸棒状食品を整列 さ せて、 これを ト レ 一な ど に 供給す る装置で あ っ て 、 上記供給装置は、 丸棒状食品を 輪切 り に し た断面形状で、 その下面 と 左右厠面と に摺接 す る樋状? IIを備え た排出用 ガイ ド と 、 上記樋状溝内の丸 棒状食品の上面に摺接す る上面当て部材及び溝内の丸棒 状食品の後端に 当接す る後押し部材 と を備え た上記ガイ ドに そ っ て移動す る無端移送体に よ り 構成し 、 搬出用 ガ ィ ドの終端に ト レ ーが移動位置す る よ う に な っ て い る こ と を待徵 と す る * 小丸棒状食品の整列， 供袷装置で あ る 図面の簡単な説明

第 1 図は整列装置の平面図， 第 2 図は同上側面図， 第 3 図は無端帯部分の断面図， 第 4 図は導入整列部分の断 面図， 第 5 図は供給装置の側面図， 第 6 図は同上一部切 欠平面図， 第 ⁷ 図は同上一部切欠端面図， 第 8 図は同上 ガイ ド部分の平面図， 第 ⁹ 図及び第 1 0図は ト レ 一に対す る丸棒状食品の供袷態様を示す説明図で あ る 。

発明を実施す る ための最良の形態

本発明を よ り 詳細に説述す る ために 、 以下添付図面を も つ て説明す る 。

1 は ホ ッ パ一で 、 こ のホ ッ ノヽ。一 の中に は直径 1 . 5 cm , 長さ 5 cm程度の、 いわゆ る短小の丸棒状食品が収容 さ れ 該ホ ッ パ 一 1 の下端放出口 2 には該放出口か ら ラ ン ダ ム 姿勢で連続放出 さ れる丸棒状食品を受け取って 、 こ れ ら を直列状態で並列に整列す る ための姿勢制御作用面 3 の 一端が連絡さ れる 。

上記姿勢制御作用面 3 は、 下部か ら上部に向 っ て傾斜 状に走行し 、 かつ、 こ の傾斜走行方向に長手方向を一致 さ せた丸棒状食品 a の陥入溝を有す る無端状の搬送帯 4 を多数列平行、 かつ、 同一平面を なす よ う に懸架し た も のに て構成さ れ、 又上記に い う 搬送帯 4 と は鎖車 5 に懸 架し たチ ェ ー ン 6 に上記丸棒状食品 a の陥入溝 7 を有す る駒 8 を取付け た も のに て構成さ れて い る 。

又鎖車 5 は軸 9 に夫々独立して設け られ、 各列の鎖車 5 は 、 図示し な い速度制御可能の駆動装置に連結 さ れて い る ₀

上記姿勢制御作用面 3 に は、 上記陥入溝 7 に既に陥入 し た丸棒状食品 a の上に更に重な り 状に搬送さ れて く る 上部丸棒状食品に阻止的に 当接す る上記搬送帯 4 と 逆方 向に移動す る搔落と し装置 1 0が臨ま さ れる 。 こ の搔落と し装置 1 0は 、 本例では駆動チ X — ン 1 1に搔落.と し用 のプ レ 一 ド 1 2を所要間隔毎に設け た も のにて構成さ れて い る 上記姿勢制御作用面 3 の他端、 つ ま り 上部傾斜端には 上記各列の搬送帯 ⁴ に始端を夫々連絡させた丸棒状食品 a の導入整列部 1 3が設け られる 。

こ の導入整列部 1 3は 、 第 4 図のよ う に ガイ ド 1 4に上記 搬送帯 4 列こ' と に夫々が区画さ れた ガイ ド溝 1 5を設け 、 こ の溝 1 5の内底面に丸棒状食品と のすベ り の よ い無端駆 動チ ェ ー ン 1 6を敷設し た も のにて構成さ れ、 こ のチ ェ 一 ン 1 6上に丸棒状食品 a が乗 って各列等速で移動 ざれる よ う に な つ て い る 。

又上記導入整列部 1 3の上面には 、 こ の整列部 1 3上に到 来し た各ガイ ド溝 1 5ご と の丸棒状食品 a の先端を頭揃え 状に 当接さ せる第- 1 の堰止め装置 1 7と 、 第 2 の堰止め装 置 1 8と が臨ま さ れ、 これ らは後述の作用で交互に開閉驩 動 さ れ る よ う に な っ て い る 。

更に導入整列部 1 3の上方に は、 該導入整列部上の丸棒 状食品の有無を検知し 、 無い場合は当該導入整列部 1 3に 連絡する搬送帯 4 列を高速走行すべ く 上記駆動装置を制 御す る セ ン サ一 1 9が臨ま さ れてい る 。 尚、 こ のセ ン サ ー 1 9と上記..駆動装置 と は周知の電子制御手段を介し て接続 す る構造な る ため詳細は省略す る 。

上記導入整列部 1 3の終端には、 該導入整列部 1 3上の各 溝列に直列に整列さ れた丸棒状食品 a を ト レーに送 り 込 み状に供給す る供給装置 2 0が連絡さ れる 。

こ の供袷装置 2 0は、 第 5 図乃至第 8 図の拡大詳細図に 示す よ う に 、 始端側か ら終端側に斜降す る下部コ ン ペ ャ 2 1と 、 こ の コ ン ペ ャ 2 1の斜降終端に始端を開口 させた排 出用 ガイ ド 2 2と 、 こ れ ら の上部に平行、 かつ 、 無端状に 懸架し た移送帯 23と で あ り 、 上記下部コ ンペ ャ 21は 、 外 周に上記導入整列部 13の各溝列に一致さ せた軸方向の環 状溝 24=を有す る軸 ロ ー ラ 25を多数本平行、 かつ、 フ リ ー 回転自在に軸架し た も のに て構成さ れて い る 。

又排出用 ガイ ド 22は 、 丸棒状食品 a を輪切 り に し た状 態で、 そ の'下面と 左右側面 と に摺接し 、 かつ、 丸棒状食 品の直径よ り 浅い断面形状の樋状溝 26を有してお り 、 而 も こ の樋伏溝 26の終端開口 27は 、 該開口 27か ら排出 さ れ る丸棒状食品 a が、 ト レ ー 28の内巾範囲内に適正収容さ れる よ う に図の よ う な挾め状に形成さ れる 。

尚上記 ト レ ー 28は コ ン べ ャ な ど の搬送手段 29に よ り 上 記終端開口 27に移動位置さ れる も ので あ る 。

又上記移送帯 23は 、 駆動鎖車 30に懸架し た左右チ — ン 31間に丸棒状食品 a の上面に 当接す る ロ ー ラ か らな る 上面当て部材 32を 回転自在に支持さ せ、 更に こ のチ X — ン 31に支軸 33を所要間隔毎に橋架し 、 こ の支軸 33に上記 樋状溝 26内に介入し た丸棒状食品の後端に後押し状に 当 接す る後押し部材 34を摺動自在に挿通さ せる と と も に 、 こ の後狎し部材 34に設けた係合凹部 35を樋状溝 26並びに 下部コ ン ャ 21の環状溝 24の夫々 中心軸線上に橋架配置 し た レ ー ル 36に係合ガイ ド さ せた も のに て構成さ れて い る o

尚、 上記後押し部材 34の支軸 33は機枠に設け た カ ム溝 37に係合ガイ ド さ れ、 丸棒状食品の排出後は 、 そ の後押 し姿勢が復元す る よ う に な っ て い る 。

次に動作を述べ る 。

先ず、 丸棒状食品 a の整列動作と し ては、 ホ ッ パ ー 1 か ら ラ ン ダ ム姿勢で連続的に放出 さ れる丸棒状食品 a は 姿勢制御作用面 3 上に う け られるが、 こ の作用面 3 を構 成する各列の搬送帯 ⁴ は下部か ら上部に向 っ て煩斜走行 て.い る こ と と搬送帯 ⁴ に設けた陥入溝 ⁷ は 、 そ の長さ 方向が上部煩斜走行方向 と一致さ せて あ る ので 、 丸棒状 食品 a は落下付勢さ れなが ら も 陥入溝 ⁷ 内に陥入し 、 そ し て こ の陥入し た丸棒状食品 a のみが直列に整列 さ れて 移送され、 陥入溝 ⁷ に入 ら ない横向き のも の、 あ る いは 上下重な り 合 っ た も のは搔落 と し装置 10のブ レ ー ド 12に よ り 搔き落 と されて転動落下し 、 こ の よ う に し て順次制 御さ れて、 次位の導入整列部 13に送られる と 、 堰止め装 置に丸棒状食品の頭が揃え られる 。 今仮に 、 第 2 図の状 態で第 1 の堰止め装置 17が開いて 、 これに当接していた 丸棒状食品 a を前方に移送させ終る と 、 瞬時上記第 1 の 堰止め装置 17が閉じ 、 かつ、 適時に今度は第 2 の堰止め 装置 18が開いて今迄こ の第 2 の堰止め装置 18に 当接さ れ て進行阻止されて いた丸棒伏食品を、 上記閉じ られた第 1 の堰止め装置 17に送って頭揃え さ せ、 こ の動作を繰 り 返し順次 ト レ ー 28への供給装置 20に送 られる 。

又上記整列動作において、 第 2 の堰止め装置 18の近傍 に配置 し たセ ン サ 一 19部位に 、 も し も 丸棒状食品 a が到 来 し て い な力 > つ た場合は 、 セ ン サ 一 19が こ れ を検出 し て そ の列に対応す る搬送帯 4 列のみを通常の走行速度よ り も 高速に駆動し 、 一方、 既に到来し た列の搬送帯 4 列を 停止させ、 そ し て全列に丸棒状食品が到来 し た と き 、 上 記し た第 1 の堰止め装置 17を動作する も ので あ る 。

次に 、 上記整列さ れた丸棒状食品 a を ト レ 一 28に送 り 込み供給す る動作と しては、 上記頭揃え さ れた本例では 直列 2 本宛の丸棒状食品 _a は、 第 5 図の よ う に供給装置 2 0を構成す る下部 コ ン ぺ ャ 2 1上に移乗 さ れる と と も に 、 その上部の上面当て部材 2 5の環状溝 2 4：と で挟合的に嵌合 ガイ ド さ れ、 かつ、 後押し部材 3 こ よ り 押圧搬送 さ れて 排出用 ガイ ド 2 2の樋状溝 2 6内に導入 さ れる 。

こ の導入状:態では 、 丸棒状食品 a の下面 と左右側面が 樋状溝 2 6に 、 而も 上面が上面当て部材 3 2に夫々 当接して 丸棒状食品を周囲か ら拘束す る ので 、 丸棒状食品 ^a の浮 動は許さ れず、 こ の状態で丸棒状食品を樋状溝 2 6の終端 開口 2 7を通じて 、 適時到来 し た ト レ一 2 3に送 り 込むので 2 本の丸棒状食品 a は第 1 0図の仮想線のよ う に 、 適正の 水平直列姿勢に収容供給さ せ得る も ので あ る 。

発明の効果

こ の発明の丸棒状食品の整列装置に よ れば、 搬送帯を 棒状食品の搬送方向に逆 ら う よ う に傾斜さ せて棒状食品 に下降転動付勢を与えなが ら搬送し 、 かつ、 搬送帯の移 動方向に長手方向を一致さ せて設け た陥入溝に落ち込ま せ る手段に よ り 、 整列さ せる 、 つ ま り 傾斜と 溝と を関連 的に作用 さ せて姿勢制御す る ので、 食品表面の粘性は左 右 さ れ る こ と な く 確実に整列のための姿勢制御を行わ し め る こ と がで き る 。

更に 、 搬送帯の終端か ら排出 さ れる棒状食品が導入整 列部の各列に頭揃え状整列さ れ る と き 、 も し も 或る列に 棒状食品がき て いなか っ た と き に は、 そ の列に対応す る 搬送帯のみを駆動し て 、 その列に直ち に棒状食品を送 り 込み、 全列全部を整列 さ せ る こ と がで き 、 従っ て高能率 的に連続整列動作を計る こ と がで き る 。

一方、 こ の発明の ト レ一への供給装置に よれば、 棒状 食品の上面 と 左右側面 と を全周的に拘束し た状態で ト レ S

一に送 り 込むので 、 冒頭に述べた よ う な後方の棒状食品 が前方の棒状食品に邪魔さ れ、 第 1 0図の よ う に逆 V字状 に-屈折し て収容さ れて し ま う と い う 問題がな く な り 、 も つ て従来手作業に よ り 行われて いた丸棒状食品の ト レ ー への送 り 込み供給を 、 自動的に行わせる こ と を可能と し た も ので 、 そ の特長は大き い。

産業上の利用可能性

以上のよ う に本発明に よ る丸棒状食品の整列， 供給装 置に よれば、 特に短小で而も 表面に粘性を有す る食品、 例えばソ ー セ ー ジな どの整列， 供給装置 と し て有効に使 用 させ得る も のであ る 。

Claims

求 囲

1 . 短小の丸棒状食品を整列さ せて、 これを ト レー な ど に供給す る装置で あ っ て 、 上記整列装置は 、 下部か ら上 部に向 っ て傾斜状に走行 し 、 かつ、 こ の傾斜走行方向に 長手方向を一致さ せた丸棒状食品の陥入溝を有し 、 而も 夫々 を速度制御可能の騮動装置に連結せし めた無端状の 搬送帯を多数列平行、 かつ、 同一平面状に懸架して な る 姿勢制御作用面 と 、 該姿勢制御作用面に臨ま さ れ、 こ の 作用面を構成す る搬送帯の陥入溝に、 既に陥入し た丸棒 状食品の上に重な り 状に搬送さ れて く る丸棒状食品に阻 止的に 当接す る上記搬送帯'と 逆方向に移動す る瘙落 と し 装置 と 、 上記搬送帯の上都排出端に連絡 さ せた搬送列 ご と の導入整列部と 、 該導入整列部に導入さ れた丸棒状食 品の先端を頭揃え状に 当接さ せる導入整列部に開閉自在 に臨ま せた堰止め装置 と 、 上記導入整列部上の丸棒状食 品の有無を検知し 、 上記駆動装置を制御す る セ ン サ 一 と でな る こ と を特徵と す る短小丸棒状食品の整列， 供給装 置。

2 . 短小の丸棒状食品を整列させて、 こ れを ト レ 一 な ど に供給す る装置で あ っ て、 上記供給装置は、 丸棒状食品 を輪切 り に し た断面形状で、 そ の下面 と 左右厠面 と に播 接す る樋状溝を備え た排出用 ガイ ド と 、 上記樋状溝内の 丸棒状食品の上面に摺接す る上面当て部材及び溝内の丸 棒状食品の後端に 当接す る後押し都材 と を備え た上記ガ ィ ドに そ っ て移動す る無端移送体に よ り 構成し 、 搬出用 ガイ ドの終端に ト レ ーが移動位置する よ う に な つ て い る こ と を特徵 と す る短小丸棒状食品の整列， 供袷装置。