WO1985005521A1 - Television receiving set - Google Patents

Description

明 細 書 '

発明の名称 テレビジョ ン受像璣

技術分野

この発明は時計やカ レンダを受像管面を利用して表示できるよ う になされたテレビジョ ン受像機、 特に今月の力 レンダを表示す る場合に今日の力 レンダ日付を他の力 レンダ日付とは異なって表 示できるよう にしたテレビジョ ン受像機に関する。

背景技術

現行のテレビジョ ン受像璣では、 現時刻信号は特定の時間帯だ け局側から送出されるので、 特定の時間帯だけ表示されるに過ぎ ず、 それ以外の時間蒂では、 テレビ画面によって現時刻を確認す ることは不可能である。 しかし、 放送番組をみているような場合 に、 このテレビ画面に重畳して現時刻等を任意に選択表示できれ ば便利である。 このとき、 今日の日付、 曜日等も同時に表示でき れば一層便利である。

また、 テ レビジョ ン受像機が置かれている居間や応接間にカ レ ンダが掛けてないようなとき、 受像管面 （ C R T管面） 上に画像 に代えて今月のカ レンダ表示を行なう ことができれば頗る便利で ある。

そして、 このよう に時計表示 （ B付等の表示も含む） やカ レン ダ表示を同一の C R T管面に表示する場合で今月のカ レンダをテ レビ画像に代えて表示するとき、 今日のカ レンダ日付をそれ以外 のカ レンダ日付の表示とは異なる伏態、 例えば今日のカ レンダ日 付けだけを点滅表示できれば、 今日の曰付けの確認が極めて容易 に行なう ことができるので一層便利である。

勿論、 これらの表示機能に加えてさ らに例えば誕生日などのよ うに、 特に注目すべきカ レンダ日付をユーザが任意にセ ッ トでき て、 その誕生日 も上述.と同じ く点滅表示など他の日付とは異なつ た表示伏態にできれば、 特定の日付の確認も極めて容易に行なう ことができる。

そこで、 この発明では同一の C R T管面を利用して時計やカ レ ンダ表示を行なう ことができるようにすると共に、 少なく とも今 月のカ レンダ表示中の今日のカ レンダ日付を容易に認識できるよ うなテレビジョ ン受像機を提案するものである。

発明の開示

そのため、 この発明ではマイ ク ロコ ンビュータとキャラクタ発 生器を用いて、 今月のカ レンダ表示中に少なく ともマイ ク ロコ ン ピュータに内蔵された時計タイ マーにより出力される当日の日付 表示を他の日付表示とは異ならせて、 上記目的を達成したもので ある。

当日の日付表示は、 日付とこの S付 （数字） とは無関係なシン ルマークとを交互に一定周期で表示することによって当日の日付 を点滅表示してもよ く 、 また同 Bの B付色を他の日付色と異なら せて表示してもよい。

図面の簡単な説明

第 1図はこの発明に係るテレビジョ ン受像機の一例を示す系統 図、 第 2図はコマンダのキ—配列の一例を示す平面図、 第 3図は この発明の表示遷移の一例を示すチヤ一 ト、 第 4図は表示画像の 一例を示す図、 第 5図及び第 S図はこの発明の表示動作の一例を 示すフローチヤ一 .トである。

発明を実施するための最良の形態

続いて、 この発明に係るテレビジョ ン受像機の一例を第 1図以 下を参照して詳細に説明する。

この癸明では、 基本となる画像はテレビ画像であり、 このテレ ビ-面像に代えて、 あるいはスーパーィ ンポーズされるべき画像は カ レンダ用画像であり、 また時計用画像であるが、 これらの画像 以外も同一 C R T管面上に表示できるようにしてもよい。 この発 明が適用されるテレビジョ ン受像機ではこれらの画像以外に、 番 組予約内容等も表示できるようになされいてる。

第 1 図はこの発明に係るテレビジョ ン受像機の一例であって、 (1)はチューナ、 （2)は映像中間周波增幅回路、 （3)は映像検波回路、

(4)は映像出力回路、 ）は受像管 （ C R T) であり、 また (⁶)は音声 中間周波增幅回路、 （7)は出力アンプ、 （S)はスピーカであり、 （⁹)は 水平、 垂直偏向回路、 （ 11) は偏向系である。 （ 12) は電子同調 回路で、 （ 13) はリモコ ン信号及び受像機内部の選局信号を受け るデコ ーダ、 （ 14) はチャ ンネル選局電圧形成回路、 （ 15) はこ の選局電圧を受ける P L Lである。 また、 デコ ーダ （ 13) の出力 は A C電源のコ ン ト ロ ール回路 （ 17) に供給される。 （ 18) はリ モコ ン信号の受光素子である。

また、 （20) は画像表示のためのプログラムタイ マー機能を有 した制御回路であって、 その本体はマイ ク ロコ ンピュータである。 この制御回路 （20) の指令を受けてキャ ラクタ発生器内蔵の C R T 制御回路 （25) が動作する。 C R T制御回路 （25) からは赤〜青 の文字 ί言号 S _R , S G , S _B が生成される。 また制御回路 （20) からはテレビ画像消去用のブラ ンキング ί言号 B L Κが映像出力回 路 (⁴)に送出されると共に、 必要に応じてキー操作の終了タイ ミ ン グにブザ―音が鳴るように、 音声コ ン ト ロール信号 S A が音声コ ン ト ロール回路 （ 27) に送出される。

なお、 ア ン ド回路 （ 19) は制御回路 （20) から電子同調回路

( 12) へコ ン ト ロール信号を送出しているとき、 ノ、'ルス P I によ つてリ モコ ン ί言号の入力を禁止するためのものである。

(28) は受像機本体に設けられたモー ド切換キー、 この例では - P P C ( Programable Pick Up Center) キーであり、 ( 29) は予 約タイ マーをオン， オフできるタイ マーキーであって、 これらは 制御回路 （20) に設けられた I ノ0ポー トを介してその指令デ— タが C P U内に取り込まれる。

第 2図はコマンダ （30) に設けられたキー配列の一例を示す。 コマンダ （30) はチャ ンネル選局、 電源のオ ン， オフ等のほか、 上述した現時刻などのプリ セ ッ ト用としても使甩される。 複数の キーのう ち、 （31) はチャ ンネルのダイ レク ト選択キー、 P C C キーは本体側に設けられたものと同一機能のモー ド切換キー、

( 32) , ( 33) は 「十」 ， 「 -」 キー、 （·34) , ( 35) は左右の シフ トキーである。 （36) はペンシル型の時計スター トキーであ る。

この癸明ではマイ ク ロコ ンピュータによって時刻セッ ト、 カ レ ンダ表示等が行われる。 第 3図は上述した画像表示をキー操作に 関連して説明した表示フローチャー トで、 これを用いて操作手頓 の概略を説明すると、 まず主電源の投入によって通常のテレビ画 像 （以下このテレビ画像など袠示画像をべージという） （ステツ ブ a ) が映り、 ここで P P Cキ一を押すと、 現時刻が末セッ トの 場合にはテレビ画像に、 現実の年月日等とは無関係に予め定めら れた年月日 と時刻がスーパーイ ンボーズされる （ステップ！）） 。 年月日及び時刻表示の一例を第 4図 Aに示す。 予め定められた年 月日は一例に過ぎない。

現時刻がセ ッ トされて既に時計が動いているときば現実の年月 日 と時刻がスーパーィ ンポーズされて表示される （ステップ ） 。 現時刻が末セ ッ トの場合で、 現時刻をセッ ト し （ステップ d ) 、 時刻スター トキー （36) をオンすると （ステップ e ) 、 その時点 からタイ マープログラムが動作して 時開始となり、 ステップ c に移る。

時計スター トキー （36) を操作するのではな く 、 P P Cキーを 押すと、 「年」 の位置に表示されたデータ設定マークである 「 i 」 のカーソル力 「 100 」 年代にないときは、 時計スター トキ一 （36) の操作と同様に刻時開始モー ドとなると共に、 テレビ画像に代え て今月のカ レンダが表示される （ステップ f ) 。 ステ ップ c の状 態から P P Cキーを押すと同様に今月の力 レンダが表示される。 このカ レンダには今日のカ レンダ日付が他と異ならせた伏態で表 示される。

ステ ップ f のあとに P P Cキーを押すと、 チヤ ンネル予約モー ドとなり （ステップ g ) 、 C R T管面上にはテレビ画像に代えて チヤ ンネル予約画像が表示される。 予約画像の一例を第 4図 Bに 示す。 チャ ンネル予約は 「何曜日の何時から何チャ ンネル」 とし、 タイ マーオフ時間はこの例ではタイ マーオンから約 2時間に固定 される。 チャ ンネル予約についてはこの究明の要旨と直接関係が ないので、 これ以上の説明は省略する。

チャ ンネル予約又はチヤ ンネル予約終了ののち P P Cキ一を押 すと、 通常のテ レビ画像が表示される。

またステップ bの伏憨で P P Cキーを押したとき、 又はステツ プ dの状態で、 しかもカーソルが 「 100 」 年代の位置にある 態 で夫々 P P Cキーを押すと、 デモンス ト レー シ ョ ン用の力 レンダ が表示される （ステップ h ) 。 デモ用カ レンダの一例を第 4図 C に示す。 デモ用カ ンレダはステップ bにおいて表示された年月力く 表示される。 そして、 このデモ用カ レンダは数秒 （ 2〜 3秒） 間 隔でィ ンク リ メ ン 卜 されて順次次の月の力 レンダが表示され'る。 この場合、 カ レンダの日付は一旦すベて消え、 次の瞬間に 1 日か ら順次日が表示されるようなスク ロールダウ ン表示となされる (第 4図 D , E ) _β カ ンレダはグレゴリ ー曆に従がい、 0000年 1 月から 9 99年 12月まで表 される。

このように、 年月日、 時刻がセ ッ 卜されていないときは、 月単 位のカ レンダは自動め く り伏態となり、 現時刻の末セ .ン ト伏態が 視覚的に確認できるようになされている。 この状態で P P Cキー を押すと、 チャ ンネル予約表示に切換えられる。

力 レンダの自動め く り は、 2〜 3秒周期で行われ、 順次表示月 -の更新が行われる。 表示月が更新されると、 再び自動め く り周期 の間だけ更新された月のカ レンダが表示される。 表示月の更新は 第 4図 Cに示すように、 「日」 の更新と、 「月」 表示の更新の夫 々について行われると共に、 12月から 1月に変わるときには年の 桁上げも行われる。

なお、 第 1図に示す C R T制御回路 （25) からは赤〜青の文字 信号 S _R 〜S _B が出力され、 力 レンダ表示の場合には、 背景が全 面青色、 日曜日 「 S U」 の表示と、 この曜日に関する H付は赤色- その他の曜 H Γ Μ Ο (月曜日） 〜 S A (土曜日） 」 及び日付は綠 色となるように制御画路 （20) からの指令データに基づき制御さ れる。

第 5図は制御 II路 （20) の R 0 M内に書込まれたプログラムデ ータに従った表示勤作の一例を示すフローチヤ一 トである。

プログラムがスター トすると、 ステップ 40のメ ィ ン処理ルーチ ンに移り、 リ モー ト コ ン ト 口ールデータや受像機本体内のキー入 力データ、 商用交流源を利用して形成された時計タィ マ用の電源 同期入力等のチユ ッ クが 1 ノ 0ボー トを介して C P U内で R O M に書込まれたプログラムに従って行われると共に、 チャ ンネル予 約などの他の表示モー ドを実現するための処理が行われる。 '

P P Cキーの操作によりページが変つ-たときはステップ 41にお いて現在のページがカ レンダ表示であるか、 他の表示であるかが 判定され、 カ レンダ表示でないときはステップ 40に戻るが、 カ レ ンダ表示であるときには、 ステップ 42において、 今月のカ レンダ が表示されているか、 いないかが判定され、 今月のカ レンダ表示 であるときには今日の日付表示タイ ミ ングか否かが判定され （ス テツブ 43) 、 今日の日付け表示であるときには、 ステップ 44で今 月のカ レンダ表示用のフラグがセ ッ 卜される。 これに対し、 今月 のカ レンダ表示でもな く 、 今日の日付け表示タイ ミ ングでもなけ れば、 ステツプ 45でフラグがリ セ ッ ト される。

この実施例では今日の日付表示を他の日付表示と.異ならせて表 示できるほか、 誕生日の表示も行えるよう にしてあるので、 ステ ッブ 46でユーザが誕生日をセ ッ 卜 した月のカ レンダ表示であるか どうかの判定が行われ、 若し、 そのセ ッ ト月のカ レンダ表示であ るときには、 ステップ 47においてセ ツ 卜 された誕生日の日付表示 タイ ミ ングの有無が判断され、 そうであるときにはユーザフラグ がセ 'ン 卜される （ステップ 48) 。 これに対し、 ユーザがセ ッ 卜 し た月のカ レンダ表示でもな く 、 セ ッ ト 日付け表示タイ ミ ングでも なければ、 ステップ 49においてユーザフラグがリ セ 'ン 卜 される。

そして、 これらフラグのセ ッ ト， リ セ ッ 卜の有無がステップ 50 で判定され、 今日の日付表示タイ ミ ングでないときはステップ 51 において通常の力 レンダ表示データが送出され、 今 Bの日付表示 タイ ミ ングのときはフラグセ ッ ト伏態にあるので、 このときは今 曰の日付表示の変更ステップに移る。 この例では、 日付が 1秒間， この日付とは関係のないシンボルマーク、 実施例ではァスタ リ ス ク記号 *が約 0. 5秒間だけ交互に表示されるよう な点滅表示であ る。

この点滅表示を実現するため、 まずステツブ 52において 付け 及びシンボルマーク表示時間用のカウ ンタ （単なる積算力ゥ ンタ） がイ ンク リ メ ン ト され、 スチッブ 53において、 日付け表示時間又 はシンボルマーク表示時間に対応したカ ウ ンタ値となったかどう かが判定される。 最初は 'B付けが表示されるものであるから、 日 付け表示時間が経過するまではその日付が表示される。 例えば、 今日が、 1984年 5月 21日であるときには、 日付け表示時間の間だ け 21日が表示される （第 4図 F ) 。

日付表示時間の経過がステップ 53で判断されると、 カウ ンタは リセッ トされ （ステップ 45) 、 ステップ 55で日付けからシンボル マークへの切換が行われ、 「 21」 の代わりに 「 * J マークが表示 される （第 4図 G ) 。 シンボルマーク表示時間が逄過するまでは 継続して 「 *」 マークが表示されるが、 シンボルマーク表示時間 の経過が、 同じく ステツプ 53で判断されると再び 「 *」 マークの 代りに日付 「 21」 が表示される。

従って、 今月のカ レンダが C R T管面上に表示されている間は. 今日の B付けが一定周期で点滅表示される。 これによつて今日の H付けを他の日付けから容易に識別することができる。

また、 ユーザフラグがセ ッ 卜されている場合には、 今日の日付 けが点滅表示されていることに加え、 ユーザがセ ッ ト した日付が 同様な処理ステッブを経て点滅表示されることになる。 カ レンダ 表示が今月ではない月のカ レンダを表示している場合 （これはュ 一ザがコマンダ （30) の操作キーを使用して自由に選択できる） . その月にユーザがセッ ト した日付があるときにもその B付が点滅 表示される。 ただし、 今日の日付は該当しないので、 ユーザがセ ッ ト した日付け以外は点滅表示されない。

今日の日付け、 ユーザがセッ ト した H付けの表示変更は点滅表 示に限らない。 例えば、 B付表示色を変更することも、 この日付 表示色の変更と同時に点滅させることも可能である。 前者のフ口 一チヤ一 トを第 6図に示す。 表示色変更の場合にはステツブ 60に おいて、 該当日付け用の色換え ト リガーバルスをセ ッ トするだけ でよい。

勿論、 点滅表示の場合シンボルマークを挿入するのではなく ブ ランクにしてもよ く 、 またのこシンボルマークに代えて他の文字 記号等を揷入してもよい。 これらは、 いずれも簡単なプログラム 変更によつて実現できる。

以上説明したように、 この究明では同一の C R T管面を利用し て時計やカ レンダを表示することができると共に、 今月のカ レン ダ表示状態で今日の日付け、 あるいは予めセ ッ 卜 された曰付けを 他の日付けの表示と異ならせたので、 今日の日付、 あるいは予め セ ッ トされた日付の認識及び確認を的確に行なう ことができる効 果を有する。

Claims

請 求 の 範 囲

1. 時計情報に従って力 レンダを受像管面上に表示するようにし たテレビジョ ン受像璣において、 上記力 レンダ表示中に少なく とも上記時計により出力される当日の B付表示を他の日付表示 と異ならしめるようになされたテレビジョ ン受像機。

2. 上記当日の日付表示は点滅表示させると共に、 日付消失期間 は数字と関係ないシンボルマークを表示するようにした特許請 求の範囲第 1項記載のテレビジョ ン受像機。

3. 上記当日の日付表示は表示の色を異ならしめるようにした特 許請求の範囲第 1項記載のテレビジョ ン受像機。