WO1983003786A1 - Vertical lathe - Google Patents

Description

明 細 書

明の名称

立て旋盤

技術分野 - 本発明は ワ ー ク の旋回軸を縦軸に した立て旋盤 に関 し、 特に刃物台を コ ラ ム の前面に直接取付け、 コ ラ ム をべ ：/ ド上で移動させる よ う に構成 したコ ラ ム移動型の立て旋盤に関する。

背景技術

刃物台が固定コ ラ ムに撗設 したク 口 ス レ ー ル上で 左右に移動する従来の立て旋盤は、 ク Π! ス レ ー ル力 ₄ ら前方へオ ー バ ン、 ン グ した刃物台がク 口 ス レ ー ルを 変形させる欠点があ ]? 、 ク α ス レ ー ル が昇降する立 て旋盤においては刃物台の位置によ つ てク 口 ス レ ー ル の変形量が異 ]?、 こ じれに よ る摩擦抵抗の変化 が位置決め精度の低下を招 く こ と に ¾ 、 延 ては 工作精度の低下を引 き起こすこ と にる る。 又これ ら の欠点を解決するためク ^α ス レ ー ル の剛性を高め よ う と する と ク α ス レ ー ル の断面が大き く な 、 これ を支える コ ラ ム も 大き く な つ て全体に大形の機械に な る ο

発明の開示

本発明の目 的はこの よ う. 従来の コ ラ ム固定型立 て旋盤にみ られる種々 の問題点に鑑み、 コ ラ ムを べ ッ ド上で左右に移動させる よ う に構成し、 こ の構成 によ ]? ^械全体.の大形化を避けつつ切削精度の高い 立て旋盤を製作する よ う に したの'である。

本発明の他の 目的は、 立て旋盤に工具マガ ジンを 具備させて工具交換を行い得る こ と に よ ]? 工作能率 を向上させた立て旋盤を提供するこ とにある。

図面の簡単 説明

第 1 図は本発明に よ る立て旋盤の第 1 実旅例の正 面図、 第 2 図は同第 1 実施例の側面図、 第 3 図は第 2 実施例の正面図、 第 4 図は同第 2 実施例の側面図 第 5 図は第 3 実施例の正面図、 第 6 図は同第 3 実施 例の平面図。

発明を実施するための最良の態様

第 1 , 2 図に示す第 1 実施例において、 1 は横長 の大 き なぺ ッ ドで、 左前部にテ ー ブルぺ ッ ド 2 を一 体に有し、 テ ー プルぺ ッ ドに装架された円形の回転 テー ブ ル 3 にワ ーク （ 図示な し ） を取付け、 ぺ ッ ド 1 の上面に設けた左右方向の案内面 4 に箱形のコ ラ ム 5 を载架し、 こ の コ ラ ム 5 を横送 ]) モータ 6 と ね じ棒 7 、 このねじ棒 7 にね じ係合したナ ッ ト 7 a

( コ ラ ム 5 に固定 ） の送 動作によ ]J左右に移動さ せる。 8 はコ ラ ム 5 の前面には縦長の刃物台 8 が固 定され、 これ.を貫通する ツ ー ル パ ー 1 0 が縦送 ]? モ —タ 1 1 と ね じ棒 1 2 に送られて昇降し、 ツー ルパ 一 1 0 に内蔵される ト * π —パ ー 2 1 がその頂端に備 ' える締付け シ リ ン ダ 1 3 によ 上下動を与え られる。

1 4 はパ イ ト 1. 5 を取付けた工具ホ ル ダ ー で、 上面 の四周に突鍔 1 6 を有 しかつ上面の中央に突設した テー ハ。部 1 7 には蟻溝 1 8 が形成されている。 2 0 はツ ー ルパ ー 1 0 の下端に取付けた リ ン グ で、 内周 面に工具ホ ル ダ ー のテー ハ。部 1 7 に一致するテ一 ハ。 孔 （ 図示な し ） を設け、 ツ ールパ ー 1 0 に内蔵され る ト * ロ ーパ ー 2 1 を リ ン グ 2 0 の中心に通 し、 ッ 一 ル バ一 i 0 の下端に鍔 2 2 を具備している。

本発明の第 1 実施例は以上の構成か ら ]? 、 工具 ホ ル ダ ー 1 4 の蟻溝 1 8 に鍔 2 2 を入れて ド ロ ー ノ、， 一 2 1 を上昇させ、 テー ハ。部 1 7 を リ ン グ 2 0 内の テ ー 孔に緊密に嵌込んで工具ホ ル ダ ー 1 4 をツ ー ル バ一 1 0 に装着する。 工具ホ ル ダ ーを装着したッ 一ル バ一 1 0 は縦送 モータ 1 1 とね じ棒 1 2 、 こ のね じ棒 1 2 にねじ係合 したナ ツ ト 1 2 a ( ツー ル バ ー 1 0 に固定 ） の送 ]?動作に よ ！） 降下し、 コ ラ ム 5 は橫送 ]? モータ 6 とね じ棒 7 、 ナ ッ ト 7 a によ ]? 左方へ移動し、 ツ ー ル パ ー 1 0 の降下 と コ ラ ム 5 の 移動に よ ]? パ イ ト 1 5 は切削位置につ き 、 回転テ — ブ ル 3 に取付け られたワ ー クを切削する 。 本実施例 においてはク ロ ス レ ー ル ：^無いか ら コ ラ 厶 5 にか力 > る重量は刃物台 8 だけと ]? 、 従って コ ラ ム 5 にォ ーパハ ン グする重量は従来の立て旋盤に比較して約 1 Z - 1^ . にす ぎ いか. ^それに応 じてコ ラ ム を- 小形に構成でき 、 移動部材 （ コ ラ ム と刃物合） < 重 心の真下に横送 ]) 用のねじ棒 7 を配置でき るから、 才 一パ ノ、 ン ク、によ る コ ラ ム 5 の こ じれが無 く ]) 、 こ の結杲安定 した送 i? と精度の高 位置決めを行 う る こ とに る。 ま た本実施例に いては主切削力 を丈夫な コ ラ ム 5 の中心で受けるから、 大き 切削 力に対 して も充分に耐える こ とができ る。

本発明の第 2実施例はぺ ッ ド上を左右に移動する コ ラ ム の周.]? に大き な環状板の工具マガジ ンを旋回 自 由に装架したのである。 お、 第 1 実施例と同様 の構成部分は同一参照番号又は同一参照番号にダ ッ シ _¾ を付して示 してあ る。

第 3 , 4 図に示す第 2 実施例において、 1 はテー ブルぺ ッ ド 2 を一体に有する横長のぺ ッ ド 、 上面 の案内面 4 に断面.丸形の コ ラ ム 5'を载せて左右に移 動させ、 コ ラ ム の前面に固定 した刃物合 8 を貫通す る ツ ールパ ー 1 0 に ド ロ ーバ 2 1 を納める。 1 4 は パイ ト 1 5 を取付けた工具ホ ルダーでこれの蟻溝

1 8 に鍔 2 2 を入れて ド ロ ーバー 2 1 を上昇させ、 工具ホルダ ーのテ一ハ。部 1 7 をツー ルパーの下端の リ ン グ 2 0 に嵌込んで工具ホ ルダー 1 4 をッ一ルバ 一 1 0 に装着する。 こ の第 2 実施例はコ ラ ム ^の斬 面が丸形であるが、 その他の構成 · 作用は第 1 実施 例の立て旋盤と..同 じであ る，

第 2 実施例におい て 2 3 は多数の工具ホ ル ダ 一 1 4 を貯蔵する工具マガク ン で、 外周縁に方形の受 口 2 5 を有する大径の環状板 2 4 を主要部と し、 こ の環状板 2 4 を コ ラ ム. 5 の中腹部を囲むよ う に して 円形の レ ー ル （ 図示な し ） に旋回自 由に载架 し、 各 受ロ 2 5 に工具ホ ル ダ ー 1 4 を納めてその突鍔 1 6 を進退自 由の フ ォ ーク 2 6 に載せる。 こ こに工具ホ ルダ 一 の蟻溝 1 8 を ド ロ ー パ ー の鍔 2 2 に対 して若 干の余裕を も つよ う に作 、 工具マ ガ ジ ン 2 3 がェ 具交換位置にある上記鍔 2 2 を蟻溝 1 8 に出入させ つつ支障 く 旋回でき る よ う にする。 工具交換に際 しては環状板 2 4 を旋回させて所要の工具ホ ルダ ー 1 4 を割出 し、 その蟻溝 1. 8 に ド ロ ーバ一 2 1 の鍔 2 2 を入れて該 ド ロ ーパ ー 2 1 を上昇させ、 テ一 ハ⁰ 部 1 7 を リ ン グ内のテ—ハ°孔に緊密に篏込んで工具 ホ ルダ ー 1 4 をツ ー ルパ 一 1 0 に装着 し、 コ ラ ム に 鈉めた作動シ リ ン ダ （ 図示な し ） の ピ ス ト ン 杆 2 7 によ ]9 フ ォ ーク 2 6 を後退させ、 工具ホ ル ダ ーの突 鍔 1 6 が環状板の受ロ 2 5 を通過でき る よ う に した のち、 ツ ー ル ハ， 一 1 0 を降下させてパイ ト 1 5 を切 削位置へつける。

こ の第 2 実施例は外周縁に多数の受ロ 2 5 を有す

OMPI る大径の環状板の工具マ ガ ジ ン 2' 3 を断面丸形のコ ラ ム 5 の中腹部を囲む ，に して旋回 自 由に装架 し、 各受ロ 2 5 に工具ホ ル ダ ー 1 4 を納めてその突鍔

1 6 を進退自 由のフ ォ ーク 2 6 に载せてお ]? 、 コ ラ ム移動型の立て旋盤において多数の工具を貯葳でき る.こ と にる ]? 、 コ ラ ム 5 を断面丸-形に作ったから環 状板 2 4 の工具マ ガ 'ク ン 2 3 を装架しやす 。

本発明の第 3 実施例はテ ー ブルぺ ッ ド 2 の側方に 樹立された支柱に円板状の工具マ ガ ジ ンを旋回自 由 に装架したの である _ό

第 5 , 6 図に示す第 3 実施例において、 1 は中央 前部にテー ブ ルぺ ッ ド 2 を一体に有する横長のぺ ッ ドで、 上面の案内面 4 に箱形の コ ラ ム 5 を載せて左 右に移動させ、 コ ラ ム の前面に固定した刃物合 8 を 貫通する ツ ー ル パ ー 1 0 に ド ロ 一パ ー 2 . 1 を鈉める 。

1 4 はパイ ト 1 5 を取付けた工具ホル ダ 一で、 これ の蟻溝 1 8 に鍔 2 2 を入れて ド Ω —パ ー 2 1 を上昇 させ、 工具ホ ルダ ー の テ 一ハ。部 1 7 をツ ールパ ー の 下端の リ ン グ 2 0 に嵌込んで工具ホ ルダ 一 1 4 を ッ — ル バ一 1 0 に装着する。 こ の第 3 実施例はぺ 'ク ド 1 の中央前部にテー ブ ル ベ ジ ド 2 を備えて るが、 その他の構成、 作用は第 1 実施例の立て旋盤と同 じ であ るか ら、 同一の部材に同 じ符号をつけて説明を 省略する。

-BUREAU 第 3 実施例にお い て 、 2 8 は数個の工具ホ ル ダ ー 1 4 を貯蔵する 円板状の工具マ ガ ジ ン で、 緣に設 けた方形の受ロ 2 9 に工具ホ ルダ ー 1 4 を鈉めてそ の突鍔 1 6 を受口の側縁に載せる。 3 0 はテー ブ ル ベ ッ ド 2 の側方に樹立 した支柱で、 頂端か ら 出る旋 回軸 3 1 に工具マガ 'ク ン 2 8 を取付け、 歯車 3 2 , 3 3 を介 して割出 しモータ 3 4 によ ]? 工具マ ガ ジ ン 2 8 を旋回させ、 所望の工具ホ ルダ 一 1 4 を ツー ル バ ー 1 0 の下端の側方に向わせる。 こ こ に工具ホ ル グーの蟻溝 1 8 を Ρ α —パーの鍔 2 2 に対 して若干 の余裕を も つよ う に作 ]?、 工具マ ガ -ク ン 2 8 が工具 交換位置にある鍔 2 2 を蟻溝 1 8 に出入させつつ支 障 ¾ く 旋回でき る よ う にする。

3 5 , 3 5 はマ ガ 'ク ン の各受ロ 2 9 に榷立した 2 本づつの案内 ピ ン で、 こ の案内 ピ ン に係合する切欠 き 3 6 ， 3 6 を工具ホ ル ダ ー の突鍔 1 6 に設け、 ェ 具ホ ル ダ 一 1 4 が ド ロ 一 バ ー 2 1 に俘われて上昇す る と き 切欠き 3 6 , 3 6 が案内 ピ ン 3 5 , 3 5 を摺 動し、 工具ホ ル ダ ー の 中ゾ、： ^ ツ ー ルパ ー 1 0 の中ノ 、 線上を正確に移動する よ う に案内する。 3 7 は工具 ホ ル ダ ー 1 4 の上隅に植立 した 1 本の規制ピ ンで、 これに関連してツ ー ル バ 一 1 0 の下端の リ ン ク、 2 0 に受孔 （ 図示る し ） を穿ち、 工具ホ ル ダ 一 1 4 が ッ — ルバ一 1 0 に装着される と き の突条 1 6 が案内 ピ ン 3 5 ； 3 5 を離れる直前に規制 ピ ン 3 7 が受孔に 入る う に設定し、 工具ホ ルダーが案内 ピ ンを錐れ たの ちその中心がツ ー ルパ ー 1 0 の中心鎳上を正確 に移動する よ う に規制し、 ド α —ハ，一が工具ホル ダ 一を降下させる と き規制 ピ ン 3 7が受孔を離れる直 前に工具ホ ルダ ーの切欠が案内 ピ ン 3 5 , 3 5 に係 合し、 これによ ]? 両者が円滑に係合して工具ホ ルダ 一 の突鍔 1 6 を工具マ ガ ジ ン の受ロ 2 8 に载せる こ とができ る。

工具交換に際しては刃物合 8 を左進させてツ ー ル パ ー 1 0 を図示の工具交換位置につけ、 工具マガ -ク ン 2 8 を旋回させて所望の工具ホ ル ダ ーを割出 し、 その蟻溝 1 8 に ト * α —パーの鍔 2 2 を入れて ドロ ー ハ，一 2 1 を上昇させ、 テーハ。一部 1 7 を リ ン グ内の テー ハ。孔に緊密に嵌込んで工具ホ ルダ 一 1 4 をツ ー ル パ 一 1 0 に装着する。 工具ホ ル ダ ー の装着が終る と刃物台 8 が右進して回転テー ブ ル 3 の上方位置へ Μ ) こ こでッ 一 ルバ一 1 0 を降下させてパイ ト 1 5 を切削位置へつける 。

こ の第 3実施例はテー ブ ルぺ ッ ドの側方に樹立さ れた支柱に円板状のェ真マガ 'ク ン 2 8 を旋回自 由に 装架し、 工具マガ 'ク ン の周籙の受口 2 8 に工具ホ ル ダー 1 4 を納めて貯蔵してお ]? 、 コ ラ ム移動型の立 て旋盤にお て工具マ ガ ジ ン及び工具交換装置を簡 素に構成でき、 多 く の工具を用 い旋削加工に適 以上は本発明の 3 つの実施例を説明した も ので、 本発明はこれらの実施例に限定される こ とな く 、 発 明の要旨内にお て設計変更でき る。

本発明においてはク 口 ス レ ー ルを除 て刃物台を コ ラ ム の前面に直接取付け、 コ ラ ムをべ ッ ドの上面 に設けた案内面に載架 して移動させる よ う に構成 し たか ら、 機械全体の大形化を避けつつ切削精度の高 い立て旋盤を製作し う る効果がある。 又こ の コ ラ ム 移動型'立て旋盤において コ ラ ムの周 に大径の環状 板の工具マ ガ ジ ンを旋回自 由に装架したも のは、 多 数の工具を貯蔵でき るか ら多 く の工具を用いて種 々 の旋削加工を行 う立て旋盤に有利であ 1) 、 テープ ル ぺ ッ ドの側方に樹立された支柱に円板状の工具マ ガ 'ク ンを旋回自 由 に装架 したも のは、 単純る旋削加 ェを行 う 立て旋盤に有利である。

Claims

786

10

請 求 の 範 囲

ベ ツ ド上にワ ーク取付用の回転テ ー ブ ルを設 け、 ま た工具ホ ルダ ーを保持する刃物台を直立コ ラ ム の前面に直接取付け、 上記ぺ ッ ド の上面に設けた 案内面に上記直立 コ ラ ム を載架じ、 該コ ラ ム を移動 させて上記刃物台を上記回転テ ー ブルに対し撗移動 させる横送 ]? 装置を備えるこ と を特徵とする 立て旋

2. コ ラ ム の周 ]) に大き な環状板の工具マガ 'クン を旋回 自 由に装架 し、 環状板の外周縁に設けた方形 の受口 に工具ホ ルダ 一 ^鈉めた請求の範囲 1 項に記 载の立て旋盤。

3. テ ー ブ ルの側方に樹立された支柱に円板状の 工具マガ -ク ンを旋回自 由に装架し、 その周縁に設け た方形の受口 に工具ホ ルダ 一を鈉めた請求の範囲 1 項に記載の立て旋盤。.

4. 上記横送 装置は駆動モータ と、 こ の駆動モ ー タ によ ]? 回転作動されるね じ棒と、 上記ね じ棒に ね じ係合する と共に上記コ ラ ムに固定されたナ ツ ト と か ら る請求の範囲 1 項に記載の立て旋盤。

OMPI