JPWO2023073757A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. Ｎ／２個（Ｎは偶数）の磁石磁極と、Ｎ／２個の仮想磁極とを有するロータであって、
   軸線を中心とする環状のロータコアと、前記ロータコアに取り付けられた複数の永久磁石とを有し、
   前記Ｎ／２個の磁石磁極はいずれも、前記複数の永久磁石のうちの少なくとも１つの永久磁石によって形成され、前記Ｎ／２個の仮想磁極はいずれも、前記ロータコアの一部によって形成され、
   各磁石磁極の極中心線は、前記ロータコアの周方向における前記磁石磁極の中心と前記軸線とを通る直線で定義され、
   前記磁石磁極を形成する前記少なくとも１つの永久磁石は、前記ロータコアの外周に対向し且つ前記極中心線の一方の側で前記極中心線から最も離れた第１の角部と、前記外周に対向し且つ前記極中心線の他方の側で前記極中心線から最も離れた第２の角部とを有し、
   前記第１の角部と前記軸線とを通る直線と、前記第２の角部と前記軸線とを通る直線とのなす角度θｍは、θｍ≧３６０／Ｎ［度］を満足する
   ロータ。
2. 前記ロータコアは、前記少なくとも１つの永久磁石が配置される磁石挿入孔を有し、
   前記磁石挿入孔と前記ロータコアの前記外周との間に、前記周方向に延在する非磁性部が形成されている
   請求項１に記載のロータ。
3. 前記非磁性部は、前記磁石挿入孔に連続して形成されている
   請求項２に記載のロータ。
4. 前記ロータコアは、前記軸線を中心とする径方向において前記非磁性部と前記磁石挿入孔との間にコア領域を有し、
   前記コア領域の前記径方向の幅は、前記極中心線に接近するほど広がる
   請求項２または３に記載のロータ。
5. 前記非磁性部は第１の非磁性部であり、前記ロータコアは前記極中心線を挟んで前記第１の非磁性部と反対側に第２の非磁性部を有し、
   前記第１の非磁性部において前記極中心線に最も近く且つ前記外周に最も近い点を、第１の点とし、
   前記第２の非磁性部において前記極中心線に最も近く且つ前記外周に最も近い点を、第２の点とすると、
   前記第１の点と前記軸線とを通る直線と、前記第２の点と前記軸線とを通る直線とのなす角度θｓは、θｓ≦３６０／Ｎ［度］を満足する
   請求項２から４までのいずれか１項に記載のロータ。
6. 前記ロータコアは、前記仮想磁極を前記周方向に挟み込むように形成された第１の空隙部および第２の空隙部を有し、
   前記第１の空隙部において、前記第２の空隙部に対向し且つ前記外周に最も近い点を、第３の点とし、
   前記第２の空隙部において、前記第１の空隙部に対向し且つ前記外周に最も近い点を、第４の点とすると、
   前記第３の点と前記軸線とを通る直線と、前記第４の点と前記軸線とを通る直線とのなす角度θｖは、θｖ≦θｓ［度］を満足する
   請求項５に記載のロータ。
7. 前記ロータコアは、前記仮想磁極を前記周方向に挟み込むように形成された第１の空隙部および第２の空隙部を有し、
   前記第１の空隙部と前記第２の空隙部との前記周方向における距離は、前記第１の空隙部および前記第２の空隙部の前記軸線を中心とする径方向の外側の端部よりも、前記径方向の内側で短い
   請求項２から６までのいずれか１項に記載のロータ。
8. 各磁石磁極を形成する前記少なくとも１つの永久磁石は、前記極中心線を挟んで両側に配置された第１の永久磁石と第２の永久磁石とを有する
   請求項１から７までのいずれか１項に記載のロータ。
9. 各磁石磁極を形成する前記少なくとも１つの永久磁石は、前記極中心線上に配置された第１の永久磁石と、前記第１の永久磁石に対して前記周方向の両側に配置された第２の永久磁石および第３の永久磁石とを有する
   請求項１から７までのいずれか１項に記載のロータ。
10. 前記角度θｍは、θｍ＜７２０／Ｎ［度］を満足する
    請求項１から９までのいずれか１項に記載のロータ。
11. 前記軸線を中心軸とする回転シャフトと、
    前記回転シャフトと前記ロータコアとを連結する非磁性の樹脂部とを備える
    請求項１から１０までの何れか１項に記載のロータ。
12. 請求項１から１１までのいずれか１項に記載のロータと、
    前記ロータを囲むステータと
    を有する電動機。
13. 請求項１２に記載の電動機と、
    前記電動機によって回転する羽根車と
    を備えた送風機。
14. 室外機と室内機とを備え、
    前記室外機と前記室内機の少なくとも一方は、請求項１３に記載の送風機を有する
    空気調和装置。