JPWO2022244182A5 - - Google Patents

Description

本開示に係る換気装置は、室外に排出される排気が流れる排気路と、室内に供給される給気が流れる給気路と、排気路に配置された排気ファンと、給気路に配置された給気ファンと、排気と給気とを熱交換する全熱交換器と、圧縮機、第１熱交換器、第１絞り装置、第２熱交換器、室外に配置された室外熱交換器、及び第２熱交換器と室外熱交換器との間に配置された第３絞り装置を含む冷媒回路と、第２熱交換器と第１絞り装置とを接続する配管に配置され、第２熱交換器に流入する冷媒の温度を測定する第１冷媒温度センサと、室外熱交換器に空気を供給する室外ファンと、制御装置と、を備え、第１熱交換器は、給気路の給気の流れにおける全熱交換器の上流に配置され、外気温度が閾値以下の場合に全熱交換器に流入する空気を加熱するものであり、第２熱交換器は、排気路の排気の流れにおける全熱交換器の下流に配置され、全熱交換器を通過した空気を冷却するものであり、制御装置は、第１冷媒温度センサの測定値が、外気温度よりも低い温度となるように、第３絞り装置を制御し、室外ファンを停止させるものである。

Claims (10)

1. 室外に排出される排気が流れる排気路と、
   室内に供給される給気が流れる給気路と、
   前記排気路に配置された排気ファンと、
   前記給気路に配置された給気ファンと、
   前記排気と前記給気とを熱交換する全熱交換器と、
   圧縮機、第１熱交換器、第１絞り装置、第２熱交換器、前記室外に配置された室外熱交換器、及び前記第２熱交換器と前記室外熱交換器との間に配置された第３絞り装置を含む冷媒回路と、
   前記第２熱交換器と前記第１絞り装置とを接続する配管に配置され、前記第２熱交換器に流入する冷媒の温度を測定する第１冷媒温度センサと、
   前記室外熱交換器に空気を供給する室外ファンと、
   制御装置と、を備え、
   前記第１熱交換器は、
   前記給気路の前記給気の流れにおける前記全熱交換器の上流に配置され、
   外気温度が閾値以下の場合に前記全熱交換器に流入する空気を加熱するものであり、
   前記第２熱交換器は、
   前記排気路の前記排気の流れにおける前記全熱交換器の下流に配置され、
   前記全熱交換器を通過した空気を冷却するものであり、
   前記制御装置は、前記第１冷媒温度センサの測定値が、前記外気温度よりも低い温度となるように、前記第３絞り装置を制御し、前記室外ファンを停止させる換気装置。
2. 室外に排出される排気が流れる排気路と、
   室内に供給される給気が流れる給気路と、
   前記排気路に配置された排気ファンと、
   前記給気路に配置された給気ファンと、
   前記排気と前記給気とを熱交換する全熱交換器と、
   圧縮機、第１熱交換器、第１絞り装置、第２熱交換器、第３熱交換器、前記室外に配置された室外熱交換器、及び前記第２熱交換器と前記室外熱交換器との間に配置された第３絞り装置を含む冷媒回路と、
   前記第２熱交換器と前記第１絞り装置とを接続する配管に配置され、前記第２熱交換器に流入する冷媒の温度を測定する第１冷媒温度センサと、
   前記室外熱交換器に空気を供給する室外ファンと、
   制御装置と、を備え、
   前記第１熱交換器は、
   前記給気路の前記給気の流れにおける前記全熱交換器の上流に配置され、
   外気温度が閾値以下の場合に前記全熱交換器に流入する空気を加熱するものであり、
   前記第２熱交換器は、
   前記排気路の前記排気の流れにおける前記全熱交換器の下流に配置され、
   前記全熱交換器を通過した空気を冷却するものであり、
   前記第３熱交換器は、
   前記給気路の前記給気の流れにおける前記全熱交換器の下流に配置され、
   前記全熱交換器を通過した空気を加熱又は冷却するものであり、
   前記制御装置は、
   前記第１冷媒温度センサの測定値が、前記第２熱交換器での着霜を抑制できる温度となるように前記第３絞り装置を制御し、
   前記第１熱交換器及び前記第３熱交換器での加熱量に対し、前記第２熱交換器での吸熱量が少ない場合、前記室外ファンを動作させる換気装置。
3. 前記給気路に配置され、前記全熱交換器に流入する空気の温度を測定する第１給気温度センサをさらに備え、
   前記制御装置は、前記外気温度が前記閾値以下の場合に、前記第１給気温度センサにより測定された温度が前記全熱交換器の着霜を抑制できる温度以上となるように、前記圧縮機を制御する請求項１又は２に記載の換気装置。
4. 前記制御装置は、前記外気温度が前記閾値以下の場合に、前記第１冷媒温度センサにより測定された温度が前記第２熱交換器の着霜を抑制できる温度以上となるように、前記第１絞り装置を制御する請求項１～３の何れか一項に記載の換気装置。
5. 前記冷媒回路は、第３熱交換器をさらに含み、
   前記第３熱交換器は、
   前記給気路の前記給気の流れにおける前記全熱交換器の下流に配置され、
   前記全熱交換器を通過した空気を加熱又は冷却するものである請求項１に記載の換気装置。
6. 前記給気路に配置され、前記第３熱交換器を通過した空気の温度を測定する第２給気温度センサをさらに備え、
   前記制御装置は、前記第２給気温度センサにより測定された温度が前記室内の温度と同等又は予め設定された設定温度になるように前記圧縮機を制御する請求項２又は５に記載の換気装置。
7. 前記制御装置は、前記外気温度が前記室内の温度よりも低い場合であって、かつ前記外気温度が前記閾値よりも高い場合、前記第１絞り装置を閉止し、前記第１熱交換器への冷媒の流れを遮断する請求項６に記載の換気装置。
8. 前記第２熱交換器と前記第３熱交換器との間に配置された第２絞り装置と、
   前記第３熱交換器と前記第２絞り装置とを接続する配管に配置され、前記第３熱交換器に流入する冷媒の温度を測定する第２冷媒温度センサと、をさらに備え、
   前記制御装置は、前記外気温度が前記室内の温度以上の場合、前記第２冷媒温度センサにより測定された温度が前記室内の温度よりも低い温度になるように前記第２絞り装置を制御する請求項７に記載の換気装置。
9. 前記給気路において、前記全熱交換器に流入する空気の風路を、前記第１熱交換器を通過する第１風路と前記第１熱交換器を通過しない第２風路とに切り替える風路切替装置をさらに備える請求項１～８の何れか一項に記載の換気装置。
10. 前記閾値は０℃である請求項１～９の何れか一項に記載の換気装置。