JPWO2022030340A5 - - Google Patents

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この発明は、火災時等、周辺温度が高温となったとき、流体機器内圧力が上昇し過ぎることを防止するため、機器内の流体を安全に外部放出するための安全弁及び外部に放出する流体の方向を規制する排出方向規制部材に関する。
このような安全弁として、高温時に融解する可溶体を有し、可溶体の融解に伴って可動栓体が移動することで、流体機器内のガスを開放する安全弁が知られている(特許文献1~2参照)。
これらの安全弁は、特に、内部に流体が流れる流体機器の流路から分岐した排出用流路の開放端に取り付けられ、火災発生時等、周辺の温度が上昇した場合に流体機器内のガス等の流体を外部(大気)へ開放するものである。
特許文献1に記載の安全弁は、流体機器内の流体通路から分岐した流路の外部への開放端の開口に取り付けられ、通常時においては内部の流体が外部に漏れ出すことがないようにシールし、温度が上昇した場合に流体機器内のガスを開放することによって、流体機器内の圧力が上昇し過ぎることを防止するように構成されている。
この安全弁は、頂壁および周壁からなりその周壁の下端部が流体機器の開口縁部に固定される円筒状本体と、本体内に移動可能に配置されたフランジ付き円柱状の移動部材と、移動部材を上向きに付勢する圧縮コイルばね(弾性部材)と、本体の頂壁下面と移動部材の上面との間に介在させられた安全弁用可溶体(可溶合金)とを備えている。本体内は、排出通路にとって外部と連通されている。
そして、周壁の下端部は、移動部材の先端で流体機器内との連通が遮断されている。この状態から火災等の高温時に可溶体が溶解したとき、移動部材が圧縮コイルばねの付勢力で頂壁側に移動することで安全弁の本体内部と流体機器内とが連通し、流体機器内の流体が本体の排出通路を介して外部に開放される。
特許文献1に記載の安全弁では、可溶体(可溶合金)に対して、圧縮コイルバネによる押圧に加え、容器内の圧力が、容器内流体の排出ポートへの流れを阻止する移動部材を介して加わることとなる。これによって、所定温度状態でも、可溶体は徐々に変形し、可溶体の排出口に向かって固体状態のまま流れる現象(クリープ現象)が生じることがある。本現象が過度に進行すると火災発生等が発生していないにも拘わらず、容器内の流体が外部に噴出する場合があるという問題があった。本明細書でいう「クリープ」又は「クリープ現象」とは、可溶合金に持続的な押圧力が加わることで、時間経過とともに可溶合金と接する面の凹部に、変形(歪)が生じた可溶合金が流れ込む現象をいうものとする。
係る問題に対処するため、特許文献2に記載の安全弁では、可溶体を押圧する移動体に対し、容器内流体の排出ポートへの流れを阻止する部材(弁部材)を別体とし、両者の移動方向を直交する方向としている。このように構成することで、弁部材は移動部材に係止され、温度上昇に伴い可溶体が溶融し移動体が没入することで、移動部材に対する弁部材の係止が解除され、容器内の流体を排出口に導くことができる。
特開2012-132475号公報 特開2016-056822号公報
しかし、特許文献2に記載の安全弁では、安全弁全体のサイズが大きくなり、部品点数が多く、製作コストが嵩むという問題があった。また、この問題の他、このような安全弁を取り付ける容器が、水素自動車の流体機器(水素搬送用機器)の場合、安全弁が作動し、機器内の流体(水素)を外部に排出する場合、安全面からその排出方向を所定の方向に規制する必要がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、流路を閉鎖する部材が直接可溶合金を押圧する安全弁であっても、可溶合金のクリープを最小限に抑制することができる安全弁を提供することにある。また、別の目的は、安全弁が作動したとき、流体機器から噴出する流体の排出方向を適切な方向に規制することができる排出方向規制部を提供することにある。
上記第1の課題を解決するためになされた本発明に係る安全弁は、
内部に流体用通路を有し、該流体用通路から分岐される排出用通路を備えた流体機器に取り付ける安全弁であって、
前記流体機器の排出用通路の開放端に取り付けられ、前記排出用通路と連通する流入路及び該流入路と外部とを連通する排出路を形成した本体と、
前記流入路と排出路の流体の流れを阻止する閉塞部材とを備え、
前記流入路は、前記閉塞部材の先端部に形成したシール部と当接し、流体の流れを阻止する当接部分及び該当接部分より大径の開放部分へと連なり、
該開放部分は、前記排出路と連通するとともに、前記閉塞部材のシール部を当接部分に向かって付勢する押圧キャップの取付部分を形成し、
前記閉塞部材と前記押圧キャップとの間には可溶合金を配備し、前記閉塞部材及び前記押圧キャップの少なくとも一方には溶融した可溶合金が溜まる溜り部を形成し、
該溜り部と前記可溶合金の間には、穿孔位置が重なることのない複数枚の多孔板を配設するようにしている。
この安全弁は、閉塞部材が流体機器内の流体圧力によって押圧され、溶融はしないものの、クリープした可溶合金は、可溶合金に接する1枚目の多孔板の小孔にのみ流れ込む。
また、上記第2の課題を解決するためになされた本発明に係る排出方向規制部材は、
内部に流体用通路を有し、該流体用通路から分岐される排出用通路を備えた流体機器に取り付ける円筒状本体の安全弁から排出される流体の排出方向を規制する排出方向規制部材であって、
前記安全弁の円筒状本体に、前記排出用通路と連通する流入路及び該流入路と外部とを連通する排出路が形成され、該本体の排出路を覆う環状体からなり、
前記排出路と対応する内周面に周状の溝部を備えるとともに、該溝部と連通する環状体の中心軸に対して所定の角度をもって開口し外部と連通する規制排出口を形成するようにしている。
環状体からなる排出方向規制部材は、円筒状本体に対して回動し、また、内側の環状溝から環状体の中心軸に対して所望の角度をもって規制排出口を形成していることから、排出する流体は、任意の決められた方向に排出することが可能となる。
本発明の溶栓型の安全弁によれば、クリープした可溶合金は、可溶合金に当接する1枚目の多孔板の小孔より先に進むことがないので、流体機器内の流体圧によって生じる押圧によるクリープによって安全弁が誤作動するという不具合が発生することのない安全弁を提供することができる。
本第1の発明の実施の形態に係る安全弁を示し、(a)所定温度内の正体を示す正面断面図、(b)は安全弁差動温度を越えた状態を示す正面断面図である。 同安全弁に使用する多孔板を示し、(a-1)1の多孔板の平面図、(a-2)は1の多孔板と重ね合わせたときに小孔の位置が一致しない多孔板の平面図、(b-1)は2枚の多孔板を重ね合わせた状態を示す平面図(b-2)は(b-1)のA-A断面図である。 同安全弁に使用する多孔板を示し、(a)は取り付け直後の一部切り欠きの正面図、(b)は所定温度で一定時間が過ぎクリープ状態が生じた一部切り欠きの正面図である。 本第1の発明の別の実施の形態に係る安全弁を示し、(a)所定温度内の正体を示す正面断面図、(b)は安全弁差動温度を越えた状態を示す正面断面図である。 同安全弁の溜り部を押圧キャップ側に形成した例を示し、(a)は所定温度内の正体を示す正面断面図、(b)は同底面図である。 本第2発明の排出方向規制部材を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は(a)のB-B断面図、(d)は(a)のB-B断面の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
<実施形態1>
図1乃至図3に、本第1の発明の安全弁の実施形態を示す。
[安全弁]
図1に示す安全弁1は、内部に流体用通路90を有し、この流体用通路90から分岐される排出用通路91を備えた流体機器9に取り付ける安全弁である。この流体機器9は、特に限定するものではないが、例えば、燃料電池自動車の燃料水素を蓄えるタンク等が挙げられる。
そして、この安全弁1は、流体機器9の排出用通路91の開放端に取り付けられ、排出用通路91と連通する流入路20及び流入路20と外部とを連通する排出路23を形成した本体2と、流入路20から排出路23への流体の流れを阻止する閉塞部材3とを備えている。流入路20は、閉塞部材3の先端部30に形成したシール部31と当接し、流体機器9の排出用通路91からの流体の流れを阻止する当接部分21及び当接部分21より大径の開放部分22へと連なる。閉塞部材3の先端部30に形成されるシール部31は、本実施形態においては、Oリング31aとバックアップリング31bで構成しているが、先端部30を円錐台形状にし、流入路20と当接部分21との段差部を弁座として流体のシールをすることもできる。また、閉塞部材3はスプリング等の弾性部材32によって流入路20と当接部分21とが連通する方向に付勢されている。
流入路20に連なる開放部分22は、排出路23と連通されるとともに、閉塞部材3のシール部31を当接部分21に固定する押圧キャップ4の取付部分25を形成する。排出路23は、流入路20、当接部分21及び開放部分22が円筒状の本体2の軸心と同心であるのに対し、本体2の軸心に対して略直交する方向に開口されている。
押圧キャップ4は周面に雄ねじ部41を形成し天面に押圧キャップ4を回動するための治工具を係合する係合部42が形成されている。本体2の取付部分25は、押圧キャップに形成した雄ねじ部41が螺合する雌ねじを刻設するようにしている。
閉塞部材3と押圧キャップ4との間には所定温度に達すると溶融する可溶合金6を配備される。閉塞部材3及び押圧キャップ4の少なくとも一方には溶融した可溶合金6が溜まる溜り部8を形成する。本実施形態では、溜り部8は閉塞部材3側に形成されている。そして、この溜り部8と可溶合金6の間には、穿孔位置が重なることのない二枚の多孔板5A、5Bを配設するようにしている。
[多孔板]
多孔板5は、図2に示すように、薄板(例えば、0.1乃至0.5mmの金属板)に多数の小孔50を穿孔している。2枚の多孔板5A、5Bの外径は同じで、小穴50の穿孔位置が異なり、重ね合わせ、相対的に回転移動させても多孔板5Aの小孔50a、多孔板5Bの小孔50bが重なることがないように構成されている。
本実施形態では、多孔板5A、5Bの2枚を重ね合わせて使用する例を示すが、例えば、多孔板5A、5B、5Aの順に3枚の多孔板を利用しても構わない。
上記構成において、流体機器9に安全弁1を取り付け、流体機器9を作動すると、流体圧とスプリングの押圧力が閉塞部材3にかかり、閉塞部材3の後端側が多孔板5A、5Bを介し可溶合金6を押圧する。
長時間、この状態が続くと可溶合金6は、溶融はしないものの、多孔板5Aとの間でクリープが進行し、図3(a)の状態から多孔板5Aの小孔50aに流れ込む(図3(b)参照)。
しかし、クリープ現象によって、当接する多孔板5Aの小孔50aに流れ込んだ可溶合金6は、2枚目の多孔板5Bの小孔50b以外の面と当接しており、クリープ現象による流れ込みは1枚目の多孔板5Aの小孔50a内に留まることとなる。
上記構成において、常時は、流体機器9の流体用通路90と流体用通路90から分岐される排出用通路91内は流体機器9を流れる流体で満たされており、流体機器9に取り付けた安全弁1の閉塞部材3の先端部30には流体の圧力がかかっている。この圧力によって可溶合金6は可溶合金6と当接する多孔板5Aの小孔50aにクリープ現象によって流れ込むが、多孔板5Bの小孔50b以外の面に堰き止められる。そして、火災等が発生し、流体機器9の周辺温度が所定温度(可溶合金6の溶融温度)を越えると、可溶合金6が溶け始める。
溶融し始めた可溶合金6は、液状となり、多孔板5Aの小孔50a、多孔板5Aと多孔板5Bの合わせ面の隙間、多孔板5Bの小孔50b、多孔板5Bと閉塞部材3の当接面の隙間(中央部分では直接溜り部8に流れ込む)を介して、溜り部8に流れ込む。
可溶合金6が、所定量だけ溜り部8に流れ込むことで、可溶合金6側に弾性部材32によって付勢されている閉塞部材3が可溶合金6側に移動し、先端部30に形成したシール部31が本体2の当接部21から外れる。これによって流体機器9内の流体は、安全弁1の流入路20から排出路23に向かって放出される(図1(b)参照)。
<実施形態2>
図4乃至図5に、本第1の発明の安全弁の別の実施形態を示す。この実施形態は、図6に示す、本第2の発明の排出方向規制部材を安全弁の本体に取り付けて構成されている。
[安全弁]
図4に示す安全弁1は、実施形態1と同様、内部に流体用通路90を有し、この流体用通路90から分岐される排出用通路91を備えた流体機器9に取り付ける安全弁である。この流体機器9の排出用通路91の開放端に取り付けられ、排出用通路91を外部(大気)と連通する流入路20、排出路23を形成した本体2と、両流路を遮断・連通する閉塞部材3とを備えている点は実施形態1と同様であり説明を省略する。
本実施形態の安全弁1は、安全弁1の円筒状の本体2の排出路23を覆う環状体70からなり、排出路23と対応する内周面に周状の溝部71を備えるとともに、この溝部71と連通する環状体70の中心軸S1に対して所定の角度θをもって開口し、外部と連通する規制排出口72を形成した排出方向規制部材7を本体2に嵌入して構成されている。また、本実施形態では、溜り部8は実施形態1と同様、閉塞部材3側に形成されているが、図5に示すように、押圧キャップ4側に形成しても構わない。この場合、溜り部8の形状は、長孔(小判型)等、押圧キャップ4本体2に締結するための治工具が係合可能な形状とする。また、本体2への締結後に、ベントフィルタ43等の封止部材で溜り部8を封止する。
[排出方向規制部材]
排出方向規制部材7を図6に示す。この排出方向規制部材7は、筒状の環状体70で、本体2の排出路23が開口する部分の外径よりも若干大きい内径部分70aと、この内径部分70aのうち、本体2に取り付けたときに排出路23と対応する位置に内径部分70aよりも大径となる溝部71を形成する。
内径部分70aと本体2の外周面の間には環状の弾性部材、例えばOリングを配備し、取り付けた排出方向規制部材7を容易に抜け落ちない程度に固定する。このように取り付けることで、排出方向規制部材7は、安全弁1に対して自由に回動することができ、安全弁1から排出する流体の周状の方向を自由に決定することができる。
また、溝部71と連通する規制排出口72は、環状体70の中心軸S1に対して所定の角度θを設けるようにしているから、安全弁1から排出する流体の軸方向の方向の角度を自由に決定することができる。
上記構成において、例えば、安全弁1の取付箇所が水素用自動車の流体機器9(水素搬送用機器)の場合、安全弁1は流体機器9の底面に配設される。水素用自動車の場合、火災等の事故が発生した場合、内部の流体(水素)の排出は後方の下側に向かって排出するように要請される。係る要請に対応するため、本発明の安全弁1では排出方向規制部材7の規制排出口72を下側(環状体70の中心軸S1に対してθが30~50°程度となるように開口する。そして、安全弁1を流体機器9に取り付けた後、排出方向規制部材7を本体2に対して回動させ、規制排出口72が後方を向くようにセットする。これによって火災等、周辺温度が高温となる事故が発生し、安全弁1が作動したとき、流体機器9内の流体(水素)は、後方下側に向かって噴出される。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態及び変形例は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
本発明の安全弁は、火災の発生等周辺の温度が急激に上昇し、流体機器内の流体を外部に放出する必要があるシステムに好適に用いることができる他、排出方向規制部材を利用することで、火災等の発生時に噴出させる流体の排出方向を規制し、二次災害の発生を防止する必要がある環境機器に好適に用いることができる。
1 安全弁
2 本体
20 流入路
21 当接部分
22 開放部分
23 排出路
25 取付部分
3 閉塞部材
30 先端部
31 シール部
4 押圧キャップ
5 多孔板
50 小孔
6 可溶合金
排出方向規制部材
70 環状体
71 溝部
72 規制排出口
8 溜り部
9 流体機器
90 流体用通路
91 排出用通路

Claims (3)

  1. 内部に流体用通路を有し、該流体用通路から分岐される排出用通路を備えた流体機器に取り付ける安全弁であって、
    前記流体機器の排出用通路の開放端に取り付けられ、前記排出用通路と連通する流入路及び該流入路と外部とを連通する排出路を形成した本体と、
    前記流入路から排出路への流体の流れを阻止する閉塞部材とを備え、
    前記流入路は、前記閉塞部材の先端部に形成したシール部と当接し、流体の流れを阻止する当接部分及び該当接部分より大径の開放部分へと連なり、
    該開放部分は、前記排出路と連通するとともに、前記閉塞部材のシール部を当接部分に向かって付勢する押圧キャップの取付部分を形成し、
    前記閉塞部材と前記押圧キャップとの間には可溶合金を配備し、前記閉塞部材及び前記押圧キャップの少なくとも一方には溶融した可溶合金が溜まる溜り部を形成し、
    該溜り部と前記可溶合金の間には、穿孔位置が重なることのない複数枚の多孔板を配設した安全弁。
  2. 内部に流体用通路を有し、該流体用通路から分岐される排出用通路を備えた流体機器に取り付ける円筒状本体の安全弁から排出される流体の排出方向を規制する排出方向規制部材であって、
    前記安全弁の本体に、前記排出用通路と連通する流入路及び該流入路と外部とを連通する排出路が形成され、該本体の排出路を覆う環状体からなり、
    前記排出路と対応する内周面に周状の溝部を備えるとともに、該溝部と連通する環状体の中心軸に対して所定の角度をもって開口し外部と連通する規制排出口を形成した排出方向規制部材。
  3. 請求項2に記載の排出方向規制部材を備えた、請求項1に記載の安全弁。
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