JPWO2021240912A5 - - Google Patents
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims 1
Description
本実施の形態のように、回転体15を円柱状ではなく、円錐台状にすることによって、駆動球体11に対する回転体15の配置の自由度を高めることができる。仮に回転体15を円柱状とした場合、回転体15の側面19を駆動球体11に接触させるには、回転体15の回転軸を、駆動球体11の中心P1と接点T15を通る仮想直線J15(仮想直線Jの一例)に直交するように配置する必要がある。
これに対し、円錐台状の回転体15は、回転軸が駆動球体11の中心P1と接点T15を通る仮想直線J15に直交する必要はなく、仮想直線J15に対する回転体15の回転軸の向きは、回転体15の上面及び底面に対する側面19の角度調整によって調節可能である。そのため、回転体15の回転軸を所望の向きに配することができる。
この点、回転体15’、16、16’、17、17’、18、18’についても同様である。
この点、回転体15’、16、16’、17、17’、18、18’についても同様である。
本実施例では、駆動球体11、12、13、14及び回転体15、15’、16、16’、17、17’、18、18’が、条件1、2、3を満たすように配置し、モータ20、22、24、26の回転数を調整することによって、回転体15、18’に対する駆動球体11の横滑り、回転体16、15’に対する駆動球体12の横滑り、回転体17、16’に対する駆動球体13の横滑り及び回転体18、17’に対する駆動球体14の横滑りを抑制した状態で、球体駆動式移動装置10を走行面G上で如何なる方向にも移動可能にしている。なお、例えば、回転体18’が回転して駆動球体11に回転力を与えている状態での、回転体15に対する駆動球体11の横滑りとは、接点T15における駆動球体11の回転体15に対する相対的な運動が、接点T15を中心とした旋回運動以外の運動となっていることを意味し、回転体15に対する駆動球体11の横滑りが生じると、回転体15及び駆動球体11の摩耗が助長される。
次に、モータ20、22、24、26の回転数の調整によって、球体駆動式移動装置10の並進移動時の移動速度や旋回運動時の回転角速度を自在に制御できることを説明する。
ここでは、球体駆動式移動装置10の各値を以下のように定義する。即ち、図4に示すように、駆動球体11、12、13、14の各中心P1、P2、P3、P4を4つの頂点とする長方形の中心(以下、「機構中心」と言う)から駆動球体11、12、13、14の各中心P1、P2、P3、P4までの距離はそれぞれlとし、機構中心と駆動球体11、12、13、14の各中心P1、P2、P3、P4をそれぞれ結ぶ線分とx軸とがなす角度はそれぞれψ 1、ψ 2、ψ 3、ψ 4とする。
ここでは、球体駆動式移動装置10の各値を以下のように定義する。即ち、図4に示すように、駆動球体11、12、13、14の各中心P1、P2、P3、P4を4つの頂点とする長方形の中心(以下、「機構中心」と言う)から駆動球体11、12、13、14の各中心P1、P2、P3、P4までの距離はそれぞれlとし、機構中心と駆動球体11、12、13、14の各中心P1、P2、P3、P4をそれぞれ結ぶ線分とx軸とがなす角度はそれぞれψ 1、ψ 2、ψ 3、ψ 4とする。
ところで、sinψ
2=sinψ
3=-sinψ
1=-sinψ
4であり、cosψ
2=cosψ
1=-cosψ
3=-cosψ
4であるので、ψ=ψ
2とおくと、以下の式(5)となり、以下の式(6)が得られる。
Claims (9)
- それぞれ走行面上を転動する4個の駆動球体と、前記各駆動球体に2つの異なる方向から接触した状態で駆動源により回転駆動されて該駆動球体を回転させる4個以上の回転体とを具備し、前記走行面上を移動する球体駆動式移動装置において、
前記走行面を水平面として、
前記各駆動球体の中心は、4つの側面及び該各駆動球体の中心より高い位置に配された底面を有し該底面から離れた頂辺が該各駆動球体の中心より低い位置に配された仮想逆寄棟屋根様5面体の各側辺上に位置し、
前記各回転体は、回転軸が一の前記側面に対し垂直であり、該一の側面を対応側面として、接している前記駆動球体の中心より高い位置、かつ、前記仮想逆寄棟屋根様5面体の内側又は前記対応側面上で該駆動球体に接触することを特徴とする球体駆動式移動装置。 - 請求項1記載の球体駆動式移動装置において、前記駆動球体と前記回転体との接点及び該駆動球体の中心を通る各仮想直線Jは、該駆動球体の中心が位置する前記側辺に対し直交することを特徴とする球体駆動式移動装置。
- 請求項1記載の球体駆動式移動装置において、前記各回転体は、円錐台状であって側面が前記駆動球体に接触し、該駆動球体と該回転体の側面との接点及び該駆動球体の中心を通る仮想直線Jは該回転体の側面に垂直に交わることを特徴とする球体駆動式移動装置。
- 請求項1~3のいずれか1項に記載の球体駆動式移動装置において、前記仮想逆寄棟屋根様5面体の各側面は、該側面の外縁の一部をなす2つの前記側辺にそれぞれ中心が配された2つの前記駆動球体間にある前記回転体と一方の該駆動球体との接点及び該回転体と他方の該駆動球体との接点を通る仮想直線Kに対し平行であることを特徴とする球体駆動式移動装置。
- 請求項1又は2記載の球体駆動式移動装置において、前記各駆動球体は同じ大きさであり、前記各回転体は、同一の大きさの円錐台状であり、側面が同一高さで前記駆動球体に接していることを特徴とする球体駆動式移動装置。
- それぞれ走行面上を転動するm(但し、m=2又は3)個の駆動球体及び4-m個の従動回転物と、前記各駆動球体に2つの異なる方向から接触した状態で駆動源により回転駆動されて前記駆動球体を回転させる3個以上の回転体とを具備し、前記走行面上を移動する球体駆動式移動装置において、
前記走行面を水平面として、
前記各駆動球体は、4つの側面及び該各駆動球体の中心より高い位置に配された底面を有し該底面から離れた頂辺が該各駆動球体の中心より低い位置に配された仮想逆寄棟屋根様5面体の異なる側辺上に位置し、
前記各回転体は、回転軸が一の前記側面に対し垂直であり、該一の側面を対応側面として、接している前記駆動球体の中心より高い位置、かつ、前記仮想逆寄棟屋根様5面体の内側又は前記対応側面上で該駆動球体に接触することを特徴とする球体駆動式移動装置。 - それぞれ走行面上を転動する2個以上の駆動球体と、前記各駆動球体に2つの異なる方向から接触した状態で駆動源により回転駆動されて前記駆動球体を回転させる3個以上の回転体とを具備し、前記走行面上を移動する球体駆動式移動装置において、
前記各回転体は、円錐台状であって、接している前記駆動球体の中心より高い位置で、側面が該駆動球体に接触することを特徴とする球体駆動式移動装置。 - 請求項7記載の球体駆動式移動装置において、前記駆動球体及び前記回転体はそれぞれ、4個及び8個あって、該各駆動球体には2個の該回転体が接触することを特徴とする球体駆動式移動装置。
- 請求項8記載の球体駆動式移動装置において、前記駆動源は8個あって、それぞれ異なる前記回転体を回転駆動することを特徴とする球体駆動式移動装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020091308 | 2020-05-26 | ||
JP2020091308 | 2020-05-26 | ||
PCT/JP2021/005932 WO2021240912A1 (ja) | 2020-05-26 | 2021-02-17 | 球体駆動式移動装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2021240912A1 JPWO2021240912A1 (ja) | 2021-12-02 |
JPWO2021240912A5 true JPWO2021240912A5 (ja) | 2023-02-10 |
JP7487969B2 JP7487969B2 (ja) | 2024-05-21 |
Family
ID=78744268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022527512A Active JP7487969B2 (ja) | 2020-05-26 | 2021-02-17 | 球体駆動式移動装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20230174176A1 (ja) |
JP (1) | JP7487969B2 (ja) |
CN (1) | CN115485182A (ja) |
DE (1) | DE112021002961T5 (ja) |
WO (1) | WO2021240912A1 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3669181B2 (ja) * | 1998-10-26 | 2005-07-06 | 松下電工株式会社 | 電動車椅子および記録媒体 |
JP3498044B2 (ja) | 2000-06-14 | 2004-02-16 | 川崎重工業株式会社 | 全方向移動装置の制御装置 |
JP3498043B2 (ja) * | 2000-06-14 | 2004-02-16 | 川崎重工業株式会社 | 球状駆動輪を用いる全方向移動装置 |
JP5305285B2 (ja) * | 2008-07-25 | 2013-10-02 | 国立大学法人九州工業大学 | 球体駆動式全方向移動装置 |
JP5305290B2 (ja) * | 2009-01-30 | 2013-10-02 | 国立大学法人九州工業大学 | 球体駆動式全方向移動装置 |
JP6318081B2 (ja) * | 2014-12-09 | 2018-04-25 | リーフ株式会社 | 球体駆動モジュール及びそれを使用した自走台車 |
-
2021
- 2021-02-17 US US17/921,445 patent/US20230174176A1/en active Pending
- 2021-02-17 WO PCT/JP2021/005932 patent/WO2021240912A1/ja active Application Filing
- 2021-02-17 DE DE112021002961.4T patent/DE112021002961T5/de active Pending
- 2021-02-17 JP JP2022527512A patent/JP7487969B2/ja active Active
- 2021-02-17 CN CN202180029487.4A patent/CN115485182A/zh active Pending
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