JPWO2021108708A5 - - Google Patents

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本明細書で引用したすべての特許、特許出願、ウェブサイト、その他の刊行物および書類、受託番号、および同様のものは、それぞれの別個の項目が参照により組み込まれると具体的かつ別個に指示されているかのように、同程度にあらゆる目的のために全体が参照により組み込まれる。異なるバージョンの配列が異なる時の受託番号に関連している場合には、本出願の有効な出願日における受託番号に関連するバージョンが意味される。有効な出願日は、実際の出願日、または適用される場合には受託番号に言及する優先出願の提出日のいずれか早い方を意味する。同様に、異なるバージョンの刊行物、ウェブサイト、または同様のものが異なる時に公開された場合には、他に指示されなければ、本出願の有効な出願日に最も近く公開されたバージョンが意味される。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
対象における腫瘍の存在または非存在を検出する方法であって、
(i)前記対象からポリヌクレオチド試料を得るステップ;
(ii)担体核酸分子のセットを前記ポリヌクレオチド試料に添加して、第1の試料を生成するステップであって、前記担体核酸分子のセットが、
(a)非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセット;および/または
(b)メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセット
を含み、前記担体核酸分子の少なくとも一方の末端が、ライゲーションを防止するように改変され、前記非メチル化担体核酸分子が、メチル化ヌクレオチドを含まず、前記メチル化担体核酸分子が、1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドを含む、ステップ;
(iii)前記第1の試料を、メチル化ポリヌクレオチドに選択的に結合する捕捉剤を使用して、少なくとも2つの分配されたセットに分配し、それにより、分配された試料を生成するステップ;
(iv)前記分配された試料の少なくとも一部を処理して、処理された試料を生成するステップであって、前記処理は、以下:(a)タグ付けするステップ、(b)増幅するステップ、および(c)目的の特異的領域について分子を富化するステップのうち少なくとも1つを含む、ステップ;
(v)前記処理された試料の少なくとも一部をシーケンシングして、シーケンシングリードのセットを生成するステップ;ならびに
(vi)前記シーケンシングリードのセットの少なくとも一部を解析して、腫瘍の存在または非存在を検出するステップを含む、方法。
(項目2)
前記担体核酸分子の長さが25bpと325bpとの間である、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、同じヌクレオチド配列を含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、異なるヌクレオチド配列を含む、項目1に記載の方法。
(項目5)
前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセットおよび前記第2のサブセットが、ヌクレオチド配列中に、1つまたは複数のCpGジヌクレオチドを含む、項目3または4に記載の方法。
(項目6)
前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記1つまたは複数のCpGジヌクレオチドの位置が、前記第2のサブセット中の前記1つまたは複数のCpGジヌクレオチドの位置とは異なる、項目5に記載の方法。
(項目7)
前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記CpGジヌクレオチドの数が、前記第2のサブセット中のCpGジヌクレオチドの数とは異なる、項目5に記載の方法。
(項目8)
前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記1つまたは複数のCpGジヌクレオチドに隣接するヌクレオチドの配列が、前記第2のサブセット中の前記1つまたは複数のCpGジヌクレオチドに隣接するヌクレオチドの配列とは異なる、項目5に記載の方法。
(項目9)
前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、異なる長さのものである、項目2に記載の方法。
(項目10)
前記1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドが、(i)5-メチルシトシン、(ii)6-メチルアデニン、(iii)ヒドロキシメチルシトシン、(iv)メチルウラシル、および(v)任意の他のメチル化ヌクレオチドからなる群より選択される、項目1に記載の方法。
(項目11)
メチル化ヌクレオチドの数が、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、12、14、15、16、17、18、19または少なくとも20である、項目10に記載の方法。
(項目12)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、同じヌクレオチド配列を含む、項目10に記載の方法。
(項目13)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、異なるヌクレオチド配列を含む、項目10に記載の方法。
(項目14)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセットおよび前記第2のサブセットが、ヌクレオチド配列中に、1つまたは複数のCpGジヌクレオチドを含む、項目12または13に記載の方法。
(項目15)
前記1つまたは複数のCpGジヌクレオチドが、1つまたは複数のメチル化シトシンを含む、項目14に記載の方法。
(項目16)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドの位置が、前記第2のサブセット中の前記1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドの位置とは異なる、項目12または13に記載の方法。
(項目17)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記メチル化ヌクレオチドの数が、前記第2のサブセット中のメチル化ヌクレオチドの数とは異なる、項目12または13に記載の方法。
(項目18)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドに隣接するヌクレオチドの配列が、前記第2のサブセット中の前記1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドに隣接するヌクレオチドの配列とは異なる、項目13に記載の方法。
(項目19)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、異なる長さのものである、項目10に記載の方法。
(項目20)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの、前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットに対する量が、約0:1、0.1:99.9、0.5:99.5、0.75:99.25、1:99、1:95、1:90、1:80、1:75、1:70、1:60、1:50、1:40、1:30、1:25、1:20、1:10、1:5、1:2、1:1.15、1:1、1.15:1、2:1、5:1、10:1、20:1、25:1、30:1、40:1、50:1、60:1、70:1、75:1、80:1、90:1、95:1、99:1、99.25:0.75、99.5:0.5、99.9:0.1または1:0の比である、項目10に記載の方法。
(項目21)
前記ポリヌクレオチド試料の、前記担体核酸分子のセットに対する量が、約1:0.1;1:0.2、1:0.3、1:4、1:0.5、1:6、1:7、1:8、1:0.9、1:1、1:1、1:2、1:3、1:4、1:5、1:6、1:7、1:8、1:9、1:10の比、1:20、1:30、1:40、1:50、1:60、1:70、1:80、1:90、1:100、1:200、1:300;1:400、1:500、1:600、1:700、1:800、1:900、1:1000、1:5000、1:10,000、1:100,000、1:500,000、1:10 、1:10 、1:10 または1:10 である、項目1に記載の方法。
(項目22)
前記ポリヌクレオチド試料が最大1μgである、項目1に記載の方法。
(項目23)
前記ポリヌクレオチド試料が最大200ngである、項目1に記載の方法。
(項目24)
前記ポリヌクレオチド試料が最大150ngである、項目1に記載の方法。
(項目25)
前記ポリヌクレオチド試料が最大100ngである、項目1に記載の方法。
(項目26)
前記担体核酸分子のセットが、前記ポリヌクレオチド試料と前記担体核酸分子のセットとの総量が約175ng、200ng、225ng、250ng、275ng、300ng、350ng、400ng、450ng、500ng、600ng、700ng、750ng、800ng、900ng、1μg、1.1μg、1.25μgまたは1.5μgになるように十分な量で添加される、項目22から25のいずれか一項に記載の方法。
(項目27)
前記担体核酸分子の配列が、(i)ウイルスゲノム由来の配列、(ii)細菌ゲノム由来の配列、(iii)ラムダゲノム由来の配列、および(iv)非ヒトゲノム由来の配列からなる群より選択される、項目1に記載の方法。
(項目28)
前記担体核酸分子が合成DNAである、項目1に記載の方法。
(項目29)
前記担体核酸分子の前記少なくとも一方の末端が、C3(プロピル基)スペーサーを含む、項目1に記載の方法。
(項目30)
前記担体核酸分子の前記少なくとも一方の末端が、ジデオキシヌクレオチドを含む、項目1に記載の方法。
(項目31)
前記担体核酸分子の前記少なくとも一方の末端が、ヒドロキシル基が求核試薬として作用することを阻止する任意の化学的改変を含む、項目1に記載の方法。
(項目32)
前記担体核酸分子が、ウラシルヌクレオシドを含む、項目1に記載の方法。
(項目33)
前記増幅するステップの前に、ウラシルデグリコシラーゼおよびDNAグリコシラーゼ-リアーゼを添加するステップをさらに含む、項目32に記載の方法。
(項目34)
前記担体核酸分子の5’末端が、以下の改変:(i)反転(5’-5’)、例えば、ジデオキシチミン、ジデオキシシトシン、ジデオキシグアニンまたはジデオキシアデニン;(ii)プロピル基、または(iii)例えば、ベンジル、エチルもしくはメチルであるがこれらに限定されない他の有機官能基のうち少なくとも1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目35)
前記担体核酸分子の3’末端が、以下の改変:(i)酵素的に、または合成の間に付加され得る任意のジデオキシ塩基、例えば、ジデオキシチミン、ジデオキシシトシン、ジデオキシグアニンまたはジデオキシアデニン;(ii)プロピル基、または(iii)例えば、ベンジル、エチルもしくはメチルであるがこれらに限定されない他の有機官能基のうち少なくとも1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目36)
前記ポリヌクレオチド試料が、組織、血液、血漿、血清、尿、唾液、糞便、脳脊髄液、頬内スワブまたは胸腔穿刺から得られる、項目1に記載の方法。
(項目37)
前記ポリヌクレオチド試料が、組織から得られる、項目1に記載の方法。
(項目38)
前記組織から得られた前記ポリヌクレオチド試料が、酵素的手段または機械的手段によって断片化される、項目37に記載の方法。
(項目39)
前記ポリヌクレオチド試料が、血液から得られる、項目1に記載の方法。
(項目40)
前記血液由来の前記ポリヌクレオチド試料が、無細胞DNA試料である、項目39に記載の方法。
(項目41)
(i)非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセット;および/または
(ii)メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセット
を含む担体核酸分子のセットであって、
前記担体核酸分子の少なくとも一方の末端が、ライゲーションを防止するように改変され、前記非メチル化担体核酸分子が、メチル化ヌクレオチドを含まず、前記メチル化担体核酸分子が、1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドを含む、担体核酸分子のセット。
(項目42)
前記担体核酸分子の長さが25bpと325bpとの間である、項目41に記載の担体核酸分子のセット。
(項目43)
前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、同じヌクレオチド配列を含む、項目41に記載の担体核酸分子のセット。
(項目44)
前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、異なるヌクレオチド配列を含む、項目41に記載の担体核酸分子のセット。
(項目45)
前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセットおよび前記第2のサブセットが、ヌクレオチド配列中に、1つまたは複数のCpGジヌクレオチドを含む、項目43または44に記載の担体核酸分子のセット。
(項目46)
前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記1つまたは複数のCpGジヌクレオチドの位置が、前記第2のサブセット中の前記1つまたは複数のCpGジヌクレオチドの位置とは異なる、項目45に記載の担体核酸分子のセット。
(項目47)
前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記CpGジヌクレオチドの数が、前記第2のサブセット中のCpGジヌクレオチドの数とは異なる、項目45に記載の担体核酸分子のセット。
(項目48)
前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記1つまたは複数のCpGジヌクレオチドに隣接するヌクレオチドの配列が、前記第2のサブセット中の前記1つまたは複数のCpGジヌクレオチドに隣接するヌクレオチドの配列とは異なる、項目45に記載の担体核酸分子のセット。
(項目49)
前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、異なる長さのものである、項目41に記載の担体核酸分子のセット。
(項目50)
前記1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドが、(i)5-メチルシトシン、(ii)6-メチルアデニン、(iii)ヒドロキシメチルシトシン、(iv)メチルウラシル、および(v)任意の他のメチル化ヌクレオチドからなる群より選択される、項目41に記載の担体核酸分子のセット。
(項目51)
メチル化ヌクレオチドの数が、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、12、14、15、16、17、18、19または少なくとも20である、項目50に記載の担体核酸分子のセット。
(項目52)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、同じヌクレオチド配列を含む、項目50に記載の担体核酸分子のセット。
(項目53)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、異なるヌクレオチド配列を含む、項目50に記載の担体核酸分子のセット。
(項目54)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセットおよび前記第2のサブセットが、ヌクレオチド配列中に、1つまたは複数のCpGジヌクレオチドを含む、項目52または53に記載の担体核酸分子のセット。
(項目55)
前記1つまたは複数のCpGジヌクレオチドが、1つまたは複数のメチル化シトシンを含む、項目54に記載の担体核酸分子のセット。
(項目56)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドの位置が、前記第2のサブセット中の前記1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドの位置とは異なる、項目52または53に記載の担体核酸分子のセット。
(項目57)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記メチル化ヌクレオチドの数が、前記第2のサブセット中のメチル化ヌクレオチドの数とは異なる、項目52または53に記載の担体核酸分子のセット。
(項目58)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドに隣接するヌクレオチドの配列が、前記第2のサブセット中の前記1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドに隣接するヌクレオチドの配列とは異なる、項目53に記載の担体核酸分子のセット。
(項目59)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、異なる長さのものである、項目50に記載の担体核酸分子のセット。
(項目60)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの、前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットに対する量が、約0:1、0.1:99.9、0.5:99.5、0.75:99.25、1:99、1:95、1:90、1:80、1:75、1:70、1:60、1:50、1:40、1:30、1:25、1:20、1:10、1:5、1:2、1:1.15、1:1、1.15:1、2:1、5:1、10:1、20:1、25:1、30:1、40:1、50:1、60:1、70:1、75:1、80:1、90:1、95:1、99:1、99.25:0.75、99.5:0.5、99.9:0.1または1:0の比である、項目50に記載の担体核酸分子のセット。
(項目61)
前記担体核酸分子の配列が、(i)ウイルスゲノム由来の配列、(ii)細菌ゲノム由来の配列、(iii)ラムダゲノム由来の配列、および(iv)非ヒトゲノム由来の配列からなる群より選択される、項目41に記載の担体核酸分子のセット。
(項目62)
前記担体核酸分子が合成DNAである、項目41に記載の担体核酸分子のセット。
(項目63)
前記担体核酸分子の前記少なくとも一方の末端が、C3(プロピル基)スペーサーを含む、項目41に記載の担体核酸分子のセット。
(項目64)
前記担体核酸分子の前記少なくとも一方の末端が、ジデオキシヌクレオチドを含む、項目41に記載の担体核酸分子のセット。
(項目65)
前記担体核酸分子の前記少なくとも一方の末端が、ヒドロキシル基が求核試薬として作用することを阻止する任意の化学的改変を含む、項目41に記載の担体核酸分子のセット。
(項目66)
前記担体核酸分子が、ウラシルヌクレオシドを含む、項目41に記載の担体核酸分子のセット。
(項目67)
増幅するステップの前に、ウラシルデグリコシラーゼおよびDNAグリコシラーゼ-リアーゼを添加するステップをさらに含む、項目66に記載の担体核酸分子のセット。
(項目68)
前記担体核酸分子の5’末端が、以下の改変:(i)反転(5’-5’)-ジデオキシチミン、ジデオキシシトシン、ジデオキシグアニンまたはジデオキシアデニン;(ii)プロピル基、または(iii)例えば、ベンジル、エチルもしくはメチルであるがこれらに限定されない他の有機官能基のうち少なくとも1つを含む、項目41に記載の担体核酸分子のセット。
(項目69)
前記担体核酸分子の3’末端が、以下の改変:(i)酵素的に、または合成の間に付加され得る任意のジデオキシ塩基、例えば、ジデオキシチミン、ジデオキシシトシン、ジデオキシグアニンまたはジデオキシアデニン;(ii)プロピル基、または(iii)例えば、ベンジル、エチルもしくはメチルであるがこれらに限定されない他の有機官能基のうち少なくとも1つを含む、項目41に記載の担体核酸分子のセット。
(項目70)
(i)
(a)非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセット;および/または
(b)メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセット
を含む担体核酸分子のセットであって、前記担体核酸分子のセットの少なくとも一方の末端が、ライゲーションを防止するように改変され、前記非メチル化担体核酸分子が、メチル化ヌクレオチドを含まず、前記メチル化担体核酸分子が、1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドを含む、担体核酸分子のセット;
(ii)対象から得られたポリヌクレオチド試料
を含む、核酸の集団。
(項目71)
前記担体核酸分子の長さが25bpと325bpとの間である、項目70に記載の核酸の集団。
(項目72)
前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、同じヌクレオチド配列を含む、項目70に記載の核酸の集団。
(項目73)
前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、異なるヌクレオチド配列を含む、項目70に記載の核酸の集団。
(項目74)
前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセットおよび前記第2のサブセットが、ヌクレオチド配列中に、1つまたは複数のCpGジヌクレオチドを含む、項目72または73に記載の核酸の集団。
(項目75)
前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記1つまたは複数のCpGジヌクレオチドの位置が、前記第2のサブセット中の前記1つまたは複数のCpGジヌクレオチドの位置とは異なる、項目72または73に記載の核酸の集団。
(項目76)
前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記CpGジヌクレオチドの数が、前記第2のサブセット中のCpGジヌクレオチドの数とは異なる、項目72または73に記載の核酸の集団。
(項目77)
前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記1つまたは複数のCpGジヌクレオチドに隣接するヌクレオチドの配列が、前記第2のサブセット中の前記1つまたは複数のCpGジヌクレオチドに隣接するヌクレオチドの配列とは異なる、項目74に記載の核酸の集団。
(項目78)
前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、異なる長さのものである、項目70に記載の核酸の集団。
(項目79)
前記1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドが、(i)5-メチルシトシン、(ii)6-メチルアデニン、(iii)ヒドロキシメチルシトシン、(iv)メチルウラシル、および(v)任意の他のメチル化ヌクレオチドからなる群より選択される、項目70に記載の核酸の集団。
(項目80)
メチル化ヌクレオチドの数が、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、12、14、15、16、17、18、19または少なくとも20である、項目79に記載の核酸の集団。
(項目81)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、同じヌクレオチド配列を含む、項目79に記載の核酸の集団。
(項目82)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、異なるヌクレオチド配列を含む、項目79に記載の核酸の集団。
(項目83)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセットおよび前記第2のサブセットが、ヌクレオチド配列中に、1つまたは複数のCpGジヌクレオチドを含む、項目81または82に記載の核酸の集団。
(項目84)
前記1つまたは複数のCpGジヌクレオチドが、1つまたは複数のメチル化シトシンを含む、項目83に記載の核酸の集団。
(項目85)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドの位置が、前記第2のサブセット中の前記1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドの位置とは異なる、項目81または82に記載の核酸の集団。
(項目86)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記メチル化ヌクレオチドの数が、前記第2のサブセット中のメチル化ヌクレオチドの数とは異なる、項目81または82に記載の核酸の集団。
(項目87)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドに隣接するヌクレオチドの配列が、前記第2のサブセット中の前記1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドに隣接するヌクレオチドの配列とは異なる、項目82に記載の核酸の集団。
(項目88)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、異なる長さのものである、項目79に記載の核酸の集団。
(項目89)
前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの、前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットに対する量が、約0:1、0.1:99.9、0.5:99.5、0.75:99.25、1:99、1:95、1:90、1:80、1:75、1:70、1:60、1:50、1:40、1:30、1:25、1:20、1:10、1:5、1:2、1:1.15、1:1、1.15:1、2:1、5:1、10:1、20:1、25:1、30:1、40:1、50:1、60:1、70:1、75:1、80:1、90:1、95:1、99:1、99.25:0.75、99.5:0.5、99.9:0.1または1:0の比である、項目79に記載の核酸の集団。
(項目90)
前記ポリヌクレオチド試料の、前記担体核酸分子のセットに対する量が、約1:0.1;1:0.2、1:0.3、1:4、1:0.5、1:6、1:7、1:8、1:0.9、1:1、1:1、1:2、1:3、1:4、1:5、1:6、1:7、1:8、1:9、1:10の比、1:20、1:30、1:40、1:50、1:60、1:70、1:80、1:90、1:100、1:200、1:300;1:400、1:500、1:600、1:700、1:800、1:900、1:1000、1:5000、1:10,000、1:100,000、1:500,000、1:10 、1:10 、1:10 または1:10 である、項目70に記載の核酸の集団。
(項目91)
前記ポリヌクレオチド試料が最大1μgである、項目70に記載の核酸の集団。
(項目92)
前記ポリヌクレオチド試料が最大200ngである、項目70に記載の核酸の集団。
(項目93)
前記ポリヌクレオチド試料が最大150ngである、項目70に記載の核酸の集団。
(項目94)
前記ポリヌクレオチド試料が最大100ngである、項目70に記載の核酸の集団。
(項目95)
前記担体核酸分子のセットが、前記ポリヌクレオチド試料と前記担体核酸分子のセットとの総量が約175ng、200ng、225ng、250ng、275ng、300ng、350ng、400ng、450ng、500ng、600ng、700ng、750ng、800ng、900ng、1μg、1.1μg、1.25μgまたは1.5μgになるように十分な量で添加される、項目91から94のいずれか一項に記載の核酸の集団。
(項目96)
前記担体核酸分子の配列が、(i)ウイルスゲノム由来の配列、(ii)細菌ゲノム由来の配列、(iii)ラムダゲノム由来の配列、および(iv)非ヒトゲノム由来の配列からなる群より選択される、項目70に記載の核酸の集団。
(項目97)
前記担体核酸分子の前記少なくとも一方の末端が、ジデオキシヌクレオチドを含む、項目70に記載の核酸の集団。
(項目98)
前記担体核酸分子の前記少なくとも一方の末端が、ヒドロキシル基が求核試薬として作用することを阻止する任意の化学的改変を含む、項目70に記載の核酸の集団。
(項目99)
前記担体核酸分子が、ウラシルヌクレオシドを含む、項目70に記載の核酸の集団。
(項目100)
増幅するステップの前に、ウラシルデグリコシラーゼおよびDNAグリコシラーゼ-リアーゼを添加するステップをさらに含む、項目99に記載の核酸の集団。
(項目101)
前記担体核酸分子の5’末端が、以下の改変:(i)反転(5’-5’)-ジデオキシチミン、ジデオキシシトシン、ジデオキシグアニンまたはジデオキシアデニン;(ii)プロピル基、または(iii)例えば、ベンジル、エチルもしくはメチルであるがこれらに限定されない他の有機官能基のうち少なくとも1つを含む、項目70に記載の核酸の集団。
(項目102)
前記担体核酸分子の3’末端が、以下の改変:(i)酵素的に、または合成の間に付加され得る任意のジデオキシ塩基、例えば、ジデオキシチミン、ジデオキシシトシン、ジデオキシグアニンまたはジデオキシアデニン;(ii)プロピル基、または(iii)例えば、ベンジル、エチルもしくはメチルであるがこれらに限定されない他の有機官能基のうち少なくとも1つを含む、項目70に記載の核酸の集団。
(項目103)
前記ポリヌクレオチド試料が、組織、血液、血漿、血清、尿、唾液、糞便、脳脊髄液、頬内スワブまたは胸腔穿刺から得られる、項目70に記載の核酸の集団。
(項目104)
前記ポリヌクレオチド試料が、組織から得られる、項目70に記載の核酸の集団。
(項目105)
前記組織から得られた前記ポリヌクレオチド試料が、酵素的手段または機械的手段によって断片化される、項目104に記載の核酸の集団。
(項目106)
前記ポリヌクレオチド試料が、血液から得られる、項目70に記載の核酸の集団。
(項目107)
前記血液から得られた前記ポリヌクレオチド試料が、無細胞DNA試料である、項目106に記載の核酸の集団。
(項目108)
前記担体核酸分子が二本鎖分子である、上記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目109)
前記第1の試料が、変性させるステップに供されない、上記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目110)
前記第1のサブセットおよび/または前記第2のサブセット中の前記1つまたは複数のCpGヌクレオチドまたはメチル化ヌクレオチドに隣接するヌクレオチドの配列が、前記1つまたは複数のCpGヌクレオチドまたはメチル化ヌクレオチドに隣接する1ヌクレオチド、2ヌクレオチド、3ヌクレオチド、4ヌクレオチドまたは5ヌクレオチドの配列であり得る、上記項目のいずれか一項に記載の方法または担体核酸分子のセット。
(項目111)
前記シーケンシングするステップが、少なくとも2つの分配されたセット由来の前記処理された試料のうちの少なくとも一部をシーケンシングするステップを含む、上記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目112)
(i)
(a)非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセット、および/または
(b)メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセット
を含む担体核酸分子のセットであって、前記担体核酸分子のセットの少なくとも一方の末端が、ライゲーションを防止するように改変され、前記非メチル化担体核酸分子が、メチル化ヌクレオチドを含まず、前記メチル化担体核酸分子が、1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドを含む、担体核酸分子のセット;および
(ii)メチル化ポリヌクレオチドに選択的に結合する捕捉剤
を含む、キット。

Claims (16)

  1. ポリヌクレオチド試料を解析する方法であって
    i)担体核酸分子のセットを前記ポリヌクレオチド試料に添加して、第1の試料を生成するステップであって、前記担体核酸分子のセットが、
    (a)非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセット;およ
    (b)メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセット
    を含み、前記担体核酸分子の少なくとも一方の末端が、ライゲーションを防止するように改変され、前記非メチル化担体核酸分子が、メチル化ヌクレオチドを含まず、前記メチル化担体核酸分子が、1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドを含む、ステップ;
    (ii)前記第1の試料を、メチル化ポリヌクレオチドに選択的に結合する捕捉剤を使用して、少なくとも2つの分配されたセットに分配し、それにより、分配された試料を生成するステップ;
    (iii)前記分配された試料の少なくとも一部を処理して、処理された試料を生成するステップであって、前記処理は、以下:(a)タグ付けするステップ、(b)増幅するステップ、および(c)目的の特異的領域について分子を富化するステップのうち少なくとも1つを含む、ステップ;ならびに
    v)前記処理された試料の少なくとも一部をシーケンシングして、シーケンシングリードのセットを生成するステップを含む、方法。
  2. 前記担体核酸分子の長さが25bpと325bpとの間である、請求項1に記載の方法。
  3. a)前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、同じヌクレオチド配列を含む
    b)前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、異なるヌクレオチド配列を含む;または
    c)前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、異なる長さのものである、請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセットおよび前記第2のサブセットが、ヌクレオチド配列中に、1つまたは複数のCpGジヌクレオチドを含み、例えば:
    a)前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記1つまたは複数のCpGジヌクレオチドの位置が、前記第2のサブセット中の前記1つまたは複数のCpGジヌクレオチドの位置とは異なる;
    b)前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記CpGジヌクレオチドの数が、前記第2のサブセット中のCpGジヌクレオチドの数とは異なる;または
    c)前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記1つまたは複数のCpGジヌクレオチドに隣接するヌクレオチドの配列が、前記第2のサブセット中の前記1つまたは複数のCpGジヌクレオチドに隣接するヌクレオチドの配列とは異なる、請求項3に記載の方法。
  5. a)前記1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドが、(i)5-メチルシトシン、(ii)6-メチルアデニン、(iii)ヒドロキシメチルシトシン、(iv)メチルウラシル、および(v)任意の他のメチル化ヌクレオチドからなる群より選択される;かつ/または
    b)メチル化ヌクレオチドの数が、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、12、14、15、16、17、18、19または少なくとも20である、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. a)前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、同じヌクレオチド配列を含む;
    b)前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、異なるヌクレオチド配列を含む;または
    c)前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの第1のサブセットおよび第2のサブセットが、異なる長さのものである、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. a)前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセットおよび前記第2のサブセットが、ヌクレオチド配列中に、1つまたは複数のCpGジヌクレオチドを含み、例えば、前記1つまたは複数のCpGジヌクレオチドが、1つまたは複数のメチル化シトシンを含
    b)前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドの位置が、前記第2のサブセット中の前記1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドの位置とは異なる;
    c)前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記メチル化ヌクレオチドの数が、前記第2のサブセット中のメチル化ヌクレオチドの数とは異なる;または
    d)前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの前記第1のサブセット中の前記1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドに隣接するヌクレオチドの配列が、前記第2のサブセット中の前記1つまたは複数のメチル化ヌクレオチドに隣接するヌクレオチドの配列とは異なる、請求項に記載の方法。
  8. a)前記メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットの、前記非メチル化担体核酸分子の少なくとも1つのサブセットに対する量が、約0:1、0.1:99.9、0.5:99.5、0.75:99.25、1:99、1:95、1:90、1:80、1:75、1:70、1:60、1:50、1:40、1:30、1:25、1:20、1:10、1:5、1:2、1:1.15、1:1、1.15:1、2:1、5:1、10:1、20:1、25:1、30:1、40:1、50:1、60:1、70:1、75:1、80:1、90:1、95:1、99:1、99.25:0.75、99.5:0.5、99.9:0.1または1:0の比である;かつ/または
    b)前記ポリヌクレオチド試料の、前記担体核酸分子のセットに対する量が、約1:0.1;1:0.2、1:0.3、1:4、1:0.5、1:6、1:7、1:8、1:0.9、1:1、1:1、1:2、1:3、1:4、1:5、1:6、1:7、1:8、1:9、1:10の比、1:20、1:30、1:40、1:50、1:60、1:70、1:80、1:90、1:100、1:200、1:300;1:400、1:500、1:600、1:700、1:800、1:900、1:1000、1:5000、1:10,000、1:100,000、1:500,000、1:10 、1:10 、1:10 または1:10 である、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. a)前記ポリヌクレオチド試料が最大1μgである
    b)前記ポリヌクレオチド試料が最大200ngである;
    c)前記ポリヌクレオチド試料が最大150ngである;または
    d)前記ポリヌクレオチド試料が最大100ngである、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記担体核酸分子のセットが、前記ポリヌクレオチド試料と前記担体核酸分子のセットとの総量が約175ng、200ng、225ng、250ng、275ng、300ng、350ng、400ng、450ng、500ng、600ng、700ng、750ng、800ng、900ng、1μg、1.1μg、1.25μgまたは1.5μgになるように十分な量で添加される、請求項からのいずれか一項に記載の方法。
  11. a)前記担体核酸分子の配列が、(i)ウイルスゲノム由来の配列、(ii)細菌ゲノム由来の配列、(iii)ラムダゲノム由来の配列、および(iv)非ヒトゲノム由来の配列からなる群より選択される;かつ/または
    b)前記担体核酸分子が合成DNAである、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記担体核酸分子の前記少なくとも一方の末端が、
    a)C3(プロピル基)スペーサーを含む
    b)ジデオキシヌクレオチドを含む;または
    c)ヒドロキシル基が求核試薬として作用することを阻止する任意の化学的改変を含む、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記担体核酸分子が、ウラシルヌクレオシドを含み;
    前記方法が、必要に応じて、前記増幅するステップの前に、ウラシルデグリコシラーゼおよびDNAグリコシラーゼ-リアーゼを添加するステップをさらに含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. a)前記担体核酸分子の5’末端が、以下の改変:(i)反転(5’-5’)、例えば、ジデオキシチミン、ジデオキシシトシン、ジデオキシグアニンまたはジデオキシアデニン;(ii)プロピル基、または(iii)例えば、ベンジル、エチルもしくはメチルであるがこれらに限定されない他の有機官能基のうち少なくとも1つを含む;かつ/または
    b)前記担体核酸分子の3’末端が、以下の改変:(i)酵素的に、または合成の間に付加され得る任意のジデオキシ塩基、例えば、ジデオキシチミン、ジデオキシシトシン、ジデオキシグアニンまたはジデオキシアデニン;(ii)プロピル基、または(iii)例えば、ベンジル、エチルもしくはメチルであるがこれらに限定されない他の有機官能基のうち少なくとも1つを含む、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. a)前記担体核酸分子が二本鎖分子である;
    b)前記第1の試料が、変性させるステップに供されない;
    c)前記第1のサブセットおよび/または前記第2のサブセット中の前記1つまたは複数のCpGヌクレオチドまたはメチル化ヌクレオチドに隣接するヌクレオチドの配列が、前記1つまたは複数のCpGヌクレオチドまたはメチル化ヌクレオチドに隣接する1ヌクレオチド、2ヌクレオチド、3ヌクレオチド、4ヌクレオチドまたは5ヌクレオチドの配列であり得る;かつ/または
    d)前記シーケンシングするステップが、少なくとも2つの分配されたセット由来の前記処理された試料のうちの少なくとも一部をシーケンシングするステップを含む、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記ポリヌクレオチド試料が、血液から得られたものであり、必要に応じて、前記血液由来の前記ポリヌクレオチド試料が、無細胞DNA試料である、請求項1から15のいずれかに記載の方法。
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