JPWO2021106144A1 - 充放電装置 - Google Patents

充放電装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2021106144A1
JPWO2021106144A1 JP2020520335A JP2020520335A JPWO2021106144A1 JP WO2021106144 A1 JPWO2021106144 A1 JP WO2021106144A1 JP 2020520335 A JP2020520335 A JP 2020520335A JP 2020520335 A JP2020520335 A JP 2020520335A JP WO2021106144 A1 JPWO2021106144 A1 JP WO2021106144A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
charging
magnetic member
signal line
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020520335A
Other languages
English (en)
Inventor
浩 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2021106144A1 publication Critical patent/JPWO2021106144A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

充放電装置(1)は、蓄電池(51)を充電する機能と蓄電池(51)に放電させる機能とを有する装置であって、交流電力を直流電力に変換する機能及び直流電力を交流電力に変換する機能を有する電力変換装置(2)と、電力変換装置(2)と蓄電池(51)とを接続するためのケーブル(3)とを有する。ケーブル(3)は、電力変換装置(2)と蓄電池(51)との通信のための信号が流れる信号線(31)と、電流が流れる電力供給線(32)と、アース線(35)とを有する。充放電装置(1)は、電力変換装置(2)の外部に位置しており信号線(31)の一部を覆っていて磁性材料で形成されている第1磁性部材(4)と、電力変換装置(2)の外部に位置しており電力供給線(32)の一部及びアース線(35)の一部を覆っていて磁性材料で形成されている第2磁性部材(5)とを更に有する。

Description

本発明は、蓄電池を充電する機能と蓄電池に放電させる機能とを有する充放電装置に関する。
従来、電気自動車に搭載されている蓄電池を充電する機能と当該蓄電池に放電させる機能とを有する充放電装置が知られている。充放電装置は、交流電力を直流電力に変換する機能と直流電力を交流電力に変換する機能とを有する電力変換装置を有する。充放電装置は、電力変換装置と蓄電池とを接続するためのケーブルを更に有する。従来、直流電力を交流電力に変換する電力変換装置も知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2019−54570号公報
充放電装置では、ケーブルのうちの一部は電力変換装置の外部に位置しており、当該一部は、金属等で覆われていない。ケーブル内部の電流供給線に電流が流れることにより電磁ノイズが発生し、電磁ノイズは充放電装置の外部に伝搬する。充放電装置の外部に伝搬する電磁ノイズは、充放電装置の外部に位置する装置に影響を与える。特許文献1は、電力変換装置の内部で発生する電磁ノイズが装置の外部に伝搬することを抑制する技術を開示している。しかしながら、充放電装置は電力変換装置の外部に位置するケーブルを有しているので、特許文献1が開示している技術を用いても、電力変換装置の外部に位置するケーブルの一部から発生する電磁ノイズが充放電装置の外部に伝搬することを抑制することは困難である。電磁ノイズの外部への伝搬を抑制する充放電装置が提供されることが要求されている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電磁ノイズの外部への伝搬を抑制する充放電装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、蓄電池を充電する機能と蓄電池に放電させる機能とを有する充放電装置であって、交流電力を直流電力に変換する機能及び直流電力を交流電力に変換する機能を有する電力変換装置と、電力変換装置と蓄電池とを接続するためのケーブルとを有する。ケーブルは、電力変換装置と蓄電池との通信のための信号が流れる信号線と、電流が流れる電力供給線と、アース線とを有している。本発明は、電力変換装置の外部に位置しており信号線の一部を覆っていて磁性材料で形成されている第1磁性部材と、電力変換装置の外部に位置しており電力供給線の一部及びアース線の一部を覆っていて磁性材料で形成されている第2磁性部材とを更に有する。
本発明は、電磁ノイズの外部への伝搬を抑制することができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる充放電装置の構成を模式的に示す第1図 実施の形態1にかかる充放電装置が有するケーブルの一部の断面を模式的に示す図 実施の形態1にかかる充放電装置の構成を模式的に示す第2図 実施の形態1にかかる充放電装置の第1磁性部材及び第2磁性部材の位置を説明するための図 実施の形態1にかかる充放電装置の信号線を流れる電流のノイズによって発生する磁束の変化を説明するための図 電流が電線を流れる場合の磁界を説明するための図 実施の形態1にかかる充放電装置が有する第1磁性部材の側面のいずれの部位も第2磁性部材の側面と対向していない場合における電流のノイズの影響を説明するための図 実施の形態1にかかる充放電装置が有する第1磁性部材の側面の一部が第2磁性部材の側面の一部と対向している場合における電流のノイズの影響を説明するための図 実施の形態1にかかる充放電装置のケースの構成を模式的に示す第1図 実施の形態1にかかる充放電装置のケースの構成を模式的に示す第2図 実施の形態1にかかる充放電装置のケースの内部を説明するための図 実施の形態1にかかる充放電装置が有する第1信号線用端子台、第2信号線用端子台、第1電力供給線用端子台及び第2電力供給線用端子台の構成を示す図 実施の形態1にかかる充放電装置によって得られる効果を説明するための第1図 実施の形態1にかかる充放電装置によって得られる効果を説明するための第2図 実施の形態1にかかる充放電装置によって得られる効果を説明するための第3図 実施の形態2にかかる充放電装置の構成を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる充放電装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる充放電装置1の構成を模式的に示す第1図である。図1は、充放電装置1の構成を立体的に示している。充放電装置1は、蓄電池を充電する機能と蓄電池に放電させる機能とを有する装置である。図1には、蓄電池は示されていない。例えば、蓄電池は、電気自動車に搭載されている。充放電装置1は、交流電力を直流電力に変換する機能を有する電力変換装置2を有する。電力変換装置2は、直流電力を交流電力に変換する機能も有する。電力変換装置2の筐体は、金属で形成されている。筐体が金属で形成されているので、電力変換装置2の内部で発生した電磁ノイズが電力変換装置2の外部に伝搬することは抑制される。筐体は、例えば地面に配置される。実施の形態1では、筐体の上部に開口2aが形成されている。
充放電装置1は、電力変換装置2と蓄電池とを接続するためのケーブル3を更に有する。ケーブル3は、電力変換装置2と蓄電池との通信のための信号が流れる信号線31を有する。当該信号は、蓄電池を充電するための制御又は蓄電池に放電させるための制御に関連する信号である。実施の形態1では、信号線31の一部は、電力変換装置2の上部に位置している。信号線31の別の一部は、電力変換装置2の筐体の上部の開口2aを通って筐体の内部に位置している。信号線31のうちの筐体の内部に位置している部分は、電力変換装置2のうちの電力変換を行う装置に接続されている。電力変換を行う装置は、交流電力を直流電力に変換する機能と、直流電力を交流電力に変換する機能とを有する。
ケーブル3は、電流が流れる電力供給線32を更に有する。電力供給線32の一部は、電力変換装置2の上部に位置している。電力供給線32の別の一部は、電力変換装置2の筐体の上部の開口2aを通って筐体の内部に位置している。電力供給線32のうちの筐体の内部に位置している部分は、電力変換装置2のうちの電力変換を行う装置に接続されている。
ケーブル3は、アース線を更に有している。図1には、アース線は示されていない。アース線の一部は、電力供給線32の一部と同様に、電力変換装置2の上部に位置している。アース線の別の一部は、電力供給線32の別の一部と同様に、電力変換装置2の筐体の上部の開口2aを通って筐体の内部に位置している。アース線のうちの筐体の内部に位置している部分は、筐体に接続されている。上述の通り筐体は金属で形成されているので、アース線は筐体が地面に配置された場合に機能を発揮する。
ケーブル3は、信号線31、電力供給線32及びアース線の一部を覆っている外皮33を更に有する。ケーブル3は、一方の端部に設けられているコネクタ34を更に有する。上記の一方の端部は、電力変換装置2の外部に位置している。コネクタ34は、蓄電池に接続される。
充放電装置1は、電力変換装置2の外部に位置している第1磁性部材4a,4b,4cを更に有する。実施の形態1では、第1磁性部材4a,4b,4cは、電力変換装置2の筐体の上に位置している。第1磁性部材4a,4b,4cは、信号線31の一部を覆っている。第1磁性部材4a、第1磁性部材4b及び第1磁性部材4cは、信号線31に沿って順に配置されている。第1磁性部材4cは、第1磁性部材4aより電力変換装置2の筐体の上部の開口2aに近い場所に位置している。第1磁性部材4a,4b,4cは、磁性材料で形成されている。磁性材料の例は、フェライトである。実施の形態1では、第1磁性部材4a,4b,4cの形状は、筒状又はドーナツ状である。信号線31の一部が第1磁性部材4a,4b,4cの空洞部に配置されることにより、第1磁性部材4a,4b,4cは、信号線31の一部を覆っている。
充放電装置1は、電力変換装置2の外部に位置している第2磁性部材5aを更に有する。図10を用いて後述するが、充放電装置1は、電力変換装置2の外部に位置している第2磁性部材5b,5cを更に有する。実施の形態1では、第2磁性部材5a,5b,5cは、電力変換装置2の筐体の上に位置している。第2磁性部材5a,5b,5cは、電力供給線32の一部及びアース線の一部を覆っている。第2磁性部材5a、第2磁性部材5b及び第2磁性部材5cは、電力供給線32に沿って順に配置されている。第2磁性部材5cは、第2磁性部材5aより電力変換装置2の筐体の上部の開口2aに近い場所に位置している。第2磁性部材5a,5b,5cは、磁性材料で形成されている。磁性材料の例は、フェライトである。実施の形態1では、第2磁性部材5a,5b,5cの形状は、筒状又はドーナツ状である。電力供給線32の一部及びアース線の一部が第2磁性部材5a,5b,5cの空洞部に配置されることにより、第2磁性部材5a,5b,5cは電力供給線32の一部及びアース線の一部を覆っている。
充放電装置1は、電力変換装置2の外部に位置しているケース6を更に有する。実施の形態1では、ケース6は、電力変換装置2の上に位置している。例えば、ケース6は電力変換装置2の筐体の上部にネジで固定されている。ケース6は、金属で形成されている。金属の例は、鉄である。ケース6は、信号線31の一部、電力供給線32の一部、アース線の一部、第1磁性部材4a,4b,4c、及び第2磁性部材5a,5b,5cを覆っている。ケーブル3の外皮33は、信号線31、電力供給線32及びアース線の各々のうちの第1磁性部材4a及び第2磁性部材5aよりコネクタ34の側の部分を覆っている。図示されていないが、充放電装置1はケーブル3を固定するための抑え部材を更に有している。例えば、抑え部材は、ケース6の内部に配置されている。
図2は、実施の形態1にかかる充放電装置1が有するケーブル3の一部の断面を模式的に示す図である。具体的には、図2は、ケーブル3の外皮33で覆われている信号線31、電力供給線32及びアース線35を模式的に示している。図2では、一部の構成要素は、ハッチングされていない。実施の形態1では、外皮33は、信号線31a、信号線31b、信号線31c、信号線31d、信号線31e、信号線31f、信号線31g、信号線31h、信号線31i、信号線31j、信号線31k及び信号線31mの各々の一部を覆っている。
図1の信号線31は、信号線31a、信号線31b、信号線31c、信号線31d、信号線31e、信号線31f、信号線31g、信号線31h、信号線31i、信号線31j、信号線31k及び信号線31mをまとめて示したものである。なお、図3以降の図における信号線31は、図1の信号線31と同じものである。
実施の形態1では、外皮33は、電力供給線32a及び電力供給線32bの各々の一部を更に覆っている。電力供給線32aはプラスの電力供給線であり、電力供給線32bはマイナスの電力供給線である。図1の電力供給線32は、電力供給線32a及び電力供給線32bをまとめて示したものである。なお、図3以降の図における電力供給線32は、図1の電力供給線32と同じものである。実施の形態1では、外皮33は、アース線35の一部も覆っている。
信号線31a、信号線31b、信号線31c、信号線31d、信号線31e、信号線31f、信号線31g、信号線31h、信号線31i、信号線31j、信号線31k、信号線31m、電力供給線32a、電力供給線32b及びアース線35の各々は、外皮36に覆われている。外皮33の内部には、綿糸で構成されている介在部材37も存在する。
図3は、実施の形態1にかかる充放電装置1の構成を模式的に示す第2図である。図3には、電気自動車50と、電気自動車50に搭載されている蓄電池51とが示されている。図3の例では、充放電装置1は、電気自動車50に搭載されている蓄電池51を充電する機能と蓄電池51に放電させる機能とを有する装置である。図3では、第1磁性部材4及び第2磁性部材5が示されている。また、図3では、電力供給線32及びアース線35は、一本の線でまとめて示されている。なお、図4以降の図においても、電力供給線32及びアース線35は、一本の線でまとめて示される。
図3における第1磁性部材4は、第1磁性部材4a,4b,4cのうちのひとつである。第2磁性部材5は、第2磁性部材5a,5b,5cのうちのひとつである。なお、図3に示されるように、充放電装置1は、3個の第1磁性部材を有さず、1個の第1磁性部材4を有していてもよいし、2個の第1磁性部材を有していてもよいし、4個以上の第1磁性部材を有していてもよい。同様に、充放電装置1は、3個の第2磁性部材を有さず、1個の第2磁性部材5を有していてもよいし、2個の第2磁性部材を有していてもよいし、4個以上の第2磁性部材を有していてもよい。
図4は、実施の形態1にかかる充放電装置1の第1磁性部材4及び第2磁性部材5の位置を説明するための図である。図4において、「入力側」は信号線31、電力供給線32及びアース線35のうちの電力変換装置2の側を示しており、「出力側」は信号線31、電力供給線32及びアース線35のうちのコネクタ34の側を示している。図4では、外皮33は示されていない。図4に示されるように、第1磁性部材4の側面の一部は、第2磁性部材5の側面の一部と対向している。
図5は、実施の形態1にかかる充放電装置1の信号線31を流れる電流のノイズによって発生する磁束の変化を説明するための図である。図5は、信号線31において電流が電力変換装置2からコネクタ34の向きに流れる場合のノイズが変化する状況を示している。第1磁性部材4より入力側では、電流のノイズN1は相対的に大きく、かつ当該ノイズN1により相対的に大きな磁束F1が発生する。上述の通り、第1磁性部材4は磁性材料で形成されている。第1磁性部材4は、磁気エネルギの一部を熱Hに変換する。そのため、電流のノイズN1は第1磁性部材4によって抑制される。その結果、第1磁性部材4より出力側では、電流のノイズN2は相対的に小さくなり、かつ当該ノイズN2により発生する磁束F2は相対的に小さくなる。つまり、第1磁性部材4は、電力変換装置2の外部の信号線31を流れる電流が発生する電磁ノイズが充放電装置1の外部に伝搬することを抑制する。
充放電装置1は、電力供給線32及び第2磁性部材5を有する。電力供給線32において電流が電力変換装置2からコネクタ34の向きに流れる場合、第2磁性部材5より入力側では、電流のノイズは相対的に大きく、かつ当該ノイズにより相対的に大きな磁束が発生する。第2磁性部材5の構成は、第1磁性部材4の構成と同じである。そのため、電力供給線32における電流のノイズは第2磁性部材5によって抑制される。その結果、第2磁性部材5より出力側では、電流のノイズは相対的に小さくなり、かつ当該ノイズにより発生する磁束は相対的に小さくなる。つまり、第2磁性部材5は、電力変換装置2の外部の電力供給線32を流れる電流が発生する電磁ノイズが充放電装置1の外部に伝搬することを抑制する。
図6は、電流I(A)が電線61を流れる場合の磁界を説明するための図である。電流I(A)が直線状の電線61を流れる場合、電線61の任意の点Cから距離R(m)だけ離れている点Pにおいて発生する磁界の強さΔH(A/m)は、点Cと点Pとを結ぶ線分と電線61とが成す角度が角度θであるとき、ビオ・サバールの法則により、下記の式(1)で表現される。式(1)について、ΔL(m)は点Cを含む電線61の微小区間であり、IΔL(Am)は微小区間ΔLの電流要素である。
ΔH(A/m)=(IΔL×sinθ)/4πR ・・・(1)
上記の式(1)で表現される通り、磁界の強さは、sinθに比例し、距離Rの2乗に反比例する。
図7は、実施の形態1にかかる充放電装置1が有する第1磁性部材4の側面のいずれの部位も第2磁性部材5の側面と対向していない場合における電流のノイズの影響を説明するための図である。図7は、第1磁性部材4が相対的に入力側に近い場所に位置していて、第2磁性部材5が相対的に出力側に近い場所に位置している状況を示している。
図5を用いて説明したことから理解することができるように、信号線31では、第1磁性部材4より入力側では、電流のノイズN1aは相対的に大きく、かつ当該ノイズN1aにより相対的に大きな磁束F1aが発生する。電流のノイズN1aは第1磁性部材4によって抑制されるので、第1磁性部材4より出力側では、電流のノイズN2aは相対的に小さくなり、かつ当該ノイズN2aにより発生する磁束F2aは相対的に小さくなる。
同様に、電力供給線32では、第2磁性部材5より入力側では、電流のノイズN1bは相対的に大きく、かつ当該ノイズN1bにより相対的に大きな磁束F1bが発生する。電流のノイズN1bは第2磁性部材5によって抑制されるので、第2磁性部材5より出力側では、電流のノイズN2bは相対的に小さくなり、かつ当該ノイズN2bにより発生する磁束F2bは相対的に小さくなる。
上述の通り、磁束F2aは磁束F1aより小さくなり、かつ磁束F2bは磁束F1bより小さくなる。しかしながら、第1磁性部材4の側面のいずれの部位も第2磁性部材5の側面と対向していない場合、上記の式(1)で表現される通り磁界の強さがsinθに比例することから、磁束F1bが信号線31に影響C1を与える。そのため、磁束F2aは、磁束F1bが信号線31に影響C1を与えない場合に比べて大きくなる。
図8は、実施の形態1にかかる充放電装置1が有する第1磁性部材4の側面の一部が第2磁性部材5の側面の一部と対向している場合における電流のノイズの影響を説明するための図である。第1磁性部材4の側面の一部が第2磁性部材5の側面の一部と対向している場合、上記の式(1)で表現される通り磁界の強さがsinθに比例することから、磁束F1bが信号線31に与える影響C2は抑制され、磁束F1aが電力供給線32に与える影響C2も抑制される。
つまり、第1磁性部材4の側面の一部が第2磁性部材5の側面の一部と対向している場合、第1磁性部材4によって値が相対的に小さくなった磁束F2aは、電力供給線32を流れる電流のノイズの影響C2を受けにくくなり、第2磁性部材5によって値が相対的に小さくなった磁束F2bは、信号線31を流れる電流のノイズの影響C2を受けにくくなる。
すなわち、第1磁性部材4の側面の一部が第2磁性部材5の側面の一部と対向している場合、第1磁性部材4の側面のいずれの部位も第2磁性部材5の側面と対向していない場合に比べて、信号線31を流れる電流によって発生する磁束F2aと電力供給線32を流れる電流によって発生する磁束F2bとによって発生する電磁ノイズの放射は抑制される。したがって、実施の形態1では、磁束F2a及び磁束F2bの全体の電磁ノイズの放射をより大きく抑制するために、図4を用いて説明した通り、第1磁性部材4の側面の一部は、第2磁性部材5の側面の一部と対向している。
図9は、実施の形態1にかかる充放電装置1のケース6の構成を模式的に示す第1図である。図9は、ケース6の構成を模式的に示す斜視図である。図9では、ケース6の一部は破線で示されている。図10は、実施の形態1にかかる充放電装置1のケース6の構成を模式的に示す第2図である。図10は、ケース6の構成を模式的に示す分解斜視図である。図9及び図10には、ケース6以外の構成要素も示されている。
実施の形態1では、上述の通りケース6は電力変換装置2の上に位置している。ケース6の電力変換装置2と対向する部分である底部には、電力変換装置2の筐体の上部に形成されている開口2aと繋がる開口が形成されている。当該開口には、信号線31、電力供給線32及びアース線35各々の一部が位置している。説明の便宜上、図9及び図10には、ケース6の底部に形成されている開口は示されていない。
ケース6は、上部に開口が形成されている箱部6aと、箱部6aの開口を覆う蓋部6bとを有する。図9では、箱部6aは破線で示されている。蓋部6bは、板状の部材である。箱部6a及び蓋部6bは、金属で形成されている。例えば、蓋部6bは、ネジで箱部6aに固定されている。箱部6aの底部は、箱部6aのうちの電力変換装置2の筐体の上部と対向する部分である。図9に示されるように、第1磁性部材4a,4b,4c及び第2磁性部材5a,5b,5cが、ケース6の箱部6aの内部に配置されている。第1磁性部材4aの側面の一部は第2磁性部材5aの側面の一部と対向しており、第1磁性部材4bの側面の一部は第2磁性部材5bの側面の一部と対向しており、第1磁性部材4cの側面の一部は第2磁性部材5cの側面の一部と対向している。
第1磁性部材4a,4b,4cは、電力変換装置2の外部の外皮33で覆われていない信号線31を流れる電流が発生する電磁ノイズが充放電装置1の外部に伝搬することを抑制する。第2磁性部材5a,5b,5cは、電力変換装置2の外部の外皮33で覆われていない電力供給線32を流れる電流が発生する電磁ノイズが充放電装置1の外部に伝搬することを抑制する。第1磁性部材4a,4b,4c及び第2磁性部材5a,5b,5cは、ケース6の箱部6aの内部に配置されている。つまり、ケース6は、第1磁性部材4a,4b,4c及び第2磁性部材5a,5b,5cを覆っている。ケース6は、金属で形成されているので、電力変換装置2の外部の信号線31及び電力供給線32を流れる電流が発生する電磁ノイズが充放電装置1の外部に伝搬することを更に抑制する。
図9及び図10に示されるように、固定部材7が、ケース6の内部に配置されている。固定部材7は、蓋部6bの二つの平面部のうちの底部に近い側の平面部に取り付けられている。固定部材7は、第1磁性部材4a,4b,4c及び第2磁性部材5a,5b,5cをケース6に固定する部材である。なお、第1磁性部材4a,4b,4c及び第2磁性部材5a,5b,5cは、固定部材7以外の部材によってケース6の内部に配置されてもよい。
図11は、実施の形態1にかかる充放電装置1のケース6の内部を説明するための図である。充放電装置1は、電力変換装置2の外部に位置している第1信号線用端子台8a及び第2信号線用端子台8bを更に有する。実施の形態1では、第1信号線用端子台8a及び第2信号線用端子台8bは、ケース6の内部に位置している。充放電装置1は、電力変換装置2の外部に位置している第1電力供給線用端子台9a及び第2電力供給線用端子台9bを更に有する。実施の形態1では、第1電力供給線用端子台9a及び第2電力供給線用端子台9bは、ケース6の内部に位置している。
実施の形態1では、信号線31は、信号が流れる第1信号配線311と、信号が流れる第2信号配線312と、信号が流れる第3信号配線313とを有する。第1信号線用端子台8aは、第1信号配線311と第2信号配線312とを接続する。第2信号線用端子台8bは、第2信号配線312と第3信号配線313とを接続する。
電力供給線32は、電流が流れる第1電力供給配線321と、電流が流れる第2電力供給配線322と、電流が流れる第3電力供給配線323とを有する。アース線35は、第1アース配線と、第2アース配線と、第3アース配線とを有する。第1電力供給線用端子台9aは、第1電力供給配線321と第2電力供給配線322とを接続すると共に、第1アース配線と第2アース配線とを接続する。第2電力供給線用端子台9bは、第2電力供給配線322と第3電力供給配線323とを接続すると共に、第2アース配線と第3アース配線とを接続する。
図12は、実施の形態1にかかる充放電装置1が有する第1信号線用端子台8a、第2信号線用端子台8b、第1電力供給線用端子台9a及び第2電力供給線用端子台9bの構成を示す図である。図12では、説明の便宜上、第1磁性部材4a,4b,4cのうちの第1磁性部材4a,4bが示されており、第2磁性部材5a,5b,5cのうちの第2磁性部材5a,5bが示されている。図2を用いて説明した通り、実施の形態1では、信号線31は、信号線31a、信号線31b、信号線31c、信号線31d、信号線31e、信号線31f、信号線31g、信号線31h、信号線31i、信号線31j、信号線31k及び信号線31mをまとめて示したものである。つまり、信号線31は、12本の信号線をまとめて示したものである。
12本の信号線の各々は、第1信号配線311、第2信号配線312及び第3信号配線313を有する。第1信号線用端子台8aは、12本の信号線の各々について、第1信号配線311と第2信号配線312とを接続するための端子部811及び端子部812を有する。つまり、実施の形態1では、第1信号線用端子台8aは、12個の端子部811と、12個の端子部812とを有する。図12では、説明の便宜上、符号「811」は1個の端子部811にのみ付与されており、符号「812」は1個の端子部812にのみ付与されている。
第2信号線用端子台8bは、12本の信号線の各々について、第2信号配線312と第3信号配線313と接続するための端子部813及び端子部814を更に有する。つまり、実施の形態1では、第2信号線用端子台8bは、12個の端子部813と、12個の端子部814とを有する。図12では、説明の便宜上、符号「813」は1個の端子部813にのみ付与されており、符号「814」は1個の端子部814にのみ付与されている。
図2を用いて説明した通り、実施の形態1では、電力供給線32は、電力供給線32a及び電力供給線32bをまとめて示したものである。電力供給線32a及び電力供給線32bの各々は、第1電力供給配線321、第2電力供給配線322及び第3電力供給配線323を有する。第1電力供給線用端子台9aは、電力供給線32a及び電力供給線32bの各々について、第1電力供給配線321と第2電力供給配線322とを接続するための端子部911及び端子部912を有する。つまり、実施の形態1では、第1電力供給線用端子台9aは、2個の端子部911と、2個の端子部912とを有する。図12では、説明の便宜上、符号「911」は1個の端子部911にのみ付与されており、符号「912」は1個の端子部912にのみ付与されている。
第2電力供給線用端子台9bは、電力供給線32a及び電力供給線32bの各々について、第2電力供給配線322と第3電力供給配線323とを接続するための端子部913及び端子部914を有する。つまり、実施の形態1では、第2電力供給線用端子台9bは、2個の端子部913と、2個の端子部914とを有する。図12では、説明の便宜上、符号「913」は1個の端子部913にのみ付与されており、符号「914」は1個の端子部914にのみ付与されている。
第1電力供給線用端子台9aは、第1アース配線351と第2アース配線352とを接続するための端子部915及び端子部916を有する。第2電力供給線用端子台9bは、第2アース配線352と第3アース配線353とを接続するための端子部917及び端子部918を有する。
上述の通り第1信号線用端子台8a、第2信号線用端子台8b、第1電力供給線用端子台9a及び第2電力供給線用端子台9bが各配線を接続するので、充放電装置1を製造する作業者は、ケーブル3を電力変換装置2に適切に接続させることができる。
図12は、第2信号配線312が第1磁性部材4a及び第1磁性部材4bの各々に2回巻き付けられていることと、第2電力供給配線322が第2磁性部材5a及び第2磁性部材5bの各々に2回巻き付けられていることとを示している。充放電装置1は、第1信号線用端子台8a及び第2信号線用端子台8bを有する。そのため、作業者は、第1信号線用端子台8a及び第2信号線用端子台8bを用いることにより、第1磁性部材4a及び第1磁性部材4bの各々に2回巻き付けられた第2信号配線312を第1信号配線311及び第3信号配線313に比較的容易に接続することができる。
充放電装置1は、第1電力供給線用端子台9a及び第2電力供給線用端子台9bを有する。そのため、作業者は、第1電力供給線用端子台9a及び第2電力供給線用端子台9bを用いることにより、第2磁性部材5a及び第2磁性部材5bの各々に2回巻き付けられた第2電力供給配線322を第1電力供給配線321及び第3電力供給配線323に比較的容易に接続することができる。
図13は、実施の形態1にかかる充放電装置1によって得られる効果を説明するための第1図である。具体的には、図13は、第1磁性部材4a,4b,4c、第2磁性部材5a,5b,5c及びケース6が存在しない場合の信号線31及び電力供給線32を流れる電流によって発生する電磁ノイズの例を示している。更に言うと、図13は、充放電装置1から3m離れた場所に配置されたアンテナが用いられて測定された電磁ノイズの例を示している。第1磁性部材4a,4b,4c、第2磁性部材5a,5b,5c及びケース6が存在しない場合、60から70MHzの帯域Aにおいてあらかじめ決められた規格値を7dBμV/m程度超えて、100から250MHzの帯域Bにおいて規格値を8dBμV/m程度超える電磁ノイズが検出される。図13では、規格値は太線で示されている。
図14は、実施の形態1にかかる充放電装置1によって得られる効果を説明するための第2図である。具体的には、図14は、第1磁性部材4a,4b,4c及び第2磁性部材5a,5b,5cが存在してケース6が存在しない場合の信号線31及び電力供給線32を流れる電流によって発生する電磁ノイズの例を示している。更に言うと、図14は、充放電装置1から3m離れた場所に配置されたアンテナが用いられて測定された電磁ノイズの例を示している。第1磁性部材4a,4b,4c及び第2磁性部材5a,5b,5cが存在してケース6が存在しない場合、60から70MHzの帯域Aにおいて規格値を4dBμV/m程度超えて、120から220MHzの帯域Cにおいて規格値を3dBμV/m程度超える電磁ノイズが検出される。図14では、規格値は太線で示されている。
図15は、実施の形態1にかかる充放電装置1によって得られる効果を説明するための第3図である。具体的には、図15は、第1磁性部材4a,4b,4c、第2磁性部材5a,5b,5c及びケース6が存在する場合の信号線31及び電力供給線32を流れる電流によって発生する電磁ノイズの例を示している。更に言うと、図15は、充放電装置1から3m離れた場所に配置されたアンテナが用いられて測定された電磁ノイズの例を示している。第1磁性部材4a,4b,4c、第2磁性部材5a,5b,5c及びケース6が存在する場合、60から70MHzの帯域Aにおいて規格値を3dBμV/m程度下回って120から220MHzの帯域Cにおいて規格値を53dBμV/m程度下回る電磁ノイズが検出される。図15では、規格値は太線で示されている。
図13と図14とを比較すると理解することができるように、第1磁性部材4a,4b,4c及び第2磁性部材5a,5b,5cが存在する場合、充放電装置1の外部に伝搬する電磁ノイズは、第1磁性部材4a,4b,4c及び第2磁性部材5a,5b,5cが存在しない場合に比べて抑制される。図14と図15とを比較すると理解することができるように、ケース6が存在する場合、充放電装置1の外部に伝搬する電磁ノイズは、ケース6が存在しない場合に比べて抑制される。
上述の通り、実施の形態1にかかる充放電装置1は、第1磁性部材4a,4b,4c及び第2磁性部材5a,5b,5cを有する。そのため、充放電装置1は、ケーブル3から放射される電磁ノイズが充放電装置1の外部に伝搬することを抑制することができる。充放電装置1は、ケース6を更に有する。そのため、充放電装置1は、ケーブル3から放射される電磁ノイズが充放電装置1の外部に伝搬することを更に抑制することができる。なお、充放電装置1は、ケース6を有していなくてもよい。
上述の通り、実施の形態1にかかる充放電装置1では、第1磁性部材4の側面の一部は、第2磁性部材5の側面の一部と対向している。そのため、充放電装置1は、ケーブル3から放射される電磁ノイズが充放電装置1の外部に伝搬することを更に抑制することができる。
図9及び図10を用いて説明した通り、第1磁性部材4aの側面の一部が第2磁性部材5aの側面の一部と対向しており、第1磁性部材4bの側面の一部が第2磁性部材5bの側面の一部と対向しており、第1磁性部材4cの側面の一部が第2磁性部材5cの側面の一部と対向していることが好ましい。しかしながら、第1磁性部材4aの側面の一部と第2磁性部材5aの側面の一部との第1の組と、第1磁性部材4bの側面の一部と第2磁性部材5bの側面の一部との第2の組と、第1磁性部材4cの側面の一部と第2磁性部材5cの側面の一部との第3の組とのうちの一部又は全部の組の二つの側面は対向していなくてもよい。
上述の通り、実施の形態1にかかる充放電装置1は、第1信号線用端子台8a、第2信号線用端子台8b、第1電力供給線用端子台9a及び第2電力供給線用端子台9bを有する。そのため、充放電装置1を製造する作業者は、ケーブル3を電力変換装置2に適切に接続させることができる。加えて、信号線31が第1信号配線311、第2信号配線312及び第3信号配線313を有する場合、作業者は、第1磁性部材4に2回巻き付けられている第2信号配線312を第1信号配線311及び第3信号配線313に比較的容易に接続することができる。
同様に、電力供給線32が第1電力供給配線321、第2電力供給配線322及び第3電力供給配線323を有する場合、作業者は、第2磁性部材5に2回巻き付けられている第2電力供給配線322を第1電力供給配線321及び第3電力供給配線323に比較的容易に接続することができる。すなわち、充放電装置1は、ケーブル3を構成するある配線が複数の配線によって構成されている場合、当該複数の配線のうちのひとつと別のひとつとを接続する作業を、作業者に比較的容易に行わせることができる。つまり、作業者は、充放電装置1の組立作業を比較的容易に行うことができる。
ひとつの信号線が複数本の信号配線で構成されていない場合、充放電装置1は、第1信号線用端子台8a及び第2信号線用端子台8bを有しない。ひとつの信号線が2本の信号配線で構成されている場合、充放電装置1は、第1信号線用端子台8aと第2信号線用端子台8bとのうちの一方を有しない。ひとつの電力供給線が複数本の電力供給配線で構成されていない場合、充放電装置1は、第1電力供給線用端子台9a及び第2電力供給線用端子台9bを有しない。ひとつの電力供給線が2本の電力供給配線で構成されている場合、充放電装置1は、第1電力供給線用端子台9aと第2電力供給線用端子台9bとのうちの一方を有しない。
実施の形態1では、蓄電池51は、電気自動車50に搭載されている。しかしながら、蓄電池51は、電気自動車50に搭載されていなくてもよい。
実施の形態2.
図16は、実施の形態2にかかる充放電装置1Aの構成を示す図である。充放電装置1Aは、実施の形態1にかかる充放電装置1が有するすべての構成要素を有する。充放電装置1Aでは、充放電装置1と異なり、ケース6は接地されていない。実施の形態2では、例えば、電力変換装置2の筐体が地面に配置され、ケース6は、当該筐体に接することなく壁に掛けられる。例えば、ケース6は、電力変換装置2から上方に距離Gだけ離れた場所の壁に掛けられる。これにより、ケース6は接地されない。
実施の形態2にかかる充放電装置1Aは、実施の形態1にかかる充放電装置1が有するすべての構成要素を有する。そのため、充放電装置1によって得られるすべての効果は、充放電装置1Aによっても得られる。加えて、充放電装置1Aは、ケース6及びケース6の内部に配置される構成要素が取り付けられる場所を充放電装置1Aのユーザに選択させることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略又は変更することも可能である。
1,1A 充放電装置、2 電力変換装置、2a 開口、3 ケーブル、4,4a,4b,4c 第1磁性部材、5,5a,5b,5c 第2磁性部材、6 ケース、6a 箱部、6b 蓋部、7 固定部材、8a 第1信号線用端子台、8b 第2信号線用端子台、9a 第1電力供給線用端子台、9b 第2電力供給線用端子台、31,31a,31b,31c,31d,31e,31f,31g,31h,31i,31j,31k,31m 信号線、32,32a,32b 電力供給線、33,36 外皮、34 コネクタ、35 アース線、37 介在部材、50 電気自動車、51 蓄電池、61 電線、311 第1信号配線、312 第2信号配線、313 第3信号配線、321 第1電力供給配線、322 第2電力供給配線、323 第3電力供給配線、351 第1アース配線、352 第2アース配線、353 第3アース配線、811,812,813,814,911,912,913,914,915,916,917,918 端子部。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、蓄電池を充電する機能と蓄電池に放電させる機能とを有する充放電装置であって、交流電力を直流電力に変換する機能及び直流電力を交流電力に変換する機能を有していて筐体が金属で形成されている電力変換装置と、電力変換装置と蓄電池とを接続するためのケーブルとを有する。ケーブルは、電力変換装置と蓄電池との通信のための信号が流れる信号線と、電流が流れる電力供給線と、アース線とを有している。本発明は、電力変換装置の外部に位置しており信号線の一部を覆っていて磁性材料で形成されている第1磁性部材と、電力変換装置の外部に位置しており電力供給線の一部及びアース線の一部を覆っていて磁性材料で形成されている第2磁性部材とを更に有する。本発明は、金属で形成されていて、信号線の一部、電力供給線の一部、アース線の一部、第1磁性部材及び第2磁性部材を覆うケースを更に有する。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、蓄電池を充電する機能と蓄電池に放電させる機能とを有する充放電装置であって、交流電力を直流電力に変換する機能及び直流電力を交流電力に変換する機能を有していて筐体が金属で形成されている電力変換装置と、電力変換装置と蓄電池とを接続するためのケーブルとを有する。ケーブルは、電力変換装置と蓄電池との通信のための信号が流れる信号線と、電流が流れる電力供給線と、アース線とを有している。本発明は、電力変換装置の外部に位置しており信号線の一部を覆っていて磁性材料で形成されている第1磁性部材と、電力変換装置の外部に位置しており電力供給線の一部及びアース線の一部を覆っていて磁性材料で形成されている第2磁性部材とを更に有する。本発明は、金属で形成されていて、信号線の一部、電力供給線の一部、アース線の一部、及び側面の一部が対向した第1磁性部材第2磁性部材を覆うケースを更に有する。

Claims (5)

  1. 蓄電池を充電する機能と前記蓄電池に放電させる機能とを有する充放電装置であって、
    交流電力を直流電力に変換する機能及び直流電力を交流電力に変換する機能を有する電力変換装置と、
    前記電力変換装置と前記蓄電池との通信のための信号が流れる信号線、電流が流れる電力供給線、及びアース線を有しており前記電力変換装置と前記蓄電池とを接続するためのケーブルと、
    前記電力変換装置の外部に位置しており前記信号線の一部を覆っていて磁性材料で形成されている第1磁性部材と、
    前記電力変換装置の外部に位置しており前記電力供給線の一部及び前記アース線の一部を覆っていて磁性材料で形成されている第2磁性部材と
    を備えることを特徴とする充放電装置。
  2. 前記電力変換装置の外部に位置しており、金属で形成されていて、前記信号線の一部、前記電力供給線の一部、前記アース線の一部、前記第1磁性部材及び前記第2磁性部材を覆うケース
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の充放電装置。
  3. 前記ケースは、接地されていない
    ことを特徴とする請求項2に記載の充放電装置。
  4. 前記第1磁性部材及び前記第2磁性部材の各々の形状は、筒状又はドーナツ状であって、
    前記第1磁性部材の側面の一部は、前記第2磁性部材の側面の一部と対向している
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の充放電装置。
  5. 前記電力変換装置の外部に位置している第1信号線用端子台と、
    前記電力変換装置の外部に位置している第1電力供給線用端子台とを更に備え、
    前記信号線は、信号が流れる第1信号配線と、信号が流れる第2信号配線とを有し、
    前記第1信号線用端子台は、前記第1信号配線と前記第2信号配線とを接続し、
    前記電力供給線は、電流が流れる第1電力供給配線と、電流が流れる第2電力供給配線とを有し、
    前記アース線は、第1アース配線と、第2アース配線とを有し、
    前記第1電力供給線用端子台は、前記第1電力供給配線と前記第2電力供給配線とを接続すると共に、前記第1アース配線と前記第2アース配線とを接続する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の充放電装置。
JP2020520335A 2019-11-28 2019-11-28 充放電装置 Pending JPWO2021106144A1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2019/046578 WO2021106144A1 (ja) 2019-11-28 2019-11-28 充放電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2021106144A1 true JPWO2021106144A1 (ja) 2021-12-09

Family

ID=76130406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020520335A Pending JPWO2021106144A1 (ja) 2019-11-28 2019-11-28 充放電装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPWO2021106144A1 (ja)
WO (1) WO2021106144A1 (ja)

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007005751A (ja) * 2005-05-23 2007-01-11 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk フェライトコアホルダおよびフェライトコアホルダのケーブルコネクタへの取り付け構造
JP2012247241A (ja) * 2011-05-26 2012-12-13 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電流検出装置
JP2013109919A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Sumitomo Wiring Syst Ltd 車両用のシールド電線の取付構造
JP2013247448A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Mitsubishi Electric Corp シールドケーブル用ノイズフィルタ
JP2014027852A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Mitsubishi Electric Corp 充放電装置
JP2014225523A (ja) * 2013-05-15 2014-12-04 矢崎総業株式会社 ノイズカット部材
WO2014199725A1 (ja) * 2013-06-10 2014-12-18 日立オートモティブシステムズ株式会社 電力変換装置
JP2017005921A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 矢崎総業株式会社 ワイヤーハーネス
JP2018200824A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP2019004634A (ja) * 2017-06-16 2019-01-10 株式会社豊田自動織機 電力変換装置
JP2019106755A (ja) * 2017-12-08 2019-06-27 株式会社デンソー 電力変換装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007005751A (ja) * 2005-05-23 2007-01-11 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk フェライトコアホルダおよびフェライトコアホルダのケーブルコネクタへの取り付け構造
JP2012247241A (ja) * 2011-05-26 2012-12-13 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電流検出装置
JP2013109919A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Sumitomo Wiring Syst Ltd 車両用のシールド電線の取付構造
JP2013247448A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Mitsubishi Electric Corp シールドケーブル用ノイズフィルタ
JP2014027852A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Mitsubishi Electric Corp 充放電装置
JP2014225523A (ja) * 2013-05-15 2014-12-04 矢崎総業株式会社 ノイズカット部材
WO2014199725A1 (ja) * 2013-06-10 2014-12-18 日立オートモティブシステムズ株式会社 電力変換装置
JP2017005921A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 矢崎総業株式会社 ワイヤーハーネス
JP2018200824A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP2019004634A (ja) * 2017-06-16 2019-01-10 株式会社豊田自動織機 電力変換装置
JP2019106755A (ja) * 2017-12-08 2019-06-27 株式会社デンソー 電力変換装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2021106144A1 (ja) 2021-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6369493B2 (ja) 給電コイルユニット、ワイヤレス給電装置およびワイヤレス電力伝送装置
JP6323054B2 (ja) 給電装置、受電装置、及び、ワイヤレス電力伝送装置
JP5293851B2 (ja) コイルユニット及び非接触給電システム
US9815421B2 (en) Core unit and wire harness
JP6312694B2 (ja) 無線充電システム及び方法
JP5688549B2 (ja) コイルモジュール及び電子機器
KR101750149B1 (ko) 차량
CN104682573A (zh) 送电线圈单元以及无线电力传输装置
WO2017159167A1 (ja) コイル装置
US9502176B2 (en) Contactless power supply transfer transformer
US20140361632A1 (en) Leakage preventing device of electromagnetic wave
WO2021106144A1 (ja) 充放電装置
JP5198497B2 (ja) 電力装置
JP5481231B2 (ja) 非接触電力伝送システム
CN209767247U (zh) 非接触供电装置
JP5987782B2 (ja) 電力変換装置
JP4470132B2 (ja) 航空機搭載電子機器のケーブルノイズ抑制装置
US20180255669A1 (en) Device
JP5779722B2 (ja) 送電システム
KR101260265B1 (ko) 진동센서
JP6780909B2 (ja) 非接触電力伝送回路及び非接触電力伝送装置
JP2019165520A (ja) スイッチング電源装置
JP5741706B2 (ja) コンバータトランス、トランスモジュールおよびワイヤレス電力伝送システム
TWM425448U (en) Slotted inductive charger of electromechanical device
JP2017147307A (ja) ノイズ除去装置及びこれを用いたケーブルコネクタ並びにノイズ除去方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200409

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200409

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200409

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200701

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201110

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210601