JPWO2021092333A5 - - Google Patents

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[本発明1001]
(a)細胞の試料を得ることであって、前記試料がCD161 T細胞を含む、ことと、
(b)IL-7、IL-15およびIL-21の存在下で前記T細胞を培養し、
それによって、CD161 細胞の数が非CD161 細胞と比較して増大しているT細胞の集団を提供することと
を含む、インビトロまたはエクスビボ方法。
[本発明1002]
(a)細胞の試料を得ることであって、前記試料がCD8 CD161 T細胞を含む、ことと、
(b)IL-7、IL-15、およびIL-21の存在下で前記T細胞を培養し、
それによって、CD8 CD161 T細胞の数が非CD8 CD161 細胞と比較して増大しているT細胞の集団を提供することと
を含む、本発明1001の方法。
[本発明1003]
(a)細胞の試料を得ることであって、前記試料がCD4 CD161 T細胞を含む、ことと、
(b)IL-7、IL-15、およびIL-21の存在下で前記T細胞を培養し、
それによって、CD4 CD161 T細胞の数が非CD4 CD161 細胞と比較して増大しているT細胞の集団を提供することと
を含む、本発明1001の方法。
[本発明1004]
前記細胞が、CD3および/またはCD28刺激剤を含む培地中でさらに培養される、本発明1001~1003のいずれかの方法。
[本発明1005]
前記CD3および/またはCD28刺激剤が、CD3および/またはCD28結合抗体を含む、本発明1004の方法。
[本発明1006]
前記細胞が、CD3結合抗体、CD28結合抗体、Clec2d、および/またはCD161結合抗体を含む培地中でさらに培養される、本発明1004の方法。
[本発明1007]
前記細胞が、約0.1~5.0、0.3~3.0、または0.5~2.0μg/mlのCD3結合抗体、CD28結合抗体、Clec2d、および/またはCD161結合抗体を含む培地中でさらに培養される、本発明1006の方法。
[本発明1008]
(a1)細胞の試料を得ることであって、前記試料がCD161 T細胞を含む、ことと、
(a2)CD3および/またはCD28刺激剤の存在下、ならびにIL-7、IL-15、およびIL-21の存在下で、前記T細胞を培養することと、
(b)IL-7、IL-15、およびIL-21の存在下で前記T細胞を培養することと
を含む、本発明1001~1003のいずれかの方法。
[本発明1009]
(a1)細胞の試料を得ることであって、前記試料がCD161 T細胞を含む、ことと、
(a2)CD3結合抗体、CD28結合抗体、CD161結合抗体、および/またはClec2dの存在下、ならびにIL-7、IL-15、およびIL-21の存在下で、前記T細胞を培養することと、
(b)IL-7、IL-15、およびIL-21の存在下で前記T細胞を培養することと
を含む、本発明1001~1003のいずれかの方法。
[本発明1010]
ステップ(b)の前記培養が、CD3結合抗体、CD28結合抗体、Clec2d、および/またはCD161結合抗体を本質的に含まない、本発明1009の方法。
[本発明1011]
ステップ(a2)の前記培養が、約12~72時間、24~58時間、または24~36時間にわたる、本発明1010の方法。
[本発明1012]
ステップ(b)の前記培養が、少なくとも約12時間にわたる、本発明1010の方法。
[本発明1013]
ステップ(b)の前記培養が、少なくとも約1、2、3、4、5、6、または7日間にわたる、本発明1012の方法。
[本発明1014]
ステップ(b)の前記培養が、CD3結合抗体およびCD28結合抗体を本質的に含まない、本発明1009の方法。
[本発明1015]
IL-7が、約5~20ng/mlで存在し、IL-15が、約2.5~10ng/mlで存在し、かつ/またはIL-21が、約20~40ng/mlで存在し、例えば、10ng/mlのIL-7、5ng/mlのIL-15、および/または30ng/mlのIL-21である、本発明1001~1003のいずれかの方法。
[本発明1016]
ステップ(b)の前に、前記試料中のCD8 CD161 細胞の存在についてT細胞を精製または濃縮することをさらに含む、本発明1001または1015の方法。
[本発明1017]
ステップ(b)の後に、前記試料中のCD8 CD161 細胞の存在についてT細胞を精製または濃縮することをさらに含む、本発明1001または1015の方法。
[本発明1018]
前記試料中のT細胞を濃縮することが、蛍光細胞選別、磁気ビーズ分離、または常磁性ビーズ分離を含む、本発明1016または1017の方法。
[本発明1019]
培養することが、最長で7、14、21、28、35、または42日間持続する、本発明1001~1018のいずれかの方法。
[本発明1020]
前記培養することが、血清含有培地中である、本発明1001~1019のいずれかの方法。
[本発明1021]
前記培養することが、無血清培地中である、本発明1001~1019のいずれかの方法。
[本発明1022]
対象から前記細胞を得ることをさらに含む、本発明1001~1003のいずれかの方法。
[本発明1023]
前記試料が、アフェレーシスによって得られる、本発明1022の方法。
[本発明1024]
前記試料が、凍結保存された試料である、本発明1001~1003のいずれかの方法。
[本発明1025]
前記試料が、臍帯血由来である、本発明1001~1003のいずれかの方法。
[本発明1026]
前記試料が、前記対象からの末梢血試料である、本発明1001~1003のいずれかの方法。
[本発明1027]
前記試料が、アフェレーシスによって得られた、本発明1001~1003のいずれかの方法。
[本発明1028]
前記試料が、静脈穿刺によって得られた、本発明1001~1003のいずれかの方法。
[本発明1029]
前記試料が、前記対象から得られた同等の試料と比較して増加した割合のCD8 CD161 細胞を含むT細胞の亜集団を含む、本発明1001~1003のいずれかの方法。
[本発明1030]
前記試料を得ることが、前記試料を第三者機関から得ることを含む、本発明1001~1003のいずれかの方法。
[本発明1031]
前記試料中のT細胞に、キメラ抗原受容体(CAR)またはトランスジェニックT細胞受容体(TCR)をコードする核酸を導入することをさらに含む、本発明1001~1030のいずれかの方法。
[本発明1032]
導入することが、前記T細胞をウイルスで感染させるかまたは形質導入することを必要としない、本発明1031の方法。
[本発明1033]
前記T細胞にCARまたはトランスジェニックTCRをコードする核酸を導入することが、ステップ(b)の前に行われる、本発明1031または1032の方法。
[本発明1034]
前記T細胞にCARまたはトランスジェニックTCRをコードする核酸を導入することが、ステップ(b)の後に行われる、本発明1031または1032の方法。
[本発明1035]
前記T細胞が、内因性T細胞受容体および/または内因性HLAの発現に関して不活性化される、本発明1031の方法。
[本発明1036]
膜結合Cγサイトカインをコードする核酸を、前記T細胞に導入することをさらに含む、本発明1031の方法。
[本発明1037]
前記膜結合Cγサイトカインが、膜結合IL-15である、本発明1036の方法。
[本発明1038]
前記膜結合Cγサイトカインが、IL-15-IL-15Rα融合タンパク質である、本発明1036の方法。
[本発明1039]
培養することが、前記T細胞を、樹状細胞または人工抗原提示細胞(aAPC)の存在下で培養することを含む、本発明1031の方法。
[本発明1040]
前記aAPCが、前記aAPCの表面上で発現するCAR結合抗体またはそのフラグメントを含む、本発明1039の方法。
[本発明1041]
前記aAPCが、T細胞を活性化または共刺激する追加の分子を含む、本発明1039の方法。
[本発明1042]
前記追加の分子が、膜結合Cγサイトカインを含む、本発明1040の方法。
[本発明1043]
前記T細胞をaAPCの存在下で培養することが、前記細胞を約10:1~約1:10(CAR細胞対aAPC)の比で培養することを含む、本発明1039の方法。
[本発明1044]
前記トランスジェニックCARまたはトランスジェニックTCR細胞の集団の試料を凍結保存することをさらに含む、本発明1031の方法。
[本発明1045]
前記CARまたは前記トランスジェニックTCRが、がん細胞抗原を標的とする、本発明1031の方法。
[本発明1046]
前記がん細胞抗原が、CD19、CD20、ROR1、CD22がん胎児性抗原、アルファフェトプロテイン、CA-125、5T4、MUC-1、上皮腫瘍抗原、前立腺特異的抗原、黒色腫関連抗原、変異型p53、変異型ras、HER2/Neu、葉酸結合タンパク質、HIV-1エンベロープ糖タンパク質gp120、HIV-1エンベロープ糖タンパク質gp41、GD2、CD123、CD33、CD138、CD23、CD30、CD56、c-Met、メオテリン、GD3、HERV-K、IL-11Rα、κ鎖、λ鎖、CSPG4、ERBB2、EGFRvIII、VEGFR2、HER2-HER3の組み合わせ、またはHER1-HER2の組み合わせである、本発明1045の方法。
[本発明1047]
前記CARまたは前記トランスジェニックTCRが、病原体抗原を標的とする、本発明1031の方法。
[本発明1048]
前記病原体が、真菌、ウイルス、または細菌病原体である、本発明1047の方法。
[本発明1049]
前記病原体が、プラスモディウム、トリパノソーマ、アスペルギルス、カンジダ、HSV、HIV、RSV、EBV、CMV、JCウイルス、BKウイルス、またはエボラ病原体である、本発明1047の方法。
[本発明1050]
ステップ(b)の前、ステップ(b)の後、またはステップ(b)の前後両方で、例えば細胞計数/フローサイトメトリーによって、前記試料のCD161 T細胞の含有量を評価することをさらに含む、本発明1001~1003のいずれかの方法。
[本発明1051]
本発明1001~1050のいずれかの方法によって作製されたT細胞組成物。
[本発明1052]
疾患を有するヒト対象においてT細胞応答を提供する方法であって、有効量の本発明1031または1032のT細胞を前記対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1053]
前記疾患が、がんであり、前記CARまたは前記トランスジェニックTCRが、がん細胞抗原を標的とする、本発明1052の方法。
[本発明1054]
前記対象が、以前に抗がん療法を受けている、本発明1053の方法。
[本発明1055]
前記対象が、寛解状態であるか、または前記がんの症状を有しないが、検出可能ながん細胞を含む、本発明1054の方法。
本開示の他の目的、特徴および利点は、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。しかしながら、本開示の趣旨および範囲内の様々な変更および修正が、この詳細な説明から当業者に明らかになるであろうため、詳細な説明および具体的な実施例は、本開示の好ましい実施形態を示す一方で、例示としてのみ提供されることを理解されたい。

Claims (55)

  1. (a)細胞の試料を得ることであって、前記試料がCD161T細胞を含む、ことと、
    (b)IL-7、IL-15およびIL-21の存在下で前記T細胞を培養し、
    それによって、CD161細胞の数が非CD161細胞と比較して増大しているT細胞の集団を提供することと
    を含む、インビトロまたはエクスビボ方法。
  2. (a)細胞の試料を得ることであって、前記試料がCD8CD161T細胞を含む、ことと、
    (b)IL-7、IL-15、およびIL-21の存在下で前記T細胞を培養し、
    それによって、CD8CD161T細胞の数が非CD8CD161細胞と比較して増大しているT細胞の集団を提供することと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. (a)細胞の試料を得ることであって、前記試料がCD4CD161T細胞を含む、ことと、
    (b)IL-7、IL-15、およびIL-21の存在下で前記T細胞を培養し、
    それによって、CD4CD161T細胞の数が非CD4CD161細胞と比較して増大しているT細胞の集団を提供することと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記細胞が、CD3および/またはCD28刺激剤を含む培地中でさらに培養される、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記CD3および/またはCD28刺激剤が、CD3および/またはCD28結合抗体を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記細胞が、CD3結合抗体、CD28結合抗体、Clec2d、および/またはCD161結合抗体を含む培地中でさらに培養される、請求項4に記載の方法。
  7. 前記細胞が、約0.1~5.0、0.3~3.0、または0.5~2.0μg/mlのCD3結合抗体、CD28結合抗体、Clec2d、および/またはCD161結合抗体を含む培地中でさらに培養される、請求項6に記載の方法。
  8. (a1)細胞の試料を得ることであって、前記試料がCD161T細胞を含む、ことと、
    (a2)CD3および/またはCD28刺激剤の存在下、ならびにIL-7、IL-15、およびIL-21の存在下で、前記T細胞を培養することと、
    (b)IL-7、IL-15、およびIL-21の存在下で前記T細胞を培養することと
    を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  9. (a1)細胞の試料を得ることであって、前記試料がCD161T細胞を含む、ことと、
    (a2)CD3結合抗体、CD28結合抗体、CD161結合抗体、および/またはClec2dの存在下、ならびにIL-7、IL-15、およびIL-21の存在下で、前記T細胞を培養することと、
    (b)IL-7、IL-15、およびIL-21の存在下で前記T細胞を培養することと
    を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  10. ステップ(b)の前記培養が、CD3結合抗体、CD28結合抗体、Clec2d、および/またはCD161結合抗体を本質的に含まない、請求項9に記載の方法。
  11. ステップ(a2)の前記培養が、約12~72時間、24~58時間、または24~36時間にわたる、請求項10に記載の方法。
  12. ステップ(b)の前記培養が、少なくとも約12時間にわたる、請求項10に記載の方法。
  13. ステップ(b)の前記培養が、少なくとも約1、2、3、4、5、6、または7日間にわたる、請求項12に記載の方法。
  14. ステップ(b)の前記培養が、CD3結合抗体およびCD28結合抗体を本質的に含まない、請求項9に記載の方法。
  15. IL-7が、約5~20ng/mlで存在し、IL-15が、約2.5~10ng/mlで存在し、かつ/またはIL-21が、約20~40ng/mlで存在し、例えば、10ng/mlのIL-7、5ng/mlのIL-15、および/または30ng/mlのIL-21である、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  16. ステップ(b)の前に、前記試料中のCD8CD161細胞の存在についてT細胞を精製または濃縮することをさらに含む、請求項1または15に記載の方法。
  17. ステップ(b)の後に、前記試料中のCD8CD161細胞の存在についてT細胞を精製または濃縮することをさらに含む、請求項1または15に記載の方法。
  18. 前記試料中のT細胞を濃縮することが、蛍光細胞選別、磁気ビーズ分離、または常磁性ビーズ分離を含む、請求項16または17に記載の方法。
  19. 培養することが、最長で7、14、21、28、35、または42日間持続する、請求項1~18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記培養することが、血清含有培地中である、請求項1~19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記培養することが、無血清培地中である、請求項1~19のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記細胞の試料が、対象に由来する、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記試料が、アフェレーシスによって得られたものである、請求項22に記載の方法。
  24. 前記試料が、凍結保存された試料である、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  25. 前記試料が、臍帯血由来である、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記試料が、前記対象からの末梢血試料である、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  27. 前記試料が、アフェレーシスによって得られたものである、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  28. 前記試料が、静脈穿刺によって得られたものである、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  29. 前記試料が、前記対象から得られた同等の試料と比較して増加した割合のCD8CD161細胞を含むT細胞の亜集団を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  30. 前記試料を得ることが、前記試料を第三者機関から得ることを含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  31. 前記試料中のT細胞に、キメラ抗原受容体(CAR)またはトランスジェニックT細胞受容体(TCR)をコードする核酸を導入することをさらに含む、請求項1~30のいずれか一項に記載の方法。
  32. 導入することが、前記T細胞をウイルスで感染させるかまたは形質導入することを必要としない、請求項31に記載の方法。
  33. 前記T細胞にCARまたはトランスジェニックTCRをコードする核酸を導入することが、ステップ(b)の前に行われる、請求項31または32に記載の方法。
  34. 前記T細胞にCARまたはトランスジェニックTCRをコードする核酸を導入することが、ステップ(b)の後に行われる、請求項31または32に記載の方法。
  35. 前記T細胞が、内因性T細胞受容体および/または内因性HLAの発現に関して不活性化される、請求項31に記載の方法。
  36. 膜結合Cγサイトカインをコードする核酸を、前記T細胞に導入することをさらに含む、請求項31に記載の方法。
  37. 前記膜結合Cγサイトカインが、膜結合IL-15である、請求項36に記載の方法。
  38. 前記膜結合Cγサイトカインが、IL-15-IL-15Rα融合タンパク質である、請求項36に記載の方法。
  39. 培養することが、前記T細胞を、樹状細胞または人工抗原提示細胞(aAPC)の存在下で培養することを含む、請求項31に記載の方法。
  40. 前記aAPCが、前記aAPCの表面上で発現するCAR結合抗体またはそのフラグメントを含む、請求項39に記載の方法。
  41. 前記aAPCが、T細胞を活性化または共刺激する追加の分子を含む、請求項39に記載の方法。
  42. 前記追加の分子が、膜結合Cγサイトカインを含む、請求項40に記載の方法。
  43. 前記T細胞をaAPCの存在下で培養することが、前記細胞を約10:1~約1:10(CAR細胞対aAPC)の比で培養することを含む、請求項39に記載の方法。
  44. 前記トランスジェニックCARまたはトランスジェニックTCR細胞の集団の試料を凍結保存することをさらに含む、請求項31に記載の方法。
  45. 前記CARまたは前記トランスジェニックTCRが、がん細胞抗原を標的とする、請求項31に記載の方法。
  46. 前記がん細胞抗原が、CD19、CD20、ROR1、CD22がん胎児性抗原、アルファフェトプロテイン、CA-125、5T4、MUC-1、上皮腫瘍抗原、前立腺特異的抗原、黒色腫関連抗原、変異型p53、変異型ras、HER2/Neu、葉酸結合タンパク質、HIV-1エンベロープ糖タンパク質gp120、HIV-1エンベロープ糖タンパク質gp41、GD2、CD123、CD33、CD138、CD23、CD30、CD56、c-Met、メオテリン、GD3、HERV-K、IL-11Rα、κ鎖、λ鎖、CSPG4、ERBB2、EGFRvIII、VEGFR2、HER2-HER3の組み合わせ、またはHER1-HER2の組み合わせである、請求項45に記載の方法。
  47. 前記CARまたは前記トランスジェニックTCRが、病原体抗原を標的とする、請求項31に記載の方法。
  48. 前記病原体が、真菌、ウイルス、または細菌病原体である、請求項47に記載の方法。
  49. 前記病原体が、プラスモディウム、トリパノソーマ、アスペルギルス、カンジダ、HSV、HIV、RSV、EBV、CMV、JCウイルス、BKウイルス、またはエボラ病原体である、請求項47に記載の方法。
  50. ステップ(b)の前、ステップ(b)の後、またはステップ(b)の前後両方で、例えば細胞計数/フローサイトメトリーによって、前記試料のCD161T細胞の含有量を評価することをさらに含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  51. 請求項1~50のいずれか一項に記載の方法によって作製されたT細胞組成物。
  52. 疾患を有するヒト対象においてT細胞応答を提供するための、有効量の請求項31または32に記載のT細胞を含む薬学的組成物
  53. 前記疾患が、がんであり、前記CARまたは前記トランスジェニックTCRが、がん細胞抗原を標的とする、請求項52に記載の薬学的組成物
  54. 前記対象が、以前に抗がん療法を受けている、請求項53に記載の薬学的組成物
  55. 前記対象が、寛解状態であるか、または前記がんの症状を有しないが、検出可能ながん細胞を含む、請求項54に記載の薬学的組成物
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