JPWO2020221882A5 - - Google Patents
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Description
バルーン拡張デバイスは、耳管を拡張するために使用され得る。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
遠位端および近位端を有するバルーン拡張デバイスであって、前記バルーン拡張デバイスが、
-前記バルーン拡張デバイスの前記近位端から前記バルーン拡張デバイスの前記遠位端に向かって延在する、ハンドルと、
-前記バルーン拡張デバイスの前記遠位端から前記バルーン拡張デバイスの前記近位端に向かって延在するシャフトであって、前記シャフトが、膨張管腔を有する、シャフトと、
-前記シャフトに固定的に配置される膨張可能なバルーンであって、前記バルーンが、前記膨張管腔に流体接続されており、その結果、前記膨張管腔を通して前記バルーン内に、または前記バルーンから外に流体を供給することによって、膨張および収縮され得る、膨張可能なバルーンと、
-前記シャフトに配置された少なくとも1つのセンサコイルであって、前記少なくとも1つのセンサコイルが、電磁場を捕捉するように、ならびに前記センサコイルの位置および配向を表すセンサコイル信号を提供するように構成されている、少なくとも1つのセンサコイルと、を備える、バルーン拡張デバイス。
(項目2)
前記シャフトが、前記バルーン拡張デバイスの遠位端から前記バルーン拡張デバイスの前記近位端に向かって延在する展性先端領域を有し、前記膨張可能なバルーンが、前記展性先端領域において前記シャフトに固定的に配置されている、項目1に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目3)
前記少なくとも1つのセンサが、前記バルーン拡張デバイスの前記遠位端で前記シャフトに配置されている、項目1または2に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目4)
前記シャフトに配置されている第2のセンサコイルを備え、前記第2のセンサコイルが、前記少なくとも1つのセンサコイルから長手方向に、ある距離に変位されている、項目1~3の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目5)
前記シャフトが、前記バルーン拡張デバイスの遠位端から前記バルーン拡張デバイスの前記近位端に向かって延在する展性先端領域を有し、前記第2のセンサコイルが、前記展性先端領域に隣接して前記シャフトに配置されている、項目4に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目6)
前記バルーン拡張デバイスの前記遠位端から前記バルーン拡張デバイスの前記近位端に向かって延在する中央管腔を有し、前記中央管腔が、前記バルーン拡張デバイスの前記遠位端に遠位開口部および前記バルーン拡張デバイスの前記近位端に近位開口部を有する、項目1~5の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目7)
前記中央管腔が、0.5mm~1.0mm、好ましくは0.6mm~1.0mm、さらにより好ましくは0.7mm~1.0mmの直径を有する、項目6に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目8)
前記中央管腔の内側に取り外し可能に配置され、かつ前記中央管腔の長さに沿って延在する、マーカキャリアを備え、前記マーカキャリアが、前記少なくとも1つのセンサコイルを備える、項目6または7に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目9)
前記シャフトが、80mm~220mm、好ましくは90mm~180mm、さらにより好ましくは110mm~140mm、例えば130mmの長さを有する、項目1~8の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目10)
前記展性先端領域が、10mm~60mm、好ましくは20mm~50mm、さらにより好ましくは25mm~35mm、例えば30mmの長さを有する、項目2~9の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目11)
前記展性先端領域において、前記シャフトが、最大720Nmm -2 の極限引張強さを有する材料から作製されている、項目2~10の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目12)
前記シャフトが、1.2mm~1.8mm、好ましくは1.2mm~1.6mm、さらにより好ましくは1.2mm~1.4mmの外径を有する、項目1~11の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目13)
前記バルーン拡張デバイスの前記遠位端において、前記シャフトが、丸みを帯びて平滑化された先端を有する、項目1~12の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目14)
前記バルーンが、10mm~25mm、好ましくは15mm~20mmの長さ、さらにより好ましくは18mmの長さを有する、項目1~13の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目15)
膨張されたとき、前記バルーンが、3mm~10mm、好ましくは5~8mm、さらにより好ましくは6mmの最大直径を有する、項目1~14の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目16)
前記バルーンが、最大12気圧の膨張圧力を保持するように構成されている、項目1~15の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目17)
前記ハンドルが、流体源を前記膨張管腔に取り付けるための取り付け部を備え、前記膨張管腔が、前記取り付け部から、前記バルーンが前記膨張管腔に流体接続される接続点まで延在する、項目1~16の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目18)
医療システムであって、
-膨張可能なバルーンおよび少なくとも1つのセンサコイルを有する、バルーン拡張デバイスと、
-前記バルーン拡張デバイスの前記少なくとも1つのセンサコイルによって提供されたセンサコイル信号に基づいて、前記バルーン拡張デバイスの位置および配向を決定するための、位置検出システムと、
-流体を前記バルーン内に供給するために、前記バルーン拡張デバイスに取り付けられた、流体源と、
-前記バルーン拡張デバイスの前記決定された位置および配向に基づいて、前記バルーン拡張デバイスの少なくとも一部をモニタ上で視覚化するための視覚化ユニットと、を備える、医療システム。
(項目19)
-前記位置検出システムによって決定された前記バルーン拡張デバイスの位置および配向に基づいて、前記バルーン拡張デバイスの形状を再構成するための、デバイス形状再構成ユニットを備え、
前記視覚化ユニットが、前記バルーン拡張デバイスをその再構成された形状で視覚化するように構成されている、項目18に記載の医療システム。
(項目20)
前記流体源が、前記流体源によって提供された流体の物理量を測定するための、および前記測定された物理量を表す流体センサ信号を提供するための、少なくとも1つの流体センサを備え、前記医療システムが、
-前記流体源の前記少なくとも1つの流体センサによって提供された流体センサ信号に基づいて、前記バルーンの形状を計算するように構成されている、バルーン形状計算ユニットを備え、
前記視覚化ユニットが、前記バルーン形状計算ユニットによって計算されるバルーン形状を有する前記バルーン拡張デバイスを視覚化するように構成されている、項目18または19に記載の医療システム。
(項目21)
バルーン拡張デバイスの位置および配向を決定するための方法であって、前記方法が、
-電磁場を生成する工程と、
-前記バルーン拡張デバイスを前記電磁場に曝露させる工程であって、前記バルーン拡張デバイスが、膨張可能なバルーンおよび少なくとも1つのセンサコイルを有する、曝露させる工程と、
-前記少なくとも1つのセンサコイルの位置および配向を検出する工程と、
-前記少なくとも1つのセンサコイルの前記検出された位置および配向に基づいて、前記バルーン拡張デバイスの位置および配向を決定する工程と、
-前記バルーン拡張デバイスの前記決定された位置および配向に基づいて、前記バルーン拡張デバイスの少なくとも一部をモニタ上で視覚化する工程と、を含む、方法。
(項目22)
-収縮したバルーンを有する前記バルーン拡張デバイスの前記決定された位置および配向に基づいて、膨張したバルーンを有する前記バルーン拡張デバイスの将来の位置および配向を計算する工程、または
-膨張したバルーンを有する前記バルーン拡張デバイスの前記決定された位置および配向に基づいて、収縮したバルーンを有する前記バルーン拡張デバイスの将来の位置および配向を計算する工程、を含む、項目21に記載の方法。
(項目23)
-前記少なくとも1つのセンサコイルの前記検出された位置および配向に基づいて、ならびに前記バルーン拡張デバイスのシャフトに配置されている第2のセンサコイルの位置および配向に基づいて、前記バルーン拡張デバイスの少なくとも一部の形状を決定する工程であって、前記第2のセンサコイルが、前記少なくとも1つのセンサコイルから長手方向に、ある距離に変位されている、決定する工程を含む、項目21または22に記載の方法。
(項目24)
-前記少なくとも1つのセンサコイルおよび前記第2のセンサコイルの位置および配向に基づいて決定される形状で前記バルーン拡張デバイスを視覚化する工程を含む、項目23に記載の方法。
(項目25)
-適用された膨張圧力に基づいて、および/または前記バルーン内に供給された流体の量に基づいて、前記バルーンの前記形状を視覚化する工程を含む、項目21~24の少なくとも一項に記載の方法。
(項目26)
-前記バルーン拡張デバイスの前記決定された位置および配向に基づいて、前記バルーンを実際に膨張させる前に、前記膨張したバルーンのプレビューを視覚化する工程を含む、項目21~25の少なくとも一項に記載の方法。
(項目27)
バルーン副鼻腔形成術における、項目1~17の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイスの使用。
(項目28)
耳管を拡張するための、項目1~17の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイスの使用。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
遠位端および近位端を有するバルーン拡張デバイスであって、前記バルーン拡張デバイスが、
-前記バルーン拡張デバイスの前記近位端から前記バルーン拡張デバイスの前記遠位端に向かって延在する、ハンドルと、
-前記バルーン拡張デバイスの前記遠位端から前記バルーン拡張デバイスの前記近位端に向かって延在するシャフトであって、前記シャフトが、膨張管腔を有する、シャフトと、
-前記シャフトに固定的に配置される膨張可能なバルーンであって、前記バルーンが、前記膨張管腔に流体接続されており、その結果、前記膨張管腔を通して前記バルーン内に、または前記バルーンから外に流体を供給することによって、膨張および収縮され得る、膨張可能なバルーンと、
-前記シャフトに配置された少なくとも1つのセンサコイルであって、前記少なくとも1つのセンサコイルが、電磁場を捕捉するように、ならびに前記センサコイルの位置および配向を表すセンサコイル信号を提供するように構成されている、少なくとも1つのセンサコイルと、を備える、バルーン拡張デバイス。
(項目2)
前記シャフトが、前記バルーン拡張デバイスの遠位端から前記バルーン拡張デバイスの前記近位端に向かって延在する展性先端領域を有し、前記膨張可能なバルーンが、前記展性先端領域において前記シャフトに固定的に配置されている、項目1に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目3)
前記少なくとも1つのセンサが、前記バルーン拡張デバイスの前記遠位端で前記シャフトに配置されている、項目1または2に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目4)
前記シャフトに配置されている第2のセンサコイルを備え、前記第2のセンサコイルが、前記少なくとも1つのセンサコイルから長手方向に、ある距離に変位されている、項目1~3の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目5)
前記シャフトが、前記バルーン拡張デバイスの遠位端から前記バルーン拡張デバイスの前記近位端に向かって延在する展性先端領域を有し、前記第2のセンサコイルが、前記展性先端領域に隣接して前記シャフトに配置されている、項目4に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目6)
前記バルーン拡張デバイスの前記遠位端から前記バルーン拡張デバイスの前記近位端に向かって延在する中央管腔を有し、前記中央管腔が、前記バルーン拡張デバイスの前記遠位端に遠位開口部および前記バルーン拡張デバイスの前記近位端に近位開口部を有する、項目1~5の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目7)
前記中央管腔が、0.5mm~1.0mm、好ましくは0.6mm~1.0mm、さらにより好ましくは0.7mm~1.0mmの直径を有する、項目6に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目8)
前記中央管腔の内側に取り外し可能に配置され、かつ前記中央管腔の長さに沿って延在する、マーカキャリアを備え、前記マーカキャリアが、前記少なくとも1つのセンサコイルを備える、項目6または7に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目9)
前記シャフトが、80mm~220mm、好ましくは90mm~180mm、さらにより好ましくは110mm~140mm、例えば130mmの長さを有する、項目1~8の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目10)
前記展性先端領域が、10mm~60mm、好ましくは20mm~50mm、さらにより好ましくは25mm~35mm、例えば30mmの長さを有する、項目2~9の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目11)
前記展性先端領域において、前記シャフトが、最大720Nmm -2 の極限引張強さを有する材料から作製されている、項目2~10の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目12)
前記シャフトが、1.2mm~1.8mm、好ましくは1.2mm~1.6mm、さらにより好ましくは1.2mm~1.4mmの外径を有する、項目1~11の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目13)
前記バルーン拡張デバイスの前記遠位端において、前記シャフトが、丸みを帯びて平滑化された先端を有する、項目1~12の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目14)
前記バルーンが、10mm~25mm、好ましくは15mm~20mmの長さ、さらにより好ましくは18mmの長さを有する、項目1~13の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目15)
膨張されたとき、前記バルーンが、3mm~10mm、好ましくは5~8mm、さらにより好ましくは6mmの最大直径を有する、項目1~14の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目16)
前記バルーンが、最大12気圧の膨張圧力を保持するように構成されている、項目1~15の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目17)
前記ハンドルが、流体源を前記膨張管腔に取り付けるための取り付け部を備え、前記膨張管腔が、前記取り付け部から、前記バルーンが前記膨張管腔に流体接続される接続点まで延在する、項目1~16の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイス。
(項目18)
医療システムであって、
-膨張可能なバルーンおよび少なくとも1つのセンサコイルを有する、バルーン拡張デバイスと、
-前記バルーン拡張デバイスの前記少なくとも1つのセンサコイルによって提供されたセンサコイル信号に基づいて、前記バルーン拡張デバイスの位置および配向を決定するための、位置検出システムと、
-流体を前記バルーン内に供給するために、前記バルーン拡張デバイスに取り付けられた、流体源と、
-前記バルーン拡張デバイスの前記決定された位置および配向に基づいて、前記バルーン拡張デバイスの少なくとも一部をモニタ上で視覚化するための視覚化ユニットと、を備える、医療システム。
(項目19)
-前記位置検出システムによって決定された前記バルーン拡張デバイスの位置および配向に基づいて、前記バルーン拡張デバイスの形状を再構成するための、デバイス形状再構成ユニットを備え、
前記視覚化ユニットが、前記バルーン拡張デバイスをその再構成された形状で視覚化するように構成されている、項目18に記載の医療システム。
(項目20)
前記流体源が、前記流体源によって提供された流体の物理量を測定するための、および前記測定された物理量を表す流体センサ信号を提供するための、少なくとも1つの流体センサを備え、前記医療システムが、
-前記流体源の前記少なくとも1つの流体センサによって提供された流体センサ信号に基づいて、前記バルーンの形状を計算するように構成されている、バルーン形状計算ユニットを備え、
前記視覚化ユニットが、前記バルーン形状計算ユニットによって計算されるバルーン形状を有する前記バルーン拡張デバイスを視覚化するように構成されている、項目18または19に記載の医療システム。
(項目21)
バルーン拡張デバイスの位置および配向を決定するための方法であって、前記方法が、
-電磁場を生成する工程と、
-前記バルーン拡張デバイスを前記電磁場に曝露させる工程であって、前記バルーン拡張デバイスが、膨張可能なバルーンおよび少なくとも1つのセンサコイルを有する、曝露させる工程と、
-前記少なくとも1つのセンサコイルの位置および配向を検出する工程と、
-前記少なくとも1つのセンサコイルの前記検出された位置および配向に基づいて、前記バルーン拡張デバイスの位置および配向を決定する工程と、
-前記バルーン拡張デバイスの前記決定された位置および配向に基づいて、前記バルーン拡張デバイスの少なくとも一部をモニタ上で視覚化する工程と、を含む、方法。
(項目22)
-収縮したバルーンを有する前記バルーン拡張デバイスの前記決定された位置および配向に基づいて、膨張したバルーンを有する前記バルーン拡張デバイスの将来の位置および配向を計算する工程、または
-膨張したバルーンを有する前記バルーン拡張デバイスの前記決定された位置および配向に基づいて、収縮したバルーンを有する前記バルーン拡張デバイスの将来の位置および配向を計算する工程、を含む、項目21に記載の方法。
(項目23)
-前記少なくとも1つのセンサコイルの前記検出された位置および配向に基づいて、ならびに前記バルーン拡張デバイスのシャフトに配置されている第2のセンサコイルの位置および配向に基づいて、前記バルーン拡張デバイスの少なくとも一部の形状を決定する工程であって、前記第2のセンサコイルが、前記少なくとも1つのセンサコイルから長手方向に、ある距離に変位されている、決定する工程を含む、項目21または22に記載の方法。
(項目24)
-前記少なくとも1つのセンサコイルおよび前記第2のセンサコイルの位置および配向に基づいて決定される形状で前記バルーン拡張デバイスを視覚化する工程を含む、項目23に記載の方法。
(項目25)
-適用された膨張圧力に基づいて、および/または前記バルーン内に供給された流体の量に基づいて、前記バルーンの前記形状を視覚化する工程を含む、項目21~24の少なくとも一項に記載の方法。
(項目26)
-前記バルーン拡張デバイスの前記決定された位置および配向に基づいて、前記バルーンを実際に膨張させる前に、前記膨張したバルーンのプレビューを視覚化する工程を含む、項目21~25の少なくとも一項に記載の方法。
(項目27)
バルーン副鼻腔形成術における、項目1~17の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイスの使用。
(項目28)
耳管を拡張するための、項目1~17の少なくとも一項に記載のバルーン拡張デバイスの使用。
Claims (28)
- 遠位端および近位端を有するバルーン拡張デバイスであって、前記バルーン拡張デバイスが、
-前記バルーン拡張デバイスの前記近位端から前記バルーン拡張デバイスの前記遠位端に向かって延在する、ハンドルと、
-前記バルーン拡張デバイスの前記遠位端から前記バルーン拡張デバイスの前記近位端に向かって延在するシャフトであって、前記シャフトが、膨張管腔を有する、シャフトと、
-前記シャフトに固定的に配置される膨張可能なバルーンであって、前記バルーンが、前記膨張管腔に流体接続されており、その結果、前記膨張管腔を通して前記バルーン内に、または前記バルーンから外に流体を供給することによって、膨張および収縮され得る、膨張可能なバルーンと、
-前記シャフトに配置された少なくとも1つのセンサコイルであって、前記少なくとも1つのセンサコイルが、電磁場を捕捉するように、ならびに前記センサコイルの位置および配向を表すセンサコイル信号を提供するように構成されている、少なくとも1つのセンサコイルと、を備える、バルーン拡張デバイス。 - 前記シャフトが、前記バルーン拡張デバイスの遠位端から前記バルーン拡張デバイスの前記近位端に向かって延在する展性先端領域を有し、前記膨張可能なバルーンが、前記展性先端領域において前記シャフトに固定的に配置されている、請求項1に記載のバルーン拡張デバイス。
- 前記少なくとも1つのセンサが、前記バルーン拡張デバイスの前記遠位端で前記シャフトに配置されている、請求項1または2に記載のバルーン拡張デバイス。
- 前記シャフトに配置されている第2のセンサコイルを備え、前記第2のセンサコイルが、前記少なくとも1つのセンサコイルから長手方向に、ある距離に変位されている、請求項1~3のいずれか一項に記載のバルーン拡張デバイス。
- 前記シャフトが、前記バルーン拡張デバイスの遠位端から前記バルーン拡張デバイスの前記近位端に向かって延在する展性先端領域を有し、前記第2のセンサコイルが、前記展性先端領域に隣接して前記シャフトに配置されている、請求項4に記載のバルーン拡張デバイス。
- 前記バルーン拡張デバイスの前記遠位端から前記バルーン拡張デバイスの前記近位端に向かって延在する中央管腔を有し、前記中央管腔が、前記バルーン拡張デバイスの前記遠位端に遠位開口部および前記バルーン拡張デバイスの前記近位端に近位開口部を有する、請求項1~5のいずれか一項に記載のバルーン拡張デバイス。
- 前記中央管腔が、0.5mm~1.0mm、好ましくは0.6mm~1.0mm、さらにより好ましくは0.7mm~1.0mmの直径を有する、請求項6に記載のバルーン拡張デバイス。
- 前記中央管腔の内側に取り外し可能に配置され、かつ前記中央管腔の長さに沿って延在する、マーカキャリアを備え、前記マーカキャリアが、前記少なくとも1つのセンサコイルを備える、請求項6または7に記載のバルーン拡張デバイス。
- 前記シャフトが、80mm~220mm、好ましくは90mm~180mm、さらにより好ましくは110mm~140mm、例えば130mmの長さを有する、請求項1~8のいずれか一項に記載のバルーン拡張デバイス。
- 前記展性先端領域が、10mm~60mm、好ましくは20mm~50mm、さらにより好ましくは25mm~35mm、例えば30mmの長さを有する、請求項2~9のいずれか一項に記載のバルーン拡張デバイス。
- 前記展性先端領域において、前記シャフトが、最大720Nmm-2の極限引張強さを有する材料から作製されている、請求項2~10のいずれか一項に記載のバルーン拡張デバイス。
- 前記シャフトが、1.2mm~1.8mm、好ましくは1.2mm~1.6mm、さらにより好ましくは1.2mm~1.4mmの外径を有する、請求項1~11のいずれか一項に記載のバルーン拡張デバイス。
- 前記バルーン拡張デバイスの前記遠位端において、前記シャフトが、丸みを帯びて平滑化された先端を有する、請求項1~12のいずれか一項に記載のバルーン拡張デバイス。
- 前記バルーンが、10mm~25mm、好ましくは15mm~20mmの長さ、さらにより好ましくは18mmの長さを有する、請求項1~13のいずれか一項に記載のバルーン拡張デバイス。
- 膨張されたとき、前記バルーンが、3mm~10mm、好ましくは5~8mm、さらにより好ましくは6mmの最大直径を有する、請求項1~14のいずれか一項に記載のバルーン拡張デバイス。
- 前記バルーンが、最大12気圧の膨張圧力を保持するように構成されている、請求項1~15のいずれか一項に記載のバルーン拡張デバイス。
- 前記ハンドルが、流体源を前記膨張管腔に取り付けるための取り付け部を備え、前記膨張管腔が、前記取り付け部から、前記バルーンが前記膨張管腔に流体接続される接続点まで延在する、請求項1~16のいずれか一項に記載のバルーン拡張デバイス。
- 医療システムであって、
-膨張可能なバルーンおよび少なくとも1つのセンサコイルを有する、バルーン拡張デバイスと、
-前記バルーン拡張デバイスの前記少なくとも1つのセンサコイルによって提供されたセンサコイル信号に基づいて、前記バルーン拡張デバイスの位置および配向を決定するための、位置検出システムと、
-流体を前記バルーン内に供給するために、前記バルーン拡張デバイスに取り付けられた、流体源と、
-前記バルーン拡張デバイスの前記決定された位置および配向に基づいて、前記バルーン拡張デバイスの少なくとも一部をモニタ上で視覚化するための視覚化ユニットと、を備える、医療システム。 - -前記位置検出システムによって決定された前記バルーン拡張デバイスの位置および配向に基づいて、前記バルーン拡張デバイスの形状を再構成するための、デバイス形状再構成ユニットを備え、
前記視覚化ユニットが、前記バルーン拡張デバイスをその再構成された形状で視覚化するように構成されている、請求項18に記載の医療システム。 - 前記流体源が、前記流体源によって提供された流体の物理量を測定するための、および前記測定された物理量を表す流体センサ信号を提供するための、少なくとも1つの流体センサを備え、前記医療システムが、
-前記流体源の前記少なくとも1つの流体センサによって提供された流体センサ信号に基づいて、前記バルーンの形状を計算するように構成されている、バルーン形状計算ユニットを備え、
前記視覚化ユニットが、前記バルーン形状計算ユニットによって計算されるバルーン形状を有する前記バルーン拡張デバイスを視覚化するように構成されている、請求項18または19に記載の医療システム。 - バルーン拡張デバイスの位置および配向を決定するためのシステムであって、前記システムが、
-電磁場を生成するように構成されている磁場発生器であって、前記バルーン拡張デバイスが、前記電磁場に曝露させられ、前記バルーン拡張デバイスが、膨張可能なバルーンおよび少なくとも1つのセンサコイルを有する、磁場発生器と、
-電磁位置検出システムであって、前記電磁位置検出システムが、
前記少なくとも1つのセンサコイルの位置および配向を検出することと、
前記少なくとも1つのセンサコイルの前記検出された位置および配向に基づいて、前記バルーン拡張デバイスの位置および配向を決定することと
を行うように構成されている、電磁位置検出システムと、
-前記バルーン拡張デバイスの前記決定された位置および配向に基づいて、前記バルーン拡張デバイスの少なくとも一部をモニタ上で視覚化するように構成されている視覚化ユニットと
を備える、システム。 - 前記電磁位置検出システムが、
-収縮したバルーンを有する前記バルーン拡張デバイスの前記決定された位置および配向に基づいて、膨張したバルーンを有する前記バルーン拡張デバイスの将来の位置および配向を計算すること、または
-膨張したバルーンを有する前記バルーン拡張デバイスの前記決定された位置および配向に基づいて、収縮したバルーンを有する前記バルーン拡張デバイスの将来の位置および配向を計算すること
を行うようにさらに構成されている、請求項21に記載のシステム。 - -前記少なくとも1つのセンサコイルの前記検出された位置および配向に基づいて、ならびに前記バルーン拡張デバイスのシャフトに配置されている第2のセンサコイルの位置および配向に基づいて、前記バルーン拡張デバイスの少なくとも一部の形状を決定するように構成されているバルーン形状計算ユニットをさらに備え、前記第2のセンサコイルが、前記少なくとも1つのセンサコイルから長手方向に、ある距離に変位されている、請求項21または22に記載のシステム。
- 前記視覚化ユニットが、
-前記少なくとも1つのセンサコイルおよび前記第2のセンサコイルの位置および配向に基づいて決定される形状で前記バルーン拡張デバイスを視覚化すること
を行うようにさらに構成されている、請求項23に記載のシステム。 - 前記視覚化ユニットが、
-適用された膨張圧力に基づいて、および/または前記バルーン内に供給された流体の量に基づいて、前記バルーンの前記形状を視覚化すること
を行うようにさらに構成されている、請求項21~24のいずれか一項に記載のシステム。 - 前記視覚化ユニットが、
-前記バルーン拡張デバイスの前記決定された位置および配向に基づいて、前記バルーンが実際に膨張させられる前に、前記膨張したバルーンのプレビューを視覚化すること
を行うようにさらに構成されている、請求項21~25のいずれか一項に記載のシステム。 - 前記バルーン拡張デバイスは、バルーン副鼻腔形成術において使用されるように構成されている、請求項1~17のいずれか一項に記載のバルーン拡張デバイス。
- 前記バルーン拡張デバイスは、耳管を拡張するために使用されるように構成されている、請求項1~17のいずれか一項に記載のバルーン拡張デバイス。
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