JPWO2020189210A1 - 監視方法、監視装置、プログラム - Google Patents

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Abstract

本発明の監視装置100は、監視対象から検出された計測値が、予め設定された条件を満たしているかを調べ、計測値が条件を満たしている場合に、当該条件に対応して設定された監視対象に対する処理を実行する制御部121と、監視対象に対する処理の実行状況を、予め設定されたスケジュールデータ内に記録する記録処理部122と、を備える。

Description

本発明は、監視方法、監視装置、プログラムに関する。
製造工場や処理施設などのプラントでは、各種センサから計測できる各要素の観測値である時系列データを分析し、異常状態が発生したことや製造条件の変更が発生したことなど、プラントの状態の変化を検出することが行われている。なお、プラントにおいて計測される各要素の計測値は、例えば、温度、圧力、流量、消費電力値、原料の供給量、残量などがある。そして、プラントの状態の変化を検出する方法としては、複数の時系列データの相関関係を表すモデルを生成しておき、新たに観測した時系列データが、モデルによって表された相関関係を維持しているか否かを調べ、モデルの相関関係を維持していない場合に異常状態が発生したことを検出する、という方法がある。また、単に時系列データが予め設定されていた値の条件を満たさない場合に、ある状態の変化が発生したことを検出する、という方法もある。
なお、上述した状態の変化を検出する監視対象は、プラントに限らず、情報処理システムなどの設備である場合もある。例えば、監視対象が情報処理システムである場合には、情報処理システムを構成する各情報処理装置のCPU(Central Processing Unit)使用率、メモリ使用率、ディスクアクセス頻度、入出力パケット数、消費電力値などを、各要素の計測値として計測し、かかる計測値を分析して情報処理システムの状態の変化を検出することも行われている。
そして、上述したように、監視対象の状態の変化を検出した際には、かかる状態の変化に対して適切な対応を取る必要が生じうる。例えば、特許文献1では、監視対象の異常状態が検出されると、検出された異常状態に対応して予め設定されたアクションを実行する、ことが記載されている。また、具体例としては、監視対象の状態の変化に応じて、監視対象の異常状態の発生を検出するために利用する相関モデルを変更する、といった対応をとることが挙げられる。
特許第5731223号公報
しかしながら、上述した方法では、監視対象の異常状態が検出されると自動的に設定されたアクションが実行されることとなるが、監視対象の監視者は、アクションの実行を認識することができない。また、アクションの実行は異常状態の発生など状態の変化に依存するため、監視者はアクションの終了予定や発動予定も認識することができない。その結果、監視対象に対する動作を適切に認識することができない、という問題が生じる。
このため、本発明の目的は、監視対象に対する動作を適切に認識することができない、ことを解決することができる監視方法、監視装置、プログラムを提供することにある。
本発明の一形態である監視方法は、
監視対象から検出された計測値が、予め設定された条件を満たしているかを調べ、
前記計測値が前記条件を満たしている場合に、当該条件に対応して設定された前記監視対象に対する処理を実行し、
前記監視対象に対する処理の実行状況を、予め設定されたスケジュールデータ内に記録する、
という構成を有する。
また、本発明の一形態である監視装置は、
監視対象から検出された計測値が、予め設定された条件を満たしているかを調べ、前記計測値が前記条件を満たしている場合に、当該条件に対応して設定された前記監視対象に対する処理を実行する制御部と、
前記監視対象に対する処理の実行状況を、予め設定されたスケジュールデータ内に記録する記録処理部と、
を備えた、
という構成を有する。
また、本発明の一形態であるプログラムは、
情報処理装置に、
監視対象から検出された計測値が、予め設定された条件を満たしているかを調べ、前記計測値が前記条件を満たしている場合に、当該条件に対応して設定された前記監視対象に対する処理を実行する制御部と、
前記監視対象に対する処理の実行状況を、予め設定されたスケジュールデータ内に記録する記録処理部と、
を実現させる、
という構成を有する。
本発明は、以上のように構成されることにより、監視対象に対する動作を適切に認識することができる。
本発明の実施形態1における監視装置の構成を示すブロック図である。 図1に開示した監視装置による処理の様子を示す図である。 図1に開示した監視装置による処理の様子を示す図である。 図1に開示した監視装置による処理の様子を示す図である。 図1に開示した監視装置による処理の様子を示す図である。 図1に開示した監視装置による処理の様子を示す図である。 図1に開示した監視装置による処理の様子を示す図である。 図1に開示した監視装置の動作を示すフローチャートである。 図1に開示した監視装置の動作を示すフローチャートである。 図1に開示した監視装置の動作を示すフローチャートである。 図1に開示した監視装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2における監視装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2における監視装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2における監視装置の動作を示すフローチャートである。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図1乃至図11を参照して説明する。図1乃至図7は、監視装置の構成を説明するための図であり、図8乃至図11は、監視装置の処理動作を説明するための図である。
[構成]
本発明における監視装置10は、プラントなどの監視対象P(対象)に接続されている。そして、監視装置10は、監視対象Pの各要素の計測値を取得して分析し、分析結果に基づいて監視対象Pの状態を監視するために利用される。例えば、本実施形態では、監視装置10は、製造工場や処理施設などのプラントを監視対象Pとし、プラント内の温度、圧力、流量、消費電力値、原料の供給量、残量、成分構成比率値などのセンサ値の他、配管バルブ開度などの制御値、生産量、コスト、品質検査値などの生産管理数値など、複数種類の情報を、各要素の計測値として取得する。そして、監視装置10は、監視対象Pであるプラントにおける製品の製造条件の変化を、監視対象Pの状態の変化として監視し、状態の変化に応じた処理を実行することとする。このとき、状態の変化に応じた処理は、例えば、各製造条件で稼働する監視対象Pの異常状態を検出する処理であり、このため、監視装置10は、各製造条件に対応した各要素の相関モデルを設定し、かかる相関モデルを用いて、計測値から異常度を算出して出力したり、異常状態であることを検出して通知する処理を行う。
ここで、本実施形態では、監視対象Pであるプラントは、ある計測値が設定された条件を満たすことで、製造条件(状態)が変化して稼働するよう構成されていることとする。例えば、監視対象Pであるプラントは、製品Aを製造する製造条件Aで稼働している場合に、計測値の一例である「温度」の値が設定された閾値を超えるという条件を満たした場合には、製造する製品を製品Bに変更し、かかる製品Bに対応した製造条件Bで稼働するよう構成されている。なお、監視対象Pが製造条件を変化する条件としては、いかなる条件が設定されていてもよい。また、監視対象Pは、製造条件に限らず、監視対象Pの何らかの状態が変化するよう構成されていてもよい。
但し、本発明における監視対象Pは、プラントであることに限定されず、情報処理システムなどの設備といったいかなるものであってもよい。例えば、監視対象Pが情報処理システムである場合には、監視装置10は、情報処理システムを構成する各情報処理装置のCPU(Central Processing Unit)使用率、メモリ使用率、ディスクアクセス頻度、入出力パケット数、消費電力値などを、各要素の計測値として計測し、かかる計測値を分析して情報処理システムの状態を監視してもよい。
上記監視装置10は、演算装置と記憶装置とを備えた1台又は複数台の情報処理装置にて構成される。そして、監視装置10は、図1に示すように、演算装置がプログラムを実行することで構築された、計測部11、学習部12、制御部13、記録処理部14、計画部15、を備える。また、監視装置10は、記憶装置に形成された、計測データ記憶部16、モデル記憶部17、製造条件記憶部18、スケジュールデータ記憶部19、計画データ記憶部20、を備える。以下、各構成について詳述する。
上記計測部11は、監視対象Pに設置された各種センサにて計測された各要素の計測値を所定の時間間隔で時系列データとして取得して、計測データ記憶部16に記憶する。このとき、計測する要素は複数種類あるため、計測部11は、複数要素の時系列データの集合である時系列データセットを取得する。なお、計測部11による時系列データセットの取得及び記憶は常時行われており、取得された時系列データセットは、後述するように、監視対象Pの正常状態を表す相関モデルを生成するとき、監視対象Pの状態を監視するとき、に使用される。
上記学習部12は、監視対象Pが予め正常状態であると判断されたときに計測された時系列データセットを入力して、正常状態における各要素間の相関関係を表す相関モデルを生成する。例えば、相関モデルは、複数要素のうち、任意の2要素の計測値の相関関係を表す相関関数を含む。相関関数は、任意の2要素のうちの一方の要素の入力値に対して他方の要素の出力値を予測する関数である。このとき、相関モデルに含まれる各要素間の相関関数には、それぞれ重みが設定される。学習部12は、上述したような複数の要素間の相関関数の集合を、相関モデルとして生成し、モデル記憶部17に記憶する。
なお、本実施形態では、監視対象Pであるプラントは複数の製造条件で稼働することとなるが、学習部12は、監視対象Pが各製造条件でそれぞれ稼働する場合における正常状態を表す相関モデルを生成する。例えば、監視対象Pであるプラントは、各製品A,B,Cを製造する際に、それぞれ異なる製造条件A,B,Cで稼働するよう構成されている。このため、稼働している製造条件A,B,C毎に、監視対象Pが正常状態である場合の相関モデルを生成する。
上記制御部13は、上述した相関モデルを生成した後に計測された時系列データセットを取得して、当該時系列データセットの分析を行い、監視対象Pが正常状態であるか異常状態であるかを監視し、異常状態の発生を検出する。具体的に、まず、制御部13は、監視対象Pから特定の計測値を検出し、かかる特定の計測値に基づいて監視対象Pが稼働している製造条件を特定する。そして、制御部13は、特定した製造条件に対応する相関モデルを設定し、かかる相関モデルを用いて、計測した時系列データセットから監視対象Pの異常状態を検出する。例えば、本実施形態における監視装置Pは、特定の計測値である「温度」が設定された閾値を超えると、製品Bを製造する「製造条件B」で稼働することとなる。このため、監視装置10は、特定の計測値である「温度」が設定された閾値を超えた場合に、監視対象Pが「製造条件B」で稼働していることを特定し、「製造条件B」に対応する相関モデルを設定する。そして、監視装置10は、「製造条件B」に対応する相関モデルを用いて、「製造条件B」で稼働している監視対象Pから計測した時系列データセットに相関破壊が生じていないか監視し、相関破壊が生じた場合に監視対象Pに異常状態が発生したことを検出する。
このように、監視装置10は、ある計測値が予め設定された条件を満たすことで、監視対象Pが特定の製造条件で稼働することを検出すると、かかる特定の製造条件に対応した監視処理を開始する。そして、監視装置10は、監視対象Pが特定の製造条件で稼働している状況において、ある計測値が予め設定された条件を満たさなくなった場合には、かかる特定の製造条件に対応した監視処理を終了する。あるいは、監視装置は、監視対象Pが特定の製造条件で稼働している状況において、ある計測値が予め設定された条件を満たすことで、監視対象Pが別の製造条件で稼働することを検出すると、実行していた特定の製造条件に対応した監視処理を終了し、新たな別の製造条件に対応した別の監視処理を開始する。
なお、制御部13は、上述したように、特定の計測値に基づいて監視対象Pが稼働する製造条件を特定しているが、製造条件毎に対応する特定の計測値の条件が予め設定されており、製造条件記憶部18に記憶されている。つまり、上記の例の場合には、「「温度」が設定された閾値を超えた場合に、「製造条件B」で稼働する」という情報が製造条件記憶部18に記憶されており、制御部13は、かかる情報を用いて、特定の計測値から監視対象Pが稼働する製造条件を特定する。なお、製造条件は、上述したように1つの特定の計測値から特定されることに限定されず、複数の特定の計測値から特定される場合もある。例えば、計測される温度条件に加えて、制御された原料成分比率値や、生産後に検知された品質確認値によって製造条件Bとなっていることを特定するなどである。
上記記録処理部14は、上述したように制御部13により、監視対象Pが稼働している製造条件に対応した監視処理が実行されると、スケジュールデータ記憶部19に記憶されているスケジュールデータ内に、監視処理の実行状況を記録する。ここで、図2及び図3を参照して、記録処理部14によるスケジュールデータへの記録の様子を説明する。まず、スケジュールデータ記憶部19に記憶されているスケジュールデータは、図2の上段に示すように、横軸が日程となっている。そして、図2の下段に示すように、特定の計測値である「温度」が閾値(点線)を越えたことで制御部13によって「製造条件B」に対応する監視処理が開始されると、記録処理部14は、スケジュールデータ内に設定されている日時に、監視処理が開始された日時を対応させて、スケジュールデータ内に「製造条件B」に対応する監視処理が実行されていることを表す「実行状況情報B」の記録を開始する。図2の例では、監視処理の実行の経過に合わせて横軸方向に延びる帯状の図形で実行状況情報Bを表示して、かかる実行状況情報Bを記録する。このとき、記録処理部14は、図2に示すように、監視処理の開始時刻を明示して実行状況情報Bを記録してもよい。
その後、図3の下段に示すように、特定の計測値である「温度」が閾値(点線)以下となり、制御部13による「製造条件B」に対応する監視処理が終了すると、記録処理部14は、スケジュールデータ内に設定されている日時に、監視処理が終了した日時を対応させて、実行状況情報Bの記録を終了する。図3の例では、監視処理の実行の経過に合わせて横軸方向に延びる帯状の図形の長さを終了時刻の箇所で止めることで、実行状況情報Bの記録を終了する。このとき、記録処理部14は、図3に示すように、監視処理の終了時刻を明示して、実行状況情報Bを記録してもよい。但し、実行状況情報Bは、いかなる形態の情報であってもよく、例えば、文字情報のみから形成されていてもよい。
また、記録処理部14は、上述したように記録した実行状況情報に基づいて、同一の製造条件に対応する監視処理の実行の日時を予測し、予測した監視処理の実行予定を表す実行予定情報をスケジュールデータ内に記録する。例えば、図4の例では、上段に示すようにスケジュールデータ内の2月3日6:00から2月5日12:00に記録されている「実行状況情報B」に基づいて、翌月の同一日時、つまり、3月3日6:00から3月5日12:00に同一の監視処理が実行されることを予測し、図4の下段の点線で示すように、予測した日時に対応させて「実行予定情報B」をスケジュールデータ内に記憶している。このとき、記録処理部14は、いかなる方法で実行予定情報を予測してもよい。例えば、同一の製造条件に対応する監視処理が複数回実行されてスケジュールデータ内に記録されている場合には、複数回の監視処理の実行間隔に基づいて、次の監視処理の実行日時を予測してもよい。また、ある監視処理が特定の曜日の夜間に実行されている場合には、かかる監視処理を、特定の曜日の夜間に実行されると予測してもよい。また、過去の処理実績から時間帯に応じて開始から終了までの時間が異なる予測をしてもよい。
また、上記計画部15は、上述したようにスケジュールデータに記憶した実行状況情報に基づいて、監視対象Pについて予め設定されている稼働計画データを修正する機能を有する。具体的には、まず、計画データ記憶部20には、監視対象Pについて予め設定されている稼働計画データが記憶されており、例えば、図5の上段に示すように、フェーズ1として2日間毎に製造条件A,B,Cの順番で稼働し、フェーズ2として1日毎に製造条件A,Bの順番で稼働する、ように計画されていたとする。かかる稼働計画データに対して、図5の下段に示すように、スケジュールデータに実行状況情報が記録されたとする。ここでは、まず4日間、製造条件Aに対する監視処理の実行状況情報Aが記録され、その後、製造条件Bに対する監視処理の実行状況情報Bが記録されている最中であるとする。この場合、計画部15は、記録された実行状況情報から、監視対象Pであるプラントが、まず4日間、製造条件Aで製品Aを製造するよう稼働し、その後、製造条件Bで製品Bを製造するよう稼働している、という動作を特定できる。
そして、計画部15は、稼働計画データと実際のプラントの動作とを比較し、比較結果に基づいて、稼働計画データを修正する。図5の例では、稼働計画データと実際のプラントの動作とを比較すると、製造条件Aで製品Aを製造している時間が稼働計画データと比べて長いことがわかり、また、このままでは、フェーズ1において製品Cを製造できないおそれがあることがわかる。このため、計画部15は、図6の上段に示すように、稼働計画データのフェーズ1の計画を修正する。この例では、製造条件Bで稼働している現在の計画では、製造条件Cで稼働する予定であるが、かかる計画を、1日毎に製造条件B,Cの順番で稼働するよう稼働計画データを修正する。さらに、計画部15は、その後に設定されているフェーズ2の稼働計画データも修正する。この例では、まず図6の上段の修正前のフェーズ2では、フェーズ1の終了後に1日毎に製造条件A,Bの順番で稼働するよう稼働計画データが設定されているが、これを図7の上段のフェーズ2に示すように、1日毎に製造条件B,Cの順番で稼働するよう稼働計画データを修正する。なお、このようにフェーズ2の稼働計画データを修正する理由は、フェーズ1で製造工程B,Cの稼働時間が少なく、製品B,Cの製造量が少なくなるおそれがあり、フェーズ2で製品B,Cの製造量を補うためである。但し、計画部15は、いかなる方法で監視対象Pの稼働計画データを修正してもよい。
[動作]
次に、上述した監視装置10の動作を、主に図8乃至図11のフローチャートを参照して説明する。まず、図8のフローチャートを参照して、監視対象Pの正常状態である場合における、各要素間の相関関係を表す相関モデルを生成するときの動作を説明する。
監視装置10は、まず、監視対象Pが稼働条件Aで稼働しているときであり、当該監視対象Pが正常状態であると判断されたときに計測された時系列データセットである学習用のデータを、計測データ記憶部16から読み出して入力する(ステップS1)。そして、監視装置10は、入力した時系列データから、各要素間の相関関係を学習し(ステップS2)、当該各要素間の相関関係を表す相関モデルを生成する(ステップS3)。そして、監視装置10は、生成した相関モデルを、監視対象Pが稼働条件Aで稼働しているときの正常状態を表す相関モデルとしてモデル記憶部17に記憶しておく。このようにして、監視装置10は、監視対象Pが稼働条件Bで稼働しているときの正常状態を表す相関モデル、監視対象Pが稼働条件Cで稼働しているときの正常状態を表す相関モデル、さらに必要であれば、他の稼働条件で稼働しているときの相関モデルも生成して、モデル記憶部17に記憶しておく。
次に、図9のフローチャートを参照して、スケジュールデータに実行状況情報を記録する場合の動作を説明する。監視装置10は、監視対象Pから計測された特定の計測値を取得して(ステップS11)、かかる計測値が製造条件記憶部18に記憶されている何らかの条件を満たしているか否かを調べる(ステップS12)。このとき、特定の計測値がある条件を満たしている場合には(ステップS12でYes)、かかる条件に対応して設定されている製造条件で監視対象Pが稼働することを監視装置10は特定できるため、当該監視装置10は、特定した製造条件に対応する監視処理を実行する(ステップS13)。一例として、監視装置10は、特定の計測値である「温度」が設定された閾値を超えるという条件を満たした場合に、監視対象Pが「製造条件B」で稼働することを特定し、「製造条件B」に対応する相関モデルを設定して、かかる相関モデルを用いて監視対象Pに対する監視処理を開始する。なお、図9では、特定の計測値がある条件を満たしている場合に、かかる条件に対応して設定されている製造条件で監視対象Pが稼働することを、「アクション」と記載している。
そして、監視装置10は、上述したように監視対象Pが稼働している製造条件に対応した監視処理の実行を開始すると、スケジュールデータ記憶部19に記憶されているスケジュールデータ内に、監視処理の実行状況の記録を開始する(ステップS14)。例えば、図2に示すように、特定の計測値である「温度」が閾値(点線)を越えたことで、監視装置10が「製造条件B」に対応する監視処理を開始すると、スケジュールデータ内に「製造条件B」に対応する監視処理が実行されていることを表す「実行状況情報B」の記録を開始する。このとき、スケジュールデータ内に設定されている日時に監視処理の開始日時を対応させて、実行状況情報Bの記録を開始する。
その後、監視装置10は、図3に示すように、特定の計測値である「温度」が閾値(点線)以下となり、「製造条件B」に対応する監視処理が終了すると(ステップS15でYes)、スケジュールデータ内への「実行状況情報B」の記録を終了する(ステップS16)。このとき、スケジュールデータ内に設定されている日時に、監視処理が終了した日時を対応させて、実行状況情報Bの記録を終了する。
次に、図10のフローチャートを参照して、スケジュールデータに「実行予定情報」を記録する場合の動作を説明する。監視装置10は、上述したようにスケジュールデータ内に記録した実行状況情報に基づいて、同一の製造条件に対応する監視処理の実行の日時を予測する(ステップS21)。例えば、図4に示すように、スケジュールデータ内の2月3日6:00から2月5日12:00に記録されている「実行状況情報B」に基づいて、翌月の同一日時、つまり、3月3日6:00から3月5日12:00に同一の監視処理が実行されることを予測する。そして、監視装置10は、予測した日時に対応させて「実行予定情報B」をスケジュールデータ内に記憶する(ステップS22)。
次に、図11のフローチャートを参照して、稼働計画データを修正する場合の動作を説明する。なお、図11は、一部が図8と同様である。また、稼働計画データとして、図5の上段に示す内容のものが予め記憶されていることとする。
監視装置10は、まず、上述同様に、監視対象Pから計測された特定の計測値を取得して(ステップS11)、特定の計測値がある条件を満たしている場合には(ステップS12でYes)、かかる条件に対応して設定されている監視処理の実行を開始する(ステップS13)。これと共に、監視装置10は、スケジュールデータ内に、監視処理の実行状況の記録を開始する(ステップS14)。ここでは、図5の下段に示すように、2/5の00:00に、監視装置10が「製造条件B」に対応する監視処理の実行を開始して、実行状況情報Bの記録を開始したとする。なお、それ以前には、4日間、「製造条件A」に対応する監視処理が実行されていたとする。
続いて、監視装置10は、スケジュールデータに記録した実行状況情報から、監視対象Pであるプラントの動作を特定する。図5の下段の例では、監視対象Pは、まず4日間、製造条件Aで製品Aを製造するよう稼働し、その後、製造条件Bで製品Bを製造するよう稼働している、と特定できる。そして、監視装置10は、記憶されている稼働計画データと、上述したように特定した実際のプラントの動作を比較する(ステップS14’)。すると、図5の例では、製造条件Aで製品Aを製造している実際の動作の時間が、稼働計画データと比べて長いことがわかり、また、製造条件Bで製品Bを製造する動作の開始日時が、稼働計画データに対して遅れており、実際の動作と稼働計画データとが異なる(ステップS14’でYes)。この場合、監視装置10は、稼働計画データの計画を修正する(ステップS14”)。例えば、監視装置10は、図6の上段に示すように、フェーズ1の残り期間で製品B及び製品Cを製造できるよう、1日毎に製造条件B,Cの順番で稼働する計画に稼働計画データを修正する。
また、監視装置10は、さらにその後に設定されているフェーズ2の稼働計画データも修正する(ステップS14”)。例えば、図6の例では、稼働計画データの修正前のフェーズ2には、1日毎に製造条件A,Bの順番で稼働するよう設定されているが、これを図7のフェーズ2に示すように、1日毎に製造条件B,Cの順番で稼働するよう稼働計画データを修正する。その後、監視装置10は、「製造条件B」に対応する監視処理が終了すると(ステップS15でYes)、スケジュールデータ内への実行状況情報Bの記録を終了する(ステップS16)。
以上のように、本発明では、監視対象から検出された計測値に応じて監視対象に対する処理を実行すると、かかる監視対象に対する処理の実行状況を、予め設定されたスケジュールデータ内に記録している。このため、計測値に応じて監視対象に対して実際に実行された処理の実行状況を記録しておくことができ、監視者は、監視対象に対する動作を適切に認識することができる。特に、実行状況を日時であらわされるスケジュールとして記録しておくで、監視者は、監視対象に対する動作が計画通りであるか否かや、計画変更が必要かどうかをスケジュールデータとして適切に認識することができる。その結果、監視者は、画面等で、常時、監視対象に対する動作を監視する必要がなく、かかる負担を軽減することができ、監視対象を効率的に運用することができる。
また、本発明では、記録した監視対象に対する処理の実際の実行状況から、かかる処理の後の実行を予測して記録したり、監視対象による実行計画を修正している。このため、監視者は、監視対象に対する動作をさらに適切に認識することができたり、監視対象を効率的に稼働させることが可能となる。
なお、上記では、監視装置10は、監視対象Pから計測した計測値が予め設定された条件を満たす場合に、かかる計測値が条件を満たすことによって変化する監視対象Pの状態に応じた監視処理を実行することしている。しかしながら、本発明における監視装置10は、監視対象Pから計測した計測値が予め設定された条件を満たす場合に、上述した監視処理に限らず、いかなる処理を実行してもよい。これに伴い、監視装置10は、上述したように実行されたいかなる処理の実行状況を、スケジュールデータに記録したり、予測したりしてもよい。
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施形態を、図12乃至図14を参照して説明する。図12乃至図13は、実施形態2における監視装置の構成を示すブロック図であり、図14は、監視装置の動作を示すフローチャートである。なお、本実施形態では、実施形態1で説明した監視装置及び監視装置による処理方法の構成の概略を示している。
まず、図12を参照して、本実施形態における監視装置100のハードウェア構成を説明する。監視装置100は、一般的な情報処理装置にて構成されており、一例として、以下のようなハードウェア構成を装備している。
・CPU(Central Processing Unit)101(演算装置)
・ROM(Read Only Memory)102(記憶装置)
・RAM(Random Access Memory)103(記憶装置)
・RAM103にロードされるプログラム群104
・プログラム群104を格納する記憶装置105
・情報処理装置外部の記憶媒体110の読み書きを行うドライブ装置106
・情報処理装置外部の通信ネットワーク111と接続する通信インタフェース107
・データの入出力を行う入出力インタフェース108
・各構成要素を接続するバス109
そして、監視装置100は、プログラム群104をCPU101が取得して当該CPU101が実行することで、図13に示す制御部121と記録処理部122を構築して装備することができる。なお、プログラム群104は、例えば、予め記憶装置105やROM102に格納されており、必要に応じてCPU101がRAM103にロードして実行する。また、プログラム群104は、通信ネットワーク111を介してCPU101に供給されてもよいし、予め記憶媒体110に格納されており、ドライブ装置106が該プログラムを読み出してCPU101に供給してもよい。但し、上述した制御部121と記録処理部122とは、電子回路で構築されるものであってもよい。
なお、図12は、監視装置100である情報処理装置のハードウェア構成の一例を示しており、情報処理装置のハードウェア構成は上述した場合に例示されない。例えば、情報処理装置は、ドライブ装置106を有さないなど、上述した構成の一部から構成されてもよい。
そして、監視装置100は、上述したようにプログラムによって構築された制御部121と記録処理部122との機能により、図14のフローチャートに示す監視方法を実行する。
図14に示すように、監視装置100は、
監視対象から検出された計測値が、予め設定された条件を満たしているかを調べ(ステップS101)、
前記計測値が前記条件を満たしている場合に(ステップS101でYes)、当該条件に対応して設定された前記監視対象に対する処理を実行し(ステップS102)、
前記監視対象に対する処理の実行状況を、予め設定されたスケジュールデータ内に記録する(ステップS103)。
本発明は、以上のように構成されることにより、監視対象から検出された計測値に応じて監視対象に対する処理を実行すると、かかる監視対象に対する処理の実行状況を、予め設定されたスケジュールデータ内に記録している。このため、計測値に応じて監視対象に対して実際に実行された処理の実行状況を記録しておくことができ、監視者は、監視対象に対する動作を適切に認識することができる。
なお、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
以上、上記実施形態等を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
なお、本発明は、日本国にて2019年3月19日に特許出願された特願2019−051169の特許出願に基づく優先権主張の利益を享受するものであり、当該特許出願に記載された内容は、全て本明細書に含まれるものとする。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における監視方法、監視装置、プログラムの構成の概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
監視対象から検出された計測値が、予め設定された条件を満たしているかを調べ、
前記計測値が前記条件を満たしている場合に、当該条件に対応して設定された前記監視対象に対する処理を実行し、
前記監視対象に対する処理の実行状況を、予め設定されたスケジュールデータ内に記録する、
監視方法。
(付記2)
付記1に記載の監視方法であって、
前記監視対象に対する処理が実行されている日時に対応させて、前記実行状況を前記スケジュールデータ内に記録する、
監視方法。
(付記3)
付記1又は2に記載の監視方法であって、
前記監視対象に対する処理の実行の開始時刻と終了時刻とに対応させて、前記実行状況を前記スケジュールデータ内に記録する、
監視方法。
(付記4)
付記1乃至3のいずれかに記載の監視方法であって、
前記監視対象に対する処理の実行が開始されたときに、当該実行が開始された開始時刻に対応させて前記スケジュールデータ内への前記実行状況の記録を開始し、前記監視対象に対する処理の実行が終了されたときに、当該実行が終了された終了時刻に対応させて前記スケジュールデータ内への前記実行状況の記録を終了する、
監視方法。
(付記5)
付記1乃至4のいずれかに記載の監視方法であって、
前記スケジュールデータ内に記録された前記実行状況に基づいて、後の前記監視対象に対する処理の実行を予測し、予測した前記監視対象に対する処理の実行予定を表す情報を前記スケジュールデータ内に記録する、
監視方法。
(付記6)
付記5に記載の監視方法であって、
前記スケジュールデータ内に記録された前記実行状況に含まれる日時に基づいて、後の前記監視対象に対する処理の実行を予測し、予測した前記監視対象に対する処理の実行予定を表す情報を前記スケジュールデータ内に記録する、
監視方法。
(付記7)
付記1乃至6のいずれかに記載の監視方法であって、
前記監視対象に対する処理を実行した結果、前記監視対象の動作が予め設定された前記監視対象の動作計画と異なる場合に、前記監視対象の動作と前記動作計画とに基づいて、当該動作計画を修正する、
監視方法。
(付記8)
付記7のいずれかに記載の監視方法であって、
前記監視対象に対する処理を実行した結果、前記監視対象の動作が現在の前記動作計画と異なる場合に、前記監視対象の動作と現在の前記動作計画とさらにその後に設定されている別の前記動作計画とに基づいて、当該別の動作計画を修正する、
監視方法。
(付記9)
監視対象から検出された計測値が、予め設定された条件を満たしているかを調べ、前記計測値が前記条件を満たしている場合に、当該条件に対応して設定された前記監視対象に対する処理を実行する制御部と、
前記監視対象に対する処理の実行状況を、予め設定されたスケジュールデータ内に記録する記録処理部と、
を備えた監視装置。
(付記10)
付記9に記載の監視装置であって、
前記記録処理部は、前記スケジュールデータ内に記録された前記実行状況に基づいて、後の前記監視対象に対する処理の実行を予測し、予測した前記監視対象に対する処理の実行予定を表す情報を前記スケジュールデータ内に記録する、
監視装置。
(付記11)
付記9又は10に記載の監視装置であって、
前記監視対象に対する処理を実行した結果、前記監視対象の動作が予め設定された前記監視対象の動作計画と異なる場合に、前記監視対象の動作と前記動作計画とに基づいて、当該動作計画を修正する計画部をさらに備えた、
監視装置。
(付記12)
情報処理装置に、
監視対象から検出された計測値が、予め設定された条件を満たしているかを調べ、前記計測値が前記条件を満たしている場合に、当該条件に対応して設定された前記監視対象に対する処理を実行する制御部と、
前記監視対象に対する処理の実行状況を、予め設定されたスケジュールデータ内に記録する記録処理部と、
を実現させるためのプログラム。
(付記13)
付記12に記載のプログラムであって、
前記情報処理装置に、
前記監視対象に対する処理を実行した結果、前記監視対象の動作が予め設定された前記監視対象の動作計画と異なる場合に、前記監視対象の動作と前記動作計画とに基づいて、当該動作計画を修正する計画部をさらに実現させるためのプログラム。
10 監視装置
11 計測部
12 学習部
13 制御部
14 記録処理部
15 計画部
16 計測データ記憶部
17 モデル記憶部
18 製造条件記憶部
19 スケジュールデータ記憶部
20 計画データ記憶部
P 監視対象
100 監視装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 プログラム群
105 記憶装置
106 ドライブ装置
107 通信インタフェース
108 入出力インタフェース
109 バス
110 記憶媒体
111 通信ネットワーク
121 制御部
122 記録処理部

Claims (12)

  1. 監視対象から検出された計測値が、予め設定された条件を満たしているかを調べ、
    前記計測値が前記条件を満たしている場合に、当該条件に対応して設定された前記監視対象に対する処理を実行し、
    前記監視対象に対する処理の実行状況を、予め設定されたスケジュールデータ内に記録する、
    監視方法。
  2. 請求項1に記載の監視方法であって、
    前記監視対象に対する処理が実行されている日時に対応させて、前記実行状況を前記スケジュールデータ内に記録する、
    監視方法。
  3. 請求項1又は2に記載の監視方法であって、
    前記監視対象に対する処理の実行の開始時刻と終了時刻とに対応させて、前記実行状況を前記スケジュールデータ内に記録する、
    監視方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の監視方法であって、
    前記監視対象に対する処理の実行が開始されたときに、当該実行が開始された開始時刻に対応させて前記スケジュールデータ内への前記実行状況の記録を開始し、前記監視対象に対する処理の実行が終了されたときに、当該実行が終了された終了時刻に対応させて前記スケジュールデータ内への前記実行状況の記録を終了する、
    監視方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の監視方法であって、
    前記スケジュールデータ内に記録された前記実行状況に基づいて、後の前記監視対象に対する処理の実行を予測し、予測した前記監視対象に対する処理の実行予定を表す情報を前記スケジュールデータ内に記録する、
    監視方法。
  6. 請求項5に記載の監視方法であって、
    前記スケジュールデータ内に記録された前記実行状況に含まれる日時に基づいて、後の前記監視対象に対する処理の実行を予測し、予測した前記監視対象に対する処理の実行予定を表す情報を前記スケジュールデータ内に記録する、
    監視方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の監視方法であって、
    前記監視対象に対する処理を実行した結果、前記監視対象の動作が予め設定された前記監視対象の動作計画と異なる場合に、前記監視対象の動作と前記動作計画とに基づいて、当該動作計画を修正する、
    監視方法。
  8. 請求項7のいずれかに記載の監視方法であって、
    前記監視対象に対する処理を実行した結果、前記監視対象の動作が現在の前記動作計画と異なる場合に、前記監視対象の動作と現在の前記動作計画とさらにその後に設定されている別の前記動作計画とに基づいて、当該別の動作計画を修正する、
    監視方法。
  9. 監視対象から検出された計測値が、予め設定された条件を満たしているかを調べ、前記計測値が前記条件を満たしている場合に、当該条件に対応して設定された前記監視対象に対する処理を実行する制御部と、
    前記監視対象に対する処理の実行状況を、予め設定されたスケジュールデータ内に記録する記録処理部と、
    を備えた監視装置。
  10. 請求項9に記載の監視装置であって、
    前記記録処理部は、前記スケジュールデータ内に記録された前記実行状況に基づいて、後の前記監視対象に対する処理の実行を予測し、予測した前記監視対象に対する処理の実行予定を表す情報を前記スケジュールデータ内に記録する、
    監視装置。
  11. 請求項9又は10に記載の監視装置であって、
    前記監視対象に対する処理を実行した結果、前記監視対象の動作が予め設定された前記監視対象の動作計画と異なる場合に、前記監視対象の動作と前記動作計画とに基づいて、当該動作計画を修正する計画部をさらに備えた、
    監視装置。
  12. 情報処理装置に、
    監視対象から検出された計測値が、予め設定された条件を満たしているかを調べ、前記計測値が前記条件を満たしている場合に、当該条件に対応して設定された前記監視対象に対する処理を実行する制御部と、
    前記監視対象に対する処理の実行状況を、予め設定されたスケジュールデータ内に記録する記録処理部と、
    を実現させるためのプログラムを記憶したコンピュータにて読み取り可能な記憶媒体。
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