JPWO2020152840A1 - 証明書認定システム、証明書認定方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、写真付証明書が本人の証明書であると認定することが容易な証明書認定システム、証明書認定方法及びプログラムを提供することを目的とする。【解決手段】写真付証明書が、ユーザ本人のものであると認定する証明書認定システム1は、ユーザの写真付証明書を撮影した第1画像を取得し、前記第1画像の正当性を判定し、前記正当性があると判定された第1画像に対応する写真付証明書と、前記ユーザとが同時に撮影された第2画像を取得し、前記第2画像における前記写真付証明書の写真の顔と、前記ユーザの顔とが一致するか否かを判定し、前記判定の結果、一致した場合、前記写真付証明書が前記ユーザ本人の証明書であると認定する。【選択図】図1

Description

本発明は、写真付証明書が、ユーザ本人のものであると認定する証明書認定システム、証明書認定方法及びプログラムに関する。
従来より、イベントへの参加時、酒や煙草の購入時、飲食店への入場時、携帯電話等の契約時、口座開設時等の様々なタイミングにおいて、本人確認を行うことが強化されており、本人確認を行う技術や、提示された証明書の真偽を確かめる技術が注目されている。
このような技術の一例として、写真付証明書と暗証番号とを利用して、本人確認を行う技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2007−323425号公報
しかしながら、証明書の偽造技術も日々進化しており、証明書の真偽を確かめる仕組みが社会的に求められている。特許文献1の構成でも、暗証番号入力する人物と、写真付証明書が示す人物とが同一人物であるか、この写真付証明書が偽造されたものではなく正当なものであるかといった認定を行うものではないことから、写真付証明書が、本当に本人の証明書であるかを認定することが困難であった。
本発明は、写真付証明書が本人の証明書であると認定することが容易な証明書認定システム、証明書認定方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
本発明は、写真付証明書が、ユーザ本人のものであると認定する証明書認定システムであって、
ユーザの写真付証明書を撮影した第1画像を取得する第1取得手段と、
前記第1画像の正当性を判定する第1判定手段と、
前記正当性があると判定された第1画像に対応する写真付証明書と、前記ユーザとが同時に撮影された第2画像を取得する第2取得手段と、
前記第2画像における前記写真付証明書の写真の顔と、前記ユーザの顔とが一致するか否かを判定する第2判定手段と、
前記判定の結果、一致した場合、前記写真付証明書が前記ユーザ本人の証明書であると認定する認定手段と、
を備えることを特徴とする証明書認定システムを提供する。
本発明によれば、写真付証明書が、ユーザ本人のものであると認定する証明書認定システムは、ユーザの写真付証明書を撮影した第1画像を取得し、前記第1画像の正当性を判定し、前記正当性があると判定された第1画像に対応する写真付証明書と、前記ユーザとが同時に撮影された第2画像を取得し、前記第2画像における前記写真付証明書の写真の顔と、前記ユーザの顔とが一致するか否かを判定し、前記判定の結果、一致した場合、前記写真付証明書が前記ユーザ本人の証明書であると認定する。
本発明は、システムのカテゴリであるが、方法及びプログラム等の他のカテゴリにおいても、そのカテゴリに応じた同様の作用・効果を発揮する。
本発明によれば、写真付証明書が本人の証明書であると認定することが容易な証明書認定システム、証明書認定方法及びプログラムを提供することが可能となる。
図1は、証明書認定システム1の概要を示す図である。 図2は、証明書認定システム1の全体構成図である。 図3は、コンピュータ10が実行する第1の証明書認定処理のフローチャートを示す図である。 図4は、コンピュータ10が実行する第2の証明書認定処理のフローチャートを示す図である。 図5は、コンピュータ10が実行する第2の証明書認定処理のフローチャートを示す図である。 図6は、コンピュータ10が実行する第1の提供処理のフローチャートを示す図である。 図7は、コンピュータ10が実行する第2の提供処理のフローチャートを示す図である。 図8は、第1画像の一例を模式的に示した図である。 図9は、第2画像の一例を模式的に示した図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
[証明書認定システム1の概要]
本発明の好適な実施形態の概要について、図1に基づいて説明する。図1は、本発明の好適な実施形態である証明書認定システム1の概要を説明するための図である。証明書認定システム1は、コンピュータ10から構成され、写真付証明書が、ユーザ本人のものであると認定するコンピュータシステムである。
なお、証明書認定システム1は、分散型台帳、ユーザが所持するユーザ端末(スマートフォンやタブレット端末等)、NFC(Near Field Communication)タグ等が含まれていてもよい。また、証明書認定システム1は、例えば、コンピュータ10等の1台のコンピュータで実現されてもよいし、クラウドコンピュータのように、複数のコンピュータで実現されてもよい。
分散型台帳は、分散型台帳技術により実現されるものであり、各ノードが共有して管理する台帳である。この分散型台帳は、データを一つの台帳として記録し、この台帳を各ノードが共有するものや、データを数珠繋ぎにブロックとして記録し、各ノードがこのブロックを共有するものである。
コンピュータ10は、ユーザ端末、NFCタグ、各ノードと公衆回線網等を介してデータ通信可能に接続されており、必要なデータの送受信を実行する。
コンピュータ10は、ユーザ端末等からユーザの写真付証明書を動画や静止画等で撮影した第1画像を取得する。写真付証明書は、例えば、運転免許証、パスポート、写真付住民基本台帳カード、マイナンバーカード、学生証、在留カード、障がい者手帳である。例えば、ユーザは、ユーザ端末が有する撮影装置により写真付証明書の第1画像を撮影し、撮影した第1画像をコンピュータ10に送信する。コンピュータ10は、ユーザ端末が送信した第1画像を受信することにより、第1画像を取得する。
なお、コンピュータ10は、取引の内容に応じて、更に異なるユーザの写真付証明書を動画や静止画等で撮影した第3画像を取得してもよい。取引の内容としては、例えば、住民票の取得や、銀行口座の開設、携帯電話の契約等の犯罪に用いられる可能性が存在するものが挙げられる。この場合、以下の説明において、第1画像に対して実行する処理に際して、第3画像に対しても同様の処理を実行することになる。
コンピュータ10は、第1画像の正当性を判定する。コンピュータ10は、画像解析により、第1画像における特徴点(形状、輪郭、色相等)や特徴量(画素値の平均、分散、ヒストグラム等の統計的な数値等)を抽出する。また、コンピュータ10は、文字認識により、文字列を認識する。コンピュータ10は、抽出した特徴点や特徴量及び認識した文字列に基づいて、第1画像における写真付証明書のフォーマット(レイアウト、フォント、形状、大きさ等)を特定する。コンピュータ10は、この特定したフォーマットに基づいて、第1画像における写真付証明書の正当性を判定する。
なお、コンピュータ10は、異なる種類の写真付証明書が撮影された第1画像を複数取得した場合、其々に対して、上述したような正当性を判定する。
コンピュータ10は、第1画像が正当なものであると判定した場合、この第1画像に対応する写真付証明書と、ユーザとを同時に撮影した動画や静止画等の第2画像を取得する。例えば、ユーザは、ユーザ端末が有する撮影装置により、写真付証明書と自身の顔とを同時に撮影し、撮影した第2画像をコンピュータ10に送信する。コンピュータ10は、ユーザ端末が送信した第2画像を受信することにより、第2画像を取得する。
なお、コンピュータ10は、複数の第1画像を取得していた場合、正当なものであると判定した第1画像に対応する写真付証明書と、ユーザとを同時に撮影した一又は複数の第2画像を取得する。このとき、其々の写真付証明書とユーザとを同時に撮影した複数の第2画像を取得してもよいし、複数の写真付証明書とユーザとを同時に撮影した一の第2画像を取得してもよい。
また、コンピュータ10は、この写真付証明書と、ユーザとが同時に複数の異なるアングルで撮影された動画や静止画等を第2画像として取得してもよい。この場合、ユーザは、ユーザ端末により、一の写真付証明書と、ユーザとを異なるアングルから複数の第2画像を撮影し、撮影した複数の第2画像をコンピュータ10に送信する。コンピュータ10は、ユーザ端末が送信した複数の第2画像を受信することにより、複数の第2画像を取得する。
コンピュータ10は、第2画像における写真付証明書の写真の顔と、ユーザの顔とが一致するか否かを判定する。コンピュータ10は、画像解析により、第2画像における特徴点や特徴量を抽出し、抽出した特徴点や特徴量に基づいて、其々の顔が一致するか否かを判定する。
なお、コンピュータ10は、複数の第1画像を取得した場合、其々の第1画像に対応する第2画像における写真の顔と、ユーザの顔とが一致するか否かを判定する。
また、コンピュータ10は、複数の異なるアングルで撮影された第2画像を取得した場合、全てのアングルにおいて、写真の顔とユーザの顔とが一致するか否かを判定する。
また、コンピュータ10は、特に、第2画像として動画を取得した場合、この第2画像におけるユーザの生体反応(返答、ジェスチャー、音声、動き等)があるか否かをさらに判定してもよい。
コンピュータ10は、判定の結果、写真の顔と、ユーザの顔とが一致した場合、撮影された写真付証明書が、このユーザ本人の証明書であると認定する。
なお、コンピュータ10は、生体反応を加味する場合、第2画像における写真の顔とユーザの顔とが一致することに加えて、生体反応がある場合、この写真付証明書が、このユーザ本人の証明書であると認定する。このようにすることにより、単純な静止画を比較する場合と比較して、より不正利用が困難なものとなる。
また、コンピュータ10は、認定の結果を、分散型台帳に記録し、外部(企業や店舗や施設等)に提供することも可能である。このようにすることにより、分散型台帳に記録された結果、改竄不可能な認定の結果を、外部に提供することが容易となる。さらに、外部が、認定の結果を取得することにより、外部は、ユーザの本人確認を行うことも容易となるとともに、ユーザは、本人確認の手間を簡易なものとすることも容易となる。
証明書認定システム1が実行する処理の概要について説明する。
コンピュータ10は、ユーザの写真付証明書を動画や静止画等で撮影した第1画像を取得する(ステップS01)。ユーザは、ユーザ端末により、写真付証明書を第1画像として撮影し、撮影した第1画像をコンピュータ10に送信する。コンピュータ10は、この第1画像を受信することにより、ユーザが撮影した第1画像を取得する。
コンピュータ10は、第1画像の正当性を判定する(ステップS02)。コンピュータ10は、画像解析により、第1画像における特徴点や特徴量を抽出する。また、コンピュータ10は、文字認識により、第1画像における文字列を認識する。コンピュータ10は、抽出した特徴点や特徴量及び認識した文字列に基づいて、第1画像における写真付証明書の種類及びフォーマットを特定する。コンピュータ10は、第1画像における文字認識の結果として、この写真付証明書の種類を特定する。コンピュータ10は、この写真付証明書における特定の文字列(例えば「運転免許証」、「住民基本台帳カード」、「個人番号カード」といった種類を特定可能な文字列)を特定し、この写真付証明書の種類を特定する。コンピュータ10は、特定した写真付証明書の種類に基づいて、この写真付証明書のフォーマットを特定する。コンピュータ10は、種類に基づいて特定したフォーマットと、抽出した特徴点や特徴量に基づいて特定したフォーマットとを比較し、この写真付証明書の正当性を判定する。
コンピュータ10は、第1画像が正当なものであると判定した場合、この第1画像に対応する写真付証明書と、ユーザとを同時に撮影した動画や静止画等の第2画像を取得する(ステップS03)。ユーザは、ユーザ端末により、第1画像として撮影した写真付証明書と、自身(少なくとも顔)とを同時に撮影し、撮影した第2画像をコンピュータ10に送信する。コンピュータ10は、この第2画像を受信することにより、ユーザが撮影した第2画像を取得する。このとき、例えば、コンピュータ10は、第1画像を送信したユーザ端末に対して、この写真付証明書とユーザ自身とを同時に撮影するように促すメッセージ等を送信し、これを受けてユーザは、第2画像を撮影する。
コンピュータ10は、第2画像における写真付証明書の写真の顔と、ユーザの顔とが一致するか否かを判定する(ステップS04)。コンピュータ10は、画像解析により、第2画像における特徴点や特徴量を抽出する。コンピュータ10は、抽出した特徴点や特徴量に基づいて、写真の顔と、ユーザの顔との其々の顔を特定する。コンピュータ10は、この其々の顔が一致するか否かを判定する。
コンピュータ10は、判定の結果、写真付証明書の写真の顔と、ユーザの顔とが一致した場合、撮影された写真付証明書が、このユーザ本人の証明書であると認定する(ステップS05)。コンピュータ10は、写真付証明書に記載されたこのユーザの顔写真、名前、生年月日、年齢、性別、住所等を認定する。
以上が、証明書認定システム1の概要である。
[証明書認定システム1のシステム構成]
図2に基づいて、本発明の好適な実施形態である証明書認定システム1のシステム構成について説明する。図2は、本発明の好適な実施形態である証明書認定システム1のシステム構成を示す図である。図2において、証明書認定システム1は、コンピュータ10から構成され、写真付証明書が、ユーザ本人のものであると認定するコンピュータシステムである。
コンピュータ10は、ユーザ端末、NFCタグ、各ノードと公衆回線網等を介してデータ通信可能に接続されており、必要なデータの送受信を実行する。
なお、証明書認定システム1は、図示していないユーザ端末、NFCタグ、各ノード等、その他の端末や装置類が含まれていてもよい。また、証明書認定システム1は、例えば、コンピュータ10等の1台のコンピュータで実現されてもよいし、クラウドコンピュータのように、複数のコンピュータで実現されてもよい。
コンピュータ10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、通信部として、他の端末や装置等と通信可能にするためのデバイス、例えば、IEEE802.11に準拠したWi―Fi(Wireless―Fidelity)対応デバイス等を備える。また、コンピュータ10は、記録部として、ハードディスクや半導体メモリ、記録媒体、メモリカード等によるデータのストレージ部を備える。また、コンピュータ10は、処理部として、各種処理を実行する各種デバイス等を備える。
コンピュータ10において、制御部が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部と協働して、第1画像取得モジュール20、第2画像要求モジュール21、第2画像取得モジュール22、台帳記録モジュール23、第3画像要求モジュール24、第3画像取得モジュール25、提供要求取得モジュール26、提供用データ取得モジュール27、データ提供モジュール28を実現する。また、コンピュータ10において、制御部が所定のプログラムを読み込むことにより、記録部と協働して、記録モジュール30を実現する。また、コンピュータ10において、制御部が所定のプログラムを読み込むことにより、処理部と協働して、解析モジュール40、正当性判定モジュール41、顔一致判定モジュール42、生体反応判定モジュール43、認定モジュール44、取引内容判定モジュール45を実現する。
[第1の証明書認定処理]
図3に基づいて、証明書認定システム1が実行する第1の証明書認定処理について説明する。図3は、コンピュータ10が実行する第1の証明書認定処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
はじめに、第1画像取得モジュール20は、ユーザの写真付証明書を動画や静止画等で撮影した第1画像を取得する(ステップS10)。ステップS10において、第1画像取得モジュール20は、ユーザが、ユーザ端末により撮影した写真付証明書を第1画像として取得する。このとき、ユーザは、ユーザ端末が有する撮影装置(撮影用アプリも含む)により、写真付証明書の第1画像を撮影する。ユーザ端末は、この撮影した第1画像と、ユーザの識別子(所定のID、名称、ユーザ端末のMACアドレス等のユーザを一意に特定可能な情報)とを第1画像データとして、コンピュータ10に送信する。第1画像取得モジュール20は、この第1画像データを受信する。その結果、コンピュータ10は、第1画像及び第1画像を送信したユーザの識別子を取得することになる。写真付証明書の例としは、上述したものが挙げられる。
解析モジュール40は、第1画像を解析する(ステップS11)。ステップS11において、解析モジュール40は、画像解析により、第1画像における特徴点や特徴量を抽出する。また、解析モジュール40は、文字認識により、第1画像における文字を認識する。解析モジュール40は、解析の結果に基づいて、第1画像に写っている写真付証明書の種類及びフォーマットを特定する。例えば、解析モジュール40は、文字認識の結果に基づいて、この写真付証明書に存在する特定の文字列(例えば「運転免許証」、「住民基本台帳カード」、「個人番号カード」といった種類を特定可能な文字列)を認識する。解析モジュール40は、認識したこの特定の文字列に基づいて、この写真付証明書の種類を特定する。また、解析モジュール40は、この写真付証明書に含まれるその他の文字列(例えば、氏名、生年月日、住所、交付年月日、有効期間、所定の桁数の番号、交付者の名称)やこの文字列のフォント等を特定する。また、解析モジュール40は、抽出した特徴点や特徴量に基づいて、この写真付証明書のレイアウト、形状、大きさ等を特定する。また、解析モジュール40は、その他の解析方法により、それ以外の内容を適宜特定する。
図8に基づいて、解析モジュール40が実行する第1画像の解析内容について説明する。図8は、第1画像の一例を模式的に示した図である。図8において、第1画像100には、写真付証明書110が存在する。解析モジュール40は、この第1画像100を解析することにより、特定の文字列として、「運転免許証」を特定する。また、解析モジュール40は、その他の文字列として、「氏名」が「日本太郎」、「生年月日」が「昭和40年1月1日」、「住所」が「東京都千代田区霞が関2−1−2」、「交付年月日」が「平成30年1月10日 12345」、「所定の桁数の番号」が「第012345678900号」、「交付者の名称」が「〇〇〇公安委員会」であることを特定する。また、解析モジュール40は、これらの文字列のフォントを特定する。また、解析モジュール40は、解析することにより、この写真付証明書の顔写真、レイアウト、形状、大きさ等を特定する。解析モジュール40は、レイアウトとして、例えば、顔写真、氏名、生年月日、住所、交付年月日、所定の桁数の番号、交付者の名称の其々の位置、順番、並び、各項目の枠、余白等を特定する。また、解析モジュール40は、形状として、例えば、概形を特定する。また、解析モジュール40は、大きさとして、例えば、アスペクト比、面積を特定する。
正当性判定モジュール41は、第1画像における特定した写真付証明書の種類及びフォーマットに基づいて、第1画像の正当性を判定する(ステップS12)。ステップS12において、正当性判定モジュール41は、予め記録モジュール30が記録する写真付証明書の種類と、フォーマットとを対応付けた証明書データベースに基づいて、第1画像の正当性を判定する。正当性判定モジュール41は、解析モジュール40が特定した写真付証明書の種類及びフォーマットと、証明書データベースとを比較することにより、第1画像における写真付証明書の正当性を判定する。正当性判定モジュール41は、解析モジュール40が特定した写真付証明書の種類に基づいて、証明書データベースにおいて対応する写真付証明書のフォーマットを特定する。正当性判定モジュール41は、解析の結果特定した写真付証明書のフォーマットと、証明書データベースに記録されたこの写真付証明書の種類に対応するフォーマットとを比較し、一致するか否かを判定する。
なお、上述したステップS10−S12において、コンピュータ10は、一の第1画像を取得するものとして説明しているが、複数の第1画像を取得する構成であってもよい。この場合、第1画像取得モジュール20は、ステップS10の処理と同様の処理により、複数の第1画像を取得する。解析モジュール40は、其々の第1画像に対して、ステップS11の処理と同様の処理を実行し、其々の第1画像に存在する写真付証明書の種類及びフォーマットを特定する。正当性判定モジュール41は、其々の第1画像に対して、ステップS12の処理と同様の処理を実行し、其々の第1画像における正当性を判定する。
ステップS12において、正当性判定モジュール41は、第1画像に存在する写真付証明書は、正当性がないと判定した場合(ステップS12 NO)、すなわち、フォーマットが一致しない場合(それに加えて、写真付証明書が第1画像に存在していない、写真付証明書が第1画像に一部しか存在していない又は画像が不鮮明のために種類やフォーマットが特定できなかった等の解析モジュール40による解析結果が満足に得られなかった場合も含む)、第1画像取得モジュール20は、再度、写真付証明書を撮影するよう促す通知をユーザ端末に送信する(ステップS13)。ステップS13において、第1画像取得モジュール20は、第1画像データに含まれるユーザの識別子に基づいて、このユーザのユーザ端末を特定し、特定したユーザ端末に、この通知を送信する。この通知の例としては、正当性がないことを示すメッセージ、再度写真付証明書の第1画像を撮影を促すメッセージ及び撮影した第1画像をコンピュータ10に送信するメッセージ等のメッセージや、撮影装置(撮影用アプリケーションも含む)を起動させる起動コマンドを含むものである。第1画像取得モジュール20は、この通知を、ユーザ端末に表示させる(上述したメッセージを表示させる及び/又は撮影装置を起動させる)ことにより、ユーザ端末に通知を表示させる。例えば、第1画像取得モジュール20は、写真付証明書が一部しか存在していない場合、この写真付証明書の全体を撮影するように指示するメッセージを、ユーザ端末に送信し、ユーザ端末にこのメッセージを表示させる。コンピュータ10は、その結果、再度上述したステップS10の処理を実行することになる。
ここで、コンピュータ10は、再度取得した第1画像に、正当性がないと判定した場合、本処理を終了する。本明細書では、記載を簡略化するために、この点についての図示については省略する。
なお、コンピュータ10が複数の第1画像を取得していた場合、正当性判定モジュール41は、正当性がないと判定した第1画像に対して、上述したステップS13の処理を実行することになる。
一方、ステップS12において、正当性判定モジュール41は、第1画像に存在する写真付証明書は、正当性があると判定した場合(ステップS12 YES)、すなわち、フォーマットが一致した場合、第2画像要求モジュール21は、第1画像に対応する写真付証明書と、ユーザとを同時に撮影した動画や静止画等の第2画像の取得要求をユーザ端末に送信する(ステップS14)。ステップS14において、第2画像要求モジュール21は、第1画像データに含まれるユーザの識別子に基づいて、この取得要求を送信するユーザ端末を特定し、特定したユーザ端末に、取得要求を送信する。この取得要求には、第1画像に存在する写真付証明書と、ユーザ自身とを同時に撮影するように促すメッセージ及び/又は撮影用装置の起動コマンドが含まれる。第2画像要求モジュール21は、この取得要求に基づいて、この通知を、ユーザ端末を表示させる(上述したメッセージを表示させる及び/又は起動コマンドに基づいて撮影用装置を起動させる)ことにより、ユーザ端末に通知を表示させる。
なお、上述したステップS10−S14の処理は、省略することも可能である。この場合、後述するステップS16の処理に際して、解析モジュール40は、上述したステップS11及びS12の処理を併せて実行する構成とすればよい。すなわち、解析モジュール40は、第2画像を解析する際、画像解析及び文字認識等を実行し、この第2画像に存在する写真付証明書の種類及びフォーマットを特定する。正当性判定モジュール41は、この特定した写真付証明書の種類及びフォーマットと、証明書データベースとを比較することにより、この写真付証明書の正当性を判定する。正当性判定モジュール41は、この写真付証明書が正当なものであると判定した場合、後述するステップS17の処理を実行すればよい。一方、正当性判定モジュール41は、この写真付証明書が正当なものではないと判定した場合(例えば、この写真付証明書のサイズや解像度が不十分なものであるため、解析モジュール40による十分な解析ができずに、判断が困難な場合)、第1画像取得モジュール20は、第1画像を撮影するよう促す通知をユーザ端末に送信する。この通知の例としては、上述したステップS13の処理における通知と類似するものであり、第1画像の撮影を促すメッセージ及び撮影した第1画像をコンピュータ10に送信するメッセージ等のメッセージや、撮影装置を起動させるコマンドを含むものである。第1画像取得モジュール20は、この通知を、ユーザ端末に表示させる(上述したメッセージを表示させる及び/又は撮影装置を起動させる)ことにより、ユーザ端末に通知を表示させる。コンピュータ10は、その結果、上述したステップS10以降の処理を実行する構成となる。
ユーザは、取得要求に基づいて、ユーザ端末が有する撮影装置により、写真付証明書と、自身とを同時に第2画像として撮影する。ユーザ端末は、この撮影した第2画像と、ユーザの識別子とを第2画像データとして、コンピュータ10に送信する。
第2画像取得モジュール22は、この第1画像に対応する写真付証明書と、ユーザとを同時に撮影した動画や静止画等の第2画像を取得する(ステップS15)。ステップS15において、第2画像取得モジュール22は、ユーザ端末が送信した第2画像データを受信する。その結果、コンピュータ10は、第2画像及び第2画像を送信したユーザの識別子を取得することになる。
解析モジュール40は、第2画像を解析する(ステップS16)。ステップS16において、解析モジュール40は、画像解析により、第2画像における特徴点や特徴量を抽出する。解析モジュール40は、抽出した特徴点や特徴量に基づいて、写真付免許証の写真の顔と、ユーザの顔とを其々特定する。解析モジュール40は、特定した写真の顔及びユーザの顔における、其々の目、鼻、口端等の位置を特定する。また、解析モジュール40は、第2画像が動画である場合、抽出した特徴点や特徴量に基づいて、このユーザの動き等を特定する。また、解析モジュール40は、第2画像が動画である場合、ユーザが発した音声を音声認識し、このユーザの音声を特定する。
図9に基づいて、解析モジュール40が実行する第2画像の画像解析について説明する。図9は、第2画像の一例を模式的に示す図である。図9において、第2画像200には、写真付証明書210、ユーザ220が存在する。解析モジュール40は、この第2画像を解析することにより、この写真付証明書210に存在する写真の顔230及びユーザの顔240を特定する。解析モジュール40は、写真の顔230における目、鼻、口端等の位置を特定する。また、解析モジュール40は、ユーザの顔240における目、鼻、口端等の位置を特定する。
顔一致判定モジュール42は、第2画像における写真付証明書の写真の顔と、ユーザの顔とが一致するか否かを判定する(ステップS17)。ステップS17において、顔一致判定モジュール42は、特定した写真の顔230における目、鼻、口端等の位置と、ユーザの顔240における目、鼻、口端等の位置とを比較し、一致するか否かを判定する。このとき、顔一致判定モジュール42は、特定者写真の顔230の大きさやサイズと、ユーザの顔240の大きさやサイズとの比率を加味したうえで、其々を比較する。
ステップS17において、顔一致判定モジュール42は、一致しないと判定した場合(ステップS17 NO)、第2画像要求モジュール21は、再度、上述したステップS14の処理を実行する。このとき、第2画像要求モジュール21は、写真付証明書と、ユーザ自身とを同時に撮影するように促すメッセージとして、顔が一致しなかったこと、画像の解像度が不適切であったこと、画像が不鮮明であったこと等を含めることになる。
なお、上述したステップS15−17の処理において、コンピュータ10は、一の第22画像を取得するものとして説明しているが、複数の第2画像を取得する構成であってもよい。この場合、第2画像取得モジュール22は、正当性があると判定した複数の第1画像に対応する複数の第2画像を取得する場合及び/又は正当性があると判定した一の第1画像に対応する複数の第2画像を取得する場合がある。
例えば、第2画像取得モジュール22が、複数の第1画像に対応する複数の第2画像を取得した場合、コンピュータ10は、其々の第2画像に対して、上述したステップS15−17の処理を実行する。コンピュータ10は、全ての第2画像における写真付証明書の写真の顔と、ユーザの顔とが一致した場合、後述するステップS18の処理を実行する。コンピュータ10は、写真付証明書の写真の顔とユーザの顔とが一致しない第2画像に対して、再度上述したステップS14の処理を実行する。
また、例えば、第2画像取得モジュール22は、一の第1画像に対応する複数の第2画像を取得した場合、第2画像取得モジュール22は、この第1画像に存在する写真付証明書と、ユーザとが同時に複数の異なるアングルで撮影された第2画像を取得する。この場合、コンピュータ10は、其々の第2画像に対して、上述したステップS15−17の処理を実行する。コンピュータ10は、全てのアングルで、第2画像における写真付証明書の写真の顔と、ユーザの顔とが一致した場合、後述するステップS18の処理を実行する。コンピュータ10は、写真付証明書の写真の顔とユーザの顔とが一致しないアングルの第2画像に対して、再度、上述したステップS14の処理を実行する。あるいは、コンピュータ10は、一致しないアングル以外のアングルの第2画像をステップS14の処理で要求する。
一方、ステップS17において、顔一致判定モジュール42は、一致すると判定した場合(ステップS17 YES)、生体反応判定モジュール43は、第2画像において、ユーザの生体反応(返答、ジェスチャー、音声、動き等)の有無を判定する(ステップS18)。ステップS18において、生体反応判定モジュール43は、解析モジュール40の解析結果に基づいて、第2画像が動画である場合、予め設定された生体反応や取得要求に含まれる所定の生体反応を示すよう指示するメッセージに対応する生体反応が有るか否かを判定する。
なお、ステップS18の処理は、省略することも可能である。例えば、第2画像が静止画である場合、本処理は省略される。また、第2画像が動画であっても省略してもよい。ステップS18の処理を省略した場合、コンピュータ10は、ステップS17の処理の後に、後述するステップS19の処理を実行する。
ステップS18において、生体反応判定モジュール43は、生体反応がないと判定した場合(ステップS18 NO)、コンピュータ10は、本処理を終了する。なお、コンピュータ10は、上述したステップS14の処理を実行する構成であってもよい。このとき、第2画像要求モジュール21は、取得要求に所定の生体反応を行うよう促すメッセージを含めてもよい。
一方、ステップS18において、生体反応判定モジュール43は、生体反応があると判定した場合(ステップS18 YES)、認定モジュール44は、この写真付証明書がユーザ本人の証明書であると認定する(ステップS19)。ステップS19において、認定モジュール44は、第1画像として取得した写真付証明書がこのユーザ本人のものであることを認定する。認定モジュール44は、この認定に合わせて、取得した第1画像データ及び第2画像データにおけるユーザの識別子と、解析の結果特定したこの写真付証明書に貼付及び記載された、このユーザの顔写真、名前、生年月日、年齢、性別、住所等を認定データとして発行する。
なお、コンピュータ10は、複数の第1画像を取得し、これらの第1画像に対応する第2画像の其々に対して上述したステップS17及びステップS18の処理を実行した結果、顔が一致し、生体反応があると判定した数に応じて(生体反応の処理を省略する場合、顔が一致したと判定した数)、認定の信頼度を高くする構成であってもよい。ここでの信頼度とは、例えば、各写真付証明書の発行日が異なっている場合に、少なくとも同じ顔写真であることを意味し、信頼度が高い程、この認定データが現在のユーザ本人の状況と一致することを意味することになる。すなわち、信頼度が高い程、ユーザ本人の状況に即したものであるため、より厳正な本人確認が必要なもの(例えば、住民票の取得、銀行口座の開設、携帯電話の契約といった犯罪に用いることも可能なもの)でも用いることが容易となる。
台帳記録モジュール23は、認定の結果を、分散型台帳に記録する(ステップS20)。ステップS20において、台帳記録モジュール23は、上述した分散型台帳技術に基づいて、認定の結果として、第1画像及び第2画像に存在する写真付証明書がユーザ本人のものであることを示す認定結果と、認定データとを分散型台帳に記録する。
以上が、第1の証明書認定処理である。
[第2の証明書認定処理]
図4及び図5に基づいて、証明書認定システム1が実行する第2の証明書認定処理について説明する。図4及び図5は、コンピュータ10が実行する第2の証明書認定処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する各処理について、本処理に併せて説明する。なお、上述した第1の証明書認定処理と同様の処理については、その詳細な説明は省略する。
はじめに、第1画像取得モジュール20は、第1画像を取得する(ステップS30)。ステップS30の処理は、上述したステップS10の処理と同様である。
解析モジュール40は、第1画像を解析する(ステップS31)。ステップS31の処理は、上述したステップS11の処理と同様である。
正当性判定モジュール41は、第1画像の正当性を判定する(ステップS32)。ステップS32の処理は、上述したステップS12の処理と同様である。
ステップS32において、正当性判定モジュール41は、正当性がないと判定した場合(ステップS32 NO)、第1画像取得モジュール20は、再度、写真付証明書を撮影するよう促す通知をユーザ端末に送信する(ステップS33)。ステップS33の処理は、上述したステップS13の処理と同様である。
一方、ステップS32において、正当性判定モジュール41は、正当性があると判定した場合(ステップS32 YES)、取引内容特定モジュール45は、取引の内容が重要なものであるか否かを判定する(ステップS34)。ステップS34において、取引内容特定モジュール45は、予めユーザから今回の写真付証明書の認定結果を用いる取引内内容を取得しておき、この取得した取引内容が重要なものであるか否かを判定する。取引内容が重要なものとは、例えば、犯罪に用いられる可能性が存在するものが挙げられる。このようなものの例として、上述したような、住民票の取得、銀行口座の開設、携帯電話の契約が挙げられる。
なお、上述したステップS34の処理は、上述したステップS30に先駆けて実行する構成であってもよい。この場合、上述したステップS32の後に、後述するステップS35の処理を実行する構成であればよい。
ステップS34において、取引内容判定モジュール45は、取引の内容が重要なものではないと判定した場合(ステップS34 NO)、コンピュータ10は、上述したステップS14以降の処理を実行する。なお、本処理における説明では、記載の簡略化を目的とするため、この場合、本処理を終了するものとして記載し、図示も同様の理由で、本処理を終了するものとして記載する。
一方、ステップS33において、取引内容判定モジュール45は、取引の内容が重要なものであると判定した場合(ステップS34 YES)、第3画像要求モジュール24は、第1画像に存在する写真付証明書とは異なる写真付証明書を撮影した動画や静止画等の第3画像の取得要求をユーザ端末に送信する(ステップS35)。ステップS35において、第3画像要求モジュール24は、第1画像データに含まれるユーザの識別子に基づいて、この取得要求を送信するユーザ端末を特定し、特定したユーザ端末に第3画像の取得要求を送信する。この取得要求には、第1画像に存在する写真付証明書とは異なる写真付証明書を撮影するように促すメッセージ及び/又は撮影用装置の起動コマンドが含まれる。第3画像要求モジュール24は、この取得要求に基づいて、この通知を、ユーザ端末に表示させる(上述したメッセージを表示させる及び/又は起動コマンドに基づいて撮影用装置を起動させる)ことにより、ユーザ端末に通知を表示させる。
ユーザは、取得要求に基づいて、ユーザ端末が有する撮影装置により、写真付証明書を第3画像として撮影する。ユーザ端末は、この撮影した第3画像と、ユーザの識別子とを第3画像データとして、コンピュータ10に送信する。
第3画像取得モジュール25は、第1画像に存在する写真付証明書と異なる写真付証明書の第3画像を取得する(ステップS36)。ステップS36において、第3画像取得モジュール25は、ユーザ端末が送信した第3画像データを受信する。その結果、コンピュータ10は、第3画像及び第3画像を送信したユーザの識別子を取得することになる。
解析モジュール40は、第3画像を解析する(ステップS37)。ステップS37の処理は、上述したステップS11の処理と同様である。
正当性判定モジュール41は、第3画像の正当性を判定する(ステップS38)。ステップS38の処理は、上述したステップS12の処理と同様である。
ステップS38において、正当性判定モジュール41は、正当性がないと判定した場合(ステップS38 NO)、第3画像要求モジュール24は、再度、第1画像に存在する写真付証明書とは異なる写真付証明書を撮影するよう促す通知をユーザ端末に送信する(ステップS39)。ステップS39の処理は、上述したステップS13の処理と同様であり、第1画像に替えて第3画像を撮影するよう促す通知をユーザ端末に送信する処理である。
一方、ステップS38において、正当性判定モジュール41は、第3画像に存在する写真付証明書は、正当性があると判定した場合(ステップS38 YES)、第2画像要求モジュール21は、第1画像及び第3画像に対応する写真付証明書と、ユーザとを同時に撮影した動画や静止画等の第2画像の取得要求をユーザ端末に送信する(ステップS40)。ステップS40の処理は、上述したステップS14の処理と略同様であるが、第2画像要求モジュール21は、第1画像に対応する第2画像と、第3画像に対応する第2画像の其々の取得要求をユーザ端末に送信する。
なお、上述したステップS30−S40の処理は、上述した第1の証明書認定処理と同様に省略することも可能である。この場合、上述した第1の証明書認定処理と同様に、第2画像に対して、上述したステップS30−S40に該当する処理を実行することになる。
ユーザは、取得要求に基づいて、ユーザ端末が有する撮影装置により、写真付証明書と、自身とを同時に第2画像として撮影する。ユーザ端末は、この撮影した第2画像と、ユーザの識別子とを第2画像データとして、コンピュータ10に送信する。
第2画像取得モジュール22は、この第1画像及び第3画像に対応する写真付証明書と、ユーザとを同時に撮影した動画や静止画等の第2画像を取得する(ステップS41)。ステップS41の処理は、上述したステップS15の処理と同様である。
解析モジュール40は、第2画像を解析する(ステップS42)。ステップS42の処理は、上述したステップS16の処理と同様である。
顔一致判定モジュール42は、第2画像における写真付証明書の写真の顔と、ユーザの顔とが一致するか否かを判定する(ステップS43)。ステップS43の処理は、上述したステップS17の処理と同様である。
ステップS43において、顔一致判定モジュール42は、一致しないと判定した場合(ステップS43 NO)、第2画像要求モジュール21は、再度、上述したステップS40の処理を実行する。このとき、第2画像要求モジュール21は、写真付証明書と、ユーザ自身とを同時に撮影するように促すメッセージとして、顔が一致しなかったこと、画像の解像度が不適切であったこと、画像が不鮮明であったこと等を含めることになる。このとき、この判定は、第1画像又は第3画像に対応する第2画像の何れか又は双方が、一致しないと判定した場合に該当する。
ステップS43において、顔一致判定モジュール42は、一致したと判定した場合(ステップS43 YES)、生体反応判定モジュール43は、第2画像において、ユーザの生体反応の有無を判定する(ステップS44)。ステップS44の処理は、上述したステップS18の処理と同様である。
ステップS44において、生体反応判定モジュール43は、生体反応がないと判定した場合(ステップS44 NO)、コンピュータ10は、本処理を終了する。このとき、この判定は、第1画像又は第3画像に対応する第2画像の何れか又は双方が、生体反応がないと判定した場合に該当する。なお、コンピュータ10は、上述したステップS14の処理を実行する構成であってもよい。このとき、第2画像要求モジュール21は、取得要求に所定の生体反応を行うよう促すメッセージを含めてもよい。
一方、ステップS44において、生体反応判定モジュール43は、生体反応があると判定した場合(ステップS44 YES)、認定モジュール44は、これらの写真付証明書がユーザ本人の証明書であると認定する(ステップS45)。ステップS45の処理は、上述したステップS19の処理と同様である。認定モジュール44は、この認定に併せて、取得した第1画像データ、第2画像データ及び第3画像データにおけるユーザの識別子と、解析の結果特定したこの写真付証明書に貼付及び記載されたこのユーザの顔写真、名前、生年月日、年齢、性別、住所等を認定データとして発行する。
台帳記録モジュール23は、認定の結果を、分散型台帳に記録する(ステップS46)。ステップS46の処理は、上述したステップS20の処理と同様である。
以上が、第2の証明書認定処理である。
[第1の提供処理]
図6に基づいて、証明書認定システム1が実行する第1の提供処理について説明する。図6は、コンピュータ10が実行する第1の提供処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
提供要求取得モジュール26は、外部(企業、店舗、施設等)からの認定結果の提供要求を取得する(ステップS50)。ステップS50において、提供要求取得モジュール26は、提供要求として、対象とするユーザの識別子及びこのユーザの認定データの内容などを取得する。認定データの内容としては、上述した認定データのうち、外部が必要とする認定データの種類や名称等や、認定結果そのものである。
提供用データ取得モジュール27は、提供要求に基づいたユーザの識別子に対応付けられた認定データを、分散型台帳から取得する(ステップS51)。ステップS51において、提供用データ取得モジュール27は、提供要求に含まれるユーザの識別子を特定し、分散型台帳に記録された認定データを、この特定したユーザの識別子に基づいて特定する。提供用データ取得モジュール27は、この特定した認定データを、分散型台帳から取得する。
データ提供モジュール28は、取得した認定データを、外部に提供する(ステップS52)。ステップS52において、データ提供モジュール28は、このユーザの識別子と、取得した認定データとを、外部に提供する。このとき、コンピュータ10は、この認定データを提供した対価(金銭、サービス等)を受け付けてもよい。
以上が、第1の提供処理である。
[第2の提供処理]
図7に基づいて、証明書認定システム1が実行する第2の提供処理について説明する。図7は、コンピュータ10が実行する第2の提供処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
提供要求取得モジュール26は、ユーザ端末から認定結果の提供要求を取得する(ステップS60)。ステップS60において、提供要求取得モジュール26は、ユーザの識別子と、所望する認定データの種類(顔写真、名前、生年月日、年齢、性別、住所等)とを含んだ提供要求を取得する。ユーザは、ユーザ端末により、自身が所望する認定データの種類を入力する等により指定し、指定した認定データと、ユーザの識別子と、提供先のNFCタグの識別子とを、提供要求として、コンピュータ10に送信する。提供要求取得モジュール26は、この提供要求を受信することにより、取得する。
提供用データ取得モジュール27は、提供要求に基づいたユーザの識別子に対応付けられた認定データを、分散型台帳から取得する(ステップS61)。ステップS61において、提供用データ取得モジュール27は、提供要求に含まれるユーザの識別子を特定し、分散型台帳に記録された認定データを、この特定したユーザの識別子に基づいて特定する。提供用データ取得モジュール27は、特定した認定データのうち、ユーザが指定した認定データを、分散型台帳から取得する。このとき、提供用データ取得モジュール27は、ユーザが指定しているか否かに関わらず、少なくとも顔写真、性別に該当する認定データを、分散型台帳から取得する。
データ提供モジュール28は、取得した認定データを、NFCタグに送信する(ステップS62)。ステップS62において、データ提供モジュール28は、提供要求に含まれるNFCタグの識別子に基づいて、提供先のNFCタグを特定し、特定したNFCタグに取得した有効期限を設けた認定データを送信する。NFCタグは、この認定データを受信し、受信した認定データを読み取り可能な状態で記録する。このとき、この認定データが、有効期限を超過した場合、データ提供モジュール28は、このNFCタグに、認定データの削除コマンドを送信する。NFCタグは、この削除コマンドを受信し、この削除コマンドに応じて、自身が記録した認定データを削除する。あるいは、NFCタグが、有効期限を超過したと判定した場合、自動的に、この有効期限が設定された認定データを削除する。
ユーザは、このNFCタグを、店舗や施設等で提示することにより、自身が所望する認定データを提示することが可能となる。例えば、クラブイベントや飲酒等の証明時に、このNFCタグを用いることで、顔写真、性別及び年齢のような特定の認定データを提示することが可能となり、個人情報を不必要に提示する必要性を抑制することが可能となる。
また、NFCタグに記録する認定データに、有効期限を設けることにより、このNFCタグの紛失や盗難等によるトラブルのリスクを軽減することが可能となる。
以上が、第2の提供処理である。
上述した手段、機能は、コンピュータ(CPU、情報処理装置、各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。プログラムは、例えば、コンピュータからネットワーク経由で提供される(SaaS:ソフトウェア・アズ・ア・サービス)形態で提供される。また、プログラムは、例えば、フレキシブルディスク、CD(CD−ROMなど)、DVD(DVD−ROM、DVD−RAMなど)等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記録装置又は外部記録装置に転送し記録して実行する。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記録装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記録装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 証明書認定システム、10 コンピュータ

Claims (8)

  1. 写真付証明書が、ユーザ本人のものであると認定する証明書認定システムであって、
    ユーザの写真付証明書を撮影した第1画像を取得する第1取得手段と、
    前記第1画像の正当性を判定する第1判定手段と、
    前記正当性があると判定された第1画像に対応する写真付証明書と、前記ユーザとが同時に撮影された第2画像を取得する第2取得手段と、
    前記第2画像における前記写真付証明書の写真の顔と、前記ユーザの顔とが一致するか否かを判定する第2判定手段と、
    前記判定の結果、一致した場合、前記写真付証明書が前記ユーザ本人の証明書であると認定する認定手段と、
    を備えることを特徴とする証明書認定システム。
  2. 前記認定の結果を、分散型台帳に記録する記録手段と、
    前記記録した認定の結果を、外部に提供する提供手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の証明書認定システム。
  3. 前記第1判定手段は、前記第1取得手段が、異なる前記写真付証明書を撮影した複数の第1画像を取得した場合、当該複数の第1画像の其々の正当性を個別に判定し、
    前記認定手段は、前記第2画像における前記写真付証明書の写真の顔と、前記ユーザの顔とが一致した数に応じて、認定の信頼度を高くする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の証明書認定システム。
  4. 前記第2手段は、前記正当性があると判定された画像に対応する写真付き証明書と、前記ユーザとが同時に複数の異なるアングルで撮影された第2画像を取得し、
    前記第2判定手段は、前記第2画像における前記写真付証明書の写真の顔と、前記ユーザの顔とが前記複数の異なるアングルの全てで一致するか否かを判定し、
    前記判定の結果、全てで一致した場合、前記写真付証明書が前記ユーザ本人の証明書であると認定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の証明書認定システム。
  5. 前記第2画像におけるユーザの生体反応の有無を判定する第3判定手段と、
    をさらに備え、
    前記認定手段は、前記写真付証明書の写真の顔と、当該同時に撮影された前記ユーザの顔とが一致することに加え、前記生体反応がある場合、前記写真付証明書が前記ユーザ本人の証明書であると認定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の証明書認定システム。
  6. 取引の内容に応じて、異なる種類の前記ユーザの写真付証明書を撮影した第3画像を取得する第3取得手段と、
    をさらに備え、
    前記第1判定手段は、第1画像及び第3画像の其々について正当性を判定し、
    前記第2取得手段は、前記正当性があると判定された第1画像及び/又は第3画像に対応する写真付き証明書と、前記ユーザとが同時に撮影された第2画像を取得し、
    前記第2判定手段は、前記第2画像における前記写真付証明書の写真の顔と、前記ユーザの顔とが一致するか否かを判定し、
    前記認定手段は、前記判定の結果、一致した場合、前記写真付証明書が前記ユーザ本人の証明書であると認定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の証明書認定システム。
  7. 写真付証明書が、ユーザ本人のものであると認定する証明書認定システムが実行する証明書認定方法であって、
    ユーザの写真付証明書を撮影した第1画像を取得するステップと、
    前記第1画像の正当性を判定するステップと、
    前記正当性があると判定された第1画像に対応する写真付証明書と、前記ユーザとが同時に撮影された第2画像を取得すステップと、
    前記第2画像における前記写真付証明書の写真の顔と、前記ユーザの顔とが一致するか否かを判定するステップと、
    前記判定の結果、一致した場合、前記写真付証明書が前記ユーザ本人の証明書であると認定するステップと、
    を備えることを特徴とする証明書認定システム。
  8. 写真付証明書が、ユーザ本人のものであると認定する証明書認定システムに、
    ユーザの写真付証明書を撮影した第1画像を取得するステップ、
    前記第1画像の正当性を判定するステップ、
    前記正当性があると判定された第1画像に対応する写真付証明書と、前記ユーザとが同時に撮影された第2画像を取得すステップ、
    前記第2画像における前記写真付証明書の写真の顔と、前記ユーザの顔とが一致するか否かを判定するステップ、
    前記判定の結果、一致した場合、前記写真付証明書が前記ユーザ本人の証明書であると認定するステップ、
    を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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