JPWO2020152833A1 - 人工栽培装置およびled照明具ならびに人工栽培装置のled照明具の電気的接続方法 - Google Patents

人工栽培装置およびled照明具ならびに人工栽培装置のled照明具の電気的接続方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 設置作業などの人手の作業を低減し、人工栽培植物棚に対して簡単に所定位置にLED照明具を配設して取り付けることができる人工栽培装置を提供する。【解決手段】 人工栽培装置100は、人工栽培植物棚110と、複数本のLED照明具120と、外部端子130、内部接続回路131、ブリッジ渡り配線コード132、LED照明具120を支持する支持体140を備えている。LED照明具120は、第1の接続部122と第2の接続部123の間で電圧を供給する渡り電圧供給線126を備えている。LED照明具120の配設作業において、LED照明具120同士の間をブリッジ渡り配線コード132により直列に接続し、LED照明具の内部を渡り電圧供給線126により通電し、複数本のLED照明具が直列並びに配設されたLED照明具群に対して電圧を供給でき、電気配線工事が簡単になる。【選択図】 図5

Description

本発明は、人工栽培装置に関する。特に、人工照明用のLED照明具の配設に工夫が施された人工栽培装置に関する。人工栽培される植物は特に限定されない。
近年、外界の自然光を用いた従来の伝統農法ではなく、屋内で人工照明を利用して植物を育成する植物の人工栽培技術が注目を浴びている。人口栽培では植物種に応じて、青色、赤色、遠赤色など適した波長の光を照射することによって植物の開花を制御したり成長を促進したりすることが可能となってきている。
人工照明の光源としては、近年、高出力のLED素子(発光ダイオード素子)の開発が進み、従来の白色電球による照明や、蛍光灯による照明に代え、いわゆるLED照明具が利用され始めている。特に、白色LED素子は、多数の波長の光を発光するできるため、植物の人工栽培装置用の人工照明として適したものであり、また、LED素子が持つ小型・省電力・長寿命という特性も相まって普及に弾みがついている。また、LED素子は発光する光の波長が比較的そろっており、発熱量が比較的少ないことから、LED素子を多数配列した人工照明装置を人工栽培用の照明器具として使用するが提案されている
従来技術において、LED素子を多数並べたLED照明装置を用いた人工栽培装置として提案されたものがある。
特許文献1(特開2013−17397号公報)に開示された植物栽培装置は、図19に示すように、栽培槽2を載せる載置棚4を有する栽培ラック3と、載置棚4の上方に間隔をおいて配置されたLED照明具5とを備えている。栽培ラック3の構造は、多数の垂直支柱8を並べ、垂直支柱8を横同士でつなぐ横部材9でつないで1面の垂直枠7を組み、左右一対の垂直枠7A7B同士を橋梁するように連結部材18で橋梁することで栽培ラック3を形成している。この垂直枠7の垂直支柱8の側面に出っ張りとなる多数の支持部6を突出させ、この支持部6にLED照明具5を取り付けるものである。同公報の0028段にあるように、LED照明具5は、支持部6の受け部32に対してねじ止め、リベット止めなどにより垂直支柱8に固定されることが開示されている。
また、特許文献2(特開2015−006162号公報)に開示された植物栽培装置は、図20に示すように、栽培ラックにLED照明具5が配置されており、LED照明具5は、額縁状の枠15と、枠15に着脱自在に取り付けられた複数のLED灯具16と、LED灯具16の上方に位置するように枠15に着脱自在に取り付けられ、かつ反射面が下方を向いた板状反射部材17を備えている。
LED灯具16は、左右両端部が、水平枠15の左右両枠部材18の灯具受け部21の切り欠き23内に嵌め入れられ、水平枠15に着脱自在に取り付けられた押さえ部材25によって固定されている。そして、LED灯具16の左右両端部が、弾性部材29を介して押さえ部材25により上方からネジ留めされることによって、LED灯具16が固定されている。
このように、特許文献1、特許文献2ともに、栽培ラックという構造物が組まれ、その栽培ラックに対して、LED照明具の端部を所定の位置に載置したあとねじ止め、リベット止めなどにより固定することにより、所定位置へ配設し、安定した状態を作り上げている。
特開2013−017397号公報 特開2015−006165号公報
従来のLED照明装置における問題点の1つは、1本1本のLED照明具の栽培ラックにおける電気工事作業のコストと負荷にある。
人工栽培装置のユニットにおいて配設されるLED照明具の本数が多量であり、大規模な植物工場などであれば、その人工栽培装置のユニットが多数設置されており、1本1本のLED照明具に対する電気配線工事量が膨大となる。ひいては人工栽培装置ユニットの設置コスト、植物工場の建設コストが高くなるという問題が生じる。この問題は、将来、植物工場における人工栽培装置の普及には大きな足かせになってしまうと懸念されている。
特許文献1に開示された植物栽培装置であれば、垂直枠7の垂直支柱8の側面に多数設けた支持部6にLED照明具を取り付ける必要がある。同公報の0028段にあるように、LED照明具5は支持部6の受け部32に対してねじ止め、リベット止めなどにより垂直支柱8に固定した上で電気配線工事を行う必要があり、1本1本のLED照明具5について相当な作業員の取り付け工事、電気配線工事を必要とし、極めて多数本のLED照明具5を複雑に取り付けて電気配線工事を行う作業は、工事期間、コストとも膨大になってしまう。
特許文献1の植物栽培装置において、かりに、LED照明具5を支持部6の受け部32に対してねじ止め、リベット止めなどしない場合でも、長大な栽培ラックに対して1本1本のLED照明具5を手作業で載置し、電気配線工事を行う必要がある。
特許文献2に開示された植物栽培装置でも、図20に示すように、栽培ラックに直管型LED灯具16の配置にあたり、直管型LED灯具16の左右両端部を水平枠15の左右両枠部材18の灯具受け部21の切り欠き23内に嵌め入れ、さらに、LED灯具16の左右両端部を、弾性部材29を介して押さえ部材25により上方からネジ留めして直管型LED灯具16を固定し、電気配線工事を行う必要がある。やはり、1本1本のLED照明具5について相当な作業員の作業量を必要とし、極めて多数本のLED照明具5を複雑に取り付けて電気配線工事を行う作業は、期間、コストとも膨大になってしまう。
特許文献2でも同様に、直管型LED灯具16を押さえ部材25により上方からネジ留め、リベット止めなどしない場合でも、長大な栽培ラックに対して1本1本のLED照明具5を手作業で慎重に載置した後、複雑な電気工事を行う必要がある。
上記問題点に鑑み、本発明は、従来のようにラックなどの構造物に、LED照明具を所定箇所における配設作業および電気配線作業を低減し、人工栽培植物棚の設置作業、コストを低減せしめた人工栽培装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の人工栽培装置は、人工栽培する植物を収納する人工栽培植物棚と、第1の接続部と、第2の接続部と、前記第1の接続部および前記第2の接続部の間に設けた電子基板と、前記電子基板に多数のLEDチップを取り付けたLEDライン光源と、前記第1の接続部と前記第2の接続部の間を渡すように電源電圧を供給する渡り電圧供給線と、前記渡り電圧供給線から前記LEDライン光源への電力供給を行う接続線または電圧制御回路を備えたLED照明具と、前記人工栽培植物棚に対向するように前記LED照明具を支持する支持体と、前記LED照明具の前記第1の接続部および前記第2の接続部に設けれた、または、前記第1の接続部と前記第2の接続部に対してそれぞれ電気的接続手段を備えた前記支持体に設けられた外部端子であって外部からの電圧供給を受ける外部端子と、複数本の前記LED照明具が各々の前記支持体により長軸方向に直列並びに配列されたLED照明具群において、当段の前記外部端子と隣接する他段の前記外部端子をブリッジ接続して電気的に通電接続するブリッジ渡り配線コードを備えたものである。
上記構成により、LED照明具群において、当段の前記LED照明具の電圧供給を、ブリッジ渡り配線コードを介して、前段または次段のLED照明具または支持体から受け、次段または前段のLED照明具の電圧供給を、ブリッジ渡り配線コードを介して、当段のLED照明具または支持体から供給する構造を含むものとなる。
上記構成において、渡り電圧供給線が、第1の接続部を介して供給された電力を同じLED照明具の内部を通って対向する第2の接続部まで受け渡す渡り電圧供給線であれば、LED照明具群の各々のLED照明具に対する電圧供給にかかる電気的構成要素が、人工栽培植物棚およびその底面には設けられておらず、支持体により吊下支持された構成要素のみにより構成されることとなる。
ここで、支持体により吊下支持された構成要素としては、「当段の前記LED照明具の第1の接続部」−「当段の渡り電圧供給線」−「当段のLED照明具の第2の接続部」−「当段の外部端子」−「ブリッジ渡り配線コード」−「次段の外部端子」−「次段のLED照明具の第1の接続部」−「次段の渡り電圧供給線」−「次段のLED照明具の第2の接続部」−「次段の外部端子」−「ブリッジ渡り配線コード」−・・と連綿と連続させることができ、直列並び方向に電圧供給が確保される構造となる。なお、外部端子が支持体に設けられている場合は、「第1の接続部」または「第2の接続部」と、「外部端子」との間に「支持体」が介在することとなる。
上記構成により、人工栽培植物棚に対するLED照明具の配設作業において、支持体を介してLED照明具を所定位置にて支持すれば良く、電気配線は外部からブリッジ渡り配線コードを取り付けて行くだけで良く、外部から取り付ける「ブリッジ渡り配線コード」と内部に内蔵されている「渡り電圧供給線」を介して簡単に電気的な接続が完了する。
なお、従来技術では、支持体は電気的に工事されたソケットであり、LED照明具を機械的に支持するとともに、第1の接続部および第2の接続部に対して通電も兼用するものが多い。しかし、この場合、別途、人工栽培植物棚内部に電気配線工事が必要となり、安定器などの電気的要素も電気工事により設置しなければならない。そのため、電気工事や安定器の増設などの作業コスト、金銭コスト、時間コストが掛かり、大きな負担となっていた。
本発明では、LED照明具群の各々の前記LED照明具に対する電圧供給にかかる電気的構成要素が、人工栽培植物棚およびその底面には設けられておらず、支持体により吊下支持された構成要素のみにより構成されている。そのため、人工栽培植物棚内部への電気配線工事が不要となり、安定器などの電気的要素も不要である。そのため、作業コスト、金銭コスト、時間コストについて優位性を持っている。
ここで、LED照明具群への電気的配線について述べる。LED照明具群うち、端に位置するLED照明具のその端側の第1の接続部または第2の接続部の外部端子については、外部から電圧供給を受ける外部電圧供給線コードに接続されるものとする。または、支持体側に第1の接続部または前記第2の接続部に電気的に通電する外部端子が設けられている場合は、この支持体の外部端子に外部から電圧供給を受ける外部電圧供給線コードを接続したものとする。
このように、LED照明具群うち端に位置するLED照明具の端側の第1の接続部または第2の接続部には、外部から電圧供給を受ける外部電圧供給線コードに接続すれば、LED照明具群に対して簡単に電圧を供給することができ、特別な電気工事や安定器などの電気的要素が不要となる。
本発明の構造では、上記のように、複数のLED照明具の間を渡る電気的接続が、当段の前記LED照明具の第1の接続部−当段の渡り電圧供給線−当段のLED照明具の第2の接続部−ブリッジ渡り配線コード−次段のLED照明具の第1の接続部−次段の渡り電圧供給線−次段のLED照明具の第2の接続部−ブリッジ渡り配線コード−・・というように一気通貫の「電圧供給路」を確保せしめるものであり、各々のLED照明具の内部において、渡り電圧供給線から接続線または電圧制御回路を介して並列に電圧を引き込み、各々のLEDライン光源に供給する。つまり、「電圧供給路」をはしごの支柱と見立てると各々のLED照明具ははしごの踏桟となるようなはしご型接続になっている。
ここで、接続線としては、電子部品が特になく、引き込み線の配線のみのタイプも含まれ、また、コンデンサなど少数の電子部品が組み込まれたタイプもあり得る。本発明の人工栽培装置の場合、LED素子にダメージを与えない程度の多少の電圧変動は実運用上問題にならない場合も多く、そのケースでは単なる引き込み線のみで良い。
また、電圧制御回路としては、電圧安定化機能を備えた電子回路が含まれ得る。なお、外部の商用電源が不安定な場合、LED照明具の1つ1つに電圧制御回路にて安定化機能を設けても良いが、人工栽培装置の建屋への外部商用電源の引き込み箇所において、まとめて電圧安定化装置を設けることでも対処できる場合がある。
なお、一般のLED照明具であれば、第1の口金と第2の口金の間に、例えば200Vが供給され、内部のLEDライン光源に90個の素子があれば、理論的に各々の素子に3V程度の電圧が供給される。
一方、本発明の構造では、先行するLED照明具の後尾にある第2の接続部に対して、後続のLED照明具の先頭にある第1の接続部を差し込んで順々に接続したものであるので、従来のように、1つ1つの第1の接続部が外部のから電圧が供給される仕組みにはなっていない点において異なっている。
商標電源の電圧は契約電力の種類、国、地域によって異なるが、LEDライン光源に供給される電圧とLED素子数によって設計すれば良い。
LEDライン光源に供給される外部から供給される電源電圧について述べる。電源電圧は、本発明では特に限定はされず多様な電源が適用できる。定電圧源、定電流源でも良い。一般には定電圧源の方が回路構成が簡単な場合が多い。定電圧源とする場合、外部から商用電源をトランスで所定電圧(例えば200V)に変圧したものを供給するものでも良い。なお、スイッチング電源を適用して均質な電圧を得るものでも良いが回路構成が複雑になる。本発明は人工栽培装置であるので、小さな電圧の変動などは問題にならないケースが多く、商用電源のトランス調整程度で十分な場合も多い。また、本件特許出願人が先行して出願しているPCT/JP2018/013206号のような電圧源でも適用可能である。
次に、人工栽培装置全体を二次元的に組み上げた場合の電気的接続について述べる。つまり、LED照明具群が、複数並列並びに配列されている二次元的配列の場合である。隣接し合うLED照明具群の外部電圧供給線コード同士が接続された構造とする。この場合、二次元的配列において、一次元方向には、LED照明具群のLED照明具同士がブリッジ渡り配線コードおよび渡り電圧供給線により電気的に接続され、二次元方向には、外部電圧供給線コード同士が電気的に接続された構造となる。
二次元的に配列されたLED照明具群に対して簡単に電圧を供給することができ、特別な電気工事や安定器などの電気的要素が不要となる。
もっとも、さらに、人工栽培植物棚を多段構成として三次元配列にした場合においても、各段に対して、一次元方向には、LED照明具群のLED照明具同士がブリッジ渡り配線コードおよび渡り電圧供給線により電気的に接続したものとし、二次元方向には、外部電圧供給線コード同士が電気的に接続した構造とすれば良い。上下方向にも、一部の外部電圧供給線コード同士を分岐して三次元方向にも接続することも可能である。
次に、第1の接続部および第2の接続部および支持体の構造の工夫について述べる。
第1の接続部および第2の接続部の構造として、それぞれの端面に差し込みピンを備え、さらに、差し込みピンに対して電気的に接続された外部端子を備えた構造とすることができる。この場合、支持体としては、LED照明具の両端を挟み込めるように一対が対向し合って設けられており、その対向する端面において差し込みピンに適合するピンホールを備えた構造となっている。支持体が人工栽培植物棚の所定位置に取り付けられており、LED照明具が所定に設置される。
なお、第1の接続部および前記第2の接続部のそれぞれの「外部端子」の位置は、支持体に取り付けられた状態でも、外部からブリッジ渡り配線コードと接続できる箇所に設けられていることが好ましい。
なお、この構成において、第1の接続部および第2の接続部および適合する支持体の具体的な形状としては特に限定されないが、電気的接続を担う「外部端子」という電気的要素以外の機械的要素については「差し込みピン」として汎用品のピン形状を用いることもできる。
なお、支持体の他の構造例としては、LED照明具の外表面に沿う窪み形状または外表面に少なくとも2点以上当接する窪み形状を備え、人工栽培植物棚の長さ方向の軸に対して窪み形状の断面が垂直に設けられたものとすることもできる。
この場合、もはや第1の接続部および第2の接続部を直接機械的に支持する構造でなくとも良く、LED照明具を載せ置くための支持体に過ぎない。機械的構造としてはこれでも良く、電気的接続は、ブリッジ渡り配線コード、渡り電圧供給線、外部電圧供給線コードにより実現される。
さらに、支持体の他の構造例としては、直管型LED照明具側において第1の接続部および第2の接続部から上側に延設された支持体部分と、人工栽培植物棚側において直管型LED照明具側の支持体部分を移動可能に支持するガイドレールの組み合わせとすることができる。
上記構成により、人工栽培植物棚に対する直管型LED照明具の配設作業において、直管型LED照明具を、支持体部分を介して、ガイドレールに沿って移動させることにより、各々の直管型LED照明具をガイドレール内の各々の所定位置まで移動させて配設でき、配設作業も簡単になる。
なお、この場合、支持体部分がガイドレールに対するランナーを備え、ガイドレールが支持体部分のランナーが走行するレーンを備えた構造とすることができる。
この場合、直管型LED照明具の配設作業において、直管型LED照明具を、支持体のランナーをガイドレールに沿って走行させて所定の配設位置まで移動させることができ、配設作業も簡単になる。
また、さらに、支持体の他の構造例としては、ガイドレールが支持体部分を摺動させるスライダーを備え、支持体部分がガイドレールのスライダーによって走行する摺動体を備えた構造とすることができる。
この場合、直管型LED照明具の配設作業において、直管型LED照明具を、支持体部分の摺動体をガイドレールに沿ってスライドさせて所定の配設位置まで移動させることができ、配設作業も簡単になる。
本発明では、人工栽培装置ばかりでなく、人工栽培装置に適用するLED照明具自体も特許の対象である。
つまり、第1の接続部と、第2の接続部と、第1の接続部および第2の接続部の間に設けた電子基板と、電子基板に多数のLEDチップを取り付けたLEDライン光源と、第1の接続部と第2の接続部の間を渡すように電源電圧を供給する渡り電圧供給線と、渡り電圧供給線からLEDライン光源への電力供給を行う接続線または電圧制御回路と、第1の接続部および第2の接続部にそれぞれ設けられた外部端子であって外部からの電圧供給を受ける外部端子と、当該外部端子に適合し、複数本の前記LED照明具が直列並びに配列された状態において当段の第1の接続部と次段の第2の接続部の外部端子同士を電気的に通電接続するブリッジ渡り配線コードを備えたものである。
また、本発明にかかる人工栽培装置のLED照明具への通電方法は、本発明の人工栽培植物棚に複数本の前記LED照明具を配列し、支持体を介して人工栽培植物棚に対して直列並びに配列されている複数本の前記LED照明具の間をブリッジ渡り配線コードによって接続してゆくものである。
簡単にLED照明具の配設および電気的接続が行えるので、効率の良い人工栽培装置のLED照明具への電気的接続方法となる。
本発明の人工栽培装置によれば、人工栽培植物棚に対するLED照明具の配設作業において、支持体を介してLED照明具を所定位置にて支持したあと、電気配線は、ブリッジ渡り配線コードおよびLED照明具内部の渡り電圧供給線を介して簡単に接続することができ、LED照明具を所定箇所における配設作業および電気配線作業を低減し、人工栽培植物棚の設置作業、コストを低減せしめた人工栽培装置を提供することができる。
人工栽培装置100、特に、人工栽培植物棚110、LED照明具120の配置関係を示す図である。 実施例1にかかるLED照明具120の内部構造の構成例である。 実施例1にかかる第1の接続部122である第1の口金122と、第2の接続部123である第2の口金123の接続構造を簡単に示す図である。 隣接し合うLED照明具120の間をブリッジ渡り配線コード132により接続してゆく様子を示す図である。 直列並びのLED照明具群における電圧供給路を簡単に示した図である。 実施例2にかかる人工栽培装置100bのうち、LED照明具120bおよびソケット型の支持体140bについて示した図である。 実施例2にかかる第1の接続部122である第1の口金122と、第2の接続部123である第2の口金123と、ソケット型の支持体140bの接続を簡単に示す図である。 実施例2において、隣接し合うLED照明具120bの間をブリッジ渡り配線コード132により接続してゆく様子を示す図である。 LED照明具群の始端にあるLED照明具120またはソケット型の支持体140bにおける外部電圧供給線コード133の構成を簡単に示した図である。 図9に示した各LED照明具群の始端にある外部電圧供給線コード133を隣接し合うもの同士を接続し合う様子を示す図である。 外部電圧供給線コード133を接続した結果得られるLED照明具120の二次元的配列とそれらに対する電圧供給の仕組みを簡単に示した図である。 図12は、実施例4にかかるランナータイプの第1の支持体140cの構造を簡単に示した図である。 第1の支持体140−1cを介して支持しているLED照明具120の配設作業において所定の配設位置まで移動させる様子を示す図である。 実施例4にかかるランナータイプの第1の支持体140cの他の構造例を簡単に示した図である。 スライダータイプの支持体140−1dおよびガイドレール140−2dの構造例を示す図である。 実施例4の第3の支持体140fおよび第4の支持体140gを簡単に示すものである。 実施例4の第3の支持体140fおよび第4の支持体140gを用いてLED照明具120を配設してゆき、さらに、電気的接続も行う作業の様子を示す図である。 複数本のLED照明具が直列並びに配設されたLED照明具群の電気的配線について、簡単に示した図である。 従来の特許文献1(特開2013−17397号公報)に開示された植物栽培装置を示す図である。 従来の特許文献2(特開2015−006162号公報)に開示された植物栽培装置を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の人工栽培装置の実施例を説明する。ただし、本発明の範囲は以下の実施例に示した具体的な用途、形状、個数などには限定されないことは言うまでもない。
実施例1は、LED照明具を長軸方向に直列並べに接続するタイプのものであり、支持体がソケット型の支持体となっており、外部端子が第1の接続部および第2の接続部にそれぞれ設けられている例である。つまり、LED照明具の電気的接続は第1の接続部および第2の接続部で行なわれるもので、電圧供給は、外部端子から第1の接続部に供給された電圧をLED照明具内部の渡り電圧供給線を通して対向する第2の接続部まで受け渡すとともに、当該第2の接続部の外部端子から隣接するLED照明具の第1の接続部の外部端子までブリッジ渡り配線コードで受け渡すものである。また、LED照明具の機械的支持はソケット型の支持体で行うものである。
実施例1にかかる本発明の人工栽培装置100の全体の構造例を示す。
本実施例1の構成例にかかる人工栽培装置100は、人工栽培植物棚110、LED照明具120、外部端子130、内部接続回路131、ブリッジ渡り配線コード132、支持体140を備えた構成となっている。
図1は、人工栽培装置100、特に、人工栽培植物棚110、LED照明具120の配置関係を示す図である。LED照明具の直列並べの本数やLED照明具群の並列の配列個数などはごく一部を取り上げたものであり、大規模化することができることは言うまでもない。
図1(a)は平面図、図1(b)は正面図、図1(c)側面図を示している。なお、LED照明具120の細かい構造については図示していない。また、図1では支持体140については図示を省略している。
まず、人工栽培植物棚110について説明する。
人工栽培植物棚110は、人工栽培する植物を収納する棚である。この構成例では、フレーム部分(縦フレーム111、横フレーム112、水平板フレーム113)と容器部分114がある。棚の構造、形状、大きさ、長さ、幅などは特に限定されず、図1のものは一例に過ぎない。この構成例では、一例として5段構成となっている。
人工栽培植物棚110の基本構造は、縦方向の縦フレーム111と横方向の横フレーム112により縦横のスケルトン構造が組まれ、各段に水平板フレーム113が設けられている。多段に容器部分114を並べて支持できる構造であれば人工栽培植物棚110の構造として採用することができる。ここでは詳しい説明や図示などは省略する。
なお、この例では、水平板フレーム113は、容器部分114を支持する役割と、後述するように、LED照明具120、支持体140を支持する役割を果たすものとなっている。両者の役割を兼用せず、別々に構造物を設けることでも良い。
なお、LED照明具120に対する電圧供給にかかる電気的構成要素が、人工栽培植物棚110には設けられておらず、すべてソケット型の支持体140aにより吊下支持された構成要素のみにより構成されている。
次に、LED照明具120について説明する。
LED照明具120は特に限定されず、LED光源を点灯でき、人工栽培の植物に人工光を供給できるものであればよい。例えば、従来の蛍光管の外形を模した直管型LED照明具、カバーや管状の構造物を除いて電子基板を含むボード状の基板の上にLED素子が設けられている照明具、シート状の素材に印刷された電子回路シートの上にLED素子が設けられている照明具など多様なLED照明具が適用できる。
この実施例では直管型LED照明具120を例として説明する。つまり、直管部材を備え、第1の接続部および第2の接続部が口金形状となっている例とする。
図2は、実施例1にかかるLED照明具120の内部構造の構成例である。
図2に示すように、LED照明具120は、直管部材121、第1の接続部122としての第1の口金122、第2の接続部123としての第2の口金123、電子基板124、LEDライン光源125、渡り電圧供給線126、外部端子130、内部接続回路131を備えたものである。図2では電子基板124の構成の図示は簡略化している。また、図2(a)において電子基板124の背面にある渡り電圧供給線126は位置関係が分かりやすいように電子基板124を透過して図示している。
直管部材121は、従来の蛍光照明灯に代替するパイプ状の部材であり、第1の口金122および第2の口金123の間にわたされた直管部材である。少なくとも照明面が透明プラスチックやガラスなどのパイプであり、一般的には円筒形となっている。
直管部材121の素材は、透明または半透明のポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂等の透明樹脂素材などであり、内部空間を備え、円筒パイプ状に形成されている。両端には第1の口金122および第2の口金123が設けられている。この構成例では、直管部材121の両端に取り付けられた第1の口金122および第2の口金123の間のLED照明具120の軸方向の長さは、既存の蛍光灯と同じ長さとなっている。
なお、この実施例1では直管型LED照明具を例とするためこのような直管部材121が設けられているが、LED照明具120としては直管部材121がない構造も可能である。
第1の接続部122である第1の口金122および第2の接続部123である第2の口金123は、この構成例では直管部材121の両端部に設けられた部材である。ここでは、左端に第1の口金122、右端に第2の口金123が設けられている。
図2に示した例では、第1の口金122に金属製の差し込みピン1221が設けられ、第2の口金123に金属製の差し込みピン1231が設けられている。
これら第1の口金122と第2の口金123および適合するソケット型の支持体140aの具体的な形状としては特に限定されないが、電気的接続を担う「外部端子」という電気的要素以外の機械的要素については「差し込みピン」として汎用品のピン形状を用いることもできる。
例えば、第1の接続部および第2の接続部の差し込みピンが、蛍光灯の口金で多用されているいわゆる「G13型」という規格の構造とすることができる。この場合、ソケット型の支持体におけるピンホールとしては、「G13型」の差し込みピンに適合したものとすれば良い。
もっとも、一般の規格の「G13型」自体は、機械的支持構造であるとともにソケット側に電気的接続構造を要求するものであるが、本実施例1の場合、第1の接続部および第2の接続部の差し込みピンを「G13型」としても、ソケット型の支持体140aは機械的に支持するだけであり、ソケット型の支持体140aの方には「G13型」の差し込みピンに対する通電構造は不要である。現在、LED照明具の接続部としても普及しつつあり、G13型を使用することによりコストを低減できる。
なお、近年「JEL800」という規格の構造も普及しつつある。前記第1の接続部および前記第2の接続部の差し込みピンの形状として「JEL800」であっても良い。この場合、ソケット型の支持体におけるピンホールとしては、「JEL800」の差し込みピンに適合したものとすれば良い。もちろん、本発明において、第1の接続部および第2の接続部の差し込みピン形状、ソケット型の支持体におけるピンホール形状は、「G13」、「JEL800」に限定されるものではない。
また、第1の口金122と第2の口金123ともに同じ形状の例としたが、それぞれが異なる形状であっても良い。
人工栽培装置100の環境には水分や湿気も多いため、外側にカバーを設けるなどの工夫を行って防水性を高めることも可能である。
図3は、実施例1にかかる第1の接続部122である第1の口金122と、第2の接続部123である第2の口金123の接続構造を簡単に示す図である。
図3(a)に示した例では、第1の口金122には金属製の差し込みピン1221が設けられ、第2の口金123には金属製の差し込みピン1231が設けられ、図3(b)に示す支持体140aと嵌合し合うことにより、図3(c)に示すように機械的に接続され、両者が相互に姿勢が安定する。
次に、図3(a)に示すように、第1の口金122、第2の口金123にはそれぞれ、電気的接続要素として、外部端部130と内部接続回路131が設けられている。
外部端部130は、外部からの電圧供給をブリッジ渡り配線コード132を介して受けるものであり、ブリッジ渡り配線コード132と接続できる形状となっている。本発明では、外部端子130は、LED照明具120の第1の接続部および第2の接続部に設けられていても良く、また、第1の接続部と第2の接続部に対してそれぞれ電気的接続手段を備えたソケット型の支持体140aに設けられた構成でも良い。本実施例1では、前者の第1の接続部および第2の接続部に設けられている例とする。図4で後述するように、この例では、それぞれ第1の口金122、第2の口金123の上部付近に設けられている。
内部接続回路131は、第1の口金122の差し込みピン1221や、第2の口金123の差し込みピン1231に対して外部端子130との間を連結する回路であり、ブリッジ渡り配線コード132から供給される電圧が外部端子を介して内部接続回路131によって、第1の口金122の差し込みピン1221や、第2の口金123の差し込みピン1231に供給される仕組みとなっている。
ブリッジ渡り配線コード132は、当段の外部端子130と隣接する他段の外部端子130をブリッジ接続して電気的に通電接続するものである。この構造については図4で後述する。
次に、支持体140を説明する。支持体140は、LED照明具120を支持する部材である。支持体140の形状、構造は限定されず、LED照明具120を安定的に載置または係止するものであれば良く、多様なバリエーションがあり得る。
支持体140は、本発明において様々なバリエーションがあり得るが、実施例1に示す支持体140aは、ソケット型であり、第1の口金122の差し込みピン1221や、第2の口金123の差し込みピン1231と嵌合する接続部141aが設けられており、嵌合し合うことにより機械的にLED照明具120を支持できる。この例では、支持体140a自身は、人工栽培植物棚110またはその付近の構造物に取り付けられており、人工栽培植物棚110に植栽された植物に対してLED照明具120が対向するように取り付けられる箇所に設けられている。人工栽培植物棚110が多段構成であれば、上段の人工栽培植物棚110の底面の所定箇所に支持体140aを設けておけば良い。
支持体140の配設方向、長さ、個数にも様々なバリエーションがあり得る。
配列としては、かならずしもLED照明具120同士が一直線に並んでいる必要はなく、ジグザグ状屈曲していたり相互に相対的に角度が付いていたりしても良い。
なお、実施例1では支持体140aは電気的接続構造がない構成例である。支持体が電気的接続構造を持つ例は実施例2において述べる。
次に、ブリッジ渡り配線コード132によるブリッジ接続について述べる。
図4は、支持体140aによってLED照明具120が直列並びに配設された状態において、隣接し合うLED照明具120の間をブリッジ渡り配線コード132により接続してゆく様子を示す図である。
ブリッジ渡り配線コードは、LED照明具120の外部端子130同士を電気的に接続するものであれば良いが、ここでは、2つのタイプを示す。
第1のタイプは、外部端子130とブリッジ渡り配線コード132の接続が差し込み式で脱着自在に接続される構造を備えたものである。着脱式の構造は限定されないが、例えば、いわゆるプラグ−ソケットのように機械的に嵌合し合い、電気的にも通電するもので良い。
図4(b)に示すように、図中の左側にあるLED照明具120の外部端子130および図中の右側にあるLED照明具120の外部端子130のそれぞれにブリッジ渡り配線コード132を差し込むことにより、図中の左側にあるLED照明具120後端付近にある渡り電圧供給線126と通電する第2の接続部123の差し込みピン1231から、内部接続回路131を経由して外部端子を介してブリッジ渡り配線コード132に通電し、ブリッジ渡り配線コード132から図中の右側にあるLED照明具120の始端付近にある第1の接続部122の外部端子130を介して内部接続回路131を経由して渡り電圧供給線126と通電する差し込みピン1221に通電するような電圧供給路が形成できる。なお、LED照明具120の内部は渡り電圧供給線126により対向する第2の接続部123の差し込みピン1231まで通電される。
第2のタイプは、図4(c)に示すように、ブリッジ渡り配線コード132が、ブリッジ渡り配線コード132同士を接続できる接続端子1321を備えた構造であり、外部端子130とブリッジ渡り配線コード132の一端の接続が固定的に接続されており、接続端子1321を介して前後のブリッジ渡り配線コード132の他端同士を接続する構造を備えたものである。固定式の取り付け構造は限定されないが、例えば、LED照明具の外部端子130から延設されたコードのようなもので良い。図中左側にあるLED照明具120の外部端子130から延設されているブリッジ渡り配線コード132Lの他端と、図中右側にあるLED照明具120の外部端子130から延設されているブリッジ渡り配線コード132Rの他端同士を、図中中央付近で接続端子1321を介して接続している。この接続端子1321を介した接続により、左右のLED照明具120の間で供給電圧が通電する。
電子基板124は、LEDライン光源125および電圧制御回路が実装される基板である。この例では、図2に示すように、電子基板124は線状または帯状で長尺に形成され、直管部材121の全長にわたって設けられている。
LEDライン光源125は、直管部材121内の電子基板124に沿って多数のLEDチップがライン状に並べて実装された多数のLED(白色発光ダイオード)素子である。図2などに示すように、この構成例では、LEDライン光源125は直管部材121の正面(表面)側に30個のLED10が正面に光を照射するように実装されている。したがって、LEDライン光源125の正面側(表面側)が光照射面となる。
LED素子は、表面に白色LED素子の発光面、裏面に電極面が設けられたチップである。この例ではLED素子は表面実装型(SMD型)LED素子とする。視覚的には真白色に見える光を発光するものとする。
このLED素子が直線状に並べられ、LEDライン光源125が形成されている。例えば、30個のLED30が正面に光を照射するように実装される。
LED素子を制御する制御回路の詳しい説明は省略するが、外部から供給される電圧を受け、LEDライン光源125に必要な電力を供給するように制御するものである。
実施例1にかかる渡り電圧供給線126は、LED照明具120の両端にある第1の口金122と第2の口金123との間を通電する金属線である。この例では電子基板124の裏面側に長さ方向に一気通貫に金属線が設けられており、スルーホールを介して電子基板124の表面側のLEDライン光源125に電力を供給できる構造となっている。実施例1の構成例では、この渡り電圧供給線126を設けることにより、LED照明具120の第1の口金122から第2の口金123まで通電するものとなる。
このように、実施例1の構成例では、LED照明具120間の電気的接続は、図4(b)に示す経路およびLED照明具120内部の渡り電圧供給線126により行われる。
このように、LED照明具120が直列並びに配設されたLED照明具群に対して、ソケット型の支持体140aにより吊下支持された構成要素によって電圧供給路が形成されている。つまり、−当段のLED照明具120の第1の接続部122−当段の渡り電圧供給線126−当段のLED照明具の第2の接続部123−当段の内部接続回路131−当段の外部端子130−ブリッジ渡り配線コード132−次段の外部端子130−次段の内部接続回路131−次段のLED照明具120の第1の接続部122−次段の渡り電圧供給線126−次段のLED照明具120の第2の接続部123−次段の内部接続回路132−次段の外部端子130−ブリッジ渡り配線コード132−と、直列並び方向に電圧供給が確保されている構造となる。
図5は、直列並びになっているLED照明具群における電圧供給路を簡単に示した図である。
図4に示した細かい電気的接続端子などの関係を簡略化すれば、図5に示すように、ブリッジ渡り配線コード132と、渡り電圧供給線126が連綿と続いて電圧供給路が形成されていることが分かる。つまり、「電圧供給路」をはしごの支柱と見立てると各々のLED照明具120のLEDライン光源125は、はしごの踏桟となるようなはしご型接続になっている。
例えば、外部の電圧供給線から200Vの供給を受けると、直列に接続されている各々のLED照明具120内部のLEDライン光源125に対して200Vが印加され、各々のLED素子には3V程度の電圧が供給される。契約電力の違いや、国や地域で商用電圧が異なる場合、供給される電圧とLEDライン光源125のLED数などを勘案して設計すれば良い。
なお、図5(b)に示すように、この渡り電圧供給線126からLEDライン光源125への電力供給を制御するものとして、接続線または電圧制御回路を設ける。もっとも簡単な構成は渡り電圧供給線126からLEDライン光源125への電力引き込みの接続線である。電圧変動を防止するコンデンサを設けたり電圧安定化回路などを設けたりすることも可能であるが、外部から渡り電圧供給線126に与えられる電圧が人工栽培装置100としてのLEDライン光源125に許容される範囲のものであれば、それ以上の精度の電圧制御は求められないので電力引き込み線で良い場合も多いと想定される。この例では、接続線として、スルーホールを介して電子基板124の表面側のLEDライン光源125に接続されている。
LED照明具群のうち、端に位置するLED照明具120の当該端側の第1の接続部122または第2の接続部123の外部端子130に対する電圧供給について述べる。
LED照明具群の始端にあるLED照明具120に対して外部電圧を供給する必要がある。そこで、LED照明具群の始端にあるLED照明具120の外部端子130に対して外部から電圧供給を受ける外部電圧供給線コードを接続する構造とすれば良い。端に位置するLED照明具120の端側のソケット型の支持体140aは、端部として中間にあるソケット型の支持体140aとは異なる形状としても良い。
ここで、外部から供給される電力の電源は、本発明では特に限定はされず多様な電源が適用できる。定電圧源、定電流源でも良い。一般には定電圧源の方が回路構成が簡単な場合が多い。定電圧源とする場合、外部から商用電源を所定電圧(例えば200V)に調整したものを供給するものでも良い。なお、スイッチング電源を適用して均質な電圧を得るものでも良いが回路構成が複雑になる。本発明は人工栽培装置100であるので、小さな電圧の変動などは問題にならないケースが多く、外部の商用電源が200Vであればそのまま使用でき、外部の商用電源が100Vの場合はトランスの昇圧調整程度で200Vとすれば十分な場合も多い。また、本発明者が先行して出願しているPCT/JP2018/013206号のような電圧源でも適用可能である。
なお、LED照明具群の二次元的配列における二次元的な電圧供給の仕組みについては実施例3において述べる。
実施例2は、LED照明具を長軸方向に直列並べに接続するタイプのものであり、支持体がソケット型の支持体となっている例であるが、外部端子がソケット型の支持体側に設けられており、ソケット型の支持体が第1の接続部および第2の接続部と通電しており、ソケット型の支持体を介して第1の接続部および第2の接続部と電気的接続が行われる例である。ソケット型の支持体を介在させるものの、電圧供給は、ソケット型の支持体の外部端子から第1の接続部に供給された電圧をLED照明具内部の渡り電圧供給線を通して対向する第2の接続部まで受け渡すとともに、当該第2の接続部からソケット型の支持体の外部端子を経由して、隣接するソケット型の支持体の外部端子までブリッジ渡り配線コードを介して受け渡し、当該ソケット型の支持体からLED照明具の第1の接続部までで受け渡すものである。LED照明具の機械的支持はソケット型の支持体で行うものである。
実施例2にかかる本発明の人工栽培装置100bの例を示す。
実施例2の構成例にかかる人工栽培装置100bは、実施例1と同様、人工栽培植物棚110、LED照明具120、外部端子130、内部接続回路131、ブリッジ渡り配線コード132、ソケット型の支持体140bを備えた構成となっている。
実施例1に示した構成と同様のものについてはここでの説明は適宜省略する。
図6は、実施例2にかかる人工栽培装置100bのうち、LED照明具120bおよびソケット型の支持体140bについて示した図である。
図6(a)はLED照明具120bの平面図、図6(b)はLED照明具120bの側面図を示している。なお、LED照明具120bの細かい構造については図示していない。図6(a)において位置関係が分かりやすいように水平フレームの下側にあるLED照明具120bを透過して図示している。
また、図6(c)は、ソケット型の支持体140bをLED照明具120bに取り付けた状態を示す側面図となっている。
なお、この実施例2でも、LED照明具120bは直管型LED照明具の例とするが、実施例1で述べたように、LED照明具120bはかならずしも直管型LED照明具である必要はなく、多様なLED照明具に適用できる。
図6(a)および図6(b)に示すように、LED照明具120bは、直管部材121、第1の口金122、第2の口金123、電子基板124、LEDライン光源125、渡り電圧供給線126を備えたものである。直管部材121、第1の口金122、第2の口金123、電子基板124、LEDライン光源125、渡り電圧供給線126は実施例1において示したものと同様で良くここでの説明は省略する。
図6(a)および図6(b)に示した構成では、外部端子130、内部接続回路131が設けられていない。本実施例2では、図6(c)に示すように、外部端子130、内部接続回路131は、ソケット型の支持体140bに設けられている。
図7は、実施例2にかかる第1の接続部122である第1の口金122と、第2の接続部123である第2の口金123と、ソケット型の支持体140bの接続を簡単に示す図である。
図7(a)に示すように、第1の口金122には金属製の差し込みピン1221が設けられ、第2の口金123には金属製の差し込みピン1231が設けられているが、実施例1の図3とは異なり、電気的接続要素として、外部端部130と内部接続回路131は設けられていない。
図7(b)に示す支持体140aには、機械的接続要素としてピンホール状の接続部141bとともに、電気的接続要素として外部端部130と内部接続回路131が設けられている。
接続部141bは、図7(d)に示すように、第1の口金122の差し込みピン1221、第2の口金123の差し込みピン1231と嵌合し合うことにより、図7(d)に示すように機械的支持を行うとともに、内部接続回路131を介して外部端子とも通電するため電気的接続も行われる仕組みとなっている。
外部端部130は、外部からの電圧供給をブリッジ渡り配線コード132を介して受けるものであり、ブリッジ渡り配線コード132とソケット型の支持部140bを介して、LED照明具120bは電気的に接続される。
図8は、実施例2において、ソケット型の支持体140bによってLED照明具120bが直列並びに配設された状態において、隣接し合うLED照明具120bの間をブリッジ渡り配線コード132により接続してゆく様子を示す図である。
実施例1と同様、ブリッジ渡り配線コードは、LED照明具120の支持体に設けられた外部端子130同士を電気的に接続するものであれば良いが、ここでも2つのタイプがある。
第1のタイプは、実施例1と同様、外部端子130とブリッジ渡り配線コード132の接続が差し込み式で脱着自在に接続される構造を備えたものである。着脱式の構造は限定されないが、例えば、いわゆるプラグ−ソケットのように機械的に嵌合し合い、電気的にも通電するもので良い。
図8(b)に示すように、ソケット型の支持体140bの外部端子130にブリッジ渡り配線コード132を差し込むことにより、図中の左側にあるLED照明具120bの後端付近にある渡り電圧供給線126と通電する第2の接続部123の差し込みピン1231から、ソケット型の支持体140bの内部接続回路131を経由して外部端子130を介してブリッジ渡り配線コード132に通電し、ブリッジ渡り配線コード132から図中の右側にあるLED照明具120bの始端付近にあるソケット型の支持体140bの外部端子130を介して内部接続回路131を経由して第1の接続部122の差し込みピン1221に通電され、渡り電圧供給線126により対向する後端側へ電圧が供給される。
第2のタイプは、図8(c)に示すように、ブリッジ渡り配線コード132が、ブリッジ渡り配線コード132同士を接続できる接続端子1321を備えた構造であり、外部端子130とブリッジ渡り配線コード132の一端の接続が固定的に接続されており、接続端子1321を介して前後のブリッジ渡り配線コード132の他端同士を接続する構造を備えたものである。固定式の取り付け構造は限定されないが、例えば、LED照明具の外部端子130から延設されたコードのようなもので良い。図中左側にあるLED照明具120の外部端子130から延設されているブリッジ渡り配線コード132Lの他端と、図中右側にあるLED照明具120の外部端子130から延設されているブリッジ渡り配線コード132Rの他端同士を、図中中央付近で接続端子1321を介して接続している。この接続端子1321を介した接続により、左右のLED照明具120の間で供給電圧が通電する。
次に、実施例2にかかるLED照明具群のうち、端に位置するLED照明具120の当該端側のソケット型の支持体140bの外部端子に対する電圧供給について述べる。
LED照明具群の始端にあるLED照明具120に対して外部電圧を供給する必要がある。そこで、LED照明具群の始端にあるソケット型の支持体140bの外部端子130に対して外部から電圧供給を受ける外部電圧供給線コードを接続する構造とすれば良い。端に位置するLED照明具120の端側のソケット型の支持体140bは、端部として中間にあるソケット型の支持体140bとは異なる形状としても良い。
なお、LED照明具群の二次元的配列における二次元的な電圧供給の仕組みについては実施例3において述べる。
実施例3は、LED照明具の2次元的に配列について述べたものである。上記した実施例1、実施例2で示したLED照明具を長軸方向に直列並べに接続したLED照明具群を並列に並べることにより、LED照明具を2次元的に配列してそれらに電圧供給を行うものである。
図9は、LED照明具群の始端にあるLED照明具120、または、LED照明具群の始端にあるソケット型の支持体140bにおける外部電圧供給線コード133の構成を簡単に示した図である。
図9(a)は、LED照明具群の始端にあるLED照明具120の第1の接続部122において、外部電圧供給線コード133が設けられた構成例を示している。
図9(b)は、LED照明具群の始端にあるソケット型の支持体140bにおいて、外部電圧供給線コード133が設けられた構成例を示している。端に位置するLED照明具120の端側のソケット型の支持体140bは、端部として中間にあるソケット型の支持体140bとは異なる形状としても良い。
外部電圧供給線コード133は、外部から電圧供給を受けるコードであり、ここでは、外部から供給される電力の電源は、定電圧源、定電流源のいずれでも良い。定電圧源とする場合、外部から商用電源を所定電圧(例えば200V)に調整したものを供給するものでも良い。なお、本発明では人工栽培装置100であるので、小さな電圧の変動などは問題にならないケースが多く、外部の商用電源が200Vをそのまま使用しても良い。また、本発明者が先行して出願しているPCT/JP2018/013206号のような電圧源でも適用可能である。
図10は、図9に示した各LED照明具群の始端にある外部電圧供給線コード133を隣接し合うもの同士を接続し合う様子を示す図である。なお、一例として、図9(a)に示したLED照明具120の第1の接続部122において、外部電圧供給線コード133が設けられた構成例として示している。
図11は、図10のように隣接し合う外部電圧供給線コード133を接続した結果得られるLED照明具120の二次元的配列と、それらに対する電圧供給の仕組みを簡単に示した図である。
図11に示すように、各段のLED照明具群は、図中横方向(X方向)に直列並びになっている。また、各段のLED照明具群は、図中縦方向(Y方向)に並列並びになっている。さらに、図中手前または奥行き方向(Z方向)にも多段並びになっている。このように、X方向、Y方向、Z方向に三次元的に配設されている。マトリックスで言う原点に商用電源135が示されており、この商用電源135からX方向、Y方向ともに電圧が供給され、マトリックスの交点に位置する各LED照明具120に電圧が供給される。この例では、さらに、上下多段に構成されており、商用電源135からZ方向の各ノードを接続する上下方向外部電圧供給線コード134が設けられており、三次元的に電圧を供給できる仕組みとなっている。
つまり、X方向には、各段のLED照明具群について、渡り電圧供給線126とブリッジ渡り配線コード132により電圧が供給されて行き、Y方向には、各段のLED照明具群へ外部電圧供給線コード133により電圧が供給されて行く仕組みとなっており、さらに、Z方向にも電圧が供給されて各段においてそれぞれのXY方向に展開されてゆく。
このように、三次元的配列において、電圧供給にかかるすべての電気的構成要素がソケット型の支持具140により吊下された構成によって各LED照明具120への電圧が供給される仕組みであり、このような仕組みは従来技術にはなく、本発明で初めて実現されたものである。
従来技術であれば、天井や人工栽培植物棚110の内部やその他の構造物に電気配線構造と、複雑な電気配線工事を行う必要があるところ、本発明では、それらの電気配線構造と、複雑な電気配線工事が不要であり、LED照明具を設置した後、ブリッジ渡り配線コード132と、外部電圧供給コード133を外付けで簡単に接続するのみで、電気配線工事が簡単に完了する。
実施例4は、多様にある支持体のバリエーションの一例を示したものである。実施例1〜3では、支持体140としてソケット型の支持体を例に説明した。支持体140の形状、構造は限定されないことは実施例1〜3でも述べてきたが、ここでは、他の様々なバリエーションの支持体について述べる。
(ランナータイプ)
まず、実施例4の第1の支持体140cについて述べる。
図12は、実施例4にかかるランナータイプの第1の支持体140cの構造を簡単に示した図である。
第1の支持体140cは、2つの構成を組み合わせたものであり、吊下型の支持体140−1cおよびガイドレール140−2cからなる支持体140cの例であり、ランナー141が回転することにより吊下型の支持体140−1cがガイドレール140−2cに対して移動する仕組みとなっている。
ガイドレール140−2cは、支持体140cの一部の構成要素であり、人工栽培植物棚110への直管型LED照明具120の照射面に対向して配設した部材である。
図12の例では、上面は人工栽培植物棚110の底面の外表面などの構造物に取り付けられるものであり、図12(d)に示すように、下面の一部が開口を備え、その両脇に2列のレール144cが設けられている。
吊下支持体140−1cは、図12(a)、図12(b)、図12(c)に示すように、直管型LED照明具120の第1の接続部122、第2の接続部123の上部にそれぞれ延設された部材であり、図12(e)に示すように、ガイドレール140−2cに対して、第1の接続部122、第2の接続部123を吊下して支持する機能を備える。
吊下型の支持体140−1cは、ランナー141c、ランナーの回転軸142c、連結部143cを備えた構造となっている。ランナー141cが転がることにより、吊下支持体140−1cがガイドレール140−2cに対して移動可能とする機能を備えている。
図12の例では、ランナータイプの支持体140−1cには小車輪状のランナー141cが左右二列あり、両者は同じ回転軸142cを共有しており、回転軸142cから延設された連結部143cが直管型LED照明具120の直管部材121に対して一体化して取り付けられている。
図12(e)に示すように、この例では、ガイドレール140−2cの左右二列のレール144cに対して左右二列の小車輪状のランナー141cが載ってそのレール内を走行するものとなっている。
LED照明具120の配設作業において、実施例4にかかる第1の支持体140−1cを介して支持しているLED照明具120を、ガイドレール140−2c内のレール144cに沿って走行させて所定の配設位置まで移動させることができる。
図13は、第1の支持体140−1cを介して支持しているLED照明具120の配設作業において所定の配設位置まで移動させる様子を示す図である。図13(b)に示すように、ガイドレール140−2cの中に組み込まれた吊下型の支持体140−1cが、ランナー141cが転がることにより、配設作業者が手で押すことにより、LED照明具120は図中左右方向に自在に走行することができ、所望の位置に配設することができる。
図13(c)は、所望の位置に配設したLED照明具120同士をブリッジ渡り配線コード132により接続する様子を示す図である。実施例1、2、3と同様、外部端子130にブリッジ渡り配線コード132を取り付けてLED照明具群を形成することができ、さらに、図11で示したような二次元的配列も行うことができる。
この図12の例では、ランナータイプの吊下型の支持体140−1cは、第1の口金122と第2の口金123に設けた例としたが、図14(a)に示したように、第1の口金122と第2の口金123に対してソケット型の支持体140−1cを取り付け、そのソケット型の支持体140−1cの上部に回動軸142c、ランナー141cが設けられている構成でも良い。
また、図14(b)に示した構成例は、吊下型の支持体140−1cをLED照明具120の直管部材121の左右端部近くの上部に取り付ける構成もあり得る。また、図14(c)に示した構成例は、吊下型の支持体140−1cを第1の口金122と第2の口金123と直管部材121の中央付近など1つのLED照明具120cに対して3つ以上設けたりする構成もあり得る。
(スライダータイプ)
次に、実施例4の第2の支持体について述べる。
第2の支持体は2つの構成を組み合わせたものであり、吊下型の支持体とガイドレールを組み合わせた支持体の例であり、吊下型の支持体がガイドレールに対して移動する仕組みとなっている。
図15は、スライダータイプの支持体140−1dおよびガイドレール140−2dの構造例を示す図である。
図15(a)は、スライダータイプの支持体140dの断面図である。スライダータイプの支持体140dは、吊下型の支持体140−1dにおいて摺動子145dを備えたものである。摺動子145dとはガイドレール140−2dのスライダー145dに沿って滑る部材であり、ここでは、滑らかな板状体となっている。実施例4にかかる第2の支持体140−1dは、この摺動子145dと摺動子145dに取り付けられた連結部材146dを備えた構造となっている。
図15(a)に示す例では、スライダータイプの支持体140−1dにT字型の一対の摺動子145dが左右に突出しており、両者の中央部分から延設された連結部146dがLED照明具120の直管部材121、第1の接続部122、第2の接続部123などに対して一体化して取り付けられている。
図15(b)はスライダータイプのガイドレール140−2dの断面図である。スライダータイプのガイドレール140−2dには、スライド構造147dが設けられており、ここでは、スライド構造147dは単純な板状のレールとなっている。
図15(c)は、スライダータイプのガイドレール140−2dに対して第2の支持体140−1dを摺動可能に組み合わせた状態を示す断面図である。紙面手前方向または紙面奥行き方向に摺動自在となっている。
なお、実際の配設作業では、所定位置までLED照明具120を摺動させて配設した後、摺動しないようにストッパーなど固定する部材で留め置くことも好ましい。
図15(d)は摺動を補助する補助コマが組み込まれたスライダータイプのガイドレール140−2dの断面図である。補助コマ148dは回転軸に対して回動できるようになっており、紙面手前方向および紙面奥行き方向に複数取り付けられている。図15(e)は、図15(d)に示した補助コマ148dが組み込まれたスライダータイプのガイドレール140−2dに対して第2の支持体140−1dを摺動可能に組み合わせた状態を示す断面図である。補助コマ148dの回転により、第2の支持体140−1dが紙面手前方向または紙面奥行き方向に摺動自在となっている。
(載置タイプ)
次に、実施例4の第3の支持体140eおよび第4の支持体140fについて述べる。
実施例4の第3の支持体140eは、LED照明具120を載置する支持体である。
本発明では、LED照明具群における電気的接続は、LED照明具120内の渡り電圧供給線126と、LED照明具120同士をブリッジするブリッジ渡り配線コード132で確保し、その他の構造物内に電気配線構造を必要とせず、配線工事も不要とするものである。そのため、複数のLED照明具120を直列並びに支持する機械的構造があれば良い。そこで、実施例4の第3の支持体140eは、断面が円形である、第1の接続部122、第2の接続部123、直管部材121などの円形断面を利用して支持するものである。
LED照明具120の外表面の一部に沿う窪み形状または外表面に少なくとも2点以上当接する窪み形状を備え、LED照明具120を安定的に載置または係止するものであれば良い。
図16は、実施例4の第3の支持体140eおよび第4の支持体140fを簡単に示すものである。
図16(a)は、第3の支持体140eであり、その形状は、LED照明具120の直管部材121の外径に対応する形状の円弧状の窪み形状141eを備えたものとなっている。図16(a)から(b)に示すように、単に載せ置くだけで、LED照明具120の直管部材121がしっかりと支持され、LED照明具120が所望の位置に安定して取り付けられる。
図16(c)は、第4の支持体140fであり、その形状は、V字型状の窪み形状141fであってLED照明具120の外面を2点で支持するものとなっている。この例でも図16(c)から(d)に示すように、単に載せ置くだけで、LED照明具120の直管部材121がしっかりと支持され、LED照明具120が所望の位置に安定して取り付けられる。
直管部材121が円筒とは異なる形状の場合や直管部材121自体が設けられていない構造の場合などであれば、支持体が、直管型LED照明具120の外形のいずれかの形状の一部に沿って安定的に支持できる形状であれば良い。
図17は、実施例4の第3の支持体140eおよび第4の支持体140fを用いてLED照明具120を配設してゆき、さらに、電気的接続も行う作業の様子を示す図である。実施例4の第3の支持体140eを例に示すが、第4の支持体140fでも同様である。
第3の支持体140eは多段構成の各々の人工栽培植物棚110の底面から垂下されて設けられており、その内面に円弧状の窪み形状141eが設けられている。この円弧状の窪み形状141eの内径は、LED照明具120の外径に対応しているので、単に載せ置くだけでLED照明具120を安定的に支持できる。
第3の支持体140eの間隔としては、LED照明具120の長さに比べて短く、1つのLED照明具120に対して、最低2つの第3の支持体140fが支持できるような間隔で設けておく。図17に示した例では、1本のLED照明具120に対して、3つの第3の支持体140eが適用されるよう配置されている例となっている。
次に、第3の支持体140eへのLED照明具120の取り付け方法について述べる。
取り付け方法は限定されるものではないが、各々のソケット支持体140の側方からLED照明具120を取り付ける方法がある。
第3の支持体140eは図16に示したように、側方の一部が解放された解放部を備えて一種のフック状になっており、側方からLED照明具120を投入することができる。そこで、LED照明具120を、第3の支持体140eの側方から順に投入してLED照明具120を順々に接続して取り付ける。
図17に示すように、LED照明具120を第3の支持体140eの側方から入れて載置、係止してゆく。その結果、LED照明具120を円弧状の窪み141またはV字状の窪み142の所定位置に収めることができる。
電気的接続は、図17(d)に示すように、前段または後段のLED照明具120の第1の接続部122または第2の接続部123の外部端子130と、当段の第1の接続部122または第2の接続部123の外部端子130との間を、ブリッジ渡り配線コード132で接続し、LED照明具120をその長さ方向に直列並びに電気的接続を確保してゆく。
図18は、複数本のLED照明具が直列並びに配設されたLED照明具群の電気的配線について、簡単に示した図である。
外部からの供給電圧は、ブリッジ渡り配線コード132、渡り電圧供給線126により電圧供給路が形成されており、複数のLED照明具120を順々に渡され、各々のLED照明具120において、引き込み線となる接続線または電圧制御回路により梯子型につながった各々のLED照明具120に対して均等に200Vが印加され、内部のLEDライン光源125に引き込まれ、各々のLED素子に3V程度の電圧が印加される。
ここで、外部から第2の渡り電圧供給線126−2に供給される電力の電源は、実施例1と同様、本発明では特に限定はされず多様な電源が適用できる。定電圧源、定電流源でも良い。一般には定電圧源の方がその回路構成が簡単な場合が多い。定電圧源とする場合、外部から商用電源を所定電圧(例えば200V)に調整したものを供給するものでも良い。なお、スイッチング電源を適用して均質な電圧を得るものでも良いが回路構成が複雑になる。本発明は人工栽培装置100であるので、小さな電圧の変動などは問題にならないケースが多く、外部の商用電源が200Vであればそのまま使用でき、外部の商用電源が100Vの場合はトランスの昇圧調整程度で200Vとすれば十分な場合も多い。また、本発明者が先行して出願しているPCT/JP2018/013206号のような電圧源でも適用可能である。
このような簡単な取り付け作業のみで、複数本のLED照明具120aのすべてについて、所定位置への取り付け工事、さらには電気配線工事を完了することができる。
なお、本実施例2は、LED照明具120同士を電気的に接続されていれば良く、機械的な配列としては、かならずしもLED照明具120同士が直列並びに並んでいる必要はなく、ジグザグ状に配列されていたり相互に相対的に角度が付いていたりしても良く、配列は多様なものが可能である。
本発明の技術的範囲を逸脱することなく種々の変更が可能であることは理解されるであろう。
以上、本発明の好ましい実施形態を図示して説明してきたが、本発明は、多様な植物種の植物工場に適用できる人工栽培装置およびLED照明具ならびに人工栽培装置のLED照明具の電気的接続方法として広く適用することができる。
100 LED照明具
110 人工栽培植物棚
120 LED照明具
121 直管部材
122 第1の接続部
1221 差し込みピン
123 第2の接続部
1231 差し込みピン
124 電子基板
125 LEDライン光源
126 渡り電圧供給線
130 外部端子
131 内部接続回路
132 ブリッジ渡り配線コード
133 外部電圧供給線コード
140 支持体
141 接続部
142 円弧状の窪み形状
143 V字形状の窪み形状
144 レール

Claims (16)

  1. 人工栽培する植物を収納する人工栽培植物棚と、
    第1の接続部と、第2の接続部と、前記第1の接続部および前記第2の接続部の間に設けた電子基板と、前記電子基板に多数のLEDチップを取り付けたLEDライン光源と、前記第1の接続部と前記第2の接続部の間を渡すように電源電圧を供給する渡り電圧供給線と、前記渡り電圧供給線から前記LEDライン光源への電力供給を行う接続線または電圧制御回路を備えたLED照明具と、
    前記人工栽培植物棚に対向するように前記LED照明具を支持する支持体と、
    前記LED照明具の前記第1の接続部および前記第2の接続部に設けられた、または、前記第1の接続部と前記第2の接続部に対してそれぞれ電気的接続手段を備えた前記支持体に設けられた外部端子であって外部からの電圧供給を受ける外部端子と、
    複数本の前記LED照明具が各々の前記支持体により長軸方向に直列並びに配列されたLED照明具群において、当段の前記外部端子と隣接する他段の前記外部端子をブリッジ接続して電気的に通電接続するブリッジ渡り配線コードを備え、
    前記LED照明具群において、当段の前記LED照明具の電圧供給を、前記ブリッジ渡り配線コードを介して、前段または次段の前記LED照明具または前記支持体から受け、前記次段または前記前段の前記LED照明具の電圧供給を、前記ブリッジ渡り配線コードを介して、当段の前記LED照明具または前記支持体から供給する構造を含むものであることを特徴とする人工栽培装置。
  2. 前記渡り電圧供給線が、前記第1の接続部を介して供給された電力を同じ前記LED照明具の内部を通って対向する前記第2の接続部まで受け渡す渡り電圧供給線であり、
    前記LED照明具群の各々の前記LED照明具に対する電圧供給にかかる電気的構成要素が、前記人工栽培植物棚およびその底面には設けられておらず、前記支持体により吊下支持された構成要素のみにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の人工栽培装置。
  3. 前記支持体により吊下支持された構成要素が、−当段の前記LED照明具の前記第1の接続部−当段の前記渡り電圧供給線−当段の前記LED照明具の前記第2の接続部−当段の前記外部端子−前記ブリッジ渡り配線コード−次段の前記外部端子−次段の前記LED照明具の前記第1の接続部−次段の前記渡り電圧供給線−次段の前記LED照明具の前記第2の接続部−次段の前記外部端子−次段の前記ブリッジ渡り配線コード−と直列並び方向に電圧供給が確保されている構造を含むものであることを特徴とする請求項1または2に記載の人工栽培装置。
  4. 前記LED照明具群のうち、端に位置する前記LED照明具の当該端側の前記外部端子に対して、外部から電圧供給を受ける外部電圧供給線コードを接続する構造を含むものである請求項1から3に記載の人工栽培装置。
  5. 前記LED照明具群が、複数並列並びに配列されている二次元的配列において、
    隣接し合う前記LED照明具群の前記外部電圧供給線コード同士が接続された構造であり、
    前記二次元的配列において、一次元方向には、前記LED照明具群の前記LED照明具同士が前記ブリッジ渡り配線コードおよび前記渡り電圧供給線により電気的に接続され、二次元方向には、前記外部電圧供給線コード同士が電気的に接続された構造を含むものである請求項4に記載の人工栽培装置。
  6. 前記LED照明具群の前記二次元的配列において、当段の前記LED照明具群の電圧供給を、前記外部電圧供給線コードを介して、前段または次段の前記LED照明具群から受け、前記次段または前記前段の前記LED照明具群の電圧供給を、前記外部電圧供給線コードを介して、当段の前記LED照明具群から供給する構造を含むものであることを特徴とする請求項5に記載の人工栽培装置。
  7. 前記人工栽培植物棚が多段構成となっており、三次元的配列の前記LED照明具群において、端に位置する前記LED照明具の当該端側の前記外部端子に対して、外部から受けた電圧供給を上段または下段方向に通電する上下方向外部電圧供給線コードを接続する構造を含むものである請求項5または6に記載の人工栽培装置。
  8. 前記外部端子と前記ブリッジ渡り配線コードの接続が差し込み式で脱着自在に接続される構造を備え、当段と前段または後段の前記外部端子同士の間に前記ブリッジ渡り配線コードを渡して接続するものである請求項1から7のいずれかに記載の人工栽培装置。
  9. 前記ブリッジ渡り配線コードが、前記ブリッジ渡り配線コード同士を接続できる接続端子を備え、
    前記外部端子と前記ブリッジ渡り配線コードの一端が固定的に接続されたものであり、当段と前段または後段の前記外部端子に固定的に接続されている前記ブリッジ渡り配線コードの他端同士を前記接続端子を介して接続するものである請求項1から7のいずれかに記載の人工栽培装置。
  10. 前記第1の接続部および前記第2の接続部がそれぞれの端面に金属製の差し込みピンを備え、前記差し込みピンに対して前記外部端子が電気的に接続された構造であり、
    前記支持体が、前記LED照明具の両端を挟み込めるように一対が対向し合って設けられており、その対向する端面において前記差し込みピンに適合するピンホールを備え、前記人工栽培植物棚の所定位置に取り付けられるものであることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の人工栽培装置。
  11. 前記支持体が、前記LED照明具の外表面に沿う窪み形状または外表面に少なくとも2点以上当接する窪み形状を備え、前記人工栽培植物棚の長さ方向の軸に対して前記窪み形状の断面が垂直に設けられたことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の人工栽培装置。
  12. 前記支持体が、前記直管型LED照明具側において前記第1の接続部および前記第2の接続部から延設された支持体部分と、前記人工栽培植物棚側において前記直管型LED照明具側の前記支持体を移動可能に支持するガイドレールの組み合わせであり、
    前記人工栽培植物棚に対する前記直管型LED照明具の配設作業において、前記直管型LED照明具を、前記支持体部分を介して、前記ガイドレールに沿って移動させることにより、各々の前記直管型LED照明具を前記ガイドレール内の各々の所定位置まで移動させて配設できる構造を含むものであることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の人工栽培装置。
  13. 前記支持体部分が前記ガイドレールに対するランナーを備えたものであり、
    前記ガイドレールが前記支持体部分の前記ランナーが走行するレーンを備えたものであり、
    前記直管型LED照明具の配設作業において、前記直管型LED照明具を、前記支持体部分のランナーを前記ガイドレールに沿って走行させて所定の配設位置まで移動させる構造を含むものであることを特徴とする請求項12に記載の人工栽培装置。
  14. 前記ガイドレールが前記支持体を摺動させるスライダーを備え、
    前記支持体部分が前記ガイドレールのスライダーによって走行する摺動体を備え、
    前記直管型LED照明具の配設作業において、前記直管型LED照明具を、前記支持体部分の摺動体を前記ガイドレールに沿ってスライドさせて所定の配設位置まで移動させる構造を含むものであることを特徴とする請求項12に記載の人工栽培装置。
  15. 人工栽培する植物を収納する人工栽培植物棚に用いるLED照明具であって、
    第1の接続部と、第2の接続部と、前記第1の接続部および前記第2の接続部の間に設けた電子基板と、前記電子基板に多数のLEDチップを取り付けたLEDライン光源と、前記第1の接続部と前記第2の接続部の間を渡すように電源電圧を供給する渡り電圧供給線と、前記渡り電圧供給線から前記LEDライン光源への電力供給を行う接続線または電圧制御回路と、前記第1の接続部および前記第2の接続部にそれぞれ設けられた外部端子であって外部からの電圧供給を受ける外部端子と、当該外部端子に適合し、複数本の前記LED照明具が直列並びに配列された状態において当段の前記第1の接続部と次段の前記第2の接続部の前記外部端子同士を電気的に通電接続するブリッジ渡り配線コードを備えたものであるLED照明具。
  16. 人工栽培する植物を収納する人工栽培植物棚と、
    第1の接続部と、第2の接続部と、前記第1の接続部および前記第2の接続部の間に設けた電子基板と、前記電子基板に多数のLEDチップを取り付けたLEDライン光源と、前記第1の接続部と前記第2の接続部の間を渡すように電源電圧を供給する渡り電圧供給線と、前記渡り電圧供給線から前記LEDライン光源への電力供給を行う接続線または電圧制御回路を備えたLED照明具と、
    前記人工栽培植物棚に対向するように前記LED照明具を支持する支持体と、
    前記LED照明具の前記第1の接続部および前記第2の接続部に設けられた、または、前記第1の接続部と前記第2の接続部に対してそれぞれ電気的接続手段を備えた前記支持体に設けられた外部端子であって外部からの電圧供給を受ける外部端子と、
    複数本の前記LED照明具が各々の前記支持体により長軸方向に直列並びに配列されたLED照明具群において、当段の前記外部端子と隣接する他段の前記外部端子をブリッジ接続して電気的に通電接続するブリッジ渡り配線コードを備えた人工栽培装置を用いて、
    前記LED照明具群において、当段の前記LED照明具の電圧供給を、前記ブリッジ渡り配線コードを介して、前段または次段の前記LED照明具または前記支持体から受け、前記次段または前記前段の前記LED照明具の電圧供給を、前記ブリッジ渡り配線コードを介して、当段の前記LED照明具または前記支持体から供給することを特徴とする人工栽培装置の電圧供給方法。
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