JPWO2020148800A1 - 制御装置 - Google Patents

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裕次 根本
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Abstract

表面実装タイプのスイッチング素子を用いた制御装置において、プリント配線板を経由する放熱特性を向上させることを目的とする。プリント配線板(4)と、プリント配線板に配置されたスイッチング素子(5)と、スイッチング素子のプリント配線板と対向する面と反対側の面でスイッチング素子と熱的に接続された熱伝導部材(6)とを備えた制御装置である。プリント配線板は、複数の熱伝導層(2)が絶縁層内に積層された多層構造であり、スイッチング素子は、最上層の熱伝導層(2a)の所定の領域で最上層の熱伝導層と熱的に接続されており、熱伝導部材は、所定の領域以外の領域で最上層の熱伝導層と熱的に接続されている。プリント配線板は、スイッチング素子の下部において、複数の熱伝導層を熱的に接続する第1ビア(9a)と、熱伝導部材の下部において、複数の熱伝導層を熱的に接続する第2ビア(9b)とを備えている。

Description

本願は、制御装置に関する。
電動化が進む自動車では、エンジンを電子制御するための制御装置が取り付けられている。近年、制御装置の小型化のため、インバータ部などに用いられるスイッチング素子をプリント基板の表面に実装した制御装置が用いられている。スイッチング素子は大電流が流れるため発熱する。そのため、スイッチング素子を冷却する必要がある。この表面実装タイプのスイッチング素子を用いた制御装置では、スイッチング素子をヒートシンクに固定した従来の制御装置と異なり、プリント配線板を経由した放熱構造が必要となる。
従来の表面実装タイプのスイッチング素子を用いた制御装置は、プリント配線板の表面に形成された熱伝導パターンにスイッチング素子を熱的に接続し、スイッチング素子の発熱を熱伝導パターンを経由して周囲に拡散していた(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2016−100393号公報 特開2018−6765号公報
プリント配線板では、一般に厚さが35μmあるいは18μmの銅箔が用いられている。この銅箔が配線パターンおよび熱伝導パターンとして用いられている。従来の制御装置では、この厚みの薄い銅箔を熱伝導パターンとして用いているため熱抵抗が高く、プリント配線板を経由する放熱特性が低かった。
本願は、上述のような課題を解決するためになされたもので、表面実装タイプのスイッチング素子を用いた制御装置において、プリント配線板を経由する放熱特性を向上させることを目的とする。
本願の制御装置は、プリント配線板と、プリント配線板に配置されたスイッチング素子と、スイッチング素子のプリント配線板と対向する面と反対側の面でスイッチング素子と熱的に接続された熱伝導部材とを備えたものである。また、このプリント配線板は、複数の熱伝導層が絶縁層内に積層された多層構造であり、スイッチング素子は、最上層の熱伝導層の所定の領域で最上層の熱伝導層と熱的に接続されており、熱伝導部材は、所定の領域以外の領域で最上層の熱伝導層と熱的に接続されている。さらに、このプリント配線板は、スイッチング素子の下部において、複数の熱伝導層を熱的に接続する第1ビアと、熱伝導部材の下部において、複数の熱伝導層を熱的に接続する第2ビアとを備えたものである。
本願の制御装置は、複数の熱伝導層が絶縁層内に積層された多層構造のプリント配線板が、スイッチング素子の下部において、複数の熱伝導層を熱的に接続する第1ビアと、熱伝導部材の下部において、複数の熱伝導層を熱的に接続する第2ビアとを備えているので、プリント配線板を経由する放熱特性を向上させることができる。
実施の形態1に係る制御装置の断面図である。 実施の形態1に係るプリント配線板の上面図である。 実施の形態1に係る制御装置の断面図である。 実施の形態1に係る制御装置の断面図である。 実施の形態2に係る制御装置の断面図である。 実施の形態3に係る制御装置の断面図である。
以下、本願を実施するための実施の形態に係る制御装置について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一符号は同一もしく相当部分を示している。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る制御装置の断面図である。本実施の形態の制御装置1は、例えば自動車のボンネット内に設置された制御装置であり、この制御装置の周囲に配置されるモータ10などを駆動するためのものである。発熱源となるモータ10が下部にある場合、プリント配線板の下部への放熱は期待できない。したがって、スイッチング素子で発生した熱は、モータ10と対向した面と反対側の面へ放熱させることが必要となる。
図1に示すように、制御装置1は、複数の熱伝導層2が絶縁層3内に積層されたプリント配線板4と、最上層の熱伝導層2aと熱的および電気的に接続されたスイッチング素子5と、スイッチング素子5の周囲で最上層の熱伝導層2aと熱的に接続された熱伝導部材6とで構成されている。熱伝導部材6と最上層の熱伝導層2aとの間には、絶縁性の熱伝導性挿入層7aが挿入されている。複数の熱伝導層2は、最上層の熱伝導層2aとプリント配線板4の絶縁層3に内包された内部の熱伝導層2bとで構成されている。熱伝導部材6は、最上層の熱伝導層2aと熱的に接続された2つの凸部6aと、この2つの凸部6aの間に形成された凹部6bとを備えている。この熱伝導部材6の凹部6bとスイッチング素子5の上面とは、熱伝導性挿入層7bを介して熱的に接続されている。
プリント配線板4は、絶縁層3と、最上層の熱伝導層2aおよび絶縁層3に内包された内部の熱伝導層2bで構成された複数の熱伝導層2と、下面の全面および上面の最上層の熱伝導層2a以外の面を覆うレジスト8と、最上層の熱伝導層2aと内部の熱伝導層2bとを熱的に接続するビア9とを備えている。ビア9は、スイッチング素子5の下部において、複数の熱伝導層2を熱的に接続する第1ビア9aと、熱伝導部材6の下部において、複数の熱伝導層2を熱的に接続する第2ビア9bとで構成されている。
複数の熱伝導層2は、例えば銅箔で構成されている。プリント配線板4の絶縁層3は、エポキシ樹脂などで構成されている。スイッチング素子5は、例えば半導体素子を備えた回路素子である。熱伝導部材6は、例えばアルミニウムで構成された放熱部品、あるいは金属製の筐体である。絶縁性の熱伝導性挿入層7a、7bは、例えば放熱グリス、サーマルグリス、放熱用シリコーンオイルコンパウンドあるいは放熱性シリコーンゴムなどである。
図2は、プリント配線板4の上面図である。図2に示すように、最上層の熱伝導層2aは、破線で示したスイッチング素子5の下部とその周囲に広がって形成されている。スイッチング素子5の周囲の最上層の熱伝導層2aの上には、破線で示した熱伝導部材6の凸部6aが熱的に接続されている。スイッチング素子5の下部の位置には、最上層の熱伝導層2aと内部の熱伝導層2bとを熱的に接続する第1ビア9aが形成されている。また、凸部6aの下部の位置には、最上層の熱伝導層2aと内部の熱伝導層2bとを熱的に接続する第2ビア9bが形成されている。なお、図2において、スイッチング素子5および熱伝導部材6の凸部6aが上部に配置された部分以外の最上層の熱伝導層2aの表面の一部は、レジスト8で覆われている。
このように構成された制御装置1における熱伝導の経路について説明する。大電流が流れるスイッチング素子5で発生した熱は、2つの経路で外気に放出される。1つ目の経路は、スイッチング素子5の上部から熱伝導性挿入層7bを経由して熱伝導部材6の凹部6bに至る経路であり、熱伝導部材6から外気に熱が放出される。2つ目の経路は、スイッチング素子5の下部から最上層の熱伝導層2aおよび熱伝導性挿入層7aを経由して熱伝導部材6の凸部6aに至る経路であり、熱伝導部材6から外気に熱が放出される。
この2つ目の経路において、最上層の熱伝導層2aの面内方向の経路だけでなく、スイッチング素子5の下部の最上層の熱伝導層2aから第1ビア9a、内部の熱伝導層2bおよび第2ビア9bを経由して熱伝導部材6の凸部6aの下部の最上層の熱伝導層2aまで至る経路が存在する。
従来の制御装置では、最上層の熱伝導層しか存在しなかった。つまり、スイッチング素子から熱伝導部材までの熱伝導の経路は、最上層の熱伝導層の面内方向の経路のみであった。そのため、プリント配線板で一般に使用される厚さが35μmの銅箔を熱伝導層に用いた場合、熱伝導層の熱抵抗が高く放熱特性が十分ではなかった。
本実施の形態の制御装置では、スイッチング素子からの熱伝導の経路を最上層の熱伝導層の面内方向の経路に加えて、プリント配線板の内部に形成された複数の熱伝導層を経由した経路が存在するので、熱伝導層の熱抵抗を低くすることができ、十分な放熱特性が得られる。
また、銅箔の厚さが105μmの高価なプリント配線板を用いることなく、一般に用いられている銅箔の厚さが35μmの安価な多層のプリント配線板を用いることができる。
スイッチング素子がMOSFETのスイッチング素子の場合、図2に示すように、スイッチング素子5のドレイン端子側(図2のスイッチング素子5の上側)とソース端子側(図2のスイッチング素子5の下側)とでは、最上層の熱伝導層2aの露出面積が異なるのが一般的である。熱伝導部材6の凸部6aと最上層の熱伝導層2aとの熱的な接続は、ドレイン端子側およびソース端子側の両方の最上層の熱伝導層2aを利用することが好ましい。ただし、最上層の熱伝導層2aの露出面積が広いドレイン端子側だけを利用してもよい。
なお、本実施の形態では、複数の熱伝導層は電気的な接続のための配線を兼ねている。熱伝導層が厚さ35μmの銅箔である場合、幅1mmで最大1Aの電流を流すとしたとき、電流密度は28.6A/mmとなる。この電流密度以下となるように熱伝導層の幅を決定するが、本実施の形態のように、多層の熱伝導層を配線に用いることで、各熱伝導層の電流密度は、確実に14.3A/mm以下となる。このような低い電流密度であるにもかかわらずあえて複数層の熱伝導層を用いることで、面内方向の熱抵抗を下げることができ、スイッチング素子の下部からの放熱効果を増大させることができる。
熱伝導層を配線としても利用するため、熱伝導層と熱伝導部材との間の電気絶縁性が問題となる。図3は、本実施の形態1に係る別の制御装置の断面図である。図3に示すように、プリント配線板の製造工程において、熱伝導部材6の凸部6aの下部の位置に対応する最上層の熱伝導層2aの上のレジスト8を除去せずに残しておく。このようにすれば、熱伝導層と熱伝導部材との間の電気絶縁性がさらに向上する。
なお、複数の銅箔を接続するビアは、電気回路の配線としての機能で考える場合は2個あれば十分であるが、熱伝導層としての機能で考える場合はできるだけ多数あった方がよい。また、ビアは、プリント配線板の上下を突き抜ける貫通ビアであっても、絶縁層の途中まで配置されるインナービアであってもよい。
また、絶縁層内に積層された複数の熱伝導層は、同じ形状である必要はない。電気回路の配線として用いるためにプリント配線板の周辺部まで伸ばした形状であっても、他の部品、他の配線などを避けた形状であってもよい。複数の熱伝導層に必要なことは、スイッチング素子の下部に配置された最上層の熱伝導層と熱伝導部材の凸部の下部に配置された最上層の熱伝導層とを第1ビアおよび第2ビアを介して熱的に接続することである。
なお、図1に示すように、プリント配線板4の裏面、すなわちモータ10と対向した面は、熱伝導層が露出していないことが好ましい。図1に示す例では、プリント配線板4の裏面はレジスト8で覆われている。モータ10と対向した面に熱伝導層が露出していると、モータ10からの熱の影響で熱伝導層の温度が上昇し、熱伝導層の放熱効果が低下するからである。
また、本実施の形態においては、熱伝導層が3層のプリント配線板を示したが、2層以上であればプリント配線板の内部の熱伝導層を経由した経路が存在するので、熱伝導層の熱抵抗を低くすることができる。
また、図1に示す熱伝導部材6は、最上層の熱伝導層2aと熱的に接続された2つの凸部6aと、この2つの凸部6aの間に形成された凹部6bとを備えていたが、これに限るものではない。図4は、本実施の形態1に係る別の制御装置の断面図である。図4に示すように、この制御装置1においては、熱伝導部材6と最上層の熱伝導層2aとの間に挿入される絶縁性の熱伝導性挿入層7aを厚くしている。熱伝導部材6の下部は平坦な形状である。熱伝導部材6は、この平坦面と熱伝導性挿入層7bを介してスイッチング素子5の上面と熱的に接続されると共に、熱伝導性挿入層7aを介して最上層の熱伝導層2aと熱的に接続されている。
このように構成された制御装置は、熱伝導部材6が凸部および凹部を備える必要がなく、熱伝導部材6の構造が簡素になる。なお、熱伝導性挿入層として低硬度な素材を用いて、熱伝導性挿入層7aおよび熱伝導性挿入層7bを一体とすることもできる。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2に係る制御装置の断面図である。図5に示すように、本実施の形態の制御装置1は、熱伝導部材6の凸部6aの部分に、熱伝導部材6とプリント配線板4とを締結する締結部11を備えている。制御装置のそれ以外の構成は、実施の形態1の制御装置と同様である。締結部11は、例えばネジであり、プリント配線板4を貫通して熱伝導部材6の凸部6aとプリント配線板4とを締結している。
このように構成された制御装置は、熱伝導部材6と最上層の熱伝導層2aとの熱的な接続が確実となり熱抵抗が低下する。また、通常の制御装置では熱伝導部材6とプリント配線板4との締結部は別の箇所に配置されているが、本実施の形態の制御装置は熱的な接続の箇所に締結部を備えているので、別の箇所の締結部をなくすことができる。なお、図5では、熱伝導部材の一方の凸部に締結部を備えた例を示したが、両側の凸部に締結部を備えていてもよい。
実施の形態3.
図6は、実施の形態3に係る制御装置の断面図である。図6に示すように、本実施の形態の制御装置1は、上面に金属端子12が露出したスイッチング素子5を用いている。スイッチング素子5の金属端子12は、熱伝導性挿入層7bを介して熱伝導部材6と熱的に接続されている。
このように構成された制御装置は、スイッチング素子5の上面と熱伝導部材6との間の熱抵抗が低下し、スイッチング素子5の冷却能力が向上する。
本願は、様々な例示的な実施の形態が記載されているが、1つまたは複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1 制御装置、 2、2a、2b 熱伝導層、 3 絶縁層、 4 プリント配線板、 5 スイッチング素子、 6 熱伝導部材、 6a 凸部、 6b 凹部、 7a、7b 熱伝導性挿入層、 8 レジスト、 9 ビア、 9a 第1ビア、 9b 第2ビア、 10 モータ、 11 締結部、12 金属端子。
本願の制御装置は、プリント配線板と、プリント配線板に配置されたスイッチング素子と、スイッチング素子のプリント配線板と対向する面と反対側の面でスイッチング素子と熱的に接続された熱伝導部材とを備えたものである。また、このプリント配線板は、複数の熱伝導層が絶縁層内に積層された多層構造であり、スイッチング素子は、最上層の熱伝導層の所定の領域で最上層の熱伝導層と熱的に接続されており、熱伝導部材は、所定の領域以外の領域で最上層の熱伝導層と熱的に接続されている。さらに、このプリント配線板は、スイッチング素子の下部において、複数の熱伝導層を熱的に接続する第1ビアと、熱伝導部材と最上層の熱伝導層とが熱的に接続された領域の下部において、複数の熱伝導層を熱的に接続する第2ビアとを備えたものである。
本願の制御装置は、複数の熱伝導層が絶縁層内に積層された多層構造のプリント配線板が、スイッチング素子の下部において、複数の熱伝導層を熱的に接続する第1ビアと、熱伝導部材と最上層の熱伝導層とが熱的に接続された領域の下部において、複数の熱伝導層を熱的に接続する第2ビアとを備えているので、プリント配線板を経由する放熱特性を向上させることができる。

本願の制御装置は、プリント配線板と、プリント配線板に配置されたスイッチング素子と、スイッチング素子のプリント配線板と対向する面と反対側の面でスイッチング素子と熱的に接続された熱伝導部材とを備えたものである。また、このプリント配線板は、複数の熱伝導層が絶縁層内に積層された多層構造であり、スイッチング素子は、最上層の熱伝導層の所定の領域で最上層の熱伝導層と熱的に接続されており、熱伝導部材は、所定の領域以外の領域で最上層の熱伝導層と熱的に接続されている。さらに、このプリント配線板は、スイッチング素子の下部において、複数の熱伝導層を熱的に接続する第1ビアと、熱伝導部材と最上層の熱伝導層とが熱的に接続された領域の下部において、複数の熱伝導層を熱的に接続する第2ビアとを備えたものであって、さらに、プリント配線板のスイッチング素子が配置される面と反対側の面は、発熱源と対向しており、プリント配線板の最下層の熱伝導層は、プリント配線板の発熱源と対向する面において、絶縁層及びレジストの少なくともいずれか一方によって覆われていることを特徴とするものである。
別の本願の制御装置は、プリント配線板と、プリント配線板に配置されたスイッチング素子と、スイッチング素子のプリント配線板と対向する面と反対側の面でスイッチング素子と熱的に接続された熱伝導部材とを備えたものである。また、このプリント配線板は、複数の熱伝導層が絶縁層内に積層された多層構造であり、スイッチング素子は、最上層の熱伝導層の所定の領域で最上層の熱伝導層と熱的に接続されており、熱伝導部材は、所定の領域以外の領域で最上層の熱伝導層と熱的に接続されている。さらに、このプリント配線板は、スイッチング素子の下部において、複数の熱伝導層を熱的に接続する第1ビアと、熱伝導部材と最上層の熱伝導層とが熱的に接続された領域の下部において、複数の熱伝導層を熱的に接続する第2ビアとを備えたものであって、さらに、熱伝導部材は、凸部を有しており、第2ビアは、熱伝導部材の凸部と最上層の熱伝導層とが熱的に接続された領域の直下において、複数の熱伝導層を熱的に接続することを特徴とするものである。
さらに別の本願の制御装置は、プリント配線板と、プリント配線板に配置されたスイッチング素子と、スイッチング素子のプリント配線板と対向する面と反対側の面でスイッチング素子と熱的に接続された熱伝導部材とを備えたものである。また、このプリント配線板は、複数の熱伝導層が絶縁層内に積層された多層構造であり、スイッチング素子は、最上層の熱伝導層の所定の領域で最上層の熱伝導層と熱的に接続されており、熱伝導部材は、所定の領域以外の領域で最上層の熱伝導層と熱的に接続されている。さらに、このプリント配線板は、スイッチング素子の下部において、複数の熱伝導層を熱的に接続する第1ビアと、熱伝導部材と最上層の熱伝導層とが熱的に接続された領域の下部において、複数の熱伝導層を熱的に接続する第2ビアとを備えたものであって、さらに、熱伝導部材は、2つの凸部と2つの凸部の間に形成された凹部とを有しており、第2ビアは、熱伝導部材の2つの凸部と最上層の熱伝導層とが熱的に接続されたそれぞれの領域の下部において、複数の熱伝導層を熱的に接続し、スイッチング素子は、熱伝導部材の凹部と熱的に接続されることを特徴とするものである。

Claims (5)

  1. プリント配線板と、
    前記プリント配線板に配置されたスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子の前記プリント配線板と対向する面と反対側の面で前記スイッチング素子と熱的に接続された熱伝導部材と
    を備えた制御装置であって、
    前記プリント配線板は、複数の熱伝導層が絶縁層内に積層された多層構造であり、
    前記スイッチング素子は、最上層の熱伝導層の所定の領域で前記最上層の熱伝導層と熱的に接続されており、
    前記熱伝導部材は、前記所定の領域以外の領域で前記最上層の熱伝導層と熱的に接続されており、
    前記プリント配線板は、
    前記スイッチング素子の下部において、前記複数の熱伝導層を熱的に接続する第1ビアと、
    前記熱伝導部材の下部において、前記複数の熱伝導層を熱的に接続する第2ビアと
    を備えたことを特徴とする制御装置。
  2. 前記最上層の熱伝導層は、前記プリント配線板の表面に露出していることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記最上層の熱伝導層と前記スイッチング素子との間、および前記最上層の熱伝導層と前記熱伝導部材との間には、熱伝導性挿入層が挿入されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記所定の領域以外の領域において、前記熱伝導部材と前記プリント配線板とを締結する締結部を備えた
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記プリント配線板の最下層の熱伝導層は、前記絶縁層に内包されている
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の制御装置。
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