JPWO2020144904A1 - リチウムイオン電池用負極外部端子及び二次電池 - Google Patents

リチウムイオン電池用負極外部端子及び二次電池 Download PDF

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Abstract

異種金属接合体の生産プロセスを簡略化するとともに、金属間化合物の形成を抑制し、接合部の強度が安定する。純銅又は銅合金で形成されたCu部と、純アルミニウム又はアルミニウム合金で形成されたAl部と、Cu部とAl部との間に形成された混合層と、を有する異種金属接合体であって、混合層は、ニッケル層に銅及びアルミニウムが拡散した構成を有する。

Description

本発明は、異種金属接合体及びこれを用いた二次電池用負極外部端子及び二次電池に関する。
一般に、二次電池(以下、単に「電池」ともいう。)は、充放電のために外部端子(負極外部端子及び正極外部端子)を備えている。複数の電池を接続して使用する場合、電池の端子間は、バスバー等で連結されている。負極外部端子、正極外部端子及びバスバー等は、異なる金属材料で形成されている場合がある。
電池の場合、異なる金属材料が接触した状態が長期間続くため、空気中の水分による電気化学的腐食が生じることが知られている。
特許文献1には、Al合金の第1金属層と、NiとCuとを含む第2金属層とが接合されることにより形成されたクラッド部を備えた電池用負極端子であって、バスバーとの接合のための抵抗溶接に起因する熱が、第1金属層と第2金属層との接合領域に到達しにくいように構成することにより、第1金属層と第2金属層との接合界面における過剰な金属間化合物の形成を抑制し、第1金属層と第2金属層との剥離が生じにくくしたものが記載されている。
特許文献2には、銅材とアルミニウム材とを部分的に重ね合わせた状態で、相対的に融点が低いアルミニウム材側からレーザ光を照射することにより、アルミニウム材の一部が溶融し、銅材の内部に流入して溶融混合部が形成された構成を有する異材金属接合体であって、投入エネルギー量を少なくすることで溶接部形状を細く浅く形成し、これにより、継手強度を母材強度まで高めたものが記載されている。
特許第5202772号公報 特許第5982652号公報
従来、正極外部端子にはアルミニウムを用い、負極外部端子には銅等を用いていたため、材質が異なっていた。このため、組電池にする際に接続するバスバーには、異種金属を変換したクラッド材等を用いる必要があった。
特許文献1においては、アルミニウムと銅−ニッケル合金のクラッド材を用いることで、アルミニウムと銅の金属化合物の形成を抑制している。しかし、クラッド材が必要なことから、生産プロセスが複雑になる点で改善の余地があった。
特許文献2においては、アルミニウムと銅が接し、アルミニウムの一部をレーザで溶融させて銅に流入、溶融混合部を形成している。特許文献2の場合、特許文献1のようなクラッド材は使わないが、溶融して接合しているためにアルミニウムと銅との金属間化合物が微量ではあるが生じるものである。この金属間化合物は、脆弱であり、接合強度が安定しない点で改善の余地があった。
本発明の目的は、異種金属接合体の生産プロセスを簡略化するとともに、金属間化合物の形成を抑制し、接合部の強度が安定することにある。
本発明の異種金属接合体は、純銅又は銅合金で形成されたCu部と、純アルミニウム又はアルミニウム合金で形成されたAl部と、Cu部とAl部との間に形成された混合層と、を有し、混合層は、ニッケル層に銅及びアルミニウムが拡散した構成を有する。
本発明によれば、異種金属接合体の生産プロセスを簡略化することができ、金属間化合物の形成を抑制し、接合部の強度が安定することができる。
角形二次電池の例を示す外観斜視図である。 図1の角形二次電池の分解斜視図である。 図2の捲回電極群を部分的に展開した状態を示す斜視図である 実施例1の負極外部端子を示す斜視図である。 図4の負極外部端子の模式部分断面図である。 実施例1の異種金属接合体の接合部を示す模式拡大断面図である。 実施例2の負極外部端子を示す斜視図である。 図7の負極外部端子の模式部分断面図である。 実施例3の負極外部端子を示す斜視図である。 図9の負極外部端子の模式部分断面図である。
本発明は、二次電池に関する。特に、リチウムイオン二次電池に好適である。
図1は、角形二次電池の例である扁平捲回形二次電池の外観斜視図である。
本図において、扁平捲回形二次電池100の外側は、電池缶1、電池蓋6、負極外部端子12及び正極外部端子14で構成されている。電池蓋6は、ガス排出弁10及び注液栓11を有する。また、負極外部端子12及び正極外部端子14は、電池蓋6の両端部に配置されている。負極外部端子12は、Cu部12b及びニッケル層12dで被覆されたAl部を含む。負極外部端子12の端部(図中上端部)は、ニッケル層12dを有している。
図2は、図1の扁平捲回形二次電池を分解した状態を示したものである。
図2に示すように、電池缶1には、捲回電極群3が収納される。捲回電極群3は、電池缶1との絶縁を保持するため、絶縁保護フィルム2に覆われる。
電池蓋6は、注液口9及びガス排出弁10を有する。注液口9には、注液栓11がはめ込まれる。注液栓11は、注液口9から電池缶1内に電解液を注入した後、電池蓋6にレーザ溶接により接合する。これにより、注液口9が封止され、扁平捲回形二次電池100が密閉される。
また、電池蓋6には、負極側貫通孔26及び正極側貫通孔46が設けられている。
電池缶1は、相対的に面積の大きい一対の対向する幅広側面1b及び相対的に面積の小さい一対の対向する幅狭側面1cからなる側面と底面1dとを有し、その上方に開口部1aを有する。
電池缶1の開口部1aは、電池蓋6によって封止される。封止は、溶接による。電池蓋6は、略矩形平板状である。なお、電池缶1及び電池蓋6は、電池容器を構成する。
捲回電極群3への充電及び放電は、正極外部端子14及び負極外部端子12を介して行われる。電池容器内の圧力が上昇すると、ガス排出弁10が開いて内部からガスが排出され、電池容器内の圧力が低減される。これによって、扁平捲回形二次電池100の安全性が確保される。
捲回電極群3は、扁平形状に捲回されているため、断面半円形状の互いに対向する一対の湾曲部と、これら一対の湾曲部の間に連続して形成される平面部とを有している。捲回電極群3は、捲回軸方向が電池缶1の横幅方向に沿うように、一方の湾曲部側から電池缶1内に挿入され、他方の湾曲部側が上部開口側に配置される。
捲回電極群3の正極箔露出部34cは、正極集電板44(集電端子)を介して電池蓋6に設けられた正極外部端子14と電気的に接続されている。また、捲回電極群3の負極箔露出部32cは、負極集電板24(集電端子)を介して電池蓋6に設けられた負極外部端子12と電気的に接続されている。捲回電極群3への充電及び放電は、正極集電板44及び負極集電板24を介して行われる。
正極集電板44及び負極集電板24はそれぞれ、電池蓋6の下面に対向して配置される矩形板状の正極集電板基部41、負極集電板基部21を有する。また、正極集電板44及び負極集電板24はそれぞれ、正極側接続端部42、負極側接続端部22を有する。正極側接続端部42及び負極側接続端部22はそれぞれ、正極集電板基部41、負極集電板基部21の側端で折曲されている。正極集電板基部41及び負極集電板基部21にはそれぞれ、正極接続部14a、負極接続部12aが挿通される正極側開口部43、負極側開口部23がそれぞれ形成されている。
正極外部端子14と電池蓋6との間には、ガスケット5が挟み込まれる。正極集電板44の正極集電板基部41と電池蓋6との間には、絶縁板7が挟み込まれる。同様に、負極外部端子12と電池蓋6との間には、ガスケット5が挟み込まれる。負極集電板24の負極集電板基部21と電池蓋6との間には、絶縁板7が挟み込まれる。これらの構造により、電気的な絶縁が保たれる。
正極外部端子14は、正極接続部14a及び溶接接合部14fを有する。負極外部端子12は、負極接続部12a及び溶接接合部12fを有する。溶接接合部14f、12fは、バスバー等に溶接接合される部分である。溶接接合部14f、12fは、電池蓋6から上方に突出する直方体のブロック形状を有しており、下面が電池蓋6の表面に対向し、上面が所定高さの位置で電池蓋6と平行になる構成を有している。
正極接続部14a及び負極接続部12aは、円柱形状を有し、それぞれ、電池蓋6の正極側貫通孔46、負極側貫通孔26に挿入される。正極接続部14a及び負極接続部12aは、電池蓋6を貫通し、それぞれ、正極集電板基部41、負極集電板基部21よりも電池缶1の内部側に突出する。突出した部分の先端は、かしめられ、正極外部端子14、負極外部端子12、正極集電板44及び負極集電板24が電池蓋6に一体に固定される。
正極側接続端部42及び負極側接続端部22は、電池缶1の幅広面に沿って底面側に向かって延出するように配置される。正極側接続端部42及び負極側接続端部22はそれぞれ、捲回電極群3の正極箔露出部34c、負極箔露出部32cに対向して重ね合わされた状態で接続される。
正極外部端子14及び正極集電板44の形成素材としては、例えばアルミニウム合金が挙げられる。負極外部端子12及び負極集電板24の形成素材としては、例えば銅合金が挙げられる。また、絶縁板7及びガスケット5の形成素材としては、例えばポリブチレンテレフタレートやポリフェニレンサルファイド、ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂等の絶縁性を有する樹脂材が挙げられる。
電池容器内に注入される電解液としては、例えばエチレンカーボネート等の炭酸エステル系の有機溶媒に六フッ化リン酸リチウム(LiPF)等のリチウム塩が溶解された非水電解液を用いることができる。
捲回電極群3の扁平面に沿う方向でかつ捲回電極群3の捲回軸方向に直交する方向を中心軸方向として前記捲回電極群3の周囲には、絶縁保護フィルム2が巻き付けられている。絶縁保護フィルム2は、例えばPP(ポリプロピレン)などの合成樹脂製の一枚のシートまたは複数のフィルム部材からなり、捲回電極群3の扁平面と平行な方向でかつ捲回軸方向に直交する方向を巻き付け中心として巻き付けることができる長さを有している。
図3は、図2の捲回電極群を部分的に展開した状態を示す斜視図である。
捲回電極群3は、負極電極32(負極)と正極電極34(正極)との間にセパレータ33、35を挟み込んで扁平状に捲回することによって構成されている。捲回電極群3は、最外周の電極が負極電極32であり、さらにその外側にセパレータ35が捲回される。セパレータ33、35は、正極電極34と負極電極32との間を絶縁する役割を有している。
負極電極32の負極合剤層32bが塗布された部分は、正極電極34の正極合剤層34bが塗布された部分よりも幅方向に大きい。これにより、正極合剤層34bが塗布された部分は、必ず負極合剤層32bが塗布された部分に挟まれるように構成されている。
正極電極34は、正極集電体である正極電極箔の両面に正極活物質合剤を有し、正極電極箔の幅方向一方側の端部には、正極活物質合剤を塗布しない正極箔露出部34cが設けられている。負極電極32は、負極集電体である負極電極箔の両面に負極活物質合剤を有し、正極電極箔の幅方向他方側の端部には、負極活物質合剤を塗布しない負極箔露出部32cが設けられている。正極箔露出部34cと負極箔露出部32cとは、電極箔の金属面が露出した領域であり、捲回軸方向の一方側と他方側の位置に配置されるように捲回される。
正極箔露出部34c及び負極箔露出部32cはそれぞれ、平面部分で束ねられ、溶接等により接続される。尚、セパレータ33、35は、幅方向で負極合剤層32bが塗布された部分よりも広いが、正極箔露出部34c、負極箔露出部32cで端部の金属箔面が露出する位置に捲回されるため、束ねて溶接する場合の支障にはならない。
負極電極32に関しては、負極活物質として非晶質炭素粉末100質量部に対して、結着剤として10質量部のポリフッ化ビニリデン(以下、PVDFという。)を添加し、これに分散溶媒としてN−メチルピロリドン(以下、NMPという。)を添加し、混練した負極合剤を作製した。この負極合剤を厚さ10μmの銅箔(負極電極箔)の両面に溶接部(負極未塗工部)を残して塗布した。その後、乾燥、プレス及び裁断の各工程を経て、銅箔を含まない負極活物質塗布部厚さ70μm(両面の厚さの合計)の負極電極32を得た。
尚、上記の例においては、負極活物質として非晶質炭素を用いる場合について示したが、これに限定されるものではなく、リチウムイオンを挿入、脱離可能な天然黒鉛や、人造の各種黒鉛材、コークスなどの炭素質材料やSiやSnなどの化合物(例えば、SiO、TiSi等)、またはそれの複合材料でもよく、その粒子形状においても、鱗片状、球状、繊維状、塊状等、特に制限されるものではない。
正極電極34に関しては、正極活物質としてマンガン酸リチウム(化学式LiMn)100質量部に対し、導電材として10質量部の鱗片状黒鉛と結着剤として10質量部のPVDFとを添加し、これに分散溶媒としてNMPを添加、混練した正極合剤を作製した。この正極合剤を厚さ20μmのアルミニウム箔(正極電極箔)の両面に溶接部(正極未塗工部)を残して塗布した。その後、乾燥、プレス及び裁断の各工程を経て、アルミニウム箔を含まない正極活物質塗布部厚さ90μm(両面の厚さの合計)の正極電極31を得た。
尚、上記の例においては、正極活物質にマンガン酸リチウムを用いる場合について例示したが、スピネル結晶構造を有する他のマンガン酸リチウムや一部を金属原子で置換又はドープしたリチウムマンガン複合酸化物や層状結晶構造を有すコバルト酸リチウムやチタン酸リチウムやこれらの一部を金属原子で置換またはドープしたリチウム−金属複合酸化物を用いるようにしてもよい。
また、上記の例においては、正極電極及び負極電極における塗工部の結着材としてPVDFを用いる場合について例示したが、これ以外にも、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリブタジエン、ブチルゴム、ニトリルゴム、スチレンブタジエンゴム、多硫化ゴム、ニトロセルロース、シアノエチルセルロース、各種ラテックス、アクリロニトリル、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、フッ化プロピレン、フッ化クロロプレン、アクリル系樹脂などの重合体およびこれらの混合体などを用いることができる。
また、軸芯としては例えば、正極箔31a、負極箔32a、セパレータ33のいずれよりも曲げ剛性の高い樹脂シートを捲回して構成したものを用いることができる。
図4は、本実施例の異種金属接合体で構成される負極外部端子の外観斜視図である。
図5は、図4の負極外部端子の断面図である。
図4において、負極外部端子12は、円柱形状の負極接続部12aと直方体形状の溶接接合部12fとを有する。溶接接合部12fは、Cu部12bとAl部12cとで構成されている。Cu部12bは、純銅又は銅合金で形成されている。Al部12cは、純アルミニウム又はアルミニウム合金で形成されている。
負極接続部12aは、電池内部に接続される。Al部12cは、バスバー等に溶接接合される部分である。
図5に示すように、Al部12cは、ニッケル層12dで被覆されている。ニッケル層12dは、純ニッケル又はニッケル合金で形成されている。Cu部12bとAl部12cとの間には、混合層12eが形成されている。混合層12eは、固相接合により形成される領域である。混合層12eには、アルミニウム、銅及びニッケルの三原子がそれぞれ原子拡散した状態となっている。混合層12eの近傍には、ニッケル層12dが残存していてもよい。
Al部12cをニッケル層12dで被覆している理由は、アルミニウムと銅とを直接接合すると、水分等により腐食してしまうためである。腐食に対しては、通常、銅側にニッケルをめっきする方法が一般的であるが、本実施例ではアルミニウム側にめっきをしてニッケル層を形成する。
アルミニウムにめっきする場合、アルミニウムの表面に生じているアルミナAlの酸化皮膜が不活性であるため、直接めっきすることは難しい。
このため、通常、前処理として、ジンケート処理という酸化皮膜を除去する工程が必要となる。アルミニウム表面の酸化皮膜を除去し、亜鉛で置換した後、無電解めっきで表面の亜鉛をニッケルに置換することにより、ニッケル層を形成する。このジンケート処理に関しては、多くの研究報告がされており、既に一般的となっている方法である。
例えば、5586系アルミニウムの初期酸化膜(自然酸化膜)の厚さが0.5〜5nm程度(電位変化らの見積もり)の状態から、一回目のジンケート処理を施すことにより0.3nmの均一で薄い酸化皮膜が形成され、二回目のジンケート処理ではこの薄く均一な酸化皮膜は短時間で溶解され、亜鉛置換反応が進行する(表面技術Vol. 64, No. 12, 2013, pp. 645-649におけるいくつかの文献の引用)。
図5の上面に位置するニッケル層12d(外面ニッケル層)は、厚さが1μm以上20μm以下であることが望ましい。外面ニッケル層の厚さは、5μm程度が望ましいが、アルミニウムが露出していなければよく、1μm程度でも構わない。すなわち、外面ニッケル層の厚さは、1μm以上10μm以下であることが更に望ましく、3〜7μmが特に望ましい。なお、言い換えると、外面ニッケル層は、Al部12cの界面のうち混合層12eが形成されていない部分に形成される。
上記のとおり、外面ニッケル層を形成する際には、アルミニウムの表面にジンケート処理を施すため、外面ニッケル層とAl部12cとの界面には、亜鉛が含まれると考えられる。
ニッケルでめっきしたアルミニウム材と銅材とは、熱圧着により固相接合する。母材が溶融するとアルミニウムと銅の化合物を形成してしまうため、溶融しない固相接合にする必要がある。熱を与える際の温度として、アルミニウムの融点未満の高くても600℃程度である。圧力は、母材のせん断強度を超えない程度で高い方が望ましいが、低圧でも均一に全面を押圧すれば接合可能である。具体的には、0MPaより高く(すなわち0MPa超)、数MPa以下の押圧によることが望ましく、0.2MPa以上1MPa以下の押圧が更に望ましい。
熱圧着により接合界面近傍で原子拡散された状態となり、接合強度が安定化する。また、別の方法として、摩擦攪拌接合や超音波接合など、固相接合の副作用として熱と温度が与えられた場合でも接合することは可能である。
図6は、本実施例の異種金属接合体の接合界面近傍の原子拡散状態を模式的に示したものである。
本図に示すように、Cu部12bとAl部12cとの間の接合部には、混合層12eが形成されている。混合層12eは、接合前のニッケル層にアルミニウム原子16及び銅原子17が拡散したものである。Cu部12bには、ニッケル原子18が含まれる。また、Cu部12bには、アルミニウム原子16も含まれる場合がある。Al部12cには、ニッケル原子18が含まれる。また、Al部12cには、銅原子17も含まれる場合がある。固相接合(熱拡散)によるため、溶融混合部や化合物層は存在しない状態である。
接合界面近傍のAl部12cからCu部12bにかけては、混合層12eを含め、三原子が原子拡散された状態であり、アルミニウム原子16の濃度は次第に減少し、銅原子17の濃度は次第に増加する。また、ニッケル原子18の濃度は、混合層12eの中央部からCu部側とAl部側にかけて次第に減少する。すなわち、濃度傾斜層となっている。このような原子拡散状態においては、隙間なく密着されていることから、接合部の密着強度が安定化する。この状態は、エネルギー分散型X線分析:EDX(Energy Dispersive X−ray Spectrometry)等の元素分析で容易に調べることができる。
接合した異種金属接合体(端子)を切断して断面サンプルを作製し、元素分析すると、接合界面近傍では、混合層にアルミニウム、ニッケル及び銅の三元素が検出される。また、ジンケート処理で置換した亜鉛元素が残っている場合があり、高精度の分析では、前記三元素に加えて、亜鉛が検出されることもある。
ゆえに、図6において、Al部12cと混合層12eとの界面には、亜鉛が含まれる場合がある。このように界面に残存する亜鉛は、固相接合において生じる拡散により、混合層12eやAl部12cに移動する場合があると考えられる。よって、本明細書においては、拡散後の亜鉛の分布にかかわらず、広義の混合層12eという領域に亜鉛が含まれるとみなすことにする。
本実施例においては、Al部にニッケル層を形成したものを用いることを特徴としている。このため、例えば、クラッド材やCu部のみにニッケル層を形成する等、他の構成と区別することが可能である。
一つ目の特徴は、Al部とCu部との接合面以外のAl部にニッケル層が形成されていることである。クラッド材やCu部側のみにめっきした場合では、接合部分以外のAl部にはニッケル層はない。接合面以外のAl部にニッケル層が形成されていることは、本実施例と他の構成とを区別するポイントの一つとなる。
二つ目の特徴は、ジンケート処理によるAl部の酸化皮膜の除去である。この場合、Al部のニッケルめっき層に酸化皮膜が存在しない。Cu部側のみにニッケルめっきした場合は、Al部に酸化皮膜が残っているため、酸化皮膜の有無を調べることにより区別することができる。
酸化皮膜に関しては、X線電子分光法(X−Ray Photoelectron Spectroscopy:XPS)により調査することができる。
酸化アルミニウムと金属アルミニウムの2pスペクトルでは、それぞれ2つのピークが認められる。アルミニウム表面をArにより一定速度でスパッタリングをしながら、それぞれの深さ、及び各元素のスペクトルを計測する。検出されたスペクトルの比から酸化皮膜の厚さを推定することができる。
本実施例においては、上記のような異種金属接合体である端子を図1の負極外部端子12として二次電池を構成する。二次電池においては、負極端子と負極集電板とを接続するために、図4の負極接続部12aを形成して用いる。
負極接続部12aは、リベットの先端部をかしめることにより固定するため、銅合金で形成されている場合、ニッケルをめっきした際に、ニッケルが剥がれ、電池内部に異物として混入してしまう。この点からも、ニッケル層は、本実施例のように電池の外部にあることが望ましい。
本実施例によれば、二次電池において、負極外部端子のバスバー接合部の表面と正極外部端子とを同じ材質にすることできる。したがって、バスバー材質もアルミニウム合金で形成すれば、同質の材料で溶接でき、接合が容易になる。
本実施例においては、異種金属接合体である負極外部端子は、ニッケル層がAl部のCu部との接合部及びバスバーとの接合部にのみ形成された構成を有する。なお、以下の説明においては、実施例1と共通する事項については説明を省略する。
図7は、本実施例の負極外部端子の外観斜視図である。
図8は、図7の負極外部端子の部分断面図である。
実施例1においては、図5に示すように、負極外部端子12のAl部12cのめっき(ニッケル層12d及び混合層12e)は、側面も含む全面に施されている。
これに対して、本実施例においては、図7及び8に示すように、溶接接合部12fを構成するAl部12cの側面には、ニッケル層12dが設けられていない。溶接接合部12fの上面部(バスバーとの接合部)及びCu部12bとの接合部(混合層12e)のみにめっきが施されている。
本実施例においては、Al部12cを成形する前に、板状のアルミニウムのロールの状態で先にめっきし、プレス機などで打ち抜いて端子形状に成形する。これにより、側面はアルミニウムがむき出しの状態となる。
実施例1においては、端子形状に成形した後、それぞれの端子部材に対してめっきを施すことにより、側面も含め、ニッケル層が形成される。この場合、個々の端子部材におけるめっきの厚さの管理や端子部材の整列などが必要となる。よって、実施例1は、本実施例に比べ、工程数が若干増加するため、その点での工夫が必要となる場合がある。
本実施例においては、ロールの状態でめっきするため、実施例1よりも工程の管理は少なくなり、簡略化できる。接合面は、実施例1と同様にニッケル層が設けられているため、その後のCu部との接合工程に変わりはない。
本実施例においては、異種金属接合体である負極外部端子は、ニッケル層がCu部にも形成された構成を有する。なお、以下の説明においては、実施例1と共通する事項については説明を省略する。
図9は、本実施例の負極外部端子を示す斜視図である。
図10は、図9の負極外部端子の部分断面図である。
本実施例においては、図9及び図10に示すように、溶接接合部12fの下面を除く全面にニッケル層12dが設けられている。Cu部12bにもニッケル層12dを設けることにより、Al部12cとCu部12bとの接合面が同じニッケル層12dで構成されるため、密着性が向上し、接合しやすくなる。これにより、接合時の熱及び圧力の条件が緩和され、工程が容易になる効果が期待できる。結果として、Cu部12bの側面にも、外面ニッケル層が形成される。
なお、溶接接合部12fの下面にもニッケル層12dを設けてもよいが、短絡を防止する観点から、下面を除く方が望ましい。
また、実施例1〜3においては、Al部12cの上面部(バスバーとの接合部)にもニッケル層12dを設けているが、本発明は、アルミニウムと銅との固相接合による接合部の強度の安定化が主眼であり、Al部12cの上面部にはニッケル層12dを設けなくてもよい。
以上のとおり、本発明によれば、アルミニウムと銅のクラッド材を用いないことから、製造工程は簡略化され、作りやすくすることができる。
また、本発明によれば、ニッケル層を設けたアルミニウムと銅とを固相接合することにより、金属間化合物の形成を抑制し、接合部の強度を安定させることができる。
これにより、負極外部端子表面を正極外部端子表面と同材のアルミニウム材にすることができる。
本発明の二次電池組電池にする際には、電池間を電気的に接続するためのバスバーに同じアルミニウム材が使えるため、溶接しやすくなる。
1:電池缶、1a:開口部、1b:幅広側面、1c:幅狭側面、1d:底面、2:絶縁保護フィルム、3:捲回電極群、5:ガスケット、6:電池蓋、7:絶縁板、9:注液口、10:ガス排出弁、11:注液栓、12:負極外部端子、12a:負極接続部、12b:Cu部、12c:Al部、12d:ニッケル層、12e:混合層、14:正極外部端子、14a:正極接続部、16:アルミニウム原子、17:銅原子、18:ニッケル原子、21:負極集電板基部、22:負極側接続端部、23:負極側開口部、24:負極集電板、26:負極側貫通孔、32:負極電極、32a:負極箔、32b:負極合剤層、32c:負極箔露出部、33、35:セパレータ、34:正極電極、34a:正極箔、34b:正極合剤層、34c:正極箔露出部、41:正極集電板基部、42:正極側接続端部、43:正極側開口部、44:正極集電板、46:正極側貫通孔、100:扁平捲回形二次電池。
【0001】
技術分野
[0001]
本発明は、リチウムイオン電池用負極外部端子及び二次電池に関する。
背景技術
[0002]
一般に、二次電池(以下、単に「電池」ともいう。)は、充放電のために外部端子(負極外部端子及び正極外部端子)を備えている。複数の電池を接続して使用する場合、電池の端子間は、バスバー等で連結されている。負極外部端子、正極外部端子及びバスバー等は、異なる金属材料で形成されている場合がある。
[0003]
電池の場合、異なる金属材料が接触した状態が長期間続くため、空気中の水分による電気化学的腐食が生じることが知られている。
[0004]
特許文献1には、Al合金の第1金属層と、NiとCuとを含む第2金属層とが接合されることにより形成されたクラッド部を備えた電池用負極端子であって、バスバーとの接合のための抵抗溶接に起因する熱が、第1金属層と第2金属層との接合領域に到達しにくいように構成することにより、第1金属層と第2金属層との接合界面における過剰な金属間化合物の形成を抑制し、第1金属層と第2金属層との剥離が生じにくくしたものが記載されている。
[0005]
特許文献2には、銅材とアルミニウム材とを部分的に重ね合わせた状態で、相対的に融点が低いアルミニウム材側からレーザ光を照射することにより、アルミニウム材の一部が溶融し、銅材の内部に流入して溶融混合部が形成された構成を有する異材金属接合体であって、投入エネルギー量を少なくすることで溶接部形状を細く浅く形成し、これにより、継手強度を母材強度まで高めたものが記載されている。
【0002】
先行技術文献
特許文献
[0006]
特許文献1:特許第5202772号公報
特許文献2:特許第5982652号公報
発明の概要
発明が解決しようとする課題
[0007]
従来、正極外部端子にはアルミニウムを用い、負極外部端子には銅等を用いていたため、材質が異なっていた。このため、組電池にする際に接続するバスバーには、異種金属を変換したクラッド材等を用いる必要があった。
[0008]
特許文献1においては、アルミニウムと銅−ニッケル合金のクラッド材を用いることで、アルミニウムと銅の金属化合物の形成を抑制している。しかし、クラッド材が必要なことから、生産プロセスが複雑になる点で改善の余地があった。
[0009]
特許文献2においては、アルミニウムと銅が接し、アルミニウムの一部をレーザで溶融させて銅に流入、溶融混合部を形成している。特許文献2の場合、特許文献1のようなクラッド材は使わないが、溶融して接合しているためにアルミニウムと銅との金属間化合物が微量ではあるが生じるものである。この金属間化合物は、脆弱であり、接合強度が安定しない点で改善の余地があった。
[0010]
本発明の目的は、異種金属接合体の生産プロセスを簡略化するとともに、金属間化合物の形成を抑制し、接合部の強度が安定することにある。
課題を解決するための手段
[0011]
本発明のリチウムイオン電池用負極外部端子は、負極接続部と溶接接合部とを有し、溶接接合部は、純銅又は銅合金で形成されたCu部と、純アルミニウム又はアルミニウム合金で形成されたAl部と、Cu部とAl部との間に形成された混合層と、を有し、混合層は、熱圧着により固相接合する領域であり、ニッケル、銅及びアルミニウムが原子拡散し、Al部との界面からCu部との界面に向かって、アルミニウムの濃度が低くなり、かつ、銅の濃度が高くなり、ニッケルの濃度は、混合層の中央部よりCu部側及びAl部側が減少する濃度傾斜層であり、混合層とAl部との界面に接するAl部には、ニッケルが含まれ、混合層とCu部との界面に接するCu部には、ニッケルが含まれる。
発明の効果

Claims (12)

  1. 純銅又は銅合金で形成されたCu部と、
    純アルミニウム又はアルミニウム合金で形成されたAl部と、
    前記Cu部と前記Al部との間に形成された混合層と、を有し、
    前記混合層は、ニッケル層に銅及びアルミニウムが拡散した構成を有する、異種金属接合体。
  2. 前記混合層は、前記Al部との界面から前記Cu部との界面に向かって、アルミニウムの濃度が低くなり、かつ、銅の濃度が高くなる構造を有する、請求項1記載の異種金属接合体。
  3. 前記混合層と前記Al部との界面に接する前記Al部には、ニッケルが含まれる、請求項1記載の異種金属接合体。
  4. 前記混合層と前記Cu部との界面に接する前記Cu部には、ニッケルが含まれる、請求項1記載の異種金属接合体。
  5. 前記Al部の界面のうち前記混合層が形成されていない部分には、外面ニッケル層が形成されている、請求項1記載の異種金属接合体。
  6. 前記外面ニッケル層は、厚さが1μm以上20μm以下である、請求項5記載の異種金属接合体。
  7. 前記混合層は、亜鉛を含む、請求項1記載の異種金属接合体。
  8. 前記Cu部の界面のうち前記混合層が形成されていない部分には、外面ニッケル層が形成されている、請求項1記載の異種金属接合体。
  9. 前記外面ニッケル層と前記Al部との界面には、亜鉛が含まれる、請求項8記載の異種金属接合体。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の異種金属接合体を含む、二次電池用負極外部端子。
  11. 正極と、負極と、正極外部端子と、負極外部端子と、を備え、
    前記負極外部端子は、請求項1〜9のいずれか一項に記載の異種金属接合体を含む、二次電池。
  12. 前記負極外部端子の前記異種金属接合体を構成する前記混合層は、電池容器の外部に配置されている、請求項11記載の二次電池。
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