JPWO2020137130A1 - 端末装置、基地局、方法及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
Description
1.はじめに
1.1.V2X通信
1.2.サイドリンク通信の拡張例
1.3.サイドリンクリソース割り当て方式
2.提案技術の概要
2.1.システム構成例
2.2.技術的課題
2.3.提案技術の概要
3.構成例
3.1.基地局の構成例
3.2.端末装置の構成例
4.技術的特徴
4.1.Mode3リソース割り当て環境における処理
4.1.1.概要
4.1.2.グラントベース送信
4.1.3.グラントフリー送信及びリカバリ処理
4.1.4.各装置の動作
4.1.5.変形例
4.2.Mode4リソース割り当て環境における処理
4.2.1.センシングレス送信及びリカバリ処理
4.2.2.各装置の動作
5.応用例
5.1.基地局に関する応用例
5.2.端末装置に関する応用例
6.まとめ
<1.1.V2X通信>
以下、V2X通信について概要を説明する。V2X通信とは、Vehicle to X通信の略であり、車と“何か”が通信を行うシステムである。例えば、図1は、V2X通信の概要について示した図である。ここでの“何か”の例としては、例えば、図1に示すように、車両(Vehicle)、設備(Infrastructure)、ネットワーク(Network)、及び歩行者(Pedestrian)等が挙げられる(V2V、V2I、V2N、及びV2P)。
また、図2は、V2X通信の全体像の一例について説明するための説明図である。図2に示す例では、クラウドサーバとしてV2Xのアプリケーションサーバ(APPサーバ)が保有され、当該アプリケーションサーバにより、コアネットワーク側でV2X通信の制御が実施される。基地局は、端末装置とのUuリンクの通信を行う一方で、V2V通信やV2P通信等の直接通信の通信制御を実施する。また、基地局の他に、路肩のインフラストラクチャ(Infrastructure)としてRSU(Road Side Unit)が配置される。RSUとしては、基地局型のRSUと、UE型のRSUと、の二つが考えられる。RSUにおいてはV2Xアプリケーション(V2X APP)の提供やデータリレー等のサポートが行われる。
自動車向けの無線通信としては、これまで主に、802.11pベースのDSRC(Dedicated Short Range Communication)の開発が進められてきたが、近年になり、LTEベースの車載通信である“LTE-based V2X(LTEベースのV2X通信)”の標準規格化が行われた。LTEベースのV2X通信では、基本的なセーフティメッセージ等のやり取りなどがサポートされている。一方で、さらなるV2X通信の改善をめざし、近年5G技術(NR:New Radio)を用いたNR V2X通信の検討が行われている。例えば、図3は、V2X通信のユースケースの一例を示した図である。
複数の車両が隊列となり、同じ方向に走行する、隊列走行のユースケースであり、隊列走行を主導する車と他の車との間で隊列走行を制御するための情報のやり取りが行われる。これらの情報のやりとりにより、例えば、隊列走行の車間距離をより詰めることが可能となる。
センサ関連の情報(データ処理前のRawデータや、処理後のデータ)を車車間等において交換可能とするユースケースである。センサ情報は、ローカルセンサ、ライブビデオイメージ(例えば、周辺の車両、RSU、及び歩行者との間のライブビデオイメージ)、及びV2Xアプリケーションサーバ等を通して集められる。車両はこれらの情報交換により、自身のセンサ情報では得られない情報を入手することが可能となり、より広範囲の環境を認知/認識することが可能となる。なお、本ユースケースでは、多くの情報を交換する必要があるため、通信には高いデータレートが求められる。
準自動走行や、完全自動走行を可能とするユースケースである。本ユースケースでは、RSUが自身のセンサ等から得られた認知/認識情報を周辺車両へとシェアすることで、それぞれの車両が、軌道や操作を他の車両と同期、協調しながら調整することができる。また、それぞれの車両は、ドライビングの意図や意思を周辺車両とシェアすることも可能となる。
遠隔操縦者やV2Xアプリケーションに遠隔操縦させるユースケースである。遠隔操作は、運転を行うことが困難な人に替わって他者が運転を行う場合や、危険地域での車両の操作等に用いられる。ルートや走行する道がある程度決まっているような公共交通機関に対しては、例えば、クラウドコンピューティングベースの操縦を適用することも可能である。本ユースケースでは、高い信頼性と低い伝送遅延が通信に求められる。
上述した要求事項を達成するためには、LTE V2Xから物理レイヤのさらなるエンハンスメントが必要となる。対象となるリンクは、UuリンクやPC5リンク(サイドリンク)が挙げられる。Uuリンクは、基地局やRSU(Road Side Unit)等のインフラストラクチャと、端末装置との間のリンクである。また、PC5リンク(サイドリンク)は、端末装置間のリンクである。主なエンハンスメントのポイントを以下に示す。
−チャネルフォーマット
−サイドリンクフィードバック通信
−サイドリンクリソース割り当て方式
−車両位置情報推定技術
−端末間リレー通信
−ユニキャスト通信、マルチキャスト通信のサポート
−マルチキャリア通信、キャリアアグリゲーション
−MIMO/ビームフォーミング
−高周波周波数対応(例: 6GHz以上)
…等
以下に、V2Xの通信オペレーションシナリオの一例について述べる。V2N通信においては、基地局−端末装置間のDL/UL通信のみでシンプルであった。これに対して、V2V通信では、多様な通信経路が考えられる。以降では、主にV2V通信の例に着目して、各シナリオの説明を行うが、V2PやV2Iについても同様の通信オペレーションを適用可能である。なお、V2PやV2Iにおいては、通信先がPedestrianやRSUとなる。
サイドリンク通信には、多様な拡張例が考えられる。例えば、上述したV2X通信は、サイドリンク通信の拡張例のひとつである。他にも、サイドリンク通信の拡張例として、D2D(Device to Device)通信、MTC(Machine−type communication)、ムービングセル、及びリレー通信等が考えられる。以下、図10〜図13を参照しながら、サイドリンク通信の拡張例を説明する。
続いて、サイドリンクへのリソース割り当ての方式について概要を説明する。サイドリンクへのリソース割り当ての方式としては、基地局がサイドリンクのリソースを割り当てる「Mode3リソース割り当て」の方式と、端末装置自身でセンシングを行いサイドリンクのリソース選択を行う「Mode4リソース割り当て」の方式とがある。これらについて、図14を参照しながら説明する。
Mode3リソース割り当て又はMode4リソース割り当てを行うに当たり、事前にリソースプールの割り当てが行われる。当該リソースプールの割り当ては、例えば、基地局により行われる。また、他の一例として、Pre-configurationにより、当該リソースプールの割り当てが行われていてもよい。Mode4リソース割り当てにおいては、端末装置は、割り当てられたリソースプールから、サイドリンク通信用のリソースをセンシングし、適切なリソースを自ら選択して通信を行う。
図16を参照して、Mode4リソース割り当ての概要について説明する。図16は、Mode4リソース割り当てに基づき端末装置がパケットを送信する場合の動作タイムラインの一例について説明するための説明図である。図16に示すように、パケットを送信する端末装置は、まず、当該パケットの送信に利用するリソースをリソースプール内から発見するためにセンシングを行う。次いで、端末装置は、当該センシングの結果に基づき、当該リソースプール内からのリソースの選択を行う。そして、端末装置は、選択したリソースを利用してパケットの送信を行う。また、このとき端末装置は、必要に応じて、以降におけるパケットの送信に利用するリソースの予約を行う。
<2.1.システム構成例>
続いて、図18を参照しながら、提案技術が適用されるシステムの概略的な構成の一例を説明する。図18は、本開示の一実施形態に係るシステム1の概略的な構成の一例を示す図である。図18に示すように、システム1は、基地局100、端末装置200(200A〜200D)、コアネットワーク(Core Network)20、及びPDN(Packet Data Network)30を含む。
既存のサイドリンク通信においては、Mode3リソース割り当てにおける基地局からのリソース割り当て、又はMode4リソース割り当てにおけるセンシング等の、衝突防止のための所定の手続きが実施された上で送信が行われる。従って、パケット発生からパケット送信に至るまでに遅延が発生してしまう。なお、パケットの衝突とは、少なくとも一部が重複するリソース(時間リソース及び周波数リソース)を使用して、複数のパケットの送受信が行われることを指す。
そこで、本開示では、サイドリンクで送信されたパケットと衝突した他のパケットのリカバリを可能にするための仕組みを提供する。とりわけ、本開示では、サイドリンクでグラントフリー送信されたパケットと衝突した他のパケットのリカバリを可能にするための仕組みを提供する。ここでのリカバリとは、例えば再送信である。
以下、提案技術に関与する各装置の構成例を説明する。
図19は、本実施形態に係る基地局100の論理的な構成の一例を示すブロック図である。図19に示すように、本実施形態に係る基地局100は、アンテナ部110、無線通信部120、ネットワーク通信部130、記憶部140及び制御部150を含む。
図20は、本実施形態に係る端末装置200の論理的な構成の一例を示すブロック図である。図20に示すように、本実施形態に係る端末装置200は、アンテナ部210、無線通信部220、記憶部230及び制御部240を含む。
<4.1.Mode3リソース割り当て環境における処理>
以下では、Mode3リソース割り当て環境における衝突防止のための所定の手続きが省略されて送信された(即ち、グラントフリー送信された)パケットに衝突したパケットの、リカバリについて説明する。本例での衝突防止のための所定の手続きとは、リソースの割り当て(即ち、グラント)である。
送信端末200Aは、第1のパケットをグラントフリー送信(Configured Grant送信とも称される)し、かかるグラントフリー送信に関する情報を、基地局100に報告する。基地局100は、Mode3リソース割り当てを行う関係で、周辺送信端末200Cが第2のパケットの送信に使用したリソースを把握しており、衝突の発生有無を判定可能である。基地局100は、衝突が発生したと判定した第2のパケットの再送を周辺送信端末200Cに指示する。
以下、比較のために、図21を参照しながら、通常のグラントベース送信の処理の流れを説明する。図21は、グラントベース送信の処理の流れの一例を示すシーケンス図である。本シーケンスには、基地局100、送信端末200A、受信端末200B、周辺送信端末200C、及び周辺受信端末200Dが関与する。
続いて、図22を参照しながら、提案技術に係るグラントフリー送信及びリカバリ処理の流れを説明する。図22は、本実施形態に係るシステム1において実行されるグラントフリー送信及びリカバリ処理の流れの一例を示すシーケンス図である。本シーケンスには、基地局100、送信端末200A、受信端末200B、周辺送信端末200C、及び周辺受信端末200Dが関与する。
以上、Mode3リソース割り当て環境における処理の概要を説明した。以下では、各ノードの動作を詳細に説明する。
−第1のパケット発生時の判断
送信端末200A(例えば、送信処理部241)は、URLLCパケットである第1のパケットが発生した場合、以下の判断を行い得る。
上述したように、グラントフリー送信とは、パケットの衝突防止のための所定の手続きが実施されずにパケットが送信される方法である。換言すると、グラントフリー送信とは、パケットの衝突防止のための所定の基準を満たせない(即ち、パケットの衝突が発生し得る)送信方法である。
送信端末200A(例えば、送信処理部241)は、サイドリンクで第1のパケットをグラントフリー送信した後、第1のパケットのグラントフリー送信に関する情報を含む送信報告情報を送信する。送信報告情報が送信されることで、送信報告情報の受信側での第1のパケットと第2のパケットとの衝突の発生有無の確認が可能となり、衝突が発生していた場合に第2パケットの再送が実現される。とりわけ、送信端末200Aは、パケットの衝突防止のための所定の手続き(即ち、リソース割り当て)が実施されずに第1のパケットを送信する場合に、送信報告情報を送信する。パケットの衝突が発生し得る場合に限定して送信報告情報が送信されるので、シグナリングオーバーヘッドを抑制することができる。
送信報告情報は、送信端末200Aが第1のパケットのグラントフリー送信に使用したリソースの時間及び周波数を示す情報を含む。例えば、送信報告情報は、リソースブロック番号、シンボル番号、スロット番号、及び/又はシステムフレーム番号を含んでいてもよい。また、例えば、送信報告情報は、送信リソースのスタート番号及び送信リソースのエンド番号を含んでいてもよい。なお、情報量削減のため、報告用のリソースが予め規定又は設定され、グラントフリー送信に実際に使用されたリソースを包含する報告用のリソースを示す情報が、送信報告情報に含まれてもよい。報告用のリソースは、グラントフリー送信に使用され得るリソースの大きさよりも大きく規定又は設定されることが望ましい。送信報告情報が時間周波数情報を含むことで、送信報告情報の受信側で、衝突の発生有無を判断することが可能となる。
−第1のパケットの送信に使用したリソースプールを示す情報
−第1のパケットの送信に使用した周波数帯域を示す情報
−第1のパケットの送信繰り返し回数を示す情報
−第1のパケットの送信に使用した送信電力を示す情報
−第1のパケットの優先度を示す情報
−第1のパケットを送信したときの送信端末200Aの位置情報
−第1のパケットの送信時のMCS情報
−第1のパケットの送信時のトランスミッションモード情報
−第1のパケットの送信時のQCL(Quasi−Colocation)情報
以下、図23を参照しながら、送信端末200Aによる処理の流れの一例を説明する。図23は、本実施形態に係る送信端末200Aにより実行される第1のパケットの送信処理及び事後処理の流れの一例を示すフローチャートである。
受信端末200B(例えば、受信処理部243)は、送信端末200Aから送信された第1のパケットを受信し、復号する。
−リソース割り当て
基地局100(例えば、通信制御部151)は、制御下の端末装置200に送信パケットが発生した場合に、かかるパケットを送信するためのリソースを割り当てる。基地局100は、送信端末200Aに対し、事前にURLLCパケット送信用のリソース割り当てを実施してもよい。この場合、基地局100は、RRCシグナリングを用いて事前の割り当て結果を送信端末200Aに送信する。
基地局100(例えば、通信制御部151)は、送信端末200Aによるサイドリンクでの第1のパケットのグラントフリー送信に関する情報を含む送信報告情報に基づいて、サイドリンクで第2のパケットを送信した周辺送信端末200Cによる第2のパケットの再送を制御する。詳しくは、まず、基地局100は、送信報告情報に基づいて、第1のパケットと第2のパケットとの衝突の発生有無を判定する。具体的には、基地局100は、送信報告情報が示す第1のパケットの送信に使用されたリソースと所定の関係にあるリソースを、他の端末装置200に割り当てたか否かを確認する。ここでの所定の関係にあるリソースとは、例えば、第1のパケットの送信に使用されたリソースと、同一のリソース、又は少なくとも一部が重複するリソースである。基地局100は、第1のパケットの送信に使用されたリソースと所定の関係にあるリソースを他の端末装置200に割り当てていた場合に衝突が発生したと判定し、そうでない場合に衝突は発生していないと判定する。そして、基地局100は、第1のパケットと第2のパケットとが衝突したと判定された場合に、リカバリ指示を周辺送信端末200Cに送信することで、第2のパケットの再送を指示する。他方、基地局100は、第1のパケットと第2のパケットとが衝突していないと判定された場合に、再送を指示しない。これにより、パケットの衝突が発生した場合に限定して再送が指示されるので、シグナリングオーバーヘッドを抑制することができる。
リカバリ指示は、第2のパケットの再送を指示する情報である。よって、リカバリ指示により、周辺送信端末200Cによる第2のパケットの再送をトリガすることができる。
以下、図24を参照しながら、基地局100による処理の流れの一例を説明する。図24は、本実施形態に係る基地局100により実行されるリカバリ処理の流れの一例を示すフローチャートである。
周辺送信端末200C(例えば、送信処理部241)は、基地局100による制御に基づいて、サイドリンクで第2のパケットを送信する。詳しくは、周辺送信端末200Cは、基地局100により割り当てられたリソースを使用して、第2のパケットを送信する。ただし、周辺送信端末200Cは、基地局100からリカバリ指示を受信した場合に、リカバリ指示に基づいて第2のパケットを再送する。詳しくは、周辺送信端末200Cは、リカバリ指示が示す再送用のリソースを使用して、第2のパケットを送信する。
周辺受信端末200D(例えば、受信処理部243)は、周辺送信端末200Cから送信された第2のパケットを受信し、復号する。
上記では、送信報告情報が、基地局100へアップリンク制御チャネルを用いて送信される例を主に説明したが、本技術はかかる例に限定されない。例えば、送信報告情報は、サイドリンクで送信されてもよい。
送信端末200Aは、グラントフリー送信する第1のパケットのSCI(Sidelink Control Information)に、グラントフリー送信するパケットであることを示す情報を含めてもよい。受信側は、PSCCH(Physical Sidelink Control Channel)をデコードすることで、第1のパケットがグラントフリー送信されたことを認識することができる。さらに、かかるSCIは、第1のパケットのグラントフリー送信に用いるリソースの時間及び周波数を示す情報を含んでいてもよい。これにより、受信側は、第1のパケットのグラントフリー送信に用いるリソースを認識し、衝突確認に用いることができる。なお、グラントフリー送信は、繰り返し送信などが行われることが想定されるため、全繰り返し送信内の1パケットを受信した場合でも、全繰り返し送信の時間周波数リソースを把握可能となる方法が望ましい。そのため、制御領域が上述の情報を含む方法以外に、データ領域が各繰り返し送信の時間周波数リソースを示す情報を含む方法が採用されてもよい。
送信端末200Aは、送信報告情報を、黙示的に通知してもよい。送信方向情報の黙示的な通知について、図25〜図27を参照しながら説明する。
以下、図28〜図30を参照しながら、黙示的な通知に基づくリカバリ処理について説明する。
図28は、本実施形態に係るシステム1において実行される送信報告情報の黙示的な通知に基づくリカバリ処理の流れの一例を示すシーケンス図である。本シーケンスには、基地局100、送信端末200A、受信端末200B、周辺送信端末200C、及び周辺受信端末200Dが関与する。
図29は、本実施形態に係るシステム1において実行される送信報告情報の黙示的な通知に基づくリカバリ処理の流れの一例を示すシーケンス図である。本シーケンスには、基地局100、送信端末200A、受信端末200B、周辺送信端末200C、及び周辺受信端末200Dが関与する。
図30は、本実施形態に係るシステム1において実行される送信報告情報の黙示的な通知に基づくリカバリ処理の流れの一例を示すシーケンス図である。本シーケンスには、基地局100、送信端末200A、受信端末200B、周辺送信端末200C、及び周辺受信端末200Dが関与する。
以下では、Mode4リソース割り当て環境における衝突防止のための所定の手続きが省略されて送信された(即ち、グラントフリー送信された)パケットに衝突したパケットの、リカバリについて説明する。本例での衝突防止のための所定の手続きとは、センシングである。Mode4におけるグラントフリー送信を、Mode3におけるグラントフリー送信と特別するために、以下ではセンシングレス送信とも称する。
以下、図31を参照しながら、提案技術に係るセンシングレス送信及びリカバリ処理の流れを説明する。図31は、本実施形態に係るシステム1において実行されるセンシングレス送信及びリカバリ処理の流れの一例を示すシーケンス図である。本シーケンスには、基地局100、送信端末200A、受信端末200B、周辺送信端末200C、及び周辺受信端末200Dが関与する。
以上、Mode4リソース割り当て環境における処理の概要を説明した。以下では、各ノードの動作を詳細に説明する。
−第1のパケット発生時の判断
送信端末200A(例えば、送信処理部241)は、URLLCパケットである第1のパケットが発生した場合、以下の判断を行い得る。
センシング送信とは、パケットの衝突防止のための所定のセンシングが実施されずに、パケットが送信される方法である。換言すると、センシングレス送信とは、パケットの衝突防止のための所定の基準を満たせない(即ち、パケットの衝突が発生し得る)送信方法である。
送信端末200A(例えば、送信処理部241)は、サイドリンクで第1のパケットをセンシングレス送信した後、第1のパケットのセンシングレス送信に関する情報を含む送信報告情報を送信する。送信報告情報が送信されることで、送信報告情報の受信側での第1のパケットと第2のパケットとの衝突の発生有無の確認が可能となり、衝突が発生していた場合に第2パケットの再送が実現される。とりわけ、送信端末200Aは、パケットの衝突防止のための所定の手続き(即ち、所定のセンシング)が実施されずに第1のパケットを送信する場合に、送信報告情報を送信する。パケットの衝突が発生し得る場合に限定して送信報告情報が送信されるので、シグナリングオーバーヘッドを抑制することができる。
送信報告情報の内容は、Mode3リソース割り当ての場合と同様である。即ち、送信報告情報は、送信端末200Aが第1のパケットのセンシングレス送信に使用したリソースの時間及び周波数を示す情報を含む。また、送信報告情報は、以下に示す情報の少なくともいずれかをさらに含み得る。
−第1のパケットの送信に使用したリソースプールを示す情報
−第1のパケットの送信に使用した周波数帯域を示す情報
−第1のパケットの送信繰り返し回数を示す情報
−第1のパケットの送信に使用した送信電力を示す情報
−第1のパケットの優先度を示す情報
−第1のパケットを送信したときの送信端末200Aの位置情報
−第1のパケットの送信時のMCS情報
−第1のパケットの送信時のトランスミッションモード情報
−第1のパケットの送信時のQCL(Quasi−Colocation)情報
以下、図32を参照しながら、送信端末200Aによる処理の流れの一例を説明する。図32は、本実施形態に係る送信端末200Aにより実行される第1のパケットの送信処理及び事後処理の流れの一例を示すフローチャートである。
周辺送信端末200C(例えば、送信処理部241)は、基地局100による制御に基づいて、サイドリンクで第2のパケットを送信する。詳しくは、周辺送信端末200Cは、基地局100により割り当てられたリソースを使用して、第2のパケットを送信する。
以下、図33を参照しながら、周辺送信端末200Cによる処理の流れの一例を説明する。図33は、本実施形態に係る周辺送信端末200Cにより実行されるリカバリ処理の流れの一例を示すフローチャートである。
送信報告情報は、Mode3リソース割り当ての場合と同様に、黙示的に通知されてもよい。
本開示に係る技術は、様々な製品へ応用可能である。
(第1の応用例)
図34は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第1の例を示すブロック図である。eNB800は、1つ以上のアンテナ810、及び基地局装置820を有する。各アンテナ810及び基地局装置820は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。
図35は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第2の例を示すブロック図である。eNB830は、1つ以上のアンテナ840、基地局装置850、及びRRH860を有する。各アンテナ840及びRRH860は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。また、基地局装置850及びRRH860は、光ファイバケーブルなどの高速回線で互いに接続され得る。
(第1の応用例)
図36は、本開示に係る技術が適用され得るスマートフォン900の概略的な構成の一例を示すブロック図である。スマートフォン900は、プロセッサ901、メモリ902、ストレージ903、外部接続インタフェース904、カメラ906、センサ907、マイクロフォン908、入力デバイス909、表示デバイス910、スピーカ911、無線通信インタフェース912、1つ以上のアンテナスイッチ915、1つ以上のアンテナ916、バス917、バッテリー918及び補助コントローラ919を備える。
図37は、本開示に係る技術が適用され得るカーナビゲーション装置920の概略的な構成の一例を示すブロック図である。カーナビゲーション装置920は、プロセッサ921、メモリ922、GPS(Global Positioning System)モジュール924、センサ925、データインタフェース926、コンテンツプレーヤ927、記憶媒体インタフェース928、入力デバイス929、表示デバイス930、スピーカ931、無線通信インタフェース933、1つ以上のアンテナスイッチ936、1つ以上のアンテナ937及びバッテリー938を備える。
以上、図1〜図37を参照しながら、本開示の一実施形態について詳細に説明した。上記説明したように、本実施形態に係る送信端末200Aは、サイドリンクで第1のパケットを送信した後、第1のパケットの送信に使用したリソースの時間及び周波数を示す情報を含む送信報告情報を送信する。例えば、送信端末200Aは、サイドリンクで第1のパケットをグラントフリー送信又はセンシングレス送信した場合、送信報告情報を基地局100又は周辺の他の端末装置200に送信する。これにより、送信報告情報の受信側は、第1のパケット以外にサイドリンクで送信された第2のパケットの中に第1のパケットと衝突したパケットが有るか否かを確認し、衝突した第2のパケットのリカバリ処理をトリガすることができる。
(1)
サイドリンクで第1のパケットを送信した後、前記第1のパケットの送信に使用したリソースの時間及び周波数を示す情報を含む送信報告情報を送信する制御部、
を備える端末装置。
(2)
前記制御部は、パケットの衝突防止のための所定の手続きが実施されずに前記第1のパケットが送信された場合に、前記送信報告情報を送信する、前記(1)に記載の端末装置。
(3)
前記所定の手続きは、前記第1のパケットの送信のためのリソースの割り当てを受けることを含む、前記(2)に記載の端末装置。
(4)
前記所定の手続きは、パケットの衝突防止のための所定のセンシングを実施することを含む、前記(2)又は(3)に記載の端末装置。
(5)
前記制御部は、前記第1のパケットの送信に使用されるリソースと時間方向に所定の関係にあるリソースを使用して、前記送信報告情報を送信する、前記(1)〜(4)のいずれか一項に記載の端末装置。
(6)
前記制御部は、前記送信報告情報をUuリンク及び/又はサイドリンクで送信する、前記(1)〜(5)のいずれか一項に記載の端末装置。
(7)
前記送信報告情報は、前記第1のパケットの送信に使用したリソースプールを示す情報、前記第1のパケットの送信に使用した周波数帯域を示す情報、前記第1のパケットの送信繰り返し回数を示す情報、前記第1のパケットの送信に使用した送信電力を示す情報、前記第1のパケットの優先度を示す情報、前記第1のパケットを送信したときの前記端末装置の位置情報、前記第1のパケットの送信時のMCS(Modulation and Coding Scheme)情報、前記第1のパケットの送信時のトランスミッションモード情報、及び前記第1のパケットの送信時のQCL(Quasi−Colocation)情報の、少なくともいずれかをさらに含む、前記(1)〜(6)のいずれか一項に記載の端末装置。
(8)
前記第1のパケットは、URLLC(Ultra reliable and low latency communications)のユースケースにおいて送信されるパケットである、前記(1)〜(7)のいずれか一項に記載の端末装置。
(9)
サイドリンクで第2のパケットを送信した後、他の端末装置によるサイドリンクでの第1のパケットの送信に用いられたリソースの時間及び周波数を示す情報を含む送信報告情報に基づいて、前記第2のパケットの再送を制御する制御部、
を備える端末装置。
(10)
前記制御部は、前記送信報告情報に基づいて前記第1のパケットと前記第2のパケットとが衝突したと判定された場合に、前記第2のパケットを再送する、前記(9)に記載の端末装置。
(11)
前記制御部は、前記第2のパケットを再送した場合に前記第2のパケットの遅延要求が満たされるか否かに基づいて、前記第2のパケットの再送を制御する、前記(10)に記載の端末装置。
(12)
第1の端末装置によるサイドリンクでの第1のパケットの送信に使用されたリソースの時間及び周波数を示す情報を含む送信報告情報に基づいて、サイドリンクで第2のパケットを送信した第2の端末装置による前記第2のパケットの再送を制御する通信制御部、
を備える基地局。
(13)
前記通信制御部は、前記送信報告情報に基づいて前記第1のパケットと前記第2のパケットとが衝突したと判定された場合に、前記第2のパケットの再送を指示する情報を前記第2の端末装置に送信する、前記(12)に記載の基地局。
(14)
前記第2のパケットの再送を指示する情報は、前記第2のパケットの再送のために割り当てられたリソースを示す情報を含む、前記(13)に記載の基地局。
(15)
サイドリンクで第1のパケットを送信した後、前記第1のパケットの送信に使用したリソースの時間及び周波数を示す情報を含む送信報告情報を送信すること、
を含む、プロセッサにより実行される方法。
(16)
サイドリンクで第2のパケットを送信した後、他の端末装置によるサイドリンクでの第1のパケットの送信に用いられたリソースの時間及び周波数を示す情報を含む送信報告情報に基づいて、前記第2のパケットの再送を制御すること、
を含む、プロセッサにより実行される方法。
(17)
第1の端末装置によるサイドリンクでの第1のパケットの送信に使用されたリソースの時間及び周波数を示す情報を含む送信報告情報に基づいて、サイドリンクで第2のパケットを送信した第2の端末装置による前記第2のパケットの再送を制御すること、
を含む、プロセッサにより実行される方法。
(18)
コンピュータを、
サイドリンクで第1のパケットを送信した後、前記第1のパケットの送信に使用したリソースの時間及び周波数を示す情報を含む送信報告情報を送信する制御部、
として機能させるためのプログラムが記録された記録媒体。
(19)
コンピュータを、
サイドリンクで第2のパケットを送信した後、他の端末装置によるサイドリンクでの第1のパケットの送信に用いられたリソースの時間及び周波数を示す情報を含む送信報告情報に基づいて、前記第2のパケットの再送を制御する制御部、
として機能させるためのプログラムが記録された記録媒体。
(20)
コンピュータを、
第1の端末装置によるサイドリンクでの第1のパケットの送信に使用されたリソースの時間及び周波数を示す情報を含む送信報告情報に基づいて、サイドリンクで第2のパケットを送信した第2の端末装置による前記第2のパケットの再送を制御する通信制御部、
として機能させるためのプログラムが記録された記録媒体。
11 セル
20 コアネットワーク
30 PDN
100 基地局
110 アンテナ部
120 無線通信部
130 ネットワーク通信部
140 記憶部
150 制御部
151 通信制御部
200 端末装置
200A 送信端末
200B 受信端末
200C 周辺送信端末
200D 周辺受信端末
210 アンテナ部
220 無線通信部
230 記憶部
240 制御部
241 送信処理部
243 受信処理部
Claims (20)
- サイドリンクで第1のパケットを送信した後、前記第1のパケットの送信に使用したリソースの時間及び周波数を示す情報を含む送信報告情報を送信する制御部、
を備える端末装置。 - 前記制御部は、パケットの衝突防止のための所定の手続きが実施されずに前記第1のパケットが送信された場合に、前記送信報告情報を送信する、請求項1に記載の端末装置。
- 前記所定の手続きは、前記第1のパケットの送信のためのリソースの割り当てを受けることを含む、請求項2に記載の端末装置。
- 前記所定の手続きは、パケットの衝突防止のための所定のセンシングを実施することを含む、請求項2に記載の端末装置。
- 前記制御部は、前記第1のパケットの送信に使用されるリソースと時間方向に所定の関係にあるリソースを使用して、前記送信報告情報を送信する、請求項1に記載の端末装置。
- 前記制御部は、前記送信報告情報をUuリンク及び/又はサイドリンクで送信する、請求項1に記載の端末装置。
- 前記送信報告情報は、前記第1のパケットの送信に使用したリソースプールを示す情報、前記第1のパケットの送信に使用した周波数帯域を示す情報、前記第1のパケットの送信繰り返し回数を示す情報、前記第1のパケットの送信に使用した送信電力を示す情報、前記第1のパケットの優先度を示す情報、前記第1のパケットを送信したときの前記端末装置の位置情報、前記第1のパケットの送信時のMCS(Modulation and Coding Scheme)情報、前記第1のパケットの送信時のトランスミッションモード情報、及び前記第1のパケットの送信時のQCL(Quasi−Colocation)情報の、少なくともいずれかをさらに含む、請求項1に記載の端末装置。
- 前記第1のパケットは、URLLC(Ultra reliable and low latency communications)のユースケースにおいて送信されるパケットである、請求項1に記載の端末装置。
- サイドリンクで第2のパケットを送信した後、他の端末装置によるサイドリンクでの第1のパケットの送信に用いられたリソースの時間及び周波数を示す情報を含む送信報告情報に基づいて、前記第2のパケットの再送を制御する制御部、
を備える端末装置。 - 前記制御部は、前記送信報告情報に基づいて前記第1のパケットと前記第2のパケットとが衝突したと判定された場合に、前記第2のパケットを再送する、請求項9に記載の端末装置。
- 前記制御部は、前記第2のパケットを再送した場合に前記第2のパケットの遅延要求が満たされるか否かに基づいて、前記第2のパケットの再送を制御する、請求項10に記載の端末装置。
- 第1の端末装置によるサイドリンクでの第1のパケットの送信に使用されたリソースの時間及び周波数を示す情報を含む送信報告情報に基づいて、サイドリンクで第2のパケットを送信した第2の端末装置による前記第2のパケットの再送を制御する通信制御部、
を備える基地局。 - 前記通信制御部は、前記送信報告情報に基づいて前記第1のパケットと前記第2のパケットとが衝突したと判定された場合に、前記第2のパケットの再送を指示する情報を前記第2の端末装置に送信する、請求項12に記載の基地局。
- 前記第2のパケットの再送を指示する情報は、前記第2のパケットの再送のために割り当てられたリソースを示す情報を含む、請求項13に記載の基地局。
- サイドリンクで第1のパケットを送信した後、前記第1のパケットの送信に使用したリソースの時間及び周波数を示す情報を含む送信報告情報を送信すること、
を含む、プロセッサにより実行される方法。 - サイドリンクで第2のパケットを送信した後、他の端末装置によるサイドリンクでの第1のパケットの送信に用いられたリソースの時間及び周波数を示す情報を含む送信報告情報に基づいて、前記第2のパケットの再送を制御すること、
を含む、プロセッサにより実行される方法。 - 第1の端末装置によるサイドリンクでの第1のパケットの送信に使用されたリソースの時間及び周波数を示す情報を含む送信報告情報に基づいて、サイドリンクで第2のパケットを送信した第2の端末装置による前記第2のパケットの再送を制御すること、
を含む、プロセッサにより実行される方法。 - コンピュータを、
サイドリンクで第1のパケットを送信した後、前記第1のパケットの送信に使用したリソースの時間及び周波数を示す情報を含む送信報告情報を送信する制御部、
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サイドリンクで第2のパケットを送信した後、他の端末装置によるサイドリンクでの第1のパケットの送信に用いられたリソースの時間及び周波数を示す情報を含む送信報告情報に基づいて、前記第2のパケットの再送を制御する制御部、
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