JPWO2020129214A1 - 機器 - Google Patents

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Abstract

機器(1)は、レール配置部(10e)と、DINレール(RA)がレール配置部(10e)に配置された状態でDINレール(RA)の係止片(RAb)を係止する係止爪(161、162)と、を有する筐体(10)と、DINレール(RA)がレール配置部(10e)に配置された状態で、DINレール(RA)の係止片(RAb)を係止する係止位置と、係止片(RAb)の係止を解除する解除位置と、をとりうる係止部材(83)と、ユーザにより押下される押下部(811)が筐体(10)の外側へ露出した状態で筐体(10)に設けられた解除釦(81)と、解除釦(81)が待機位置から待機位置よりも筐体(10)の内側に位置する押下時位置へ移動するのに伴い、係止部材(83)を係止位置から解除位置へ移動させるアーム(82)と、を備える。

Description

本発明は、機器に関する。
DINレールと嵌合する嵌合溝と嵌合溝の両側面部のうちの一方に形成された固定爪部とが設けられた装着部と、嵌合溝の他方の側面側に配置され先端に可動爪部が形成された可動体と、を備える電気機器が提案されている(例えば特許文献1参照)。この電気機器は、DINレールを嵌合溝に嵌め込んだ状態で可動体を移動させて固定爪部および可動爪部とによりDINレールの幅方向における両端縁を挟持させることによりDINレールに取り付けられる。ここで、可動体は、一部が電気機器の後面側から突出しており、ユーザは、その一部を摘まんだ状態で可動体を移動させることができる。また、可動体には係止片が形成されており、装着部には、可動体の係止片が嵌入する係止溝が形成されている。そして、可動体が嵌合溝の底面と可動爪部とによりDINレールの端縁を挟持する位置に配置されたときに、係止片が係止溝に嵌入して可動体の移動がロックされる。
特開2006−068852号公報
ところで、特許文献1に記載された電気機器では、電気機器をDINレールから取り外す際、可動体のうち電気機器から突出した部分を指で摘まみ、装着部の係止溝に嵌入した可動体の係止片を係止溝外へ脱離させるだけの力で移動させる必要がある。このため、特にDINレールが造営材の壁面に固定されている場合、可動体における電気機器の後面側から突出した部分が造営材の壁面近傍に配置されるため、その分、可動体を指で摘まみ難くなる。従って、電気機器をDINレールから取り外す際、可動体に力を伝え難い分、可動体の係止片を係止溝外へ脱離させ難くなり、作業性が低下してしまう虞がある。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、レールに容易に着脱できる機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る機器は、
長尺であり短手方向における両端部それぞれに係止片が設けられたレールに取着される機器であって、
前記レールが前記レールの長手方向が予め設定された第1方向に沿うように配置されるレール配置部と、前記レールが前記レール配置部に配置された状態で前記レールの短手方向における一端部に設けられた係止片を係止する係止爪と、を有する筐体と、
前記レールが前記レール配置部に配置された状態で、前記レールの短手方向における他端部に設けられた係止片を係止する係止位置と、前記他端部に設けられた係止片の係止を解除する解除位置と、をとりうる係止部材と、
前記係止部材を前記解除位置へ移動させる際にユーザにより押下される押下部が前記筐体の外側へ露出した状態で前記筐体に設けられた解除釦と、
前記押下部が押下されることにより前記解除釦が予め設定された待機位置から前記待機位置よりも前記筐体の内側に位置する押下時位置へ移動するのに伴い、前記係止部材を前記係止位置から前記解除位置へ移動させる伝達ユニットと、を備える。
本発明によれば、係止部材が、レールがレール配置部に配置された状態で、レールに設けられた係止片を係止する係止位置と、当該係止片の係止を解除する解除位置と、をとりうる。また、解除釦は、押下部が筐体の外側へ露出した状態で筐体に設けられている。そして、伝達ユニットは、押下部が押下されることにより解除釦が待機位置から押下時位置へ移動するのに伴い、係止部材を係止位置から解除位置へ移動させる。これにより、ユーザは、解除釦の押下部を押下して解除釦を待機位置から押下時位置へ移動させるだけで、係止部材を係止位置から解除位置へ移動させることができる。従って、機器をレールに容易に着脱できる。
本発明の実施の形態1に係る機器の斜視図 実施の形態1に係る機器の一部を示す斜視図 実施の形態1に係る機器の一部を示す斜視図 実施の形態1に係る機器のDINレールに取り付けられた状態の斜視図 実施の形態1に係る機器の一部を示す斜視図 実施の形態1に係る筐体の斜視図 実施の形態1に係る筐体の斜視図 実施の形態1に係るアームと係合部材とを示す斜視図 実施の形態1に係るアームと係合部材とを示す斜視図 実施の形態1に係るアームと係合部材とを示す斜視図 実施の形態1に係る機器の一部を示す斜視図 実施の形態1に係る解除釦とコイルばねとを示す斜視図 実施の形態1に係る機器の一部を示す斜視図 実施の形態1に係る機器の一部を示す斜視図 実施の形態1に係るアームの一部を示す断面図 実施の形態1に係る機器の一部を示す斜視図 実施の形態1に係る機器の底面図 実施の形態1に係る機器の底面図 本発明の実施の形態2に係る機器の斜視図 実施の形態2に係る機器の斜視図 実施の形態2に係る筐体の斜視図 実施の形態2に係るレール取付ユニットの斜視図 実施の形態2に係るレール取付ユニットの斜視図 実施の形態2に係るレール取付ユニットの斜視図 実施の形態2に係るレール取付ユニットの一部を示す斜視図 実施の形態2に係るレール取付ユニットの一部を示す斜視図 実施の形態2に係るホルダの斜視図 実施の形態2に係るホルダの斜視図 実施の形態2に係る機器の一部の斜視図 実施の形態2に係るレール取付ユニットの一部を示す斜視図 実施の形態2に係るレール取付ユニットの一部を示す斜視図 実施の形態2に係る機器の底面図 実施の形態2に係る機器の底面図 実施の形態2に係るレール取付ユニットの一部を示す概略側面図 実施の形態2に係るレール取付ユニットの一部を示す概略側面図 実施の形態2に係る機器の断面図 実施の形態2に係る機器の断面図 変形例に係る機器の斜視図 変形例に係る機器の底面図 変形例に係る機器の底面図 変形例に係る機器の一部の斜視図 変形例に係る機器の一部の斜視図 変形例に係る機器の斜視図 変形例に係る機器の斜視図 変形例に係る機器の斜視図 変形例に係る機器の斜視図 変形例に係るレール取付ユニットの概略側面図 変形例に係るレール取付ユニットの概略側面図 変形例に係るレール取付ユニットの概略側面図
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1に係る機器について、図面を参照しながら説明する。本実施の形態に係る機器は、例えば建物の壁に設置されたDINレールに取り付けられ、信号線を介して空気調和機(図示せず)のような操作対象機器と接続されるコントローラである。この機器は、ユーザによる操作に応じた制御信号を操作対象機器へ送信することにより操作対象機器を制御する。
図1に示すように、機器1は、DINレールRAに取り付けられる筐体10と、筐体10の前面を覆うように筐体10に取着される前面カバー20と、を備える。DINレールRAは、金属または樹脂から形成され、断面コ字状の長尺のレール本体RAaと、レール本体RAaの短手方向における両端部それぞれに設けられた係止片RAbと、を有する。また、機器1は、図2Aに示すように、空気調和機へ制御信号を出力する制御基板40と、機器1の動作状態を表示する表示基板50と、制御基板40と表示基板50との間に介在するスペーサ60と、を備える。更に、機器1は、図2Bに示すように、ユーザにより押下される押下部811が筐体10の外側へ露出した状態で筐体10に設けられた解除釦81と、筐体10の底壁10iの一部を筐体10の後面側から覆う後面カバー70と、を備える。また、機器1は、図3に示すように、DINレールRAの係止片RAbを係止する係止部材83と、アーム82と、解除釦81を+X方向へ付勢するコイルばね84と、を備える。以下、本明細書では、適宜、機器1が図1に示すようにDINレールRAに取り付けられたときのDINレールRAの長手方向をY軸方向、DINレールRAの幅方向をX軸方向として説明する。ここで、Y軸方向が、予め設定された第1方向に相当し、X軸方向が、第1方向に直交する第2方向に相当する。また、以下の説明において、適宜+Z方向を前面側、−Z方向を後面側として説明する。
表示基板50は、図2Aに示すように、機器1の動作状態を表示するための複数の発光部501と、機器1に電源を投入するための電源スイッチ502と、機器1を初期状態にリセットするためのリセットスイッチ503と、が実装されている。発光部501は、例えばLED(Light Emitting Diode)素子、有機EL素子等の発光素子を有する。また、表示基板50には、表示基板50をスペーサ60に固定するための螺子55が挿通される貫通孔(図示せず)が形成されている。
制御基板40は、表示基板50へ制御信号を出力することにより表示基板50の複数の発光部501それぞれの点灯状態を制御する。また、制御基板40は、表示基板50の電源スイッチ502およびリセットスイッチ503に対して行われた操作に応じて制御信号を生成して空気調和機へ出力する。制御基板40は、筐体10の内側に配置され、螺子45により筐体10に固定されている。制御基板40には、端子台401、402と、信号伝送ケーブル(図示せず)が接続される端子台402と、表示基板50を制御基板40から+Z方向へ離間した状態で支持するスペーサ60と、が配設されている。また、制御基板40には、LAN(Local Area Network)コネクタ(図示せず)が接続されるLANコネクタ端子403と、USB(Universal Serial Bus)コネクタが接続されるUSB端子(図示せず)と、が配設されている。端子台401には、電源ケーブル(図示せず)が接続され、端子台402には、信号伝送ケーブル(図示せず)が接続される。スペーサ60は、図4に示すように、枠状のスペーサ本体61と、スペーサ本体61の制御基板40側の端部からスペーサ本体61の筒軸方向に直交する方向へ延出し螺子65が挿通される挿通孔(図示せず)が形成された舌片62と、を有する。また、スペーサ本体61の2カ所には、+Z方向側の端部に螺子孔61bが形成された円柱部61aが設けられている。スペーサ60は、舌片62の挿通孔に挿通された螺子65により制御基板40とともに筐体10の底壁10iに共締め固定されている。そして、表示基板50は、表示基板50に形成された貫通孔に挿通された螺子55を円柱部61aの螺子孔61bに螺着することによりスペーサ本体61に固定される。
筐体10は、図2Aに示すように、一面が解放された矩形箱状の形状を有し、内側に表示基板50および制御基板40を収容する。筐体10のX軸方向における両側の側壁10g、10hそれぞれには、カバー20を筐体10に固定するための貫通孔10aが形成されている。また、側壁10gには、電源ケーブルおよび信号伝送ケーブルを筐体10内に導入するための2つの平面視円形の貫通孔10bと、LANコネクタが挿通される平面視矩形状の貫通孔10cと、USBコネクタが挿通される平面視矩形状の貫通孔10dと、が形成されている。更に、側壁10gには、解除釦81の押下部811を筐体10の外側へ露出されるための開口部10fが係止されている。また、筐体10の底壁10iの+Z方向側には、台座部11aと、台座部11a上に突設され電源ケーブルおよび信号伝送ケーブルをそれぞれクランプする結束部材を掛止する掛止部11bと、を有するクランプ部11が設けられている。側壁10gに形成された貫通孔10bには、図1に示すように、グロメット13が嵌入され、電源ケーブルおよび信号伝送ケーブルはグロメット13の中央部に形成された貫通孔(図示せず)を通じて筐体10内に導入される。また、筐体10は、側壁10gのY軸方向における両端部の−Z方向側の端縁から+X方向へ延在する2つの舌片12と、側壁10hのY軸方向における両端部の−Z方向側の端縁から−X方向へ延在する2つの舌片12と、を有する。そして、各舌片12には、筐体10を造営材に固定するための螺子(図示)が挿通される貫通孔12aが形成されている。
また、筐体10の底壁10iにおける−Z方向側には、図2Bに示すように、DINレールRAがDINレールRAの長手方向がY軸方向に沿うように配置されるレール配置部10eと、2つの係止爪161、162と、が設けられている。係止爪161、162は、図3に示すように、DINレールRAがレール配置部10eに配置された状態でDINレールRAの−X方向側の端部に設けられた係止片RAbを係止する。更に、筐体10の底壁10iにおける−Z方向側には、カバー70を筐体10に固定するための複数のリブ151が立設されている。各リブ151の先端部には、螺子孔151aが形成されている。
また、筐体10の底壁10iには、アーム82の中央部を旋回自在に軸支する支持リブ152が配設されている。支持リブ152は、図5Aに示すように、円柱状であり先端部に螺子孔152aが形成されたリブ本体152bと、リブ本体152bの側面からリブ本体152bの突出方向に直交する方向へ延出した羽根部152cと、を有する。更に、筐体10は、図5Bに示すように有底角筒状であり筒軸がX軸方向に沿うように配置されるとともに内側に解除釦81がX軸方向に沿って移動自在に配置された筒状部14を有する。筒状部14は、側壁10gの内壁における開口部10fの外周部に立設された角筒状の本体部141と、本体部141の−X方向側の端部を覆う底壁142と、を有する。底壁142には、中央部に平面視円形の貫通孔142aが穿設されるとともに、Y軸方向における両端部それぞれに平面視矩形状の貫通孔142bが穿設されている。そして、底壁142における貫通孔142aの外周部には、+X方向へ突出する円環状の突起142cが突設されている。更に、筐体10の底壁10iには、Z軸方向に沿った面を有する段差部10jが形成されている。そして、この段差部10jには、コイルばね84の内側に嵌入される円環状の突起153が設けられている。
前面カバー20は、図1に示すように、−Z方向側の一面が開放された扁平な矩形箱状であり、矩形板状の底壁20aと底壁20aのX軸方向で対向する2辺それぞれから−Z方向へ延出する側壁20b、20cとを有する。底壁20aには、表示基板50に配設された発光部501から放射される光を透過させるための複数(図1では4つ)の貫通孔(図示せず)と、電源釦512を挿通させるための貫通孔(図示せず)と、リセット釦513を挿通させるための貫通孔(図示せず)と、が形成されている。電源釦512とリセット釦513とは、底壁20aの−Z方向側に固定され電源釦512、リセット釦513をZ軸方向に移動自在に支持する釦支持部(図示せず)により支持されている。釦支持部は、付勢部材(図示せず)により電源釦512、リセット釦513を+Z方向へ付勢した状態で支持している。また、電源釦512、リセット釦513は、それぞれ、前面カバー20が筐体10に取着された状態で、前述の表示基板50の電源スイッチ502、リセットスイッチ503に対向する位置に配置されている。更に、底壁20aの前面における電源釦512およびリセット釦513が配置される部分には、透光性を有するシート部材21が貼り付けられている。シート部材21における電源釦512およびリセット釦513に対応する位置には、電源釦512およびリセット釦513を挿通させるための開口部21a、21bが形成されている。また、シート部材21における底壁20aの発光部501から放射される光を透過させるための複数の貫通孔それぞれを覆う部位には、光を散乱させて拡散させる拡散部211が形成されている。更に、底壁20aにおけるシート部材21が貼り付けられた部位よりも−Y方向側の部位には、機器1の型名、仕様等が印刷されたラベル22が貼り付けられている。また、側壁20b、20cそれぞれのY軸方向における両端部には、−Z方向へ延出し先端部が筐体10の貫通孔10aに係合する係合片20dが設けられている。
後面カバー70は、図2Bに示すように、アーム82および係止部材83の一部を筐体10の後面側から覆うように配置されている。これにより、機器1をDINレールRAに取り付ける際、DINレールRAの一部が、アーム82または係止部材83に接触してアーム82または係止部材83が損傷することが防止される。また、アーム82または係止部材83を後面側から覆うことにより、機器1の後面側の外観を良好にすることができる。後面カバー70の周部の3箇所、には、螺子75が挿通される貫通孔(図示せず)が形成されている。そして、カバー70は、貫通孔に挿通された螺子75が筐体10のリブ151の先端部に形成された螺子孔151aに螺着されることにより筐体10の一部を覆った状態で筐体10に固定される。
係止部材83は、図3に示すように、DINレールRAがレール配置部10eに配置された状態で、DINレールRAの+X方向側の端部に設けられた係止片RAbを係止する係止位置と、係止片RAbの係止を解除する解除位置と、をとりうる。係止部材83は、図6Aから図6Cに示すように、本体部831と係止部832と連結部833とを有する。本体部831は、矩形板状の主片8311と、主片8311における係止部832が突出する側とは反対側に突出する矩形板状の補強片8312と、を有する。係止部832は、本体部831の主片8311の短手方向における一端部全体から主片8311の厚さ方向に延出している。また、係止部832には、係止部832の先端に近づくほど主片8311の短手方向における他端側に位置するように傾斜したテーパ面832aが形成されている。連結部833は、周部で本体部831の主片8311と補強片8312とに連続し中央部に螺子孔833aが貫設された連結片8331と、連結片8331における螺子孔833aの外周部から連結片8331の厚さ方向に突出する円環状の突起8332と、を有する。
解除釦81は、図7Aに示すように、係止部材83を解除位置へ移動させる際にユーザにより押下される押下部811が筐体10の外側へ露出した状態で筐体10に設けられている。解除釦81は、図7Bに示すように、矩形板状の押下部811と、押下部811の中央部に突設された円柱状の突出部812と、押下部811の長手方向における両端部それぞれから突出部812と同じ方向へ突出する突出片813と、を有する。突出片813の先端部には、鉤状のフック813aが設けられている。また、突出部812には、コイルばね85が嵌入されている。そして、解除釦81は、図5Bに示す筒状部14の内側に嵌入される。このとき、コイルばね85の内側に、筒状部14の底壁142に設けられた突起142cが嵌入される。また、突出部812の先端部が、底壁142に設けられた貫通孔142aに挿通されるとともに、突出片813の先端部に設けられたフック813aが、底壁142に設けられた貫通孔142bに挿通される。ここで、コイルばね85は、自然長よりも圧縮した状態で押下部811と底壁142との間に介在しており、押下部811を+X方向側へ付勢している。また、突出片813のフック813aは、底壁142における貫通孔142bの外周部に掛止されることにより解除釦81の+X方向への移動を規制している。また、解除釦81は、予め設定された待機位置と、待機位置よりも筐体10の内側に位置する押下時位置と、の間で移動自在となっている。そして、解除釦81は、それが待機位置に位置する場合に、押下部811の押下面が筐体10の外壁における開口部10fの外周部と面一になるように配置されている。これにより、押下部811の押圧面と筐体10の外壁における開口部10fの外周部とが外観上滑らかに連続しているので、機器1の意匠性を高めることができる。また、+X方向から見たときに、解除釦81は、係止部材83に対してーY方向へずれた位置に配置されている。
アーム82は、解除釦81の押下部811が押下されることにより、解除釦81が前述の待機位置から前述の押下時位置へ移動するのに伴い、係止部材83を係止位置から解除位置へ移動させる伝達ユニットである。アーム82は、図3に示すように、長尺であり長手方向の一方の端部82aが係止部材83に連結され、他方の端部82bが解除釦81により移動される。また、アーム82は、図6Aに示すように、長尺板状であり長手方向における一端部と中央部とのそれぞれに平面視円形の貫通孔821a、821bが形成された主片821と、主片821の他端部における短手方向の両端部それぞれから主片821の厚さ方向に延出する矩形板状の延出片822、823と、を有する。また、主片821の周部には、延出片822、823が延出する方向とは反対方向に突出する補強リブ824が設けられている。更に、延出片822における延出片823側とは反対側には、円環状の突起822aが設けられている。ここで、係止部材83は、図6Aの矢印AR11および図6Bに示すように、その連結部833の突起8332がアーム82の主片821の貫通孔821aの内側に嵌入されている。そして、係止部材83は、この状態で図6Cに示すように、ワッシャ853を介して連結部833の螺子孔833aに螺合する螺子851により、アーム82に連結されている。
コイルばね84は、その一端部の内側に前述の筐体10の突起153が嵌入された状態で配置される。コイルばね84は、係止部材83が係止位置にあるとき、自然長となっている。そして、図8に示すように、コイルばね84が筐体10内に配置された状態で、図9Aに示すように、支持リブ152の先端部にアーム82を載置する。このとき、図9Bに示すように、アーム82の主片821に設けられた貫通孔821aの内側に、支持リブ152のリブ本体152bの先端部が嵌入される。また、コイルばね84の他端部の内側に、アーム82の延出片822に設けられた突起822aが嵌入される。そして、図10に示すように、螺子852を、ワッシャ854を介して支持リブ152の螺子孔152aに螺合させることにより、アーム82が支持リブ152の先端部に取着される。このとき、アーム82は、図9Bに示すように、支持リブ152の羽根部152cの先端部とワッシャ854との間で旋回自在に支持される。また、アーム82は、コイルばね84により、係止部材83を前述の係止位置へ移動させる方向へ旋回するように付勢されている。
次に、本実施の形態に係る機器1をDINレールRAに着脱する方法について図11Aおよび図11Bを参照しながら説明する。機器1がDINレールRAに取り付けられている状態では、図11Aに示すように、係止部材83の係止部832がDINレールRAの係止片RAbを係止する係止位置Pos10に配置されている。この状態で、図11Bに示すように、押下部811が押下され解除釦81が待機位置Pos0から−X方向へ移動すると、解除釦81の突出部812の先端部がアーム82の延出片823に当接し、延出片823が−X方向へ押し込まれる。このとき、アーム82の端部82bが−X方向へ移動する形で、アーム82がワッシャ854および支持リブ152で支持された部分を支点として旋回する。これに伴い、アーム82の端部82aが+X方向へ移動し、アーム82の端部82aに連結された係止部材83が+X方向へ移動する。そして、解除釦81が押下時位置Pos1まで移動すると、係止部材83が解除位置Pos11に配置される。この状態で、DINレールRAの+X方向側の係止片RAbをレール配置部10eから離脱させることにより、機器1をDINレールRAから取り外すことができる。
一方、機器1をDINレールRAに取り付ける際、まず、図11Bに示すように解除釦81の押下部811を押下して解除釦81が押下時位置Pos1に配置された状態で、筐体10の係止爪161、162にDINレールRAの−X方向側の係止片RAbを係止させるようにレール配置部10eに載置する。次に、解除釦81を離すことにより、コイルばね84の復元力によりアーム82の端部82bが+X方向へ移動する形で、アーム82が、ワッシャ854および支持リブ152で支持された部分を支点として旋回する。これに伴い、アーム82の端部82aが−X方向へ移動し、アーム82の端部82aに連結された係止部材83も−X方向へ移動して。そして、解除釦81が待機位置Pos0に配置されると、係止部材83が係止位置Pos10に配置される。このようにして、機器1がDINレールRAに取り付けられる。
以上説明したように、本実施の形態に係る機器1によれば、係止部材83が、DINレールRAがレール配置部10eに配置された状態で、DINレールRAに設けられた係止片RAbを係止する係止位置Pos10と、係止片RAbの係止を解除する解除位置Pos11と、をとりうる。また、解除釦81は、押下部811が筐体10の外側へ露出した状態で筐体10に設けられている。そして、アーム82は、押下部811が押下されることにより解除釦81が待機位置Pos0から押下時位置Pos1へ移動するのに伴い、係止部材83を係止位置Pos10から解除位置Pos11へ移動させる。これにより、ユーザは、解除釦81の押下部811を押下して解除釦81を待機位置Pos0から押下時位置Pos1へ移動させるだけで、係止部材83を係止位置Pos10から解除位置Pos11へ移動させることができる。従って、機器1のDINレールRAへの着脱作業の作業性を向上させることができる。特に、押下部811が機器1の鉛直下側に位置するように機器1がDINレールRAに取り付けられている場合であっても、機器1の鉛直下方から押下部811を指で押下するだけで、機器1を簡単にDINレールRAから外すことができるので、機器1をDINレールRAに容易に着脱できる。
本実施の形態に係る係止部材83は、DINレールRAが筐体10のレール配置部10eに配置された状態で、レール配置部10eのY軸方向における中央部において、DINレールRAの係止片RAbを係止するように配置されている。これにより、Y軸方向において機器1におけるDINレールRAに固定される部分の偏りが低減されるので、機器1がDINレールRAにバランス良く堅固に取り付けられるという利点がある。
本実施の形態に係るアーム82は、長手方向の一方の端部82aが係止部材83に連結され他方の端部82bに解除釦81の突出部812の先端部により押圧される延出片823が設けられている。そして、筐体10が、アーム82の中央部を旋回自在に軸支する支持リブ152を有する。また、+X方向から見たときに、解除釦81が、係止部材83に対してーY方向へずれた位置に配置されている。これにより、アーム82の長さを適宜変更することによりY軸方向における解除釦81の位置を変更することができるので、解除釦81の配置の設計自由度を向上させることができる。特に、解除釦81を機器1の中央部よりも+Y方向側に配置することにより、ユーザが機器1を把持した状態で解除釦81の押下部811を親指で押下し易くなるので、その分、機器1のDINレールRAへの着脱作業における作業性が向上する。また、筐体10が、有底角筒状であり筒軸がX軸方向に沿うように配置されるとともに、内側に解除釦81がX軸方向に沿って移動自在に配置された筒状部14を有する。これにより、解除釦81をX軸方向へ円滑に移動させることができるので、解除釦81の押下部811を押下し易くなるという利点もある。
(実施の形態2)
本実施の形態に係る機器は、実施の形態1に係る機器1と同様にDINレールに取り付けられ、信号線を介して空気調和機(図示せず)のような操作対象機器と接続されるコントローラである。本実施の形態に係る機器は、解除釦の位置並びに伝達ユニットの構造が実施の形態1に係る機器1と相違する。
図12および図13Aに示すように、機器2は、DINレールRAに取り付けられる筐体2010と、筐体2010の前面を覆うように筐体2010に取着される前面カバー2020と、空気調和機へ制御信号を出力する制御基板(図示せず)と、を備える。また、機器2は、機器2をDINレールRAに取り付けるためのレール取付ユニット2080を備える。なお、図12および図13Aにおいて実施の形態1と同様の構成については図1および図3と同一の符号を付している。
筐体2010は、一面が解放された矩形箱状の形状を有し、内側に表示基板50および制御基板40を収容する。筐体10の+X方向側の側壁2010gには、実施の形態1に係る筐体10と同様に、電源ケーブルおよび信号伝送ケーブルを筐体10内に導入するための2つの平面視円形の貫通孔(図示せず)と、LANコネクタが挿通される平面視矩形状の貫通孔10cと、USBコネクタが挿通される平面視矩形状の貫通孔10dと、が形成されている。また、筐体2010の−Z方向側には、レール取付ユニット2080が固定されるユニット固定溝2010fが設けられている。ユニット固定溝2010fには、図13Bに示すように、円柱状であり先端部に螺子孔2017a、2018aが形成されたリブ2017、2018と、円柱状の突起2019と、が配設されている。また、前述の電源ケーブル、信号伝送ケーブルを筐体2010内に導入するための2つの貫通孔には、実施の形態1と同様にグロメット13が嵌入されている。また、筐体2010の底壁2010iにおける−Z方向側には、DINレールRAがDINレールRAの長手方向がY軸方向に沿うように配置されるレール配置部2010eと、2つの係止爪161、162と、が設けられている。
前面カバー2020は、図12に示すように、−Z方向側の一面が開放された扁平な矩形箱状であり、矩形板状の底壁2020aを有する。底壁2020aには、電源釦512を挿通させるための貫通孔(図示せず)と、リセット釦513を挿通させるための貫通孔(図示せず)と、が形成されている。また、底壁2020aの前面における電源釦512およびリセット釦513が配置される部分には、透光性を有するシート部材2021が貼り付けられている。シート部材2021における電源釦512およびリセット釦513に対応する位置には、電源釦512およびリセット釦513を挿通させるための開口部2021a、2021bが形成されている。
レール取付ユニット2080は、図14に示すように、ユーザにより押下される押下部2811が筐体2010の外側へ露出した状態で筐体2010に設けられた解除釦2081と、ホルダ2086と、ホルダカバー2090と、を有する。ホルダカバー2090は、矩形板状であり、ホルダ2086の−Z方向側を覆うように配置されるとともに、螺子2865によりホルダ2086に固定されている。また、レール取付ユニット2080は、図15Aおよび図15Bに示すように、係止部材2083と、長尺の2つの連結片2821を有し長手方向の一端部が係止部材2083に連結され他端部が解除釦2081に連結された連結部材2082と、長尺の棒状であり連結部材2082の中央部を軸支するシャフト2088と、を有する。更に、レール取付ユニット2080は、係止部材2083を−X方向へ付勢するコイルばね2087と、係止部材2083の+Z方向側を覆うようにホルダ2086に固定されたユニットカバー2091と、を有する。ここで、連結部材2082とシャフト2088とから、解除釦2081の押下部2811が押下されることにより解除釦2081が待機位置から押下時位置へ移動するのに伴い、係止部材2083を係止位置から解除位置へ移動させる伝達ユニットが構成されている。
係止部材2083は、図16Aおよび図16Bに示すように、本体部2831と係止部2833と連結部2832とを有する。本体部2831は、矩形板状の主片2831aと、矩形板状であり主片2831aの短手方向における一端部全体から主片2831aの厚さ方向に延出する延出片2831bと、3つの補強片2831cと、を有する。3つの補強片2831cは、それぞれ、延出片2831bの厚さ方向に沿って配置され主片2831aの厚さ方向に延出するとともに、主片2831aの短手方向における一端側で延出片2931bに連続している。連結部2832は、円筒状であり、主片2831aの他端部に連続一体に設けられている。連結部2832の筒軸方向における中央部には、連結部2832の径方向へ突出する円筒状の突起2832bが配設されている。また、係止部2833は、本体部2831の延出片2831bにおける主片2831a側とは反対側の端部に連続一体に設けられ延出片2831bの厚さ方向に突出している。
解除釦2081は、矩形板状の押下部2811と、本体部2812と、連結部2813と、を有する。本体部2812は、矩形板状であり短手方向における一端部で押下部2811の厚さ方向における一面側に連続する主片2812aと、2つの第1側片2812bと、第2側片2812cと、を有する。2つの第1側片2812bは、主片2812aの長手方向における両端部それぞれから主片2812aの厚さ方向に延出している。第2側片2812cは、主片2812aの短手方向における他端部から側片2812bと同じ方向へ延出している。連結部2832は、円筒状であり、本体部2812の第2側片2812cに連続一体に設けられている。
連結部材2082は、長尺板状の2つの連結片2821と、2つの連結片2821それぞれの長手方向における中央部同士を接続する矩形板状の接続片2822と、を有する。2つの連結片2821は、それぞれ、長手方向の両端部にシャフト2084a、2084bが挿通される貫通孔(図示せず)が穿設され、長手方向における中央部に前述のシャフト2088が挿通される貫通孔2821aが穿設されている。そして、係止部材2083の連結部2832の内側に挿通されたシャフト2084aのうち連結部2832の筒軸方向における両端から突出した部分が、2つの連結片2821それぞれの貫通孔に挿通されている。このようにして、2つの連結片2821は、シャフト2084aを介して係止部材2083に旋回自在に連結されている。また、シャフト2084aの両端部にはeリング2085が嵌合されている。これにより、シャフト2084aの係止部材2083の連結部2832および連結部材2082からの脱離が防止される。更に、解除釦2081の連結部2813の内側に挿通されたシャフト2084bのうち連結部2813の筒軸方向における両端から突出した部分が、2つの連結片2821それぞれの貫通孔に挿通されている。このようにして、2つの連結片2821は、シャフト2084bを介して解除釦2081に旋回自在に連結されている。また、シャフト2084bの両端部にはeリング2085が嵌合されている。これにより、シャフト2084bの解除釦2081の連結部2813および連結部材2082からの脱離が防止される。
ホルダ2086は、図17Aおよび図17Bに示すように、矩形板状であり中央部に開口部2086eが形成された主片2086aと、主片2086aの長手方向における両端部それぞれから主片2086aの厚さ方向に延出する側片2086bと、を有する。また、ホルダ2086は、2つの側片2086bにおける主片2086a側とは反対側の端部から互いに近づく方向へ延出する平面視L字状の延出片2086cと矩形板状の延出片2086dとを有する。主片2086aにおける開口部2086eの外周部の4箇所には、円柱状であり、内側に前述のホルダカバー2090をホルダ2086に固定するための螺子2865が螺着される螺子孔2866aが形成されたリブ2866が配設されている。また、主片2086aの開口部2086eの周縁の2箇所には、前述のシャフト2088の長手方向における両端部が挿通される貫通孔2864aが穿設された支持片2864が立設されている。更に、延出片2086cのX軸方向における両端部と中央部とには、それぞれ平面視円形の貫通孔2861、2862a、2862bが穿設されている。また、延出片2086dのX軸方向における両端部には、それぞれ平面視円形の貫通孔2861、2862aが穿設され、X軸方向における中央部にはY軸方向に延在した長孔2862cが穿設されている。ホルダ2086は、図13Bに示すユニット固定溝2010fに配設された2つの突起2019がそれぞれ延出片2086cの貫通孔2862bと延出片2086dの長孔2862cに挿通された状態でユニット固定溝2010f内に配置される。このとき、ユニット固定溝2010fに配設されたリブ2017、2018が、それぞれ、延出片2086cの貫通孔2861、2862aと延出片2086dの貫通孔2861、2862aとに挿通された状態となる。そして、ホルダ2086は、図18に示すように、リブ2017の螺子孔2017aに螺着された螺子2175によりユニット固定溝2010fに固定される。また、図17Aおよび図17Bに示すように、延出片2086cの先端部には、−X方向へ突出する突出部2863が設けられている。
コイルばね2087は、図19Aに示すように、一端部の内側に、ホルダ2086の内側に配置された係止部材2083の連結部2832に設けられた突起2832bが嵌入され、他端部の内側にホルダ2086の延出片2086cに設けられた突出部2863が嵌入された状態で配置されている。シャフト2088は、図19Bに示すように、その長手方向における両端部がホルダ2086の支持片2864に穿設された貫通孔2864aに挿通された状態で、支持片2864により支持されている。また、シャフト2088における2つの支持片2864の互いに対向する側とは反対側に突出した部分には、eリング2089が嵌め込まれている。これにより、シャフト2088の2つの支持片2864からの脱離が防止される。
次に、本実施の形態に係る機器2をDINレールRAに着脱する方法について図20Aから図22Bを参照しながら説明する。機器1がDINレールRAに取り付けられている状態では、図20A、図21Aおよび図22Aに示すように、係止部材2083の係止部2833がDINレールRAの係止片RAbを係止する係止位置Pos10に配置されている。この状態で、図21Aの矢印AR21に示すように、押下部2811が押下され解除釦2081が待機位置Pos0から−X方向へ移動すると、解除釦2081の連結部2813に連結された連結部材2082の端部2082aが−X方向へ押し込まれる。このとき、連結部材2082の端部2082aが−X方向へ移動する形で、連結部材2082がシャフト2088を支点として旋回する。これに伴い、連結部材2082の他方の端部2082bが+X方向へ移動する。そして、図21Bに示すように、解除釦2081が押下時位置Pos1まで移動すると、連結部材2082の端部2082bに連結された係止部材2083が+X方向へ移動して解除位置Pos11に配置される。この状態で、DINレールRAの+X方向側の係止片RAbをレール配置部2010eから離脱させることにより、機器2をDINレールRAから取り外すことができる。
一方、機器2をDINレールRAに取り付ける際、まず、図20B、図21Bおよび図22Bに示すように解除釦2081の押下部2811を押下した状態にする。この状態で、筐体2010の係止爪161、162にDINレールRAの−X方向側の係止片RAbを係止させるようにレール配置部2010eに載置する。次に、解除釦2081を離すことにより、コイルばね2087の復元力により連結部材2082の端部2082aが+X方向へ移動する形で、連結部材2082が、シャフト2088を支点として旋回する。これに伴い、連結部材2082の端部2082bが−X方向へ移動し、これに伴い、連結部材2082の端部2082bに連結された係止部材2083も、−X方向へ移動して図20A、図21Aおよび図22Aに示すように係止位置Pos10に配置される。このようにして、機器2がDINレールRAに取り付けられる。
以上説明したように、本実施の形態に係る機器2によれば、係止部材2083が、DINレールRAが筐体2010のレール配置部2010eに配置された状態で、レール配置部2010eのY軸方向における中央部において、DINレールRAの係止片RAbを係止するように配置されている。これにより、Y軸方向において機器1におけるDINレールRAに固定される部分の偏りが低減されるので、機器2がDINレールRAにバランス良く堅固に取り付けられるという利点がある。また、解除釦2081が、+X方向から見たときに、Y軸方向における中央部に配置されているので、例えば右利きのユーザと左利きのユーザとの両方にとって解除釦2081の操作を行い易いという利点もある。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明は前述の各実施の形態によって限定されるものではない。例えば図23に示す機器3のように、解除釦3081が、待機位置に位置する場合、押下部3811が筐体10の側壁10gに形成された開口部10fから外側に突出しているものであってもよい。なお、図23において、実施の形態1と同様の構成については図1と同一の符号を付している。本変形例に係る機器3は、図24Aに示すように、解除釦3081が待機位置Pos0に位置し、係止部材83が係止位置Pos10に位置する場合、解除釦3081の押圧部3811が筐体10の側壁10gから外側へ突出している。そして、図24Bに示すように、解除釦3081が押下時位置Pos1に位置し、係止部材83が解除位置Pos11に位置する場合、解除釦3081の押圧部3811が筐体10の側壁10gの外壁における開口部10fの外周部と面一になる。
本構成によれば、解除釦3081が待機位置Pos0に位置する場合、その押圧部3811が、筐体10の外側に突出している。これにより、ユーザは解除釦3081の位置を手探りで認識することができるので、解除釦3081の位置を素早く特定することができる。また、本構成によれば、係止部材83が解除位置Pos11に位置する場合、解除釦3081の押圧部3811が筐体10の側壁10gの外壁における開口部10fの外周部と面一になる。これにより、ユーザは、係止部材83を解除位置Pos11へ移動させるのに必要な押圧部3811の押し込み料を把握し易くなるので、機器3のDINレールRAへの着脱作業の作業性を高めることができる。
実施の形態1では、解除釦81とアーム82とが別部材である例について説明した。但し、これに限らず、例えば図25Aおよび図25Bに示す機器4のように、解除釦4081が、アーム82の端部82bに連続一体に設けられているものであってもよい。なお、図25Aおよび図25Bにおいて、実施の形態1と同様の構成については図3と同一の符号を付している。本変形例に係る解除釦4081は、押圧部4811と押圧部4811をアーム82の端部82bに接続する接続部4812とを有する。そして、押圧部4811には、滑り止め用途の複数の線状突起4811aが設けられている。そして、図25Aに示すように、解除釦4081が待機位置に位置する場合において、押圧部4811を押圧すると、押圧部4811が、アーム82の傾きに応じて傾いた姿勢で筐体10の内側の押下時位置へ移動する。
本構成によれば、解除釦4081が、アーム82の端部82bに連続一体に設けられていることにより、実施の形態1に係る機器1に比べて部品点数を削減することができるので、機器4の組み立て工程の簡素化を図ることができる。
実施の形態1において、例えば図26Aおよび図26Bに示す機器5のように、第1底壁5211と、第1底壁5211よりも−Z方向側に位置する第2底壁5212と、第1底壁5211の−X方向側の端部と第2底壁5212の+Z方向側の端部とに連続しZ軸に対して傾斜した側壁5213とを有するカバー5020を備えるものであってもよい。なお、図26Aおよび図26Bにおいて、実施の形態1と同様の構成については図1と同一の符号を付している。ここで、筐体5010は、その+Z方向側にカバー5020が取着できる形状を有する。また、第1底壁5211と側壁5313とを含む部分が、機器5の把持部HA1を構成している。更に、第1底壁5211のX軸方向の幅は、一般的な人が手を軽く広げた状態で親指の第一関節と中指の第一関節の間の直線距離に収まる長さ、例えば120mm以下に設定し、側壁5313のZ軸方向の幅を手の各指先から第一関節までの長さの概ね2分の1以上の部分が掛かる長さ、例えば15mm以上に設定すると、機器5を片手で把持できる。
また、実施の形態2において、例えば図27Aおよび図27Bに示す機器6のように、第1底壁6211と、第1底壁6211よりも−Z方向側に位置する第2底壁6212と、第1底壁6211の−X方向側の端部と第2底壁6212の+Z方向側の端部とに連続しZ軸に対して傾斜した側壁6213とを有するカバー6020を備えるものであってもよい。なお、図27Aおよび図27Bにおいて、実施の形態2と同様の構成については図12と同一の符号を付している。ここで、筐体6010は、その+Z方向側にカバー6020が取着できる形状を有する。また、第1底壁6211と側壁6313とを含む部分が、機器6の把持部HA2を構成している。
本構成によれば、機器5、6を片手で把持しながら、機器5、6のDINレールRAへの着脱作業を行うことができるので、DINレールRAへの着脱作業を行うユーザの作業効率を高めることができる。
実施の形態2において、例えば図28Aに示す係止部材7083のように、係止部7833が、X軸方向に沿って延出する板状の主部7833aと、主部7833aの−X方向側の先端部から−Z方向へ傾斜した方向へ延出する延出部7833bと、を有するものであってもよい。或いは、図28Bに示す係止部材8083のように、係止部8833が、X軸方向に対して−Z方向へ傾斜した方向へ延出しているものであってもよい。また、図29に示すように、DINレールRA2が、係止片RA2bの先端部に突起P1が突設されたものであるとする。この場合、係止部材9083は、X軸方向に沿って延出し先端部に突起P1に係合する係合凹部9833cが設けられた板状の主部9833aと、主部7833aの−X方向側の先端部から−Z方向へ傾斜した方向へ延出する延出部9833bと、を有するものであってもよい。
実施の形態1において、コイルばね84が、その自然長よりも圧縮された状態で配置されている場合、コイルばね85を省略した構成としてもよい。
実施の形態1および2では、機器1、2の操作対象機器が空気調和機である例について説明したが、機器1、2の操作対象機器は空気調和機に限定されるものではなく、他の住宅設備機器であってもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、この発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではなく、各実施の形態を、組み合わせることも可能である。すなわち、本発明の範囲は、実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
本発明は、造営材に取り付けて使用する機器に好適である。
1,2,3,4,5,6 機器、10,2010,5010,6010 筐体、10a,10b,10c,10d,12a,21a,21b,142a,142b,821a,821b,2021a,2021b,2861,2862a,2862b,2864a 貫通孔、10e,2010e レール配置部、10f,2086e 開口部、10g,10h,20b,20c,2010g,5213,6213 側壁、10i,20a,142,2010i,2020a 底壁、10j 段差部、11 クランプ部、11a 台座部、11b 掛止部、12 舌片、13 グロメット、14 筒状部、20,2020,5020,6020 前面カバー、20d 係合片、21 シート部材、22 ラベル、40 制御基板、45,55,65,851,852,2175,2865 螺子、50 表示基板、60 スペーサ、61 スペーサ本体、61a 円柱部、61b,151a,152a,833a,2017a,2018a,2866a 螺子孔、62 舌片、81,2081,3081,4081 解除釦、82 アーム、82a,82b,2082a,2082b 端部、83,2083,7083,8083,9083 係止部材、84,85,2087 コイルばね、141,831,2812,2831 本体部、151,2017,2018,2866 リブ、152 支持リブ、152b リブ本体、152c 羽根部、153,822a,2019,2832b,8331,P1 突起、161,162 係止爪、211 拡散部、401,402 端子台、403 LANコネクタ、501 発光部、502 電源スイッチ、503 リセットスイッチ、512 電源釦、513 リセット釦、811,2811,3811 押下部、812,2863 突出部、813 突出片、813a フック、821,2086a,2812a,2831a,8311 主片、822,823,2086c,2086d,2831b 延出片、824 補強リブ、832,2833,7833,8833,9833 係止部、832a テーパ面、833,2832 連結部、853,854 ワッシャ、2010f ユニット固定溝、2080 レール取付ユニット、2084a,2084b,2088 シャフト、2085,2089 eリング、2086 ホルダ、2086b 側片、2090 ホルダカバー、2091 ユニットカバー、2812b 第1側片、2812c 第2側片、2831c,8312 補強片、2821,8331 連結片、2822 接続片、2862c 長孔、2864 支持片、4811a 線状突起、4812 接続部、5211,6211 第1底壁、5212,6212 第2底壁、7833a,9833a 主部、7833b、9833b 延出部、Pos0 待機位置、Pos1 押下時位置、HA1,HA2 把持部、Pos10 係止位置、Pos11 解除位置、RA,RA2 DINレール、RAa レール本体、RAb,RA2b 係止片
上記目的を達成するため、本発明に係る機器は、
長尺であり短手方向における両端部それぞれに係止片が設けられたレールに取着される機器であって、
前記レールが前記レールの長手方向が予め設定された第1方向に沿うように配置されるレール配置部と、前記レールが前記レール配置部に配置された状態で前記レールの短手方向における一端部に設けられた係止片を係止する係止爪と、を有する筐体と、
前記レールが前記レール配置部に配置された状態で、前記レールの短手方向における他端部に設けられた係止片を係止する係止位置と、前記他端部に設けられた係止片の係止を解除する解除位置と、をとりうる係止部材と、
前記係止部材を前記解除位置へ移動させる際にユーザにより押下される押下部が前記筐体の外側へ露出した状態で前記筐体に設けられた解除釦と、
前記押下部が押下されることにより前記解除釦が予め設定された待機位置から前記待機位置よりも前記筐体の内側に位置する押下時位置へ移動するのに伴い、前記係止部材を前記係止位置から前記解除位置へ移動させる伝達ユニットと、
前記解除釦を前記押下時位置から前記待機位置へ向かう方向へ付勢する付勢部材と、を備える。

Claims (8)

  1. 長尺であり短手方向における両端部それぞれに係止片が設けられたレールに取着される機器であって、
    前記レールが前記レールの長手方向が予め設定された第1方向に沿うように配置されるレール配置部と、前記レールが前記レール配置部に配置された状態で前記レールの短手方向における一端部に設けられた係止片を係止する係止爪と、を有する筐体と、
    前記レールが前記レール配置部に配置された状態で、前記レールの短手方向における他端部に設けられた係止片を係止する係止位置と、前記他端部に設けられた係止片の係止を解除する解除位置と、をとりうる係止部材と、
    前記係止部材を前記解除位置へ移動させる際にユーザにより押下される押下部が前記筐体の外側へ露出した状態で前記筐体に設けられた解除釦と、
    前記押下部が押下されることにより前記解除釦が予め設定された待機位置から前記待機位置よりも前記筐体の内側に位置する押下時位置へ移動するのに伴い、前記係止部材を前記係止位置から前記解除位置へ移動させる伝達ユニットと、を備える、
    機器。
  2. 前記伝達ユニットは、長尺であり長手方向の一端部が前記係止部材に連結され他端部が前記解除釦により移動されるアームを有し、
    前記筐体は、
    前記アームの中央部を旋回自在に軸支する支持リブと、筒状であり筒軸が前記第1方向に直交する第2方向に沿うように配置されるとともに、内側に前記解除釦を前記第2方向に沿って移動自在に配置された筒状部と、を有する、
    請求項1に記載の機器。
  3. 前記第1方向から見たときに、前記解除釦と前記係止部材とのいずれか一方は、他方に対して前記第2方向へずれた位置に配置されている、
    請求項2に記載の機器。
  4. 前記解除釦は、前記アームの前記他端部に連続一体に設けられている、
    請求項2または3に記載の機器。
  5. 内側に前記伝達ユニットが配置され前記伝達ユニットを保持するホルダを更に備え、
    前記伝達ユニットは、
    長尺であり長手方向の一端部が前記係止部材に連結され他端部が前記解除釦に連結された2つの連結片と、
    長尺の棒状であり前記2つの連結片の中央部を軸支するシャフトと、を有し、
    前記ホルダは、前記シャフトの長手方向における両端部を支持する支持片を有する、
    請求項1に記載の機器。
  6. 前記係止部材は、前記レールが前記レール配置部に配置された状態で、前記係止位置に位置する場合、前記レール配置部の前記第1方向における中央部において、前記レールの前記係止片を係止するように配置されている、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の機器。
  7. 前記解除釦は、前記待機位置に位置する場合、少なくとも前記押下部を含む一部が前記筐体の周壁に形成された開口部から外側に突出し、前記押下時位置に位置する場合、前記押下部が前記筐体の外壁における前記開口部の外周部と面一になるように配置されている、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の機器。
  8. 前記筐体の少なくとも一部を覆い且つ把持部が設けられたカバーを更に備える、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の機器。
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