JPWO2020110512A1 - 携帯機器 - Google Patents

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Abstract

腕時計(1)は、裏蓋(36)を含む外装ケース(10)と、裏蓋(36)の内面(36a)に設けられる吸湿シート(50)と、吸湿シート(50)の周辺で裏蓋(36)の内面(36a)に接着すると共に、吸湿シート(50)の縁(50a)を覆い、吸湿シート(50)が吸湿可能に吸湿シート(50)を保持する保持シート(60)と、を有する。

Description

本発明は、携帯機器に関する。
特許文献1には、防曇シートが裏蓋に接着して設けられる時計が開示されている。特許文献1においては、防曇シートの裏側に両面接着テープを貼り付けることにより、防曇シートを裏蓋に保持している。このように、防曇シートを時計内に収容することにより、時計内の湿度が上昇することを抑制することで、カバーガラスが曇ることを抑制している。
特開昭56−84341号公報
ここで、防曇シート(吸湿シート)は湿気を吸収することで膨張し、その形状が変形する。特許文献1に開示される構成においては、防曇シートの膨張による形状の変化に両面接着テープが追従できず、防曇シートの縁が浮き上がってしまう可能性がある。防曇シートの縁が浮き上がり、裏蓋から剥離してしまうと、防曇シートが本来の吸湿機能を発揮できなくなってしまうおそれがある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、機器内の湿度を適度に保つことにある。
上記課題を解決すべく本出願において開示される発明は種々の側面を有しており、それら側面の代表的なものの概要は以下の通りである。
(1)裏蓋を含む外装ケースと、前記裏蓋の内面に設けられる吸湿シートと、少なくとも前記吸湿シートの周辺で前記裏蓋の内面に接着すると共に前記吸湿シートの縁を覆い、前記吸湿シートが吸湿可能に前記吸湿シートを保持する保持シートと、を有する携帯機器。
(2)(1)において、前記外装ケースに収容される動力機構をさらに有し、前記裏蓋は、導電性を有し、前記保持シートは、導電性を有し、前記動力機構と前記裏蓋とは、前記動力機構から延びて前記保持シートに接触する導通部材を介して導通されている、携帯機器。
(3)(1)において、前記外装ケースに収容される動力機構をさらに有し、前記裏蓋は、導電性を有し、前記保持シートは、前記裏蓋の内面の一部を露出する切り欠き又は孔を有し、前記動力機構と前記裏蓋とは、前記動力機構から延びて前記裏蓋の内面うち前記切り欠き又は孔により露出される領域に接触する導通部材を介して導通されている、携帯機器。
(4)(3)において、前記吸湿シートは、前記保持シートの切り欠きに沿った形状の切り欠き、又は前記保持シートの孔に沿った形状の孔を有する、携帯機器。
(5)(1)〜(4)のいずれかにおいて、前記保持シートの平面形状は、中央部で前記吸湿シートを露出するリング形状である、携帯機器。
(6)(1)〜(4)のいずれかにおいて、前記保持シートは、前記吸湿シートを部分的に露出する吸湿孔を複数有する、携帯機器。
(7)(1)〜(6)のいずれかにおいて、前記保持シートは透湿性を有する、携帯機器。
(8)(1)〜(7)のいずれかにおいて、前記吸湿シートの下面と前記裏蓋の内面を接着する両面接着部材を有する、携帯機器。
(9)(1)〜(8)のいずれかにおいて、前記吸湿シートは、酸化カルシウムを含む、携帯機器。
(10)(1)〜(9)のいずれかにおいて、前記裏蓋の内面に設けられる圧電素子を有し、前記吸湿シートの平面形状は、前記圧電素子を囲むリング形状である、携帯機器。
(11)(1)〜(10)のいずれかにおいて、前記外装ケースは、胴を含み、前記裏蓋及び前記胴のいずれか一方は係止部を有し、いずれか他方は前記係止部に係止される被係止部を有する、携帯機器。
(12)(2)において、前記外装ケースは、胴を含み、前記裏蓋及び前記胴のいずれか一方の内周面に雌螺子が形成されており、前記裏蓋及び前記胴のいずれか他方の外周面に、前記雌螺子と噛み合う雄螺子が形成されている、携帯機器。
(13)(1)〜(12)のいずれかにおいて、導電基板と、前記導電基板の表面に形成されると共に電荷を帯びたエレクトレット膜と、前記エレクトレット膜に対向して配置される対向電極と、を含み、前記導電基板は、前記対向電極に対して相対的に移動可能に設けられる、静電誘導型変換器を備える、携帯機器。
(14)(1)〜(13)のいずれかにおいて、積層される複数の前記吸湿シートを有する、携帯機器。
(15)(1)〜(14)のいずれかにおいて、前記裏蓋は、前記内面に凹部を有しており、前記吸湿シートは、前記凹部の底面上に設けられている、携帯機器。
(16)(15)において、前記吸湿シートは、前記凹部の起立面との間に間隙を有するように設けられている、携帯機器。
上記本発明の(1)〜(16)の側面によれば、機器内の湿度を適度に保つことができる。
第1の実施形態に係る腕時計を示す平面図である。 図1のA−A切断線における断面図である。 第1の実施形態の吸湿シートの保持構成を示す断面図である。 第1の実施形態の裏蓋を示す斜視図である。 第1の実施形態の裏蓋の内面側を示す平面図である。 第1の実施形態の吸湿シートを示す平面図である。 第1の実施形態の保持シートを示す平面図である。 第2の実施形態の裏蓋を示す平面図である。 図8のIX−IX切断線における断面図である。 第3の実施形態の吸湿シート及び保持シートを示す平面図である。 第4の実施形態の吸湿シート及び保持シートを示す平面図である。 第5の実施形態の吸湿シート及び保持シートを示す平面図である。 第6の実施形態の裏蓋を示す平面図である。 第7の実施形態における、静電誘導型変換器を内蔵する腕時計の一例を示す概略断面図である。 静電誘導型変換器の概略斜視図である。 静電誘導型変換器が発電機として用いられる際の作動原理を説明する概略回路図である。 静電誘導型変換器が電動機として用いられる際の作動原理を説明する概略回路図である。 第8の実施形態の吸湿シートの保持構成を示す断面図である。 第8の実施形態の吸湿シートの保持構成を示す平面図である。
以下、本発明の各実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態に係る腕時計を示す平面図である。図2は、図1のA−A切断線における断面図である。なお、図2においては、後述の竜頭13の図示は省略しており、また、指針の配置を分かりやすくするため、分針16が9時の方向を向いており、時針15及び秒針17が3時の方向を向いている状態を示している。
腕時計1は、図1に示すように、胴35と裏蓋36を含む外装ケース10と、胴35内に配置された文字板14と、時刻を示す指針である時針15、分針16、秒針17を有する。文字板14には所定の位置に時字49が設けられている。胴35の12時側及び6時側の側面からは、バンドを固定するためのバンド固定部11が伸びている。また、胴35の3時側の側面にはユーザが種々の操作を行うためのボタン12、竜頭13が配置されている。
なお、図1に示した腕時計のデザインは一例である。ここで示したもの以外にも、例えば、胴35を丸型でなく角型にしてもよいし、ボタン12や竜頭13の有無、数、配置は任意である。また、図1においては、指針を時針15、分針16、秒針17の3本としているが、これに限定されず、秒針17を省略してもよいし、あるいは、曜日、タイムゾーンやサマータイムの有無、電波の受信状態や電池の残量、各種の表示を行う指針や、日付表示等を追加したりしてもよい。
なお、本明細書では、腕時計1として、GPS(Global Positioning System)衛星などの日付や時刻に関する情報を含む衛星信号を送信する衛星から当該衛星信号を受信し、それに含まれる日付や時刻に関する情報に基づき、時計内部に保持される内部時刻を修正する機能を有している衛星電波腕時計を示す。ただし、これに限られるものではなく、一般的な標準電波を受信して内部時刻を修正する電波時計であってもよいし、こうした時刻修正機能を備えない腕時計であってもよい。
図2に示すように、腕時計1は、文字板14を覆うようにガラス等の透明材料により形成された風防32を有し、風防32は胴35に取り付けられている。また、風防32の反対側においては裏蓋36が胴35に取り付けられている。本明細書では、以降、風防32が配置される側(図1における紙面手前側)を上面側、裏蓋36が配置される側(図1における紙面奥側)を下面側と呼ぶこととする。また、各構成の上面側の面を上面、下面側の面を下面とも呼ぶこととする。
文字板14の下面側には、太陽電池30が配置されている。太陽電池30は、文字板14を透過した外光が入射されることにより発電する。太陽電池30は、シリコン等からなる半導体層と、その半導体層の上面及び下面に配置される電極層とを含み、外光が入射されることにより半導体層で発生した電荷を、電極層で回収し、電極層から蓄電池へ電力を供給する。
第1の実施形態においては、図1の破線で示すように、太陽電池30は、平面形状が円形であり、その中心が文字板14の中心Cに位置するように設けられる。そして、文字板14の裏面側において、太陽電池30が存在しない領域に衛星信号を受信するためのパッチアンテナ20が配置されている。このように、パッチアンテナ20を、平面視において太陽電池30と重ならないように配置することにより、太陽電池30に含まれる電極によるパッチアンテナ20の受信感度への影響を抑制することができる。なお、第1の実施形態においては、アンテナとして、衛星信号を受信する平面アンテナであるパッチアンテナ20を例に挙げるが、これに限られるものではなく、時刻情報等を含む電波を受信するものであれば他の種類のアンテナを用いても構わない。また、第1の実施形態においては、アンテナを有する電波時計を例に挙げて説明するが、電波時計に限られるものではない。その場合、受信感度への影響というものを考慮する必要はないため、太陽電池30は文字板14の全体に重畳するように設けられてもよい。そのような構成にすることにより、太陽電池30の受光面積を大きくすることができ、発電効率が向上する。
図2に示すように、腕時計1は、さらに、太陽電池30の下側に設けられる、動力機構としてのムーブメント38を有する。ムーブメント38は、パッチアンテナ20、指針を駆動するための輪列とモータ、時刻を計時する水晶振動子を含む時計回路、腕時計1全体を制御するコントローラ等を地板と呼ばれる枠に一体に組み付けたものである。ムーブメント38は、ムーブメント38に取り付けられた蓄電池から電力を得て動作する。蓄電池は、ムーブメント38に電力を供給すると同時に、太陽電池30により発電された電力を蓄積するものであり、例えば、ボタン型のリチウム二次電池である。
第1の実施形態においては、太陽電池30は、ムーブメント38に一体的に設けられている。また、ムーブメント38には指針軸が文字板14の視認面から突出するように設けられており、その先端に秒針17、分針16、時針15が取り付けられている。そして、それらを覆うようにして風防32が胴35に固定されている。
なお、腕時計1においては、太陽電池30は必須の構成ではなく、第7の実施形態において後述する静電誘導型変換器である発電機等、他の発電機等を備えるものであってもよい。
また、腕時計1は、ムーブメント38から裏蓋36に向けて延びる導通部材であるアースバネ70を有する。アースバネ70は、裏蓋36の内面36aに弾性変形した状態で接触しており、ムーブメント38と裏蓋36とを導通している。アースバネ70は、その弾性力の反力により裏蓋36の内面36aに接触する状態が維持されるように設けられている。なお、裏蓋36の内面36aとは、裏蓋36の面のうち腕時計1の内部においてムーブメント38と対向する面である。
図2においては、導通部材であるアースバネ70として金属性の板バネを示すが、これに限られるものではない。裏蓋36の内面36aに対する接触状態、すなわち導通状態が維持されるものであればよく、例えば、導通部材は、裏蓋36の内面36aに対して弾性的に接触する金属性のスプリング等であってもよい。
また、第1の実施形態においては、裏蓋36の内面36aに吸湿シート50が設けられている。吸湿シート50の保持構成等の詳細について以下説明する。
図3は、第1の実施形態の吸湿シートの保持構成を示す断面図である。図3に示すように、裏蓋36の内面36a上には、吸湿シート50と、保持シート60と、両面接着部材である両面接着シート80と、が設けられている。
吸湿シート50は、湿気を吸収することにより、腕時計1の内部を適度な湿度に保つ役割を担うものである。吸湿シート50は、湿気等の水分と化学反応を起こすことにより組成が変わる物質、例えば、酸化カルシウムを含むとよい。このような吸湿シート50は、湿気を吸収することにより、膨張する。酸化カルシウムを含む吸湿シート50は、吸湿の許容量が大きく、サイズが小型であるため、腕時計等の携帯機器に用いるのに適している。ただし、これに限られるものではなく、ゼオライト等を含み、湿気の吸収と吐き出しを繰り返すような材料を含む吸湿シートを用いても構わない。
両面接着シート80は、上面が吸湿シート50の下面に接着し、下面が裏蓋36の内面36aに接着するように設けられる。両面接着シート80を用いることにより、裏蓋36の内面36a上での吸湿シート50の位置を仮決めした状態で、保持シート60により吸湿シート50を保持させることができる。すなわち、吸湿シート50を裏蓋36の内面36aに位置精度良く配置することができる。ただし、両面接着シート80は必須の構成ではなく、保持シート60のみで吸湿シート50を保持する構成であっても構わない。また、第1の実施形態においては、両面接着部材としてシート状の両面接着シート80を例に挙げたが、これに限られるものではなく、接着剤を用いて、吸湿シート50を裏蓋36の内面36aに接着させる構成であっても構わない。
なお、図示は省略するが、両面接着シート80は、複数の孔やスリット等を有しても良い。そのような構成を採用することにより、吸湿シート50が湿気を吸収し、膨張した場合、両面接着シート80の孔やスリット等内への膨張が許容されることとなる。そのため、吸湿シート50が膨張した場合であっても、吸湿シート50が両面接着シート80から浮き上がることによる剥離が生じにくくなる。
保持シート60は、下面に接着層を有する接着シートである。保持シート60は、吸湿シート50の周辺で裏蓋36の内面36aに接着すると共に吸湿シート50の縁50aを覆い、縁50aに接着するように設けられる。これにより、吸湿シート50は、裏蓋36の内面36a上に保持される。なお、第1の実施形態においては、保持シート60が、裏蓋36の内面36a及び吸湿シート50の縁50aに接着する例について説明するが、これに限られるものではなく、少なくとも裏蓋36の内面36aに接着すると共に吸湿シート50の縁50aを覆うことにより、裏蓋36の内面36a上で吸湿シート50を保持する構成であればよい。
図4は、第1の実施形態の裏蓋を示す斜視図である。図5は、第1の実施形態の裏蓋の内面側を示す平面図である。図6は、第1の実施形態の吸湿シートを示す平面図である。図7は、第1の実施形態の保持シートを示す平面図である。
第1の実施形態においては、裏蓋36の外形は略円板状であり、その内面36aの平面形状は略円形である。また、裏蓋36は、内面36aを囲むように縁に起立する環状の壁361を有する。この壁361の内側に胴35が嵌め込まれることにより、裏蓋36は胴35に対して固定される。図示は省略するが、第1の実施形態においては、壁361と胴35のうち一方が被係止部である溝を有し、他方が係止部である係止爪を有し、係止爪が当該溝に嵌ることにより、胴35に対する裏蓋36の位置決め及び固定がなされる、いわゆるスナップバック式の裏蓋36を用いるとよい。
図5、図6に示すように、吸湿シート50は、平面形状が略円形であり、その周方向の一部に直線状の端面50bが形成されるように切り欠きが設けられている。なお、図5の二点鎖線は吸湿シート50の外形を示している。
図5、図7に示すように、保持シート60は、平面形状が、中心に円形の開口60aを有するリング形状であり、周方向の一部に直線状の端面60bが形成されるように切り欠きが設けられている。この切り欠きにより、裏蓋36の内面36aの一部が露出している。以下、裏蓋36の内面36aのうち、露出した領域を露出領域36a1と呼ぶこととする。なお、第1の実施形態においては、図2、図5等に示すように、保持シート60のうち3時の位置に切り欠きを設けて、露出領域36a1を形成する例について示す。ただし、これに限られるものではなく、後述するように、露出領域36a1は、アースバネ70の位置に応じた位置に形成されるものであればよい。
なお、端面60bは、例えば、保持シート60の半径を18mmとした場合、保持シート60の中心から16mm程度の位置に形成されるとよい。
保持シート60は、吸湿シート50の縁50aを覆うように設けられる。吸湿シート50のうち、平面視において保持シート60の開口60aと重なる領域は露出する。吸湿シート50は、保持シート60から露出した領域において、湿気を吸収し、腕時計1の内部を適度な湿度に保つ。
ここで、ムーブメント38内に静電気が発生すると、ムーブメント38の動作やパッチアンテナ20の受信感度等に影響がでる可能性がある。そのため、ムーブメント38内で発生する静電気を取り除くために、ムーブメント38を接地する必要がある。その手段として、ムーブメント38と金属性の裏蓋36を導通させることが考えられる。腕時計を構成する金属部品のうち、比較的大きさの大きい裏蓋36をグラウンドとして利用することによって、確実にムーブメント38を接地することができる。
しかしながら、裏蓋36の内面36aの全面に吸湿シート50又は保持シート60が配置されていると、ムーブメント38と裏蓋36とを導通させることができない。特に、第1の実施形態においては、裏蓋36の内面36aのうち吸湿シート50の周辺に、保持シート60が接着される構成を採用するため、裏蓋36の内面36aの多くの領域が、吸湿シート50又は保持シート60によって覆われることとなってしまう。
そこで、第1の実施形態においては、上述のように、保持シート60に切り欠きを形成して、裏蓋36の内面36aの一部を露出させた。そして、ムーブメント38から裏蓋36へと延びるアースバネ70を、裏蓋36の内面36aのうち露出領域36a1に接触するように配置した(図2等参照)。これにより、吸湿シート50を裏蓋36に設けた場合においても、ムーブメント38と裏蓋36とを導通させることができる。
なお、第1の実施形態においては、保持シート60に切り欠きを形成した例について示したが、これに限られるものではなく、保持シート60が裏蓋36の内面36aの一部を露出する形状であるとよい。例えば、保持シート60が切り欠きの代わりに孔を有し、その孔から裏蓋36の内面36aの一部を露出する構成であってもよい。このような構成においても、アースバネ70が、裏蓋36の内面36aのうち、保持シート60の孔から露出する領域に接触するように設けられるとよい。
以上説明した第1の実施形態においては、吸湿シート50が、その縁50aが保持シート60に覆われて保持されており、吸湿シート50が湿気を吸収し膨張した場合であっても、縁50aが裏蓋36の内面36aから浮き上がりにくい。そのため、吸湿シート50は、裏蓋36の内面36aから剥離しにくい。このように、吸湿シート50を安定して保持することにより、腕時計1の内部を適切な湿度に保つことができる。また、吸湿シート50の縁50aが浮いて、反り上がってしまうことにより周辺の他の部材に干渉してしまうことが抑制される。すなわち、剥離した吸湿シート50が他の部品と接触し、機構の運動を妨げてしまうことが抑制される。
さらに、保持シート60に切り欠きを形成した第1の実施形態の構成においては、吸湿シート50を裏蓋36に設けると共に、ムーブメント38を接地することができる。そのため、ムーブメント38内に生じる静電気を取り除き、ムーブメント38を安定して動作させることができる。
なお、図5等に示す例においては、吸湿シート50の縁50aの全周が保持シート60に覆われるように、吸湿シート50にも直線状の端面50bが形成されるように切り欠きを設けたが、このような形状に限られるものではない。吸湿シート50の形状に関わらず、少なくとも吸湿シート50の縁50aの全周が保持シート60により覆われていれば、吸湿シート50の縁50aが剥離してしまうことが抑制される。ただし、吸湿シート50の縁50aの全周が保持シート60に覆われていることも必須ではない。すなわち、少なくとも吸湿シート50の縁50aの一部が保持シート60に覆われているとよい。例えば、吸湿シート50が周方向の複数箇所で保持シート60に覆われていてもよい。このように保持シート60を採用することにより、両面接着シート80のみで吸湿シート50が保持されている構成と比較すると、吸湿シート50は剥離しにくくなる。
なお、第1の実施形態においては、吸湿シート50が1枚設けられる例について示したが、これに限られるものではなく、吸湿シート50は複数枚設けられていてもよい。その場合、吸湿シート50は、両面接着シート80によって互いに貼り合わされているとよい。
次に、図8、図9を参照して、第2の実施形態について説明する。図8は、第2の実施形態の裏蓋を示す平面図である。図9は、図8のIX−IX切断線における断面図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を用いて、その説明の詳細については省略する。なお、図8の二点鎖線は吸湿シート250を示している。
第2の実施形態の保持シート260は、平面形状が略円形であり、第1の実施形態の保持シート60と同様に、周方向の一部に直線状の端面260bが形成されるように切り欠きが設けられている。また、保持シート260は、吸湿シート250の略全体を覆っており、吸湿シート250を部分的に露出する複数の吸湿孔260cを有する。この吸湿孔260cを介して、吸湿シート250は腕時計1の内部の湿気を吸収する。
第2の実施形態においては、保持シート260により吸湿シート250を覆う領域が大きく、吸湿シート250がより剥離しにくい。なお、吸湿孔260cの数や形状は一例であり、図8、図9に示すものに限られるものではない。また、保持シート260の平面形状を第1の実施形態で示した保持シート60と同様にリング形状としてもよい。保持シート260をリング形状とした上で、さらに吸湿孔260cを形成する構成とすることで、吸湿シート250の露出する領域の面積が増え、吸湿シート250が腕時計1の内部の湿気をより吸収しやすくなる。
次に、図10を参照して、第3の実施形態について説明する。図10は、第3の実施形態の吸湿シート及び保持シートを示す平面図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を用いて、その説明の詳細については省略する。なお、図10においては、裏蓋36の図示を省略する。
第3の実施形態においては、吸湿シート350は略円形状であり、保持シート360は中心部に開口360aを有するリング形状である。また、吸湿シート350の径は、保持シート360の開口360aの径よりも大きく、吸湿シート350の縁は保持シート360に覆われている。また、保持シート360の大きさを、裏蓋36の内面36aと略同じとした。そのため、第3の実施形態においては、アースバネ70(図2参照)は、裏蓋36に直接接触できない構成となっている。
そこで、第3の実施形態においては、保持シート360として、導電性を有するシートを採用した。アースバネ70は、保持シート360に接触し、保持シート360を介して、裏蓋36と導通する。すなわち、ムーブメント38は、アースバネ70及び保持シート360を介して裏蓋36に接地される。
第3の実施形態においては、裏蓋36のうち露出領域36a1に接触するようにアースバネ70を配置する必要のある第1の実施形態に対して、アースバネ70が裏蓋36の周方向において何れの位置に配置されている場合であっても、ムーブメント38を接地することが可能となる。そのため、アースバネ70が設けられるムーブメント38内におけるレイアウトの自由度が向上する。
第3の実施形態の構成は、特に、スクリューバック式の裏蓋を用いた場合に有効である。ここで、スクリューバック式の裏蓋とは、胴に対してねじ込むことにより固定可能な裏蓋である。具体的には、裏蓋及び胴のいずれか一方の内周面に雌螺子が形成されており、裏蓋及び胴のいずれか他方の外周面に、雌螺子と噛み合う雄螺子が形成されており、裏蓋を胴に対してねじ込むことにより固定可能な構成のものをいう。裏蓋36の内面36aの所定の領域のみでしかアースバネ70を導通できない第1の実施形態等に対しては、スクリューバック式の裏蓋を採用することは困難となる場合がある。一方で、第3の実施形態の構成を採用することで、スナップバック式はもちろん、スクリューバック式の裏蓋を用いた場合であっても、ムーブメント38を確実に接地することができる。
また、第3の実施形態の保持シート360においては、第1の実施形態の保持シート60のように導通用の切り欠きや孔を形成する必要がない。また、第1の実施形態においては、アースバネ70の位置に応じて、保持シート60の位置決めを行う必要があるところ、保持シート360を用いた場合、そのような位置決めが不要となる。そのため、製造工程における工数を削減することができ、コストの低減にも繋がる。
図11を参照して、第4の実施形態について説明する。図11は、第4の実施形態の吸湿シート及び保持シートを示す平面図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を用いて、その説明の詳細については省略する。なお、図11においては、裏蓋36の図示を省略する。
保持シート460は、平面形状がリング形状である。また、吸湿シート450も、平面形状が中心部に開口450cが形成されたリング形状である。開口450cにより、裏蓋36の内面36aの一部が露出している。裏蓋36の内面36aのうち、開口450cから露出する領域を、露出領域36a1として図11に示す。
第4の実施形態においては、アースバネ70は、ムーブメント38の中心部付近から延びており、図11に示す露出領域36a1に接触するように設けられるとよい。開口450cは、裏蓋36の中心部に形成されるため、裏蓋36と胴35との相対位置に関わらず、アースバネ70との相対位置が維持される。そのため、第4の実施形態の構成においては、上述のスクリューバック式の裏蓋を採用した場合であっても、確実にムーブメント38を接地することができる。
図12を参照して、第5の実施形態について説明する。図12は、第5の実施形態の吸湿シート及び保持シートを示す平面図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を用いて、その説明の詳細については省略する。図12において、破線は裏蓋36の内面36aの外形を示す。
保持シート560は、平面形状がリング形状である。また、吸湿シート550は、平面形状が円形である。第5の実施形態においては、保持シート560の外形の大きさを、裏蓋36の内面36aの外形の大きさよりも小さくした。そのため、保持シート560の周辺において、内面36aが環状に露出している。裏蓋36の内面36aのうち露出する領域を、露出領域36a1として図12に示す。
第5の実施形態においては、アースバネ70は、ムーブメント38の外周付近から延びており、図12に示す露出領域36a1に接触するように設けられるとよい。第5の実施形態の構成においては、アースバネ70が裏蓋36の外周付近のいずれかの領域で接触するため、上述のスクリューバック式の裏蓋を採用した場合であっても、確実にムーブメント38を接地することができる。
図13を参照して、第6の実施形態について説明する。図13は、第6の実施形態の裏蓋を示す平面図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を用いて、その説明の詳細については省略する。第6の実施形態に係る腕時計1は、アラーム機能付きの腕時計に関するものである。具体的には、腕時計1は、その内部に圧電素子610を収容しており、圧電素子610に電圧を加えて、空気振動を生じさせることによりアラームを出力する構成である。
第6の実施形態においては、裏蓋36の内面36aの中心部付近に、圧電素子610を設けた。圧電素子610は、両面接着シートや接着剤等により裏蓋36の内面36aに保持されているとよい。
そして、第6の実施形態においては、吸湿シート650及び保持シート660の平面形状を、圧電素子610を囲むリング形状とした。すなわち、吸湿シート650が、その中心部に開口650cを有し、保持シート660が、その中心部に開口660aを有する。
図13に示すように、圧電素子610と、吸湿シート650の内縁(開口650cにより形成される縁)との間において、裏蓋36の内面36aが環状に露出している。また、第1の実施形態等と同様に、吸湿シート650及び保持シート660の周方向の一部に直線状の端面が形成されるように切り欠きを設けた。これにより、裏蓋36の内面36aの一部が露出している。裏蓋36の内面36aのうち露出する領域を、露出領域36a1として図13に示す。
第6の実施形態においても、アースバネ70を、露出領域36a1のいずれかの位置に接触するように設けるとよい。
なお、図13においては、保持シート660が吸湿シート650の縁の一部を覆う例について示すが、保持シート660が吸湿シート650の略全面を覆うような構成であってもよい。その場合、例えば、吸湿シート650を部分的に露出するよう保持シート660に吸湿孔を複数形成するとよい。
図14〜図17を参照して、第7の実施形態について説明する。第7の実施形態は、第1の実施形態で説明した腕時計1に、静電誘導型変換器を内蔵させたものである。
図14は、第7の実施形態における、静電誘導型変換器を内蔵する腕時計の一例を示す概略断面図である。図15は、静電誘導型変換器の概略斜視図である。図16は、静電誘導型変換器が発電機として用いられる際の作動原理を説明する概略回路図である。図17は、静電誘導型変換器が電動機として用いられる際の作動原理を説明する概略回路図である。なお、図14においては、腕時計1の内部構成を適宜省略して概略的に示しており、また、第1の対向電極134、第2の対向電極135の図示を省略している。
ここで、静電誘導型変換器とは、静電誘導を用いて、運動エネルギーと電気エネルギーとを相互に変換する機器を意味しており、発電機又は電動機を指している。その原理は後述するが、静電誘導型変換器に外力を作用させ、運動エネルギーを与えるとそのエネルギーを電気エネルギーに変換して取り出すことができ、これはすなわち発電機である。また、静電誘導型変換器に電気エネルギーを与えると、そのエネルギーを運動エネルギーとして取り出すことができ、これはすなわち、電動機である。
図14に示すように、第7の実施形態において、腕時計1は、発電機としての静電誘導型変換器200と、電動機としての静電誘導型変換器300とを有する。これら静電誘導型変換器200、300は、例えば、ムーブメント38内に収容されているとよい。
図14に示す例においては、発電機としての静電誘導型変換器200は、回転錘90の回転運動を電気エネルギーに変換して、その電気エネルギーを取り出し、蓄電池へ供給するものである。また、図14に示す例においては、電動機としての静電誘導型変換器300は、輪列及び指針軸82を介して、秒針17を回転駆動させるものである。
また、図14においては、文字板14に視認孔14aを形成することで、外部から発電機としての静電誘導型変換器200が備えるエレクトレット基板133を視認可能な構成を示している。このような構成にすることにより、ユーザはエレクトレット基板133の動作、デザインを楽しむことができる。なお、エレクトレット基板133をユーザに視認させる構成を採用する場合においては、視認孔14a側における対向電極を透明電極とするとよい。または、視認孔14a側に透明基板を配置し、その透明基板に対向電極である透明導電膜を形成するとよい。
なお、第7の実施形態においては、図14に示すように、裏蓋36の内面36aの露出領域36a1を、回転錘90の回転軌跡の外側に形成した。すなわち、保持シート60に形成される直線状の端面60bが、回転錘90の回転軌跡の外側に設けられるように切り欠きを設けた。そして、アースバネ70を露出領域36a1に接触するように、回転錘90の回転軌跡の外側に設けた。そのため、回転錘90がアースバネ70に干渉することが無い。
なお、図14に示す輪列や、静電誘導型変換器200,300の配置等の各種構成は一例であり、これに限られるものではない。
ここで、後述するように、静電誘導型変換器は、帯電したエレクトレット膜を含むものであり、腕時計1内の湿度が高くなると、エレクトレット膜の帯電状態に影響がでる可能性がある。そこで、第1の実施形態で示した吸湿シート50を裏蓋36に設けることにより、腕時計1内を適度な湿度に保ち、エレクトレット膜の帯電状態を安定させることができる。これにより、静電誘導型変換器を発電機又は電動機として、より正常に動作させることができる。
図15に示す静電誘導型変換器200は、機械的な回転運動を電気エネルギーに変える発電機の例である。なお、電気エネルギーを機械的な回転運動として取り出す電動機としての静電誘導型変換器300も、その構造は図15に示すものと同様である。以下、静電誘導型変換器の基本的な構造を説明する。
静電誘導型変換器200は、主要な部品として、円板形状の第1の対向電極134と、円板形状の第2の対向電極135と、第1の対向電極134と第2の対向電極135に所定の間隔を空けて挟まれるように配置される円板形状のエレクトレット基板133と、回転軸4と、を有している。ここで、円板形状とは、その部材が全体としておおむね平坦な円板形状をしていることを指しており、その面内に、図15に示されるような適宜の貫通孔133dが設けられたり、外周部に切り欠きや凸部その他の加工が施されたりすることは差し支えない。
エレクトレット基板133は、導電基板331と、導電基板331の下面に成膜される第1のエレクトレット膜332と、導電基板331の上面に成膜される第2のエレクトレット膜333とを含む。図15に示す例においては、導電基板331において、周方向に並ぶように複数の貫通孔133dが形成されている。そのため、エレクトレット基板133は、エレクトレット膜が設けられる領域と設けられない領域とが周方向に交互に配置される構成である。
ここで、エレクトレット膜の材料には、帯電しやすい材料を用い、例えば負電荷に帯電する材料としては酸化珪素や、フッ素樹脂等がある。かかる材料の具体的な一例として、旭硝子株式会社製のフッ素樹脂であるCYTOP(登録商標)が挙げられる。さらに、その他にもエレクトレット膜の材料としては、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリビニルクロライド、ポリスチレン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリビニルデンジフルオライド、ポリビニルフルオライド等の高分子材料や、前述の酸化珪素、窒化珪素、酸化窒化珪素等の無機材料も使用することができる。
また、図15に示す例においては、第1の対向電極134及び第2の対向電極135は、周方向に並ぶように複数の貫通孔を有する。すなわち、第1の対向電極134及び第2の対向電極135は、電極が存在する領域と存在しない領域とが周方向に交互に配置される構成である。なお、図15に示す対向電極は一例であり、例えば、円板形状の基板の表面に導電膜が周方向に並ぶように複数配置される構成であってもよい。
エレクトレット基板133は、回転軸4を中心として回転可能に設けられている。一方、第1の対向電極134及び第2の対向電極135は固定して設けられている。そのため、エレクトレット基板133の回転に伴い、第1のエレクトレット膜332及び第2のエレクトレット膜333と、第1の対向電極134及び第2の対向電極135が正対する状態とそうでない状態が入れ替わる。なお、エレクトレット基板133と、第1の対向電極134及び第2の対向電極135とは、相対的に移動可能に設けられるものであればよい。例えば、エレクトレット基板133が固定して設けられており、第1の対向電極134及び第2の対向電極135が回転可能に設けられる構成であってもよい。
図16は、静電誘導型変換器が発電機として用いられる際の作動原理を説明する概略回路図である。
第1のエレクトレット膜332及び第2のエレクトレット膜333は、所定の帯電状態となるように形成されている。本例においては、第1のエレクトレット膜332及び第2のエレクトレット膜333は、共に負電荷を持つように帯電している。
第1の対向電極134及び第2の対向電極135が第1のエレクトレット膜332及び第2のエレクトレット膜333に正対している状態では、第1のエレクトレット膜332及び第2のエレクトレット膜333の表面電荷に誘導されて第1の対向電極134及び第2の対向電極135に反対極性の電荷が蓄積される(本例においては、正電荷が第1の対向電極134及び第2の対向電極135に蓄積される)。
その後、エレクトレット基板133が回転し、第1のエレクトレット膜332及び第2のエレクトレット膜333が第1の対向電極134及び第2の対向電極135に正対しない状態となると、第1の対向電極134及び第2の対向電極135に誘導され蓄積された電荷が掃き出され、整流回路61、62により整流されて電気エネルギーとして取り出される。
図16においては、第1の対向電極134のうち複数の第1の対向電極341を、周方向に互いに間隔を空けて並ぶように配置し、その間に複数の第1の対向電極342を配置した例を示す。そして、第1の対向電極341と第1の対向電極342を整流回路61に接続して、それぞれの電極から電気エネルギーを取り出せる構成とした。
また、第2の対向電極135のうち複数の第2の対向電極351を、第1の対向電極134と位相を異ならせて、周方向に互いに間隔を空けて並ぶように配置し、その間に複数の第2の対向電極352を配置する構成とした。そして、第2の対向電極351と第2の対向電極352を整流回路62に接続して、それぞれの電極から電気エネルギーを取り出せる構成とした。
図17は、静電誘導型変換器が電動機として用いられる際の作動原理を説明する概略回路図である。この場合においても、エレクトレット基板133と第1の対向電極134、第2の対向電極135とは、所定のわずかな間隔を空けて平行となるように対向して配置されている。また、エレクトレット基板133の回転に伴い、第1のエレクトレット膜332及び第2のエレクトレット膜333と第1の対向電極134及び第2の対向電極135が正対する状態とそうでない状態が入れ替わる。
また、第1の対向電極134と第2の対向電極135は、エレクトレット基板133の運動方向についての位相が異なるように配置されており、それぞれ、スイッチ回路63により、第1のエレクトレット膜332、第2のエレクトレット膜333の帯電状態の逆電荷を所定のタイミングで印加できるようになされている。
この時、第1の対向電極134と第2の対向電極135のいずれか片方に第1のエレクトレット膜332、第2のエレクトレット膜333の帯電状態の逆電荷を印加すると、静電気力により、第1のエレクトレット膜332又は第2のエレクトレット膜333が、逆電荷が印加された対向電極に正対するようエレクトレット基板133が運動する。スイッチ回路63を適宜切り替えて第1の対向電極134と第2の対向電極135の逆電荷の印加の有無を交互にタイミングよく切り替えると、エレクトレット基板133に連続的な運動を与えることができ、エレクトレット基板133を回転駆動させることができる。エレクトレット基板133の回転駆動を、輪列を介して指針軸82へ伝達することにより、秒針17を文字板14上で運針させることができる。
なお、図16、図17においては、第1の対向電極134と第2の対向電極135が、エレクトレット基板133の運動方向についての位相が異なるように固定して配置される例について示すが、図15に示すように、第1の対向電極134と第2の対向電極135は、エレクトレット基板133の運動方向についての位相が同じになるように固定して配置されていてもよい。
なお、以上説明した静電誘導型変換器を、発電機又は電動機として使用するための回路構成は一例であり、各種部材の配置を含め、他の構成を採用してもよい。
なお、第7の実施形態においては、導電基板331の両面にエレクトレット膜が設けられる例について説明したが、これに限られるものではなく、片面のみにエレクトレット膜が設けられるものであってもよい。その場合、エレクトレット膜が設けられる側にのみ、エレクトレット膜と対向する対向電極が配置されているとよい。
また、第7の実施形態においては、図14に示すように、第1の実施形態で説明した吸湿シート50、保持シート60を用いた例について示したが、これに限られるものではない。すなわち、第2〜第6の実施形態で説明した各吸湿シート、各保持シートを用いた腕時計1に静電誘導型変換器を内蔵する構成であってもよい。
さらに、図18、図19を参照して、第8の実施形態について説明する。図18は、第8の実施形態の吸湿シートの保持構成を示す断面図である。また、図18は、図19のXVIII−XVIII切断線で切り取った断面を示している。図19は、第8の実施形態の吸湿シートの保持構成を示す平面図である。
図18に示すように、第8の実施形態においては、腕時計1が、積層される複数の吸湿シートを有する例について説明する。具体的には、吸湿シート積層体850が、裏蓋136に設けられる例について説明する。
吸湿シート積層体850は、第1の吸湿シート851、第2の吸湿シート852、第3の吸湿シート853を含む。第1の吸湿シート851と第2の吸湿シート852は、両面接着シート80により貼り合わされている。同様に、第2の吸湿シート852と第3の吸湿シート853は、両面接着シート80により貼り合わされている。また、第1の吸湿シート851は、両面接着シート80により、裏蓋136に貼り付けられている。
第8の実施形態においては、複数の吸湿シートを含む吸湿シート積層体850を設けたことにより、吸湿性能が向上し、腕時計1の内部をより適切な湿度に保つことができる。
ここで、吸湿シート積層体850は、3枚の吸湿シートを貼り合わせてなるものであるため、第1の実施形態等で示した吸湿シート50よりも全体として厚みが厚くなっている。そのため、吸湿シートがムーブメント38(図2参照)に干渉してしまう可能性がある。
そこで、第8の実施形態においては、裏蓋136に凹部1360を設けた。凹部1360が設けられることにより、裏蓋136には、内面136aよりも窪んだ底面136cと、底面136cから起立した起立面136bが形成されている。そして、吸湿シート積層体850を、底面136c上に設けた。すなわち、吸湿シート積層体850の最下層である第1の吸湿シート851は、両面接着シート80により、底面136cに貼り付けられている。
なお、第8の実施形態においては、第1の実施形態で示した裏蓋36と同様に、裏蓋136は、例えば、いわゆるスナップバック式であるとよい。裏蓋136は、図18、図19に示すように、内面136aから起立する環状の壁部136dを有している。この壁部136dの内側に胴35が嵌め込まれることにより、裏蓋136は胴35に対して固定されるとよい。また、凹部1360は、壁部136dの内側に設けられている。
さらに、第8の実施形態においては、保持シート860により、吸湿シート積層体850を保持する構成を採用した。図18、図19に示すように、保持シート860は、吸湿シート積層体850を覆うように設けられている。
保持シート860は、下面に接着層を有する接着シートであるとよい。保持シート860は、平面視において略円形の円形部861と、円形部861から径方向の外側に突出する突出部862とを有している。円形部861は、吸湿シート積層体850の最上層である第3の吸湿シート853の一部を覆うように設けられている。また、突出部862は、裏蓋136の内面136aに接着するように設けられている。このように、吸湿シート積層体850は、保持シート860により、裏蓋136の底面136c上に保持されている。
また、第8の実施形態において、吸湿シート積層体850は、その側面850aと起立面136bとの間に間隙を有するように、底面136c上に設けられている。すなわち、平面視における裏蓋136の凹部1360の半径R1が、平面視における吸湿シート積層体850の半径R2よりも大きくなるように、裏蓋136に凹部1360を形成した。図18、図19においては、径方向において、幅rの間隙が形成されている例について示している。
このように間隙が形成されていることより、吸湿シート積層体850に含まれる吸湿シートの径方向における膨張が許容される。そのため、吸湿シート積層体850に含まれる吸湿シートが膨張した場合であっても、吸湿シート積層体850は底面136cから剥離しにくい。
また、第8の実施形態においては、図19に示すように、周方向における各突出部862間において、吸湿シート積層体850の一部が露出するように、保持シート860を設けた。このような構成により、吸湿シート積層体850は、上面のみでなく、側面850aからも水分を吸収しやすい。すなわち、第3の吸湿シート853のみでなく、第1の吸湿シート851及び第2の吸湿シート852により水分を吸収しやすくなるため、吸湿性能がより向上する。その結果、腕時計1の内部をより適切な湿度に保つことができる。
なお、図19においては、幅rの環状の間隙が形成される例について示すが、これに限られるものではなく、間隙は周方向において一部に形成されるものであってもよい。
また、保持シート860の形状は、図19に示すものに限られるものではない。保持シート860は、平面視において吸湿シート積層体850の略全体を覆い、吸湿シート積層体850を部分的に露出する吸湿孔を有するものであってもよい。また、図19においては、保持シート860が突出部862を4つ有する例について示すが、突出部862の数はこれに限られるものではない。また、保持シート860は、突出部862を有しておらず、円形部861の縁部が、裏蓋136の内面136aに貼り付けられるものであってもよい。
また、保持シート860は、伸縮性を有する部材からなると好ましい。例えば、保持シート860は、伸縮性を有する樹脂シートであるとよい。吸湿シート積層体850が保持シート860を押し上げる方向に膨張した場合、保持シート860が裏蓋136の内面136aから剥離してしまう可能性がある。保持シート860は、伸縮性を有することにより、吸湿シート積層体850の膨張に伴い伸びることとなる。これにより、保持シート860は裏蓋136の内面136aから剥離しにくくなる。
また、第8の実施形態においては、吸湿シート積層体850が3枚の吸湿シートを含む例について示したが、吸湿シートの枚数はこれに限られるものではない。また、裏蓋136が凹部1360を有する構成を、第1の実施形態等のように吸湿シートが1枚設けられる場合に適用しても構わない。それにより、厚みが厚く(すなわち体積が大きく)、吸湿量の大きい吸湿シートを用いることが可能になる。
なお、図18においては、吸湿シート積層体850に含まれる各吸湿シートが水分を吸収して膨張した際の状態を示している。吸湿シート積層体850は、水分を吸収していない状態、例えば、新品の状態において、最上層である第3の吸湿シート853の上面の高さが、裏蓋136の内面136aの高さよりも低いとよい。すなわち、吸湿シート積層体850は、水分を吸収していない状態において、凹部1360の深さよりも、厚みが薄いとよい。
また、保持シート860は、吸湿シート積層体850が水分を吸収してない状態において、少なくとも一部が裏蓋136の内面136aの高さよりも低い位置に存在するように、凹形状となっているとよい。そして、保持シート860は、吸湿シート積層体850が水分を吸収して膨張した状態において(図18に示す状態において)、少なくとも一部が裏蓋136の内面136aの高さよりも高い位置に存在するように凸形状となるとよい。また、吸湿シート積層体850が水分を吸収して膨張した状態における保持シート860の曲率半径の最大値は、第1の実施形態において吸湿シート50が水分を吸収して膨張した状態における保持シート60の曲率半径の最大値よりも小さいとよい。このように、保持シート860の曲率半径の最大値が小さくなるように、凹部1360を形成することにより、保持シート860が内面136aから剥離してしまうことを抑制することができる。
以上説明した各実施形態において、保持シートは、透湿性を有するとよい。それにより、吸湿シートは、保持シートに覆われた部分においても、より湿気を吸収しやすくなる。保持シートが透湿性を有する場合、保持シートは吸湿シートの縁のみではなく、全面を覆う形状であってもよい。いずれにしても、保持シートは、吸湿シートが吸湿可能に、吸湿シートを保持するものであるとよい。
以上説明した各実施形態においては、吸湿シート及び保持シートの平面形状を略円形としたが、これに限られるものではない。例えば、裏蓋の内面の平面形状が矩形である場合、それに合わせて平面形状が矩形の吸湿シート及び保持シートを採用するとよい。
以上説明した各実施形態においては、腕時計1を示したが、これに限られるものではなく、例えば、照明機器や各種センサ等、小型の携帯機器であればよい。腕時計1以外の携帯機器であっても、上記各実施形態で説明した構成を適用することにより、吸湿シートが剥離してしまうことを抑制し、機器内の湿度を適度に保つことができる。
以上説明した各実施形態においては、動力機構であるムーブメント38と裏蓋36とを、アースバネ70を介して導通する例について示したが、これに限られるものではなく、ムーブメント38と金属からなる胴35とをアースバネを介して導通させてもよい。この場合、導通部材としてのアースバネをムーブメント38の側面から胴35に向けて延びるように配置するとよい。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、この実施形態に示した具体的な構成は一例として示したものであり、本発明の技術的範囲をこれに限定することは意図されていない。当業者は、これら開示された実施形態を適宜変形してもよく、本明細書にて開示される発明の技術的範囲は、そのようになされた変形をも含むものと理解すべきである。

Claims (16)

  1. 裏蓋を含む外装ケースと、
    前記裏蓋の内面に設けられる吸湿シートと、
    少なくとも前記吸湿シートの周辺で前記裏蓋の内面に接着すると共に前記吸湿シートの縁を覆い、前記吸湿シートが吸湿可能に前記吸湿シートを保持する保持シートと、
    を有する携帯機器。
  2. 前記外装ケースに収容される動力機構をさらに有し、
    前記裏蓋は、導電性を有し、
    前記保持シートは、導電性を有し、
    前記動力機構と前記裏蓋とは、前記動力機構から延びて前記保持シートに接触する導通部材を介して導通されている、
    請求項1に記載の携帯機器。
  3. 前記外装ケースに収容される動力機構をさらに有し、
    前記裏蓋は、導電性を有し、
    前記保持シートは、前記裏蓋の内面の一部を露出する切り欠き又は孔を有し、
    前記動力機構と前記裏蓋とは、前記動力機構から延びて前記裏蓋の内面うち前記切り欠き又は孔により露出される領域に接触する導通部材を介して導通されている、
    請求項1に記載の携帯機器。
  4. 前記吸湿シートは、前記保持シートの切り欠きに沿った形状の切り欠き、又は前記保持シートの孔に沿った形状の孔を有する、
    請求項3に記載の携帯機器。
  5. 前記保持シートの平面形状は、中央部で前記吸湿シートを露出するリング形状である、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の携帯機器。
  6. 前記保持シートは、前記吸湿シートを部分的に露出する吸湿孔を複数有する、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の携帯機器。
  7. 前記保持シートは透湿性を有する、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の携帯機器。
  8. 前記吸湿シートの下面と前記裏蓋の内面を接着する両面接着部材を有する、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の携帯機器。
  9. 前記吸湿シートは、酸化カルシウムを含む、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の携帯機器。
  10. 前記裏蓋の内面に設けられる圧電素子を有し、
    前記吸湿シートの平面形状は、前記圧電素子を囲むリング形状である、
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の携帯機器。
  11. 前記外装ケースは、胴を含み、
    前記裏蓋及び前記胴のいずれか一方は係止部を有し、いずれか他方は前記係止部に係止される被係止部を有する、
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の携帯機器。
  12. 前記外装ケースは、胴を含み、
    前記裏蓋及び前記胴のいずれか一方の内周面に雌螺子が形成されており、前記裏蓋及び前記胴のいずれか他方の外周面に、前記雌螺子と噛み合う雄螺子が形成されている、
    請求項2に記載の携帯機器。
  13. 導電基板と、前記導電基板の表面に形成されると共に電荷を帯びたエレクトレット膜と、前記エレクトレット膜に対向して配置される対向電極と、を含み、前記導電基板は、前記対向電極に対して相対的に移動可能に設けられる、静電誘導型変換器を備える、
    請求項1〜12のいずれか1項に記載の携帯機器。
  14. 積層される複数の前記吸湿シートを有する、
    請求項1〜13のいずれか1項に記載の携帯機器。
  15. 前記裏蓋は、前記内面に凹部を有しており、
    前記吸湿シートは、前記凹部の底面上に設けられている、
    請求項1〜14のいずれか1項に記載の携帯機器。
  16. 前記吸湿シートは、前記凹部の起立面との間に間隙を有するように設けられている、
    請求項15に記載の携帯機器。
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